JP6124732B2 - コーナー用吊戸棚 - Google Patents

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Description

本発明は、台所などの壁面に設置される吊戸棚に関し、特に、互い直交する2つの壁面で構成される入隅部に設置されるコーナー用吊戸棚に関する。
台所などの壁面に固設されている吊戸棚は、収納容量は大きいが、高い位置に設置されているために、吊戸棚の奥側から収納物を取り出し難く、吊戸棚の奥側に物を収納し難い。特に、部屋の2つの互いに直交する壁面に対峙させて設置されるコーナー専用の吊戸棚は、当該2つの壁面で構成される入隅部の二等分線に沿った奥行きが長く、しかも、開口部が構造的に制限されて狭小であるために、収納物の出し入れがしづらい。
特許文献1には、入隅部に設置されるコーナー専用の吊戸棚において、上記問題点を解決した一例として、奥側を上下移動可能な昇降棚120とし、手前側を上下移動しない固定棚130としたコーナー用吊戸棚100が開示されている(図9参照)。当該コーナー用吊戸棚100では、昇降棚120の収納物を載置する複数の載置板125の形状は、直角三角形状であり、固定棚130の収納物を載置する複数の載置板131の形状は、直角を有しない台形状である。また、昇降棚120及び固定棚130の奥行方向は、共に入隅部の二等分線に沿った方向となっている。
上記コーナー用吊戸棚100は、収納物を出し入れし難い吊戸棚の奥側を昇降棚120としているため、昇降棚120を上下移動させることで吊戸棚の奥側から収納物を取り出し易く、奥側へ物を収納し易い。
特開2010−279411号公報
しかし、上記コーナー用吊戸棚100では、複数の第1載置板125及び複数の第2載置板131の下方へ投影した平面視の形状は、それぞれ上記と同じ直角三角形状及び直角を有しない台形状であり、これらの投影範囲内には鋭角状の角部125a,131aが平面視で合計4カ所も存在する。このため、昇降棚120及び固定棚130の収納空間の角の領域に、収納物で占有することができないデッドスペースが生じ易く、収納のスペース効率が悪かった。
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、収納のスペース効率が向上するコーナー用吊戸棚を提供することを目的とする。
本発明は、互いに直交する2つの壁面で構成される入隅部に設置されるコーナー用吊戸棚であって、前記壁面に対して上下移動可能な昇降棚と、前記壁面に対して上下移動しない固定棚と、を備えており、前記昇降棚と前記固定棚とは同じ高さに近接して配置され、前記昇降棚は、収納物を載置する第1載置板を備えており、前記第1載置板を下方へ投影した形状は平面視長方形状であり、前記固定棚は、収納物を載置する第2載置板を備えており、前記第2載置板を下方へ投影した形状は平面視直角の角部と直角でない角部とを有する台形状であることを特徴とする。
ここで、前記壁面には、部屋の隅を構成する壁面のみならず、部屋の途中に設置される垂壁の壁面が含まれる。また、前記長方形状には、長方形のみならず、長方形の角を丸めた形、角を直線的に切り取った形等が含まれ、前記台形状には、台形のみならず、台形の角を丸めた形、角を直線的に切り取った形等が含まれるものとする。
本発明によれば、昇降棚の第1載置板を下方へ投影した形状が平面視長方形状であり、固定棚の第2載置板を下方へ投影した形状が平面視直角の角部と直角でない角部とを有する台形状であるため、当該第1載置板と第2載置板の投影範囲内には鋭角状の角部が平面視で1カ所しか存在しない。一方、特許文献1に記載のコーナー用吊戸棚の場合、上述のように、第1載置板と第2載置板の投影範囲内に鋭角状の角部が平面視で合計4カ所も存在する。このため、本発明のコーナー用吊戸棚は、特許文献1に記載のものに比べて、収納空間の角の領域に、収納物で占有することができないデッドスペースが生じ難い。したがって、本発明のコーナー用戸棚は、特許文献1に記載のものに比べて、収納のスペース効率が向上する。
本発明のコーナー用吊戸棚において、前記固定棚の奥行方向は一方の前記壁面に沿った方向であり、前記昇降棚の奥行方向は他方の前記壁面に沿った方向であることが好ましい。この場合、固定棚にアクセスする方向と昇降棚にアクセスする方向とが異なり、異なる方向から吊戸棚にアクセスできるので、使い勝手が良い。
