JP2020068567A - 車両の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】バッテリからの電力によって走行用モータと作業装置とを駆動させる車両の制御装置において、ユーザの意図が反映された電力制御を行う。【解決手段】走行用のモータジェネレータ12とパワーテイクオフ26に接続された作業装置24とは、バッテリ34からの電力によって駆動させられる。ハイブリッド制御装置44は、作業装置24の駆動を外部電源からバッテリ34への充電よりも優先させる駆動優先モードと外部電源からバッテリ34への充電を作業装置24の駆動よりも優先させる充電優先モードとを、ユーザからの指示に従って切り替えて実行する。【選択図】図1

Description

本開示は、車両の制御装置に関し、特に、作業装置が設けられた車両の制御装置に関する。
クレーン車やゴミ収集車等の車両においては、車両に設けられた作業装置をバッテリによって駆動させる場合がある。例えば、走行用モータに電力を供給する走行用バッテリの他に、作業装置に電力を供給する専用の架装部バッテリを車両に設けて、架装部バッテリからの電力によって作業装置を駆動させる場合がある。
特許文献1には、走行用モータに電力を供給する走行用バッテリと、車両に設けられた作業装置に電力を供給する架装部バッテリとを備えた作業用車両の充電装置が記載されている。この充電装置においては、走行用バッテリと架装部バッテリの充電状態に基づいて、走行用バッテリと架装部バッテリとの間で電力授受が行われる。
特開2014−156146号公報
ところで、作業装置に電力を供給する専用の架装部バッテリを有していない車両においては、バッテリからの電力によって作業装置を駆動させるためには、走行用モータに電力を供給する走行用バッテリからの電力を用いる必要がある。この場合、走行用モータの電力を用いることから、ユーザの意図が反映された電力制御が行われることが望ましい。例えば、走行用バッテリの残りの電力が少ない場合に、残りの電力を用いて作業装置を駆動させる、又は、走行のために走行用バッテリを充電する等といったことに、ユーザの意図が反映されることが望ましい。
本開示の目的は、バッテリからの電力によって走行用モータと作業装置とを駆動させる車両の制御装置において、ユーザの意図が反映された電力制御を行うことにある。
本開示に係る車両の制御装置は、バッテリからの電力によって走行用モータと車両に設けられた作業装置とを駆動させる車両の制御装置であって、前記作業装置の駆動を外部電源から前記バッテリへの充電よりも優先させる駆動優先モードと前記外部電源から前記バッテリへの充電を前記作業装置の駆動よりも優先させる充電優先モードとを、ユーザからの指示に従って切り替えて実行する制御手段、を有する。
上記の構成によれば、ユーザは、駆動優先モード又は充電優先モードを選択することができ、ユーザによって選択されたモードが実行される。それ故、ユーザの意図が反映された電力制御が行われる。
本開示に係る車両の制御装置によれば、ユーザの意図が反映された電力制御を行うことができる。
本実施形態に係る車両の構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る車両の制御装置の動作を示すフローチャートを示す図である。 本実施形態に係る車両の制御装置の動作を示すフローチャートを示す図である。
図1を参照して、本発明の実施形態に係る車両の制御装置について説明する。図1は、本実施形態に係る制御装置を含む車両の構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る車両は、バッテリから供給される電力を駆動力として用いて走行可能な車両であり、例えば、ハイブリッド自動車(HV)、プラグインハイブリッド自動車(PHV)、電気自動車(EV)、燃料電池自動車(FCV)、レンジエクステンダー付きの電気自動車(REEV)等である。図1には、一例としてPHVの構成が示されている。ここでは一例としてPHVを例に挙げて説明するが、もちろん、本実施形態に係る車両は、PHV以外の車両であってもよい。
本実施形態に係る車両においては、燃料の燃焼エネルギーによって回転動力を出力するエンジン(ENG)10と、電気エネルギーによって回転動力を出力するモータジェネレータ(MG)12とが、動力伝達経路上に直列に配置されている。モータジェネレータ12と駆動輪14,16との間に、クラッチ18、変速機(TM)20、及び、デファレンシャルギア22が設けられており、変速機20と作業装置24との間にパワーテイクオフ(PTO)26が設けられている。
