JP2020062244A - コネクタ、読出装置、及び、検出データ処理装置 - Google Patents

コネクタ、読出装置、及び、検出データ処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】生体データの読み出し時に位置合わせが容易なコネクタ、読出装置、及び、検出データ処理装置を提供する。【解決手段】コネクタは、被検体に貼り付けられる感圧接着層と、前記感圧接着層に固定され前記被検体に接触するプローブと、前記プローブを介して検出される検出データを格納するメモリと、前記メモリに接続され前記データの読み出しに用いられる読出端子とを有する貼付型センサから前記検出データを読み出す際に前記貼付型センサに接続されるコネクタであって、前記貼付型センサの外形に合わせた収納部を有する筐体と、前記収納部に設けられ、前記収納部に前記貼付型センサが位置合わせされた状態で、前記読出端子に接続される第1端子と、前記第1端子に電気的に接続されるとともに、前記検出データのデータ処理を行う情報処理装置に接続される第2端子とを含む。【選択図】図8

Description

本発明は、コネクタ、読出装置、及び、検出データ処理装置に関する。
従来より、メモリカードを挿入するためのコネクタを備えた電気基板と、該電気基板を保持する基板支持部材と、カード挿入口を有するカードコネクタカバーと、該カードコネクタカバーとは別の外装カバーと、を備え、前記基板支持部材は前記外装カバーと位置決めされ、前記基板支持部材と前記カードコネクタカバーとを、少なくともメモリカード挿抜方向に垂直な2方向で位置決めすることを特徴とするメモリカードリーダ装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−079336号公報
上述のように、メモリカードリーダ装置でメモリカードを読み込むには、メモリカードリーダ装置の端子とメモリカードの端子との位置合わせが必要であり、種々の工夫が行われている。
ところで、生体表面に貼り付けて心電波形や脈拍等の生体データを取得し、生体データをメモリに格納する生体センサは、メモリカードと同様に位置決めが重要であるが、生体表面に貼り付けられる感圧接着層を有することや、生体表面に沿って変形可能であること等から、メモリカードとは種々の点で異なる。
そこで、生体データの読み出し時に位置合わせが容易なコネクタ、読出装置、及び、検出データ処理装置を提供することを目的とする。
本発明の実施の形態のコネクタは、被検体に貼り付けられる感圧接着層と、前記感圧接着層に固定され前記被検体に接触するプローブと、前記プローブを介して検出される検出データを格納するメモリと、前記メモリに接続され前記データの読み出しに用いられる読出端子とを有する貼付型センサから前記検出データを読み出す際に前記貼付型センサに接続されるコネクタであって、前記貼付型センサの外形に合わせた収納部を有する筐体と、前記収納部に設けられ、前記収納部に前記貼付型センサが位置合わせされた状態で、前記読出端子に接続される第1端子と、前記第1端子に電気的に接続されるとともに、前記検出データのデータ処理を行う情報処理装置に接続される第2端子とを含む。
生体データの読み出し時に位置合わせが容易なコネクタ、読出装置、及び、検出データ処理装置を提供することができる。
生体センサ1を示す図である。 図1におけるA−A矢視断面とB−B矢視断面とを示す図である。 プローブ部材の作製工程を説明する斜視図である。 コネクタ100を示す図である。 コネクタ100を示す図である。 コネクタ100を示す図である。 コネクタ100を示す図である。 図4のC−C矢視断面を示す図である。 コネクタ100の動作を示す図である。 コネクタ100を用いて生体センサ1から生体データを読み出す際の手順を示す図である。 実施の形態の変形例のコネクタを示す図である。 実施の形態の変形例のコネクタを示す図である。 実施の形態の変形例のコネクタを示す図である。 実施の形態の変形例のコネクタを示す図である。 実施の形態の変形例のコネクタを示す図である。 実施の形態の変形例のコネクタを示す図である。 実施の形態の変形例のコネクタを示す図である。 実施の形態の変形例のコネクタを示す図である。 実施の形態の変形例のコネクタを示す図である。 実施の形態の変形例のコネクタを示す図である。 実施の形態の変形例のコネクタを示す図である。
以下、本発明のコネクタ、読出装置、及び、検出データ処理装置を適用した実施の形態について説明する。
<実施の形態>
図1は、生体センサ1を示す図である。図2は、図1におけるA−A矢視断面とB−B矢視断面とを示す図である。図3は、プローブ部材の作製工程を説明する斜視図であり、上側図は、下側から見た斜視図、下側図は、上側から見た斜視図を示す。ここでは、説明の便宜上、上述のような上下関係を用いて説明するが、普遍的な上下関係を表すものではない。
図1において、紙面左右方向は、生体センサ1の長手方向(第1方向)である。紙面右側は、長手方向一方側(第1方向一方側)であり、紙面左側は、長手方向他方側(第1方向他方側)である。
図1において、紙面上下方向は、生体センサ1の短手方向(長手方向に直交する方向、幅方向、第1方向に直交する第2方向)である。紙面上側は、短手方向一方側(幅方向一方側、第2方向一方側)であり、紙面下側は、短手方向他方側(幅方向他方側、第2方向他方側)である。
