JP2020058865A - 工具に装着される切断アクセサリの位置合せを容易にするチャックを有する電動式外科用ハンドピース - Google Patents

工具に装着される切断アクセサリの位置合せを容易にするチャックを有する電動式外科用ハンドピース Download PDF

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Abstract

【課題】チャックを有する電動式外科用ハンドピースを提供する。【解決手段】チャック内に、切断アクセサリのシャフトを駆動シャフト(134)に離脱可能に保持する締付け部材が配置されており、これによって、モータの作動時に切断アクセサリが回転するようになっている。チャックは、切断アクセサリが挿通される開口を有するカラーを備えている。開口は、非円形状である。該開口の形状に適合する断面形状を有するアクセサリシャフトが該開口に挿入されたとき、アクセサリシャフトは、チャック締付け部材に対して適切に位置合せされるようになっている。【選択図】図4

Description

本発明は、一般的に、切断アクセサリが選択的に取り付けられる外科用工具システムに
関する。さらに詳細には、本発明は、切断アクセサリを有する外科用工具システムであっ
て、切断アクセサリが、該アクセサリを工具ハンドピースに保持するチャックに対する該
アクセサリの位置合せを容易にするように構成されている、外科用工具システムに関する
最新の外科手術において、医療関係者に利用可能な最も重要な器具の1つは、電動式外
科用工具である。典型的には、この工具は、モータが収容されているハンドピースを備え
ている。ハンドピースに固定されるのは、切断アクセサリである。切断アクセサリは、特
定の医療処置を果たすために患者の手術部位に適用されるように、設計されている。いく
つかの電動式外科用工具は、硬質組織に孔を設けるためのまたは硬質組織および軟質組織
を選択的に除去するためのドリルまたはバールを備えている。さらに他の電動式外科用工
具は、切断アクセサリとして鋸ブレードを備えている。これらの工具は、硬質組織および
/または軟質組織の大きな区域を切り離すために用いられている。患者に対する電動式外
科用工具の使用能力によって、患者に対して手術を行なうときの医師および他の医療関係
者の物理的な負担が軽減されることになる。さらに、電動式外科用工具を用いることによ
って、これまでの手動による同等の外科手術と比較して、殆どの外科手術をより迅速に
かつより正確に行なうことができる。
「多目的外科用工具システム」の標題で1999年3月30日に刊行された特許文献1
は、多数の異なる用途のために設計された外科用工具システムを開示している。この文献
は、参照することによって、ここに含まれるものとする。この工具システムは、モータが
収容されているハンドピースを備えている。ハンドピースは、アクセサリのシャフトをモ
ータシャフトに選択的に連結するための第1の連結アセンブリも備えている。このハンド
ピースは、第2の連結アセンブリも備えている。第2の連結アセンブリは、取付具をハン
ドピースの前端に選択的に固定するために用いられる。この取付具は、それ自体の駆動シ
ャフトおよびアクセサリ連結アセンブリを備えているとよい。これらの取付具は、細長の
取付具、傾斜取付具、および/または鋸ブレードを作動することもできる取付具である。
従って、この種の工具システムを提供する利点は、単一ハンドピースを用いて、多数の異
なる切断アクセサリを駆動することができる点、および特定の外科手術に対して要求また
は所望される方法によってアクセサリを手術部位に位置決めするのを容易にすることがで
きる点にある。
この工具システムの変更形態が、「外科用ハンドピースに選択的に連結されるように設
計された、外科用ハンドピース用切断取付具」の標題で2003年5月13日に刊行され
た特許文献2に開示されている。この文献の内容も、参照することによって、ここに明示
的に含まれるものとする。この文献は、細長孔を有する駆動シャフトを備える外科用工具
を開示している。駆動シャフト孔は、アクセサリのシャフトの近位端を受け入れるように
寸法決めされている。コレットが、駆動シャフトと共に回転するように駆動シャフトに取
り付けられている。コレットは、駆動シャフト孔内に突出する足を有している。このアセ
ンブリは、アクセサリシャフトが長手方向においてコレット足に対して選択的に位置決め
されることができるように、さらに設計されている。このアクセサリは、駆動シャフトの
長さに沿って長手方向に配置された複数の保持特徴部を有するように、形成されている。
これらの特徴部によって、施術者は、アクセサリシャフトがハンドピースの前方に延出す
る程度を選択的に設定することが可能になる。具体的には、施術者は、アクセサリシャフ
トの(組織処置部材が取り付けられた)遠位端をハンドピースの前方から比較的わずかな
距離だけ延出させることを望むことがある。この場合、アクセサリは、遠位側に位置する
保持特徴部がコレット足に係合するようにアクセサリシャフトを位置決めすることによっ
て、このように設定される。代替的に、施術者は、組織処置部材がハンドピースから比較
的長い距離を隔てて位置するように、切断アクセサリを再位置決めすることができる。シ
ステムをこのように構成するには、シャフトが、近位側に位置する保持特後部がコレット
足に係合するように、長手方向においてコレットに対して設定されている。
上記の構成の利点は、アクセサリヘッドがハンドピースから異なる距離の位置に配置さ
れるように、単一の切断アクセサリを位置決めすることができることにある。これによっ
て、2つの異なるアクセサリ間の唯一の距離がアクセサリシャフトの全長であるように構
成された複数の切断アクセサリを準備する必要がなくなることになる。
上記の形式の外科用工具システムは、アクセサリが剛性シャフトを有しているとき、良
好に機能する。
しかし、多数の異なる外科用工具システムは、比較的薄くおよび/または柔軟なシャフ
トを有する切断アクセサリを備えている。この種の薄くかつ柔軟な切断アクセサリシャフ
トを備える外科用工具システムの一形式として、最小侵襲手術(MIS)工具システムが
挙げられる。MIS工具システムは、その名前によって暗に示されるように、患者に形成
された門脈と呼ばれる比較的小さい開口を通して患者の手術部位に適用するように、設計
されている。MIS手術を行なう目的は、手術が行われる患者内の部位にアクセスするた
めに患者に形成される切開の大きさを最小限に抑えることにある。この目的が望ましい1
つの理由は、患者の組織がその元の状態に戻り、かつ手術後に治癒するのに必要な期間を
短縮することができることにある。MIS手術を行なう他の利点は、大きな切開を形成す
る処置に反して、MIS手術が、体内の組織および器官が周囲環境に晒される程度を軽減
させることにある。加えて、これによって、患者の組織が感染に晒される程度が低減され
ることになる。
MIS手術を行なうように設計された多くの工具は、比較的小さい断面幅を有している
。これによって、患者に形成された比較的小さい直径の門脈内への工具の取付けが容易に
なる。いくつかのMIS工具は、2cm以下の直径を有する円開口内に挿入されるように
設計されている。これらの工具自体は、0.5cm以下の直径の断面を有しているとよい
これらの小径孔内に着座するように設計された切断アクセサリを備える電動式外科用工
具がある。多くの場合、この種の工具システムは、ハンドピースに離脱可能に取り付けら
れるように設計された前端取付具を有している。切断アクセサリは、ハンドピースモータ
によって回転され、取付具内において回転するようになっている。これらの取付具のいく
つかは、曲げ部が形成された長軸を有している。アクセサリシャフトは、柔軟であり、該
シャフトは、屈曲し、アクセサリも湾曲または傾斜している。
アクセサリシャフトを曲げるかまたは撓ませるため、または小径の取付具内に装着する
ために、アクセサリシャフトは、典型的には、比較的小径となるように設計されている。
いくつかのアクセサリシャフトの柔軟区域は、2mm以下の直径を有している。
これらのアクセサリシャフトの大きさが小さくかつ柔軟であることによって、問題が生
じることになる。これらのシャフトは、ハンドピース内に挿入されたときに、回動するか
または撓む可能性がある。この撓みは、概して、シャフトの長軸から離れる方に生じる。
回動は、概して、長軸を中心として生じる。撓みは、アクセサリをハンドピース内に挿入
する過程において生じる可能性がある。撓みが生じたとき、保持特徴部がチャックと一体
の相補的な保持特徴部と真っ直ぐに並ぶ位置にシャフトを配置させるために、シャフトを
回転させる必要がある。この回転動作を取らねばならないことによって、外科手術を行な
うのに掛かる全時間に影響を与えることになる。この処置を行なうために時間を掛けるこ
とは、最新の外科手術の目的の1つに反することになる。すなわち、最新の外科手術の目
的は、患者を麻酔下にある時間を最小限に抑え、かつ患者の体を切開し、周囲環境に晒す
時間を最小限に抑えるために、手術を可能な限り迅速に行なうことにある。
手術中にハンドピースが作動されるとき、アクセサリシャフトの望ましくない回転が生
じることがある。具体的には、ハンドピースが回転したとき、アクセサリシャフトの全体
が同一速度で回転すると想定されている。しかし、アクセサリの種々の部分に加えられる
種々の力およびアクセサリシャフトの柔軟性によって、アクセサリシャフトが該シャフト
の長軸を中心としていくらか捻れる可能性がある。この捻れおよびシャフトを形成する材
料が捻れていない状態に戻ろうとする自然の傾向によって、アクセサリシャフトの近位端
、すなわち、ハンドピースと一体の駆動シャフト内に配置されたシャフトの端が、駆動シ
ャフト内において回転しようとする。このシャフトの回転によって、シャフト保持特徴部
が、コレット足またはシャフトを適所に保持する他のチャック保持特徴部から離脱するよ
うに回転する可能性がある。もしこの種の駆動シャフトに対するアクセサリシャフトの運
