JP2020072947A - 自己濡れ性管を有する圧力センサおよびガイドワイヤ - Google Patents

自己濡れ性管を有する圧力センサおよびガイドワイヤ Download PDF

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Abstract

【課題】生体内において圧力測定または他の測定をおこなう装置、特に、狭窄血管内の圧力測定用のガイドワイヤ及び遠位センサを備えるセンサ装置又はガイド装置を提供する。【課題を解決する手段】生物学的圧力測定のためのガイドワイヤは、ガイドワイヤの長手軸に沿って延伸する管部と、少なくとも一部が管部内に取り付けられている生物学的圧力測定のための圧力センサとを含む。圧力センサは、管部の頂部側に対向する圧力センサ膜を備える。管部の外周壁は、少なくとも6つの開口部、すなわち、第1の遠位開口部と、管部の右側に配置された第2の遠位開口部と、管部の左側に配置された第3の遠位開口部と、第1の近位開口部と、管部の右側に配置された第2の近位開口部と、管部の左側に配置された第3の近位開口部とを含む。第1の遠位開口部は第2の遠位開口部および第3の遠位開口部より大きく、第1の近位開口部は第2の近位開口部および第3の近位開口部より大きい。【選択図】図15

Description

(関連出願の相互参照)
本出願は、2015年2月26日に出願された米国仮出願番号第62/121,243号に基づく優先権を主張し、その内容の全体は参照により本願明細書に包含される。
本開示は、生体内において圧力測定または他の測定をおこなう装置、特に、狭窄血管内の圧力測定用のガイドワイヤ及び遠位センサを備えるセンサ装置又はガイド装置に関するものである。
この種の装置の例は、例えば、スウェーデン特許第441725号、スウェーデン特許第453561号、スウェーデン特許第454045号、スウェーデン特許第460396号、スウェーデン特許第469454号、欧州特許公開公報第0387453号、および、米国特許第6,167,763号に記載されている。
米国特許第6,167,763号は、圧力センサがカンチレバーで支持された構成に取り付けられる装置を記載する。一実施の形態において、管部は、圧力センサの周囲に延伸する。圧力センサが周囲の媒体に曝され、その圧力が測定できるように、開口部は圧力センサの上の管部に設けられる。この装置は、従来の装置よりも多くの利点を有しているが、本発明の発明者は、装置が液体に浸漬された際に不十分な濡れのために、圧力センサのセンサ膜の上に不安定な圧力柱が形成される可能性があるということを、発見した。理論に拘束されることなく、圧力信号の不安定性は管内に残る空気によって生じるものと思われた。表面張力によって2つの静的流体間の界面で生じる毛細管圧力差を表わすヤング・ラプラス式に示されるように、毛細管圧力と半径が逆比例する結果、この空気は、時間依存的運動のためにセンサ膜の上の圧力柱に影響を与える。
このように、狭窄血管内の圧力測定用のガイドワイヤ及び遠位センサを備えるセンサ装置又はガイド装置を改良する必要があった。
本開示において記載されたすべての文献は、そこに記載された装置、技術および方法について、また、医療用センサおよび装置に関するいかなる開示についても、参照により、その全体が本願明細書に包含されるものとする。
他の実施形態では、生物学的圧力測定のためのガイドワイヤは、ガイドワイヤの長手軸に沿って延伸する管部と、少なくとも一部が管部内に取り付けられている生物学的圧力測定のための圧力センサとを含む。圧力センサは、管部の頂部側に対向する圧力センサ膜を備える。管部は、管部の頂部側に配置された第1の遠位開口部と、管部の右側に配置され周方向に第1の遠位開口部からオフセットした右側に配置された第2の遠位開口部と、管部の左側に配置され周方向に第1の遠位開口部からオフセットした左側に配置された第3の遠位開口部と、第1の遠位開口部の近位の管部の頂部側に配置された第1の近位開口部と、管部の右側に配置され周方向に第1の近位開口部からオフセットした右側に配置された第2の近位開口部と、管部の左側に配置され周方向に第1の近位開口部からオフセットした左側に配置された第3の近位開口部とを含む、少なくとも6つの開口部を含む。
一態様において、管部は、正確に6つの開口部、すなわち、第1、第2および第3の遠位開口部と、第1、第2および第3の近位開口部を含み、管部の底部はいかなる開口部も含まない。
一態様において、ガイドワイヤの上面視において、圧力センサ膜の全部が遠位開口部から見えるように、圧力センサは管部内に配置されている。
一態様において、第2および第3の遠位開口部はそれぞれ第1の遠位開口部から逆の周方向に90°オフセットし、第2および第3の近位開口部はそれぞれ第1の近位開口部から逆の周方向に90°オフセットしている。
一態様において、第1の遠位開口部および第1の近位開口部の幅は、第2および第3の遠位開口部ならびに第2および第3の近位開口部の幅より大きい。
一態様において、遠位開口部のそれぞれの近位端はガイドワイヤの同じ長手方向の位置にあり、遠位開口部のそれぞれの遠位端はガイドワイヤの同じ長手方向の位置にあり、近位開口部のそれぞれの近位端はガイドワイヤの同じ長手方向の位置にあり、近位開口部のそれぞれの遠位端はガイドワイヤの同じ長手方向の位置にある。
一態様において、遠位開口部および近位開口部はそれぞれ略矩形の形状を有する。
一態様において、遠位開口部および近位開口部はそれぞれR部を有する略矩形の形状を有する。
一実施形態において、生物学的圧力測定のためのガイドワイヤは、ガイドワイヤの長手軸に沿って延伸する管部と、少なくとも一部が管部内に取り付けられている生物学的圧力測定のための圧力センサとを含む。管部は、管部の遠位端から近位に延伸している少なくとも1つの凹状遠位開口部を含む。
一態様において、少なくとも1つの凹状遠位開口部は、流体が少なくとも1つの凹状遠位開口部を介して管部の外部の領域から管部に入って、管部を出る前に圧力センサを通過して流れることができるように、構成される。
一態様において、管部は、少なくとも1つの凹状遠位開口部の近位に配置された少なくとも1つの近位開口部を更に含む。
一態様において、少なくとも1つの凹状遠位開口部の少なくとも一部は、圧力センサの側面に対向する長手方向円筒断片に配置される。
一態様において、少なくとも1つの凹状遠位開口部の少なくとも一部は、圧力センサから遠位に配置される。
一態様において、管部は少なくとも1つの凹状遠位開口部の近位に配置された少なくとも1つの近位開口部を更に含み、少なくとも1つの凹状遠位開口部の少なくとも一部と、少なくとも1つの近位開口部の少なくとも一部は、圧力センサの側面に対向する長手方向円筒断片に配置される。
一態様において、少なくとも1つの凹状遠位開口部は、少なくとも2つの凹状遠位開口部を含む。
一態様において、少なくとも1つの凹状遠位開口部は、少なくとも2つの凹状遠位開口部、すなわち、第1の凹状遠位開口部と、第2の凹状遠位開口部とを含み、管部は少なくとも2つの近位開口部、すなわち、第1の凹状遠位開口部の近位に配置された第1の近位開口部と、第2の凹状遠位開口部の近位に配置された第2の近位開口部とを更に含む。
一態様において、少なくとも1つの凹状遠位開口部は、少なくとも2つの凹状遠位開口部、すなわち、第1の凹状遠位開口部と、第2の凹状遠位開口部とを含み、第1の凹状遠位開口部の全部は圧力センサの第1の側部に対向する管部の第1の長手方向の半分に配置され、第2の凹状遠位開口部の全部は圧力センサの第2の側部に対向する管部の第2の長手方向の半分に配置される。
