JP2020056817A - ドロワ - Google Patents

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Abstract

【課題】両側の駆動力が必要なく、一方側から受ける駆動力によって、移動可能なドロワを提供する。【解決手段】ドロワ2は、第1方向に延びるドラム軸について回転可能な感光体ドラム21と、現像ローラを有する現像カートリッジが装着可能なフレーム200であって、現像ローラの表面が、感光体ドラム21の表面に向かい合う状態で、現像カートリッジが装着されるフレーム200と、を備える。フレーム200は、装着された現像カートリッジが、第1方向に対して移動すると、現像ローラを、感光体ドラム21の表面から離間する離間方向に移動させる。また、フレームは、軸方向へ現像カートリッジをガイド可能な第1ガイドローラを有する。【選択図】図10

Description

本開示は、ドロワに関する。
従来、レーザプリンタ、LEDプリンタ等の電子写真方式の画像形成装置が知られている。画像形成装置には、現像カートリッジが用いられる。現像カートリッジは、トナーを供給するための現像ローラを有する。従来の画像形成装置については、例えば、特許文献1,2に記載されている。特許文献1の画像形成装置は、ドロアユニットを有する。ドロアユニットは、感光体ドラムを有する。現像カートリッジは、ドロアユニットに対して装着される。ドロアユニットに現像カートリッジが装着されると、感光体ドラムと現像ローラとが接触する。
また、特許文献2の現像カートリッジは、ドラムカートリッジに対して装着される。ドラムカートリッジは、感光体ドラムを有する。ドラムカートリッジに現像カートリッジが装着されると、感光体ドラムと現像ローラとが接触する。そして、現像カートリッジが装着されたドラムカートリッジが、画像形成装置に装着される。
特開2011−59510号公報 特開2013−54058号公報
特許文献1、2の画像形成装置では、現像ローラと感光体ドラムとが接触した状態と、現像ローラと感光体ドラムとが離間した状態とで切り替わる。特許文献1、2では、現像ローラと感光体ドラムとを離間させるために現像カートリッジを移動させる部品が、ドロアユニットまたはドラムカートリッジの両側に設けられており、両側の部品それぞれが、画像形成装置からの駆動力を受ける必要がある。
本開示の目的は、両側の駆動力が必要なく、一方側から受ける駆動力によって、移動可能なドロワを提供することである。
上記課題を解決するため、本願の第1の開示のドロワは、軸方向に延びるドラム軸について回転可能な感光体ドラムと、現像ローラを有する現像カートリッジが装着可能なフレームであって、前記現像ローラの表面が、前記感光体ドラムの表面に向かい合う状態で、前記現像カートリッジが装着されるフレームと、を備え、前記フレームは、装着された前記現像カートリッジが、前記軸方向に対して移動すると、前記現像ローラを、前記感光体ドラムの表面の開示から離間する離間方向に移動させ、前記フレームは、前記軸方向へ前記現像カートリッジをガイド可能な第1ガイドローラであって、前記現像カートリッジが前記フレームに対して前記軸方向に移動する場合、前記現像カートリッジを、前記フレームに対して、前記離間方向に移動させる第1ガイドローラを有する。
第2の開示は、第1の開示のドロワであって、前記フレームは、装着された前記現像カートリッジの一部が、前記軸方向に対して移動すると、前記現像カートリッジを、前記感光体ドラムの表面の開示から離間する方向に移動させる。
第3の開示は、第1の開示または第2の開示のドロワであって、前記第1ガイドローラは、前記現像カートリッジの一部と接触しつつ回転することにより、前記現像カートリッジを、前記フレームに対して前記離間方向にガイドする。
第4の開示は、第1の開示から第3の開示のいずれか1つのドロワであって、前記第1ガイドローラは金属製である。
第5の開示は、第1の開示から第4の開示のいずれか1つのドロワであって、前記第1ガイドローラは、前記軸方向における前記フレームの一端部に位置している。
第6の開示は、第5の開示のドロワであって、前記フレームは、前記軸方向におけるフレームの他端部に位置し、前記軸方向へ前記現像カートリッジをガイド可能な第2ガイドローラであって、前記現像カートリッジが前記フレームに対して前記軸方向に移動する場合、前記現像カートリッジを、前記フレームに対して、前記離間方向に移動させる第2ガイドローラをさらに有する。
第7の開示は、第6の開示のドロワであって、前記第2ガイドローラは、前記現像カートリッジの一部と接触しつつ回転することにより、前記現像カートリッジを、前記フレームに対して前記離間方向にガイドする。
第8の開示は、第6の開示または第7の開示のドロワであって、前記第2ガイドローラは金属製である。
第9の開示は、第1の開示から第8の開示のいずれか1つのドロワであって、前記フレームは、第1サイドフレームと、前記軸方向において、前記第1サイドフレームの開示から離れて位置する第2サイドフレームと、を有し、前記第1サイドフレームと前記第2サイドフレームとの間に、前記現像カートリッジが装着され、前記第2サイドフレームは、前記軸方向に貫通し、前記現像カートリッジの一部を外部に露出させる孔、を有し、前記現像カートリッジは、前記孔を介して、前記軸方向の押圧力を受け、前記押圧力を受けると、フレームに対して、前記離間方向に移動する。
第10の開示は、第9の開示のドロワであって、前記孔は、前記現像カートリッジの挿入方向において、前記感光体ドラムの開示から離れる方向に向けて開いた凹部である。
第11の開示は、第1の開示から第10の開示のいずれか1つのドロワであって、前記ドロワは、複数の前記感光体ドラムを備え、前記フレームは、前記複数の感光体ドラムそれぞれに対して、前記現像カートリッジを装着可能である。
第12の開示は、第1の開示から第11の開示のいずれか1つのドロワであって、前記現像ローラの表面と、前記感光体ドラムの表面とが接触した状態で、前記フレームに前記現像カートリッジが装着される。
第13の開示は、第12の開示のドロワであって、前記フレームは、前記現像ローラの表面と、前記感光体ドラムの表面とが接触した状態で、前記現像カートリッジが前記軸方向に移動すると、前記現像ローラを前記離間方向に移動させる。
本開示によれば、軸方向における駆動力に従って、現像カートリッジが軸方向へ移動する。これにより、両側の駆動力が必要なく、軸方向における駆動力によって、現像カートリッジを離間方向へ移動させることができる。
画像形成装置の概念図である。 現像カートリッジの斜視図である。 現像カートリッジの斜視図である。 第1方向から視た現像カートリッジの平面図である。 第1方向から視た現像カートリッジの平面図である。 離間部材の分解斜視図である。 離間部材のシャフトと第1カムとを分解した拡大図である。 第1方向において、筐体および現像ローラに対して移動する離間部材を説明するための図である。 第1方向において、筐体および現像ローラに対して移動する離間部材を説明するための図である。 第3方向から視た現像カートリッジの平面図である。 ドロワの斜視図である。 第3方向から視たドロワの平面図である。 ドロワのスロットに現像カートリッジを装着した状態の斜視図である。 ドロワのスロットに現像カートリッジを装着した状態を、第3方向から視た平面図である。 ドロワのスロットに現像カートリッジを装着した状態を、第1方向から視た平面図である。 離間部材による離間動作を説明するための図である。 接触状態での現像カートリッジの斜視図である。 離間状態での現像カートリッジの斜視図である。 第3方向から視た、実施形態2の現像カートリッジの平面図である。 離間部材による離間動作を説明するための図である。 実施形態3の現像カートリッジの斜視図である。 実施形態3の現像カートリッジの部分分解斜視図である。 実施形態3の第1カムの斜視図である。 実施形態3の第2カムの斜視図である。 実施形態3の第2カム付近の断面図である。 実施形態3のドロワおよび現像カートリッジの平面図である。 実施形態3の第1ガイドローラおよび軸受部の分解斜視図である。 実施形態3の第2ガイドローラおよび軸受部の分解斜視図である。
以下、本開示の好適な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
<1.実施形態1>
<1.1.画像形成装置の構成>
図1は、画像形成装置100の概念図である。この画像形成装置100は、電子写真方式のプリンタである。画像形成装置100の例としては、レーザプリンタまたはLEDプリンタが挙げられる。
画像形成装置100は、4つの現像カートリッジ1と、ドロワ2と、本体フレーム101と、制御部102とを備える。
