JP2020051520A - 据付用ベース - Google Patents

据付用ベース Download PDF

Info

Publication number
JP2020051520A
JP2020051520A JP2018181360A JP2018181360A JP2020051520A JP 2020051520 A JP2020051520 A JP 2020051520A JP 2018181360 A JP2018181360 A JP 2018181360A JP 2018181360 A JP2018181360 A JP 2018181360A JP 2020051520 A JP2020051520 A JP 2020051520A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
installation base
engine
gravity
longitudinal direction
generator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018181360A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7037465B2 (ja
Inventor
顕 小野田
Akira Onoda
顕 小野田
友幸 永山
Tomoyuki Nagayama
友幸 永山
健 浅岡
Ken Asaoka
健 浅岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yanmar Co Ltd filed Critical Yanmar Co Ltd
Priority to JP2018181360A priority Critical patent/JP7037465B2/ja
Publication of JP2020051520A publication Critical patent/JP2020051520A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7037465B2 publication Critical patent/JP7037465B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Exhaust Silencers (AREA)

Abstract

【課題】載置されたエンジン発電機の重心に応じて吊り金具の位置を容易に調整でき、重心位置が異なる複数の仕様のエンジン発電機に対して兼用できる据付用ベースを提供する。【解決手段】据付用ベース1は、重心位置が異なるエンジン発電機のそれぞれに対応できる。据付用ベース1は、平面視で長方形状に形成される。据付用ベース1は、平面視における当該据付用ベース1の短手方向の両側に線対称で配置された複数の吊り金具取付け座5を備える。線対称に配置された一側となる吊り金具取付け座5は、平面視における据付用ベース1の長手方向で、互いに間隔をあけて複数並べて設けられている。吊り金具取付け座5は、長手方向において、エンジン発電機の重心位置のそれぞれに対応する位置に1つずつ設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、エンジン発電機の据付用ベースに関する。
従来から、エンジン発電機を製造して施設等に設置する場合に、発電機と設置面との間に据付用ベースを設けることが行われている。特許文献1は、この種の据付用ベースを備える発電装置(エンジン発電機)を開示する。
特許文献1の発電装置は、内部空間にエンジンと発電機と燃料タンクとを格納するためのキャビネットを鋼製台床上に立設しており、クレーン車の吊りワイヤを掛けるためのアイプレートを台床の四隅に設けることで、水平を維持しながら当該装置を持ち上げることができるとしている。
実用新案登録第3185727号
ところで、エンジン発電装置の製造業者は、同一の製品でも、構成が一部異なる複数の仕様を定めることが多い。エンジン発電装置の仕様によって、重心位置がそれぞれ異なる場合がある。
この点、上記特許文献1の構成は、発電装置の重心が台床の四隅の中央に位置する場合には水平を保って持ち上げることができるものの、そうでない場合は、水平を維持することが難しい。従って、特許文献1の構成は、異なる重心位置を有する各仕様の発電装置のそれぞれに適切に対応することが困難である。
