JP2020067677A - 配送管理システム - Google Patents

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Takeshi Matsushita
健 松下
志一 斉東
Shiichi Saito
志一 斉東
陽介 高田
Yosuke Takada
陽介 高田
岩松 郭
yan song Guo
岩松 郭
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Abstract

【課題】地図情報からでは把握することが困難な事情を加味して配送計画を策定すること。【解決手段】配送管理装置(300)は、配送計画に基づいて決定され、少なくとも訪問地点および走行経路を含む配送指示を、複数の車両の運転者に対して送信する送信手段(311)と、各車両から、配送指示に基づいて行われた配送に係る走行状態を逐次取得する取得手段(312)と、該取得された走行状態に基づいて、配送計画の策定に用いられる基礎情報を更新する更新手段(322)とを有する。【選択図】図3

Description

本発明は、車両による配送の管理に関する。
近年の宅配サービスその他の配送ビジネスの発展に伴い、限られた車両を効率的に使用すべく、配送先の選定、各配送先へ訪問する順序、走行計画(走行ルートやタイムスケジュール)の決定を的確に行うかが重要となっている。例えば、特許文献1には、過去に採用された実績配送ルートを記憶しておき、新たな配送ルートを決定する際、実績配送ルートとの類似度を考慮することが開示されている。
特許第3315767号公報
上記文献1などの技術においては、配送計画の決定にあたり地図情報を用いることになるが、実際は、配送業務に影響を与える可能性があるが地図情報からだけでは読み取れない情報が存在し得る。このような情報が考慮されずに配送計画が策定されると、計画の通りのタイムスケジュールが達成できない、あるいはそもそも策定した計画自体が非効率的となる場合がある。
例えば、道路が工事中で迂回が必要であるという情報は即座に地図情報に反映されるとは限らない。また、ある場所においては見通しが悪いあるいは勾配がきついなど、大型車にとっては運転しにくく徐行することが事実上必須であるといった事情が存在することもある。この場合、その区間を通過するのに、一般的な平均車速に基づいて予測した所要時間よりも走行に時間が余計にかかることとなり、結果、配送スケジュールが計画からずれる。あるいは、マンション等の集合住宅の近くに積み下ろしを行うためのスペースが存在しない場合、運転者が駐車スペースを探すのに手間取ったり、駐車場所から荷物を手渡すまでに予想以上に時間がかかったりする場合がある。このような場合においても、配送スケジュール通りの配送が実現できない要因になる。計画にゆとりを持たせるという考え方もあるが、配送の効率性が犠牲になる。
本発明は、地図情報からでは把握することが困難な事情を加味して配送計画を策定することを目的とする。
本発明は、一の態様において、配送計画に基づいて決定され、少なくとも訪問地点および走行経路を含む配送指示を、複数の車両の運転者に対して送信する送信手段と、各車両から、配送指示に基づいて行われた配送に係る走行状態を逐次取得する取得手段と、該取得された走行状態に基づいて配送計画の策定に用いられる基礎情報を更新する更新手段とを有する配送管理装置を提供する。
本発明によれば、地図情報からでは把握することが困難な事情を加味して配送計画を策定することができる。
配送システム10の概要図。 車載装置200の機能図。 配送管理サーバ300の機能図。 車載装置200にて取得された走行状態を示す情報の例。 基礎情報の例(その1)。 基礎情報の例(その2)。 基礎情報の例(その3)。 基礎情報の例(その4)。 基礎情報の例(その5)。 基礎情報の例(その6)。 基礎情報の例(その7)。 データベースDB1に記述される情報の例。 データベースDB2に記述される情報の例。 データベースDB3に記述される情報の例。 配送指示の例。 配送システム10の動作例。 車載装置200に表示される画面の例(その1)。 車載装置200に表示される画面の例(その2)。 車載装置200に表示される画面の例(その3)。 車載装置200に表示される画面の例(その4)。
<実施例>