現像カートリッジ1は、ドロワ2に対して装着される。ドロワ2は、現像カートリッジ1が装着されるドラムカートリッジであって、4つのスロット2Aを備える。複数の現像カートリッジ1は、それぞれ、ドロワ2のスロット2Aに装着される。そして、現像カートリッジ1は、ドロワ2のスロット2Aに装着された状態で本体フレーム101内に装着される。4つの現像カートリッジ1は、互いに異なる色(例えば、シアン、マゼンタ、イエロー、およびブラックの各色)の現像剤(例えば、トナー)を収容する。ただし、複数の現像カートリッジ1は、同じ色の現像剤を収容してもよい。また、現像カートリッジ1の数は、1〜3つであってもよく、5つ以上であってもよい。
画像形成装置100は、4つの現像カートリッジ1から供給される現像剤により、印刷用紙に画像を形成する。
4つの現像カートリッジ1は、それぞれ、ICチップ51を有する。ICチップ51は、情報の読み出しおよび書き込みが可能な記憶媒体である。記憶媒体としては、例えば、フラッシュROMまたはEPPROMが挙げられる。現像カートリッジ1がドロワ2のスロット2Aに装着された状態で、本体フレーム101に装着されると、各現像カートリッジ1のICチップ51と、制御部102とが、それぞれ電気的に接続される。制御部102は、例えば、回路基板により構成される。制御部102は、CPU等のプロセッサおよび各種のメモリを有する。制御部102のプロセッサは、プログラムに従って動作することにより、画像形成装置100における諸処理を実行する。
<1.2.現像カートリッジについて>
図2および図3は、現像カートリッジ1の斜視図である。図4および図5は、第1方向から視た現像カートリッジ1の平面図である。
以下の説明において、現像ローラ30の回転軸(第1軸)が延びる方向を「第1方向」と称する。この第1方向は、ドロワ2が有する後述の感光体ドラムのドラム軸が延びる軸方向でもある。また、筐体10の外側に露出した現像ローラ30の周面の一方側と、筐体10の内側に位置する現像ローラ30の周面の他方側とが並ぶ方向を、「第2方向」と称する。第2方向は、現像カートリッジ1の筐体10の外側に露出された現像ローラ30の周面と交差する方向でもある。また、第2方向は、現像ローラ30が、後述する感光体ドラムの表面から離間する「離間方向」でもある。
現像カートリッジ1は筐体10を有する。筐体10は、第1方向に離れた第1外表面11と、第2外表面12とを有する。第1外表面11は、筐体10の第1方向における一端部に位置する。第2外表面12は、筐体10の第1方向における他端部に位置する。
また、筐体10は、容器10Aと、蓋10Bとを有する。容器10Aは現像剤を収容する。蓋10Bは容器10Aを覆う。容器10Aと、蓋10Bとは、第1方向において第1外表面11と第2外表面12との間に配置される。
また、筐体10は所定の方向に延びている。以下、筐体10が延びる方向を「第3方向」と称する。第3方向は、第1方向に交差(より好ましくは、直交)する方向である。第3方向は、ドロワ2のスロット2A(図1参照)に対する現像カートリッジ1の挿入方向でもある。筐体10は開口10Cを有する。開口10Cは、第3方向における筐体10の一端部に位置する。容器10Aと外部とは、開口10Cを介して連通する。
現像カートリッジ1はアジテータ20を有する。アジテータ20は、第1方向に延びる軸(第3軸)について回転可能である。アジテータ20は、容器10A内のトナーを攪拌する部材である。アジテータ20は、第1方向に延びるシャフトと、シャフトから径方向外側へ向けて拡がる撹拌羽根とを有する。アジテータ20が、そのシャフトについて回転すると、撹拌羽根により、容器10A内の現像剤が撹拌される。
現像カートリッジ1は現像ローラ30を有する。現像ローラ30は、第2方向において、アジテータ20から離れて位置する。現像ローラ30は、筐体10の第3方向における一端部の開口10Cに位置する。現像ローラ30は、第1方向に延びる第1軸について回転可能に、筐体10に支持されるローラである。
現像ローラ30は、現像ローラ本体31と現像ローラシャフト32とを有する。現像ローラ本体31は、第1方向に延びる円筒状の部材である。現像ローラ本体31の材料には、例えば、弾性を有するゴムが用いられる。現像ローラシャフト32は、現像ローラ本体31を第1方向に貫通する円柱状の部材である。現像ローラシャフト32の材料には、金属または導電性を有する樹脂が用いられる。現像ローラ本体31は、現像ローラシャフト32に対して、回転不能に固定される。つまり、現像ローラ本体31は、現像ローラシャフト32と共に回転可能である。第2方向における現像ローラ本体31の周面の一方側が、開口部10Cを介して、筐体10の外側に露出する。また、第2方向における現像ローラ本体31の周面の他方側が、筐体10の内側に位置する。つまり、第2方向における現像ローラ本体31の周面の他方側は、筐体10から露出していない。
現像カートリッジ1は、さらに、現像電極33を有する。現像電極33は、現像ローラシャフト32の第1方向の一方の端部に現像電極33位置する。詳しくは、現像ローラシャフト32は、筐体10が有する不図示の軸受けに回転可能に装着された状態で、現像電極33を有する現像ローラシャフト32が装着される軸受けは、筐体10と一体であってもよいし、別体であってもよい。現像電極33は、第1外表面に位置する。現像電極33は、現像ローラシャフト32と電気的に接続される。現像電極33は、現像ローラ30に現像バイアスを印加するための電極である。現像電極33は、第2方向において、後述する離間部材60のシャフト61および第1カム62よりも、現像ローラ30に近い位置に配置されている。本実施形態では、現像電極33は、現像ローラ30の現像ローラシャフト32の端部に設けられる。
現像ローラシャフト32の第1方向の他方の端部には、不図示の現像ローラギアが装着される。現像ローラギアは、第2外表面12に位置する。現像ローラシャフト32は、その現像ローラギアに対して、回転不能に固定される。現像ローラギアが回転すると、現像ローラシャフト32も回転し、現像ローラシャフト32と共に現像ローラ本体31も回転する。
なお、現像ローラシャフト32は、現像ローラ本体31を第1方向に貫通していなくてもよい。例えば、現像ローラシャフト32が、現像ローラ本体31の第1方向の両端から、第1方向にそれぞれ延びていてもよい。
また、現像カートリッジ1は、図示を省略した供給ローラを有する。供給ローラは、容器10A内に位置し、現像ローラ30と、アジテータ20との間に位置する。また、供給ローラは、第1方向に延びる回転軸について回転可能である。現像カートリッジ1が駆動力を受けると、筐体10内の容器10Aから、供給ローラを介して、現像ローラ30の外周面に、現像剤が供給される。その際、供給ローラと現像ローラ30との間において、現像剤は摩擦帯電される。一方、現像ローラ30の現像ローラシャフト32には、現像バイアスがかけられている。このため、現像ローラシャフト32と現像剤との間の静電気力によって、現像ローラ本体31の外周面に、現像剤が引き付けられる。
さらに、現像カートリッジ1は、図示を省略した層厚規制ブレードを有する。層厚規制ブレードは、現像ローラ本体31の外周面に供給された現像剤を、一定の厚みに成形する。その後、現像ローラ本体31の外周面の現像剤は、ドロワ2が有する後述の感光体ドラム21(図11参照)へ供給される。このとき、現像剤は、感光体ドラム21の外周面に形成された静電潜像に応じて、現像ローラ本体31から感光体ドラム21へ移動する。これにより、感光体ドラム21の外周面において、静電潜像が可視像化される。
図3および図4に示すように、現像カートリッジ1はギア部40を有する。ギア部40は、筐体10の第2外表面12に位置する。ギア部40は、カップリング41、および、現像ローラギア(不図示)などを有する。
カップリング41は、画像形成装置100から供給される駆動力を受けるギアである。カップリング41は、第1方向に延びる回転軸について回転することが可能である。カップリング41は、第2方向において、後述する離間部材60のシャフト61、第1カム62および第2カム63よりも現像ローラ30に近い位置に配置されている。カップリング41は、第1方向に凹む締結穴411を有する。ドロワ2のスロット2Aに装着された現像カートリッジ1が画像形成装置100内に装着されると、画像形成装置100の駆動シャフトが、締結穴411に挿入される。これにより、駆動シャフトとカップリング41とが、相対回転不能に連結される。したがって、駆動シャフトが回転すると、カップリング41が回転する。カップリング41が回転すると、不図示の供給ローラに接続される供給シャフト、および、現像ローラギアが回転する。そして、供給シャフトと共に供給ローラが回転し、また、現像ローラギアと共に現像ローラ30も回転する。また、カップリング41が回転すると、不図示のギアを介して、アジテータ20も回転する。
