JP2020057981A - 画像作成システム、画像作成装置、及び画像作成装置の制御方法 - Google Patents

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JP2020057981A JP2018188814A JP2018188814A JP2020057981A JP 2020057981 A JP2020057981 A JP 2020057981A JP 2018188814 A JP2018188814 A JP 2018188814A JP 2018188814 A JP2018188814 A JP 2018188814A JP 2020057981 A JP2020057981 A JP 2020057981A
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Abstract

【課題】複数の撮影カメラ及び車載カメラを有効に活用し、かつ、監視や防犯に有利な画像を得る。【解決手段】画像作成システム1は、複数の撮影カメラ12の撮影データに基づきエリア俯瞰画像GHを作成するエリア俯瞰画像作成部13と、複数の車載カメラ22の撮影データに基づき車両俯瞰画像GCを作成する車両俯瞰画像作成部23と、エリア俯瞰画像GHのうち、撮影カメラ12で撮影できない死角領域XDを補うように、エリア俯瞰画像GHの一部を車両俯瞰画像GCにした合成俯瞰画像GHAを作成する画像処理部15と、少なくとも合成俯瞰画像GHAを出力する画像出力部16とを備える。【選択図】図3

Description

本発明は、画像作成システム、画像作成装置、及び画像作成装置の制御方法に関する。
車載カメラを有効に活用して家屋の防犯性を向上させるセキュリティーシステムが開示されている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載のシステムは、家屋又は敷地内屋外を撮影する監視カメラを有する家屋側機器ユニットを備え、家屋から電力線を介して供給される電力で車載カメラを作動させて家屋の敷地内の少なくとも一部を撮像させ、撮像した画像データを電力線を介して家屋側機器ユニットに送信する。
特開2011−232877号公報
しかし、特許文献1記載の技術は、監視カメラと車載カメラのそれぞれで撮影された各画像データを分割表示するので、監視カメラ及び車載カメラの台数が多いほど、表示画像数が多く、且つ、各画像のサイズが小さくなり、監視や防犯の観点から見難い表示になるおそれがある。
そこで、本発明は、複数の撮影カメラ及び車載カメラを有効に活用し、かつ、監視や防犯に有利な画像を得ることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像作成システムは、撮影対象エリアを撮影する複数の撮影カメラと、前記撮影対象エリアに移動自在な車両に搭載されて前記車両の周囲を撮影する複数の車載カメラと、前記複数の撮影カメラの撮影データに基づき、前記撮影対象エリアを俯瞰したエリア俯瞰画像を作成するエリア俯瞰画像作成部と、前記複数の車載カメラの撮影データに基づき、前記車両を俯瞰した車両俯瞰画像を作成する車両俯瞰画像作成部と、前記エリア俯瞰画像のうち、前記車両、又は、前記車両以外の撮影障害物の少なくともいずれかによって前記撮影カメラで撮影されない死角領域を補うように、前記エリア俯瞰画像の一部を前記車両俯瞰画像にした合成俯瞰画像を作成する画像処理部と、少なくとも前記合成俯瞰画像を出力する画像出力部とを備えることを特徴とする。
上記構成において、前記画像処理部は、前記エリア俯瞰画像と前記車両俯瞰画像とを比較することによって、前記エリア俯瞰画像のうち、前記車両俯瞰画像に対応する領域を特定し、特定した領域を、前記車両俯瞰画像に置き換える画像処理を行うことを特徴とする。
上記構成において、前記画像処理部は、前記車両が前記撮影対象エリアに進入する前に作成された前記エリア俯瞰画像と、最新の前記車両俯瞰画像とが重なる領域を特定し、特定した領域を、前記車両俯瞰画像に置き換えることによって前記合成俯瞰画像を作成することを特徴とする。
上記構成において、前記撮影対象エリアには、前記車載カメラで撮影されるマーカーが設けられ、前記画像処理部は、前記車両俯瞰画像中のマーカー位置に基づいて、前記エリア俯瞰画像のうち、前記車両俯瞰画像に対応する領域を特定し、特定した領域を、前記車両俯瞰画像に置き換える画像処理を行うことを特徴とする。
上記構成において、前記画像出力部は、前記合成俯瞰画像が作成されない場合、前記エリア俯瞰画像を出力することを特徴とする。