図1は配送システム10の概要を示す。配送システム10は、各車載装置200(200−1、200−2、200−3)に搭載される車両100(車両100−1、100−2、100−3)と、配送管理サーバ300と、環境情報サーバ400とを含む。配送管理サーバ300は通信網900を介して環境情報サーバ400および各車載装置200と通信を行うことができる。配送管理サーバ300は、例えば、所有する全ての車両100を管理する配送事業者によって管理される。環境情報サーバ400は、例えば政府機関や民間事業者によって運営され、天候に関する情報、交通に関する情報など、配送業務に影響し得る情報を提供する。各車両100は、例えば貨物自動車であるが、バイクや自転車であってもよい。車種、サイズ、種類、積載能力、走行性能等は問わない。要するに、車両100は、少なくとも運転者が存在し、荷物を運搬するために道路を走行する移動体であればよい。通信網900は、インターネット、移動通信網、基地局、ルーター、交換局などの通信設備の集合体である。
なお、同図に示す車両100の数は例示である。また、以下の記載において、「配送」とは、指定された目的地(届け先)まで荷物を運搬することの他、車両100にて運搬すべき荷物を収集するために目的地(発送依頼主がいる場所)まで赴くこと(いわゆる集荷業務)を含む概念である。換言すると、「配送」は「集配」と言い換えることができる。ここで、一台の車両100に搭乗する人間(運転者または配送担当者)の数は任意である。典型的には、一台の車両100に一名が搭乗し、車両の運転および配送品の積み出しまたは積み込みなど、配送に係る全ての作業を行う。運転者と配送担当者とが搭乗してもよいし、複数の運転者が交代で運転を行う形態であってもよい。また、一台の車両100に自動運転機能を搭載し、車両の運転はコンピュータ制御によって行う一方、荷物の搬送は人によって行う形態であってもよい。以下では、一台の車両100には一名が搭乗し、運転および配送を行う場合を例にとって説明する。
図2は車載装置200の機能図である。車載装置200は、通信部210と、位置取得部220と、表示部230と、記憶部240と、制御部250と、入力部260とを含む。
位置取得部220は、例えばGPSモジュールとして実現され、車両100の位置を計測し、必要に応じて車両100の位置の変化(速度や加速度)を測定する。あるいは、位置取得部220は、車両100が有するセンサシステムや別途備え付けられたナビゲーション装置等と接続し、車両100の車軸の回転数から計測された車速、エンジン回転数など、走行状態や積載状態(積み荷の量や数)に関する情報を取得してもよい。
取得される走行状態を示す情報は、例えば図4に示すように、記憶部240に記憶された各車両100を識別する車両IDに対応付けて、所定の時間間隔で計測された位置および速度が時系列に記述される形式のデータである。同図の例では、12時55分05秒〜13時01分05秒まで停車していたことが記録されている。すなわち、以下において、走行状態とは停車(駐車)している状態も含む。
図2に戻り、通信部210は、アンテナや信号処理回路を含む無線通信モジュールであって、送信部211と受信部212とを含む。送信部211は、位置取得部220にて取得した走行状態データを、予め定められたタイミングに従って、配送管理サーバ300に送信する。受信部212は、配送管理サーバ300から配送指示を受信する。受信した配送指示は、表示部230に供給される。
入力部260は、車両100の搭乗者が、運転者を識別する運転者IDなどの各種情報を入力するために用いられるタッチパネル等の入力デバイスないしは走行計画を示すデータを記憶した記憶媒体から読み込むためのインタフェースとして実現される。
配送計画とは、配送システム10が管理する複数の荷物を、複数の車両100を用いて、複数の配達先へ配達する手順全体を表すものである。具体的には、各車両が担当する荷物、その受け渡し先の場所や走行経路などの走行計画についての情報が配送計画に含まれ得る。配送計画によって規定される情報の項目、種類、内容は、配送管理に資するものあれば任意に定義することができ、後述するように、適宜更新される基礎情報に基づいて生成されるものであればよい。そして、配送計画に基づいて各車両100に対する配達業務の内容を示す配送指示が生成され、各搭乗者に対して提供することができる。
