JP2016209288A - 飛距離測定器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ゴルフプレイヤがショット位置やボール到達位置で操作ボタンの操作を行わなくても、飛距離の測定と記憶を自動で行うことが可能な飛距離測定器を提供する。【解決手段】ゴルフプレイヤの腕に装着される測定器本体1を備え、測定器本体1は、測位衛星からの電波に基づいてゴルフプレイヤの位置を算出可能な処理部12と、ゴルフプレイヤがボールを打ったか否かを検出するための実打検出部15と、ボールを打った位置を実打位置として記憶する記憶部14と、を備え、処理部12は、実打検出部15によってボールを打ったことが検出されると、実打位置を決定して、前回の実打位置から新たな実打位置までの距離を、ボールの飛距離として算出し、記憶部14は、飛距離を記憶する。【選択図】図2

Description

本発明は、ゴルフ用の飛距離測定器に関する。
ゴルフプレイヤにとって、打ったボールの飛距離を知ることは、ゴルフ技術の向上に繋がると共に、ゴルフプレイヤの最大の目的であるスコアアップに貢献する重要な要素である。まして、ゴルフプレイ中の飛距離は、練習場での飛距離と異なることが多いため、実際のゴルフプレイ中の飛距離を知りたいと思っているゴルフプレイヤは多く存在する。
そこで、従来、ゴルフプレイヤがゴルフボールを打とうとする位置で操作ボタンを手動操作することで、現在位置をショット位置として記憶部に記憶し、さらに、ゴルフプレイヤが、ボール到達位置に移動した際に操作ボタンを手動操作することで、ゴルフプレイヤがショット位置からボール到達位置まで移動した距離を、ボール飛距離として表示部に表示させるゴルフ用端末が公知である(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−35796号公報
しかし、ゴルフプレイヤは、クラブの番手選択やショット方向の選択等、コースを攻略するための戦略を考えているため、ショット位置やボール到達位置で操作ボタンを手動操作することを忘れてしまい、ボール飛距離の測定や記録ができていないことがあった。
そこで、本発明は、ゴルフプレイヤがショット位置やボール到達位置で操作ボタンの手動操作を行わなくても、飛距離の測定と記録を自動で行うことが可能な飛距離測定器の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の飛距離測定器は、ゴルフプレイヤの腕に装着される測定器本体を備え、上記測定器本体は、測位衛星からの電波に基づいてゴルフプレイヤの位置を算出可能な処理部と、上記ゴルフプレイヤがボールを打ったか否かを検出するための実打検出部と、ボールを打った位置を実打位置として記憶する記憶部と、を備え、上記処理部は、上記実打検出部によってボールを打ったことが検出されると、実打位置を決定して、前回の実打位置から新たな実打位置までの距離を、ボールの飛距離として算出し、上記記憶部は、上記飛距離を記憶するものである。
また、上記実打検出部は、上記ゴルフプレイヤがスイングをしたか否かを検出するためのスイング検出部と、上記ゴルフプレイヤの腕に衝撃があったか否かを検出するための衝撃検出部と、を備え、上記処理部は、上記スイング検出部でスイングを検出したスイング位置を時刻と関連づけて上記記憶部に記憶させ、上記衝撃検出部で衝撃を検出した衝撃位置を時刻と関連づけて上記記憶部に記憶させ、上記ゴルフプレイヤが上記スイング位置又は衝撃位置から所定距離を越えて移動した場合に、上記記憶部に記憶させているスイング位置及び衝撃位置の内、直近の時刻の衝撃位置を実打位置として決定するものである。
また、上記スイング検出部は地磁気センサ及び加速度センサから成り、上記衝撃検出部は、上記加速度センサから成るものである。
