JP2002196662A - 飲料のテイスティング方法、飲料のテイスティングの教育方法、飲料の教育セット、飲料のテイスティングの教育システム、飲料のテイスティングの教育装置、および、コンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

飲料のテイスティング方法、飲料のテイスティングの教育方法、飲料の教育セット、飲料のテイスティングの教育システム、飲料のテイスティングの教育装置、および、コンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2002196662A
JP2002196662A JP2001157847A JP2001157847A JP2002196662A JP 2002196662 A JP2002196662 A JP 2002196662A JP 2001157847 A JP2001157847 A JP 2001157847A JP 2001157847 A JP2001157847 A JP 2001157847A JP 2002196662 A JP2002196662 A JP 2002196662A
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tasting
beverage
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education
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Toshitaka Fujimi
利孝 藤見
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NIPPON WINE ACADEMY KK
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INTES KK
NIPPON WINE ACADEMY KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一般の人々が、その居住地域などに関わら
ず、気軽にワインの勉強をすることができること。ま
た、ソムリエをめざす人であってもその人本来の味覚を
引き出し、その味覚を生かして優秀な人材を育成するこ
とができること。 【解決手段】 このワインの教育システムや教育方法な
どは、ワインのテイスティング順を制御したり、テイス
ティング結果の統計をとって各ユーザと比較したり、テ
イスティングを登録できる期間を設けたり、その期間に
登録できなかったユーザには単に上記統計と比較させた
り、教育期間内に予備週を設けてその予備週でイベント
やリカバリをさせたり、果実味を評価させたり、ブライ
ンドテイスティングをさせたりするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワインなどの飲料
の知識や味覚などを教育するための飲料のテイスティン
グ方法、飲料のテイスティングの教育方法、飲料のテイ
スティングの教育システム、飲料の教育セット、飲料の
テイスティングの教育装置、および、コンピュータ読み
取り可能な記録媒体に係る。特に、インターネット、電
話回線網、地上波や衛星さらにはケーブルネットワーク
などを用いた放送網などの通信網を介してユーザ端末か
ら教育サーバへアクセスさせて、飲料の教育を行う際に
好適な発明に関するものである。
【0002】
【従来の技術】よく知られているように、ワインは、大
きく分けて赤ワイン、白ワイン、ロゼワイン、発泡ワイ
ン、酒精強化ワイン、香味付けワインの六つに分類され
ているが、その種類内でのバリエーション、味わいなど
は原材料となるぶどうの種類以上に多種多様なものがあ
る。他の飲料でも同様である。
【0003】特に、ワインなどの酒類は、もちろん酒類
単独での味わいもあるが、さまざまな食事と共に飲食さ
れることもあり、そのような場合には酒類と食事との組
み合わせにより、隠れていた酒類のうまさが引き出さ
れ、酒類のみを飲んだ場合には得られない味わいを醸し
出すこともある。
【0004】しかし、酒類を楽しもうとしても、どのよ
うに選んだらよいのかわからずただ単に種類の豊富さな
どに圧倒されてしまい、一般の人がなかなら気軽に選ん
で楽しむことはできない。特に、ワインにおいては、元
来ヨーロッパで培われたお酒であるため、このような問
題は顕著である。
【0005】また、一般の人が飲料の選び方などについ
て勉強しようとした場合、本などに記載されている飲料
は一本一本が有名で高価なものであることが多いため、
飲料を教育している学校へ通うなどしなければ、勉強す
ることはできなかった。このような学校であれば、高価
な飲料を多数の生徒で分けてテイスティングすることが
でき、一般の人も気軽に参加することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、東京や
大阪などの大都市においては、そのように学校に通って
飲料、特に酒類の勉強をすることは可能であるが、それ
以外の地域の人々は、飲料を楽しむための勉強をしたい
と考えても、通学できる範囲に学校が無い場合も多く、
実質的に勉強することができないでいる。
【0007】また、仕事が忙しい人や、不規則な勤務の
仕事をしている人であっても、定期的に学校に通うこと
ができず、やはり飲料を楽しむための勉強をすることが
できない状態となっている。
【0008】更に、ソムリエなどを目指している人であ
っても、ヨーロッパなどへ留学するか、見習をすること
でしか、飲料の味わいについて勉強することはできな
い。また、師事した人の味覚と合わない場合には、おし
きせの知識や味覚を身に付けることになってしまい、そ
の人本来の味覚を生かした勉強を行うことができない。
【0009】本発明は、一般の人々、ワインエキスパー
トやワインアドバイザーなどの酒類関係者、並びに、飲
料取扱業者が、居住地域などに関わらず、気軽に飲料の
勉強をすることができる飲料のテイスティング方法、そ
の教育方法、その教育システム、その教育装置、およ
び、コンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供するこ
とを目的とする。
【0010】また、ソムリエ、テイスターなどの飲料を
扱うプロフェッショナルをめざす人であってもその人本
来の味覚を引き出し、その味覚を生かして優秀な人材を
育成することができる飲料のテイスティング方法、その
教育方法、その教育システム、その教育装置、および、
コンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の飲料のテイスティング方法は、複数の同
一種類の飲料あるいは共通する味覚的特長を有する複数
の飲料のテイスティング方法であって、予め定められた
2つ以上の飲料を連続的にテイスティングを行い、更に
引き続いて上記とは異なる順番にて各飲料のテイスティ
ングを行うことで、各飲料の味覚を判定するようにして
いる。
【0012】この方法を採用すると、単に飲料を1つ1
つテイスティングした場合よりも、各飲料の微妙で奥深
い味覚の違いを区別することができ、たとえ飲料にあま
り親しんでいない人であったとしても、各飲料の微妙で
奥深い味わいを理解することができる。
【0013】本発明の飲料のテイスティングの教育方法
は、各ユーザによる同一種類の飲料あるいは共通する味
覚的特長を有する飲料のテイスティング結果を、通信網
を介して教育データベースにて集計し、当該集計結果を
各ユーザに提供する飲料のテイスティングの教育方法で
あって、授業において複数の飲料をテイスティングし、
その結果を登録させる場合に、予め指示した順番でのみ
各飲料のテイスティング結果の登録が可能となるように
している。
【0014】この方法を採用すると、各飲料のテイステ
ィング結果を登録するために、各ユーザは予め指示した
順番にて各飲料のテイスティングを行うので、教育サー
バの運営者が考えた順番にて各飲料のテイスティングを
行わせることができる。したがって、各ユーザに各飲料
の微妙で奥深い味覚の違いを区別させることができ、た
とえ飲料にあまり親しんでいない人であったとしても、
各飲料の微妙で奥深い味わいを理解させるほどに高い教
育効果を期待することができる。
【0015】本発明の飲料のテイスティングの教育方法
は、各ユーザによる同一種類の飲料あるいは共通する味
覚的特長を有する飲料のテイスティング結果を、通信網
を介して教育データベースにて集計し、当該集計結果を
各ユーザに提供する飲料のテイスティングの教育方法で
あって、授業において予め定められた2つ以上の飲料を
テイスティングし、その結果を登録させる場合に、予め
指示した順番でのみ各飲料のテイスティング結果の登録
が可能となるようにしている。
【0016】この方法を採用すると、テイスティングの
中に味わいの抑揚をつけることができ、飲料のテイステ
ィング順をランダムにした場合よりも深く各ユーザに味
覚の違いを区別させることができ、たとえ飲料にあまり
親しんでいない人であったとしても、各飲料の微妙で奥
深い味わいを理解させるほどに高い教育効果を期待する
ことができる。
【0017】本発明の飲料のテイスティングの教育方法
は、各ユーザによる同一種類の飲料あるいは共通する味
覚的特長を有する飲料のテイスティング結果を通信網を
介して教育データベースにて集計し、当該集計結果を各
ユーザに提供する飲料のテイスティングの教育方法であ
って、上記集計の後に、当該ユーザ端末のユーザのテイ
スティング結果と、上記全てのユーザのテイスティング
結果の平均値、上記全てのユーザおよび講師のテイステ
ィング結果の平均値、複数の講師のテイスティング結果
の平均値、一人の講師またはソムリエのテイスティング
結果の中の少なくとも1つの値とを対比可能な状態で上
記集計結果を各ユーザに提供するようにしている。
【0018】この方法を採用すると、各ユーザは、自分
の味覚と他の人の味覚とを対比された状態で一目瞭然に
比較することができ、自分の味覚の特徴などを理解する
ことができる。特に、上記全てのユーザのテイスティン
グ結果の平均値や、上記全てのユーザおよび講師のテイ
スティング結果の平均値と比較すれば、一般的にどのよ
うな味覚であると評価されている飲料が自分の好みのも
のであるのかを理解することができる。逆に、自分が飲
んだ飲料の評価を行う場合であっても、その違いを考慮
した表現を採用することができる。また、複数の講師の
テイスティング結果の平均値や、一人の講師のテイステ
ィング結果の中の少なくとも1つの値と比較すれば、自
分と講師との味覚の違いを理解することができ、将来ソ
ムリエなどの飲料に関わる職業を目指す人間であったと
しても、自分と講師との味覚の違いに基いて自分の味覚
の強みや弱みを理解することができ、これを生かしてゆ
くことができる。
【0019】本発明の飲料のテイスティングの教育方法
は、各ユーザによる同一種類の飲料あるいは共通する味
覚的特長を有する飲料のテイスティング結果を、通信網
を介して教育データベースにて集計し、当該集計結果を
各ユーザに提供する飲料のテイスティングの教育方法で
あって、各ユーザによるテイスティング結果の登録の後
に、当該ユーザのテイスティング結果と、それまでの全
てのユーザのテイスティング結果の平均値あるいはそれ
までの全てのユーザおよび講師のテイスティング結果の
平均値とを、対比可能な状態で上記集計結果を各ユーザ
に提供するようにしている。
【0020】この方法を採用すると、各ユーザはテイス
ティング結果を登録した後に直に、未だ飲料の味覚が鮮
明なうちに自分の味覚と他の人の味覚とを対比された状
態で一目瞭然に比較することができ、自分の味覚の特徴
などを理解することができる。
【0021】本発明の飲料のテイスティングの教育方法
は、各ユーザによる同一種類の飲料あるいは共通する味
覚的特長を有する飲料のテイスティング結果を通信網を
介して教育データベースにて集計し、当該集計結果を各
ユーザに提供する飲料のテイスティングの教育方法であ
って、予め定められた時刻を過ぎるとテイスティング結
果の登録を停止するとともに、それまでの全てのユーザ
のテイスティング結果の平均値あるいはそれまでの全て
のユーザおよび講師のテイスティング結果の平均値を演
算し、各ユーザに提供するようにしている。
【0022】この方法を採用すると、各ユーザによるテ
イスティングを予め定められた時刻までに実施するよう
に促すことができるとともに、各ユーザに最終的な集計
結果を提供することができる。また、教育データベース
を管理するサイト側としても、各ユーザのデータをいつ
までも教育データベース上に残しておく必要がなくな
り、記憶負荷や処理負荷の増大を効果的に防止すること
ができ、健全なサイト運営が可能となる。
【0023】本発明の飲料のテイスティングの教育方法
は、前記予め定められた時刻までにテイスティング結果
を登録できなかったユーザには特別の識別番号を提供
し、これにより当該ユーザのテイスティング結果と、前
記平均値とを、対比可能な状態で各ユーザに提供するよ
うにしている。
【0024】この方法を採用すると、予め定められた時
刻までにテイスティング結果を登録することができなか
ったユーザに対しても、自分のテイスティング結果と対
比する形で、最終的な集計結果を提供することができ
る。しかも、このユーザのテイスティング結果は教育デ
ータベースに登録されないので、記憶負荷や処理負荷の
増大を効果的に防止しながら、ユーザにとっては上記時
刻の前後であっても実質的に大差の無いサービスを提供
することができる。
【0025】本発明の飲料のテイスティングの教育方法
は、各ユーザには、販売業者が取り扱うボトルの飲料を
小分けにしたものが提供されるとともに、前記予め定め
られた時刻は1週間毎に設けられ、且つ、4週に1週は
予備週を設け、当該予備週において各種のイベントを行
うようにしている。
【0026】この方法を採用すると、4週以上に渡る長
期の授業であったとしても、単にユーザ端末のみを用い
た教育だけでなく、4週間ごとに開催されるイベントに
ても教育することができ、しかも、そのようなイベント
に参加させることで他のユーザや講師と交流して、新た
な気持ちで授業を受けさせることができ、じっくりと時
間をかけて教育するのが望ましい飲料の教育を実効なら
しめる効果がある。
【0027】本発明の飲料のテイスティングの教育方法
は、各ユーザには、販売業者が取り扱うボトルの飲料を
小分けにしたものが提供されるとともに、前記予め定め
られた時刻は1週間毎に設けられ、且つ、4週に1週は
予備週を設け、当該予備週において直前の3週間におけ
る各授業でテイスティングできなかった飲料のテイステ
ィングを行わせるようにしている。
【0028】この方法を採用すると、ユーザは授業の遅
れをとりもどすために1週間の間に2回のテイスティン
グを行う必要は無くなり、余裕をもって遅れを取り戻す
ことができ、時間の余裕が少ない人でも確実に飲料の勉
強を継続させることができる。
【0029】本発明の飲料のテイスティングの教育方法
は、予備週においてテイスティングを行うユーザには、
予備の識別番号およびパスワードが通知されるようにし
ている。
【0030】この方法を採用すると、予備週においてテ
イスティングを行うユーザは別途予備の識別番号および
パスワードを取得しなければならないので、特段の理由
が無い限りユーザは上記時刻前にテイスティング結果を
登録することになり、上記時刻の前後のサービスとして
実質的に同等なものを提供しつつも、上記時刻前でのテ
イスティング結果登録を促すことができる。
【0031】本発明の飲料のテイスティングの教育方法
は、各ユーザによる果実酒のテイスティング結果を通信
網を介して教育データベースにて集計し、当該集計結果
を各ユーザに提供する飲料のテイスティングの教育方法
であって、果実酒の評価基準として、果実味を含むテイ
スティング結果を登録させるようにしている。
【0032】この方法を採用すると、ユーザは果実酒の
果実味を評価し、これを登録することができる。特に、
酸味、渋味、濃度、余韻、甘味などの飲料の一般的な評
価基準と共に果実味を評価することで、より細かく且つ
微妙に果実酒の味覚を判定することができる。
【0033】本発明の飲料のテイスティングの教育方法
は、各ユーザによる同一種類の飲料あるいは共通する味
覚的特長を有する飲料のテイスティング結果を通信網を
介して教育データベースにて集計し、当該集計結果を各
ユーザに提供する飲料のテイスティングの教育方法であ
って、各ユーザには、飲料の種類などを特定するための
ラベルが添付されていないボトル入りの飲料のテイステ
ィング結果を登録させ、各ユーザにはそれぞれのテイス
ティング結果とともに、上記飲料に関する情報を提供す
るようにしている。
