JP2020050410A - 飲料用補助コック - Google Patents

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Abstract

【課題】コックに取り付けることで、誰でも簡単に飲料を注出することができ、注出量を微調整可能な、飲料用補助コックを提供する。【解決手段】コックに取り付けて、前記コックを間接的に操作して飲料を注出するための飲料用補助コックであって、本体、蓋、および、補助レバーを有し、前記蓋は、前記コック本体を開閉可能に取り付けられ、前記補助レバーは、グリップ部および、前記コックのレバーを下方から押圧するためのアーム部を有し、前記コックのレバーよりも下に位置する支点を中心に回動可能に前記本体に取り付けられており、前記補助レバーを倒す方向に力を加えると、前記補助レバーが回動し、前記アーム部の2つに分岐した先端が前記コックの2つのレバーを下方から押圧し、前記コックの弁が開いて飲料が注出される。【選択図】図1

Description

本発明は、飲料を注出するコックに取り付けて前記コックを間接的に操作して飲料を注出するための飲料用補助コックに関する。
飲料が入った袋に飲料注出用のコックを直接取り付けておき、コックを操作することで簡単に袋などから飲料を注出することができるもの(特許文献1〜3参照)がこれまでに多数存在しており、使用するコックにも様々な構造が用いられている。
このようなコックは主にコストの問題で、簡単な構造を用いたものが多く、給水装置などに用いられているコックに比べて使い勝手の面で劣る場合が多い。そのため、コックの使い勝手を向上するために、コックを操作する別部材として用いられる補助用のコック(特許文献4参照)も存在する。
特開2003−206000号公報 特開2013−163539号公報 特開2015−740号公報 実公昭55−13280号公報
簡単な構造のコックとして、レバーを用いて弁を開閉する構造を用いたものが存在しているが、このような構造のコックの場合、飲料を注出するために、コックの本体から左右に突出しているレバーを下から押す操作を行うが、レバーは小さくて力を加え難いという問題があり、さらに、レバーを操作して注出量を微調整するのは難しいという問題があった。また、レバーを操作する際に、手が注出口に近づくので飲料が手に付着するという問題もあった。
そこで、本発明は、コックに取り付けることで、誰でも簡単な操作で飲料を注出することができ、さらに、注出量を微調整することが可能な、飲料用補助コックを提供することを目的とする。
本発明の飲料用補助コックは、飲料を注出するコックに取り付けて、前記コックを間接的に操作して飲料を注出するための飲料用補助コックであって、前記コックは、コック本体、前記コック本体から左右に突出する2つのレバー、注出口、前記注出口を開閉する弁、前記飲料が収容された飲料収容体に固定するための取付部、および、前記取付部と前記コック本体とを接続する通路部を有し、前記取付部には鍔部が設けれており、前記レバーを下から上に押圧することにより前記弁が開き、前記レバーの押圧を解除すると、前記弁に作用している弾性力によって前記弁が閉じられて前記レバーが下方へと移動し、前記飲料用補助コックは、前記コックを収容する本体、蓋、および、補助レバーを有し、前記本体は、背面側に取付プレートを有し、前記取付プレートに設けられた略U字状の開口、前記蓋によって開閉される上部開口、および、前記コックの注出口から出た飲料を外部へと注出する注出開口が設けられ、前記蓋は前記上部開口を開閉可能に前記本体に取り付けられており、前記補助レバーのグリップ部が突出される開口を有し、前記補助レバーは、前記蓋の開口から一部が上方に突出して持ち手となるグリップ部、および、前記コックの2つの前記レバーを下方から押圧するアーム部を有し、前記グリップ部と前記アーム部が屈曲部によって接続され、前記コックのレバーよりも下に位置する支点を中心に回動可能に前記本体に取り付けられており、前記コックの取付部の鍔部の縁を、前記取付プレートに対向し垂直に延伸するように設けられた2つの溝に下方から挿入すると、前記本体内に前記コック本体が収容され、前記蓋を閉じると前記補助コックは前記コックに取り付けられ、前記補助レバーを倒すと、前記補助レバーが前記支点を中心に回動し、前記アーム部の2つに分岐した先端が、前記コックの2つの前記レバーを下方から押圧し、前記コックの弁が開いて飲料が注出されることを特徴とする。
本発明の別の形態の飲料用補助コックは、前記コックを収容する本体、蓋、および、補助レバーを有し、前記本体は、背面側に設けられた取付プレート、および、前記コックの2つのレバーを保持する、内部に設けられた保持部を有し、前記取付プレートに設けられた略U字状の開口、前記蓋によって開閉される上部開口、および、前記コックの注出口から出た飲料を外部へと注出する注出開口が設けられ、前記蓋は前記上部開口を開閉可能に前記本体に取り付けられており、前記補助レバーのアーム部が通過する開口を有し、前記補助レバーは、持ち手となるグリップ部、および、前記コック本体を上から押圧するアーム部を有し、前記グリップ部と前記アーム部が屈曲部によって接続され、前記コック本体の上方に位置する支点を中心に回動可能に前記蓋に取り付けられており、回動時には前記アーム部の先端が前記蓋の開口から前記本体内へと移動し、前記コックの取付部の鍔部の縁を、前記取付プレートに対向し垂直に延伸するように設けられた2つの溝に下方から挿入すると、前記本体内に前記コック本体が収容され、前記蓋を閉じると前記補助コックは前記コックに取り付けられ、前記補助レバーを倒すと、前記補助レバーが回動して前記アーム部の先端が前記コック本体を上方から押圧することによって、前記飲料用補助コックが前記コックに対して上方へと移動して前記コックの2つのレバーが前記保持部によって下方から押圧されて、前記コックの弁が開いて飲料が注出されることを特徴とする。
