JP2020052187A - 画像表示装置 - Google Patents

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Kentaro Akiyama
健太郎 秋山
橋本 俊一
Shunichi Hashimoto
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Abstract

【課題】画像が局所的に異なる色味を呈することを抑制し得る画像表示装置を提供する。【解決手段】表示素子と、表示素子の光出射面側に配置された偏光子とを有する画像表示装置であって、前記画像表示装置は、前記偏光子の光出射面側に、ポリカーボネートを主成分とする面内位相差が300nm以下の樹脂板と、面内位相差が6000nm以上の光学フィルムとを有してなり、前記画像表示装置の画像表示時の表面温度を測定した際に、表面温度の平均より表面温度が5℃以上異なる領域を有する、画像表示装置。【選択図】図1

Description

本発明は、画像表示装置に関する。
液晶表示装置に代表される画像表示装置は、輝度、解像度、色域等の性能が急速に進歩している。そして、これら性能の進歩に比例して、携帯用情報端末、カーナビゲーションシステム等の屋外での使用を前提とした画像表示装置が増加している。
画像表示装置の中には、表示素子よりも光出射面側に偏光子が配置されたものが多い。例えば、液晶表示装置は、液晶表示素子の光出射面側に配置された偏光子と、液晶表示素子の光出射面とは反対側(光入射面側)に配置された偏光子とを有し、前記2つの偏光子の吸収軸が直交するように配置されている。また、有機EL表示装置は、外光の反射を抑制するために、有機EL表示素子の光出射面側に、λ/4位相差板と偏光子とを組み合わせた円偏光板を配置する構成を採用することが多い。
表示素子よりも光出射面側に偏光子が配置されてなる画像表示装置は、偏光子よりも光出射面側に複屈折を有する光学部材を配置した場合に、画面の全領域に虹状のムラが生じることが知られている(以下、虹状のムラのことを「虹ムラ」と称する。)。画面の全領域の虹ムラは、偏光サングラスを介して画面を視認した際に特に目立つ傾向がある。
画像表示装置の虹ムラ解消するために、例えば、特許文献1〜2の光学部材が提案されている。
特開2014−112510号公報 特開2017−61069号公報
特許文献1〜2の光学部材は、複屈折に厚み(nm)を乗じて算出される「面内位相差(面内位相差)」を小さくしたものであり、基本的には、画像表示装置の画面全領域の虹ムラを解消することは可能である。
しかし、特許文献1〜2の光学部材を含む画像表示装置は、画面の全領域に渡って虹ムラが生じないものの、発生条件は不明であるが、画面のごく一部の局所的な領域に異なる色味を呈する場合があった。
本発明者らは鋭意研究した結果、画像表示装置の画面の局所的な領域に異なる色味を呈する問題が、光学部材としてポリカーボネートを主成分とする面内位相差の低い樹脂板を用い、かつ、画像表示装置の画像表示時に表面温度が異なる領域が存在する場合に生じることを見出し、これを解決するに至った。
本発明は、以下の[1]を提供する。
[1]表示素子と、表示素子の光出射面側に配置された偏光子とを有する画像表示装置であって、前記画像表示装置は、前記偏光子の光出射面側に、ポリカーボネートを主成分とする面内位相差が300nm以下の樹脂板と、面内位相差が6000nm以上の光学フィルムとを有してなり、前記画像表示装置の画像表示時の表面温度を測定した際に、表面温度の平均より表面温度が5℃以上異なる領域を有する、画像表示装置。
本発明の画像表示装置は、特定の構成の画像表示装置(光学部材としてポリカーボネートを主成分とする面内位相差の低い樹脂板を含み、かつ、画像表示時に表面温度が異なる領域が存在する画像表示装置)において、画像が局所的に異なる色味を呈することを抑制することができる。