なお、車両100の搭乗者は、配送管理サーバ300から受信した配送指示に従って配送業務を遂行することに替えて、自車両についての走行計画を自ら策定して入力部260を介して入力し、あるいは自身が携帯したUSBメモリから走行計画を読み込ませてもよい。こうして車載装置200に入力された走行計画を示すデータは、送信部211を介して配送管理サーバ300に送信される。なお、配送計画を自ら策定する場合であっても、後述の通り、走行結果は、逐次、配送管理サーバ300に提供され、基礎情報の更新に活用される。
表示部230は、液晶パネル、駆動回路、描画プロセッサなどによって実現され、運転者にて視認され、地図情報および配送指示を表示する。記憶部240は、半導体メモリ等によって実現され、地図データや地図上に配送指示を表示するためのアプリケーションプログラムを記憶する。
制御部250は、1以上のプロセッサであり、アプリケーションプログラムを実行して、配送管理サーバ300から受信した配送指示を地図上に重ねて表示する。
なお、車載装置200は本件発明を実施するための専用の機器として実現されてもよいし、車両の位置や走行状態、道路状況などを地図上に表示ないし音声で通知する、一般的なカーナビゲーション装置としての機能を有していてもよい。
図3は配送管理サーバ300の機能図である。配送管理サーバ300は、汎用的なハードウェアを有するサーバであって、通信部310と、制御部320と、記憶部330と、入力部340と、表示部350とを含む。
通信部310は、通信網900を介して他の装置と情報の授受を行う通信モジュールであって、送信部311と取得部312とを含む。
送信部311は、策定部321にて生成された、配送計画に基づいて決定され少なくとも訪問地点(届け先または収集先)および走行経路を含む配送指示を、各車両100の運転者に対して車両IDとともに送信する。
取得部312は、各車両100から、配送指示に基づいて行われた配送に係る走行状態を逐次取得する。また、取得部312は、配送業務遂行中の環境を示す環境情報を環境情報サーバ400から取得する。取得した環境情報は、制御部320において配送計画の策定処理および/または基礎情報の更新処理に用いられる。環境情報とは、例えば、気象、交通の状況など、運転や積み下ろし作業などの配送計画の遂行に影響を及ぼし得る事象についての情報である。
記憶部330は、半導体メモリやハードディスクであって、策定部321にて配送計画を策定するために用いられる基礎情報、地図情報、策定アルゴリズムあるいは学習済みモデルを記憶する。
基礎情報とは、策定部321にて配送計画を策定する際に使用されるデータ、パラメータ、条件である。基礎情報は、車両の詳細に関する情報や、運転者に関する情報、配送実施時の環境に関する情報を含んでいてもよい。例えば、基礎情報には、積み下ろし/積み込みのために停車・駐車(以下、停車という)する場所や、停車している期間(滞在時間)についての情報が含まれる。滞在時間には、停車場所から目的の建物に到着するまでの係ると推定される時間と、当該建物の内に入って荷物の引き渡しを行い建物から出るまでに要すると推測される時間とが含まれていてもよい。
図5は、積み下ろし/積み込み作業に関する基礎情報の例である。この例では、訪問地点(積み下ろし場所または積み込み場)の建物に対応付けて、1以上の推奨停車場所と、その場所における平均滞在時間と、その他の情報(特記事項)とが対応付けて記憶されている。例えば、建物B1の停車場所としてポイントX1が利用された実績があるものの、配送管理サーバ300はこのポイントX1の利用者は主にベテランのドライバーたちによって利用されているとことが判明しており、特記事項として、経験が浅い運転者には不向きであるという情報が生成され、記述されている。このように、基礎情報には、運転者の技量を示す運転者情報が含まれていてもよい。なお、運転者情報は、必ずしも停止位置または滞在時間と関連付けられている必要はなく、基礎情報を構成する他の情報項目と関連付けられていてもよい。
また、基礎情報には、予め設定された区間(例えばある交差点から次の交差点までの走行区間)を走行する際の予測平均車速や予測所要時間についての情報が含まれていてもよい。図6Aは、所定の方法で定義された区間についての、走行速度や所要時間に関する基礎情報の例である。この例では、区間ごと、車種および走行時間帯ごとに、平均走行速度が記録されている。車速や所要時間に関する基礎情報として、例えば、車重(積み荷の量)と平均走行速度の関係を記述してもよい。この場合、策定部321は、策定された配送スケジュールから積み荷の量の変化を推定することで、任意の時点における車重を算出することができる。なお、区間は交差点や道路名称、行政区画など、地図情報に基づいて定義してもよいし、地図情報とは関係なく、蓄積した車両の走行状態を解析した結果、特徴的な情報が含まれる場所や領域に対して基礎情報を付与してもよい。
