JP2020064501A - 決定装置、決定方法及び決定プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの属性や行動パターンに応じた適切なサービスを提供したいといった要望に応えること。【解決手段】本願に係る決定装置は、取得部と、決定部とを備える。取得部は、ユーザを評価する評価基準である複数の指標に対応するスコアを取得する。決定部は、取得部によって取得された各指標に対応するスコアの組み合わせに応じてユーザに付与する特典を決定する。【選択図】図1

Description

本発明は、決定装置、決定方法及び決定プログラムに関する。
従来、料金支払の状況からランク分けによって特定顧客を確定し、顧客ランクに応じた適切なサービスを提供する技術が開示されている。具体的には、一定期間の料金滞納のない利用者を優良な特定利用者として、期間限定ポイント等のサービスを提供する技術が開示されている。
特開2006−190330号公報
しかしながら、上記の従来技術では、利用者の料金支払の状況に応じたサービスを提供する技術に過ぎず、ユーザの属性や行動パターンに応じた適切なサービスを提供したいといった要望に応えることができるとは限らなかった。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザの属性や行動パターンに応じた適切なサービスを提供したいといった要望に応えることができる決定装置、決定方法及び決定プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る決定装置は、ユーザを評価する評価基準である複数の指標に対応するスコアを取得する取得部と、前記取得部によって取得された各指標に対応する前記スコアの組み合わせに応じて前記ユーザに付与する特典を決定する決定部と、を備えたことを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、ユーザの属性や行動パターンに応じた適切なサービスを提供したいといった要望に応えることができるといった効果を奏する。
図1は、実施形態に係る決定処理により決定される特典に関する情報を含むコンテンツの一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る決定処理の一例を示す図である。 図3は、実施形態に係る端末装置の構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係る特典決定サーバの構成例を示す図である。 図5は、実施形態に係る特典情報記憶部の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係るコンテンツ提供サーバの構成例を示す図である。 図7は、実施形態に係るユーザ情報記憶部の一例を示す図である。 図8は、実施形態に係る地域情報記憶部の一例を示す図である。 図9は、実施形態に係る事業者情報記憶部の一例を示す図である。 図10は、実施形態に係る結果情報記憶部の一例を示す図である。 図11は、実施形態に係る決定処理の一例(その1:ユーザ情報を用いる場合)を示すフローチャートである。 図12は、実施形態に係る決定処理の一例(その2:地域情報を用いる場合)を示すフローチャートである。 図13は、実施形態に係る決定処理の一例(その3:事業者情報を用いる場合)を示すフローチャートである。 図14は、実施形態の変形例に係る決定処理の一例を示すフローチャートである。 図15は、決定装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る決定装置、決定方法及び決定プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る決定装置、決定方法及び決定プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
(実施形態)
〔1.決定処理の一例〕
まず、図1乃至2を用いて、実施形態に係る決定処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る決定処理により決定された特典に関する情報を含むコンテンツの一例を示す図である。図2は、実施形態に係る決定処理の一例を示す図である。図1乃至2では、実施形態に係る決定処理が特典決定サーバ100により実行される例を示す。なお、実施形態では、実施形態に係る決定処理が特典決定サーバ100により実行されることにより、不動産に関するコンテンツに対する特典を決定する場合を示しているが、どのようなカテゴリのコンテンツに対する特典を決定してもよい。例えば、実施形態に係る決定処理が特典決定サーバ100により実行されることにより、トラベル又は旅のコンテンツに対する特典を決定してもよい。
図1では、特典決定サーバ100が、所定のサービスに対応するコンテンツに含まれる所定の領域に配信されるコンテンツに対する特典を決定する例を示す。例えば、所定のサービスとは、インターネット上のウェブサービスを示す。図1では、特典決定サーバ100が、不動産に関するコンテンツに対する特典を決定する例を示す。図1では、特典決定サーバ100が、例えばユーザが所定のサービスにログインした場合において、特典を決定する例を示す。図1では、特典決定サーバ100が、例えば所定のサービスにログインした場合において、例えばプッシュ通知やメールにより配信されるコンテンツに対する特典を決定する例を示す。また、図1では、特典決定サーバ100が、所定のサービスにとって優良なユーザである優良ユーザに対して高い特典を決定する例を示す。
なお、実施形態では、スコア情報に基づいて、ユーザにオファーする特典を決定する。実施形態では、例えばユーザが所定のサービスにログインした場合のユーザ情報に基づくスコア情報に基づいて、配信されるコンテンツに対する特典を決定する場合を示す。ここで、スコア情報は、ユーザを評価する評価基準となる複数の指標に対応する情報を示す。例えば、スコア情報は、ユーザを評価する評価基準となる複数の指標に対応する数値を示す。なお、スコア情報は、ヒートマップのような色情報によって示される情報であってもよい。例えば、スコア情報は、暖色であるほど評価が高く、寒色であるほど評価が低いといったヒートマップによって示される情報であってもよい。なお、スコア情報は、ユーザを評価する評価基準となる複数の指標に基づいて生成された基準を含む情報であってもよい。
なお、実施形態では、スコア情報は、ユーザの属性や行動履歴などのユーザ情報に基づく情報である。例えば、スコア情報は、所定のサービスに蓄積された属性や行動履歴に基づいて算出される情報である。例えば、スコア情報は、ユーザが所定のサービスに対して行った検索履歴や、閲覧履歴や、購買履歴や、オークション利用履歴などに基づいて算出される情報である。また、例えば、スコア情報は、ユーザが所定のサービスに対して入力した入力情報や登録情報に基づいて算出される情報である。
以下、複数の指標とスコア情報との対応関係の一例を説明する。例えば、複数の指標のうち「指標A」に対応するスコア情報を「スコアA」とする。例えば、複数の指標のうち「指標B」に対応するスコア情報を「スコアB」とする。例えば、複数の指標のうち「指標C」に対応するスコア情報を「スコアC」とする。例えば、複数の指標のうち「指標X」に対応するスコア情報を「スコアX」とする。