動が生じたなら、アクセサリシャフトは、駆動シャフトに対してしっかりと適所に保持さ
れないことになる。
米国特許第5,888,200号明細書 米国特許第6,562,055号明細書
本発明は、新規の有用な外科用工具システムに関する。本発明の外科用工具システムは
、電動式外科用ハンドピースおよびハンドピースによって回転される切断アクセサリを備
えている。本発明のシステムは、ハンドピースと一体の係止部材を有するチャックを備え
ている。このシステムは、切断アクセサリと一体の保持特徴部も備えている。チャック係
止部材は、アクセサリ保持特徴部と係合し、この係合の結果、アクセサリが係止部材の回
転と共に回転するように、設計されている。本発明のシステムは、ハンドピースおよび切
断アクセサリが相補的特後部を有するようにさらに設計されている。相補的特徴部は、切
断アクセサリがハンドピースに装着されたとき、アクセサリ保持特徴部をチャック係止部
材に対して位置合わせするようになっている。これらの特徴部は、ハンドピース係止部材
に対するアクセサリの相対的な回転も阻止するようになっている。
本発明のいくつかの構造では、チャックは、位置合せカラーを備えている。位置合わせ
カラーは、係止部材の遠位側前方に位置している。位置合せカラーに、非円形開口が形成
されている。アクセサリシャフトは、シャフトの少なくとも近位区域が非円形状になるよ
うに形作られている。さらに具体的には、アクセサリシャフトは、位置合せカラーの開口
に緊密にスリップ嵌合するように形作られている。
位置合せカラーの開口は、チャック係止要素に対して特定の方位にある。アクセサリシ
ャフトの保持特徴部は、シャフトに沿った対応する位置に配置されている。
本発明の工具システムを用いる準備を行なうプロセスの一部として、アクセサリシャフ
トが、チャック位置合せカラー内に挿入される。アクセサリをこのように装着するために
、典型的には、シャフトを回転させ、これによって、シャフトの非円形部分を位置合せカ
ラーの非円形孔に整合させる必要がある。いったんこの位置合せ過程が終了したなら、シ
ャフトをカラー内に摺動させることは、容易である。チャック位置合せカラーに対するア
クセサリシャフトの位置合わせによって、シャフト保持特徴部は、チャック係止要素に対
して位置合せされることになる。
チャック位置合せカラーは、ハンドピース出力シャフトの回転によって回転する。カラ
ー孔内へのアクセサリシャフトへの密嵌合によって、アクセサリシャフトは、カラーによ
って、カラーと共に回転する。これによって、カラーの近位側に位置するアクセサリシャ
フトの比較的短い長さ区域の捻れが阻止される。この捻れをなくすことによって、捻れに
よるチャック係止要素からのアクセサリの離脱を同じようになくすことができる。
本発明のいくつかの態様では、チャックは、ハンドピース係止要素として機能するバネ
状足を有するコレットを備えている。
本発明のいくつかの態様では、チャックは、ハンドピースモータを含むハウジングに取
外し可能に取付けられている。
本発明は請求項において詳細に指摘されている。本発明の上記のおよびさらなる特徴な
らびに利点は、添付の図面と併せて以下の詳細な説明を読むことによって、理解されるだ
ろう。別段の定めがない限り、図面に示されている構成要素の相対寸法は、概して、構成
要素同士の相対的な寸法であることを理解されたい。
本発明の外科用工具システムの平面図である。 図1のシステムの基本的な構成部品の分解図である。 本システムの取外し可能なチャックの平面図である。 チャックの断面図である。 チャックの分解図である。 チャックの本体の斜視図である。 チャック本体の断面図である。 チャック本体の代替的な斜視図である。 チャックキャップの斜視図である。 チャックキャップの断面図である。 チャックバネリングの斜視図である。 チャック内の駆動シャフトの斜視図である。 駆動シャフトの断面図である。 コレットの斜視図である。 コレット、位置合せカラー、および駆動ピンの分解図である。 コレットの遠位端をいかに位置合せカラー内に着座させるかを示す図である。 位置合わせカラーの斜視図である。 位置合せカラーの遠位端の平面図である。 位置合わせカラーの断面図である。 チャック係止カラーの斜視図である。 チャック内のアクチュエータの斜視図である。 アクチュエータの断面図である。 チャック内の駆動リンクの斜視図である。 チャック内のトルクリングの斜視図である。 外科用工具システムのノーズの断面図である。 切断アクセサリシャフトの遠位端の斜視図である。 遠位側前方から見た切断アクセサリの近位端の平面図である。 保持特徴部の側縁が見えている、切断アクセサリシャフトの近位端の平面図である。
図1および図2を参照すると、本発明の外科用工具システム40の基本的な構成部品が
示されている。システム40は、ハンドピース42を備えている。ハンドピース42は、
円筒状本体44を有している。ハンドピース本体44内に、仮想矩形によって表されてい
るモータ46が配置されている。モータ46は、第2の仮想矩形によって表されている駆
動スピンドル48を回転させるものである。チャック60が、ハンドピース本体44の遠
位端に取外し可能に取り付けられている。(「遠位側」は、ハンドピース42を保持する
施術者から手術が行われる手術部位に向かう側を意味すると理解されたい。「近位側」は
、手術が行われる手術部位からハンドルピース42を保持する施術者に向う側を意味する
と理解されたい。)ノーズ302が、チャック60の遠位端に取り付けられており、そこ
から前方に延在している。切断アクセサリ320が、ノーズ302の内側に配置されてい
る。切断アクセサリ320は、チャック60に連結されており、ノーズ302の遠位端を
貫通して外に突出している。ノーズ302の前方に位置する組織処置部材338が、切断
アクセサリの遠位端を形成している。
チャック60内に、駆動シャフト134が配置されている(図12)。駆動シャフトの
近位端は、ハンドピーススピンドル48に係合して該スピンドル48によって回転される
ように、構成されている。以下に述べるチャック60内の構成部品が、切断アクセサリ3
20を駆動シャフト134に離脱可能に保持するようになっている。従って、モータ46
の作動によって、切断アクセサリ320が回転することになる。
ハンドピース42は、本体44が略円筒状に形作られるように、形成されている。本体
44の遠位端は、図2において破線開口45によって表されているように、開口している
。これによって、チャック60の近位端を本体44内に着座させることが可能になる。駆
動スピンドル48は、ハンドピースの開口した遠位端内に延在している。
ハンドピースモータ46は、切断アクセサリを作動させるためのどのような適切なモー
タであってもよい。モータ46は、典型的には、電気駆動モータ、空圧駆動モータ、また
は流体圧駆動モータである。ハンドピース本体44の近位端から延在するケーブル43が
示されている。ケーブル43は、モータを駆動するために用いられる電力、ガス、または
水が本発明のシステム40から離れたコンソールから送られることを示している。ハンド
ピース42内に組み入れることができる1つのこのようなモータは、「アクセサリシャフ
トの突出し長さの微調整または粗調整を容易にする特徴部を有する、医療/外科用電動式
ハンドピースと共に用いられる切断アクセサリ」の標題で2013年12月2日に刊行さ
れた本出願人による米国特許第8,597,316号に開示されている。この文献の内容
は、参照することによって、ここに含まれるものとする。電気駆動モータに給電するため
に用いることができるコンソールは、「電動式外科用ハンドピースが接続され、該ハンド
ピースの全てではないが2つ以上に同時にエネルギー付与するように構成された制御コン
ソール」の標題で2008年9月9日に刊行された本出願人による米国特許第7,422
,582号に開示されている。この文献の内容は、参照することによって、ここに含まれ
るものとする。ここでも、ハンドピースモータ46およびモータに給電するアセンブリの
構造は、本発明の一部を構成するものではないことを理解されたい。
駆動スピンドル48は、本体44内に軸受によって回転可能に取り付けられている。こ
れらの軸受は、図示されておらず、本発明の一部を構成するものではない。駆動スピンド
ル48は、ハンドピース本体44の開端45を通してアクセス可能である。駆動スピンド
ルは、矩形状の底付き孔49を有するように形成されており、該底付き孔49は、スピン
ドルの遠位端に開口しており、そこから近位側に延在している。
チャック60は、図3〜図5に示されているシェル62およびキャップ104を有する
ように、形成されている。シェル62およびキャップ104は、協働してチャックのハウ
ジング本体を形成している。図6〜図8に最もよく示されているシェル62は、概して多
数の異なる円筒区域を有する単一金属片から形成されている。1つの近位側円筒区域は、
足64である。足64に、2つの凹みが形成されており、これらの凹みは、足の外面から
内側に入り込みかつ該足の周りに周方向に延在している。これらの凹みの第1のものは、
環状凹部66である。第2の凹みは、溝68である。断面において、凹部66および溝6
8は、いずれも矩形状である。シェル62は、溝68が凹部66から前方に離間し、該凹
部よりも長さが短くなるように、形成されている。図5に具体的に示されている孔69が
、足の外面から横方向内方に延在している。孔69は、溝68の遠位側前方に位置してい
る。シェル62は、足64の前方にカラー70を有している。カラー70は、足64の外
径よりも大きい外径を有している。本発明の図示されている態様では、カラー70の外径
にテーパが付されている。カラー70の近位端から遠位側に進むにつれて、カラー70の
外径がいくらか減少している。
シェル62は、カラー70の前方にヘッド72を有している。ヘッド72は、概して、
足64の直径と略等しい直径を有している。ヘッド72は、該ヘッドの近位端の前方に螺
旋状長孔74を有するように、形成されている。これらの長孔74は、シェル62の近位
