JP2020059532A - 飲料ボトルキャップ、洗浄水容器キャップ、飲料保管装置、サーバ装置、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

飲料ボトルキャップ、洗浄水容器キャップ、飲料保管装置、サーバ装置、情報処理方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】適切に飲料を注げる飲料ボトルキャップを提供する。【解決手段】飲料ボトルキャップ11の本体である第一本体と、両端が開放された第1の導管12と、両端が開放された第2の導管13と、両端が開放された第3の導管14とを具備し、第1の導管は、第一本体を貫通し、少なくとも一端が第一本体から突出し、第2の導管は、第一本体を貫通し、少なくとも一端が第一本体から突出し、第3の導管は、第一本体を貫通し、少なくとも一端が第一本体から突出し、第1の導管の第一本体から突出した突出部に取付けられた気体吸引ポンプ15と、第3の導管の第一本体から突出した突出部に取付けられた開閉弁26とをさらに具備する飲料ボトルキャップにより、適切に飲料を注ぐことができる。【選択図】図2

Description

本発明は、ワイン等の飲料をユーザに注ぐための飲料ボトルキャップ等に関するものである。
ワインなどの飲料の保管は、地下室、洞窟、飲料セラーなど適度の安定した温度・湿度環境のもとで行うことが求められる。しかし、飲料の最終ユーザであるレストラン、バー、酒類資格習得スクール、試飲会あるいは個人愛好家に自宅で、開栓した飲料の保管のため、瓶内の空気の吸引機能を持ったボトルキャップ、壜内に風船様のチューブを挿入する流体抽出装置、飲料のコルク栓を開通する中空針を挿入し不活性気体の圧力で飲料を押し出す飲料サーバなどが提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
特開2011−334798号公報 特開2012−197081号公報
しかしながら、従来技術においては、適切に飲料を注ぐことができなかった。
さらに具体的には、上記特許文献1に記載された流体抽出装置は、ワインボトルの頭部を下方へ向けてワインボトルを固定しているので、ワインボトルの底に溜まった澱(おり)が拡散して澱も一緒に抽出される、という課題があった。
また、上記の課題を受け、特許文献2では、不活性気体のよる飲料の押出のためにコルク栓を貫通する先端が中空針になった2本の導管を利用し、不活性気体の圧力により飲料を押し出す飲料サーバを提案している。
しかし、特許文献2の方式は、飲料ボトルを1度も開栓することなく、飲料をグラスに注ぐようになっており、ワインの場合、エアレーションとかデキャンタという一定時間の空気接触が考慮されておらず、長期熟成の赤ワインには不向きである。また近年、ワインや日本酒などではスクリューキャップの使用比率が高まっており、特許文献2の方式ではこれに対応できない。また、スパークリングワインなどの炭酸飲料に対しては、高圧のボトル内部に中空心を差し込むと、飲料が吹きこぼれてしまう。更に、特許文献2では、複数ボトルを冷蔵ユニットに装備した保冷ボックスに入れて使用する方式も提案しているが、飲料を注ぐとき保冷ボックスから取り出して行うようになっており、不便であるばかりか、不活性気体ボンベと飲料サーバを接続する螺旋状の導管内に不活性気体が溜まり、不活性ガスの無駄な使用につながるばかりか、飲料の温度管理の安定性にも問題がある。更に、飲料のサービスは、飲料をグラスに注ぐだけでなく、テイスティングと呼ばれる飲料の判定に大きく関わる問題であり、この問題を解決することはできない。
本発明は上記課題に鑑みて成されたものであり、飲料保管装置の扉を開けることなく、飲料をグラスに注ぐ飲料サービス機能を実現することを目的とする。
また、本発明は、飲料サービス機能以外の、飲料の温度制御機能、酸化による品質劣化防止機能、飲料ボトルの開栓後の飲料ガス圧制御機能、熟成飲料の開栓後の空気接触促進機能、飲料排出管の清浄機能、顧客ごとのグラス飲料の販売量集計機能、飲料の判定能力評価機能、およびユーザごとの試飲履歴管理の8種類の機能のうち、いずれか1以上の機能を有する飲料サーバシステムを提供することをも目的とする。
本第一の発明の飲料ボトルキャップは、飲料ボトルキャップの本体である第一本体と、両端が開放された第1の導管と、両端が開放された第2の導管と、両端が開放された第3の導管とを具備し、第1の導管は、第一本体を貫通し、少なくとも一端が第一本体から突出し、第2の導管は、第一本体を貫通し、少なくとも一端が第一本体から突出し、第3の導管は、第一本体を貫通し、少なくとも一端が第一本体から突出し、第1の導管の第一本体から突出した突出部に取付けられた気体吸引ポンプと、第3の導管の第一本体から突出した突出部に取付けられた開閉弁とをさらに具備する飲料ボトルキャップである。
かかる構成により、適切に飲料を注げる飲料ボトルキャップを提供できる。
また、本第二の発明の飲料ボトルキャップは、第一の発明に対して、第2の導管のボトル側に設置された澱フィルターをさらに具備する飲料ボトルキャップである。
かかる構成により、澱を排出しない飲料ボトルキャップを提供できる。
また、本第三の発明の飲料ボトルキャップは、第一または第二の発明に対して、第2の導管の突出部に配置された逆流防止弁をさらに具備する飲料ボトルキャップである。
かかる構成により、適切に飲料を注げる飲料ボトルキャップを提供できる。
また、本第四の発明の飲料ボトルキャップは、第一から第三いずれか1つの発明に対して、第2の導管は、飲料の注ぎ口部材に接続される飲料ボトルキャップである。
かかる構成により、適切に飲料を注げる飲料ボトルキャップを提供できる。
また、本第五の発明の洗浄水容器キャップは、洗浄水容器キャップの本体である第二本体と、両端が開放された第4の導管と、両端が開放された第5の導管とを具備し、記第4の導管は、第二本体を貫通し、少なくとも一端が第二本体から突出し、飲料の注ぎ口部材に接続され、第5の導管は、第二本体を貫通し、少なくとも一端が第二本体から突出し、第5の導管の第二本体から突出した突出部に取付けられたエアーポンプをさらに具備する洗浄水容器キャップである。
かかる構成により、飲料の経路である導管を洗浄できる洗浄水用容器のキャップを提供できる。
また、本第六の発明の飲料保管装置は、第一から第四いずれか1つの飲料ボトルキャップと、飲料を冷却する冷却ユニットとを具備する飲料保管装置である。
かかる構成により、適切に飲料を注げる飲料保管装置を提供できる。
また、本第七の発明の飲料保管装置は、第五の発明の洗浄水容器キャップをさらに具備する請求項6記載の飲料保管装置である。
かかる構成により、適切に飲料を注げ、飲料の経路である導管を洗浄できる飲料保管装置を提供できる。