【0034】この方法を採用すると、各ユーザは飲料に
関する知識を用いずに各飲料の味わいをテイスティング
することになり、各ユーザの味覚をより正確に引き出
し、これを登録することができる。しかも、各ユーザに
は登録後にそれぞれのテイスティング結果とともに、上
記飲料に関する情報が提供されるので、自分の本当の味
覚にてどのような飲料が好きかなどを正確に判断するこ
とができる。
【0035】本発明の飲料のテイスティングの教育シス
テムは、同一種類の飲料あるいは共通する味覚的特長を
有する飲料の教育情報および授業で使用する飲料のテイ
スティング結果を記憶する教育データベースと、通信網
を介してユーザ端末が接続され、当該ユーザ端末からの
アクセスに応じて上記教育データベースの教育情報を当
該ユーザ端末に送信する教育サーバと、を備える飲料の
テイスティングの教育システムであって、上記教育デー
タベースには、授業で使用する複数の飲料のテイスティ
ング順を記憶させ、上記教育サーバは、当該テイスティ
ング順にてテイスティング結果を入力させるための入力
シートを送信し、その応答に基いて各飲料のテイスティ
ング結果を上記教育データベースに登録するようにして
いる。
【0036】この構成を採用すると、入力シートが送信
された順番にて、各ユーザは各飲料のテイスティングを
行うので、教育サーバの運営者が考えた順番にて各飲料
のテイスティングを行わせることができる。したがっ
て、各ユーザに各飲料の微妙で奥深い味覚の違いを区別
させることができ、たとえ飲料にあまり親しんでいない
人であったとしても、各飲料の微妙で奥深い味わいを理
解させるほどに高い教育効果を期待することができる。
【0037】本発明の飲料のテイスティングの教育シス
テムは、同一種類の飲料あるいは共通する味覚的特長を
有する飲料の教育情報および授業で使用する飲料のテイ
スティング結果を記憶する教育データベースと、通信網
を介してユーザ端末が接続され、当該ユーザ端末からの
アクセスに応じて上記教育データベースの教育情報を当
該ユーザ端末に送信する教育サーバと、を備える飲料の
テイスティングの教育システムであって、上記教育デー
タベースには、上記授業で使用する2つ以上の飲料のテ
イスティング順を、予め指示した順番にて記憶させ、上
記教育サーバは、当該テイスティング順にてテイスティ
ング結果を入力させるための入力シートを送信し、その
応答に基いて各飲料のテイスティング結果を上記教育デ
ータベースに登録するようにしている。
【0038】この構成を採用すると、テイスティングの
中に味わいの抑揚をつけることができ、飲料のテイステ
ィング順を一つの順番にした場合よりも深く各ユーザに
味覚の違いを区別させることができ、たとえ飲料にあま
り親しんでいない人であったとしても、各飲料の微妙で
奥深い味わいを理解させるほどに高い教育効果を期待す
ることができる。
【0039】本発明の飲料のテイスティングの教育シス
テムは、同一種類の飲料あるいは共通する味覚的特長を
有する飲料の教育情報および授業で使用する飲料のテイ
スティング結果を記憶する教育データベースと、通信網
を介してユーザ端末が接続され、当該ユーザ端末からの
アクセスに応じて上記教育データベースの教育情報を当
該ユーザ端末に送信するとともに、各ユーザのテイステ
ィング結果を上記教育データベースに登録する教育サー
バと、を備える飲料のテイスティングの教育システムで
あって、上記教育サーバは、複数のユーザのテイスティ
ング結果を集計した後、当該ユーザ端末のユーザのテイ
スティング結果と、上記全てのユーザのテイスティング
結果の平均値、上記全てのユーザおよび講師のテイステ
ィング結果の平均値、複数の講師のテイスティング結果
の平均値、一人の講師またはソムリエのテイスティング
結果の中の少なくとも1つの値とを対比可能な状態で上
記ユーザ端末に送信するようにしている。
【0040】この構成を採用すると、各ユーザは、自分
の味覚と他の人の味覚とを対比された状態で一目瞭然に
比較することができ、自分の味覚の特徴などを理解する
ことができる。特に、上記全てのユーザのテイスティン
グ結果の平均値や、上記全てのユーザおよび講師のテイ
スティング結果の平均値と比較すれば、一般的にどのよ
うな味覚であると評価されている飲料が自分の好みのも
のであるのかを理解することができる。逆に、自分が飲
んだ飲料の評価を行う場合であっても、その違いを考慮
した表現を採用することができる。また、複数の講師の
テイスティング結果の平均値や、一人の講師のテイステ
ィング結果の中の少なくとも1つの値と比較すれば、自
分と講師との味覚の違いを理解することができ、将来ソ
ムリエなどの飲料に関わる職業を目指す人間であったと
しても、自分と講師との味覚の違いに基いて自分の味覚
の強みや弱みを理解することができ、これを生かしてゆ
くことができる。
【0041】本発明の飲料のテイスティングの教育シス
テムは、同一種類の飲料あるいは共通する味覚的特長を
有する飲料の教育情報および授業で使用する飲料のテイ
スティング結果を記憶する教育データベースと、通信網
を介してユーザ端末が接続され、当該ユーザ端末からの
アクセスに応じて上記教育データベースの教育情報を当
該ユーザ端末に送信するとともに、各ユーザのテイステ
ィング結果を上記教育データベースに登録する教育サー
バと、を備える飲料のテイスティングの教育システムで
あって、上記教育サーバは、各ユーザによるテイスティ
ング結果の登録の後に、当該ユーザのテイスティング結
果と、それまでの全てのユーザのテイスティング結果の
平均値あるいはそれまでの全てのユーザおよび講師のテ
イスティング結果の平均値とを、対比可能な状態で上記
ユーザ端末に送信するようにしている。
【0042】この構成を採用すると、各ユーザはテイス
ティング結果を登録した後に直に、、未だ飲料の味覚が
鮮明なうちに自分の味覚と他の人の味覚とを対比された
状態で一目瞭然に比較することができ、自分の味覚の特
徴などを理解することができる。
【0043】本発明の飲料のテイスティングの教育シス
テムは、同一種類の飲料あるいは共通する味覚的特長を
有する飲料の教育情報および授業で使用する飲料のテイ
スティング結果を記憶する教育データベースと、通信網
を介してユーザ端末が接続され、当該ユーザ端末からの
アクセスに応じて上記教育データベースの教育情報を当
該ユーザ端末に送信するとともに、各ユーザのテイステ
ィング結果を上記教育データベースに登録する教育サー
バと、を備える飲料のテイスティングの教育システムで
あって、上記教育サーバは、予め定められた時刻になる
と、テイスティング結果の登録を停止するとともに、そ
れまでの全てのユーザのテイスティング結果の平均値あ
るいはそれまでの全てのユーザおよび講師のテイスティ
ング結果の平均値を演算して上記教育データベースに登
録し、更に、上記ユーザ端末からのアクセスに応じて、
当該ユーザ端末のユーザのテイスティング結果と、上記
平均値とを対比可能な状態で送信するようにしている。
【0044】この構成を採用すると、各ユーザによるテ
イスティングを予め定められた時刻までに実施するよう
に促すことができるとともに、各ユーザに最終的な集計
結果を提供することができる。また、教育データベース
を管理するサイト側としても、各ユーザのデータをいつ
までも教育データベース上に残しておく必要がなくな
り、記憶負荷や処理負荷の増大を効果的に防止すること
ができ、健全なサイト運営が可能となる。
【0045】本発明の飲料のテイスティングの教育シス
テムは、前記予め定められた時刻までにテイスティング
結果を登録できなかったユーザは、特別の識別番号でも
って前記教育サーバにアクセスし、当該教育サーバは、
上記ユーザによるテイスティング結果の入力に応じて、
当該ユーザのテイスティング結果と、前記平均値とを対
比可能な状態で送信するようにしている。
【0046】この構成を採用すると、予め定められた時
刻までにテイスティング結果を登録することができなか
ったユーザに対しても、自分のテイスティング結果と対
比する形で、最終的な集計結果を提供することができ
る。しかも、このユーザのテイスティング結果は教育デ
ータベースに登録されないので、記憶負荷や処理負荷の
増大を効果的に防止しながら、ユーザにとっては上記時
刻の前後であっても実質的に大差の無いサービスを提供
することができる。
【0047】本発明の飲料のテイスティングの教育シス
テムは、各ユーザには、販売業者が取り扱うボトルの飲
料を小分けにしたものが提供されるとともに、前記予め
定められた時刻は1週間毎に設けられ、且つ、4週に1
週は予備週を設け、当該予備週において各種のイベント
を行うようにしている。
【0048】この構成を採用すると、4週以上に渡る長
期の授業であったとしても、単にユーザ端末のみを用い
た教育だけでなく、4週間ごとに開催されるイベントに
ても教育することができ、しかも、そのようなイベント
に参加させることで他のユーザや講師と交流して、新た
な気持ちで授業を受けさせることができ、じっくりと時
間をかけて教育するのが望ましい飲料の教育を実効なら
しめる効果がある。
【0049】本発明の飲料のテイスティングの教育シス
テムは、各ユーザには、販売業者が取り扱うボトルの飲
料を小分けにしたものが提供されるとともに、前記予め
定められた時刻は1週間毎に設けられ、且つ、4週に1
週は予備週を設け、当該予備週において直前の3週間に
おける各授業でテイスティングできなかった飲料のテイ
スティングを行わせるようにしている。
【0050】この構成を採用すると、ユーザは授業の遅
れをとりもどすために1週間の間に2回のテイスティン
グを行う必要は無くなり、余裕をもって遅れを取り戻す
ことができ、時間の余裕が少ない人でも確実に飲料の勉
強を継続させることができる。
【0051】本発明の飲料のテイスティングの教育シス
テムは、予備週においてテイスティングを行うユーザに
は、予備の識別番号およびパスワードが通知されるよう
にしている。
【0052】この構成を採用すると、予備週においてテ
イスティングを行うユーザは別途予備の識別番号および
パスワードを取得しなければならないので、特段の理由
が無い限りユーザは上記時刻前にテイスティング結果を
登録することになり、上記時刻の前後のサービスとして
実質的に同等なものを提供しつつも、上記時刻前でのテ
イスティング結果登録を促すことができる。
【0053】本発明の飲料のテイスティングの教育シス
テムは、果実酒の教育情報および授業で使用する果実酒
のテイスティング結果を記憶する教育データベースと、
通信網を介してユーザ端末が接続され、当該ユーザ端末
からのアクセスに応じて上記教育データベースの教育情
報を当該ユーザ端末に送信するとともに、各ユーザのテ
イスティング結果を上記教育データベースに登録する教
育サーバと、を備える飲料のテイスティングの教育シス
テムであって、上記教育サーバは、果実酒の評価基準と
して、果実味を含むテイスティング結果入力シートを送
信し、これに対する応答を上記教育データベースに登録
するようにしている。
【0054】この構成を採用すると、ユーザは飲料の果
実味を評価し、これを登録することができる。特に、酸
味、渋味、濃度、余韻、甘味などの飲料の一般的な評価
基準と共に評価することで、より細かく且つ微妙に果実
酒の味覚を判定することができる。
【0055】本発明の飲料のテイスティングの教育シス
テムは、同一種類の飲料あるいは共通する味覚的特長を
有する飲料の教育情報および授業で使用する飲料のテイ
スティング結果を記憶する教育データベースと、通信網
を介してユーザ端末が接続され、当該ユーザ端末からの
アクセスに応じて上記教育データベースの教育情報を当
該ユーザ端末に送信するとともに、各ユーザのテイステ
ィング結果を上記教育データベースに登録する教育サー
バと、を備える飲料のテイスティングの教育システムで
あって、上記教育サーバは、各ユーザによる飲料の種類
などを特定するためのラベルが添付されていないボトル
入りの飲料のテイスティング結果を登録した後に、当該
ユーザのテイスティング結果とともに、上記飲料に関す
る情報を上記ユーザ端末に送信するようにしている。
【0056】この構成を採用すると、各ユーザは飲料に
関する知識を用いずに各飲料の味わいをテイスティング
することになり、各ユーザの味覚をより正確に引き出
し、これを登録することができる。しかも、各ユーザに
は登録後にそれぞれのテイスティング結果とともに、上
記飲料に関する情報が提供されるので、自分の本当の味
覚にてどのような飲料が好きかなどを正確に判断するこ
とができる。
【0057】本発明の飲料のテイスティングの教育シス
テムは、同一種類の飲料あるいは共通する味覚的特長を
有する飲料に関する情報として飲料のボトルラベルの画
像を送信し、更に当該ボトルラベルの画像には、当該飲
料の製造元、販売元、輸入元のホームページへのリンク
が張られているようにしている。
【0058】この構成を採用すると、ユーザはテイステ
ィングを行った飲料について詳しい情報を得ることがで
き、味覚、知識ともに深く学ぶことができる。
【0059】本発明の飲料のテイスティングの教育装置
は、授業で使用する複数の同一種類の飲料あるいは共通
する味覚的特長を有する複数の飲料のテイスティング結
果を記憶する教育データベースと、通信網を介したユー
ザ端末からのアクセスに応じて各飲料のテイスティング
結果入力シートを送信するとともに、それに対する応答
に基いて上記教育データベースに各飲料のテイスティン
グ結果を登録する教育サーバと、を備える飲料のテイス
ティングの教育装置であって、上記教育データベース
は、上記複数の飲料のテイスティング順を記憶し、上記
教育サーバは、当該テイスティング順を上記ユーザ端末
に送信してから、各飲料のテイスティング結果の入力シ
ートを送信するようにしている。
【0060】この構成を採用すると、予め受信したテイ
スティング順での順番にて、各ユーザは各飲料のテイス
ティングを行うので、教育サーバの運営者が考えた順番
にて各飲料のテイスティングを行わせることができる。
したがって、各ユーザに各飲料の微妙で奥深い味覚の違
いを区別させることができ、たとえ飲料にあまり親しん
でいない人であったとしても、各飲料の微妙で奥深い味
わいを理解させるほどに高い教育効果を期待することが
できる。
【0061】本発明の飲料のテイスティングの教育装置
は、授業で使用する複数の同一種類の飲料あるいは共通
する味覚的特長を有する複数の飲料のテイスティング結
果を記憶する教育データベースと、通信網を介したユー
ザ端末からのアクセスに応じて各飲料のテイスティング
結果入力シートを送信するとともに、それに対する応答
に基いて上記教育データベースに各飲料のテイスティン
グ結果を登録する教育サーバと、を備える飲料のテイス
ティングの教育装置であって、上記教育データベース
は、上記複数の飲料のテイスティング順を記憶し、上記
教育サーバは、当該テイスティング順にて各飲料のテイ
スティング結果入力シートを送信するようにしている。
【0062】この構成を採用すると、入力シートが送信
された順番にて、各ユーザは各飲料のテイスティングを
行うので、教育サーバの運営者が考えた順番にて各飲料
のテイスティングを行わせることができる。したがっ
て、各ユーザに各飲料の微妙で奥深い味覚の違いを区別
させることができ、たとえ飲料にあまり親しんでいない
人であったとしても、各飲料の微妙で奥深い味わいを理
解させるほどに高い教育効果を期待することができる。
【0063】本発明の飲料のテイスティングの教育装置
は、前記教育データベースには、予め指示した順番にて
2つ以上の飲料をテイスティングするテイスティング順
が記憶されているようにしている。
【0064】この構成を採用すると、テイスティングの
中に味わいの抑揚をつけることができ、飲料のテイステ
ィング順をランダムにした場合よりも深く各ユーザに味
覚の違いを区別させることができ、たとえ飲料にあまり
親しんでいない人であったとしても、各飲料の微妙で奥
深い味わいを理解させるほどに高い教育効果を期待する
ことができる。
【0065】本発明の飲料のテイスティングの教育装置
は、前記教育データベースには、複数の飲料を所定の順
番で全てテイスティングした後、更に引き続いてそれと
は異なる順番でのテイスティング順が記憶されているよ
うにしている。
【0066】この構成を採用すると、同じ飲料を異なる
順番でテイスティングするので、各飲料を異なる飲料の
後に再度のむことになり、当該飲料の複数回の印象の違
いに基いて味覚を区別させることができ、たとえ飲料に
あまり親しんでいない人であったとしても、各飲料の微
妙で奥深い味わいを理解させるほどに高い教育効果を期
待することができる。
【0067】本発明の飲料のテイスティングの教育装置
は、全てのユーザのテイスティング結果を記憶する教育
データベースと、通信網を介したユーザ端末からのアク