エンジン10は、例えば、燃料(例えば、ガソリンや軽油等の炭化水素系)の燃焼によって、クランクシャフト28から回転動力を出力する内燃機関である。クランクシャフト28の回転動力は、モータジェネレータ12の回転軸に伝達されると共に、クラッチ18を介して変速機20の入力軸に伝達される。エンジン10は、各種センサ(エンジン回転センサ等)、アクチュエータ(スロットバルブを駆動させるアクチュエータ等)を有する。エンジン10は、エンジン制御装置(ENG−ECU)30に接続されており、エンジン制御装置30によって制御される。
モータジェネレータ12は、電動機として駆動すると共に発電機としても駆動する。モータジェネレータ12の回転軸は、エンジン10のクランクシャフト28と一体に回転し、クラッチ18の入力側部材と一体に回転する。モータジェネレータ12は、インバータ(INV)32を介してバッテリ(BAT)34と電力のやり取りを行う。モータジェネレータ12は、エンジン10からクランクシャフト28に出力された回転動力を用いて発電してバッテリ34を充電したり、変速機20からの回転動力を用いて回生してバッテリ34を充電したり、バッテリ34からの電力を用いて回転動力をクランクシャフト28及び変速機20に出力したりすることができる。なお、モータジェネレータ12は、走行用モータの一例に相当する。
クラッチ18は、モータジェネレータ12から変速機20への回転動力を段接する装置である。クラッチ18は、変速機制御装置(TM−ECU)36に接続されており、変速機制御装置36によって制御される。
変速機20は、エンジン10及びモータジェネレータ12の一方又は両方から出力された回転電力がクラッチ18を介して入力されると共に、入力された回転電力を変速してデファレンシャルギア22を介して駆動輪14,16に伝達する機構である。変速機20は、入力された回転電力をデファレンシャルギア22又はパワーテイクオフ26に向けて選択的に出力可能な構成を有する。変速機20は、ギア比の異なる歯車機構を同期装置によって選択可能な構成を有しており、変速機20に入力された回転電力は、選択された歯車機構によって変速されてデファレンシャルギア22に出力される。また、同期装置によってパワーテイクオフ26が選択された場合、変速機20は、変速機20に入力された回転電力をパワーテイクオフ26を介して作業装置24に出力する。変速機20は、同期装置を駆動するアクチュエータを有しており、変速機制御装置36に接続されて、変速機制御装置36によって制御される。
パワーテイクオフ26は、変速機20から出力された回転動力を作業装置24に出力する装置である。
作業装置24は、特定の作業を行う装置であり、例えばクレーンやゴミ収集装置等である。パワーテイクオフ26から出力された回転動力が、クレーンやごみ収集装置等における油圧ポンプや歯車機構等に入力されることで、クレーンやごみ収集装置等が動作する。作業装置24は、バッテリ34が供給する高電圧の電力を用いて動作することができる。
エンジン制御装置30は、エンジン10の動作を制御するコンピュータ(CPU等のプロセッサーとメモリ等の記憶装置とを有する装置)である。エンジン制御装置30は、エンジン10に内蔵された各種アクチュエータ、各種センサ、及び、ハイブリッド制御装置44に接続されている。エンジン制御装置30は、ハイブリッド制御装置44からの制御信号に応じて、予め定められたプログラムを実行することでエンジン10の動作を制御する。
インバータ32は、モータジェネレータ制御装置38からの制御信号に応じて、モータジェネレータ12の動作(駆動動作、発電動作、回生動作)を制御する。インバータ32は、コンバータを介してバッテリ34に接続されている。
バッテリ34は、充放電可能な充電装置であり、電力を主駆動力として走行するために十分な充電容量と放電能力とを有し、また、大きな電力を有する作業装置24を連続して動作させるために十分な充電容量と放電能力とを有する。
モータジェネレータ制御装置38は、インバータ32を介してモータジェネレータ12の動作を制御するコンピュータ(CPU等のプロセッサーとメモリ等の記憶装置とを有する装置)である。モータジェネレータ制御装置38は、インバータ32、充電器40、及び、ハイブリッド制御装置44に接続されている。モータジェネレータ制御装置38は、ハイブリッド制御装置44からの制御信号に応じて、予め定められたプログラムを実行することでモータジェネレータ12の動作を制御する。また、モータジェネレータ制御装置38は、バッテリ34の充電状態(残容量)を検出する機能を有している。
充電器40は、外部電源(例えば商用電源)と接続可能な電源ケーブル42が接続されており、外部電源から供給された電力によってバッテリ34を充電する装置である。モータジェネレータ制御装置38は、ハイブリッド制御装置44からの制御信号に応じて、予め定められたプログラムを実行することで充電器40の動作を制御する。充電器40は、バッテリ34を充電するための十分な充電能力を有し、また、パワーテイクオフ26の最大出力に必要な電力を供給する能力を有する。