本発明の画像表示装置の一実施形態を示す断面図である。 本発明の画像表示装置の他の実施形態を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態を説明する。
[画像表示装置]
本発明の画像表示装置は、表示素子と、表示素子の光出射面側に配置された偏光子とを有する画像表示装置であって、前記画像表示装置は、前記偏光子の光出射面側に、ポリカーボネートを主成分とする面内位相差が300nm以下の樹脂板と、面内位相差が6000nm以上の光学フィルムとを有してなり、前記画像表示装置の画像表示時の表面温度を測定した際に、表面温度の平均より表面温度が5℃以上異なる領域を有するものである。
図1及び図2は、本発明の画像表示装置の実施の形態を示す断面図である。
図1及び図2の画像表示装置100は、表示素子10の光出射面側に偏光子20を有し、さらに、偏光子20の光出射面側にポリカーボネートを主成分とする面内位相差が300nm以下の樹脂板30と、面内位相差が6000nm以上の光学フィルム40とを有している。なお、図1の画像表示装置100は、樹脂板30よりも光学フィルム40が光出射側(視認者側)に配置されており、図2の画像表示装置100は、光学フィルム40よりも樹脂板30が光出射側(視認者側)に配置されている。
以下、ポリカーボネートを主成分とする面内位相差が300nm以下の樹脂板のことを「低位相差PC樹脂板」、面内位相差が6000nm以上の光学フィルムのことを「高位相差フィルム」と略称する場合がある。
<表示素子>
表示素子としては、特に限定されず、液晶表示素子、EL(無機EL、有機EL)表示素子、プラズマ表示素子及びLED表示素子(マイクロLEDなど)等が挙げられる。なお、液晶表示素子は、タッチパネル機能を素子内に備えたインセルタッチパネル液晶表示素子であってもよい。
<バックライト>
表示素子が液晶表示素子の場合、画像表示装置は、液晶表示素子の背面にバックライトが配置される。
バックライトとしては、エッジライト型バックライト、直下型バックライトの何れも用いることができる。
バックライトの光源としては、LED、CCFL、EL及び量子ドット等が挙げられる。
光源として量子ドットを用いたバックライトは、少なくとも、一次光を放出する一次光源と、一次光を吸収して二次光を放出する量子ドットからなる二次光源から構成される。
一次光源が青に相当する波長の一次光を放出する場合、二次光源である量子ドットは、一次光を吸収して赤に相当する波長の二次光を放出する第1量子ドット、及び一次光を吸収して緑に相当する波長の二次光を放出する第2量子ドットの少なくとも一種を含むことが好ましく、前記第1量子ドット及び前記第2量子ドットの両方を含むことがより好ましい。
量子ドット(Quantum dot)は、半導体のナノメートルサイズの微粒子で、電子や励起子がナノメートルサイズの小さな結晶内に閉じ込められる量子閉じ込め効果(量子サイズ効果)により、特異的な光学的、電気的性質を示し、半導体ナノ粒子とか、半導体ナノ結晶とも呼ばれるものである。
量子ドットは、半導体のナノメートルサイズの微粒子であり、量子閉じ込め効果(量子サイズ効果)を生じる材料であれば特に限定されない。
量子ドットは、バックライトを構成する光学部材中に含有させればよい。
<偏光子>
偏光子は、表示素子の出射面側であって、低位相差PC樹脂板及び高位相差フィルムよりも表示素子側に配置される。
偏光子としては、例えば、ヨウ素等により染色し、延伸したポリビニルアルコールフィルム、ポリビニルホルマールフィルム、ポリビニルアセタールフィルム、エチレン−酢酸ビニル共重合体系ケン化フィルム等のシート型偏光子、平行に並べられた多数の金属ワイヤからなるワイヤーグリッド型偏光子、リオトロピック液晶や二色性ゲスト−ホスト材料を塗布した塗布型偏光子、多層薄膜型偏光子等が挙げられる。なお、これらの偏光子は、透過しない偏光成分を反射する機能を備えた反射型偏光子であってもよい。