本発明によれば、ゴルフプレイ中に、ゴルフプレイヤが飛距離を測定するために操作ボタンを手動操作する必要が無く、確実にボール飛距離を測定できると共にその飛距離を測定器本体に記憶させることができ、ゴルフプレイヤの負担を軽減して、ゴルフプレイに集中させることができる。また、ゴルフプレイの進行を円滑に進行させることができる。
本発明の使用状態の一例を示す使用状態説明図である。 本発明の実施の一形態を示すブロック図である。 ゴルフプレイヤの動作を説明するための説明図である。 ゴルフプレイヤの動作を説明するための説明図である。 ゴルフプレイヤの動作を説明するための説明図である。 フローチャート図である。 フローチャート図である。
以下、図示の実施形態に基づき本発明を詳説する。
本発明の飛距離測定器は、図1に示すように、ゴルフプレイヤの腕に装着される小型かつ軽量な測定器本体1を備えている。
測定器本体1は、腕に着脱自在に装着可能であって、図例のような腕時計型に限らず、リストバンド型、ブレスレット型等自由であるが、ゴルフプレイヤの手首近傍に装着可能なものが好ましい。
図2に示すように、測定器本体1は、測位衛星からの電波(信号)を受信可能な受信部11と、受信部11が受信した電波に基づいて現在位置(緯度・経度)を算出可能な処理部12と、ゴルフプレイヤがボールを打ったか否かを検出するための実打検出部15と、ボールを打った位置を実打位置として記憶する記憶部14と、ボール飛距離情報を表示するための表示部13と、測定器本体1の起動・停止(電源ON−OFF)や処理部12に指示(命令)を与え測定器本体1を操作する(処理部12に所定の処理を行わせる)ための操作部16と、パーソナルコンピュータ等の外部機器と情報(データ)を有線又は無線で送受信可能な外部接続部17と、を有している。また、図示省略するが乾電池又は充電式電池等の内部電力源を有している。
受信部11は、GPS、Galileo、GLONASS、SBAS等の測位(人工)衛星からの電波 (信号)を受信可能なアンテナと、低雑音増幅器(LAN)と、測位衛星用のSAWフィルタ等で構成している。
処理部12は、現在位置を算出する測位処理や移動距離測定処理等の各処理や各部の動作を司るもので、例えば、受信部11が受信した電波(受信部11からの信号)に基づいて測位処理が可能な測位処理用集積回路(GPSモジュールのベースバンドIC)や、中央演算処理器(CPU)等の組み合わせで構成している。なお、処理部12は、集積回路とCPUの組合せに限らず、CPUのみや集積回路のみで構成、或いは、マイクロプロセッサとの組合せ等自由である。
表示部13は、ゴルフプレイヤ等が情報を視認可能であれば良く、液晶ディスプレイ(LCD)で構成している。
記憶部14は、フラッシュメモリで構成している。なお、RAM(ランダムアクセスメモリ)や、測定器本体1から着脱自在なメモリカード等の記憶用小型電子媒体等で構成するも良い。
操作部16は、押しボタンで構成している。なお、リューズ(回転ツマミ)型とするも良い。
外部接続部17は、パーソナルコンピュータ等の外部機器に記憶部14のデータを、出力可能であると共に、外部機器からデータを記憶部14に記憶させることが可能であれば良く、例えば、マイクロUSBで構成している。
また、内部電力源を充電式電池とした場合は、外部接続部17を、電気を充電式電池に供給するための充電口としても使用可能なものとするのが望ましい。
実打検出部15は、測定器本体1を装着したゴルフプレイヤがスイングをしたか否かを検出するためのスイング検出部15Aと、上記ゴルフプレイヤの腕に衝撃があったか否かを検出するための衝撃検出部15Bと、を備えている。
スイング検出部15Aは、測定器本体1の姿勢(向き)を検出するための地磁気センサと、測定器本体1の加速度(遠心力や回転力)を検出するための加速度センサと、から成る。
スイング検出部15Aは、測定器本体1の姿勢変化の情報(データ)と、測定器本体1の加速度変化の情報とを、処理部12に送信する。
