JP2020074042A - レンズユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】電子機器によって様々な大きさの被写体を適切かつ容易に撮像する。【解決手段】電子機器100の撮像部110に臨むように取り付け可能なレンズユニット1は、本体部(受けケース2、表ケース3)と、本体部に設けられ、互いにレンズ特性が異なる複数のレンズ42、43、44が配列方向に配列されたレンズ部品4と、レンズ部品4と連結しており、複数のレンズ42、43、44のうちの一のレンズが撮像部110に対向するようにレンズ部品4を移動させる操作部材(スライドノブ5)と、本体部の縁部から延出しており、レンズユニット1が電子機器100に取り付けられる際に電子機器100に係止するフック部(延出部23、フック25)とを備える。【選択図】図4

Description

本発明は、電子機器に取り付け可能なレンズユニットに関する。
電子機器として、被写体を撮像可能な撮像部を有するノートパソコンやタブレットが利用されている。例えば、被写体として書類を撮像して電子化するニーズが増しており、かかるニーズに対して、電子機器の撮像部を利用して書類を電子化する方法が検討されている(特許文献1参照)。
特開2010−124406号公報
ところで、従来の電子機器の撮像部は、様々な大きさの媒体(被写体)の撮像を考慮していなかったため、被写体の大きさに応じて撮像画像の画質がばらついたり、画質が劣化したりするという問題がある。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、電子機器によって様々な大きさの被写体を適切かつ容易に撮像することを目的とする。
本発明の一の態様においては、電子機器の撮像部に臨むように取り付け可能なレンズユニットであって、本体部と、前記本体部に設けられ、互いにレンズ特性が異なる複数のレンズが配列方向に配列されたレンズ部品と、前記レンズ部品と連結しており、前記複数のレンズのうちの一のレンズが前記撮像部に対向するように前記レンズ部品を移動させる操作部材と、前記本体部の縁部から延出しており、前記レンズユニットが前記電子機器に取り付けられる際に前記電子機器に係止するフック部と、を備える、レンズユニットを提供する。
また、前記フック部は、前記本体部の前記電子機器への取り付け面の法線方向へ向かって延出していることとしてもよい。
また、前記フック部は、前記本体部の前記縁部に沿って設けられていることとしてもよい。
また、前記本体部は、前記フック部が前記電子機器に係止した状態で、前記電子機器に固定されることとしてもよい。
また、前記操作部材は、円周方向に沿って配列された前記複数のレンズを、前記円周方向に移動させることとしてもよい。
また、前記操作部材は、長方形状の前記本体部の長手方向に沿って配列された前記複数のレンズを、前記長手方向に移動させることとしてもよい。
本発明によれば、電子機器によって様々な大きさの被写体を適切かつ容易に撮像できるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係るレンズユニット1の一例を示す斜視図である。 図1に示すレンズユニット1を背面側から見た斜視図である。 複数のレンズの配置状態を説明するためのレンズユニット1の正面図である。 図3のA−A断面図である。 レンズユニット1が電子機器100に取り付けられた状態を示す図である。 レンズユニット1のレンズと、電子機器100の撮像部110との関係を説明するための模式図である。 スライドノブ5の複数の位置を説明するためのレンズユニット1の平面図である。 レンズユニット1が取り付けられた電子機器100で媒体Sを撮像する様子を示す模式図である。 表示画面120にライブビュー表示された媒体Sの画像Gを示す図である。 レンズユニット1の平面図である。 レンズユニット1の正面図である。 レンズユニット1の底面図である。 レンズユニット1の背面図である。 レンズユニット1の右側面図である。 レンズユニット1の左側面図である。 受けケース2の斜視図である。 図11に示す受けケース2を背面側から見た斜視図である。 受けケース2の正面図である。 表ケース3の斜視図である。 図14に示す表ケース3を背面側から見た斜視図である。 レンズ部品4の斜視図である。 レンズ部品4の平面図である。 レンズ部品4の正面図である。 スライドノブ5の斜視図である。 スライドノブ5の背面図である。