−遠位方向長軸を中心として対称的である。シェル62は、回り止め76(1つが図8に
示されている)が各長孔74に隣接して配置されるように、さらに形成されている。長孔
74がヘッド72に位置する箇所の前方において、ヘッドは、円周方向に延在する凹部7
8を有するように、形成されている。凹部78の前方のヘッド72の部分において、孔8
0が、ヘッドを横方向に貫通している。
リップ84が、ヘッド72から前方に延在しており、シェル62の最遠位部分を形成し
ている。リップ84は、ヘッド72の外径よりも小さい外径を有している。リップ84に
は、(図示されていない)ネジが切られている。
シェル62は、シェルを長手方向に貫通する通路を形成する多数の連続孔を有するよう
に、形成されている。第1の孔88は、シェルの近位端から遠位側前方に延在している。
従って、孔88は、シェル足64内に位置している。シェル62は、孔88を画定するシ
ェル内壁が孔88から周方向外方に延在する凹部90を有するように、さらに形成されて
いる。凹部90は、孔88と連続しており、該孔の略中央に位置している。凹部90は、
孔88の周りに周方向に延在している。
孔92が、孔88の遠位端から遠位側前方に延在している。シェル62は、孔92がシ
ェルカラー70内に位置するように、形成されている。孔92は、孔88の直径よりも小
さい直径を有している。孔92の遠位端は、孔96内に開口している。孔96は、孔88
の直径よりも小さく孔96の直径よりも大きい直径を有している。シェル62は、孔96
を画定するシェル内壁に溝94を画定するように、さらに形成されている。溝94は、孔
88が孔96内に開いている箇所において、孔96の近位端から外方に延在している。溝
94は、孔96の外側の周りに周方向に延在している。孔98が、孔96の遠位端からシ
ェル62の遠位端に延在している。孔98は、シェル孔88の直径よりも大きい直径を有
している。シェル62は、孔98がシェルヘッド72および遠位端リップ84の両方を貫
通するように、形成されている。
以下、図9および図10を参照して、キャップ104について説明する。キャップ10
4は、基部106を有している。基部106は、略円形の断面を有している。キャップ1
04は、基部106が遠位側に進むにつれて、基部の外径がいくらか減少するように、さ
らに形成されている。キャップは、基部106の前方にカラー110を有している。カラ
ー0110は、略円筒状であり、基部の直径よりも小さい直径を有している。キャップ1
04は、基部106のすぐ前方のカラー110の部分が凹部108を有するように、さら
に形作られている。凹部108は、カラー110の周りに周方向に延在している。
ネック112が、キャップカラー110から遠位側前方に延在している。ネック112
は、カラー110の直径よりも小さい直径を有する湾曲した外面を有している。ネック1
12の外面は、完全な円筒状ではない。代わって、ネック112は、直径方向において互
いに平行となるように向き合った2つの平坦部114を有するように、形成されている。
平坦部114は、ネック112の湾曲した外側接続区域の内方に位置している。
円筒状ヘッド116が、カラー110から前方に延在している。ヘッド116は、ネッ
ク平坦部114を横切る距離よりも小さい直径を有している。ヘッドの近位端から前方に
わずかな距離、具体的には、略4mm離れた位置において、孔118がヘッドを横方向に
貫通している。孔118は、前述の孔117内に延在している。ヘッド116の遠位端に
、リム120が配置されている。リム120は、ヘッド116から半径方向外方に突出し
ている。
孔105が、キャップ基部106の近位端から遠位側前方に延在している。孔105
は、シェルヘッド72の直径よりも大きい直径を有している。孔105の遠位端は、孔1
07内に開口している。孔107は、孔105の直径よりも小さい直径を有している。孔
107を画定するキャップ104の円筒状内壁に、(図示されない)ネジ山が形成されて
いる。さらに具体的には、キャップ孔107は、シェルリップ84の周りの相補的ネジ山
が該孔に螺合すべくシェルリップ84を収容するように、寸法決めされている。孔109
が、孔107から前方に延在している。孔109は、孔107の直径よりも小さい直径を
有している。孔107,109間に、部番が付されていないアンダーカットが配置されて
いる。孔109には、テーパが付されている。すなわち、孔107から遠位側に進むにつ
れて、孔109の直径が減少している。
孔109の遠位端は、孔111内に開口している。孔111は、円筒状であり、孔10
9の遠位端の直径と同じ直径を有している。孔111は、孔115内に開口している。孔
115は、孔111の直径よりも小さい直径を有している。孔111,115間に、アン
ダーカット113が位置している。
孔115の前方において、孔117がキャップヘッド116を貫通している。孔117
は、種々の直径を有する区域を有している。孔117を備えるキャップヘッド116は、
ノーズ内の構成部品308を受け入れるように、形成されている。構成部品308は、ノ
ーズをチャック60に離脱可能に保持するように機能するものである。
ピン119が、キャップ孔118内に着座している。ピン119(図4)は、ノーズ連
結特徴部308と協働してノーズ302をチャック60に保持するものである。
図11に最もよく示されている柔軟なバネリング124が、シェル足64に形成された
凹部66にスナップ嵌合されている。バネリング124は、概して、リングの長さ方向に
延在する切目126を有する円筒スリーブの形態にある。バネリングは、リングの近位端
および遠位端において、リングの外面128,130がそれぞれ内向きテーパを有するよ
うに、形成されている。システム40を構成する部品は、リング124がチャック足62
に着座したときに、バネリング124の主環状外面129が足から外方に突出するように
、寸法決めされている。これによって、ハンドピース本体44の開口45に対して脱着さ
れるリングの該開口45へのスナップ嵌合が容易になる。バネリング124が当接するハ
ンドピース本体44内の構造的特徴部は、図示されていない。これらの表面は、ハンドピ
ース42へのチャック60の離脱可能な取付けを容易にするために、バネの移動を拘束す
る表面である。
図5に示されているOリング125が、シェル溝68内に着座し、該溝の外に突出して
いる。Oリング125は、ハンドピースに対するチャック60の振動を減衰するものであ
る。ピン127が、シェル孔69内に着座し、該孔の外に突出している。ピン127は、
ハンドピース本体44内の構成部品と協働してハンドピースに対するチャック60の回転
を防ぐものである。ピン127が係合するハンドピース本体内の構成部品は、本発明の一
部を構成するものではない。
図12および図13に最もよく示されているように、チャック駆動シャフト134は、
単一片ユニットである。駆動シャフトは、近位端に脚136を有するように形成されてい
る。脚136は、略円筒状である。シャフト134の近位端において、脚136は、該脚
の近位端から前方に延在する2つの互いに平行な平坦部138(1つが図示されている)
を有するように、形成されている。脚の近位部分、すなわち、平坦部が位置している部分
は、ハンドピース駆動スピンドル孔49内にスリップ嵌合するように、寸法決めされてい
る。従って、スピンドル48と駆動シャフト脚との間に最小のクリアラスが設けられてい
る。図12および図13において、駆動シャフト134の近位端から遠位側前方に延在す
る孔が示されているが、部番が付されていない。この孔は、本発明の一部を構成するもの
ではない。
駆動スピンドルは、脚136の前方に腰区域139を有している。腰区域139は、円
筒状であり、脚136の直径よりも大きい直径を有している。駆動シャフトは、腰区域の
前方に胴体142を有している。胴体142は、円筒状であり、腰区域139の直径より
も大きい直径を有している。製造目的のために、アンダーカット144が腰区域139と
胴体142とを互いに分離している。同様に、製造目的のために、アンダーカット140
が脚136を腰区域139から分離している。アンダーカット144の前方において、胴
体142に、互いに対称的に向き合って配置された2つの楕円状開口146が形成されて
いる。胴体142は、開口146の主軸が駆動シャフト134の近位−遠位方向長軸と平
行になるように、形作られている。
駆動シャフト134は、胴体142の遠位端のすぐ前方に位置するネック150を有す
るように、さらに形成されている。ネック150は、胴体142から半径方向外方に突出
している。ネック150のすぐ近位側において胴体142に設けられたアンダーカットに
は、部番が付されていない。ネック150は、近位側を向く外面152を有している。
駆動シャフト134は、ネック150の前方にヘッド158を有している。ヘッド15
8は、円筒状に形作られている。ヘッド158は、シャフト胴体142の直径と同じかま
たはそれよりも小さい直径を有している。
孔162が、遠位端シャフトヘッド158から近位側後方に延在している。孔162は
、シャフトヘッド158およびネック150を貫通し、胴体142を部分的に貫通してい
る。孔162の近位端は、孔166内に開いている。孔166は、孔162と同軸であり
、該孔162の直径よりも小さい直径を有している。孔162の近位端の段164が、孔
162と孔166との間の移行部を画定している。孔166は、シャフト胴体142の近
位端の前方の位置で終端している。胴体開口146が、孔166内に開口している。
図4および図5に示されている2つの軸受アセンブリ170が、駆動シャフト134を
チャックハウジングに回転可能に保持している。軸受アセンブリ170のインナーレース
およびアウターレースは、特に図示されていない。近位側に位置する軸受アセンブリ17
0のインナーレースは、駆動シャフト134の腰区域139に配置されている。近位側に
位置する軸受アセンブリ170のアウターレースは、孔96を画定するシェル62の内壁
