JP2020052604A - 非接触通信媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】断線検知用配線を有し、断線検知用配線に断線が生じた場合にその旨を非接触送信する非接触通信媒体において、金属に取り付けられた状態にて断線検知用配線が断線した場合における金属による非接触通信への影響を緩和する。【解決手段】ミシン目13が設けられたフィルム基板10と、フィルム基板10のミシン目13を介した一方の領域11に形成されたアンテナ30a,30bと、フィルム基板10にミシン目13を跨いで形成された断線検知用配線40と、フィルム基板10の一方の領域11に配置され、アンテナ30a,30b及び断線検知用配線40と接続され、断線検知用配線40の断線を検出し、その検出結果をアンテナ30a,30bを介して非接触送信するICチップ20と、フィルム基板10の一方の領域11に形成され、ICチップ20のアンテナ端子21bと断線検知端子21dとを接続するループ配線50とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、断線検知用配線を有し、断線検知用配線に断線が生じた場合にその旨を非接触送信する非接触通信媒体に関する。
昨今、情報化社会の進展に伴って、商品等に貼付されるラベルやタグに情報を記録し、このラベルやタグを用いて商品等の管理が行われている。このようなラベルやタグを用いた情報管理においては、ラベルやタグに対して非接触状態にて情報の書き込みや読み出しを行うことが可能なICチップが搭載された非接触型ICラベルや非接触型ICタグ等のRFID技術を利用した非接触通信媒体がその優れた利便性から急速な普及が進みつつある。
このような非接触通信媒体においては、金属からなる物品に取り付けられた場合、アンテナが金属の影響を受け、通信距離が短くなってしまう。そこで、金属の影響を避けるために、グランドを有した立体構造物を利用して非接触通信媒体を金属からなる物品に取り付けられることが行われているが、その構造が複雑であり高価なものとなってしまう。
ここで、ラベル基体にRFIDが取り付けられてなるRFIDラベルであって、ラベル基体を、折り畳み可能な3つの領域から構成し、3つの領域のうち、RFIDが取り付けられた領域が被着体から離間するように折り畳んで被着体に保持することで、被着体が金属からなるものである場合に金属による影響を緩和するRFIDラベルが、特許文献1に開示されている。
また、アンテナ及びICチップが設けられた基材の一部を折り重ねることで、アンテナ及びICチップを物品の金属面から離間させ、それにより、金属による影響を緩和する非接触型データ受送信体が、特許文献2に開示されている。
また、アンテナの一端を金属面となる放射板と容量結合させるとともに、アンテナの他端を放射板から離間させることで、金属による影響を緩和する無線ICデバイスが、特許文献3に開示されている。
ところで近年、開封部分を具備する被着体にラベルを貼着しておき、ラベルが剥離されたり破断されたりした場合にそれを検知することで、被着体が開封されたことを検知するための様々な仕組みが考えられている。その中の1つとして、ICチップを用いて被着体の開封を検知する技術が考えられており、例えば、特許文献4に開示されている。
図12は、ICチップを用いて被着体の開封を検知するICタグの一例を示す図である。
本例は図12に示すように、基板610上に、非接触通信用のアンテナ630a,630bが形成されるとともに、これに接続されたICチップ620が搭載され、さらに、ICチップ620に接続されたループ状の断線検知用配線640が基板610上に形成されて構成されている。
基板610には、対向する2辺間を結ぶミシン目613が形成されており、このミシン目613によって2つの領域611,612に分離可能となっている。そして、アンテナ630a,630b及びICチップ620が一方の領域611に設けられており、断線検知用配線640がミシン目613を跨って形成されている。
上記のように構成されたICラベル601においては、物品の開封部分にミシン目613が対向するように貼着された状態にて物品が開封されると、ミシン目613が破断して基板610が2つの領域611,612に分離し、それに伴って断線検知用配線640が断線する。そして、断線検知用配線640が断線した旨がICチップ620にて検出され、その旨がアンテナ630a,630bを介して非接触送信されることで、ICラベル601が貼着された物品が開封された旨が認識されることになる。
上述した断線検知用配線を有する非接触通信媒体においては、断線検知用配線が断線したことを検出することで、物品の開封検知に限らず、貼着した物品の品質管理にも利用することができ、その仕組みが特許文献5に開示されている。