また、本第八の発明の飲料保管装置は、第六または第七の発明に対して、端末装置からの指示を受信する受信部と、指示に応じた処理を行う処理部とをさらに具備する飲料保管装置である。
かかる構成により、適切に飲料を注げる飲料保管装置を提供できる。
また、本第九の発明の飲料保管装置は、第六から第八いずれか1つの発明に対して、前記指示は、飲料の排出指示であり、処理部は、排出指示に応じて、気体吸引ポンプを動作させ、気体を第1の導管を経由して、飲料ボトルに注入させ、飲料ボトルの飲料を第2の導管を経由して排出させる処理を行う飲料保管装置である。
かかる構成により、適切に飲料を注げる飲料保管装置を提供できる。前記指示は、飲料の排出指示であり。
また、本第十の発明のサーバ装置は、第六から第九いずれか1つの発明の飲料保管装置からユーザに供された飲料に関する提供飲料情報を受信するサーバ受信部と、提供飲料情報を用いて処理を行うサーバ処理部と、サーバ処理部における処理結果を出力するサーバ出力部とを具備するサーバ装置である。
かかる構成により、適切に飲料を注げるサーバ装置を提供できる。
また、本第十一の発明のサーバ装置は、第十の発明に対して、飲料を識別する飲料識別子、飲料の属性である1以上の飲料属性を有する1以上の飲料情報が格納される飲料情報格納部をさらに具備し、飲料情報は、ユーザに供された飲料を識別する飲料識別子を含み、サーバ受信部は、ユーザが回答した回答情報であり、1以上の属性情報を有する回答情報を受信し、サーバ処理部は、飲料情報が有する飲料識別子と対になる1以上の飲料属性を飲料情報格納部から取得し、1以上の飲料属性と回答情報が有する1以上の属性情報とを比較し、ユーザの飲料判別能力に関する能力情報を取得し、サーバ出力部は、能力情報を出力するサーバ装置である。
かかる構成により、ユーザの飲料判別能力を評価できるサーバ装置を提供できる。
また、本第十二の発明のサーバ装置は、第十の発明に対して、サーバ受信部は、ユーザを識別するユーザ識別子と、ユーザに供された飲料の飲料識別子と分量を示す分量情報 とを受信し、サーバ処理部は、ユーザごとに、飲料識別子と分量情報とを統計処理し、統計処理結果を取得し、サーバ出力部は、統計処理結果を出力するサーバ装置である。
かかる構成により、ユーザごとの飲料の消費に関する統計情報を取得できる。
また、本第十三の発明のサーバ装置は、第十の発明に対して、サーバ受信部は、飲料の残量を示す残量情報を取得するための元情報を受信し、サーバ処理部は、元情報を用いて、残量情報を取得し、サーバ出力部は、残量情報が予め決められた条件を満たすほど少ない場合、新しい飲料ボトルのセットを促すレコメンド情報を出力するサーバ装置である。
かかる構成により、飲料ボトルのセットの支援ができる。
本発明による飲料ボトルキャップによれば、適切に飲料を注ぐことができる。
実施の形態1における飲料サーバシステムAの概念図 同飲料保管装置1等の概念図 同飲料保管装置1の内部の構成図 同データベース7を示す図 同サーバ処理部C3の各種プログラムを示す図 同飲料判定能力判定プログラム53の動作を説明する図 同コード表を示す図 同コード表を示す図 同コード表を示す図 同能力情報(得点)を取得する際に使用する表の例を示す図 同飲料サーバシステムAのブロック図 同コンピュータシステムの概観図 同コンピュータシステムのブロック図
以下、飲料ボトルキャップ等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
(実施の形態1)
本実施の形態において、飲料サーバシステムA等について説明する。
飲料サーバシステムAは、上述した目的を達成するために、1本以上の飲料ボトルが入った飲料保管装置から、例えば、インターネット経由で、飲料保管装置の扉を開けることなく、指定の飲料を、指定の量、グラスに注ぐ飲料サーブ機能を有するとともに、飲料の温度制御機能、飲料の酸化による品質劣化防止機能、飲料の開栓後の飲料ガス圧制御機能、熟成飲料の開栓後の空気接触促進機能、飲料排出管の清浄機能、顧客ごとのグラス飲料の販売量集計機能、飲料の判定能力評価機能、およびユーザごとの試飲履歴管理機能の9種類の機能を含むシステムである。
本件で提供する飲料サーバシステムAは、図1に示すように、飲料、飲料セット、データベース7および飲料保管装置1を制御するアプリケーションプログラム群6を内包するサーバ装置5および端末装置3、その端末装置3にWi-Fi、赤外線やBluetooth(登録商標)などで無線接続2された飲料保管装置1を有する。なお、データベース7には、例えば、飲料保管装置、ユーザ、試飲履歴などの情報が格納され得る。
飲料サーバシステムAは、1または2以上の飲料保管装置1、1または2以上の洗浄水用容器31、1または2以上の洗浄水容器キャップ32、1または2以上の端末装置3、およびサーバ装置5を備える。端末装置3は、例えば、スマートフォン、スマートパッド、ポータブルPC等であり、その種類は問わない。サーバ装置5は、例えば、クラウドサーバ、ASPサーバ等であり、その種類は問わない。
また、飲料保管装置1は、飲料ボトルキャップ11、冷却ユニット28、受信部8、処理部9、および送信部10を備える。
また、飲料ボトルキャップ11は、第一本体、第1の導管12、第2の導管13、第3の導管14、気体吸引ポンプ15、開閉弁26、逆流防止弁35、および澱フィルター23を備える。なお、第一本体は、飲料ボトルキャップ11の本体である。
端末装置3は、端末格納部B1、端末受付部B2、端末処理部B3、端末受信部B4、端末出力部B5、および端末送信部B6を備える。
サーバ装置5は、サーバ格納部C1、サーバ受信部C2、サーバ処理部C3、およびサーバ出力部C4を備える。サーバ格納部C1は、飲料情報格納部C11を備える。サーバ格納部C1は、上記のデータベース7である。
ここで、飲料保管装置1は、図2で示すように、飲料ボトル10に気体注入導管12、飲料送出導管13、および気体排出導管14の3本の導管が貫通しているボトルキャップ11を、飲料ボトル10に被せ、飲料を、例えば、3種類のうちのいずれか1または2種類以上の押出用気体の圧力によって、押し出すことにより飲料をグラス27に注ぐ。
気体注入導管12は、上記の第1の導管12である。第1の導管12は、第一本体を貫通し、少なくとも一端が第一本体から突出している。そして、第1の導管12の第一本体から突出した突出部に気体吸引ポンプ15が取り付けられている。
飲料送出導管13は、上記の第2の導管13である。第2の導管13は、第一本体を貫通し、少なくとも一端が第一本体から突出している。
気体排出導管14は、上記の第3の導管14である。第3の導管14は、第一本体を貫通し、少なくとも一端が前記第一本体から突出している。また、第3の導管14の第一本体から突出した突出部に開閉弁26が取付けられている。開閉弁26は、気体吸引ポンプでも良い。
