JP2020055390A - 異常検出装置および制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の回転翼が同軸上に配置された回転翼ユニットの異常を適切に検出することが可能な異常検出装置を提供する。【解決手段】コントローラ2は、2つのプロペラ111aおよび112aが同軸上に配置された回転翼ユニット11の異常を検出するものである。コントローラ2は、プロペラ111aおよび112aについての正常な運転時の相関関係を予め記憶する記憶部22を備え、プロペラ111aおよび112aの実際の運転時の相関関係と、記憶部22に記憶された相関関係とに基づいて、回転翼ユニット11の異常を検出するように構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、異常検出装置および制御装置に関する。
従来、複数の回転翼ユニットを備える無人回転翼機が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特許文献1の無人回転翼機は、回転翼ユニットの故障が検出された場合に、自動的に着陸するように構成されている。回転翼ユニットは、揚力を発生させる回転翼と、回転翼を回転させるモータとを含んでいる。この無人回転翼機は、モータの回転速度の目標値と、センサにより検出されるモータの実際の回転速度との偏差が大きい場合に、そのモータが故障していると判定するように構成されている。
特開2017−47736号公報
ここで、回転翼ユニットでは、複数の回転翼が同軸上に配置されるものもある。このような回転翼ユニットにおいても、異常が発生した場合にその異常を適切に検出することが望まれる。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、複数の回転翼が同軸上に配置された回転翼ユニットの異常を適切に検出することが可能な異常検出装置および制御装置を提供することである。
本発明による異常検出装置は、複数の回転翼が同軸上に配置された回転翼ユニットの異常を検出するものであり、複数の回転翼についての正常な運転時の相関関係および異常な運転時の相関関係の少なくともいずれか一方を予め記憶する記憶部と、複数の回転翼の実際の運転時の相関関係と、記憶部に記憶された相関関係とに基づいて、回転翼ユニットの異常を検出する検出部とを備える。
このように構成することによって、同軸上に配置される複数の回転翼は運転時に相互に影響を与えあうことから、運転時の相関関係を用いて異常を適切に検出することができる。
上記異常検出装置において、回転翼ユニットにはダクトが設けられ、ダクト内に複数の回転翼が配置されていてもよい。
上記異常検出装置において、相関関係には、回転翼を回転させるモータの回転速度が含まれていてもよい。
上記異常検出装置において、回転翼は、ピッチ角を調整可能に構成され、相関関係には、回転翼のピッチ角が含まれていてもよい。
本発明による制御装置は、複数の回転翼ユニットを備える飛行体を制御するものである。回転翼ユニットは、複数の回転翼が同軸上に配置されている。制御装置は、複数の回転翼についての正常な運転時の相関関係および異常な運転時の相関関係の少なくともいずれか一方を予め記憶する記憶部と、複数の回転翼の実際の運転時の相関関係と、記憶部に記憶された相関関係とに基づいて、回転翼ユニットの異常を検出する検出部と、検出部によって回転翼ユニットの異常が検出された場合に、異常時制御を行う制御部とを備える。
このように構成することによって、同軸上に配置される複数の回転翼は運転時に相互に影響を与えあうことから、運転時の相関関係を用いて異常を適切に検出することができる。
本発明の異常検出装置および制御装置によれば、複数の回転翼が同軸上に配置された回転翼ユニットの異常を適切に検出することができる。
本実施形態による飛行システムの一例を示したブロック図である。 図1の飛行システムの回転翼ユニットを示した模式図である。 本実施形態による飛行システムの異常検出時の動作例を説明するためのフローチャートである。 本実施形態の第1変形例による飛行体の一例を示したブロック図である。 本実施形態の第2変形例による飛行システムの異常検出時の動作例を説明するためのフローチャートである。 本実施形態の第3変形例による飛行システムの異常検出時の動作例を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
まず、図1および図2を参照して、本発明の一実施形態による飛行システム100について説明する。
