JP2020055514A - ガラスラン - Google Patents
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Abstract
【課題】装飾シートをムラなく貼り付けることができ、皺などの外観不良が発生しないガラスランを提供する。【課題を解決するための手段】ガラスラン10は、車外側側壁20と車内側側壁30と底壁40とからなる断面略U字状のガラスラン本体11と、車外側側壁20と車内側側壁30の先端からガラスラン本体11の内側に向かって延設された車外側シールリップ21と車内側シールリップ31と、ガラスラン本体11の外側に向かって延設された車外側モールリップ22と車内側モールリップ32とを有し、車外側モールリップ22の車外側表面の一部または全体に装飾シート60が貼り付けられており、車外側モールリップ22の、少なくとも装飾シート60が貼り付けられ部分は、軟質材より硬い硬質材を用いた硬質部221で形成されている。【選択図】図3
Description
本発明は、ドアパネルに取付けられ、ドアとドアガラスの間をシールするガラスランに関するものである。
ガラスラン100は、図9に示すように、底壁140、底壁140から延びる車外側側壁120および車内側側壁130よりなり断面が略コ字状(略U字状)をなすガラスラン本体110と、車外側側壁120と車内側側壁130の先端からそれぞれ断面コ字状(略U字状)のガラスラン本体110の内側に向かって延設された車外側シールリップ121と車内側シールリップ131を有している。また、車外側側壁120と車内側側壁130の先端からは、外側に向かって延設された車外側モールリップ122と車内側モールリップ132を有している。さらに、車外側モールリップ122の車外側の側面には、オレフィン系樹脂材料製のフィルム部材600が熱溶着により接合されている。ガラスラン100は、押出成形により製造され、材料は、EPDM(エチレンプロピレンジエンゴム)である。また、フィルム部材600は、加硫工程を経た後に熱溶着される。
しかしながら、フィルム部材600を貼り付けるときには、車外側モールリップ122に圧力を加える必要があり、上記のように軟質材の場合、圧力によって車外側モールリップ122が変形し、フィルム部材600に貼り付けムラを生じる問題がある。
一方、車外側モールリップ122が一時的に変形した状態でフィルム部材600を貼り付けることになるので、貼り付け後に圧力が解消され、車外側モールリップ122の形状が復元すると、フィルム部材600が変形し、皺などの外観不良が発生する問題もある。
さらに、車外側モールリップ122への圧力は、貼り付ける場合のみではなく、ガラスラン100をドアパネル端末に取付ける場合にも加わるので、その場合にも、フィルム部材600が変形し、皺などの外観不良が発生する問題もある。
上記課題を解決するために、請求項1の本発明は、自動車ドアの内周に取付け、ドアガラスの昇降を案内する軟質材で形成されたガラスランであって、ガラスランは、車外側側壁と車内側側壁と底壁とからなる断面略U字状のガラスラン本体と、車外側側壁と車内側側壁の先端からそれぞれ断面U字状のガラスラン本体の内側に向かって延設された車外側シールリップと車内側シールリップと、車外側側壁と車内側側壁の先端からそれぞれ断面U字状のガラスラン本体の外側に向かって延設された車外側モールリップと車内側モールリップとを有し、車外側モールリップの車外側表面の一部または全体に装飾シートが貼り付けられており、車外側モールリップの、少なくとも装飾シートが貼り付けられる部分は、軟質材より硬い硬質材を用いた硬質部が形成されていることを特徴とするガラスランである。
請求項1の本発明では、ドアの内周に取付け、ドアガラスの昇降を案内する軟質材で形成されたガラスランの車外側モールリップの車外側表面の一部または全体に装飾シートが貼り付けられており、車外側モールリップの、少なくとも装飾シートが貼り付けられ部分は、軟質材より硬い硬質材による硬質部が形成されている。この結果、車外側モールリップの車外側表面に装飾シートを貼り付けるときに、車外側モールリップに圧力が加わっても車外側モールリップが変形せず、装飾シートを車外側モールリップの車外側にムラなく貼り付けることができ、皺などの外観不良が発生することを防止することができる。
一方、硬質部以外は、軟質材で形成されているので、ガラスランをドアパネルの端末に取付ける場合のシール性能や形状への追従性に優れ、ドアガラスの昇降をスムーズに行うことができる。
請求項2の本発明は、硬質部は、車外側モールリップから車外側側壁まで連続して延設されているガラスランである。
硬質材を用いた硬質部が形成されている部分が車外側モールリップのみに存在する場合、車外側モールリップと車外側側壁の連結部分(車外側側壁の頂部)は軟質材で形成されているので、ガラスランをドアパネルに取付けるときに、硬質部を有する車外側モールリップには、車外側に開く方向の力が働く傾向がある。
