JP2020062193A - 椅子の背凭れおよびそれを備えた椅子、背凭れの組み立て方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、外観体裁が良好な背凭れ、およびそれを備えた椅子、背凭れ本体に対する化粧部材の取り付けを安定して行うことができる背凭れの組み立て方法を提供する。【解決手段】本発明の椅子の背凭れは、背凭れ本体と、化粧部材と、を備え、背凭れ本体および化粧部材のうちのいずれか一方に設けられる係合部と、背凭れ本体および化粧部材のうちのいずれか他方に設けられ、係合部が係合される被係合部と、を有し、係合部は、互いに離間するとともに被係合部に向けて突出する、第1の係合凸部および第2の係合凸部からなり、被係合部は、第1の係合凸部が係合する第1の係合凹部と、第2の係合凸部が係合する第2の係合凹部とからなり、背凭れ本体と化粧部材とが対向する方向において、第1の係合凸部の長さが、第2の係合凸部の長さよりも長い。【選択図】図1

Description

本発明は、椅子の背凭れおよびそれを備えた椅子、背凭れの組み立て方法に関するものである。
従来、椅子の背凭れの背面側に、背凭れ本体の表面を覆う化粧部材を備えた構成が知られている。
このような椅子として、化粧部材(カバー)に形成された係合部(係止爪)が、背凭れ本体(背杆)の背面に形成された被係合部(係合孔)に係合することで、背凭れ本体背杆に支持された構成が開示されている(例えば、特許文献1)。上記の構成を採用することによって、背凭れ本体に対する化粧部材の位置ずれや脱落が防止されている。
特開2002−136388号公報
しかしながら、従来の構成では、カバーにおける係合爪の根元に大径の基部を備えていることから、カバーを背杆に取り付ける際に係合爪が撓みにくく、背杆の係合孔に係合させることが難しかった。そのため、係合爪を撓みやすくするために、その延出長さを長くすることも考えられるが、係合爪を係合孔に押し込む作業により、係合爪が破損しやすくなってしまう。係合爪が破損してしまうと、背杆に対してカバーを良好に取り付けられず、背杆からカバーが脱落したり、位置ずれしたりして、背凭れおよび椅子の外観に影響を及ぼしてしまう。
そこで、係合部(係合爪)を破損させることなく、化粧部材(カバー)を背凭れ本体に対して良好に取り付けることのできる構成が望まれている。
本願発明は、上記の技術的課題に鑑みてなされたもので、係合部の破損を防いで背凭れ本体に対して化粧部材が良好に取り付けられた背凭れ、およびそれを備えた椅子と、係合部を破損させることなく背凭れ本体に対する化粧部材の取り付け作業を安定して行うことができる背凭れの組み立て方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様における椅子の背凭れは、着座者の背を支持する前面を有する背凭れ本体と、前記背凭れ本体の後面側に配置され、前記背凭れ本体の前記後面に、前面を対向させた状態で取り付けられる化粧部材と、を備え、前記背凭れ本体および前記化粧部材のうちのいずれか一方に設けられる係合部と、前記背凭れ本体および前記化粧部材のうちのいずれか他方に設けられ、前記係合部が係合される被係合部と、を有し、前記係合部は、互いに離間するとともに前記被係合部に向けてそれぞれ突出する第1の係合凸部および第2の係合凸部からなり、前記被係合部は、前記第1の係合凸部が係合する第1の係合凹部と、前記第2の係合凸部が係合する第2の係合凹部とからなり、前記背凭れ本体と前記化粧部材とが対向する方向において、前記第1の係合凸部の長さが、前記第2の係合凸部の長さよりも長い。
この構成によれば、背凭れ本体あるいは化粧部材に設けられる第1の係合凸部と第2の係合凸部との長さを変えることによって、それぞれに対応する各係合凹部の位置を確認しながら背凭れ本体に化粧部材を取り付けることができるので、無理に押し込むようなことがなくなり、各係合凸部が破損してしまうのを防ぐことができる。これにより、背凭れ本体から化粧部材が外れにくくなり、化粧部材を介して化粧部材を背凭れ本体に対して安定した状態で取り付けておくことができるので、化粧部材の脱落や位置ずれが抑制されて、背凭れの外観体裁を良好に保つことが可能となる。
本発明の一態様における椅子の背凭れにおいて、前記化粧部材は、一方向に長さを有し且つ幅方向に互いに間隔をおいて配置される一対の側部と、前記一対の側部の一端側どうしを連結する連結部と、を有し、前記化粧部材と前記背凭れ本体との間であって前記一対の側部と対向する位置に、前記係合部の前記第1の係合凸部および前記第2の係合凸部がそれぞれ設けられている、あるいは前記被係合部の前記第1の係合凹部および前記第2の係合凹部がそれぞれ設けられている構成としてもよい。