<レンズユニットの概要>
図1〜図7を参照しながら、本発明の一実施形態に係るレンズユニットの概要について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るレンズユニット1の一例を示す斜視図である。図2は、図1に示すレンズユニット1を背面側から見た斜視図である。図3は、複数のレンズの配置状態を説明するためのレンズユニット1の正面図である。図4は、図3のA−A断面図である。図5は、レンズユニット1が電子機器100に取り付けられた状態を示す図である。図6は、レンズユニット1のレンズと、電子機器100の撮像部110との関係を説明するための模式図である。なお、図6では、説明の便宜上、レンズユニット1のレンズ42以外の部品を省略している。
レンズユニット1は、図1〜図3に示すように、受けケース2と、表ケース3と、レンズ部品4と、スライドノブ5とを含む。レンズ部品4は、受けケース2と表ケース3の内部に移動可能に設けられ、複数のレンズ(図3に示すレンズ42、43、44)を一体化した部品である。また、レンズ部品4は、図4に示すようにスライドノブ5に把持されており、ユーザによるスライドノブ5の長手方向(図1のX方向)へのスライド操作に連動して長手方向に移動する。レンズユニット1は、図5及び図6に示すように、電子機器100の撮像部110に臨むように取り付け可能に構成されている。
電子機器100は、例えば図5に示すようにノートパソコンである。なお、電子機器100は、ノートパソコンに限定されず、例えば一つの筐体から成るタブレット端末であってもよい。電子機器100は、入力側筐体102と、表示側筐体104とを含む。
入力側筐体102は、不図示の操作キーが配列されたキーボードを有する。表示側筐体104は、入力側筐体102に対して開閉可能に連結されている。また、表示側筐体104は、入力側筐体102と分離して利用可能な構成となっている。表示側筐体104は、図6に示すように、撮像部110と表示画面120とを有する。
撮像部110は、表示側筐体104に内蔵されており、レンズ112及び撮像素子114を有する。レンズ112は、入射光を撮像素子114に集光する。撮像素子114は、例えばCCDやCMOSである。撮像素子114は、レンズ112によって集光された入射光をR、G、B毎に光量変換してアナログ信号を出力する。
表示画面120は、表示側筐体104の、レンズユニット1が取り付けられる面とは反対側に設けられている。表示画面120は、撮像部110が被写体を撮像した画像を表示したり、被写体をライブビュー表示したりする。また、表示画面120には、ユーザがタッチ操作可能なタッチパネルが重畳されている。ユーザは、表示側筐体104を入力側筐体102から分離して使用する際に、タッチ操作を行って撮像部110により被写体を撮像する。
また、表示側筐体104の上面105には、筐体の長手方向に沿って凹部105a(図5)が形成されている。凹部105aは、例えば表示側筐体104内の空気が排出する排気孔と連通している。レンズユニット1は、フックが凹部105aに係止されることで、電子機器100に取り付けられる。また、レンズユニット1は、背面側に両面テープが貼り付けられており、両面テープにより表示側筐体104に固定される。
ところで、電子機器100の撮像部110は、大きさが異なる複数の媒体を撮像可能である。例えば、撮像部110は、媒体として、A4サイズの紙、A5サイズの紙、免許証等を撮像する。このように様々な大きさの媒体を撮像する際には、撮像部110内のレンズ112だけでは、電子機器100と媒体との間の距離を調整して撮像を行っても、焦点が合わないケースが発生する恐れがある。すなわち、ピンボケした画像が撮像されることになる。特に、ユーザが撮像した画像に基づいてOCR処理を施したい場合に、焦点が合わずボケた画像になってしまうとOCR処理を施せない。
そこで、本実施形態では、複数のレンズ42、43、44を有するレンズユニット1を、電子機器100に取り付け可能な構成となっている。レンズ42、43、44は、撮像部110のレンズ112と組み合わせて利用することで、それぞれ特定の媒体の撮像に適したレンズ特性を有する。例えば、レンズ42は、A4サイズの紙を撮像する際に焦点が合う特性を有し、レンズ43は、A5サイズの紙の撮像する際に焦点が合う特性を有し、レンズ44は、免許証を撮像する際に焦点が合う特性を有する。