特許第4799243号公報 特許第4916841号公報 特許第6137362号公報 特開2012−198589号公報 特開2018−13944号公報
上述したような断線検知用配線を有する非接触通信媒体においても、金属面を有する被着体となる物品に貼着して使用する場合、非接触通信への金属による影響を緩和する必要がある。
図13は、図12に示したICラベル601におけるICチップ620への影響を説明するための図であり、(a)はICチップ620が有する端子を示す図、(b)は(a)に示した端子621a〜621d間の等価回路を示す図である。
図12に示したICラベル601におけるICチップ620には、図13(a)に示すように4つの端子621a〜621dが設けられている。この4つの端子621a〜621dのうち、端子621aはアンテナ630aに接続され、端子621bはアンテナ630bに接続され、端子621cは断線検知用配線640の一端に接続され、端子621dは断線検知用配線640の他端に接続されている。ICチップ620においては、2つの端子621c,621d間の抵抗値の変化を検出することで、断線検知用配線640の断線の有無が判断されることになる。
ここで、図12に示したICラベル601を金属面を有する物品に貼着する場合、ICチップ620の端子621a,621b及びアンテナ630a,630bを金属面から離間させることで、非接触通信への金属による影響を緩和することができる。そのため、ICチップ620の端子621c,621d及び断線検知用配線640が設けられた領域が金属面に対向するように貼着することになるが、アンテナ630a,630bに接続された端子621a,621bと、断線検知用配線640に接続された端子621c,621dとは、物理的に独立しているものの、ICチップ620内においては、図13(b)に示すように、抵抗成分R1,R2や容量成分C1,C2を介して電気的に接続された状態となって完全に独立したものとはなっていない。そのため、断線検知用配線640が断線した場合に、アンテナ630a,630bを介した非接触通信特性が大きく変化し、通信距離が短くなってしまうという問題点がある。
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、断線検知用配線を有し、断線検知用配線に断線が生じた場合にその旨を非接触送信する非接触通信媒体において、金属に取り付けられた状態にて断線検知用配線が断線した場合における金属による非接触通信への影響を緩和することができる非接触通信媒体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
破断容易線が設けられたシート基材と、
前記シート基材の前記破断容易線を介した一方の領域に形成されたアンテナと、
前記シート基材に前記破断容易線を跨いで形成された断線検知用配線と、
前記シート基材の前記一方の領域に配置され、前記アンテナ及び断線検知用配線と接続され、前記断線検知用配線の断線を検出し、その検出結果を前記アンテナを介して非接触送信するICチップと、
前記シート基材の前記一方の領域に形成され、前記ICチップの前記アンテナが接続されたアンテナ端子と、前記ICチップの前記断線検知用配線が接続された配線検知端子とを接続するループ配線とを有する。
上記のように構成された本発明においては、ICチップによって断線検知用配線に断線が生じているか否かが検出され、その検出結果がアンテナを介して非接触送信される。ここで、金属からなる物品に取り付けられる場合、アンテナを金属から離間させて取り付けられることで、非接触通信への金属による影響が緩和されることになる。そして、断線検知用配線が断線していない場合は、断線検知用配線と金属との間で容量結合が生じた状態となっている。その状態から破断容易線が破断することで断線検知用配線が断線すると、ICチップのアンテナが接続されたアンテナ端子とICチップの断線検知用配線が接続された断線検知端子とを接続するループ配線によって金属との容量結合が維持されることとなり、それにより、アンテナを介した非接触通信特性が大きく変化することがなくなり、金属による非接触通信への影響が緩和されることになる。
このように、断線検知用配線が断線していない状態においては、断線検知用配線が金属と容量結合し、断線検知用配線が断線した状態においては、ICチップのアンテナが接続されたアンテナ端子とICチップの断線検知用配線が接続された断線検知端子とを接続するループ配線が金属と容量結合し、断線検知用配線に断線が生じているか否かによらずに金属との容量結合が維持されることにより、金属に取り付けられた状態にて断線検知用配線が断線した場合における金属による非接触通信への影響を緩和することができる。
また、シート基材のアンテナが形成された面とは反対側の面のうち、少なくともアンテナが形成された領域に、非金属からなるスペーサー基材が積層されていれば、金属からなる物品に取り付けられる場合に金属からアンテナを離間しやすくなる。