なお、実施形態では、例えば「指標A」が購入又は閲覧を含む高額商品への反応状況を示す指標として、ユーザの「指標A」に対応する「スコアA」を算出する。また、実施形態では、例えば「指標B」が決済利用状況を示す指標として、ユーザの「指標B」に対応する「スコアB」を算出する。例えば、実施形態では、決済利用状況として、決済回数、決済金額、又は、支払遅延の有無などの情報から「スコアB」を算出してもよい。また、実施形態では、例えば「指標C」が身元情報の入力状況を示す指標として、ユーザの「指標C」に対応する「スコアC」を算出する。また、実施形態では、例えば「指標D」がサービスの利用情報を示す指標として、ユーザの「指標D」に対応する「スコアD」を算出する。なお、実施形態では、これらの指標に限らず、種々の指標に対応したスコア情報を算出してもよい。なお、実施形態では、配信されるコンテンツのカテゴリに応じて、異なる指標に対応したスコア情報を算出してもよい。具体的な例を挙げると、実施形態では、コンテンツのカテゴリが不動産である場合には、「スコアA、スコアB、スコアC」の組み合わせのスコア情報を算出するのに対して、コンテンツのカテゴリがトラベルである場合には、「スコアB、スコアC、スコアD」のスコア情報を算出してもよい。
なお、実施形態では、複数の指標に対応するスコア情報の組み合わせに基づいて、コンテンツのカテゴリ毎にユーザのスコア情報を算出してもよい。具体的な例を挙げると、実施形態では、複数の指標に対応するスコア情報のうち、例えば「スコアA」と「スコアB」とに基づいて、不動産のカテゴリに対するスコア情報を算出してもよい。この場合には、スコア情報が不動産のカテゴリに対するユーザの関心度やマッチング度を示してもよい。
〔コンテンツの一例〕
図1では、実施形態に係る決定処理により決定された特典に関する情報を含むコンテンツの一例を示す。図1では、コンテンツC10が、実施形態に係る決定処理により決定された特典に関する情報を含むコンテンツを示す。また、図1では、コンテンツC10に含まれる所定の領域に、実施形態に係る決定処理により決定された特典の対象となる広告AD1乃至広告AD3が配信される場合を示す。
なお、図1に示される広告AD1乃至広告AD3は、同一の広告主によって入稿されたコンテンツでも、異なる広告主によって入稿されたコンテンツであってもよい。なお、図1に示される物件A乃至物件Cは、同一の不動産によって管理されている物件であっても、異なる不動産によって管理されている物件であってもよい。
図1では、所定のサービスにとって優良なユーザである優良ユーザには高い特典に関する情報を含むコンテンツを配信する場合を示す。例えば、図1では、スコア情報が所定の条件を満たす優良ユーザに対して高い特典をオファーする場合を示す。例えば、図1では、優良ユーザに対して5000ポイントをオファーする場合を示す。また、例えば、図1では、スコア情報が所定の条件を満たさないユーザに対して普通の特典をオファーする場合を示す。
図1では、広告AD1乃至AD3に対する操作に基づいて、特典をオファーする場合を示す。例えば、図1では、広告AD1乃至AD3に対する操作に基づいて不動産への来場の予約が受け付けられた場合には、特典をオファーしてもよい。例えば、図1では、広告AD1乃至AD3に対する操作に基づいて不動産への来場の予約が受け付けられた場合であって、不動産に来場時に担当者から提示されるコード情報が受け付けられた場合には、特典をオファーしてもよい。
〔決定システムの構成〕
以下、図2を用いて決定システム1の構成について説明する。図2は、実施形態に係る決定システムの構成例を示す図である。図2に示すように、決定システム1では、端末装置10と、特典決定サーバ100と、コンテンツ提供サーバ200とが含まれる。端末装置10と、特典決定サーバ100と、コンテンツ提供サーバ200とは所定のネットワークNを介して、有線または無線により通信可能に接続される。なお、図2に示した決定システム1には、複数台の端末装置10や、複数台の特典決定サーバ100や、複数台のコンテンツ提供サーバ200が含まれてもよい。
端末装置10は、ユーザによって利用される情報処理装置である。端末装置10は、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等により実現される。図1乃至2に示す例においては、端末装置10がノート型PCである場合を示す。端末装置10は、ユーザによる操作に応じて、特典決定サーバ100により決定された特典に関する情報を含むコンテンツをコンテンツ提供サーバ200から受信する。
特典決定サーバ100は、例えば、PC、WS(Work Station)等の情報処理装置であり、コンテンツ提供サーバ200からネットワークNを介して送信されてきた情報に基づいて特典を決定する。
コンテンツ提供サーバ200は、例えば、PC、WS等の情報処理装置であり、端末装置10に対し、ネットワークNを介してコンテンツを配信する。例えば、コンテンツ提供サーバ200は、特典決定サーバ100により決定された特典に関する情報を含むコンテンツを配信する。
なお、図2では、特典決定サーバ100とコンテンツ提供サーバ200とは、別装置である場合を示したが、特典決定サーバ100とコンテンツ提供サーバ200とが一体であってもよい。また、特典決定サーバ100とコンテンツ提供サーバ200は、それぞれ同一とみなされる管理者によって管理されていてもよい。
以下、図2を用いて、決定処理の一例を説明する。端末装置10は、ユーザが所定のサービスにログインするためのユーザ情報をコンテンツ提供サーバ200に送信する(ステップS101)。例えば、端末装置10は、識別情報をコンテンツ提供サーバ200に送信する。コンテンツ提供サーバ200は、取得したユーザ情報に対応したスコア情報を特典決定サーバ100に送信する(ステップS102)。特典決定サーバ100は、取得したスコア情報に基づいて、ユーザにオファーする特典を決定する(ステップS103)。特典決定サーバ100は、決定した特典に関する結果情報をコンテンツ提供サーバ200に送信する(ステップS104)。コンテンツ提供サーバ200は、受信した結果情報に基づいて、特典に関する情報を含むコンテンツを端末装置10に配信する(ステップS105)。
端末装置10は、取得したコンテンツに対する操作に基づいて、操作情報をコンテンツ提供サーバ200に送信する(ステップS106)。例えば、端末装置10は、不動産への来場の予約に関する情報をコンテンツ提供サーバ200に送信する。コンテンツ提供サーバ200は、取得した操作情報が、特典のオファーに関する所定の条件を満たすか否かを判定する(ステップS107)。例えば、コンテンツ提供サーバ200は、不動産に来場時に担当者から提示されるコード情報に基づいて、ユーザに特典をオファーするか否かを判定する。例えば、コード情報とは、二次元コードやQR(Quick Response)コードに関する情報を示す。
〔2.端末装置の構成〕
次に、図3を用いて、実施形態に係る端末装置10の構成について説明する。図3は、実施形態に係る端末装置10の構成例を示す図である。図2に示すように、端末装置10は、通信部11と、入力部12と、出力部13と、制御部14とを有する。
(通信部11)
通信部11は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部11は、所定のネットワークNと有線又は無線で接続され、所定のネットワークNを介して、コンテンツ提供サーバ200との間で情報の送受信を行う。
(入力部12)
入力部12は、ユーザからの各種操作を受け付ける。例えば、入力部12は、タッチパネル機能により表示面を介してユーザからの各種操作を受け付けてもよい。また、入力部12は、端末装置10に設けられたボタンや、端末装置10に接続されたキーボードやマウスからの各種操作を受け付けてもよい。
(出力部13)
出力部13は、例えば液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等によって実現されるタブレット端末等の表示画面であり、各種情報を表示するための表示装置である。また、出力部13は、コンテンツ提供サーバ200から配信されたコンテンツを出力する。
(制御部14)