セスに応じて各飲料のテイスティング結果入力シートを
送信するとともに、それに対する応答に基いて上記教育
データベースに各飲料のテイスティング結果をユーザ毎
に登録する教育サーバと、を備える飲料のテイスティン
グの教育装置であって、上記教育サーバは、上記ユーザ
端末からのアクセスに応じて、当該ユーザ端末のユーザ
のテイスティング結果と、上記全てのユーザのテイステ
ィング結果の平均値、上記全てのユーザおよび講師のテ
イスティング結果の平均値、複数の講師のテイスティン
グ結果の平均値、一人の講師のテイスティング結果の中
の少なくとも1つの値とを対比可能な状態で送信するよ
うにしている。
【0068】この構成を採用すると、各ユーザは、自分
の味覚と他の人の味覚とを対比された状態で一目瞭然に
比較することができ、自分の味覚の特徴などを理解する
ことができる。特に、上記全てのユーザのテイスティン
グ結果の平均値や、上記全てのユーザおよび講師のテイ
スティング結果の平均値と比較すれば、一般的にどのよ
うな味覚であると評価されている飲料が自分の好みのも
のであるのかを理解することができる。逆に、自分が飲
んだ飲料の評価を行う場合であっても、その違いを考慮
した表現を採用することができる。また、複数の講師の
テイスティング結果の平均値や、一人の講師のテイステ
ィング結果の中の少なくとも1つの値と比較すれば、自
分と講師との味覚の違いを理解することができ、将来ソ
ムリエなどの飲料に関わる職業を目指す人間であったと
しても、自分と講師との味覚の違いに基いて自分の味覚
の強みや弱みを理解することができ、これを生かしてゆ
くことができる。なお、ユーザ端末としては、所謂パー
ソナルコンピュータなどのネット端末であってもよい
が、他にも、テレビなどのモニタ、各種の通信機器など
が考えられる。
【0069】本発明の飲料のテイスティングの教育装置
は、全てのユーザのテイスティング結果を記憶する教育
データベースと、通信網を介したユーザ端末からのアク
セスに応じて各飲料のテイスティング結果入力シートを
送信するとともに、それに対する応答に基いて上記教育
データベースに各飲料のテイスティング結果をユーザ毎
に登録する教育サーバと、を備える飲料のテイスティン
グの教育装置であって、上記教育サーバは、各ユーザの
ユーザテイスティング結果を登録した後に、当該ユーザ
のテイスティング結果と、それまでの全てのユーザのテ
イスティング結果の平均値あるいはそれまでの全てのユ
ーザおよび講師のテイスティング結果の平均値とを、対
比可能な状態で上記ユーザ端末に送信するようにしてい
る。
【0070】この構成を採用すると、各ユーザはテイス
ティング結果を登録した後に直に、未だ飲料の味覚が鮮
明なうちに自分の味覚と他の人の味覚とを対比された状
態で一目瞭然に比較することができ、自分の味覚の特徴
などを理解することができる。
【0071】本発明の飲料のテイスティングの教育装置
は、全てのユーザのテイスティング結果を記憶する教育
データベースと、通信網を介したユーザ端末からのアク
セスに応じて各飲料のテイスティング結果入力シートを
送信するとともに、それに対する応答に基いて上記教育
データベースに各飲料のテイスティング結果をユーザ毎
に登録する教育サーバと、を備える飲料のテイスティン
グの教育装置であって、上記教育サーバは、予め定めら
れた時刻になると、テイスティング結果の登録を停止す
るとともに、それまでの全てのユーザのテイスティング
結果の平均値あるいはそれまでの全てのユーザおよび講
師のテイスティング結果の平均値を演算して上記教育デ
ータベースに登録し、更に、上記ユーザ端末からのアク
セスに応じて、当該ユーザ端末のユーザのテイスティン
グ結果と、上記平均値とを対比可能な状態で送信するよ
うにしている。
【0072】この構成を採用すると、各ユーザによるテ
イスティングを予め定められた時刻までに実施するよう
に促すことができるとともに、各ユーザに最終的な集計
結果を提供することができる。また、教育データベース
を管理するサイト側としても、各ユーザのデータをいつ
までも教育データベース上に残しておく必要がなくな
り、記憶負荷や処理負荷の増大を効果的に防止すること
ができ、健全なサイト運営が可能となる。
【0073】本発明の飲料のテイスティングの教育装置
は、前記予め定められた時刻までにテイスティング結果
を登録できなかったユーザは、特別の識別番号でもって
前記教育サーバにアクセスし、当該教育サーバは、上記
アクセスに応じて各飲料のテイスティング結果入力シー
トを送信するとともに、それに対する応答に基いて当該
ユーザのテイスティング結果と、前記平均値とを対比可
能な状態で送信するようにしている。
【0074】この構成を採用すると、予め定められた時
刻までにテイスティング結果を登録することができなか
ったユーザに対しても、自分のテイスティング結果と対
比する形で、最終的な集計結果を提供することができ
る。しかも、このユーザのテイスティング結果は教育デ
ータベースに登録されないので、記憶負荷や処理負荷の
増大を効果的に防止しながら、ユーザにとっては上記時
刻の前後であっても実質的に大差の無いサービスを提供
することができる。
【0075】本発明の飲料のテイスティングの教育装置
は、全てのユーザのテイスティング結果を記憶する教育
データベースと、通信網を介したユーザ端末からのアク
セスに応じて各果実酒のテイスティング結果入力シート
を送信するとともに、それに対する応答に基いて上記教
育データベースに各果実酒のテイスティング結果をユー
ザ毎に登録する教育サーバと、を備える飲料のテイステ
ィングの教育装置であって、上記教育サーバは、果実酒
の評価基準として、果実味を含むテイスティング結果入
力シートを送信し、これに対する応答を上記教育データ
ベースに登録するようにしている。
【0076】この構成を採用すると、ユーザは飲料の果
実味を評価し、これを登録することができる。特に、酸
味、渋味、濃度、余韻、甘味などの飲料の一般的な評価
基準と共に評価することで、より細かく且つ微妙に果実
酒の味覚を判定することができる。
【0077】本発明の飲料のテイスティングの教育装置
は、全てのユーザのテイスティング結果を記憶する教育
データベースと、通信網を介したユーザ端末からのアク
セスに応じて各飲料のテイスティング結果入力シートを
送信するとともに、それに対する応答に基いて上記教育
データベースに各飲料のテイスティング結果をユーザ毎
に登録する教育サーバと、を備える飲料のテイスティン
グの教育装置であって、上記教育サーバは、各ユーザに
よる飲料の種類などを特定するためのラベルが添付され
ていないボトル入りの飲料のテイスティング結果を登録
した後に、当該ユーザのテイスティング結果とともに、
上記飲料に関する情報を上記ユーザ端末に送信するよう
にしている。
【0078】この構成を採用すると、各ユーザは飲料に
関する知識を用いずに各飲料の味わいをテイスティング
することになり、各ユーザの味覚をより正確に引き出
し、これを登録することができる。しかも、各ユーザに
は登録後にそれぞれのテイスティング結果とともに、上
記飲料に関する情報が提供されるので、自分の本当の味
覚にてどのような飲料が好きかなどを正確に判断するこ
とができる。
【0079】本発明の飲料のテイスティングの教育装置
は、飲料に関する情報として飲料のボトルラベルの画像
を送信し、更に当該ボトルラベルの画像には、当該飲料
の製造元、販売元、輸入元のホームページへのリンクが
張られているようにしている。
【0080】この構成を採用すると、ユーザはテイステ
ィングを行った飲料について詳しい情報を得ることがで
き、味覚、知識ともに深く学ぶことができる。
【0081】本発明のコンピュータ読み取り可能な記録
媒体は、通信網を介したユーザ端末からのアクセスに応
じて動作するサーバ内またはこのサーバに接続される教
育データベースから授業で使用する複数の飲料のテイス
ティング順を受信するステップと、その後の通信網を介
したユーザ端末からのアクセスに応じて動作するサーバ
から、各飲料のテイスティング結果の入力シートを受信
するステップと、当該入力シートに対する応答に含まれ
る上記ユーザ端末のユーザのテイスティング結果を上記
教育データベースに登録するステップと、を実行するた
めのプログラムを記録したものである。
【0082】この構成を採用すると、予め受信したテイ
スティング順での順番にて、各ユーザは各飲料のテイス
ティングを行うので、教育サーバの運営者が考えた順番
にて各飲料のテイスティングを行わせることができる。
したがって、各ユーザに各飲料の微妙で奥深い味覚の違
いを区別させることができ、たとえ飲料にあまり親しん
でいない人であったとしても、各飲料の微妙で奥深い味
わいを理解させるほどに高い教育効果を期待することが
できる。
【0083】本発明のコンピュータ読み取り可能な記録
媒体は、通信網を介したユーザ端末からのアクセスに応
じて動作するサーバ内またはこのサーバに接続される教
育データベースに記憶されているテイスティング順に従
って各飲料のテイスティング結果の入力シートを受信す
るステップと、当該入力シートに対する応答に含まれる
上記ユーザ端末のユーザのテイスティング結果を上記教
育データベースに登録するステップと、を実行するため
のプログラムを記録したものである。
【0084】この構成を採用すると、入力シートが送信
された順番にて、各ユーザは各飲料のテイスティングを
行うので、教育サーバの運営者が考えた順番にて各飲料
のテイスティングを行わせることができる。したがっ
て、各ユーザに各飲料の微妙で奥深い味覚の違いを区別
させることができ、たとえ飲料にあまり親しんでいない
人であったとしても、各飲料の微妙で奥深い味わいを理
解させるほどに高い教育効果を期待することができる。
【0085】本発明のコンピュータ読み取り可能な記録
媒体は、前記教育データベースには、予め指示した順番
にて2つ以上の飲料をテイスティングするテイスティン
グ順が記憶されているものである。
【0086】この構成を採用すると、テイスティングの
中に味わいの抑揚をつけることができ、飲料のテイステ
ィング順をランダムにした場合よりも深く各ユーザに味
覚の違いを区別させることができ、たとえ飲料にあまり
親しんでいない人であったとしても、各飲料の微妙で奥
深い味わいを理解させるほどに高い教育効果を期待する
ことができる。
【0087】本発明のコンピュータ読み取り可能な記録
媒体は、前記教育データベースには、複数の飲料を所定
の順番で全てテイスティングした後、更に引き続いてそ
れとは異なる順番でのテイスティング順が記憶されてい
るものである。
【0088】この構成を採用すると、同じ飲料を異なる
順番でテイスティングするので、各飲料を異なる飲料の
後に再度のむことになり、当該飲料の複数回の印象の違
いに基いて味覚を区別させることができ、たとえ飲料に
あまり親しんでいない人であったとしても、各飲料の微
妙で奥深い味わいを理解させるほどに高い教育効果を期
待することができる。
【0089】本発明のコンピュータ読み取り可能な記録
媒体は、通信網を介したユーザ端末からのアクセスに応
じて動作するサーバから各飲料のテイスティング結果の
入力シートを受信するステップと、当該入力シートに対
する応答に含まれる上記ユーザ端末のユーザのテイステ
ィング結果を上記教育データベースに登録するステップ
と、通信網を介したユーザ端末からのアクセスに応じて
動作するサーバ内またはこのサーバに接続される上記教
育データベースに登録されている情報に基いて、当該ユ
ーザ端末のユーザのテイスティング結果と、上記全ての
ユーザのテイスティング結果の平均値、上記全てのユー
ザおよび講師のテイスティング結果の平均値、複数の講
師のテイスティング結果の平均値、一人の講師のテイス
ティング結果の中の少なくとも1つの値を対比可能な状
態で受信するステップと、を実行するためのプログラム
を記録したものである。
【0090】この構成を採用すると、各ユーザは、自分
の味覚と他の人の味覚とを対比された状態で一目瞭然に
比較することができ、自分の味覚の特徴などを理解する
ことができる。特に、上記全てのユーザのテイスティン
グ結果の平均値や、上記全てのユーザおよび講師のテイ
スティング結果の平均値と比較すれば、一般的にどのよ
うな味覚であると評価されている飲料が自分の好みのも
のであるのかを理解することができる。逆に、自分が飲
んだ飲料の評価を行う場合であっても、その違いを考慮
した表現を採用することができる。また、複数の講師の
テイスティング結果の平均値や、一人の講師のテイステ
ィング結果の中の少なくとも1つの値と比較すれば、自
分と講師との味覚の違いを理解することができ、将来ソ
ムリエなどの飲料に関わる職業を目指す人間であったと
しても、自分と講師との味覚の違いに基いて自分の味覚
の強みや弱みを理解することができ、これを生かしてゆ
くことができる。
【0091】本発明のコンピュータ読み取り可能な記録
媒体は、通信網を介したユーザ端末からのアクセスに応
じて動作するサーバから各飲料のテイスティング結果の
入力シートを受信するステップと、当該入力シートに対
する応答に含まれる上記ユーザ端末のユーザのテイステ
ィング結果を上記教育データベースに登録するステップ
と、上記登録の後に、当該ユーザのテイスティング結果
と、それまでの全てのユーザのテイスティング結果の平
均値あるいはそれまでの全てのユーザおよび講師のテイ
スティング結果の平均値を対比可能な状態で受信するス
テップと、を実行するためのプログラムを記録したもの
である。
【0092】この構成を採用すると、各ユーザはテイス
ティング結果を登録した後に直に、未だ飲料の味覚が鮮
明なうちに自分の味覚と他の人の味覚とを対比された状
態で一目瞭然に比較することができ、自分の味覚の特徴
などを理解することができる。
【0093】本発明のコンピュータ読み取り可能な記録
媒体は、通信網を介したユーザ端末からのアクセスに応
じて動作するサーバから、各飲料のテイスティング結果
の入力シートを受信するステップと、当該入力シートに
対する応答に含まれる上記ユーザ端末のユーザのテイス
ティング結果を上記教育データベースに登録するステッ
プと、予め定められた時刻になると、テイスティング結
果の登録を停止するとともに、それまでの全てのユーザ
のテイスティング結果の平均値あるいはそれまでの全て
のユーザおよび講師のテイスティング結果の平均値を上
記教育データベースに登録するステップと、その後のユ
ーザ端末からのアクセスに応じて動作するサーバから、
当該ユーザ端末のユーザのテイスティング結果と、上記
平均値とを対比可能な状態で受信するデータ受信ステッ
プと、を実行するためのプログラムを記録したものであ
る。
【0094】この構成を採用すると、各ユーザによるテ
イスティングを予め定められた時刻までに実施するよう
に促すことができるとともに、各ユーザに最終的な集計
結果を提供することができる。また、教育データベース
を管理するサイト側としても、各ユーザのデータをいつ
までも教育データベース上に残しておく必要がなくな
り、記憶負荷や処理負荷の増大を効果的に防止すること
ができ、健全なサイト運営が可能となる。
【0095】本発明のコンピュータ読み取り可能な記録
媒体は、前記データ受信ステップでは、当該ユーザが前
記教育データベースに未登録のユーザである場合には、
当該ユーザのテイスティング結果を入力させるステップ
と、そのステップの結果生成された値と予め上記教育デ
ータベースに登録してある前記平均値とを対比可能な状
態で受信するステップを有するものである。
【0096】この構成を採用すると、予め定められた時
刻までにテイスティング結果を登録することができなか
ったユーザに対しても、自分のテイスティング結果と対
比する形で、最終的な集計結果を提供することができ
る。しかも、このユーザのテイスティング結果は教育デ
ータベースに登録されないので、記憶負荷や処理負荷の
増大を効果的に防止しながら、ユーザにとっては上記時
刻の前後であっても実質的に大差の無いサービスを提供
することができる。
【0097】本発明のコンピュータ読み取り可能な記録
媒体は、通信網を介したユーザ端末からのアクセスに応
じて動作するサーバから、果実酒の評価基準として果実
味を含む各果実酒のテイスティング結果の入力シートを
受信するステップと、当該入力シートに対する応答に含
まれる上記ユーザ端末のユーザのテイスティング結果を
上記教育データベースに登録するステップと、を実行す
るためのプログラムを記録したものである。
【0098】この構成を採用すると、ユーザは飲料の果
実味を評価し、これを登録することができる。特に、酸
味、渋味、濃度、余韻、甘味などの飲料の一般的な評価
基準と共に評価することで、より細かく且つ微妙に果実
酒の味覚を判定することができる。
【0099】本発明のコンピュータ読み取り可能な記録