硬質材を用いた硬質部が形成されている部分が車外側モールリップのみに存在する場合、車外側モールリップと車外側側壁の連結部分(車外側側壁の頂部)は軟質材で形成されているので、ガラスランをドアパネルに取付けるときに、硬質部を有する車外側モールリップには、車外側に開く方向の力が働く傾向がある。
請求項2の本発明では、硬質部は、車外側モールリップから車外側側壁まで連続して延設されている、すなわち、硬質部が形成されている部分は、車外側モールリップから車外側側壁との連結部分(車外側側壁の頂部)を越えて車外側側壁まで形成されているので、車外側モールリップが車外側に開くことを防止することができ、硬質部が形成されている部分が車外側モールリップのみに存在する場合に比較して、車外側モールリップとドアパネルとの間のシール性能を向上させることができる。
請求項3の本発明は、車外側モールリップに形成された硬質部の車内側には、リブが形成されているガラスランである。請求項3の本発明では、車外側モールリップに形成された硬質部の車内側には、リブが形成されているので、ガラスランが外力を受けても、リブがドアパネルに当接することで、車外側モールリップが車外側側壁の変形に従って移動したり、車外側側壁ごと回動しようとすることを防止して、車外側モールリップのガタツキを防止することができる。
請求項4の本発明は、車外側モールリップの先端部には、ガラスランをドアパネルに装着したときに、ドアパネルの車外側面と車外側モールリップの間をシールするモールリップ当接リップが形成されているガラスランである。
請求項4の本発明では、車外側モールリップの先端部には、ガラスランをドアパネルに装着したときに、ドアパネルの車外側面と車外側モールリップの間をシールするモールリップ当接リップが形成されているので、ガラスランを取付けるドアパネルの端末の厚さや形状が変化しても、車外側モールリップの先端部に設けられたモールリップ当接リップが柔軟に変形してドアパネルに当接する。
この結果、車外側モールリップには変形が要求されなくなり、車外側モールリップを硬質材で形成することができる。したがって、装飾シートの皺などの外観不良の発生を防止することができると共に、ドアパネルの車外側面と車外側モールリップ間のシール性能を確保することができる。
請求項5の本発明は、硬質部の剛性は、国際ゴム硬度(IRHD)85以上95以下であり、軟質材の剛性は、国際ゴム硬度(IRHD)70以上85未満であるガラスランである。請求項5の本発明では、硬質部の剛性は、国際ゴム硬度(IRHD)85以上95以下であり、軟質材の剛性は、国際ゴム硬度(IRHD)70以上85未満であるので、軟質材である部分は、ガラスランをドアパネルの端末に取付ける場合のシール性能や形状への追従性に優れ、装飾シートが貼り付けられ部分は、硬質部のため、圧力が加えられても変形しない。したがって、装飾シートをムラなく貼り付けることができ、皺などの外観不良の発生を防止することができる。
なお、硬質部の剛性が国際ゴム硬度(IRHD)85未満の場合は、車外側モールリップが軟らかいので、剛性が小さく、圧力によって車外側モールリップが変形し、装飾シートの貼り付けムラを生じ、さらに、貼り付け後に圧力が解消され、車外側モールリップの形状が復元すると、装飾シートが変形し、皺などの外観不良が発生する。
一方、硬質部の剛性が国際ゴム硬度(IRHD)95を超える場合は、車外側モールリップの硬質部の剛性が大きくなりすぎて、自動車ドアのルーフサイドの湾曲面に沿ってガラスランを湾曲させにくくなり、ルーフサイドの形状に対する追従性が悪くなる。
また、軟質材の剛性が国際ゴム硬度(IRHD)70未満の場合は、ガラスラン本体の剛性が小さく、ガラスランとドアパネルの間のシール性能が低下する。一方、軟質材の剛性が国際ゴム硬度(IRHD)85以上の場合は、ガラスラン本体の剛性が大きくなりすぎて、ガラスランをドアパネル端末に取付ける場合のドアパネルやフランジへの追従性が悪くなる。
請求項6の本発明は、ドアの内周の上辺部に取付けられる上辺部ガラスランと、ドアの内周の縦辺部に取付けられる縦辺部ガラスランがドアのコーナー部において接続され、ドアガラスの昇降を案内する軟質材で形成されたガラスランであって、ガラスランは、車外側側壁と車内側側壁と底壁とからなる断面略U字状のガラスラン本体と、車外側側壁と車内側側壁の先端からそれぞれ断面U字状のガラスラン本体の内側に向かって延設された車外側シールリップと車内側シールリップと、車外側側壁と車内側側壁の先端からそれぞれ断面U字状の前記ガラスラン本体の外側に向かって延設された車外側モールリップと車内側モールリップとを有し、上辺部ガラスランの車外側モールリップは、軟質材より硬い硬質材を用いた硬質部で形成され、且つ上辺部ガラスランは、一部が車外側モールリップを残して切り欠かれた切り欠き部を有し、切り欠かれた位置で縦辺部ガラスランと接続されるガラスランのコーナー部が形成され、上辺部ガラスランの車外側モールリップの切り欠き部は、コーナー部において、縦辺部ガラスランを越えて突出する突出部を有することを特徴とするガラスランである。