そして、本実施形態では、撮像部110が撮像する媒体の種類に応じて、ユーザが、図3に示すようにレンズユニット1の長手方向に沿って配列されたレンズ42、43、44のいずれか一つのレンズがレンズ112に対向する(図6参照)ように切り替え可能となっている。例えば、ユーザは、A4サイズの紙を撮像する場合にはレンズ42に切り替え、A5サイズの紙を撮像する場合にはレンズ43に切り替え、免許証を撮像する場合にはレンズ44に切り替える。レンズ42、43、44の切り替えは、レンズユニット1のスライドノブ5をスライドすることで行われる。
図7は、スライドノブ5の複数の位置を説明するためのレンズユニット1の平面図である。図7(a)は、レンズ42、43、44のうちのレンズ42がレンズ112に対向するスライドノブ5の第1位置を示す。図7(b)は、レンズ43がレンズ112に対向するスライドノブ5の第2位置を示す。図7(c)は、レンズ44がレンズ112に対向するスライドノブ5の第3位置を示す。ユーザは、A4サイズの紙を撮像する場合にはスライドノブ5を図7(a)の第1位置に位置させ、A5サイズの紙を撮像する場合にはスライドノブ5を図7(b)の第2位置に位置させ、免許証を撮像する場合にはスライドノブ5を図7(c)の第3位置に位置させる。
ここで、図8及び図9を参照しながら、レンズユニット1が取り付けられた電子機器100による媒体Sの撮像の流れについて説明する。
図8は、表示側筐体104にレンズユニット1が取り付けられた電子機器100で媒体Sを撮像する様子を示す模式図である。図9は、表示画面120にライブビュー表示された媒体Sの画像Gを示す図である。なお、図8では、レンズユニット1を取り付けた表示側筐体104を入力側筐体102から分離して使用している。
ここでは、撮像対象の媒体Sが、A4サイズの紙であるものとする。ユーザは、媒体SがA4サイズの紙であるので、スライドノブ5を図7(a)の第1位置に位置させる。レンズユニット1のレンズ42、43、44の焦点距離は、図9に示すように画像Gが表示画面120全体に表示された際に焦点が最も合うように、それぞれ設定されている。このため、ユーザは、媒体Sをライブビュー表示する画像Gが表示画面120全体に表示される位置まで、電子機器100を媒体Sに近づける。これにより、ユーザは、容易に適切な撮像位置を把握できるので、容易に鮮明な画像Gを取得することが可能となる。
また、ユーザは、続けてA5サイズの紙や免許証を撮像する場合には、レンズユニット1を交換することなく、スライドノブ5をスライドさせることで、撮像する媒体に対応する鮮明な画像Gを取得することが可能となる。このように、簡易な操作で、複数種類の媒体を適切に撮像することが可能となる。
以下において、レンズユニット1の詳細構成について説明する。
<レンズユニットの詳細構成>
図10Aは、レンズユニット1の平面図である。図10Bは、レンズユニット1の正面図である。図10Cは、レンズユニット1の底面図である。図10Dは、レンズユニット1の背面図である。図10Eは、レンズユニット1の右側面図である。図10Fは、レンズユニット1の左側面図である。
レンズユニット1は、図10A〜図10Fに示すように、受けケース2と、表ケース3と、レンズ部品4と、スライドノブ5とを有する。本実施形態では、受けケース2及び表ケース3が、長方体の形状を成す本体部に該当し、スライドノブ5が、操作部材に該当する。以下では、構成部品毎に、詳細構造を説明する。
(受けケース2)
図11は、受けケース2の斜視図である。図12は、図11に示す受けケース2を背面側から見た斜視図である。図13は、受けケース2の正面図である。受けケース2は、長方形の形状を成す部材である。図11〜図13に示すように、受けケース2は、平面部21と、壁部22と、延出部23と、位置特定部24a〜24cと、フック25と、ガイド凹部26と、係合突起27a〜27cとを有する。
平面部21は、受けケース2のベースとなる矩形状の部分である。平面部21の中央側には、円形の開口21aが形成されている。開口21aは、レンズユニット1が電子機器100に取り付けられた際に、撮像部110に対向する。開口21aの大きさは、レンズ42、43、44と略同じ大きさである。
壁部22は、平面部21の外形に沿って、平面部21から立設した部分である。壁部22で囲まれた領域内に、レンズ部品4が移動可能に配置される。壁部22の上壁の中央側には、スライドノブ5のレンズ部品4を把持する把持部52との干渉を避けるために切り欠き22aが形成されている。
