JP2020061225A - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020061225A
JP2020061225A JP2018190316A JP2018190316A JP2020061225A JP 2020061225 A JP2020061225 A JP 2020061225A JP 2018190316 A JP2018190316 A JP 2018190316A JP 2018190316 A JP2018190316 A JP 2018190316A JP 2020061225 A JP2020061225 A JP 2020061225A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
actuator
candidate
switch device
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018190316A
Other languages
English (en)
Inventor
吉田 和正
Kazumasa Yoshida
和正 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hirose Electric Co Ltd
Original Assignee
Hirose Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hirose Electric Co Ltd filed Critical Hirose Electric Co Ltd
Priority to JP2018190316A priority Critical patent/JP2020061225A/ja
Publication of JP2020061225A publication Critical patent/JP2020061225A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)

Abstract

【課題】構成変更が容易なスイッチ装置を実現する。【解決手段】スイッチ装置1が、導電性を有する複数の端子11を備えるターミナル部10と、端子11間を電気的に接続する接点部と、接点部を開閉する開閉機構とを備えるメカニズム部40と、付与された外力に応じて開閉機構を作動させるアクチュエータ部70と、を備える。ターミナル部10とアクチュエータ部70との少なくともいずれかが、メカニズム部40に対して着脱可能に装着されている。【選択図】図4

Description

本発明は、アクチュエータによって接点部が開閉されるスイッチ装置に関する。
種々の電子機器においてスイッチ装置が広く用いられている。スイッチ装置は、外力に応じて端子間の接点を開閉することによって端子間の電気的な接続を制御する。例えば、特許文献1には、被検出物の位置検出に使用されるマイクロスイッチが開示されている。
図1および図2に、スイッチ装置Sの例を示す。スイッチ装置Sは、装置外部からの力を内部機構に伝達するアクチュエータAと、外部回路と接続される複数の端子Tと、アクチュエータAから伝達された力によって可動接点を移動させ、端子間を電子的に接続したり切断したりする内部機構(不図示)と、を有している。
アクチュエータAは様々な形状であり得る。アクチュエータAは、図1に示すような単純なボタンによって実現されてもよいし、図2に示すような平板とボタンとの組合せによって実現されてもよい。また同様に、内部機構の構成(例えば、接点部を構成する金属材料等)や端子Tの形状および位置関係も、適宜に変更され得る。
特開平09−161609号公報
特許文献1に開示されるようなスイッチ装置は、一体的に形成されることが一般的である。したがって、スイッチ装置の個々の部分のみを個別に着脱し、交換することは困難である。例えば、完成したスイッチ装置において、レバー型のアクチュエータを取り外してローラ型のアクチュエータを装着することは困難である。また同様に、完成したスイッチ装置において、内部機構の接点部を構成する金属材料を変更することや、端子(NO端子、NC端子、COM端子等)の形状および位置関係を変更することも困難である。
以上の事情を考慮して、本発明は、構成変更が容易なスイッチ装置を実現することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係るスイッチ装置は、導電性を有する複数の端子を備えるターミナル部と、前記端子間を電気的に接続する接点部と、前記接点部を開閉する開閉機構とを備えるメカニズム部と、付与された外力に応じて前記開閉機構を作動させるアクチュエータ部と、を備えるスイッチ装置であって、前記ターミナル部と前記アクチュエータ部との少なくともいずれかが、前記メカニズム部に対して着脱可能に装着されている。
