JP2020058095A - ワイヤハーネス - Google Patents

ワイヤハーネス Download PDF

Info

Publication number
JP2020058095A
JP2020058095A JP2018185105A JP2018185105A JP2020058095A JP 2020058095 A JP2020058095 A JP 2020058095A JP 2018185105 A JP2018185105 A JP 2018185105A JP 2018185105 A JP2018185105 A JP 2018185105A JP 2020058095 A JP2020058095 A JP 2020058095A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
exterior
electric wire
flexible cover
side fixing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018185105A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7074008B2 (ja
Inventor
武史 清水
Takeshi Shimizu
武史 清水
裕隆 馬場
Hirotaka Baba
裕隆 馬場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd, AutoNetworks Technologies Ltd, Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP2018185105A priority Critical patent/JP7074008B2/ja
Priority to PCT/JP2019/035879 priority patent/WO2020066655A1/ja
Priority to CN201980061769.5A priority patent/CN112740495B/zh
Priority to US17/276,039 priority patent/US20220048447A1/en
Publication of JP2020058095A publication Critical patent/JP2020058095A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7074008B2 publication Critical patent/JP7074008B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G3/00Installations of electric cables or lines or protective tubing therefor in or on buildings, equivalent structures or vehicles
    • H02G3/02Details
    • H02G3/04Protective tubing or conduits, e.g. cable ladders or cable troughs
    • H02G3/0462Tubings, i.e. having a closed section
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R16/00Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
    • B60R16/02Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
    • B60R16/0207Wire harnesses
    • B60R16/0215Protecting, fastening and routing means therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R16/00Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
    • B60R16/02Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
    • B60R16/0207Wire harnesses
    • B60R16/0215Protecting, fastening and routing means therefor
    • B60R16/0222Grommets
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B7/00Insulated conductors or cables characterised by their form
    • H01B7/0045Cable-harnesses
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G1/00Methods or apparatus specially adapted for installing, maintaining, repairing or dismantling electric cables or lines
    • H02G1/14Methods or apparatus specially adapted for installing, maintaining, repairing or dismantling electric cables or lines for joining or terminating cables
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G3/00Installations of electric cables or lines or protective tubing therefor in or on buildings, equivalent structures or vehicles
    • H02G3/02Details
    • H02G3/04Protective tubing or conduits, e.g. cable ladders or cable troughs
    • H02G3/0406Details thereof
    • H02G3/0418Covers or lids; Their fastenings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Details Of Indoor Wiring (AREA)
  • Insulated Conductors (AREA)
  • Processing Of Terminals (AREA)
  • Cable Accessories (AREA)

Abstract

【課題】電線部材を良好に保護することができるワイヤハーネスを提供すること。【解決手段】ワイヤハーネス10は、電線部材20と、電線部材20が挿通されるプロテクタ26と、柔軟性カバー30とを備える。柔軟性カバー30は、プロテクタ26の一端側の外周面を覆って該外周面に固定される外装側固定部30aと、プロテクタ26の一端部から導出された電線部材20の外周面を覆って該外周面に固定される電線側固定部30bと、外装側固定部30aからプロテクタ26の一端部を覆うように折返されて該プロテクタ26の内部に入り込み更に折返されて電線側固定部30bに接続された接続部30cとを有する。【選択図】図2