また、上記の押出用気体は、例えば、空気、窒素ガス(N)やアルゴンガスなどの不活性気体、二酸化炭素ガス(CO)である。
不活性気体を入れた高圧ガスボンベ16は、減圧弁17で気体注入導管13に接続されており、サーバの置かれている地域の大気圧に減圧されており、開閉弁18が開き、開閉弁21および22が閉じているとき、気体吸引ポンプ15により不活性気体が吸引され、飲料ボトル10に注入される。この時、気体排出導管14に取り付けられている開閉弁26が閉じていれば、飲料ボトル10内の気体の圧力が高まり、その圧力で飲料の上面が押し下げられ、開閉弁24を開けば、飲料が飲料排出傾斜管25から出て飲料グラス27に注がれる。
飲料の底に檻がある場合、飲料送出導管13の流入側に取り付けられた織フィルター23により、檻を含まない飲料だけが送出される。
炭素飲料に対しては、二酸化炭素ガスを押出用気体として使用することが好適である。高圧ガスボンベ19に充填された二酸化炭素ガスが、二酸化炭素ガス減圧弁で、サーバの置かれている地域の大気圧に減圧され、開閉弁18および22を閉じ、開閉弁21を開けることにより使用できる。
更に空気による飲料押出の場合、開閉弁22を開け、開閉弁18および21を閉じることにより、空気を飲料押出用気体として使用できる。
空気を飲料押出用気体として使用し、かつサービス終了時に飲料が残っている場合、気体排出弁14に取り付けられた気体吸引ポンプ26を稼働させ、飲料ボトル10内の空気を吸引した後、気体吸引ポンプ15を稼働させて、不活性気体または二酸化炭素ガスを飲料ボトル10に注入・充填することで、残りの飲料の酸化による劣化が軽減できる。
熟成赤ワインに対しては、開栓後30分から1日程度空気に触れさせてからグラスに注ぐことが望ましい。この場合、開閉弁22および26を開き、開閉弁18および21を閉じて、気体吸引ポンプ15を稼働させ、空気接触時間を制御することにより行われる。開閉弁24を電子制御可能な部品とすることで、制御線29を介して、制御基板30で電子制御可能となる。気体吸引ポンプ15および26は電流のON/OFFで吸引するか否かの制御が行え、どの飲料を注ぐかも選択可能になる。
また、飲料保管装置1における飲料送出傾斜管19は、飲料ボトル側から飲料グラス側に下がるように傾斜しており、飲料送出導管を飲料が、開閉弁5が開いていれば、飲料が送られ、傾斜によって飲料の自重で飲料グラスまで自然に流れる。なお、飲料送出傾斜管19は必須ではなく、例えば、図示しない吸引ポンプ等により飲料が送られる構成でも良い。
本発明の飲料保管装置1における温度調整は、冷却ユニット28により実現する。つまり、冷却ユニット28は、飲料を冷却する。例えば、ペルチェ素子などを使用した冷却ユニット28を飲料保管装置1内に備え、扉を閉めれば密閉状態にすることができるようになっている。なお、冷却ユニット28の実現手段、構成は問わない。
本発明の飲料保管装置1の外部には、飲料排出傾斜管を洗浄する機能を持った洗浄ユニットが張り付けられており、内部には、洗浄水容器31、および洗浄水容器キャップ32が備えられている。なお、洗浄水容器31には、洗浄水が入っている。
洗浄水容器キャップ32には、2本の導管(後述する第4の導管33、第5の導管25)が貫通している。その導管の1つは、飲料保管装置1から伸びてきた飲料排出傾斜管25(第5の導管25に該当)であり、他の導管は、端にエアーポンプ34が取り付けられた空気注入管33(第4の導管33に該当)である。また、エアーポンプ34には、電流のON/OFFで制御するための制御基板30から延びた制御線36が接続されている。
洗浄水容器キャップ32は、洗浄水容器キャップの本体である第二本体と、両端が開放された第4の導管33と、両端が開放された第5の導管25とを具備する。
また、第4の導管33は、第二本体を貫通し、少なくとも一端が第二本体から突出している。そして、第4の導管33は、飲料の注ぎ口部材に接続されている。
また、第5の導管25の第二本体から突出した突出部にエアーポンプ34が取付けられている。
飲料保管装置1の飲料排出導管の洗浄時には、エアーポンプ34に電流を流すことにより稼働させると、洗浄水容器31の内部気圧が高まり、洗浄水が飲料排出導管25に流れ出し、洗浄する。洗浄水が飲料排出導管25には、逆流防止弁35が取り付けられており、飲料が洗浄水容器31に流れ込まないようになっている。
飲料保管装置1の受信部8は、端末装置3からの指示または情報を受信する。指示または情報は、例えば、飲料の排出指示、設定する温度を有する温度調節指示である。受信部8は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送を受信する手段で実現されても良い。排出指示は、例えば、飲料識別子またはボトル等を識別する情報を有する。排出指示は、例えば、量を示す情報を有する。
飲料保管装置1の処理部9は、指示に応じた処理を行う。処理部9は、例えば、排出指示に応じて、気体吸引ポンプ15を動作させ、気体を第1の導管12を経由して、飲料ボトルに注入させ、飲料ボトルの飲料を第2の導管13を経由して排出させる処理を行う。かかる場合、処理部9は、排出した飲料の量に関する分量情報、排出した飲料の飲料識別子を取得することは好適である。
処理部9は、例えば、飲料保管装置1の内部の温度調節を行う。処理部9は、例えば、飲料保管装置1の内部が、温度調節指示が有する温度になるように温度調節する。かかる温度調節機能は公知技術であるので、詳細な説明を省略する。
処理部9は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。処理部9の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
送信部10は、各種の情報を送信する。各種の情報とは、例えば、排出した飲料に関する情報である。排出した飲料に関する情報は、例えば、飲料識別子、量を示す分量情報を有する。
さらに具体的には、飲料保管装置1の内部には、例えば、図3のように配線された制御基板40は、ArduinoやRaspberryなどのボードコンピュータ40、ボードコンピュータ40にIoT接続された無線接続モジュール42、リレースイッチを介して気体吸引ポンプ15を駆動するための電源モジュール43および飲料ボトル1本につき2個のリレースイッチ、すなわち、対象飲料ボトル数の2倍の数のリレースイッチが備えられている。
リレースイッチ44および45は、飲料ボードコンピュータ40に書き込まれたプログラム46から、出力ポートP1およびP2を介して接続され、ON/OFF制御信号で気体吸引ポンプ15および開閉弁28を操作できる。