制御部14は、例えば、コントローラ(controller)であり、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、端末装置10内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAM(Random Access Memory)を作業領域として実行されることにより実現される。例えば、この各種プログラムには、端末装置10にインストールされたアプリケーションのプログラムが含まれる。例えば、この各種プログラムには、コンテンツ提供サーバ200から配信されたコンテンツに対する操作を受け付けるアプリケーションのプログラムが含まれる。また、制御部14は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図3に示すように、制御部14は、送信部141と、受信部142と、表示部143と、受付部144とを有し、以下に説明する情報処理の作用を実現または実行する。
(送信部141)
送信部141は、ユーザの操作に応じて、ユーザ情報をコンテンツ提供サーバ200に送信する。例えば、送信部141は、所定のサービスにログインするためのログイン情報などの識別情報をコンテンツ提供サーバ200に送信する。なお、送信部141は、ユーザ情報に基づくスコア情報をコンテンツ提供サーバ200に送信してもよい。
(受信部142)
受信部142は、コンテンツ提供サーバ200から配信されたコンテンツを受信する。図1に示す例では、受信部142が、コンテンツC10を受信する場合を示す。
(表示部143)
表示部143は、受信部142により受信されたコンテンツを表示させる。図1に示す例では、表示部143が、コンテンツC10を表示させる場合を示す。また、図1に示す例では、表示部143が、コンテンツC10に含まれる所定の領域に、広告AD1乃至広告AD3を表示させる場合を示す。
(受付部144)
受付部144は、表示部143により表示されたコンテンツに対する操作を受け付ける。図1に示す例では、受付部144が、例えば広告AD1に対する操作を受け付ける。また、図1に示す例では、受付部144は、例えば広告AD2に対する操作を受け付ける。また、図1に示す例では、受付部144は、例えば広告AD3に対する操作を受け付ける。また、受付部144は、受け付けられた操作に関する情報をコンテンツ提供サーバ200に送信する。
〔3.特典決定サーバの構成〕
次に、図4を用いて、実施形態に係る特典決定サーバ100の構成について説明する。図4は、実施形態に係る特典決定サーバ100の構成例を示す図である。図4に示すように、特典決定サーバ100は、通信部110と、特典情報記憶部120と、制御部130とを有する。なお、特典決定サーバ100は、特典決定サーバ100の管理者から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
(通信部110)
通信部110は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークNと有線又は無線で接続され、ネットワークNを介して、コンテンツ提供サーバ200との間で情報の送受信を行う。
(特典情報記憶部120)
特典情報記憶部120は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。特典情報記憶部120は、特典に関する情報を記憶する。例えば、特典情報記憶部120は、特典決定サーバ100を管理する管理者により設定された特典に関する情報を記憶する。例えば、特典情報記憶部120は、特典の対象となるコンテンツを入稿した広告主により設定された特典に関する情報を記憶してもよい。例えば、特典情報記憶部120は、特典の対象となるコンテンツにより示される対象を管理する管理者により設定された特典に関する情報を記憶してもよい。具体的な例を挙げると、特典情報記憶部120は、特典の対象となるコンテンツにより示される物件を管理する不動産により設定された特典に関する情報を記憶してもよい。
ここで、図5に、実施形態に係る特典情報記憶部120の一例を示す。図5に示すように、特典情報記憶部120は、「特典ID」、「特典」、「コンテンツ」、「カテゴリ」、「決定条件#」、「付与条件#」といった項目を有する。「特典ID」は、特典を識別するための識別情報を示す。「特典」は、ユーザにオファーする特典の内容を示す。例えば、「特典」には、コンテンツ毎に定められた特典に関する情報が記憶されてもよい。例えば、「特典」には、コンテンツのカテゴリ毎に定められた特典に関する情報が記憶されてもよい。例えば、「特典」には、コンテンツに関するキャンペーン毎に定められた特典に関する情報が記憶されてもよい。例えば、「特典」には、所定のサービスにより提供されるキャンペーン毎に定められた特典に関する情報が記憶されてもよい。
「コンテンツ」は、特典の対象となるコンテンツを示す。なお、図5では「コンテンツ」に「C10」や「C11」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、コンテンツデータ(静止画像や動画像等を含む)が格納される。もしくは、図5で示される「コンテンツ」には、コンテンツが所在するURL(Uniform Resource Locator)、または、これらの格納場所を示すファイルパス名などが格納されてもよい。「カテゴリ」は、特典の対象となるコンテンツのカテゴリを示す。
「決定条件#」は、ユーザにオファーする特典を決定するための条件を示す。図5の例では、「決定条件#」に「決定#11」や「決定#12」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、条件のデータが記憶される。例えば、「決定条件#」には、スコアAが所定の閾値以上であり、かつ、スコアBが所定の閾値未満であるといった条件式が記憶される。「付与条件#」は、「特典ID」に対応する特典をユーザにオファーするための条件を示す。図5の例では、「付与条件#」に「付与#11」や「付与#12」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、条件のデータが記憶される。
例えば、「付与条件#」には、不動産に来場時に受け付けられたコード情報が、「特典ID」に対応する特典のオファーに関する条件にマッチするか否かを判定する条件式が記憶される。例えば、「付与条件#」には、特典の対象となる物件を賃貸する事業者から提供されたユーザの居住期間が、「特典ID」に対応する特典のオファーに関する条件にマッチするか否かを判定する条件式が記憶されてもよい。
(制御部130)
図4の説明に戻って、制御部130は、コントローラであり、例えば、CPUやMPU等によって、特典決定サーバ100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、コントローラであり、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図4に示すように、制御部130は、取得部131と、判定部132と、決定部133と、送信部134とを有し、以下に説明する情報処理の作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図4に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
(取得部131)
取得部131は、ユーザを評価する評価基準である複数の指標に対応するスコア情報を取得する。取得部131は、各指標に対応するユーザのスコア情報を取得する。例えば、取得部131は、購入又は閲覧を含む高額商品への反応状況を示す指標に対応するスコア情報を取得する。例えば、取得部131は、決済利用状況を示す指標に対応するスコア情報を取得する。例えば、取得部131は、決済回数、決済金額、支払遅延の有無などの情報を含む決済利用状況を示す指標に対応するスコア情報を取得してもよい。例えば、取得部131は、身元情報の入力状況を示す指標に対応するスコア情報を取得する。例えば、取得部131は、サービスの利用状況を示す指標に対応するスコア情報を取得する。