媒体は、通信網を介したユーザ端末からのアクセスに応
じて動作するサーバから、飲料の種類などを特定するた
めのラベルが添付されていないボトル入りの飲料のテイ
スティング結果の入力シートを受信するステップと、当
該入力シートに対する応答に含まれる上記ユーザ端末の
ユーザのテイスティング結果を上記教育データベースに
登録するステップと、上記登録の後に、当該ユーザのテ
イスティング結果とともに、上記教育データベースから
読み出した上記飲料に関する情報を上記ユーザ端末に受
信するステップと、を実行するためのプログラムを記録
したものである。
【0100】この構成を採用すると、各ユーザは飲料に
関する知識を用いずに各飲料の味わいをテイスティング
することになり、各ユーザの味覚をより正確に引き出
し、これを登録することができる。しかも、各ユーザに
は登録後にそれぞれのテイスティング結果とともに、上
記飲料に関する情報が提供されるので、自分の本当の味
覚にてどのような飲料が好きかなどを正確に判断するこ
とができる。
【0101】本発明のコンピュータ読み取り可能な記録
媒体は、前記飲料に関する情報には、当該飲料の製造
元、販売元、輸入元のホームページへのリンクが張られ
ている飲料のボトルラベルの画像が含まれているもので
ある。
【0102】この構成を採用すると、ユーザはテイステ
ィングを行った飲料について詳しい情報を得ることがで
き、味覚、知識ともに深く学ぶことができる。
【0103】本発明のコンピュータ読み取り可能な記録
媒体は、予め定められた2つ以上の同一種類の飲料ある
いは共通する味覚的特長を有する飲料のテイスティング
順を再生可能に記録したものである。
【0104】この構成を採用すると、その指示順に従っ
てテイスティングすることで、単に飲料を1つ1つテイ
スティングした場合よりも、各飲料の微妙で奥深い味覚
の違いを区別することができ、たとえ飲料にあまり親し
んでいない人であったとしても、各飲料の微妙で奥深い
味わいを理解することができる。
【0105】本発明の飲料の教育セットは、複数の同一
種類の飲料あるいは共通する味覚的特長を有する飲料を
テイスティングさせるための飲料の教育セットであっ
て、上記複数の飲料を収容する複数の容器と、当該複数
の飲料の試飲順を伝えるための指示メディア媒体と、当
該複数の飲料を当該試飲順において試飲させた他の複数
の人の集計された試飲結果を伝えるための結果メディア
媒体と、を備えるものである。
【0106】この構成を採用すると、その指示順に従っ
てテイスティングすることで、単に飲料を1つ1つテイ
スティングした場合よりも、各飲料の微妙で奥深い味覚
の違いを区別することができ、たとえ飲料にあまり親し
んでいない人であったとしても、各飲料の微妙で奥深い
味わいを理解することができる。しかも、結果メディア
媒体に記憶されている他の複数の人の集計試飲結果を知
ることで、自分の味覚の特徴をより確実に理解すること
ができる。
【0107】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態に係る飲料の
テイスティング方法、その教育方法、その教育セット、
その教育システム、その教育装置、並びに、コンピュー
タ読み取り可能な記録媒体について図に基いて説明す
る。なお、飲料のテイスティング方法、その教育方法お
よびコンピュータ読取可能な記録媒体については、飲料
のテイスティングの教育システムの説明に併せて説明す
る。
【0108】図1は、本発明の実施の形態に係る教育シ
ステムの一例を示す全体構成図である。
【0109】教育システムは、主に、HTML、XM
L、BML(Broadcast Markup La
nguage)などの形式のページを表示可能なインタ
ーネット端末(ユーザ端末)1と、ワイン普及およびワ
イン教育のためのコンテンツを記憶する教育データベー
ス2と、教育データベース2の記憶内容を通信網として
のインターネット3上のユーザに公開する教育サーバ4
と、からなる。なお、教育サーバ4は、実際にはワイン
学校内のLAN(ローカルエリアネットワーク)5に接
続され、LAN5がゲートウェイ機器6を介してインタ
ーネット3に接続されている。
【0110】この教育システムには更に、インターネッ
ト3に接続されるとともにワインの販売業者が所有する
販売業者端末7と、インターネット3に接続されるとと
もに各回の授業にて使用されるワインのフルボトルを開
封し更に小分けにしてミニボトルにパッケージングする
仕分け業者が所有する仕分け業者端末8と、インターネ
ット3に接続されるとともに上記パッケージングされた
小分けワインを各生徒(ユーザ)に発送する発送業者が
所有する発送業者端末9と、LAN5に接続される教育
学校端末10とを備える。
【0111】そして、ユーザが使用するインターネット
端末1と教育学校端末10との間、並びに、教育学校端
末10と販売業者端末7、仕分け業者端末8、発送業者
端末9などとの間は、インターネット3を用いた電子メ
ールなどを送受信可能となっている。
【0112】図2は、図1の教育システム中の教育サー
バ4および教育データベース2を示す機能図である。
【0113】教育サーバ4は、LAN5が接続され、教
育学校端末10やインターネット3上の各端末1,7,
8,9との間でデータ通信を行うインタフェース部11
と、インタフェース部11による通信を管理するととも
に所定のプログラムを実行する制御部12と、制御部1
2に対して所定の時刻においてタイマ割り込みを発生さ
せるタイマ13とからなる。
【0114】教育データベース2は、カリキュラムデー
タベース14、教育内容データベース15、授業用ワイ
ン別データベース16、ユーザデータベース17、イベ
ントデータベース18、ワインデータベース19、その
他のデータを記憶するデータ記憶部20と、マスタプロ
グラム21、スケジュール管理プログラム22、授業プ
ログラム23、データ登録プログラム24、ユーザ登録
プログラム25、イベント申込プログラム26、情報提
供プログラム27、その他のプログラムを記憶するプロ
グラム記憶部28とからなる。
【0115】カリキュラムデータベース14は、インタ
ーネット3を用いたワイン教育カリキュラムを記憶する
ものであり、たとえば、カリキュラム毎に、開校日、開
催回数、料金、使用教材、スケジュール、各回の授業の
テーマ、目的を関連付けて読み出し可能に記憶してい
る。
【0116】教育内容データベース15は、各カリキュ
ラムの授業内容や進行状況を記憶するものであり、たと
えば、進行状況データのほかに、授業毎に、授業回数番
号、テーマ、目的、テーマ目的別の教育内容、教本の参
照ページ、テイスティングの注意事項、テイスティング
時間、ワインの飲み返し手順、各教育用ワインごとのテ
イスティングデータ入力画面などを記憶するものであ
る。また、授業毎に、仕分け業者端末8や発送業者端末
9に対して各授業で使用するワインの仕分け日、発送日
を指示するための情報も記憶している。
【0117】授業用ワイン別データベース16は、各授
業で使用するワインの情報を記憶するものであり、たと
えば、ワイン毎に、名称、品種、産地、ボトルラベル、
各授業での全体のテイスティング結果、講師によるテイ
スティング結果などのデータを記憶するものである。
【0118】ユーザデータベース17は、カリキュラム
毎に参加しているユーザのユーザ情報などを記憶するも
のであり、たとえば、カリキュラム毎に分類されたユー
ザ毎に、氏名、年齢、住所、電話番号、発送希望曜日や
時間帯、電子メールアドレス、ユーザに発行した識別番
号およびパスワード、各授業におけるテイスティング結
果などを記憶するものである。また、必要に応じてイベ
ントのみに参加するユーザについてもイベント参加者と
して別分類で登録してもよい。
【0119】イベントデータベース18は、各カリキュ
ラムに参加しているユーザが参加できるワインに関する
イベントや、一般ユーザも参加できるワインに関するイ
ベントなどの企画を記憶するものであり、たとえば、イ
ベント毎に、イベント内容、開催場所、開催日時、参加
資格、費用などを記憶するものである。
【0120】ワインデータベース19は、ワインに関す
る各種の情報を記憶するものであり、たとえば、ワイン
に関する基礎知識としての情報や、ワインと料理との関
係に関する情報、お勧めのワイン情報などを記憶するも
のである。
【0121】マスタプログラム21は、制御部12によ
って実行されることでインタフェース部11を用いたデ
ータ送受信を管理するものであり、たとえば、インター
ネット3を介してアクセスしてきたユーザのインターネ
ット端末1に対してサイトのトップページを送信し、そ
の後、インタフェース部11が受信したデータを他のプ
ログラム22〜27に受け渡す処理を行ったり、他のプ
ログラム22〜27で発生した送信データをインタフェ
ース部11から所定の端末1,7,8,9,10に送信
させたりする制御を行うものである。
【0122】データ登録プログラム24は、制御部12
によって実行されることでデータ記憶部20に対して各
種のデータを記憶させるものであり、たとえば、カリキ
ュラムデータベース14、教育内容データベース15、
授業用ワイン別データベース16、イベントデータベー
ス18、ワインデータベース19などのデータをデータ
記憶部20に記憶させる処理を行う。
【0123】ユーザ登録プログラム25は、制御部12
によって実行されることでインターネット端末1にユー
ザ登録のためのHTMLやXML形式のページを送信し
て表示させるとともに、それに対する応答に基いてデー
タ記憶部20に対してユーザデータベース17の初期内
容を記憶するものであり、たとえば、カリキュラム毎に
分類して各ユーザの氏名、年齢、住所、電話番号、発送
希望曜日や時間帯、電子メールアドレス、ユーザに発行
した識別番号およびパスワードなどを記憶させる。
【0124】授業プログラム23は、制御部12によっ
て実行されることで教育内容データベース15から各種
のデータを読み出すとともに、これをインターネット端
末1に各種のHTMLやXML形式のページとして送信
して表示させるものである。そして、ユーザは各ページ
にてワインの勉強やテイスティング結果を入力し、更に
集計結果などを閲覧することができる。
【0125】スケジュール管理プログラム22は、タイ
マ13からの割り込みに基いて制御部12によって実行
されるものであり、データ記憶部20に記憶されている
各種のデータの自動更新処理などを行うものである。た
とえば、教育内容データベース15に記憶されているワ
インの仕分け日や発送日になったら仕分け発送指示を仕
分け業者端末8や発送業者端末9に対して行い、たとえ
ば1週間毎に、教育内容データベース15の進行状況デ
ータの更新処理を行ったり、授業用ワイン別データベー
ス16の全体のテイスティング結果の集計処理を行うも
のである。
【0126】イベント申込プログラム26は、制御部1
2によって実行されことでイベントデータベース18か
ら各種のデータを読み出すとともに、これをインターネ
ット端末1に各種のHTMLやXML形式、BML形式
のページとして送信して表示させるものである。そし
て、ユーザは各ページにて開催予定の各種のイベントの
情報を閲覧し、たとえば電子メールや上記ユーザ登録プ
ログラム25などを用いてイベントへの申込を行うこと
ができる。
【0127】情報提供プログラム27は、制御部12に
よって実行されことでワインデータベース19から各種
のデータを読み出すとともに、これをインターネット端
末1に各種のHTMLやXML形式、BML形式のペー
ジとして送信して表示させるものである。そして、ユー
ザは各ページにてワインに関する知識や情報を得ること
ができる。
【0128】次に、以上のようなハードウェア構成を有
する教育システムの運営手順について説明する。
【0129】まず、教育学校は、ワイン教育のカリキュ
ラムを作成すると、教育学校端末10を用いて、当該カ
リキュラムで使用するワインの発注リストを販売業者端
末7へ送信するとともに各ワインに関する情報を教育用
ワイン別データベースに16登録する。また、ワイン教
育のカリキュラムをカリキュラムデータベース14に登
録し、各回の授業内容を授業内容データベース15に登
録する。更に、必要に応じてイベントデータベース18
に授業に関連したイベント情報などを登録してもよい。
【0130】なお、販売業者に発注したワインは、一旦
教育学校に納入されてから仕分け業者に納入されても良
いが、販売業者から直接仕分け業者に納入されても良
い。また、発注にあたっては、ワイン納品の事故による
開講延期などを避けるために、使用するワインの種類よ
りも多くのワインを候補として準備しておくと良い。た
とえば、27種類のワインを使用する場合には、54種
類のワインの候補をリストアップしておけばよい。
【0131】このような授業開催の準備が教育学校にお
いて進められる一方で、ユーザがインターネット3を介
して当該教育学校のサイトにアクセスすると、このアク
セス情報がインターネット3からゲートウェイ機器6、
LAN5を経由して教育サーバ4のインタフェース部1
1にて受信される。すると、マスタプログラム21に基
いて動作する制御部12は、インタフェース部11の受
信情報に基いてインターネット端末1からのアクセスを
判断し、当該インターネット端末1に対してサイトのト
ップページを送信する。
【0132】そして、トップページには、各種の受講コ
ースの説明とワインテイスティングの説明がリンクする
「オンライン・テイスティング」、日替わりでワインの
基礎知識を紹介しているページにリンクする「ワインの
基礎知識」、ワインの好みで性格判断するページにリン
クする「ワイン占い」、ワインと料理の組み合わせを説
明したページにリンクする「料理にワイン」、講師が選
ぶ印象に残ったワインを紹介するページにリンクする
「ベストワインセレクション」、パーティや短期講座な
どのイベントを紹介するページにリンクする「イベント
のお知らせ」、お試しの受講を行う受講生の募集をして
いるページにリンクする「トライアルコース受講生募
集」、毎日新たな受講生を募集するページにリンクする
ためのたとえば「10月受講生募集」、受講生のテイス
ティングシート記入ページにリンクしている「メンバー
ズエリア」の各種の文字列が割り付けられている。ユー
ザはインターネット端末1のキーボードやマウスにて1
つの文字列をクリックによって選択できる。1つの文字
列がクリックされるとマスタプログラム21に基いて動
作する制御部12は、このクリックに基く応答を受信
し、それぞれの文字列に対応付けられたプログラムを起
動させる。
【0133】たとえば、「オンライン・テイスティン
グ」の文字列がクリックされると、制御部12は、授業
プログラム23に基く動作を開始し、図3に示す画面を
教育サーバ4からインターネット端末1に送信する。つ
まり、ユーザ端末の操作機能によって1つの文字列を選
択することができる。この画面は、上部と下部とにフレ
ーム分割されており、下部のフレーム内にてオンライン
・テイスティングの趣旨や目的、開講予定の各授業コー
スの概略を確認することができる。たとえば、スタンダ
ードコースが2000年10月2日に開講され、どのよ
うな教材を使用するかなどの概略を確認することができ
る。なお、同図において、下フレーム内の表示ページの
ページ枠29がフレーム枠30から下にはみ出ている
が、この表記は当該フレーム枠30右側に設けられたス
クロールバー31を上下に操作することでページ枠29
内全体を閲覧することができることを意味している。
【0134】トップページや当該図3の上フレーム内の
「10月受講生募集」の文字列や下フレーム内の詳細表
示ボタン32がクリック操作されると、制御部12は、
授業プログラム23に基く動作を開始し、図4に示すス
タンダードコースのスケジュール画面をカリキュラムデ
ータベース14から読み出してインターネット端末1に
送信する。スケジュール画面は、図3と同様のフレーム
分割における下フレーム内に表示される。ユーザは、セ
クションやテーマによって各授業においてどのようなこ
とを学ぶことができるのかを把握することができ、3週
間毎に1週間休みで合計12週間の間で計9回の授業が
開催されるスケジュールであることを把握することがで
きる。
【0135】また、図3や図4において、受講申込ボタ
ン33が操作されると、制御部12は、ユーザ登録プロ
グラム25に基く動作を開始し、図5に示すユーザ申込
画面をインターネット端末1に送信する。ユーザ申込画
面も下フレーム内に表示される。そして、ユーザがここ
で、希望コース、氏名(漢字、片仮名)、住所、電話番
号、電子メールアドレス、希望教材届け曜日および時
間、年齢をテキストボックス34に入力し、その後送信
ボタン35を操作すると、ユーザ登録プログラム25が
動作する。すると、このユーザ登録プログラム25に基