現像カートリッジ1は離間部材60を有する。画像形成装置100は、接触状態と離間状態とを有する。接触状態は、現像カートリッジ1がドロワ2のスロット2Aに装着された状態において、現像ローラ30とドロワ2の感光体ドラム21とが接触する状態である。また、離間状態は、現像ローラ30とドロワ2の感光体ドラム21とが互いに離れた状態である。現像カートリッジ1がドロワ2のスロット2Aに装着されると、画像形成装置100は接触状態となる。離間部材60は、画像形成装置100を接触状態または離間状態に切り替えるための部材である。本実施形態では、接触状態から離間状態となる際、現像ローラ30は、離間方向である第2方向において、感光体ドラム21から離間する。
離間部材60は、蓋10Bに設けられる。離間部材60は、第1方向において、筐体10および現像ローラ30に対して移動可能である。また、離間部材60は、第2方向において、筐体10および現像ローラ30とともに移動可能である。
図6は、離間部材60の分解斜視図である。図6では、離間部材60が設けられる筐体10の蓋10Bのみ図示している。図8および図9は、第1方向において、筐体10および現像ローラ30に対して移動する離間部材60を説明するための図である。図10は、第3方向から視た現像カートリッジ1の平面図である。以下、離間部材60について、図2〜図10を参照して説明する。
離間部材60は、第1方向に延びる軸(第2軸)に沿ったシャフト61を有する。シャフト61は、円柱状である。ただし、シャフト61は、角柱状であってもよい。蓋10Bは、第1方向に貫通した孔10B1を有する。孔10B1の径は、シャフト61の径よりも大きい。シャフト61は、この孔10B1に挿入される。孔10B1の径は、シャフト61の径よりも大きい。シャフト61は、この孔10B1に挿入される。孔10B1に挿入されたシャフト61は、第1方向において、第1位置(図8に示す位置)と第2位置(図9に示す位置)との間で、筐体10の蓋10Bに対して移動可能である。第2位置は、第1方向において、第1位置よりも、第1外表面11に近い位置である。また、本実施形態では、孔10B1に挿入されたシャフト61は、第1方向に延びる第2軸について、蓋10Bに対して回転可能である。
シャフト61は、好ましくは、剛性部材により構成される。例えば、シャフト61は、鉄により作られる。また、シャフト61は、樹脂により作られてもよい。
本実施形態では、蓋10Bは、リング10B2、および、リング10B3を有する。リング10B2は、第1方向における蓋10Bの一端部に配置される。リング10B3は、第1方向における蓋10Bの他端部に配置される。また、第1方向に沿った孔10Bは、リング10B2と、リング10B3との間で露出している。つまり、孔10Bに挿入されたシャフト61は、リング10B2と、リング10B3との間で、蓋10Bから露出している。シャフト61は剛性を有するため、露出した部分が、第2方向または第3方向に折れ曲がることはない。
ただし、リング10B2と、リング10B3との間に、さらに、追加のリングが設けるようにしてもよい。また、蓋10Bは、第1方向において、リング10B2と、リング10B3との間でシャフト61は露出しているが、露出していなくてもよい。つまり、シャフト61は、蓋10Bの内部に収容されてもよい。
蓋10Bでシャフト61を第1方向に移動可能に保持することで、現像カートリッジ1の筐体10に対して、容易にシャフト61を設けることができる。
シャフト61の第1方向における一端部には、第1カム62が設けられる。第1カム62は、ゴムまたは樹脂などで構成される。図7に示すように、第1カム62には、第1方向に貫通する孔62Aが設けられる。シャフト61の一端部61Aは、他の部分よりも径が小さく、孔62Aに挿入される。シャフト61の一端部61Aは、孔62Aに挿入されると、第1方向において、一端部61Aの先端が第1カム62から露出する。その露出した一端部61Aの先端に止め輪61Bが嵌められることで、シャフト61の一端部61Aに、第1カム62が固定される。ただし、第1カム62は、接着により、シャフト61に固定されてもよい。
第1カム62は、第1傾斜面621を有する。図5に示すように、本実施形態では、第1傾斜面621は、シャフト61の周面の一部に設けられる。なお、第1カム62は、蓋10Bと向かい合う接触面622を有する。接触面622は、第1傾斜面621が設けられるシャフト61の周面の一部とは異なる周面に設けられる。換言すると、接触面622は、筐体10、つまり、筐体10の外表面と向かい合っている。接触面622と蓋10Bとが向かい合っているため、第1カム62が、シャフト61について回転しようとしても、接触面622と蓋10Bとが接触し、第1カム62が回転できない。なお、本実施形態では、第1傾斜面621は、シャフト61の周面の一部に設けられているが、第1傾斜面621は、シャフト61の全周に設けられてもよい。
第1傾斜面621は、第1方向に延びるシャフト61に対して傾斜する。第1方向に対する第1傾斜面621の角度は、43度以上、47度以下である。より好ましくは、第1方向に対する第1傾斜面621の角度は、約45度である。第1カム62、つまり第1傾斜面621は、筐体10の第1外表面11に位置する。第1傾斜面621は、第1方向における第1外表面11から離れる方向に向かうに従い、第2方向において現像ローラ30から離れる。換言すると、第1傾斜面621は、第1方向の一端部から他端部に向かうにつれて、シャフト61の径方向の外側に向けてのシャフト61からの距離が長くなる。また、第1傾斜面621は、シャフト61に対して鋭角に傾斜する。なお、第1カム62は、第2軸を中心軸とする円錐形状を2分した形状である。言い換えれば、第1カム62は、円錐面の一部である、第1傾斜面621を有する。
なお、第1カム62は、円錐状でなく、多角錐状であってもよい。この場合、第1傾斜面621は、多角錐面の一部である。また、第1傾斜面621は、なだらかに傾斜する面であるが、傾斜途中に段差などの凹凸が設けられてもよい。さらに、第1傾斜面621は、曲面状であってもよい。
シャフト61の第1方向における他端部には、第2カム63が設けられる。第2カム63は、ゴムまたは樹脂などで構成される。第2カム63は、図7で説明したように、第1カム62と同様に、シャフト61の第1方向の他端部に固定されている。
第2カム63は、第2傾斜面631を有する。図4に示すように、本実施形態では、第2傾斜面631は、シャフト61の周面の全周に設けられる。なお、本実施形態では、第2傾斜面631は、シャフト61の周面の全周に設けられているが、第2傾斜面631は、シャフト61の周面の一部に設けられてもよい。
第2傾斜面631は、第1方向に延びるシャフト61に対して傾斜する。第1方向に対する第2傾斜面631の角度は、43度以上、47度以下である。より好ましくは、第1方向に対する第2傾斜面631の角度は、約45度である。第2傾斜面631は、第1方向のシャフト61の一端部から他端部に向かうにつれて、シャフト61の径方向の外側に向けてのシャフト61からの距離が長くなる。また、第2傾斜面631は、シャフト61に対して鋭角に傾斜する。つまり、第1カム62の第1傾斜面621と、第2カム63の第2傾斜面631とは、第1方向に対して、同方向に傾斜する。なお、第2カム63は、第2軸を中心軸とする円錐状である。換言すれば、第2カム63は、円錐面の一部である第2傾斜面631を有する。
なお、第2カム63は、円錐状でなく、多角錐状であってもよい。この場合、第2傾斜面631は、多角錐面の一部である。また、第2傾斜面631は、なだらかに傾斜する面であるが、傾斜途中に段差などの凹凸が設けられてもよい。さらに、第2傾斜面631は、曲面状であってもよい。
この第1カム62および第2カム63は、図8および図9に示すように、シャフト61とともに、第1方向に移動可能である。シャフト61が、第1方向において、第1位置から第2位置へ移動すると、第2カム63は蓋10Bに近づき、第1カム62は蓋10Bから遠ざかる。シャフト61が、第1方向において、第2位置から第1位置へ移動すると、第2カム63は蓋10Bから遠ざかり、第1カム62は蓋10Bに近づく。換言すれば、シャフト61が、第1方向において、第1位置から第2位置へ移動すると、第2カム63は筐体10に近づき、第1カム62は筐体10から遠ざかる。また、シャフト61が、第1方向において、第2位置から第1位置へ移動すると、第2カム63は筐体10から遠ざかり、第1カム62は筐体10に近づく。
また、一対の孔10B1に挿入されたシャフト61は、第1方向に延びる第2軸について、筐体10の蓋10Bに対して回転不可である。ただし、シャフト61は、第2軸について、蓋10Bに対して回転可能であってもよい。この場合、第1カム62および第2カム63は、筐体10Bに対して、第2軸について回転不可に、シャフト61に設けられる。つまり、シャフト63のみが第2軸について回転し、第1カム62および第2カム63は回転しない。
