JP2020068610A - 分電盤ケースの基台 - Google Patents

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Abstract

【課題】 分岐ブレーカへの電線の接続を容易に実施できるよう電線を入出させる開口部を十分な大きさとしても、基台の強度を維持できる分電盤ケースの基台を提供する。【解決手段】 主幹ブレーカ11が組み付けられる第1エリアE1と、分岐ブレーカ12が組み付けられる第2エリアE2とが左右に分離配置され、それぞれのエリアE1,E2には後方から電線を引き込むための開口部4が形成されて、エリアE1,E2の境界には柱部材3が掛け渡されて成り、更に第1エリアE1及び第2エリアE2のうち、少なくとも第2エリアE2には、中央付近に棒状の梁部材5が横設されると共に、梁部材5により上下に分離された開口部4の何れか一方の中央付近には、中柱7が縦に配置されて成る。【選択図】 図1

Description

本発明は、住宅に設置される分電盤に関し、特に壁面に取り付けられてブレーカ等が組み付けられる分電盤ケースの基台に関する。
分電盤ケース、特に住宅用の分電盤ケースは、壁面に取り付けられて主幹ブレーカ及び分岐ブレーカが組み付けられる基台を有し、基台の前面がカバーで覆われて箱状に構成されている。
この基台は、分岐ブレーカを横方向に複数列設できるように通常横長の形状を成し、分岐配線等多数の電線が背部から入出できるよう内部の殆どの領域は開口形成されて、枠状に形成されている。そのため、不足する強度を補うために開口部を跨ぐように上下方向に中柱(レール部材)が1つ或いは複数取り付けられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−188693号公報
上述したように、レール部材を取り付けることで大きな開口部を設けても基台の強度を維持できた。しかしながら、レール部材は横長の開口部に対して縦に取り付けられるため、開口部が左右に分断され、背部から開口部に引き込んだ電線の左右移動がそれにより制限され、左右方向に電線を大きく移動させることができなかった。そのため、大きく移動させたい場合は、引き込んだ電線を分電盤から一度引き抜いて接続先に近い開口部に再度引き込む作業が必要であった。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、分岐ブレーカへの電線の接続を容易に実施できるよう電線を引き込む開口部を十分な大きさで形成しても、基台の強度を維持できる分電盤ケースの基台を提供することを目的としている。
上記課題を解決する為に、請求項1の発明は、分電盤ケースの背部を構成し、壁面に固定されて主幹ブレーカ及び複数の分岐ブレーカが組み付けられる分電盤ケースの基台であって、主幹ブレーカが組み付けられる第1エリアと、分岐ブレーカが組み付けられる第2エリアとが左右に分離配置され、それぞれのエリアには後方から電線を引き込むための開口部が形成されて、エリアの境界には柱部材が掛け渡されて成り、更に第1エリア及び第2エリアのうち、少なくとも第2エリアには、中央付近に棒状の梁部材が横設されると共に、梁部材により上下に分離された開口部の何れか一方には、少なくとも1本の中柱が縦に配置されて成ることを特徴とする。
この構成によれば、分岐ブレーカが配置される第2エリアにおいて、梁部材により上下に分離された開口部の一方に中柱が配置されることで、第2エリアの強度低下を防止でき、延いてはいては基台の強度を維持できる。一方、第2エリアの他方の開口部は左右方向全体に亘り広い空間を有し、分岐ブレーカが組み付けられる範囲で、分電盤に引き込まれる電線の左右移動に制限が無いよう形成でき、電線の引き回しがし易い。
請求項2の発明は、請求項1に記載の構成において、周囲の縁部を形成して壁面に固定される枠体を有し、梁部材は枠体の厚みの2分の1以下の厚みで形成され、枠体の前面と面一になるよう配置されて、取り付けられる壁面に対して背部に空間を備え、当該空間を使用して、梁部材の背部に電線が上下方向に挿通可能であることを特徴とする。
この構成によれば、梁部材により第2エリアが上下に分離されても、梁部材の背部に電線を挿通させることができ、梁部材の上方から引き込んだ電線であっても、下方まで無理なく引き回しできる。
請求項3の発明は、請求項2に記載の構成において、中柱は梁部材と共に、枠体と一体に形成されて成ることを特徴とする。
この構成によれば、梁部材及び中柱を設けても、全て枠体と一体に形成されているため部材が増える事が無く、組立工程が増えることがない。
本発明によれば、分岐ブレーカが配置される第2エリアにおいて、梁部材により上下に分離された開口部の一方に中柱が配置されることで、第2エリアの強度低下を防止でき、延いては基台の強度を維持できる。一方、第2エリアの他方の開口部は左右方向全体に亘り広い空間を有し、分岐ブレーカが組み付けられる範囲で、分電盤に引き込まれる電線の左右移動に制限が無いよう形成でき、電線の引き回しがし易い。
本発明に係る分電盤ケースの基台の一例を示す斜視図である。 図1の基台を後方から見た斜視図である。 基台の正面図である。 A−A線断面図である。 配線を挿通した基台の説明図である。 機器を組み付けた基台の説明図である。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1〜3は本発明に係る分電盤ケースの基台の一例を示し、図1は斜視図、図2が後方から見た斜視図、図3は正面図である。