図1において、紙面紙厚方向は、生体センサ1の上下方向(厚み方向、第1方向および第2方向に直交する第3方向)である。紙面手前側は、上側(厚み方向一方側、第3方向一方側)であり、紙面奥側は、下側(厚み方向他方側、第3方向他方側)である。
方向は、各図面に記載の方向矢印に準拠する。
これらの方向の定義により、生体センサ1および貼付型心電計30(後述)の製造時および使用時の向きを限定する意図はない。
図1〜図2Bに示すように、生体センサ1は、長手方向に延びる略平板形状を有する。生体センサ1は、感圧接着層2と、感圧接着層2の上面に配置される基材層3と、基材層3に配置される配線層4と、感圧接着層2の下面の一例としての接着下面9から露出するように、感圧接着層2に埋め込まれているプローブ5と、配線層4およびプローブ5を電気的に接続する接続部6とを備える。
感圧接着層2は、生体センサ1の下面を形成する。感圧接着層2は、生体センサ1の下面を生体表面(皮膚33など)に対して貼付するために、生体センサ1の下面に感圧接着性を付与する層である。感圧接着層2は、生体センサ1の外形形状を形成している。感圧接着層2は、長手方向に延びる平板形状を有する。具体的には、例えば、感圧接着層2は、長手方向に延びる帯状を有し、長手方向中央部が短手方向両外側に向かって膨らむ形状を有する。また、感圧接着層2において、長手方向中央部の短手方向両端縁は、長手方向中央部以外の短手方向両端縁に対して、短手方向両外側に位置する。
感圧接着層2は、上面の一例としての接着上面8と、接着下面9とを有する。
接着上面8は、平坦面である。
接着下面9は、接着上面8の下側に間隔を隔てて対向配置されている。
また、感圧接着層2は、その長手方向両端部のそれぞれに、2つの接着開口部11のそれぞれを有する。2つの接着開口部11のそれぞれは、平面視略リング形状を有する。接着開口部11は、感圧接着層2の厚み方向を貫通する。接着開口部11には、接続部6が充填される。
また、接着開口部11の内側における接着下面9は、プローブ5(後述)に対応する接着溝10を有する。接着溝10は、下側に向かって開放される。
感圧接着層2の材料としては、例えば、感圧接着性を有する材料であれば特に限定されず、好ましくは、生体適合性を有する材料が挙げられる。そのような材料として、アクリル系感圧接着剤、シリコーン系感圧接着剤などが挙げられる。好ましくは、アクリル系感圧接着剤が挙げられる。アクリル系感圧接着剤としては、例えば、特開2003−342541号公報に記載のアクリルポリマーなどが挙げられる。
感圧接着層2を角質剥離試験したときに、角質剥離面積率が、例えば、50%以下、好ましくは、30%以下、より、好ましくは、15%以下であり、また、例えば、0%以上である。角質剥離面積率が上記した上限以下であれば、感圧接着層2を生体に貼着しても、生体の負荷を抑制することができる。つまり、感圧接着層2の材料が、優れた生体適合性を有することができる。角質剥離試験は、特開2004−83425号公報に記載の方法によって、測定される。
感圧接着層2の透湿度は、例えば、300(g/m2/day)以上、好ましくは、600(g/m2/day)以上、さらに好ましくは、1000(g/m2/day)以上である。感圧接着層2の透湿度が上記した下限以上であれば、感圧接着層2を生体に貼着しても、生体の負荷を抑制することができる。つまり、感圧接着層2の材料が、優れた生体適合性を有することができる。
そして、(1)角質剥離試験の角質剥離面積率が50%以下、(2)透湿度が300(g/m2/day)以上の少なくともいずれかの要件を満たせば、好ましくは、(1)および(2)の両方の要件を満たせば、感圧接着層2の材料は、生体適合性を有する。
感圧接着層2の厚みは、接着溝10以外の領域における接着上面8および接着下面9間の距離として、例えば、10μm以上、好ましくは、20μm以上であり、また、例えば、100μm未満、好ましくは、50μm以下である。
基材層3は、生体センサ1の上面を形成する。基材層3は、感圧接着層2とともに生体センサ1の外形形状を形成している。基材層3の平面視形状は、感圧接着層2の平面視形状と同一である。基材層3は、感圧接着層2の上面全面(ただし、接続部6が設けられる領域を除く)に配置されている。基材層3は、感圧接着層2を支持する支持層である。基材層3は、長手方向に延びる平板形状を有する。基材層3は、基材下面12と、上面の一例としての基材上面13とを有する。
基材下面12は、平坦面である。基材下面12は、感圧接着層2の接着上面8に接触(感圧接着)している。
基材上面13は、基材下面12の上側に間隔を隔てて対向配置されている。基材上面13は、配線層4に対応する基材溝14を有する。基材溝14は、平面視において、配線層4と同一のパターン形状を有する。基材溝14は、上側に向かって開放される。
また、基材層3は、接着開口部11に対応する基材開口部15を有する。基材開口部15は、接着開口部11に厚み方向に連通する。基材開口部15は、接着開口部11と同一形状および同一寸法の平面視略リング形状を有する。
基材層3の材料は、伸縮性を有する。また、基材層3の材料は、例えば、絶縁層を有する。そのような材料としては、例えば、樹脂が挙げられる。樹脂としては、例えば、ポリウレタン系樹脂、シリコーン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポリエステル系樹脂などの熱可塑性樹脂が挙げられる。