従来、ドアフレームに取付けられるガラスランは、上辺部ガラスランと縦辺部ガラスランが、ドアのコーナー部において、上辺部ガラスランと縦辺部ガラスランの断面が繋がるようにモールリップ先端が略直角若しくは、丸みを有する形状(R形状)で繋がれており、デザイン的にはほぼ同じであった。請求項6の本発明では、上辺部ガラスランの車外側モールリップは、軟質材より硬い硬質材を用いた硬質部で形成され、且つ上辺部ガラスランは、一部が車外側モールリップを残して切り欠かれた切り欠き部を有し、切り欠かれた位置で縦辺部ガラスランと接続されるガラスランのコーナー部が形成され、上辺部ガラスランの車外側モールリップの切り欠き部は、コーナー部において、縦辺部ガラスランを越えて突出する突出部を有しているので、上辺部ガラスランが、ドアフレームの縦辺部上にも存在する(例えば、センターピラー(Bピラー)の端部まで延長する)ことが可能になり、ガラスランを利用した新しいドアのデザインを提供することができる。
また、上辺部ガラスランの車外側モールリップがそのまま突出部となるので、コーナー部の型成形時に突出部を別に形成する必要がなく、成形が容易になる。
さらに、車外側モールリップは硬質材を用いた硬質部で形成されているので、コーナー部において、縦辺部を越えて突出した突出部が自立的に保持され、突出部の形状を利用してドアフレームへのガラスランの取付が容易になる。
請求項7の本発明は、上辺部ガラスランの車外側モールリップには、装飾シートが貼り付けられているガラスランである。請求項7の本発明では、上辺部ガラスランの車外側モールリップには、装飾シートが貼り付けられているので、車両の側面のドアのすべてに適用すれば、ドアの上部に、ドアフレームの上辺部の湾曲形状を反映した装飾シートによるラインが、車両のドアの前側から後側まで、一本に繋がったように形成できるので、車両の高級感が増大し、ガラスランの付加価値を向上させることができる。
自動車ドアの内周に取付け、ドアガラスの昇降を案内する軟質材で形成されたガラスランの車外側モールリップの車外側表面の一部または全体に装飾シートが貼り付けられており、車外側モールリップの、少なくとも装飾シートが貼り付けられる部分は、軟質材より硬い硬質材を用いた硬質部が形成されているので、車外側モールリップに装飾シートを貼り付けるときに、車外側モールリップに圧力が加わっても車外側モールリップが変形せず、装飾シートをムラなく貼り付けることができ、皺などの外観不良の発生を防止することができる。
硬質材で形成されている車外側モールリップの車内側には、リブが形成されているので、ガラスランが外力を受けても、リブがドアパネルに当接することで、車外側モールリップが車外側側壁の変形に従って移動したり、車外側側壁ごと回動しようとすることを防止して、車外側モールリップのガタツキを防止することができる。
車外側モールリップの先端部には、ガラスランをドアパネルに装着したときに、ドアパネルの車外側面と車外側モールリップの間をシールするモールリップ当接リップが形成されているので、ガラスランを取付けるドアパネル端末の厚さや形状が変化しても、外側モールリップの先端部に設けられたモールリップ当接リップが撓んでドアパネルに当接することにより、車外側モールリップへの変形が要求されなくなり、車外側モールリップを硬質材で形成することができる。
上辺部ガラスランの車外側モールリップは、軟質材より硬い硬質材を用いた硬質部で形成され、且つ上辺部ガラスランは、一部が車外側モールリップを残して切り欠かれた切り欠き部を有し、切り欠かれた位置で縦辺部ガラスランと接続されるガラスランのコーナー部が形成され、上辺部ガラスランの車外側モールリップは、コーナー部において、縦辺部ガラスランを越えて突出する突出部を有しているので、ガラスランを利用した新しいドアのデザインを提供することができる。
また、上辺部ガラスランの車外側モールリップがそのまま突出部となるので、コーナー部の型成形時に突出部を別に形成する必要がなく、成形が容易になる。さらに、車外側モールリップは硬質材を用いた硬質部で形成されているので、コーナー部において、縦辺部を越えて突出した突出部が自立的に保持され、突出部の形状を利用してドアフレームへのガラスランの取付が容易になる。
上辺部ガラスランの車外側モールリップに、装飾シートを貼り付けられている場合は、車両の側面のドアのすべてに適用すれば、ドアの上部に、ドアフレームの上辺部の湾曲形状を反映した装飾シートによるラインが、車両のドアの前側から後側まで、一本に繋がったように形成できるので、車両の高級感が増大し、ガラスランの付加価値を向上させることができる。
図1は、自動車のフロントのドア1の正面図であり、図2は、ドア1のドアフレーム2に取付けるフロントドアのガラスラン10の正面図である。なお、図1と図2は、自動車の左側のフロントドアであるが、本発明は、右側のフロントドアにも適用でき、また、左右のリヤドアにも適用することができる。
