JP2020061531A - 半導体装置、半導体装置の製造方法、電源装置及び増幅器 - Google Patents
半導体装置、半導体装置の製造方法、電源装置及び増幅器 Download PDFInfo
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Abstract
Description
最初に、窒化物半導体を用いた半導体装置として、窒化物半導体を用いた電界効果トランジスタについて図1に基づき説明する。図1に示される電界効果トランジスタは、HEMTであり、基板910の上に、不図示の核形成層、バッファ層911、電子走行層921、電子供給層922が順に積層して形成されている。電子供給層922の上には、ゲート電極941、ソース電極942、ドレイン電極943が形成されており、露出している電子供給層922を覆うように、保護膜となる絶縁膜930が形成されている。
次に、第1の実施の形態における半導体装置について説明する。本実施の形態における半導体装置は、図4に示されるように、HEMTであり、基板10の上に、不図示の核形成層、バッファ層11、電子走行層21、電子供給層22が順に積層して形成されている。電子供給層22の上には、ゲート電極41、ソース電極42、ドレイン電極43が形成されており、露出している電子供給層22を覆うように、保護膜となる絶縁膜30が形成されている。尚、本願においては、電子走行層21を第1の半導体層と記載し、電子供給層22を第2の半導体層と記載する場合がある。
次に、本実施の形態における半導体装置の製造方法について、図10Aから図13Bに基づき説明する。尚、基板10の上に形成される窒化物半導体層は、MOVPE(Metal-Organic Vapor Phase Epitaxy)によるエピタキシャル成長により形成されている。窒化物半導体層をMOVPEにより成長する際には、Alの原料ガスにはTMA(トリメチルアルミニウム)が用いられ、Gaの原料ガスにはTMG(トリメチルガリウム)が用いられ、Nの原料ガスにはNH3(アンモニア)が用いられる。また、Siをドープする際には、原料ガスとしてシラン(SiH4)を供給する。尚、窒化物半導体層は、MBE(Molecular Beam Epitaxy:分子線エピタキシー)により形成してもよい。
次に、第2の実施の形態について説明する。本実施の形態は、半導体デバイス、電源装置及び高出力増幅器である。
(付記1)
基板の上に、窒化物半導体により形成された第1の半導体層と、
前記第1の半導体層の上に、窒化物半導体により形成された第2の半導体層と、
前記第2の半導体層の上に形成されたゲート電極、ソース電極及びドレイン電極と、
を有し、
前記ゲート電極は、Au層とNi層とを有しており、
前記ゲート電極における前記Au層及び前記Ni層は、ともに前記第2の半導体層に接触していることを特徴とする半導体装置。
(付記2)
前記Au層は、前記Ni層よりも、前記ドレイン電極側に形成されていることを特徴とする付記1に記載の半導体装置。
(付記3)
前記ゲート電極のゲート長における前記Ni層と前記第2の半導体層と接する領域の長さは、前記Au層と前記第2の半導体層と接する領域の長さよりも長いことを特徴とする付記1または2に記載の半導体装置。
(付記4)
前記第2の半導体層の上には、開口部を有する絶縁膜が形成されており、
前記開口部において、前記ゲート電極の前記Au層及び前記Ni層が、前記第2の半導体層と接触していることを特徴とする付記1から3のいずれかに記載の半導体装置。
(付記5)
前記ゲート電極は、前記Au層に代えてPd層により形成されていることを特徴とする付記1から4のいずれかに記載の半導体装置。
(付記6)
前記第1の半導体層は、GaNを含む材料により形成されており、
前記第2の半導体層は、AlGaNまたはInAlNを含む材料により形成されていることを特徴とする付記1から5のいずれかに記載の半導体装置。
(付記7)
基板の上に、窒化物半導体により第1の半導体層を形成する工程と、
前記第1の半導体層の上に、第2の半導体層を形成する工程と、
前記第2の半導体層の上に、ソース電極及びドレイン電極を形成する工程と、
前記第2の半導体層の上に、開口部を有する絶縁膜を形成する工程と、
前記開口部における前記第2の半導体層の上の前記ドレイン電極側に、ゲート電極のAu層を形成する工程と、
前記開口部における前記第2の半導体層の上の前記Au層よりも前記ソース電極側に、ゲート電極のNi層を形成する工程と、
を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記8)
前記第1の半導体層は、GaNを含む材料により形成されており、
前記第2の半導体層は、AlGaNまたはInAlNを含む材料により形成されていることを特徴とする付記7に記載の半導体装置の製造方法。
(付記9)
付記1から6のいずれかに記載の半導体装置を有することを特徴とする電源装置。
(付記10)
付記1から6のいずれかに記載の半導体装置を有することを特徴とする増幅器。
11 バッファ層
21 電子走行層
21a 2DEG
22 電子供給層
30 絶縁膜
41 ゲート電極
41a Au層
41b Ni層
41c Au層
42 ソース電極
43 ドレイン電極
Claims (8)
- 基板の上に、窒化物半導体により形成された第1の半導体層と、
前記第1の半導体層の上に、窒化物半導体により形成された第2の半導体層と、
前記第2の半導体層の上に形成されたゲート電極、ソース電極及びドレイン電極と、
を有し、
前記ゲート電極は、Au層とNi層とを有しており、
前記ゲート電極における前記Au層及び前記Ni層は、ともに前記第2の半導体層に接触していることを特徴とする半導体装置。 - 前記Au層は、前記Ni層よりも、前記ドレイン電極側に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
- 前記ゲート電極のゲート長における前記Ni層と前記第2の半導体層と接する領域の長さは、前記Au層と前記第2の半導体層と接する領域の長さよりも長いことを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置。
- 前記第2の半導体層の上には、開口部を有する絶縁膜が形成されており、
前記開口部において、前記ゲート電極の前記Au層及び前記Ni層が、前記第2の半導体層と接触していることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の半導体装置。 - 前記第1の半導体層は、GaNを含む材料により形成されており、
前記第2の半導体層は、AlGaNまたはInAlNを含む材料により形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の半導体装置。 - 基板の上に、窒化物半導体により第1の半導体層を形成する工程と、
前記第1の半導体層の上に、第2の半導体層を形成する工程と、
前記第2の半導体層の上に、ソース電極及びドレイン電極を形成する工程と、
前記第2の半導体層の上に、開口部を有する絶縁膜を形成する工程と、
前記開口部における前記第2の半導体層の上の前記ドレイン電極側に、ゲート電極のAu層を形成する工程と、
前記開口部における前記第2の半導体層の上の前記Au層よりも前記ソース電極側に、ゲート電極のNi層を形成する工程と、
を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 請求項1から5のいずれかに記載の半導体装置を有することを特徴とする電源装置。
- 請求項1から5のいずれかに記載の半導体装置を有することを特徴とする増幅器。
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