JP2020051480A - メータガス栓の修理方法及び修理器具 - Google Patents
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Abstract
Description
(1)ガス供給口とガス排出口とが形成されたガス栓本体と、当該ガス栓本体の内部に形成されたテーパ面に対してグリスを介して密着するテーパ面が設けられ、全開状態から軸周りに略90度回動して全閉状態にするガス通孔が形成された栓体とを備えたメータガス栓からのガス漏れをグリス塗布して修理するメータガス栓の修理方法であって、
前記栓体のテーパ面に当接しグリスガンからグリスを注入するグリス注入孔を有する修理器具を備え、
前記ガス栓本体に対して前記栓体を全閉状態に回動した後、前記ガス排出口に接続された二次側配管を外して、前記修理器具を前記ガス排出口に係合させた状態で、前記グリスガンから供給する新しいグリスを、前記グリス注入孔から前記ガス栓本体のテーパ面と前記栓体のテーパ面との隙間に、圧入させることを特徴とする。
前記グリス注入孔から圧入するグリスによって、前記栓体を前記ガス栓本体に対して軸方向で抜き出る方向に移動させると同時に、前記グリス注入孔から前記ガス栓本体のテーパ面と前記栓体のテーパ面との隙間に、グリスを圧入させることを特徴とする。
前記グリス注入孔から、前記栓体のテーパ面の軸方向両端部に向けてグリスを圧入させることを特徴とする。
前記グリス注入孔から前記ガス栓本体のテーパ面と前記栓体のテーパ面との隙間に圧入させたグリスは、前記グリスガンからのグリスの供給を停止した状態で、前記栓体を軸周りに回動させて、両者のテーパ面全体に分散させることを特徴とする。
前記栓体のテーパ面に当接しグリスを注入する第1グリス注入孔が形成されたゴム系部材と、
前記ガス排出口の内周面に形成された雌ネジに係合する雄ネジを外周面に有し、内周面に雌ネジを有する円筒状係止部材と、
前記円筒状係止部材の雌ネジに係合する雄ネジを外周面に有し、前記第1グリス注入孔と連通し前記グリスガンの注入口と係合する第2グリス注入孔が中央部に形成された円柱状圧入部材とを備え、
前記ガス排出口にネジ係合した前記円筒状係止部材に対して、前記円柱状圧入部材をネジ係合させてネジ溝に沿って回動させることによって、前記円柱状圧入部材が前記ゴム系部材を前記栓体のテーパ面に押圧可能に形成されていることを特徴とする。
前記ガス排出口の雌ネジは、テーパネジに形成され、
前記円筒状係止部材の雄ネジは、前記ガス排出口のテーパネジのネジ小径部と係合する平行ネジに形成されていることを特徴とする。
前記円筒状係止部材には、前記ガス排出口の先端面と第1シール部材を介して気密状に当接する円環状鍔部を有し、
前記円柱状圧入部材には、前記円筒状係止部材の外周面と第2シール部材を介して気密状に当接する円筒状鍔部を有することを特徴とする。
前記ゴム系部材には、前記栓体のテーパ面と当接する略円弧面が形成された略矩形状の栓体当接部と、当該栓体当接部と一体に形成され前記円柱状圧入部材の基端部と当接する円形基台部とを有し、
前記円形基台部には、前記第2グリス注入孔と連通するグリス溜り部が形成され、前記栓体当接部には、前記第1グリス注入孔が前記グリス溜り部と連通し前記栓体の軸方向に沿って傾斜状に形成されていることを特徴とする。
まず、本実施形態に係るメータガス栓の修理方法の特徴を、図1〜図3を用いて説明する。図1に、本実施形態に係るメータガス栓の修理方法に関係する概略構成図を示す。図2に、図1に示すA−A断面図を示す。図3に、図1に示すメータガス栓の修理方法に関する手順を表す要部断面図を示す。図3(A)は、メータガス栓に修理器具を装着する前の状態を示し、図3(B)は、メータガス栓に修理器具を装着した状態を示し、図3(C)は、グリスガンを操作してメータガス栓にグリスを圧入している状態を示し、図3(D)は、圧入したグリスをメータガス栓のガス栓本体と栓体のテーパ面に分散させている状態を示し、図3(E)は、修理器具を外し、メータガス栓に配管を接続した状態を示す。