離間部材60はコイルばね64を有する。コイルばね64は、第1方向におけるシャフト61の他端部に設けられる。詳しくは、シャフト61は、コイルばね64に挿入される。そして、コイルばね64は、第1方向において、第2カム63と、蓋10Bとの間に位置する。第1方向におけるコイルばね64の一端は、例えばワッシャ65を介して、蓋10Bに接触する。また、第1方向におけるコイルばね64の他端は、第2カム63に接触する。コイルばね64は、シャフト61を中心とした周方向において、カバー66で覆われる。なお、コイルばね64は、第2カム63を介して、シャフト61に接続されているが、直接シャフト61に接続されてもよい。
コイルばね64は、第1長さと、第1長さよりも短い第2長さとの間で、第1方向に伸縮可能な弾性部材(弾性部材)である。後に詳述するが、第2カム63は、第1方向において、シャフト61の他端部から一端部に向かう押圧力で押される。そうすると、シャフト61、第1カム62および第2カム63は、図8に示す第1位置から、図9に示す第2位置へ移動する。第1位置から第2位置へ移動すると、コイルばね64は、第1長さから第2長さへと収縮する。第2カム63への押圧力がなくなると、第2長さから第1長さへ戻るコイルばね64の復元力により、シャフト61、第1カム62および第2カム63は、第2位置から第1位置へと押し戻される。このように、シャフト61、第1カム62および第2カム63は、第1方向の押圧力、および、コイルばね64の弾性力により、筐体10に対して、第1方向に移動する。
以上の構成を有する現像カートリッジ1が、ドロワ2に装着されると、現像カートリッジ1の現像ローラ30は、感光体ドラム21と接触する。この状態では、第1カム62の第1傾斜面621は、後述するドロワ2の第1受け面22(図11参照)と接触する。また、第2カム63の第2傾斜面631は、第2受け面23(図11参照)と接触する。詳しくは、現像カートリッジ1がドロワ2に装着されたときには、第1傾斜面621と、第1受け面22とは非接触であり、第2傾斜面631と、第2受け面23とは非接触である。現像カートリッジ1が、第1方向に、一定量移動することで、第1傾斜面621と、第1受け面22とが接触し、第2傾斜面631と、第2受け面23とは接触する。なお、現像カートリッジ1がドロワ2に装着されたときには、第1傾斜面621と、第1受け面22とは接触してもよい。また、現像カートリッジ1がドロワ2に装着されたときには、第2傾斜面631と、第2受け面23とは接触してもよい。
現像ローラ30を感光体ドラム21から離間させる場合、離間部材60は、第1方向における第2カム63から第1カム62に向かう方向へ、押圧される。これにより、シャフト61、第1カム62および第2カム63は、筐体10および現像ローラ30に対して、第1方向に移動する。
このとき、第1カム62の第1傾斜面621は、第1受け面22と接触しつつ、第1方向に移動する。上述のように、第1傾斜面621は、第1カム62から第2カム63に向かうにつれて、シャフト61の径方向の外側に向けて広がっている。このため、第1カム62が第1方向に移動すると、第1受け面22が接触する第1傾斜面621の位置は、シャフト61の径方向において、シャフト61から遠くなる。第1傾斜面621と、第1受け面22とは、第2方向に向かい合う。つまり、第1傾斜面621は、第1方向に移動すると、第2方向において、第1受け面22から離れる方向にも移動する。
同様に、第2カム63の第2傾斜面631は、第2受け面23と接触しつつ、第1方向に移動する。上述のように、第2傾斜面631は、第1カム62から第2カム63に向かうにつれて、シャフト61の径方向の外側に向けて広がっている。このため、第2カム63が第1方向に移動すると、第2受け面23が接触する第2傾斜面631の位置は、シャフト61の径方向において、シャフト61から遠くなる。第2傾斜面631と、第2受け面23とは、第2方向に向かい合う。つまり、第2傾斜面631は、第1方向に移動すると、第2方向において、第2受け面23から離れる方向にも移動する。
第1カム62および第2カム63が、第1方向に移動しつつ、第2方向に移動することで、シャフト61も同様に移動する。シャフト61、第1カム62および第2カム63が第2方向に移動すると、これに伴い、筐体10および現像ローラ30も、第2方向に移動する。これにより、図17に示すように、現像ローラ30は、第2方向において、感光体ドラム21から離れる。
コイルばね64は、シャフト61、第1カム62および第2カム63の第1方向の移動に伴い伸縮する。コイルばね64は、シャフト61、第1カム62および第2カム63が図8に示す第1位置のとき、第1長さである。また、コイルばね64は、シャフト61、第1カム62および第2カム63が図9に示す第2位置のとき、第1長さよりも短い第2長さである。第1長さから第2長さへ収縮したコイルばね64は、離間部材60への押圧力がなくなると、第2長さから第1長さへ伸長する。
シャフト61、第1カム62および第2カム63が第2位置から第1位置へ移動すると、上述と逆の作用により、第1カム62の第1傾斜面621は、第2方向において、第1受け面22に近づく方向に移動する。また、第2カム63の第2傾斜面631は、第2方向において、第2受け面23に近づく方向に移動する。これに伴い、筐体10および現像ローラ30は、第2方向に移動し、現像ローラ30は、第2方向において、感光体ドラム21に近づく。そして、現像ローラ30の表面は、感光体ドラム21の表面と接触する。
<1.3.ドロワについて>
図11は、ドロワ2の斜視図である。図12は、第3方向から視たドロワ2の平面図である。図13は、ドロワ2のスロット2Aに現像カートリッジ1を装着した状態の斜視図である。図14は、ドロワ2のスロット2Aに現像カートリッジ1を装着した状態を、第3方向から視た平面図である。図15は、ドロワ2のスロット2Aに現像カートリッジ1を装着した状態を、第1方向から視た平面図である。
ドロワ2は、フレーム200を有する。フレーム200は、4つのスロット2Aを有する。4つのスロット2Aそれぞれには、現像カートリッジ1が装着される。ドロワ2は、感光体ドラム21を有する。感光体ドラム21は、4つのスロット2Aそれぞれに対して配置される。感光体ドラム21は、第1方向に延びる回転軸(ドラム軸)について回転可能である。ドロワ2のスロット2Aには、現像ローラ30の表面が、感光体ドラム21の表面に向かい合う状態で、現像カートリッジ1が装着される。ドロワ2は、スロット2Aに現像カートリッジ1が装着された状態で、本体フレーム101(図1参照)に対して、装着される。
ドロワ2のフレーム200は、第1サイドフレーム201と、第2サイドフレーム202とを有する。第1サイドフレーム201と、第2サイドフレーム202とは、第1方向において離れて位置する。第1方向における第1サイドフレーム201と、第2サイドフレームとの間に感光体ドラム21が設けられる。ドロワ2のスロット2Aに現像カートリッジ1が装着されると、第1方向における第1サイドフレーム201と第2サイドフレーム202との間に、現像カートリッジ1が装着される。そして、第1方向において、現像カートリッジ1の第1外表面11と、第1サイドフレーム201とが向かい合う。また、ドロワ2のスロット2Aに現像カートリッジ1が装着されると、第1方向において、現像カートリッジ1の第2外表面12と、第2サイドフレーム202とが向かい合う。
第1サイドフレーム201には、第1方向に貫通し、かつ、第3方向に凹む第1凹部201Aが設けられる。第1凹部201Aは、4つのスロット2Aそれぞれに対して設けられる。ドロワ2のスロット2Aに現像カートリッジ1が装着されると、図13および図14に示すように、第1凹部201Aには、現像カートリッジ1のカバー45に覆われるICチップ51が位置する。
第2サイドフレーム202には、第1方向に貫通し、現像カートリッジ1の一部を外部に露出させる孔であって、第3方向において、感光体ドラム21から離れる方向に向けて開いた第2凹部202Aが設けられる。第2凹部202Aも、第2凹部201Aと同様に、4つのスロット2Aそれぞれに対して設けられる。ドロワ2のスロット2Aに現像カートリッジ1が装着されると、図13〜図15に示すように、第2凹部202Aには、現像カートリッジ1の第2カム63が位置する。
また、第2サイドフレーム202は、第1方向に貫通した貫通孔202Bを有する。貫通孔202Bは、4つのスロット2Aそれぞれに対して設けられる。ドロワ2のスロット2Aに現像カートリッジ1が装着されると、図13〜図15に示すように、現像カートリッジ1のカップリング41の締結穴411が、貫通孔202Bから露出する。画像形成装置100の駆動シャフトは、貫通孔202Bを介して、締結穴411に挿入される。そして、駆動シャフトとカップリング41とが、相対回転不能に連結される。