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その目的は、載置されたエンジン発電機の重心に応じて吊り金具の位置を容易に調整でき、重心位置が異なる複数の仕様のエンジン発電機に対して兼用できる据付用ベースを提供することにある。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
本発明の観点によれば、以下の構成の据付用ベースが提供される。即ち、この据付用ベースは、重心位置が異なるエンジン発電機のそれぞれに対応できる。前記据付用ベースは、平面視で長方形状に形成される。前記据付用ベースは、平面視における当該据付用ベースの短手方向の両側に線対称で配置された複数の吊り金具取付け座を備える。線対称に配置された一側となる前記吊り金具取付け座は、平面視における当該据付用ベースの長手方向で、互いに間隔をあけて並べて複数設けられている。前記吊り金具取付け座は、前記長手方向において、異なる前記重心位置のそれぞれに対応する位置に1つずつ設けられている。
これにより、載置されたエンジン発電機の重心位置に応じて、吊り金具の取付け位置を調整することができるので、重心位置が異なる複数仕様のエンジン発電機に対して共通の据付用ベースを兼用することができる。この結果、製造コストを低減できるとともに、部品管理の手間を軽減することができる。
前記の据付用ベースにおいては、線対称に配置された一側となる前記吊り金具取付け座は、前記長手方向の中央位置より一方側に1つ設けられ、他方側に複数設けられていることが好ましい。
これにより、長手方向片側における吊り金具の取付け位置だけを調整することで、異なる重心位置を有する複数仕様のエンジン発電機に対応することができる。従って、それぞれのエンジン発電機に対応する取付け位置の選択に混乱が少ない、簡素な構成を実現することができる。
本発明の一実施形態に係る据付用ベースに載置されたエンジン発電機の構成を示す正面図。 様々な仕様のエンジン発電機の例を示す正面図。 様々な仕様のエンジン発電機の他の例を示す正面図。 様々な仕様のエンジン発電機の更に他の例を示す正面図。 据付用ベースの構成を示す斜視図。
次に、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態における据付用ベース1に載置されたエンジン発電機100の構成を示す正面図である。図2から図4までは、様々な仕様のエンジン発電機の例を示す正面図である。図5は、据付用ベース1の構成を示す斜視図である。
図1に示す据付用ベース1に載置されたエンジン発電機100は、内燃機関により発電機を駆動し、電力を供給する。エンジン発電機100は、主として、キャビネット2と、エンジン3と、発電機4と、を備える。
キャビネット2は、金属の板材からなる中空直方体状に形成されている。キャビネット2の内部空間には、エンジン3、発電機4等の機器類が収容される。キャビネット2は、内部に収容された機器類を保護する。遮音効果を高めて騒音を低減するために、キャビネット2の内壁面には、吸音部材(例えば、吸音シート)を貼り付けることが好ましい。
エンジン3は、例えばディーゼルエンジンから構成され、エンジン発電機100の原動機として機能する。なお、これに限定されず、エンジン3は、例えばガソリンエンジン、ガスエンジンから構成されても良い。
エンジン3は、シリンダやピストン等によって区画された燃焼室で燃料を燃焼させることによってピストンを往復運動させて、発電機4を駆動する。燃料を燃焼して生成された排気ガスは、後述の排気消音装置9等を介してキャビネット2の外部へ排出される。
発電機4は、図1に示すように、エンジン3の出力側に設けられ、エンジン3から供給された駆動力により電力を発生する。本実施形態の発電機4は公知の同期発電機として構成されており、50Hz及び60Hzの定格周波数の電力を発生する。
エンジン3及び発電機4は、水平方向に並べて配置されている。エンジン発電機100の平面図は省略されているが、エンジン発電機100は、平面視で、エンジン3及び発電機4が並ぶ方向に細長く構成されている。従って、平面視におけるエンジン発電機100の長手方向は、エンジン3及び発電機4が並ぶ方向と一致する。以下の説明では、エンジン発電機100について「長手方向」というときは、特に断り書きがない限り、平面視における長手方向を意味する。また、エンジン発電機100の平面視で長手方向と垂直な方向を、単に「短手方向」と呼ぶことがある。
キャビネット2は平面視で細長く形成され、その長手方向及び短手方向は、エンジン発電機100の長手方向及び短手方向と一致している。
図1に示すエンジン発電機100は、吸気フード7と、排風フード8と、排気消音装置9と、を更に備える。
吸気フード7は、キャビネット2において、エンジン発電機100の長手方向一側の端部(具体的には、発電機4が配置される側の端部)に設けられている。排風フード8は、キャビネット2において、エンジン発電機100の長手方向一側の端部(具体的には、エンジン3が配置される側の端部)に設けられている。