いて動作する制御部12は、識別番号およびパスワード
をインターネット端末1に返信するとともに、識別番
号、パスワードおよび上記ユーザ情報をカリキュラムご
とに分類してユーザデータベース17に登録する。な
お、識別番号およびパスワードは後日、請求書などとと
もに郵送するようにしてもよい。
【0136】このようなユーザ登録手続きがなされる一
方で、制御部12はタイマ13からの割り込みに応じて
スケジュール管理プログラム22に基く動作を開始す
る。そして、割り込み発生時の日時を取得し、この現在
日時と、教育内容データベース15に記憶されているワ
インの仕分け日や発送日とを比較し、これらの日付が一
致したら仕分け発送指示を仕分け業者端末8および発送
業者端末9に対して行う。仕分け業者は、予め納入され
ていたフルボトルワインを開封し、50ccのミニボト
ルに分け、3種類のワインを1パックとして発送業者に
納品する。各ミニボトルには番号ラベルのみが貼られて
いる。発送業者は各ワインパックとともに、グラス3
個、テイスティングマット、教本1冊を第一回目のセッ
トとして各ユーザに届ける。
【0137】このとき、希望教材届け曜日および時刻が
指定されている場合には、発送業者は指定曜日や時刻に
届ける。また、二回目以降においては、ミニボトルのワ
インを3本発送するだけなので、たとえば会社でも受け
取れるように、1回目と2回目以降とで届け先を変更で
きるように設定しても良い。
【0138】そして、第一週目の授業期間(この実施の
形態の例では10/4〜10/10)になると、ユーザ
はインターネット端末1を立ち上げ、教育学校サイトに
アクセスする。そして、「メンバーズエリア」の文字列
などをクリックすると、制御部12は、授業プログラム
23に基いて動作を開始し、図6に示すログイン画面を
上記インターネット端末1に送信する。
【0139】ユーザは、予め通知されたユーザIDおよ
びパスワードを入力し、ログインボタン36で送信す
る。制御部12は、ユーザIDおよびパスワードを受信
すると、ユーザデータベース17を検索し、これらのユ
ーザ情報が共に合致するユーザがいた場合には、ユーザ
の参加コースの進行状況画面(図7)をインターネット
端末1に送信する。
【0140】進行状況画面において、状況項目の「テイ
スティング可能」の文字列をクリックすると、これに応
じて制御部12は図8に示す授業画面をインターネット
端末1に送信する。なお、状況項目は、スケジュール管
理プログラム22に基づいて動作する制御部12におい
て更新される。図8に示す授業画面では、第1回目の授
業のセクション/テーマとともに、目的、基本知識、教
本の対応ページなどが記載され、これらを読むことでテ
ーマに沿ったワインの知識を身に付けることができる。
なお、必要に応じて情報や各種のホームページへのリン
クなどを表示してもよい。
【0141】そして、今回のテーマに関する一通りの知
識を身に付けた後、オンラインにてミニボトルのテイス
ティングを行う。上記授業画面には今回の授業でのテイ
スティングを行う上での注意事項が記載されている。た
とえば、テイスティングをする上での一般的注意事項、
1種類のワインにかけるテイスティング時間(10分程
度)、3種類のワインの飲む順番(各ミニボトルに張付
けた番号で指定)、飲み返し手順(各ミニボトルに張付
けた番号で指定)などが記載されており、ユーザはこの
指示に従って3種類のワインのテイスティングを行う。
このように飲み返しをおこなうことにより、各受講生
(ユーザ)の味覚の違いによる各飲料の評価の違いを抑
制したり、際立たせたりすることができる。
【0142】また、ユーザは、たとえば、番号1が付さ
れたボトルのワインのテイスティングが終了すると、ボ
トルNO.1のボタン37を操作する。制御部12はこ
れに応じて図9に示すテイスティングシートをインター
ネット端末1に送信する。テイスティングシートは、表
示枠右側のスクロールバー38でスクロールすることで
画面枠内に表示可能であり、各項目は左側のチェックボ
ックスをクリックすることで選択される。また、「その
他の表現」と記載された右側にはテキストボックスが割
り付けられており、ユーザは自分自身の言葉でワインの
味わいを自由に表現することができるようになってい
る。そして、ユーザは、ボトルNO.1のワインの味わ
いについて、濃淡、清澄、色調、香り、甘味、酸味、渋
味、余韻、辛さ、果実味の分類について記入する。な
お、赤ワインの場合には、渋味を苦味に変えても良い。
【0143】このように、濃淡、酸味、渋味、余韻、甘
味などのワインの一般的な評価基準と共に果実味を評価
させることで、より細かく且つ微妙にワイン(果実酒)
の味覚を判定させることができる。
【0144】また、このテイスティングシートでは、ワ
インの印象の一環として、テイスティングしたワインの
好みを入力させるようにしている。そして、この好みの
情報とレーダチャートなどとを組み合わせて分析するこ
とで、一般ユーザのワインの好みや、その変化を把握す
ることができる。したがって、このテイスティングシー
トに入力された情報を嗜好調査や市場調査の情報として
活用し業者に提供することで、新たなワインを掘り起こ
したりすることができる。
【0145】また、ワインのミニボトルにはワインを特
定するための情報として番号ラベルなどが添付されてい
るので、各ユーザはワインに関する知識を用いずに各ワ
インの味わいをテイスティングすることになり、各ユー
ザの味覚をより正確に引き出すことができる。実際に
は、ラベルには小分けしたワインのテイスティングの指
定期限や内容物(添加物)なども記載されている。この
ように小分けにすることで、教育に必要な量のみを各受
講生(ユーザ)に提供することができ、ワインなどの高
価な飲料の無駄、ユーザの費用の無駄を防止することが
できる。
【0146】決定ボタン39が操作されると、授業プロ
グラム23に基いて動作している制御部12は、上記N
O.1のワインに関する評価を、ユーザデータベース1
7に登録するとともに、登録時点での全ての登録済みユ
ーザの平均値を演算し、甘味、酸味、渋味、余韻、辛
さ、果実味の平均値と当該ユーザの値とを重ね合わせた
レーダチャートなどの図を自動生成し、図10に示す途
中集計結果画面をインターネット端末1に送信する。
【0147】レーダチャートを用いて各ユーザは、未だ
ワインの味覚が鮮明なうちに、オンタイムで自分の味覚
と他の人の味覚とを図にて一目瞭然に比較することがで
き、自分の味覚の特徴などを理解することができる。
【0148】途中集計結果画面には、上記レーダチャー
トやそのユーザのテイスティングの大まかな印象などの
味覚評価結果とともに、試飲したワインのラベル画像
(ボトルラベルの画像)40、名称、品種、産地、年号
などのワイン情報が記述されている。したがって、番号
ラベルのみが添付されたミニボトルのワインを、知識無
しにテイスティングした結果とともに、上記ワインに関
する情報が提供されるので、自分の本当の味覚にてどの
ようなワインが好きかなどを正確に判断することができ
る。
【0149】なお、最終集計結果や途中集計結果の画面
に表示されたラベル画像40には当該ワインの生産者な
どに関するリンクをはり、これにより授業で用いたワイ
ンについてより深い知識を身に付けさせるようにもなっ
ている。
【0150】そして、ユーザは、このテイスティングシ
ートに基いて自分がどのようなワインについてどのよう
に感じたかを知ることができ、つまり自分の味覚を知る
ことができる。特に、テイスティングの際には番号が付
されたミニボトルのみでテイスティングをしているの
で、つまり所謂ブラインドテイスティングをしているの
で、自分本来の感覚にてワインを味わって、自分の味覚
をはっきりと知ることができる。
【0151】また更に、レーダチャートにおいて自分の
評価(折れ線)と、全員(含む自分)の評価の平均値
(ハッチング部分)とを参考にすることで、はっきりと
自分の味覚に基く評価を把握した上で、自分の味覚と他
人の味覚との違いを知ることができ、これにより自分が
知っているワインを人に進める場合の味覚の表現の参考
とすることができる。なお、レイダーチャートの各個人
の折れ線と平均評価値とはたとえば異なるレイヤにて形
成した後、それらを合成してたとえばJPEGなどの形
式の画像として出力すればよい。また、全員の平均値に
は、本人を含まないようにしてもよい。
【0152】なお、ユーザは、NO.1のワインのテイ
スティングに引き続きNO.2のワインのテイスティン
グを行って、図8に示す授業画面においてボトルNO.
2のボタン41または図10に示すNO.2のボタン4
2を操作し、テイスティングシートにテイスティング結
果を記入する。この情報はユーザデータベースに登録さ
れ、登録結果に基く途中集計結果画面が表示される。N
O.3のワインについても同様にボタン43またはボタ
ン44を操作して処理を行う。
【0153】以上のテイスティングにおいては、場合に
よっては「飲み返し」というテイスティング技術を用い
るようにしてもよい。飲み返しとは、同一種類の飲料で
ある複数のワインをテイスティングするとき、ひとつの
ワインの味わいを確認するためにその他のワインとの間
で時間を空けずに飲み返す技術である。これにより、単
にワインを1つ1つテイスティングした場合よりも、各
ワインの微妙で奥深い味覚の違いを区別することがで
き、ワインにあまり親しんでいない人であったとして
も、各ワインの微妙で奥深い味わいを理解することがで
きる。
【0154】特に、だんだんとワインが濃くなる順番な
どの予め指示した順番にて3種類以上のワインをテイス
ティングするテイスティング順を記憶しておけば、テイ
スティングの中に味わいの抑揚をつけることができ、ワ
インのテイスティング順をランダムにした場合よりも深
く各ユーザに味覚の違いを区別させることができ、たと
えワインにあまり親しんでいない人であったとしても、
各ワインの微妙で奥深い味わいを理解させるほどに高い
教育効果を期待することができる。
【0155】また、複数のワインを所定の順番で全てテ
イスティングした後、更に引き続いてそれとは異なる順
番(例えば逆の順番など)でのテイスティング順を記憶
しておけば、同じワインを異なる順番でテイスティング
するので、各ワインを異なるワインの後に再度のむこと
になり、当該ワインの複数回の印象の違いに基いて味覚
を区別させることができ、ワインにあまり親しんでいな
い人であったとしても、各ワインの微妙で奥深い味わい
を理解させるほどに高い教育効果を期待することができ
る。更に、この飲み返しを繰り返して行わせてもよい。
【0156】なお、もちろん、たとえばワインのみと
か、お茶のみとかのように同一種類の飲料においてのみ
返しをさせる教育カリキュラムを作成することは比較的
誰にでも可能であるが、発明としては飲み返しに用いら
れる飲料が同一種類に限られてしまうことは無い。たと
えば、お茶にはワインと共通する味覚的特徴として渋味
などを有するし、コーヒや紅茶などはお茶などとどうよ
うに苦味を有するものである。したがって、味覚を開発
し教育するためには、同一種類の飲料の間での飲み返し
に限られてしまうものではなく、当然に、これら異なる
種類の飲料であったとしても共通する味覚的特長を有す
るものであれば、その味覚的特長を教育するにあたって
は組み合わせることで当該味覚的特長を教育することが
できる。
【0157】ワインテイスティングとは、ワインの色、
香り、味わいを見る練習を繰り返すことにより、ワイン
の持つ個性や特性を引き出すこと、または利き分ける技
術である。人間が持つ感性は、元来個人差が多く異なる
ことがほとんどであり、ワインテイスティングにおいて
も色、香り、味わいにおいて統一的な基準を設けること
は実質的に不可能である。また、そのような基準を設け
てしまうと逆に感性を阻害することになる。それゆえ、
テイスティングの教育では、各人の感性を引き出すこと
を最優先に考慮しなければならない。
【0158】そして、上述した「飲み返し」の技術を用
いることで、元来各人の感性に個人差があったとしても
その影響を抑制することができる。たとえば、製造過程
のデータが揃っているワインを準備し、そのワインを基
準として飲み返しを行うと、他方のサンプルとなるワイ
ンの製造データをテイスティングのみでかなりの確度で
見極めることができる。その結果、テイスティングのみ
で、ブドウ品種の違い、醸造方法の違い、使用した樽の
種類、ぶどうを収穫した木の樹齢や収穫量の違い(濃縮
度)、ひいてはダメージを受けたワインの鑑定や、ワイ
ンを味わう順番などを判定できるほどに、正確で高度な
鑑定力を身につけることができる。但し、飲み返しに使
用するワインの選別には、専門的な知識が必要である。
【0159】特に、飲み返しをさせるにあたって、3種
類以上のワインで飲み返しを行わせることで、順番にテ
イスティングをした際に味わいにメリハリや抑揚をつけ
ることができ、ワイン初心者の人間であってもそれぞれ
のワインの味わいを区別して理解させることができ、ワ
インの微妙な深い味わいや種類の多様性を効果的に理解
させることができる。
【0160】なお、飲み返しをきちんと行わせるため
に、テイスティング順をユーザ端末1に予め送信する
か、テイスティング順にて各ワインのテイスティングシ
ートを送信するようにすればよい。これにより、ユーザ
は飲み返しの順番で各ボトルのテイスティングシートへ
の記入を行うようになる。たとえば、ボトルNO.1か
らボトルNO.3までをその順番で飲み返しをさせるた
めには、順番を各授業毎に授業内容データベース15に
登録しておき、たとえば、ボトルNO.1のテイスティ
ングシートに対する決定がなされないとボトルNO.2
のボタンがクリックできないように制御したり、ボトル
NO.2のテイスティングシートに対する決定がなされ
ないとボトルNO.3のボタンがクリックできないよう
に制御するとよい。
【0161】以上の処理により全てのワインのテイステ
ィングが終了すると、第一回目の授業は終了であり、ユ
ーザのログアウトに応じて制御部12は、授業プログラ
ム23に基く動作を停止する。
【0162】ところで、第一回目の授業期間において、
タイマ13からの割り込みに応じてスケジュール管理プ
ログラム22に基づいて動作する制御部12は、教育内
容データベース15に記憶されているワインの仕分け日
や発送日になったら第二回目の授業のための仕分け発送
指示を仕分け業者端末8や発送業者端末9に対して行
う。
【0163】また、授業開始から1週間が経過すると、
スケジュール管理プログラム22に基づいて動作する制
御部12は、第一回目の授業に対するテイスティング結
果入力を禁止(クローズ)するとともに、授業用ワイン
別データベース16の全体のテイスティング結果の集計
処理を行う。集計処理では、甘味、酸味、渋味、余韻、
辛さ、果実味の平均値が計算され、これが授業用ワイン
別データベース16に各ワイン毎に関連付けて記憶され
る。
【0164】これにより、各ユーザによるテイスティン
グを1週間毎の締め切りまでに実施させるように促すこ
とができるとともに、締め切り時に各ユーザに最終的な
集計結果を提供することができる。また、集計処理が終
われば、各ユーザのデータをいつまでも教育データベー
ス2上に残しておく必要がなくなるので、教育データベ
ース2を管理するサイト側としても、記憶負荷や処理負
荷の増大を効果的に防止することができ、健全なサイト
運営が可能となる。
【0165】図11は、第四週目の授業期間(11/0
1〜11/07)におけるの参加コースの進行状況画面
である。進行状況画面において、ユーザが、状況項目の
第4行に記載された「テイスティング可能」の文字列を
クリックすると、第四回目の授業画面が教育サーバ4か
らインターネット端末1へ送信される。
【0166】また、状況項目の第1行から第3行に記載
された「終了(集計表示)」の文字をクリックすると、
各週でテイスティングした各ワインの最終集計結果(レ
ーダチャートなど)を、図10に示す途中集計結果画面
と同様のレイアウトの画面にて閲覧することができる。
レーダチャートでは、図10の途中集計結果画面のもの
とはハッチング部分の意味が異なる。最終集計結果での
ハッチング部分は、授業に参加した全てのユーザによる
評価の平均値となっている。
【0167】この最終集計結果画面には、図10に示す
ように「ボトルNO.2」と表示されるボタン43と、
「ボトルNO.3」と表示されるボタン44とが表示さ
れ、順に各ボトルのテイスティング集計結果を見ること
ができる。なお、各ボタン43,44は、途中集計結果
画面においてはテイスティング実施のための操作部であ
り、最終集計結果画面とは異なる機能を有するものとな
っている。
【0168】なお、レーダチャートにおいて各ユーザの
テイスティング結果とともに掲載する比較データとしで
は、他にも、講師の評価の(たとえば10人の)平均
