JP2020060931A - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】人と時間枠とのマッチングにおいて、割当交渉の負担を軽減し、且つ、候補者のモチベーションの低下を防ぐ。【解決手段】時間枠に割り当てる候補者を提案する情報処理装置は、複数の候補者に対して実施された候補者アンケートに対する各候補者の回答の結果に関する候補者アンケート情報を取得する手段を備え、候補者アンケートは、候補者の勤務方針に関する質問を含み、複数の候補者の管理者に対して実施された管理者アンケートに対する管理者の回答に関する管理者アンケート情報を取得する手段を備え、管理者アンケートは、時間枠に候補者を割り当てる割当方針に関する質問を含み、複数の候補者のそれぞれについて、候補者アンケート情報と、管理者アンケート情報とに基づいて、時間枠に割り当て可能な候補者の推奨レベルを示す推奨スコアを計算する手段を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置及びプログラムに関する。
一般に、サービス業において、勤務者の管理者(例えば、店舗の店長)は、自身の業務時間の多くの割合を勤務の候補者の勤務スケジュールの作成に費やしている。
例えば、特許文献1には、候補者の希望する条件及び過去に作成した勤務スケジュールの実績に基づいて新たな勤務スケジュールを作成する技術が開示されている。特許文献1によれば、勤務スケジュールの作成の時間を短縮することができる。
特開2008−269256号公報
実際には、勤務スケジュールを作成した後としても、勤務スケジュールへの割当を受け入れさせるために候補者との交渉(以下「割当交渉」という)を実施する必要がある。
しかし、「どの候補者と交渉すべきか」(つまり、割当交渉の観点で最適な候補者)を判断することは困難である。そのため、割当交渉は、管理者の大きな負担になっている。
また、割当交渉が決裂すると、候補者は勤務の機会を失うため、候補者のモチベーションの低下をもたらし、ひいては候補者の離職の要因になり得る。
特許文献1の技術では、割当交渉の観点で最適な候補者を考慮していないため、割当交渉の負担を軽減することはできず、且つ、候補者のモチベーションの低下を防ぐことはできない。
本発明の目的は、人と時間枠とのマッチングにおいて、候補者を時間枠に割り当てるための割当交渉の負担を軽減し、且つ、候補者のモチベーションの低下を防ぐことである。
本発明の一態様は、
勤務時間枠の空きスロットに割り当てる候補者を提案する情報処理装置であって、
複数の候補者に対して実施された候補者アンケートに対する各候補者の回答の結果に関する候補者アンケート情報を取得する手段を備え、
前記候補者アンケートは、前記候補者の勤務方針に関する質問を含み、
前記複数の候補者の管理者に対して実施された管理者アンケートに対する前記管理者の回答に関する管理者アンケート情報を取得する手段を備え、
前記管理者アンケートは、前記空きスロットに前記候補者を割り当てる割当方針に関する質問を含み、
前記複数の候補者のそれぞれについて、候補者アンケート情報と、前記管理者アンケート情報とに基づいて、前記空きスロットに割り当て可能な候補者の推奨レベルを示す推奨スコアを計算する手段を備える、
情報処理装置である。
本発明によれば、割当交渉の負担を軽減し、且つ、候補者のモチベーションの低下を防ぐことができる。
本実施形態の情報処理システムの構成を示すブロック図である。 図1の情報処理システムの機能ブロック図である。 本実施形態の概要の説明図である。 本実施形態の候補者情報データベースのデータ構造を示す図である。 本実施形態の管理者情報データベースのデータ構造を示す図である。 本実施形態の時間枠情報データベースのデータ構造を示す図である。 本実施形態の割当方針情報データベースのデータ構造を示す図である。 本実施形態の希望時間枠情報データベースのデータ構造を示す図である。 本実施形態の管理者アンケートの処理のシーケンス図である。 図9の情報処理において表示される画面例を示す図である。 本実施形態の候補者アンケートの処理のシーケンス図である。 図11の情報処理において表示される画面例を示す図である。 本実施形態の候補者の割当の処理のシーケンス図である。 図13の割当の処理の詳細なフローチャートである。 図13の情報処理において表示される画面例を示す図である。 変形例1の割当の処理の詳細なフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施形態を説明するための図面において、同一の構成要素には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(1)情報処理システムの構成
情報処理システムの構成について説明する。図1は、本実施形態の情報処理システムの構成を示すブロック図である。図2は、図1の情報処理システムの機能ブロック図である。
図1に示すように、情報処理システム1は、クライアント装置10と、サーバ30とを備える。
クライアント装置10及びサーバ30は、ネットワーク(例えば、インターネット又はイントラネット)NWを介して接続される。
クライアント装置10は、サーバ30にリクエストを送信する情報処理装置の一例である。クライアント装置10は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、又は、パーソナルコンピュータである。