飲料ボードコンピュータ40にIoT接続された無線接続モジュール42は、ボードコンピュータ40に書き込まれたプログラム46から、出力ポートP13および入力P14を介して接続され、プログラムからデータ信号で端末装置3(モバイル端末と言っても良い)の制御を受ける。
ボードコンピュータ40には、PCなどの外部のコンピュータで作成されたプログラムを書き込むためのUSBポート41が備えられている。
ボードコンピュータ40に書き込まれるプログラム46は、無線接続された端末装置3から、データ入力ポートP14を介して、ポート番号およびON/OFF切り替え指示、および切り替え時間からなる信号を受信し、その信号に従って指定されてポートをON/OFFするものである。
端末装置3の端末格納部B1には、各種の情報が格納される。各種の情報とは、例えば、ユーザを識別するユーザ識別子である。ユーザ識別子は、例えば、ID、メールアドレス、電話番号等である。各種の情報とは、例えば、情報入力のための画面の情報である。
端末格納部B1は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。端末格納部B1に情報が記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介して情報が端末格納部B1で記憶されるようになってもよく、通信回線等を介して送信された情報が端末格納部B1で記憶されるようになってもよく、あるいは、入力デバイスを介して入力された情報が端末格納部B1で記憶されるようになってもよい。
端末受付部B2は、情報または指示を受け付ける。情報または指示は、例えば、回答情報、飲料の排出指示である。回答情報は、ユーザが飲んだ飲料に関する回答であり、飲料の1以上の属性情報を有する。属性情報は、飲料の属性の情報である。属性情報は、例えば、原料品種名、生産地、香り、味の情報である。
情報または指示の入力手段は、タッチパネルやメニュー画面によるもの等、何でも良い。端末受付部B2は、タッチパネル等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
端末処理部B3は、各種の処理を行う。各種の処理とは、受け付けられた情報または指示を送信する構造にする処理、受信された情報を出力する構造にする処理等である。
端末処理部B3は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。端末処理部B3の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
端末受信部B4は、各種の情報を受信する。端末受信部B4は、サーバ装置5から各種の情報を受信する。各種の情報とは、例えば、後述する能力情報である。
端末受信部B4は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送を受信する手段で実現されても良い。
端末出力部B5は、各種の情報を出力する。各種の情報とは、例えば、情報入力のための画面、能力情報である。ここで、出力とは、ディスプレイへの表示、プロジェクターを用いた投影、プリンタでの印字、音出力、外部の装置への送信、記録媒体への蓄積、他の処理装置や他のプログラムなどへの処理結果の引渡しなどを含む概念である。
端末出力部B5は、ディスプレイやスピーカー等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。端末出力部B5は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。
端末送信部B6は、各種の情報または指示を送信する。端末送信部B6は、各種の情報または指示をサーバ装置5に送信する。各種の情報または指示とは、例えば、回答情報、排出指示である。端末送信部B6は、通常、無線または有線の通信手段で実現される。
サーバ装置5を構成するサーバ格納部C1には、各種の情報を格納し得る。各種の情報とは、例えば、後述する飲料情報である。
飲料情報格納部C11は、1以上の飲料情報が格納される。飲料情報は、飲料に関する情報である。飲料情報とは、ユーザに供された飲料を識別する飲料識別子を含む。飲料情報は、通常、飲料識別子、飲料の属性である1以上の飲料属性を有する。飲料属性は、属性情報と言っても良い。
サーバ格納部C1は、例えば、データベース7である。データベース7は、図4に示すように、ユーザ表45、飲料表46、試飲履歴47、飲料セット表48、および飲料保管装置表49およびの5つの関係表を含む。
ユーザ表45は、ユーザの情報を管理するためのもので、ユーザID(ユーザ識別子)、ユーザ名、パスワード、電子メールアドレス、ステイタス、加入年月日などの属性を持っている。ここで、ステイタスとは、一般ユーザ、飲料保管装置管理者、飲料情報管理者、システム管理者などの区分コードである。
飲料表46は、飲料情報を管理するためのもので、飲料ID(飲料識別子)、飲料名、生産者名、原料品種名、生産地、外観、香り、味および価格などの属性を有する。ここで、外観、香り、味の属性は、1つ以上の値を持つ多値属性となっている。例えば、「オーパス・ワン、2014」というカリフォルニアワインの場合、飲料表には、外観:色調=「4 黒みを帯びたガーネット、濃淡=「5 濃い」、清澄度=「2 深みのある」、輝き=「2 落ち着いている」、粘性=「3 やや強い」、印象=「4 熟した」、成熟度=「3 熟成度が高い」、香り:強弱=「4 力強い」、タイプ=「3 深みのある」、アロマ=「Be211 ブラックベリー、Fr203 黒カシス、Tr105 オーク樽、Be204 ブルーベリー、Sm107 チョコレート、Fr112 サンクランボ、Sm103なめし皮」、香りの印象=「3 塾成感が現れている」、味:アタック=「5 インパクトのある」、甘味=「3 豊かな」、酸味=「3 円みのある」、苦み=「2 穏やかな」、タンニン=「2 緻密な」、ミネラル=「3 爽やかな」、バランス=「1 豊潤な」、余韻=「4 長い」、評価=「5 濃縮し力強い」であったとすると、外観=「4/5/2/2/3/4/3」、香り=「3/4/3/Be211,Fr203,Tr105,Be204,Sm107,Fr112,Sm103」、味=「5/3/3/2/2/3/1/4/5」と表現されている。ここで各属性の値の前にある数値は、値を一意の示すコードであるとともに、その程度を示す量的スケールにもなっている。図7,8、および9にコード表が示されている。なお、飲料表46は、飲料情報格納部C11の情報である。
試飲履歴47は、ユーザの試飲結果を管理するためのもので、ユーザID、飲料ID、試飲日時、外観、香り、味、原料品種、生産地、得点、量などの属性を有する。ここで得点とは、飲料判定能力評価プログラム55によって算出された得点である。外観、香り、味は、飲料表と同じ値域を持つ多値属性である。