に着座している。波状ワッシャー172(図5)が、近位側軸受アセンブリ170の近位
端のすぐ近位側に位置している。波状ワッシャー172の外周は、シェル溝94内に着座
している。波状ワッシャーの内周は、駆動シャフト溝140内に着座している。波状ワッ
シャー172は、駆動シャフトを遠位側前方に付勢するように駆動シャフト134に当接
している。
遠位側軸受アセンブリ170のインナーレースは、駆動シャフトヘッド158の周りに
着座している。軸受アセンブリの外面は、孔111を画定するキャップ106の内側円筒
壁に配置されている。チャック60を構成する部品は、駆動シャフトの遠位端がキャップ
106内のアンダーカット113から後方に離間するように、寸法決めされている。
以下、図14および図15を参照して、コレット178について説明する。コレット1
78は、駆動シャフト136内に摺動可能に配置されている。コレット178は、切断ア
クセサリ320を駆動シャフトに離脱可能に保持するものである。コレット178は、基
部182を備える単一片部品である。基部182は、円筒状に形作られており、駆動シャ
フト孔166に最小の横方向移動によって摺動可能に嵌合するように、寸法決めされてい
る。クラウン180が、コレット基部182の近位端から近位側前方にいくらか延在して
いる。クラウン180には、基部182から近位側に進むにつれて、クラウンの外面の直
径が減少するようなテーパが付されている。孔184が、クラウンおよび基部182を長
手方向に貫通している。孔184は、製造上の理由から設けられている。また、孔184
の存在によって、以下に述べるコレット脚192の撓みが容易になる。孔186が、コレ
ット基部182を横方向に、すなわち、左右方向に貫通している。孔184,186は、
互いに交差している。コレット172は、長孔188が孔186から遠位側前方に延在す
るように、形成されている。長孔188は、コレット178の中心長軸が位置する近位−
遠位方向に延在する面上に位置している。
2つの脚192が、コレット基部182から前方に延在している。脚192は、円弧状
に形作られている。これらの脚192の外面によって画定された円は、基部182の直径
よりも小さい直径を有している。これらの脚の互いに向き合った内面によって画定された
円は、空洞193を画定しており、該空洞の遠位端が、図14に示されている。長軸と直
交する面の断面において、空洞193は、略円状に形作られている。
足首194および足196が、各脚192の遠位端に位置している。各足首194は、
足が延出する脚の外面と同一平面をなす外面を有している。以下に述べるように、足19
6は、足首194の外面から半径方向外方に延在する外面を有している。各足首194お
よび足196は、1対の互いに向き合った側面198を有している。足首194および足
196は、これらの側面198に足首および足を通る近位−遠位方向長軸に対するテーパ
が付されるように、形作られている。従って、足首194が延出する脚にすぐ隣接する箇
所において、互いに向き合った側面198間の距離は、比較的短く、具体的には、脚間の
距離よりも短くなっている。遠位側に進むにつれて、単一足196の側面198間の距離
は、大きくなっている。従って、コレット178の各側において、互いに向き合った足首
および足の互いに隣接する側面は、ノッチ202を画定することになる。図14において
、ノッチの1つに部番が付されている。各ノッチ202は、ノッチを横切る幅がノッチの
遠位側に向かって減少するような形状を有している。ノッチ202は、湾曲した蟻溝形状
を有していると見なすことができる。
各足196は、4つの円弧状に形作られた外面を有している。足首から遠位側に延在す
る第1の外面204は、外向きのテーパを有している。具体的には、第1の外面204は
、遠位側に進むにつれて、コレット178の長軸と直交する方向に延在している。第2の
表面206は、該表面206の長さに沿って本質的に一定の曲率半径を有している。第3
の表面208は、遠位側に進むにつれて、表面206からいくらか外方を向くテーパを有
している。表面208のテーパは、第4の表面210に向かっている。表面210は、一
定の直径を有している。互いに向き合った表面210によって画定された円は、駆動シャ
フト孔162の直径よりも略0.12mm小さい直径を有している。この寸法決めによっ
て、コレット脚192、足首194、および脚196は、駆動シャフト136を貫通する
長軸から外方に撓むことが可能になる。
各足196は、コレット178の長軸および対向する足196に向かって内方に突出し
ている。各足の最内面は、爪先面211と考えられる。爪先面211は、各々、凸面であ
る。
図16〜図18を参照して、位置合せカラー212について説明する。位置合せカラー
212も、駆動シャフト136内に摺動可能に配置されている。位置合せカラー212は
、円筒形状を備えるヘッド230を有している。さらに具体的には、ヘッド230は、駆
動シャフト孔192内において長手方向に移動するように、寸法決めされている。腰22
8がヘッド230の近位側後方に位置している。腰228は、ヘッド230から近位側に
向かって内方にテーパが付されるように、形作られている。1対の互いに向き合った足2
26が、腰228から外方に延在している。足226および腰228は、カラー212の
近位端から遠位側に延在するノッチ229を画定するように、協働して形作られている。
ノッチ229は、互いに向き合ったコレット足首194および足196を受け入れるよう
に、寸法決めされている。
位置合せカラー212は、カラーの遠位端から近位側内方に延在する開口232を有す
るように、さらに形成されている。開口232には、テーパが付されている。開口232
がヘッド230の遠位端から近位側に進むにつれて、開口232の直径は、減少している
。開口232は、円筒状の孔234で終端している。孔234の近位端は、孔236内に
開口している。断面において、すなわち、位置合せカラー212の長軸と直交する面にお
いて、孔236は、平坦な楕円形状を有している。さらに具体的には、孔236は、2つ
の互いに向き合った平行側面を有している。2つの湾曲した端部が、これらの平行側面を
互いに接続している。各湾曲端部は、略120度の円弧を画定している。孔234の基端
において、図18においてのみ部番が付されている2つの段が、孔234,236間の移
行部を画定している。孔236は、カラーヘッド230の全長の略2/3の長さを占めて
いる。孔236は、ノッチ229内に開口している。
チャック60が組み立てられるとき、コレット178の基部および脚が駆動シャフト孔
166内に着座される。コレット足首196および足196は、カラーノッチ229内に
配置される。また、位置合せカラー212が、コレット孔162内に配置される。各コレ
ット足首194および関連する足196は、図15および図15Aに示されているように
、位置合せカラーノッチ229の端に配置される。図15Aに最もよく示されているよう
に、コレット178および位置合せカラー212は、コレットの足首194および足19
6がカラーノッチ229内に着座したとき、足首および足が隣接するノッチ画定面から離
間するように、さらに形成されている。コレット側面198と位置合せカラー212の隣
接面との間にわずかな隙間がある。コレット足196の遠位端面と位置合せカラーの隣接
面との間に大きな間隙がある。図示されている間隙は、図示の目的から拡大されている。
コレット足196が、位置合せカラー足226に対して横方向に撓むことができることを
理解されたい。
チャックの多数の構成部品は、協働して、コレット178および位置合せカラー212
を駆動シャフト内において長手方向に移動させるようになっている。これらの構成部品の
1つは、図19を参照して述べる係止リング240である。係止リング240は、スリー
ブ状の形状を有している。係止リング240は、シェルヘッド72の周りにスリップ嵌合
して該シェルヘッド72に対して回転することを可能にする内径を有している。係止リン
グ240の外面に、親指および他の指によるリングの回転を容易にする刻み242が形成
されている。刻み242は、リングの最近位側からリングの略4/5の長さに沿って延在
している。リングの最遠位側の1/5は、なめらかである。
係止リング240は、2つの溝244がリングの内壁から内方にかつリングの内壁に沿
って長手方向に延在するように、さらに形成されている。これらの溝244は、リング2
40の近位―遠位方向長軸に対して対称的である。断面において、すなわち、係止リング
の長軸と直交する面において、溝244は、湾曲形状を有している。
図20および図21に最もよく示されているアクチュエータ246は、コレット178
および位置合せカラー212を長手方向に並進させるアセンブリの一部である第2の構成
部品である。アクチュエータ246は、スリーブ状の本体248を有している。アクチュ
エータ本体248の外径は、アクチュエータがシェル孔98内において長手方向に沿って
緊密にスリップ嵌合運動するように係合するように、寸法決めされている。本体248の
遠位端において、アクチュエータ246は、本体から半径方向内方に延在するリップ25
0を有している。アクチュエータ246は、リップの内径が駆動シャフト胴体142の外
径よりも略2.5mm大きい直径を有するように、さらに寸法決めされている。
アクチュエータ246は、2つの互いに対称的に向き合った凹み252も有している。
各凹み252は、球の薄切り区域の形態にある空洞である。図示されている各凹み252
は、アクチュエータ246の内部に開口している。この開口は、製造上の理由から設けら
れている。
チャック60が組み立てられるとき、アクチュエータ246は、シェル孔98内に着座
される。図5に最もよく示されているボール軸受256が、螺旋状のシェル長孔74の各
々内に着座される。ボール軸受256は、シェルヘッド72の外面および内面の両方から
外方に突出するように、寸法決めされている。シェルヘッドから外方に突出した各ボール