好適には、前記ターミナル部が前記メカニズム部に着脱可能に装着され、前記ターミナル部および前記メカニズム部は、それぞれ、略直方体状に形成され、前記ターミナル部の上面に設けられた第1嵌合部と、前記メカニズム部の下面に設けられた第2嵌合部とが嵌合することによって、前記ターミナル部が前記メカニズム部に装着される。
好適には、前記ターミナル部の上面視において点対称となるように前記第1嵌合部が配置されていると共に、前記メカニズム部の下面視において点対称となるように前記第2嵌合部が配置されており、前記ターミナル部の前記上面と前記メカニズム部の前記下面が点対称軸に沿った回転によって重なり合う2つの位置関係のいずれにおいても、前記第1嵌合部と前記第2嵌合部とが嵌合可能である。
好適には、前記ターミナル部が複数のターミナル部候補から選択可能である。
好適には、複数の前記ターミナル部候補は、少なくとも、下面から下方に向けて延在する3本の前記端子を有する第1ターミナル部候補と、下面から下方に向けて延在する2本の前記端子を有する第2ターミナル部候補と、下面から下方に向けて延在する中間部と前記中間部の下端から側方に向けて延在する末端部とを各々が有する3本の前記端子を有する第3ターミナル部候補と、下面から下方に向けて延在する中間部と前記中間部の下端から側方に向けて延在する末端部とを各々が有する2本の前記端子を有する第4ターミナル部候補と、を含む。
好適には、前記アクチュエータ部が前記メカニズム部に着脱可能に装着され、前記アクチュエータ部は、略平板状の本体部と、前記本体部の少なくとも一端に形成された被支持部とを備え、前記メカニズム部は、前記被支持部と係合して前記アクチュエータ部を支持する支持部と、前記アクチュエータ部に押下されて前記開閉機構を作動させるボタン体と備える。
好適には、前記メカニズム部は、複数の前記支持部を備え、複数の前記支持部のいずれによっても、前記アクチュエータ部は前記ボタン体を押下可能に支持される。
好適には、前記アクチュエータ部が複数のアクチュエータ部候補から選択可能である。
好適には、複数の前記アクチュエータ部候補は、少なくとも、略平板状の第1本体部と、前記第1本体部の一端に形成された第1被支持部とを有する第1アクチュエータ部候補と、前記第1本体部よりも長手方向に長い第2本体部と、前記第2本体部の一端に形成された第2被支持部とを有する第2アクチュエータ部候補と、長手方向に細長いスリットが短手方向の略中央に形成された略平板状の第3本体部と、前記スリット内に摺動可能に保持されたスライド機構と、前記第3本体部の両端に形成された第3被支持部とを有する第3アクチュエータ部候補と、長手方向および短手方向の略中央に連通孔が形成された略平板状の第4本体部と、前記連通孔を貫通するように保持されたトグル機構と、前記第4本体部の両端に形成された第4被支持部とを有する第4アクチュエータ部候補と、略平板状の第5本体部と、前記第5本体部の一端に形成されたローラと、前記第5本体部の他端に形成された第5被支持部とを有する第5アクチュエータ部候補と、を含む。
好適には、前記ターミナル部と前記アクチュエータ部との双方が前記メカニズム部に対して着脱可能に装着され、前記メカニズム部が複数のメカニズム部候補から選択可能である。
好適には、複数の前記メカニズム部候補は、少なくとも、前記接点部の接点材料として銀を用いた中電流用の第1メカニズム部候補と、前記接点部の接点材料として金を用いた微小電流用の第2メカニズム部候補と、を含む。
好適には、複数の前記メカニズム部候補は、少なくとも、長手方向の略中央にNO端子またはNC端子に接続される導通部を有する第3メカニズム部候補と、長手方向の略中央にCOM端子が接続される導通部を有する第4メカニズム部候補と、を含む。
本発明によれば、構成変更が容易なスイッチ装置が実現される。
本発明の背景技術に係るスイッチ装置の斜視図である。 本発明の背景技術に係るスイッチ装置の斜視図である。 本発明の実施形態に係るスイッチ装置の斜視図である。 本発明の実施形態に係るスイッチ装置の分解斜視図である。 本発明の実施形態に係るスイッチ装置の電気的構成を示す回路図である。 本発明の実施形態に係るターミナル部の上面を示す上面図である。 本発明の実施形態に係るメカニズム部の下面を示す下面図である。 本発明の実施形態に係るターミナル部とメカニズム部との嵌合状態を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る複数のターミナル部候補、複数のメカニズム部候補、および複数のアクチュエータ部候補を示す説明図である。 本発明の実施形態に係る第2ターミナル部候補の斜視図である。 本発明の実施形態に係る第3ターミナル部候補の斜視図である。 本発明の実施形態に係る第4ターミナル部候補の斜視図である。 本発明の実施形態に係る第4メカニズム部候補の外観側面図である。 本発明の実施形態に係る第4メカニズム部候補の内部側面図である。 本発明の実施形態に係る第4メカニズム部候補の斜視図である。 本発明の実施形態に係る第2アクチュエータ部候補の斜視図である。 本発明の実施形態に係る第3アクチュエータ部候補の斜視図である。 本発明の実施形態に係る第4アクチュエータ部候補の斜視図である。 本発明の実施形態に係る第5アクチュエータ部候補の斜視図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。各図に適宜付される矢印Mo、Lo、およびLaは、それぞれスイッチ装置1の装着方向(上下方向)、長手方向、および短手方向を示す。