前記蓋は、平坦部、および、前記平坦部から下方へと傾斜する傾斜部を有し、前記傾斜部に、前記蓋の開口の少なくとも一部が配置されている。
前記補助レバーは、前記グリップ部と前記アーム部とが互いに着脱可能に接続された構造とすることも可能である。
前記蓋は、前記本体に一部が接続された状態で、前記上部開口を開閉可能に取り付けられている、または、前記本体に着脱可能に取り付けられている。
本発明の飲料用補助コックは、飲料を注出するコックに取り付けて、前記コックを間接的に操作して飲料を注出するための飲料用補助コックであって、前記コックを収容する本体、蓋、および、補助レバーを有し、前記本体は、背面側に取付プレートを有し、前記取付プレートに設けられた略U字状の開口、前記蓋によって開閉される上部開口、および、前記コックの注出口から出た飲料を外部へと注出する注出開口が設けられ、前記蓋は前記上部開口を開閉可能に前記本体に取り付けられており、前記補助レバーのグリップ部が突出される開口を有し、前記補助レバーは、前記蓋の開口から一部が上方に突出して持ち手となるグリップ部、および、前記コックの2つの前記レバーを下方から押圧するアーム部を有し、前記グリップ部と前記アーム部が屈曲部によって接続され、前記コックのレバーよりも下に位置する支点を中心に回動可能に前記本体に取り付けられており、前記コックの取付部の鍔部の縁を、前記取付プレートに対向し垂直に延伸するように設けられた2つの溝に下方から挿入すると、前記本体内に前記コック本体が収容され、前記蓋を閉じると前記補助コックは前記コックに取り付けられ、前記補助レバーを倒すと、前記補助レバーが前記支点を中心に回動し、前記アーム部の2つに分岐した先端が、前記コックの2つの前記レバーを下方から押圧し、前記コックの弁が開いて飲料が注出されることにより、補助レバーを用いた簡単な操作で、飲料を注出することができ、また、注出量の微調整も可能となる。
本発明の別の形態の飲料用補助コックは、前記コックを収容する本体、蓋、および、補助レバーを有し、前記本体は、背面側に設けられた取付プレート、および、前記コックの2つのレバーを保持する、内部に設けられた保持部を有し、前記取付プレートに設けられた略U字状の開口、前記蓋によって開閉される上部開口、および、前記コックの注出口から出た飲料を外部へと注出する注出開口が設けられ、前記蓋は前記上部開口を開閉可能に前記本体に取り付けられており、前記補助レバーのアーム部が通過する開口を有し、前記補助レバーは、持ち手となるグリップ部、および、前記コック本体を上から押圧するアーム部を有し、前記グリップ部と前記アーム部が屈曲部によって接続され、前記コック本体の上方に位置する支点を中心に回動可能に前記蓋に取り付けられており、回動時には前記アーム部の先端が前記蓋の開口から前記本体内へと移動し、前記コックの取付部の鍔部の縁を、前記取付プレートに対向し垂直に延伸するように設けられた2つの溝に下方から挿入すると、前記本体内に前記コック本体が収容され、前記蓋を閉じると前記補助コックは前記コックに取り付けられ、前記補助レバーを倒すと、前記補助レバーが回動して前記アーム部の先端が前記コック本体を上方から押圧することによって、前記飲料用補助コックが前記コックに対して上方へと移動して前記コックの2つのレバーが前記保持部によって下方から押圧されて、前記コックの弁が開いて飲料が注出されることにより、補助レバーを用いた簡単な操作で、飲料を注出することができ、また、注出量の微調整も可能となる。
前記蓋は、平坦部、および、前記平坦部から下方へと傾斜する傾斜部を有し、前記傾斜部に、前記蓋の開口の少なくとも一部が配置されていることにより、前記飲料用補助コックを小さなサイズにすることが可能となる。
前記補助レバーを、前記グリップ部と前記アーム部とを互いに着脱可能な構造とすることで、前記飲料用補助コックの組み立てを簡単にし、さらに、外部に露出されるグリップ部のデザインを様々な形態に簡単に変更することができるようになる。
本発明の第1の実施形態の飲料用補助コックの一部を切り欠いた状態の斜視図である。 第1の実施形態の飲料用補助コックの一部を切り欠いた状態の側面図である。 第1の実施形態の飲料用補助コックの本体の斜視図である。 第1の実施形態の飲料用補助コックのグリップ部を取り外した状態の斜視図である。 第1の実施形態の飲料用補助コックの補助レバーをグリップ部とアーム部とに分離した状態の側面図である。 第1の実施形態の飲料用補助コックのアーム部の平面図である。 飲料用補助コックを取り付けるコックの斜視図である。 本発明の第2の実施形態の飲料用補助コックの一部を切り欠いた状態の斜視図である。 本発明の第2の実施形態の飲料用補助コックの断面図である。 本発明の第2の実施形態の飲料用補助コックの断面図であり、図9と直交する方向の断面図である。 第2の実施形態の飲料用補助コックの本体の斜視図である。 第2の実施形態の飲料用補助コックの蓋の斜視図である。 第2の実施形態の飲料用補助コックの補助レバーをグリップ部とアーム部とに分離した状態の側面図である。
本発明の飲料用補助コック1を、図を用いて以下に詳細に説明する。図1が本発明の第1の実施形態の飲料用補助コック1の一部を切り欠いた状態の斜視図であり、図2が一部を切り欠いた状態の側面図である。