Description

本発明は、ワイヤハーネスに関するものである。
従来、ハイブリッド車や電気自動車等の車両に用いられるワイヤハーネスとしては、電線部材の外側がコルゲートチューブや樹脂パイプ等の外装部材で覆われたワイヤハーネスが知られている。そして、このようなワイヤハーネスは、車両床下等に配索されて外部に晒される場合があるため、各種外装部材に覆われるとともに外装部材同士の間に発泡部材を介在させて外装部材と電線部材との間に砂等の異物が侵入することを防止しようとしたものがある(例えば、特許文献1参照)。このような構成では、電線部材が砂等の異物と長期的に擦れ合って傷付くといったことが低減される。
特開2016−201336号公報
ところで、上記のようなワイヤハーネスとしては、電線部材が外装部材の一端部から導出されて一部露出した態様で車両に取り付けられる場合があり、このような場合では外装部材の一端部から砂等の異物が外装部材と電線部材との間に侵入する虞があった。なお、砂等の異物が外装部材と電線部材との間に侵入することは、電線部材が傷付く原因となる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、電線部材を良好に保護することができるワイヤハーネスを提供することにある。
上記課題を解決するワイヤハーネスは、電線部材と、前記電線部材が挿通される外装部材と、前記外装部材の一端側の外周面を覆って該外周面に固定される外装側固定部と、前記外装部材の一端部から導出された前記電線部材の外周面を覆って該外周面に固定される電線側固定部と、前記外装側固定部から前記外装部材の一端部を覆うように折返されて該外装部材の内部に入り込み、更に折返されて前記電線側固定部に接続された接続部とを有する柔軟性カバーとを備える。
同構成によれば、柔軟性カバーによって外装部材と電線部材との間に砂等の異物が侵入することが防止される。また、柔軟性カバーの接続部は、外装部材の一端部を覆うように折返されるため、外装部材の一端部の角に電線部材が擦れることが防止される。また、柔軟性カバーの接続部が二度折返されることなどから、外装部材に対して電線部材がその延在方向にずれることが許容され、外装側固定部、電線側固定部及び電線部材に大きな力が加わることが抑制される。よって、電線部材を良好に保護することができる。
前記電線部材は、芯線と該芯線の外周を被覆する絶縁被覆とを有する電線と、該電線の外周を包囲する複数の金属素線が編成された編組部材とを備え、前記編組部材における前記電線側固定部の内側の部位には、充填部材が充填されることが好ましい。
同構成によれば、編組部材によって電線が電磁シールドされる。そして、編組部材における電線側固定部の内側の部位には充填部材が充填されるため、金属素線同士の間を通って外装部材と電線部材との間に砂等の異物が侵入することが防止される。
前記充填部材は、前記編組部材と前記電線との間にも充填されることが好ましい。
同構成によれば、前記充填部材は、前記編組部材と前記電線との間にも充填されるため、編組部材と電線との間を通って外装部材と電線部材との間に砂等の異物が侵入することが防止される。
前記柔軟性カバーは、外力が加わっていない状態で二度折返された前記接続部が成形されていることが好ましい。
同構成によれば、柔軟性カバーは、外力が加わっていない状態で二度折返された前記接続部が成形されているため、例えば、成形時に二度折返された接続部が成形されていないシート状の柔軟性カバーを組み付け時に二度折返された接続部が形成されるように組み付ける場合に比べて、組み付けが容易となる。すなわち、成形された段階で接続部の形状が決まっているため、組み付け時に接続部の形状を整える場合に比べて、組み付けが容易となる。
前記柔軟性カバーは、周方向の一部にスリットが形成されていることが好ましい。
同構成によれば、柔軟性カバーは、周方向の一部にスリットが形成されるため、例えば、外装部材の近傍における電線部材の延在方向の直交方向から組み付けることが可能となり、スリットが形成されていないものに比べて組み付けが容易となる。
本発明のワイヤハーネスによれば、電線部材を良好に保護することができる。
一実施形態のワイヤハーネスを示す概略構成図。 一実施形態のワイヤハーネスの一部断面図。 一実施形態の柔軟性カバーの斜視図。 図2における4−4断面図。
以下、ワイヤハーネスの一実施形態について、図1〜図4に従って説明する。なお、各図面では、説明の便宜上、構成の一部を誇張又は簡略化して示す場合がある。また、各部分の寸法比率についても、実際とは異なる場合がある。