さらに、ドロワ2は、第1受け面22と第2受け面23とを有する。第1受け面22は、第1方向において第2受け面23と離れて位置する。つまり、第1受け面22は、第1方向におけるスロット2Aの一端部に配置される。また、第2受け面23は、第1方向におけるスロット2Aの他端部に配置される。
第1受け面22は、第1方向において、第2サイドフレーム202と向かい合う、第1サイドフレーム201の面に設けられる。第1受け面22は、第1方向に対して傾斜する。第1受け面22は、本開示の「第1傾斜面」の一例である。より詳しくは、第1受け面22は、ドロワ2のスロット2Aに装着された現像カートリッジ1の第1カム62と、第2方向において向かい合う位置に配置される。そして、第1受け面22は、図14に示すように、第1カム62の第1傾斜面621と接触する。第1受け面22は、第1方向において、第1サイドフレーム201から第2サイドフレーム202へ向かうにつれて、第2方向における現像カートリッジ1との距離が長くなる。
第2受け面23は、第2サイドフレーム202の第2凹部202Aに設けられる。第2受け面23は、第1方向に対して、第1受け面22と同じ方向に傾斜する。第2受け面23は、本開示の「第2傾斜面」の一例である。より詳しくは、第2受け面23は、ドロワ2のスロット2Aに装着された現像カートリッジ1の第2カム63と、第2方向において向かい合う位置に配置される。そして、第2受け面23は、図14に示すように、第2カム63の第2傾斜面631と接触する。第2受け面23は、第1方向において、第1サイドフレーム201から離れる方向に向かうにつれて、第2方向における現像カートリッジ1との距離が長くなる。
<1.4.離間部材60による離間動作について>
次に、画像形成装置100における接触状態と離間状態との切り替え時の動きについて、説明する。
図16は、離間部材60による離間動作を説明するための図である。なお、図16(A)は、現像ローラ30と、感光体ドラム21とが接触した状態を示し、図16(B)は、現像ローラ30と、感光体ドラム21とが離間した状態を示す。図17は、接触状態での現像カートリッジ1の斜視図である。図18は、離間状態での現像カートリッジ1の斜視図である。
ドロワ2のスロット2Aに現像カートリッジ1を装着すると、図17に示すように、現像カートリッジ1の現像ローラ30と、感光体ドラム21とは接触する。この接触状態では、図16(A)に示すように、第1カム62の第1傾斜面621は、第1受け面22と接触する。また、第2カム63の第2傾斜面631は、第2受け面23と接触する。詳しくは、現像カートリッジ1がドロワ2に装着されたときには、第1傾斜面621と、第1受け面22とは非接触であり、第2傾斜面631と、第2受け面23とは非接触である。現像カートリッジ1が、第1方向に、一定量移動することで、第1傾斜面621と、第1受け面22とが接触し、第2傾斜面631と、第2受け面23とは接触する。なお、現像カートリッジ1がドロワ2に装着されたときに、第1傾斜面621と、第1受け面22とは接触してもよい。また、現像カートリッジ1がドロワ2に装着されたときに、第2傾斜面631と、第2受け面23とは接触してもよい。
より詳しくは、第1傾斜面621は、第1方向における第1カム62から第2カム63に向かうにつれて、シャフト61の径方向の外側に向けて広がる。そして、第1受け面22は、シャフト61の径方向において、シャフト61からの距離が短い、第1傾斜面621の位置に接触する。同様に、第2傾斜面631は、第1方向における第1カム62から第2カム63に向かうにつれて、シャフト61の径方向の外側に向けて広がる。そして、第2受け面23は、シャフト61の径方向において、シャフト61からの距離が短い、第2傾斜面631の位置に接触する。
なお、第1カム62および第2カム63それぞれが円錐状であるため、シャフト61が第2軸について回転しても、第1傾斜面621および第2傾斜面631は、第1受け面22および第2受け面23それぞれと接触する。
画像形成装置100は、駆動部103を有する。駆動部103は、押圧部材104を第1方向に沿って移動させる、例えばモータである。押圧部材104は、第1方向に沿って延びる、円柱または角柱である。押圧部材104は、第1方向において、ドロワ2のスロット2Aに装着された現像カートリッジ1の第2カム63と接触する接触位置と、第2カム63と接触しない非接触位置との間で移動する。
現像ローラ30を感光体ドラム21から離間させる場合、駆動部103は、第1方向における第2カム63から第1カム62に向かう方向へ、押圧部材104を移動させる。これにより、第2カム63は、押圧部材104により第1方向に押圧される。第2カム63が押圧されると、シャフト61、第1カム62および第2カム63は、筐体10および現像ローラ30に対して、第1方向に移動する。
このとき、第1カム62の第1傾斜面621は、第1受け面22と接触しつつ、第1方向に移動する。上述のように、第1傾斜面621は、第1カム62から第2カム63に向かうにつれて、シャフト61の径方向の外側に向けて広がっている。このため、第1カム62が第1方向に移動すると、第1受け面22が接触する第1傾斜面621の位置は、シャフト61の径方向において、シャフト61から遠くなる。第1傾斜面621と、第1受け面22とは、第2方向に向かい合う。つまり、第1傾斜面621は、第1方向に移動すると、図16(B)に示すように、第2方向において、第1受け面22から離れる方向にも移動する。
同様に、第2カム63の第2傾斜面631は、第2受け面23と接触しつつ、第1方向に移動する。上述のように、第2傾斜面631は、第1カム62から第2カム63に向かうにつれて、シャフト61の径方向の外側に向けて広がっている。このため、第2カム63が第1方向に移動すると、第2受け面23が接触する第2傾斜面631の位置は、シャフト61の径方向において、シャフト61から遠くなる。第2傾斜面631と、第2受け面23とは、第2方向に向かい合う。つまり、第2傾斜面631は、第1方向に移動すると、図16(B)に示すように、第2方向において、第2受け面23から離れる方向にも移動する。
第1カム62および第2カム63が、第1方向に移動しつつ、第2方向に移動することで、シャフト61も同様に移動する。シャフト61、第1カム62および第2カム63が第2方向に移動すると、図16(B)に示すように、これに伴い、筐体10および現像ローラ30も、第2方向に移動する。これにより、図18に示すように、現像ローラ30は、第2方向において、感光体ドラム21から離れる。そして、画像形成装置100は、離間状態となる。
コイルばね64は、シャフト61、第1カム62および第2カム63の第1方向の移動に伴い伸縮する。コイルばね64は、シャフト61、第1カム62および第2カム63が図8に示す第1位置のとき、第1長さである。また、コイルばね64は、シャフト61、第1カム62および第2カム63が図9に示す第2位置のとき、第1長さよりも短い第2長さである。第1長さから第2長さへ収縮したコイルばね64は、押圧部材104による押圧力がなくなると、第2長さから第1長さへ伸長する。
シャフト61、第1カム62および第2カム63が第2位置から第1位置へ移動すると、上述と逆の作用により、第1カム62の第1傾斜面621は、第2方向において、第1受け面22に近づく方向に移動する。また、第2カム63の第2傾斜面631は、第2方向において、第2受け面23に近づく方向に移動する。これに伴い、筐体10および現像ローラ30は、第2方向に移動し、現像ローラ30は、第2方向において、感光体ドラム21に近づく。そして、画像形成装置100は、接触状態となる。
第1カム62と、第2カム63とが、第1方向におけるシャフト61の両端部に設けられることで、画像形成装置100が離間状態と接触状態との移行時に、筐体10および現像ローラ30の第1方向における両端部が、傾くことを防止できる。
以上のように、第1方向における駆動力に従って、シャフト61が、筐体10および現像ローラ30に対して第1方向に移動する。シャフト61の第1方向への移動に伴って、第1傾斜面621が、第1受け面22と接触した場合に、第1傾斜面621が、第1受け面22に沿って、第2方向に移動する。第1傾斜面621の第2方向への移動に伴って、筐体10と現像ローラ30も第2方向へ移動する。これにより、両側の駆動力が必要なく、第1方向における駆動力によって、現像カートリッジ1を第2方向へ移動させることができる。また、現像カートリッジ1が、第1傾斜面621およびシャフト61を備えることで、ドラムカートリッジがシャフトを備えた場合と比較すると、ドラムカートリッジに対して、現像カートリッジ1を着脱する際に、シャフト61が、現像カートリッジ1の着脱を妨げることを防ぐことができる。
また、シャフト61を第1方向に移動させる際、シャフト61の第1方向における両側に駆動力を付与する必要がなく、シャフト61の第1方向の一方側から駆動力を付与すれば、現像カートリッジを移動させることができる。