飲料セット表48は、飲料をテーマに沿ったセットにして管理するもので、セットID、セット名、比較のポイント、提案者ID、作成年月日などの属性を有する。飲料セットのテーマとは、「フルボディ6種の赤飲料(カベルネソービニヨン、メルロー、シラー、ピノ・ノワール、カベルネ・フラン)のに見比べセット」や、「地域別ピノ・ノワール6種(フランス、アメリカ、ドイツ、イタリア、オーストラリア、ニュージーランド)」、「日本焼酎6種(米、麦、芋、そば、黒糖、胡麻)きき酒セット」などがある。これは飲料判定能力訓練の基本的なものである。
飲料保管装置表49は、飲料保管庫に入っている飲料の情報を管理するためのもので、装置ID、パスワード、IPアドレス、セットID、設定年月日、飲料残量などの属性を有する。
サーバ格納部C1、飲料情報格納部C11は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
サーバ格納部C1等に情報が記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介して情報がサーバ格納部C1等で記憶されるようになってもよく、通信回線等を介して送信された情報がサーバ格納部C1等で記憶されるようになってもよく、あるいは、入力デバイスを介して入力された情報がサーバ格納部C1等で記憶されるようになってもよい。
サーバ受信部C2は、飲料保管装置1または端末装置3から各種の情報を受信する。
サーバ受信部C2は、例えば、飲料保管装置1からユーザに供された飲料に関する提供飲料情報を受信する。提供飲料情報は、通常、飲料識別子を含む。提供飲料情報は、量に関する分量情報を含んでも良い。
サーバ受信部C2は、例えば、ユーザが回答した回答情報であり、1以上の属性情報を有する回答情報を端末装置3から受信する。
サーバ受信部C2は、例えば、ユーザを識別するユーザ識別子と、ユーザに供された飲料の飲料識別子と分量を示す分量情報とを飲料保管装置1から受信しても良い。
サーバ受信部C2は、例えば、飲料の残量を示す残量情報を取得するための元情報を飲料保管装置1から受信する。
サーバ受信部C2は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送を受信する手段で実現されても良い。
サーバ処理部C3は、例えば、提供飲料情報を用いて処理を行う。
サーバ処理部C3は、例えば、飲料情報が有する飲料識別子と対になる1以上の飲料属性を飲料情報格納部C11から取得し、1以上の飲料属性と回答情報が有する1以上の属性情報とを比較し、ユーザの飲料判別能力に関する能力情報を取得する。
サーバ処理部C3は、例えば、ユーザごとに、飲料識別子と分量情報とを統計処理し、統計処理結果を取得する。統計処理結果は、例えば、料金、飲料ごとの総量、飲料の種類ごとの総量である。
サーバ処理部C3は、例えば、元情報を用いて、残量情報を取得する。元情報は、例えば、消費した量を示す情報、または残量情報である。元情報が消費した量を示す情報である場合、サーバ処理部C3は、例えば、元情報と、格納している初期の量とを用いて、演算式「残量情報=初期の量−元情報」により残量情報を取得する。
サーバ処理部C3は、例えば、図5に示す各種のプログラムを実行する。プログラムは、ユーザ管理プログラム51、飲料管理プログラム52、飲料判定能力評価プログラム53、飲料セット管理プログラム54、飲料保管装置管理プログラム55、飲料販売量集計プログラム56、試飲履歴管理プログラム57である。
アプリケーションプログラム群6内のユーザ管理プログラム51は、ユーザ表45のユーザ情報の新規登録、更新、検索、呼び出し、および削除の5つの機能を持つ。ユーザの新規登録の場合、端末装置3から入力されたユーザ名、パスワード、電子メールアドレス、ステイタスの情報を受け取り、ユーザIDを自動発行し、加入年月日とともに、ユーザ表45に書き込む。登録したユーザの情報は、ユーザIDにより特定され、呼び出し、削除が行われる。また更新はユーザIDで呼び出したユーザ名、パスワード、電子メールアドレスあるいはステイタスの情報をモバイル端末で置き換え、ユーザ表45に反映させる。
飲料管理プログラム52は、飲料表46の飲料情報の新規登録、更新、検索、呼び出し、および削除の5つの機能を持つプログラムである。飲料の新規登録の場合、端末装置3から入力された飲料名、生産者名、原料品種名、生産地、外観。香り、味および価格などの情報を受け取り、飲料IDを自動発行し、飲料表46に書き込む。登録した飲料の情報は、飲料IDにより特定され、呼び出し、削除が行われる。また更新は飲料IDで呼び出した飲料名、生産者名、原料品種名、生産地、外観。香り、味および価格などの情報をモバイル端末で置き換え、飲料表46に反映させる。
飲料判定能力評価プログラム53は、ユーザの試飲した特定の飲料の、例えば、外観、香り、味、原料品種、生産年および生産地が、そのユーザによってどの程度正しく判定されているかを評価し、得点をつけ、試飲履歴として試飲履歴47に書き込み、書き込んだ情報の更新、検索、呼び出し、および削除の機能も持つプログラムで、端末装置3から一般ユーザが呼び出し、実行する。なお、飲料判定能力評価プログラム53は、サーバ処理部C3の能力情報を取得する機能を実現する。
飲料判定能力判定プログラム53は、例えば、図6で示すように、3つのステップ97、98、および99から成っている。すなわち、ユーザが試飲する前に、飲料保管装置1の管理者が、端末装置3から飲料管理プログラムを呼び出し、ワインの情報を端末装置3で入力し、データベース7の飲料表46に登録するワイン登録ステップ97、ユーザが試飲し評価結果を試飲表47に書き込む試飲結果登録ステップ98、およびその評価結果と飲料表から読みだした当該ワインの属性値と比較し、得点化する試飲結果評価計算ステップ99である。試飲結果評価計算ステップ99で取得される情報が能力情報である。
試飲評価項目は、飲料表46および試飲表47の属性である、外観、香り、味、原料品種、生産国、収穫年であり、その値は、図7のように外観7項目、香り5項目、味9項目、原料品種1項目、生産国1項目、収穫年1項目の合計24項目になっており、それぞれの評価項目には、選択値が複数個ある(図7,8,9)。