飛行システム100は、図1に示すように、たとえば無人回転翼機である飛行体1と、飛行体1を制御するコントローラ2とを備えている。なお、コントローラ2は、本発明の「異常検出装置」および「制御装置」の一例である。
飛行体1は、コントローラ2から受信した操縦信号などに基づいて飛行するように構成されている。この飛行体1は、複数の回転翼ユニット11と、複数の回転翼ユニット11を制御する回転翼制御部12とを含んでいる。複数の回転翼ユニット11は、揚力を発生させるように構成され、平面的に見て飛行体1の外縁部に所定の間隔を隔てて配置されている。なお、図1では、簡略化のために、複数の回転翼ユニット11のうちの1つの回転翼ユニット11を示している。
回転翼ユニット11は、図2に示すように、上側回転翼部111と、下側回転翼部112と、ダクト113とを含んでいる。上側回転翼部111および下側回転翼部112は、ダクト113内に配置され、鉛直方向に連なるように配置されている。上側回転翼部111は、ダクト113内において下側回転翼部112の上方に配置され、下側回転翼部112は、ダクト113内において上側回転翼部111の下方に配置されている。
上側回転翼部111は、図1に示すように、プロペラ111aと、モータ111bと、ピッチ角調整部111cと、回転速度センサ111dと、電流センサ111eと、電圧センサ111fと、ピッチ角センサ111gとを有する。プロペラ111aは、モータ111bの回転軸に連結されている。モータ111bは、プロペラ111aを回転させるように構成されている。ピッチ角調整部111cは、プロペラ111aのピッチ角(左右軸まわりの回転角度)を調整するためのサーボモータ(図示省略)を有する。回転速度センサ111dは、モータ111bの回転速度(単位時間あたりの回転数)を検出するために設けられている。電流センサ111eは、モータ111bに流れる電流を検出するために設けられ、電圧センサ111fは、モータ111bに入力される電圧を検出するために設けられている。ピッチ角センサ111gは、プロペラ111aのピッチ角を検出するために設けられている。
下側回転翼部112は、プロペラ112aと、モータ112bと、ピッチ角調整部112cと、回転速度センサ112dと、電流センサ112eと、電圧センサ112fと、ピッチ角センサ112gとを有する。プロペラ112aは、モータ112bの回転軸に連結されている。モータ112bは、プロペラ112aを回転させるように構成されている。ピッチ角調整部112cは、プロペラ112aのピッチ角を調整するためのサーボモータ(図示省略)を有する。回転速度センサ112dは、モータ112bの回転速度を検出するために設けられている。電流センサ112eは、モータ112bに流れる電流を検出するために設けられ、電圧センサ112fは、モータ112bに入力される電圧を検出するために設けられている。ピッチ角センサ112gは、プロペラ112aのピッチ角を検出するために設けられている。
すなわち、回転翼ユニット11では、複数(2つ)のプロペラ111aおよび112aが同軸上に配置されている。つまり、プロペラ111aおよび112aが平面的に見て対応する(重なる)位置に配置され、プロペラ111aの回転軸とプロペラ112aの回転軸とが鉛直方向に連なるように配置されている。プロペラ111aおよび112aは、逆方向に回転されるように構成されていてもよいし、同方向に回転されるように構成されていてもよい。なお、プロペラ111aおよび112aは、本発明の「回転翼」の一例である。
回転翼制御部12は、コントローラ2から受信した操縦信号などに基づいて、上側回転翼部111のモータ111bおよびピッチ角調整部111cと、下側回転翼部112のモータ112bおよびピッチ角調整部112cとを制御するように構成されている。この回転翼制御部12は、演算部12aと、記憶部12bと、通信部12cとを含んでいる。演算部12aは、記憶部12bに記憶された各種制御プログラムやマップなどに基づいて演算処理を実行することにより、回転翼制御部12を制御するように構成されている。記憶部12bには、各種制御プログラムや、それら各種制御プログラムを実行する際に参照されるマップなどが記憶されている。通信部12cは、コントローラ2と通信するために設けられている。この通信部12cは、コントローラ2から送信される操縦信号を受信するとともに、回転翼ユニット11の各センサの検出結果をコントローラ2に送信するように構成されている。