第1の実施形態の飲料用補助コック1は、袋などの飲料収容体(図示せず)に固定されたコック31に取り付けて使用するものであり、前記コック31を間接的に操作して袋などの飲料収容体の中に収容された飲料を注出するために用いられる。
第1の実施形態の飲料用補助コック1を説明する前に、飲料用補助コック1を取り付ける、袋などの飲料収容体の側面に固定されたコック31について説明する。前記コック31は、図7に示すように、コック本体32、前記コック本体32から左右に突出した2つのレバー33、飲料を注出するための注出口34、ばねなどの弾性手段(図示せず)によって前記注出口34を開閉する弁(図示せず)、前記飲料収容体に前記コック31を固定するための取付部35、前記コック本体32と前記取付部35とを接続し内部を飲料が通過する通路部36を有している。前記取付部35は、前記鍔部37を有しており、そして、前記取付部35内を前記通路部36は延伸し、前記飲料収容体の内部と接続されており、前記飲料収容体内の飲料が前記コック本体32へと送られる。
前記コック本体32の内部には、前記通路部36から前記注出口34へと繋がる飲料用の通路が設けられており、飲料収容体内の飲料は、前記通路部36を通り、前記コック本体32内部の通路を通過して前記注出口34から注出される。通常時は、ばねなどの弾性手段による弾性力が作用して前記弁は前記注出口34を閉じているが、2つの前記レバー33を下から上に押圧すると、前記弁が開いて飲料が前記注出口34から注出することができる。前記レバーに33には弁を閉じる方向に(下方に)弾性力が作用しているので、2つの前記レバー33を離すと、2つの前記レバー33は下方へと移動し、再び弁が閉じた状態となり、飲料の注出は停止される。
第1の実施形態の飲料用補助コック1は、図1,2に示すように、本体2、蓋3、および、補助レバー4を有し、前記コック31に取り付けて、補助レバー4を操作することで、前記飲料収容体内の飲料を注出することができる。
前記本体2は、前記コック31を内部に収容する大きさおよび形状を有しており、図3に示すように、両側面は曲面で構成され、前面は前記補助レバー4の移動範囲を確保するために前方へと突出する曲面から構成され、平坦な底面の中央付近には下方へと突出したすり鉢状の突出部を有し、背面には矩形の取付プレート5が設けられている。すり鉢状の突出部の内面には複数の補強用リブ12が設けられており、前記本体2の強度を確保している。また、前記本体2の底面の平坦な部分の上には、前記補助レバー4を回動可能に取り付けるための2つの軸受18(図3には一方の軸受18だけが図示されている)が対向するように設けられている。さらに、前記本体2は、略U字状開口7、上部開口8、および、注出開口9が設けられており、前記略U字状開口7および前記上部開口8を利用して、前記コック31が内部に収容される。前記コック31を前記本体2内に収容した時に、前記補強用リブ12によって、前記コック31の注出口34は前記本体2の注出開口9内にずれることなく位置決めされる。
図3に示すように、前記略U字状開口7は前記取付プレート5に設けられており、前記コック31の通路部36の部分が上方から挿入される。前記本体2の上部の全体が開放されて前記上部開口8が設けられている。図3に示すように、前記本体2の上端の外側にはヒンジ10と凸部11が対向する位置に設けられており、前記ヒンジ10を用いて前記蓋3が開閉可能に取り付けられ、前記凸部11を用いて前記蓋3は前記本体2に固定される。前記注出開口9はすり鉢状の突出部の一番下の部分に設けられている。図2に示すように、前記コック31の注出口34の先端が前記注出開口9内に配置され、これにより前記注出口34から出た飲料は外部へと注出される。前記注出口34と前記注出開口9の位置関係は、飲料が前記注出口34および前記注出開口9を通じて注出できればよく、前記注出口34の先端が、前記注出開口9から突出する形態、前記注出開口9よりも上方に位置する形態、前記本体2内に設けた通路を通じて前記注出口34と前記注出開口9とが接続される形態なども可能である。
前記取付プレート5の左右の縁には、図3に示すように、垂直方向に延伸し、互いに対向するように設けられた2つの溝6が設けられている。2つの前記溝6の間隔は、前記溝6内に前記コック31の鍔部37の縁の一部が挿入されるように設定されており、また、2つの前記溝6の縁の対向する面の間に、前記コック31の取付部35が挿入されるように設定されている。これにより、前記コック31の鍔部37の下方に前記取付プレート5を配置し、前記鍔部37の縁の一部が前記溝6に挿入できるように位置合わせした後、前記取付プレート5を上方に移動させると、前記溝6内に前記コック31の鍔部37の縁の一部が挿入され、前記コック31のコック本体32が前記本体2内へと収容され、前記飲料用補助コック1が前記コック31に取り付けられる。
図4に示すように、前記蓋3にはヒンジ14が設けられており、前記ヒンジ14と前記本体2のヒンジ10とのヒンジ係合によって、前記蓋3は、図1に示すように、前記上部開口8を開閉可能に前記本体2に取り付けられている。そして、前記上部開口8を閉じた時に、前記本体2の凸部11と係合するフック15が前記蓋3には設けられている。前記蓋3は、図2に示すように、平坦部、および、前記平坦部から下方へと傾斜する傾斜部を有しており、前記平坦部と前記傾斜部との接続部分から前記傾斜部へと伸びる開口13が設けられている。図1に示すように、前記開口13から前記補助レバー4のグリップ部16が上方へと突出されており、図2(a),(b)に示すように、前記補助レバー4が移動することから、前記グリップ部16の移動範囲に合わせて前記開口13の大きさは設定している。前記開口13は孔の形態を用いているが、切り欠きの形態も可能であり、特に限定するものではなく、前記補助レバー4が操作時に移動することができる範囲が少なくとも開口となっていればよい。