図3は、本発明の一実施形態における例示的なスイッチ装置1の斜視図である。スイッチ装置1は、ターミナル部10と、メカニズム部40と、アクチュエータ部70と、を有する。図4は、スイッチ装置1の分解斜視図である。図5は、スイッチ装置1の電気的構成を示す回路図である。
図3および図4に示すように、ターミナル部10およびアクチュエータ部70は、それぞれ、メカニズム部40に対して着脱可能に装着されている。ターミナル部10は、導電性を有する複数の端子11(11a,11b,11c)を有している。本例の3本の端子11は、ターミナル部10の下面12から下方に向けて延在している。端子11は、平板状の端子の他、例えば、圧着端子やPCB端子であってもよい。
メカニズム部40は、スイッチ機構を実現する主要な構成要素であって、端子11間を電気的に接続する接点部41と、接点部41を開閉する開閉機構42と、を有している。接点部41は、接点材料として銀を用いた中電流用の接点を有する。アクチュエータ部70は、付与された外力Fに応じて開閉機構42を作動させる。
図5に示すように、端子11aは共通端子(COM)として機能し、端子11bは常開端子(NO)として機能し、端子11cは常閉端子(NC)として機能する。すなわち、接点部41はc接点である。アクチュエータ部70からの伝達力TFが閾値未満である場合、開閉機構42は端子11aと端子11cとを導通させる。また、アクチュエータ部70からの伝達力TFが閾値以上である場合、開閉機構42は端子11aと端子11bとを導通させる。
なお、常開端子と常閉端子とが逆に配置されている構成、すなわち、長手方向Loの略中央に位置する端子11bが常閉端子(NC)であり、長手方向Loの端子11aとは反対側の端部に位置する端子11cが常開端子(NO)であるように結線される構成も採用可能である。
図4に示すように、ターミナル部10およびメカニズム部40は、それぞれ、略直方体状に形成されている。ターミナル部10の上面13には、凹部14(第1嵌合部)が設けられる。メカニズム部40の下面43には、凸部44(第2嵌合部)が設けられる。上記した凹部14と凸部44とが嵌合することによって、ターミナル部10がメカニズム部40に装着される。より具体的には、凸部44が凹部14に圧入されている。
図6は、ターミナル部10の上面13を示す上面図である。図6に示すように、ターミナル部10は、複数の円筒部15と角筒状の壁部16とを有する。凹部14は、円筒部15と壁部16とで形成される間隙である。なお、上面13は、円筒部15の上端および壁部16の上端によって画定される平面である。ターミナル部10の凹部14は、上面視において点対称となるように配置されている。
図7は、メカニズム部40の下面43を示す下面図である。図7に示すように、メカニズム部40は、円柱状に形成された複数の凸部44を有する。メカニズム部40の凸部44は、ターミナル部10の凹部14と同様に、下面視において点対称となるように配置されている。
図8は、ターミナル部10とメカニズム部40との嵌合状態を示す断面図である。図8の断面はターミナル部10の上面13である。図8に示すように、円筒部15と壁部16とで規定される凹部14に凸部44が装着方向Moに圧入されることによって、ターミナル部10とメカニズム部40とが嵌合する。
前述の通り、ターミナル部10の凹部14およびメカニズム部40の凸部44は、それぞれ点対称となるように形成されている。したがって、ターミナル部10とメカニズム部40とが嵌合している場合、ターミナル部10またはメカニズム部40を装着方向Moと平行な点対称軸に沿って180°回転させた位置関係においても、ターミナル部10とメカニズム部40とが嵌合可能である。すなわち、ターミナル部10の上面13とメカニズム部40の下面43が点対称軸に沿った回転によって重なり合う2つの位置関係(0°および180°)のいずれにおいても、凹部14と凸部44とが嵌合可能である。
以上のようにターミナル部10とメカニズム部40とが嵌合することによって、ターミナル部10が有する端子11と、メカニズム部40が有する接点部41とが電気的に接触する。なお、端子11と接点部41とは、例えば、スプリングピン等によって、多少の構造的な遊びがある状態で接触するように構成されると好適である。