値、一人の著名な講師やソムリエの値、講師および生徒
の評価の平均値などを用いても良い。これにより、各ユ
ーザは、自分の味覚と他の人の味覚とを図にて一目瞭然
に比較することができ、自分の味覚の特徴などを理解す
ることができる。また、テイスティングを行ったものが
最初の一人目であるときなど、わずかな人数しか未だテ
イスティングをしていない場合に、講師の平均値や講師
と生徒の両方の平均値を比較するデータとして採用する
ことは好ましい実施方法といえる。
【0169】特に、上記全てのユーザのテイスティング
結果の平均値の図や、上記全てのユーザおよび講師のテ
イスティング結果の平均値の図と比較すれば、一般的に
どのような味覚であると評価されているワインが自分の
好みのものであるのかを理解することができる。逆に、
自分が飲んだワインの評価を行う場合であっても、その
違いを考慮した表現を採用することができる。
【0170】また、複数の講師のテイスティング結果の
平均値の図や、一人の講師のテイスティング結果の図の
中の少なくとも1つの図と比較すれば、自分と講師との
味覚の違いを理解することができ、将来ソムリエなどの
ワインに関わる職業を目指す人間であったとしても、自
分の味覚と講師の味覚との違いを理解し、その認識に基
いて自分の味覚の強みや弱みを理解することができ、こ
れを生かすことができる。
【0171】なお、最終集計結果や途中集計結果の画面
は、印刷することで自分オリジナルのテイスティングシ
ートとなる。更に、最終集計結果や途中集計結果の画面
に表示されたラベルには当該ワインの生産者などに関す
るリンクをはり、これにより授業で用いたワインについ
てより深い知識を身に付けさせるようになっている。
【0172】以上のようなサービスにて、ユーザは、合
計9回(合計12週)に渡って授業を受けると共に、毎
週3種類のワインのテイスティングを行うので、単にワ
インの知識を得ることができるだけではなく、自分の好
みにあったワインがどういう味覚のワインであるか、ひ
いてはワインを他人がどのように評価するのか、味覚を
どう表現したらよいか、などといった点についてトータ
ルに学習することができる。
【0173】そして、以上のようなやり方で、知識や感
覚を教育することで、ワインをもっと楽しみたいと考え
ている一般ユーザの要求に答えるだけでなく、専門的な
知識や味覚が必要なソムリエへの希望者などの要求、つ
まり絶対的な味覚を獲得したいという要求にも十分に答
えることができる。また、講師がユーザの目の前にいな
くとも、バーチャル的に教育が可能となる。
【0174】ところで、配送事故により所定の希望曜
日、時間帯にワインが届かない場合や、ボトルの破損な
どによりテイスティングが実施できない場合には、ユー
ザは、電話あるいはインターネット端末1からの電子メ
ールを用いて教育学校に問い合わせを行う。このような
問い合わせを受け取った教育学校では、当該週の授業に
おける締め切りを延長するようにしてもよいが、他の生
徒に集計結果を閲覧させることを考慮した場合には、予
め用意していた予備の識別番号およびパスワードを当該
ユーザに発行するとともに、仕分け業者端末8および発
送業者端末9に対して未達のワインパッケージの発送指
示を行うとよい。また、出張などでアクセスできなかっ
た生徒についても予備の識別番号およびパスワードを発
行してもよい。
【0175】このように、テイスティングの指定期限を
過ぎたユーザに対しては、別途予備の識別番号およびパ
スワードを取得させ、特別にテイスティング結果を入力
可能にすることで、通常の各ユーザは特段の理由が無い
限り上記期限前にテイスティング結果を登録することに
なるとともに、上記期限の前であっても後であっても実
質的に同等なサービスを提供できる。還元すれば、各ユ
ーザには上記期限前でのテイスティング結果登録を促す
ことができる。
【0176】そして、予備の識別番号およびパスワード
が発行されたユーザは、進行状況画面において該当する
週の状況項目の「終了(集計表示)」の文字をクリック
する。上記ログインによって授業プログラム23に基い
て動作していた制御部12は、上記予備の識別番号であ
ることを判定し、該当する週の授業画面を送信する。ま
た更に、ボトルNO.1ボタン37などがクリック操作
されれば、該当する番号のテイスティングシートをイン
ターネット端末1に送信する。ユーザはテイスティング
シートに書き込みを行い、決定ボタン39を操作するこ
とで、図10の途中集計結果画面と同様のレイアウトの
画面を得ることができる。
【0177】これにより、各授業の期間においてテイス
ティング結果を登録することができなかったユーザに対
しても、自分のテイスティング結果と対比する形で、最
終的な集計結果を提供することができる。これにより、
ユーザは予備週において授業の遅れを取り戻すことがで
きる。但し、このとき、本来の集計は終了しているた
め、レーダチャートの平均値には自分のデータは反映さ
れず、最終集計画面で確認するものと同じ全員(除く自
分)の評価の平均値となっている。
【0178】なお、このユーザのテイスティング結果
を、教育データベース2に登録しないようにすると、記
憶負荷や処理負荷の増大を効果的に防止しながら、ユー
ザにとっては上記期限の前後であっても実質的に大差の
無いサービスを提供することができる。但し、この期限
を過ぎたユーザのテイスティング結果を教育データベー
ス2に登録するようにしても良い。
【0179】また、一般的にテイスティングを行うのは
週末と考えられ、ワインを再送してもユーザができるだ
け授業期間内にテイスティングができるように、各授業
の始まりは週の前半とするのがよい。これにより、再送
をしたとしても早ければ週末までには配送ができ、週末
にゆっくりとテイスティングを楽しんでもらうことがで
きる。また、日曜の夜にテイスティングすることを考慮
すると、期限最終日は月曜とするのが好ましい。したが
って、各授業の開始は、火曜日あるいは水曜日とするの
がベストである。
【0180】なお、3週間が過ぎる毎に1週間の予備週
を設けたのには、理由がある。今回のインターネット3
を用いたワインの教育においては、専門家により選択さ
れたワインを使用しなければ、ワインの味覚を理解させ
ることはできない。そして、そのようなワインは、値段
も比較的高く、場合によっては通常では日本で入手し難
いものであったりもする。このような高価で入手し難い
ワインをそのまま毎週3本、合計27本も各ユーザに購
入させてしまったのでは、授業料自体が高くなりすぎて
しまい、ワイン普及させるほどの教育を行うことは到底
できない。そこで、この実施の形態の教育システムで
は、フルボトルワインを仕分け業者において必要量ずつ
に小分けし、これを各ユーザに提供している。
【0181】また、ワイン以外の教育では、一度に全て
の教材を発送することも可能であると思われるが、生も
のであるワインを小分けにした場合、そのまま一ヶ月以
上もの間放置するわけにはいかないので、毎週次の週で
使用するワインを仕分け発送するようにしている。これ
により、ワイン本来の味わいを各ユーザに味わさせるこ
とができる。
【0182】次に、その他の機能について説明する。
【0183】トップページなどにおいて、「イベントの
お知らせ」の文字列がクリック操作されると、制御部1
2はイベント申込プログラム26に基く動作を開始し、
図12に示すイベント通知画面がインターネット端末1
に送信される。イベント通知画面は、図3と同様のフレ
ーム分割における下フレーム内にイベント情報が表示さ
れる。ユーザは、イベントの目的、日時、場所、費用、
募集人数などのイベント内容を確認することができる。
そして、ユーザは、イベント申込ボタン45を操作して
イベントをオンラインで申し込むことができる。
【0184】そして、このイベントは、たとえば授業の
無い10月25日から10月31日までなどの期間にお
いて開催するようにすれば、授業に参加している生徒
(ユーザ)が積極的に参加し易く、且つ、他の生徒との
間で直接交流を図ることができるので、生徒のやる気を
喚起させる効果を期待することができる。
【0185】これにより、4週以上に渡る長期の授業で
あったとしても、単にインターネット端末1のみを用い
た教育だけでなく、4週間ごとに開催されるイベントに
おいても教育することができる。しかも、そのようなイ
ベントに参加させることで他のユーザや講師と交流し
て、新たな気持ちで授業を受けさせることができ、じっ
くりと時間をかけて教育するのが望ましいワインの教育
を実効ならしめる効果がある。
【0186】トップページなどにおいて、「ワインの基
礎知識」、「ワイン占い」、「料理にワイン」、「ベス
トワインセレクション」などの文字列がクリック操作さ
れると、制御部12は、情報提供プログラム27に基く
動作を開始し、情報画面をインターネット端末1に送信
する。図13は、「ベストワインセレクション」の文字
列がクリックされたことに応じて制御部12からインタ
ーネット端末1に送信されるお勧めワイン情報画面であ
る。お勧めワイン情報画面は、図3と同様のフレーム分
割における下フレーム内にお勧めワイン情報が表示され
る。ユーザは、授業の担当講師などが薦めるワインのボ
トルラベル画像(ボトルラベルの画像)46、名称、年
号、生産者、価格、のみ頃、解説などを閲覧すること
で、授業で得た知識や感覚を駆使して、手ごろで自分の
好みにあったワインを探すことができる。また、ボトル
ラベル画像44には、生産者などが作成したホームペー
ジへのリンクが割り当てられており、ユーザはラベル4
4をクリックすることで、お勧めワインの更に詳しい知
識を得ることができ、授業との相乗効果を期待すること
ができる。
【0187】以上説明したように、この実施の形態は本
発明の好適な実施の形態の例であるが、本発明の要旨を
逸脱しない範囲で種々変更実施可能である。たとえば、
ワインのテイスティングの時間は1本で10分とするの
ではなく1分から20分、このましくは5分から15分
としてもよい。また、ワインの種類としては3種類以
上、6種類以下が好ましいが、1本や2本としたり、7
本以上としてもよい。また、インターネットの他にケー
ブルなどの専用線、イントラネット、電話回線などを利
用しても良い。さらには、これらインターネット、電話
回線などのように双方向の通信網以外であったとして
も、地上波やBS,CSなどの衛星波さらにはケーブル
ネットワークなどを用いた放送網などの一方向の通信網
を利用するようにしてもよい。
【0188】ユーザ端末1としては、パーソナルコンピ
ュータ、インターネット接続可能な携帯電話や地上波、
BS,CSなどの衛星波を受信再生可能なテレビ、一般
的な携帯電話などの各種のモバイル端末などを採用する
ことができる。また、教育データベース2は、教育サー
バ4内に設けたり、他のウェブサーバ内に設けたりする
ことができる。更に、販売業者、仕分業者、発送業者
は、それぞれ端末7,8,9を有さず、従来のように電
話やファクシミリ機器でやり取りを行うようにしてもよ
い。
【0189】また、上述の実施の形態では、ワインを対
象としたが、ワインに代表される果実酒以外に、日本
酒、ビール、焼酎などの酒類、ひいてはお茶、コーヒ
ー、紅茶、牛乳などの他の飲料、更には、漬物、たまご
などの食料一般にも、味覚の通信教育システムとして本
発明を適用することができる。また、試飲として、ミニ
ボトルではなく通常の大きさのビンや缶を配布するよう
にしてもよい。また、同じ生徒(ユーザ)が何回もトラ
イできるように、テイスティングの入力シート画像を複
数設け、集計用と個人練習用とに分けても良い。
【0190】また、全9回のテイスティング結果は、個
人履歴として一定期間、上述の実施の形態では半年間保
存し、ユーザがフリーにアクセスできるようにしている
が、もっと短い期間のみ保存するようにしたり、さらに
長い期間保存するようにしてもよい。また、レーダチャ
ートを、テイスティングした時および全ての生徒が完了
した時点の二種類を提供するようにしているが、全生徒
が完了した時点のみの表示としたり、各生徒が完了した
時点のみの表示としたり、各生徒が入力する毎に異なる
平均値を演算し、それぞれの生徒にその平均値を表示さ
せるようにしてもよい。
【0191】また、以上の説明では、ユーザの教育を行
うことを主眼として、ワインなどの飲料を小分けにして
各ユーザに提供しているが、初めから試飲サンプルとし
て作られているミニボトルなどをこれに利用しても良
い。
【0192】逆に、試飲目的でワインなどの飲料を小分
けにして提供してもよい。これは有料でも無料でも構わ
ない。これにより各ユーザは、書籍や販売店などでの一
般的な評価に頼ることなく、自分の好みに合った銘柄の
飲料を安心して選ぶことができる。更に、インターネッ
ト上でその試飲用の小分け飲料に対する評価や好みを問
い合わせたり、試飲した飲料を販売してもよい。このよ
うにインターネットを利用することで、販売業者側にお
いては貴重な飲料をその在庫状況などを掲載しながら全
国的に安価に販売することができる。特に、教育する飲
料と同一種類の飲料あるいは共通する味覚的特長を有す
る飲料について販売サンプルを提供することで、書籍や
販売店などでの一般的な評価に頼ることなく、教育に基
いて培われた信頼関係に基いて気軽に、各種の好みのデ
ータを活用してユーザはそれぞれの好みにあった最適な
飲料を選択することができる。
【0193】このようなメリットは、特にワインなどの
酒類において有効である。なぜなら、酒類は製造元など
における即売会やテイスティングにてしか味見をするこ
とができず、一般の人々がこのような味見の機会をえる
ことは現実的には極めてまれであるからである。また、
このように予めワインなどの飲料のサンプルを提供し、
これに対する評価に基いて商品を購入してもらうように
することで、購入商品のクーリングオフ、キャンセルを
抑制し、且つ、購入商品に対するクレームを効果的に削
減する効果も期待することができる。
【0194】なお、以上の説明では、各ユーザに対し
て、その人自身のテイスティング結果を含む集計結果を
提供するようにしているが、集計結果にその人自身の結
果が含まれることは必ずしも必要ではない。たとえば、
このようなテイスティング教育を繰り返して実施する場
合などにあっては、前回あるいは前回までのテイスティ
ング結果を各ユーザに提供するようにしてもよいし、予
め特定の集団に対してテイスティングをさせておき、こ
れを提供するようにしてもよい。
【0195】そして、このように予め集計されたテイス
ティング結果を各ユーザに提供する場合には、集計を行
うための上記データベースなどは必ずしもインターネッ
トや電話網などを介してユーザ端末からアクセス可能に
設置されていなくてもよい。このように予め有効なデー
タを集計しておけば、たとえば、ワインなどの飲み物や
その飲む順番の指示書類などとともに、その集計結果を
教育セットとして送付し、これにより各ユーザに対して
適切に教育を行うことも可能である。また、指示書類の
替わりに、あるいは、指示書類とともに、ビデオテー
プ、CD−ROM、DVD−ROM、カセットテープ、
コンピュータ読取可能な記録媒体などのメディア媒体を
指示メディア媒体として利用しても良い。
【0196】なお、上記実施の形態では、複数の人の試
飲結果をデータベースにおいて集計し、これを各ユーザ
に知らせることで、各自の味覚の特徴をより確実に理解
させるようにしているが、予め集計されている複数の人
の集計試飲結果を各ユーザに知らせることでも同様の効
果を期待することができる。特に、このように集計処理
を予め実施しておくことで、たとえば、上記複数の飲料
を収容する複数の容器と、当該複数の飲料の試飲順を伝
えるための指示メディア媒体と、当該複数の飲料を当該
試飲順において試飲させた他の複数の人の集計された試
飲結果を伝えるための結果メディア媒体と、を備えた飲
料の教育セットを各ユーザに提供することも可能であ
る。そして、このような教育セットであれば、インター
ネットなどを利用しないあるいは利用できないユーザで
あったとしても、自分の味覚の特徴をより深く理解する
ことができる。
【0197】
【発明の効果】本発明では、一般の人々が、居住地域な
どに関わらず、気軽に飲料の勉強をすることができる飲
料のテイスティング方法、飲料のテイスティングの教育
方法、飲料の教育セット、飲料のテイスティングの教育
システム、飲料のテイスティングの教育装置、および、
コンピュータ読み取り可能な記録媒体を得ることができ
る。
【0198】また、ソムリエをめざす人であってもその
人本来の味覚を引き出し、その味覚を生かして優秀な人
材を育成することができる飲料のテイスティング方法、
飲料のテイスティングの教育方法、飲料の教育セット、
飲料のテイスティングの教育システム、飲料のテイステ
ィングの教育装置、および、コンピュータ読み取り可能