基台1は、縁部を形成する四角形で横長の枠体2を有し、枠体2の内部は大きく開口形成されている。そして、枠体2の内側には主幹ブレーカを組み付ける第1エリアE1と分岐ブレーカを組み付ける第2エリアE2とを分ける柱部材3が縦に配置され、開口部4は左側の第1エリアE1に対して形成された第1開口部4aと、右側の第2エリアE2に対して形成された第2開口部4bとに分離されている。
枠体2は一定の厚み(前後方向の高さ)及び幅を有して形成され、図2に示す様に背面は開口形成されて断面コ字状を成し、内部には補強壁2aが適宜部位に設けられている。また、第1エリアE1及び第2エリアE2は、双方とも中央において左右方向に梁部材5(第1梁部材5a、第2梁部材5b)が配設され、第1開口部4a及び第2開口部4bは更に上下に分離されている。即ち、第1エリアE1及び第2エリアE2は更に上下に分離されている。
更に、第2梁部材5bにより上下に分離された第2開口部4bのうち、上側の開口部には中央付近に中柱7が縦に配置されている。但し、これら柱部材3,梁部材5及び中柱7は、枠体2と一体に形成されている。
図4はA−A線断面図であり、H1は枠体2の厚み、H2は第2梁部材5bの厚みを示している。図4に示すように、第2梁部材5bの前面は枠体2の前面と略同一位置に配置されているが、厚みは枠体2の厚みH1の2分の1以下で形成されている。これにより、第2梁部材5bの背部には高さD1の隙間が形成され、第2梁部材5bの背部に電線を上下に挿通可能としている。
また図2に示す様に、第2梁部材5bの背部は平坦な面で形成され、第2梁部材5bの背部に電線9をスムーズに挿通できるよう形成されている。
図5は、この第2梁部材5bの背部空間を利用して電線9を引き込んだ様子を示している。図5では、基台1の背部上方から引き込んだ電線9が、第2梁部材5bの背部に形成されている隙間から下方に挿通されて、第2開口部4bの下部から引き出された状態を示している。
このように、第2梁部材5bにより第2エリアE2が上下に分離されても、第2梁部材5bの背部に電線9を挿通させることができ、第2梁部材5bの上方から引き込んだ電線9であっても、下方まで無理なく引き回しできる。
尚、第1梁部材5aも第2梁部材5bと同様に背部に空間を有しており、第1エリアE1においても第1梁部材5aを介して電線の上下方向の挿通が可能となっている。一方、中柱7は枠体2に近い厚みを有して、背部が基台1を取り付けた壁面に当接するよう形成され、後方に高さD1の隙間を有する第2梁部材5bの変形を防止する形状となっている。
図6は機器を組み付けた状態を示している。第1エリアE1に主幹ブレーカ11が組み付けられ、第2エリアE2に分岐ブレーカ12が組み付けられている。尚、13は金属板から成る架台であり、基台1上に開口部4を跨ぐように架台13が取り付けられ、この架台13に主幹ブレーカ11及び分岐ブレーカ12は組み付けられている。
ここで、第2開口部4bの大きさと組み付けた分岐ブレーカ12の関係を説明する。第2開口部4bは第2エリアE2全体に亘り開口形成され、上記図3に示す第2開口部4bの幅W1は、ここでは160mmとなっている。結果、10個以上の分岐ブレーカの組み付けを可能としている。
そして、主幹ブレーカ11の二次側から第2エリアE2の上部に配設された主電路を構成する主幹バー14は、第2エリアE2において横方向に延設され、この主幹バー14に対して分岐ブレーカ12の一次側端子が接続されている。
尚、図6では主幹バー14は保護カバー15で覆われている状態を示している。また、分岐ブレーカ12は、幅が10mmであり、上部に一次側端子(電源側端子)、下部に二次側端子(負荷側端子)が配置されて組み付けられている。従って、基台1は第2開口部4bの全域に亘り分岐ブレーカ12が組み付けられると、16個の分岐ブレーカ12が組み付けられる構成となっている。
こうして組み付けられた分岐ブレーカ12の二次側端子は、上記電線9のように、第2エリアE2の第2開口部4bを介して背部から引き込まれた電線にそれぞれ接続される。
このように、分岐ブレーカ12が配置される第2エリアE2において、梁部材5により上下に分離された第2開口部4bの一方にが中柱7が配置されることで、第2エリアE2の強度低下を防止でき、引いては基台1の強度を維持できる。一方、第2開口部4bの他方の開口部は左右方向全体に亘り広い空間を維持して、分岐ブレーカ12が組み付けられる範囲で、分電盤に引き込まれる電線9の左右移動に制限が無いよう形成でき、電線9の引き回しがし易い。
また、梁部材5及び中柱7を設けても、全て枠体2と一体に形成されているため部材が増える事が無い。
尚、上記実施形態では、第2エリアE2の上部に中柱7を配置しているが、分岐ブレーカ12の一次側端子と二次側端子が逆向きに配置された場合は、中柱7を第2開口部4bの下部に配置して、第2開口部4bの上部を広く開放させれば良い。
また、中柱7は枠体2及び梁部材5と一体に形成されているが、ねじ止め等で分離可能に取り付けて、取付位置を上下で変更可能としても良い。
更に、第2開口部4bには中柱7を1本配置した構成を示しているが、開口部の形状や大きさに合わせて複数本配置しても良い。
1・・基台、2・・枠体、3・・柱部材、4・・開口部、4b・・第2開口部(開口部)、5・・梁部材、5b・・第2梁部材(梁部材)、7・・中柱、9・電線、11・・主幹ブレーカ、12・・分岐ブレーカ、14・・主幹バー、E1・・第1エリア、E2・・第2エリア。