処理部12は、姿勢変化と加速度変化の情報を、記憶部14が予め記憶しているスイング基準情報(範囲値や閾値等)と比較して、スイング動作を検知する(スイング検知処理)。
ここで、図3に示すように、測定器本体1を装着したゴルフプレイヤ(以下、プレイヤと呼ぶ場合もある)がゴルフクラブを振り上げた状態から、図4に示すように振り下げた場合の測定器本体1の標準的(平均的)な姿勢変化と加速度変化の情報をスイング基準情報として、記憶部14は、予め記憶している。
処理部12やスイング基準情報は、ゴルフクラブを振り上げるまでのバックスイング、ゴルフクラブを振り上げた状態から振り下ろすまでのダウンスイング、振り下ろした後のフォロースイング、の何れか一つ、又は、複数組み合わせたスイングの状態を検知するように設ければ良い。
衝撃検出部15Bは、測定器本体1の加速度の変化によって衝撃を検出するための加速度センサから成る。
この加速度センサは、スイング検出部15Aの加速度センサと併用している。
衝撃検出部15Bは測定器本体1の加速度変化の情報を処理部12に送信する。
処理部12は、受信した加速度変化の情報を、記憶部14が予め記憶している衝撃基準情報(範囲値や閾値)と比較して、衝撃を検知する(衝撃検知処理)。
記憶部14は、ゴルフクラブ(ドライバやアイアン等)でボールを適切に打った場合の標準的(平均的)な加速度変化の情報を衝撃基準情報として、予め記憶している。
処理部12は、図6に示すように、測定器本体1が電源ONされたスタート後に、スイング・衝撃検知処理を行う。その後、第1のステップS1において衝撃を検知したか否かを確認する(衝撃確認処理)。
第1のステップS1において、衝撃を検知していれば、第2のステップS2に進んで、衝撃を受けた位置(衝撃位置)の情報と、衝撃を受けた時刻の情報と、を関連づけて記憶部14に記憶させる。
第1のステップS1において、衝撃を検知していない場合は、第3のステップS3に進んで、スイングを検知したか否かを確認する(スイング確認処理)。
第3のステップS3において、スイングを検知していれば、次の第4のステップS4に進んで、スイングをした位置(スイング位置)の情報と、スイングをした時刻の情報と、を関連づけて記憶部14に記憶させる。
第2のステップS2又は第4のステップS4後の第5のステップS5において、移動確認処理を行う。
移動確認処理は、現在時刻に直近の(この移動確認処理をする際の時刻に最も近い)時刻が関連づけられている衝撃位置又はスイング位置を基準位置とし、所定時間内に、その基準位置から所定距離(例えば、10m)を越えて移動したか否かを、現在位置を算出すると共に移動距離を算出して確認する。
第5のステップS5において、プレイヤが移動した場合は、次の第6のステップS6に進む。
プレイヤが所定時間内に所定距離を越えて移動していない場合は、スイング・衝撃検知処理に戻る。また、上記所定時間内にスイングや衝撃を検知した場合は、所定距離を越えて移動していない(上記基準位置を中心とし所定距離を直径としたサークル範囲内にプレイヤが存在している)と判定し、第1のステップS1(衝撃確認処理)に戻る。
プレイヤは、実際にゴルフボールを打つ前に、素振りを行うことが多い。素振りでは、スイングが検知され衝撃は検知されない。そのため、第1のステップS1、第3のステップS3、第4のステップS4、第5のステップS5、を進む処理となる。
そして、素振りであり、ボールは飛んでいないため、ゴルフプレイヤが所定時間内に所定距離を越えて移動しない場合はスイング・衝撃検知処理に戻り(素振りルート)、所定時間内に、ボールを打つ動作をしてスイング・衝撃が検知されると衝撃確認処理に戻る(素振りルート)。
また、プレイヤは打つ前に複数回素振りをする場合があるが、素振りの度に上述の素振りルートを繰り返す。また、空振りも同じ処理ルートとなる。