本発明によれば、断線検知用配線が断線していない状態においては、断線検知用配線が金属と容量結合し、断線検知用配線が断線した状態においては、ICチップのアンテナが接続されたアンテナ端子とICチップの断線検知用配線が接続された断線検知端子とを接続するループ配線が金属と容量結合し、断線検知用配線に断線が生じているか否かによらずに金属との容量結合が維持されることにより、金属に取り付けられた状態にて断線検知用配線が断線した場合における金属による非接触通信への影響を緩和することができる。
また、シート基材のアンテナが形成された面とは反対側の面のうち、少なくともアンテナが形成された領域に、非金属からなるスペーサー基材が積層されているものにおいては、金属からなる物品に取り付けられる場合に金属からアンテナを離間しやすくなる。
本発明の非接触通信媒体の実施の一形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示した矢印A方向から見た側面図、(c)はICチップが有する端子を示す図である。 図1に示したICラベルが貼着される被着体の一例を示す図であり、(a)は外観斜視図、(b)はICラベルが貼着された状態における外観斜視図である。 図1に示したICラベルが図2に示した箱2に貼着された状態において箱が開封された場合の作用を説明するための図である。 図1に示したICラベルが図2に示した箱に貼着された状態におけるICラベルの通信距離を測定した結果を示す図である。 本発明の非接触通信媒体の他の実施の形態を示す表面図である。 図5に示したICラベルが図2に示した箱に貼着された状態におけるICラベルの通信距離を測定した結果を示す図である。 本発明の非接触通信媒体の他の実施の形態を示す表面図である。 本発明の非接触通信媒体の他の実施の形態を示す表面図である。 本発明の非接触通信媒体の他の実施の形態を示す表面図である。 本発明の非接触通信媒体の他の実施の形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。 図1に示したICラベルが貼着される被着体の他の例を示す図であり、(a)は外観斜視図、(b)はICラベルが貼着された状態における外観斜視図である。 ICチップを用いて被着体の開封を検知するICタグの一例を示す図である。 図12に示したICラベルにおけるICチップへの影響を説明するための図であり、(a)はICチップが有する端子を示す図、(b)は(a)に示した端子間の等価回路を示す図である。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の非接触通信媒体の実施の一形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示した矢印A方向から見た側面図、(c)はICチップ20が有する端子を示す図である。
本形態における非接触通信媒体は図1に示すように、フィルム基板10と、スペーサー基材60と、粘着剤層70とがこの順で積層されてラベル形態となったICラベル1である。フィルム基板10とスペーサー基材60とは、同一の矩形形状を有し、粘着剤層70は、スペーサー基材60のフィルム基材10との積層面とは反対側の全面に積層されている。これらフィルム基板10、スペーサー基材60及び粘着剤層70には、互いに対向する2辺間を結ぶ破断容易線となるミシン目13が形成されており、それにより、2つの領域11,12に分離可能となっている。
フィルム基板10は、本願発明におけるシート基材となるものであって、例えば、厚さが70μmのPETフィルムからなる。フィルム基板10のスペーサー基材60との積層面とは反対側の面には、アンテナ30a,30b、断線検知用配線40及びループ配線50が形成されているとともに、ICチップ20が搭載されている。
アンテナ30a,30bは、フィルム基材10の2つの領域11,12のうち一方の領域11に、例えば、厚さが18μmの銅箔によって形成されている。
断線検知用配線40は、フィルム基材10の2つの領域11,12のうち一方の領域11に一端部を有し、そこから他方の領域12に延びて折り返してきて一方の領域11に他端部を有するループ状となっており、それにより、フィルム基材10のミシン目13を跨いで形成されたものとなっている。断線検知用配線40としては、例えば、厚さが18μmの銅箔から構成されたものが挙げられる。
