JP2020050398A - 包装箱およびブランクシート - Google Patents

包装箱およびブランクシート Download PDF

Info

Publication number
JP2020050398A
JP2020050398A JP2018181929A JP2018181929A JP2020050398A JP 2020050398 A JP2020050398 A JP 2020050398A JP 2018181929 A JP2018181929 A JP 2018181929A JP 2018181929 A JP2018181929 A JP 2018181929A JP 2020050398 A JP2020050398 A JP 2020050398A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
finger
packaging box
holes
handle hole
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018181929A
Other languages
English (en)
Inventor
佳子 平山
Yoshiko Hirayama
佳子 平山
中山 勝博
Katsuhiro Nakayama
勝博 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oji Holdings Corp
Original Assignee
Oji Holdings Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oji Holdings Corp filed Critical Oji Holdings Corp
Priority to JP2018181929A priority Critical patent/JP2020050398A/ja
Publication of JP2020050398A publication Critical patent/JP2020050398A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cartons (AREA)

Abstract

【課題】運搬時に生じる損傷を効果的に抑制することのできる手掛け穴を備える包装箱を提供すること。【解決手段】互いに対向する対向面の幅面12、14のそれぞれに手掛け穴30が形成されている包装箱10であって、手掛け穴は、人差し指用、中指用、薬指用の指穴31〜33がそれぞれの第2関節付近に対応する位置に開口されて差込可能に形成されている。これにより、包装箱の荷重を指穴毎に分散することができ、運搬時の荷重による損傷が生じるのを抑制することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、対面する側壁面などの上部に手掛け穴を形成されて、商品等を可搬可能に収納する包装箱およびそのブランクシートに関する。
商品等を収納して運搬や陳列を可能にする厚紙や段ボール製の包装箱が普及しており、例えば、重量のある飲料商品は、特に、段ボール製の包装箱(所謂、段ボール箱)に収納されて、そのままの形態で販売等される場合もある。
この種の段ボール製の包装箱は、手先を差し込む手掛け穴が側面に形成準備されており、例えば、商品の陳列時や購入後に、その手掛け穴に人差し指や中指などの複数本の指先を差し込んで吊り下げる形態で運搬可能に作製されている。この手掛け穴としては、例えば、特許文献1に記載のように、所謂、俵型に開口可能な形状が多用されており、また、特許文献2に記載のように、概略三角形状にして荷重による裂けを抑制するなど、その開口形状を工夫することも行われている。
登録実用新案第3171505号公報 特開2017−149431号公報
しかしながら、このような包装箱にあっては、複数本の指先を差し込む手掛け穴が1つ穴の形態で開口されており、運搬する際の吊り下げ時に荷重の掛かる上縁は、特許文献1の俵型では水平に、また、特許文献2の三角形状では山型になっている。このことから、これらの包装箱では、吊り下げる指先の第2関節付近の位置(高さ)に差があって、手掛け穴の形状にあっておらず、これら複数本の指先に均等に荷重を掛けることができない。
このため、包装箱の吊り下げ時に指先に掛かる荷重に偏りが生じてしまい、また、この手掛け穴は1つ穴の形態で両端側に荷重が掛かることになることから、その両端部に裂け目が生じて手掛け穴が損傷してしまうことを抑制することが難しい。
そこで、本発明は、運搬時に生じる損傷を効果的に抑制することのできる手掛け穴を備える包装箱を提供することを目的としている。