また、本発明のコーナー用吊戸棚において、前記昇降棚の奥行方向は、前記長方形状の短手方向であることが好ましい。この場合、昇降棚に収納物を出し入れし易い。
また、本発明のコーナー用吊戸棚において、前記昇降棚を昇降自在に収容する昇降棚収容筐体を更に備えており、前記昇降棚収容筐体は、一方の前記壁面に面同士を向き合わせて固定される第1背面板と、前記第1背面板と対向する第1固定板と、を有しており、前記固定棚は、前記第1固定板に面同士を水平方向に向き合わせて固定される第2固定板を有していることが好ましい。この場合、コーナー用吊戸棚における利用者にとっての奥側を昇降棚とし、手前側を固定棚とすることができる。
また、本発明のコーナー用吊戸棚において、前記昇降棚収容筐体は、前記第1固定板が前記第1背面板の端部のみと対向していることが好ましい。この場合、第1背面板に面する側方から第1背面板を第1壁面に対して固定することができるので、第1固定板が第1背面板の全面と対向しているものに比べて、昇降棚収容筐体を第1壁面に容易に取り付けることができる。
また、本発明のコーナー用吊戸棚において、前記昇降棚は、前記昇降棚収容筐体に着脱可能に固定されていることが好ましい。この場合、昇降棚収容筐体を壁面から取り外すことなく、昇降棚を昇降棚収容筐体から取り外してメンテナンスすることができる。また、コーナー吊戸棚の設置時に昇降棚収容筐体を壁面に固定してから、昇降棚収容筐体に昇降棚を取り付けることができるので、昇降棚収容筐体を壁面に固定し易い。
本発明によれば、収納のスペース効率が向上するコーナー用吊戸棚を提供することができる。
本発明の実施形態に係るコーナー用吊戸棚の上方から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係るコーナー用吊戸棚の分解斜視図である。 本発明の実施形態に係るコーナー用吊戸棚の下方から見た斜視図である。 昇降棚収容筐体を第1壁面に取り付ける方法の説明図である。 昇降棚を昇降棚収容筐体に仮設置する方法の説明図である。 昇降棚を昇降棚収容筐体に取り付ける方法の説明図である。 固定棚を第2壁面及び昇降棚収容筐体に取り付ける方法の説明図である。 本発明の実施形態に係るコーナー用吊戸棚の作用説明図である。 従来のコーナー用吊戸棚の斜視図である。
本発明の実施形態に係るコーナー用吊戸棚1の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。
図1は、上方から見たコーナー用吊戸棚1の斜視図であり、図2は、コーナー用吊戸棚1の分解斜視図であり、図3は、下方から見たコーナー用吊戸棚1の斜視図である。なお、図2では、扉40を省略している。
コーナー用吊戸棚1は、台所や厨房において互いに直交する第1壁面W1及び第2壁面W2で構成される入隅部Cに専ら設置されるものである。コーナー用吊戸棚1は、当該コーナー用吊戸棚1における利用者にとっての奥側に設置される昇降収納部2と、手前側に設置される固定収納部3と、を備えている。
昇降収納部2は、第1壁面W1及び第2壁面W2に対して上下方向に移動可能な昇降棚20と、第1壁面W1に対して固定されて、昇降棚20を昇降自在に収容する昇降棚収容筐体10と、を備えている。一方、固定収容部3は、第2壁面W2及び昇降棚収容筐体10に対して固定されて、第1壁面W1及び第2壁面W2に対して上下方向に移動しない固定棚30と、この固定棚30の開口部39に開閉自在に据付けられた扉40と、を備えている。
昇降棚20は、収納スペースを形成する本体部20Aと、この本体部20Aが昇降自在なように、昇降棚20を昇降棚収容筐体10に取り付けるための基板21と、本体部20Aの上下移動を操作するハンドル27と、本体部20Aを常にほぼ一定の力で上方へ付勢する付勢手段28と、を備えている。
本体部20Aは、収納物が載置される長方形状の下段棚板25及び上段棚板26(第1載置板)と、この下段棚板25及び上段棚板26の長手方向の両側に互いに対向させて配設された一対の側板22と、この側板22の上端部間を連結する支持バー24と、を備えている。下段棚板25及び上段棚板26は、同じ大きさであり、平面視したときに各端が揃うように配置されている。図示例では、下段棚板25及び上段棚板26の長手方向の寸法は、その短手方向の寸法の2倍以上に設定されている。下段棚板25は、一対の側板22の下端部間に配設され、上段棚板26は、一対の側板22間であって下段棚板25の直上に配設されている。