ICチップ20は、一方の面に、2つのアンテナ端子21a,21bと、2つの断線検知端子21c,21dとが設けられており、これらアンテナ端子21a,21b及び断線検知端子21c,21dが設けられた面が搭載面となって、フィルム基材10の2つの領域11,12のうち一方の領域11に搭載されている。ICチップ20のアンテナ端子21a,21bはそれぞれ、アンテナ30a,30bの一端に接続されており、ICチップ20の断線検知端子21c,21dは、断線検知用配線40のループ状の両端部にそれぞれ接続されている。ICチップ20は、アンテナ30a,30bを介した非接触通信によって得た電力による電流を断線検知用配線40に流すことで断線検知用配線40の抵抗値を検出し、その抵抗値に基づいて断線検知用配線40の断線を検出し、その検出結果をデジタル情報に変換してアンテナ30a,30bを介して非接触送信する。ICチップ20としては、例えば、NXP社のUCODE G2iM+が挙げられる。
ループ配線50は、フィルム基材10の2つの領域11,12のうち一方の領域11に形成されており、アンテナ30bのICチップ20のアンテナ端子21bとの接続端部の近傍と、断線検知用配線40のICチップ20の配線検知端子21dとの接続端部の近傍とに接続されることで、ICチップ20のアンテナ端子21bとICチップ20の配線検知端子21dとを接続している。ループ配線50は、アンテナ30bの一部と断線検知用配線40の一部とで長方形を形成するような形状となって、例えば、厚さが18μmの銅箔から構成されている。
スペーサー基材60は、非金属からなり、例えば、ロジャース・イノアック社製のPORONを用いることができる。
粘着剤層70は、スペーサー基材60のフィルム基板10との積層面とは反対側の面に、例えば、リンテック社製のTL−85シリーズの粘着剤を塗布することで積層されている。
以下に、上記のように構成されたICラベル1の利用方法及びその際の作用について説明する。
図2は、図1に示したICラベル1が貼着される被着体の一例を示す図であり、(a)は外観斜視図、(b)はICラベル1が貼着された状態における外観斜視図である。
図1に示したICラベル1は、例えば、図2(a)に示すように、金属からなる本体2bに金属からなる蓋2aが開閉自在に取り付けられた金属製の箱2の開封検知に利用される。
このように図1に示したICラベル1を金属製の箱2の開封検知に利用する場合は、図2(b)に示すように、箱2の開封部分となる蓋2aと本体2bとの境界部分にミシン目13が重なるようにICラベル1を箱2に貼着することになる。その際、蓋2aの本体2bとの境界部分からの高さが、ICラベル1の領域11,12の連接方向における領域11の幅よりも低いことから、アンテナ30a,30bが箱2に対向することがなくなり、アンテナ30a,30bが蓋2a及び本体2bから離間することとなって好ましい。
図3は、図1に示したICラベル1が図2に示した箱2に貼着された状態において箱2が開封された場合の作用を説明するための図である。
図1に示したICラベル1が図2に示したように箱2に貼着された状態において箱2が開封されていない場合は、図3(a)に示すように、ミシン目13が破断しておらず、それにより、断線検知用配線40が断線していない。その状態において、ICラベル1に対して非接触通信を行う外部装置がICラベル1に翳されると、外部装置から供給された電力によって断線検知用配線40に電流が供給されることになるが、断線検知用配線40が断線していないことから、ICチップ20においては断線検知用配線40自体の抵抗値が検出されることになる。
ICチップ20においては、検出された抵抗値が断線検知用配線40自体の抵抗値である場合は、断線検知用配線40に断線が生じていないと判断され、その判断結果が断線検知用配線40の断線の検出結果としてデジタル情報に変換されてアンテナ30a,30bを介して外部装置に非接触送信される。なお、断線検知用配線40が断線している場合にICチップ20にて検出される抵抗値が、後述するようにほぼ無限大となることから、ICチップ20において、断線検知用配線40に断線が生じていないと判断するための抵抗値として、断線検知用配線40自体の抵抗値ではなく、一定の閾値以下のものを用いてもよい。
一方、図1に示したICラベル1が図2に示したように箱2に貼着された状態において箱2が開封された場合は、図3(b)に示すように、ミシン目13が破断し、それにより、断線検知用配線40が断線する。その状態においては、ICラベル1に対して非接触通信を行う外部装置がICラベル1に翳されることで、外部装置から供給された電力によって断線検知用配線40に電流が供給されても、断線検知用配線40が断線していることから断線検知用配線40には電流が流れず、それにより、ICチップ20において検出される抵抗値は、ほぼ無限大となる。