サーバ30は、クライアント装置10から送信されたリクエストに応じたレスポンスをクライアント装置10に提供する情報処理装置の一例である。サーバ30は、例えば、ウェブサーバである。
(1−1)クライアント装置の構成
クライアント装置10の構成について説明する。
図2に示すように、クライアント装置10は、記憶装置11と、プロセッサ12と、入出力インタフェース13と、通信インタフェース14とを備える。
記憶装置11は、プログラム及びデータを記憶するように構成される。記憶装置11は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、及び、ストレージ(例えば、フラッシュメモリ又はハードディスク)の組合せである。
プログラムは、例えば、以下のプログラムを含む。
・OS(Operating System)のプログラム
・情報処理を実行するアプリケーション(例えば、ウェブブラウザ)のプログラム
データは、例えば、以下のデータを含む。
・情報処理において参照されるデータベース
・情報処理を実行することによって得られるデータ(つまり、情報処理の実行結果)
プロセッサ12は、記憶装置11に記憶されたプログラムを起動することによって、クライアント装置10の機能を実現するように構成される。プロセッサ12は、コンピュータの一例である。
入出力インタフェース13は、クライアント装置10に接続される入力デバイスからユーザの指示を取得し、かつ、クライアント装置10に接続される出力デバイスに情報を出力するように構成される。
入力デバイスは、例えば、キーボード、ポインティングデバイス、タッチパネル、又は、それらの組合せである。
出力デバイスは、例えば、ディスプレイである。
通信インタフェース14は、クライアント装置10とサーバ30との間の通信を制御するように構成される。
(1−2)サーバの構成
サーバ30の構成について説明する。
図2に示すように、サーバ30は、記憶装置31と、プロセッサ32と、入出力インタフェース33と、通信インタフェース34とを備える。
記憶装置31は、プログラム及びデータを記憶するように構成される。記憶装置31は、例えば、ROM、RAM、及び、ストレージ(例えば、フラッシュメモリ又はハードディスク)の組合せである。
プログラムは、例えば、以下のプログラムを含む。
・OSのプログラム
・情報処理を実行するアプリケーションのプログラム
データは、例えば、以下のデータを含む。
・情報処理において参照されるデータベース
・情報処理の実行結果
プロセッサ32は、記憶装置31に記憶されたプログラムを起動することによって、サーバ30の機能を実現するように構成される。プロセッサ32は、コンピュータの一例である。
入出力インタフェース33は、サーバ30に接続される入力デバイスからユーザの指示を取得し、かつ、サーバ30に接続される出力デバイスに情報を出力するように構成される。
入力デバイスは、例えば、キーボード、ポインティングデバイス、タッチパネル、又は、それらの組合せである。
出力デバイスは、例えば、ディスプレイである。
通信インタフェース34は、サーバ30とクライアント装置10との間の通信を制御するように構成される。
(2)実施形態の概要
本実施形態の概要について説明する。図3は、本実施形態の概要の説明図である。
図3のサーバ30は、勤務時間枠の空きスロットに割り当てる候補者を提案する情報処理装置の一例である。
サーバ30は、複数の候補者に対して実施された候補者アンケートに対する各候補者の回答の結果に関する候補者アンケート情報を取得する。候補者アンケートは、候補者の勤務方針に関する質問を含む。
サーバ30は、複数の候補者の管理者に対して実施された管理者アンケートに対する管理者の回答に関する管理者アンケート情報を取得する。管理者アンケートは、空きスロットへ候補者を割り当てる割当方針に関する質問を含む。
サーバ30は、複数の候補者のそれぞれについて、候補者アンケート情報と、管理者アンケート情報とに基づいて、空きスロットに割り当て可能な候補者の推奨レベルを示す推奨スコアを計算する手段を備える。
本実施形態によれば、管理者は、管理者アンケートに回答することにより、空きスロットに割当可能な候補者毎の推奨スコアを得ることができる。管理者は、推奨スコアから、割当交渉を実施すべき候補者の優先順位を知ることができる。これにより、人と時間枠とのマッチングにおいて、割当交渉の負担を軽減し、且つ、候補者のモチベーションの低下を防ぐことができる。
(3)データベース
本実施形態のデータベースについて説明する。以下のデータベースは、記憶装置31に記憶される。
(3−1)候補者情報データベース
本実施形態の候補者情報データベースについて説明する。図4は、本実施形態の候補者情報データベースのデータ構造を示す図である。
図4の候補者情報データベースには、候補者に関する候補者情報が格納されている。
候補者情報データベースは、「候補者ID」フィールドと、「候補者名」フィールドと、「候補者属性」フィールドと、「契約時間」フィールドと、「候補者アンケート」フィールドと、「能力」フィールドと、を含む。各フィールドは、互いに関連付けられている。
「候補者ID」フィールドには、候補者IDが格納される。候補者IDは、候補者を識別する候補者識別情報の一例である。
「候補者名」フィールドには、候補者名に関する情報(例えば、テキスト)が格納される。「候補者名」フィールドの情報は、候補者の指示に応じて更新される。