軸受256の部分は、係止リング溝244の1つに着座する。シェルの内面を画定する孔
98の内方に突出した各ボール軸受256の部分は、凹み252の1つに着座する。従っ
て、係止リングの回転によって、ボール軸受256は、溝244内においてシェルに沿っ
て長手方向に移動する。ボール軸受256のこの長手方向の移動によって、アクチュエー
タ246は、シェル孔98内において長手方向に移動することになる。
図22に最もよく示されている駆動リンク258も、シェル孔98内に摺動可能に配置
されている。駆動リンク258は、管状の本体260を有している。本体260の外面は
、アクチュエータリップ250の内径よりも小さい直径を有している。本体260の内面
は、駆動リンクが駆動シャフト134上を長手方向に自在に移動することができるように
、駆動シャフト胴体142の直径よりも十分に大きい直径を有している。
駆動リンク258は、本体260から半径方向外方に延在するリム262を有している
。リム262は、本体260の遠位端に位置している。駆動リンク258は、2つの同軸
孔264を有するように、さらに形成されている。孔264は、本体の近位端の前方に位
置している。孔264の共通軸は、駆動リンク258の近位−遠位方向長軸と交差してい
る。
駆動リンク258は、駆動シャフト胴体の回りに配置されており、該胴体上を移動する
ようになっている。駆動リンク258は、駆動リンクリム262がアクチュエータリップ
250のすぐ遠位側前方に位置するように、位置決めされている。チャックを構成する部
品は、駆動リンクリム262がアクチュエータリップ250の上に突出するように、寸法
決めされている。
チャック60を構成する部品は、駆動シャフト開口146、コレット孔186、および
駆動リンク孔264が真っ直ぐに並ぶように、さらに配置されている。図5および図15
において部番が付されている駆動ピン226が、これらの空洞を貫通している。駆動ピン
266は、コレット孔186および駆動リンク孔264内に緊密に嵌合される。駆動ピン
266は、駆動シャフト開口146内において近位側および遠位側に移動することができ
る。駆動ピン266は、駆動シャフト134の回転運動をコレット178に伝達する。ま
た、駆動ピン266は、駆動シャフト258の長手方向運動をコレット178に伝達し、
これによって、コレットは、駆動リンクと一体に移動することになる。
図4および図5に示されている2つのコイルバネ268,270が、駆動シャフト胴体
142の周りに配置されている。第1のバネ268は、半径方向において、胴体142の
円筒状外面に最近接して配置されている。バネ268の近位端は、駆動リンク258のリ
ム262に当接している。バネ268の遠位端は、駆動シャフトネック150の近位側を
向く環状面152に当接している。バネ268は、圧縮状態にある。従って、バネ268
は、常時、駆動リンク258を駆動シャフトネック150から近位側に付勢するように保
持する力を加えている。手動力がバネ268によって加えられた力を上回ったとき、駆動
リンクが長手方向に並進することになる。
バネ270は、バネ268の外方において該バネ268を取り囲むように位置している
。バネ270の近位端は、アクチュエータ246のリング状の遠位側を向いた面に対して
配置されている。バネ270の対向する遠位端は、孔107,109間の移行部であるキ
ャップ104内のリング状段に対して配置されている。
また、図23に示されている停止リング274が、ハブの内側に配置されている。その
名前によって暗に示されるように、停止リング274は、リング状に形作られている。停
止リング274に、平坦な外面276を有する多数の区域が形成されている。1つの外面
276に、リング274の中心に向かってリングを貫通する開口278が形成されている
。停止リング274は、リングの近位−遠位方向を向く面から近位側に延在する底付き孔
280を有するように、さらに形成されている。
停止リング274は、チャック60内において、シェルヘッド72の(凹部78の前方
の)部分に固定して配置されている。係止リング開口278を通ってシェル孔80内に延
在するピン282(図5)が、停止リングをシェル62に固定して保持している。
図4および図5に示されているコイルバネ284が、停止リング274のすぐ近位側に
位置している。バネ284は、(部番が付されていない)2つの互いに向き合った脚を有
している。第1の脚は、近位側に延在し、係止リング240に形成された(図示されない
)孔内に配置されている。第2の脚は、遠位側に向かって停止リング孔280内に延在し
ている。バネ284は、係止リング240の回転を阻止する力を係止リング240に与え
るものである。係止リング240に加えられる指力が係止リング240に与えられたバネ
284の力を上回ったとき、係止リングが回転することになる。
図2および図24に示されているように、ノーズ302は、基部304を備えている。
基部304は、概して、外面の近位端から進むにつれて基部の直径が減少するテーパ状に
形作られている。基部304は、一定の直径を備える部分を有している。基部304の内
側は、空洞306および連結特徴部308を有している。空洞306および連結特徴部3
08は、キャップヘッド116およびネック112へのノーズ基部304の離脱可能な連
結を容易にするように、設計されている。ノーズをチャック60に連結する特定の手段は
、本発明の一部を構成するものではなく、従って、空洞306および連結特徴部308に
ついてさらに説明しないことにする。
一定直径のチューブ310が、ノーズ基部302に取り付けられ、そこから遠位側前方
に延在している。チューブの管腔312の遠位端は、基部空洞304内に開口している。
管腔312内に、軸受アセンブリ314が配置されている。軸受アセンブリ314は、切
断アクセサリと一体のシャフト322をチューブ管腔312内に回転可能に保持するもの
である。
チューブ310は、直線状に描かれているが、本発明は、そのように制限されないこと
を理解されたい。本発明の代替的態様では、チューブは、湾曲しており、近位―遠位方向
長軸が屈曲している。これによって、システムを用いる外科医は、チューブの遠位端およ
び取り付けられたアクセサリ組織処置部材338を、ハンドピース42の近位−遠位方向
長軸の延長線である線から半径方向にずれた位置に位置決めすることが可能になる。この
位置決めによって、ノーズチューブ310が挿入される患者の門脈を画定する組織の側に
対する組織処置部材の配置が容易になる。
図2および図25〜図27を参照することによって、切断アクセサリ320の構造が理
解されるだろう。切断アクセサリ320は、細長シャフト322を備えている。組織処置
部材338が、シャフト322の遠位端に取り付けられている。組織処置部材は、該組織
処置部材が適用される生体組織への処置を行なうように、設計されている。図示されてい
る組織処置部材338は、バールである。(バールの切断溝は、図示されていない)。組
織処置部材338の特定の構造は、本発明の一部を構成するものではない。本発明の代替
的態様では、組織処置部材は、球状ではない形状を有するヘッドを備えるバールであって
もよい。代替的に、組織処置部材は、ドリルビットであってもよい。
アクセサリシャフト322は、概して、円筒状ロッドの形態にある。本発明のいくつか
の態様では、シャフト322は、工具鋼M42またはステンレス鋼440Aから形成され
ている。組織処置部材338に隣接して、シャフト322は、比較的柔軟ではない遠位区
域334を有している。シャフト遠位区域334は、1cmから3cmの長さを有してい
る。遠位区域334の近位側において、シャフト322は、近位区域332を有している
。シャフト近位区域332は、シャフト遠位区域330の直径よりも小さい直径を有して
いる。近位区域332の直径がこのように小さくなっていることによって、該近位区域は
、湾曲または傾斜したノーズチューブ内に挿入されたときに、撓むことが可能になる。シ
ャフト近位区域332は、2mm以下の直径、多くの場合、1.6mm以下の直径を有し
ている。
アクセサリシャフト322は、該シャフトの最近位端にテーパ部323を有するように
、さらに形成されている。すなわち、シャフト322の最近位端から遠位側に進むにつれ
て、シャフトの直径が増大している。シャフト322は、シャフトの直径方向において互
いに向き合った側に複数の面324を有するように、さらに形成されている。これらの面
324は、シャフトに沿って長手方向に配置されており、シャフトのテーパ区域から前方
に延在している。本発明の図示されている態様では、各面は、凹んでいる。各面324は
、円弧状であり、シャフト近位区域332の円筒状外面から内方に湾曲している。最近位
端には、2つの不完全な面が位置している。近位端における各面324は、その近位端か
ら遠位側に進むにつれて、隣接する遠位側に位置する面に向かって外方に湾曲している。
2つの長手方向において互いに隣接する面が当接する箇所において、頂部326が配置さ
れている。図25および図27のそれぞれにおいて、1つの頂部に部番が付されている。
頂部326は、線として描かれている。
シャフト322の各側において、一組の面は、一列の面として描かれている。アクセサ
リシャフト322は、各面列の最遠位面324の前方に、平坦部328が位置するように
、さらに形成されている。各平坦部328は、矩形状に形作られており、シャフトの円筒
状の外面に対して凹んでいる。平坦部327は、平面状である。平坦部328が位置する
面は、シャフト322の長軸と平行である。各平坦部328は、頂部がシャフトから離間
している距離と等しい距離だけシャフトの長軸から離れて位置している。段329が、シ
ャフト近位区域332の隣接する遠位側延在部分から各平坦部328への移行部を画定し
ている。段329は、シャフト322の長軸と略直交する面内にある。
システム40を構成する部品は、シャフト322の曲率半径が、典型的には 位置合せ
カラー孔236の湾曲した側面によって画定された円の半径よりも0.01mmから0.
