JP2020065831A - 飛距離補正システム及び飛距離補正プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】実際の飛距離から、プレイ場所の標高(高度)、ボールを打つ場所とボールの到達(落下)地点との高低差、及び、ショット地点の状態、を所定の条件とした場合の補正飛距離を算出する飛距離補正システムを提供する。【解決手段】ゴルフボールの実際の飛距離から補正した補正飛距離を算出するための飛距離補正システムであって、飛距離算出部27により算出した飛距離、GPS受信部13及び人工衛星28により計測した現在位置、高度計測部14により計測した高度、気温計測部15により計測した気温、気圧計測部16により計測した気圧、及び、集音部17又は操作部21により入力されたショット地点の状態、の一部又は全部に基づいて補正飛距離を算出する補正飛距離算出部36と、算出した補正飛距離を記憶する記憶部19と、を備え、補正飛距離を算出し記憶する。【選択図】図3

Description

本発明は、ゴルフのプレイヤーが打った実際のボールの飛距離から補正飛距離を算出する飛距離補正システム及び飛距離補正プログラムに関する。
ゴルフプレイヤーの打ったボールの飛距離の測定方法として、前回の実打位置から新たな実打位置までの距離をボールの飛距離として算出する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の飛距離測定器は、測位衛星からの電波(信号)を受信可能な受信部と、受信部が受信した電波に基づいて現在位置(緯度・経度)を算出可能な処理部と、ゴルフプレイヤーがボールを打ったか否かを検出する実打検出部と、ボールを打った位置を実打位置として記憶する記憶部を有している。そして、処理部は、実打検出部によってボールを打ったことが検出されると、実打位置を決定して、前回の実打位置から新たな実打位置までの距離をボールの飛距離として算出し、記憶部に記憶する。
特開2016−209288号公報
このようにして算出されるボールの飛距離は、ゴルフをプレイする場所の標高の違いにより大きな影響を受ける場合がある。すなわち、標高の高い場所でプレイした場合には飛距離が長くなり、標高が低い場所でプレイした場合には飛距離が短くなる傾向がある。そのため、プレイ場所の標高に関係なく実際の飛距離の平均値を算出すると、標準的な標高での平均飛距離と比較して差異が生じてしまうという問題があった。
また、ボールの飛距離は、プレイ時の気圧、気温及び風の状況やショット地点の状態(例えば、フェアウェイ、ラフ、バンカー、斜面等)に影響されるため、飛距離に大きな影響を与える条件下でのショットの飛距離をそのまま平均飛距離の算出材料とした場合に、一般的な条件下での平均飛距離と比較して差異が生じてしまうという問題があった。
さらに、ボールを打った場所と比較して、ボールの到達(落下)地点の標高が高い場合には、ボールが早く地面に落下するため飛距離が短くなり、ボールの到達(落下)地点の標高が低い場合には、ボールの滞空時間が長くなるため飛距離が長くなる傾向がある。そのため、ボールを打つ場所とボールの到達(落下)地点との高低差を考慮せずに実際の平均飛距離を算出した場合に、ボールを打つ場所とボールの到達(落下)地点の高低差が大きくない平地での平均飛距離と比較して差異が生じてしまうという問題があった。
そこで、本発明は以上の問題点を解決し、プレイ場所の標高(高度)、ボールを打つ場所とボールの到達(落下)地点との高低差、及び、プレイ時の気圧、気温及び風の状況やショット地点の状態、を所定の条件とした場合の飛距離に補正した補正飛距離を算出する飛距離補正システム及び飛距離補正プログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る飛距離補正システムは、ゴルフボールの実際の飛距離から補正した補正飛距離を算出するための飛距離補正システムであって、飛距離算出部により算出した前記飛距離、位置計測部により計測した現在位置、高度計測部により計測した高度、気温計測部により計測した気温、気圧計測部により計測した気圧、及び、状態入力部により入力されたショット地点の状態、の一部又は全部に基づいて前記補正飛距離を算出する補正飛距離算出部と、算出した前記補正飛距離を記憶する記憶部と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る飛距離補正システムは、前記補正飛距離をゴルフクラブの番手に対応させて前記記憶部に記憶することを特徴とする。
本発明に係る飛距離補正プログラムは、実際のゴルフボールの飛距離から補正した補正飛距離を算出するためにコンピュータを、飛距離算出部により算出した前記飛距離、位置計測部により計測した現在位置、高度計測部により計測した高度、気温計測部により計測した気温、気圧計測部により計測した気圧、及び、状態入力部により入力されたショット地点の状態、の一部又は全部に基づいて前記補正飛距離を算出する補正飛距離算出部、前記飛距離、前記現在位置、前記高度、前記気温、前記気圧、前記ショット地点の状態及び前記補正飛距離を記憶する記憶部、として機能させることを特徴とする。