図1に示すようにワイヤハーネス10は、2個又は3個以上の電気機器(機器)を電気的に接続するものであって、例えば、ハイブリッド車や電気自動車等の車両Vの前部に設置されたインバータ11と、そのインバータ11よりも車両Vの後方に設置された高圧バッテリ12とを電気的に接続する。ワイヤハーネス10は、例えば、車両Vの床下等を通るように配索され、その一端がコネクタC1を介してインバータ11に接続され、他端がコネクタC1を介して高圧バッテリ12に接続される。インバータ11は、車両走行の動力源となる車輪駆動用のモータ(図示略)と接続される。インバータ11は、高圧バッテリ12の直流電力から交流電力を生成し、その交流電力をモータに供給する。高圧バッテリ12は、例えば、百ボルト以上の電圧を供給可能なバッテリである。
図2及び図4に示すように、ワイヤハーネス10は、電線部材20を備え、該電線部材20は、芯線21と該芯線21の外周を被覆する絶縁被覆22とを有する複数本(本実施形態では2本)の電線23と、該電線23の外周を包囲する電磁シールド部材であって複数の金属素線が編成された編組部材24とを備える。なお、本実施形態の編組部材24を構成する金属素線の材料は、アルミニウム系金属材料が用いられている。
また、図1に示すように、ワイヤハーネス10は、前記電線部材20が挿通される種々の外装部材としての金属パイプ25とプロテクタ26とコルゲートチューブ27とを備える。金属パイプ25は、高圧バッテリ12から延びて車両Vの床下に配索される電線部材20を覆うように設けられている。プロテクタ26は、金属パイプ25よりもインバータ11側の電線部材20の屈曲部位を覆うように設けられている。コルゲートチューブ27は、プロテクタ26とインバータ11との間の電線部材20を覆うように設けられている。
また、図2に示すように、ワイヤハーネス10は、柔軟性カバー30を備える。柔軟性カバー30は、プロテクタ26の一端側の外周面を覆って該外周面に固定される外装側固定部30aと、プロテクタ26の一端部から導出された電線部材20の外周面を覆って該外周面に固定される電線側固定部30bと、外装側固定部30aと電線側固定部30bとを接続する接続部30cとを有する。接続部30cは、外装側固定部30aからプロテクタ26の一端部を覆うように折返されて該プロテクタ26の内部に入り込み、更に折返されて電線側固定部30bに接続されている。
図3に示すように、本実施形態の柔軟性カバー30は、例えばゴム等の弾性部材からなり、外力が加わっていない状態で(すなわち、プロテクタ26や電線部材20に固定される前の単独の状態で)前述したように二度折返された前記接続部30cが成形されている。
また、柔軟性カバー30は、周方向の一部にスリット30dが形成され、例えば、プロテクタ26の近傍における電線部材20の延在方向の直交方向(すなわち、電線部材20の側方)からスリット30dを広げつつ組み付けることが可能とされている。
また、柔軟性カバー30における外装側固定部30aは、プロテクタ26の一端側の外周面を覆った状態で、外装側固定部30aとプロテクタ26とに亘って巻回される粘着テープ31によって固定されている。
また、柔軟性カバー30における電線側固定部30bは、電線部材20の外周面を覆った状態で、電線側固定部30bと電線部材20とに亘って巻回される粘着テープ32によって固定されている。なお、この電線側固定部30bから延びる電線部材20は前記金属パイプ25に挿通されるが、柔軟性カバー30付近は特に防水部材等に覆われずに外部から砂等の異物が掛かる可能性がある態様で車両Vに固定される。
また、図2及び図4に示すように、電線部材20の編組部材24における電線側固定部30bの内側の部位には、充填部材としての接着剤33(図2及び図4中、ドットハッチングで図示)が充填されている。本実施形態では、接着剤33は、電線部材20の延在方向(長手方向)における粘着テープ32が配置される範囲と同じ範囲に充填されている。また、図4に示すように、接着剤33は、編組部材24と電線23との間(電線23同士の間を含む)にも充填されている。すなわち、接着剤33は、編組部材24の外表面から電線23の外表面との間に隙間が無くなるように充填されている。
次に、上記のように構成されたワイヤハーネス10の作用について説明する。
例えば、車両Vの走行中等では、回転するタイヤによる跳ね上げや走行風等によって地面の砂等の異物が舞い上げられてワイヤハーネス10に掛かることがある。そして、プロテクタ26の一端部付近であって柔軟性カバー30付近に砂等の異物が掛かることもあるが、それら異物は柔軟性カバー30によってプロテクタ26の内部への侵入が阻止される。
次に、上記実施形態の効果を以下に記載する。
(1)柔軟性カバー30によってプロテクタ26と電線部材20との間に砂等の異物が侵入することが防止される。また、柔軟性カバー30の接続部30cは、プロテクタ26の一端部を覆うように折返されるため、プロテクタ26の一端部の角に電線部材20(詳しくは、その外表面を構成する編組部材24)が擦れることが防止される。また、柔軟性カバー30の接続部30cが二度折返されることなどから、プロテクタ26に対して電線部材20が振動等によってその延在方向にずれることが許容され、外装側固定部30a、電線側固定部30b及び電線部材20に大きな力が加わることが抑制される。よって、電線部材20を良好に保護することができる。