基材層3の材料として、より優れた伸縮性および透湿性を確保する観点から、好ましくは、ポリウレタン系樹脂が挙げられる。
基材層3の破断伸度は、例えば、100%以上、好ましくは、200%以上、より好ましくは、300%以上であり、また、例えば、2000%以下である。破断伸度が上記下限以上であれば、基材層3の材料が優れた伸縮性を有することができる。なお、破断伸度は、JIS K 7127(1999年)に従い、引張速度5mm/分、試験片タイプ2で、測定される。
また、基材層3の20℃における引張強度(チャック間100mm,引張速度300mm/min,破断時の強度)は、例えば、0.1N/20mm以上、好ましくは、1N/20mm以上であり、また、例えば、20N/20mm以下である。引張強度は、JIS K 7127(1999年)に基づいて、測定される。
さらに、基材層3の20℃における引張貯蔵弾性率E'は、例えば、2,000MPa以下、好ましくは、1,000MPa以下、より好ましくは、100MPa以下、さらに好ましくは、50MPa以下、とりわけ好ましくは、20MPa以下であり、また、例えば、0.1MPa以上である。基材層3の引張貯蔵弾性率E'が上記した上限以下であれば、基材層3の材料が優れた伸縮性を有することができる。基材層3の20℃における引張貯蔵弾性率E'は、周波数1Hzおよび昇温速度10℃/分の条件で基材層3を動的粘弾性測定することにより求められる。
そして、(3)破断伸度が100%以上、(4)引張強度が20N/20mm以下、(5)引張貯蔵弾性率E'が2,000MPa以下の少なくともいずれか1つの要件、好ましくは、2つ以上の要件、より好ましくは、3つすべての要件を満たせば、基材層3の材料が、伸縮性を有する。
基材層3の厚みは、基材溝14以外の領域における基材下面12および基材上面13間の距離として、例えば、1μm以上、好ましくは、5μm以上であり、また、例えば、300μm以下、好ましくは、10μm以下である。
配線層4は、基材溝14に埋め込まれている。詳しくは、配線層4は、基材層3の基材上面13から露出するように、基材層3の上部に埋め込まれている。配線層4は、互いに間隔を隔てて配置される上面および下面と、それらの周端縁を連結する側面とを有する。下面の全部および側面の全部は、基材層3に接触している。上面は、基材上面13(基材溝14を除く)から露出している。配線層4の上面は、基材上面13とともに、生体センサ1の上面を形成する。
配線層4は、接続部6と、電子部品31(後述)および電池32(後述)とを接続する配線パターンを有する。具体的には、配線層4は、第1配線パターン41と、第2配線パターン42とを独立して備える。
第1配線パターン41は、基材層3における長手方向一方側に配置される。第1配線パターン41は、第1配線16Aと、それに連続する第1端子17Aおよび第2端子17Bとを備える。
第1配線パターン41は、平面視略T字形状を有する。詳しくは、第1配線パターン41は、基材層3の長手方向一端部(に位置する接続部6)から長手方向他方側に向かって延び、基材層3の長手方向中央部で分岐して、短手方向両外側に向かって延びる。
第1端子17Aおよび第2端子17Bのそれぞれは、基材層3の長手方向中央部における短手方向両端部のそれぞれに配置されている。第1端子17Aおよび第2端子17Bのそれぞれは、平面視略矩形状(ランド形状)を有する。第1端子17Aおよび第2端子17Bのそれぞれは、基材層3の長手方向中央部において短手方向両外側に延びる第1配線16Aの両端部のそれぞれに連続する。
第2配線パターン42は、第1配線パターン41の長手方向他方側に間隔を隔てて設けられる。第2配線パターン42は、第2配線16Bと、それに連続する第3端子17Cおよび第4端子17Dとを備える。
第2配線パターン42は、平面視略T字形状を有する。詳しくは、第2配線パターン42は、基材層3の長手方向他端部(に位置する接続部6)から長手方向一方側に向かって延び、基材層3の長手方向中央部で分岐して、短手方向両外側に向かって延びる。
第3端子17Cおよび第4端子17Dのそれぞれは、基材層3の長手方向中央部における短手方向両端部のそれぞれに配置されている。第3端子17Cおよび第4端子17Dのそれぞれは、平面視略矩形状(ランド形状)を有する。第3端子17Cおよび第4端子17Dのそれぞれは、基材層3の長手方向中央部において短手方向両外側に延びる第2配線16Bの両端部のそれぞれに連続する。
配線層4の材料としては、例えば、銅、ニッケル、金、それらの合金などの導体が挙げられる。配線層4の材料として、好ましくは、銅が挙げられる。
配線層4の厚みは、例えば、0.1μm以上、好ましくは、1μm以上であり、また、例えば、100μm以下、好ましくは、5μm以下である。
プローブ5は、感圧接着層2が生体表面に貼付されたときに、生体表面に接触して、生体からの電気信号や温度、振動、汗や代謝物の種類や量等などをセンシングする電極である。プローブ5は、接着開口部11の内側において、感圧接着層2における接着溝10に埋め込まれている。つまり、プローブ5は、接着開口部11の内側において、感圧接着層2の下端部に埋め込まれている。プローブ5は、平面視略碁盤目形状(あるいは略メッシュ形状)を有する。換言すれば、プローブ5は、面方向(長手方向および短手方向)において互いに間隔を隔てる孔を有する。なお、孔には、感圧接着層2が充填されている。