本発明に係る飛距離補正プログラムは、前記平均補正飛距離をゴルフクラブの番手に対応させて前記記憶部に記憶させることを特徴とする。
本発明に係る飛距離補正システム及び飛距離補正プログラムによれば、プレイ場所の標高(高度)、ボールを打つ場所とボールの到達(落下)地点との高低差、ショット地点の状態、を所定の条件とした場合の飛距離に補正した補正飛距離を算出することができる。
実施形態1の腕時計型端末を左手首に装着したプレイヤーの斜視図である。 同、腕時計型端末の平面図である。 同、飛距離補正システムの全体構成を示すブロック図である。 同、ゴルフコースの地図情報を示す図である。 (A)同、ショットが打ち上げ時の高低差を示す図である。(B)同、ショットが打ち下ろし時の高低差を示す図である。(C)同、水平時のショットを示す図である。 同、携帯端末を下半身用衣服の右後ポケットに収容したプレイヤーの斜視図である。 同、スイング解析システムの全体構成を示すブロック図である。 同、左手首の3軸合成加速度及び腰の3軸合成加速度の経時変化を示すグラフを示す図である。
以下、本発明の実施形態について、添付の図1〜図8を参照して説明する。以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。
本実施形態の飛距離補正システム1は、図2に示す腕時計型端末2に組み込まれている。なお、飛距離補正システム1は、プレイヤー4がゴルフをプレイ中に携帯可能な端末に組み込まれていればよく、例えば、プレイヤー4が所持する携帯端末3に組み込んでもよい。腕時計型端末2はユーザーであるゴルフのプレイヤー4の腕、好ましくは手首に装着されればよく、本実施形態では、図1に示すように、腕時計型端末2を右打ちのプレイヤー4の左手首5に装着しているものとする。なお、腕時計型端末2は、左打ちのプレイヤー4が使用することもでき、腕時計型端末2は、右手首に装着してもよい。
図3に示すように、腕時計型端末2は、制御手段11と、第一加速度計測部12と、GPS(Global Positioning System:地球測位システム)受信部13と、高度計測部14と、気温計側部15と、気圧計側部16と、集音部17と、送受信部18と、記憶部19と、表示部20と、操作部21と、報知部22と、を備えている。
制御手段11は、CPU(中央演算装置)を含んで構成され、記憶部19に記憶されたプログラム23に基づいて腕時計型端末2の全体を制御する。このCPUがプログラム23にしたがって演算処理を実行することにより、腕時計型端末2の各機能が実現される。プログラム23が飛距離補正プログラムに相当し、このプログラム23がコンピュータである腕時計型端末2により実行されることで、飛距離補正システム1が実現される。
第一加速度計測部12は、加速度センサー24及びジャイロセンサー25が組み込まれている。加速度センサー24は、直交三軸方向の加速度を計測することができ、ジャイロセンサー25は直交三軸の各軸回りの角速度を計測することができる。第一加速度計測部12は、腕時計型端末2を装着したプレイヤー4の左手首5のショット時の加速度を計測する。第一加速度計測部12により計測された加速度情報は、プレイヤー4のショット時の左手首5の加速度情報として制御手段11の飛距離算出部27に送出される。
GPS受信部13は、腕時計型端末2の現在位置を取得する位置計測部を構成し、複数の人工衛星28からの電波を無線で受信することで、腕時計型端末2ひいてはその腕時計型端末2を装着するプレイヤー4の三次元位置(経度、緯度及び高度)を計測し、その位置情報を制御手段11に送出するものである。なお、腕時計型端末2の現在位置を検出できるものであれば、GPS受信部13以外の位置検出装置を利用してもよい。また、人工衛星28には原子時計が搭載されている。この人工衛星28からは特定の周波数にて極めて正確な時刻信号波が発信されており、これをGPS受信部13により受信することで、腕時計型端末2の時間軸が規定される。GPS受信部13及び人工衛星28が位置計測部として機能する。
高度計測部14は、圧力センサー29が組み込まれており、圧力センサー29で計測した気圧の変化量を基に現在位置の海抜高度(標高)(以下、「高度」という。)を計算し、現在位置の高度情報として制御手段11に送出する。高度計測部14は、気圧変化を変換して相対的な高度を算出するものであり、気圧が気象条件により変化すると、計測値の高度も変化する。そのため、正確な高度がわかる場所で高度計測部14の高度を合わせることで、より正確な高度を計測することができる。例えば、ラウンド前にゴルフ場内の正確な高度がわかる場所で高度を合わせることで、その後のプレイ中により正確な高度を計測することができる。なお、プレイヤー4の現在位置における高度は、GPS受信部13が受信したプレイヤー4の三次元位置(経度、緯度及び高度)の高度を用いてもよい。