この構成によれば、幅方向両側にそれぞれ係合箇所を設けることにより、化粧部材の幅方向両側を背凭れ本体に対して取り付けることができるため、化粧部材をより安定した状態で取り付けることができる。また、上記構成の化粧部材によれば、全体的に板状をなす場合に比べて、両側の各側部を個々に動作させやすくなるので、第1の係合凸部および第2の係合凸部を対応する係合凹部に係合させやすくなる。
本発明の一態様における椅子の背凭れにおいて、前記係合部は、相対的に長さの短い前記第2の係合凸部が前記幅方向外側に位置するとともに、相対的に長さの長い前記第1の係合凸部が前記幅方向内側に位置している、構成としてもよい。
この構成によれば、着座者の手が化粧部材の外周縁部に触れた際に、化粧部材に対して背凭れ本体から離れる方向へ力が加わった場合でも、第1の係合凸部と第1の係合凹部との係合状態が解除されにくく、背凭れ本体から化粧部材が外れにくくなる。これにより、着座者の使い方に関わらず、背凭れ本体から化粧部材が外れるのを防ぐことができる。
本発明の一態様における椅子の背凭れにおいて、前記第1の係合凸部および前記第2の係合凸部のうちいずれか一方が少なくとも複数設けられている構成としてもよい。
この構成によれば、背凭れ本体と取付部材との係合箇所が増えるため、背凭れ本体に上記取付部材を介して化粧部材を安定して取り付けることができる。
本発明の一態様における椅子の背凭れにおいて、前記化粧部材は、前記背凭れ本体に対して取り外し可能に設けられている構成としてもよい。
この構成によれば、化粧部材を取り換えるだけで、背凭れの外観の印象を容易に変えることができる。化粧部材に対する外観デザインのアレンジが可能になるので、用途に応じてデザイン性の高い背凭れを提供することができる。
本発明の一態様における椅子の背凭れにおいて、前記背凭れ本体は、当該背凭れ本体の前記前面を構成する面材と、前記面材が架設される外周枠部材と、を有している構成としてもよい。
この構成によれば、着座者の背中を支える背凭れ本体の前面が、外周枠部材に張設された面材からなるため、背中を適度な弾力で支えることができる。
本発明の一態様における椅子は、上記の背凭れを備える。
この構成によれば、外観体裁が良好な背凭れを備えた椅子を提供することができる。
本発明の一態様における椅子の背凭れの組み立て方法は、背凭れ本体の後面に、前面を対向させた状態で化粧部材を取り付ける工程を有し、前記背凭れ本体および前記化粧部材のうちのいずれか一方に設けられた第1の係合凸部および第2の係合凸部を、前記背凭れ本体および前記化粧部材のうちのいずれか他方に設けられた第1の係合凹部および第2の係合凹部に係合させる際、前記第1の係合凸部よりも相対的に長さが短い前記第2の係合凸部をまず先に前記第2の係合凹部に係合させ、前記第2の係合凸部よりも相対的に長さの長い前記第1の係合凸部を後から前記第1の係合凹部に係合させる。
この構成によれば、長さの短い第2の係合凸部を先に第2の係合凹部に係合させた後、長さの長い第1の係合凸部を撓ませながら第1の係合凹部に係合させることができる。第1の係合凹部の位置を確認しながら第1の係合凸部を係合させることができるので、第1の係合凸部が第1の係合凹部に入りきらないうちに押し込まれることで、第1の係合凸部が破損してしまうことを防ぐことができる。これにより、背凭れ本体に対する化粧部材の取り付け作業を安定して行うことができる背凭れの組み立て方法を提供することができる。
本発明によれば、係合部の破損を防いで背凭れ本体に対して化粧部材が良好に取り付けられた背凭れ、およびそれを備えた椅子と、係合部を破損させることなく背凭れ本体に対する化粧部材の取り付け作業を安定して行うことができる背凭れの組み立て方法を提供することを目的とする。
図1は、実施形態の一態様における椅子の構成を示す正面図である。 図2は、実施形態の一態様における椅子の構成を示す背面図である。 図3は、実施形態の一態様における椅子の背凭れの構成を示す側面図である。 図4は、実施形態の一態様における背凭れ支持部材の周囲の構成を部分的に示す斜視図である。 図5は、実施形態の一態様における背凭れ支持部材の構成を部分的に示す斜視図である。 図6は、実施形態の一態様における取付部材の構成を示す斜視図である。 図7は、実施形態の一態様における取付部材の構成を示す斜視図である。 図8は、図5のA−A線に沿う断面図である。 図9は、実施形態の一態様における背凭れの組み立て工程を説明するための図である。 図10は、実施形態の一態様における背凭れの組み立て工程を説明するための図である。