図1に示すように、ドア1の上部にはドアフレーム2が設けられ、ドアガラス5が昇降自在に取付けられる。そして、ドアフレーム2の内周には、ガラスラン10が取付けられ、ドアガラス5の昇降を案内するとともに、ドアガラス5とドアフレーム2との間をシールしている。
ガラスラン10は、図1および図2に示すように、全体として押出成形で形成された直線部12と、ドアフレーム2のコーナー部2hに取付けられ、上記の直線部12を接続し、型成形で形成されるコーナー部13からなる。直線部12は、ドアフレーム2の上辺部2bに取付けられる部分と、ドアフレーム2のリヤ側縦辺部に取付けられる部分と、ドアフレーム2のフロント側縦辺部をなすサッシュに取付けられる部分とからなる。
これらの押出成形部分をドアフレーム2に対応した形状となるように、フロント側とリヤ側のそれぞれのコーナー部分において、型成形により成形して直線部12を接続してコーナー部13が形成されている。なお、ガラスラン10のコーナー部13は、ドアフレーム2のコーナー部2hの部分に取付けられる。
本発明の第1の実施形態のガラスラン10について、図3に基づいて説明する。図3は、プレスドアタイプのドアフレーム2の上辺部2bに取付けられたガラスラン10の図1におけるA−A線に沿った断面図である。ガラスラン本体11は、サッシュに嵌め込まれる底壁40、底壁40から延びる車内側側壁30と車外側側壁20より構成されている。また、車外側側壁20の両側には、複数の突条24が形成されており、車外側の突条24は、ドアアウタパネル2cのフランジ部2fの車内側に当接している。なお、突条24の断面形状は半円形が望ましい。また、突条24は、押出成形時に車外側側壁20と同時に形成される。
底壁40の車内側側壁30と車外側側壁20の連続部分では屈曲が容易にできるように溝部41が形成され、溝部41に隣接して、底壁保持リップ42が底壁40のドアガラス5側に形成されている。一方、底壁40のドアガラス5とは反対側には、底壁当接リップ43が形成され、ガラスラン10をドア1に取付けたときに、ドアフレーム2の上辺部2bに取付けられたドア補強パネル2eと当接して、底壁40とドア補強パネル2eとの間をシールする。
車内側側壁30及び車外側側壁20の略先端(頂部)からは、それぞれガラスラン本体11の内側(底壁40方向)に向かって車内側シールリップ31と車外側シールリップ21が延設されており、これによりドアガラス5の車内側及び車外側がそれぞれシールされるようになっている。
一方、車内側側壁30の略先端(頂部)からは、車内方向に車内側モールリップ32が延設されている。この車内側モールリップ32と車内側側壁30で、ドアインナパネル2dを挟持している。また、車内側側壁30の車内側には、先端側に向けて車内側保持リップ33が形成されている。ドアインナパネル2dには屈曲部が形成され、屈曲部より先端のフランジ部2fに車内側保持リップ33が係止され、ガラスラン10をドアフレーム2に保持している。
車外側側壁20の底壁40との連続部の近傍の車外側には、車外側側壁20の先端側に向けて、ドアフレーム2のドアアウタパネル2cの車内側側面に当接する車外側保持リップ23が形成されている。車外側保持リップ23は、車外側側壁20を確実にドアアウタパネル2cに係止し、ガラスラン10をドアフレーム2に保持している。
一方、車外側側壁20の略先端の頂部27からは、車外側に向かって延びる車外側モールリップ22が形成されている。ここで、車外側モールリップ22において、車外側側壁20の略先端の頂部27より車外側は硬質材を用いた硬質部221で形成されている。硬質材には、その剛性が国際ゴム硬度(IRHD)90であるPP(ポリプロピレン)を使用した。なお、硬質部221に用いる硬質材については、剛性が国際ゴム硬度(IRHD)85以上、95以下の範囲内であれば、例えば、ナイロンなどの他の材料で形成してもよい。
本第1の実施形態における硬質部221を形成する領域は、車外側モールリップ22において、車外側モールリップ22と車外側側壁20との連結部分、すなわち、車外側側壁20の頂部27を含まず、且つ少なくとも後述する装飾シート60が貼り付けられる領域である。したがって、硬質部221の領域は、車外側側壁20の頂部27を含まない車外側モールリップ22の全領域のみならず、一部分である場合を含む。
また、本第1の実施形態において、車外側モールリップ22の硬質部221の領域は、後述する装飾シート60の両端部を被覆する軟質材を用いた被覆部25が形成されている領域を除き、車外側モールリップ22の車外側表面から車内側表面の全幅に渡って形成されているが、車外側モールリップ22に圧力が加わったときに、装飾シート60が車外側モールリップ22の車外側表面にムラなく貼り付けることができるのであれば、車外側モールリップ22の車内側に、後述する軟質材が存在していてもよい。