また、画像作成装置において、撮影対象エリアを撮影する複数の撮影カメラと、前記複数の撮影カメラの撮影データに基づき、前記撮影対象エリアを俯瞰したエリア俯瞰画像を作成するエリア俯瞰画像作成部と、前記撮影対象エリアに移動自在な車両に搭載された車載装置と通信する通信部と、前記通信部を介して前記車両を俯瞰した車両俯瞰画像を取得する画像取得部と、前記エリア俯瞰画像のうち、前記車両、又は、前記車両以外の撮影障害物の少なくともいずれかによって前記撮影カメラで撮影されない死角領域を補うように、前記エリア俯瞰画像の一部を前記車両俯瞰画像にした合成俯瞰画像を作成する画像処理部と、少なくとも前記合成俯瞰画像を出力する画像出力部とを備えることを特徴とする。
上記構成において、前記画像処理部は、前記エリア俯瞰画像と前記車両俯瞰画像とを比較することによって、前記エリア俯瞰画像のうち、前記車両俯瞰画像に対応する領域を特定し、特定した領域を、前記車両俯瞰画像に置き換える画像処理を行うことを特徴とする。
上記構成において、前記画像処理部は、前記車両が前記撮影対象エリアに進入する前に作成された前記エリア俯瞰画像と、前記車両が前記所定エリアに進入した後に作成された前記車両俯瞰画像とを比較することによって、前記エリア俯瞰画像のうち、前記車両俯瞰画像に対応する領域を特定することを特徴とする。
上記構成において、前記車両俯瞰画像は、前記車両に搭載された車載カメラの撮影データに基づき作成された画像であり、前記撮影対象エリアには、前記車載カメラで撮影されるマーカーが設けられ、前記画像処理部は、前記車両俯瞰画像中のマーカー位置に基づいて、前記エリア俯瞰画像のうち、前記車両俯瞰画像に対応する領域を特定し、特定した領域を、前記車両俯瞰画像に置き換える画像処理を行うことを特徴とする。
上記構成において、前記画像出力部は、前記合成俯瞰画像が作成されない場合、前記エリア俯瞰画像を出力することを特徴とする。
また、画像作成装置の制御方法において、エリア俯瞰画像作成部が、撮影対象エリアを撮影する複数の撮影カメラの撮影データに基づき、前記撮影対象エリアを俯瞰したエリア俯瞰画像を作成し、画像取得部が、前記撮影対象エリアに移動自在な車両に搭載された車載装置と通信する通信部を介して前記車両を俯瞰した車両俯瞰画像を取得し、画像処理部が、前記エリア俯瞰画像のうち、前記車両、又は、前記車両以外の撮影障害物の少なくともいずれかによって前記撮影カメラで撮影されない死角領域を補うように、前記エリア俯瞰画像の一部を前記車両俯瞰画像にした合成俯瞰画像を作成し、画像出力部が、少なくとも前記合成俯瞰画像を出力することを特徴とする。
上記方法において、前記画像処理部は、前記エリア俯瞰画像と前記車両俯瞰画像とを比較することによって、前記エリア俯瞰画像のうち、前記車両俯瞰画像に対応する領域を特定し、特定した領域を、前記車両俯瞰画像に置き換える画像処理を行うことを特徴とする。
上記方法において、前記画像処理部は、前記車両が前記撮影対象エリアに進入する前に作成された前記エリア俯瞰画像と、最新の前記車両俯瞰画像とが重なる領域を特定し、特定した領域を、前記車両俯瞰画像に置き換えることによって前記合成俯瞰画像を作成することを特徴とする。
上記方法において、前記車両俯瞰画像は、前記車両に搭載された車載カメラの撮影データに基づき作成された画像であり、前記撮影対象エリアには、前記車載カメラで撮影されるマーカーが設けられ、前記画像処理部は、前記車両俯瞰画像中のマーカー位置に基づいて、前記エリア俯瞰画像のうち、前記車両俯瞰画像に対応する領域を特定し、特定した領域を、前記車両俯瞰画像に置き換える画像処理を行うことを特徴とする。
上記方法において、前記画像出力部は、前記合成俯瞰画像が作成されない場合、前記エリア俯瞰画像を出力することを特徴とする。
本発明によれば、複数の撮影カメラ及び車載カメラを有効に活用し、かつ、監視や防犯に有利な画像を得ることが可能になる。
本発明の第1実施形態に係る画像作成システムをセキュリティシステムとして利用する住宅を上方から模式的に示した図である。 車両が撮影カメラの撮影障害物となる場合の説明に供する図である。 画像作成システムの構成を示すブロック図である。 車両俯瞰画像を示した図である。 画像作成装置の動作を示すフローチャートである。 車両が敷地に進入した場合の説明に供する図である。 符号Aは車両が敷地に進入した直後の俯瞰画像を示し、符号Bは車両が駐車スペースに駐車した時の俯瞰画像を示した図である。 符号A’は図7の符号Aの場合に作成される合成俯瞰画像図を示し、符号B’は図7の符号Bの場合に作成される合成俯瞰画像図を示した図である。 合成俯瞰画像を侵入者と共に示した図である。 本発明の第2実施形態に係る画像作成システムをセキュリティシステムとして利用する住宅を上方から模式的に示した図である。 符号Aは、住宅及び車庫を敷地と共に上方から示し、符号Bは車庫を側方から示した図である。 合成俯瞰画像を侵入者と共に示した図である。 車庫の両側が壁の場合の画像作成システムの構成例を示した図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態に係る画像作成システム1をセキュリティシステムとして利用する住宅2を上方から模式的に示した図である。