偏光子の両面は、プラスチックフィルム、ガラス等の透明保護板で覆うことが好ましい。該透明保護板として、低位相差PC樹脂板又は高位相差フィルムを用いることも可能である。
偏光子は、例えば、λ/4板との組み合わせにより反射防止性を付与するために使用される(この場合、偏光子よりも表示素子側にλ/4板が配置される)。
また、表示素子が液晶表示素子の場合、液晶表示素子の光入射面側には背面偏光子が配置され、液晶表示素子の光出射面側に配置された偏光子の吸収軸と、背面側偏光子の吸収軸とを直交して配置することにより、液晶シャッターの機能を付与するために使用される。
偏光サングラスは原則としてS偏光を吸収するため、偏光サングラスの偏光子の吸収軸の方向も原則として水平方向である。このため、表示素子の光出射面側に配置される偏光子は、表示装置の水平方向に対して、偏光子の吸収軸の方向の角度が±10°以内となるように設置することが好ましい。該角度は±5°以内とすることがより好ましい。
<低位相差PC樹脂板>
本発明の画像表示装置は、偏光子の光出射面側に、ポリカーボネートを主成分とする面内位相差が300nm以下の樹脂板(低位相差PC樹脂板)を有する。
低位相差PC樹脂板は、面内位相差が300nm以下であり、偏光した光への影響が少ないため、通常は偏光子と組み合わせても虹ムラは生じない。しかし、低位相差PC樹脂板の面内に局所的に温度が異なる領域が生じた際には、偏光子との組み合わせにより、該局所的な領域と周辺領域とで異なる色味を呈する現象が生じる。この原因は、下記(A)〜(C)のように考えられる。
(A)個々のポリカーボネート分子は固有複屈折が大きいが、低位相差PC樹脂板内では、個々のポリカーボネート分子がランダムな方向を向くことで、面全体としての複屈折を小さくして、面内位相差を300nm以下としている。
(B)低位相差PC樹脂板の面内で局所的に温度が異なる領域が生じることで、該局所的な領域とそれ以外の領域とでポリカーボネート分子が異なる挙動を示す。該局所的な領域とそれ以外の領域とでは、ポリカーボネート分子の挙動はそれほど大きく違わないと推測される。しかし、ポリカーボネート分子は固有複屈折が大きいため、該局所的な領域とそれ以外の領域とで複屈折に差が生じる。
(C)該局所的な領域とそれ以外の領域との複屈折の違いが僅かでも、低位相差PC樹脂板は初期の面内位相差が小さいため、2つの領域の面内位相差の比をとった場合、該比は1.0から大きく外れた値となる。さらに、面内位相差が小さい範囲では、面内位相差の少しの違いによっても透過光の性質が大きく変化することから、該局所的な領域と周辺領域とで異なる色味を呈するようになる。
なお、画像表示装置の電源を落とし、画像表示装置の面内の局所的な温度の相違を一旦クリアすると、局所的な色味の問題も一旦は解消される。つまり、上記(B)のポリカーボネート分子の挙動は、可逆的かつごく僅かな動きであると推定される。しかしながら、上述したようにポリカーボネート分子は固有複屈折が大きいため、ごく僅かな動きであっても面内位相差に差を生じさせ、かつ、面内位相差が小さい範囲では面内位相差の少しの違いによっても透過光の性質が大きく変化することから、局所的に異なる色味を呈する問題が生じると考えられる。
低位相差PC樹脂板の面内位相差は300nm以下であることを要する。低位相差PC樹脂板の面内位相差が300nmを超える場合、画面の全領域に虹ムラが生じるという別の問題が生じやすくなる。また、低位相差PC樹脂板の面内位相差が300nmを超える場合、初期の面内位相差が大きいため上記(C)の現象が生じにくくなり、本発明の課題(局所的に温度が相違することによる、局所的な色味の相違)が生じにくい。
位相差PC樹脂板の面内位相差は250nm以下であることが好ましく、230nm以下であることがより好ましい。位相差PC樹脂板の面内位相差の下限は特に限定されないが10nm程度である。
