JP2020055643A - 自立型詰め替え容器 - Google Patents

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信彦 小林
Nobuhiko Kobayashi
信彦 小林
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Abstract

【課題】 本発明は、製造が容易でかつ内容物が少なくなっても自立性を維持できる詰め替え容器を提供することを課題とする。【解決手段】 本発明による自立型詰め替え容器は、少なくともプラスチックフィルムからなる柔軟性シートを筒状に接合した容器本体と、前記柔軟性シートとは別の柔軟性シート片を前記容器本体の一端開口部に折り畳み可能に接合密閉した底面部と、雄ねじ付き円筒状注出口を設けたさらに別の柔軟性シート片を前記容器本体上部に接合密閉した上面部と、前記注出口に螺合し、前記注出口を開閉自在に密閉できるキャップと、からなる詰め替え容器において、少なくとも詰め替え用の内容物を充填した前記容器本体の直立状態を維持する前記底面部周縁の部位に、中空部を形成したことを特徴とする。前記容器本体の側縁部において、少なくとも2箇所に中空部を設けることはなお好適である。【選択図】図1

Description

本発明は、洗剤、シャンプー、リンス等の液体ボトルに対する詰め替え用の自立型容器に関する。
近年、洗剤、シャンプー、リンス等はプラスチックボトルで販売されることが多いが、環境意識の高まりとともに内容物を詰め替えて使用することが広く普及してきている。従って、詰め替え用の内容物を簡易容器に入れて販売することも一般的になり、多くの詰め替え用容器が提案・実用されてきている。一般的には、プラスチックシートを貼り合わせて袋状としたものが使用されている。
例えば特許文献1においては、両側面に折り畳み用の溝を形成したプラスチック容器が提案されている。この技術は成形プラスチックであるため自立には適しており、また注出口を一体で成形できるという利点はあるが、縦方向に丸めることは困難なため粘性の高い内容物を最後まで移し替えるには不向きである。
また特許文献2には、軟包材からなる基材フィルムによる詰め替えパウチが提案されている。このパウチでは、2枚のシートがそれぞれ2辺で接合されて筒状をなし、底部には別の折り線の入ったシート片が前記筒の底部を密閉するように接合され、内容物が入った状態ではこの底部シート片が拡がることによりパウチ自体が立体的となって自立できるよう構成されている。この容器では、製造は比較的容易であるが、内容物を全部移し替えることができずに残しておく場合、容器が軟弱なため自立が困難になるという問題点があった。
特開2002−80021号公報 特開2007−22624号公報
本発明は上述の問題点に鑑みて、製造が容易でかつ内容物が少なくなっても自立性を維持できる詰め替え容器を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため本発明による自立型詰め替え容器は、少なくともプラスチックフィルムからなる柔軟性シートを筒状に接合した容器本体と、前記柔軟性シートとは別の柔軟性シート片を前記容器本体の一端開口部に折り畳み可能に接合密閉した底面部と、雄ねじ付き円筒状注出口を設けたさらに別の柔軟性シート片を前記容器本体上部に接合密閉した上面部と、前記注出口に螺合し、前記注出口を開閉自在に密閉できるキャップと、からなる詰め替え容器において、少なくとも詰め替え用の内容物を充填した前記容器本体の直立状態を維持する前記底面部周縁の部位に、中空部を形成したことを特徴とする。前記容器本体の側縁部において、少なくとも2箇所に中空部を設けることはなお好適である。
前記容器本体は、2枚の柔軟性シートの2辺ずつを接合して形成することもできるが、1枚の柔軟性シートを折り返して両端部を接合することにより形成することも可能である。また、前記底面部及び/または側縁部の前記中空部は、前記容器本体の柔軟性シートとは別のシートを折り返して中空部を形成し、容器本体に接合することも可能である。
本発明による自立型詰め替え容器では、内容物を他の容器に移し替えて一部が残った状態でも、空気が充填された底面中空部及び/または側面中空部が容器の形状を保持するため、容器の自立性を維持することができる。また、内容物をすべて他の容器に移し替える際は、針などの鋭利なものにより中空部に穴を開けることにより内部の空気が漏出するので、本体シートと同様柔軟性が戻り、丸めることにより内容物をきれいに移し替えることが可能となる。さらに、使い終わった容器を廃棄する際にも小さくできるので便利である。
以下、実施例に基づいて本発明の好適な実施態様について説明する。図1に本発明による自立型詰め替え容器の実施例を示した。容器本体1は、2枚の柔軟性プラスチックシートの2辺同士を接合し、その接合部に側縁部中空部5、6を形成してある。底部には、図示してないが、別のシート片が本体シート1底部を密閉するように接合されており、この部分にも底面部中空部4が形成してある。これら中空部には空気或いは窒素等のガスを充填することができる。容器本体1上部には、注出口3を設けた別の上部シート片7が、やはり本体シート1上部を密閉するように接合されている。この容器に内容物を充填し、注出口をキャップ(図示せず)で封止すれば詰め替え容器が完成する。
上記の実施例においては、容器本体1として2枚のシートを使用して接合したが、1枚のシートを折り返して端部を含む2辺に中空部を形成することも可能である。また、側縁部中空部5,6を設ければ強度は向上するが、底面部中空部4だけでも自立性は維持できる。これら中空部は、それぞれのシート上に形成することも可能であるが、別のシートを中空状に形成した上で接合することもできる。
以上述べたように、本発明による自立型詰め替え容器では簡単な構成で容器の自立性を維持することができる。また、使用後は中空部に穴を開けることによりコンパクトに折り畳むことが可能であるため、環境に配慮した詰め替え容器を提供することができる。
本発明による自立型詰め替え容器の実施例を示す斜視図である。
1: 容器本体
2: 上面部接合部
3: 注出口
4: 底面部中空部
5: 側縁部中空部
6: 側縁部中空部
7: 上面部シート片

Claims (5)

  1. 少なくともプラスチックフィルムからなる柔軟性シートを筒状に接合した容器本体と、
    前記柔軟性シートとは別の柔軟性シート片を前記容器本体の一端開口部に折り畳み可能に接合密閉した底面部と、
    雄ねじ付き円筒状注出口を設けたさらに別の柔軟性シート片を前記容器本体上部に接合密閉した上面部と、
    前記注出口に螺合し、前記注出口を開閉自在に密閉できるキャップと、
    からなる詰め替え容器において、
    少なくとも詰め替え用の内容物を充填した前記容器本体の直立状態を維持する前記底面部周縁の部位に、中空部を形成したことを特徴とする自立型詰め替え容器。
  2. 前記容器本体の側縁部において、少なくとも2箇所に中空部を設けたことを特徴とする請求項1記載の自立型詰め替え容器。
  3. 前記容器本体は、2枚の柔軟性シートの2辺ずつを接合して形成したことを特徴とする請求項1または2記載の自立型詰め替え容器。
  4. 前記容器本体は、1枚の柔軟性シートを折り返して両端部を接合することにより形成したことを特徴とする請求項1または2記載の自立型詰め替え容器。
  5. 前記底面部及び/または側縁部の前記中空部は、前記容器本体の柔軟性シートとは別のシートを折り返して中空部を形成したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の自立型詰め替え容器。
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