02mm小さくなるように、形作られている。シャフトの曲率半径は、コレット178内
の空洞193の中心周りの半径よりも略0.2mmから0.4mm小さくなっていること
をさらに理解されたい。シャフト平坦部328を横切る距離は、カラー孔236の平行面
を横切る距離よりも0.02mmから0.05mm小さくなっている。シャフト面324
は、各面がコレット爪先表面211の1つの外方湾曲面を受け入れるように、形作られて
いる。
本発明のシステム40は、最初、チャック60をハンドピース42に接続することによ
って、使用の準備が整うことになる。これによって、チャック駆動シャフト134が、ハ
ンドピーススピンドル48に連結される。次いで、ノーズ302が、チャックキャップ1
04の周りに装着される。
切断アクセサリ320をシステム40の残りに連結するために、チャックが装填状態に
なるように、係止リング240を回転させる。さらに具体的には、アクチュエータ246
の遠位側並進運動をもたらすように、係止リング240を回転させる。駆動リンク258
のリム262に対するアクチュエータリップ250の移動によって、駆動リンクの同様の
遠位側運動が生じる。駆動リンクが遠位側に並進することによって、コレット178が同
じように遠位側に移動し、これによって、コレット足196が駆動シャフト段164の前
方に位置することになる。コレット178がこのように位置決めされると、コレット足1
96は、外方に自在に撓むことができる。システム40は、装填状態にある。
このとき、システム40は、切断アクセサリ320を受け入れる状態にある。切断アク
セサリの近位端が、ノーズ302内およびチャック内に挿入される。切断アクセサリの近
位端が位置合せカラー212に入ったとき、アクセサリは、カラー孔236と真っ直ぐに
並んでいない可能性がある。この場合、アクセサリシャフト322の近位端は、カラー開
口232を画定する位置合せカラー212の円錐台状面と衝突する。開口232を画定す
るカラーの面のテーパおよびシャフトのテーパ323の存在によって、アクセサリシャフ
ト322の挿入が継続され、その結果、アクセサリの近位端が孔234に向かって横方向
に並進する。シャフトの近位端がカラー孔234に入ったとき、シャフトは、隣接するア
クセサリ孔236と真っ直ぐに並んでいない可能性がある。これらの2つの構成部品を真
っ直ぐに並べるには、アクセサリ頂部326が孔236の平行側面と平行の面内にあるべ
きである。これらの構成部品がこのように位置合せされていない場合、孔234,236
間のカラー内の段の周りにアクセサリが当接することによって、アクセサリのさらなる前
進が停止することになる。アクセサリ前進のこの阻止は、アクセサリ320がチャック6
0と真っ直ぐに並ぶことを必要とするこの一連の行為を行なう当事者に対する触覚合図と
して機能する。この位置合せは、シャフトをカラー孔236を通るように回転させること
によって、容易に行なうことができる。シャフトの近位端が孔234内に着座しているの
で、シャフトのこの回転の結果として、シャフトが孔234の外に位置ずれする可能性は
、殆どない。
いったんシャフト322が適切に位置決めされたなら、該シャフトは、孔236内に挿
入される。シャフトの近位区域332は、最初、コレット爪先面211間の空間を通過し
、コレット空洞193に入る。この運動が可能な理由は、シャフト頂部326が爪先面2
11を押すと、コレット足196が自在に外方に撓むからである。ここで、コレット足1
96の遠位端とノッチ229を画定する位置合せカラー212の隣接する近位側を向く面
との間に間隙がある。この間隙の存在によって、コレット足196が撓んだとき、この撓
みは、位置合せカラーに対する足の当接によって阻止されないことになる。シャフト32
2が近位側に移動すると、爪先面は、隣接するコレット面324と係合または脱係合する
ように移動する。コレット足が1対のコレット頂部326に乗り上げて外側に撓むたびに
、シャフトの挿入への抵抗がいくらか変化する。この抵抗の変化によって、コレット足1
96に対するシャフトの係合および脱係合を知らせる触覚フィードバックをもたらすこと
になる。
切断アクセサリ320は、組織処置部材338がノーズ302の遠位端から施術者によ
って望まれる距離だけ前方に位置するまで、チャック60内に挿入される。このとき、コ
レット爪先面211が互いに向き合った対のシャフト面324と当接している。シャフト
は、係止リング240を、チャックを装填状態にするために回転させた方向と逆方向に回
転させることによって、適所に係止される。リング240のこの逆回転によって、リング
は、アクチェータ246を近位側に並進させる。これによって、バネ268が駆動リンク
258を近位側に押圧する。駆動リンク258の近位側移動によって、コレット178が
同じように近位側に移動する。さらに具体的には、コレット178は、コレット面206
が駆動シャフト内の段164に当接するまで、近位側に移動する。この構成部品間の当接
によって、切断アクセサリ302の隣接面324に対するコレット足196の内方移動が
生じる。その結果、チャック60は、係止状態または稼働状態になる。
コレットの近位側への移動の結果、コレットは、ノッチ229を画定する位置合せカラ
ーの傾斜した側面に当接する。位置合せカラー212は、コレット178によって近位側
に移動する。
必要に応じて、ケーブル43が、ハンドピースモータ46に給電するコンソールに接続
される。
システム40は、モータ46を作動させることによって用いられる。ハンドピース駆動
スピンドル48の回転運動が、チャック駆動シャフト134に伝達される。ピン266が
、この回転運動をコレット178に伝達する。アクセサリシャフト320がコレット足1
96間に締付けられているので、アクセサリ320が同様の回転を行なう。望ましい外科
手術を行なうために、回転する組織処置部材332が組織に押圧されることになる。
切断アクセサリ320が回転すると、シャフト322の片側に沿った頂部326または
平坦部328は、孔236を画定する位置合せカラーの隣接する平面を押圧する。この表
面間の接触によって、位置合せカラー212は、アクセサリシャフト322と共に回転す
る。これは、コレット178の回転と位置合せカラー212の回転との間にいくらかの遅
れがあることを意味している。前述したように、チャック60を構成する部品は、コレッ
ト足首194および足196の側面198と位置合わせカラーの隣接面との間にいくらか
の間隙があるように、組み立てられている。この間隙によって、カラー212に対するコ
レット178の回転に先行または遅れがあるときに、これらの表面の接触が防がれること
になる。この先行および遅れは、システムの開始または停止時、またはアクセサリが振動
モードで前後に駆動されるときに生じる。この接触の阻止によって、コレットおよび位置
合せカラーが受ける摩耗が低減することになる。
従って、本発明のシステム40を構成する部分は、システムの他の構成部品へのアクセ
サリ320の容易な連結を促進にするように、設計されている。もしアクセサリシャフト
322がコレット足198と真っ直ぐに並んでいないなら、シャフトおよび位置合せカラ
ーの形状によって、シャフトをチャックにさらに挿入するために、これらの構成部品が真
っ直ぐに並ぶまでシャフトが回転されるようになっている。これらの構成部品の形状は、
システムを設定する当事者がアクセサリシャフト322を回転させることができるように
なっている。
本発明のさらなる特徴は、本発明の構成部品が、組織処置部材338がノーズ302の
遠位端の前方に突き出す距離を選択的に設定することができるようにアクセサリが設定可
能となるように、構成されていることにある。これによって、シャフトの突出し長さのみ
がわずかに異なる複数の種々の組織処置部材を準備する必要性をなくすことができる。
もし施術者が、組織処置部材338がノーズ302に対して可能な限り近い位置に設置
されるようなアクセサリ設定を望むなら、シャフトは、シャフト平坦部328が位置合せ
カラー孔236内に着座するように、チャック内に配置される。さらに、もしシステム4
0を用いるためにシステム40を組み立てる当事者がシャフトをコレット内に深く挿入し
ようとしたなら、シャフト平坦部328のすぐ前方に位置する段329が、孔236の周
りの位置合せカラー段235に当接する。この段間の当接によって、チャック60内のシ
ャフトの有効深さを越えるシャフトの挿入が阻止されることになる。
平坦部328は、本発明のいくつかの切断アクセサリ内に設けられたとき、さらなる利
点をもたらす。いくつかの切断アクセサリ320は、組織に押圧されたときに組織によっ