一態様において、少なくとも1つの凹状遠位開口部の深さは、管部と圧力センサの側面との間の距離の10%以内である。
一態様において、少なくとも1つの遠位開口部は、単一の曲線縁部を有する。
一態様において、少なくとも1つの凹状遠位開口部は、少なくとも1つの直線縁部を有する。
一態様において、ガイドワイヤは圧力センサが取り付けられるワイヤを更に備え、ワイヤは圧力センサの遠位部がその上を延伸する凹部を含む。管部は、少なくとも1つの凹状遠位開口部の近位に配置される少なくとも1つの近位開口部を更に含む。少なくとも1つの近位開口部は、凹部の近位端と隣接する管部の円筒部に配置される。
一態様において、ガイドワイヤは圧力センサが取り付けられるワイヤを更に備え、ワイヤは圧力センサの遠位部がその上を延伸する凹部を含む。圧力センサは、ワイヤの棚部からカンチレバーで支持されている。
一態様において、圧力センサは、絶対圧力センサである。
一態様において、ガイドワイヤは、放射線不透過性の先端部を更に備える。
他の実施形態では、生物学的圧力測定のためのガイドワイヤは、ガイドワイヤの長手軸に沿って延伸する管部と、少なくとも一部が管部内に取り付けられている生物学的圧力測定のための圧力センサとを含む。管部は、少なくとも1つの遠位開口部と、少なくとも1つの遠位開口部の近位に配置された少なくとも1つの近位開口部とを含む。
一態様において、管部は、第1の直径を有する第1の円筒部と、第1の直径より大きい第2の直径を有する第2の円筒部とを含み、少なくとも1つの遠位開口部の少なくとも一部は第2の円筒部の遠位端に配置される。
一態様において、管部は、円筒部と、円筒部の遠位端にあるテーパ部とを含み、少なくとも1つの遠位開口部の少なくとも一部はテーパ部に配置される。
一態様において、管部は、第1の直径を有する第1の円筒部と、第1の直径より大きい第2の直径を有する第2の円筒部と、第1の円筒部と第2の円筒部の間に配置されるテーパ遷移部とを含み、少なくとも1つの遠位開口部の少なくとも一部はテーパ遷移部に配置される。
一態様において、管部は、卵形部を含み、少なくとも1つの遠位開口部の少なくとも一部は卵形部の遠位端に配置される。
一態様において、管部は、第1の直径を有する第1の円筒部と、第1の直径より大きい第2の直径を有する第2の円筒部とを含み、少なくとも1つの遠位開口部の少なくとも一部は第2の円筒部の遠位端に配置され、少なくとも1つの近位開口部の少なくとも一部は第2の円筒部の近位端に配置される。
一態様において、管部は、円筒部と、円筒部の遠位端にある第1のテーパ部と、円筒部の近位端にある第2のテーパ部とを含み、少なくとも1つの遠位開口部の少なくとも一部は第1のテーパ部に配置され、少なくとも1つの近位開口部の少なくとも一部は第2のテーパ部に配置される。
一態様において、管部は卵形部を含み、少なくとも1つの遠位開口部の少なくとも一部は卵形部の遠位端に配置され、少なくとも1つの近位開口部の少なくとも一部は卵形部の近位端に配置される。
一態様において、少なくとも1つの遠位開口部は、単一の曲線縁部を有する。
一態様において、少なくとも1つの遠位開口部は、少なくとも1つの直線縁部を有する。
一態様において、ガイドワイヤは圧力センサが取り付けられるワイヤを更に備え、ワイヤは圧力センサの遠位部がその上を延伸する凹部を含む。少なくとも1つの近位開口部は、凹部の近位端と隣接している管部の円筒部に配置される。
一態様において、ガイドワイヤは圧力センサが取り付けられるワイヤを更に備え、ワイヤは圧力センサの遠位部がその上を延伸する凹部を含む。圧力センサは、ワイヤの棚部からカンチレバーで支持されている。
一態様において、圧力センサは、絶対圧力センサである。
一態様において、ガイドワイヤは、放射線不透過性の先端部を更に備える。
他の実施形態では、方法は、ガイドワイヤの長手軸に沿って延伸する管部と、少なくとも一部が管部内に取り付けられた生物学的圧力測定のための圧力センサとを備え、管部は、管部の遠位端から近位に延伸している少なくとも1つの凹状開口部を含む生物学的圧力測定のためのガイドワイヤを提供することと、流体が少なくとも1つの遠位開口部を介して管部の外部の領域から管部に入って、管部を出る前に圧力センサを通過して流れることができるように、個体の血管にガイドワイヤを配置することとを含む。
他の実施形態では、方法は、ガイドワイヤの長手軸に沿って延伸する管部と、少なくとも一部が管部内に取り付けられた生物学的圧力測定のための圧力センサとを備え、管部は、少なくとも1つの第1の開口部と、少なくとも1つの第1の開口部の近位に配置される少なくとも1つの第2の開口部とを含む、生物学的圧力測定のためのガイドワイヤを提供することと、流体が少なくとも1つの第1の開口部を介して管部の外部の領域から管部に入って、少なくとも1つの第2の開口部を介して管部を出る前に圧力センサを通過して流れることができるように、個体の血管にガイドワイヤを配置することと、を含む。
他の実施形態では、生物学的圧力測定のためのガイドワイヤは、ガイドワイヤの長手軸に沿って延伸する管部と、少なくとも一部が管部内に取り付けられた生物学的圧力測定のための圧力センサとを備える。管部は、少なくとも1つの遠位開口部を含む。親水性材料が、管部の内面および圧力センサの表面の少なくとも1つにコーティングされている。
一態様において、圧力センサは圧力センサ膜を備え、親水性材料は圧力センサ膜の表面に更にコーティングされている。
一態様において、親水性材料は、ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシ・メチルセルロース、ヒドロキシル・プロピル・セルロース、多糖、塩のうち少なくとも1つからなる。
一態様において、親水性材料は、ポリエチレングリコールからなる。
一態様において、親水性材料は、20,000グラム/モルのポリエチレングリコールからなる。
他の実施形態では、方法は、ガイドワイヤの長手軸に沿って延伸する管部と、少なくとも一部が管部内に取り付けられた生物学的圧力測定のための圧力センサとを備える、生物学的圧力測定のためのガイドワイヤを提供することを含む。管部は、少なくとも1つの遠位開口部を含む。親水性材料が、管部の内面および圧力センサの表面の少なくとも1つにコーティングされている。方法は、管部内に液体を提供し、親水性材料を溶かして、液体の管部への流入を生じさせることを更に含む。
一態様において、圧力センサは圧力センサ膜を備え、親水性材料は圧力センサ膜の表面に更にコーティングされる。
一態様において、親水性材料は、ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシ・メチルセルロース、ヒドロキシル・プロピル・セルロース、多糖、塩のうち少なくとも1つからなる。
一態様において、親水性材料は、ポリエチレングリコールからなる。
一態様において、親水性材料は、20,000グラム/モルのポリエチレングリコールからなる。
図1は、管および圧力センサを備える従来のガイドワイヤの横断面図である。 図2は、図1に示される従来のガイドワイヤのセンサ部の横断面図である。 図3は、例示的実施形態によるガイドワイヤの右側斜視図である。 図4は、図3に示されるガイドワイヤの左側斜視図である。 図5は、図3に示されるガイドワイヤの上面図である。 図6は、図3に示される一部のガイドワイヤの上面図であり、内部要素は点線で示される。 図7は、本発明の他の例示的実施形態によるガイドワイヤの側面図であり、管部は遠位テーパ部を含み、内部要素は点線で示される。 図8は、図7に示されるガイドワイヤの上面図である。 図9は、本発明の他の例示的実施形態によるガイドワイヤの側面図であり、管部は遠位テーパ部および近位のテーパ部を含み、内部要素は点線で示される。 図10は、図9に示されるガイドワイヤの上面図である。 図11は、本発明の他の例示的実施形態によるガイドワイヤの側面図であり、管部は卵形部を含み、内部要素は点線で示される。 図12は、図11に示されるガイドワイヤの上面図である。 図13は他の例示的実施形態によるガイドワイヤの斜視図であり、管部は6つの開口部を含む。 図14は、図13に示されるガイドワイヤの管部の斜視図である。 図15は、図13に示されるガイドワイヤの上面図である。 図16は、図13に示されるガイドワイヤの管部の側面図である。