ICチップ20においては、検出された抵抗値がほぼ無限大である場合は、断線検知用配線40に断線が生じていると判断され、その判断結果が断線検知用配線40の断線の検出結果としてデジタル情報に変換されてアンテナ30a,30bを介して外部装置に非接触送信される。なお、断線検知用配線40が断線している場合にICチップ20にて検出される抵抗値がほぼ無限大となることから、ICチップ20において、断線検知用配線40に断線が生じていると判断するための抵抗値としてほぼ無限大ではなく、断線検知用配線40自体の抵抗値よりも大きな一定の閾値以上のものを用いてもよい。
このようにして断線検知用配線40に断線が生じているか否かがICラベル1から外部装置に送信されることで、外部装置においては、断線検知用配線40が断線していない場合は箱2が開封されていないと判断し、断線検知用配線40が断線している場合は箱2が開封されたと判断することができる。
ここで、ループ配線50を設けたことによる作用について説明する。
図4は、図1に示したICラベル1が図2に示した箱2に貼着された状態におけるICラベル1の通信距離を測定した結果を示す図である。なお、ICラベル1の通信距離の測定においては、外部装置として、ATiD社製AT880のハンディリーダライタを用い、920MHz帯の周波数を用いて、1.0Wの出力でICラベル1に対して非接触通信を行った。
図3に示したICラベル1のアンテナ30a,30bと金属端面となる蓋2aとの距離dを5.0mmとした場合の通信距離を測定した結果、図4に示すように、断線検知用配線40が断線していない状態においては通信距離が560mmであったのに対して、断線検知用配線40が断線した状態においては、ループ配線50が設けられていないと、250mmと通信距離が極端に短くなってしまう。これは、上述したように、ICチップ20に設けられた端子においては、アンテナ30a,30bに接続された端子と、断線検知用配線40に接続された端子とが、抵抗成分や容量成分を介して電気的に接続された状態となって完全に独立したものとはなっていないことで、断線検知用配線40が断線した場合に、アンテナ30a,30bを介した非接触通信特性が大きく変化してしまうことによるものである。
一方、図1に示したICラベル1のようにループ配線50が設けられている場合は、断線検知用配線40が断線したとしても、図4に示すように、通信距離が1040mmとなり、断線検知用配線40が断線していない状態に対して通信距離が極端に短くなってしまうことがなくなる。これは、ICチップ20のアンテナ端子21bとICチップ20の断線検知端子21dとを接続するループ配線50によって蓋2aや本体2bとの容量結合が発生することとなり、それにより、アンテナ30a,30bを介した非接触通信特性が大きく変化することがなくなり、金属による非接触通信への影響が緩和されるためである。
また、図3に示したICラベル1のアンテナ30a,30bと金属端面となる蓋2aとの距離dを10.0mmとした場合においても、図4に示すように、断線検知用配線40が断線していない状態においては通信距離が560mmであったのに対して、断線検知用配線40が断線した状態においては、ループ配線50が設けられていないと、240mmと通信距離が極端に短くなってしまうものの、ループ配線50が設けられていると、通信距離が900mmとなり、断線検知用配線40が断線していない状態に対して通信距離が極端に短くなってしまうことがなくなる。
また、図3に示したICラベル1のアンテナ30a,30bと金属端面となる蓋2aとの距離dを20.0mmとした場合においても、図4に示すように、断線検知用配線40が断線していない状態においては通信距離が580mmであったのに対して、断線検知用配線40が断線した状態においては、ループ配線50が設けられていないと、220mmと通信距離が極端に短くなってしまうものの、ループ配線50が設けられていると、通信距離が900mmとなり、断線検知用配線40が断線していない状態に対して通信距離が極端に短くなってしまうことがなくなる。
このように、断線検知用配線40が断線していない状態においては、断線検知用配線40が金属である蓋2aや本体2bと容量結合し、断線検知用配線40が断線した状態においては、ICチップ20のアンテナ端子21bとICチップ20の断線検知端子21dとを接続するループ配線50が蓋2aや本体2bと容量結合し、断線検知用配線40に断線が生じているか否かによらずに蓋2aや本体2bとの容量結合が維持されることにより、ICラベル1が図2に示した金属製の箱2に取り付けられた状態にて断線検知用配線40が断線した場合における箱2による非接触通信への影響を緩和することができる。
(他の実施の形態)
図5は、本発明の非接触通信媒体の他の実施の形態を示す表面図である。
本形態における非接触通信媒体は図5に示すように、図1に示したものに対して、ループ配線150が、フィルム基材10の2つの領域11,12のうち一方の領域11において、アンテナ30bのICチップ20のアンテナ端子21bとの接続端部とは反対側の端部と、断線検知用配線40のICチップ20の配線検知端子21dとの接続端部の近傍とに接続されることで、ICチップ20のアンテナ端子21bとICチップ20の断線検知端子21dとを接続しているものである点が異なるICラベル101である。