「候補者属性」フィールドには、候補者の属性に関する候補者属性情報が格納される。「候補者属性」フィールドは、複数のサブフィールド(「性別」フィールド、「年齢」フィールド、「職業」フィールド、及び、「勤続時間」フィールド)を備える。「候補者属性」フィールドは、候補者情報を登録するときの候補者の指示に応じて更新される。
「性別」フィールドには、候補者の性別に関する情報が格納される。
「年齢」フィールドには、候補者の年齢に関する情報が格納される。
「職業」フィールドには、候補者の職業に関する情報が格納される。
「勤続時間」フィールドには、候補者と管理者との間の契約の開始日からの経過時間に関する情報が格納される。
「契約時間」フィールドには、候補者と管理者との間の契約で規定された契約労働時間に関する契約労働時間情報が格納される。
「候補者アンケート」フィールドには、候補者に対するアンケート結果に関する候補者アンケート情報が格納される。候補者アンケート情報は、アンケートの質問項目Q1〜Q4毎の候補者の回答に関する情報である。「アンケート」フィールドの情報は、候補者アンケートに対する候補者の回答に応じて更新される。
「能力」フィールドには、候補者の業務能力に関する能力情報(例えば、能力値)が格納される。「能力」フィールドの情報は、管理者の指示に応じて更新される。
(3−2)管理者情報データベース
本実施形態の管理者情報データベースについて説明する。図5は、本実施形態の管理者情報データベースのデータ構造を示す図である。
図5の管理者情報データベースには、管理者に関する管理者情報が格納されている。
管理者情報データベースは、「管理者ID」フィールドと、「管理者名」フィールドと、「管理者属性」フィールドと、「管理者アンケート」フィールドと、を含む。各フィールドは、互いに関連付けられている。
「管理者ID」フィールドには、管理者IDが格納される。管理者IDは、管理者を識別する管理者識別情報の一例である。
「管理者名」フィールドには、管理者名に関する情報(例えば、テキスト)が格納される。
「管理者属性」フィールドには、管理者の属性に関する管理者属性情報が格納される。「管理者属性」フィールドは、複数のサブフィールド(「店舗」フィールド、及び、「勤続時間」フィールド)を備える。「管理者属性」フィールドは、管理者情報を登録するときの管理者の指示又は管理者アンケートに基づいて更新される。
「店舗」フィールドには、管理者が管理する店舗に関する情報(例えば、店舗名を示すテキスト)が格納される。
「勤続時間」フィールドには、管理者の勤続時間に関する情報が格納される。
「管理者アンケート」フィールドには、管理者に対するアンケート結果に関する管理者アンケート情報が格納される。管理者アンケート情報は、アンケートの質問項目Q1〜Q4毎の管理者の回答に関する情報である。管理者アンケート情報の各質問項目は、候補者アンケート情報(図3)の各質問項目に関連付けられている。「アンケート」フィールドの情報は、管理者アンケートに対する管理者の回答に応じて更新される。
(3−3)時間枠情報データベース
本実施形態の時間枠情報データベースについて説明する。図6は、本実施形態の時間枠情報データベースのデータ構造を示す図である。
図6の時間枠情報データベースには、管理者が管理する時間枠に関する時間枠情報が格納される。
時間枠情報データベースは、「曜日」フィールドと、「時間帯」フィールドと、「必要ポジション」フィールドと、を含む。各フィールドは、互いに関連付けられている。
時間枠情報データベースは、管理者IDに関連付けられる。
「曜日」フィールド及び「時間帯」フィールドの組合せは、時間枠情報データベースの主キーである。つまり、時間枠情報データベースの各レコードは、「曜日」フィールド及び「時間帯」フィールドの組合せにより特定される。
「必要ポジション」フィールドには、必要ポジション毎に割り当てられた候補者IDが格納される。「必要ポジション」フィールドは、複数のサブフィールド(例えば、「キッチン」フィールドと、「ホール」フィールド、及び、「店外」フィールド)が格納される。「必要ポジション」とは、業務に必要な役割を意味する。
「必要ポジション」フィールドの各サブフィールドには、各サブフィールドに対応するポジションに割り当てられた候補者の候補者IDが格納される。図6の「EMPTY」は、候補者が不足している曜日、時間帯、及び、必要ポジションの組合せ(以下「空きスロット」という)を意味する。例えば、曜日「TUE」及び時間帯「AM」の必要ポジション「キッチン」には、候補者ID「CAST001」に対応する候補者が割り当てられているが、2人分の空きスロットがあることを意味している。
(3−4)割当方針情報データベース
本実施形態の割当方針情報データベースについて説明する。図7は、本実施形態の割当方針情報データベースのデータ構造を示す図である。
図7の割当方針情報データベースには、管理者の割当方針の指標毎の優先度を示す重み係数が格納される。
割当方針情報データベースは、k(kは1以上の整数)個の「指標」フィールド(「指標1」フィールド〜「指標k」フィールド)を含む。
割当方針情報データベースは、管理者IDに関連付けられる。
各指標フィールドには、以下の少なくとも1つの指標に関する重み係数が格納される。
・管理者が実施した割当交渉が成功する期待値(以下「交渉期待値」という)の優先度
・業務ポジションの優先度
・勤務希望の優先度
・契約労働時間の優先度
(3−5)希望時間枠情報データベース
本実施形態の希望時間枠情報データベースについて説明する。図8は、本実施形態の希望時間枠情報データベースのデータ構造を示す図である。