素振り後に、図3から図4に示すようにプレイヤがボールを適切に打った場合は、スイングと衝撃が検知される。第1のステップS1、第2のステップS2、第5のステップS5、の処理ルートを通る。ボールは飛んだため、ゴルフプレイヤは所定距離を越えて移動し、第5のステップS5から第6のステップS6に進む。
このように、素振り後に、ボールを適切に打った場合は、記憶部14には、素振りの場合のスイング位置、ボールを適切に打った場合のスイング位置及び衝撃位置の情報が記憶されている。
第6のステップS6において記憶部14内の衝撃位置の情報を確認し、次の第7のステップS7に進んで、直近の時刻のボールを打った場合の衝撃位置の情報を、実打位置(ショット位置)の情報として決定し、記憶部14に記憶させる。
また、素振り後に、ゴルフプレイヤが、打ち損じて、クラブがボールの頂部をかすめてボールが転がった場合(一般的にチョロやトップと呼ばれるミスショットの場合)は、スイングは検知されるが、衝撃は小さすぎて検知されないことがある。従って、第1のステップS1、第3のステップS3、第4のステップS4、第5のステップS5、の処理ルートを通る。ボールは転がったため、ゴルフプレイヤは所定距離を越えて移動し、第5のステップS5から第6のステップS6に進む。
素振り後に、上記チョロやトップと呼ばれるミスショットでボールが進んだ場合は、記憶部14には、素振りの場合のスイング位置、上記ミスショットの場合のスイング位置、が記憶されている。
第6のステップS6にて、衝撃位置の情報が無く、次の第8のステップS8にてスイング位置の情報があるので、複数のスイング位置の情報の内、第9のステップS9にて直近の時刻の上記ミスショットの場合のスイング位置を実打位置として決定し、記憶部14に記憶させる。
また、素振り後に、ゴルフプレイヤがボールを打とうとして、図5に示すようにグランドを叩いてボールが飛ばなかった場合は(一般に、ダフリと呼ばれる場合は)、スイングと衝撃の両方が検知され、第1のステップS1、第2のステップS2、第5のステップS5、の処理ルートを通る。ボールは飛んでいないため、プレイヤは所定距離を越えて移動せず、第5のステップS5から、スイング・衝撃検知処理又は衝撃確認処理に戻る。
ダフリでもボールが飛んだ場合は、プレイヤは所定距離を越えて移動するため第6のステップS6、第7のステップS7と進む。
そして、素振りをし、ダフリ後に、ボールを適切に打った場合は、記憶部14には、素振りの場合のスイング位置、ダフリの場合のスイング位置及び衝撃位置、ボールを適切に打った場合のスイング位置及び衝撃位置、が記憶されている。
第6のステップS6において記憶部14に衝撃位置の情報を確認し、次の第7のステップS7に進んで、複数の衝撃位置の情報の内、直近の時刻が関連づけられている(ボールを適切に打った時の)衝撃位置を、実打位置として決定し、記憶部14に記憶させる。
また、素振りをし、ダフリ後に、上記チョロやトップと呼ばれるミスショットでボールが進んだ場合は、記憶部14には、素振りの場合のスイング位置、ダフリの場合のスイング位置及び衝撃位置、上記ミスショットの場合のスイング位置が記憶部14に記憶されている。
第6のステップS6において記憶部14に衝撃位置の情報を確認し、次の第7のステップS7に進んで、直近の時刻が関連づけられている(ボールが飛ばなかった)ダフリの衝撃位置を実打位置として決定する。
ボールが飛ばなかったダフリの衝撃位置は、実際にボールを打った位置(上記ミスショットした位置)に等しいので、後述の移動距離やボール飛距離の測定に悪影響を及ぼすことが無いため、実打位置として決定しても問題はない。
このように、プレイヤが所定距離を越えて移動するまで、素振りの場合のスイング位置、空振りの場合のスイング位置、上記チョロやトップと呼ばれるミスショットの場合のスイング位置、ダフリの場合のスイング位置及び衝撃位置、ボールを適切に打った場合のスイング位置及び衝撃位置、といった、様々な種類の位置の情報(データ)が複数、記憶部14に記憶されるが、衝撃位置の情報がある場合は、衝撃位置を実打位置として優先的に採用するように処理している。さらに、複数の衝撃位置の中から、現在時刻に直近の時刻(実打位置を決定する処理を開始する際の時刻に最も近い時刻データ)が関連づけられている衝撃位置を、実打位置として採用する。衝撃位置の情報が無い場合は、複数のスイング位置の情報の中から、直近の時刻が関連づけられているスイング位置を実打位置として決定(採用)する。