低位相差PC樹脂板の面内位相差は、面内で屈折率が最も大きい方向である遅相軸方向の屈折率nと、面内において前記遅相軸方向と直交する方向である進相軸方向の屈折率nと、樹脂板の厚みd(nm)とにより、下記式によって表わされるものである。
面内位相差=(n−n)×d(nm)
なお、本明細書において、面内位相差は、25℃、波長589nmにおける面内位相差のことをいう。
低位相差PC樹脂板及び後述する高位相差フィルムの面内位相差は、例えば、王子計測機器社製の商品名「KOBRA−WR」、「PAM−UHR100」により測定できる。
本明細書において、面内位相差は、16箇所の面内位相差の測定値の平均値とすることが好ましい。
16の測定箇所は、測定サンプルの外縁から1cmの領域を余白として、該余白よりも内側の領域に関して、縦方向及び横方向を5等分する線を引いた際の、交点の16箇所を測定の中心とすることが好ましい。例えば、測定サンプルが四角形の場合、四角形の外縁から1cmの領域を余白として、該余白よりも内側の領域を縦方向及び横方向に5等分した点線の交点の16箇所を中心として面内位相差を測定することが好ましい。なお、測定サンプルが円形、楕円形、三角形、五角形等の四角形以外の形状の場合、これら形状に内接する四角形を描き、該四角形に関して、上記手法による16箇所の測定を行うことが好ましい。
低位相差PC樹脂板の厚みは、0.5mm以上であることが好ましく、1.0mm以上であることがより好ましく、1.5mm以上であることがさらに好ましい。
低位相差PC樹脂板の厚みを0.5mm以上とすることにより、耐衝撃性を良好にすることができ、また、本発明の課題(局所的に温度が相違することによる、局所的な色味の相違)が生じやすくなる。
なお、低位相差PC樹脂板の必要以上に厚くすると、画像表示装置全体の厚みが増す一方で、耐衝撃性を向上する効果は飽和する。このため、低位相差PC樹脂板の厚みは、10.0mm以下であることが好ましく、7.0mm以下であることがより好ましく、5.0mm以下であることがさらに好ましい。
低位相差PC樹脂板中に含まれるポリカーボネートは、低位相差PC樹脂板を構成する全樹脂成分の50質量%以上であることが好ましく、70質量%以上であることがより好ましく、90質量%以上であることがさらに好ましく、99質量%以上であることがよりさらに好ましい。
ポリカーボネートの含有量を50質量%以上とすることにより、耐衝撃性を良好にすることができ、また、本発明の課題(局所的に温度が相違することによる、局所的な色味の相違)が生じやすくなる。
低位相差PC樹脂板中には、本発明の効果を阻害しない範囲で、ポリカーボネート以外の樹脂を含有していてもよい。ポリカーボネート以外の樹脂としては、アクリル樹脂、ABS樹脂等が挙げられる。
低位相差PC樹脂板中には、必要に応じて、脂肪酸エステル系等の離型剤、リン酸エステル系、フェノール系等の熱安定剤、ベンゾトリアゾール系、トリアジン系、アセトフェノン系、サリチル酸エステル系等の紫外線吸収剤、多価アルコール系、アンモニウム塩等のアニオン系等の帯電防止剤、増白剤、着色剤及び難燃剤等から選ばれる添加剤の1種又は2種以上を配合してもよい。
低位相差PC樹脂板の形状は、平板形状に限られず、曲面を一部又は全部に有する形状であってもよいし、三次元立体形状であってもよい。
低位相差PC樹脂板は、例えば、ポリカーボネートを主成分とする低位相差PC樹脂板を構成する組成物を溶融し、該溶融した組成物を射出成形したり、押し出し成形したりすることにより得ることができる。
なお、低位相差PC樹脂板の面内位相差を300nm以下とするために、射出成形の場合は、ゲートから射出される組成物の流動を緩やかにしたり、ゲートを複数の箇所としたり、型の温度を高くしたりすることが好ましい。
また、低位相差PC樹脂板の面内位相差を300nm以下とするために、押出成形の場合は、組成物の押出速度を緩やかにしたり、MD方向及びTD方向のテンションを低くしたりすることが好ましい。