次に、本実施形態に係るメータガス栓の修理方法に用いる修理器具の構成とその動作方法について、図1〜図7を用いて説明する。図1に、本実施形態に係るメータガス栓の修理方法に関係する概略構成図を示す。図2に、図1に示すA−A断面図を示す。図3に、図1に示すメータガス栓の修理方法に関する手順を表す要部断面図を示す。図3(A)は、メータガス栓に修理器具を装着する前の状態を示し、図3(B)は、メータガス栓に修理器具を装着した状態を示し、図3(C)は、グリスガンを操作してメータガス栓にグリスを圧入している状態を示し、図3(D)は、圧入したグリスをメータガス栓のガス栓本体と栓体のテーパ面に分散させている状態を示し、図3(E)は、修理器具を外し、メータガス栓に配管を接続した状態を示す。図4に、図1に示す修理器具のゴム系部材における側面図を示す。図5に、図4に示すゴム系部材の底面図を示す。図6に、図1に示す修理器具の円筒状係止部材における断面図を示す。図7に、図1に示す修理器具の円柱状圧入部材における断面図を示す。
次に、本修理方法の具体的な手順を、図3(A)〜(E)を用いて説明する。メータガス栓10に修理器具3を装着する前の段階では、図3(A)に示すように、ガス栓本体1に挿入された栓体2のガス通孔22が、一次側配管61が接続されたガス供給口11と二次側配管62が接続されたガス排出口12とを連通する全開状態となっている。また、ハンドル5は、全開状態を示す位置でガス栓本体1に固定されている。
以上、詳細に説明したように、本実施形態に係るメータガス栓の修理方法によれば、栓体2のテーパ面23に当接しグリスガン4からグリスGSを注入するグリス注入孔34を有する修理器具3を備え、ガス栓本体1に対して栓体2を全閉状態に回動した後、ガス排出口12に接続された二次側配管62を外して、修理器具3をガス排出口12に係合させた状態で、グリスガン4から供給する新しいグリスGSを、グリス注入孔34からガス栓本体1のテーパ面13と栓体2のテーパ面23との隙間に、圧入させるので、メータガス栓10自体にグリス入替装置を設ける必要はない。そのため、通常のメータガス栓10に適用でき、簡単にグリス塗布ができる。
2 栓体
3 修理器具
4 グリスガン
5 ハンドル
10 メータガス栓
11 ガス供給口
12 ガス排出口
13、23 テーパ面
22 ガス通孔
31 ゴム系部材
32 円筒状係止部材
32T 円環状鍔部
33 円柱状圧入部材
33K 基端部
33T 円筒状鍔部
34 グリス注入孔
41 注入口
62 二次側配管
121、323 雌ネジ
121K ネジ小径部
121T テーパネジ
122 先端面
231、232 軸方向両端部
311 栓体当接部
311M 略円弧面
312 円形基台部
321、331 雄ネジ
321H 平行ネジ
324 第1シール部材
325 第2シール部材
341 第1グリス注入孔
342 第2グリス注入孔
343 グリス溜り部
GS グリス
Claims (8)
- ガス供給口とガス排出口とが形成されたガス栓本体と、当該ガス栓本体の内部に形成されたテーパ面に対してグリスを介して密着するテーパ面が設けられ、全開状態から軸周りに略90度回動して全閉状態にするガス通孔が形成された栓体とを備えたメータガス栓からのガス漏れをグリス塗布して修理するメータガス栓の修理方法であって、
前記栓体のテーパ面に当接しグリスガンからグリスを注入するグリス注入孔を有する修理器具を備え、
前記ガス栓本体に対して前記栓体を全閉状態に回動した後、前記ガス排出口に接続された二次側配管を外して、前記修理器具を前記ガス排出口に係合させた状態で、前記グリスガンから供給する新しいグリスを、前記グリス注入孔から前記ガス栓本体のテーパ面と前記栓体のテーパ面との隙間に、圧入させることを特徴とするメータガス栓の修理方法。 - 請求項1に記載されたメータガス栓の修理方法において、