変速機制御装置36は、クラッチ18と変速機20の動作を制御するコンピュータ(CPU等のプロセッサーとメモリ等の記憶装置とを有する装置)である。変速機制御装置36は、各種アクチュエータ、各種センサ、及び、ハイブリッド制御装置44に接続されている。変速機制御装置36は、ハイブリッド制御装置44からの制御信号に応じて、予め定められたプログラムを実行することでクラッチ18と変速機20を制御する。
ハイブリッド制御装置44は、エンジン制御装置30、変速機制御装置36、及び、モータジェネレータ制御装置38の動作を制御するコンピュータ(CPU等のプロセッサーとメモリ等の記憶装置とを有する装置)である。ハイブリッド制御装置44は、各種センサ(例えば車速センサやアクセル開度センサ等)、各種スイッチ(例えばイグニッションスイッチ等)、操作部46、エンジン制御装置30、変速機制御装置36、及び、モータジェネレータ制御装置38に接続されている。ハイブリッド制御装置44は、車両の状況に応じて、予め定められたプログラムを実行することで、エンジン制御装置30、変速機制御装置36、及び、モータジェネレータ制御装置38に対して制御信号を出力する。ハイブリッド制御装置44は、エンジン制御装置30を介してエンジン10の始動や停止を制御し、モータジェネレータ制御装置38を介してモータジェネレータ12の駆動や発電や回生を制御する。
操作部46は、ユーザが駆動優先モード又は充電優先モードを選択するための装置である。駆動優先モードは、作業装置24の駆動をバッテリ34の充電よりも優先させるモードである。充電優先モードは、バッテリ34の充電を作業装置24の駆動よりも優先させるモードである。操作部46は、例えば、モードを切り替えるためのスイッチであってもよいし、モードを指定するための操作パネルであってもよい。ユーザによって駆動優先モード又は充電優先モードのいずれかが選択された場合、ハイブリッド制御装置44は、ユーザによって選択されたモードを実行する。なお、図1に示す例では、ハイブリッド制御装置44が制御手段の一例に相当する。
以下、図2を参照して、本実施形態に係る車両の制御装置の動作について説明する。図2は、制御装置の動作を示すフローチャートを示す図である。
本実施形態では、作業装置24を動作させる場合に、ユーザによって駆動優先モード又は充電優先モードのいずれかが選択され、その選択されたモードが実行される。例えば、選択されたモードに応じて、バッテリ34の充電速度の抑制、パワーテイクオフ26の出力抑制、バッテリ34からパワーテイクオフ26への電力供給、又は、車両に搭載された発電装置による発電によって得られた電力のパワーテイクオフ26への供給が行われる。また、これらの処理の中でユーザによって選択された処理が実行されてもよい。
ここで、各電力を以下のように定義する。
A:充電器40の充電能力
B:バッテリ34からの充電要求電力
C:作業装置24の駆動に必要な電力
D:バッテリ34から取り出し可能な電力
E:発電装置によって発電可能な電力
作業装置24を動作させる場合、車両を停止させる。また、電源ケーブル42が外部電源に接続されている。この状態で、ユーザは、操作部46を用いて充電優先モード又は駆動優先モードのいずれかを選択する(ステップS01)。例えば、ユーザは、バッテリ34の残容量を参照し、その残容量に応じて充電優先モード又は駆動優先モードを選択してもよい。
ユーザが充電優先モードを選択した場合(ステップS01、充電優先)、処理はステップS02に移行する。
ステップS02において、A−B<0の場合(ステップS02、<0)、つまり、充電器40の充電能力がバッテリ34からの充電要求電力よりも小さい場合、ユーザによって充電優先モードが選択されているので、ハイブリッド制御装置44は、パワーテイクオフ26を停止させると共に、充電器40からバッテリ34に電力を供給してバッテリ34を充電する(ステップS03)。こうすることで、ユーザの意図に沿って、パワーテイクオフ26の駆動に優先してバッテリ34を充電することができる。A−B<0の条件下では、バッテリ34が充電される速度は、A−B≧0の条件下での充電速度よりも抑制される(遅くなる)。
ステップS02において、A−B≧0の場合(ステップS02、≧0)、つまり、充電器40の充電能力がバッテリ34からの充電要求電力以上となる場合、処理はステップS04に移行する。
