JP2020056186A - 可動間仕切壁パネルの固定装置及び可動間仕切壁 - Google Patents
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Abstract
Description
また、第1案内部は、ロッド部材の移動方向をガイドするための部材であり、溝、孔等、その形態に制限はない。
また、横方向とは、水平方向のみではなく、斜め方向等をも含むものである(以下も同様である)。また、第1スライド部材は、端部が出没自在となるように、所定形状の筐体内に収納される構成とすることが実装をする上では好適である。
図1に示すように、本可動間仕切壁Hは、建物の一室における天井部W1において、所定態様で設置されているガイドレールGと、戸車ユニット3を備え、ガイドレールGにスライド可動に吊り下げられた複数枚の矩形形状の可動間仕切壁パネルPを備えており、各可動間仕切壁パネルPにおける下側隅角部の2箇所に本固定装置Kが設けられている(図1)。
なお、ガイドレールG及び可動間仕切壁パネルPは、公知の部材及び建具を用いることができる。
本固定装置Kは、動作制御部10と押圧部50を主要部としている。2つの本固定装置Kの動作制御部10は、門型形状(断面視)の架台部6の両端部に載置されており、当該架台部材6の内部側に、押圧部50が内装されている。動作制御部50の後記ロッド部33の先端は、架台部材6の開口部(図示せず)に挿通され、押圧部50に取り付けられている(図2,図7〜図9)。
動作制御部10は、押圧部50の動作開始及び動作解除を操作するための役割を奏しており、第1スライド部材11、第2スライド部材21、ストッパ部材22、ロッド部材31及び各スライド部材11,21を収納するための筐体41を主要部としている(図3,図4)。
筐体41は、扁平な中空の直方体であり、可動間仕切壁パネルPに取り付ける場合において、隣接する可動間仕切壁パネルP又は壁面W2と接する側の端面(以下、「当接側端面」という。)には、開口部が形成されている。また、一方の扁平側面は、カバー43で塞がれている。なお、符号44は、当該カバー43を固定するためのネジである。
なお、筐体41には、上面のロッド挿入孔と連通するロッド挿入部41cが突設されている。
第2スライド部材21は、第1スライド部材11より短く形成されている中空の直方体であり、当接側端面と対向する側(以下、「内側」という。)には、付勢バネ24を捲装するための突出部21dが突設されている。また、第2スライド部材21における上下の対向する面には、縦長の略凸状である長孔21a(下側の長孔は図示せず)が形成されるとともに、対向する各扁平面には、水平方向に略弓形形状である第2案内孔21bが形成されている。第2案内孔21bの下部曲線(平面視)は、内側から当接側端面の側に向かい下方に傾斜するように形成されており、その終端部(先端部)には係合ピン23(第2突出体)を係合させるための係合部21cが形成されている。
このストッパ部材22は、第2スライド部材21の上下の長孔21a内において、ロッド部材31に対して当接側端面の側に挿通され、当該ロッド部材31と並んで設けられている。また、上記ストッパ部材22は、第1スライド部材11の上面のストッパ部材係合孔11aに挿脱自在に挿通されている。そして、ストッパ部材22の係合ピン23が第2案内孔21bの係合部21cに係合した場合には、ストッパ部材22の下端部が第1スライド部材11の上面のストッパ部材係合孔11aに挿入されることにより、第2スライド部材21及び第1スライド部材11の移動を規制することができるように構成されている。
第1スライド部材11は、第2スライド部材21と比較して高さ寸法が大きい中空の直方体である。上下の対向する面には、長孔11b(下側の長孔は図示せず)が形成されるとともに、上面の長孔11bの当接面側には、ストッパ部材22の先端部を嵌挿するためのストッパ部材係合孔11a(丸孔)が設けられている。
ロッド部材31は、上端のバネ係止部32、ロッド部33、案内ピン34(第1突出体)、押圧体取付部35とから形成されている。ロッド部材31は、筐体41のロッド挿入部41c、第2スライド部材21の長孔21a、区画板42の第2長孔42b、第1スライド部材11の上下面の長孔11bに挿入され、押圧体取付部35が後記押圧体51に取り付けられている。
なお、符号37は、バネ係止部32の固定用ネジである。
押圧部50は、直方体形状の押圧体51(押圧部材)と、当該押圧体51を内部に収容する直方体である中空箱型のベース52を主要部としている(図5,図6)。
続いて、本固定装置K及び本可動間仕切壁Hの使用方法について説明する。
なお、以下の説明において、既に、本固定装置Kが取り付けられた上記本可動間仕切壁Hが、ガイドレールGに取り付けられているものとする。
まず、本可動間仕切壁Hを設置し、間仕切りを行う場合には、一枚目の可動間仕切壁パネルPのスライド移動を開始する。