上記のように構成されたICラベル101においても、図2に示したような箱2に貼着して利用することができる。その場合においても、箱2が開封された場合にミシン目13が破断することで断線検知用配線40が断線し、この断線の有無が検出されることで、箱2が開封された旨を判断することができる。
図6は、図5に示したICラベル101が図2に示した箱2に貼着された状態におけるICラベル101の通信距離を測定した結果を示す図である。なお、本形態においても、ICラベル101の通信距離の測定においては、外部装置として、ATiD社製AT880のハンディリーダライタを用い、920MHz帯の周波数を用いて、1.0Wの出力でICラベル101に対して非接触通信を行った。
図5に示したICラベル101においても、アンテナ30a,30bと金属端面となる蓋2aとの距離を5.0mmとした場合の通信距離を測定した結果、図6に示すように、断線検知用配線40が断線していない状態においては通信距離が560mmであったのに対して、断線検知用配線40が断線した状態においては、ループ配線150が設けられていないと、250mmと通信距離が極端に短くなってしまう。
一方、図6に示したICラベル101のようにループ配線50が設けられている場合は、断線検知用配線40が断線したとしても、図6に示すように、通信距離が1140mmとなり、断線検知用配線40が断線していない状態に対して通信距離が極端に短くなってしまうことがなくなる。
また、図5に示したICラベル101のアンテナ30a,30bと金属端面となる蓋2aとの距離を10.0mmとした場合においても、図6に示すように、断線検知用配線40が断線していない状態においては通信距離が560mmであったのに対して、断線検知用配線40が断線した状態においては、ループ配線150が設けられていないと、240mmと通信距離が極端に短くなってしまうものの、ループ配線150が設けられていると、通信距離が960mmとなり、断線検知用配線40が断線していない状態に対して通信距離が極端に短くなってしまうことがなくなる。
また、図5に示したICラベル101のアンテナ30a,30bと金属端面となる蓋2aとの距離を20.0mmとした場合においても、図6に示すように、断線検知用配線40が断線していない状態においては通信距離が580mmであったのに対して、断線検知用配線40が断線した状態においては、ループ配線150が設けられていないと、220mmと通信距離が極端に短くなってしまうものの、ループ配線150が設けられていると、通信距離が780mmとなり、断線検知用配線40が断線していない状態に対して通信距離が極端に短くなってしまうことがなくなる。
このように、図5に示したICラベル101においても、断線検知用配線40が断線していない状態においては、断線検知用配線40が金属である蓋2aや本体2bと容量結合し、断線検知用配線40が断線した状態においては、ICチップ20のアンテナ端子21bとICチップ20の断線検知端子21dとを接続するループ配線150が蓋2aや本体2bと容量結合し、断線検知用配線40が断線しているか否かによらずに蓋2aや本体2bとの容量結合が維持されることにより、ICラベル101が図2に示した金属製の箱2に取り付けられた状態にて断線検知用配線40が断線した場合における箱2による非接触通信への影響を緩和することができる。
図7は、本発明の非接触通信媒体の他の実施の形態を示す表面図である。
本形態における非接触通信媒体は図7に示すように、図1に示したものに対して、ループ配線250が、フィルム基材10の2つの領域11,12のうち一方の領域11において、アンテナ30bの中央近傍と、断線検知用配線40のICチップ20の配線検知端子21dとの接続端部の近傍とに接続されることで、ICチップ20のアンテナ端子21bとICチップ20の断線検知端子21dとを接続しているものである点が異なるICラベル201である。
上記のように構成されたICラベル201においても、図2に示したような箱2に貼着して利用することができる。その場合においても、箱2が開封された場合にミシン目13が破断することで断線検知用配線40が断線し、この断線の有無が検出されることで、箱2が開封された旨を判断することができる。
また、その際、断線検知用配線40が断線していない状態においては、断線検知用配線40が金属である蓋2aや本体2bと容量結合し、断線検知用配線40が断線した状態においては、ICチップ20のアンテナ端子21bとICチップ20の断線検知端子21dとを接続するループ配線250が蓋2aや本体2bと容量結合し、断線検知用配線40が断線しているか否かによらずに蓋2aや本体2bとの容量結合が維持されることにより、ICラベル201が図2に示した金属製の箱2に取り付けられた状態にて断線検知用配線40が断線した場合における箱2による非接触通信への影響を緩和することができる。