即ち、吸気フード7及び排風フード8は、エンジン発電機100の長手方向において、エンジン3、発電機4等を収容するキャビネット2を挟むように、キャビネット2の両端に設けられている。
吸気フード7は、外部の空気をキャビネット2の内部空間に供給する。排風フード8は、吸気フード7を介してキャビネット2の内部空間に供給された空気を、キャビネット2の外部に排出する。
この構成で、外部の空気は、吸気フード7を介してキャビネット2の一方側から導入される。この空気は、キャビネット2の内部空間を長手方向に沿って冷却風として流れ、発電機4、エンジン3等を冷却する。冷却後の空気は、排風フード8を介して、キャビネット2の他方側から外部へ排出される。
排気消音装置9は、キャビネット2の上部に設けられている。排気消音装置9は、内部に形成された吸音構造によって、排気ガスが外部へ排出される際に発生する排気音を低減する。
排気ガスが流れる方向の下流側における排気消音装置9の端部には、排気先端管10が取り付けられている。排気先端管10は、排気消音装置9を通過した排気ガスを外部へ排出するように案内する。
図1に示すように、エンジン3、発電機4等の機器類及びこれらを収容するキャビネット2は、据付用ベース1の上に載置されている。据付用ベース1に取り付けられた後述の吊り金具6を介して、据付用ベース1及びエンジン発電機100をクレーンで吊り上げることで、エンジン発電機100を所望の場所に移動して設置することができる。
据付用ベース1は平面視で長方形状に形成されている。エンジン発電機100は据付用ベース1に対し、平面視におけるエンジン発電機100の長手方向及び短手方向が据付用ベース1の長手方向及び短手方向とそれぞれ対応するように配置される。
エンジン発電機の製造業者は、図1に示す仕様のほか、使用環境等に応じて様々な仕様を定めている。エンジン発電機の複数の仕様は、図2から図4までに示すように、キャビネット2、吸気フード7、排風フード8、排気消音装置9、及び排気先端管10のうち一部又は全部の有無を異ならせたり、吸気フード7、排風フード8、排気消音装置9の構成を変更したりすることで実現される。
以下、仕様の具体例を簡単に説明する。
図2(a)に示すオープン仕様のエンジン発電機101は、図1の仕様のエンジン発電機100と比較して、キャビネット2、吸気フード7、排風フード8、排気消音装置9等が設けられない構成である。
図2(b)に示す屋内仕様N1のエンジン発電機102は、キャビネット2を有するものの、図1の仕様のエンジン発電機100と比較して、吸気フード7、排風フード8、排気消音装置9等が省略されている。
図3(c)に示す屋外仕様G1のエンジン発電機103は、吸気フード7及び排風フード8を有する一方で、排気消音装置9が設けられない構成である。また、排風フード8は、図1の仕様のエンジン発電機100と比較して小型になっている。
図3(d)に示す屋外仕様G2のエンジン発電機104は、屋外仕様G1のエンジン発電機103と比較して、排気消音装置9が設けられている点で異なる。
図4(e)に示す屋内仕様N2のエンジン発電機105は、屋内仕様N1のエンジン発電機102と比較して、排風フード8及び排気消音装置9が設けられている点で異なる。また、排風フード8は、図1の仕様のエンジン発電機100とは異なり、排風が上向きとなっている。
図4(f)に示す屋内仕様N3のエンジン発電機106は、図1の仕様のエンジン発電機100と比較して、排気先端管10が省略されている点、排風フード8からの排風が上向きとなっている点で異なる。
それぞれの仕様のエンジン発電機100〜106は、構成が互いに異なるため、その重心位置がそれぞれ異なる。ただし、平面視での短手方向における重心は、何れの仕様であっても、何れも中央となるように各機器がレイアウトされている。従って、問題となるのは、エンジン発電機100〜106の平面視での長手方向における重心位置である。
続いて、エンジン発電機100〜106を載置する共通の据付用ベース1について詳しく説明する。図5は、据付用ベース1の構成を示す斜視図である。
据付用ベース1は、図5に示すように、フレーム状に構成される。据付用ベース1は、1対の第1鋼材11と、1対の第2鋼材12と、複数の補強フレーム13と、吊り金具取付け座5と、を備える。
第1鋼材11及び第2鋼材12は何れも、断面が矩形から1辺を省略した形状の、細長い直線状の鋼材(溝形鋼材)として構成されている。2つの第1鋼材11の長さは等しく、2つの第2鋼材12の長さは等しい。第1鋼材11は、第2鋼材12より長い。