コントローラ2は、操縦信号を送信して飛行体1の飛行を制御するように構成されている。このコントローラ2は、演算部21と、記憶部22と、操縦部23と、通信部24と、報知部25とを含んでいる。演算部21は、記憶部22に記憶された各種制御プログラムやマップなどに基づいて演算処理を実行することにより、コントローラ2を制御するように構成されている。記憶部22には、各種制御プログラムや、それら各種制御プログラムを実行する際に参照されるマップなどが記憶されている。操縦部23は、操縦者による操縦動作を受け付けるために設けられている。通信部24は、飛行体1と通信するために設けられている。この通信部24は、操縦部23への入力などに応じた操縦信号を飛行体1に送信するとともに、回転翼ユニット11の各センサの検出結果を受信するように構成されている。なお、演算部21は、本発明の「検出部」および「制御部」の一例である。
また、コントローラ2は、回転翼ユニット11の各センサの検出結果に基づいて運転状態を算出するとともに、その運転状態に基づいて回転翼ユニット11の異常を検出するように構成されている。報知部25は、たとえばディスプレイまたはスピーカであり、回転翼ユニット11の異常が検出された場合にその旨を操縦者に報知するように構成されている。なお、コントローラ2は、たとえば、複数の回転翼ユニット11のうちの全ての回転翼ユニット11の運転状態を取得し、全ての回転翼ユニット11について異常検出を行うように構成されている。
ここで、回転翼ユニット11では、プロペラ111aおよび112aが同軸上に配置されており、プロペラ111aおよび112aが運転時に相互に影響を与えあう。そこで、コントローラ2の記憶部22にはデータベース22aが格納され、そのデータベース22aにはプロペラ111aおよび112aの正常な運転時の相関関係(運転状態)が予め蓄積されている。このデータベース22aには、プロペラ111aおよび112aの正常な運転時の種々の運転パターンの相関関係が蓄積されている。データベース22aの具体例を表1に示した。
Figure 2020055390
データベース22aでは、表1に示すように、上側回転翼部111のプロペラ111aに関する3つの項目と、下側回転翼部112のプロペラ112aに関する3つの項目とが設定されており、合計で6つの項目が設定されている。具体的には、データベース22aの項目として、モータ111bおよび112bの回転速度と、モータ111bおよび112bのトルクと、プロペラ111aおよび112aのピッチ角とが設定されている。
たとえば、データベース22aでは、モータ111bの回転速度がNu1であり、モータ111bのトルクがTu1であり、プロペラ111aのピッチ角がAu1であり、モータ112bの回転速度がNl1であり、モータ112bのトルクがTl1であり、かつ、プロペラ112aのピッチ角がAl1である場合が正常時の運転パターンPt1として蓄積されている。同様に、モータ111bの回転速度がNu2であり、モータ111bのトルクがTu2であり、プロペラ111aのピッチ角がAu2であり、モータ112bの回転速度がNl2であり、モータ112bのトルクがTl2であり、かつ、プロペラ112aのピッチ角がAl2である場合が正常時の運転パターンPt2として蓄積されている。なお、表1では、簡略化のために運転パターンPt1およびPt2のみを示したが、実際のデータベース22aには多数の正常時の運転パターンが蓄積されている。この多数の正常時の運転パターンは、シミュレーションや実験によって予め求められている。また、正常時の運転パターンの各項目は、予め求められた所定値であってもよいし、予め求められた所定範囲であってもよい。
そして、コントローラ2は、実際の運転時の相関関係(回転翼ユニット11の運転状態)と、データベース22aに蓄積された正常な運転時の相関関係とに基づいて、回転翼ユニット11の異常を検出するように構成されている。具体的には、コントローラ2は、実際の運転時のセンサ値を取得して比較用データを算出するとともに、その比較用データをデータベース22aと照合し、一致するデータ(運転パターン)がない場合に異常と判断するように構成されている。