図8は、本発明の非接触通信媒体の他の実施の形態を示す表面図である。
本形態における非接触通信媒体は図8に示すように、図1に示したものに対して、ループ配線350が、アンテナ30bの一部と断線検知用配線40の一部とで略三角形を形成するような形状となっている点と、ミシン目13の代わりに、ミシン目13の両端部となる領域のそれぞれにテーパー状の切り欠き314が設けられている点が異なるICラベル301である。本形態においては、2つの切り欠き314を結ぶ線が本願発明における破断容易線となる。
上記のように構成されたICラベル301においても、図2に示したような箱2に貼着して利用することができる。その場合においても、箱2が開封された場合に切り欠き314が破断のきっかけとなって領域11と領域12とに分離することで断線検知用配線40が断線し、この断線の有無が検出されることで、箱2が開封された旨を判断することができる。
また、その際、断線検知用配線40が断線していない状態においては、断線検知用配線40が金属である蓋2aや本体2bと容量結合し、断線検知用配線40が断線した状態においては、ICチップ20のアンテナ端子21bとICチップ20の断線検知端子21dとを接続するループ配線350が蓋2aや本体2bと容量結合し、断線検知用配線40が断線しているか否かによらずに蓋2aや本体2bとの容量結合が維持されることにより、ICラベル301が図2に示した金属製の箱2に取り付けられた状態にて断線検知用配線40が断線した場合における箱2による非接触通信への影響を緩和することができる。
図9は、本発明の非接触通信媒体の他の実施の形態を示す表面図である。
本形態における非接触通信媒体は図9に示すように、図1に示したものに対して、ループ配線450が、略楕円形を形成するような形状となっている点と、ミシン目13の代わりに、ミシン目13の両端部となる領域のそれぞれにテーパー状の切り欠き314が設けられている点が異なるICラベル301である。本形態においても、2つの切り欠き314を結ぶ線が本願発明における破断容易線となる。
上記のように構成されたICラベル401においても、図2に示したような箱2に貼着して利用することができる。その場合においても、箱2が開封された場合に切り欠き314が破断のきっかけとなって領域11と領域12とが分離することで断線検知用配線40が断線し、この断線の有無が検出されることで、箱2が開封された旨を判断することができる。
また、その際、断線検知用配線40が断線していない状態においては、断線検知用配線40が金属である蓋2aや本体2bと容量結合し、断線検知用配線40が断線した状態においては、ICチップ20のアンテナ端子21bとICチップ20の断線検知端子21dとを接続するループ配線450が蓋2aや本体2bと容量結合し、断線検知用配線40が断線しているか否かによらずに蓋2aや本体2bとの容量結合が維持されることにより、ICラベル401が図2に示した金属製の箱2に取り付けられた状態にて断線検知用配線40が断線した場合における箱2による非接触通信への影響を緩和することができる。
図10は、本発明の非接触通信媒体の他の実施の形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。
本形態における非接触通信媒体は図10に示すように、図1に示したものに対して、ループ配線550が、フィルム基板10のスペーサー基材60との積層面に形成され、アンテナ30b及び断線検知用配線40とループ配線550とが、フィルム基板10に形成されたスルーホール580を介して接続されている点が異なるICラベル501である。
上記のように構成されたICラベル501においても、図2に示したような箱2に貼着して利用することができる。その場合においても、箱2が開封された場合にミシン目13が破断することで断線検知用配線40が断線し、この断線の有無が検出されることで、箱2が開封された旨を判断することができる。
また、その際、断線検知用配線40が断線していない状態においては、断線検知用配線40が金属である蓋2aや本体2bと容量結合し、断線検知用配線40が断線した状態においては、ICチップ20のアンテナ端子21bとICチップ20の断線検知端子21dとを接続するループ配線550が蓋2aや本体2bと容量結合し、断線検知用配線40が断線しているか否かによらずに蓋2aや本体2bとの容量結合が維持されることにより、ICラベル501が図2に示した金属製の箱2に取り付けられた状態にて断線検知用配線40が断線した場合における箱2による非接触通信への影響を緩和することができる。