第1鋼材11と第2鋼材12は、平面視で矩形(長方形)をなすように配置されて、互いに溶接等によって接続される。これにより、据付用ベース1の外枠が形成される。1対の第1鋼材11は、外枠の長辺を構成する。1対の第2鋼材12は、外枠の短辺を構成する。
2つの第1鋼材11は互いに平行に配置され、2つの第2鋼材12は互いに平行に配置される。第1鋼材11と第2鋼材12とは、互いに垂直に配置される。2つの第1鋼材11は、その長手方向の一端部同士で1つの第2鋼材12を挟み、長手方向の他端部同士で残りの第2鋼材12を挟むように設けられている。
第1鋼材11及び第2鋼材12には、鋼材の長手方向と同じ方向に細長い溝部14が形成されている。第1鋼材11及び第2鋼材12は、溝部14の開放側が外枠の水平方向外側を向くように設けられている。
補強フレーム13は、例えば溝形鋼材や角鋼管等から構成される。補強フレーム13は、外枠の内側に配置され、溶接等によって第1鋼材11又は第2鋼材12に接続されている。これにより、据付用ベース1の機械的強度が高められている。
吊り金具取付け座5は、金属製の板状部材から構成され、厚み方向で見たとき、上下方向に細長い略長方形に形成されている。吊り金具取付け座5は、第1鋼材11に形成された溝部14の内部に複数配置され、それぞれが第1鋼材11(溝部14の内壁)に溶接等によって固定されている。
吊り金具取付け座5は、その厚み方向が第1鋼材11の長手方向と一致するように配置される。言い換えれば、吊り金具取付け座5は、第1鋼材11の溝部14を構成する3つの内壁のそれぞれと垂直になるように配置される。
それぞれの吊り金具取付け座5には、複数(本実施形態においては2つ)の貫通状の取付け孔50が、上下方向に並べて形成されている。
吊り金具取付け座5は、第1鋼材11のそれぞれに複数設けられている。それぞれの第1鋼材11に設けられた吊り金具取付け座5の位置は、2つの第1鋼材11の間を平行に通る中心線1cを挟んで対称となっている。従って、以下では、線対称に配置された一側の吊り金具取付け座5を代表して説明する。
吊り金具取付け座5は、第1鋼材11の長手方向において、複数(本実施形態におけては3つ)並べて設けられている。吊り金具取付け座5は、第1鋼材11の長手方向において、第1鋼材11の中央位置より一方側に、1つ設けられており、第1鋼材11の中央位置より他方側に、複数(本実施形態においては2つ)設けられている。
以下の説明においては、複数の吊り金具取付け座5のそれぞれを特定するために、第1鋼材11の長手方向一側の端部から順に、第1吊り金具取付け座5a、第2吊り金具取付け座5b、第3吊り金具取付け座5cと呼ぶことがある。第1吊り金具取付け座5aは、第1鋼材11の長手方向中央から見て一側に配置される。第2吊り金具取付け座5b及び第3吊り金具取付け座5cは、第1鋼材11の長手方向中央から見て、第1吊り金具取付け座5aと反対側に配置される。
第1吊り金具取付け座5aは、図1に示すようにエンジン発電機100を据付用ベース1に載置したときに、キャビネット2の吸気フード7に近い側に設けられている。第1吊り金具取付け座5aは、キャビネット2の吸気フード7に近い端部から所定の距離L1だけ離れて設けられている。
第2吊り金具取付け座5b及び第3吊り金具取付け座5cは、キャビネット2の排風フード8に近い側に設けられている。第2吊り金具取付け座5b及び第3吊り金具取付け座5cのそれぞれは、異なる仕様のエンジン発電機100〜106の重心位置に応じた位置に配置されている。
例えば、図1に示す仕様のエンジン発電機100において、当該エンジン発電機100の長手方向における重心位置を挟んで、第2吊り金具取付け座5bは第1吊り金具取付け座5aに対応して設けられている。即ち、第1吊り金具取付け座5aと第2吊り金具取付け座5bとは、エンジン発電機100の長手方向における重心位置を中心として対称に配置されている。言い換えれば、エンジン発電機100の長手方向において、第1吊り金具取付け座5aから上記重心位置までの距離L2と、第2吊り金具取付け座5bから上記重心位置までの距離L3と、は等しい(L2=L3)。
また、図2(a)に示すオープン仕様のエンジン発電機101において、当該エンジン発電機101の長手方向における重心位置を挟んで、第3吊り金具取付け座5cは第1吊り金具取付け座5aに対応して設けられている。即ち、第1吊り金具取付け座5aと第3吊り金具取付け座5cとは、エンジン発電機101の長手方向における重心位置を中心として対称に配置されている。言い換えれば、エンジン発電機101の長手方向において、第1吊り金具取付け座5aから上記重心位置までの距離L4と、第3吊り金具取付け座5cから上記重心位置までの距離L5と、は等しい(L4=L5)。