図3および図4に示すように、アクチュエータ部70は、平板状の本体部71と、本体部71の一端に形成された被支持部72と、を有している。そして、メカニズム部40は、被支持部72と係合してアクチュエータ部70を支持する支持部45と、アクチュエータ部70に押下されて開閉機構42を作動させるボタン体46とを有している。
メカニズム部40は、複数の支持部45a,45bを有している。アクチュエータ部70は、複数の支持部45a,45bのいずれによっても、ボタン体46を押下可能に支持されるように構成されている。すなわち、被支持部72は、支持部45aとも支持部45bとも係合することが可能である。加えて、支持部45aによって被支持部72が支持された場合のアクチュエータ部70の機械的特性(外力Fと伝達力TFとの関係等)と、支持部45bによって支持された被支持部72が支持された場合のアクチュエータ部70の機械的特性とが略等しくなるように、各部の寸法等が設定されていると好適である。本実施形態では、ボタン体46が、メカニズム部40の長手方向Loの略中央に設けられているので、両方の支持部45a,45bから距離が略等しいため、上記の機械的特性を略等しくすることに資している。
以上に説明したように、本実施形態のスイッチ装置1のターミナル部10、メカニズム部40、およびアクチュエータ部70は、それぞれ、装着方向Moに着脱可能に構成されている。そのため、本実施形態においては、図9に例示するように、着脱部分が上記と同様に構成された複数のターミナル部候補TC(TC1〜TC4)、複数のメカニズム部候補MC(MC1〜MC4)、および複数のアクチュエータ部候補AC(AC1〜AC5)から、それぞれ、ターミナル部10、メカニズム部40、およびアクチュエータ部70を選択することが可能である。
なお、上記した「着脱部分」とは、ターミナル部10の上面13(凹部14)およびメカニズム部40の下面43(凸部44)、並びにメカニズム部40の支持部45およびアクチュエータ部70の被支持部72である。
以下、図9に描かれた候補を中心に、ターミナル部候補TC、メカニズム部候補MC、およびアクチュエータ部候補ACの具体例を説明する。なお、図3ないし図8を参照して前述したターミナル部10、メカニズム部40、およびアクチュエータ部70は、第1ターミナル部候補TC1、第1メカニズム部候補MC1および第3メカニズム部候補MC3、並びに第1アクチュエータ部候補AC1に対応しているので、説明を省略する。
図10に示す第2ターミナル部候補TC2は、下面12から下方に向けて延在する2本の端子11a,11bを有する。図11に示す第3ターミナル部候補TC3は、下面12から下方に向けて延在する中間部Mと中間部Mの下端から側方に向けて延在する末端部Eとを各々が有する3本の端子11a,11b,11cを有する。図12に示す第4ターミナル部候補TC4は、下面12から下方に向けて延在する中間部Mと中間部Mの下端から側方に向けて延在する末端部Eとを各々が有する2本の端子11a,11bを有する。
各端子11は、装着されるメカニズム部40の構成(接続先の接点部41の構成)に応じて、種々の端子、例えば、COM端子、NO端子、NC端子として機能することが可能である。すなわち、端子11は、固定接点に接続されればCOM端子として機能し、常開可動接点に接続されればNO端子として機能し、常閉可動接点に接続されればNC端子として機能することが可能である。
なお、2本の端子11を有するターミナル部候補TC(TC2,TC4)は、いずれかの端子11が固定接点に接続されるように(すなわち、いずれかの端子11がCOM端子となるように)、メカニズム部40に装着されると好適である。
第2メカニズム部候補MC2は、微小電流用のメカニズム部40であって、接点部41の接点材料として金を用いている。金は、第1メカニズム部候補MC1において用いられている銀と比較して、酸化被膜が形成され難い等の接点として有利な特性を有している。
図13ないし図15に、第4メカニズム部候補MC4の構成を示す。図13は、第4メカニズム部候補MC4の外観側面図である。図14は、図13からケーシング47を除去して内部構造を示した第4メカニズム部候補MC4の側面図である。図15は、ケーシング47を除去して内部構造を示した第4メカニズム部候補MC4の斜視図である。概略的には、第4メカニズム部候補MC4は、長手方向Loの略中央にCOM端子(端子11b)が接続される導通部を有している。
図14および図15に示すように、第4メカニズム部候補MC4は、その内部に、第1導通部41aと第2導通部41bと第3導通部41cとを有する接点部41と、第1突出部42aと第2突出部42bと第3突出部42cと連結部42dとを有する開閉機構42と、を有する。接点部41および開閉機構42は、それぞれ、金属等の導電性材料によって形成されている。開閉機構42は、ボタン体46を介してアクチュエータ部70に押下され、装着方向Moの下方に向けて移動する。