図を参照して、生物学的圧力測定の用に供するガイドワイヤは、開示および記載される。ガイドワイヤは、概して、管部(「ジャケット」と称されることがある)と、圧力センサとを含んでもよい。管部は、通常、少なくとも1つの遠位開口部(例えば凹状遠位開口部)を含んでもよい。各種の実施形態において、ガイドワイヤは、1つの遠位開口部と1つの近位開口部、2つの凹状遠位開口部と2つの近位開口部、等を含んでもよい。凹状遠位開口部の使用は、センサを囲んでいるガイドワイヤにエア・ポケットが形成されるのを抑制することができ、それによって、より正確な圧力センサ読取ができるようになる。換言すれば、ガイドワイヤが血管に挿入されるときに圧力センサまたは他のセンサが濡れるという点で、ガイドワイヤは「自己濡れ性」を有する。
図1を参照すると、従来のガイドワイヤ1の横断面が示されている。ガイドワイヤ1は、近位管部17の一部に配置されているソリッドワイヤ16を含む。ソリッドワイヤ16は、例えば、センタリング研削によって機械加工することができる。ソリッドワイヤ16は、ガイドワイヤ1の遠位部を構成してもよく、近位管部17の遠位端を超えて延伸してもよく、近位管部17は螺旋部18に接続するか、または、螺旋部18と一体に形成される。
圧力センサ19は、ワイヤ16に取り付けられる。圧力センサ19は、例えば、スウェーデン特許出願番号第9600334―8号で開示される、絶対圧力センサでもよい。圧力センサ19は、例えば、多結晶シリコンおよびピエゾ抵抗素子からなる膜29(図2に示される)を含んでもよい。ワイヤ16と螺旋部18との間に、1つまたはそれ以上のリード線30が圧力センサ19の電子回路から延びていてもよい。図1のように、ワイヤ16は、リード線30のうち1つの一部として機能することができる。
曲げアーチファクト(障害印影、虚像)が最小化または除去される(例えば、チップのエッジが周囲の管部と接触しないことが確実になる)ように、圧力センサ19の膜29を取り付けてもよい。
圧力センサ19は、管部21の短い部分によって保護され、周囲の媒体がそれを介して圧力センサ19と相互作用する開口22を有する。ガイドワイヤ1は、ガイドワイヤの非常に遠位端で、例えば、プラチナ製で、位置確認の目的で使用されるX線非透過性螺旋部23と、螺旋部23の遠位部を固定するための安全ワイヤ24とを更に含む。実施例において、非透過性螺旋部23は、放射線不透過性コイルである。
実施例において、ワイヤ16は、ステンレス鋼製である。他の実施態様において、ワイヤ16は、形状記憶金属製でもよい。近位管部17および螺旋部18は、電気シールドとして利用できるように結合させてもよい。
図2を参照すると、従来のガイドワイヤ1のセンサ配列が例示されている。カンチレバー式にセンサ素子が取り付けられる溝を形成するために、ソリッドワイヤ16は、(例えば、研削、放電加工またはレーザ技術によって)加工してもよい。溝は、センサ19および膜29に自由空間を提供することにより、空気、血液または他の圧力作用媒体がガイドワイヤ1の内部に入り、センサに作用して、作用する圧力を示す信号を次々と発信することを可能とする。
溝は、2つの部分のみからなることができる。溝の第1の部分は、センサチップの近位部を収容し、適所にセンサを保持するための棚部27として機能することができる。第2の部分28はカンチレバーが延伸するオープンスペースでもよく、ワイヤ先端部が曲げられた場合または屈折した場合であっても、それによってセンサチップの遠位部は自由に突出することができる。
図1および2に示すように、管部21はガイドワイヤ1の周囲に設けられ、管部は、媒体の圧力を測定するためにセンサチップを周囲の媒体(例えば、流体)に曝すために用いられる開口部22を含む。
図1および図2の従来技術の実施例は、それを介して圧力センサ19が周囲の媒体に曝されるガイドワイヤの単一の開口または開口部22を示す。しかしながら、上記のように、ガイドワイヤ1の内部及び周囲の空気の存在によって、不安定なセンサ読み取りが生じる場合がある。
概して図3〜図12を参照すると、本発明によるガイドワイヤの実施形態が記載されている。ガイドワイヤは、概して、少なくとも1つの遠位開口部と、少なくとも1つの近位開口部とを有する管部を含む。本発明の実施形態を実施することによって、ガイドワイヤが液体に浸漬されるときに、センサの近くの空気は移動することができるので、より正確なセンサ読取を達成することができる。遠位開口部によって、流体は管部に入って、近位開口部で管部を出る前に圧力センサを通り過ぎて流れることができる(逆もまた同じである)。
後述する各実施形態において、図1に概して記載され、米国特許第6,167,763号で述べられるように、ガイドワイヤは、近位の管部17と、螺旋部18と、X線非透過性螺旋部23と、複数のリード線30と、などを更に含んでもよい。
図3〜図6は、第1の実施形態によるガイドワイヤ2を示す。図3は、第1の実施形態によるガイドワイヤ2の右側斜視図である。図4は、図3に示されるガイドワイヤの左側斜視図である。図5は、図3に示されるガイドワイヤの上面図である。図6は、図3に示される一部のガイドワイヤの上面図であり、内部要素は点線で示される。
ガイドワイヤ2は、管部21および圧力センサ装置19を含む。
管部21は、少なくとも1つの遠位開口部31(例えば、図5で示す2つの遠位開口部31a、31b)を含む。図3〜図6に示す実施形態では、遠位開口部31は、管部21の遠位端61から近位まで延伸する凹状遠位開口部31である。本開示で使用される「凹状遠位開口部」という用語は、管部21の凹縁部62によって画定される遠位開口部31を意味する。凹縁部62が遠位縁61から内向きに形成される限り、「凹状」という用語はいかなる特別形状も意味しない。例えば、凹縁部62は、図3〜図6に示すように、円形でもよく、または、複数の直線縁で形成されてもよく、あるいは円形縁と直線縁の組合せで形成されてもよい。管部21が複数の凹状遠位開口部31のうちの2つを含むところで、図3〜図6に示すように、複数の凹状遠位開口部31は管部の遠位端を複数の凸状遠位部63に分ける。2つ以上の遠位開口部31が、管部21に含まれてもよい。
遠位開口部31を介して流体が管部21の外部の領域から管部21に入ることができるように(遠位開口部31が入口開口となるように)、遠位開口部31は構成されることができる。流体はその後、図5に示すように、少なくとも1つの近位開口部32、例えば、2つの近位開口部32a、32bを介して(近位開口部32が出口開口部となり)、管部21を出る前に、圧力センサ19を通り過ぎて流れることができる。近位開口部32は、遠位開口部31の近位に配置してもよい。他の実施形態において、流体がガイドワイヤに対して流れている方向に応じて、近位開口部32が入口開口でもよく、遠位開口部31が出口開口部でもよい。