気温計側部15は、サーミスタ(図示せず)を利用した温度センサー30が組み込まれており、この温度センサー30により気温を計測する。計測された気温情報は、制御手段11に送出される。
気圧計側部16は、上記高度計測部14に組み込まれた圧力センサー29を使用して気圧を計測する。計測された気圧情報は、制御手段11に送出される。
集音部17は、外部の音を集め音声情報として制御手段11に送出するものであり、例えばマイクである。本実施形態の集音部17は、プレイヤー4の音声を集音することを想定しており、人間の音声が集音可能であればよい。集音部17は、後述するショット地点の状態を音声により入力する際に状態入力部として機能する。
送受信部18は、無線の通信手段を介して他の機器、例えば、携帯端末3との双方向通信を可能にするものである。そのため、腕時計型端末2は携帯端末3等と各種情報を送受信することができる。
記憶部19は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの各種記憶装置を用いて構成され、GPS受信部13が受信した腕時計型端末2の位置情報、高度計測部14により計測された高度情報、気温計側部15により計測された気温情報、気圧計側部16により計測された気圧情報、集音部17から入力された音声情報等の各種情報を書き込み及び読み出し可能となっている。また、記憶部19には予めゴルフ場のコースの地図情報26が記憶されている。地図情報26は、位置座標情報を含む2次元地図又は3次元地図であり、変更・追加・削除等の更新が可能である。
表示部20は、制御手段11からの表示制御信号を受け、腕時計型端末2の現在位置等の様々な表示を行なうものである。図2に示すように、表示部20は腕時計型端末2の本体正面に露出して設けられる液晶モジュールや液晶パネルにより構成され、これらの液晶モジュールや液晶パネルは周知のように、多数のサブ画素を格子状に配列したドットマトリクスによる表示を行なうものである。表示部20は、後述するアドバイス情報を文字や地図等により表示して提示する際に情報提示部として機能する。
操作部21は、プレイヤー4による操作を受けて、電気的な操作信号を制御手段11に送出するものである。図2に示すように、操作部21は、第1ボタン31、第2ボタン32、第3ボタン33及び第4ボタン34を備えると共に、表示部20がタッチパネルとなっており、表示部20の表面部35も操作部21として機能する。なお、操作部21としてのボタンの数は、4つに限るものではなく増減可能である。操作部21は、後述するショット地点の状態を入力際に状態入力部として機能する。
報知部22は、記憶部19に記憶された情報等を音声によりプレイヤー4に報知するものであり、例えばスピーカーである。報知部22は、後述するアドバイス情報を音声により提示する際に情報提示部として機能する。
制御手段11は、プレイヤー4の打ったボール7の実際の飛距離を算出する飛距離算出部27を備えている。飛距離の具体的な算出方法を図4を参照して説明すると、腕時計型端末2が備える第一加速度計測部12は、腕時計型端末2を装着したプレイヤー4がスイングをした場合に相当する加速度変化を計測すると、プレイヤー4がクラブ6をスイングしたと判断し、プレイヤー4のスイングした位置Aの位置情報をGPS受信部13により取得する。取得した位置Aでの最後のスイングをプレイヤー4がボール7を打った第1打と決定し、その位置情報を記憶部19に記憶する。次に、プレイヤー4が打ったボール7の到達地点まで移動し、その位置Bで第一加速度計測部12によりプレイヤー4がクラブ6をスイングしたと判断した場合に、位置Bの位置情報をGPS受信部13により取得する。取得した位置Bでの最後のスイングをプレイヤー4がボール7を打った第2打と決定し、その位置情報を記憶部19に記憶する。飛距離算出部27は、第1打を打った位置情報と第2打を打った位置情報を記憶部19から読み出し、位置Aと位置Bとの直線距離を算出する。算出された直線距離は、第1打の飛距離として記憶部19に記憶される。以降同様に、第3打、第4打・・・での位置情報を取得し、それぞれ、第2打、第3打・・・の飛距離を算出し、記憶部19に記憶する。なお、本実施形態では、位置Aでの最後のスイングをプレイヤー4がボール7を打った第1打と決定しているが、プレイヤー4がショットすることを声で宣言し、その後ショットすることで、その音声を集音部17により集音し、集音した時の位置Aの位置情報をGPS受信部13により取得してもよいし、プレイヤー4が操作部21を操作し、位置Aの位置情報をGPS受信部13により取得してもよい。