ここで、モータ111bのトルクは、たとえば電流センサ111eの検出結果に基づいて算出され、モータ112bのトルクは、たとえば電流センサ112eの検出結果に基づいて算出される。このため、上記したセンサ値には、回転速度センサ111dの検出結果、電流センサ111eの検出結果、ピッチ角センサ111gの検出結果、回転速度センサ112dの検出結果、電流センサ112eの検出結果、および、ピッチ角センサ112gの検出結果が含まれている。そして、比較用データ(運転状態)には、回転速度センサ111dにより検出されるモータ111bの回転速度、電流センサ111eの検出結果から算出されるモータ111bのトルク、ピッチ角センサ111gにより検出されるプロペラ111aのピッチ角、回転速度センサ112dにより検出されるモータ112bの回転速度、電流センサ112eの検出結果から算出されるモータ112bのトルク、および、ピッチ角センサ112gにより検出されるプロペラ112aのピッチ角が含まれている。したがって、比較用データの6つの値がそれぞれデータベース22aの6つの項目と一致する運転パターン(レコード)がある場合に正常と判断され、それ以外の場合(正常時の運転パターンのいずれにも該当しない場合)に異常と判断されるようになっている。
たとえば、回転速度センサ111dにより検出されるモータ111bの回転速度がNu1であり、電流センサ111eの検出結果から算出されるモータ111bのトルクがTu1であり、ピッチ角センサ111gにより検出されるプロペラ111aのピッチ角がAu1であり、回転速度センサ112dにより検出されるモータ112bの回転速度がNl1であり、電流センサ112eの検出結果から算出されるモータ112bのトルクがTl1であり、かつ、ピッチ角センサ112gにより検出されるプロペラ112aのピッチ角がAl1である場合には、正常時の運転パターンPt1に該当することから、回転翼ユニット11が正常であると判断される。
−飛行システムの異常検出時の動作例−
次に、図3を参照して、本実施形態による飛行システムの異常検出時の動作例について説明する。なお、この異常検出動作は飛行体1の飛行時に行われる。また、以下の各ステップはコントローラ2により実行される。
まず、図3のステップST1において、飛行体1から送信される回転翼ユニット11の各センサの検出結果が取得され、その各センサの検出結果に基づいて運転状態が算出される。この運転状態は、たとえば、回転翼ユニット11の6つのセンサ値に基づく比較用データであり、プロペラ111aおよび112aの現在の実際の相関関係に相当する。なお、複数の回転翼ユニット11のうちの全ての回転翼ユニット11の運転状態が算出される。
次に、ステップST2において、全ての回転翼ユニット11の運転状態がデータベース22aと照合される。そして、ステップST3において、全ての回転翼ユニット11の運転状態について、データベース22aに一致するデータ(運転パターン)があるか否かが判断される。そして、全ての回転翼ユニット11についてデータベース22aに一致するデータがあると判断された場合には、全ての回転翼ユニット11で実際の運転時の相関関係が正常であることから、ステップST1に戻る。その一方、複数の回転翼ユニット11のいずれかについてデータベース22aに一致するデータがないと判断された場合には、その回転翼ユニット11の実際の運転時の相関関係が正常ではないことから、ステップST4に移る。
次に、ステップST4では、報知部25を用いて回転翼ユニット11の異常が操縦者に報知される。この回転翼ユニット11の異常の具体例としては、モータ111bおよび112bの異常、ピッチ角調整部111cおよび112cの異常、ダクト113の異常、各センサ(回転速度センサ111d、112d、電流センサ111e、112e、ピッチ角センサ111g、112g)の異常などが挙げられる。
−効果−
本実施形態では、上記のように、実際の運転時の相関関係とデータベース22aに蓄積された正常な運転時の相関関係とに基づいて回転翼ユニット11の異常を検出することによって、同軸上に配置されるプロペラ111aおよび112aは運転時に相互に影響を与えあうことから、運転時の相関関係を用いて異常を適切に検出することができる。すなわち、プロペラ111aおよび112aの運転時の相関関係を用いて種々の異常を検出することができる。
また、本実施形態では、回転翼ユニット11にダクト113が設けられ、ダクト113内にプロペラ111aおよび112aが配置されている。このため、ダクト113が損傷して気流が変化すると、プロペラ111aおよび112aの運転時の相関関係が変化して異常を検出することができる。したがって、プロペラ111aおよび112aの運転を個別に監視するだけでは検出できない異常(たとえばダクト113の異常)を検出することができる。
−他の実施形態−
なお、今回開示した実施形態は、すべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、本発明の技術的範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、飛行体1が無人回転翼機である例を示したが、これに限らず、飛行体が有人回転翼機であってもよい。この場合には、コントローラが飛行体に一体的に設けられていてもよい。