なお、取得部131は、ユーザを評価する評価基準である複数の指標に基づいて生成された基準に関する情報を取得してもよい。例えば、取得部131は、同一の基準点から各指標に延伸する軸によって表される図形に基づいて生成された基準に関する情報を取得してもよい。また、取得部131は、コンテンツ提供サーバ200から送信されたスコア情報を取得する。なお、取得部131は、スコア情報が外部サーバから送信された場合には、外部サーバからスコア情報を取得してもよい。
また、取得部131は、地域ごとの地域の暮らしに関する地域情報を取得する。例えば、取得部131は、コンテンツ提供サーバ200から送信された情報であって地域情報記憶部222に記憶された情報を取得する。また、取得部131は、地域ごとの地域の特徴を示す地域のスコア情報を取得してもよい。例えば、取得部131は、ユーザを評価する評価基準である複数の指標の各指標ごとに対応する地域のスコア情報を取得してもよい。例えば、取得部131は、世帯年収に関する指標に対応する地域のスコア情報を取得してもよい。
また、取得部131は、物件を賃貸する事業者の物件情報を取得する。例えば、取得部131は、コンテンツ提供サーバ200から送信された情報であって事業者情報記憶部223に記憶された情報を取得する。また、取得部131は、物件を賃貸する事業者の物件情報の特徴を示す事業者のスコア情報を取得してもよい。例えば、取得部131は、ユーザを評価する評価基準である複数の指標の各指標に対応する事業者のスコア情報を取得してもよい。例えば、取得部131は、世帯年収に関する指標に対応する事業者のスコア情報を取得してもよい。
(判定部132)
判定部132は、取得部131により取得されたスコア情報の各々が、対応する各指標に定められた所定の閾値を満たすか否かを判定する。例えば、判定部132は、取得部131により取得されたスコア情報のうち、決済利用状況を示す指標に対応するスコア情報が、当該指標に定められた所定の閾値を満たすか否かを判定する。例えば、判定部132は、取得部131により取得されたスコア情報のうち、購入又は閲覧を含む高額商品への反応状況を示す指標に対応するスコア情報が、当該指標に定められた所定の閾値を満たすか否かを判定する。例えば、判定部132は、取得部131により取得されたスコア情報のうち、サービスの利用状況を示す指標に対応するスコア情報が、所定の閾値を満たすか否かを判定する。例えば、判定部132は、取得部131により取得されたスコア情報のうち、身元情報の入力状況を示す指標に対応するスコア情報が、当該指標に定められた所定の閾値を満たすか否かを判定する。
判定部132は、取得部131により取得されたスコア情報の組み合わせに基づいて成約の確率が所定の条件を満たすか否かを判定する。例えば、判定部132は、地域ごとの地域の暮らしに関する特徴を示す地域のスコア情報に基づいて、物件の賃借の成約が高いユーザであるか否かを判定してもよい。例えば、判定部132は、各指標に対応するユーザのスコア情報と、各指標に対応する地域のスコア情報との類似度に基づいて、ユーザの成約の確率が高いか否かを判定してもよい。例えば、判定部132は、世帯年収に関する指標に対応するユーザのスコア情報と、世帯年収に関する指標に対応する地域のスコア情報との類似度が所定の範囲内であるか否かを判定してもよい。
例えば、判定部132は、ユーザの属性に基づく地域情報と、特典のオファーに係る地域情報とに基づくスコア情報が所定の条件を満たすか否かを判定してもよい。例えば、判定部132は、ユーザが暮らす地域から所定の物件の地域への移動に掛かる移動コストに基づくスコア情報が所定の閾値以上であるか否かを判定してもよい。
例えば、判定部132は、事業者が管理する物件の特徴を示す事業者のスコア情報に基づいて、事業者が管理する物件の賃借の成約が高いユーザであるか否かを判定してもよい。例えば、判定部132は、各指標に対応するユーザのスコア情報と、各指標に対応する事業者のスコア情報との類似度に基づいて、ユーザの成約の確率が高いか否かを判定してもよい。例えば、判定部132は、年収に関する指標に対応するユーザのスコア情報と、年収に関する指標に対応する事業者のスコア情報との類似度が所定の範囲内であるか否かを判定してもよい。
(決定部133)
決定部133は、判定部132による判定結果に基づいて、ユーザにオファーする特典を決定する。なお、決定部133は、ユーザにオファーする特典として、優遇された特典を決定してもよい。例えば、決定部133は、ユーザにオファーする特典を優遇してもよい。例えば、決定部133は、判定部132による判定結果として、決済利用状況を示す指標に対応するスコア情報が、当該指標に定められた所定の閾値を満たす場合には、オファーする特典を優遇する。例えば、決定部133は、判定部132による判定結果として、購入又は閲覧を含む高額商品への反応状況を示す指標に対応するスコア情報が、当該指標に定められた所定の閾値を満たす場合には、オファーする特典を優遇する。例えば、決定部133は、判定部132による判定結果として、サービスの利用状況を示す指標に対応するスコア情報が、当該指標に定められた所定の閾値を満たす場合には、オファーする特典を優遇する。例えば、決定部133は、判定部132による判定結果として、身元情報の入力状況を示す指標に対応するスコア情報が、当該指標に定められた所定の閾値を満たす場合には、オファーする特典を優遇する。
決定部133は、取得部131によって取得された各指標に対応するスコア情報の組み合わせに基づいて、ユーザにオファーする特典を決定する。例えば、決定部133は、取得部131によって取得されたスコア情報の各々が、対応する各指標に定められた所定の閾値を満たすか否かの組み合わせに応じて、ユーザにオファーする特典を決定する。例えば、決定部133は、取得部131によって取得された複数の指標のうち、購入又は閲覧を含む高額商品への反応状況を示す指標に対応するスコア情報が所定の閾値を満たすか否かと、決済利用状況を示す指標に対応するスコア情報が所定の閾値を満たすか否かと、サービスの利用状況を示す指標に対応するスコア情報が所定の閾値を満たすか否かと、身元情報の入力状況を示す指標に対応するスコア情報が所定の閾値を満たすか否か、との組み合わせに基づいて、ユーザにオファーする特典を決定する。
決定部133は、判定部132による判定結果として、所定の閾値を満たすスコア情報の組み合わせが複数ある場合には、所定の閾値を満たすスコア情報の組み合わせが当該複数未満である場合と比較して、オファーする特典を更に優遇してもよい。例えば、決定部133は、決済利用状況を示す指標に対応するスコア情報が、当該指標に定められた所定の閾値以上であり、かつ、購入又は閲覧を含む高額商品への反応状況を示す指標に対応するスコア情報が、当該指標に定められた所定の閾値以上である場合には、所定の閾値を満たすスコア情報がどちらか一方である場合と比較して、オファーする特典を更に優遇してもよい。
例えば、決定部133は、決済利用状況を示す指標に対応するスコア情報が、当該指標に定められた所定の閾値以上であり、かつ、サービスの利用状況を示す指標に対応するスコア情報が、当該指標に定められた所定の閾値以上である場合には、所定の閾値を満たすスコア情報がどちらか一方である場合と比較して、オファーする特典を更に優遇してもよい。例えば、決定部133は、決済利用状況を示す指標に対応するスコア情報が、当該指標に定められた所定の閾値以上であり、かつ、購入又は閲覧を含む高額商品への反応状況を示す指標に対応するスコア情報が、当該指標に定められた所定の閾値以上であり、かつ、サービスの利用状況を示す指標に対応するスコア情報が、当該指標に定められた所定の閾値以上である場合には、所定の閾値を満たすスコア情報の組み合わせが当該複数未満である場合と比較して、オファーする特典を更に優遇してもよい。