あるいは、基礎情報には、気象状況(降雨量、風速など)などの外部要因に応じた走行傾向の情報が含まれていてもよい。例えば、図6Bに示すように、車両の種別ごとに、降雨量(1時間当たり、単位はミリメートル)に応じて晴れの場合と比べてどの程度平均走行速度が低下するかを示す情報が含まれる。
あるいは、図6Cに示すように、運転者の熟練度(業務経験年数)と平均走行速度との関係が基礎情報に含まれていてもよい。同図では、特定の種類の荷物に関するすべての配送に係る平均の走行速度を基準としている。
あるいは、図6Dに示すように、配送業務の内容(配送対象の荷物の種類)と平均走行速度との関係が基礎情報に含まれていてもよい。同図では、全ての配送に係る車両の平均の走行速度を基準としている。
また、基礎情報は、運転者が過去に採用した経路に関する情報を含んでいてもよい。例えば、第1地点から第2地点まで走行する際において採用可能な経路が複数存在する場合に、各経路が採用された割合が記憶部330に記憶される。図7Aは、地点Aから地点Bまで移動するための経路として過去に3つのルートが採用された実績があり、採用率を走行時間帯ごとに記憶したものである。例えば、基礎情報は、図7Bに示すように、ドライバーの経験値ごと区分された経路の採用実績を示すものであってもよい。
記憶部330には、加えて、データベースDB1、DB2、およびDB3が格納される。
データベースDB1は、各車両100について、種別や積載量といった配送能力や、配送品へ経路の選択上の制約条件に関係する、車両に関する情報が含まれる。図8の例においては、車両情報IDに対応付けて、車両情報として種別、積載量、その他の車両に関する事項が記述されている。配送計画を策定するに際しデータベースDB1の情報を用いる場合、配送を指示する対象の車両の特徴を加味することで、配送効率の向上が期待される。
データベースDB2は、各車両100について、運転技能や配達作業の能力に関する情報が記述される。図9の例では、運転者のIDに対応付けて、運転熟練度、取扱い荷物の種類(換言すると、業務内容)、および走行傾向が記述される。走行傾向とは、各運転者の運転の癖、好み、特性を示す情報である。同図に示す例においては、ID「5567」の運転者は、狭い道でも走行速度を落とさずに、かつ精神的負担なしに走行することができるが、交差点での右左折を苦手としていて、休憩を多めに取り、悪天候や渋滞を苦にしないという特性を有するという情報が記述されている。よって、この運転者に対しは、目的地までの合理的にルートが複数考えられる場合、走行傾向を加味すると、例えば交差点が少ない狭い抜け道で休憩のための駐車場が確保できるようなルートが決定される。あるいは、走行傾向として、燃費を重視する運転(加減速の割合が小さい運転)運転者に対しては、できるだけ一定の速度で走行できるような経路が決定されるような配送計画を策定することが可能である。なお、走行傾向の情報は、車両100から提供された走行状態データに基づいて逐次更新されることが好ましい。
データベースDB3は、配送計画の策定に提供を与え得る、環境に関する情報を記憶したものである。この情報は、配送管理サーバ300が任意のタイミングで環境情報サーバ400から取得する。図10の例では、環境情報として、曜日、時間帯、天候、道路情報(混雑状況など)が含まれている。
策定しようとする配送計画が、車両、運転者、または環境情報に依存する場合に、車両情報、運転者情報、環境情報がそれぞれデータベースDB1、DB2、DB3から特定する。
また、取得した走行情報に基づいて更新しようとする基礎情報が、車両情報、運転者、または環境情報を含む場合に、必要に応じて、車両IDをキーとして、その走行状態の提供元の車両、運転者に関する情報、提供時の環境に関する情報をデータベースDB1、DB2、DB3から特定する。これにより、車両、運転者、配送環境についての情報を考慮した基礎情報を生成および更新することができる。この結果、車両上の制約、運転者の事情、訪問地の状況といった要素が加味された、きめ細かい配送計画を策定することができる。