な記録媒体を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る、教育システムの一
例を示す全体構成図である。
【図2】図1の教育システム中の、教育サーバおよび教
育データベースを示す機能図である。
【図3】図1の教育システム中の、インターネット端末
におけるオンラインテイスティングの説明画面の表示例
である。
【図4】図1の教育システム中の、インターネット端末
におけるスケジュール画面の表示例である。
【図5】図1の教育システム中の、インターネット端末
におけるユーザ登録画面の表示例である。
【図6】図1の教育システム中の、インターネット端末
におけるログイン画面の表示例である。
【図7】図1の教育システム中の、インターネット端末
における進行状況画面(第一週目の授業期間)の表示例
である。
【図8】図1の教育システム中の、インターネット端末
における授業画面の表示例である。
【図9】図1の教育システム中の、インターネット端末
におけるテイスティングシート画面の表示例である。
【図10】図1の教育システム中の、インターネット端
末における途中集計結果画面の表示例である。
【図11】図1の教育システム中の、インターネット端
末における進行状況画面(第四週目の授業期間)の表示
例である。
【図12】図1の教育システム中の、インターネット端
末におけるイベント通知画面の表示例である。
【図13】図1の教育システム中の、インターネット端
末におけるお勧めワイン情報画面の表示例である。
【符号の説明】
1 インターネット端末(ユーザ端末) 2 教育データベース 3 インターネット(通信網) 4 教育サーバ 5 LAN 6 ゲートウェイ機器 7 販売業者端末 8 仕分け業者端末 9 発送業者端末 10 教育学校端末 11 インタフェース部 12 制御部 13 タイマ 14 カリキュラムデータベース 15 教育内容データベース 16 授業用ワイン別データベース 17 ユーザデータベース 18 イベントデータベース 19 ワインデータベース 20 データ記憶部 21 マスタプログラム 22 スケジュール管理プログラム 23 授業プログラム 24 データ登録プログラム 25 ユーザ登録プログラム 26 イベント申込プログラム 27 情報提供プログラム 28 プログラム記憶部 40 ラベル画像(ボトルラベルの画像) 44 ボトルラベル画像(ボトルラベルの画像)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (54)【発明の名称】 飲料のテイスティング方法、飲料のテイスティングの教育方法、飲料の教育セット、飲料のテイ スティングの教育システム、飲料のテイスティングの教育装置、および、コンピュータ読み取り 可能な記録媒体

Claims (48)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の同一種類の飲料あるいは共通する
    味覚的特長を有する複数の飲料によるテイスティング方
    法であって、 予め定められた2つ以上の飲料を連続的にテイスティン
    グを行い、更に引き続いて上記とは異なる順番にて各飲
    料のテイスティングを行うことで、各飲料の味覚を判定
    するテイスティング方法。
  2. 【請求項2】 各ユーザによる同一種類の飲料あるいは
    共通する味覚的特長を有する飲料のテイスティング結果
    を、通信網を介して教育データベースにて集計し、当該
    集計結果を各ユーザに提供する飲料のテイスティングの
    教育方法であって、 授業において複数の飲料をテイスティングし、その結果
    を登録させる場合に、予め指示した順番でのみ各飲料の
    テイスティング結果の登録が可能となるようにしたこと
    を特徴とする飲料のテイスティングの教育方法。
  3. 【請求項3】 各ユーザによる同一種類の飲料あるいは
    共通する味覚的特長を有する飲料のテイスティング結果
    を、通信網を介して教育データベースにて集計し、当該
    集計結果を各ユーザに提供する飲料のテイスティングの
    教育方法であって、 授業において予め定められた2つ以上の飲料をテイステ
    ィングし、その結果を登録させる場合に、予め指示した
    順番でのみ各飲料のテイスティング結果の登録が可能と
    なるようにしたことを特徴とする飲料のテイスティング
    の教育方法。
  4. 【請求項4】 各ユーザによる同一種類の飲料あるいは
    共通する味覚的特長を有する飲料のテイスティング結果
    を通信網を介して教育データベースにて集計し、当該集
    計結果を各ユーザに提供する飲料のテイスティングの教
    育方法であって、 上記集計の後に、当該ユーザ端末のユーザのテイスティ
    ング結果と、上記全てのユーザのテイスティング結果の
    平均値、上記全てのユーザおよび講師のテイスティング
    結果の平均値、複数の講師のテイスティング結果の平均
    値、一人の講師またはソムリエのテイスティング結果の
    中の少なくとも1つの値とを対比可能な状態で上記集計
    結果を各ユーザに提供することを特徴とする飲料のテイ
    スティングの教育方法。
  5. 【請求項5】 各ユーザによる同一種類の飲料あるいは
    共通する味覚的特長を有する飲料のテイスティング結果
    を、通信網を介して教育データベースにて集計し、当該
    集計結果を各ユーザに提供する飲料のテイスティングの
    教育方法であって、 各ユーザによるテイスティング結果の登録の後に、当該
    ユーザのテイスティング結果と、それまでの全てのユー
    ザのテイスティング結果の平均値あるいはそれまでの全
    てのユーザおよび講師のテイスティング結果の平均値と
    を、対比可能な状態で上記集計結果を各ユーザに提供す
    ることを特徴とする飲料のテイスティングの教育方法。
  6. 【請求項6】 各ユーザによる同一種類の飲料あるいは
    共通する味覚的特長を有する飲料のテイスティング結果
    を通信網を介して教育データベースにて集計し、当該集
    計結果を各ユーザに提供する飲料のテイスティングの教
    育方法であって、 予め定められた時刻を過ぎるとテイスティング結果の登
    録を停止するとともに、それまでの全てのユーザのテイ
    スティング結果の平均値あるいはそれまでの全てのユー
    ザおよび講師のテイスティング結果の平均値を演算し、
    各ユーザに提供することを特徴とする飲料のテイスティ
    ングの教育方法。
  7. 【請求項7】 前記予め定められた時刻までにテイステ
    ィング結果を登録できなかったユーザには特別の識別番
    号を提供し、これにより当該ユーザのテイスティング結
    果と、前記平均値とを、対比可能な状態で各ユーザに提
    供することを特徴とする請求項6記載の飲料のテイステ
    ィングの教育方法。
  8. 【請求項8】 各ユーザには、販売業者が取り扱うボト
    ルの飲料を小分けにしたものが提供されるとともに、前
    記予め定められた時刻は1週間毎に設けられ、且つ、4
    週に1週は予備週を設け、当該予備週において各種のイ
    ベントを行うことを特徴とする請求項6記載の飲料のテ
    イスティングの教育方法。
  9. 【請求項9】 各ユーザには、販売業者が取り扱うボト
    ルの飲料を小分けにしたものが提供されるとともに、前
    記予め定められた時刻は1週間毎に設けられ、且つ、4
    週に1週は予備週を設け、当該予備週において直前の3
    週間における各授業でテイスティングできなかった飲料
    のテイスティングを行わせることを特徴とする請求項6
    記載の飲料のテイスティングの教育方法。
  10. 【請求項10】 予備週においてテイスティングを行う
    ユーザには、予備の識別番号およびパスワードが通知さ
    れることを特徴とする請求項9記載の飲料のテイスティ
    ングの教育方法。
  11. 【請求項11】 各ユーザによる果実酒のテイスティン
    グ結果を通信網を介して教育データベースにて集計し、
    当該集計結果を各ユーザに提供する飲料のテイスティン
    グの教育方法であって、 果実酒の評価基準として、果実味を含むテイスティング
    結果を登録させることを特徴とする飲料のテイスティン
    グの教育方法。
  12. 【請求項12】 各ユーザによる同一種類の飲料あるい
    は共通する味覚的特長を有する飲料のテイスティング結
    果を通信網を介して教育データベースにて集計し、当該
    集計結果を各ユーザに提供する飲料のテイスティングの
    教育方法であって、 各ユーザには、飲料の種類などを特定するためのラベル
    が添付されていないボトル入りの飲料のテイスティング
    結果を登録させ、各ユーザにはそれぞれのテイスティン
    グ結果とともに、上記飲料に関する情報を提供すること
    を特徴とする飲料のテイスティングの教育方法。
  13. 【請求項13】 同一種類の飲料あるいは共通する味覚
    的特長を有する飲料の教育情報および授業で使用する飲
    料のテイスティング結果を記憶する教育データベース
    と、 通信網を介してユーザ端末が接続され、当該ユーザ端末
    からのアクセスに応じて上記教育データベースの教育情
    報を当該ユーザ端末に送信する教育サーバと、を備える
    飲料のテイスティングの教育システムであって、 上記教育データベースには、授業で使用する複数の飲料
    のテイスティング順を記憶させ、 上記教育サーバは、当該テイスティング順にてテイステ
    ィング結果を入力させるための入力シートを送信し、そ
    の応答に基いて各飲料のテイスティング結果を上記教育
    データベースに登録することを特徴とする飲料のテイス
    ティングの教育システム。
  14. 【請求項14】 同一種類の飲料あるいは共通する味覚
    的特長を有する飲料の教育情報および授業で使用する飲
    料のテイスティング結果を記憶する教育データベース
    と、 通信網を介してユーザ端末が接続され、当該ユーザ端末
    からのアクセスに応じて上記教育データベースの教育情
    報を当該ユーザ端末に送信する教育サーバと、を備える
    飲料のテイスティングの教育システムであって、 上記教育データベースには、上記授業で使用する2つ以
    上の飲料のテイスティング順を、予め指示した順番にて
    記憶させ、 上記教育サーバは、当該テイスティング順にてテイステ
    ィング結果を入力させるための入力シートを送信し、そ
    の応答に基いて各飲料のテイスティング結果を上記教育
    データベースに登録することを特徴とする飲料のテイス
    ティングの教育システム。
  15. 【請求項15】 同一種類の飲料あるいは共通する味覚
    的特長を有する飲料の教育情報および授業で使用する飲
    料のテイスティング結果を記憶する教育データベース
    と、 通信網を介してユーザ端末が接続され、当該ユーザ端末
    からのアクセスに応じて上記教育データベースの教育情
    報を当該ユーザ端末に送信するとともに、各ユーザのテ
    イスティング結果を上記教育データベースに登録する教
    育サーバと、を備える飲料のテイスティングの教育シス
    テムであって、 上記教育サーバは、複数のユーザのテイスティング結果
    を集計した後、当該ユーザ端末のユーザのテイスティン
    グ結果と、上記全てのユーザのテイスティング結果の平
    均値、上記全てのユーザおよび講師のテイスティング結
    果の平均値、複数の講師のテイスティング結果の平均
    値、一人の講師またはソムリエのテイスティング結果の
    中の少なくとも1つの値とを対比可能な状態で上記ユー
    ザ端末に送信することを特徴とする飲料のテイスティン
    グの教育システム。
  16. 【請求項16】 同一種類の飲料あるいは共通する味覚
    的特長を有する飲料の教育情報および授業で使用する飲
    料のテイスティング結果を記憶する教育データベース
    と、 通信網を介してユーザ端末が接続され、当該ユーザ端末
    からのアクセスに応じて上記教育データベースの教育情
    報を当該ユーザ端末に送信するとともに、各ユーザのテ
    イスティング結果を上記教育データベースに登録する教
    育サーバと、を備える飲料のテイスティングの教育シス
    テムであって、 上記教育サーバは、各ユーザによるテイスティング結果
    の登録の後に、当該ユーザのテイスティング結果と、そ
    れまでの全てのユーザのテイスティング結果の平均値あ
    るいはそれまでの全てのユーザおよび講師のテイスティ
    ング結果の平均値とを、対比可能な状態で上記ユーザ端
    末に送信することを特徴とする飲料のテイスティングの
    教育システム。
  17. 【請求項17】 同一種類の飲料あるいは共通する味覚
    的特長を有する飲料の教育情報および授業で使用する飲
    料のテイスティング結果を記憶する教育データベース
    と、 通信網を介してユーザ端末が接続され、当該ユーザ端末
    からのアクセスに応じて上記教育データベースの教育情
    報を当該ユーザ端末に送信するとともに、各ユーザのテ
    イスティング結果を上記教育データベースに登録する教
    育サーバと、を備える飲料のテイスティングの教育シス
    テムであって、 上記教育サーバは、予め定められた時刻になると、テイ
    スティング結果の登録を停止するとともに、それまでの
    全てのユーザのテイスティング結果の平均値あるいはそ
    れまでの全てのユーザおよび講師のテイスティング結果
    の平均値を演算して上記教育データベースに登録し、 更に、上記ユーザ端末からのアクセスに応じて、当該ユ
    ーザ端末のユーザのテイスティング結果と、上記平均値
    とを対比可能な状態で送信することを特徴とする飲料の
    テイスティングの教育システム。
  18. 【請求項18】 前記予め定められた時刻までにテイス
    ティング結果を登録できなかったユーザは、特別の識別
    番号でもって前記教育サーバにアクセスし、 当該教育サーバは、上記ユーザによるテイスティング結
    果の入力に応じて、当該ユーザのテイスティング結果
    と、前記平均値とを対比可能な状態で送信することを特
    徴とする請求項17記載の飲料のテイスティングの教育
    システム。
  19. 【請求項19】 各ユーザには、販売業者が取り扱うボ
    トルの飲料を小分けにしたものが提供されるとともに、
    前記予め定められた時刻は1週間毎に設けられ、且つ、
    4週に1週は予備週を設け、当該予備週において各種の
    イベントを行うことを特徴とする請求項17記載の飲料
    のテイスティングの教育システム。
  20. 【請求項20】 各ユーザには、販売業者が取り扱うボ
    トルの飲料を小分けにしたものが提供されるとともに、
    前記予め定められた時刻は1週間毎に設けられ、且つ、
    4週に1週は予備週を設け、当該予備週において直前の
    3週間における各授業でテイスティングできなかった飲
    料のテイスティングを行わせることを特徴とする請求項
    17記載の飲料のテイスティングの教育システム。
  21. 【請求項21】 予備週においてテイスティングを行う
    ユーザには、予備の識別番号およびパスワードが通知さ
    れることを特徴とする請求項20記載の飲料のテイステ
    ィングの教育システム。
  22. 【請求項22】 果実酒の教育情報および授業で使用す
    る果実酒のテイスティング結果を記憶する教育データベ
    ースと、 通信網を介してユーザ端末が接続され、当該ユーザ端末
    からのアクセスに応じて上記教育データベースの教育情
    報を当該ユーザ端末に送信するとともに、各ユーザのテ
    イスティング結果を上記教育データベースに登録する教
    育サーバと、を備える飲料のテイスティングの教育シス
    テムであって、 上記教育サーバは、果実酒の評価基準として、果実味を
    含むテイスティング結果入力シートを送信し、これに対
    する応答を上記教育データベースに登録することを特徴
    とする飲料のテイスティングの教育システム。
  23. 【請求項23】 同一種類の飲料あるいは共通する味覚
    的特長を有する飲料の教育情報および授業で使用する飲
    料のテイスティング結果を記憶する教育データベース
    と、 通信網を介してユーザ端末が接続され、当該ユーザ端末