遠位開口部31および近位開口部32は、圧力センサ19の側面に対向する管部21の長手方向の部分に位置して示される。「長手方向円筒断片」という用語は、長手方向の平面で管部21をスライスすることによって形成される管部21の断片を指す。例えば、管部21が、2つの遠位開口部31a、31bと2つの近位開口部32a、32bとを含む場合に、図5および6に示すように、圧力センサ19の第1の側部に対向する管部21の第1の長手方向の半分に、第1の遠位開口部31aおよび第1の近位開口部32aを配置してもよく、圧力センサ19の第2の側部に対向する管部21の第2の長手方向の半分に、第2の遠位開口部31bおよび第2の近位開口部32bを配置してもよい。2つの遠位開口部31a、31bはそれぞれ、管部21の第1の長手方向の半分および第2の長手方向の半分に配置してもよく、その結果、複数の開口部31が圧力センサ19の第1の側部および第2の側部に対向する。
図3〜図6の実施形態において、圧力センサ19は上方に配向されて示され、圧力センサ19の側部が露出するように、遠位開口部31および近位開口部32は配置される。圧力センサ19の右側が第1の遠位開口部31aにおいて露出し、圧力センサ19の左側が第2の遠位開口部31bにおいて露出するように、2つの遠位開口部31は互いに対向する。しかしながら、他の実施形態では、遠位開口部31の全部を圧力センサ19の遠位に配置してもよい(すなわち、ガイドワイヤが容器に挿入されるときに、開口部31の位置は圧力センサ19の位置よりも深い)。
側面視したときに、図6に示すように、遠位開口部31は管部21の外径と開口部31の最深位置の間の深さ(d)として示される。実施形態において、凹状遠位開口部31の深さは、管部21と圧力センサ19の側面の間の距離にほぼ等しくてもよい。「ほぼ等しい」という用語は、例えば、プラスマイナス10%以内と解釈してもよい。
図6を参照すると、ガイドワイヤの上面図であり、内部要素は点線で示される。ガイドワイヤは、2つの凹状遠位開口部31a、31bと、2つの近位開口部32a、32bとを含む管部21を含む。開口部31および32は、単一のR部を含むものとして示される。流体が、方向40において凹状遠位開口部31a、31bでガイドワイヤに入り、方向42において近位開口部32a、32bでガイドワイヤから出て、途中で圧力センサ19上を流れることができるように、圧力センサ19は配置される。ガイドワイヤが使用の前に洗い流されるときに、一般的に流体は方向40、42に流れる。しかしながら、ガイドワイヤが血管に挿入される際には、血液は一般的に図に示される方向40、42と反対方向に流れる。
ガイドワイヤは、図1に示されるソリッドワイヤ16を更に含む。圧力センサ19の遠位部がソリッドワイヤ16を超えて溝の中に延伸するように、圧力センサ19はソリッドワイヤ16に取り付けられる。ソリッドワイヤ16は、圧力センサ19を2つの開口部31、32から近位の位置に保持するように構成される棚部27(より詳細には図8、10および12に示される)を含んでもよい。圧力センサ19は、ワイヤの棚部27からカンチレバーで支持されている(すなわち、圧力センサ19の一端のみがガイドワイヤに結合する)。溝の第2の部分28は、流体がガイドワイヤの中を流れることができる圧力センサ19の周囲のオープンスペースとして、示される。近位開口部32は、例えば、棚部27の遠位端の近く(すなわち、溝の第2の部分28の遠位部)に配置してもよい。
ガイドワイヤは、圧力センサ19と平行して配線されている電気リード線30をさらに含むものとして示される。電気リード線30は、ガイドワイヤと関連する電子回路からガイドワイヤ構成要素(例えば、圧力センサ19)まで配線されてもよい。ワイヤ16は、第2の電気リード30の一部として機能してもよい。
図に示される装置がカンチレバーで支持された圧力センサ19を含んでいるが、本発明の実施形態はこの種のセンサを含むものに限定されない。むしろ、本発明の実施形態において、圧力センサ19は、圧力測定をするために用いることができるいかなる適切なセンサでもあってもよい。
図7および図8は第2の実施形態によるガイドワイヤを示し、管部73は遠位テーパ部を含み、内部要素は点線で示される。図7は、第2の実施形態によるガイドワイヤの側面図である。図8は、図7に示されるガイドワイヤの上面図である。
第2の実施形態においては、ガイドワイヤは、2つの遠位開口部71a、71bと、2つの近位開口部72a、72bとを含み、遠位開口部71aと近位開口部72aは、遠位開口部71bと近位開口部72bの反対側に位置している。開口部71、72は、圧力センサ19の側部が複数の開口部において露出するように設けられている。各近位開口部72は、対応する遠位開口部71から近位に配置される。複数の開口部71が圧力センサ19の第1の側部および第2の側部に対向するように、2つの遠位開口部71は、それぞれ、管部73の第1の長手方向の半分および第2の長手方向の半分に配置してもよい。例えば、圧力センサ19の右側が第1の遠位開口部71aにおいて露出し、圧力センサ19の左側が第2の遠位開口部71bにおいて露出するように、2つの遠位開口部71は互いに対向する。他の実施形態において、複数の遠位開口部71および複数の近位開口部72は他の形態で配置してもよく、および/または、追加の開口部を含んでもよい。
第2の実施形態は、管部73が第1の円筒部73aと、第1の円筒部73aの直径より大きい直径を有するおよび第2の円筒部73bとを含むこと以外は、第2の実施形態は第1の実施形態と類似している。管部73は、第1の円筒部73aと第2の円筒部73bの間に配置されるテーパ遷移部73cを更に含む。
図7および図8に示すように、遠位開口部71aおよび71bのそれぞれの少なくとも一部は、第2の円筒部73bの遠位端に配置される。例えば、図7および8に示すように、遠位開口部71a、71bのそれぞれの一部は第2の円筒部73bに形成されてもよく、遠位開口部71a、71bのそれぞれの一部はテーパ遷移部73cに形成されてもよい。
他の実施形態において、遠位開口部71a、71bのそれぞれの一部は、第1の円筒部73aに形成してもよい。上記のように、図3〜6に関して、遠位開口部71aおよび71bは、凹状遠位開口部でもよい。さらに、他の実施形態において、第1の円筒部73aは全く省略してもよい。
ガイドワイヤが血管に挿入されるにつれて、流体は方向40の遠位開口部71a、71bに流れ込み、圧力センサ19上に流れ、方向42に近位開口部72a、72bを通ってガイドワイヤから流れ出すことができる(逆もまた同じである)。
図9および図10は、第3の実施形態によるガイドワイヤを示し、管部52は遠位テーパ部および近位テーパ部を含む。図9は、第3の実施形態によるガイドワイヤの側面図であり、内部要素は点線で示される。図10は、図9に示されるガイドワイヤの上面図である。
第3の実施形態において、ガイドワイヤは、2つの遠位開口部81a、81bと、2つの近位開口部82a、82bとを含み、遠位開口部81aと近位開口部82aは、遠位開口部81bと近位開口部82bの反対側に位置している。開口部81、82は、圧力センサ19の側部が複数の開口部において露出するように設けられている。各近位開口部82は、対応する遠位開口部81から近位に配置される。複数の開口部81が圧力センサ19の第1の側部および第2の側部に対向するように、2つの遠位開口部81は、それぞれ、管部52の第1の長手方向の半分および第2の長手方向の半分に配置してもよい。例えば、圧力センサ19の右側が第1の遠位開口部81aにおいて露出し、圧力センサ19の左側が第2の遠位開口部81bにおいて露出するように、2つの遠位開口部81は互いに対向する。他の実施形態において、複数の遠位開口部81および複数の近位開口部82は他の形態で配置してもよく、および/または、追加の開口部を含んでもよい。