本実施形態では前記傾斜部は前記平坦部に対して30°下方に傾斜しているが、傾斜角度は特に限定するものではなく、適宜設定することができ、傾斜部を設けないで全てを平坦部とすることも可能である。しかしながら、全てを平坦部とすると、前記蓋3は前記補助レバー4の移動範囲を確保するために、前記蓋3の大きさを、図2において右側へと延伸する必要があり、これによって、前記本体2も大きくする必要があることから、前記飲料用補助コック1全体が大きくなる。このように、前記蓋3に傾斜部を設けることによって、前記飲料用補助コック1のサイズを小さくできるという効果を奏する。
図2に示すように、前記本体2に前記蓋3が固定された時、前記蓋3の平坦部の底面は、前記コック本体32の上面と当接しており、前記補助レバー4を操作して飲料を注出する際に、前記コック31を上から押える役割を担う。前記蓋3の底面は、全体が前記コック本体32の上面と当接する必要は無く、前記蓋3の底面に突起、リブなどを設けて底面の一部が前記コック本体32の上面と当接する構造とすることも可能であり、特に前記コック31の上面が平坦ではない場合、前記蓋3の底面に突起、リブなどを設けて前記蓋3が前記コック31の上面を確実に押圧することが出来るようにすることが好ましい。
前記蓋3はヒンジ係合を用いて前記本体2に開閉可能に取り付けられているが、他の手段を用いて前記本体2に一部が接続された状態で開閉可能に取り付ける形態、または、開閉の際に完全に前記本体2から取り外すことができるように着脱可能に取り付ける形態も可能である。また、前記蓋3を前記本体2に固定する手段はフック以外の手段、嵌合の形態など様々な手段を用いることが可能である。
前記蓋3が平坦部と傾斜部を有することにより、前記本体2の上端もそれに合わせて、平坦な部分と傾斜した部分とを有しており、図2に示すように、前記蓋3が前記本体2の上端と密接し、前記上部開口8を閉じることができるようになっている。
前記補助レバー4は、図5に示すように、手で持って操作する際の持ち手となるグリップ部16、および、前記コック31のレバー33を下方から押圧するアーム部17を有しており、本実施形態では、前記グリップ部16の先端に前記アーム部17が着脱可能に取り付けられており、前記補助レバー4は2つに分離可能な構造を用いている。前記グリップ部16と前記アーム部17との接続部分が屈曲部となり、図2に示すように、前記補助レバー4は側面形状が略L字状を有している。そして、図6に示すように、前記アーム部17は2つに分岐した先端を有し、平面形状は略U字状となっている。図2(b)に示すように、前記アーム部17は、U字の2つの先端が前記コック31の2つのレバー33の下面に当接し上方へと押圧することから、この時、前記アーム部17が前記レバー33への力が十分に加えることが出来るように、図5に示すように、前記アーム部17の先端は上方へと折れ曲がった形状を有しており、さらに、前記アーム部17の上面には補強用のリブがU字状に設けられている。
前記アーム部17は、図6に示すように、U字の底の部分にねじ孔20が設けられ、前記ねじ孔20に、図5に示すような前記グリップ部16の先端に設けられたねじ21が係合されることで、前記グリップ部16と前記アーム部17とは互いに着脱可能に接続されている。これにより、前記アーム部17は前記グリップ部16の先端から折れ曲がり、突出するように配置されることになる。
前記アーム部17は、図6に示すように、U字の底の部分に左右に突出するように軸19が設けられており、前記軸19の両端は前記本体2内に設けられた軸受18へと挿入され、前記補助レバー4は、前記軸19を支点として回動可能に前記本体2に取り付けられる。この時、前記支点は、図2に示すように、前記コック31のレバー33よりも下に位置するように、前記軸19が前記本体2内に取り付けられている。このような支点の配置により、前記補助レバー4に加える力を少なくできる。
前記飲料用補助コック1の材質は特に限定するものでは無いが、樹脂、金属など様々な材質を用いることができ、部材毎に材質を変えることも可能である。また、各部材の一部を異なる材質とすることも可能であり、強度が必要な箇所には高強度の材質を用いて十分な強度を確保すること、または、デザイン性を高めるために、別の材質のパーツを取り付けることで表面に装飾を施すことも可能である。
次に、第1の実施形態の飲料用補助コック1のコック31への取付方法および使用方法について説明する。前記飲料用補助コック1を前記コック31に取り付ける際は、前記蓋3を開け、前記補助レバー4から前記グリップ部16を取り外し、前記アーム部17だけが前記本体2に取り付けられた状態とする。
このような状態の飲料用補助コック1を、前記コック31の下方に配置し、前記取付プレート5の溝6に前記コック31の鍔部37の縁の一部が挿入できるように位置合わせした後、前記飲料用補助コック1を上方へと移動させて、前記溝6内に前記鍔部37の縁を挿入し、前記飲料用補助コック1の本体2内に前記コック31のコック本体32を収容する。前記飲料用補助コック1の移動は、前記略U字状開口7の縁に前記コック31の通路部36の外周の下端が当接するまで行う。その後、前記蓋3を閉じて前記本体2に凸部11とフック15を用いて前記蓋3を固定すると、図4に示すように、前記飲料用補助コック1は前記コック31に取り付けられた状態となる。この時、前記補助レバー4のグリップ部16はまだ取り付けられていない。