具体的には、図4に示す第1変形例の飛行体200のように、上記した回転翼制御部12およびコントローラ2の機能を有する制御部201が設けられていてもよい。制御部201は、回転翼ユニット11を制御して飛行体200の飛行を制御するとともに、相関関係(運転状態)に基づいて回転翼ユニット11の異常を検出するように構成されている。この制御部201は、演算部201aと、記憶部201bと、操縦部23と、報知部25とを含んでいる。演算部201aは、記憶部201bに記憶された各種制御プログラムやマップなどに基づいて演算処理を実行することにより、制御部201を制御するように構成されている。記憶部201bには、各種制御プログラムや、それら各種制御プログラムを実行する際に参照されるマップなどが記憶されている。また、記憶部201bには、データベース22aが格納されている。なお、制御部201は、本発明の「異常検出装置」および「制御装置」の一例であり、演算部201aは、本発明の「検出部」および「制御部」の一例である。
また、上記実施形態では、回転翼ユニット11にダクト113が設けられる例を示したが、これに限らず、回転翼ユニットにダクトが設けられていなくてもよい。
また、上記実施形態では、ピッチ角調整部111cおよび112cが設けられ、飛行体1が可変ピッチ機である例を示したが、これに限らず、ピッチ角調整部が設けられておらず、飛行体が固定ピッチ機であってもよい。この場合には、データベースの項目としてプロペラのピッチ角が設定されていなくてもよい。
また、上記実施形態では、データベース22aがコントローラ2に格納される例を示したが、これに限らず、データベースがサーバ装置(図示省略)に格納され、コントローラがそのサーバ装置と通信してデータベースと照合するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、回転翼制御部12が各センサの検出結果をコントローラ2に送信し、コントローラ2が各センサの検出結果に基づいて運転状態を算出する例を示したが、これに限らず、回転翼制御部が、各センサの検出結果に基づいて運転状態を算出し、その運転状態をコントローラ2に送信するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、モータ111bおよび112bの回転速度と、モータ111bおよび112bのトルクと、プロペラ111aおよび112aのピッチ角とがデータベース22aの項目として設定される例を示したが、これに限らず、モータの回転速度、モータのトルク、および、プロペラのピッチ角の少なくともいずれか1つがデータベースの項目として設定されるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、回転翼ユニット11の6つのセンサ値に基づいて運転状態(比較用データ)が算出される例を示したが、これに限らず、電圧センサなどのその他のセンサの検出結果を加味して運転状態が算出されるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、電流センサ111e(112e)の検出結果に基づいてモータ111b(112b)のトルクが算出される例を示したが、これに限らず、モータのトルクを検出するトルクセンサが設けられていてもよい。
また、上記実施形態では、実際の運転時の相関関係をデータベース22aと照合して回転翼ユニット11の異常を検出する例を示したが、これに限らず、実際の運転時の相関関係を評価式に代入して回転翼ユニット11の異常を検出するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、正常な運転時の相関関係がデータベース22aに蓄積される例を示したが、これに限らず、異常な運転時の相関関係がデータベースに蓄積されていてもよい。この場合には、異常時の運転パターンに一致する場合に異常と判断される。また、データベースに蓄積された異常時の運転パターンにその異常の原因が対応付けて登録されている場合には、異常の原因を特定することが可能である。たとえば、ダクト異常時の運転パターンがデータベースに蓄積され、その運転パターンに該当した場合には、ダクトの異常として検出することができる。なお、正常な運転時の相関関係および異常な運転時の相関関係の両方がデータベースに蓄積されていてもよい。