また、プローブ5は、それが延びる方向に直交する断面視において、略矩形状を有する。プローブ5は、プローブ下面20と、プローブ下面20の上側に間隔を隔てて対向配置されるプローブ上面21と、プローブ下面20およびプローブ上面21の周端縁を連結する側面とを有する。
プローブ下面20は、感圧接着層2の接着下面9(接着溝10を除く)から露出する。プローブ下面20は、接着下面9と面一である。プローブ下面20は、接着下面9とともに、生体センサ1の下面を形成している。
プローブ上面21は、感圧接着層2に被覆されている。
図3に示すように、プローブ部材18の側面のうち、最外側に位置する面は、外側面22である。外側面22は、平面視において、外側面22を通過する仮想円を形成する。プローブ部材18は、感圧接着層2、基材層3、及びプローブ5を有する。
プローブ5の材料としては、配線層4で例示した材料(具体的には、導体)が挙げられる。
プローブ5の外形寸法は、外側面22を通過する仮想円が、接着開口部11を区画する内周面が平面視で重複するように、設定されている。
プローブ5の厚みは、例えば、0.1μm以上、好ましくは、1μm以上であり、また、例えば、100μm未満、好ましくは、75μm以下である。
接続部6は、基材開口部15および接着開口部11に対応して設けられており、それらと同一形状を有する。接続部6は、基材層3および感圧接着層2を厚み方向(上下方向)に貫通(通過)しており、基材開口部15および接着開口部11に充填されている。接続部6は、プローブ5の外側面22に沿う、平面視無端形状を有する。具体的には、接続部6は、軸線が厚み方向に延びる(外側面22を通過する仮想円に沿う)略円筒形状を有する。
接続部6の内側面は、プローブ5の外側面22に接触している。接続部6は、接着開口部11の外側の感圧接着層2と、接着開口部11の内側の感圧接着層2とに感圧接着している。
接続部6の上面は、基材上面13と面一である。接続部6の下面は、接着下面9と面一である。
図1に示すように、2つの接続部6のうち、長手方向一方側に位置する接続部6は、その上端部において、長手方向一方側に位置する第1配線16Aの長手方向一端縁に連続する。長手方向他方側に位置する接続部6は、その上端部において、長手方向他方側に位置する配線16Bの長手方向他端縁に連続する。
これにより、接続部6は、配線層4とプローブ5とを電気的に接続する。
接続部6の材料としては、例えば、金属、導電性樹脂(導電性高分子を含む)などが挙げられ、好ましくは、導電性樹脂などが挙げられる。
接続部6の厚み(上下方向長さ)は、基材層3および感圧接着層2の総厚みと同一である。接続部6の径方向長さ(外径から内径を差し引いた値の半値)は、例えば、1μm以上、好ましくは、100μm以上であり、また、例えば、1000μm以下、好ましくは、500μm以下である。
電子部品31としては、例えば、プローブ5で取得した生体からの電気信号を処理して記憶するためのアナログフロントエンド、マイコン、メモリ、さらには、電気信号を電波に変換し、これを外部の受信機に無線送信するための通信IC、送信機などが挙げられる。電子部品31は、これらのうち一部あるいは全てを有していてもい。電子部品31は、その下面に設けられる2つあるいは3つ以上の端子(図示せず)を有する。
また、電子部品31には、端子50が設けられている。図1には一例として4個の端子50を示すが、端子50の数は4個に限られるものではなく、最終的に生体データを読み出すPC(Personal Computer)の端子の数と同一の数だけ設ければよい。
端子50は、第1端子17Aと同様に、第1配線16Aと同様の配線51を介して電子部品31に接続されている。端子50は、電子部品31のメモリに格納される生体データを読み出す際に用いられる端子であり、読出端子の一例である。生体データは、プローブ5によって検出される、生体の心拍や脈拍のデータ、生体の電気信号や温度、振動、汗や代謝物の種類や量等を表すデータである。
また、生体センサ1は、上面全体を覆うカバー55を含む。カバーは、基材層3、電子部品31、及び電池32を覆う。カバー55は、一例として超軟質ウレタンゴム製であり、可撓性を有し、伸縮可能な部材である。カバー55は、平面視で基材層3と等しい形状及びサイズを有する。生体センサ1は、長手方向の中央部に電子部品31及び電池32が配置されているため、カバー55は、長手方向の中央部が突出した凸部55Aを有する。凸部55Aは、生体センサ1の上面の長手方向の中央部に位置する。
図4乃至図7は、コネクタ100を示す図である。図8は、図4のC−C矢視断面を示す図である。図9は、コネクタ100の動作を示す図である。
以下ではXYZ座標系を用いて説明する。また、以下では、説明の便宜上、Z軸負方向側を下側又は下、Z軸正方向側を上側又は上と称すが、普遍的な上下関係を表すものではない。また、平面視とはXY面視をいう。
コネクタ100は、筐体110、回転操作部120、可動部130、ばね140、ピン端子150、及び、出力端子160を含む。
筐体110は、本体部110Aと蓋部110Bとを有する。本体部110Aは、下側に位置する部分であり、蓋部110Bとはネジ110Cによって固定されている。本体部110Aは、下面側に収納部111Aと張出部112Aを有する。