近年、車両に対し、前後左右をそれぞれ撮影する複数の撮影カメラを設置し、各撮影カメラの撮影画像を視点変換して合成等することによって、あたかも車両の上方にカメラを設置して真下を見下ろした俯瞰画像を作成する技術が登場している。
本構成の画像作成システム1は、上記技術を利用した画像作成装置11を備えている。この画像作成装置11は、図1に示すように、住宅2の周囲を撮影する複数の撮影カメラ12を備え、各撮影カメラ12の撮影画像に基づいて住宅2を上方から見下ろしたエリア俯瞰画像GH(後述する図7)を作成する。
図1には、4台の撮影カメラ12を設置する場合を示しているが、撮影対象エリアXである住宅2の敷地(以下、敷地X)全体を撮影可能に撮影カメラ12を配置すればよく、撮影カメラ12の位置や台数は適宜に変更すればよい。
図1中、符号3は、敷地X内に移動自在な車両を示し、符号2Pは、敷地X内の駐車スペースを示している。また、符号XMは、敷地X内に侵入した侵入者を示している。
住宅2を敷地Xと共に上方から見下ろしたエリア俯瞰画像GHを表示することによって、各撮影カメラ12の撮影画像を別々に表示する場合と比べ、侵入者XMが侵入したことを見易く表示できる、といったメリットが得られる。
例えば、住人等が視覚で侵入者XMを見つける場合、各撮影カメラ12の撮影画像を別々に表示する場合と比べ、画像数を低減できると共に画像サイズを大型化できる分、侵入者XMを見つけ易くなる。仮に、コンピューターを用いて侵入者XMを画像認識する場合も、エリア俯瞰画像GHを用いた方が、各撮影カメラ12の撮影画像を用いる場合と比べ、演算量を低減できる。
エリア俯瞰画像GHを使用することで上記メリットが得られるものの、図2に示すように、車両3が駐車スペース2Pに移動した場合、車両3が撮影カメラ12の撮影障害物となり、敷地X内に撮影できない死角領域XDが発生し、死角領域XD内の侵入者XMを撮影できなくなる。
そこで、本実施形態では、エリア俯瞰画像GHのメリットを得ながら、死角領域XDの侵入者XMを撮影すべく、画像作成システム1を次のように構成している。
図3は画像作成システム1の構成を示すブロック図である。
画像作成システム1は、画像作成装置11に加え、車両3に搭載される車載装置21とで構成される。
車載装置21は、車両3の俯瞰画像を得るのに必要な複数の車載カメラ22を備えている。これら車載カメラ22は、車両3に搭載され、車両3の前後左右の画像をそれぞれ撮影するカメラであり、いわゆる前方カメラ、左側方カメラ、右側方カメラ、及び後方カメラからなる4つのカメラで構成される。
車載装置21は、更に、車両俯瞰画像作成部23と、車両側通信部24と、車両側制御部25とを備えている。車両俯瞰画像作成部23は、車両側制御部25の制御の下、各車載カメラ22の撮像画像を合成することで、車両3をその周囲と共に上方から見下ろした俯瞰画像である車両俯瞰画像GCをリアルタイムに作成する。この車両俯瞰画像GCは、例えば、車両3の前後左右の撮像画像を視点変換して合成することによって作成され、あたかも車両3の上方にカメラを設置して真下を見下ろした画像を画像処理によって再現した画像である。なお、車両俯瞰画像GCを作成する処理は公知の処理を広く適用可能である。
ここで、図4は車両俯瞰画像GCを示した図である。図4には複数の車載カメラ22の位置も示している。
図3に戻り、車両側通信部24は、画像作成装置11と通信を行うための通信モジュールを有し、車両側制御部25の制御の下、画像作成装置11との間で各種の情報を通信する。この車両側通信部2が有する通信モジュールには、Bluetooth(登録商標)又は、無線LAN等の公知の近距離無線通信モジュールが適用される。
車両側制御部25は、CPU及び周辺回路で構成され、車載装置21の各部を制御するコンピュータとして機能する。また、車両側制御部25は、車両側通信部24を介して受信した画像作成装置11からの各種指示に基づいて、車両俯瞰画像GCを作成させ、車両側通信部24を介して画像作成装置11に継続して送信する機能を有している。