    からのアクセスに応じて上記教育データベースの教育情
    報を当該ユーザ端末に送信するとともに、各ユーザのテ
    イスティング結果を上記教育データベースに登録する教
    育サーバと、を備える飲料のテイスティングの教育シス
    テムであって、 上記教育サーバは、各ユーザによる飲料の種類などを特
    定するためのラベルが添付されていないボトル入りの飲
    料のテイスティング結果を登録した後に、当該ユーザの
    テイスティング結果とともに、上記飲料に関する情報を
    上記ユーザ端末に送信することを特徴とする飲料のテイ
    スティングの教育システム。
  24. 【請求項24】 同一種類の飲料あるいは共通する味覚
    的特長を有する飲料飲料に関する情報として飲料のボト
    ルラベルの画像を送信し、更に当該ボトルラベルの画像
    には、当該飲料の製造元、販売元、輸入元のホームペー
    ジへのリンクが張られていることを特徴とする請求項2
    3記載の飲料のテイスティングの教育システム。
  25. 【請求項25】 授業で使用する複数の同一種類の飲料
    あるいは共通する味覚的特長を有する複数の飲料のテイ
    スティング結果を記憶する教育データベースと、 通信網を介したユーザ端末からのアクセスに応じて各飲
    料のテイスティング結果入力シートを送信するととも
    に、それに対する応答に基いて上記教育データベースに
    各飲料のテイスティング結果を登録する教育サーバと、
    を備える飲料のテイスティングの教育装置であって、 上記教育データベースは、上記複数の飲料のテイスティ
    ング順を記憶し、 上記教育サーバは、当該テイスティング順を上記ユーザ
    端末に送信してから、各飲料のテイスティング結果の入
    力シートを送信することを特徴とする飲料のテイスティ
    ングの教育装置。
  26. 【請求項26】 授業で使用する複数の同一種類の飲料
    あるいは共通する味覚的特長を有する複数の飲料のテイ
    スティング結果を記憶する教育データベースと、 通信網を介したユーザ端末からのアクセスに応じて各飲
    料のテイスティング結果入力シートを送信するととも
    に、それに対する応答に基いて上記教育データベースに
    各飲料のテイスティング結果を登録する教育サーバと、
    を備える飲料のテイスティングの教育装置であって、 上記教育データベースは、上記複数の飲料のテイスティ
    ング順を記憶し、 上記教育サーバは、当該テイスティング順にて各飲料の
    テイスティング結果入力シートを送信することを特徴と
    する飲料のテイスティングの教育装置。
  27. 【請求項27】 前記教育データベースには、予め指示
    した順番にて2つ以上の飲料をテイスティングするテイ
    スティング順が記憶されていることを特徴とする請求項
    26記載の飲料のテイスティングの教育装置。
  28. 【請求項28】 前記教育データベースには、複数の飲
    料を所定の順番で全てテイスティングした後、更に引き
    続いてそれとは異なる順番でのテイスティング順が記憶
    されていることを特徴とする請求項26記載の飲料のテ
    イスティングの教育装置。
  29. 【請求項29】 全てのユーザのテイスティング結果を
    記憶する教育データベースと、 通信網を介したユーザ端末からのアクセスに応じて各飲
    料のテイスティング結果入力シートを送信するととも
    に、それに対する応答に基いて上記教育データベースに
    各飲料のテイスティング結果をユーザ毎に登録する教育
    サーバと、を備える飲料のテイスティングの教育装置で
    あって、 上記教育サーバは、上記ユーザ端末からのアクセスに応
    じて、当該ユーザ端末のユーザのテイスティング結果
    と、上記全てのユーザのテイスティング結果の平均値、
    上記全てのユーザおよび講師のテイスティング結果の平
    均値、複数の講師のテイスティング結果の平均値、一人
    の講師のテイスティング結果の中の少なくとも1つの値
    とを対比可能な状態で送信することを特徴とする飲料の
    テイスティングの教育装置。
  30. 【請求項30】 全てのユーザのテイスティング結果を
    記憶する教育データベースと、 通信網を介したユーザ端末からのアクセスに応じて各飲
    料のテイスティング結果入力シートを送信するととも
    に、それに対する応答に基いて上記教育データベースに
    各飲料のテイスティング結果をユーザ毎に登録する教育
    サーバと、を備える飲料のテイスティングの教育装置で
    あって、 上記教育サーバは、各ユーザのユーザテイスティング結
    果を登録した後に、当該ユーザのテイスティング結果
    と、それまでの全てのユーザのテイスティング結果の平
    均値あるいはそれまでの全てのユーザおよび講師のテイ
    スティング結果の平均値とを、対比可能な状態で上記ユ
    ーザ端末に送信することを特徴とする飲料のテイスティ
    ングの教育装置。
  31. 【請求項31】 全てのユーザのテイスティング結果を
    記憶する教育データベースと、 通信網を介したユーザ端末からのアクセスに応じて各飲
    料のテイスティング結果入力シートを送信するととも
    に、それに対する応答に基いて上記教育データベースに
    各飲料のテイスティング結果をユーザ毎に登録する教育
    サーバと、を備える飲料のテイスティングの教育装置で
    あって、 上記教育サーバは、予め定められた時刻になると、テイ
    スティング結果の登録を停止するとともに、それまでの
    全てのユーザのテイスティング結果の平均値あるいはそ
    れまでの全てのユーザおよび講師のテイスティング結果
    の平均値を演算して上記教育データベースに登録し、 更に、上記ユーザ端末からのアクセスに応じて、当該ユ
    ーザ端末のユーザのテイスティング結果と、上記平均値
    とを対比可能な状態で送信することを特徴とする飲料の
    テイスティングの教育装置。
  32. 【請求項32】 前記予め定められた時刻までにテイス
    ティング結果を登録できなかったユーザは、特別の識別
    番号でもって前記教育サーバにアクセスし、 当該教育サーバは、上記アクセスに応じて各飲料のテイ
    スティング結果入力シートを送信するとともに、それに
    対する応答に基いて当該ユーザのテイスティング結果
    と、前記平均値とを対比可能な状態で送信することを特
    徴とする請求項31記載の飲料のテイスティングの教育
    装置。
  33. 【請求項33】 全てのユーザのテイスティング結果を
    記憶する教育データベースと、 通信網を介したユーザ端末からのアクセスに応じて各果
    実酒のテイスティング結果入力シートを送信するととも
    に、それに対する応答に基いて上記教育データベースに
    各果実酒のテイスティング結果をユーザ毎に登録する教
    育サーバと、を備える飲料のテイスティングの教育装置
    であって、 上記教育サーバは、果実酒の評価基準として、果実味を
    含むテイスティング結果入力シートを送信し、これに対
    する応答を上記教育データベースに登録することを特徴
    とする飲料のテイスティングの教育装置。
  34. 【請求項34】 全てのユーザのテイスティング結果を
    記憶する教育データベースと、 通信網を介したユーザ端末からのアクセスに応じて各飲
    料のテイスティング結果入力シートを送信するととも
    に、それに対する応答に基いて上記教育データベースに
    各飲料のテイスティング結果をユーザ毎に登録する教育
    サーバと、を備える飲料のテイスティングの教育装置で
    あって、 上記教育サーバは、各ユーザによる飲料の種類などを特
    定するためのラベルが添付されていないボトル入りの飲
    料のテイスティング結果を登録した後に、当該ユーザの
    テイスティング結果とともに、上記飲料に関する情報を
    上記ユーザ端末に送信することを特徴とする飲料のテイ
    スティングの教育装置。
  35. 【請求項35】 飲料に関する情報として飲料のボトル
    ラベルの画像を送信し、更に当該ボトルラベルの画像に
    は、当該飲料の製造元、販売元、輸入元のホームページ
    へのリンクが張られていることを特徴とする請求項34
    記載の飲料のテイスティングの教育装置。
  36. 【請求項36】 通信網を介したユーザ端末からのアク
    セスに応じて動作するサーバ内またはこのサーバに接続
    される教育データベースから授業で使用する複数の飲料
    のテイスティング順を受信するステップと、 その後の通信網を介したユーザ端末からのアクセスに応
    じて動作するサーバから、各飲料のテイスティング結果
    の入力シートを受信するステップと、 当該入力シートに対する応答に含まれる上記ユーザ端末
    のユーザのテイスティング結果を上記教育データベース
    に登録するステップと、を実行するためのプログラムを
    記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  37. 【請求項37】 通信網を介したユーザ端末からのアク
    セスに応じて動作するサーバ内またはこのサーバに接続
    される教育データベースに記憶されているテイスティン
    グ順に従って各飲料のテイスティング結果の入力シート
    を受信するステップと、 当該入力シートに対する応答に含まれる上記ユーザ端末
    のユーザのテイスティング結果を上記教育データベース
    に登録するステップと、を実行するためのプログラムを
    記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  38. 【請求項38】 前記教育データベースには、予め指示
    した順番にて2つ以上の飲料をテイスティングするテイ
    スティング順が記憶されていることを特徴とする請求項
    37記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  39. 【請求項39】 前記教育データベースには、複数の飲
    料を所定の順番で全てテイスティングした後、更に引き
    続いてそれとは異なる順番でのテイスティング順が記憶
    されていることを特徴とする請求項37記載のコンピュ
    ータ読み取り可能な記録媒体。
  40. 【請求項40】 通信網を介したユーザ端末からのアク
    セスに応じて動作するサーバから各飲料のテイスティン
    グ結果の入力シートを受信するステップと、当該入力シ
    ートに対する応答に含まれる上記ユーザ端末のユーザの
    テイスティング結果を上記教育データベースに登録する
    ステップと、 通信網を介したユーザ端末からのアクセスに応じて動作
    するサーバ内またはこのサーバに接続される上記教育デ
    ータベースに登録されている情報に基いて、当該ユーザ
    端末のユーザのテイスティング結果と、上記全てのユー
    ザのテイスティング結果の平均値、上記全てのユーザお
    よび講師のテイスティング結果の平均値、複数の講師の
    テイスティング結果の平均値、一人の講師のテイスティ
    ング結果の中の少なくとも1つの値を対比可能な状態で
    受信するステップと、を実行するためのプログラムを記
    録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  41. 【請求項41】 通信網を介したユーザ端末からのアク
    セスに応じて動作するサーバから各飲料のテイスティン
    グ結果の入力シートを受信するステップと、当該入力シ
    ートに対する応答に含まれる上記ユーザ端末のユーザの
    テイスティング結果を上記教育データベースに登録する
    ステップと、 上記登録の後に、当該ユーザのテイスティング結果と、
    それまでの全てのユーザのテイスティング結果の平均値
    あるいはそれまでの全てのユーザおよび講師のテイステ
    ィング結果の平均値を対比可能な状態で受信するステッ
    プと、を実行するためのプログラムを記録したコンピュ
    ータ読み取り可能な記録媒体。
  42. 【請求項42】 通信網を介したユーザ端末からのアク
    セスに応じて動作するサーバから、各飲料のテイスティ
    ング結果の入力シートを受信するステップと、 当該入力シートに対する応答に含まれる上記ユーザ端末
    のユーザのテイスティング結果を上記教育データベース
    に登録するステップと、 予め定められた時刻になると、テイスティング結果の登
    録を停止するとともに、それまでの全てのユーザのテイ
    スティング結果の平均値あるいはそれまでの全てのユー
    ザおよび講師のテイスティング結果の平均値を上記教育
    データベースに登録するステップと、 その後のユーザ端末からのアクセスに応じて動作するサ
    ーバから、当該ユーザ端末のユーザのテイスティング結
    果と、上記平均値とを対比可能な状態で受信するデータ
    受信ステップと、を実行するためのプログラムを記録し
    たコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  43. 【請求項43】 前記データ受信ステップでは、当該ユ
    ーザが前記教育データベースに未登録のユーザである場
    合には、当該ユーザのテイスティング結果を入力させる
    ステップと、そのステップの結果生成された値と予め上
    記教育データベースに登録してある前記平均値とを対比
    可能な状態で受信するステップを有することを特徴とす
    る請求項42記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
  44. 【請求項44】 通信網を介したユーザ端末からのアク
    セスに応じて動作するサーバから、果実酒の評価基準と
    して果実味を含む各果実酒のテイスティング結果の入力
    シートを受信するステップと、 当該入力シートに対する応答に含まれる上記ユーザ端末
    のユーザのテイスティング結果を上記教育データベース
    に登録するステップと、を実行するためのプログラムを
    記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  45. 【請求項45】 通信網を介したユーザ端末からのアク
    セスに応じて動作するサーバから、飲料の種類などを特
    定するためのラベルが添付されていないボトル入りの飲
    料のテイスティング結果の入力シートを受信するステッ
    プと、 当該入力シートに対する応答に含まれる上記ユーザ端末
    のユーザのテイスティング結果を上記教育データベース
    に登録するステップと、 上記登録の後に、当該ユーザのテイスティング結果とと
    もに、上記教育データベースから読み出した上記飲料に
    関する情報を上記ユーザ端末に受信するステップと、を
    実行するためのプログラムを記録したコンピュータ読み
    取り可能な記録媒体。
  46. 【請求項46】 前記飲料に関する情報には、当該飲料
    の製造元、販売元、輸入元のホームページへのリンクが
    張られている飲料のボトルラベルの画像が含まれている
    ことを特徴とする請求項45記載のコンピュータ読み取
    り可能な記録媒体。
  47. 【請求項47】 予め定められた2つ以上の同一種類の
    飲料あるいは共通する味覚的特長を有する飲料のテイス
    ティング順を再生可能に記録したことを特徴とするコン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体。
  48. 【請求項48】 複数の同一種類の飲料あるいは共通す
    る味覚的特長を有する飲料をテイスティングさせるため
    の飲料の教育セットであって、 上記複数の飲料を収容する複数の容器と、 当該複数の飲料の試飲順を伝えるための指示メディア媒
    体と、 当該複数の飲料を当該試飲順において試飲させた他の複
    数の人の集計された試飲結果を伝えるための結果メディ
    ア媒体と、を備えることを特徴とする飲料の教育セッ
    ト。
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