以下、添付図面を参照して、本発明における背凭れおよびそれを備えた椅子を実施するための形態を説明する。しかし、本発明はこの実施形態のみに限定されるものではない。なお、以下の各図面においては、各構成要素を見やすくするため、構成要素によって寸法の縮尺を異ならせて示すことがある。
以下の説明において、椅子の背凭れに背中を向けて正規姿勢で着座した人の正面を向く向きを「前」と呼び、それと逆側の向きを「後」と呼ぶものとする。また、椅子に正規姿勢で着座した人の上方を向く向きを「上」、それと逆側の向きを「下」と呼び、椅子に正規姿勢で着座した人の左方を「左」、右方を「右」と呼ぶこととする。また、椅子の左右方向を「幅方向」と呼ぶ。
また、図面においては、適宜3次元直交座標系としてXYZ座標系を示す。XYZ座標系において、「X方向」は、図1に示す椅子の「幅方向」と平行な方向とする。「Z方向」は、X方向と直交する方向であって図1の「上下方向」とする。「Y方向」は、X方向とZ方向との両方と直交する「前後方向」とする。
図1は、実施形態の一態様における椅子の構成を示す正面図である。図2は、実施形態の一態様における椅子の構成を示す背面図である。図3は、実施形態の一態様における椅子の背凭れの構成を示す側面図である。図4は、実施形態の一態様における背凭れ支持部材の周囲の構成を部分的に示す斜視図である。図5は、実施形態の一態様における背凭れ支持部材の構成を部分的に示す斜視図である。図6は、実施形態の一態様における取付部材の構成を示す斜視図である。図7は、実施形態の一態様における取付部材の構成を示す斜視図である。図8は、図5のA−A線に沿う断面図である。図9は、実施形態の一態様における背凭れの組み立て工程を説明するための図である。図10は、実施形態の一態様における背凭れの組み立て工程を説明するための図である。
図1および図2に示すように、本実施形態の椅子1は、床面上に載置される脚部2と、脚部2の上端に設置されるボックス状の支基3と、着座者が着座する座体4と、支基3の上面に取り付けられ座体4を支持する座受部材5と、支基3から後部上方側に延出して座体4に着座した着座者の背中を支持する背凭れ6と、を備えている。
脚部2は、キャスタ7a付きの多岐脚7と、多岐脚7の中央部より起立し、昇降機構であるガススプリングを内蔵する脚柱8と、を備えている。
支基3は、脚柱8の上端部に取り付けられている。支基3には、脚柱8の昇降調整機構と背凭れ6の傾動調整機構が内蔵されている。
座体4は、図1に示すように、骨格部を成す座体外周枠本体部13と、座体外周枠本体部13に張設された座体用面材14と、を備えている。
座体外周枠本体部13は、例えば合成樹脂によって形成され、上面視では四隅が丸みを帯びた略長方形状とされている。座体外周枠本体部13の外周縁部には、座体外周枠本体部13の内方に向かって凹む溝13mが周方向に連続して形成されている。
座体用面材14は、多数の孔が形成されたメッシュ状であり、外周端部に縁材(不図示)が設けられている。そして、座体用面材14は、その外周端部が、座体外周枠本体部13に形成された溝13mに巻き込まれ、溝13m内に挿入される縁材によって座体外周枠本体部13に固定されている。
背凭れ6は、座体4に着座した着座者の背中からの荷重を支持する。背凭れ6は、その一部が支基3内の傾動調整機構に連結されている。また、支基3には、傾動調整機構を操作するための操作ノブ12が設けられており、この操作ノブ12を着座者が操作することで、背凭れ6を前後方向(Y方向)に傾動させるときの反力を調整することができる。
以下、本実施形態における背凭れ6の具体的な構成について説明する。
背凭れ6は、図3および図5に示すように、背凭れ本体20および化粧部材23と、背凭れ支持部材22、取付部材24、および隙間形成部材26、とを備えている。
[背凭れ本体]
背凭れ本体20は、背受面構成部21と背凭れ支持部材22とを備えている。
(背受面構成部)
背受面構成部21は、図1および図2に示すように、背凭れ外周枠部材(外周枠部材)28と、背凭れ外周枠部材28に張設された背凭れ用面材(面材)29と、を有している。
背凭れ外周枠部材28は、幅方向(X方向)に離間した一対の縦杆28a,28aと、上杆28bと、下杆28cと、を備えている。背凭れ外周枠部材28は、これら縦杆28a,28a、上杆28b、下杆28cにより、図1および図2に示したような環状の枠形状とされている。背凭れ外周枠部材28は、例えば、樹脂、アルミ合金等により作製される。背凭れ外周枠部材28の外周縁部には、背凭れ外周枠部材28の内方に向かって凹む溝28m(図3)が周方向に連続して形成されている。
