JP2020060112A - 制御装置および制御方法 - Google Patents

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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Abstract

【課題】スタータ部品の保護を図りつつ、内燃機関をより早く始動させる。【解決手段】制御装置40は、受付部51と、始動制御部52とを備える。受付部51は、車両に搭載された内燃機関への始動要求を受け付ける。始動制御部52は、内燃機関の停止動作中に、受付部51によって始動要求が受け付けられた場合に、内燃機関へ燃料を噴射させて再始動させるスタータレス始動を行う。また、始動制御部52は、スタータレス始動後に、内燃機関が再始動しない場合に、内燃機関の負荷を大きくして内燃機関を停止させた後に、スタータを用いて内燃機関を始動させる。【選択図】図2

Description

本発明は、制御装置および制御方法に関する。
従来、車両の停車時にエンジンを停止させるいわゆるアイドルストップ制御を行う制御装置が普及しつつある。この種の制御装置として、エンジンの回転数が低下する途中でエンジンの再始動要求があった場合に、スタータを用いてエンジンを再始動させる技術がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2016−003649号公報
しかしながら、従来技術では、スタータの起動回数が増加することから、スタータの耐久性低下が懸念される。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、スタータ部品保護を図りつつ、内燃機関をより早く始動させることができる制御装置および制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、実施形態に係る制御装置は、受付部と、始動制御部とを備える。前記受付部は、車両に搭載された内燃機関への始動要求を受け付ける。前記始動制御部は、前記内燃機関の停止動作中に、前記受付部によって始動要求が受け付けられた場合に、前記内燃機関へ燃料を噴射させて再始動させるスタータレス始動を行う。また、始動制御部は、前記スタータレス始動後に、前記内燃機関が再始動しない場合に、前記内燃機関の負荷を大きくして前記内燃機関を停止させた後に、スタータを用いて前記内燃機関を始動させる。
本発明によれば、スタータ部品保護を図りつつ、内燃機関をより早く始動させることができる。
図1は、制御方法の概要を示す図である。 図2は、制御装置のブロック図である。 図3は、始動制御部による処理を示す図である。 図4は、制御装置が実行する処理手順を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、実施形態に係る制御装置および制御方法について詳細に説明する。なお、本実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
まず、図1を用いて実施形態に係る制御方法の概要について説明する。図1は、制御方法の概要を示す図である。図1に示すように、実施形態に係る制御方法は、例えば制御装置40によって実行される。制御装置40は、エンジン1の全体を制御する。
エンジン1は、例えば4ストローク1サイクルの火花点火型の多気筒内燃機関であり、自動車などの図示しない車両に搭載される。なお、上記したエンジン1の種類は、例示であって限定されるものではなく、単気筒内燃機関などその他の種類の内燃機関であってもよい。
エンジン1は、気筒10と、ピストン11と、クランクシャフト12と、スタータ13と、燃料噴射弁14と、点火プラグ15と、吸気管16と、排気管17と、スロットル装置20とを備える。なお、エンジン1は多気筒内燃機関であるため、気筒10は複数(例えば4つ)あるが、図1では1つのみ示している。
気筒10は、シリンダブロック10aと、シリンダヘッド10bとを備える。シリンダブロック10aの内部には、ピストン11が上下移動自在に配置される。また、シリンダブロック10aの下部には図示しないクランクケースが設けられ、クランクケースの内部にはクランクシャフト12が回転自在に支持される。クランクシャフト12は、上記したピストン11とコネクティングロッド30を介して連結される。