なお、車両側制御部25の機能は上記機能に限定されず、例えば、車両3内に配置された表示デバイスに、各車載カメラ22の撮影画像、又は車両俯瞰画像GCを表示させる機能を有してもよい。車両俯瞰画像GCは、図4に示すように、車両3をその周囲と共に表示した画像であるので、車両3内の運転者が車両3の前後左右に存在する障害物を容易に視認可能になり、駐車時等に好適な画像となる。また、この車両側制御部25がカーナビゲーション機能や音楽再生機能等の公知の車載装置が有する各種の機能を有してもよい。
画像作成装置11は、複数の撮影カメラ12と、エリア俯瞰画像作成部13と、通信部14と、画像処理部15と、画像出力部16と、表示部17とを備えている。
エリア俯瞰画像作成部13は、各撮影カメラ12の撮像画像を合成することで、敷地Xを上方から見下ろしたエリア俯瞰画像GHをリアルタイムに作成する。このエリア俯瞰画像GHを作成する処理は、公知の車両俯瞰画像を作成する処理と同様の処理が適用される。
通信部14は、車載装置21と通信を行うための通信モジュールを有し、画像処理部15の制御の下、車載装置21との間で各種の情報を通信する。この通信部14は、車両側通信部24と同じ近距離無線通信で車載装置21と通信を行う。
画像処理部15は、CPU及び周辺回路で構成され、各種の画像処理を行う。この画像処理部15は、エリア俯瞰画像GHと車両俯瞰画像GCとを比較する処理を行う画像比較部15Aと、画像比較部15Aの比較結果に基づいてエリア俯瞰画像GHと車両俯瞰画像GCとを合成した合成俯瞰画像GHA(後述する図8)を作成する画像処理を行う画像合成制御部15Bとを有している。
なお、画像合成制御部15Bは、画像作成装置11の各部を制御するコンピュータとしても機能する。また、画像合成制御部15Bは、通信部14を介して車両俯瞰画像GCを取得する画像取得部15Cを有している。
画像処理部15は、画像合成制御部15Bの制御の下、合成俯瞰画像GHAを作成した場合、合成俯瞰画像GHAを画像出力部16に出力する。また、画像処理部15は、車両俯瞰画像GCを入力しない場合、エリア俯瞰画像GHを画像出力部16に出力する。
この画像処理部15は、車両俯瞰画像GCを一時的に格納する画像メモリを有している。画像メモリには、少なくとも現時点から所定時間前(例えば数秒から数分前)までに入力した車両俯瞰画像GCが格納される。
画像出力部16は、入力した画像を所定フォーマットの映像信号に変換し、表示部17に出力する。表示部17は、その映像信号に対応する画像を表示する表示デバイスであり、例えば、液晶表示装置である。これによって、表示部17は、合成俯瞰画像GHAに対応する画像、又はエリア俯瞰画像GHに対応する画像を表示する。
なお、画像出力部16の出力先は、表示部17に限定されない。例えば、画像を録画する録画デバイス、又は、画像認識技術を利用して侵入者XMを自動的に検出する画像認識デバイスでもよい。また、セキュリティ会社が住宅2を遠隔監視する場合、画像出力部16が公衆の通信回線を介してセキュリティ会社に画像を出力してもよい。また、画像出力部16が画像認識技術を利用して侵入者XMを検出する画像認識機能を有し、画像認識結果を表示又は音声等で報知する構成でもよい。
図5は画像作成装置11の動作を示すフローチャートである。
ステップS1において、画像作成装置11の画像合成制御部15Bは、エリア俯瞰画像作成部13によってエリア俯瞰画像GHを作成させ、作成されたエリア俯瞰画像GHを一定期間分、画像メモリに保存する処理を開始する。
ステップS2において、画像合成制御部15Bは、車両3が敷地Xに進入したか否かを検出する処理を開始する。この場合、画像合成制御部15Bは、通信部14の通信エリア内に車載装置21が入り、画像作成装置11と車載装置21とが通信接続した場合に、車両3が敷地Xに進入したと判定する。このステップS2の処理は上記処理に限定されず、エリア俯瞰画像GHの画像解析による動体検知によって車両3が敷地Xに進入したか否かを判定してもよい。
車両3が敷地Xに進入していない場合(ステップS2;NO)、画像合成制御部15Bは、ステップS3の処理に移行する。ステップS3において、画像合成制御部15Bは、エリア俯瞰画像作成部13によってエリア俯瞰画像GHを画像出力部16に出力し、表示部17に、エリア俯瞰画像GHに対応する画像を表示させる。
一方、車両3が敷地Xに進入した場合(ステップS2;NO)、画像合成制御部15Bは、ステップS4の処理に移行する。例えば、図6に示すように、車両3の一部が敷地X内であることを検出すると、ステップS4の処理に移行する。
図5に戻り、ステップS4において、画像合成制御部15Bは、画像取得部15Cにより、通信部14を介して車載装置21に車両俯瞰画像GCを要求することにより、車載装置21側で車両俯瞰画像GCが作成及び送信され、通信部14を介して車両俯瞰画像GCを受信する。