図11は、図1に示したICラベル1が貼着される被着体の他の例を示す図であり、(a)は外観斜視図、(b)はICラベル1が貼着された状態における外観斜視図である。
図1に示したICラベル1が貼着される被着体としては、図11に示すように、金属からなる本体102bに金属からなる蓋102aが開閉自在に取り付けられて構成され、蓋102aの本体102bとの境界部分からの高さが、図1に示したICラベル1の領域11,12の連接方向における領域11の幅よりも高い箱102であってもよい。
このように構成された箱102に図1に示したICラベル1を貼着した場合、箱2の開封部分となる蓋2aと本体2bとの境界部分にミシン目13が重なるようにICラベル1を箱2に貼着することにより、アンテナ30a,30bが金属からなる蓋102aの前面に対向することになるが、アンテナ30a,30bと蓋102aとの間には、非金属からなるスペーサー基材60が介在していることで、アンテナ30a,30bを金属からなる蓋102aから離間させることができる。
このように、図1に示したICラベル1においては、フィルム基板10のアンテナ30a,30bが形成された面とは反対側の全面に、非金属からなるスペーサー基材60が積層されていることにより、金属からなる物品に取り付けられる場合に、アンテナ30a,30bが金属と対向したとしても金属からアンテナ30a,30bから離間することができ、アンテナ30a,30bを金属から離間しやすくなる。ただし、図2に示したもののように、アンテナ30a,30bが金属に対向しないようにICラベルを被着体に貼着することができる場合は、アンテナ30a,30bが金属に対向しないようにICラベルを貼着することが好ましい。
なお、スペーサー基材60は、上記のように、ICラベル1が貼着される金属からなる被着体からアンテナ30a,30bを離間させるものであるため、フィルム基材10のアンテナ30a,30bが形成された面とは反対側の面のうち、少なくともアンテナ30a,30bが形成された領域11に積層されていればよい。
また、上述した実施の形態においては、ループ配線50,150,250,350,450,550が、アンテナ30a,30bのうち一方のアンテナ30bにのみ接続された構成を例に挙げて説明したが、アンテナ30a,30bのいずれにも接続された構成としてもよい。
また、上述した実施の形態においては、ミシン目13や切り欠き314によって破断容易線を構成しているが、本発明の非接触通信媒体が被着体に取り付けられた状態にて被着体が開封等された場合に、シート基材となるフィルム基板10を特定の領域にて破断しやすくするものであればこれらに限らない。
また、上述した実施の形態においては、図1等に示したICラベルの利用方法として、図2や図11に示した箱2,102の開封検知にICラベルを利用するものを例に挙げて説明したが、被着体が破損した場合にICラベルが破断して断線検知用配線が断線するものであれば、被着体の品質管理等に用いることも考えられる。
また、上述した実施の形態としては、一方の面に粘着剤層70が積層されることで被着体に貼着可能なラベル形態のものを例に挙げて説明したが、粘着剤層70を用いることなく、被着体に当接させた状態でエポキシ等の樹脂によって被着体に固着させる形態としてもよい。
1,101,201,301,401,501 ICラベル
2,102 箱
2a,102a 蓋
2b,102b 本体
10 フィルム基板
11,12 領域
13 ミシン目
20 ICチップ
21a,21b アンテナ端子
21c,21d 断線検知端子
30a,30b アンテナ
40 断線検知用配線
50,150,250,350,450,550 ループ配線
60 スペーサー基材
70 粘着剤層
314 切り欠き
580 スルーホール

Claims (2)

  1. 破断容易線が設けられたシート基材と、
    前記シート基材の前記破断容易線を介した一方の領域に形成されたアンテナと、
    前記シート基材に前記破断容易線を跨いで形成された断線検知用配線と、
    前記シート基材の前記一方の領域に配置され、前記アンテナ及び断線検知用配線と接続され、前記断線検知用配線の断線を検出し、その検出結果を前記アンテナを介して非接触送信するICチップと、
    前記シート基材の前記一方の領域に形成され、前記ICチップの前記アンテナが接続されたアンテナ端子と、前記ICチップの前記断線検知用配線が接続された断線検知端子とを接続するループ配線とを有する、非接触通信媒体。
  2. 請求項1に記載の非接触通信媒体において、
    前記シート基材の前記アンテナが形成された面とは反対側の面のうち少なくとも前記アンテナが形成された領域に、非金属からなるスペーサー基材が積層されている、非接触通信媒体。
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