図8の希望時間枠情報データベースには、候補者が希望する時間枠に関する希望時間枠情報が格納される。
希望時間枠情報データベースは、「曜日」フィールドと、「時間帯」フィールドと、「勤務希望」フィールドと、を含む。各フィールドは、互いに関連付けられている。
希望時間枠情報データベースは、候補者IDに関連付けられる。
「曜日」フィールド及び「時間帯」フィールドの組合せは、希望時間枠情報データベースの主キーである。つまり、希望時間枠情報データベースの各レコードは、「曜日」フィールド及び「時間帯」フィールドの組合せにより特定される。
「勤務希望」フィールドには、候補者が勤務を希望するか否かに関する情報が格納される。「OK」は候補者が勤務を希望することを示す。「NG」は候補者が勤務を希望しないことを示す。
(4)情報処理
本実施形態の情報処理について説明する。
(4−1)管理者アンケートの処理
本実施形態の管理者アンケートの処理について説明する。図9は、本実施形態の管理者アンケートの処理のシーケンス図である。図10は、図9の情報処理において表示される画面例を示す図である。
図9のクライアント装置10は、管理者が使用する情報処理装置である。
クライアント装置10は、ユーザ指示の受付(S110)を実行する。
具体的には、プロセッサ12は、画面P10(図10)をディスプレイに表示する。
画面P10は、操作オブジェクトB100〜B101と、フィールドオブジェクトF100と、を含む。
操作オブジェクトB100は、アンケートの処理を開始するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
操作オブジェクトB101は、割当の処理を開始するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
フィールドオブジェクトF100は、管理者ID又は候補者IDのユーザ入力を受け付けるオブジェクトである。
ステップS110の後、クライアント装置10は、アンケート回答の受付(S111)を実行する。
具体的には、管理者がフィールドオブジェクトF100に管理者IDを入力し、且つ、操作オブジェクトB100を操作すると、プロセッサ12は、画面P11(図10)をディスプレイに表示する。
画面P11は、操作オブジェクトB110と、フィールドオブジェクトF110と、を含む。
フィールドオブジェクトF110は、割当方針の優先度に関する管理者の回答を受け付けるオブジェクトである。フィールドオブジェクトF110は、複数の質問と、各質問に対する複数の選択肢と、を含む。各質問には、質問を識別する質問IDが割り当てられている。各選択肢には、選択肢が意味する回答(例えば、管理者の主観的な回答)のレベルを示す数値(以下「回答値」という)が割り当てられている。
操作オブジェクトB110は、フィールドオブジェクトF110に入力された管理者の回答をサーバ30に送信するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
複数の質問は、割当交渉で意識することについての質問項目を含む。
ステップS111の後、クライアント装置10は、管理者回答リクエスト(S112)を実行する。
具体的には、管理者がフィールドオブジェクトF110に回答を入力し、且つ、操作オブジェクトB110を操作すると、プロセッサ12は、管理者回答リクエストデータをサーバ30に送信する。管理者回答リクエストデータは、以下の情報を含む。
・ステップS110で受け付けられた管理者ID
・フィールドオブジェクトF110に入力された管理者の回答(質問ID、及び、選択された選択肢に割り当てられた回答値の組合せ)
ステップS112の後、サーバ30は、割当方針の判定(S130)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、管理者回答リクエストデータに含まれる質問ID及び回答値の組合せに基づいて、割当方針の指標毎の重み係数を計算する。
ステップS130の後、データベースの更新(S131)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、管理者情報データベース(図5)を参照して、管理者回答リクエストデータに含まれる管理者IDを含むレコードを特定する。
プロセッサ32は、特定したレコードの「管理者アンケート」フィールドに、管理者回答リクエストデータに含まれる情報のうち、フィールドオブジェクトF110に入力された情報(質問ID及び回答値の組合せ)を格納する。
プロセッサ32は、管理者回答リクエストデータに含まれる管理者IDに関連付けられた割当方針情報データベース(図7)の各「指標」フィールドに、ステップS130で計算した重み係数を格納する。
これにより、管理者アンケートに対する管理者の回答に関する情報が記憶装置31に記憶される。
(4−2)候補者アンケートの処理
本実施形態の候補者アンケートの処理について説明する。図11は、本実施形態の候補者アンケートの処理のシーケンス図である。図12は、図11の情報処理において表示される画面例を示す図である。
図11のクライアント装置10は、候補者が使用する情報処理装置である。
クライアント装置10は、図9のユーザ指示の受付(S110)を実行した後、候補者回答の受付(S210)を実行する。
具体的には、候補者がフィールドオブジェクトF100に候補者IDを入力し、且つ、操作オブジェクトB100を操作すると、プロセッサ12は、画面P20(図12)をディスプレイに表示する。