第1導通部41a、第2導通部41b、および第3導通部41cは、それぞれ、端子11a、端子11b、および端子11cと電気的に接続している。第1突出部42a、第2突出部42b、および第3突出部42cは、それぞれ、第1導通部41a、第2導通部41b、および第3導通部41cを先端部分で挟み込む。連結部42dは、第1導通部41a、第2導通部41b、および第3導通部41cを電気的に連結している。
第2導通部41bには間隙が形成されていない。そのため、開閉機構42が上下に移動しても、常に、第2突出部42bと第2導通部41bとは接触している。したがって、第2導通部41bはCOM接点として機能する。
第1導通部41aには導電性材料が切り欠かれた間隙47aが形成されており、第3導通部41cには導電性材料が存在しない間隙47cが形成されている。間隙47aは、間隙47cよりも装着方向Moの下方に形成されている。したがって、開閉機構42が初期位置(アクチュエータ部70に押下されていない状態)にある場合、第1突出部42aと第1導通部41aとが接触する一方、間隙47cにある第3突出部42cと第3導通部41cとは接触しない。開閉機構42が押下されると、第1突出部42aが間隙47aに到達して第1導通部41aと接触しなくなる一方、第3突出部42cが第3導通部41cに到達して接触する。したがって、第1導通部41aはNC接点として機能する一方、第3導通部41cはNO接点として機能する。
第4メカニズム部候補MC4を用いたスイッチ装置1においては、長手方向Loの略中央に位置する端子11bがCOM端子として機能する一方で、長手方向Loの両端に位置する端子11aおよび端子11cがNC端子およびNO端子として機能する。
図16に示す第2アクチュエータ部候補AC2は、第1アクチュエータ部候補AC1の本体部71(第1本体部)よりも長手方向Loに長い本体部71(第2本体部)と、本体部71の一端に形成された被支持部72(第2被支持部)とを有する。第2アクチュエータ部候補AC2の動作機構は第1アクチュエータ部候補AC1と同様である。すなわち、外力Fによって第2アクチュエータ部候補AC2が支持部45を軸として回動することにより、ボタン体46が押下される。
図17に示す第3アクチュエータ部候補AC3は、長手方向Loに細長いスリット77が短手方向Laの略中央に形成された略平板状の本体部71(第3本体部)と、スリット77内に摺動可能に保持されたスライド機構73と、本体部71の両端に形成された被支持部72a,72b(第3被支持部)とを有する。第3アクチュエータ部候補AC3の本体部71は、2対の支持部45a,45bによって固定されている。外力Fによってスライド機構73がスリット77の長手方向Loの略中央に移動することにより、ボタン体46が押下される。
図18に示す第4アクチュエータ部候補AC4は、長手方向Loおよび短手方向Laの略中央に連通孔74が形成された略平板状の本体部71(第4本体部)と、連通孔74を貫通するように保持されたトグル機構75と、本体部71の両端に形成された被支持部72a,72b(第4被支持部)とを有する。第4アクチュエータ部候補AC4の本体部71は、2対の支持部45a,45bによって固定されている。外力Fによってトグル機構75が操作されることにより、ボタン体46が押下される。
図19に示す第5アクチュエータ部候補AC5は、略平板状の本体部71(第5本体部)と、本体部71の一端に形成されたローラ76と、本体部71の他端に形成された被支持部72(第5被支持部)とを有する。外力Fによって第5アクチュエータ部候補AC5が支持部45を軸として回動することにより、ボタン体46が押下される。ローラ76が設けられていることによって、外力Fを付与する物体がよりスムーズに本体部71に接することが可能である。
本実施形態の構成に対応する技術的効果を以下に説明する。上記した本実施形態の構成では、スイッチ装置1が、導電性を有する複数の端子11を有するターミナル部10と、端子11間を電気的に接続する接点部41と、接点部41を開閉する開閉機構42とを有するメカニズム部40と、付与された外力Fに応じて開閉機構42を作動させるアクチュエータ部70とを有する。そして、ターミナル部10およびアクチュエータ部70は、メカニズム部40に対して着脱可能に装着されている。以上の構成によれば、ユーザによって着脱可能な複数の部分によって構成されるスイッチ装置1が実現される。結果として、構成変更が容易なスイッチ装置1が提供される。
また、本実施形態では、ターミナル部10およびメカニズム部40が、それぞれ、略直方体状に形成され、ターミナル部10の上面13に設けられた凹部14と、メカニズム部40の下面43に設けられた凸部44とが嵌合することによって、ターミナル部10がメカニズム部40に装着される。以上の構成によれば、螺子等の追加的な固定部材なしにターミナル部10をメカニズム部40に装着可能である。