前記グリス注入孔から圧入するグリスによって、前記栓体を前記ガス栓本体に対して軸方向で抜き出る方向に移動させると同時に、前記グリス注入孔から前記ガス栓本体のテーパ面と前記栓体のテーパ面との隙間に、グリスを圧入させることを特徴とするメータガス栓の修理方法。 - 請求項1又は請求項2に記載されたメータガス栓の修理方法において、
前記グリス注入孔から、前記栓体のテーパ面の軸方向両端部に向けてグリスを圧入させることを特徴とするメータガス栓の修理方法。 - 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載されたメータガス栓の修理方法において、
前記グリス注入孔から前記ガス栓本体のテーパ面と前記栓体のテーパ面との隙間に圧入させたグリスは、前記グリスガンからのグリスの供給を停止した状態で、前記栓体を軸周りに回動させて、両者のテーパ面全体に分散させることを特徴とするメータガス栓の修理方法。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載されたメータガス栓の修理方法に用いる修理器具であって、
前記栓体のテーパ面に当接しグリスを注入する第1グリス注入孔が形成されたゴム系部材と、
前記ガス排出口の内周面に形成された雌ネジに係合する雄ネジを外周面に有し、内周面に雌ネジを有する円筒状係止部材と、
前記円筒状係止部材の雌ネジに係合する雄ネジを外周面に有し、前記第1グリス注入孔と連通し前記グリスガンの注入口と係合する第2グリス注入孔が中央部に形成された円柱状圧入部材とを備え、
前記ガス排出口にネジ係合した前記円筒状係止部材に対して、前記円柱状圧入部材をネジ係合させてネジ溝に沿って回動させることによって、前記円柱状圧入部材が前記ゴム系部材を前記栓体のテーパ面に押圧可能に形成されていることを特徴とする修理器具。 - 請求項5に記載された修理器具において、
前記ガス排出口の雌ネジは、テーパネジに形成され、
前記円筒状係止部材の雄ネジは、前記ガス排出口のテーパネジのネジ小径部と係合する平行ネジに形成されていることを特徴とする修理器具。 - 請求項5又は請求項6に記載された修理器具において、
前記円筒状係止部材には、前記ガス排出口の先端面と第1シール部材を介して気密状に当接する円環状鍔部を有し、
前記円柱状圧入部材には、前記円筒状係止部材の外周面と第2シール部材を介して気密状に当接する円筒状鍔部を有することを特徴とする修理器具。 - 請求項5乃至請求項7のいずれか1項に記載された修理器具において、
前記ゴム系部材には、前記栓体のテーパ面と当接する略円弧面が形成された略矩形状の栓体当接部と、当該栓体当接部と一体に形成され前記円柱状圧入部材の基端部と当接する円形基台部とを有し、
前記円形基台部には、前記第2グリス注入孔と連通するグリス溜り部が形成され、前記栓体当接部には、前記第1グリス注入孔が前記グリス溜り部と連通し前記栓体の軸方向に沿って傾斜状に形成されていることを特徴とする修理器具。
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Citations (4)
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JP2008003106A (ja) * | 2007-09-12 | 2008-01-10 | Toho Gas Co Ltd | ガス配管器具の交換方法及び流体連通治具 |
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2018
- 2018-09-26 JP JP2018179651A patent/JP7116282B2/ja active Active
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