<高位相差フィルム>
本発明の画像表示装置は、偏光子の光出射面側に、上述した低位相差PC樹脂板に加えて、面内位相差が6000nm以上の光学フィルム(高位相差フィルム)を有する。
画像表示装置が高位相差フィルムを含まない場合、画像表示装置に局所的に表面温度が異なる領域が生じた際に、画像表示装置の面内に局所的に異なる色味が視認されてしまう。特に、偏光サングラスを介して画像表示装置を視認した際に、局所的に異なる色味が視認されやすい。一方、画像表示装置が高位相差フィルムを含む場合、画像表示装置の表面温度に局所的に異なる領域が生じたとしても、画像表示装置の面内に局所的に異なる色味が視認されることを抑制できる。
なお、画像表示装置の面内に局所的に異なる表面温度領域を生じさせる熱源の位置及び熱分布は様々であるため、局所的な領域に生じた面内位相差の方向も様々なものになると考えられる。本発明では、高位相差フィルムの面内位相差を6000nm以上と高く設定しておくことにより、低位相差PC樹脂板の局所的な領域に生じた面内位相差の方向性に関わらず、局所的に異なる色味が生じることを抑制している。
なお、画像表示装置に局所的に表面温度が異なる領域が生じた場合、高位相差フィルムの面内にも局所的に表面温度が異なる領域が生じることになる。したがって、該局所的な領域とそれ以外の領域とで、高位相差フィルムを構成する分子は異なる挙動を示していると考えられる。しかし、高位相差フィルムは初期の面内位相差が6000nm以上と大きいため、該局所的な領域とそれ以外の領域とで分子が異なる挙動を示し、2つの領域の面内位相差に若干の差が生じたとしても、2つの領域の面内位相差の比をとった場合には該比は殆ど変化しておらず、さらに、面内位相差が6000nm以上と大きい場合には、面内位相差の多少の違いでは透過光の性質が殆ど変わらないため、上述した効果(画像表示装置の面内に局所的に異なる色味が視認されることを抑制できる効果)を奏すると考えられる。
高位相差フィルムの面内位相差は、6500nm以上であることが好ましく、7000nm以上であることがより好ましく、7500nm以上であることがさらに好ましい。
なお、高位相差フィルムの面内位相差が大き過ぎると、高位相差フィルムの厚みが増す傾向にある。このため、高位相差フィルムの面内位相差は30000nm以下であることが好ましく、20000nm以下であることがより好ましく、15000nm以下であることがさらに好ましい。
高位相差フィルムは、プラスチックフィルム等の光透過性基材を主体とするものが挙げられる。
光透過性基材としては、ポリエステルフィルム、ポリカーボネートフィルム、シクロオレフィンポリマーフィルム、アクリルフィルム等のプラスチックフィルムを延伸したものが挙げられる。これらの中でも、複屈折率を大きくしやすいという観点から、ポリエステルフィルム、ポリカーボネートフィルムを延伸したものが好ましい。
延伸は、縦一軸延伸、テンター延伸、逐次二軸延伸及び同時二軸延伸等が挙げられる。
また、高位相差フィルムは、ポリカーボネートよりも正分散性(短波長側に向かうにつれて複屈折率が大きくなる性質)が強いものが好ましい。低位相差PC樹脂板を構成するポリカーボネートは正分散性を示すことから、低位相差PC樹脂板の正分散性よりも高位相差フィルムの正分散性を強くすることにより、局所的な色味の問題をより解消しやすくできる。
ポリエステルフィルムを延伸したもの(延伸ポリエステルフィルム)は、ポリカーボネートフィルムよりも正分散性が強く、上記効果を発揮しやすい点で好ましい。
ポリエステルフィルムとしては、ポリエチレンテレフタレートフィルム(PETフィルム)、ポリエチレンナフタレートフィルム(PENフィルム)等が挙げられる。