決定部133は、判定部132による判定結果として、ユーザの属性に基づく地域情報と、特典のオファーに係る地域情報とに基づくスコア情報が、所定の条件を満たす場合には、オファーする特典を優遇する。例えば、決定部133は、ユーザが暮らす地域から所定の物件の地域への移動に掛かる移動コストに基づくスコア情報が所定の閾値以上である場合には、オファーする特典を優遇する。また、決定部133は、特典のオファーに係る地域の暮らしに関する特徴に基づいて算出された地域のスコア情報に基づいて、成約の確率が高いユーザを決定する。例えば、決定部133は、特典のオファーに係る地域情報の特徴に基づいて算出された地域のスコア情報と、ユーザが暮らす地域情報の特徴に基づいて算出された地域のスコア情報とに基づいて、成約の確率が高いユーザを決定する。
決定部133は、判定部132による判定結果として、ユーザの属性に基づく物件情報と、特典のオファーに係る物件情報とに基づくスコア情報が、所定の条件を満たす場合には、オファーする特典を優遇する。また、決定部133は、特典のオファーに係る物件を賃貸する事業者が管理する物件の特徴に基づいて算出された事業者のスコア情報に基づいて、成約の確率が高いユーザを決定する。例えば、決定部133は、特典のオファーに係る物件情報の特徴に基づいて算出された事業者のスコア情報と、ユーザが暮らす物件情報の特徴に基づいて算出された事業者のスコア情報とに基づいて、成約の確率が高いユーザを決定する。
決定部133は、ユーザにオファーする特典として、保証人の条件を緩和する。例えば、決定部133は、貸借のために必要となる保証人の条件を緩和する。具体的な例を挙げると、決定部133は、決済利用状況を示す指標に対応するスコア情報が所定の閾値以上である場合には、物件を賃借するための保証人の条件を不要と決定してもよい。また、決定部133は、ユーザにオファーする特典として、内見の条件を緩和する。例えば、決定部133は、不動産が管理する物件を自由に内見するための条件を緩和する。具体的な例を挙げると、決定部133は、決済利用状況を示す指標に対応するスコア情報が所定の閾値以上である場合には、物件を自由に内見するための条件を不要と決定してもよい。なお、決定部133は、ユーザにオファーする特典として、物件の賃借に掛かる敷金または礼金を安くする。具体的な例を挙げると、決定部133は、決済利用状況を示す指標に対応するスコア情報が所定の閾値以上である場合には、物件の賃借に掛かる敷金または礼金を不要と決定してもよい。
(送信部134)
送信部134は、決定部133により決定された結果情報をコンテンツ提供サーバ200に送信する。具体的には、送信部134は、決定部133により決定された特典に関する情報を送信する。例えば、送信部134は、ユーザに配信されるコンテンツに含まれる特典に関する情報を送信する。
〔4.コンテンツ提供サーバの構成〕
次に、図6を用いて、実施形態に係るコンテンツ提供サーバ200の構成について説明する。図6は、実施形態に係るコンテンツ提供サーバ200の構成例を示す図である。図6に示すように、コンテンツ提供サーバ200は、通信部210と、記憶部220と、制御部230とを有する。なお、コンテンツ提供サーバ200は、コンテンツ提供サーバ200の管理者から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
(通信部210)
通信部210は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部210は、ネットワークNと有線又は無線で接続され、ネットワークNを介して、特典決定サーバ100と、端末装置10との間で情報の送受信を行う。
(記憶部220)
記憶部220は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図6に示すように、記憶部220は、ユーザ情報記憶部221と、地域情報記憶部222と、事業者情報記憶部223と、結果情報記憶部224とを有する。
ユーザ情報記憶部221は、ユーザ情報を記憶する。例えば、ユーザ情報記憶部221は、ユーザの属性や行動履歴に関する情報を記憶する。例えば、ユーザ情報記憶部221は、ユーザ情報として、ユーザ情報に基づくスコア情報を記憶する。ここで、図7に、実施形態に係るユーザ情報記憶部221の一例を示す。図7に示すように、ユーザ情報記憶部221は、「ユーザID」、「識別情報」、「ユーザ情報1」、「ユーザ情報2」、「ユーザ情報3」といった項目を有する。
「ユーザID」は、ユーザを識別するための識別情報を示す。「識別情報」は、所定のサービスに対するユーザの識別情報を示す。例えば、「識別情報」は、メールアドレスなどのユーザのログイン情報を示す。「ユーザ情報1」は、属性や行動履歴に関するユーザ情報を示す。例えば、「ユーザ情報1」は、所定のサービスに対するユーザの検索履歴や、閲覧履歴や、購買履歴や、オークション利用履歴などのユーザ情報を示す。例えば、「ユーザ情報1」は、ユーザを評価する評価基準である複数の指標のうち、特定の指標(例えば、指標A)に対応するユーザ情報を示す。例えば、「ユーザ情報1」は、特定の指標(例えば、指標A)に対応するスコア情報(例えば、スコアA)を示してもよい。
具体的な例を挙げると、「ユーザ情報1」は、購入又は閲覧を含む高額商品への反応状況を示す指標に対応するユーザのスコア情報を示す。「ユーザ情報2」乃至「ユーザ情報3」は、「ユーザ情報1」と同様の情報を示す。例えば、「ユーザ情報2」は、特定の指標(例えば、指標B)に対応するスコア情報(例えば、スコアB)を示す。例えば、「ユーザ情報3」は、特定の指標(例えば、指標C)に対応するスコア情報(例えば、スコアC)を示す。なお、図7では「ユーザ情報1」に「UUU11」や「UUU12」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、ユーザ情報のデータが記憶される。
地域情報記憶部222は、地域ごとの地域の暮らしに関する地域情報を記憶する。例えば、地域情報記憶部222は、地域ごとに地域で暮らす人々の生活に関する情報を記憶する。例えば、地域情報記憶部222は、地域ごとに地域で発生した事象に関する情報を記憶する。具体的な例を挙げると、地域情報記憶部222は、地域で発生した災害や事件、または、地域で行われた選挙における政治に対する支持率といった情報を記憶してもよい。ここで、図8に、実施形態に係る地域情報記憶部222の一例を示す。図8に示すように、地域情報記憶部222は、「地域ID」、「地域」、「愛着度」、「世帯年収層」、「年齢層」、「事故件数」、「事件件数」といった項目を有する。
「地域ID」は、地域を識別するための識別情報を示す。「地域」は、地域が位置する所在地など(例えば、市区町村等や公的機関により指定された住所)の位置情報を示す。図8の例では、「地域」に「AAA1県BBB1市CCC1」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、位置情報のデータが記憶される。「愛着度」は、地域で暮らす人々の地域に対する愛着度を示す。例えば、「愛着度」は、地域で暮らす人々のうち、その地域で生まれ育った人々の割合を示す。例えば、「愛着度」は、地域で行われた選挙における政治に対する支持率に基づいて算出される情報を示してもよい。「世帯年収層」は、地域で暮らす人々の平均世帯年収を示す。「年齢層」は、地域で暮らす人々の平均年齢を示す。「事故件数」は、地域で発生した交通事故などの事故件数を示す。「事件件数」は、地域で発生した犯罪などの事件件数を示す。