また、本実施形態では、ターミナル部10の上面視において点対称となるように凹部14が配置されていると共に、メカニズム部40の下面視において点対称となるように凸部44が配置されており、ターミナル部10の上面13とメカニズム部40の下面43が点対称軸に沿った回転によって重なり合う2つの位置関係のいずれにおいても、凹部14と凸部44とが嵌合可能である。以上の構成によれば、ターミナル部10がメカニズム部40に複数の方向で装着し得る。したがって、例えば、スイッチ装置1が装着される機器の構造に合わせてターミナル部10の向きを変えることが可能となる。
また、本実施形態では、アクチュエータ部70が、略平板状の本体部71と、本体部71の少なくとも一端に形成された被支持部72とを有し、メカニズム部40は、被支持部72と係合してアクチュエータ部70を支持する支持部45と、アクチュエータ部70に押下されて開閉機構42を作動させるボタン体46と有する。以上の構成によれば、アクチュエータ部70に付与された外力Fがボタン体46を介して適切に開閉機構42に伝達される。
また、本実施形態では、メカニズム部40が複数の支持部45を有し、複数の支持部45のいずれによっても、アクチュエータ部70がボタン体46を押下可能に支持される。以上の構成によれば、複数の支持部45のいずれを介しても、アクチュエータ部70をメカニズム部40に装着可能である。したがって、例えば、スイッチ装置1が装着される機器の構造に合わせてアクチュエータ部70の向きや位置を変えることが可能となる。
また、本実施形態では、ターミナル部10、メカニズム部40、およびアクチュエータ部70が、それぞれ、複数のターミナル部候補TC、複数のメカニズム部候補MC、および複数のアクチュエータ部候補ACから選択可能である。以上の構成によれば、スイッチ装置1が装着される機器の構造や使用目的に適合するように、ターミナル部10、メカニズム部40、およびアクチュエータ部70をユーザが自在に選択できる。したがって、機器の構造や使用目的ごとに新たなスイッチ装置を作成する構成と比較して、装置準備に必要な時間とコストが抑制される。
また、本実施形態では、複数のターミナル部候補TCが、少なくとも、上記した第1ターミナル部候補TC1ないし第4ターミナル部候補TC4を含む。以上の構成によれば、スイッチ装置1が装着される機器の構造や使用目的に適したターミナル部10を選択することが可能となる。
また、本実施形態では、複数のメカニズム部候補MCが、少なくとも、接点部41の接点材料として銀を用いた中電流用の第1メカニズム部候補MC1と、接点部41の接点材料として金を用いた微小電流用の第2メカニズム部候補MC2と、を含む。以上の構成によれば、スイッチ装置1が装着される機器を流れる電流の大きさに応じてメカニズム部40を選択することが可能となる。
また、本実施形態では、複数のメカニズム部候補MCが、少なくとも、長手方向Loの略中央にNO端子またはNC端子に接続される導通部41bを有する第3メカニズム部候補MC3と、長手方向Loの略中央にCOM端子が接続される導通部41bを有する第4メカニズム部候補MC4と、を含む。以上の構成によれば、スイッチ装置1が装着される機器の基板構成に合わせてメカニズム部40を選択することが可能となる。
また、本実施形態では、複数のアクチュエータ部候補ACが、少なくとも、上記した第1アクチュエータ部候補AC1ないし第5アクチュエータ部候補AC5を含む。以上の構成によれば、スイッチ装置1が装着される機器の構造や使用目的に適したアクチュエータ部70を選択することが可能となる。
上記した実施形態は多様に変形され得る。以下に実施形態の変形例を示す。実施形態および変形例から任意に選択された2以上の態様は、相互に矛盾しない限り適宜に併合することが可能である。
上記した実施形態では、スイッチ装置1のターミナル部10、メカニズム部40、およびアクチュエータ部70は、それぞれ、着脱可能に構成されている。すなわち、スイッチ装置1は3つの部分に分離可能である。しかしながら、スイッチ装置1が2つの部分に分離可能である構成も採用可能である。すなわち、ターミナル部10とメカニズム部40とが一体に構成され、アクチュエータ部70のみがメカニズム部40に着脱可能である構成も採用可能である。また、メカニズム部40とアクチュエータ部70とが一体に構成され、ターミナル部10のみがメカニズム部40に着脱可能である構成も採用可能である。
上記した実施形態では、ターミナル部10の上面13の凹部14が形成され、メカニズム部40の下面43に凸部44が形成されている。しかしながら、逆に、ターミナル部10の上面13に凸部が形成され、メカニズム部40の下面43に凹部が形成されていてもよい。また、ターミナル部10とメカニズム部40との嵌合構造は凹凸構造に限定されず、ターミナル部10とメカニズム部40とを嵌合可能な任意の構造が採用可能である。なお、他の部材(螺子等)を使用せずに嵌合する構造が採用されると好適である。