てかなりの抵抗を受ける組織処置部材338を有している。これらの負荷に晒される1つ
の形式の切断アクセサリは、組織処置部材が4mm以上の直径を有するバールヘッドであ
る切断アクセサリである。シャフト面324の凹状形状は、シャフト近位区域332の構
造強度を必然的に低減させる。もし回転アクセサリの抵抗負荷が余りにも大きいなら、シ
ャフトのこの部分の低強度によって、これらの面が孔236を画定する位置合せカラー2
12の壁を押圧する箇所において、シャフト破壊が生じる可能性がある。
この種の切断アクセサリ324は、代わって、比較的わずかな数の面324を備えてい
る。これによって、シャフトがチャックに装着されたとき、シャフトの薄切り区域、すな
わち、平坦部328を形成している区域がカラー孔236に着座することが確実になる。
シャフト322のこの薄切り区域は、凹面が存在する区域よりも大きい断面幅を有してい
る。換言すれば、平坦部328は、面324の狭い部分がシャフト長軸から離間している
よりもシャフト長軸からさらに離間している。逆にいえば、面324は、平坦部328に
対して内方に延在している。平坦部328を有するシャフト322の薄切り区域は、その
厚みが大きくなっているので、面324を有するシャフトの区域と比較して、アクセサリ
がかなりの抵抗を受けるときに生じるシャフトとカラーとの当接による応力に良好に耐え
ることができる。この抵抗に起因するこの応力に耐えるシャフトのこの区域の能力によっ
て、コレット212内に配置されたシャフトの部分が破壊点に対して疲労する可能性を低
減させることができる。
本発明のさらなる特徴は、比較的小さい断面寸法を有する構成部品を備えるシステムで
あるという利点を有することにある。ノーズチューブ310は、典型的には、0.3cm
以下、多くの場合、0.15cm以下の直径を有している。前述したように、アクセサリ
シャフトは、湾曲したチューブ310を有するノーズ内へのシャフトの挿入およびノーズ
内における撓みを容易にするために、比較的小さい直径を有している。従って、本発明の
システム40は、最小侵襲外科手術(MIS)を行なうように設計されている。
以上は、本発明の1つの特定の態様に向けられている。本発明の他の態様は、前述の特
徴と異なる特徴を有していてもよいことを理解されたい。
例えば、本発明の全ての態様において、チャック60は、必ずしも、ハンドピース42
から分離している取外し可能なハウジング内に設けられている必要がない。本発明のいく
つかの態様では、チャックは、ハンドピースの本体に設けられている。さらに、本発明の
いくつかの態様では、取外し可能なノーズでなくてもよい。ノーズが設けられている本発
明のいくつかの態様では、ノーズは、チャックと同様、ハンドピース内に設けられていて
もよい。本発明のさらに他の態様では、ノーズおよびチャックは、ハンドピースに取外し
可能に取り付けられる単一片アセンブリであってもよい。
本発明のいくつかの態様では、ハンドピースは、モータとチャック駆動シャフトとの間
に変速装置を有していてもよい。1つのこのような変速装置は、典型的には、回転運動の
速度を減速し、これによって、チャック駆動シャフトをモータ内のロータの速度よりも低
い速度で回転させる変速装置である。
本発明の全ての態様が、必ずしも、シャフトが撓むことを可能にするように寸法決めさ
れ、かつそのように撓むことを可能にする材料から形成された切断アクセサリを有してい
る必要がない。本発明の代替的なシステム40は、剛性シャフトを有する切断アクセサリ
を備えていてもよい。
同様に、アクセサリシャフトを駆動シャフトに離脱可能に保持する締付けアセンブリは
、必ずしも、2つの足を有するコレットでなくてもよい。本発明の他の態様では、コレッ
トは、アクセサリシャフト322を締め付ける3つ以上の足を有していてもよい。さらに
、本発明のいくつかの態様では、締付けアセンブリは、コレットを備えていなくてもよい
。1つのこのような代替的な締付けアセンブリは、ボールインホール(ball in hole)ア
センブリである。この種の締付けアセンブリは、典型的には、複数の締付けボールを備え
ている。各ボールは、駆動シャフトの孔内に突出するようになっている。この孔は、アク
セサリシャフトを受け入れるようになっている。この種のチャックが係止状態にあるとき
、ボールは、シャフト孔内に保持されている。ボールは、アクセサリシャフトの相補的固
定特徴部に係合し、駆動シャフトに対して回転しないようにアクセサリシャフトを締め付
けることになる。チャックが装填状態にあるとき、ボールは、駆動シャフト孔に出入りす
るように半径方向に移動することができる。これによって、アクセサリシャフトをチャッ
クから取り外すことができる。本発明のいくつかの態様では、これによって、アクセサリ
320の長手方向位置を選択的に再設定することが可能になる。本発明のいくつかの実施
形態では、アクセサリシャフトをチャック駆動シャフトに保持する単一の締付け部材が設
けられていてもよい。
以上の態様に続き、本発明のアクセサリシャフト320と一体の切断保持特徴部の幾何
学的形状が変更されてもよい。これらの特徴部は、必ずしも、凹面の形態にある必要がな
い。例えば、本発明のいくつかの態様では、これらの特徴部は、凸面であってもよい。代
替的に、これらの特徴部は、横方向に延在する隆起によって互いに分離された平坦部であ
ってもよい。本発明のさらに他の態様では、これらの特徴部は、小さいポケットまたは凹
みが形成された平坦部であってもよい。各保持特徴部と共に形成されたポケットまたは凹
み(または複数のポケットおよび凹み)は、チャック係止部品の相補的雌特徴部を受け入
れるようになっている。同様に、以上の説明から、本発明の全ての態様においては、必ず
しも、アクセサリシャフト322に2列の対称的に配置された保持特徴部が形成される必
要がないことは、明らかだろう。本発明の代替的態様では、アクセサリシャフト322は
、1列または3列以上の保持特徴部を有していてもよい。本発明のこれらの態様では、保
持特徴部のこれらの列の単一列のみに付随して、平坦部が設けられてもよい。複数の平坦
部が設けられる本発明の態様では、平坦部は、シャフト322の長軸を中心として対称的
に配置されていなくてもよい。代替的に、いくつかの態様では、互いに円弧状に隣接する
平坦部は、互いに円弧状に離間していなくてもよい。
本発明のいくつかの態様では、各平坦部324は、保持特徴部324の列と真っ直ぐに
並んでいなくてもよい。本発明のシステムのこの態様では、対応する位置合せカラー面は
、チャック締付け部材の1つと真っ直ぐに並んでいなくてもよい。
もしチャック締付けアセンブリおよびシャフト保持特徴部が記載されているものと異な
っていたなら、位置合せカラー212は、必然的に前述のものでなくてもよい。一般的に
、位置合せカラーの非円形孔または開口は、アクセサリシャフトの近位端の非円形断面形
状に適応する形状を有している。この形状は、楕円である必要がない。形状は、切頭円、
多角形、またはノッチを有する円の形態にあってもよい。
さらに、位置合せカラーは、必ずしもチャックの他の構成部品と別の構成部品でなくて
もよい。締付けアセンブリがボールインホール式係止要素を有する本発明の態様では、位
置合せカラーは、駆動シャフトと一体に形成されていてもよい。従って、本発明のこれら
の態様では、位置合せカラーは、駆動シャフト内の空洞に通じる非円形開口を画定し、該
非円形開口内にアクセサリシャフトが配置され、該非円形開口内に係止ボールが出入りす
るようになっているとよい。
前述の寸法は、本発明の1つの態様を記述するためのものである。請求項に記載されて
いない限り、これらの寸法は、請求項の範囲を制限するものではないことを理解されたい
従って、添付の請求項の目的は、本発明の真の範囲および精神を包含するこのような全
ての変更形態および修正形態を含むことにある。

Claims (18)

  1. 駆動スピンドル(48)を有するモータ(46)と、
    前記モータの駆動スピンドルによって回転されるように前記駆動スピンドルに取り付け
    られた駆動シャフト(134)であって、切断アクセサリ(320)のシャフト(322
    )を受け入れるための孔(162)を有している、駆動シャフト(134)と、前記駆動
    シャフトと共に回転するように前記駆動シャフトに取り付けられており、前記アクセサリ
    シャフト(322)が前記チャック駆動シャフト(134)と共に動くように前記切断ア
    クセサリシャフトを前記孔内に保持するように位置決めされている、少なくとも1つの締