事業者情報記憶部223は、事業者が管理する物件に関する物件情報を記憶する。例えば、事業者情報記憶部223は、事業者が管理する物件の特徴に関する情報を記憶する。例えば、事業者情報記憶部223は、事業者が管理する物件の多くが高収入のユーザをターゲットとする物件であるといった情報を記憶する。例えば、事業者情報記憶部223は、物件情報に基づいて算出される事業者が管理する物件の特徴を示すスコア情報を記憶する。ここで、図9に、実施形態に係る事業者情報記憶部223の一例を示す。図9に示すように、事業者情報記憶部223は、「事業者ID」、「事業者」、「物件情報1」、「物件情報2」、「物件情報3」といった項目を有する。
「事業者ID」は、事業者を識別するための識別情報を示す。「事業者」は、事業者に関する情報を示す。例えば、「事業者」は、事業者の名称や所在地に関する情報を示す。例えば、「事業者」は、事業者が管理する物件を賃借したユーザからの評価に関する情報を示してもよい。例えば、「事業者」は、事業者が管理する複数の物件の物件情報に基づいて算出されるスコア情報を示してもよい。図9の例では、「事業者」に「AA11」や「AA12」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、事業者のデータが記憶される。「物件情報1」は、事業者が管理する特定の物件(例えば、物件Aとする)の特徴に関する情報を示す。例えば、「物件情報1」は、物件Aの賃借に関する情報を示す。例えば、「物件情報1」は、物件Aの各部屋の広さや間取り、賃借に掛かる費用に関する情報を示す。
なお、「物件情報2」乃至「物件情報3」は、「物件情報1」と同様の情報を示す。例えば、「物件情報2」は、事業者が管理する物件Bの特徴に関する情報を示す。例えば、「物件情報3」は、事業者が管理する物件Cの特徴に関する情報を示す。なお、図9では「物件情報1」に「AAA11」や「AAA12」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、物件情報のデータが記憶される。
結果情報記憶部224は、ユーザにオファーする特典の結果情報を記憶する。例えば、結果情報記憶部224は、特典決定サーバ100により決定された特典に関する情報を記憶する。ここで、図10に、実施形態に係る結果情報記憶部224の一例を示す。図10に示すように、結果情報記憶部224は、「結果ID」、「識別情報」、「特典」、「付与条件#」といった項目を有する。
「結果ID」は、結果情報を識別するための識別情報を示す。「識別情報」は、所定のサービスに対するユーザの識別情報を示す。「識別情報」は、特典決定サーバ100により決定された特典をオファーするユーザの識別情報を示す。「特典」は、「識別情報」に対応するユーザにオファーする特典に関する情報を示す。「コンテンツ」は、オファーする特典の対象となるコンテンツを示す。「付与条件#」は、特典をユーザにオファーするための条件を示す。
例えば、図10の例では、結果ID「R1」が、識別情報「ABCD1」により示されるユーザに対して、コンテンツ「C11」に対して受け付けられた情報が、付与条件#「付与#11」により示される条件を満たす場合には、5000ポイントをオファーすることを示す。
(制御部230)
図6の説明に戻って、制御部230は、コントローラであり、例えば、CPUやMPU等によって、コンテンツ提供サーバ200内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部230は、コントローラであり、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図6に示すように、制御部230は、取得部231と、算出部232と、送信部233と、受信部234と、配信部235と、操作受信部236と、判定部237とを有し、以下に説明する情報処理の作用を実現または実行する。なお、制御部230の内部構成は、図6に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
(取得部231)
取得部231は、端末装置10からユーザ情報を取得する。また、取得部231は、ユーザ情報として、ユーザのスコア情報を取得してもよい。また、取得部231は、取得したユーザ情報をユーザ情報記憶部221に格納してもよい。
取得部231は、地域ごとの地域の暮らしに関する地域情報を取得してもよい。また、取得部231は、取得した地域情報を地域情報記憶部222に格納してもよい。取得部231は、事業者が管理する物件に関する物件情報を取得してもよい。また、取得部231は、取得した物件情報を事業者情報記憶部223に格納してもよい。
(算出部232)
算出部232は、各指標に対応するユーザのスコア情報を算出する。例えば、算出部232は、ユーザ情報記憶部221により記憶された各指標に対応するユーザ情報に基づいて、各指標に対応するスコア情報を算出する。例えば、算出部232は、取得部231により取得された各指標に対応するユーザ情報に基づいて、各指標に対応するスコア情報を算出する。
算出部232は、地域情報記憶部222により記憶された地域情報に基づいて、地域ごとの地域の特徴を示す地域のスコア情報を算出してもよい。また、算出部232は、事業者情報記憶部223により記憶された物件情報に基づいて、事業者が管理する物件の特徴を示す事業者のスコア情報を算出してもよい。
(送信部233)
送信部233は、ユーザのスコア情報を特典決定サーバ100に送信する。例えば、送信部233は、算出部232により算出されたスコア情報を送信する。例えば、送信部233は、ユーザ情報記憶部221により記憶されたスコア情報を送信してもよい。例えば、送信部233は、取得部231により取得されたスコア情報を送信してもよい。また、送信部233は、ユーザ情報を特典決定サーバ100に送信してもよい。
送信部233は、地域のスコア情報を特典決定サーバ100に送信してもよい。例えば、送信部233は、算出部232により算出された地域のスコア情報を送信してもよい。例えば、送信部233は、地域情報記憶部222により記憶された地域のスコア情報を送信してもよい。また、送信部233は、地域情報を特典決定サーバ100に送信してもよい。
送信部233は、事業者のスコア情報を特典決定サーバ100に送信してもよい。例えば、送信部233は、算出部232により算出された事業者のスコア情報を送信してもよい。例えば、送信部233は、事業者情報記憶部223により記憶された事業者のスコア情報を送信してもよい。また、送信部233は、事業者が管理する物件に関する物件情報を特典決定サーバ100に送信してもよい。
(受信部234)
受信部234は、ユーザにオファーする特典の結果情報を受信する。例えば、受信部234は、特典決定サーバ100により決定された特典に関する情報を受信する。また、受信部234は、受信した結果情報を結果情報記憶部224に格納する。
(配信部235)
配信部235は、受信部234により受信された結果情報に基づいて、特典に関する情報を含むコンテンツを配信する。例えば、配信部235は、特典に関する情報を含むコンテンツを、メールやプッシュ通知により配信してもよい。
(操作受信部236)
操作受信部236は、配信部235により配信されたコンテンツに対する操作情報を受信する。なお、操作受信部236は、端末装置10により送信された操作情報に限らず、配信部235により配信されたコンテンツに関連するコンテンツに対する操作情報を、他の端末装置(以下、適宜「端末装置20」とよぶ)から受信してもよい。例えば、操作受信部236は、不動産の担当者が利用する端末装置20から、ユーザが不動産に来場時に提示されるコード情報を受信してもよい。
(判定部237)
判定部237は、操作受信部236により受信された操作情報に基づいて、ユーザに特典をオファーするか否かを判定する。例えば、判定部237は、操作受信部236により受信された操作情報が、結果情報記憶部224の「結果ID」に対応する「付与条件#」に記憶された条件を満たすか否かを判定する。例えば、判定部237は、不動産に来場時に担当者から提示されたコード情報が受け付けられたか否かを判定する。なお、判定部237は、端末装置20から送信された操作情報に基づいて判定してもよい。また、判定部237は、特典の対象となる物件を賃貸する事業者から提供されたユーザの居住期間が、対応する「付与条件#」に記憶された条件を満たすか否かを判定してもよい。