車外側モールリップ22の硬質部221において、車外側表面の一部には、装飾シート60が貼り付けられている。装飾シート60は、ポリエステルからなる保護層に金属アルミニウムからなる光輝層を蒸着により形成し、さらに光輝層上に接着層を設けたものを使用した。なお、上記の装飾シート60は、金属光沢を有する場合であり、金属アルミニウム以外の、例えば、金属インジウムなどの他の金属でもよく、さらには、金属光沢以外の場合には、所望の色のフィルムやテープを用いてもよい。
装飾シート60は、上記の装飾シート60をロール(図示省略)から繰り出すと共に、圧着ローラにより、装飾シート60の接着層を車外側モールリップ22の車外側表面に押し付けることにより、車外側モールリップ22に圧着して貼り付けられる。
なお、本第1の実施形態においては、車外側モールリップ22の硬質部221の車外側の一部に装飾シート60が貼り付けられているが、装飾シート60を車外側モールリップ22の硬質部221の車外側表面の全面に貼り付けてもよい。これは、車両のデザインにより決定される。
車外側モールリップ22の車外側には、装飾シート60の両端部を被覆する軟質材を用いた被覆部25が形成されている。この被覆部25により、装飾シート60の端部の剥がれや端部からの水等の侵入を防止することができる。なお、この被覆部25は、車外側モールリップ22の硬質部221と同様に硬質材で形成してもよい。
また、装飾シート60において、端部の剥がれ対策や水等の侵入対策を施している場合は、被覆部25は形成しなくてもよい。
車外側モールリップ22の先端部分には、車外側に凸状に湾曲した形状、すなわち、弓形に曲がった形状の軟質材を用いたモールリップ当接リップ26が形成されており、ガラスラン10をドアアウタパネル2cに装着したときに、モールリップ当接リップ26が撓み、ドアアウタパネル2cの車外側面と車外側モールリップ22の間をシールしている。
本第1の実施形態における車外側モールリップ22の硬質部221を除く他の部分は、剛性が国際ゴム硬度(IRHD)75である動的架橋型熱可塑性エラストマー(TPV)を使用した。なお、軟質材の剛性は、国際ゴム硬度(IRHD)70以上、85未満の範囲内であれば、例えば、EPDMやポリ塩化ビニルなどの他の材料で形成してもよい。
本第1の実施形態では、自動車のドア1の内周に取付け、ドアガラス5の昇降を案内する軟質材で形成されたガラスラン10の車外側モールリップ22の車外側表面の一部に装飾シート60が貼り付けられており、車外側モールリップ22の装飾シート60が貼り付けられ部分は、軟質材より硬い硬質材を用いた硬質部221が形成されているので、車外側モールリップ22に装飾シート60を貼り付けるときに、車外側モールリップ22に圧力が加わっても車外側モールリップ22が変形せず、装飾シート60を車外側モールリップ22の車外側にムラなく貼り付けることができ、また、その後に、皺などの外観不良が発生することを防止することができる。
また、車外側モールリップ22に形成された被覆部25の先端部分には、軟質材を用いたモールリップ当接リップ26が形成されており、ガラスラン10をドアアウタパネル2cに装着したときに、モールリップ当接リップ26が撓むことにより、ドアアウタパネル2cの車外側面と車外側モールリップ22の間をシールすることができ、ガラスラン10を取付けるドアアウタパネル2cの厚さや形状が変化しても、その変化に柔軟に対応することができる。
図4は、本発明の第2の実施形態のガラスラン10を自動車のドア1に取付けたときの、図1のA−A断面図である。本第2の実施形態と上記の第1の実施形態の相違点は、第2の実施形態においては、硬質材で形成されている硬質部221は、車外側モールリップ22と車外側側壁20との連結部分(車外側側壁20の頂部27)を越えて車外側側壁20まで形成されている点にある。
硬質部221が車外側モールリップ22のみに形成されている場合(第1の実施形態)は、車外側モールリップ22と車外側側壁20の連結部分(車外側側壁20の頂部27)は、上記の軟質材で形成されているので、ガラスラン10をドアアウタパネル2cに取付たときに、車外側モールリップ22には車外側モールリップ22が車外側に開く方向の力が働く傾向がある。
本第2の実施形態では、硬質部221は、車外側モールリップ22から連続して車外側側壁20まで延設されている、すなわち、硬質部221は、車外側モールリップ22から車外側側壁20との連結部分(車外側側壁20の頂部27)を越えて車外側側壁20まで形成されているので、車外側モールリップ22が車外側に開くことを防止することができる。この結果、硬質部221が形成されている部分が車外側モールリップ22のみに存在する場合(第1の実施形態)に比較して、車外側モールリップ22とドアアウタパネル2cとの間のシール性能を向上させることができる。