低位相差PC樹脂板の589nmの複屈折をB1(589)、低位相差PC樹脂板の450nmの複屈折をB1(450)、低位相差PC樹脂板の650nmの複屈折をB1(650)、高位相差フィルムの589nmの複屈折をB2(589)、高位相差フィルムの450nmの複屈折をB2(450)、高位相差フィルムの650nmの複屈折をB2(650)とした際に、下記式(1)及び(2)を満たすことが好ましい。
B1(450)/B1(589)<B2(450)/B2(589) (1)
B1(589)/B1(650)<B2(589)/B2(650) (2)
高位相差フィルムは、ガラス転移温度が55℃以上であることが好ましく、60℃以上であることがより好ましく、65℃以上であることがさらに好ましい。
高位相差フィルムのガラス転移温度を55℃以上とすることにより、画像表示時に温度が上昇した際に、高位相差フィルムの面内位相差の値を維持しやすくできる。
高位相差フィルムは、低位相差PC樹脂板よりも光出射側(視認者側)に配置してもよいし、低位相差PC樹脂板よりも表示素子側に配置してもよい。なお、低位相差PC樹脂板よりも光出射側(視認者側)に高位相差フィルム配置した場合、偏光子の吸収軸の向きに関わらず局所的な色味の相違を抑制しやすくなるため、様々なタイプの画像表示装置において効果を発揮しやすい点で好ましい。また、低位相差PC樹脂板よりも表示素子側に高位相差フィルムを配置した場合、偏光サングラスの向きに関わらずに局所的な色味の相違を抑制しやすい点で好ましい。
高位相差フィルムを低位相差PC樹脂板よりも光出射側(視認者側)に配置する場合、画像表示装置の水平方向に対して、高位相差フィルムの遅相軸の方向が略45度となるように配置することが好ましい。偏光サングラスの吸収軸の方向は通常は水平方向であるため、前述の配置は、通常の状態の偏光サングラスの吸収軸の方向に対して、高位相差フィルムの遅相軸の方向が略45度となるように配置することを意味する。このような配置関係とすることにより、局所的な色味の相違を抑制しやすくできる。
高位相差フィルムを低位相差PC樹脂板よりも表示素子側に配置する場合、高位相差フィルムの遅相軸の方向と、表示素子上の偏光子の吸収軸の方向とが略45度となるように配置することが好ましい。高位相差フィルムの遅相軸の方向と、表示素子上の偏光子の吸収軸の方向とを前記のように配置することにより、局所的な色味の相違を抑制しやすくできる。
なお、本明細書において、略45度とは、45度±10度を意味し、好ましくは45度±5度、より好ましくは45度±3度、さらに好ましくは45度±1度である。
<機能層>
低位相差PC樹脂板及び高位相差フィルムは、機能層を有していてもよい。
機能層としては、ハードコート層、防眩層、反射防止層、帯電防止層、防汚層、接着剤層、着色層及び透明導電層等が挙げられる。
<タッチパネル>
本発明の画像表示装置は、表示素子上にタッチパネルを備えたタッチパネル付き画像表示装置であってもよい。
タッチパネルと、低位相差PC樹脂板及び高位相差フィルムとの厚み方向における位置関係は特に限定されない。また、タッチパネルの構成部材として、低位相差PC樹脂板及び高位相差フィルムの少なくとも何れかを含んでいてもよい。タッチパネルの構成部材としては、例えば、基材上に透明導電層を有してなる透明導電性フィルムの基材が挙げられる。
好ましい実施形態としては、タッチパネルの構成部材として高位相差フィルムを含み、低位相差PC樹脂よりも表示素子側に該タッチパネルを配置することが好ましい。当該構成のタッチパネル付き表示装置は、偏光サングラスの向きに関わらずに局所的な色味の相違を抑制しやすく、かつ、低位相差PC樹脂板による耐衝撃性の作用も有効に発揮できる点で好ましい。なお、当該構成のタッチパネル付き表示装置では、高位相差フィルムは、タッチパネルの構成部材である透明導電性フィルム(基材上に透明導電層を有してなる透明導電性フィルム)の基材として用いられることが好ましい。
タッチパネルとしては、抵抗膜式タッチパネル、静電容量式タッチパネル、インセルタッチパネル、電磁誘導式タッチパネル、光学式タッチパネル及び超音波式タッチパネル等が挙げられる。