〔5.決定処理のフロー〕
次に、図11乃至13を用いて、実施形態に係る決定システム1による決定処理の手順について説明する。図11乃至13は、実施形態に係る決定システム1による決定処理の手順を示すフローチャートである。
図11に示すように、特典決定サーバ100は、ユーザを評価するための基準である各指標に対応するスコア情報を取得する(ステップS201)。続いて、特典決定サーバ100は、取得したスコア情報が各指標に定められた所定の条件を満たすか否かを各指標ごとに判定する(ステップS202)。続いて、特典決定サーバ100は、所定の条件を満たすか否かの組み合わせに応じてユーザにオファーする特典を決定する(ステップS203)。
図12に示すように、特典決定サーバ100は、地域ごとの地域の特徴を示す地域のスコア情報を、ユーザを評価するための基準である各指標に対応付けて取得する(ステップS301)。続いて、特典決定サーバ100は、ユーザが暮らす地域のスコア情報と、特典のオファーに係る地域のスコア情報との類似度が、各指標に定められた所定の範囲内であるか否かを各指標ごとに判定する(ステップS302)。続いて、特典決定サーバ100は、所定の範囲内であるか否かの組み合わせに応じてユーザにオファーする特典を決定する(ステップS303)。
図13に示すように、特典決定サーバ100は、事業者が管理する物件の特徴を示す事業者のスコア情報を、ユーザを評価するための基準である各指標に対応付けて取得する(ステップS401)。続いて、特典決定サーバ100は、ユーザが暮らす物件を賃貸した事業者のスコア情報と、特典のオファーに係る物件を賃貸した事業者のスコア情報との類似度が、各指標に定められた所定の範囲内であるか否かを各指標ごとに判定する(ステップS402)。続いて、特典決定サーバ100は、所定の範囲内であるか否かの組み合わせに応じてユーザにオファーする特典を決定する(ステップS403)。
〔6.変形例〕
上述した実施形態に係る決定システム1は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、決定システム1の他の実施形態について説明する。
〔6−1.スコア情報を算出する〕
上記実施形態では、特典決定サーバ100が、コンテンツ提供サーバ200から送信されたスコア情報に基づいてユーザにオファーする特典を決定する例を示した。ここで、特典決定サーバ100は、コンテンツ提供サーバ200からユーザ情報を取得することにより、スコア情報を算出してもよい。この場合には、例えば判定部132が算出部232と同様な処理を行うことによりスコア情報を算出してもよい。そして、特典決定サーバ100は、特典決定サーバ100で算出されたスコア情報に基づいてユーザにオファーする特典を決定してもよい。以下、図14を用いて、決定処理の変形例の一例を説明する。
図14のステップS501において、特典決定サーバ100は、ユーザを評価するための基準である各指標に対応するユーザ情報を取得する。このとき、特典決定サーバ100は、ユーザ情報記憶部221と同様な情報を記憶する記憶部を有してもよい。なお、特典決定サーバ100は、ユーザ情報を取得する毎に記憶部を更新してもよい。例えば、特典決定サーバ100は、「ユーザID」、「識別情報」、「ユーザ情報1」、「ユーザ情報2」、「ユーザ情報3」といった項目を有する記憶部を有してもよい。
図14のステップS502において、特典決定サーバ100は、取得したユーザ情報に基づいて各指標に対応するスコア情報を算出する。なお、特典決定サーバ100は、スコア情報を記憶部に記憶させてもよい。例えば、特典決定サーバ100は、「ユーザ情報1」、「ユーザ情報2」、「ユーザ情報3」といった項目に、各指標に対応するスコア情報を記憶させてもよい。
図14のステップS503において、特典決定サーバ100は、算出したスコア情報が各指標に定められた所定の条件を満たすか否かを各指標ごとに判定する。なお、特典決定サーバ100は、記憶部に記憶されたスコア情報が各指標に定められた所定の条件を満たすか否かを各指標ごとに判定してもよい。図14のステップS504において、特典決定サーバ100は、所定の条件を満たすか否かの組み合わせに応じてオファーする特典を決定する。
〔7.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る特典決定サーバ100は、取得部131と、決定部133を有する。取得部131は、ユーザを評価する評価基準である複数の指標に対応するスコアを取得する。決定部133は、取得部131によって取得された各指標に対応するスコアの組み合わせに応じてユーザに付与する特典を決定する。
これにより、実施形態に係る特典決定サーバ100は、ユーザの属性や行動パターンに応じた適切な特典を決定することができる。
また、決定部133は、スコアの各々が、対応する各指標に定められた所定の閾値を満たすか否かの組み合わせに応じて、特典を決定する。
これにより、実施形態に係る特典決定サーバ100は、所定の閾値を設定することにより、ユーザに応じた適切な特典を決定することができる。
また、決定部133は、スコアのうち決済利用状況を示す指標に対応するスコアが、指標に定められた所定の閾値以上である場合には、付与する特典を優遇する。
これにより、実施形態に係る特典決定サーバ100は、所定の指標に基づいて、ユーザに応じた適切な特典を決定することができる。
また、決定部133は、スコアのうち購入又は閲覧を含む高額商品への反応状況を示す指標に対応するスコアが、指標に定められた所定の閾値以上である場合には、付与する特典を優遇する。
これにより、実施形態に係る特典決定サーバ100は、所定の指標に基づいて、ユーザに応じた適切な特典を決定することができる。
また、決定部133は、スコアのうちサービスの利用状況を示す指標に対応するスコアが、指標に定められた所定の閾値以上である場合には、付与する特典を優遇する。
これにより、実施形態に係る特典決定サーバ100は、所定の指標に基づいて、ユーザに応じた適切な特典を決定することができる。
また、決定部133は、ユーザの属性に基づく地域情報から前記特典の付与に係る地域情報への移動に掛かる移動コストに基づいて付与する特典を優遇する。
これにより、実施形態に係る特典決定サーバ100は、ユーザの移動コストに応じた適切な特典を決定することができる。
また、決定部133は、スコアのうち決済利用状況を示す指標に対応するスコアが所定の閾値以上である場合には、特典の付与に係る物件を賃貸するための保証人の条件を緩和する。
これにより、実施形態に係る特典決定サーバ100は、保証人の条件を緩和するといった特典を決定することができる。
また、決定部133は、スコアのうち決済利用状況を示す指標に対応するスコアが所定の閾値以上である場合には、特典の付与に係る物件を自由に内見するための条件を緩和する。
これにより、実施形態に係る特典決定サーバ100は、自由に内見するための条件を緩和するといった特典を決定することができる。
また、決定部133は、特典の付与に係る物件を賃貸する事業者から提供されたユーザの居住期間が所定の閾値以上となった場合には、物件の賃借に掛かる敷金または礼金を安くする。
これにより、実施形態に係る特典決定サーバ100は、居住期間に応じて敷金または礼金を安くするといった特典を決定することができる。
また、実施形態に係る特典決定サーバ100は、スコアの組み合わせに基づいて成約の確率が所定の条件を満たすか否かを判定する判定部132を有する。決定部133は、判定部132による判定結果に基づいて、所定の条件を満たす場合には、付与する特典を優遇する。