さらに、画像形成装置100は、第1方向において、現像カートリッジ1およびドロワ2の一方側に、現像ローラ30および感光体ドラム21などを回転駆動する駆動源を有する。この駆動源の近傍に、押圧部材104を第1方向に移動させる駆動源である駆動部103を、配置できる。つまり、画像形成装置100が備える駆動源を、現像カートリッジ1およびドロワ2の一方向に集約できるため、画像形成装置100の小型化を実現することができる。また、ドロワ2の第1方向における両側に、現像カートリッジを移動させるための部品を設ける必要がなく、ドロワ2の簡素化または小型化を行うことができる。
<2.実施形態2>
実施形態1では、第1傾斜面621および第2傾斜面631は、それぞれ一定の角度に傾斜する面としている。これに対し、実施形態2では、第1傾斜面621および第2傾斜面631は、それぞれ異なる角度に傾いた少なくとも2つの傾斜面を有する。以下、その相違点について説明する。
図19は、第3方向から視た、実施形態2の現像カートリッジ1の平面図である。
第1カム62の第1傾斜面621は、斜面621Aと、斜面621Bとを有する。斜面621Aと、斜面621Bとは、第1方向に並ぶ。斜面621Aは、第1方向において、斜面621Bより、第2カム63から遠い位置に配置される。また、斜面621Aは、第1方向に対して、斜面621Bよりも急斜面である。詳しくは、斜面621Aは、第1方向に対して鋭角に傾斜している。また、斜面621Bも、第1方向に対して鋭角に傾斜している。そして、第1方向に対する斜面621Aの傾斜角は、第1方向に対する斜面621Bの傾斜角よりも大きい。第1方向に対する斜面621Aの角度は、43度以上、47度以下である。より好ましくは、第1方向に対する斜面621Aの角度は、45度である。また、第1方向に対する斜面621Bの角度は、12度以上、17度以下である。好ましくは、第1方向に対する斜面621Bの角度は、14度以上、15度以下である。より好ましくは、斜面621Bの角度は、14度または15度である。斜面621Aは、本開示の「第1斜面」の一例である。斜面621Bは、本開示の「第2斜面」の一例である。なお、例えば、斜面621Aにおける第1方向の長さと、斜面621Aにおけるシャフト61の径方向(言い換えれば、第2方向)における長さとの比は、1:1である。また、例えば、斜面621Bにおける第1方向の長さと、斜面621Bにおけるシャフト61の径方向(言い換えれば、第2方向)における長さとの比は、4:1である。
第2カム63の第2傾斜面631は、斜面631Aと、斜面631Bとを有する。斜面631Aと、斜面631Bとは、第1方向に並ぶ。斜面631Aは、第1方向において、斜面631Bより、第1カム62に近い位置に配置される。また、斜面631Aは、第1方向に対して、斜面631Bよりも急斜面である。詳しくは、斜面631Aは、第1方向に対して鋭角に傾斜している。また、斜面631Bも、第1方向に対して鋭角に傾斜している。そして、第1方向に対する斜面631Aの傾斜角は、第1方向に対する斜面631Bの傾斜角よりも大きい。第1方向に対する斜面631Aの角度は、43度以上、47度以下である。より好ましくは、第1方向に対する斜面631Aの角度は、45度である。また、第1方向に対する斜面631Bの角度は、12度以上、17度以下である。好ましくは、第1方向に対する斜面631Bの角度は、14度以上、15度以下である。より好ましくは、斜面631Bの角度は、14度または15度である。斜面631Aは、本開示の「第3斜面」の一例である。斜面631Bは、本開示の「第4斜面」の一例である。なお、例えば、斜面631Aにおける第1方向の長さと、斜面631Aにおけるシャフト61の径方向(言い換えれば、第2方向)における長さとの比は、1:1である。また、例えば、斜面631Bにおける第1方向の長さと、斜面631Bにおけるシャフト61の径方向(言い換えれば、第2方向)における長さとの比は、4:1である。
好ましくは、斜面621Aおよび斜面631Aは、第1方向に対して同じ角度で傾斜している。また、好ましくは、斜面621Bおよび斜面631Bは、第1方向に対して同じ角度で傾斜している。
<2.1.離間部材60による離間動作について>
次に、画像形成装置100における接触状態と離間状態との切り替え時の動きについて、説明する。
図20は、離間部材60による離間動作を説明するための図である。なお、図20(A)は、現像ローラ30と、感光体ドラム21とが接触した状態を示し、図20(B)は、現像ローラ30と、感光体ドラム21とが離間した状態を示す。
現像カートリッジ1の現像ローラ30と、感光体ドラム21とが接触する接触状態では、図20(A)に示すように、第1傾斜面621の斜面621Aは、第1受け面22と接触する。また、第2傾斜面631の斜面631Aは、第2受け面23と接触する。詳しくは、現像カートリッジ1がドロワ2に装着されたときには、第1傾斜面621と、第1受け面22とは非接触であり、第2傾斜面631と、第2受け面23とは非接触である。現像カートリッジ1が、第1方向に、一定量移動することで、第1傾斜面621と、第1受け面22とが接触し、第2傾斜面631と、第2受け面23とは接触する。なお、現像カートリッジ1がドロワ2に装着されたときに、第1傾斜面621と、第1受け面22とは接触してもよい。また、現像カートリッジ1がドロワ2に装着されたときに、第2傾斜面631と、第2受け面23とは接触してもよい。
第2カム63が押圧部材104により第1方向に押圧されると、シャフト61、第1カム62および第2カム63は、筐体10および現像ローラ30に対して、第1方向に移動する。このとき、第1傾斜面621の斜面621Aは、第1受け面22と接触しつつ、第1方向に移動する。また、第2傾斜面631の斜面631Aは、第2受け面23と接触しつつ、第1方向に移動する。これにより、第1傾斜面621は、図20(B)に示すように、第2方向において、第1受け面22から離れる方向にも移動する。また、第2傾斜面631も、図20(B)に示すように、第2方向において、第2受け面23から離れる方向にも移動する。そして、現像ローラ30は、第2方向において、感光体ドラム21から離れる(図18参照)。
シャフト61がさらに第1方向に移動すると、第1傾斜面621の斜面621Bが第1受け面22と接触しつつ、第1方向に移動する。また、第2傾斜面631の斜面631Bが第2受け面23と接触しつつ、第1方向に移動する。
第1方向の移動時において、最初に第1受け面22に当たる、第1傾斜面621の斜面621Aは、斜面621Bよりも急斜面である。また、第1方向の移動時において、最初に第2受け面23に当たる、第2傾斜面631の斜面631Aは、斜面631Bよりも急斜面である。このため、離間部材60の第1方向への移動当初において、離間部材60の第2方向への移動量を大きくすることができる。これにより、第1方向における離間部材60の少ない移動量で、現像ローラ30を感光体ドラム21から離間させることができる。
また、第1方向に対する傾斜角が、斜面621Aより緩やかな斜面621Bが、第1受け面22に接触し、斜面631Aより緩やかな斜面631Bが、第2受け面23に接触することで、離間部材60は、第2方向への移動が抑えられつつ、第1方向へ移動する。これにより、押圧部材104の駆動負荷を軽減できる。
シャフト61、第1カム62および第2カム63が第2位置から第1位置へ移動すると、上述と逆の作用により、第1カム62の第1傾斜面621は、第2方向において、第1受け面22に近づく方向に移動する。また、第2カム63の第2傾斜面631は、第2方向において、第2受け面23に近づく方向に移動する。これに伴い、筐体10および現像ローラ30は、第2方向に移動し、現像ローラ30は、第2方向において、感光体ドラム21に近づく。そして、画像形成装置100は、接触状態となる。
以上のように、第1方向における駆動力に従って、シャフト61が、筐体10および現像ローラ30に対して第1方向に移動する。シャフト61の第1方向への移動に伴って、第1傾斜面621が、第1受け面22と接触した場合に、第1傾斜面621が、第1受け面22に沿って、第2方向に移動する。第1傾斜面621の第2方向への移動に伴って、筐体10と現像ローラ30も第2方向へ移動する。これにより、両側の駆動力が必要なく、第1方向における駆動力によって、現像カートリッジ1を第2方向へ移動させることができる。また、現像カートリッジ1が、第1傾斜面621およびシャフト61を備えることで、ドラムカートリッジがシャフトを備えた場合と比較すると、ドラムカートリッジに対して、現像カートリッジ1を着脱する際に、シャフト61が、現像カートリッジ1の着脱を妨げることを防ぐことができる。