背凭れ用面材29は、図1および図2に示すように、多数の孔が形成されたメッシュ状であり、外周端部(不図示)に縁材(不図示)が設けられている。そして、背凭れ用面材29は、その外周端部(不図示)が、図3に示す背凭れ外周枠部材28に形成された溝28mに巻き込まれ、溝28m内に挿入される縁材(不図示)によって背凭れ外周枠部材28に固定されている。座体4に着座した着座者の背中は、背凭れ本体20の前面20aを構成する背凭れ用面材29に接触する。背凭れ外周枠部材28に布状の背凭れ用面材29を帳設することにより、着座者の背中を適度な弾力で支持することができる。
(背凭れ支持部材)
図3および図4に示すように、背受面構成部21の後面21b側には背凭れ支持部材22が配置されている。背凭れ支持部材22は、上述した背受面構成部21を支持する。背受面構成部21は、複数の締結具を介して背凭れ支持部材22に固定されている。締結具は、例えば、留めネジとこれに螺合するナットとにより構成され、背凭れ支持部材22と背凭れ外周枠部材28とを締結する。留めネジは、図4に示した背凭れ外周枠部材28の縦杆28aに形成された複数の固定孔28gと、図5に示した背凭れ支持部材22に形成された穴部22gとに挿入される。なお、背受面構成部21と背凭れ支持部材22の取付け手段は、上述した締結具に限定されるものではない。背凭れ外周枠部材28には、図4に示すように、固定孔28gを隠すようにしてカバー部材15が設けられている。
また、背凭れ支持部材22は、座体4も支持する。背凭れ支持部材22と座体4との取付け手段についての具体的な説明は省略するが、例えば、上述したような締結具を採用してもよい。
背凭れ支持部材22は、図2に示すように、背凭れ外周枠部材28の外形の一部に倣う形状とされている。背凭れ支持部材22は、図2および図3に示すように、一対の側部22Aと、第1連結部22Bと、第2連結部22Cと、一対の延出部22Dと、を有している。なお、図3においては、一方の側部22A、延出部22Dの図示を省略している。
図2に示す背凭れ支持部材22のうち、幅方向(X方向)に間隔をおいて存在する一対の側部22A,22Aが、背凭れ外周枠部材28の縦杆28a、28aに、背凭れ6の前後方向(Y方向)でそれぞれ対向する。背凭れ支持部材22は、上下方向(Z方向)に延在する一対の側部22A,22Aと、これら側部22A,22Aの上端側を連結する第1連結部22B(図3)と、下端側を連結する第2連結部22C(図2および図3)とによって、その一部が、図2に示すように環状に形成されている。背凭れ支持部材22の開口22eからは、背受面構成部21の背凭れ用面材29が露出する。
また、背凭れ支持部材22は、図3および図4に示すように、一対の側部22Aがその延在方向の所定の位置において屈曲されており、上記第2連結部22Cと一対の延出部22Dとが、図1および図2に示した座体4の下面側と対向する。
(化粧部材)
化粧部材23は、図3および図4に示すように、背凭れ本体20の後面20b(図2)側に配置され、後面20bに前面23aを対向させた状態で背凭れ本体20に設けられている。具体的に、化粧部材23は、背凭れ支持部材22に対してその後面22b(図5)の一部を覆うようにして取り付けられている。
化粧部材23は、図2に示すように、一対の側部23A,23Aと、連結部23Bと、を有している。幅方向(X方向)に離間した一対の側部23A,23Aは、それぞれ上下方向(Z方向)に延在し、上端部どうしが幅方向に延在する連結部23Bによって連結されている。化粧部材23は、これら一対の側部23A、23Aと連結部23Bとによって、下方に開放された形状を有する。化粧部材23の一対の側部23A,23Aおよび連結部23Bは、背凭れ支持部材22の一対の側部22A,22Aおよび第1連結部22Bにそれぞれ対向する。
化粧部材23は、背凭れ支持部材22の後面22b(図5)のうち、少なくとも肉抜き部22fが形成された領域を隠すように取り付けられる。そのため、化粧部材23は、椅子1を背面側から見たときに、化粧部材23から背凭れ支持部材22の上記肉抜き部22fがはみ出して見えることのない大きさを有していることが好ましい。