また、飛距離算出部27は、プレイヤー4の打ったボール7がフェアウェイの中心位置Cから左右方向にずれているか否かを算出する。上記の第1打についての具体的な算出方法を説明すると、図4に示すように、位置Aと位置Bを結んだ直線に対して直角な直線とフェアウェイの両端との交点である左端位置L及び右端位置Rの位置情報を地図情報26から読み出す。そして、左端位置Lと右端位置Rを結んだ直線の中間点をフェアウェイの中心位置Cと決定する。その中心位置Cから位置Bが左方向に所定距離(例えば、2m)以上離れた場合には第1打を左方向にずれたと判定し、中心位置Cから位置Bが右方向に所定距離(左方向と同様に、例えば、2m)以上離れた場合には第1打を右方向にずれたと判定する。位置Bが中心位置Cから所定距離未満の場合には、第1打をずれ無しと判定する。左右方向のずれの判定は、その後の第2打、第3打・・・についても行う。なお、左右方向のずれを判定する所定距離は任意に設定可能である。また、左右方向のずれの判定結果は、クラブ6の番手情報と紐付けされて記憶部19に記憶される。複数の判定結果が蓄積されると、飛距離算出部27は左方向にずれた割合、右方向にずれた割合、ずれ無しの割合を算出し、記憶部19に記憶する。
図3に示すように、制御手段11は、プレイヤー4の打ったボール7の実際の飛距離から、高度、気温、気圧、及びショット地点の状態を考慮した補正飛距離を算出する補正飛距離算出部36を備えている。ここで、高度による影響を考慮した補正飛距離算出部36の算出方法を、上記の第1打の飛距離の補正飛距離について説明する。高度計測部14は、位置Aにおける高度を計測し、計測した高度情報を制御手段11の補正飛距離算出部36に送出する。補正飛距離算出部36は、位置Aの高度と基準高度である海抜0mとの高低差を算出し、その高度差に基づき実際の飛距離から所定の計算式により海抜0mにおいてショットしたと仮定した場合の補正飛距離を算出する。なお、本実施形態では、基準高度を海抜0mと設定して補正飛距離を算出しているが、この基準高度は任意に設定可能である。
また、高度計測部14は、位置Bにおいても高度を計測し、計測した高度情報を制御手段11の補正飛距離算出部36に送出する。補正飛距離算出部36は、位置Aの高度と位置Bの高度とを比較し、高度に差がある場合には、その高低差Hを算出する。そして、図5(A)に示すように位置Aが位置Bよりも低い場合には、ショットが打ち上げであると判定し、図5(B)に示すように位置Aが位置Bよりも高い場合には、ショットが打ち下ろしであると判定し、図5(C)に示すように位置Aと位置Bに高度差が無い場合には、水平であると判定する。そして、打ち上げ又は打ち下ろしの場合には、その高低差Hに基づき実際の飛距離から所定の計算式により、位置Aと位置Bに高低差Hが無いと仮定した補正飛距離を算出する。水平であると判定した場合には、実際の飛距離を補正飛距離とする。
次に、気温による影響を考慮した補正飛距離算出部36の算出方法を、上記の第1打の飛距離の補正飛距離について説明する。気温計側部15は、位置Aにおける気温を計測し、計測した気温情報を制御手段11の補正飛距離算出部36に送出する。補正飛距離算出部36は、位置Aの気温と基準気温である摂氏20度との温度差を算出し、その温度差に基づき実際の飛距離から所定の計算式により摂氏20度においてショットしたと仮定した場合の補正飛距離を算出する。なお、本実施形態では、基準気温を摂氏20度と設定して補正飛距離を算出しているが、この基準気温は任意に設定可能である。
次に、気圧による影響を考慮した補正飛距離算出部36の算出方法を、上記の第1打の飛距離の補正飛距離について説明する。気圧計側部16は、位置Aにおける気圧を計測し、計測した気圧情報を制御手段11の補正飛距離算出部36に送出する。補正飛距離算出部36は、位置Aの気圧と基準気温である1013ヘクトパスカルとの気圧差を算出し、その気圧差に基づき実際の飛距離から所定の計算式により1013ヘクトパスカルにおいてショットしたと仮定した場合の補正飛距離を算出する。なお、本実施形態では、基準気圧を1013ヘクトパスカルと設定して補正飛距離を算出しているが、この基準気圧は任意に設定可能である。
次に、ショット地点の状況による影響を考慮した補正飛距離算出部36の算出方法を、上記の第1打の飛距離の補正飛距離について説明する。本実施形態においてショット地点の状況とは、打つボール7が置かれた地面の状態とショット時の風の強さと方向である。地面の状態は、ティーグランド37、フェアウェイ38、ラフ39、バンカー40、池41、上り傾斜及び下り傾斜であり、ショット時の風の強さは、「強い」及び「弱い」であり、風の方向は、「アゲインスト」、「フォロー」及び「横風」である。なお、ボール7の飛距離に影響を与えるその他の環境の状態を考慮した補正飛距離を算出してもよい。
図3に示すように、制御手段11は、集音部17から送出された音声情報を判定する用語判定部43を備えている。また、制御手段11は、予め登録された用語を記憶させておく用語辞書部44を備えている。予め登録される用語は、例えば、「ティーグランド」、「フェアウェイ」、「ラフ」、「バンカー」、「池」、「上り傾斜」、「下り傾斜」、「アゲインスト」、「フォロー」、「横風」等のショット地点の状態を表すものである。用語判定部43は、集音部17からの音声情報を受信すると、その音声情報に係る用語が用語辞書部44に記憶された用語であるか否かを判定する。用語辞書部44に記憶された用語である場合には、用語判定部43は補正飛距離算出部36にその用語に対応した用語信号を送出する。補正飛距離算出部36は、用語信号を受信すると、その用語に対応した所定の計算式により、実際の飛距離からショット地点がフェアウェイ38であって、傾斜がなく、無風状態と仮定した場合の補正飛距離を算出する。なお、本実施形態では、ショット地点の基準状態をフェアウェイ38であって、傾斜がなく、無風状態と設定して補正飛距離を算出しているが、この基準状態は任意に設定可能である。