後述するように、記憶部330に記憶される基礎情報は、車両100からの走行状態に基づいて基礎情報更新部322にて随時更新されるが、情報が得られていない項目については、初期値(デフォルト値)として、経験的・一般的に知られている値を設定してもよい。なお、上述した、基礎情報の種類、項目、数、データ形式については、例示である。例えば、テーブル形式で情報を有している必要はない。
制御部320は、CPUやGPUなどの専用または汎用のプロセッサであって、機能モジュールとして策定部321と基礎情報更新部322とを含む。
基礎情報更新部322は、各車両100から取得した走行状態に基づいて、配送計画の策定に用いられる基礎情報を更新する。
具体的には、基礎情報更新部322は、まず、各車両100から受信した走行状態の情報と配送計画とに基づいて、走行中なのか所定の届け先で停車中なのかを判定する。例えば図4の例では、12時55分05秒〜13時01分05秒までは速度ゼロであるが、この時の車両100の位置は配送計画に示される届け先の場所の近傍であるため、渋滞に巻き込まれているのではなく積み下ろし作業等のために停車していたと判定される。そして、基礎情報更新部322は、届け先を訪れた際に車両が停止した位置を特定し、届け先に滞在した期間を算出する。加えて、基礎情報更新部322は、各車両が走行した経路を特定し、該特定された経路の全体または一部である区間を地図情報に基づいて定義し、当該設定した区間を走行する際の所要時間または走行速度を決定する。
こうして複数の車両100の走行状態から算出された情報(例えばある届け先における滞在時間)を用いて、すでに記憶部330に記憶されている基礎情報(例えば当該届け先における平均滞在時間)を更新する。
策定部321は、所定のアルゴリズムを用いて、記憶部330から読み出した、最新の基礎情報、地図情報、配送品リスト、配送時間の制約(時間指定)、車両100に関する情報に基づき、配送計画を策定する。所定のアルゴリズムとは、制約条件(走行速度、労働時間等)を設定し、所定の目的関数(複数の車両100の総走行距離など)を最大化または最小化するようにパラメータを決定する手法に基づくものであってもよい。あるいは、機械学習の手法を用いて配送計画を策定してもよい。すなわち、策定部321において、上記の基礎情報の利用を前提とする手法であれば、配送計画問題(運搬経路問題、輸送最適化問題(VRP))等と呼ばれる問題に対する既存の任意の解法を適用することができる。策定された配送計画には、少なくとも、複数の配送先の場所、各配送場所を訪問する順序、移動経路が含まれる。加えて、訪問先への到着時刻や滞在時間などを含むタイムスケジュールが含まれてもよい。あるいは、一つの荷物を複数の車両を用いて配送する場合には、荷物の受け渡し場所を含む情報がふくまれてもよい。
そして、策定部321は、配送計画に基づいて各車両100用に配送指示を生成する。なお、配送指示として、配送計画を構成する情報項目の一部のみを含ませてもよい。配送計画を構成する情報から配送指示として運転者に伝えるべき情報を選択する際に、その運転者の技量や経験値を加味して決定してもよい。
図11は、車両ID01234で特定される車両の運転者に対して送信される配送指示の例である。この例では、走行経路、目的地の場所、タイムスケジュールが時系列に記述されている。なお、訪問順序、移動経路については、複数の候補を提示し、運転者に選択させるようにしてもよい。
入力部340(第1入力手段、第2入力手段)は、配送管理サーバ300の管理者によって使用されるキーボード等の入力デバイスであって、配送品を特定するための情報、配送先の情報、配送可能な車両100を識別する情報のほか、上述したデータベースDB1〜DB3に記憶する情報を入力するために用いられる。すなわち、入力部340は、各運転者の技量を示す運転者情報および/または各車両の積載能力を示す車両情報を入力する。
表示部350は、配送管理サーバ300の管理者によって用いられ、作成された配送計画の内容や、各車両100の走行状態を表示する。
図12は、配送システム10の動作例である。以下、一例として、配送管理サーバ300が、物流拠点に集められた複数の荷物を複数の車両100を使って複数の届け先まで配送する場合を考える。まず、配送管理サーバ300は、届け先の場所、配送品の種類、積載能力、走行能力、届ける時間帯などの制約条件などを加味して、所定のアルゴリズムに従って、各車両100が配送を担当する配送品を決定する(S501)。