ステップS5において、画像合成制御部15Bは、画像比較部15Aによりエリア俯瞰画像GHと車両俯瞰画像GCとを比較させることにより、エリア俯瞰画像GHのうち、車両俯瞰画像GCに対応する領域を特定する処理を開始する。
この処理の一例を説明する図として、図7に、車両3が住宅2の敷地Xに進入した直後の俯瞰画像GH、GCを符号Aで示し、車両3が駐車スペース2Pに駐車した時の俯瞰画像GH、GCを符号Bで示している。
ここで、エリア俯瞰画像GHのうち、車両俯瞰画像GCに対応する領域を画像比較によって特定する方法には、エリア俯瞰画像GHと車両俯瞰画像GCとが重なる領域を特定する方法がある。
しかし、例えば、図7の特に符号Aに示す俯瞰画像GH、GCの場合、最新のエリア俯瞰画像GHには車両3の影響による死角領域XDが発生しているので、俯瞰画像GH、GCが重なる領域を特定し難くなるおそれが生じる。
そこで、本実施形態では、画像比較部15Aが、上記死角領域XDが存在しない過去のエリア俯瞰画像GHを画像メモリから読み出し、過去のエリア俯瞰画像GHと、最新の車両俯瞰画像GCとを比較することによって、俯瞰画像GH、GCが重なる領域を特定する。これによって、エリア俯瞰画像GHのうち、車両俯瞰画像GCに対応する領域を容易に特定し易くなる。
なお、図7の符号Bに示すように、エリア俯瞰画像GHと車両俯瞰画像GCとが重なる領域が相対的に広い場合、画像メモリ内の過去のエリア俯瞰画像GHを用いることなく、最新のエリア俯瞰画像GHと最新の車両俯瞰画像GCとの画像比較だけで、各俯瞰画像GH、GCが重なる領域を特定してもよい。
図5に戻り、ステップS6において、画像合成制御部15Bは、最新のエリア俯瞰画像GHに対し、特定した領域を最新の車両俯瞰画像GCに置き換える画像置換処理を行い、合成俯瞰画像GHAを作成する。
図8に、図7の符号Aの場合に作成される合成俯瞰画像GHAを符号A’で示し、図7の符号Bの場合に作成される合成俯瞰画像GHAを符号B’で示している。なお、説明を判りやすくするため、図7及び図8の画像中には、車両3、住居2等の符号を付している。
図8に示すように、合成俯瞰画像GHAは、図7に示した死角領域XDを含む領域を、車両俯瞰画像GCに置き換えた画像となっている。なお、ステップS6の画像置換処理は、車両俯瞰画像GCとエリア俯瞰画像GHの画像サイズ、解像度、及び傾き等を合わせる処理も含まれる。
このようにして、合成俯瞰画像GHAは、車両3による死角領域XDのない画像となり、図9に示すように、車両3の影(車両3を基準とした撮影カメラ12の反対側に相当)に侵入者XMが存在しても、侵入者XMを撮影でき、その侵入者XMを発見できる画像となる。
また、図8及び図9の例では、エリア俯瞰画像GHのうち、車両俯瞰画像GCと重なる領域を全て車両俯瞰画像GCにしているが、少なくとも死角領域XDに対応する領域を車両俯瞰画像GCにしてもよい。
但し、車両俯瞰画像GCの撮影元となる車載カメラ22は、高画質化、及び高感度化が顕著であり、しかも、エリア俯瞰画像GHの撮影元となる撮影カメラ12と比べて地面(住宅2の敷地)に近い位置に配置されるので、車載カメラ22の画像を極力使用した方が、高画質で夜間でもクリアな画像にし易くなる。
図5に戻り、ステップS7において、画像合成制御部15Bは、合成処理によって得た合成俯瞰画像GHAを画像出力部16に出力し、表示部17に、合成俯瞰画像GHAに対応する画像を表示させる。これにより、この画像を見た住人等が侵入者XMを容易に発見し易くなる。
ステップS8において、画像合成制御部15Bは、車両3が敷地X外に移動したか否かを検出する処理を開始し、移動していない場合、エリア俯瞰画像作成部13が作成した合成俯瞰画像GHAの表示を継続する。
例えば、通信部14の通信エリア外に車載装置21が移動した場合、又は、エリア俯瞰画像GHの画像解析による動体検知によって車両3が敷地X外に移動した場合に、画像合成制御部15Bは、車両3が敷地X外に移動したと判定する。
車両3が敷地X外に移動したと判定すると(ステップS8;YES)、画像合成制御部15Bは、ステップS9の処理に移行し、画像作成装置11と車載装置21との間の通信接続を遮断し、ステップS3の処理に移行する。これによって、車両3が敷地X外に移動すると、表示部17の表示画像が、合成俯瞰画像GHAからエリア俯瞰画像GHに対応する画像に自動的に切り替えられる。
以上説明したように、本実施形態の画像作成システム1は、複数の撮影カメラ12の撮影データに基づきエリア俯瞰画像GHを作成するエリア俯瞰画像作成部13と、複数の車載カメラ22の撮影データに基づき車両俯瞰画像GCを作成する車両俯瞰画像作成部23とを備える。さらに、画像作成システム1は、エリア俯瞰画像GHのうち、撮影カメラ12で撮影できない死角領域XDを補うように、エリア俯瞰画像GHの一部を車両俯瞰画像GCにした合成俯瞰画像GHAを作成する画像処理部15と、少なくとも合成俯瞰画像GHAを出力する画像出力部16とを備える。これらにより、複数の撮影カメラ12及び車載カメラ22を有効に活用し、かつ、侵入者XMの監視や防犯に有利な画像を得ることができる。