用語辞書部44には、予めクラブ6の番手に対応する用語が記憶されており、ショットをする前に、クラブ6の番手を音声入力することで、その用語(クラブ6の番手)に対応するクラブ6の番手情報が用語判定部43から補正飛距離算出部36に送出される。そのため、飛距離算出部27は、クラブ6の番手に対応させて実際の飛距離情報を記憶部19に送出する。同様に、補正飛距離算出部36も、算出した補正飛距離をクラブ6の番手に対応させ、補正飛距離情報を記憶部19に送出する。飛距離情報及び補正飛距離情報を受信した記憶部19は、クラブ6の番手に対応させて補正飛距離を記憶する。なお、用語辞書部44に記憶される用語は、追加・削除・変更等の更新が可能である。
本実施形態では、ショット地点の状態及びクラブ6の番手を音声により入力する方法を採用しているが、操作部21を操作してショット地点の状態及びクラブ6の番手を入力してもよい。
また、本実施形態では、高度、気温及び気圧を全て計測し、ショット地点の状態を入力しているが、例えば、気温を計測しない等、計測する項目や入力する項目は任意に決定することができ、これら以外の項目を追加してもよい。
図7は、本実施形態のスイング解析システム51を組み込んだ腕時計型端末2及び携帯端末3の全体構成図である。携帯端末3はプレイヤー4の下半身用衣服の収容部であるポケット、好ましくは後ポケットに収容される。図6に示すように、本実施形態では、携帯端末3を下半身用衣服の右後ポケット8に収容している。なお、携帯端末3は腰9の加速度等を計測するために腰9に近接していればよく、左後ポケット10に収容してもよい。
携帯端末3は、制御手段52と、第二加速度計測部53と、GPS(Global Positioning System:地球測位システム)受信部54と、送受信部55と、記憶部56と、表示部57と、操作部58と、を備えている。
制御手段52は、CPU(中央演算装置)を含んで構成され、記憶部56に記憶されたプログラム59に基づいて携帯端末3の全体を制御する。このCPUがプログラム59にしたがって演算処理を実行することにより、携帯端末3の各機能が実現される。また、上述のとおり、プログラム23により腕時計型端末2の各機能が実現される。プログラム23及びプログラム59がスイング解析プログラムに相当し、これらプログラム23及びプログラム59がコンピュータである腕時計型端末2及び携帯端末3により実行されることで、スイング解析システム51が実現される。
第二加速度計測部53は、加速度センサー60及びジャイロセンサー61が組み込まれている。加速度センサー60は、直交三軸方向の加速度を計測することができ、ジャイロセンサー61は直交三軸の各軸回りの角速度を計測することができる。第二加速度計測部53は、携帯端末3が右後ポケット8に収容された状態でプレイヤー4がスイングすることで、プレイヤー4の腰9の加速度、速度及び傾きを計測する。第二加速度計測部53により計測された加速度情報、速度情報及び傾き情報は、制御手段52の解析部62に送出される。
GPS受信部54は、携帯端末3の現在位置を取得する位置計測手段を構成し、複数の人工衛星28からの電波を無線で受信することで、携帯端末3の三次元位置(経度、緯度及び高度)を計測し、その位置情報を制御手段52に送出するものである。なお、携帯端末3の現在位置を検出できるものであれば、GPS受信部54以外の位置検出装置を利用してもよい。また、人工衛星28には原子時計が搭載されている。この人工衛星28からは特定の周波数にて極めて正確な時刻信号波が発信されており、これをGPS受信部54により受信することで、携帯端末3の時間軸が規定される。上述のとおり、腕時計型端末2も、人工衛星28からの時刻信号波を受信して時間軸が規定されることから、腕時計型端末2と携帯端末3の時間軸は同期される。
送受信部55は、無線の通信手段を介して、腕時計型端末2と携帯端末3との双方向通信を可能にするものである。腕時計型端末2も送受信部18を備えており、腕時計型端末2の記憶部19に記憶された情報を携帯端末3に送信することや、携帯端末3の記憶部56に記憶された情報を腕時計型端末2に送信することが可能である。
記憶部56は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの各種記憶装置を用いて構成され、GPS受信部54が受信した携帯端末3の位置情報や、後述するプレイヤー4の左手首5の3軸合成加速度情報や、プレイヤー4の腰9の3軸合成加速度情報等の各種情報を書き込み及び読み出し可能となっている。