図3に示すように、化粧部材23は、一対の側部23A,23Aの下端側が、背凭れ支持部材22の側部22Aの屈曲形状に倣って湾曲している。このため、化粧部材23を背凭れ支持部材22に取り付けた状態において、化粧部材23の一対の側部23A,23Aが背凭れ支持部材22の側部22A,22Aの下側に入り込む。これにより、化粧部材23によって、背凭れ支持部材22の後面22bを全体的にカバーすることができるため、椅子1の背面側の見栄えをよくすることができる。
このような化粧部材23は、図2に示すように、幅方向両側に配置された一対の取付部材24,24を介して背凭れ支持部材22に取り付けられている。
(取付部材)
一対の取付部材24,24は、背凭れ支持部材22の後面22b(図4)と、化粧部材23の前面23a(図4)との間に配置されている。図1および図5に示すように、取付部材24は、化粧部材23と背凭れ支持部材22との間のうち、化粧部材23の側部23A,23Aおよび背凭れ支持部材22の側部22A,22Aと前後方向(Y方向)で対向する位置にそれぞれ配置されている。上述した化粧部材23は、幅方向両側に配置された一対の取付部材24の後面24d側のそれぞれに、前面23a(図4)を対向させた状態で、接着テープあるいは面ファスナー等の接合手段25を用いて各取付部材24に取り付けられている。
取付部材24は、図6に示すように、矩形状の平面部24Aと、一対の第1の係合凸部(係合部)16A,16Aと、一対の第2の係合凸部(係合部)16B,16Bとを有している。第1の係合凸部16A,16Aは、平面部24Aの幅方向一方の長辺24a側に設けられ、平面部24Aの長さ方向に互いに離間して配置されている。第2の係合凸部16B,16Bは、平面部24Aの幅方向他方の長辺24b側に設けられ、平面部24Aの長さ方向に互いに離間して配置されている。
第1の係合凸部16A,16Aどうしの間の配置間隔は、第2の係合凸部16B,16Bどうしの間の配置間隔よりも狭く、第1の係合凸部16Aと第2の係合凸部16Bとの位置関係が平面部24Aの長さ方向でずれている。
図6に示すように、第2の係合凸部16B,16Bは、平面部24Aの長さ方向両側の端部にそれぞれ配置されている。第1の係合凸部16A,16Aは,第2の係合凸部16B,16Bよりも平面部24Aの長さ方向内側の中央寄りに配置されている。
図7に示すように、第1の係合凸部16Aおよび第2の係合凸部16Bは、取付部材24の前面24c側から背凭れ支持部材22に向けて突出しているとともに、平面部24Aの前面24cに対して所定の角度θ1,θ2で幅方向両側から外側へ斜めに延出している。各係合凸部16A,16Bは、それぞれの根本部分に、平面部24Aに対する撓みを許容する湾曲部16dを有している。
第1の係合凸部16Aおよび第2の係合凸部16Bは、背凭れ支持部材22と取付部材24とが対向する方向(Y方向)において、平面部24Aからの延出長さが互いに異なっており、第1の係合凸部16Aの長さL1の方が、第2の係合凸部16Bの長さL2よりも長くなっている(L1>L2)。
第1の係合凸部16Aは、平面部24Aから延出する延出部16a1と、延出部16a1の先端から平面部24Aの幅方向外側(長辺24aよりも外側)へ向かって突出する爪部16a2と、を有している。第2の係合凸部16Bは、平面部24Aから延出する延出部16b1と、延出部16b1の先端から平面部24Aの幅方向外側(長辺24bよりも外側)へ向かって突出する爪部16b2と、を有している。これら係合凸部16A,16Bにおける各爪部16a2,16b2の平面部24A側の端面は、それぞれ、背凭れ支持部材22に係合する係合面16Vとなっている。
このような取付部材24は、図5に示すように、背凭れ支持部材22の後面22bに、前面24c(図7)を対向させた状態で取り付けられている。図5に示すように、背凭れ支持部材22には、上述した取付部材24の第1の係合凸部16A,16Aおよび第2の係合凸部16B,16Bに対応する第1の係合凹部(被係合部)22J,22Jおよび第2の係合凹部(被係合部)22K,22Kが形成されており、取付部材24のうち、第1の係合凸部16A,16Aが、背凭れ支持部材22の第1の係合凹部22J,22Jに挿入されて係合し、第2の係合凸部16B,16Bが、背凭れ支持部材22の第2の係合凹部22K,22Kに挿入されて係合している。
このとき、図7および図8に示すように、取付部材24側の係合凸部16A,16Bの各係合面16Vが、背凭れ支持部材22側の係合凹部22J,22Kの係合面22Vに、背凭れ6の前後方向(Y方向)で対向し、互いに面接触することで係合状態が確保される。図8では、第2の係合凸部16Bと第2の係合凹部22Kとの係合状態が図示されているが、第1の係合凸部16Aと第1の係合凹部22Jとの係合状態も同様である。