可動間仕切壁パネルPが壁面W2に接するまでは、本固定装置の第1スライド部材11及び第2スライド部材21は、筐体41の当接側端面から突出した状態となっており、押圧部50は、可動間仕切壁パネルPの下方に収納されている(図7)。
一方、可動間仕切壁パネルPを収納する場合には、第2スライド部材21及び第1スライド部材11の移動を規制しているストッパ部材22の係合ピン23を上方に持ち上げ、係止状態を解除する。そして、可動間仕切壁パネルPをわずかに移動させ、第2スライド部材21を当接側端面から突出させる。すると、第2スライド部材21に付勢バネ24の付勢力が作用し、第2スライド部材21及び第1スライド部材11が当接側端面から突出する。その際、ロッド部材31の案内ピン34は、傾斜案内孔11cの接続部11eに案内されて、当接側端面と反対向きである斜め上方に移動する。当該動作に追従し、ロッド部材31は、上方に移動して、筐体41内部に収納され、固定状態が解除される。
本固定装置Kは、案内ピン34が設けられているロッド部材31と、その先端に設けられている押圧体51と、第1スライド部材11を備えている。そして、案内ピン34は、第1スライド部材11の傾斜案内孔11cに移動自在に嵌挿されており、かつ、ロッド部材31が上下方向に移動自在となるように構成されている。そのため、第1スライド部材11の上下方向への移動に対応して、ロッド部材31が昇降動作し、押圧体51を床面W3に圧接させることにより、特別な操作を行うことなく、強固かつ安定的に可動間仕切壁パネルPを固定することが可能となる。
また、支持部材は、押圧部材の設置面間である可動間仕切壁パネルの下面又は上面に設けられ、床面又は天井部と面的に当接することができる形状に形成されているものであれば、その構造等に制限はない。
P 可動間仕切壁パネル
K 固定装置
W1 天井部
7 支持部材
10 動作制御部
11 第1スライド部材
11c 傾斜案内孔(第1案内部)
11d 先端部
11e 接続部
21 第2スライド部材
21b 第2案内孔
21c 係合部
22 ストッパ部材
23 係合ピン(第2突出体)
31 ロッド部材
33 ロッド部
34 案内ピン(第1突出体)
41 筐体
42 区画板
50 押圧部
51 押圧体(押圧部材)
52 ベース
Claims (5)
- 所定位置に第1突出体を有するロッド部材と、前記ロッド部材の先端に設けられている押圧部材と、
横方向に移動自在であり、第1案内部が形成されている第1スライド部材と、
前記第1スライド部材の移動を規制する規制手段を備え、
前記ロッド部材の前記第1突出体は、前記第1スライド部材の前記第1案内部に、移動自在に挿通されており、かつ、前記ロッド部材は、前記第1案内部に沿って、上下方向に移動自在となるように構成されているとともに、
前記規制手段は、所定位置において、前記第1突出体を移動不能の状態に保持することが可能となるように構成されていること、を特徴とする可動間仕切壁パネルの固定装置。 - 前記規制手段は、
横方向に移動自在であり、第2案内部が形成されている第2スライド部材と、
所定位置に第2突出体を有し、前記第1スライド部材の移動を規制するストッパ部材と、を備え、
前記ストッパ部材の前記第2突出体は、前記第2案内部に、移動自在に挿通されており、
前記第2案内部の端部には、前記第2突出体を係合させるための係合部が形成されていること、を特徴とする請求項1に記載の可動間仕切壁パネルの固定装置。 - 前記第1案内部は、傾斜部として形成されており、その先端部の傾斜角度は、接続部の傾斜角度と比較して小さく形成されていること、を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の可動間仕切壁パネルの固定装置。
- 天井部又は壁面部において、スライド可動に吊り下げられた1枚以上の矩形形状の可動間仕切壁パネルを備える可動間仕切壁において、
前記少なくとも1枚の可動間仕切壁パネルにおける、少なくとも一方の下縁隅角部近傍又は上縁隅角部近傍に、端面から第1スライド部材の先端が突出する向きに、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の可動間仕切壁パネルの固定装置が設けられていること、を特徴とする可動間仕切壁。 - 天井部又は壁面部において、スライド可動に吊り下げられた1枚以上の矩形形状の可動間仕切壁パネルを備える可動間仕切壁において、
前記少なくとも1枚の可動間仕切壁パネルにおける、左右の下縁隅角部近傍又は左右の上縁隅角部近傍に、各々の端面から突出する向きに、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の可動間仕切壁パネルの固定装置が設けられており、
前記左右の可動間仕切壁パネルの固定装置における、前記各押圧部材の設置面間に架設されている支持部材を備えていること、を特徴とする可動間仕切壁。
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