表示部57は、携帯端末3の本体正面に露出して設けられる液晶モジュールや液晶パネルにより構成され、これらの液晶モジュールや液晶パネルは周知のように、多数のサブ画素を格子状に配列したドットマトリクスによる表示を行なうものである。
操作部58は、プレイヤー4による操作を受けて、電気的な操作信号を制御手段52に送出するものである。本実施形態の携帯端末3では、表示部57がタッチパネルとなっており、表示部57の表面部63が操作部58として機能する。
解析部62は、第一加速度計測部12が計測したプレイヤー4の左手首5の加速度と、第二加速度計測部53が計測したプレイヤー4の腰9の加速度と、飛距離算出部27が算出したボール7の飛距離と、に基づいてプレイヤー4の左手首5及び腰9の動きと飛距離との関係を解析する。本実施形態では、プレイヤー4のスイングにおける、いわゆるタメ、左手首5の加速度、速度及び傾き、腰9の加速度、速度及び傾き、とボール5の飛距離との関係を解析する。
上述のとおり、腕時計型端末2の第一加速度計測部12と携帯端末3の第二加速度計側部53の時間軸は同期されており、プレイヤー4がスイングを行うと、第一加速度計測部12によりプレイヤー4の左手首5の3軸合成加速度を計測し、第二加速度計側部53でプレイヤー4の腰9の3軸合成加速度を計測する。また、上述のとおり、腕時計型端末2の飛距離計測部27により実際のボール5の飛距離がクラブ6の番手に対応して記憶部19に記憶される。プレイヤー4の左手首5の3軸合成加速度情報とクラブ6の番手に対応した飛距離情報が腕時計型端末2の送受信部18と携帯端末3の送受信部55を介して解析部62に送出されると共に、プレイヤー4の腰9の3軸合成加速度情報が解析部62に送出される。これらの情報は、紐付けされて記憶部56に記憶される。
ここで、プレイヤー4のスイングにおけるタメの算出について説明する。図8は左手首5の3軸合成加速度の経時変化を示す折れ線G1と、腰9の3軸合成加速度の経時変化を示す折れ線G2を示したものである。また、折れ線G1及び折れ線G2のグラフの下側には、プレイヤー4のスイングにおける、アドレスの静止状態64、バックスイングの途中(左手首5が軽くなり始め)65、トップ66、インパクト67、フォロー68、フィニッシュ69の各ポイントを示している。
本実施形態では、腰9の3軸合成加速度のピークP2が左手首5の3軸合成加速度のピークP1よりも時間的に早く発生したスイングをタメが有るものとする。そして、ピークP1がピークP2よりも時間的に早く発生した場合や、ピークP1とピークP2との時間差tが0である場合には、タメが無いものとする。また、時間差tのうちタメが有る場合の時間差tをタメの時間Tという。なお、図8は、タメが有る場合のスイングの左手首5と腰9の3軸合成加速度を示している。
図7に示すように、解析部62は、速度算出部70を備えており、この速度算出部70がプレイヤー4の左手首5の3軸合成加速度情報に基づいて、腕時計型端末2、ひいてはプレイヤー4の左手首5の速度を所定の計算式により算出する。左手首5の速度は、トップ66からインパクト67までのスイングの平均速度や、インパクト67の瞬間の単位時間における速度等を算出する。例えば、本実施形態におけるインパクト67の瞬間の速度V=5.75m/sである。
また、速度算出部70によりプレイヤー4の腰9の3軸合成加速度情報に基づいて、プレイヤー4の腰9の速度を所定の計算式により算出する。腰9の速度は、スイングにおける平均速度や、インパクト67の瞬間の単位時間における速度等を算出する。
また、図7に示すように、解析部62は、傾き算出部71を備えており、この傾き算出部71がプレイヤー4の左手首5の3軸合成加速度情報に基づいて、腕時計型端末2、ひいてはプレイヤー4の左手首5の傾きを3軸方向の角度で算出する。左手首5の傾きは、アドレスの静止状態64、バックスイングの途中(左手首5が軽くなり始め)65、トップ66、インパクト67、フォロー68、フィニッシュ69の各ポイントで算出する。例えば、本実施形態におけるアドレスの静止状態64の左手首5の傾きは、θx=5.5、θy=42.5、θz=−21.1である。
また、傾き算出部71によりプレイヤー4の腰9の3軸合成加速度情報に基づいて、プレイヤー4の腰9の傾きを3軸方向の角度で算出する。腰9の傾きは、アドレスの静止状態64、バックスイングの途中(左手首5が軽くなり始め)65、トップ66、インパクト67、フォロー68、フィニッシュ69の各ポイントで算出する。
このように、プレイヤー4のスイングにおける各種情報の計測を継続することで、計測結果が記憶部56に蓄積される。解析部62は、蓄積された計測結果から、最も飛距離が長かった時のスイングのタメの時間T、左手首5と腰9の加速度、速度及び傾きを算出し、それらの条件をプレイヤー4のベストスイングとして記憶部56に記憶する。このベストスイングにおけるタメの時間T、左手首5と腰9の加速度、速度及び傾きは、携帯端末3の表示部57に表示することができ、プレイヤー4はこれらの情報を確認することができる。また、飛距離が長かった所定回数(例えば、10回)のスイングのタメの時間T、左手首5と腰9の加速度、速度及び傾きの平均値を算出し、その結果を表示部57に表示することもできる。なお、記憶部56に記憶されている情報であれば、飛距離が短かったスイングの各種情報を表示部57に表示することもできる。