また、シャフト61を第1方向に移動させる際、シャフト61の第1方向における両側に駆動力を付与する必要がなく、シャフト61の第1方向の一方側から駆動力を付与すれば、現像カートリッジを移動させることができる。
さらに、画像形成装置100は、第1方向において、現像カートリッジ1およびドロワ2の一方側に、現像ローラ30および感光体ドラム21などを回転駆動する駆動源を有する。この駆動源の近傍に、押圧部材104を第1方向に移動させる駆動源である駆動部103を、配置できる。つまり、画像形成装置100が備える駆動源を、現像カートリッジ1およびドロワ2の一方向に集約できるため、画像形成装置100の小型化を実現することができる。また、ドロワ2の第1方向における両側に、現像カートリッジを移動させるための部品を設ける必要がなく、ドロワ2の簡素化または小型化を行うことができる。
<3.実施形態3>
<3−1.現像カートリッジについて>
実施形態3の現像カートリッジ1は、筐体10および離間部材60の形状が、上記の実施形態1,2と相違する。以下では、主として実施形態1,2との相違点のみを説明し、実施形態1,2と同等の部分については、重複説明を省略する。
図21は、実施形態3の現像カートリッジ1の斜視図である。図22は、実施形態3の現像カートリッジ1の部分分解斜視図である。図21および図22に示すように、本実施形態の現像カートリッジ1の筐体10は、第1カバー45と第2カバー46とを有する。第1カバー45は、第1方向における筐体10の一端に位置する。ICチップ51は、第1カバー45に保持される。第2カバー46は、第1方向における筐体10の他端に位置する。ギア部40の複数のギアは、第2カバー46に覆われる。
また、この実施形態3の現像カートリッジ1も、離間部材60を有する。離間部材60は、画像形成装置100を接触状態または離間状態に切り替えるための部材である。離間部材60は、現像カートリッジ1の蓋10Bに設けられる。離間部材60は、第1方向において、筐体10および現像ローラ30に対して移動可能である。また、離間部材60は、第2方向において、筐体10および現像ローラ30とともに移動可能である。
図21および図22に記載のように、離間部材60は、シャフト61、第1カム62、第2カム63、およびコイルばね64を有する。シャフト61については、実施形態1,2と同等であるため、重複説明を省略する。
第1カム62は、第1方向におけるシャフト61の一端に位置する。図23は、第1カム62の斜視図である。図23に示すように、第1カム62は、第1傾斜面621を有する。第1傾斜面621は、第1方向に延びるシャフト61に対して傾斜する。第1傾斜面621は、シャフト61の周面の一部分のみに位置する。すなわち、第1傾斜面621は、シャフト61の軸(第2軸)を中心とする全周ではなく、周方向の一部分のみに設けられている。これにより、第1カム62の第1傾斜面621以外の部分の突出を抑えることができる。具体的には、第1カム62の裏面(蓋10Bまたは第1カバー45と向かい合う面)を、平坦面とすることができる。その結果、ICチップ51を保持する第1カバー45を配置するためのスペースを、より広く確保できる。
第2カム63は、第1方向におけるシャフト61の他端に位置する。図24は、第2カム63の斜視図である。図24に示すように、第2カム63は、第2傾斜面631を有する。第2傾斜面631は、第1方向に延びるシャフト61に対して傾斜する。第2傾斜面631は、シャフト61の周面の一部分のみに位置する。すなわち、第2傾斜面631は、シャフト61の軸(第2軸)を中心とする全周ではなく、周方向の一部分のみに設けられている。これにより、第2カム63の第2傾斜面631以外の部分の突出を抑えることができる。具体的には、第2カム63の裏面(蓋10Bまたは第2カバー46と向かい合う面)を、平坦面とすることができる。その結果、複数のギアを収容する第2カバー46を配置するためのスペースを、より広く確保できる。
また、本実施形態の第2カム63は、第1突起632および第2突起633を備える。
第1突起632は、シャフト61の軸(第2軸)から径方向外側かつ現像ローラ30へ向けて、第3方向に延びる。第1突起632は、第2傾斜面631よりも、現像ローラ30の近くに位置する。ただし、第1突起632が延びる向きは、他の向きであってもよい。第1突起632は、第2傾斜面631とともに、筐体10に対して第1方向に移動可能である。
第1突起632は、位置決め面632aを有する。位置決め面632aは、第1突起632の表面のうち、第1方向を向く面である。図25は、ドロワ2に現像カートリッジ1が装着された状態における、第2カム63付近の断面図である。図25に示すように、ドロワ2に現像カートリッジ1が装着されると、位置決め面632aは、ドロワ2の第2サイドフレーム202の内表面と第1方向に接触する。また、位置決め面632aがサイドフレーム202に接触することによって、コイルばね64は、ドロワ2に現像カートリッジ1が装着される前よりも、第1方向に僅かに収縮する。このように、第2カム63は、サイドフレーム202に位置決め面632を接触させることによって、ドロワ2に対して第1方向に位置決めされる。また、これにより、シャフト61および第1カム61も、ドロワ2に対して第1方向に位置決めされる。その結果、ドロワ2に対して第1傾斜面621および第2傾斜面631を、第1方向に精度よく位置決めできる。すなわち、第1傾斜面621および第2傾斜面631の第1方向の位置のばらつきを、抑えることができる。
第2突起633は、シャフト61の軸(第2軸)から径方向外側かつ現像ローラ30から離れる方向に延びる。第2突起633は、第2傾斜面631よりも、現像ローラ30から離れて位置する。すなわち、第2突起633は、第2傾斜面631に対して、第1突起632と反対側に位置する。ただし、第2突起633が延びる向きは、他の向きであってもよい。第2突起633は、第2傾斜面631および第1突起632とともに、筐体10に対して第1方向に移動可能である。また、第2突起633は、第2傾斜面631および第2突起632に対して、相対回転不能である。
第2突起633の先端は、第2カバー46に挿入される。第2カム63が第2軸について回転しようとすると、第2突起633の先端が、第2カバー46の内表面に接触する。これにより、第2カム63の第2軸についての回転が止まる。また、シャフト61および第1カム62の第2軸についての回転も止まる。このように、シャフト61、第1カム62、および第2カム63の第2軸についての回転が、第2突起633により抑制される。したがって、第1傾斜面621および第2傾斜面631が、シャフト61の周面の一部のみであるにもかかわらず、第1傾斜面621および第2傾斜面631を、ドロワ1のフレーム200に安定して接触させることができる。
<3−2.ドロワについて>
実施形態3のドロワ2は、第1受け面22に代えて第1ガイドローラ24を備え、第2受け面23に代えて第2ガイドローラ25を備える点が、上記の実施形態1,2と相違する。以下では、主として実施形態1,2との相違点のみを説明し、実施形態1,2と同等の部分については、重複説明を省略する。
図26は、実施形態3のドロワ2に現像カートリッジ1が装着された状態を、第3方向から視た平面図である。図26に示すように、ドロワ2のフレーム200は、第1サイドフレーム201と第2サイドフレーム202とを有する。ドロワ2に現像カートリッジ1が装着された状態において、現像カートリッジ1の第1外表面11は、第1サイドフレーム201と第1方向に向かい合う。ドロワ2に現像カートリッジ1が装着された状態において、現像カートリッジ1の第2外表面12は、第2サイドフレーム202と第1方向に向かい合う。
図26中の拡大図において破線で示したように、第1サイドフレーム201は、第1ガイドローラ24を有する。すなわち、第1ガイドローラ24は、第1方向におけるフレーム200の一端部に位置する。より具体的には、第1ガイドローラ24は、第1サイドフレーム201の、第2サイドフレーム202と向かい合う面のうち、スロット2Aに装着された現像カートリッジ1の第1カム62と、第2方向において向かい合う位置に配置される。
図27は、第1ガイドローラ24および第1ガイドローラ24を保持する軸受部26の分解斜視図である。図27に示すように、第1ガイドローラ24は、第3方向に延びる円筒状の外周面240を有する。また、第1ガイドローラ24の第3方向の両端部は、軸受部26に、回転可能に保持される。したがって、第1ガイドローラ24は、第3方向に延びる中心軸について回転可能である。
図26中の拡大図において破線で示したように、第2サイドフレーム202は、第2ガイドローラ25を有する。すなわち、第2ガイドローラ25は、第1方向におけるフレーム200の他端部に位置する。より具体的には、第2ガイドローラ25は、第2サイドフレーム202の、第1サイドフレーム201と向かい合う面のうち、スロット2Aに装着された現像カートリッジ1の第2カム63と、第2方向において向かい合う位置に配置される。