次に、上述した背凭れ6の組み立て方法について説明する。
本実施形態の背凭れ6の組み立て方法は、背凭れ支持部材22の前面22aに背受面構成部21を取り付ける工程と、背凭れ支持部材22の後面22bに、前面24cを対向させた状態で取付部材24を取り付ける工程と、取付部材24の後面24dに、前面23aを対向させた状態で化粧部材23を取り付ける工程と、を有する。
本実施形態では、背凭れ6の各組み立て工程のうち、背凭れ支持部材22に取付部材24を取り付ける工程に特徴を有する。そのため、取付部材24の取り付け工程を中心に詳述し、その他の工程については説明を簡単に行う。
まず、背凭れ支持部材22の前面22a側に、複数の締結具を介して背受面構成部21を取り付ける。続けて、締結箇所を隠すようにして、背凭れ支持部材22の前面22a側にカバー部材15を取り付ける。
次に、背凭れ支持部材22の後面22b側に、2つの取付部材24,24を取り付ける。本実施形態では、背凭れ支持部材22の側部22A,22Aのそれぞれに対してひとつずつ取付部材24を取り付けるが、各取付部材24の取り付け手順については同様である。
取付部材24を背凭れ支持部材22に取り付ける際には、まず、図6および図7に示した取付部材24の前面24cを、背凭れ支持部材22の後面22bに対向させる。このとき、背凭れ支持部材22の幅方向外側に第2の係合凸部16Bを向けるとともに、幅方向内側に第1の係合凸部16Aを向けた姿勢で、取付部材24を対向配置する。
次に、背凭れ支持部材22の後面22b側に配置した取付部材24のうち、まず、長さの短い第2の係合凸部16B,16Bを、図9に示した背凭れ支持部材22の第2の係合凹部22K,22Kにそれぞれ挿入する。
その後、図10に示すように、背凭れ支持部材22の第1の係合凹部22J,22Jmの位置を確認し、取付部材24の第1の係合凸部16A,16Aを撓ませながら、背凭れ支持部材22の第1の係合凹部22J,22Jに、各爪部16a2,16a2を挿入する。
第1の係合凸部16A,16Aの爪部16a2,16a2を、背凭れ支持部材22側の第1の係合凹部22J,22Jに挿入すると、取付部材24の平面部24Aが背凭れ支持部材22の後面22bに対向してほぼ平行な状態となる。
第1の係合凸部16A,16Aは、第1の係合凹部22J,22Jに挿入された状態で、各爪部16a2,16a2の各係合面16V,16Vが、背凭れ支持部材22側の係合面22Vと、背凭れ6の前後方向(Y方向)で対向する。
第2の係合凸部16B,16Bは、第2の係合凹部22K,22Kに挿入された状態で、各爪部16b2,16b2の各係合面16V,16Vが、背凭れ支持部材22側の係合面22Vと対向する。
第1の係合凸部16A,16Aおよび第2の係合凸部16B,16Bの撓み変形に伴う反力によって、背凭れ支持部材22側の係合面22Vに対して、取付部材24側の各係合面16Vの略全体が密着した状態で係合する。このようにして、取付部材24を背凭れ支持部材22の後面22b側に取り付ける。
次に、背凭れ支持部材22の幅方向両側に一つずつ取付部材24を取り付けた後、各取付部材24,24に化粧部材23を取り付ける。この際、化粧部材23のうち、幅方向両側の側部23A,23Aを取付部材24,24にそれぞれ取り付ける。
このように、一対の取付部材24,24を介して、背凭れ支持部材22の後面22bに、前面23aを対向させた状態で化粧部材23を取り付ける。
以上述べたように、本実施形態の組み立て方法では、取付部材24を背凭れ支持部材22に対して取り付ける際、まず先に、取付部材24のうち相対的に長さの短い第2の係合凸部16Bを背凭れ支持部材22の第2の係合凹部22Kに係合させ、その後に、相対的に長さの長い第1の係合凸部16A側を撓ませながら背凭れ支持部材22の第1の係合凹部22Jに係合させている。
これにより、第2の係合凸部16Bによって背凭れ支持部材22に対する取付部材24の位置決めを行った後でも、第1の係合凹部22Jの位置を確認しながら第1の係合凸部16Aを係合させることができるので、背凭れ支持部材22に対する取付部材24の取り付け作業を効率よく行うことができる。
また、取付部材24のうち、第1の係合凸部16Aおよび第2の係合凸部16Bが平面部24Aの幅方向外側に延出していることから、取り付け作業時に、平面部24Aに隠れて係合凸部16A,16Bが見えにくくなることがない。そのため、作業者は、取付部材24側の係合凸部16A,16Bの各爪部16a2,16b2の位置と、背凭れ支持部材22側の係合凹部22J,22Kの位置とをそれぞれ確認しながら取り付け作業を行うことができる。これにより、係合凹部22J,22Kに対して、係合凸部16A,16Bが係合凹部22J,22Kに入りきらないうちに無理に押し込むようなことがなくなり、取り付け作業に起因する係合凸部16A,16Bの破損を防ぐことができる。