前記蓋3を閉じた後、前記蓋3の開口13に上から前記補助レバー4のグリップ部16の先端を挿入し、前記グリップ部16の先端のねじ21を前記アーム部17のねじ孔20に螺合させて、前記補助レバー4の組み立てを行う。前記補助レバー4の組み立てが終わると、前記飲料用補助コック1の前記コック31への取り付けが完了する。
前記飲料用補助コック1を前記コック31に取り付けた状態では、図2(b)に示すように、前記飲料用補助コック1は、前記蓋3の底面が前記コック31の上面と当接し、前記略U字状開口7の縁が前記通路部36の外周の下端と当接していることから、前記飲料用補助コック1は上下方向に移動しないように前記コック31に取り付けられている。さらに、前記飲料用補助コック1の溝6内に前記コック31の鍔部37の縁の一部が挿入されていることから、前記飲料用補助コック1は水平方向にも移動しないように前記コック31に取り付けられている。このようにして、前記飲料用補助コック1は前記コック31に固定される。
図2(a)に示すように、前記飲料用補助コック1を前記コック31に取り付けた状態では、前記補助レバー4は少し傾いた状態で前記アーム部17の先端は前記コック31のレバー33と当接した状態とすることが好ましいが、少し離れた状態であってもよい。前記アーム部17の先端が当接しているだけでは、前記レバー33を押圧して弁を開く程の力は作用していないので、前記コック31は弁によって前記注出口34が閉じられた状態となっている。
前記飲料収容体内の飲料を注出する際には、前記補助レバー4のグリップ部16を手で、図2(a)の状態から右に傾ける方向に力を加え操作する。前記グリップ部16が傾くと、前記アーム部17の分岐した2つの先端がそれぞれ前記コック31の2つのレバー33を下方から押圧するが、この時、前記コック31の上面が前記蓋3と当接していることから、前記レバー33は上へと移動して、図2(b)の状態になり、前記コック31内の弁が開いて、前記注出口34から飲料が出てくるようになる。そして、前記注出口34から出た飲料は前記飲料用補助コック1の注出開口9を通って外部へと注出される。
図2(b)のように、前記補助レバー4を倒す方向に力を加えている間は、継続して飲料の注出が行われており、この時、前記補助レバー4を倒す角度を変化させると、前記レバー33が上下に移動することから、飲料の注出量を調整することできる。飲料の注出を停止する場合は、前記補助レバー4を離す、または、力を弱めると、前記レバー33に作用している弾性部材による弾性力によって前記レバー33は下方へと移動され、前記飲料用補助コック1は図2(a)の状態に戻り、前記コック31の弁が閉じられて飲料の注出が停止される。
前記飲料用補助コック1の補助レバー4の操作は手で持って傾けるだけであることから、従来のように前記コック31の上面を押えながら前記レバー33を指先で下方から押圧する操作する場合に比べると、力を加え易くなるので誰でも簡単に操作することが出来るようになる。特に力の弱い人でも簡単に操作することができる。そして、本発明の飲料用補助コック1は、飲料の注出量の調整も非常に簡単であり、微調整も可能となる。そして、前記飲料用補助コック1を操作する際には、前記本体2から上方に突出している前記補助レバー4を手で持つだけであるので、前記注出口34に手を近づける必要が無いので飲料に触れる恐れが無くなり、従来のような手の汚れも生じなくなる。このような効果を奏する飲料用補助コック1を用いることにより、前記コック31を様々な種類の飲料の飲料収容体に用いることも可能になる。
次に、第2の実施形態の飲料用補助コック1’について説明する。第2の実施形態の飲料用補助コック1’は、第1の実施形態と同じ形態のコック31に取り付けて使用するものであることから、前記コック31に関する説明は省略し、飲料用補助コック1’を中心に、図面を用いて説明する。
第2の実施形態の飲料用補助コック1’は、図8〜10に示すように、本体2’、蓋3’、および、補助レバー4’を有し、前記コック31に取り付けて、補助レバー4’を操作することで、前記コック31を間接的に操作して、前記コック31が取り付けられた飲料収容体内の飲料を注出することができる。
前記本体2’は、図8〜10に示すように、前記コック31を内部に収容する大きさおよび形状を有しており、上部は前記コック31の2つのレバー33を収容する大きさであり、前記レバー33より下方を収容する下部は、前記コック31のコック本体32に合わせた形状であり、上部と下部との間に段差があり、下部の下端にはすり鉢状の曲面からなる底面が設けられている。そして、前記本体2’の背面側には、図11に示すように、矩形の取付プレート5’が設けられている。
さらに、前記本体2’は、略U字状開口7’、上部開口8’、および、注出開口9’が設けられており、前記略U字状開口7’および前記上部開口8’を利用して、前記コック31が内部に収容される。さらに、前記本体2’の内部には、上部と下部との間にある段差の平坦な部分の一部を利用して、図11に示すように、前記コック31の2つのレバー33を下方から保持し押圧するための保持部23が設けられている。