上記合成俯瞰画像GHAは、エリア俯瞰画像GHの一部を車両俯瞰画像GCに置き換えて作成されるので、高画質及び高感度な車載カメラ22を用いた場合に、より高画質で、夜間でもクリアな画像を得ることができる。
また、エリア俯瞰画像GHの一部を車両俯瞰画像GCにするので、車両3の影響による死角領域XDだけでなく、駐車スペース2P周辺の木や岩といった、車両以外の撮影障害物によって撮影カメラ12で撮影できない死角領域が存在しても、これら死角領域を車両俯瞰画像GCで補うことが可能になる。
また、画像処理部15は、エリア俯瞰画像GHと車両俯瞰画像GCとを比較することによって、エリア俯瞰画像GHのうち、車両俯瞰画像GCに対応する領域を特定し、特定した領域を、車両俯瞰画像GCに置き換える画像処理を行うので、公知の画像比較の技術を利用して、車両俯瞰画像GCに置き換える位置を特定できる。
しかも、画像処理部15は、車両3が敷地Xに進入前に作成されたエリア俯瞰画像GHと、最新の車両俯瞰画像GCとが重なる領域を特定し、特定した領域を車両俯瞰画像GCに置き換えることによって合成俯瞰画像GHAを作成するので、車両俯瞰画像GCに置き換える位置を容易に特定し易くなる。
さらに、合成俯瞰画像GHAが作成された場合、合成俯瞰画像GHAを出力し、合成俯瞰画像GHAが作成されない場合、エリア俯瞰画像GHを出力する画像出力部16を有しているので、侵入者XMの監視や防犯に有利な画像を継続して出力することができる。
また、画像処理部15は、エリア俯瞰画像GHの画像解析による動体検知によって車両3が敷地Xに進入したか否かを判定することで、車両3が敷地Xに進入したか否かを高精度に検出できる。
(第2実施形態)
図10は本発明の第2実施形態に係る画像作成システム1をセキュリティシステムとして利用する住宅2を上方から模式的に示した図である。以下、第1実施形態と異なる点を説明する。
第2実施形態では、駐車スペース2Pに、車庫51が設置されている。この場合、車庫51が撮影カメラ12の撮影障害物となり、敷地X内に撮影できない死角領域XDが発生し、死角領域XD内の侵入者XMを撮影できなくなる。
車庫1の場合、死角領域XDの領域が相対的に広くなるため、第1実施形態のステップS5に記述した比較処理では、エリア俯瞰画像GHのうち、車両俯瞰画像GCに対応する領域を特定できないおそれがある。
そこで、本実施形態では、図11に示すように、車庫51の領域に、車載カメラ22で撮影される複数のマーカー53を配置している。ここで、図11の符号Aは、住宅2及び車庫51を敷地Xと共に上方から示した図であり、符号Bは、車庫51を側方から示した図であり、符号51Aは車庫51の柱、符号51Bは車庫51の屋根である。
マーカー53は、車庫51の屋根51B下方の床面に設置され、この車庫51に駐車する際に、車両3が有する車載カメラ22によって撮影される。マーカー53は、撮影画像から識別可能な範囲で公知のマーカーを広く適用でき、例えば、画像で判断できるパターンシールや、LED等の光を発する構成でもよい。
各マーカー53の位置は、エリア俯瞰画像GH上の座標に変換されて画像作成装置11に予め記憶されている。なお、マーカー53の数や位置は適宜に変更してもよい。
第2実施形態では、図5に示すフローチャートのステップS5において、画像合成制御部15Bは、画像比較部15Aにより、車両俯瞰画像GC中のマーカー位置を特定し、マーカー位置に基づいて、エリア俯瞰画像GHのうち、車両俯瞰画像GCに対応する領域を特定する処理を開始する。
この場合、画像合成制御部15Bは、車両俯瞰画像GC中のマーカー位置を、エリア俯瞰画像GH上の座標に当てはめることで、エリア俯瞰画像GHのうち、車両俯瞰画像GCに対応する領域を容易に特定することができる。そして、ステップS6において、画像合成制御部15Bは、最新のエリア俯瞰画像GHに対し、特定した位置に最新の車両俯瞰画像GCを合成する合成処理を行うことによって、合成俯瞰画像GHAを作成することができる。
図12に合成俯瞰画像GHAの一例を示している。
合成俯瞰画像GHAは、マーカー位置に基づいてエリア俯瞰画像GHに車両俯瞰画像GCを合成した画像であるので、図12に示すように、車庫51による死角領域XD(図9参照)のない画像を表示できる。したがって、図12に示すように、車庫51の影に侵入者XMが存在しても、侵入者XMを撮影でき、その侵入者XMを容易に発見可能な画像となる。