本実施形態では、各係合凸部16A,16Bの根本部分に湾曲部16dを有しており、湾曲部16dがない構成と比べて、取付部材24の平面部24Aに対して撓みやすい構造になっている。長さを有する第1の係合凸部16Aは特に撓みやすく、第2の係合凸部16Bを先に背凭れ支持部材22に係合させた状態でも、後から背凭れ支持部材22の第1の係合凹部22Jに第1の係合凸部16Aを挿入させやすい。これにより、効率よく取り付け作業を行うことができる。
また、背凭れ支持部材22の幅方向両側の側部22A,22Aのそれぞれに取付部材24を配置することによって、各取付部材24を介して化粧部材23を安定して取り付けることができ、背凭れ支持部材22に対する取付部材24の位置ずれや脱落を防ぐことができる。
また、従来の構成のように取付部材に設けられた全ての係合凸部の長さが長くなっていると、着座者が椅子1に着座した状態で手を背凭れ6の後ろ側へ回した際、化粧部材23の外周縁部に手が触れたときに、取付部材24が背凭れ支持部材22から外れる方向に力が加わりやすくなり、取付部材24が背凭れ支持部材22から外れてしまうことがあった。
これに対して、本実施形態の取付部材24は、長さの異なる係合凸部16A,16Bを有している。このため、背凭れ支持部材22に対して、相対的に長さの短い第2の係合凸部16Bを背凭れ支持部材22の幅方向外側に向けた姿勢で取付部材24を配置することによって、第2の係合凸部16Bと第2の係合凹部22Kとの係合状態が解除されにくくなりこれらの係合状態を維持することができる。
これにより、背凭れ支持部材22から取付部材24が外れることが防止され、背凭れ支持部材22に対して化粧部材23を確実に取り付けることができる。これにより、着座者の使い方に関わらず、背凭れ支持部材22から化粧部材23が外れにくくなり、使い勝手の良い椅子1を提供することができる。
また、取付部材24の第1の係合凸部16A,16Aは,第2の係合凸部16B,16Bよりも平面部24Aの長さ方向内側の中央寄りに配置されているため、第1の係合凸部16A,16Aを後から係合させる際に、押し込む力によって平面部24Aが撓むことが抑制され、小さな力で簡単に係合させることができる。
本実施形態の取付部材24には、互いに長さの異なる係合凸部16A,16Bがそれぞれ一対ずつ設けられた構成となっているが、係合凸部16A,16Bの数や比率は上述したものに限らない。係合凸部16A,16Bのうち、少なくとも一方側だけでも複数設けておくことにより、背凭れ支持部材22と取付部材24との係合箇所が増えるため、背凭れ支持部材22に対して、取付部材24,24を介して化粧部材23を安定して取り付けることができる。また、背凭れ支持部材22と取付部材24との取付け強度を確保できるため、化粧部材23のがたつきや位置ずれを防ぐことができる。
また、本実施形態の化粧部材23は、取付部材24に対して取り外し可能に取り付けられていてもよい。つまり、背凭れ支持部材22に対する化粧部材23の取り外しが自在な構成とすることで、化粧部材23の付け替えが適宜可能になる。
これにより、化粧部材23を取り換えるだけで、椅子1の外観を簡単に変えることができる。椅子1の外観は、化粧部材23のデザインによって印象が変わってくるため、必要に応じてデザインの異なる化粧部材23に付け替えることによって、さまざまな用途に応じて最適なデザインを選択することができる。このように、外観デザインのアレンジが可能でデザイン性の高い背凭れ6を備えることにより、着座者の要望に応じて幅広い用途に適した椅子1を提供することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明に係る好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
上述の実施形態では、隙間形成部材26として変形可能な弾性部材を用いていたが、変形しない材料からなるスペーサーを用いてもよい。背凭れ支持部材22と化粧部材23との間に所定の大きさの隙間10を形成することができれば、弾性部材だけに限られない。
また、上述の実施形態では、隙間形成部材26が取付部材24の前面24cに設けられていたが、背凭れ支持部材22の後面22bに設けられていてもよい。あるいは、取付部材24および背凭れ支持部材22のどちらか一方に予め設けておくのではなく、これらの間に単に介在させておいてもよい。