図11に示すように、前記略U字状開口7’は前記取付プレート5’に設けられており、前記コック31の通路部36が上方から挿入されるが、前記コック31に前記飲料用補助コック1’を取り付けた時、図10(a)に示すように、前記通路部36の外周の下方の面は、前記略U字状開口7’の下方の縁とは所定の間隔を有して離れるように設定している。
前記本体2’の上部の全体が開放されて前記上部開口8’が設けられている。図11に示すように、前記本体2の上端の外側には貫通孔10’と凸部11’が対向する位置に設けられており、前記貫通孔10’を用いて前記蓋3’が開閉可能に取り付けられ、前記凸部11’を用いて前記蓋3’は前記本体2’に固定される。前記貫通孔10’は、前記本体2’の側面の一部を水平方向に突出させ、突出した部分を垂直方向に貫通して形成されている。前記注出開口9’はすり鉢状の底面の一番下に設けられており、図9,10に示すように、前記コック31の注出口34の先端が前記注出開口9’内に配置され、これにより前記注出口34から出た飲料は外部へと注出される。
前記取付プレート5’の左右の縁には、図11に示すように、垂直方向に延伸し、互いに対向するように設けられた2つの溝6’が設けられている。2つの前記溝6’の間隔は、前記溝6’内に前記コック31の鍔部37の縁の一部が挿入されるように設定されており、また、2つの前記溝6’の縁の対向する面の間に、前記コック31の取付部35が挿入されるように設定されており、これにより、前記飲料用補助コック1’が水平方向に移動しないように前記コック31に取り付けられる。
図12に示すように、前記蓋3’は垂直方向に延伸する軸14’が設けられており、前記軸14’を前記貫通孔10’に挿入し、側面に設けた突起を利用して上方に抜けないように取り付けて回転可能に係合させることによって、前記蓋3’は水平方向に回動することができる。このようにして取り付けられた前記蓋3’は水平方向に回動することで、前記上部開口8’を開閉することができる。前記蓋3’は、前記上部開口8’を閉じた時に、前記本体2’の凸部11’と係合し固定するためのフック15’も設けられている。
さらに、前記蓋3’は、図12に示すように、前記補助レバー4’のアーム部17’が移動可能な開口13’、および、前記開口13’の左右から上方に突出し、互いに対向する2つの壁22が設けられており、前記壁22の対向する面には、前記補助レバー4’を回動可能に取り付けるための軸受18’が設けられている。図8に示すように、前記開口13’内に前記補助レバー4’のアーム部17’の一部が配置されており、図10(a),(b)に示すように、前記補助レバー4’が移動する際に、前記開口13’内を通過するように前記アーム部17’が移動することから、前記アーム部17’の移動範囲に合わせて前記開口13’の大きさは設定している。さらに、図10に示すように、前記蓋3’の底面にはリブ24が設けられており、前記リブ24は前記本体2’の上端の縁と当接し、前記蓋3’の水平方向へのずれを防止する。
図13に示すように、前記補助レバー4’は、手で持って操作する際の持ち手となるグリップ部16’、および、前記コック31のコック本体32の上面を上から押圧するアーム部17’を有しており、前記グリップ部16’の先端のねじ21’が、前記アーム部17’のねじ孔20’と螺合されることにより、互いに着脱可能に取り付けられている。前記グリップ部16’と前記アーム部17’との接続部分が屈曲部となり、図10に示すように、前記補助レバー4’は側面形状が略L字状を有している。前記アーム部17’の先端は、図10(b)に示すように、前記コック31の上面を上から押えるように作用する。前記補助レバー4’は、前記グリップ部16’と前記アーム部17’とを一体とし、1つの部材とすることも可能であり、別の部分で2つに分割することも可能である。
図13に示すように、前記アーム部17’は側面から左右に突出する軸19’が設けられており、図8に示すように、前記軸19’の両端が前記蓋3’の壁22に設けられた軸受18’へと挿入されることにより、前記補助レバー4’は、前記軸19’を支点として回動可能に前記蓋3’に取り付けられる。前記補助レバー4’が回動すると、前記アーム17’が前記蓋3’の開口13’内を移動し、図10(b)に示すように、前記コック31の上面に上から力を加えることができる。
第2の実施形態の飲料用補助コック1’のコック31への取付方法および使用方法について説明する。前記飲料用補助コック1’を前記コック31に取り付ける際は、前記蓋3’を水平方向に回動させて、前記本体2’の上部開口8’を開けた状態としておく。この時、前記補助レバー4’は、第1の実施形態とは異なり、前記グリップ部16’を取り外しておく必要は無く、前記アーム部17’に取り付けた状態とする。
このような状態の飲料用補助コック1’を、前記コック31の下方に配置し、前記取付プレート5’の溝6’に前記コック31の鍔部37の縁の一部が挿入できるように位置合わせした後、上方へと移動させて、前記溝6’内に前記鍔部37の縁を挿入し、前記飲料用補助コック1’の本体2’内に前記コック本体32を収容する。その後、前記蓋3’を閉じて前記本体2’に凸部11’とフック15’を用いて固定すると、前記飲料用補助コック1’は前記コック31に取り付けられた状態となる。この時、図10(a)に示すように、前記略U字状開口7’の下方の縁と前記コック31の通路部36との間には間隔があり、当接していない。