続いて、配送管理サーバ300は、基礎情報を読出し(S503)、読み出した基礎情報と所定のアルゴリズムとを用いて、各車両100用の配送計画を策定する(S505)。配送管理サーバ300は、策定された配送計画に従って配送指示を生成し、該当する車載装置200へ送信する(S507)。なお、車載装置200に送信される情報は、策定された配送計画を構成する情報のうちの一部であってもよい。例えば、図4に示すように、策定した配送計画に訪問地までの到着予定時間などのスケジュール情報が含まれている場合であっても、車載装置200に送信されるのは届け先の場所と訪問の順序だけであってもよい。つまり、運転者には配送管理サーバ300が有する配送計画のうち、運転者が配送任務を遂行するのに必要な最低限の情報が与えられればよい。
受信した配送指示は、車載装置200の画面に表示される。車両100の運転者は、当該配送指示に従って配送業務を開始する(S509)。
図13の(a)および(b)は、車載装置200が受信した配送指示に停車位置に関する情報が含まれている場合に、それぞれ車載装置200−1および200−2に表示される画面の例である。車載装置200-1および200-2は、届け先住所として建物B1が指定されたが担当する配送品を担当する場合の例である。(a)において、紙面上方からの建物B1までの経路R1に加えて、積み下ろし作業を行うべき場所を示す地点P0が示されている。また、同図において、地点P1〜地点P4は車両100が停車可能な位置であることを示す。一方、(b)においては、経路R1が示される点は同じであるが、提案停車位置として地点P2および地点P4が、停車可能位置として地点P1が推奨停車位置として示される。加えて、(a)および(b)においては、停車位置(積み下ろし場所)から目的地(建物B1)までの距離と標準的な歩行速度とに基づいて計算された所要時間(すなわち、停車している時間)が示される。
このように、同一の届け先であったとしても、車載装置200-1に提示される情報と車載装置200-2で提示される情報とが異なるのは、例えば、車両のサイズや時間帯によって積み下ろしに適した場所が異なるという、過去の他の車両100の配送実績を解析して判明した情報が基礎情報に反映されていることに起因する。このような情報は、一般的な地図情報から把握できず運転者が実際にその場所で経験しないと気が付かないことが多い。本実施例によれば、他人の過去の走行実績が反映された基礎情報を適用することにより、初めての目的地であっても運転者が効率的な配送業務を行えるように案内することができる。運転者や助手(配送業務従事者)に対して、訪問地に加えて停車位置まで示してくれるので、停車に適した場所を探す必要がなく、計画通りのタイムスケジュールで業務を遂行できる蓋然性が高まる。
図14の(a)および(b)は、配送指示において、停車位置に加え訪問時間が含まれている場合において、車載装置200に表示される画面の例を示す。同図(a)は、ある時点において受信した配送指示に基づいて表示された画面であり、同図(b)は、それからある期間が経過した後に受信した配送指示に基づいて表示された画面である。
ここでは、届け先の建物(集合住宅)がB1〜B5であって、停車推奨地点P4停車し、車両から降りて台車等を用いて徒歩で各建物内の届け先を訪問することを指示している。加えて、各建物に対応して、その建物の入り口から建物内の届け先へ訪問する際の平均所要時間が、地図に重ねて示されている。平均所要時間が建物ごとに異なり得るのは、建物の広さや構造(エレベータの待ち時間等、宅配ボックスの有無)が様々であるからである。
同図(a)においては、デフォルトとして定められた訪問時間(例えば5分00秒)が基礎情報として適用され、B4への訪問実績のみが存在するので、結果的に、B4に係る訪問時間のみがデフォルト値から変動している。
その後、訪問実績が配送管理サーバ300に蓄積されて基礎情報に反映されると、同図(b)に示すように、B1〜B5の全てについてデフォルト値から変動する。訪問先がB1のみである場合は、停車時間が4分2秒であると仮定し、配送スケジュールを策定することになる。
なお、同図においては一つの建物に一つの訪問先があると仮定したが、マンションなど一つの建物内の届け先の数(訪問戸数)が複数ある場合、訪問戸数と建物内に居た時間(停車時間から徒歩での移送時間を引いたもの)との関係を基礎情報として記録しておき、訪問戸数に対応する訪問時間を加味して配送スケジュールの策定および運転者への通知を行うことが好ましい。