延出部23は、平面部21の短手方向一端(上端)側から壁部22の立設方向とは逆方向に延出した部分である。延出部23は、受けケース2の長手方向の中央側に設けられている。
位置特定部24a〜24cは、スライドノブ5の第1位置、第2位置、及び第3位置を特定するためのものである。位置特定部24a〜24cは、例えば印刷により形成されたマークである。なお、マークの周囲に、スライドノブ5の各位置で撮像に適した媒体の種類を示す文字等が印字されていてもよい。かかる場合には、ユーザは、撮像する媒体に対応した位置にスライドノブ5を位置させやすくなる。
フック25は、図12に示すように、延出部23の先端側に設けられている。フック25は、レンズユニット1が電子機器100に取り付けられた際に、表示側筐体104の凹部105a(図5)に係止する。
ガイド凹部26は、平面部21の開口21aの上方の切り欠き22aの部分に、長手方向に沿って形成されている。ガイド凹部21bは、スライドノブ5の移動をガイドする機能を有する。
係合突起27a〜27cは、図13に示すように、ガイド凹部26に所定間隔で形成された突起である。係合突起27a〜27cは、スライドノブ5が所定位置に位置する際にスライドノブ5と係合する。
(表ケース3)
図14は、表ケース3の斜視図である。図15は、図14に示す表ケース3を背面側から見た斜視図である。表ケース3は、受けケース2と略同じ大きさの部材であり、受けケース2及びレンズ部品4をカバーする機能を有する。図14及び図15に示すように、表ケース3は、平面部31と、壁部32と、支持部33a、33bと、ガイド凹部34とを有する。
平面部31は、表ケース3のベースとなる矩形状の部分である。平面部31の中央側には、円形の開口31aが形成されている。開口31aは、受けケース2の開口21aに対応する位置に形成されている(図4参照)。開口31aの大きさは、開口21aと略同じ大きさである。
壁部32は、平面部31の縁から立設した部分である。壁部32が受けケース2の壁部22と係止することで、長方体形状の本体部となる。壁部32の上壁の中央側(受けケース2の切り欠き22cに対向する位置)には、スライドノブ5のレンズ部品4を把持する把持部52との干渉を避けるために切り欠き32a形成されている。
支持部33a、33bは、レンズ部品4の摺接突起46(図16)を支持する部分である。支持部33a、33bは、開口31aの両側に長手方向に沿って、平面部31から所定高さだけ突出している。
ガイド凹部34は、平面部31の支持部33bの上方の切り欠き32aの部分に、長手方向に沿って形成されている。ガイド凹部34は、受けケース2のガイド凹部26と共に、スライドノブ5の移動をガイドする機能を有する。
(レンズ部品4)
図16は、レンズ部品4の斜視図である。図17は、レンズ部品4の平面図である。図18は、レンズ部品4の正面図である。レンズ部品4は、複数のレンズを一体化した矩形状の一体部品である。図16〜図18に示すように、レンズ部品4は、ベース部41と、レンズ42、43、44と、被把持部45と、摺接突起46、47、48とを有する。
ベース部41は、平板状の部分である。ベース部41には、3つのレンズ42、43、44が所定間隔で嵌め込まれている。ベース部41の厚さは、レンズ42、43、44とほぼ同じ厚さである。
レンズ42、43、44は、樹脂製であり、例えば透明性等に優れたPMMA等のアクリル樹脂から成る。レンズ42、43、44は、それぞれレンズ特性が異なる。例えば、レンズ42、43、44は、それぞれ焦点距離が異なる。また、レンズ42、43、44の焦点距離は、それぞれ対応する所定大きさの媒体が撮像部110によって撮像された際の画角が電子機器100の表示画面120の大きさに対応するように、設定されている。これにより、前述した図9に示すように、媒体に対応する画像Gが表示画面120全体に表示される際に、焦点が最も合うようになっている。
レンズ42、43、44の直径は、同じ大きさであり、電子機器100の撮像部110のレンズ112の直径よりも大きい(図6参照)。また、レンズ42、43、44は、それぞれ、平面(例えば、図6に示すようなレンズ42の平面42a)と、平面の反対側の球面(図18に示す球面42b、43b、44bとを有する。レンズ42、43、44の平面は受けケース2と対向し、球面42b、43b、44bは表ケース3と対向する。このため、レンズユニット1が電子機器100に取り付けられた場合には、平面42a等が、撮像部110のレンズ112と対向する(図6参照)。また、レンズ42、43、44の中心の厚さは、それぞれ同じ大きさである。なお、上記では、レンズ42、43、44の一方の面が平面であることとしたが、これに限定されず、両面とも球面であってもよい。