実打位置の記録(記憶)は、ボール位置で、プレイヤが操作部16を手動操作することなく(実打位置の決定をトリガーとして)、処理部12と実打検出部15と記憶部14によって、自動で行われる。実打位置決定後に、採用されなかった他の衝撃位置及びスイング位置の情報は削除される。
ここで、図示省略するが、処理部12は、実打位置を決定すると、その実打位置からプレイヤの現在位置までの移動距離(直線距離)の測定を行う。プレイヤが操作部16を手動操作することなく自動で、開始する。
さらに、測定した距離を、実打位置から打ったボール飛距離情報として、プレイヤが操作部16を手動操作することなく自動で、リアルタイムに(所定時間毎に測定した結果を)表示部13に表示させる。
プレイヤがボール到達地点に到着した際に、表示部13を視認することで、ボールの飛距離が把握可能となる。
プレイヤがボール到達地点に到着し、2打目を打つ前に素振りを行ったり、2打目を打つ動作を行うことで、図6から図7に示すように、第1打目と同様の実打位置決定処理(第2打目の実打位置決定処理)が行われる。
なお、図6の※1は、図7の※1へ繋がり、図7の※2は図6の※2へ繋がる。
図7に示すように、処理部12が、新たな実打位置を決定後(2打目の実打位置決定処理後)に、前回の実打位置から新たな実打位置までの距離(第1打目の実打位置から第2打目の実打位置までの直線移動距離)を、プレイヤが操作部16を手動操作することなく(操作部16からの命令を受けなくても実打位置の決定をトリガーとして)自動で、算出(測定)開始し、その距離を、1打目のボール飛距離情報として記憶部14に記憶させる(飛距離記憶処理)。ボール飛距離情報は、順番情報が関連づけられて記憶される。
また、図示省略するが、処理部12は、第2打目の実打位置を決定すると、その実打位置からプレイヤの現在位置までの移動距離を、自動で測定(算出)開始し、その測定した距離を、第2打目のボール飛距離情報として、表示部13にリアルタイムで(所定時間毎に)表示させる。
プレイヤが2打目のボール到達地点に到着した際に、表示部13を視認することで、第2打目のボールの飛距離が把握可能となる。
その後、第3打目の実打位置決定処理を行い、そして、第2打目の飛距離記憶処理を行う。即ち、操作部16によって所定の終了操作が行われるまでは、実打位置の決定・記憶(実打位置決定処理)と、ボール飛距離(実打位置からの移動距離)のリアルタイム表示と、ボール飛距離の記憶(飛距離記憶処理)とを、自動で(プレイヤが操作部16を手動操作しなくても)、繰り返し行う。
そして、ゴルフプレイ終了後は、外部接続部17を介して、記憶部14に記憶しているボールの飛距離情報を、パーソナルコンピュータやスマートフォン等の外部機器に接続して、ボール飛距離の情報の読み出しや、ボール飛距離情報と、ボールを打った時のクラブの番手と関連づけ(紐付け)でき、クラブ番手毎の飛距離のデータ収集や解析に貢献できる。
なお、本発明は、設計変更可能であって、飛距離記憶処理は、実打位置決定処理と次の実打位置決定処理の間毎に行う必要は無く、所定の打数毎や、所定の時間毎に、まとめて行っても良い。操作部16を表示部13に対応するタッチパネル方式とするも良い。時刻情報(データ)を、時、分、秒、だけでなく、年月日といった日付け情報(データ)を含めた情報とするもよい。表示する距離の単位はヤードやメートルのどちらでも良い。各ステップの名称の数字「第1」や「第9」等、符号「S1」や「S9」等は、説明を容易にするために付与したものであって、処理の順番を意味するものでは無い。