また、配送管理サーバ300は、基礎情報として、策定した経路に含まれるある区間の所要時間(または平均速度)の情報を有している場合、配送経路に当該区間を含む場合に策定部321にて策定されるタイムスケジュールに反映されることになる。なお、このような情報を配送指示に内包させ車載装置200へ送信してもよい。図15の(a)および(b)は、地点Pa〜地点Pbまでの区間に関する所要時間および平均速度が配送指示に含まれている場合の、車載装置200−1に表示される画面の例である。このように、同一区間でも所要時間(速度)に差異が生じる一つの理由としては、車種が違うことが挙げられる。なお、基礎情報に区間速度が含まれていない場合は、地図情報から得られる法定速度、ないしは予め定められた標準的な速度を適用する。
また、配送指示には、走行すべき経路(または経路の候補)を指定する情報が含まれていてもよい。図16は、配送指示に経路(の候補)についての情報が含まれている場合において、車載装置200に表示される画面の例である。この例では、基礎情報として、例えば地点AからBへ行く場合の経路の採択率(高い順に経路R11、経路R12、経路R13)が含まれており、この基礎情報が配送指示に反映された結果である。経路の採択率は、車種、走行時間帯、ドライバーのスキル等の要因、運送会社の配送ポリシー(所要時間の短さを重視するか安全性を重視するかなど)などの違いによって、異なり得る。従って、ルートの指定(あるいはルート候補の提案)は運転者ごとに異なり得る。このように、運転者には、必要に応じてデータベースDB1〜DB3の少なくともいずれか一つに記憶された情報に加えて、他人が過去に採用した経路についての情報が加味されたルート(あるいは複数のルート候補)が提示することができる。
各車載装置200は、配送業務中、予め設定されたタイミング(例えば5分毎)、走行状態データを配送管理サーバ300に送信する(S511)。配送管理サーバ300は、所定のタイミング(例えば10分毎)で、各車載装置200から受信した走行状態データに基づいて基礎情報を更新する(S513)。配送計画が遂行されるまで(S515)、S511およびS513の処理を繰り返す。
上記実施例においては、配送業務中の各車両100から、その走行状態を逐次取得し、走行状態に基づいて、配送計画策定の基礎となる情報を更新する。走行状態から得られる情報には、運転者は経験値として把握していたとしても地図情報からでは読み取りが不可能あるいは困難な情報が含まれることがしばしばある。上記実施例によれば、運転者の経験値を加味して、配送計画を策定することができる。そして、配送計画の策定と計画の実行結果(得られた走行状態)のフィードバックとを繰り返すことにより、計画と実行結果とのズレがより少ない緻密な計画を立てることが可能となる。フィードバックする情報が増えれば、運転者への指示する内容が細かくあるいは具体的になるので、運転者への負担の軽減、安全性、効率性が向上することが規定される。この際、運転者は、予め車載装置200を設置しておけばよく、運転者が遭遇した状況や事象を配送完了後に申告するといった作業は不要である。また、リアルタイムで走行状態の取得及び基礎情報の更新を行うことができるので、例えば、配送の途中でも、時々刻々変化する道路状況や環境情報に応じて、配送管理サーバ300は配送計画を変更し、その変更を運転者へ指示することも可能である。
また、一般に、理想的な配送計画とは、車両の種類、運転者のスキル、配送品、配送目的、環境要因等の要素の存在によって異なり得る。この点、本発明によれば、これらの要素に応じて基礎情報を調整することができるので、地図情報のみから生成される画一的な配送計画でなく、上記の実際の配送業務に影響を与える要因を加味して配送計画を策定することができる。
本発明の図3に示す、配送管理サーバ300の各機能は、一つのハードウェアデバイスとして実装されるのではなく、複数のノードに分散されてもよい。例えば、記憶部330と制御部320とは別のハードウェアとして実装し、ネットワークを介して情報の授受を行う。