Claims (3)

  1. 分電盤ケースの背部を構成し、壁面に固定されて主幹ブレーカ及び複数の分岐ブレーカが組み付けられる分電盤ケースの基台であって、
    前記主幹ブレーカが組み付けられる第1エリアと、前記分岐ブレーカが組み付けられる第2エリアとが左右に分離配置され、
    それぞれのエリアには後方から電線を引き込むための開口部が形成されて、エリアの境界には柱部材が掛け渡されて成り、
    更に前記第1エリア及び前記第2エリアのうち、少なくとも前記第2エリアには、中央付近に棒状の梁部材が横設されると共に、前記梁部材により上下に分離された前記開口部の何れか一方には、少なくとも1本の中柱が縦に配置されて成ることを特徴とする分電盤ケースの基台。
  2. 周囲の縁部を形成して壁面に固定される枠体を有し、前記梁部材は前記枠体の厚みの2分の1以下の厚みで形成され、前記枠体の前面と面一になるよう配置されて、取り付けられる壁面に対して背部に空間を備え、
    当該空間を使用して、前記梁部材の背部に電線が上下方向に挿通可能であることを特徴とする請求項1記載の分電盤ケースの基台。
  3. 前記中柱は前記梁部材と共に、前記枠体と一体に形成されて成ることを特徴とする請求項2記載の分電盤ケースの基台。
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