例えば、ワインの前記の「オーパス・ワン、2014」というカリフォルニア飲料に対し、ユーザの試飲評価結果が、生産国:「フランス」、原料品種:「カベルネソービニヨン70%、メルロー30%」、収穫年:「2012」に加え、外観:色調=「4 黒みを帯びたガーネット、濃淡=「4 やや濃い」、清澄度=「1 澄んだ」、輝き=「1 輝きのある」、粘性=「3 やや強い」、印象=「4 熟した」、成熟度=「4 濃縮度が高い」、香り:強弱=「3 しっかり感じられる」、タイプ=「3 深みのある」、アロマ=「Fr112 サンクランボ、Fr203 黒カシス、Tr105 オーク樽、Tr109 干し草」、香りの印象=「3 塾成感が現れている」、味:アタック=「4 強い」、甘味=「2 まろやか」、酸味=「4 なめらかな」、苦み=「4 旨味をともなった」、タンニン=「3 ヴィロードのような」、ミネラル=「3 爽やかな」、バランス=「3 力強い」、余韻=「3 やや長い」、評価=「5 濃縮し力強い」を選んだ場合、図10のように各項目の選択値の差の絶対値に得点配分を重み=得点配分/選択値数とした積和として計算される。また、アロマの配分に関しては21点、品種10点、生産国7点、収穫年3点として100点満点になるように配分する。図10の得点の列の原料品種項目に対する得点は、品種4種のうち主要2種を言い当てているので満点の10点、生産国は正解と異なっているので0点、収穫年は正解年―回答年の絶対値を3点満点として配分するので、3−|2012−2014|=1点が与えられる。ここで記号|は絶対値である。アロマについては、正解のアロマの内7つの内、4つを言い当てていれば満点、たとえ間違えても、アロマコードの上3桁が合致していれば2/3の得点が、上2桁が合致していれば、1/3の得点が与えられる。なお図7、8、9、10の評価得点配分は日本ソムリエ協会が推奨したものを使用している。
飲料セット管理プログラム54は、飲料表46に登録された飲料をセットにして登録するもので、飲料セットに含まれる飲料ID列、セット名、比較のポイント、提案者ID、作成年月日の情報とともに登録され、その情報の更新、検索、呼び出し、および削除の機能を持つプログラムで、飲料セットの新規登録の場合、端末装置3から入力された飲料ID列、セット名、比較のポイント、提案者IDなどの情報を受け取り、飲料セットIDを自動発行し、作成年月日とともに、飲料セット表46に書き込む。登録した飲料の情報は、飲料セットIDにより特定され、呼び出し、削除が行われる。また更新は飲料セットIDで呼び出した飲料ID列、セット名、比較のポイント、提案者IDなどの情報を端末装置3で置き換え、飲料セット表48に反映させる。
飲料保管装置管理プログラム55は、飲料保管装置表49の飲料保管装置情報の新規登録、更新、検索、呼び出し、および削除の5つの機能を持つプログラムで、装置ID、パスワード、IPアドレス、セットID、設定年月日、飲料残量の情報とともに登録され、その情報の更新、検索、呼び出し、および削除の機能を持つプログラムで、飲料保管装置の新規登録の場合、モバイル端末から入力されたパスワード、IPアドレス、セットID、設定年月日、飲料残量などの情報を受け取り、装置IDを自動発行し、作成年月日とともに、飲料保管装置表49に書き込む。登録した飲料保管装置の情報は、装置IDにより特定され、呼び出し、削除が行われる。また更新は装置IDで呼び出したパスワード、IPアドレス、セットID、飲料残量などの情報を端末装置3で置き換え、飲料保管装置表49に反映させる。
飲料販売量集計プログラム56は、試飲履歴47の情報を使って、各ユーザが指定の期間に飲んだ飲料の種類、量および価格を集計する機能を持つプログラムで、端末装置3から飲料保管装置管理者が呼び出し、実行する。つまり、飲料販売量集計プログラム56は、ユーザごとに、飲料識別子と分量情報とを用いて、統計処理し、統計処理結果を取得するプログラムである。統計処理結果は、例えば、ユーザが消費した飲料に応じた料金である。
試飲履歴管理プログラム57は、特定のユーザの、指定の期間に、試飲したすべての試飲履歴を検索し、一覧表として表示・印刷する機能を持つプログラムで、端末装置3から一般ユーザが呼び出し、実行する。
サーバ処理部C3は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。サーバ処理部C3の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
サーバ出力部C4は、処理部9における処理結果を出力する。ここでの出力は、通常、端末装置3への送信である。
サーバ出力部C4は、例えば、能力情報を出力する。サーバ出力部C4は、例えば、統計処理結果を出力する。サーバ出力部C4は、例えば、残量情報が予め決められた条件を満たすほど少ない場合、新しい飲料ボトルのセットを促すレコメンド情報を出力する。
サーバ出力部C4は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送手段で実現されても良い。
次に、上述した飲料サーバシステムAを構成する主要な装置の主要な構成要素を有するブロック図を図11に示す。
(実施例)
以下、本発明の飲料サーバシステムの実施例について説明する。
本発明の飲料サーバシステムの実施例の第1番目として、飲料を提供するレストランや飲料バーでの、「飲料自動販売機」としての利用が考えられる。飲料に力点を置いているレストランや飲料バーでは、グラス飲料を提供している。しかし、このグラス飲料として提供しているには比較的安価な飲料で、種類も限定されているのがふつうである。その理由になっているのは、グラス飲料として提供するため開栓された飲料が残る可能性が大きいからである。その場合、不活性気体をボトル内に詰め栓をするか、特殊なボトルキャップをして吸引ポンプで空気を抜いて真空状態するかして飲料セラーで保管するか、料理などに再利用するか、従業員が飲んでしまうかなどの方法がとられる。いずれにしても、開栓した飲料のすべてが販売できない損失は否めない。そのリスクを回避するために、グラス飲料として提供される飲料は安価なものに限定せざるを得ないし、種類も限定せざるを得ないのである。開栓され売れ残った飲料が、酸化や温度変化による品質劣化が長期間避けられれば、高級な飲料や種類の豊富な飲料をグラスで提供することができるようになる。また、「飲料自動販売機」として必須な、飲料販売量集計機能56も備わっている。
本発明の飲料サーバシステムの実施例の第2番目として、飲料試飲会での利用である。飲料試飲会では、数十から数百種類の飲料を、1つの会場で、数十から数百人の参加者に提供する。多くの場合、提供されている飲料のリストは配布されるが、その詳細情報は、帰宅後各自で調べる必要がある。一方、「飲料の味の1つは情報である。」と言われるように、どこでだれが生産したものか、背景にどんなストーリが隠れているかなどの情報を知って試飲すれば、記憶に強く残るばかりか、その飲料を理解するうえで極めて重要なのである。しかし、時間も限られた混雑した会場のなかで、ゆっくり情報をチェックする余裕もなく、次々と飲み歩いている参加者も多い。こんな場合、その会場で参加者毎に、試飲した飲料の詳細な情報を含めて一覧表にして情報提供できたら、参加者にとって素晴らしいサービスになるだろう。また、主催者がわにとっても、だれがどの飲料をどのように評価していることが分かれば、今後のユーザサービスの大きな支援になる。