基板21は、長方形であり、下段棚板25及び上段棚板26の長手方向の寸法程度の横幅と、側板22の高さと同程度の高さを有している。
アームが各側板22の下端部から下方へ長く延出しており、ハンドル27は両アームの先端間において下段棚板25の長手方向に沿って棒状に延びている。更に、昇降棚20は、ハンドル27が操作されることで、所望の昇降位置に本体部20Aを安定して維持するストッパー機構(図示省略)を内蔵している。
付勢手段28は、巻取りドラム28aと、巻取りドラム28aに巻回されたベルト28bと、で構成されている。巻取りドラム28aは、基板21の一方の面(正面)の上端部に固定されており、常にベルト28bを巻き取る方向へ付勢している。ベルト28bの先端は支持バー24に固定されている。
なお、上述のハンドル27、ストッパー機構、及び巻取りドラム28aとベルト28bなどを含む昇降機構の詳細については、特開2007−244475号公報の明細書及び図面を参照することができる。
昇降棚収容筐体10は、直方体状であり、第1背面板11及び第2背面板13と第1側板14と固定板15(第1固定板)と第1天板12とを備えている。第1背面板11は、長方形で基板21よりやや大きい寸法を有し、第1壁面W1に対して面同士を対向させて固定される。第2背面板13は、第1背面板11の水平方向の一端部から当該第1背面11に対して垂直に延びており、第2壁面W2に対して面同士を対向させて接触する。
第1側板14は、第1背面板11の水平方向の他端部から当該第1背面11に対して垂直に延びており、第2背面板13と対向している。第2背面板13及び第1側板14は、下段棚板25及び上段棚板26の短手方向の寸法よりやや大きい横幅を有している。固定板15は、第2背面板13及び第1側板14の第1背面板11側とは反対側の上端部間及び下端部間を連結しており、その側面が第1背面板11の上端部及び下端部のみと対向している。このため、第1背面板11の側方には開口部19が形成されている。第1天板12は、下段棚板25及び上段棚板26よりやや大きい寸法を有しており、第1背面板11、第2背面板13、及び固定板15と端を揃えて水平に配設されている。
昇降棚収容筐体10は、第1背面板11が第1壁面W1に面同士を向き合わせて固定されることで、第1壁面W1に取り付けられている。昇降棚20は、基板21が第1背面板11に面同士を向き合わせて固定されることで、昇降棚収容筐体10に対して昇降自在に取り付けられている。
固定棚30は、側方に開口した箱体30Aに収納物を載置する棚板36(第2載置板)が設けられたものである。箱体30Aは、収納物を載置する底板31(第2載置板)と、第2天板32と第3背面板33と間仕切り板34(第2固定板)と第2側板35とを備えている。底板31及び第2天板32は、直角の角部31a,31bと直角でない角部31e,31fとを有する台形状であり、その互いに平行な端面31c,31dのうち、長い方の端面31dは、固定板15の横幅寸法と略同一である。また、互いに平行な端面31c,31d間の幅は、第2背面板13及び第1側板14の横幅と同程度である。
第3背面板33は、底板31の2つの直角な角部31a,31bを形成する端面から底板31に対して鉛直に延びている。間仕切り板34は、互いに平行な端面31c,31dのうち長い方の端面31dから鉛直に延びている。第2側板35は、互いに平行な端面31c,31dのうち短い方の端面31cから鉛直に延びている。第2天板32は、第3背面板33、間仕切り板34、及び第2側板35と端を揃えて水平に配設されている。
第2天板32、第3背面板33、間仕切り板34、及び第2側板35の第3背面板33と接続されている側とは反対側の端部は開口部39となっており、第2側板35の第3背面板33と接続されている側とは反対側の端部には、開口部39を閉塞する扉40が取り付けられている。棚板36は、長方形状であり、底板31と第2天板32の間に高さ調整が可能なように架設されており、平面視したときに底板31の投影範囲内に納まる。
固定棚30は、間仕切り板34が固定板15に面同士を水平方向に向き合わせて固定されることで、昇降棚収容筐体10に取り付けられている。また、固定棚30は、第3背面板33が第2壁面W2に面同士を向き合わせて固定されることで、第2壁面W2に対して取り付けられている。