(2)編組部材24によって電線23が電磁シールドされる。そして、編組部材24における電線側固定部30bの内側の部位には接着剤33が充填されるため、金属素線同士の間を通ってプロテクタ26と電線部材20との間に砂等の異物が侵入することが防止される。
(3)接着剤33は、編組部材24と電線23との間にも充填されるため、編組部材24と電線23との間を通ってプロテクタ26と電線部材20との間に砂等の異物が侵入することが防止される。
(4)柔軟性カバー30は、外力が加わっていない状態で(すなわち、プロテクタ26や電線部材20に固定される前の単独の状態で)二度折返された接続部30cが成形されている。よって、例えば、成形時に二度折返された接続部30cが成形されていないシート状の柔軟性カバーを組み付け時に二度折返された接続部が形成されるように組み付ける場合に比べて、組み付けが容易となる。すなわち、成形された段階で接続部30cの形状が決まっているため、組み付け時に接続部30cの形状を整える(プロテクタ26と電線部材20との間に入れ込みつつ形状を整える)場合に比べて、組み付けが容易となる。
(5)柔軟性カバー30は、周方向の一部にスリット30dが形成されるため、例えば、プロテクタ26の近傍における電線部材20の延在方向の直交方向(すなわち、電線部材20の側方)から組み付けることが可能となり、スリット30dが形成されていないものに比べて組み付けが容易となる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・上記実施形態では、電線部材20は、電線23と編組部材24とを備えるとしたが、少なくとも電線23を備えていれば、他の構成の電線部材としてもよい。例えば、編組部材24は他の構成の電磁シールド部材としてもよいし、電磁シールド部材を備えていない電線部材(電線23のみ)としてもよい。また、上記実施形態の編組部材24を構成する金属素線の材料は、アルミニウム系金属材料が用いられているとしたが、銅系金属材料等を用いてもよい。
・上記実施形態では、編組部材24における電線側固定部30bの内側の部位には接着剤33が充填されるとしたが、これに限定されず、接着剤33が充填されていない構成としてもよい。また、接着剤33は、編組部材24と電線23との間(電線23同士の間を含む)にも充填されるとしたが、これに限定されず、編組部材24と電線23との間には充填されていない構成としてもよい。また、接着剤33は、同様の機能を有すれば、他の充填部材に変更してもよい。
・上記実施形態では、柔軟性カバー30は、外力が加わっていない状態で(すなわち、プロテクタ26や電線部材20に固定される前の単独の状態で)二度折返された接続部30cが成形されているとしたが、これに限定されず、例えば、成形時には二度折返された接続部が形成されておらず、組み付け時に二度折返された接続部を形成してもよい。また、このような場合等、柔軟性カバー30の素材は折曲げ可能な柔らかい他の素材等に変更してもよい。
・上記実施形態では、柔軟性カバー30は、周方向の一部にスリット30dが形成されるとしたが、これに限定されず、スリット30dが形成されていない構成としてもよい。
・上記実施形態では、外装側固定部30a及び電線側固定部30bは、粘着テープ31,32によって固定されるとしたが、これに限定されず、例えば、結束バンドによって固定する等、他の構成で固定してもよい。また、例えば、電線側固定部30bは、編組部材24に充填する接着剤33によって固定してもよい。
・上記実施形態では、電線部材20の電線23を2本としたが、これに限定されず、1本としてもよいし、3本以上としてもよい。
・上記実施形態では、電線部材20が挿通される外装部材の1つであるプロテクタ26の一端部に柔軟性カバー30を設けた例としたが、金属パイプ25やコルゲートチューブ27等の他の外装部材の端部に同様に柔軟性カバーを設けて実施してもよい。
・車両におけるインバータ11と高圧バッテリ12の配置関係は、上記実施形態に限定されるものではなく、車両構成に応じて適宜変更してもよい。
・上記実施形態では、ワイヤハーネス10によって接続される電気機器としてインバータ11及び高圧バッテリ12を採用したが、これに限定されない。例えば、インバータ11と車輪駆動用のモータとを接続するワイヤハーネスに採用してもよい。すなわち、車両に搭載される電気機器間を電気的に接続するものであれば適用可能である。
10…ワイヤハーネス
20…電線部材
21…芯線
22…絶縁被覆
23…電線
24…編組部材
26…プロテクタ(外装部材)
30…柔軟性カバー
30a…外装側固定部
30b…電線側固定部
30c…接続部
30d…スリット
33…接着剤(充填部材)