なお、本第2の実施形態において、車外側側壁20にまで延設された硬質部221は、車両の上下方向に関し、車外側側壁20の車外側保持リップ23の形成されている部分の少し下まで形成されているが、硬質部221は、車両上方における車外側モールリップ22と車外側側壁20の連結部分を越えた車外側側壁20内まで延設されていればよい。
さらに、車外側側壁20にまで延設された硬質部221は、ガラスラン10を自動車のドア1に取付けたときに、車外側側壁20における変形を防止する観点から、ドアアウタパネル2cのフランジ部2fの先端部より車両の上方まで延設し、フランジ部2fの車内側側面に硬質部221が突条24を介して当接できるようにすることが望ましい。
図5は、本発明の第3の実施形態のガラスラン10を自動車のドア1に取付けたときの、図1のA−A断面図である。本第3の実施形態と上記の第2の実施形態の相違点は、第3の実施形態においては、装飾シート60は、車外側モールリップ22から車外側側壁20との連結部分(車外側側壁20の頂部27)に渡って形成されている点、および被覆部25が形成されていない点にある。
本第3の実施形態では、硬質部221が形成されている部分は、車外側モールリップ22から車外側側壁20との連結部分(車外側側壁20の頂部27)を越えて形成されているので、車外側モールリップ22が車外側に開くことがなく、装飾シート60を車外側モールリップ22から車外側側壁20との連結部分(車外側側壁20の頂部27)に渡って、皺などの外観不良が発生することなく貼り付けることができる。この結果、装飾シート60の面積を拡大することができるので、車両のデザインに柔軟に対応することができる。
図6は、本発明の第4の実施形態のガラスラン10を自動車のドア1に取付けたときの、図1のA−A断面図である。本第4の実施形態と上記の第3の実施形態の相違点は、第4の実施形態においては、硬質部221が形成されている車外側モールリップ22の車内側には、リブ28が形成されている点にある。
リブ28は、図6に示すように、車外側モールリップ22に形成された硬質部221の車内側であって、車外側側壁20と略平行に形成されている。また、リブ28と車外側側壁20との間隔は、ドアアウタパネル2cの先端部のフランジ部2fの厚さより少し広い間隔になっている。さらに、リブ28の高さは、ガラスラン10を自動車のドア1に取付けたときに、リブ28の先端部が、ドアアウタパネル2cの先端部のフランジ部2fの先端部より車両の上方になる高さである。
この結果、ガラスラン10が外力を受けても、リブ28がドアアウタパネル2cの先端部のフランジ部2fに当接することで、車外側モールリップ22が回動することを防止して、車外側モールリップ22のガタツキを防止することができる。
図7は、本発明の第5の実施形態のガラスラン10を自動車のドアに取付けたときの自動車のドアの正面図であり、図8は、図7におけるB部の詳細図である。なお、図7と図8は、自動車の左側のフロントドアであるが、本発明は、右側のフロントドアにも適用でき、左右のリヤドアにも適用することができる。特に、フロントドアとリヤドアにセットで適用する場合に効果が大きい。本実施形態のガラスラン10では、上辺部ガラスラン14には、本発明の第1の実施形態のガラスランを用いた。なお、上辺部ガラスラン14については、本発明の第2、第3及び第4の実施形態のガラスランを適用することも可能である。
本実施形態においては、ドアフレーム2の上辺部2bに取付けられる上辺部ガラスラン14と、ドアフレーム2の縦辺部2iに取付けられる縦辺部ガラスラン15がドアフレーム2のコーナー部2hにおいて接続されてガラスラン10のコーナー部13が形成されている。
上辺部ガラスラン14と縦辺部ガラスラン15は共に、車外側側壁20と車内側側壁30と底壁40とからなる断面略U字状のガラスラン本体11と、車外側側壁20と車内側側壁30の先端からそれぞれ断面U字状のガラスラン本体11の内側に向かって延設された車外側シールリップ21と車内側シールリップ31と、車外側側壁20と車内側側壁30の先端からそれぞれ断面U字状のガラスラン本体11の外側に向かって延設された車外側モールリップ22と車内側モールリップ32とを有している。
上辺部ガラスラン14において、硬質材で形成されている硬質部221は、その剛性が国際ゴム硬度(IRHD)90であるPP(ポリプロピレン)を使用した。なお、硬質部221に用いる硬質材については、剛性が国際ゴム硬度(IRHD)85以上、95以下の範囲内であれば、例えば、ナイロンなどの他の材料で形成してもよい。
また、上辺部ガラスラン14の硬質部221以外の部位および縦辺部ガラスラン15は、剛性が国際ゴム硬度(IRHD)75である動的架橋型熱可塑性エラストマー(TPV)を使用した。なお、軟質材の剛性は、国際ゴム硬度(IRHD)70以上、85未満の範囲内であれば、例えば、EPDMやポリ塩化ビニルなどの他の材料で形成してもよい。