収納部111Aは、本体部110AのY軸負方向側の側面から、Y軸正方向に向かって凹んだ部分であり、本体部110AのX軸方向の全体にわたって設けられている。張出部112Aは、本体部110Aの下部のY軸正方向側から、YZ面視でL字型に(X軸正方向側から見ると逆L字型に)張り出している部分である。張出部112Aは、本体部110Aの下部に収納部111Aを設けるために形成されている。
収納部111Aには、生体センサ1が挿入される。収納部111Aの上側の壁部113Aには、Z軸正方向側に凹んだ凹部113A1(図7及び図8参照)が設けられている。凹部113A1は、生体センサ1の上面側の凸部55A(図2参照)に対応した形状を有しており、生体センサ1の位置決めに利用される。
図8に示すように、本体部110Aは中空であり、内部空間は蓋部110Bによって閉じられおり、内部空間の底面は壁部113Aの上面である。本体部110Aは、内部に2本の支柱114Aを有する。2本の支柱は、円柱状であり、壁部113Aの上面からZ軸正方向に突出している。支柱114Aは、可動部130を上下方向に移動自在に支持する。また、壁部113Aには、可動部130に取り付けられるピン端子150が挿通される貫通孔113A2が設けられている。
なお、本体部110Aは、四隅にネジ110Cが固定されるネジ孔を有する。
蓋部110Bは、平面視で矩形状の板状の部材であり、中央に回転操作部120に対応したネジ孔111Bを有するとともに、四隅にネジ110Cを挿通させる貫通孔112Bを有する。ネジ孔111Bは、平面視で円形であり、図8に示すように回転操作部120のネジ形状に対応した溝が切られている。
回転操作部120は、本体部121、突出部122、及びネジ部123を有する。回転操作部120は、一体成型された樹脂製の部材である。
本体部121は、円盤状の部材であり、上面に突出部122が設けられ、周状の側面に沿ってネジ部123が設けられている。また、本体部121の下面121Aは、可動部130の上面に当接している。
突出部122は、本体部121の上面からZ軸正方向に突出しており、本体部121の直径と略同一の長さと、人間の指で摘みやすい程度の幅とを有する。突出部122は、回転操作部120を回転させようとする利用者が複数の指で摘む(挟む)部分であり、利用者の指に係合する部分である。
ネジ部123は、蓋部110Bのネジ孔111Bに対応して、本体部121の周状の側面に沿って螺旋状に形成されたネジ山である。利用者が指で突出部122を摘んで回転操作部120を回転させると、ネジ部123が回転移動をZ軸方向の移動量に変換するため、回転操作部120がZ軸正方向又はZ軸負方向に移動する。
可動部130(図8参照)は、本体部110Aの内部に配置され、X軸方向に長手方向を有する細長い板状の部材である。可動部130は、樹脂のような絶縁体製であり、X軸方向の両端に貫通孔131を有する。2個の貫通孔131には、それぞれ、本体部110Aの2本の支柱114Aに挿通される。可動部130のX軸方向の中央部には、ピン端子150がZ軸方向(厚さ方向)に貫通されている。
可動部130の上面は、回転操作部120の本体部121の下面に当接しており、貫通孔131の周囲の下面は、ばね140の上端に当接している。可動部130は、回転操作部120が回転操作されてZ軸負方向に移動すると、下方に押圧されて下方に移動する。このときばね140は収縮する。また、可動部130は、回転操作部120が回転操作されてZ軸正方向に移動すると、ばね140の復元力によって上方に押圧されて上方に移動する。
ばね140は、本体部110Aの内部に配置され、支柱114Aに挿通された状態で、可動部130の下面と、壁部113Aの上面との間に配置される。
ピン端子150は、可動部130のX軸方向の中央部を貫通しており、配線等を介して出力端子160に接続されている。ピン端子150は、第1端子の一例である。ピン端子150は、図8に示す状態では、壁部113Aの下面から収納部111A内に突出していないが、回転操作部120が回転操作されて可動部130がZ軸負方向に移動すると、壁部113Aの下面から収納部111A内に突出する。このときに、ピン端子150は、生体センサ1のカバー55を突き破り、端子50に到達するように構成されている。すなわち、ピン端子150は、生体センサ1のカバー55を突き破って端子50に接触する。
出力端子160には、生体データを処理するPCが接続される。出力端子160は、第2端子の一例である。上述のようにピン端子150が端子50に接触しているときに、PCで生体センサ1の電子部品31のメモリから生体データを読み出すことができる。
図10は、コネクタ100を用いて生体センサ1から生体データを読み出す際の手順を示す図である。
まず、生体センサ1の下準備として、電池32を電子部品31から切り離すことと、感圧接着層2の下面(図2参照)を粘着性を有しないフィルム等で覆うこととを行う。
電池32の切り離しは、より具体的には、配線16A、16B(図1参照)の部分を切除等することで、回路的に電池32を電子部品31から切り離す。配線16A、16B(図1参照)の部分を切除等する手法は、どのような手法であってもよい。
また、感圧接着層2の下面をフィルム等で覆うのは、感圧接着層2が収納部111A内に(特に張出部112の上面に)付着するのを抑制し、生体センサ1を収納部111A内に挿入し易くするためである。
次に、下準備を終えた生体センサ1をコネクタ100の収納部111Aに位置を合わせて挿入する。また、コネクタ100の出力端子160にPCを接続する。このときに、ピン端子150は、図8に示すように、壁部113Aの貫通孔113A2内に収納し、収納部111A内に突出していない状態にしておく。