    付け部材(196)であって、前記シャフト孔に対して移動可能になっている、締付け部
    材(196)と、前記アクセサリシャフトを前記孔内に係止するために前記少なくとも1
    つの締付け部材を前記アクセサリシャフトに対して選択的に保持するように構成されてお
    り、かつ前記少なくとも1つの締付け部材を前記アクセサリシャフトから離れる方に移動
    させることができ、これによって、前記孔内への前記アクセサリシャフトの装填および前
    記孔からの前記アクセサリシャフトの取外しを可能にするように構成されている係止アセ
    ンブリ(240,246,258,268,270,274,284)と、を有している
    、チャック(60)と、
    を備える、電動式外科用ハンドハンドピース(42)であって、
    前記チャック(60)は、前記駆動シャフト(134)の遠位側に配置された位置合せ
    カラー(212)を備えており、前記位置合せカラーは、前記駆動シャフト孔(162)
    に通じる非円形開口(236)を有しており、これによって、前記開口(236)の形状
    に適合する断面形状を有するアクセサリシャフト(322)が前記開口内に挿入されたと
    き、前記アクセサリシャフト(322)の保持特徴部(324)が、前記少なくとも1つ
    のチャック締付け部材(196)と係合するように位置合せされるようになっていること
    を特徴とする、電動式外科用ハンドハンドピース。
  2. 前記チャックは、複数の締付け部材(196)を備えている、請求項1に記載の電動式
    外科用ハンドピース。
  3. 前記位置合せカラー(212)の前記非円形開口(236)は、平坦な楕円形状を有し
    ている、請求項1または2に記載の電動式外科用ハンドピース。
  4. 前記位置合せカラー(212)は、前記チャック駆動シャフト(134)から独立して
    いる部品である、請求項1〜3のいずれか1つに記載の電動式外科用ハンドピース。
  5. 前記モータ(46)は、ハンドピース(44)内に含まれており、
    前記チャック(60)は、前記ハンドピース(44)に取り外し可能に連結されている

    請求項1〜4のいずれか1つに記載の電動式外科用ハンドピース。
  6. 前記チャック(60)は、特徴部(116,117)を備えるハウジング(104)内
    に包み込まれており、前記特徴部は、ノーズ(302)が前記チャック(60)の前方に
    延在するように、前記ノーズを取外し可能に取り付けることを容易にするようになってい
    る、請求項1〜5のいずれか1つに記載の電動式外科用ハンドピース。
  7. 前記少なくとも1つの締付け部材(196)は、前記駆動シャフトに対して長手方向に
    移動可能になっており、
    前記係止アセンブリ(240,246,258,268,270,274,284)は
    、前記少なくとも1つの締付け部材が前記アクセサリシャフト(322)に対して保持さ
    れる係止位置と、前記少なくとも1つの締付け部材が前記アクセサリシャフトから離れる
    方に移動することができる装填位置との間で、前記少なくとも1つの締付け部材(196
    )を前記駆動シャフトに対して長手方向に移動させるようになっている、請求項1〜6の
    いずれか1つに記載の電動式外科用ハンドピース。
  8. 前記位置合せカラー(212)に少なくとも1つの付加的開口(229)が形成されて
    おり、
    前記少なくとも1つの締付け部材(196)は、前記位置合せカラーの前記少なくとも
    1つの付加的開口内に移動可能に配置されている、
    請求項1〜7のいずれか1つに記載の電動式外科用ハンドピース。
  9. 前記位置合せカラー(212)は、前記カラーの遠位端から近位側に延在する開口(2
    32)を有するようにさらに形成されており、前記開口(232)に前記開口の遠位端か
    ら近位側に進むにつれて前記開口の直径が減少するようなテーパが付されており、前記テ
    ーパが付された開口(232)の前記近位端において、前記テーパが付された開口は、前
    記非円形開口(236)内に開口している、請求項1〜8のいずれか1つに記載の電動式
    外科用ハンドピース。
  10. 前記位置合せカラー(212)は、前記テーパが付された開口(232)が円筒形状を
    有する孔(234)内に開口し、かつ前記孔(234)が前記非円形開口(236)内に
    開口するように、さらに形成されている、請求項9に記載の電動式外科用ハンドピース。
  11. コレット(178)が前記駆動シャフト(134)に取り付けられており、前記コレッ
    ト(178)は、前記駆動シャフトと共に回転するように前記駆動シャフトに取り付けら
    れた基部(182)と、前記基部から延在する少なくとも1つの脚(192)および前記
    脚の自由端に取り付けられた足(196)とを備えており、前記足は、前記アクセサリシ
    ャフトに当接して前記アクセサリシャフトから離れる方に撓むことができるように形作ら
    れており、これによって、前記足は、前記締付け部材として機能するようになっている、
    請求項1〜10のいずれか1つに記載の電動式外科用ハンドピース。
  12. 前記コレットは、前記基部(182)から延在する複数の脚(192)を有するように
    形作られており、各脚は、足を有しており、前記脚は、協働して、前記切断アクセサリシ
    ャフト(322)を受け入れるための空洞を画定するように形作られている、請求項11
    に記載の電動式外科用ハンドピース。
  13. 電動式外科用ハンドピース(42)と共に用いられる切断アクセサリ(320)であっ
    て,
    互いに反対側を向く近位端および遠位端、長軸、および外面を有する細長のシャフト(
    322)と、
    前記シャフトの遠位端に取り付けられた組織処置部材(338)であって、前記組織処
    置部材が適用される生体組織の処置を行なうように設計されている、組織処置部材(33
    8)と、
    前記遠位端から前方に延在する近位区域であって、前記近位区域に前記シャフトの外面
    から内方に延在する複数の面(324)が形成されており、各面は、少なくとも1つの狭
    い部分を有しており、前記シャフトを前記ハンドピースに保持する締付け部材(210)
    を受け入れるように形作られており、前記シャフト近位区域に沿って近位―遠位方向に延
    在するように直線的に配置された少なくとも2つの前記面が配置されている、近位区域と
    を備える、切断アクセサリ(320)において、
    前記シャフトは、前記最遠位面(210)の遠位側前方に延在する平坦部(328)を
    有するように、さらに形成されており、前記平坦部は、前記シャフト長軸からある距離を
    隔てて配置されており、前記距離は、前記面の前記狭い部分が前記長軸から離れている距
    離よりも大きく、前記シャフト(322)の外面が前記長軸から離れている距離よりも小
    さくなっていることを特徴とする、切断アクセサリ。
  14. 前記平坦部(328)は、前記面(324)と直線状に真っ直ぐに並んでいる、請求項
    13に記載の切断アクセサリ。
  15. 前記シャフトに2列の面(324)が形成されており、前記平坦部(328)が各列の
    面の前方に延在している、請求項13または14に記載の切断アクセサリ。
  16. 前記シャフト(322)は、半径方向に延在する段(329)を有するように、さらに
    形成されており、前記段は、前記平坦部(328)の遠位端と前記平坦部の遠位側に位置
    する前記シャフト(322)の外面との間の移行面である、請求項13〜15のいずれか
    1つに記載の切断アクセサリ。
  17. 前記シャフト(322)は、前記組織処置部材から近位側に延在する遠位区域(334
    )と、前記遠位区域から近位側に延在する近位区域(332)とを有するように形成され
    ており、前記遠位区域は、前記近位区域の直径よりも大きい直径を有しており、
    前記面(324)および前記平坦部(328)は、前記シャフトの前記近位区域に形成
    されている、請求項14〜16のいずれか1つに記載の切断アクセサリ。
  18. 前記組織処置部材(338)は、バールまたはドリルビットである、請求項14〜17
    のいずれか1つに記載の切断アクセサリ。
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