また、本発明は、配送以外の例えば、貨物ではなく人員の輸送を行う車両の配車管理に適用してもよい。すなわち、本発明に係るシステムにおいては、輸送計画に基づいて決定され、少なくとも訪問地点および走行経路を含む輸送指示を、複数の車両の運転者に対して送信するステップと、各車両から、前記輸送指示に基づいて行われた配送に係る走行状態を逐次取得するステップと、該取得された走行状態に基づいて、前記配送計画の策定に用いられる基礎情報を更新するステップとが実行されればよい。
10・・・配送システム、100・・・車両、200・・・車載装置、300・・・配送管理サーバ、400・・・環境情報サーバ、900・・・通信網、210・・・通信部、211・・・送信部、212・・・受信部、220・・・位置取得部、230・・・表示部、250・・・制御部、240・・・記憶部、260・・・入力部、310・・・通信部、320・・・制御部、330・・・記憶部、311・・・送信部、312・・・取得部、321・・・策定部、322・・・基礎情報更新部、340・・・入力部、350・・・表示部
本発明は、一の態様において、配送計画に基づいて決定され、少なくとも訪問地点走行経路および当該訪問地点に対応する停車位置を含む配送指示を、複数の車両の運転者に対して送信する送信手段と、各車両から、前記配送指示に基づいて行われた配送に係る走行状態を逐次取得する取得手段と、該取得された複数の車両の走行状態に基づいて、前記配送計画の策定に用いられる基礎情報を更新する更新手段とを有し、前記更新手段は、前記訪問地点を訪れた際に各車両が停止した位置を特定し、前記基礎情報には停車位置に関する情報が含まれる、配送管理装置を提供する。

Claims (10)

  1. 配送計画に基づいて決定され、少なくとも訪問地点および走行経路を含む配送指示を、複数の車両の運転者に対して送信する送信手段と、
    各車両から、前記配送指示に基づいて行われた配送に係る走行状態を逐次取得する取得手段と、
    該取得された走行状態に基づいて、前記配送計画の策定に用いられる基礎情報を更新する更新手段と
    を有する配送管理装置。
  2. 前記更新手段は、訪問地点を訪れた際に車両が停止した位置を特定し、
    前記基礎情報には、停車位置についての情報が含まれる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の配送管理装置。
  3. 前記配送指示には、前記訪問地点に対応する停車位置が含まれる、
    ことを特徴とする請求項2に記載の配送管理装置。
  4. 前記更新手段は、訪問地点に滞在した期間を特定し、
    前記基礎情報には滞在時間についての情報が含まれる、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の配送管理装置。
  5. 前記更新手段は、各車両が走行した経路を特定し、
    前記基礎情報は、運転者が採用した経路を示す情報を含む、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の配送管理装置。
  6. 前記更新手段は、該特定された経路の全体または一部を走行する際の所要時間または走行速度を決定し、
    前記基礎情報は、該特定された経路に含まれる区間における走行速度または所要時間を含む
    ことを特徴とする請求項5に記載の配送管理装置。
  7. 各運転者の技量を示す運転者情報を入力する第1入力手段を更に備え、
    前記基礎情報には前記運転者情報が含まれる、
    請求項1〜6のいずれか一つに記載の配送管理装置。
  8. 各車両の積載能力を示す車両情報を入力する第2入力手段を更に備え、
    前記基礎情報には前記車両情報が含まれる
    請求項1〜7のいずれか一つに記載の配送管理装置。
  9. 前記取得手段は、各車両の走行時の環境を示す環境情報を更に取得し、
    前記基礎情報には前記環境情報が含まれる、
    請求項1〜8のいずれか一つに記載の配送管理装置。
  10. コンピュータに、
    配送計画に基づいて決定され、少なくとも訪問地点および走行経路を含む配送指示を、複数の車両の運転者に対して送信するステップと、
    各車両から、前記配送指示に基づいて行われた配送に係る走行状態を逐次取得するステップと、
    該取得された走行状態に基づいて、前記配送計画の策定に用いられる基礎情報を更新するステップと
    を実行させるためのプログラム。
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