位置合わせは、コネクタ100の収納部111Aの凹部113A1に、生体センサ1のカバー55の凸部55Aを嵌めることによって完了する。この状態で、平面視でコネクタ100のピン端子150と、生体センサ1の端子50との位置は一致している。
次に、回転操作部120を回転操作して可動部130をZ軸負方向に移動させ、壁部113Aの下面からピン端子150を収納部111A内に突出させる。ピン端子150は、生体センサ1のカバー55を突き破り、端子50に接触する。
次に、PCを操作して、PCからコネクタ100を経由して生体センサ1に電力を供給する。この状態で電子部品31は起動され、メモリから生体データを読み出し可能な状態になる。
最後に、PCを操作して生体センサ1のメモリから生体データを読み出す。
以上で、生体センサ1で取得した生体データをPCに読み出す処理が終了する。
生体センサ1は、内部のメモリに生体データを格納しているため、生体データを利用して被検者(生体データが採取された者)の健康状態等を調べるためには、生体データをPCで読み出す必要がある。
また、生体センサ1は、被検者の体に貼り付けられた状態で電池32の電力で生体データを検出し続けるポータブル型の機器であり、生体データを検出している間に、被検者が生体センサ1を取り付けていないときと同様の日常生活を送ることができるようにするために、ケーブル等によってPCには接続されていない。このため、生体センサ1の端子50に正確にPCを接続して生体データを読み出す必要がある。
コネクタ100は、コネクタ100の収納部111Aに生体センサ1を挿入し、生体センサ1のカバー55の凸部55Aを収納部111Aの凹部113A1に嵌めることによって、生体センサ1の端子50とコネクタ100のピン端子150との平面的な位置合わせが完了する。
そして、回転操作部120を回転操作してピン端子150を端子50に接触させることで、生体センサ1の端子50に正確にPCを接続して生体データを読み出せる状態になる。
したがって、実施の形態によれば、生体データの読み出し時に位置合わせが容易なコネクタ100を提供することができる。
なお、以上では、生体表面に貼り付ける生体センサ1で生体データを検出する形態について説明した。生体とは人間及び人間以外の動植物等である。しかしながら、生体センサ1は、生体以外の物品等に貼り付けて温度等を検出するセンサであってもよい。この場合には生体センサ1を貼付型センサとして取り扱えばよい。
以下では、コネクタ100の変形例について説明する。図11乃至図21は、実施の形態の変形例のコネクタを示す図である。
図11に示すコネクタ200Aは、直方体状の筐体210Aを含む。筐体210Aの上面には、一例として4個の開口部211Aが設けられている。開口部211Aには、凹部212Aが連通しており、凹部212Aは、生体センサ1の少なくとも一部を挿入する空間を有する。凹部212Aは、収納部の一例である。
コネクタ200Aは、生体センサ1が凹部212Aに挿入されると、カバー55が突き破られて、端子50がコネクタ200Aのピン端子に接続されるように構成されている。
開口部211Aの開口形状は、生体センサ1の形状に合わせられており、開口部211Aの平面視における中心に対して点対称ではない(非点対称な)形状を有する。このため、生体センサ1は、開口部211Aの開口形状によって決まった正しい向きにのみ挿入可能である。正しい向きとは、例えば、端子50がピン端子の方を向く向きのことである。
生体センサ1を凹部212Aの最下部まで差し込むと、生体センサ1の端子50とピン端子とが位置合わせされて接触し、PCで生体データを読み取り可能な状態になる。
また、筐体210Aに生体データを読み出す制御部を追加してもよい。制御部は、IC(Integrated Circuit)チップのような情報処理部でよい。このような制御部をコネクタ200Aに含ませた装置は、読出装置である。
また、このような読出装置の制御部に、生体データの処理を行う機能を追加してもよい。生体データの処理とは、例えば健康状態を分析する処理である。読出装置に生体データの処理を行う機能を追加した装置を検出データ処理装置として取り扱ってもよい。また、このような検出データ処理装置は、生体データや処理結果を表示するディスプレイを含んでもよく、さらに紙等に印刷するプリンタを内蔵させてもよい。
また、図12に示すコネクタ200Bのように、2面に跨る開口部211Bを有する直方体状の筐体210Bを含んでいてもよい。開口部211Bには、凹部212Bが連通している。開口部211Bの形状は、図11の開口部211Aと同様に生体センサ1の形状に合わせられており、生体センサ1は、開口部211Bの開口形状によって決まった正しい向きにのみ挿入可能である。図12には、横方向からのみ挿入可能な開口部211Bを示す。
生体センサ1を凹部212Bの最も奥まで差し込むと、カバー55が突き破られて、生体センサ1の端子50とピン端子とが位置合わせされて接触し、PCで生体データを読み取り可能な状態になる。
また、図13に示すコネクタ200Cでは、筐体210Cは、直方体状の本体部211Cと、折りたたみ式で板状の蓋部212Cとを有している。蓋部212Cは、本体部211Cの一辺に接続されており、本体部211Cに対して開閉自在である。