図9および図10のガイドワイヤの管部52は、第1の円筒部52aと、第1の円筒部52aの直径より大きい直径を有する第2の円筒部52bとを含む。管部52は、遠位テーパ遷移部52cと、近位テーパ遷移部52dとを更に含み、遠位テーパ遷移部52cは第2の円筒部52bから遠位に配置され、近位テーパ遷移部52dは第2の円筒部52bから近位に配置される。図9および図10に示すように、管部52は、第3の円筒部52eを更に含んでもよい。管部52が第3の円筒部52eを含むところで、第2の円筒部52bは第3の円筒部52eの直径より大きい直径を有することができる。
遠位開口部81aおよび81bのそれぞれの少なくとも一部は、第2の円筒部52bの遠位端に配置される。例えば、図9および10に示すように、遠位開口部81a、81bのそれぞれの一部は第2の円筒部52bに形成してもよく、遠位開口部81a、81bのそれぞれの一部はテーパ遷移部52cにおいて形成してもよい。近位開口部82a、82bのそれぞれの少なくとも一部は、第2の円筒部52bの近位端に配置される。例えば、図9および図10に示すように、近位開口部82a、82bのそれぞれの一部は第2の円筒部52bに形成してもよく、近位開口部82a、82bのそれぞれの一部はテーパ遷移部52dに形成してもよい。
他の実施形態において、遠位開口部81a、81bのそれぞれの一部は、第1の円筒部52aに形成することもできる。図3〜図6に記載したように、遠位開口部81aおよび81bは、凹状遠位開口部でもよい。さらに、他の実施形態において、第1の円筒部52aを全く省略してもよい。
さらに、他の実施形態において、近位開口部82a、82bのそれぞれの一部は、第3の円筒部52eに形成してもよい。近位開口部82a、82bは凹状近位開口部でもよく、その場合には、近位開口部82a、82bが管部52の遠位縁ではなく近位縁から延伸することを除き、近位開口部82a、82bは、図3〜図6に示すように、上記の凹状遠位開口部と同様に形成される。さらに、他の実施形態において、第3の円筒部52eは、全く省略してもよい。
ガイドワイヤが血管に挿入されるにつれて、流体は方向40の遠位開口部81a、81bに流れ込み、圧力センサ19上に流れ、方向42に近位開口部82a、82bを通ってガイドワイヤから流れ出すことができる(逆もまた同じである)。
図11および12は、第4の実施形態によるガイドワイヤを示し、管部56は卵形部を含む。図11は、第3の実施形態によるガイドワイヤの側面図であり、内部要素は点線で示される。図12は、図11に示されるガイドワイヤの上面図である。
第4の実施形態において、ガイドワイヤは、2つの遠位開口部91a、91bと、2つの近位開口部92a、92bとを含み、遠位開口部91aと近位開口部92aは、遠位開口部91bと近位開口部92bの反対側に位置している。開口部91、92は、圧力センサ19の側部が複数の開口部において露出するように設けられている。各近位開口部92は、対応する遠位開口部91から近位に配置される。複数の開口部91が圧力センサ19の第1の側部および第2の側部に対向するように、2つの遠位開口部91は、それぞれ、管部56の第1の長手方向の半分および第2の長手方向の半分に配置してもよい。例えば、圧力センサ19の右側が第1の遠位開口部91aにおいて露出し、圧力センサ19の左側が第2の遠位開口部91bにおいて露出するように、2つの遠位開口部91は互いに対向する。他の実施形態において、複数の遠位開口部91および複数の近位開口部92は他の形態で配置してもよく、および/または、追加の開口部を含んでもよい。
図11および図12のガイドワイヤの管部56・BR>ヘ、卵形部56aを含む。図11および図12に示すように、管部56は、卵形部56aの遠位に配置される第1の円筒部56bと、卵形部56aの近位に配置される第2の円筒部56cとを含んでもよい。卵形部56aの最大直径は、第1および第2の円筒部56bおよび56cの直径より大きくてもよい。卵形部56aの最小直径は、第1および第2の円筒部56bおよび56cの直径と略等しくてもよい。
遠位開口部91aおよび91bのそれぞれの少なくとも一部は、卵形部56aの遠位端に配置される。例えば、遠位開口部91a、91bのそれぞれの少なくとも一部は、卵形部56aに形成してもよい。近位開口部92a、92bのそれぞれの少なくとも一部は、卵形部56aの近位端に配置される。例えば、近位開口部92a、92bのそれぞれの一部は、卵形部56aに形成してもよい。
他の実施形態において、遠位開口部91a、91bのそれぞれの一部は、第1の円筒部56bに形成してもよい。図3〜図6に関して述べたように、遠位開口部91aおよび91bは、凹状遠位開口部でもよい。さらに、他の実施形態において、第1の円筒部56bは全く省略してもよい。
さらに、他の実施形態において、近位開口部92a、92bのそれぞれの一部は、第3の円筒部52eに形成してもよい。近位開口部92a、92bは凹状近位開口部でもよく、その場合には、近位開口部92a、92bが管部56の遠位縁ではなく近位縁から延伸することを除き、近位開口部82a、82bは、図3〜図6に示すように、上記の凹状遠位開口部と同様に形成される。さらに、他の実施形態において、第2の円筒部56cは、全く省略してもよい。
図13〜図16は、第5の実施形態によるガイドワイヤおよびその管部101を示し、管部101は6つの開口部102a、102b、102c、103a、103bおよび103cをその外周壁に含む。図13は、第5の実施形態によるガイドワイヤの斜視図である。図14は、第5の実施形態のガイドワイヤの管部101の斜視図である。図15は、第5の実施形態のガイドワイヤの上面図である。図16は、第5の実施形態のガイドワイヤの管部101の側面図である。図13〜図16に示す実施形態は、管部101を通る特に有効な流れを実現し、使用中、管部101のエア・ポケット又は気泡の形成を顕著に阻害することが判明している。
第5の実施形態において、ガイドワイヤの管部101は、3つの遠位開口部102a、102b、102cと、3つの近位開口部103a、103b、103cとを含む。遠位開口部102aおよび近位開口部103aは、管部101の頂部側に配置され、頂部側は圧力センサ膜29に対向する側である。遠位開口部102bおよび近位開口部103bは、管部101の右側に配置される。遠位開口部102cおよび近位開口部103cは、管部101の左側に配置される。6つの開口部により、複数の液入口位置と、複数の空気排出位置を提供することが可能になり、更に、以下に詳述するように、管部101の内部に親水性コーティングを塗布するのに役立つ。
好ましい実施形態において、管部101は、正確に6つの開口部をその外周壁に含むので、管部101の底面はいかなる開口部も含まない。これにより、コアワイヤは、管部の外周壁にできた開口部のいずれも妨げることなく、ガイドワイヤの底面に配置することが可能になる。
好ましくは、圧力センサ19は、ガイドワイヤの上面視において、圧力センサ膜の全部が遠位開口部102aを介して見えるように、管部101に配置される。好ましくは、遠位開口部102bおよび102cは、遠位開口部102aの左側と右側に配置される。好ましくは、遠位開口部102bおよび102cの中心は、遠位開口部102aの中心から、逆の周方向において、それぞれ90°オフセットされている。
近位開口部103aは、遠位開口部102aの近位に配置される。好ましくは、近位開口部103bおよび103cは、近位開口部103aの左側と右側に配置される。好ましくは、近位開口部103bおよび103cの中心は、近位開口部103aの中心から、逆の周方向において、それぞれ90°オフセットされている。