また、上記実施形態では、センサ値の瞬時データを用いて異常を検出する例を示したが、これに限らず、センサ値の時系列データを用いて異常を検出するようにしてもよい。このように構成すれば、加減速時に応答遅れが発生する場合や、定常飛行時にデータのばらつきが発生する場合であっても、正確な異常検出を行うことが可能である。
また、図5に示す上記実施形態の第2変形例のように、回転翼ユニット11の異常が検出された場合に異常時制御が行われるようにしてもよい。図5のステップST11〜ST13は、図3のステップST1〜ST3と同様であり、説明を省略する。図5のステップST14では、コントローラ2により、飛行体1に対して異常時制御が指示される。異常時制御の一例としては、異常が検出された回転翼ユニット11を停止させてその他の正常な回転翼ユニット11を用いて飛行を継続させること、不時着モードに移行させて最低限の制御で着陸させること、回転翼制御部12をリセットさせて正常化を図ることなどが挙げられる。
また、図6に示す上記実施形態の第3変形例のように、回転翼ユニット11の異常が検出された場合に異常の原因の切り分けが行われるようにしてもよい。図6のステップST21〜ST23は、図3のステップST1〜ST3と同様であり、説明を省略する。図6のステップST24では、コントローラ2により、飛行体1に対して判別制御が指示される。この判別制御の一例としては、モータ111bまたは112bを一時的に停止させること、プロペラ111aまたは112aのピッチ角を一時的にゼロにすることなどが挙げられる。次に、ステップST25において、センサ値に変化があるか否かが判断される。そして、センサ値に変化があると判断された場合には、ステップST26において、機器側(モータ111b、112b、ピッチ角調整部111c、112c)の異常と判断され、不時着モードに移行される。その一方、センサ値に変化がないと判断された場合には、ステップST27において、センサ側(回転速度センサ111d、112d、電流センサ111e、112e、ピッチ角センサ111g、112g)の異常と判断され、回転翼制御部12がリセットされる。
本発明は、複数の回転翼が同軸上に配置された回転翼ユニットの異常を検出する異常検出装置および制御装置に利用可能である。
1 飛行体
2 コントローラ(異常検出装置、制御装置)
11 回転翼ユニット
21 演算部(検出部、制御部)
22 記憶部
111a プロペラ(回転翼)
111b モータ
112a プロペラ(回転翼)
112b モータ
113 ダクト
200 飛行体
201 制御部(異常検出装置、制御装置)
201a 演算部(検出部、制御部)
201b 記憶部

Claims (5)

  1. 複数の回転翼が同軸上に配置された回転翼ユニットの異常を検出する異常検出装置であって、
    前記複数の回転翼についての正常な運転時の相関関係および異常な運転時の相関関係の少なくともいずれか一方を予め記憶する記憶部と、
    前記複数の回転翼の実際の運転時の相関関係と、前記記憶部に記憶された相関関係とに基づいて、前記回転翼ユニットの異常を検出する検出部とを備えることを特徴とする異常検出装置。
  2. 請求項1に記載の異常検出装置において、
    前記回転翼ユニットにはダクトが設けられ、前記ダクト内に前記複数の回転翼が配置されていることを特徴とする異常検出装置。
  3. 請求項1または2に記載の異常検出装置において、
    前記相関関係には、前記回転翼を回転させるモータの回転速度が含まれることを特徴とする異常検出装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の異常検出装置において、
    前記回転翼は、ピッチ角を調整可能に構成され、
    前記相関関係には、前記回転翼のピッチ角が含まれることを特徴とする異常検出装置。
  5. 複数の回転翼ユニットを備える飛行体を制御する制御装置であって、
    前記回転翼ユニットは、複数の回転翼が同軸上に配置されており、
    前記複数の回転翼についての正常な運転時の相関関係および異常な運転時の相関関係の少なくともいずれか一方を予め記憶する記憶部と、
    前記複数の回転翼の実際の運転時の相関関係と、前記記憶部に記憶された相関関係とに基づいて、前記回転翼ユニットの異常を検出する検出部と、
    前記検出部によって前記回転翼ユニットの異常が検出された場合に、異常時制御を行う制御部とを備えることを特徴とする制御装置。
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