被把持部45は、スライドノブ5の把持部52(図19)に把持される部分である。被把持部45は、ベース部41の上面から延出した部分である。被把持部45は、受けケース2の切り欠き22a及び表ケース3の切り欠き32aの部分に位置する。
摺接突起46は、ベース部41の前面に形成された突起であり、摺接突起47は、ベース部41の前面とは反対側の背面に形成された突起であり、摺接突起48は、ベース部41の底面に形成された突起である。摺接突起46、47、48は、レンズ部品4が移動する際に、それぞれ受けケース2及び表ケース3と摺接する(図4参照)。レンズ42、43、44の周囲に位置する摺接突起46、47、48によって、レンズ42、43、44と受けケース2及び表ケース3との間に隙間が形成されるので、レンズ部品4の移動に伴いレンズ42、43、44が受けケース2や表ケース3に接触して損傷することを防止できる。
上記では、レンズ部品4が複数のレンズ42、43、44を一体化した部品であるため、レンズ42、43、44のそれぞれが撮像部110のレンズ112と対向する際に、レンズ112との光軸方向の距離が変動することを抑制できる。この結果、レンズの切り替えを行っても、適切な画像を取得できる。
(スライドノブ5)
図19は、スライドノブ5の斜視図である。図20は、スライドノブ5の背面図である。スライドノブ5は、図7に示す第1位置、第2位置、第3位置の間でスライドする。図19及び図20に示すように、スライドノブ5は、操作部51と、把持部52と、ガイド突起53a、53bと、係合凹部54とを有する。
操作部51は、棒状の部分である。操作部51は、受けケース2の壁部22、及び表ケース3の壁部32上に位置する(図1参照)。操作部51は、ユーザが例えば指の腹でスライドノブ5をスライドさせる操作面51aを有する。操作面51aには、長手方向の所定幅に亘って凹凸51bが形成されている。凹凸51bを形成することで、指の腹が操作面51aに引っ掛かりやすくなるので、スライドノブ5をスライドさせやすくなる。
また、操作面51aの長手方向一端側には、受けケース2の位置特定部24a〜24cと協働してスライドノブ5の位置を特定するための位置特定部51cが形成されている。位置特定部51cは、例えば印刷により形成されたマークである。そして、図7(a)に示すように位置特定部51cが位置特定部24aの横に位置する場合には、スライドノブ5が第1位置に位置することを示す。また、図7(b)に示すように位置特定部51cが位置特定部24bの横に位置する場合には、スライドノブ5が第2位置に位置することを示す。また、図7(c)に示すように位置特定部51cが位置特定部24cの横に位置する場合には、スライドノブ5が第3位置に位置することを示す。
把持部52は、レンズ部品4を把持する。把持部52は、操作部51の長手方向中央側から下方へ突出するように形成されている。把持部52は、レンズ部品4の被把持部45を把持する凹部52aを有する。スライドノブ5は、凹部52aが被把持部45を把持した状態で長手方向にスライドすることで、レンズ部品4を長手方向に移動させる。これにより、ユーザは、スライドノブ5をスライドさせることで、レンズ部品4を容易に移動させることができる。
ガイド突起53a、53bは、それぞれ把持部52から幅方向の外方へ突出した部分である。ガイド突起53aは、受けケース2のガイド凹部26にガイドされ、ガイド突起53bは、表ケース3のガイド凹部34にガイドされる。これにより、スライドノブ5は、ガイド凹部26、34に沿ってスライドする。
係合凹部54は、ガイド突起53aの中央側に更に形成された凹部である。係合凹部54は、スライドノブ5が移動して第1位置〜第3位置のいずれかに位置する際に、受けケース2の係合突起27a〜27c(図13)と係合する。例えば、係合凹部54は、スライドノブ5が第1位置(図7(a)に示す位置)に位置する際に係合突起27aと係合し、スライドノブ5が第2位置(図7(b)に示す位置)に位置する際に係合突起27bと係合し、スライドノブ5が第3位置(図7(c)に示す位置)に位置する際に係合突起27cと係合する。そして、係合凹部54が係合突起27a〜27cと係合する際に操作負荷が変化するので、ユーザにスライドノブ5の操作感が伝わりやすくなる。