記憶部19に記憶されたプログラム23と記憶部56に記憶されたプログラム59は、アドバイス情報提示プログラムにも相当する。これらプログラム23及びプログラム59がコンピュータである腕時計型端末2及び携帯端末3により実行されることで、アドバイス情報提示システム81が実現される。
図3に示すように、腕時計型端末2の制御手段11は、アドバイス算出部82を備えている。アドバイス算出部82は、プレイヤー4に対して助言・忠告等のアドバイスを提示する際のアドバイス情報を算出する。アドバイスは、腕時計型端末2が備える報知部82から音声により報知することや、腕時計型端末2の表示部20に文字、図形や地図等により表示することが可能である。アドバイス情報は、表示部20に表示するか、報知部22により音声により報知するか、その両方とするか、を操作部21を操作することで選択することができる。
以下、具体的なアドバイス情報について説明する。プレイヤー4が、音声又は操作部21の操作により、ゴルフ場のコース情報を入力すると、アドバイス算出部82は記憶部19から該当するコースの地図情報26を読み出し、表示部20に表示する。なお、この地図情報26の表示は、腕時計型端末2を装着したプレイヤー4の位置情報を計測し、予め記憶部19に記憶された当該コースの位置情報から、プレイヤー4が当該コース内に入ったことを確認した時点で表示部20に自動的に表示するようにしてもよい。
また、地図情報26からバンカー40や池41等のハザードの情報を読み出し、ハザード情報を報知する。ハザード情報は、バンカー40や池41等の位置情報や、現在位置から当該バンカー40や池41等までの距離情報等であり、また、「左バンカー注意!」等の文言を表示部20に表示したり、報知部22により音声で報知するものである。なお、表示部20に表示されるコースの地図情報26はカラーで表示され、ティーグランド37、フェアウェイ38、ラフ39、バンカー40、池41、グリーン42はそれぞれ異なる色で表示されるため、ハザード情報は視覚的に確認し易くなっている。
プレイヤー4がショットすることを音声又は操作部21の操作により、腕時計型端末2に入力すると、アドバイス算出部82はプレイヤー4の位置情報と地図情報26から、グリーン42までの距離を算出する。また、記憶部19からプレイヤー4の平均飛距離や平均補正飛距離を読み出し、グリーン42までの距離に適した推奨クラブ6の番手を提示する。このとき、表示部20に表示されたコースの地図情報26に推奨クラブ6の番手のプレイヤー4の過去の平均飛距離を円弧線83及び数値84で表示する(図2参照)。
また、アドバイス算出部82は、推奨クラブ6を使用した場合のプレイヤー4のショットの左右方向へのずれの割合や傾向等についても算出する。アドバイス算出部82は、プレイヤー4のショットの左右方向へのずれの割合を記憶部19から読み出し、表示部20又は報知部22により提示する。左右方向へのずれについての提示方法は、ずれの割合を表示部20に表示するか、報知部22により音声で報知してもよく、また、ずれの割合からプレイヤー4のショットの傾向を算出し、その傾向を「左方向へのずれ65%、注意!」等の文言で表示部20に表示したり、報知部22により音声で報知してもよい。
また、アドバイス算出部82は、プレイヤー4の過去の飛距離が長かったショットや、左右方向のズレが無かったショットのタメの時間Tの平均の長さ、左手首5の加速度、速度及び傾きや、腰9の加速度、速度及び傾きを算出し、表示部20に表示したり報知部22により報知することができる。
また、プレイヤー4による次のショットが、打ち上げになるか、打ち下ろしになるか、高低差Hが事前にわかっている場合には、その旨を音声又は操作部21の操作により腕時計型端末2に入力することで、記憶部19に記憶されているプレイヤー4の打ち上げ時、打ち下ろし時、当該高低差Hに対応した過去の平均飛距離を読み出し、表示部20に表示することもできる。
また、ショット地点の状態(ティーグランド37、フェアウェイ38、ラフ39、バンカー40、池41、上り傾斜、下り傾斜、風の強さ、風の方向等)を音声又は操作部21の操作により腕時計型端末2に入力することで、記憶部19に記憶されているプレイヤー4のその状態に対応した過去の平均飛距離を読み出し、表示部20に表示することもできる。
アドバイス算出部82が算出するアドバイス情報は、記憶部19,56に記憶された情報に基づいて算出されるが、例えば、過去のショットの情報中から飛距離が極端に短い失敗ショットの情報を排除した平均飛距離を算出し、報知するようにしてもよい。