前記飲料用補助コック1’を前記コック31に取り付けた状態では、図9(a),10(a)に示すように、前記コック31の上面が前記蓋3’の底面と当接した状態となっていることから、前記飲料用補助コック1’は下方向に移動しないように前記コック31に取り付けられることになる。さらに、前記飲料用補助コック1’の溝6’内に前記コック31の鍔部37の縁の一部が挿入されていることで、前記飲料用補助コック1’は水平方向に移動しないように前記コック31に取り付けられている。このようにして、前記飲料用補助コック1’は前記コック31に固定され、図9(a),10(a)に示す状態となる。この時、前記コック31の通路部36は前記略U字状開口7’の下方の縁から離れているので、前記飲料用補助コック1’は、前記コック31に対して上方向には移動可能な状態となっている。
このようにして前記飲料用補助コック1’を前記コック31に取り付けた状態では、図10(a)において、前記補助レバー4’は少し右側に傾いた状態であり、前記アーム部17’の先端から半分ぐらいが前記開口13’内に位置し、先端が前記コック31の上面の中心付近に当接した状態となっている。この時、前記コック31の2つのレバー33には特に力が作用していないことから、前記コック31は弁によって前記注出口34が閉じられた状態となっている。
前記飲料収容体内の飲料を注出する際には、前記補助レバー4’のグリップ部16’を手で、図10(a)においてさらに右側に傾けるように操作する。前記グリップ部16’が傾くと、前記アーム部17’の先端が前記コック31の上面の中心付近を上方から押圧する。この時、前記コック31は前記飲料収容体に固定されていて動かないことから、前記飲料用補助コック1’に、前記コック31に対して上方に移動する力が作用することになる。このような力が作用すると前記飲料用補助コック1’は、前記溝6’内に前記コック31の鍔部37の縁の一部が挿入されていることにより上方にスライドすることになる。
前記飲料用補助コック1’が前記コック31に対して上方にスライド移動すると、前記飲料用補助コック1’の保持部23も上方に移動するので、前記保持部23は前記コック31の2つのレバー33の下面と当接し、下から上方に押圧するようになり、図9(b),10(b)の状態となる。この時、前記レバー33は上へと移動しており、その結果、前記コック31内の弁が開いて、前記注出口34から飲料が注出されるようになる。そして、前記注出口34から出た飲料は前記飲料用補助コック1’の注出開口9’を通って外部へと注出される。
前記補助レバー4’を、図9(b),10(b)の状態で右側に傾ける方向に力を加えている間は、前記飲料用補助コック1’は上方へと移動した状態で保持され、継続して飲料の注出が行われており、この時、前記補助レバー4’を傾ける角度を変化させると、前記飲料用補助コック1’は上下に移動して、前記レバー33も上下に移動することから、飲料の注出量を調整することできる。飲料の注出を停止する場合は、前記補助レバー4’を離す、または、力を弱めると、前記レバー33に作用している弾性部材による弾性力によって前記レバー33は下方へと移動され、前記飲料用補助コック1も下方へと移動して、図9(a),10(a)の状態に戻り、前記コック31の弁が閉じられて飲料の注出が停止される。
前記補助レバー4’を傾けた時に、前記飲料用補助コック1’には上方への力だけではなく、水平方向(前記飲料収容体から前記飲料用補助コック1’が離れる方向)への力も作用する。前記飲料用補助コック1’に対して水平方向に力が作用しても、前記溝6’内に前記コック31の鍔部37の縁の一部が挿入されているので、前記飲料用補助コック1’が水平方向に移動するのは防止されているが、水平方向の力は前記補助レバー4’を介して前蓋3’に作用しているので、前記蓋3’は前記本体2’に対して水平方向にずれる可能性がある、この時、図10(b)に示すように、前記蓋3’に設けたリブ24が前記本体2’の上端の縁に当接し、前記蓋3’が水平方向にすれるのを防止することができる。
第2の実施形態の前記飲料用補助コック1’も、第1の実施形態と同様に、補助レバー4’は誰でも簡単に操作することができ、飲料の注出量の調整も非常に簡単に行うことができる。そして、従来のような手の汚れも防止することができるという効果を奏し、前記コック31を様々な種類の飲料に用いることができるようになる。
前記飲料用補助コック1’は、前記コック31に対して上下にスライドすることから、この動作を利用して、前記飲料用補助コック1’を前記コック31に取り付けた時には、前記コック31の注出口34が前記飲料用補助コック1’の注出開口9’よりも上方に位置し、飲料を注出する際には、前記コック31の注出口34が前記注出開口9’から下方に突出するように、前記注出開口9’を設けることができる。これにより、飲料を注出する時だけ注出口34を外部に露出させ、それ以外の時は、前記飲料用補助コック1’内に注出口34を収容することが出来るようになり、前記コック31の注出口34を清潔に保つことができるという効果を奏する。
本発明の飲料用補助コック1,1’は、補助レバー4,4’を用いることで、従来よりも簡単な操作で飲料の注出を可能にすると同時に、注出量を微調整することができることから、従来のコックを誰でも簡単に使用することができるようになる。そして、本発明の飲料用補助コック1,1’は、コック31に着脱可能に取り付けることができるので、繰り返し使用することも可能である。
1,1’ 飲料用補助コック
2,2’ 本体
3,3’ 蓋
4,4’ 補助レバー
5,5 取付プレート
6,6’ 溝
7,7’ U字状開口
8,8’ 上部開口
9,9’ 注出開口
10 ヒンジ
10’ 貫通孔
11,11’ 凸部
12 補強用リブ
13,13’ 開口
14 ヒンジ
14’ 軸
15,15’ フック