遠位開口部102aは、遠位開口部102b、102cより大きい。近位開口部103aは、近位開口部103b、103cより大きい。好ましくは、遠位開口部102aおよび近位開口部103aは、遠位開口部102b、102cおよび近位開口部103b、103cの幅より大きい幅を有し、これらの幅はガイドワイヤの長手方向に対して垂直な方向で定義される。遠位開口部102aおよび近位開口部103aの幅は、例えば、0.14〜0.32mm、好ましくは、0.17〜0.29mm、より好ましくは、0.178〜0.278mmの範囲であってもよい。遠位開口部102b、102cおよび近位開口部103b、103cの幅は、例えば、0.03〜0.21mm、好ましくは、0.06〜0.18mm、より好ましくは、0.071〜0.171mmの範囲であってもよい。
遠位開口部102aと遠位開口部102b、102cの間の距離は、例えば、0.03〜0.21mm、好ましくは、0.06〜0.18mm、より好ましくは、0.071〜0.171mmの範囲であってもよい。近位開口部103aと近位開口部103b、103cの間の距離は、例えば、0.03〜0.21mm、好ましくは、0.06〜0.18mm、より好ましくは、0.071〜0.171mmの範囲であってもよい。
管部101の前長は、例えば、1.90〜2.1mm、好ましくは、1.95〜2.05mmの範囲であってもよい。管部101の近位端から近位開口部103a、103b、103cの近位端までの距離は、例えば、0.130〜0.330mm、好ましくは、0.180〜0.280mmの範囲であってもよい。管部101の近位端から近位開口部103a、103b、103cの遠位端までの距離は、例えば、0.785〜0.985mm、好ましくは、0.835〜0.935mmの範囲であってもよい。管部101の近位端から遠位開口部102a、102b、102cの近位端までの距離は、例えば、1.015〜1.215mm、好ましくは、1.065〜1.165mmの範囲であってもよい。管部101の近位端から遠位開口部102a、102b、102cの遠位端までの距離は、例えば、1.670〜1.870mm、好ましくは1.720〜1.820mmの範囲であってもよい。
遠位開口部102a、102b、102cのそれぞれの近位端は、好ましくは、ガイドワイヤの同じ長手方向の位置にあり、遠位開口部102a、102b、102cのそれぞれの遠位端は、好ましくは、ガイドワイヤの同じ長手方向の位置にある。同様に、近位開口部103a、103b、103cのそれぞれの近位端は、好ましくは、ガイドワイヤの同じ長手方向の位置にあり、近位開口部103a、103b、103cのそれぞれの遠位端は、好ましくは、ガイドワイヤの同じ長手方向の位置にある。
開口部102a、102b、102c、103a、103b、103cのそれぞれは、略矩形の形状(好ましくは、R部を有する矩形の形状)を有する。
ガイドワイヤの全長は、例えば、1.5mと2mの間であり、好ましくは、約1.75メートルであってもよい。例えば、管部21、52、56、73、101は、0.30〜0.40mm、好ましくは、約0.35mmの全径を有してもよい。小径の管部を有する実施形態において、この部分の直径は、例えば、0.20〜0.30mm、好ましくは、約0.25mmでもよい。
他の実施形態では、液体(例えば水、血液または食塩水)の管部への流入を促進し、圧力センサ膜に接触させるために、管部および/または圧力センサ(圧力センサ膜を任意に含む)の表面は、親水性材料で処理してもよい。管部および/または圧力センサを親水性材料でコーティングした表面は、管部を通って移動する空気を減らすことによって、より安定なセンサ信号を実現することができる。液体に浸漬されると、数秒以内に親水性材料が溶けて液体の管部への流入が生じ、これにより管部から空気を除去(または空気の進入を防止する)ことができる。
例えば、管部(例えば、管部21、52、56、73)の内面は、親水性材料でコーティングされてもよい。あるいは、または、さらに、圧力センサ(例えば、圧力センサ19)の表面は、親水性材料でコーティングされてもよい。あるいは、または、さらに、圧力センサ膜(例えば、圧力センサ膜29)の表面は、親水性材料でコーティングされてもよい。ジャケットは、親水性材料で、部分的に、または、完全に充填されてもよい。親水性材料は、例えば、ポリエチレングリコール(PEG)、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリビニルピロリドン(PVP)、カルボキシ・メチルセルロース(CMC)、ヒドロキシル・プロピル・セルロース(HPC)、多糖および/または塩からなる材料でもよい。好ましくは、親水性材料は20,000グラム/モルのPEGであり、低分子量PEGよりも高い老化温度で安定であるということが判明している。好ましくは、PEG量は、6μg〜20μgの範囲である。PEGからなる親水性材料は、例えば、90%〜97%のエタノール(好ましくは、95%のエタノール)に溶解した3%〜10%のPEG(好ましくは、5%のPEG)の混合物を管部内に吐出または真空充填することで塗布してもよい。5%のPEG溶液(6μg〜20μgの所望範囲のPEG含有量を実現する)を0.2μLのPEG塗布が好ましい。混合物は、例えば、加熱ランプを使用して乾燥させ、それによりエタノールを蒸発させ、管部の内部上および/またはセンサ膜上にPEG層を残すことができる。特に、上記の第5の実施形態の6つの開口部を有する管部101の内部に親水性材料を塗布することが、空気が管部101内に蓄積するのを防止する観点から効果的であると判明した。
管部の形状および開口部の配列のより多くの変形例が可能であることを理解すべきである。例えば、管部は、異なる直径のいかなる数の円筒部を含んでもよく、円筒部同士の間にいかなる数のテーパ部または他の遷移部を含んでもよい。管部の各部は、いかなる形状であってもよい(例えば、矩形、楕円形、球形、等)。流体が遠位開口部を介してガイドワイヤの遠位端でガイドワイヤ内に流入し、圧力センサ19上および近位開口部を介して流れる(逆もまた同じ)ように、遠位開口部および近位開口部は管部のいずれの部分に配置されてもよい。
このように本発明は記載されているが、本発明は様々に変形できることは、明白である。この種の変形は本発明の精神と範囲から離れるものではなく、当業者に明らかなあらゆる変更は以下の特許請求の範囲内に含まれることを意図するものとする。
1 :ガイドワイヤ
2 :ガイドワイヤ
16 :ソリッドワイヤ
17 :近位管部
18 :螺旋部
19 :圧力センサ
21 :管部
22 :開口部
23 :X線非透過性螺旋部
24 :安全ワイヤ
27 :棚部
28 :第2の部分
29 :圧力センサ膜
30 :リード線
31 :凹状遠位開口部
31a :第1の遠位開口部
31b :第2の遠位開口部
32 :近位開口部
32a :第1の近位開口部
32b :第2の近位開口部
40 :方向
42 :方向
52 :管部
52a :第1の円筒部
52b :第2の円筒部
52c :遠位テーパ遷移部
52d :近位テーパ遷移部
52e :第3の円筒部
56 :管部
56a :卵形部
56b :第1の円筒部
56c :第2の円筒部
61 :遠位縁
62 :凹縁部
63 :凸状遠位部
71 :遠位開口部
71a :第1の遠位開口部
71b :第2の遠位開口部
72 :近位開口部
72a :近位開口部
72b :近位開口部
73 :管部
73a :第1の円筒部
73b :第2の円筒部