図28は、第2ガイドローラ25および第2ガイドローラ25を保持する軸受部27の分解斜視図である。図28に示すように、第2ガイドローラ25は、第3方向に延びる円筒状の外周面250を有する。また、第1ガイドローラ24の第3方向の両端部は、軸受部27に、回転可能に保持される。したがって、第2ガイドローラ25は、第3方向に延びる中心軸について回転可能である。
第2カム63が第1方向に押圧されて、離間部材60が第2カム63から第1カム62へ向かう方向に移動すると、第1カム62の第1傾斜面621は、第1ガイドローラ24に接触する。また、第2カム63の第2傾斜面631は、第2ガイドローラ25に接触する。そして、第1カム62は、第1方向に移動しつつ、第1ガイドローラ24にガイドされることによって、第2方向にも移動する。同様に、第2カム64も、第1方向に移動しつつ、第2ガイドローラ25にガイドされることによって、第2方向にも移動する。
このとき、第1ガイドローラ24は、第1傾斜面621と接触しつつ、第3方向に延びる中心軸について回転しながら、第1傾斜面621をガイドする。また、第2ガイドローラ25は、第2傾斜面631と接触しつつ、第3方向に延びる中心軸について回転しながら、第2傾斜面631をガイドする。これにより、離間部材60とフレーム200との間の摩擦抵抗が低減される。その結果、フレーム200に対して離間部材60を、より滑らかに移動させることができる。
第1ガイドローラ24および第2ガイドローラ25は、金属製であることが好ましい。第1ガイドローラ24および第2ガイドローラ25を金属製とすれば、樹脂製の場合よりも、第1ガイドローラ24および第2ガイドローラ25の摩擦による損耗を低減できる。したがって、第1ガイドローラ24および第2ガイドローラ25により、離間部材60をより精度よくガイドできる。
<4.変形例>
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は、上記の実施形態に限定されるものではない。
上記の実施形態では、離間部材60は、第1カム62と、第2カム63とを有している。しかしながら、離間部材60は、第1カム62および第2カム63の少なくとも一方を有していればよい。また、離間部材60は、第1傾斜面621および第2傾斜面631の少なくとも一方を有していればよい。また、例えば、第1カム62および第2カム63を設けずに、シャフト61を加工して、シャフト61の端部の周面を第1方向に傾斜させて、第1傾斜面621および第2傾斜面631を構成するようにしてもよい。
上記の実施形態では、弾性部材の一例として、コイルばね64を挙げて説明したが、これに限定されない。弾性部材は、板バネ、ねじりバネ、ゴム、スポンジなど、弾性力を有する部材であればよい。
また、上記の実施形態および変形例に登場した各要素を、矛盾が生じない範囲で、適宜に組み合わせてもよい。
1 :現像カートリッジ
2 :ドロワ
2A :スロット
10 :筐体
10A :容器
10B :蓋
10B1 :孔
10C :開口部
11 :第1外表面
12 :第2外表面
20 :アジテータ
21 :感光体ドラム
22 :第1受け面
23 :第2受け面
30 :現像ローラ
31 :現像ローラ本体
32 :現像ローラシャフト
33 :現像電極
40 :ギア部
41 :カップリング
45 :カバー
51 :ICチップ
60 :離間部材
61 :シャフト
62 :第1カム
63 :第2カム
64 :コイルばね
65 :ワッシャ
66 :カバー
100 :画像形成装置
101 :本体フレーム
102 :制御部
103 :駆動部
104 :押圧部材
200 :フレーム
201 :第1サイドフレーム
201A :第1凹部
202 :第2サイドフレーム
202A :第2凹部
202B :貫通孔
411 :締結穴
621 :第1傾斜面
631 :第2傾斜面

Claims (13)

  1. 軸方向に延びるドラム軸について回転可能な感光体ドラムと、
    現像ローラを有する現像カートリッジが装着可能なフレームであって、前記現像ローラの表面が、前記感光体ドラムの表面に向かい合う状態で、前記現像カートリッジが装着されるフレームと、
    を備え、
    前記フレームは、
    装着された前記現像カートリッジが、前記軸方向に対して移動すると、前記現像ローラを、前記感光体ドラムの表面から離間する離間方向に移動させ、
    前記フレームは、
    前記軸方向へ前記現像カートリッジをガイド可能な第1ガイドローラであって、前記現像カートリッジが前記フレームに対して前記軸方向に移動する場合、前記現像カートリッジを、前記フレームに対して、前記離間方向に移動させる第1ガイドローラ
    を有する、ことを特徴とするドロワ。
  2. 請求項1に記載のドロワであって、
    前記フレームは、
    装着された前記現像カートリッジの一部が、前記軸方向に対して移動すると、前記現像カートリッジを、前記感光体ドラムの表面から離間する方向に移動させる、
    ことを特徴とするドロワ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のドロワであって、
    前記第1ガイドローラは、前記現像カートリッジの一部と接触しつつ回転することにより、前記現像カートリッジを、前記フレームに対して前記離間方向にガイドすることを特徴とするドロワ。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のドロワであって、
    前記第1ガイドローラは金属製である、
    ことを特徴とするドロワ。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のドロワであって、
    前記第1ガイドローラは、前記軸方向における前記フレームの一端部に位置している、
    ことを特徴とするドロワ。
  6. 請求項5に記載のドロワであって、
    前記フレームは、
    前記軸方向におけるフレームの他端部に位置し、前記軸方向へ前記現像カートリッジをガイド可能な第2ガイドローラであって、前記現像カートリッジが前記フレームに対して前記軸方向に移動する場合、前記現像カートリッジを、前記フレームに対して、前記離間方向に移動させる第2ガイドローラ
    をさらに有することを特徴とするドロワ。
  7. 請求項6に記載のドロワであって、
    前記第2ガイドローラは、前記現像カートリッジの一部と接触しつつ回転することにより、前記現像カートリッジを、前記フレームに対して前記離間方向にガイドすることを特徴とするドロワ。
  8. 請求項6または請求項7に記載のドロワであって、
    前記第2ガイドローラは金属製である、
    ことを特徴とするドロワ。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のドロワであって、
    前記フレームは、
    第1サイドフレームと、
    前記軸方向において、前記第1サイドフレームから離れて位置する第2サイドフレームと、
    を有し、
    前記第1サイドフレームと前記第2サイドフレームとの間に、前記現像カートリッジが装着され、
    前記第2サイドフレームは、
    前記軸方向に貫通し、前記現像カートリッジの一部を外部に露出させる孔、
    を有し、
    前記現像カートリッジは、
    前記孔を介して、前記軸方向の押圧力を受け、前記押圧力を受けると、フレームに対して、前記離間方向に移動する、
    ことを特徴とするドロワ。
  10. 請求項9に記載のドロワであって、
    前記孔は、前記現像カートリッジの挿入方向において、前記感光体ドラムから離れる方向に向けて開いた凹部である、
    ことを特徴とするドロワ。
  11. 請求項1から請求項10のいずれか1項に記載のドロワであって、
    前記ドロワは、複数の前記感光体ドラムを備え、
    前記フレームは、前記複数の感光体ドラムそれぞれに対して、前記現像カートリッジを装着可能である、
    ことを特徴とするドロワ。
  12. 請求項1から請求項11のいずれか1項に記載のドロワであって、
    前記現像ローラの表面と、前記感光体ドラムの表面とが接触した状態で、前記フレームに前記現像カートリッジが装着される、
    ことを特徴とする、ドロワ。
  13. 請求項12に記載のドロワであって、
    前記フレームは、
    前記現像ローラの表面と、前記感光体ドラムの表面とが接触した状態で、前記現像カートリッジが前記軸方向に移動すると、前記現像ローラを前記離間方向に移動させる、
    ことを特徴とする、ドロワ。
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