<画像表示装置の表面温度>
本発明の画像表示装置は、画像表示時の表面温度を測定した際に、表面温度の平均より表面温度が5℃以上異なる領域を有する。
画像表示装置の表面温度は、室温23℃±5℃、湿度40〜65%の環境で測定することが好ましい。また、該表面温度は画像表示から60秒以上経過してから測定することが好ましい。画像表示装置の全面の表面温度は、例えばサーモグラフィで測定することができる。
画像表示装置が、表面温度の平均より表面温度が5℃以上異なる領域を生じる理由は、種々の理由が想定されるため一概には言えないが、表示素子の駆動を制御するICが挙げられる。
近年の画像表示装置は、画面の大型化、画像の高解像度化により、ICへの負荷が増加し、ICが発熱しやすくなっている。通常、ICは動作不良を防ぐために放熱性を高めた設計がなされているが、それでも周辺部材に比べて温度が高くなることは避けられない。そして、画像表示装置内でのICの配置の仕方によっては、表面温度が局所的に異なる領域を生じさせると考えられる。ICを原因として表面温度が局所的に異なる領域を生じる場合、該領域は画面の端部近傍であることが多い。
次に、本発明を実施例により更に詳細に説明するが、本発明はこれらの例によってなんら限定されるものではない。
1.光学フィルムの作製
ポリエチレンテレフタレートを290℃で溶融して、フィルム形成ダイを通して、シート状に押出し、水冷冷却した回転急冷ドラム上に密着させて冷却し、未延伸フィルムを作製した。この未延伸フィルムを二軸延伸試験装置(東洋精機社)にて、120℃にて1分間予熱した後、120℃で4.0倍固定端一軸延伸して、面内に複屈折性を有する光学フィルムを作製した。この光学フィルムの波長589nmにおける屈折率n=1.701、n=1.6015であり、Δn=0.0995であった。
この光学フィルムの膜厚を調整し、以下の面内位相差(Re)を有する光学フィルムi〜viを得た。面内位相差(Re)は明細書本文の16箇所の測定値の平均値とした。
光学フィルムi :Re=3000nm
光学フィルムii :Re=4000nm
光学フィルムiii:Re=6000nm
光学フィルムiv :Re=7000nm
光学フィルムv :Re=8000nm
光学フィルムvi :Re=10000nm
2.樹脂板の作製
ポリカーボネートを主成分とする下記の市販の樹脂板i〜iiを準備した。なお、樹脂板の大きさは後述するライトテーブルのサイズに合わせ、面内位相差(Re)は明細書本文の16箇所の測定値の平均値とした。
樹脂板i :厚み2.0mm、Re=84.75nm
樹脂板ii:厚み2.0mm、Re=321.2nm
3.擬似画像表示装置の作製
3−1.実施例1
市販の白色光ライトテーブル(富士フィルム社製の商品名「LEDビュワープロ 4×5」、外形寸法:186×111×13mm、光源:白色LED)上に、偏光板、光学フィルムiii及び樹脂板iをこの順に配置して、実施例1の擬似画像表示装置を作製した。偏光板は、偏光子の吸収軸がライトテーブルの横方向(水平方向)と平行になるように配置した。また、偏光板の偏光子の吸収軸と、光学フィルムiの遅相軸とが成す角度は45度とした。
3−2.実施例2〜4、比較例2〜3
光学フィルム及び樹脂板の種類を表1のものに変更した以外は、実施例1と同様にして、実施例2〜4及び比較例2〜3の擬似画像表示装置を作製した。
なお、表1の「上」及び「下」は、画像表示装置における光学フィルムと樹脂板との位置関係を意味する。
3−3.実施例5
市販の白色光ライトテーブル(富士フィルム社製の商品名「LEDビュワープロ 4×5」、外形寸法:186×111×13mm、光源:白色LED)上に、偏光板、樹脂板i及び光学フィルムvをこの順に配置して、実施例5の擬似画像表示装置を作製した。偏光板は、偏光子の吸収軸がライトテーブルの横方向(水平方向)と平行になるように配置した。また、偏光板の偏光子の吸収軸と、光学フィルムvの遅相軸とが成す角度は45度とした(擬似画像表示装置の水平方向に対して、光学フィルムvの遅相軸の方向が45度)。