エンジン発電機100を吊り上げるときに用いられる吊り金具6は、図5に示すように、金属製の板状部材から構成され、厚み方向で見たとき、水平方向に細長い略長方形に形成されている。吊り金具6の長手方向一方側には吊り孔60が形成されている。吊り金具6の長手方向他方側には、吊り金具取付け座5に取り付けるための吊り金具取付け孔61が形成されている。吊り金具取付け孔61は、吊り金具取付け座5に形成された取付け孔50に対応する位置に、上下方向に並んで2つ設けられている。
図5に示すように、吊り金具6の吊り金具取付け孔61と吊り金具取付け座5の取付け孔50とを合わせた状態で、ボルト20を介して、吊り金具6が吊り金具取付け座5に固定される。
吊り金具6が吊り金具取付け座5に取り付けられている状態において、吊り金具6の吊り孔60を含む一部が、据付用ベース1の高さ方向(平面視)で見たとき、据付用ベース1より外側に突出している。これにより、クレーンのハンガーを容易に掛けることができる。
吊り金具6は、第1吊り金具取付け座5aに取り付けられるとともに、第2吊り金具取付け座5b及び第3吊り金具取付け座5cのうち何れかに取り付けられる。2つのうち何れに取り付けるかは、据付用ベース1に載置されるエンジン発電機100〜106の重心位置に対応して決定される。これにより、エンジン発電機100〜106の何れを吊り上げる場合でも、バランスを保持することができる。
即ち、据付用ベース1に載置されたエンジン発電機100〜106の重心位置に応じて、吊り金具取付け座5b,5cを択一で使用することで、それぞれのエンジン発電機100〜106をバランス良く吊り上げることができる。このように、異なる仕様のエンジン発電機100〜106のそれぞれ専用の据付用ベースを製作する必要がなく、共通の据付用ベース1を使用することができ、コスト及び工数を低減できる。
以上に説明したように、本実施形態の据付用ベース1は、重心位置が異なるエンジン発電機100〜106のそれぞれに対応できる。据付用ベース1は、平面視で長方形状に形成される。据付用ベース1は、平面視における据付用ベース1の短手方向の両側に線対称で配置された複数の吊り金具取付け座5を備える。線対称に配置された一側となる吊り金具取付け座5は、平面視における据付用ベース1の長手方向で、互いに間隔をあけて並べて複数設けられている。吊り金具取付け座5は、長手方向において、エンジン発電機100〜106の異なる重心位置のそれぞれに対応する位置に1つずつ設けられている。
これにより、載置されたエンジン発電機100〜106の重心位置に応じて、吊り金具6の取付け位置を調整することができるので、重心位置が異なる複数仕様のエンジン発電機100〜106に対して共通の据付用ベース1を兼用することができる。この結果、製造コストを低減できるとともに、部品管理の手間を軽減することができる。
また、本実施形態の据付用ベース1において、本実施形態の据付用ベース1において、線対称に配置された一側となる吊り金具取付け座5は、長手方向の中央位置より一方側に1つ設けられ、他方側に2つ設けられている。即ち、一方側に第1吊り金具取付け座5aが設けられ、他方側に第2吊り金具取付け座5b及び第3吊り金具取付け座5cが設けられている。
これにより、長手方向片側における吊り金具6の取付け位置だけを調整することで、異なる重心位置を有する複数仕様のエンジン発電機100〜106に対応することができる。従って、それぞれのエンジン発電機100〜106に対応する取付け位置の選択に混乱が少ない、簡素な構成を実現することができる。
以上に本発明の好適な実施の形態を説明したが、上記の構成は例えば以下のように変更することができる。
上記の実施形態で、線対称に配置された一側の吊り金具取付け座5は、据付用ベース1の長手方向中央から一側に1つ、他側に2つ、それぞれ配置されている。しかしながら、それぞれの側の吊り金具取付け座5の数は必要に応じて増減することができる。
吊り金具取付け座5の位置も、必要に応じて適宜変更することができる。例えば、何れかの吊り金具取付け座5が、第1鋼材11の長手方向端部に設けられても良い。
第1鋼材11の溝部14に、細長い角棒状の部材を当該溝部14と平行となるように配置して溶接等により固定し、この長手方向一側の面を第2吊り金具取付け座5bとし、反対側の面を第3吊り金具取付け座5cとしても良い。
吊り金具取付け座5は、クレーンのハンガーを掛けることができる環状部材から構成されても良い。この場合、吊り金具6を取り付ける必要がない。
1 据付用ベース
2 キャビネット
3 エンジン
4 発電機
5 吊り金具取付け座
6 吊り金具
7 吸気フード
8 排風フード
9 排気消音装置
10 排気先端管
100 エンジン発電機