画面P20は、操作オブジェクトB200と、フィールドオブジェクトF200と、を含む。
フィールドオブジェクトF200は、管理者の特徴、候補者自身の特徴、及び、勤務において重視することに関する候補者の回答を受け付けるオブジェクトである。フィールドオブジェクトF200は、複数の質問と、各質問に対する複数の選択肢と、を含む。各質問には、質問を識別する質問IDが割り当てられている。各選択肢には、選択肢が意味する回答(例えば、候補者の主観的な回答)のレベルを示す回答値が割り当てられている。
操作オブジェクトB200は、次の画面P21に進むためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
候補者がフィールドオブジェクトF200に回答を入力し、且つ、操作オブジェクトB200を操作すると、プロセッサ12は、画面P21(図12)をディスプレイに表示する。
画面P21は、操作オブジェクトB210と、フィールドオブジェクトF210と、を含む。
フィールドオブジェクトF210は、希望時間枠に関する候補者の入力(例えば、曜日及び時間帯の組合せ毎に「OK」又は「NG」)を受け付けるオブジェクトである。
操作オブジェクトB210は、フィールドオブジェクトF210に入力された候補者の回答をサーバ30に送信するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
ステップS211の後、クライアント装置10は、候補者回答リクエスト(S211)を実行する。
具体的には、候補者がフィールドオブジェクトF210に希望時間枠を入力し、且つ、操作オブジェクトB210を操作すると、プロセッサ12は、候補者回答リクエストデータをサーバ30に送信する。候補者回答リクエストデータは、以下の情報を含む。
・ステップS110で受け付けられた候補者ID
・フィールドオブジェクトF210に入力された候補者の回答(質問ID、及び、選択された選択肢に割り当てられた回答値の組合せ)
ステップS211の後、サーバ30は、データベースの更新(S230)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、候補者情報データベース(図4)を参照して、候補者回答リクエストデータに含まれる候補者IDを含むレコードを特定する。
プロセッサ32は、特定したレコードの「候補者アンケート」フィールドに、候補者回答リクエストデータに含まれる情報のうち、フィールドオブジェクトF200に入力された情報(つまり、質問ID及び回答値の組合せ)を格納する。
プロセッサ32は、候補者回答リクエストデータに含まれる候補者IDに関連付けられた希望時間枠情報データベース(図8)の各フィールドに、候補者回答リクエストデータに含まれる情報のうち、フィールドF211に入力された情報を格納する。
これにより、候補者アンケートへの候補者の回答に関する情報が記憶装置31に記憶される。
(4−3)候補者の割当の処理
本実施形態の候補者の割当の処理について説明する。図13は、本実施形態の候補者の割当の処理のシーケンス図である。図14は、図13の割当の処理の詳細なフローチャートである。図15は、図13の情報処理において表示される画面例を示す図である。
図13のクライアント装置10は、管理者が使用する情報処理装置である。
クライアント装置10は、図9のユーザ指示の受付(S110)を実行した後、確認リクエスト(S310)を実行する。
具体的には、管理者がフィールドオブジェクトF100に管理者IDを入力し、且つ、操作オブジェクトB101を操作すると、プロセッサ12は、確認リクエストデータをサーバ30に送信する。確認リクエストデータは、フィールドオブジェクトF100に入力された管理者IDを含む。この管理者IDは、割当の対象となる対象管理者を識別する対象管理者IDである。
ステップS310の後、サーバ30は、空きスロットの特定(S330)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、確認リクエストデータに含まれる対象管理者IDに関連付けられた時間枠情報データベース(図6)を参照して、候補者が不足している曜日、時間帯、及び、必要ポジションの組合せを、空きスロットとして特定する。
ステップS330の後、サーバ30は、確認レスポンス(S331)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、確認レスポンスデータをクライアント装置10に送信する。確認レスポンスデータは、ステップS330で特定された空きスロット(曜日、時間帯、及び、必要ポジションの組合せ)に関する情報(以下「空きスロット情報」という)を含む。
ステップS331の後、クライアント装置10は、空きスロットの提示(S311)を実行する。
具体的には、プロセッサ12は、画面P30(図15)をディスプレイに表示する。
画面P30は、曜日、時間帯、及び、必要ポジションの組合せ毎に、空きスロットであるか否かが表示される。例えば、「EMPTY」オブジェクトは空きスロットであることを意味している。「EMPTY」オブジェクトは、ユーザが操作可能なオブジェクト(以下「空きスロットオブジェクト」という)である。
ステップS311の後、クライアント装置10は、割当リクエスト(S312)を実行する。
具体的には、管理者が、任意の空きスロットオブジェクトB300を操作すると、プロセッサ12は、割当リクエストデータをサーバ30に送信する。割当リクエストデータは、ユーザが操作した空きスロットオブジェクトB300に関連付けられた曜日、時間帯、及び、必要ポジションの組合せに関する情報(以下「空きスロット情報」という)を含む。