3−4.比較例1
市販の白色光ライトテーブル(富士フィルム社製の商品名「LEDビュワープロ 4×5」、外形寸法:186×111×13mm、光源:白色LED)上に、偏光板及び樹脂板iをこの順に配置して、比較例1の擬似画像表示装置を作製した。
3−5.参考例1
市販の白色光ライトテーブル(ハクバ社製の商品名「ライトビュアー5700」、照明面サイズ:W180mm×H130mm、光源:冷陰極菅)上に、偏光板及び樹脂板iiをこの順に配置して、参考例1の擬似画像表示装置を作製した。
4.評価(局所的な色ムラ)
実施例、比較例及び参考例で得られた擬似画像表示装置のライトテーブルの電源を入れた後、擬似画像表示装置の最表面に加熱した金属片を載置して、局所的な温度ムラを強制的に生じさせた。金属片を除去し、サーモグラフィで金属片が載置されていた箇所と、それ以外の箇所との温度差をチェックしながら、偏光サングラスを介して擬似画像表示装置の局所的な色ムラを下記の基準で評価した。評価は該温度差が5〜10℃の時に行った。結果を表1に示す。なお、擬似画像表示装置のライトテーブルは白表示した表示素子とみなせるため、擬似画像表示装置を用いた上記評価は、請求項の構成と対応した適切な評価であるといえる。
A:いかなる角度から観察しても局所的な色ムラが視認されない。
B:擬似画像表示装置と正対する方向の近傍から観察した際は局所的な色ムラが視認されないが、該方向から大きく外れた角度から観察した際には局所的な色ムラが視認される。
C:擬似画像表示装置と正対する方向において、局所的な色ムラがうっすらと視認される。
D:擬似画像表示装置と正対する方向において、局所的な色ムラがはっきりと視認される。
表1の結果から、実施例1〜5の画像表示装置は、局所的な色ムラを抑制し得ることが確認できる。なお、表中では評価していないが、実施例5において、画像表示装置の水平方向に対する光学フィルムvの遅相軸の方向を45度に固定した状態で、偏光子の吸収軸の方向を変動した場合、偏光子の吸収軸の方向に関わらず、局所的な色ムラは同等の結果を得ることができた。また、比較例1と参考例1との対比から、ポリカーボネートを主成分とする樹脂板であっても面内位相差が大きい場合には、局所的な色ムラの問題を生じにくいことが確認できる。
10:表示素子
20:偏光子
30:樹脂板
40:光学フィルム
100:表示装置

Claims (6)

  1. 表示素子と、表示素子の光出射面側に配置された偏光子とを有する画像表示装置であって、前記画像表示装置は、前記偏光子の光出射面側に、ポリカーボネートを主成分とする面内位相差が300nm以下の樹脂板と、面内位相差が6000nm以上の光学フィルムとを有してなり、前記画像表示装置の画像表示時の表面温度を測定した際に、表面温度の平均より表面温度が5℃以上異なる領域を有する、画像表示装置。
  2. 前記樹脂板の厚みが0.5mm以上である、請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記樹脂板よりも前記表示素子側に前記光学フィルムを配置してなる、請求項1又は2に記載の画像表示装置。
  4. 前記表示素子上にタッチパネルが配置されてなる、請求項1〜3の何れか1項に記載の画像表示装置。
  5. 前記樹脂板及び前記光学フィルムの少なくとも何れかを前記タッチパネルの構成部材として含む、請求項4に記載の画像表示装置。
  6. 前記光学フィルムを前記タッチパネルの構成部材として含み、前記樹脂板よりも前記表示素子側に前記タッチパネルを配置してなる、請求項4に記載の画像表示装置。
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