Claims (5)

  1. 電線部材と、
    前記電線部材が挿通される外装部材と、
    前記外装部材の一端側の外周面を覆って該外周面に固定される外装側固定部と、前記外装部材の一端部から導出された前記電線部材の外周面を覆って該外周面に固定される電線側固定部と、前記外装側固定部から前記外装部材の一端部を覆うように折返されて該外装部材の内部に入り込み、更に折返されて前記電線側固定部に接続された接続部とを有する柔軟性カバーと
    を備えたワイヤハーネス。
  2. 前記電線部材は、芯線と該芯線の外周を被覆する絶縁被覆とを有する電線と、該電線の外周を包囲する複数の金属素線が編成された編組部材とを備え、
    前記編組部材における前記電線側固定部の内側の部位には、充填部材が充填された請求項1に記載のワイヤハーネス。
  3. 前記充填部材は、前記編組部材と前記電線との間にも充填された請求項2に記載のワイヤハーネス。
  4. 前記柔軟性カバーは、外力が加わっていない状態で二度折返された前記接続部が成形されている請求項1〜3の何れか1項に記載のワイヤハーネス。
  5. 前記柔軟性カバーは、周方向の一部にスリットが形成された請求項4に記載のワイヤハーネス。
JP2018185105A 2018-09-28 2018-09-28 ワイヤハーネス Active JP7074008B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018185105A JP7074008B2 (ja) 2018-09-28 2018-09-28 ワイヤハーネス
PCT/JP2019/035879 WO2020066655A1 (ja) 2018-09-28 2019-09-12 ワイヤハーネス
CN201980061769.5A CN112740495B (zh) 2018-09-28 2019-09-12 线束
US17/276,039 US20220048447A1 (en) 2018-09-28 2019-09-12 Wire harness

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018185105A JP7074008B2 (ja) 2018-09-28 2018-09-28 ワイヤハーネス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020058095A true JP2020058095A (ja) 2020-04-09
JP7074008B2 JP7074008B2 (ja) 2022-05-24