近年、ソムリエや飲料エキスパートなどの飲料に関する認定試験の受験者は急増している。受験者にとって、飲料の判定能力向上は必須の要件であって、そのため飲料スクールや講座に参加し日々努力している。しかし、この飲料判定能力は、生まれながらにして身についているものではなく、ブドウの品種や産地などの知識の習得とともに、味や香りに対する感性とその言語表現を習得しなければいけない。このような学習者にとって、自宅で、一人で試飲訓練のできる本発明の飲料判定能力評価プログラム43を持つ飲料サーバシステムは第3に実施例として有効である。
本発明の飲料サーバシステムの実施例の第4番目として、「飲料ホテル」での利用である。ほとんどのホテルに部屋ごとに冷蔵庫とテレビが備わっている。これを、本発明の飲料保管装置に代え、飲料独習室に替えたのが、「飲料ホテル」である。飲料の学習ビデオを館内放送チャネルで流し、実際に飲料を試飲しながら飲料が学べる。この時、飲料判定能力評価プログラム53や飲料販売量集計プログラム56はゆうこうであるし、その日の試飲履歴を印刷して提供すると、さらに喜ばれる。飲料セットをうまく選別すれば、「ロイヤルウェディング飲料の部屋」や「ソムリエ受験者の部屋」も作れ、集客力アップに一役買うことができる。
本発明の飲料サーバシステムの実施例の第5番目として、「日本酒・焼酎サーバ」としての使い方がある。日本酒あるいは焼酎サーバの場合、一升瓶でラベルが見える状態で並べている飲食店が多い。この場合、冷却ユニット付きのサーバは必要なく、注ぎ口もボトルごとに備えることが望ましい。更に瓶内を真空にするための気体排出用吸引ポンプも手動式のものにすることが考えられる。こうすることで、コストを下げて使用するのも本発明の飲料サーバシステムの実施例の1つである。
本発明の飲料サーバシステムの実施例の第6番目として、酒類の販売店やレストランの大規模サーバ設備への応用がある。これは管理するボトルの本数を数10本から数100本の設備として実現するものである。大型不活性ガスボンベに加え、不活性ガス発生装置を使うことで、不活性ガスのコストと交換の手間を軽減できる。
以上、本実施の形態によれば、適切に飲料を注ぐことができる。
また、本実施の形態によれば、適切に飲料を注げる飲料ボトルキャップを提供できる。
また、本実施の形態によれば、澱を排出しない飲料ボトルキャップを提供できる。
また、本実施の形態によれば、飲料の経路である導管を洗浄できる洗浄水用容器のキャップを提供できる。
また、本実施の形態によれば、適切に飲料を注げる飲料保管装置を提供できる。
また、本実施の形態によれば、ユーザの飲料判別能力を評価できるサーバ装置を提供できる。
また、本実施の形態によれば、ユーザごとの飲料の消費に関する統計情報を取得できる。
さらに、本実施の形態によれば、飲料ボトルのセットの支援ができる。
なお、本実施の形態における飲料保管装置1、端末装置3,またはサーバ装置5等の処理は、ソフトウェアで実現しても良い。そして、このソフトウェアをソフトウェアダウンロード等により配布しても良い。また、このソフトウェアをCD−ROMなどの記録媒体に記録して流布しても良い。なお、このことは、本明細書における他の実施の形態においても該当する。なお、本実施の形態におけるサーバ装置5を実現するソフトウェアは、例えば、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータを、飲料保管装置1からユーザに供された飲料に関する提供飲料情報を受信するサーバ受信部と、前記提供飲料情報を用いて処理を行うサーバ処理部と、前記処理部における処理結果を出力するサーバ出力部として機能させるためのプログラムである。
また、図12は、本明細書で述べたプログラムを実行して、上述した種々の実施の形態のサーバ装置5等を実現するコンピュータの外観を示す。上述の実施の形態は、コンピュータハードウェア及びその上で実行されるコンピュータプログラムで実現され得る。図12は、このコンピュータシステム300の概観図であり、図13は、システム300のブロック図である。
図12おいて、コンピュータシステム300は、CD−ROMドライブ3012を含むコンピュータ301と、キーボード302と、マウス303と、モニタ304とを含む。
図13おいて、コンピュータ301は、CD−ROMドライブ3012に加えて、MPU3013と、CD−ROMドライブ3012等に接続されたバス3014と、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶するためのROM3015と、MPU3013に接続され、アプリケーションプログラムの命令を一時的に記憶するとともに一時記憶空間を提供するためのRAM3016と、アプリケーションプログラム、システムプログラム、及びデータを記憶するためのハードディスク3017とを含む。ここでは、図示しないが、コンピュータ301は、さらに、LANへの接続を提供するネットワークカードを含んでも良い。
コンピュータシステム300に、上述した実施の形態のサーバ装置5等の機能を実行させるプログラムは、CD−ROM3101に記憶されて、CD−ROMドライブ3012に挿入され、さらにハードディスク3017に転送されても良い。これに代えて、プログラムは、図示しないネットワークを介してコンピュータ301に送信され、ハードディスク3017に記憶されても良い。プログラムは実行の際にRAM3016にロードされる。プログラムは、CD−ROM3101またはネットワークから直接、ロードされても良い。
プログラムは、コンピュータ301に、上述した実施の形態のサーバ装置5等の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティープログラム等は、必ずしも含まなくても良い。プログラムは、制御された態様で適切な機能(モジュール)を呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいれば良い。コンピュータシステム300がどのように動作するかは周知であり、詳細な説明は省略する。
また、上記プログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
また、上記各実施の形態において、一の装置に存在する2以上の通信手段は、物理的に一の媒体で実現されても良いことは言うまでもない。