ステップS312の後、サーバ30は、割当(S332)を実行する。
図14に示すように、サーバ30は、対象者候補者の特定(S3320)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、確認リクエストデータに含まれる対象管理者IDに関連付けられた時間枠情報データベース(図6)を参照して、割当リクエストデータに含まれる空きスロット情報に対応するスロットに割り当てられていない候補者ID(以下「対象候補者ID」という)を特定する。
ステップS3320の後、サーバ30は、対象候補者の状態の判定(S3321)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、候補者情報データベース(図4)を参照して、ステップS3220で特定された対象候補者IDに関連付けられたレコードを特定する。
プロセッサ32は、特定したレコードの「候補者アンケート」フィールドの情報を参照して、候補者の複数の勤務方針の指標毎のスコア(以下「状態スコア」という)を計算する。
各勤務方針の指標は、各割当方針の指標に対応する。状態スコアは、例えば、以下の少なくとも1つを含む。
・交渉期待値の状態スコア
・業務ポジションの状態スコア
・勤務希望の状態スコア
・労働時間の状態スコア
プロセッサ32は、対象管理者IDに関連付けられた時間枠情報データベース(図6)に格納された候補者IDを参照して、各候補者IDに対応する候補者が割り当てられたスロットの数(つまり、出勤回数)Cwをカウントする。
プロセッサ32は、式1.1.1を用いて、候補者ID毎の交渉期待値AEを計算する。
AE=Gae(Cenq,Cw,NEG)…(式1.1.1)
・Cenq:候補者アンケート情報
・Cw:出勤回数
・NEG:割当交渉の実施回数
プロセッサ32は、式1.1.2を用いて、候補者ID毎の業務ポジションの状態スコアを計算する。
Spos=POS(Hpos,Rpos)…(1.1.2)
・Hpos:候補者が希望する業務ポジション(以下「希望業務ポジション」という)
・Rpos:候補者の割当が要求される業務ポジション(以下「要求業務ポジション」という)
・POS(x,y):業務ポジションの状態スコアを計算するための関数
プロセッサ32は、式1.1.3を用いて、候補者ID毎の勤務希望の状態スコアを計算する。
Ssit=SIF(Hsif,Rsif)…(1.1.3)
・Hsif:候補者が希望する時間枠(以下「希望時間枠」という)
・Rsif:候補者の割当が要求される時間枠(以下「要求時間枠」という)
・SIF:勤務希望の状態スコアを計算するための関数
プロセッサ32は、候補者情報データベース(図4)を参照して、対象候補者IDに関連付けられた「契約時間」フィールドの情報(つまり、対象候補者の契約労働時間)を特定する。
プロセッサ32は、対象管理者IDに関連付けられた時間枠情報データベース(図6)に格納された候補者IDを参照して、各候補者IDに対応する候補者の予定労働時間を計算する。
プロセッサ32は、式1.1.4を用いて、候補者ID毎の労働時間の状態スコアを計算する。
Stim=TIME(Ctim,Etim)…(1.1.4)
・Ctim:契約労働時間
・Etim:予定労働時間
・TIME:労働時間の状態スコアを計算するための関数
ステップS3321の後、サーバ30は、推奨スコアの計算(S3322)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、確認リクエストデータに含まれる対象管理者IDに関連付けられた割当方針情報データベース(図7)を参照して、対象管理者の割当方針の指標毎の重み係数を特定する。
プロセッサ32は、式2を用いて、ステップS3321で計算された勤務方針の指標毎の状態スコアと、割当方針情報データベース(図7)に格納された割当方針の指標毎の重み係数と、に基づいて、推奨スコアRSを計算する。
RS=z(AE,Spos,Ssif,Stim,Wk)…(式2)
・AE:交渉期待値
・Spos:業務ポジションの状態スコア
・Ssif:勤務希望の状態スコア
・Stim:労働時間の状態スコア
・Wk:指標k(交渉期待値、業務ポジション、勤務希望、又は、契約労働時間)の重み係数
・z(τ):類似度関数(例えば、コサイン類似度関数)
ステップS3322の後、ステップS333に進む。
ステップS332の後、サーバ30は、割当レスポンス(S333)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、割当レスポンスデータをクライアント装置10に送信する。割当レスポンスデータは、候補者の名称に関する情報及び推奨スコアの組合せを含む。
ステップS333の後、クライアント装置10は、割当の結果の提示(S313)を実行する。
具体的には、プロセッサ12は、画面P30をディスプレイに表示する。
画面P30は、表示オブジェクトA300を含む。
表示オブジェクトA300には、各対象候補者の候補者名及び推奨スコアの組合せが表示される。
本実施形態によれば、管理者に対して、交渉の観点で各候補者の推奨値を提示する。これにより、人と時間枠のマッチングにおいて、割当交渉の負担を軽減することができ、且つ、候補者のモチベーションの低下を防ぐことができる。
(5)変形例
本実施形態の変形例について説明する。
(5−1)変形例1