本体部211Cは、凹部211C1を有し、蓋部212Cは、凹部212C1を有する。蓋部212Cを閉じると、凹部211C1と凹部212C1とは一体的な凹部を構築し、一体的な凹部の内部空間の形状は、生体センサ1の外形に合わせた形状である。凹部211C1と凹部212C1とで構築される一体的な凹部には、生体データを読み出す際の正しい向きにのみ生体センサ1を挿入可能になっている。
生体センサ1を本体部211Cの凹部211C1に挿入した状態で、蓋部212Cを閉じることによって、カバー55が突き破られて、生体センサ1の端子50とピン端子とが位置合わせされて接触し、PCで生体データを読み取り可能な状態になる。
また、図14に示すコネクタ200Dでは、直方体状の筐体210Dは、開口部211Dに連通する貫通孔212Dを有する。貫通孔212Dは、筐体210Dを貫通しており、生体センサ1の外形に合わせた内部形状を有する。このため、貫通孔212Dに生体センサ1を正しい向きで挿入することができる。貫通孔212Dは、収納部の一例である。
貫通孔212Dに生体センサ1を挿入すると、カバー55が突き破られて、生体センサ1の端子50とピン端子とが位置合わせされて接触する。これにより、PCで生体データを読み取り可能な状態になる。
なお、筐体210Dは、貫通孔212Dに生体センサ1が挿入された状態で、筐体210Dの外部から生体センサ1の挿入された部分を視認可能な透明部分を有する構成であってもよい。生体センサ1の外装色や模様を見ながら位置合わせを行うことができる。
また、図15に示すコネクタ200Eでは、筐体210Eの上面に、生体センサ1の外形に応じた形状に凹んだ凹部211Eが設けられている。凹部211Eの形状は、生体データを読み出す際の正しい向きにのみ生体センサ1を挿入可能な形状になっている。
凹部211Eに生体センサ1を正しく挿入すると、カバー55が突き破られて、生体センサ1の端子50とピン端子とが位置合わせされて接触する。これにより、PCで生体データを読み取り可能な状態になる。
また、図16に示すコネクタ200Fでは、筐体210Fの上面に、生体センサ1の非対称な外形に応じた形状に凹んだ凹部211Fが設けられている。凹部211Fの形状は、生体データを読み出す際の正しい向きにのみ生体センサ1を挿入可能な形状になっており、生体センサ1の非対称な外形に合わせて非対称な形状になっている。
凹部211Fに生体センサ1を正しく挿入すると、カバー55が突き破られて、生体センサ1の端子50とピン端子とが位置合わせされて接触する。これにより、PCで生体データを読み取り可能な状態になる。
また、以下で図17乃至図21を用いて説明する構成は、図11乃至図16を用いて説明した上述のコネクタ200A〜200Fに組み合わせて実現できる構成である。以下では、一例として図11に示すコネクタ200Aに適用した形態について説明する。
図17(A)に示すように、コネクタ200Aの端子250Aの周りに位置合わせ用のガイドピン211Gを設け、図17(B)に示すように、ガイドピン211Gに対応する孔部60Gを生体センサ1Gに設けてもよい。図17(A)では、端子250Aの両側に互いに形状の異なる2個のガイドピン211Gが設けられている。端子250Aは、ピン端子150(図2参照)の代わりに用いられる平面状の端子である。
凹部212Aの最も奥まで生体センサ1を挿入し、孔部60Gにガイドピン211Gが挿入されると、カバー55が突き破られて、コネクタ200Aの端子250Aに生体センサ1Gの端子50が接触する。これにより、PCで生体データを読み取り可能な状態になる。
また、図18に示すように、コネクタ200Aのピン端子は様々な形状を有するピン端子であってもよい。図18(A)には、先端が円錐状のピン端子250A1を示し、図18(B)には先端が斜めに切除された切除部を有するピン端子250A2を示し、図18(C)には、円柱状のピン端子250A3を示す。
ここでは、図11に示すコネクタ200Aではなく、図18(D)に示すコネクタ200Hを用いて説明する。例えば、図18(D)に示すように、コネクタ200Hの筐体210Hの凹部211Hに傾斜部211H1を設けておき、生体センサ1を挿入すると傾斜部211H1に沿って生体センサ1がくの字型に折れ曲がり、カバー55が突き破られて、端子250A2の斜めの切除部に、生体センサ1の端子50が接触するような構成であってもよい。
なお、図18(D)に示すような構成に限らず、生体センサ1をくの字型に折れ曲げた状態で、端子250A2の斜めの切除部に、生体センサ1の端子50が接触するような構成であってもよい。
また、図19(A)に示すように、コネクタ200のピン端子の代わりに、棒状部材250Jの刃状部251Jに設けられた端子252Jを用いてもよい。この場合に、一例として、図19(B)に示すように、生体センサ1Jのカバー55はスリット55Jを有しており、スリット55Jの真下に端子50が設けられている(図19(C)参照)。
図19(C)に示すように、棒状部材250Jをスリット55Jに挿入して奥まで移動させると、棒状部材250Jの刃状部251Jに設けられた端子252Jが生体センサ1Jの端子50に接触し、PCで生体データを読み取り可能な状態になる。
また、図20に示すように、端子50は、基材層3における面積を大きくとってもよい。端子50とコネクタ200Aのピン端子との位置合わせが容易になる。
また、図21に示すように、生体センサ1の端子50(図2参照)の代わりに、基材層3Lの端部の凹部3LAに沿って設けられた円弧状の端子50Lを用いてもよい。端子50Lは、配線51Lを介して電子部品31に接続される。