Family

ID=69951848

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018185105A Active JP7074008B2 (ja) 2018-09-28 2018-09-28 ワイヤハーネス

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20220048447A1 (ja)
JP (1) JP7074008B2 (ja)
CN (1) CN112740495B (ja)
WO (1) WO2020066655A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115149492A (zh) * 2021-03-31 2022-10-04 苏州力特奥维斯保险丝有限公司 电缆密封件

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59170975U (ja) * 1983-04-30 1984-11-15 住友電装株式会社 コネクタハウジング用防水ブ−ツ
JPH08191528A (ja) * 1995-01-09 1996-07-23 Sumitomo Wiring Syst Ltd ワイヤハーネス用グロメット
JP2008067545A (ja) * 2006-09-08 2008-03-21 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk シールド線の止水方法および止水構造

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2946296B2 (ja) * 1995-12-06 1999-09-06 矢崎総業株式会社 サイレンサー付グロメット及びその取付構造
US5667224A (en) * 1996-05-14 1997-09-16 General Atomics Adjustable seal assembly
JP6089288B2 (ja) * 2011-05-19 2017-03-08 矢崎総業株式会社 シールド電線
US9136687B2 (en) * 2011-12-20 2015-09-15 3M Innovative Properties Company Low friction sleeve for cold shrink tube
JP5935787B2 (ja) * 2013-11-27 2016-06-15 住友電装株式会社 ワイヤハーネス及びワイヤハーネス製造方法
JP6256308B2 (ja) * 2014-11-06 2018-01-10 住友電装株式会社 ワイヤハーネスのシールド構造
CN206619429U (zh) * 2017-03-31 2017-11-07 东莞市永晟电线科技股份有限公司 耐油聚氯乙烯胶套屏蔽电缆

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59170975U (ja) * 1983-04-30 1984-11-15 住友電装株式会社 コネクタハウジング用防水ブ−ツ
JPH08191528A (ja) * 1995-01-09 1996-07-23 Sumitomo Wiring Syst Ltd ワイヤハーネス用グロメット
JP2008067545A (ja) * 2006-09-08 2008-03-21 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk シールド線の止水方法および止水構造

Also Published As

Publication number Publication date
US20220048447A1 (en) 2022-02-17
JP7074008B2 (ja) 2022-05-24
CN112740495B (zh) 2022-11-15
WO2020066655A1 (ja) 2020-04-02
CN112740495A (zh) 2021-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6202417B2 (ja) 車両用複合ハーネス
JP5541331B2 (ja) 複合ハーネス
JP6437510B2 (ja) ワイヤハーネス
JP6708145B2 (ja) ワイヤハーネス
CN112701631B (zh) 线束
US20230088375A1 (en) Wire harness
JP7367559B2 (ja) ワイヤハーネス
JP2020120443A (ja) グロメット及びワイヤハーネス
JP6239882B2 (ja) ワイヤハーネス
JP7074008B2 (ja) ワイヤハーネス
US20230076202A1 (en) Wire harness
JP7099306B2 (ja) クランプ及びクランプ付ワイヤハーネス
JP6977691B2 (ja) ワイヤハーネス
JP6973341B2 (ja) ワイヤハーネス
JP6686864B2 (ja) ワイヤハーネス
WO2021182104A1 (ja) 防水ユニット及びワイヤハーネス
US20230091092A1 (en) Wire harness
WO2021079545A1 (ja) ワイヤハーネス
JP6642409B2 (ja) ワイヤハーネスにおける保護部材の保持構造
JP2007049784A (ja) 自動車用ワイヤハーネスの配索構造
WO2020261932A1 (ja) ワイヤハーネス
WO2023243650A1 (ja) ワイヤハーネス
JP2021136275A (ja) ワイヤハーネス

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210928

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211122

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220412

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220425

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7074008

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150