本実施形態の変形例1について説明する。変形例1は、各候補者の交渉期待値を考慮して、推奨スコアを計算する例である。図16は、変形例1の割当の処理の詳細なフローチャートである。
図16に示すように、変形例1のサーバ30は、図14と同様にステップS3320〜S3322を実行した後、交渉期待値の計算(S4300)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、各対象候補者について、ステップS3322で得られた各質問の類似度のパターンと同様の類似度のパターンを示す類似候補者の候補者IDを特定する。
プロセッサ32は、候補者情報データベース(図4)を参照して、特定した候補者IDに関連付けられた「応諾率」フィールドの値(つまり、類似候補者の応諾率)を参照する。
プロセッサ32は、式3を用いて、対象候補者の類似度のパターンと、類似候補者の類似度のパターンと、のパターン類似度Spを計算する。
Sp=y(Pc,Ps)…(式3)
・Pc:対象候補者の類似度のパターン
・Ps:対象候補者の類似度のパターン
・y(x):パターン類似度関数(例えば、コサイン類似度関数)
プロセッサ32は、式4を用いて、交渉期待値AEを計算する。
AE=Ras×Sp…(式4)
・Ras:類似候補者の応諾率
・Sp:パターン類似度
ステップS4300の後、サーバ30は、推奨スコアの計算(S4301)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、確認リクエストデータに含まれる対象管理者IDに関連付けられた割当方針情報データベース(図7)に格納された重み係数と、ステップS3322で得られた類似度と、ステップS4300で得られた交渉期待値と、を式2−1に適用することにより、推奨スコアRSを計算する。
RS=g(Sij,Wij,AE)…(式2−1)
・Sij:類似度
・Wij:重み係数
・AE:交渉期待値
・g(x):推奨スコア関数(例えば、加重平均関数)
ステップS3322〜S3322及びS4300〜S4301は、全ての空きスロットに対して処理が完了するまで、繰り返し実行される(S4302−NO)。
全ての空きスロットに対してステップS3322〜S3322及びS4300〜S4301の処理が完了すると(S4302−YES)、ステップS332に進む。
変形例1によれば、管理者アンケートの結果と候補者アンケートの結果との類似度だけでなく、空きスロットへの割当を候補者が応諾する確率も考慮して、推奨スコアが計算される。これにより、割当交渉の負担を軽減し、且つ、候補者のモチベーションの低下を防ぐことができる。
(6)本実施形態の小括
本実施形態について小括する。
本実施形態の第1態様は、
時間枠に割り当てる候補者を提案する情報処理装置(例えば、サーバ30)であって、
複数の候補者に対して実施された候補者アンケートに対する各候補者の回答の結果に関する候補者アンケート情報を取得する手段(例えば、ステップS230を実行するプロセッサ32)を備え、
候補者アンケートは、候補者の勤務方針に関する質問を含み、
複数の候補者の管理者に対して実施された管理者アンケートに対する管理者の回答に関する管理者アンケート情報を取得する手段(例えば、ステップS130を実行するプロセッサ32)を備え、
管理者アンケートは、時間枠に候補者を割り当てる割当方針に関する質問を含み、
複数の候補者のそれぞれについて、候補者アンケート情報と、管理者アンケート情報とに基づいて、時間枠に割り当て可能な候補者の推奨レベルを示す推奨スコアを計算する手段(例えば、ステップS3322を実行するプロセッサ32)を備える、
情報処理装置である。
第1態様によれば、管理者アンケートの結果と、候補者アンケートの結果と、に基づいて、空きスロットに割当可能な候補者の推奨スコアを計算する。割当交渉の負担を軽減し、且つ、候補者のモチベーションの低下を防ぐことができる。
本実施形態の第2態様は、
計算する手段は、管理者の割当方針に関する重み係数と、候補者アンケート情報から特定される候補者の勤務方針の状態スコアとの類似度に基づいて、推奨スコアを計算する、
情報処理装置である。
第2態様によれば、管理者の割当方針に関する重み係数と候補者の勤務方針との類似度に基づいて推奨スコアを計算する。これにより、管理者の割当方針と候補者の勤務方針とが適合する候補者を管理者に提案することができる。
本実施形態の第3態様は、
計算する手段は、
候補者の属性に関する候補者属性情報及び候補者アンケート情報の組合せに基づいて、候補者が割当の交渉が成功する交渉期待値を計算し、
交渉期待値と、交渉期待値の重み係数と、の類似度に基づいて、推奨スコアを計算する、
情報処理装置である。
第3態様によれば、候補者の属性及び候補者アンケートの結果に基づく交渉期待値を考慮して推奨スコアを計算する。これにより、空きスロットへの割当交渉の成功率が高い候補者を管理者に提案することができる。
本実施形態の第4態様は、
計算する手段は、
各候補者と管理者との間の契約で規定された契約労働時間及び候補者に予定される予定労働時間の組合せに基づいて、労働時間の状態スコアを計算し、
労働時間の状態スコアと、労働時間の重み係数と、の類似度に基づいて、推奨スコアを計算する、
情報処理装置である。
第4態様によれば、契約労働時間と候補者の予定労働時間とを考慮して、推奨スコアを計算する。これにより、契約労働時間と予定労働時間とのバランスに応じた候補者を管理者に提案することができる。
本実施形態の第5態様は、
計算する手段は、