Claims (2)

  1. 重心位置が異なるエンジン発電機のそれぞれに対応できる据付用ベースであって、
    平面視で長方形状に形成され、
    平面視における当該据付用ベースの短手方向の両側に線対称で配置された複数の吊り金具取付け座を備え、
    線対称に配置された一側となる前記吊り金具取付け座は、平面視における当該据付用ベースの長手方向で、互いに間隔をあけて複数並べて設けられており、
    前記吊り金具取付け座は、前記長手方向において、異なる前記重心位置のそれぞれに対応する位置に1つずつ設けられていることを特徴とする据付用ベース。
  2. 請求項1に記載の据付用ベースであって、
    線対称に配置された一側となる前記吊り金具取付け座は、前記長手方向の中央位置より一方側に1つ設けられ、他方側に複数設けられていることを特徴とする据付用ベース。
JP2018181360A 2018-09-27 2018-09-27 据付用ベース Active JP7037465B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018181360A JP7037465B2 (ja) 2018-09-27 2018-09-27 据付用ベース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018181360A JP7037465B2 (ja) 2018-09-27 2018-09-27 据付用ベース

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020051520A true JP2020051520A (ja) 2020-04-02
JP7037465B2 JP7037465B2 (ja) 2022-03-16

Family

ID=69996422

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018181360A Active JP7037465B2 (ja) 2018-09-27 2018-09-27 据付用ベース

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7037465B2 (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51113552U (ja) * 1975-03-11 1976-09-14
JPH07291572A (ja) * 1994-04-22 1995-11-07 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 吊り具
US5584185A (en) * 1992-05-14 1996-12-17 Mishport Pty Ltd Engine powered energy providing assemblies
JP2000265848A (ja) * 1999-03-17 2000-09-26 Denyo Co Ltd エンジン駆動型作業機
JP2001335277A (ja) * 2000-05-24 2001-12-04 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd 吊り具
JP2006132387A (ja) * 2004-11-04 2006-05-25 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd エンジン作業機
JP3185727U (ja) * 2013-06-19 2013-08-29 株式会社栄興技研 発電装置
JP2018104134A (ja) * 2016-12-26 2018-07-05 富士通株式会社 クレーンシステム、吊下げ位置調整治具、クレーン装置の制御装置及びクレーン装置の制御方法

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51113552U (ja) * 1975-03-11 1976-09-14
US5584185A (en) * 1992-05-14 1996-12-17 Mishport Pty Ltd Engine powered energy providing assemblies
JPH07291572A (ja) * 1994-04-22 1995-11-07 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 吊り具
JP2000265848A (ja) * 1999-03-17 2000-09-26 Denyo Co Ltd エンジン駆動型作業機
JP2001335277A (ja) * 2000-05-24 2001-12-04 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd 吊り具
JP2006132387A (ja) * 2004-11-04 2006-05-25 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd エンジン作業機
JP3185727U (ja) * 2013-06-19 2013-08-29 株式会社栄興技研 発電装置
JP2018104134A (ja) * 2016-12-26 2018-07-05 富士通株式会社 クレーンシステム、吊下げ位置調整治具、クレーン装置の制御装置及びクレーン装置の制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP7037465B2 (ja) 2022-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN104204676A (zh) 在燃烧室中的多个位置处同时进行宽带消振
US20120328141A1 (en) Porting
WO2003085264A9 (fr) Pompe de type a diaphragme electromagnetique vibratoire
JP2020051520A (ja) 据付用ベース
JP2020512756A (ja) モジュール式スピーカシステム
JP2018028177A (ja) ダイナミックダンパー及び天井
US20120295531A1 (en) Operating an arrangement for a laboratory room
JP5140795B2 (ja) 能動遮音装置、能動遮音パネル及び能動遮音方法
JP6634244B2 (ja) 作業機の防振支持構造
CN103775558B (zh) 平行发动机悬置结构
CN114362002B (zh) 降噪装置
JP2008008164A (ja) 内燃機関の吸気装置
JP2020043443A (ja) スピーカキャビネット、および板材
KR20170077585A (ko) 공기 정화 기능이 있는 스피커 장치
JP2016033483A (ja) 試験装置
JP2002130362A (ja) 構造物の動電型制振装置
JP2023092753A (ja) 間仕切パネル装置
JP2015068555A (ja) 燃焼装置
JP2019186879A (ja) スピーカ用キャビネット、定在波抑制装置及びスピーカシステム
CN211828390U (zh) 一种新型隔振型变压器
JP5981223B2 (ja) 騒音低減装置
JPH07161549A (ja) 電気機器装置
US20160052021A1 (en) Vibration damper for reducing vibrations of a low frequency sound generator
JP2011185980A (ja) 干渉型消音壁
JP5055240B2 (ja) 消音器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210112

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220301

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220304

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7037465

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250