これにより、実施形態に係る特典決定サーバ100は、成約の見込みが高いユーザに対して、成約の見込みに見合った特典を決定することができる。
また、取得部131は、地域ごとの地域の暮らしに関する地域情報の特徴を示す地域スコアを取得する。また、判定部132は、取得部131によって取得された地域スコアに基づいて成約の確率が所定の条件を満たすか否かを判定する。
これにより、実施形態に係る特典決定サーバ100は、成約の見込みが高いユーザに対して、成約の見込みに見合った特典を決定することができる。
また、取得部131は、特典の付与に係る物件を賃貸する事業者の物件情報の特徴を示す事業者スコアを取得する。また、判定部132は、取得部131によって取得された事業者スコアに基づいて成約の確率が所定の条件を満たすか否かを判定する。
これにより、実施形態に係る特典決定サーバ100は、成約の見込みが高いユーザに対して、成約の見込みに見合った特典を決定することができる。
〔8.ハードウェア構成〕
また、上述してきた実施形態に係る特典決定サーバ100およびコンテンツ提供サーバ200は、例えば、図15に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図15は、特典決定サーバ100およびコンテンツ提供サーバ200の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300またはHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、所定の通信網を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータを所定の通信網を介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る特典決定サーバ100およびコンテンツ提供サーバ200として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130および230の機能を実現する。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から所定の通信網を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
〔9.その他〕
また、上記実施形態及び変形例において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた実施形態及び変形例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
1 決定システム
10 端末装置
11 通信部
12 入力部
13 出力部
14 制御部
100 特典決定サーバ
110 通信部
120 特典情報記憶部
130 制御部
131 取得部
132 判定部
133 決定部
134 送信部
141 送信部
142 受信部
143 表示部
144 受付部
200 コンテンツ提供サーバ
210 通信部
220 記憶部
221 ユーザ情報記憶部
222 地域情報記憶部
223 事業者情報記憶部
224 結果情報記憶部
230 制御部
231 取得部
232 算出部
233 送信部
234 受信部
235 配信部
236 操作受信部
237 判定部

Claims (13)

  1. ユーザを評価する評価基準である複数の指標に対応するスコアを取得する取得部と、
    前記取得部によって取得された各指標に対応する前記スコアの組み合わせに応じて前記ユーザに付与する特典を決定する決定部と、
    を備えたことを特徴とする決定装置。
  2. 前記決定部は、
    前記スコアの各々が、対応する前記各指標に定められた所定の閾値を満たすか否かの組み合わせに応じて、前記特典を決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の決定装置。
  3. 前記決定部は、
    前記スコアのうち決済利用状況を示す指標に対応するスコアが、当該指標に定められた所定の閾値以上である場合には、付与する特典を優遇する
    ことを特徴とする請求項2に記載の決定装置。
  4. 前記決定部は、
    前記スコアのうち購入又は閲覧を含む高額商品への反応状況を示す指標に対応するスコアが、当該指標に定められた所定の閾値以上である場合には、付与する特典を優遇する
    ことを特徴とする請求項3に記載の決定装置。
  5. 前記決定部は、
    前記スコアのうちサービスの利用状況を示す指標に対応するスコアが、当該指標に定められた所定の閾値以上である場合には、付与する特典を優遇する
    ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の決定装置。
  6. 前記決定部は、
    ユーザの属性に基づく地域情報から前記特典の付与に係る地域情報への移動に掛かる移動コストに基づいて付与する特典を優遇する
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の決定装置。
  7. 前記決定部は、
    前記スコアのうち決済利用状況を示す指標に対応するスコアが所定の閾値以上である場合には、前記特典の付与に係る物件を賃借するための保証人の条件を緩和する
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の決定装置。
  8. 前記決定部は、
    前記スコアのうち決済利用状況を示す指標に対応するスコアが所定の閾値以上である場合には、前記特典の付与に係る物件を自由に内見するための条件を緩和する
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の決定装置。
  9. 前記スコアの組み合わせに基づいて成約の確率が所定の条件を満たすか否かを判定する判定部と、をさらに備え、
    前記決定部は、
    前記判定部による判定結果に基づいて、前記所定の条件を満たす場合には、付与する特典を優遇する
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の決定装置。
  10. 前記取得部は、
    地域ごとの地域の暮らしに関する地域情報の特徴を示す地域スコアを取得し、
    前記判定部は、
    前記取得部によって取得された地域スコアに基づいて成約の確率が所定の条件を満たすか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項9に記載の決定装置。
  11. 前記取得部は、
    前記特典の付与に係る物件を賃貸する事業者の物件情報の特徴を示す事業者スコアを取得し、
    前記判定部は、
    前記取得部によって取得された事業者スコアに基づいて成約の確率が所定の条件を満たすか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項9に記載の決定装置。
  12. コンピュータにより実行される決定方法であって、
    ユーザを評価する評価基準である複数の指標に対応するスコアを取得する取得工程と、
    前記取得工程によって取得された各指標に対応する前記スコアの組み合わせに応じて前記ユーザに付与する特典を決定する決定工程と、
    を含んだことを特徴とする決定方法。
  13. ユーザを評価する評価基準である複数の指標に対応するスコアを取得する取得手順と、
    前記取得手順によって取得された各指標に対応する前記スコアの組み合わせに応じて前記ユーザに付与する特典を決定する決定手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする決定プログラム。
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