候補者が希望する希望業務ポジション及び候補者の割当が要求される要求業務ポジションの組合せに基づいて、業務ポジションの状態スコアを計算し、
業務ポジションの状態スコアと、業務ポジションの重み係数と、の類似度に基づいて、推奨スコアを計算する、
情報処理装置である。
第5態様によれば、候補者が希望する希望業務ポジションと候補者の割当が要求される(つまり、空きスロットが存在する)要求業務ポジションとのバランスに応じた候補者を管理者に提案することができる。
本実施形態の第6態様は、
候補者アンケート情報は、候補者が希望する希望時間枠を示す情報を含み、
計算する手段は、
希望時間枠と空きスロットの組合せに基づいて、勤務希望の状態スコアを計算し、
勤務希望の状態スコアと、勤務希望の重み係数と、の類似度に基づいて、推奨スコアを計算する、
情報処理装置である。
第6態様によれば、候補者が希望する希望時間枠と空きスロットの組合せに基づいて、推奨スコアを計算する。これにより、例えば、候補者が希望しない時間枠への割当による候補者のモチベーションの低下を回避することができる。
本実施形態の第7態様は、
コンピュータ(例えば、プロセッサ32)を、上記の何れかに記載の各手段として機能させるためのプログラムである。
(7)その他の変形例
その他の変形例について説明する。
記憶装置11は、ネットワークNWを介して、クライアント装置10と接続されてもよい。記憶装置31は、ネットワークNWを介して、サーバ30と接続されてもよい。
上記の情報処理の各ステップは、クライアント装置10及びサーバ30の何れでも実行可能である。
上記実施形態では、「必要ポジション」の例として、職種(例えば、キッチン、ホール、及び、店外)を示したが、本実施形態はこれに限られない。「必要ポジション」は、例えば、勤続時間であってもよい。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明の範囲は上記の実施形態に限定されない。また、上記の実施形態は、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更が可能である。また、上記の実施形態及び変形例は、組合せ可能である。
1 :情報処理システム
10 :クライアント装置
11 :記憶装置
12 :プロセッサ
13 :入出力インタフェース
14 :通信インタフェース
30 :サーバ
31 :記憶装置
32 :プロセッサ
33 :入出力インタフェース
34 :通信インタフェース

Claims (7)

  1. 時間枠に割り当てる候補者を提案する情報処理装置であって、
    複数の候補者に対して実施された候補者アンケートに対する各候補者の回答の結果に関する候補者アンケート情報を取得する手段を備え、
    前記候補者アンケートは、前記候補者の勤務方針に関する質問を含み、
    前記複数の候補者の管理者に対して実施された管理者アンケートに対する前記管理者の回答に関する管理者アンケート情報を取得する手段を備え、
    前記管理者アンケートは、前記時間枠に前記候補者を割り当てる割当方針に関する質問を含み、
    前記複数の候補者のそれぞれについて、候補者アンケート情報と、前記管理者アンケート情報とに基づいて、前記時間枠に割り当て可能な候補者の推奨レベルを示す推奨スコアを計算する手段を備える、
    情報処理装置。
  2. 前記計算する手段は、前記管理者の割当方針に関する重み係数と、前記候補者アンケート情報から特定される前記候補者の勤務方針の状態スコアとの類似度に基づいて、前記推奨スコアを計算する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記計算する手段は、
    前記候補者の属性に関する候補者属性情報及び前記候補者アンケート情報の組合せに基づいて、前記候補者が割当の交渉の成功する交渉期待値を計算し、
    前記交渉期待値と、前記交渉期待値の重み係数と、の類似度に基づいて、前記推奨スコアを計算する、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記計算する手段は、
    各候補者と前記管理者との間の契約で規定された契約労働時間及び前記候補者に予定される予定労働時間の組合せに基づいて、労働時間の状態スコアを計算し、
    前記労働時間の状態スコアと、前記労働時間の重み係数と、の類似度に基づいて、前記推奨スコアを計算する、
    請求項2又は3に記載の情報処理装置。
  5. 前記計算する手段は、
    前記候補者が希望する希望業務ポジション及び前記候補者の割当が要求される要求業務ポジションの組合せに基づいて、業務ポジションの状態スコアを計算し、
    前記業務ポジションの状態スコアと、前記業務ポジションの重み係数と、の類似度に基づいて、前記推奨スコアを計算する、
    請求項2〜4の何れかに記載の情報処理装置。
  6. 前記候補者アンケート情報は、前記候補者が希望する希望時間枠を示す情報を含み、
    前記計算する手段は、
    前記希望時間枠に基づいて、勤務希望の状態スコアを計算し、
    前記勤務希望の状態スコアと、前記勤務希望の重み係数と、の類似度に基づいて、前記推奨スコアを計算する、
    請求項2〜5の何れかに記載の情報処理装置。
  7. コンピュータを、請求項1〜6の何れかに記載の各手段として機能させるためのプログラム。
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