また、上記各実施の形態において、各処理は、単一の装置によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上のように、本発明にかかる飲料ボトルキャップは、適切に飲料を注ぐことができるという効果を有し、ワインのボトルキャップ等として有用である。
1 飲料保管装置
2 無線接続ライン
3 端末装置
5 サーバ装置
10 飲料ボトル
11 飲料ボトルキャップ
12 気体注入導管
13 飲料送出導管
14 気体排出導管
15 気体吸引ポンプ
16 不活性気体ボンベ
17 不活性気体減圧弁
18 開閉弁
19 二酸化炭素ガスボンベ
20 二酸化炭素ガス減圧弁
21 開閉弁
22 開閉弁
23 澱フィルター
24 開閉弁
25 飲料排出傾斜管
26 気体吸引ポンプ
27 飲料グラス
28 冷却ユニット
29 制御線
30 制御基板
31 洗浄水容器
32 洗浄水容器キャップ
33 空気注入管
34 エアーポンプ
35 逆流防止弁
36 ポンプ制御線
40 ボードコンピュータ
41 USBポート
42 無線接続モジュール
43 電源モジュール
44 リレースイッチ(吸引ポンプ駆動用)
45 リレースイッチ(開閉弁制御用)
46 プログラム
B1 端末格納部
B2 端末受付部
B3 端末処理部
B4 端末受信部
B5 端末出力部
B6 端末送信部
C1 サーバ格納部
C2 サーバ受信部
C3 サーバ処理部
C4 サーバ出力部

Claims (15)

  1. 飲料ボトルキャップの本体である第一本体と、
    両端が開放された第1の導管と、
    両端が開放された第2の導管と、
    両端が開放された第3の導管とを具備し、
    前記第1の導管は、前記第一本体を貫通し、少なくとも一端が前記第一本体から突出し、
    前記第2の導管は、前記第一本体を貫通し、少なくとも一端が前記第一本体から突出し、
    前記第3の導管は、前記第一本体を貫通し、少なくとも一端が前記第一本体から突出し、
    前記第1の導管の前記第一本体から突出した突出部に取付けられた気体吸引ポンプと、
    前記第3の導管の前記第一本体から突出した突出部に取付けられた開閉弁とをさらに具備する飲料ボトルキャップ。
  2. 前記第2の導管のボトル側に設置された澱フィルターをさらに具備する請求項1記載の飲料ボトルキャップ。
  3. 前記第2の導管の突出部に配置された逆流防止弁をさらに具備する請求項1または請求項2記載の飲料ボトルキャップ。
  4. 前記第2の導管は、飲料の注ぎ口部材に接続される請求項1から請求項3いずれか一項に記載の飲料ボトルキャップ。
  5. 洗浄水容器キャップの本体である第二本体と、
    両端が開放された第4の導管と、
    両端が開放された第5の導管とを具備し、
    前記第4の導管は、前記第二本体を貫通し、少なくとも一端が前記第二本体から突出し、飲料の注ぎ口部材に接続され、
    前記第5の導管は、前記第二本体を貫通し、少なくとも一端が前記第二本体から突出し、
    前記第5の導管の前記第二本体から突出した突出部に取付けられたエアーポンプをさらに具備する洗浄水容器キャップ。
  6. 請求項1から請求項4いずれか一項に記載の飲料ボトルキャップと、
    飲料を冷却する冷却ユニットとを具備する飲料保管装置。
  7. 請求項5記載の洗浄水容器キャップをさらに具備する請求項6記載の飲料保管装置。
  8. 端末装置からの指示を受信する受信部と、
    前記指示に応じた処理を行う処理部とをさらに具備する請求項6または請求項7記載の飲料保管装置。
  9. 前記指示は、飲料の排出指示であり、
    前記処理部は、
    前記排出指示に応じて、前記気体吸引ポンプを動作させ、気体を前記第1の導管を経由して、飲料ボトルに注入させ、当該飲料ボトルの飲料を前記第2の導管を経由して排出させる処理を行う請求項8記載の飲料保管装置。
  10. 請求項6から請求項9いずれか一項に記載の飲料保管装置からユーザに供された飲料に関する提供飲料情報を受信するサーバ受信部と、
    前記提供飲料情報を用いて処理を行うサーバ処理部と、
    前記サーバ処理部における処理結果を出力するサーバ出力部とを具備するサーバ装置。
  11. 飲料を識別する飲料識別子、飲料の属性である1以上の飲料属性を有する1以上の飲料情報が格納される飲料情報格納部をさらに具備し、
    前記飲料情報は、ユーザに供された飲料を識別する飲料識別子を含み、
    前記サーバ受信部は、
    前記ユーザが回答した回答情報であり、1以上の属性情報を有する回答情報を受信し、
    前記サーバ処理部は、
    前記飲料情報が有する飲料識別子と対になる1以上の飲料属性を前記飲料情報格納部から取得し、当該1以上の飲料属性と前記回答情報が有する1以上の属性情報とを比較し、ユーザの飲料判別能力に関する能力情報を取得し、
    前記サーバ出力部は、
    前記能力情報を出力する請求項10記載のサーバ装置。
  12. 前記サーバ受信部は、
    ユーザを識別するユーザ識別子と、当該ユーザに供された飲料の飲料識別子と分量を示す分量情報とを受信し、
    前記サーバ処理部は、
    ユーザごとに、前記飲料識別子と前記分量情報とを統計処理し、統計処理結果を取得し、
    前記サーバ出力部は、
    前記統計処理結果を出力する請求項10記載のサーバ装置。
  13. 前記サーバ受信部は、
    飲料の残量を示す残量情報を取得するための元情報を受信し、
    前記サーバ処理部は、
    前記元情報を用いて、残量情報を取得し、
    前記サーバ出力部は、
    前記残量情報が予め決められた条件を満たすほど少ない場合、新しい飲料ボトルのセットを促すレコメンド情報を出力する請求項10記載のサーバ装置。
  14. サーバ受信部と、サーバ処理部と、サーバ出力部とにより実現される情報処理方法であって、
    前記サーバ受信部が、請求項6から請求項9いずれか一項に記載の飲料保管装置からユーザに供された飲料に関する提供飲料情報を受信するサーバ受信ステップと、
    前記サーバ処理部が、前記提供飲料情報を用いて処理を行うサーバ処理ステップと、
    前記サーバ出力部が、前記サーバ処理ステップにおける処理結果を出力するサーバ出力ステップとを具備する情報処理方法。
  15. コンピュータを、
    請求項6から請求項9いずれか一項に記載の飲料保管装置からユーザに供された飲料に関する提供飲料情報を受信するサーバ受信部と、
    前記提供飲料情報を用いて処理を行うサーバ処理部と、
    前記サーバ処理部における処理結果を出力するサーバ出力部として機能させるためのプログラム。
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