(変形例)
上記では、レンズ42、43、44の配列方向が、レンズユニット1の長手方向であることとしたが、これに限定されない。例えば、レンズ42、43、44が、円形状の本体部内に円周方向に沿って配列されてもよい。かかる場合には、操作部材によって、レンズ42、43、44を円周方向に回動させて、一のレンズを撮像部110のレンズ112に対向させることになる。
また、上記では、レンズ42、43、44は、レンズ特性として、それぞれ焦点距離が異なることとしたが、これに限定されない。例えば、レンズ特性として、レンズの視野角が異なってもよい。
また、上記では、レンズ部品4が3つのレンズ42、43、44を有することとしたが、これに限定されない。例えば、レンズ部品4は、2つ又は4つ以上のレンズを有することとしてもよい。
また、上記では、スライドノブ5に係合凹部54が形成され、受けケース2に係合突起27a〜27cが形成されていることとしたが、これに限定されない。例えば、スライドノブ5に係合突起が形成され、受けケース2に係合凹部が形成されてもよい。
<本実施形態における効果>
上述したように、本実施形態に係るレンズユニット1は、電子機器100の撮像部110に臨むように取り付け可能である。そして、レンズユニット1は、互いにレンズ特性が異なる複数のレンズ42、43、44と、レンズ42、43、44のうちの一のレンズが受けケース2の開口21aに対向するように、レンズ42、43、44を移動させるスライドノブ5とを有する。
これにより、撮像部110で様々な大きさの媒体を撮像する場合に、レンズ42、43、44の中で撮像する媒体の大きさに応じた一のレンズを開口21aに対向させるように移動させることで、焦点が合った画像を取得できる。この結果、焦点が合った画像に基づいて、OCR処理を適切に行うことが可能となる。
また、スライドノブ5をスライドさせることで、レンズ42、43、44を移動できるので、レンズユニット1が電子機器100に取り付けられた状態であっても、容易にレンズの切り替えが可能となる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。特に、装置の分散・統合の具体的な実施形態は以上に図示するものに限られず、その全部又は一部について、種々の付加等に応じて、又は、機能負荷に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
1 レンズユニット
2 受けケース
3 表ケース
4 レンズ部品
5 スライドノブ
21a 開口
27a〜27c 係合突起
31a 開口
42、43、44 レンズ
46、47、48 摺接突起
51a 操作面
52 把持部
54 係合凹部
100 電子機器
110 撮像部
112 レンズ
120 表示画面

Claims (6)

  1. 電子機器の撮像部に臨むように取り付け可能なレンズユニットであって、
    本体部と、
    前記本体部に設けられ、互いにレンズ特性が異なる複数のレンズが配列方向に配列されたレンズ部品と、
    前記レンズ部品と連結しており、前記複数のレンズのうちの一のレンズが前記撮像部に対向するように前記レンズ部品を移動させる操作部材と、
    前記本体部の縁部から延出しており、前記レンズユニットが前記電子機器に取り付けられる際に前記電子機器に係止するフック部と、
    を備える、レンズユニット。
  2. 前記フック部は、前記本体部の前記電子機器への取り付け面の法線方向へ向かって延出している、
    請求項1に記載のレンズユニット。
  3. 前記フック部は、前記本体部の前記縁部に沿って設けられている、
    請求項1又は2に記載のレンズユニット。
  4. 前記本体部は、前記フック部が前記電子機器に係止した状態で、前記電子機器に固定される、
    請求項1から3のいずれか1項に記載のレンズユニット。
  5. 前記操作部材は、円周方向に沿って配列された前記複数のレンズを、前記円周方向に移動させる、
    請求項1から4のいずれか1項に記載のレンズユニット。
  6. 前記操作部材は、長方形状の前記本体部の長手方向に沿って配列された前記複数のレンズを、前記長手方向に移動させる、
    請求項1から4のいずれか1項に記載のレンズユニット。



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