16,16’ グリップ部
17,17’ アーム部
18,18’ 軸受
19,19’ 軸
20 ねじ孔
21 ねじ
22 壁
23 保持部
24 リブ
30 飲料収容体
31 コック
32 コック本体
33 レバー
34 注出口
35 取付部
36 通路部
37 鍔部

Claims (6)

  1. 飲料を注出するコックに取り付けて、前記コックを間接的に操作して飲料を注出するための飲料用補助コックであって、
    前記コックは、コック本体、前記コック本体から左右に突出する2つのレバー、注出口、前記注出口を開閉する弁、前記飲料が収容された飲料収容体に固定するための取付部、および、前記取付部と前記コック本体とを接続する通路部を有し、前記取付部には鍔部が設けれており、前記レバーを下から上に押圧することにより前記弁が開き、前記レバーの押圧を解除すると、前記弁に作用している弾性力によって前記弁が閉じられて前記レバーが下方へと移動し、
    前記飲料用補助コックは、前記コックを収容する本体、蓋、および、補助レバーを有し、
    前記本体は、背面側に取付プレートを有し、前記取付プレートに設けられた略U字状の開口、前記蓋によって開閉される上部開口、および、前記コックの注出口から出た飲料を外部へと注出する注出開口が設けられ、
    前記蓋は前記上部開口を開閉可能に前記本体に取り付けられており、前記補助レバーのグリップ部が突出される開口を有し、
    前記補助レバーは、前記蓋の開口から一部が上方に突出して持ち手となるグリップ部、および、前記コックの2つの前記レバーを下方から押圧するアーム部を有し、前記グリップ部と前記アーム部が屈曲部によって接続され、前記コックのレバーよりも下に位置する支点を中心に回動可能に前記本体に取り付けられており、
    前記コックの取付部の鍔部の縁を、前記取付プレートに対向し垂直に延伸するように設けられた2つの溝に下方から挿入すると、前記本体内に前記コック本体が収容され、前記蓋を閉じると前記補助コックは前記コックに取り付けられ、
    前記補助レバーを倒すと、前記補助レバーが前記支点を中心に回動し、前記アーム部の2つに分岐した先端が、前記コックの2つの前記レバーを下方から押圧し、前記コックの弁が開いて飲料が注出されることを特徴とする飲料用補助コック。
  2. 飲料を注出するコックに取り付けて、前記コックを間接的に操作して飲料を注出するための飲料用補助コックであって、
    前記コックは、コック本体、前記コック本体から左右に突出する2つのレバー、注出口、前記注出口を開閉する弁、前記飲料が収容された飲料収容体に固定するための取付部、および、前記取付部と前記コック本体とを接続する通路部を有し、前記取付部には鍔部が設けれており、前記レバーを下から上に押圧することにより前記弁が開き、前記レバーの押圧を解除すると、前記弁に作用している弾性力によって前記弁が閉じられて前記レバーが下方へと移動し、
    前記飲料用補助コックは、前記コックを収容する本体、蓋、および、補助レバーを有し、
    前記本体は、背面側に設けられた取付プレート、および、前記コックの2つのレバーを保持する、内部に設けられた保持部を有し、前記取付プレートに設けられた略U字状の開口、前記蓋によって開閉される上部開口、および、前記コックの注出口から出た飲料を外部へと注出する注出開口が設けられ、
    前記蓋は前記上部開口を開閉可能に前記本体に取り付けられており、前記補助レバーのアーム部が通過する開口を有し、
    前記補助レバーは、持ち手となるグリップ部、および、前記コック本体を上から押圧するアーム部を有し、前記グリップ部と前記アーム部が屈曲部によって接続され、前記コック本体の上方に位置する支点を中心に回動可能に前記蓋に取り付けられており、回動時には前記アーム部の先端が前記蓋の開口から前記本体内へと移動し、
    前記コックの取付部の鍔部の縁を、前記取付プレートに対向し垂直に延伸するように設けられた2つの溝に下方から挿入すると、前記本体内に前記コック本体が収容され、前記蓋を閉じると前記補助コックは前記コックに取り付けられ、
    前記補助レバーを倒すと、前記補助レバーが回動して前記アーム部の先端が前記コック本体を上方から押圧することによって、前記飲料用補助コックが前記コックに対して上方へと移動して前記コックの2つのレバーが前記保持部によって下方から押圧されて、前記コックの弁が開いて飲料が注出されることを特徴とする飲料用補助コック。
  3. 前記蓋は、平坦部、および、前記平坦部から下方へと傾斜する傾斜部を有し、前記傾斜部に、前記蓋の開口の少なくとも一部が配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の飲料用補助コック。
  4. 前記補助レバーは、前記グリップ部と前記アーム部とが互いに着脱可能に接続されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の飲料用補助コック。
  5. 前記蓋は、前記本体に一部が接続された状態で、前記上部開口を開閉可能であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の飲料用補助コック。
  6. 前記蓋は、前記本体に着脱可能に取り付けられていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の飲料用補助コック。
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