上記した実施形態では、メカニズム部40が上面視で略長方形状に構成され、メカニズム部40の長手方向Loの両端にそれぞれ支持部45a,45bが設けられている。しかしながら、メカニズム部40が上面視で略正方形状に構成され、メカニズム部40の上面視した略正方形の4辺のそれぞれに4つの支持部45が設けられてもよい。さらに、上面視した略正方形の4角のそれぞれにも4つの支持部45が設けられてもよい。
なお、上記した実施形態の説明は、本発明に係るスイッチ装置1における好適な実施の形態を説明しているため、技術的に好ましい種々の限定を付している場合もあるが、本発明の技術的範囲は、特に本発明を限定する記載がない限り、これらの態様に限定されるものではない。さらに、上記した本発明の実施形態における構成要素は適宜、既存の構成要素等との置き換えが可能であり、かつ、他の既存の構成要素との組合せを含む様々なバリエーションが可能であり、上記した本発明の実施形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。
1 スイッチ装置
10 ターミナル部
11 端子
14 凹部(第1嵌合部)
40 メカニズム部
41 接点部
42 開閉機構
44 凸部(第2嵌合部)
45 支持部
46 ボタン体
70 アクチュエータ部
72 被支持部

Claims (12)

  1. 導電性を有する複数の端子を備えるターミナル部と、
    前記端子間を電気的に接続する接点部と、前記接点部を開閉する開閉機構とを備えるメカニズム部と、
    付与された外力に応じて前記開閉機構を作動させるアクチュエータ部と、を備えるスイッチ装置であって、
    前記ターミナル部と前記アクチュエータ部との少なくともいずれかが、前記メカニズム部に対して着脱可能に装着されている、ことを特徴とするスイッチ装置。
  2. 前記ターミナル部が前記メカニズム部に着脱可能に装着され、
    前記ターミナル部および前記メカニズム部は、それぞれ、略直方体状に形成され、
    前記ターミナル部の上面に設けられた第1嵌合部と、前記メカニズム部の下面に設けられた第2嵌合部とが嵌合することによって、前記ターミナル部が前記メカニズム部に装着される、ことを特徴とする請求項1に記載のスイッチ装置。
  3. 前記ターミナル部の上面視において点対称となるように前記第1嵌合部が配置されていると共に、前記メカニズム部の下面視において点対称となるように前記第2嵌合部が配置されており、
    前記ターミナル部の前記上面と前記メカニズム部の前記下面が点対称軸に沿った回転によって重なり合う2つの位置関係のいずれにおいても、前記第1嵌合部と前記第2嵌合部とが嵌合可能である、ことを特徴とする請求項2に記載のスイッチ装置。
  4. 前記ターミナル部が複数のターミナル部候補から選択可能である、ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載のスイッチ装置。
  5. 複数の前記ターミナル部候補は、少なくとも、
    下面から下方に向けて延在する3本の前記端子を有する第1ターミナル部候補と、
    下面から下方に向けて延在する2本の前記端子を有する第2ターミナル部候補と、
    下面から下方に向けて延在する中間部と前記中間部の下端から側方に向けて延在する末端部とを各々が有する3本の前記端子を有する第3ターミナル部候補と、
    下面から下方に向けて延在する中間部と前記中間部の下端から側方に向けて延在する末端部とを各々が有する2本の前記端子を有する第4ターミナル部候補と、を含むことを特徴とする請求項4に記載のスイッチ装置。
  6. 前記アクチュエータ部が前記メカニズム部に着脱可能に装着され、
    前記アクチュエータ部は、略平板状の本体部と、前記本体部の少なくとも一端に形成された被支持部とを備え、
    前記メカニズム部は、前記被支持部と係合して前記アクチュエータ部を支持する支持部と、前記アクチュエータ部に押下されて前記開閉機構を作動させるボタン体と備える、ことを特徴とする請求項1に記載のスイッチ装置。
  7. 前記メカニズム部は、複数の前記支持部を備え、
    複数の前記支持部のいずれによっても、前記アクチュエータ部は前記ボタン体を押下可能に支持される、ことを特徴とする請求項6に記載のスイッチ装置。
  8. 前記アクチュエータ部が複数のアクチュエータ部候補から選択可能である、ことを特徴とする請求項6または請求項7に記載のスイッチ装置。
  9. 複数の前記アクチュエータ部候補は、少なくとも、
    略平板状の第1本体部と、前記第1本体部の一端に形成された第1被支持部とを有する第1アクチュエータ部候補と、
    前記第1本体部よりも長手方向に長い第2本体部と、前記第2本体部の一端に形成された第2被支持部とを有する第2アクチュエータ部候補と、
    長手方向に細長いスリットが短手方向の略中央に形成された略平板状の第3本体部と、前記スリット内に摺動可能に保持されたスライド機構と、前記第3本体部の両端に形成された第3被支持部とを有する第3アクチュエータ部候補と、