クランクシャフト12には、スタータ13が接続される。スタータ13は、スタータモータ13aを備え、かかるスタータモータ13aの回転力をギヤ(図示せず)を介してクランクシャフト12へ伝達し、クランクシャフト12を回転させることで、エンジン1を始動させる。なお、スタータ13は、エンジン1が完全に停止している場合に作動してエンジン1を始動させるが、これについては後述する。
シリンダヘッド10bは、シリンダブロック10aの上部に締結固定される。そして、シリンダブロック10aの内壁面とシリンダヘッド10bの下面とピストン11の上面(頂面)との間に、燃焼室31が形成される。
シリンダヘッド10bにおいて燃焼室31を臨む位置には、吸気ポート10b1および排気ポート10b2が形成される。吸気ポート10b1には吸気弁32が、排気ポート10b2には排気弁33がそれぞれ軸方向に沿って移動自在に設けられる。従って、吸気弁32および排気弁33は、所定のタイミングで移動することで、吸気ポート10b1および排気ポート10b2を開閉し、吸気ポート10b1と燃焼室31、排気ポート10b2と燃焼室31とをそれぞれ連通することができる。
燃料噴射弁14および点火プラグ15は、シリンダヘッド10bにおいて燃焼室31を臨む位置に取り付けられる。燃料噴射弁14は、図示しない燃料タンクに接続され、かかる燃料タンクから供給された燃料を燃焼室31に直接噴射する。なお、燃料噴射弁14には、図2にて後述する高圧ポンプ14pと接続され、高圧ポンプ14pによって圧縮された燃料を燃焼室31へ噴射することが可能である。
点火プラグ15は、燃焼室31内の燃料を含む混合気を着火させて燃焼させる。なお、燃料としては、例えばガソリンを用いることができるが、これに限られずアルコール燃料などその他の燃料であってもよい。
吸気管16は、シリンダヘッド10bの吸気ポート10b1に連結される。また、排気管17は、排気ポート10b2に連結される。上記したスロットル装置20や燃料噴射弁14、点火プラグ15等は、制御装置40により制御され、よってエンジン1において、吸気、圧縮、膨張および排気の各行程からなる燃焼サイクルが行われる。
具体的には、制御装置40は、燃料噴射弁14からの燃料の供給を停止させる燃料カットを行ったり、点火プラグ15による点火を中止させたりしてエンジン1を停止させる。これにより、エンジン1の回転数は徐々に低下していき、やがてゼロとなってエンジン1は完全停止する。
続いて、制御装置40は、例えば運転者によるブレーキ操作が解除されたり、アクセル操作がなされたりしたことを示す所定の再始動条件が成立した場合、上記したスタータ13を作動させつつ、燃料の供給や点火を再開してエンジン1を再始動させる。このようなアイドリングストップ制御により、燃料の消費量や排気ガスの排出などを抑制することができる。
ところで、運転者の運転操作によっては、停止条件が成立してからエンジンが完全停止するまでの間に、再始動条件が成立することがある。例えば、エンジン1が完全停止する前、すなわちエンジン1の低回転時に、ブレーキ操作の解除等がなされて再始動条件が成立する場合がある。
上記したスタータ13にあっては、エンジン1が回転していると、スタータモータ13a側のギヤがクランクシャフト12側のギヤに弾かれてしまうため、クランクシャフト12に接続できず、エンジン1を再始動させることは難しい。また、この場合に、上記の双方のギヤが摩耗し、双方のギヤの消耗を早めるおそれがある。
そのため、本実施形態に係る制御装置40は、エンジン1が完全停止する前の極低回転時に再始動条件が成立した場合、例えば膨張工程にある気筒10に対して、燃料の供給および点火を再開することで、スタータ13を用いずに、エンジン1を始動させるスタータレス始動を行う(ステップS1)。
その後、制御装置40は、スタータレス始動を失敗した場合に、エンジン1の負荷制御を行う(ステップS2)。具体的には、制御装置40は、ステップS2において、エアコンやオルタネータを強制的に駆動させることで、エンジン1の負荷を大きくすることができる。
これにより、エンジン1をより早く停止させることが可能となる。その後、制御装置40は、エンジン1が停止した後に、スタータ13を用いたスタータ始動によって(ステップS3)、エンジン1を再始動させる。
このように、制御装置40は、スタータレス始動に失敗した場合に、エンジン1を素早く停止させることで、スタータ始動をより早く行うことが可能となる。
また、スタータ始動においては、エンジン1の停止後に行うため、スタータ13の部品の摩耗を抑えることが可能となる。したがって、実施形態に係る制御方法によれば、スタータ部品保護を図りつつ、内燃機関をより早く始動させることができる。