これにより、撮影カメラ12の撮影障害物となる車庫51が設置されていても、複数の撮影カメラ12及び車載カメラ22を有効に活用し、かつ、侵入者XMの監視や防犯に有利な画像を得ることができる。
なお、車庫51が片側支持のカーポートの場合を例示したが、少なくとも両側が壁の車庫でもよい。但し、車庫51の両側が壁の場合、車庫51を基準として撮影カメラ12の反対側に、撮影カメラ12で撮影できない死角領域が発生する。この死角領域を回避するために、図13に示すように、車庫51に、撮影カメラ12で撮影できない死角領域を撮影する別の撮影カメラ12Aを追加することが好ましい。この場合、撮影カメラ12Aの撮影画像を、各撮影カメラ12の撮影画像に合成してエリア俯瞰画像GHを作成するようにすることで、撮影カメラ12で撮影できない死角領域を含むエリア俯瞰画像GH、及び合成俯瞰画像GHAを得ることができる。
上述の実施形態は、あくまでも本発明の一実施の態様を例示するものであって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に変形、及び応用が可能である。
例えば、図3に示す画像作成装置11及び車載装置21の各構成要素は、ハードウェアとソフトウェアの協働等により任意に実現可能である。また、図5に示すフローチャートについても、各ステップに対応する処理を分割してもよいし、併合してもよい。
また、上述の実施形態では、図3に示す画像作成システム1、画像作成装置11及び画像作成装置11の制御方法に本発明を適用する場合を説明したが、本発明は上記態様に限定されない。例えば、車載装置21の一部(例えば、車両俯瞰画像作成部23)が画像作成装置11側にあってもよい。また、画像作成システム1を、画像処理や制御等の処理をネットワーク上で行うクラウドを採用したシステムで構成してもよい。また、本発明の画像作成システム1を住宅以外のセキュリティシステム等に利用してもよい。
1 画像作成システム
2 住宅
2P 駐車スペース
3 車両
11 画像作成装置
12 撮影カメラ
14 通信部
15 画像処理部
15A 画像比較部
15B 画像合成制御部
15C 画像取得部
16 画像出力部
17 表示部
21 車載装置
22 車載カメラ
23 車両俯瞰画像作成部
24 車両側通信部
25 車両側制御部
51 車庫
51A 車庫の柱
51B 車庫の屋根
53 マーカー
GC 車両俯瞰画像
GH エリア俯瞰画像
GHA 合成俯瞰画像
X 敷地(撮影対象エリア)
XD 死角領域
XM 侵入者

Claims (15)

  1. 撮影対象エリアを撮影する複数の撮影カメラと、
    前記撮影対象エリアに移動自在な車両に搭載されて前記車両の周囲を撮影する複数の車載カメラと、
    前記複数の撮影カメラの撮影データに基づき、前記撮影対象エリアを俯瞰したエリア俯瞰画像を作成するエリア俯瞰画像作成部と、
    前記複数の車載カメラの撮影データに基づき、前記車両を俯瞰した車両俯瞰画像を作成する車両俯瞰画像作成部と、
    前記エリア俯瞰画像のうち、前記車両、又は、前記車両以外の撮影障害物の少なくともいずれかによって前記撮影カメラで撮影されない死角領域を補うように、前記エリア俯瞰画像の一部を前記車両俯瞰画像にした合成俯瞰画像を作成する画像処理部と、
    少なくとも前記合成俯瞰画像を出力する画像出力部と、
    を備えることを特徴とする画像作成システム。
  2. 前記画像処理部は、前記エリア俯瞰画像と前記車両俯瞰画像とを比較することによって、前記エリア俯瞰画像のうち、前記車両俯瞰画像に対応する領域を特定し、特定した領域を、前記車両俯瞰画像に置き換える画像処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像作成システム。
  3. 前記画像処理部は、前記車両が前記撮影対象エリアに進入する前に作成された前記エリア俯瞰画像と、最新の前記車両俯瞰画像とが重なる領域を特定し、特定した領域を、前記車両俯瞰画像に置き換えることによって前記合成俯瞰画像を作成することを特徴とする請求項2に記載の画像作成システム。
  4. 前記撮影対象エリアには、前記車載カメラで撮影されるマーカーが設けられ、
    前記画像処理部は、前記車両俯瞰画像中のマーカー位置に基づいて、前記エリア俯瞰画像のうち、前記車両俯瞰画像に対応する領域を特定し、特定した領域を、前記車両俯瞰画像に置き換える画像処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像作成システム。