上記構成により、昇降棚20の奥行方向は、下段棚板25及び上段棚板26の短手方向、すなわち、第2壁面W2に沿った方向となっており、固定棚30の奥行方向は、底部31の互いに平行な端面31c,31dに沿う方向、すなわち、第1壁面W1に沿った方向となっている。また、固定棚30の開口部39の間口は、固定棚30の奥行方向と直交する方向の幅よりも広くなっている。
次に、入隅部Cに対するコーナー用吊戸棚1の設置方法を図4〜図7を参照しつつ説明する。コーナー用吊戸棚1は以下の工程(1)〜(4)を経て設置される。
(1)図4に示すように、第2背面板13が第2壁面W2に対面して接触する状態で、第1背面板11に面する側方、すなわち開口部19から、ネジ60で第1背面板11を第1壁面W1に面同士を向き合わせて固定することで、昇降棚収容筐体10を第1壁面W1に取り付ける。
(2)次に、下方から昇降棚20を昇降棚収容筐体10の内部に挿入して、図5に示すように、第1天板12の内側面に固設されているストッパー桟18と第1背面板11との間に基板21の上端部を差し込み、第1背面板11の内側面の下端部に固設されている受け金具17に基板21の下端部を載置して、昇降棚20を昇降棚収容筐体10に仮設置する。
(3)次に、ハンドル27を握り、図6に示すように、昇降棚20を引き下げて、第1背面板11に面する側方か、すなわち開口部19から、ネジ60で基板21の下部を第1背面板11に面同士を向き合わせて固定することで、昇降棚20を昇降棚収容筐体10に昇降自在に取り付ける。
(4)最後に、図7に示すように、固定棚30の内部側からネジ60で間仕切り板34を固定板15に面同士を水平方向に向き合わせて固定することで、固定棚30を昇降棚収容筐体10に取り付ける。また、固定棚30の内部側からネジ60で第3背面板33を第2壁面W2に面同士を向き合わせて固定することで、固定棚30を第2壁面W2に取り付ける。
図8(a)は、特許文献1に記載のコーナー用吊戸棚100の昇降棚120の第1載置板125及び固定棚130の第2載置板131のみを概略的に示す平面図であり、図8(b)は、本発明の実施形態に係るコーナー用吊戸棚1の昇降棚20の棚板25(26)及び固定棚30の底板31のみを概略的に示す平面図である。
特許文献1に記載のコーナー用吊戸棚100は、昇降棚120の複数の第1載置板125が何れも同じ直角三角形状であり、固定棚130の複数の第2載置板131が何れも同じ直角を有しない台形状である。また、複数の第1載置板125は、鉛直方向に所定間隔を隔てて重なっており、複数の第2載置板131も同様に、鉛直方向に所定間隔を隔てて重なっている。このため、図8(a)に示すように、複数の第1載置板125の下方へ投影した平面視の形状は、上記と同じ直角三角形状であり、複数の第2載置板131を下方に投影した形状は、上記と同じ直角を有しない台形状である。このため、これらの投影範囲内には鋭角状の角部125a,131aが平面視で合計4カ所も存在する。
一方、本発明の実施形態に係るコーナー用吊戸棚1は、図8(b)に示すように、昇降棚20の下段棚板25及び下段棚板26を下方へ投影した形状は、下段棚板25及び下段棚板26の形状と同じで、平面視長方形状であり、固定棚30の底板31及び棚板35を下方へ投影した形状は、底板31の形状と同じで、平面視直角の角部31a,31bと直角でない角部31e,31fとを有する台形状である。このため、当該下段棚板25及び下段棚板26と底板31及び棚板35の投影範囲内には、鋭角状の角部31fが平面視で一カ所しか存在しない。このため、本発明の実施形態に係るコーナー用吊戸棚1は、特許文献1に記載のものに比べて、収納空間の角の領域に収納物で占有することができないデッドスペースが生じ難いので、収納のスペース効率が向上する。
また、固定棚30の奥行方向は第1壁面W1に沿った方向であり、昇降棚20の奥行方向は第2壁面W2に沿った方向であるため、本発明の実施形態に係るコーナー用吊戸棚1は、固定棚30にアクセスする方向と昇降棚20にアクセスする方向とが直交するため、異なる方向から吊戸棚1にアクセスできるので、使い勝手が良い。
また、昇降棚20の奥行方向は下段棚板25及び上段棚板26の短手方向であるため、本発明の実施形態に係るコーナー用吊戸棚1は、昇降棚20に収納物を出し入れし易い。