次に、図2を用いて制御装置40の構成例について説明する。図2は、制御装置40のブロック図である。なお、図2では、制御装置40が行うアイドルストップ制御の説明に必要な構成要素のみを示しており、一般的な構成要素についての記載を省略している。
図2に示すように、制御装置40には、センサ群70が接続される。センサ群70は、制御装置40を備えた車両に搭載され、アイドリングストップ制御に必要な情報を検出する各種のセンサを含む。
例えば、センサ群70は、車速を検出する車速センサ、ブレーキ操作量を検出するブレーキセンサ、アクセル操作量を検出するアクセルセンサ、エンジン回転数を検出するエンジン回転数センサや気筒判別に用いられるクランク角度を検出するクランク角センサ、シフトレバーのポジションを検出するシフトポジションセンサなどが含まれる。
センサ群70は、各種のセンサで得られた車速やブレーキ操作量などを示す信号を制御装置40へ出力する。なお、センサ群70は、上記した各種のセンサの全てを含むことを要さず、一部であってもよい。また、上記したセンサの種類は、あくまでも例示であって限定されるものではなく、例えばハンドルの操舵角を検出する操舵角センサや車両の加速度を検出する加速度センサなど、その他の種類のセンサを含んでいてもよい。
制御装置40は、制御部50と、記憶部60とを備える。制御部50は、受付部51と、始動制御部とを備える。なお、制御装置40は、例えばCPUなどを備えたマイクロコンピュータである。
また、記憶部60は、不揮発性メモリやハードディスクドライブといった記憶デバイスで構成される記憶媒体であり、停止条件情報61と、再始動条件情報62とを記憶する。
停止条件情報61は、エンジン1を停止させてアイドルストップ制御を開始する条件を示す情報が含まれる。停止条件情報61としては、例えば、車速がゼロで車両が停止している、エンジン回転数がアイドル回転数である、ブレーキ操作がなされている、アクセル操作がなされていないなど種々の条件が含まれる。
再始動条件情報62には、所定の再始動条件を示す情報、詳しくは、停止または停止過程にあるエンジン1を再始動させてアイドリングストップ制御を終了する条件を示す情報が含まれる。再始動条件情報62には、例えば、ブレーキ操作が解除される、アクセル操作がなされる、シフトレバーがP(Parking)レンジまたはN(Neutral)レンジからD(Drive)レンジやR(Reverse)レンジへ切り替えられるなど種々の条件が含まれる。
受付部51は、エンジン1の始動要求を受け付ける。具体的には、受付部51は、例えば、アクセルペダルが踏み込まれた場合に、エンジン1の始動要求をアクセルポジションセンサから受け付けることができる。また、受付部51は、バッテリ残量が低下した場合、エンジン始動要求をバッテリECUから受け付けることもできる。
本実施形態において、受付部51は、エンジン1のアイドルストップ中における、ブレーキ操作の解除に伴い、始動要求を受け付けること可能である。受付部51は、始動要求を受け付けると、始動要求を始動制御部52へ通知する。
また、受付部51は、センサ群70から入力される信号を受け付け、受け付けた信号が停止条件情報61を満たすか否かを判定することも可能である。具体的には、受付部51は、センサ群70から入力される信号が、車速がゼロで車両が停止している、エンジン回転数がアイドル回転数である、ブレーキ操作がなされている、アクセル操作がなされていないなど種々の条件を満たすか否かを判定する。
そして、受付部51は、上記の条件を満たすと判定した場合、アイドルストップを指示する指示信号を始動制御部52へ通知する。
始動制御部52は、エンジン1の停止動作中に、受付部51によって始動要求が受け付けられた場合に、エンジン1へ燃料を噴出させて再始動させるスタータレス始動を行う。
また、始動制御部52は、スタータレス始動でエンジン1が再始動しない場合に、スタータレス始動を中断し、エンジン1への負荷を大きくしてエンジン1をいち早く停止させたのちに、スタータモータを駆動させてエンジン1の再始動を行う。
まず、始動制御部52は、受付部51からアイドルストップを指示する指示信号が入力された場合に、エンジン1を停止させる。具体的には、燃料噴射弁14を閉じることで、エンジン1の各気筒10への燃料供給を停止させることで、エンジン1を停止させることができる。