  5. 前記画像出力部は、前記合成俯瞰画像が作成されない場合、前記エリア俯瞰画像を出力することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の画像作成システム。
  6. 撮影対象エリアを撮影する複数の撮影カメラと、
    前記複数の撮影カメラの撮影データに基づき、前記撮影対象エリアを俯瞰したエリア俯瞰画像を作成するエリア俯瞰画像作成部と、
    前記撮影対象エリアに移動自在な車両に搭載された車載装置と通信する通信部と、
    前記通信部を介して前記車両を俯瞰した車両俯瞰画像を取得する画像取得部と、
    前記エリア俯瞰画像のうち、前記車両、又は、前記車両以外の撮影障害物の少なくともいずれかによって前記撮影カメラで撮影されない死角領域を補うように、前記エリア俯瞰画像の一部を前記車両俯瞰画像にした合成俯瞰画像を作成する画像処理部と、
    少なくとも前記合成俯瞰画像を出力する画像出力部と、
    を備えることを特徴とする画像作成装置。
  7. 前記画像処理部は、前記エリア俯瞰画像と前記車両俯瞰画像とを比較することによって、前記エリア俯瞰画像のうち、前記車両俯瞰画像に対応する領域を特定し、特定した領域を、前記車両俯瞰画像に置き換える画像処理を行うことを特徴とする請求項6に記載の画像作成装置。
  8. 前記画像処理部は、前記車両が前記撮影対象エリアに進入する前に作成された前記エリア俯瞰画像と、最新の前記車両俯瞰画像とが重なる領域を特定し、特定した領域を、前記車両俯瞰画像に置き換えることによって前記合成俯瞰画像を作成することを特徴とする請求項7に記載の画像作成装置。
  9. 前記車両俯瞰画像は、前記車両に搭載された車載カメラの撮影データに基づき作成された画像であり、
    前記撮影対象エリアには、前記車載カメラで撮影されるマーカーが設けられ、
    前記画像処理部は、前記車両俯瞰画像中のマーカー位置に基づいて、前記エリア俯瞰画像のうち、前記車両俯瞰画像に対応する領域を特定し、特定した領域を、前記車両俯瞰画像に置き換える画像処理を行うことを特徴とする請求項6に記載の画像作成装置。
  10. 前記画像出力部は、前記合成俯瞰画像が作成されない場合、前記エリア俯瞰画像を出力することを特徴とする請求項6から9のいずれかに記載の画像作成装置。
  11. エリア俯瞰画像作成部が、撮影対象エリアを撮影する複数の撮影カメラの撮影データに基づき、前記撮影対象エリアを俯瞰したエリア俯瞰画像を作成し、
    画像取得部が、前記撮影対象エリアに移動自在な車両に搭載された車載装置と通信する通信部を介して前記車両を俯瞰した車両俯瞰画像を取得し、
    画像処理部が、前記エリア俯瞰画像のうち、前記車両、又は、前記車両以外の撮影障害物の少なくともいずれかによって前記撮影カメラで撮影されない死角領域を補うように、前記エリア俯瞰画像の一部を前記車両俯瞰画像にした合成俯瞰画像を作成し、
    画像出力部が、少なくとも前記合成俯瞰画像を出力する
    ことを特徴とする画像作成装置の制御方法。
  12. 前記画像処理部は、前記エリア俯瞰画像と前記車両俯瞰画像とを比較することによって、前記エリア俯瞰画像のうち、前記車両俯瞰画像に対応する領域を特定し、特定した領域を、前記車両俯瞰画像に置き換える画像処理を行うことを特徴とする請求項11に記載の画像作成装置の制御方法。
  13. 前記画像処理部は、前記車両が前記撮影対象エリアに進入する前に作成された前記エリア俯瞰画像と、最新の前記車両俯瞰画像とが重なる領域を特定し、特定した領域を、前記車両俯瞰画像に置き換えることによって前記合成俯瞰画像を作成することを特徴とする請求項12に記載の画像作成装置の制御方法。
  14. 前記車両俯瞰画像は、前記車両に搭載された車載カメラの撮影データに基づき作成された画像であり、
    前記撮影対象エリアには、前記車載カメラで撮影されるマーカーが設けられ、
    前記画像処理部は、前記車両俯瞰画像中のマーカー位置に基づいて、前記エリア俯瞰画像のうち、前記車両俯瞰画像に対応する領域を特定し、特定した領域を、前記車両俯瞰画像に置き換える画像処理を行うことを特徴とする請求項11に記載の画像作成装置の制御方法。
  15. 前記画像出力部は、前記合成俯瞰画像が作成されない場合、前記エリア俯瞰画像を出力することを特徴とする請求項11から14のいずれか一項に記載の画像作成装置の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2022201735A1 (ja) * 2021-03-25 2022-09-29 日立建機株式会社 情報提示装置

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