以上のように、本実施形態の飛距離補正システム1は、ゴルフボール7の実際の飛距離から補正した補正飛距離を算出するための飛距離補正システムであって、飛距離算出部27により算出した飛距離、GPS受信部13及び人工衛星28により計測した現在位置、高度計測部14により計測した高度、気温計測部15により計測した気温、気圧計測部16により計測した気圧、及び、集音部17又は操作部21により入力されたショット地点の状態、の一部又は全部に基づいて補正飛距離を算出する補正飛距離算出部36と、算出した補正飛距離を記憶する記憶部19と、を備えることにより、プレイヤー4の打ったボール7の実際の飛距離から、所定の海抜高度(標高)で打ったと仮定した場合の補正飛距離を算出することができる。また、所定の気温下で打ったと仮定した場合の補正飛距離を算出することができる。また、所定の気圧下で打ったと仮定した場合の補正飛距離を算出することができる。また、所定の地面の状態で打ったと仮定した場合の補正飛距離を算出することができる。また、所定の風の向き及び強さで打ったと仮定した場合の補正飛距離を算出することができる。また、ボールを打つ場所とボールの到達(落下)地点との高低差Hを所定の数値とした場合の補正飛距離を算出することができる。
また、本実施形態の飛距離補正システム1は、補正飛距離をゴルフクラブ6の番手に対応させて記憶部19に記憶することにより、ゴルフクラブ6毎の補正飛距離情報を記憶部19に記憶させ蓄積することができる。そして、蓄積された補正飛距離情報からゴルフクラブ6毎の平均補正飛距離を算出することができる。
以上のように、本実施形態の飛距離補正プログラム23は、実際のゴルフボール7の飛距離から補正した補正飛距離を算出するためにコンピュータを、飛距離算出部27により算出した飛距離、GPS受信部13及び人工衛星28により計測した現在位置、高度計測部14により計測した高度、気温計測部15により計測した気温、気圧計測部16により計測した気圧、及び、集音部17又は操作部21により入力されたショット地点の状態、の一部又は全部に基づいて補正飛距離を算出する補正飛距離算出部36、飛距離、現在位置、高度、気温、気圧、ショット地点の状態及び補正飛距離を記憶する記憶部19、として機能させることにより、飛距離補正システム1を実現させることができる。
また、本実施形態の飛距離補正プログラム23は、平均補正飛距離をゴルフクラブ6の番手に対応させて記憶部19に記憶させることにより、ゴルフクラブ6毎の補正飛距離情報を記憶部19に記憶させることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において、種々の変形実施が可能である。例えば、腕時計型端末2と携帯端末3は、送受信部18,55により双方向の通信が可能であるため、腕時計型端末2に解析部62及びプログラム59を設けたり、携帯端末3に高度計側部14、気温計側部15、気圧計側部16、集音部17、報知部22、プログラム23、地図情報26、飛距離算出部27、補正飛距離算出部36、用語判定部43、用語辞書部44及びアドバイス算出部82を設ける構成としてもよい。
1 飛距離補正システム
6 クラブ
7 ボール
13 GPS受信部(位置計測部)
14 高度計測部
15 気温計測部
16 気圧計測部
17 集音部(状態入力部)
19 記憶部
21 操作部(状態入力部)
23 プログラム(飛距離補正プログラム)
27 飛距離算出部
28 人工衛星(位置計測部)
36 補正飛距離算出部

Claims (4)

  1. ゴルフボールの実際の飛距離から補正した補正飛距離を算出するための飛距離補正システムであって、
    飛距離算出部により算出した前記飛距離、位置計測部により計測した現在位置、高度計測部により計測した高度、気温計測部により計測した気温、気圧計測部により計測した気圧、及び、状態入力部により入力されたショット地点の状態、の一部又は全部に基づいて前記補正飛距離を算出する補正飛距離算出部と、算出した前記補正飛距離を記憶する記憶部と、を備えることを特徴とする飛距離補正システム。
  2. 前記補正飛距離をゴルフクラブの番手に対応させて前記記憶部に記憶することを特徴とする請求項1に記載の飛距離補正システム。
  3. 実際のゴルフボールの飛距離から補正した補正飛距離を算出するためにコンピュータを、
    飛距離算出部により算出した前記飛距離、位置計測部により計測した現在位置、高度計測部により計測した高度、気温計測部により計測した気温、気圧計測部により計測した気圧、及び、状態入力部により入力されたショット地点の状態、の一部又は全部に基づいて前記補正飛距離を算出する補正飛距離算出部、
    前記飛距離、前記現在位置、前記高度、前記気温、前記気圧、前記ショット地点の状態及び前記補正飛距離を記憶する記憶部、
    として機能させることを特徴とする飛距離補正プログラム。
  4. 前記平均補正飛距離をゴルフクラブの番手に対応させて前記記憶部に記憶させることを特徴とする請求項3に記載の飛距離補正プログラム。
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