上辺部ガラスラン14と縦辺部ガラスラン15は、共に押出成形により製造され、その後に一定の長さに裁断される。上辺部ガラスラン14には、図8に示すように、車外側モールリップ22を残して、他の部分が切り欠かれた切り欠き部17が形成されている。そして、上辺部ガラスラン14は、他の部分が切り欠かれた位置16で、縦辺部ガラスラン15との間にコーナー部13が型成形により形成されて接続されている。その結果、上辺部ガラスラン14の車外側モールリップ22の切り欠き部17は、コーナー部13において、縦辺部ガラスラン15を越えて、縦辺部ガラスラン15の右側に突出する突出部18が形成されている。
なお、図8において、他の部分が切り欠かれた車外側モールリップ22には、コーナー部13において、もう一段の切り欠き部19が形成されているが、これは、コーナー部13において、縦辺部ガラスラン15の車外側モールリップ22の車外側への膨らみを考慮したものである。切り欠き部19については、縦辺部ガラスラン15の車外側モールリップ22の車外側への膨らみが少ない場合には形成しなくてもよい。
上辺部ガラスラン14の長さは、ガラスラン10をドア1のドアフレーム2に装着したときに、突出部18の端部が、ドアフレーム2の縦辺部2iのほぼ後端の位置に一致するように調整されている。また、切り欠き部7の長さは、コーナー部13とドアフレーム2の縦辺部2iの幅を考慮して調整される。
ガラスラン10をドア1のドアフレーム2に装着し、突出部18を、例えば、両面テープなどによりドアフレーム2の縦辺部2iに固定したのちに、突出部18の端部に上辺部ガラスラン14の端部断面を覆うエンドキャップ7を装着する。ドア1の縦辺部2iには、ピラーガーニッシュ8が装着されており、上辺部ガラスラン14の突出部18は、ピラーガーニッシュ8の上方に装着される。なお、本発明は、ピラーガーニッシュ8が装着されないタイプの車両にも適用可能である。
本実施形態では、上辺部ガラスラン14は、突出部18により、ドア1のドアフレーム2の縦辺部2iの後端部まで存在しているので、ガラスラン10を使用した新しいドア1のデザインを提供することができる。特に、本実施形態では、上辺部ガラスラン14の車外側モールリップ22には装飾シート60が貼り付けられているので、後側のドアにも本実施形態のガラスランを装着すると、装飾シート60が前側ドアから後側ドアに連続的に存在するように見せることができる。その結果、ドアの上部に、ドアの上辺部の湾曲形状を反映した装飾シート60による美しいラインを切れ目少なく形成することができるので、車両の高級感を増大させることができる。
また、上辺部ガラスラン14の車外側モールリップ22がそのまま突出部18となるので、コーナー部13の型成形時に突出部18を別に形成する必要がなく、成形が容易になる。さらに、車外側モールリップ22は硬質材を用いた硬質部221で形成されているので、コーナー部13において、縦辺部ガラスラン15を越えて突出した突出部18が自立的に保持され、突出部18の形状を利用してドアフレーム2へのガラスラン10の取付が容易になる。
本発明の実施にあたっては、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
例えば、本発明の第1から第5の実施形態のいずれの実施形態も、車外側モールリップ22の先端部分にモールリップ当接リップ26を用いたが、モールリップ当接リップ26を用いずに、車外側モールリップ22の先端部分、すなわち、硬質部221より先端部を、ガラスラン10をドアアウタパネル2cに装着したときに、先端部分がドアアウタパネル2cに弾接するように、軟質材を用い、肉厚に形成してもよい。
例えば、本発明の第1から第5の実施形態のいずれの実施形態も、軟質材について同じ国際ゴム硬度(IRHD)値のTPVを使用したが、部位によってその剛性を変えても良く、また、部位によって異なる材料により形成してもよい。
1 ドア
2 ドアフレーム
5 ドアガラス
7 エンドキャップ
8 ピラーガーニッシュ
10、100 ガラスラン
11、110 ガラスラン本体
14 上辺部ガラスラン
15 縦辺部ガラスラン
16 切り欠かれた位置
17 切り欠き部
18 突出部
20、120 車外側側壁
21、121 車外側シールリップ
22、122 車外側モールリップ
221 硬質部
25 被覆部
26 車外側モールリップ当接リップ
27 頂部
28 リブ
30、130 車内側側壁
31、131 車外側シールリップ
32、132 車外側モールリップ
40、140 底壁
60 装飾シート
2 ドアフレーム
5 ドアガラス
7 エンドキャップ
8 ピラーガーニッシュ
10、100 ガラスラン
11、110 ガラスラン本体
14 上辺部ガラスラン
15 縦辺部ガラスラン
16 切り欠かれた位置
17 切り欠き部
18 突出部
20、120 車外側側壁
21、121 車外側シールリップ
22、122 車外側モールリップ
221 硬質部
25 被覆部
26 車外側モールリップ当接リップ
27 頂部
28 リブ
30、130 車内側側壁