なお、この際、始動制御部52は、エアコンや、オルタネータなどのエンジン1の負荷を停止させることも可能である。これにより、エンジン1を比較的ゆっくり停止させることで、スタータレス始動の機会を増やすことが可能となる。
また、この際、始動制御部52は、高圧ポンプ14pを駆動させたままにしておく。これにより、スタータレス始動を行う際に、高圧ポンプ14pによって圧縮された燃料を各気筒10へ噴射することが可能となる。言い換えれば、高圧ポンプ14pを駆動させておくことで、スタータレス始動を効率よく行うことが可能となる。
続いて、始動制御部52のエンジン1を始動する場合の処理について説明する。上述のように、始動制御部52は、スタータレス始動と、スタータ始動とによってエンジン1を始動させることができる。
具体的には、始動制御部52は、エンジン1が停止している場合に、エンジン1の停止動作中においては、スタータレス始動によってエンジン1の再始動を行うとともに、エンジン1の停止中においては、スタータ始動を行う。
これにより、スタータ13の摩耗を抑制することができる。さらに、始動制御部52は、スタータレス始動でエンジン1が再始動しない場合には、エンジンをいち早く停止させ、スタータ始動へ切り替える。これにより、仮に、スタータレス始動に失敗した場合であっても、エンジン1をいち早く始動させることが可能となる。
まず、スタータレス始動を行う場合における始動制御部52の処理について説明する。始動制御部52は、スタータレス始動においては、燃料噴射弁14、点火プラグ15およびスロットルモータ22をそれぞれ制御することで、エンジン1を始動させる。
具体的には、始動制御部52は、気筒10の膨張行程において、燃料噴射弁14を開弁させるとともに、スロットルモータ22を制御することで、スロットルバルブを開弁させる。
そして、始動制御部52は、かかる膨張行程において、点火プラグ15から点火させる。これにより、エンジン1を効率よく始動させることができる。なお、始動制御部52は、クランク角センサのクランク角信号に基づき、各気筒10の膨張行程を認識することが可能である。
一方で、始動制御部52は、スタータレス始動後に、エンジン1の回転数が上昇しない場合、スタータ始動へ切り替える。これにより、エンジン1を確実に始動することができる。
ここで、図3を用いて、始動制御部52による一連の処理について説明する。図3は、始動制御部52による処理を示す図である。なお、図3の縦軸は、エンジン1の回転数を示し、横軸は時間経過を示すものとする。
図3に示す時刻t1において、アイドルストップ条件が成立したとすると、始動制御部52は、エンジン1への燃料供給を停止することで、時刻t1以降は、徐々にエンジン1の回転数を低下させることができる。
その後、時刻t2において、始動要求を受け付けた場合、始動制御部52は、時刻t12において、スタータレス始動を行う。このとき、時刻t2以降に実線で示すように、エンジン1の回転数が上昇した場合、スタータレス始動は成功となる。
一方、スタータレス始動において、エンジン1の回転数が上昇しなかった場合、時刻t2から時刻t3に破線で示すように、エンジン1をより早く停止させる。
具体的には、始動制御部52は、エアコンや、オルタネータなどのエンジン1の駆動に伴い動作する機器を強制的に駆動させることで、エンジン1をいち早く停止させることが可能である。
その後、始動制御部52は、エンジン1の回転数が「0」となった時刻t3において、スタータ13を駆動させることで、スタータ始動を行う。これにより、時刻t3においては、エンジン1を確実に始動させることが可能となる。
このように、始動制御部52は、スタータレス始動に失敗した場合、エンジン1への負荷を増大させることで、エンジン1を速やかに停止させる。そして、始動制御部52は、エンジン1が停止した後に、スタータ始動を行うことで、エンジン1を速やかに始動させることが可能となる。
次に、図4を用いて実施形態に係る制御装置40が実行する処理手順について説明する。図4は、制御装置40が実行する処理手順を示すフローチャートである。
図4に示すように、まず、制御装置40は、エンジン1に対する始動要求を受け付けたか否かを判定する(ステップS101)。制御装置40は、始動要求を受け付けた場合(ステップS101,Yes)、エンジン1の停止動作中か否かを判定する(ステップS102)。
制御装置40は、ステップS102の処理において、エンジン1が停止動作中である場合(ステップS102,Yes)、膨張行程において燃料を噴射および点火させるスタータレス始動を行う(ステップS103)。