ステップS04において、A−B−C<0の場合(ステップS04、<0)、つまり、充電器40の充電能力が、バッテリ34からの充電要求電力と作業装置24の駆動に必要な電力との合計よりも小さい場合、ユーザによって充電優先モードが選択されているので、ハイブリッド制御装置44は、パワーテイクオフ26の出力を抑制すると共に、充電器40からバッテリ34に電力を供給してバッテリ34を満充電の状態まで充電する(ステップS05)。具体的には、ハイブリッド制御装置44は、バッテリ34からパワーテイクオフ26に電力を供給することでパワーテイクオフ26を駆動させるが、バッテリ34の残容量を増やすために、パワーテイクオフ26の出力を抑制しつつ、充電器40からバッテリ34に電力を供給してバッテリ34を満充電の状態まで充電する。作業装置24の駆動に必要な電力が大きく、バッテリ34からの充電要求電力と作業装置24の駆動に必要な電力との合計が充電器40の充電能力よりも大きくなる場合(A−B−C<0となる場合)、パワーテイクオフ26をフル出力で駆動させつつ、バッテリ34の残容量を増やすことができない。それ故、パワーテイクオフ26の出力を抑制しつつバッテリ34を充電することで、ユーザの意図に沿って、作業装置24を駆動させつつバッテリ34の残容量を増やすことができる。
ステップS04において、A−B−C≧0の場合(ステップS04、≧0)、つまり、充電器40の充電能力が、バッテリ34からの充電要求能力と作業装置24の駆動に必要な電力との合計以上となる場合、ハイブリッド制御装置44は、バッテリ34からの電力によってパワーテイクオフ26を駆動させ(フル出力)、それと共に、充電器40からバッテリ34に電力を供給してバッテリ34を満充電の状態まで充電する(ステップS06)。A−B−C≧0となる場合、パワーテイクオフ26をフル出力で駆動させつつ、充電器40からの電力によってバッテリ34を充電してバッテリ34の残電力量を増やすことができるので、ユーザによって充電優先モードが選択されている場合であっても、ハイブリッド制御装置44は、ステップS06の処理を実行する。
ステップS01において、ユーザが駆動優先モードを選択した場合(ステップS01、駆動優先)、処理はステップS07に移行する。
ステップS07において、A−C≧0の場合(ステップS07、≧0)、つまり、充電器40の充電能力が、作業装置24の駆動に必要な電力以上となる場合、処理はステップS08に移行する。
ステップS08において、A−C−B≧0の場合(ステップS08、≧0)、つまり、充電器40の充電能力が、バッテリ34からの充電要求能力と作業装置24の駆動に必要な電力との合計以上となる場合、ハイブリッド制御装置44は、バッテリ34からの電力によってパワーテイクオフ26を駆動させ(フル出力)、それと共に、充電器40からバッテリ34に電力を供給してバッテリ34を満充電の状態まで充電する(ステップS06)。上述したように、A−C−B≧0となる場合、パワーテイクオフ26をフル出力で駆動させつつ、充電器40からの電力によってバッテリ34を充電してバッテリ34の残電力量を増やすことができるので、ハイブリッド制御装置44は、ステップS06の処理を実行する。
ステップS08において、A−C−B<0の場合(ステップS08、<0)、つまり、充電器40の充電能力が、バッテリ34からの充電要求電力と作業装置24の駆動に必要な電力との合計よりも小さい場合、ユーザによって駆動優先モードが選択されているので、ハイブリッド制御装置44は、バッテリ34からの電力によってパワーテイクオフ26を駆動させ(フル出力)、それと共に、充電器40からバッテリ34に電力を供給してバッテリ34を充電する(ステップS09)。A−C−B<0となる場合であっても、ユーザによって駆動優先モードが選択されているので、ハイブリッド制御装置44は、ステップS09の処理を実行する。A−C−B<0となる条件下でパワーテイクオフ26がフル出力している場合、その条件下でバッテリ34が充電される速度は、A−C−B≧0の条件下での充電速度よりも抑制される(遅くなる)。
ステップS07において、A−C<0の場合(ステップS07、<0)、つまり、充電器40の充電能力が、作業装置24の駆動に必要な電力よりも小さい場合、処理はステップS10に移行する。
ステップS10において、バッテリ34から取り出し可能な電力Dの大きさが、操作部46を用いてユーザによって指定される。
ステップS10において、D>0の場合(ステップS10、>0)、つまり、バッテリ34から取り出し可能な電力Dがゼロよりも大きい場合、ユーザによって駆動優先モードが選択されているので、ハイブリッド制御装置44は、充電器40からの電力によってバッテリ34を充電せずに、バッテリ34からの電力によってパワーテイクオフ26を駆動させる(フル出力)(ステップS11)。こうすることで、ユーザの指示に従って、バッテリ34からの電力によってパワーテイクオフ26をフル出力で駆動させることができる。なお、電力D>0ということは、駆動優先モードにおいて、ユーザがバッテリ34からの電力の取り出しを許可していることを意味する。