31、131 車外側シールリップ
32、132 車外側モールリップ
40、140 底壁
60 装飾シート
Claims (7)
- ドアの内周に取付け、ドアガラスの昇降を案内する軟質材で形成されたガラスランであって、該ガラスランは、
車外側側壁と車内側側壁と底壁とからなる断面略U字状のガラスラン本体と、
前記車外側側壁と前記車内側側壁の先端からそれぞれ断面U字状の前記ガラスラン本体の内側に向かって延設された車外側シールリップと車内側シールリップと、
前記車外側側壁と前記車内側側壁の先端からそれぞれ断面U字状の前記ガラスラン本体の外側に向かって延設された車外側モールリップと車内側モールリップとを有し、
前記車外側モールリップの車外側表面の一部または全体に装飾シートが貼り付けられており、
前記車外側モールリップの、少なくとも前記装飾シートが貼り付けられる部分は、前記軟質材より硬い硬質材を用いた硬質部で形成されていることを特徴とするガラスラン。 - 前記硬質部は、前記車外側モールリップから前記車外側側壁まで連続して延設されている請求項1に記載のガラスラン。
- 前記車外側モールリップに形成された前記硬質部の車内側には、リブが形成されている請求項1または請求項2に記載のガラスラン。
- 前記車外側モールリップの先端部には、前記ガラスランをドアパネルに装着したときに、前記ドアパネルの車外側面と前記車外側モールリップの間をシールするモールリップ当接リップが形成されている請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のガラスラン。
- 前記硬質部の剛性は、国際ゴム硬度(IRHD)85以上95以下であり、前記軟質材の剛性は、国際ゴム硬度(IRHD)70以上85未満である請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のガラスラン。
- ドアの内周の上辺部に取付けられる上辺部ガラスランと、前記ドアの内周の縦辺部に取付けられる縦辺部ガラスランが前記ドアのコーナー部において接続され、ドアガラスの昇降を案内する軟質材で形成されたガラスランであって、
前記ガラスランは、
車外側側壁と車内側側壁と底壁とからなる断面略U字状のガラスラン本体と、前記車外側側壁と前記車内側側壁の先端からそれぞれ断面U字状の前記ガラスラン本体の内側に向かって延設された車外側シールリップと車内側シールリップと、前記車外側側壁と前記車内側側壁の先端からそれぞれ断面U字状の前記ガラスラン本体の外側に向かって延設された車外側モールリップと車内側モールリップとを有し、
前記上辺部ガラスランの前記車外側モールリップは、前記軟質材より硬い硬質材を用いた硬質部で形成され、且つ前記上辺部ガラスランは、一部が前記車外側モールリップを残して切り欠かれた切り欠き部を有し、該切り欠かれた位置で前記縦辺部ガラスランと接続される前記ガラスランのコーナー部が形成され、前記上辺部ガラスランの前記車外側モールリップの前記切り欠き部は、前記コーナー部において、前記縦辺部ガラスランを越えて突出する突出部を有することを特徴とするガラスラン。 - 前記上辺部ガラスランの前記車外側モールリップには、装飾シートが貼り付けられている請求項6に記載のガラスラン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US16/532,718 US20200101828A1 (en) | 2018-09-27 | 2019-08-06 | Glass run |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018181885 | 2018-09-27 | ||
JP2018181885 | 2018-09-27 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020055514A true JP2020055514A (ja) | 2020-04-09 |
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ID=70106266
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018244260A Pending JP2020055514A (ja) | 2018-09-27 | 2018-12-27 | ガラスラン |
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JP (1) | JP2020055514A (ja) |
-
2018
- 2018-12-27 JP JP2018244260A patent/JP2020055514A/ja active Pending
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