    長手方向および短手方向の略中央に連通孔が形成された略平板状の第4本体部と、前記連通孔を貫通するように保持されたトグル機構と、前記第4本体部の両端に形成された第4被支持部とを有する第4アクチュエータ部候補と、
    略平板状の第5本体部と、前記第5本体部の一端に形成されたローラと、前記第5本体部の他端に形成された第5被支持部とを有する第5アクチュエータ部候補と、を含むことを特徴とする請求項8に記載のスイッチ装置。
  10. 前記ターミナル部と前記アクチュエータ部との双方が前記メカニズム部に対して着脱可能に装着され、
    前記メカニズム部が複数のメカニズム部候補から選択可能である、ことを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載のスイッチ装置。
  11. 複数の前記メカニズム部候補は、少なくとも、
    前記接点部の接点材料として銀を用いた中電流用の第1メカニズム部候補と、
    前記接点部の接点材料として金を用いた微小電流用の第2メカニズム部候補と、を含むことを特徴とする請求項10に記載のスイッチ装置。
  12. 複数の前記メカニズム部候補は、少なくとも、
    長手方向の略中央にNO端子またはNC端子に接続される導通部を有する第3メカニズム部候補と、
    長手方向の略中央にCOM端子が接続される導通部を有する第4メカニズム部候補と、を含むことを特徴とする請求項10または請求項11に記載のスイッチ装置。
JP2018190316A 2018-10-05 2018-10-05 スイッチ装置 Pending JP2020061225A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018190316A JP2020061225A (ja) 2018-10-05 2018-10-05 スイッチ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018190316A JP2020061225A (ja) 2018-10-05 2018-10-05 スイッチ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020061225A true JP2020061225A (ja) 2020-04-16

Family

ID=70220144

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018190316A Pending JP2020061225A (ja) 2018-10-05 2018-10-05 スイッチ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020061225A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2012204341A (ja) スライド式ボタン
US7262373B2 (en) Multifunctional switch
US10200035B2 (en) Sound/silent switchable photoelectric switch
KR101641598B1 (ko) 스위치
JP5537372B2 (ja) スイッチ装置
JP2020061225A (ja) スイッチ装置
JP4089702B2 (ja) スイッチ付きコンセント
EP3223295B1 (en) Switch device
US20140131187A1 (en) Heat-Spot Distant Type Push Switch Structure
KR101810213B1 (ko) 일체형 다중 스위치
JP2002075129A (ja) 多方向操作スイッチ及びこれを用いた電子機器
JP2009134950A (ja) プッシュスイッチ付きスライドスイッチ
TW201110177A (en) Combination switch
JP4366252B2 (ja) プッシュスイッチ
JP2010055844A (ja) 換気扇スイッチ
JP2011222207A (ja) シーソースイッチ
JP3671049B2 (ja) 電動工具
JP5429315B2 (ja) 接触部材
JP5877607B2 (ja) スイッチ装置
JP6015283B2 (ja) スイッチ及び電子機器
JP7010484B2 (ja) 揺動式電子部品
JP2018107025A (ja) スイッチ
KR101800730B1 (ko) 일체형 다중 스위치
JP3901931B2 (ja) 多方向入力装置、及びその多方向入力装置の製造方法
JP2002216586A (ja) スイッチ及びこれを用いた携帯用電子機器