上述の実施形態では、取付部材24側に係合凸部が設けられ、背凭れ支持部材22側に係合凹部が設けられた構成となっているが、これに限らない。たとえば、取付部材24側に係合凹部を設け、背凭れ支持部材22側に係合凸部を設けた構成としてもよい。
また、係合凸部および係合凹部のいずれか一方が化粧部材23に一体的に形成され、係合凸部および係合凹部のいずれか他方が背凭れ支持部材22に形成されていてもよい。これにより、取付部材24が不要となり、部品点数の削減およびコストを抑えることができる。
1…椅子、10…隙間、16A…第1の係合凸部(係合部)、16B…第2の係合凸部(係合部)、18…補助係止手段、20…背凭れ本体、20a…背凭れ本体の前面、20b…背凭れ本体の後面、21…背受面構成部、21b…背受面構成部の後面、22…背凭れ支持部材、22b…背凭れ支持部材の前面、22b…背凭れ支持部材の後面、22A…背凭れ支持部材の側部、22J…第1の係合凹部(被係合部)、22K…第2の係合凹部(被係合部)、23…化粧部材、23A…側部、23B…連結部、23a…化粧部材の前面、23b…化粧部材の後面、23d…外周縁部、24…取付部材、24d…取付部材の後面、26…隙間形成部材、28…背凭れ外周枠部材(外周枠部材)、29…背凭れ用面材(面材)

Claims (8)

  1. 着座者の背を支持する前面を有する背凭れ本体と、
    前記背凭れ本体の後面側に配置され、前記背凭れ本体の前記後面に、前面を対向させた状態で取り付けられる化粧部材と、を備え、
    前記背凭れ本体および前記化粧部材のうちのいずれか一方に設けられる係合部と、
    前記背凭れ本体および前記化粧部材のうちのいずれか他方に設けられ、前記係合部が係合される被係合部と、を有し、
    前記係合部は、互いに離間するとともに前記被係合部に向けてそれぞれ突出する第1の係合凸部および第2の係合凸部からなり、
    前記被係合部は、前記第1の係合凸部が係合する第1の係合凹部と、前記第2の係合凸部が係合する第2の係合凹部とからなり、
    前記背凭れ本体と前記化粧部材とが対向する方向において、前記第1の係合凸部の長さが、前記第2の係合凸部の長さよりも長い、椅子の背凭れ。
  2. 前記化粧部材は、一方向に長さを有し且つ幅方向に互いに間隔をおいて配置される一対の側部と、前記一対の側部の一端側どうしを連結する連結部と、を有し、
    前記化粧部材と前記背凭れ本体との間であって前記一対の側部と対向する位置に、前記係合部の前記第1の係合凸部および前記第2の係合凸部がそれぞれ設けられている、あるいは前記被係合部の前記第1の係合凹部および前記第2の係合凹部がそれぞれ設けられている、
    請求項1に記載の椅子の背凭れ。
  3. 前記係合部は、相対的に長さの短い前記第2の係合凸部が前記幅方向外側に位置するとともに、相対的に長さの長い前記第1の係合凸部が前記幅方向内側に位置している、
    請求項1または2に記載の椅子の背凭れ。
  4. 前記第1の係合凸部および前記第2の係合凸部のうちいずれか一方が少なくとも複数設けられている、
    請求項1から3に記載の椅子の背凭れ。
  5. 前記化粧部材は、前記背凭れ本体に対して取り外し可能に設けられている、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の椅子の背凭れ。
  6. 前記背凭れ本体は、当該背凭れ本体の前記前面を構成する面材と、前記面材が架設される外周枠部材と、を有している、請求項1から5のいずれか一項に記載の椅子の背凭れ。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の背凭れを備える、椅子。
  8. 背凭れ本体の後面に、前面を対向させた状態で化粧部材を取り付ける工程を有し、
    前記背凭れ本体および前記化粧部材のうちのいずれか一方に設けられた第1の係合凸部および第2の係合凸部を、前記背凭れ本体および前記化粧部材のうちのいずれか他方に設けられた第1の係合凹部および第2の係合凹部に係合させる際、前記第1の係合凸部よりも相対的に長さが短い前記第2の係合凸部をまず先に前記第2の係合凹部に係合させ、前記第2の係合凸部よりも相対的に長さの長い前記第1の係合凸部を後から前記第1の係合凹部に係合させる、
    背凭れの組み立て方法。
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