続いて、制御装置40は、スタータレス始動によってエンジン1の回転数が上昇したか否かを判定し(ステップS104)、エンジン1の回転数が上昇しなかった場合(ステップS104,No)、エアコンやオルタネータなどの機器に対して、エンジンの負荷の増大を指示する(ステップS105)。
その後、制御装置40は、エンジン1が停止済みか否かを判定し(ステップS106)、エンジン1が停止済みである場合(ステップS106,Yes)、ステップS105にて増大させた負荷の解除を指示する(ステップS107)。
そして、制御装置40は、スタータ始動を行って(ステップS108)、処理を終了する。また、制御装置40は、ステップS101の処理において、始動要求を受け付けていない場合(ステップS101,No)、ステップS104において、エンジン1の回転数が上昇した場合(ステップS104,Yes)、処理を終了する。
また、制御装置40は、ステップS102の処理において、エンジン1が停止動作中でなかった場合(ステップS102,No)、ステップS108の処理へ移行し、ステップS106の処理において、エンジン1が停止済みでない場合(ステップS106,No)、ステップS106の処理を継続して行う。
上述したように、実施形態に係る制御装置40は、受付部51と、始動制御部52とを備える。受付部51は、車両に搭載されエンジン1(内燃機関の一例)への始動要求を受け付ける。始動制御部52は、エンジン1の停止動作中に、受付部51によって始動要求が受け付けられた場合、エンジン1へ燃料を噴射させて再始動させるスタータレス始動を行う。
また、始動制御部52は、スタータレス始動でエンジン1が再始動しない場合、エンジンの負荷を大きくしてエンジン1を停止させた後に、スタータを駆動させてエンジンを始動させる。したがって、実施形態に係る制御装置40によれば、スタータ部品保護を図りつつ、内燃機関をより早く始動させることができる。
ところで、上述した実施形態では、内燃機関が車両のエンジン1である場合について説明したが、これに限定されるものではない。すなわち、上記のスタータレス始動およびスタータ始動の双方を用いて再始動可能な種々の内燃機関に本発明を適用することが可能である。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 エンジン
10 気筒
13 スタータ
13a スタータモータ
14 燃料噴射弁
14p 高圧ポンプ
15 点火プラグ
40 制御装置
51 受付部
52 始動制御部

Claims (4)

  1. 車両に搭載され内燃機関への始動要求を受け付ける受付部と、
    前記内燃機関の停止動作中に、前記受付部によって前記始動要求が受け付けられた場合、前記内燃機関へ燃料を噴射させて再始動させるスタータレス始動を行う始動制御部と
    を備え、
    前記始動制御部は、
    前記スタータレス始動で前記内燃機関が再始動しない場合に、前記内燃機関の負荷を大きくして前記内燃機関を停止した後に、スタータを駆動させて前記内燃機関を始動させること
    を特徴とする制御装置。
  2. 前記始動制御部は、
    前記内燃機関の膨張工程において、燃料を噴出させるとともに点火することで、前記スタータレス始動を行い、前記スタータレス始動後に、内燃機関の回転数が上昇しない場合に、前記再始動しないと判定すること
    を特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記始動制御部は、
    前記内燃機関の停止動作中に、前記受付部によって前記始動要求が受け付けられた場合に、前記燃料を圧縮して前記内燃機関へ噴出させる高圧ポンプを駆動させること
    を特徴とする請求項1または2に記載の制御装置。
  4. 車両に搭載され内燃機関への始動要求を受け付ける受付工程と、
    前記内燃機関の停止動作中に、前記受付工程によって前記始動要求が受け付けられた場合、前記内燃機関へ燃料を噴射させて再始動させるスタータレス始動を行う始動制御工程と
    を含み、
    前記始動制御工程は、
    前記スタータレス始動で前記内燃機関が再始動しない場合に、前記内燃機関の負荷を大きくして前記内燃機関を停止した後に、スタータを駆動させて前記内燃機関を始動させること
    を特徴とする制御方法。
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