73c :テーパ遷移部
81 :開口部
81a :第1の遠位開口部
81b :第2の遠位開口部
82 :近位開口部
82a :近位開口部
82b :近位開口部
91 :遠位開口部
91a :第1の遠位開口部
91b :第2の遠位開口部
92 :近位開口部
92a :近位開口部
92b :近位開口部
101 :管部
102a :遠位開口部
102b :遠位開口部
102c :遠位開口部
103a :近位開口部
103b :近位開口部
103c :近位開口部

Claims (50)

  1. ガイドワイヤの長手軸に沿って延伸する管部と、
    少なくとも一部が前記管部内に取り付けられている生物学的圧力測定のための圧力センサと、を備え、
    前記圧力センサは、前記管部の頂部側に対向する圧力センサ膜を備え、
    前記管部の外周壁は、
    前記管部の頂部側に配置された第1の遠位開口部と、
    前記管部の右側に配置され周方向に前記第1の遠位開口部からオフセットした右側に配置された第2の遠位開口部と、
    前記管部の左側に配置され周方向に前記第1の遠位開口部からオフセットした左側に配置された第3の遠位開口部と、
    前記第1の遠位開口部の近位の管部の頂部側に配置された第1の近位開口部と、
    前記管部の右側に配置され周方向に前記第1の近位開口部からオフセットした右側に配置された第2の近位開口部と、
    前記管部の左側に配置され周方向に前記第1の近位開口部からオフセットした左側に配置された第3の近位開口部とを含む、少なくとも6つの開口部を含み、
    前記第1の遠位開口部は前記第2の遠位開口部および前記第3の遠位開口部より大きく、前記第1の近位開口部は前記第2の近位開口部および前記第3の近位開口部より大きいことを特徴とする、生物学的圧力測定のためのガイドワイヤ。
  2. 前記管部の前記外周壁は、正確に6つの開口部、すなわち、前記第1、第2および第3の遠位開口部と、前記第1、第2および第3の近位開口部を含み、前記管部の底部はいかなる開口部も含まない請求項1記載のガイドワイヤ。
  3. 前記ガイドワイヤの上面視において、前記圧力センサ膜の全部が前記第1の遠位開口部から見えるように、前記圧力センサは前記管部内に配置されている請求項1または2記載のガイドワイヤ。
  4. 前記第2および第3の遠位開口部はそれぞれ前記第1の遠位開口部から逆の周方向に90°オフセットし、前記第2および第3の近位開口部はそれぞれ前記第1の近位開口部から逆の周方向に90°オフセットしている請求項1〜3のうちいずれか1項に記載のガイドワイヤ。
  5. 前記第1の遠位開口部および前記第1の近位開口部の幅は、前記第2および第3の遠位開口部ならびに前記第2および第3の近位開口部の幅より大きい請求項1〜4のいずれか1項記載のガイドワイヤ。
  6. 前記遠位開口部のそれぞれの近位端は前記ガイドワイヤの同じ長手方向の位置にあり、前記遠位開口部のそれぞれの遠位端は前記ガイドワイヤの同じ長手方向の位置にあり、前記近位開口部のそれぞれの近位端は前記ガイドワイヤの同じ長手方向の位置にあり、前記近位開口部のそれぞれの遠位端は前記ガイドワイヤの同じ長手方向の位置にある請求項1〜5のいずれか1項記載のガイドワイヤ。
  7. 前記遠位開口部および前記近位開口部はそれぞれ略矩形の形状を有する請求項1〜6のいずれか1項記載のガイドワイヤ。
  8. 前記遠位開口部および前記近位開口部はそれぞれR部を有する略矩形の形状を有する請求項1〜7のいずれか1項記載のガイドワイヤ。
  9. ガイドワイヤの長手軸に沿って延伸する管部と、
    少なくとも一部が前記管部内に取り付けられている生物学的圧力測定のための圧力センサと、を備え、
    前記管部は、前記管部の遠位端から、近位に延伸している少なくとも1つの凹状遠位開口部を含むことを特徴とする生物学的圧力測定のためのガイドワイヤ。
  10. 前記少なくとも1つの凹状遠位開口部は、流体が前記少なくとも1つの凹状遠位開口部を介して前記管部の外部の領域から前記管部に入って、前記管部を出る前に前記圧力センサを通過して流れることができるように構成される請求項9記載のガイドワイヤ。
  11. 前記管部は、前記少なくとも1つの凹状遠位開口部の近位に配置された少なくとも1つの近位開口部を更に含む請求項9または10記載のガイドワイヤ。
  12. 前記少なくとも1つの凹状遠位開口部の少なくとも一部は、前記圧力センサの側面に対向する長手方向円筒断片に配置される請求項9〜11のいずれか1項記載のガイドワイヤ。
  13. 前記少なくとも1つの凹状遠位開口部の前記少なくとも一部は、前記圧力センサの遠位に配置される請求項9〜12のいずれか1項記載のガイドワイヤ。
  14. 前記管部は前記少なくとも1つの凹状遠位開口部の近位に配置された少なくとも1つの近位開口部を更に含み、
    前記少なくとも1つの凹状遠位開口部の少なくとも一部と、前記少なくとも1つの近位開口部の少なくとも一部は、前記圧力センサの側面に対向する長手方向円筒断片に配置される請求項9〜13のいずれか1項記載のガイドワイヤ。
  15. 前記少なくとも1つの凹状遠位開口部は、少なくとも2つの凹状遠位開口部を含む請求項9〜14のいずれか1項記載のガイドワイヤ。
  16. 前記少なくとも1つの凹状遠位開口部は、少なくとも2つの凹状遠位開口部、すなわち、第1の凹状遠位開口部と、第2の凹状遠位開口部とを含み、
    前記管部は少なくとも2つの近位開口部、すなわち、前記第1の凹状遠位開口部の近位に配置された第1の近位開口部と、前記第2の凹状遠位開口部の近位に配置された第2の近位開口部とを更に含む請求項9〜15のいずれか1項記載のガイドワイヤ。
  17. 前記少なくとも1つの凹状遠位開口部は、少なくとも2つの凹状遠位開口部、すなわち、第1の凹状遠位開口部と、第2の凹状遠位開口部とを含み、
    前記第1の凹状遠位開口部の全部は前記圧力センサの第1の側部に対向する前記管部の第1の長手方向の半分に配置され、
    前記第2の凹状遠位開口部の全部は前記圧力センサの第2の側部に対向する前記管部の第2の長手方向の半分に配置される請求項9〜16のいずれか1項記載のガイドワイヤ。
  18. 前記少なくとも1つの凹状遠位開口部の深さは、前記管部と前記圧力センサの側面との間の距離の10%以内である請求項9〜17のいずれか1項記載のガイドワイヤ。
  19. 前記少なくとも1つの凹状遠位開口部は、単一の曲線縁部を有する請求項9〜18のいずれか1項記載のガイドワイヤ。
  20. 前記少なくとも1つの凹状遠位開口部は、少なくとも1つの直線縁部を有する請求項9〜18のいずれか1項記載のガイドワイヤ。
  21. 前記ガイドワイヤは、前記圧力センサが取り付けられるワイヤを更に備え、前記ワイヤは前記圧力センサの遠位部がその上を延伸する凹部を含み、
    前記管部は、前記少なくとも1つの凹状遠位開口部の近位に配置される少なくとも1つの近位開口部を更に含み、
    前記少なくとも1つの近位開口部は、前記凹部の近位端と隣接する前記管部の円筒部に配置される請求項9〜20のいずれか1項記載のガイドワイヤ。
  22. 前記ガイドワイヤは、前記圧力センサが取り付けられるワイヤを更に備え、前記ワイヤは前記圧力センサの遠位部がその上を延伸する凹部を含み、
    前記圧力センサは、前記ワイヤの棚部からカンチレバーで支持されている請求項9〜21のいずれか1項記載のガイドワイヤ。
  23. 前記圧力センサは、絶対圧力センサである請求項9〜22のいずれか1項記載のガイドワイヤ。