以上のように、本発明の飛距離測定器は、ゴルフプレイヤの腕に装着される測定器本体1を備え、測定器本体1は、測位衛星からの電波に基づいてゴルフプレイヤの位置を算出可能な処理部12と、ゴルフプレイヤがボールを打ったか否かを検出するための実打検出部15と、ボールを打った位置を実打位置として記憶する記憶部14と、を備え、処理部12は、実打検出部15によってボールを打ったことが検出されると、実打位置を決定して、前回の実打位置から新たな実打位置までの距離を、ボールの飛距離として算出し、記憶部14は、飛距離を記憶するので、ゴルフプレイ中にゴルフプレイヤが飛距離を測定するために操作ボタンを手動操作する必要が無く、確実に飛距離を測定できると共に記録(記憶)でき、ゴルフプレイヤの負担を軽減して、ゴルフプレイに集中させることができる。また、ゴルフプレイの進行を円滑に進行させることができる。
また、実打検出部15は、ゴルフプレイヤがスイングをしたか否かを検出するためのスイング検出部15Aと、ゴルフプレイヤの腕に衝撃があったか否かを検出するための衝撃検出部15Bと、を備え、処理部12は、スイング検出部15Aでスイングを検出したスイング位置を時刻と関連づけて記憶部14に記憶させ、衝撃検出部15Bで衝撃を検出した衝撃位置を時刻と関連づけて記憶部14に記憶させ、ゴルフプレイヤがスイング位置又は衝撃位置から所定距離を越えて移動した場合に、記憶部14に記憶させているスイング位置及び衝撃位置の内、直近の時刻の衝撃位置を実打位置として決定するので、素振りや空振りの位置情報を除外でき、正確なボール飛距離を記録(記憶)できる。また、衝撃を検知できないチョロやトップといったミスショットの場合でもボールを打った位置情報を得ることができ、確実にボール飛距離を記憶できる。
また、スイング検出部15Aは地磁気センサ及び加速度センサから成り、衝撃検出部15Bは、加速度センサから成るので、確実にスイングと衝撃を検出でき、測定器本体1を軽量かつ小型で容易に(安価に)製造できる。
1 測定器本体
12 処理部
14 記憶部
15 実打検出部
15A スイング検出部
15B 衝撃検出部

Claims (3)

  1. ゴルフプレイヤの腕に装着される測定器本体(1)を備え、
    上記測定器本体(1)は、測位衛星からの電波に基づいてゴルフプレイヤの位置を算出可能な処理部(12)と、上記ゴルフプレイヤがボールを打ったか否かを検出するための実打検出部(15)と、ボールを打った位置を実打位置として記憶する記憶部(14)と、を備え、
    上記処理部(12)は、上記実打検出部(15)によってボールを打ったことが検出されると、実打位置を決定して、前回の実打位置から新たな実打位置までの距離を、ボールの飛距離として算出し、
    上記記憶部(14)は、上記飛距離を記憶することを特徴とする飛距離測定器。
  2. 上記実打検出部(15)は、上記ゴルフプレイヤがスイングをしたか否かを検出するためのスイング検出部(15A)と、上記ゴルフプレイヤの腕に衝撃があったか否かを検出するための衝撃検出部(15B)と、を備え、
    上記処理部(12)は、上記スイング検出部(15A)でスイングを検出したスイング位置を時刻と関連づけて上記記憶部(14)に記憶させ、上記衝撃検出部(15B)で衝撃を検出した衝撃位置を時刻と関連づけて上記記憶部(14)に記憶させ、上記ゴルフプレイヤが上記スイング位置又は衝撃位置から所定距離を越えて移動した場合に、上記記憶部(14)に記憶させているスイング位置及び衝撃位置の内、直近の時刻の衝撃位置を実打位置として決定する請求項1記載の飛距離測定器。
  3. 上記スイング検出部(15A)は地磁気センサ及び加速度センサから成り、上記衝撃検出部(15B)は、上記加速度センサから成る請求項2記載の飛距離測定器。
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