ステップS10において、D≦0の場合(ステップS10、≦0)、つまり、バッテリ34から取り出し可能な電力Dがゼロ以下の場合、処理はステップS12に移行する。電力D≦0ということは、駆動優先モードにおいて、ユーザがバッテリ34からの電力の取り出しを許可していないことを意味する。
ステップS12において、エンジン10の始動の有無が、操作部46を用いてユーザによって選択される。
ステップS12において、ユーザがエンジン10の始動を選択した場合(ステップS12、Yes)、ハイブリッド制御装置44は、エンジン10を駆動させ、その駆動力をパワーテイクオフ26に伝達することで、エンジン10の駆動力によってパワーテイクオフ26を駆動させる(フル出力)(ステップS13)。こうすることで、バッテリ34からの電力を用いずにパワーテイクオフ26を駆動させることができる。
ステップS12において、ユーザがエンジン10の始動を選択しなかった場合(ステップS12、No)、ハイブリッド制御装置44は、パワーテイクオフ26の出力を抑制する(ステップS14)。
本実施形態に係る車両が、燃料から直接発電する機構を有する車両(例えばFCV)、又は、エンジン10の駆動力によって発電する機構を有する車両(例えばREEV)である場合、図2中のステップS12以降の処理が別の処理に置き換えられる。図3には、その別の処理が、ステップS15以降の処理として示されている。以下、図3を参照して、その別の処理について説明する。図3中のステップS01からステップS11までの処理は、図2中のステップS01からステップS11までの処理と同じ処理であるため、これらの処理についての説明は省略する。
本実施形態に係る車両がFCVである場合、車両に燃料電池の発電装置が搭載されている。この場合、ステップS15において、その発電装置による発電の実行の有無が、操作部46を用いてユーザによって選択される。
本実施形態に係る車両がREEVである場合、モータジェネレータ12が、発電用のモータジェネレータと駆動用のモータジェネレータとを含んで構成されている。この場合、ステップS15において、エンジン10の駆動による発電の実行の有無が、操作部46を用いてユーザによって選択される。
ステップS15において、ユーザが発電の実行を選択した場合(ステップS15、Yes)、処理はステップS16に移行する。
ステップS16において、発電可能な電力Eの大きさが、操作部46を用いてユーザによって指定される。
ステップS16において、E>0の場合(ステップS16、>0)、ハイブリッド制御装置44は、燃料電池やエンジン10による発電によって得られた電力によってパワーテイクオフ26を駆動させる(フル出力)(ステップS17)。こうすることで、バッテリ34からの電力を用いずにパワーテイクオフ26を駆動させることができる。
ステップS16において、E≦0の場合(ステップS16、≦0)、ハイブリッド制御装置44は、パワーテイクオフ26の出力を抑制する(ステップS18)。バッテリ34は充電されず、また、燃料電池やエンジン10を用いた発電は行われない。
以上のように、本実施形態によれば、ユーザは、充電優先モード又は駆動優先モードのいずれかを選択することができるので、パワーテイクオフ26の動作時に、ユーザの意図が反映された電力制御を行うことができる。例えば、バッテリ34の残容量に応じて、ユーザは、充電優先モード又は駆動優先モードのいずれかを選択することができる。また、バッテリ34の残容量が不足した場合、ユーザは、エンジン10を始動させてエンジン10の駆動力によってパワーテイクオフ26を動作させるか否か、又は、車両に搭載された発電装置による発電によってパワーテイクオフ26を動作させるか否かを選択することができる。
10 エンジン(ENG)、12 モータジェネレータ(MG)、24 作業装置、26 パワーテイクオフ(PTO)、34 バッテリ(BAT)、40 充電器、44 ハイブリッド制御装置(HV−ECU)。

Claims (1)

  1. バッテリからの電力によって走行用モータと車両に設けられた作業装置とを駆動させる車両の制御装置において、
    前記作業装置の駆動を外部電源から前記バッテリへの充電よりも優先させる駆動優先モードと前記外部電源から前記バッテリへの充電を前記作業装置の駆動よりも優先させる充電優先モードとを、ユーザからの指示に従って切り替えて実行する制御手段、
    を有する車両の制御装置。
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WO2024021460A1 (zh) * 2022-07-27 2024-02-01 徐州重型机械有限公司 一种增程式混合动力系统、控制方法及起重机

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