  24. 前記ガイドワイヤは、放射線不透過性の先端部を更に備える請求項9〜23のいずれか1項記載のガイドワイヤ。
  25. ガイドワイヤの長手軸に沿って延伸する管部と、
    少なくとも一部が前記管部内に取り付けられている生物学的圧力測定のための圧力センサと、を備え、
    前記管部は、少なくとも1つの遠位開口部と、前記少なくとも1つの遠位開口部の近位に配置された少なくとも1つの近位開口部とを含む生物学的圧力測定のためのガイドワイヤ。
  26. 前記管部は、第1の直径を有する第1の円筒部と、前記第1の直径より大きい第2の直径を有する第2の円筒部とを含み、
    前記少なくとも1つの遠位開口部の少なくとも一部は前記第2の円筒部の遠位端に配置される請求項25記載のガイドワイヤ。
  27. 前記管部は、円筒部と、前記円筒部の遠位端にあるテーパ部とを含み、
    前記少なくとも1つの遠位開口部の少なくとも一部は前記テーパ部に配置される請求項25記載のガイドワイヤ。
  28. 前記管部は、第1の直径を有する第1の円筒部と、前記第1の直径より大きい第2の直径を有する第2の円筒部と、前記第1の円筒部と前記第2の円筒部の間に配置されるテーパ遷移部とを含み、
    前記少なくとも1つの遠位開口部の少なくとも一部は前記テーパ遷移部に配置される請求項25記載のガイドワイヤ。
  29. 前記管部は、卵形部を含み、
    前記少なくとも1つの遠位開口部の少なくとも一部は前記卵形部の遠位端に配置される請求項25記載のガイドワイヤ。
  30. 前記管部は、第1の直径を有する第1の円筒部と、前記第1の直径より大きい第2の直径を有する第2の円筒部とを含み、
    前記少なくとも1つの遠位開口部の少なくとも一部は前記第2の円筒部の遠位端に配置され、
    前記少なくとも1つの近位開口部の少なくとも一部は前記第2の円筒部の近位端に配置される請求項25記載のガイドワイヤ。
  31. 前記管部は、円筒部と、前記円筒部の遠位端にある第1のテーパ部と、前記円筒部の近位端にある第2のテーパ部とを含み、
    前記少なくとも1つの遠位開口部の少なくとも一部は前記第1のテーパ部に配置され、
    前記少なくとも1つの近位開口部の少なくとも一部は前記第2のテーパ部に配置される請求項25記載のガイドワイヤ。
  32. 前記管部は卵形部を含み、
    前記少なくとも1つの遠位開口部の少なくとも一部は前記卵形部の遠位端に配置され、
    前記少なくとも1つの近位開口部の少なくとも一部は前記卵形部の近位端に配置される請求項25記載のガイドワイヤ。
  33. 前記少なくとも1つの遠位開口部は、単一の曲線縁部を有する請求項25〜32のいずれか1項記載のガイドワイヤ。
  34. 前記少なくとも1つの遠位開口部は、少なくとも1つの直線縁部を有する請求項25〜32のいずれか1項記載のガイドワイヤ。
  35. 前記ガイドワイヤは前記圧力センサが取り付けられるワイヤを更に備え、前記ワイヤは前記圧力センサの遠位部がその上を延伸する凹部を含み、
    前記少なくとも1つの近位開口部は、前記凹部の近位端と隣接している前記管部の円筒部に配置される請求項25〜34のいずれか1項記載のガイドワイヤ。
  36. 前記ガイドワイヤは前記圧力センサが取り付けられるワイヤを更に備え、前記ワイヤは前記圧力センサの遠位部がその上を延伸する凹部を含み、
    前記圧力センサは、前記ワイヤの棚部からカンチレバーで支持されている請求項25〜35のいずれか1項記載のガイドワイヤ。
  37. 前記圧力センサは、絶対圧力センサである請求項25〜36のいずれか1項記載のガイドワイヤ。
  38. 前記ガイドワイヤは、放射線不透過性の先端部を更に備える請求項25〜37のいずれか1項記載のガイドワイヤ。
  39. ガイドワイヤの長手軸に沿って延伸する管部と、少なくとも一部が前記管部内に取り付けられた生物学的圧力測定のための圧力センサとを備え、前記管部は、前記管部の遠位端から近位に延伸している少なくとも1つの凹状開口部を含む生物学的圧力測定のための前記ガイドワイヤを提供することと、
    流体が少なくとも1つの遠位開口部を介して前記管部の外部の領域から前記管部に入って、前記管部を出る前に前記圧力センサを通過して流れることができるように、個体の血管に前記ガイドワイヤを配置することと、を含むことを特徴とする方法。
  40. ガイドワイヤの長手軸に沿って延伸する管部と、少なくとも一部が前記管部内に取り付けられた生物学的圧力測定のための圧力センサとを備え、前記管部は、少なくとも1つの第1の開口部と、前記少なくとも1つの第1の開口部の近位に配置される少なくとも1つの第2の開口部とを含む、生物学的圧力測定のための前記ガイドワイヤを提供することと、
    流体が前記少なくとも1つの第1の開口部を介して前記管部の外部の領域から前記管部に入って、前記少なくとも1つの第2の開口部を介して前記管部を出る前に前記圧力センサを通過して流れることができるように、個体の血管に前記ガイドワイヤを配置することと、を含むことを特徴とする方法。
  41. ガイドワイヤの長手軸に沿って延伸する管部と、
    少なくとも一部が前記管部内に取り付けられた生物学的圧力測定のための圧力センサと、を備え、
    前記管部は、少なくとも1つの遠位開口部を含み、
    親水性材料が前記管部の内面および前記圧力センサの表面の少なくとも1つにコーティングされていることを特徴とする生物学的圧力測定のためのガイドワイヤ。
  42. 前記圧力センサは圧力センサ膜を備え、前記親水性材料は前記圧力センサ膜の表面に更にコーティングされている請求項41記載のガイドワイヤ。
  43. 前記親水性材料は、ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシ・メチルセルロース、ヒドロキシル・プロピル・セルロース、多糖、塩のうち少なくとも1つからなる請求項41または42記載のガイドワイヤ。
  44. 前記親水性材料は、ポリエチレングリコールからなる請求項41〜43のいずれか1項記載のガイドワイヤ。
  45. 前記親水性材料は、20,000グラム/モルのポリエチレングリコールからなる請求項41〜43のいずれか1項記載のガイドワイヤ。
  46. ガイドワイヤの長手軸に沿って延伸する管部と、少なくとも一部が前記管部内に取り付けられた生物学的圧力測定のための圧力センサとを備える、生物学的圧力測定のための前記ガイドワイヤを提供することを含み、
    前記管部は、少なくとも1つの遠位開口部を含み、
    親水性材料が、前記管部の内面および前記圧力センサの表面の少なくとも1つにコーティングされ、
    前記方法は、前記管部内に液体を提供し、前記親水性材料を溶かして、前記液体の管部への流入を生じさせることを更に含むことを特徴とする方法。
  47. 前記圧力センサは圧力センサ膜を備え、前記親水性材料は前記圧力センサ膜の表面に更にコーティングされる請求項46記載の方法。
  48. 前記親水性材料は、ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシ・メチルセルロース、ヒドロキシル・プロピル・セルロース、多糖、塩のうち少なくとも1つからなる請求項47記載の方法。
  49. 前記親水性材料は、ポリエチレングリコールからなる請求項46〜48のいずれか1項記載の方法。
  50. 前記親水性材料は、20,000グラム/モルのポリエチレングリコールからなる請求項46〜49のいずれか1項記載の方法。
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