また、昇降棚収容筐体10は、第1壁面W1に面同士を向き合わせて固定される第1背面板11と、第1背面板11と対向する固定板15と、を有しており、固定棚30は、固定板15に面同士を水平方向に向き合わせて固定される間仕切り板34を有している。このため、コーナー吊戸棚1における利用者にとっての奥側を昇降棚20とし、手前側を固定棚30とすることができる。
また、固定板15は第1背面板11の端部のみと対向していることで、昇降棚収容筐体10は第1背面板11の側方に開口部19を有している。このため、第1背面板11に面する側方から第1背面板11を第1壁面W1に対して固定することができ、更に、第1背面板11に面する側方から基板21を第1背面板11に対して固定することができる。このため、本発明の実施形態に係るコーナー用吊戸棚1は、第1背面板11の側方に開口部19を有していないものに比べて、昇降棚収容筐体10及び昇降棚20を容易に取り付けることができる。
また、昇降棚20は、上記工程(2)及び(3)のようにしてネジ60で昇降棚収容筐体10に固定されているため、昇降棚収容筐体10から取り外すことが可能である。このため、昇降棚収容筐体10を第1壁面W1から取り外すことなく、昇降棚20を昇降棚収容筐体10から取り外してメンテナンスすることができる。
なお、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内において種々の変更が可能である。例えば、上述の実施形態の変形例として、昇降棚20に上段棚板26を設けなくともよい。また、上段棚板26は、その下方投影範囲が下段棚板25の下方投影範囲に包含される大きさ、換言すると下段棚板25よりも小さいものであってもよい。これらの場合、特許請求の範囲における「昇降棚の第1載置板を下方へ投影した形状」は、下段棚板25を下方へ投影した形状と同一である。同様に、固定棚30に棚板36を設けなくともよい。また、棚板36は、底板31と同じ形状と大きさを有するものであってもよい。
1 コーナー用吊戸棚
10 昇降棚収容筐体
11 第1背面板
15 固定板(第1固定板)
19 開口部
20 昇降棚
25 下段棚板(第1載置板)
26 上段棚板(第1載置板)
30 固定棚
31 底板(第2載置板)
31a 直角な角部
31b 直角な角部
31e 直角でない角部
31f 直角でない角部
34 間仕切り板(第2固定板)
35 棚板(第2載置板)
39 開口部
C 入隅部
W1 第1壁面(一方の壁面)
W2 第2壁面(他方の壁面)

Claims (6)

  1. 互いに直交する2つの壁面で構成される入隅部に設置されるコーナー用吊戸棚であって、
    前記壁面に対して上下移動可能な昇降棚と、前記壁面に対して上下移動しない固定棚と、を備えており、
    前記昇降棚と前記固定棚とは同じ高さに近接して配置され、
    前記昇降棚は、収納物を載置する第1載置板を備えており、前記第1載置板を下方へ投影した形状は平面視長方形状であり、
    前記固定棚は、収納物を載置する第2載置板を備えており、前記第2載置板を下方へ投影した形状は平面視直角の角部と直角でない角部とを有する台形状であることを特徴とする
    コーナー用吊戸棚。
  2. 前記固定棚の奥行方向は、一方の前記壁面に沿った方向であり、
    前記昇降棚の奥行方向は、他方の前記壁面に沿った方向である
    請求項1に記載のコーナー用吊戸棚。
  3. 前記昇降棚の奥行方向は、前記長方形状の短手方向である
    請求項1又は2に記載のコーナー用吊戸棚。
  4. 前記昇降棚を昇降自在に収容する昇降棚収容筐体を更に備えており、
    前記昇降棚収容筐体は、
    一方の前記壁面に面同士を向き合わせて固定される第1背面板と、前記第1背面板と対向する第1固定板と、を有しており、
    前記固定棚は、
    前記第1固定板に面同士を水平方向に向き合わせて固定される第2固定板を有している
    請求項1〜3のいずれか一項に記載のコーナー用吊戸棚。
  5. 前記昇降棚収容筐体は、
    前記第1固定板が前記第1背面板の端部のみと対向している
    請求項4に記載のコーナー用吊戸棚。
  6. 前記昇降棚は、
    前記昇降棚収容筐体に取り外し可能に固定されている
    請求項4又は5に記載のコーナー用吊戸棚。
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