また、コネクタ100のピン端子150の代わりに、絶縁体製の基板250Lの表面に配列された畝状(半円柱を寝かせた形状)の端子251Lを用いてもよい。端子251Lは、端子50Lに対応した形状を有する。端子251Lに端子50Lを接触させることにより、PCで生体データを読み取り可能な状態になる。
以上、本発明の例示的な実施の形態のコネクタ、読出装置、及び、検出データ処理装置について説明したが、本発明は、具体的に開示された実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
1 生体センサ
2 感圧接着層
3 基材層
4 配線層
5 プローブ
6 接続部
8 接着上面(感圧接着層の上面の一例)
9 接着下面(感圧接着層の下面の一例)
13 基材上面(基材層の上面の一例)
30 貼付型心電計
31 電子部品
50 端子(読出端子)
55 カバー
100 コネクタ
110 筐体
150 ピン端子(第1端子)
160 出力端子(第2端子)
212A、212B、211C1、212C1 凹部(収納部)
212D 貫通孔(収納部)

Claims (13)

  1. 被検体に貼り付けられる感圧接着層と、前記感圧接着層に固定され前記被検体に接触するプローブと、前記プローブを介して検出される検出データを格納するメモリと、前記メモリに接続され前記データの読み出しに用いられる読出端子とを有する貼付型センサから前記検出データを読み出す際に前記貼付型センサに接続されるコネクタであって、
    前記貼付型センサの外形に合わせた収納部を有する筐体と、
    前記収納部に設けられ、前記収納部に前記貼付型センサが位置合わせされた状態で、前記読出端子に接続される第1端子と、
    前記第1端子に電気的に接続されるとともに、前記検出データのデータ処理を行う情報処理装置に接続される第2端子と
    を含む、コネクタ。
  2. 前記収納部は、前記貼付型センサの外形に合わせて非対称的な内部形状を有する、請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記筐体は、前記収納部に前記貼付型センサが挿入された状態で、前記筐体の外部から前記貼付型センサの挿入された部分を視認可能な透明部分を有する、請求項1又は2記載のコネクタ。
  4. 前記収納部の内部に設けられ、前記貼付型センサに係合し、前記読出端子を前記第1端子に案内する案内部をさらに含む、請求項1乃至3のいずれか一項記載のコネクタ。
  5. 前記貼付型センサは、前記読出端子を覆うカバーを有し、
    前記第1端子は、前記カバーを貫通可能なピン状の端子である、請求項1乃至4のいずれか一項記載のコネクタ。
  6. 前記第1端子は、前記カバーを突き破って前記読出端子に接続される、請求項5記載のコネクタ。
  7. 前記カバーは、可撓性を有し、伸縮可能な部材である、請求項5又は6記載のコネクタ。
  8. 前記収納部の内部に設けられ、前記収納部への前記貼付型センサの挿入方向に対して傾斜した刃状部をさらに含み、
    前記第1端子は、前記刃状部に設けられる、請求項1乃至4のいずれか一項記載のコネクタ。
  9. 前記貼付型センサは、前記刃状部が挿入されるスリットを有し、
    前記読出端子は、前記スリットの挿入方向における奥に配置され、
    前記刃状部が前記読出端子に押圧された状態、又は、前記刃状部が前記読出端子に差し込まれた状態で、前記第1端子が前記読出端子に接続される、請求項8記載のコネクタ。
  10. 前記第1端子は、前記読出端子の凹形状に対応した凸状の端子である、請求項1乃至4のいずれか一項記載のコネクタ。
  11. 前記被検体は、生体であり、
    前記検出データは、生体データである、請求項1乃至10のいずれか一項記載のコネクタ。
  12. 被検体に貼り付けられる感圧接着層と、前記感圧接着層に固定され前記被検体に接触するプローブと、前記プローブを介して検出される検出データを格納するメモリと、前記メモリに接続され前記検出データの読み出しに用いられる読出端子とを有する貼付型センサから前記検出データを読み出す読出装置であって、
    前記貼付型センサの外形に合わせた収納部を有する筐体と、
    前記収納部に設けられ、前記収納部に前記貼付型センサが位置合わせされた状態で、前記読出端子に接続される端子と、
    前記端子を介して前記貼付型センサから検出データを読み出す情報処理部と
    を含む、読出装置。
  13. 被検体に貼り付けられる感圧接着層と、前記感圧接着層に固定され前記被検体に接触するプローブと、前記プローブを介して検出される検出データを格納するメモリと、前記メモリに接続され前記検出データの読み出しに用いられる読出端子とを有する貼付型センサから前記検出データを読み出し、読み出した検出データの処理を行う検出データ処理装置であって、
    前記貼付型センサの外形に合わせた収納部を有する筐体と、
    前記収納部に設けられ、前記収納部に前記貼付型センサが位置合わせされた状態で、前記読出端子に接続される端子と、
    前記端子を介して前記貼付型センサから検出データを読み出し、読み出した検出データの処理を行う情報処理部と
    を含む、検出データ処理装置。
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