上記課題を解決する包装箱の発明の一態様は、互いに対向する対向面のそれぞれに手掛け穴が形成されている包装箱であって、前記手掛け穴は、1本の指を差込可能に開口する複数の指穴を1組として前記対向面毎に形成されていることを特徴とするものである。
このように本発明の一態様によれば、1本の指を差込可能に開口する複数の指穴を1組とする手掛け穴が対向面毎に形成されているので、運搬時の荷重を分散して掛けることができる。
この結果、運搬時に生じる損傷を効果的に抑制することのできる手掛け穴を備える包装箱を提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る包装箱の概略全体構成を示す斜視図である。 図2は、その包装箱を組み立て可能なブランクシートを示す平面図である。 図3は、その手掛け穴を示す拡大立面図である。 図4は、その他の態様の手掛け穴を示す拡大立面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。図1〜図3は本発明の一実施形態に係る包装箱を示す図である。
図1において、包装箱10は、例えば、ペットボトル内に各種飲料を充填して密封した飲料ボトルBの6本を収納するダンボール製のケース、所謂、段ボール箱であり、図2に示すブランクシート10Sを組み立てることによって、その飲料ボトルBの6本分の収納空間を内部に形成するように作製されている。なお、図2のブランクシート10Sは、包装箱10における各部位の該当箇所の符号を付して図示している。
この包装箱10は、飲料ボトルBの太さ(幅)3本分の長さ面11、13同士が対面して、飲料ボトルBの太さ2本分の幅面12、14同士が対面するように作製されている。ブランクシート10Sでは、長さ面11、13と幅面12、14とがそれぞれ交互に位置して、そのうちの一端部側の長さ面11の端辺11aに反対側他端部側の幅面14の端辺14b側に接着接合させる継ぎしろ15が連続するように延長形成されている。この長さ面11、13と幅面12、14と継ぎしろ15との間には、段ボールの段Fの延長方向と平行の折り目となるクリーズC1〜C4が形成されて、折り曲げ可能に連結形成されている。
この構造により、包装箱10は、一端部側の長さ面11の端辺11aの継ぎしろ15を反対側他端部の幅面14の端辺14bに接着接合されることによって、飲料ボトルBの周囲を囲む、所謂、ラップラウンドの形態として、運搬時に無用に揺れることを制限可能に対面接触する側壁として機能するように組み立てられている。
また、包装箱10は、長さ面11、13の上下に、折り曲げ面の上側の外フラップ21u、23uと下側の外フラップ21d、23d(図2に図示)とがそれぞれ連続するように延長形成されており、幅面12、14の上下にも、折り曲げ面の上側の内フラップ22u、24uと下側の内フラップ22d、24d(図2に図示)とがそれぞれ連続するように延長形成されている。これらフラップ21u〜24dは、段ボールの段Fの延長方向に対して直交する折り目となる上スコアS11〜S14と下スコアS21〜24とをそれぞれ介して長さ面11、13および幅面12、14に対して折り曲げ可能に連結形成されている。
この構造により、包装箱10は、幅面12、14の下側の内フラップ22d、24dを内方に折り曲げた後に、長さ面11、13の下側の21d、23dを内方に折り曲げて対向面同士を接着接合することにより底面10Dを形成することができ、同様に、幅面12、14の上側の内フラップ22u、24uを内方に折り曲げた後に、長さ面11、13の上側の21u、23uを内方に折り曲げて対向面同士を接着接合することにより天面10Uを形成することができる。このとき、包装箱10は、積み重ね可能に、底面10Dに並列載置されている飲料ボトルBの上部に天面10Uが接する状態で組み立てられている。
なお、ブランクシート10Sは、これらの長さ面11、13、幅面12、14、継ぎしろ15、外フラップ21u、21d、23u、23d、および、内フラップ22u、22d、24u、24dを備えるようにダンボールの打ち抜きにより作製されており、それぞれの間で折り曲げ可能にクリーズC1〜C4およびスコアS11〜S14、S21〜24がその打ち抜き時に形成される。
そして、包装箱10は、対向する幅面(対向面)12、14毎の上部に手掛け穴30がそれぞれ形成されており、その手掛け穴30は、3本の指先を差し込み可能な指穴31〜33の1組により構成されている。
この手掛け穴30の指穴31〜33は、図3に示すように、中央を中指用の指穴32として、その両側を人差し指用または薬指用の指穴31、33として、それぞれを無理なく指先から第2関節付近まで差し込むことができる位置に形成されている。詳細には、手掛け穴30の1組は、中央の中指用の指穴32が両側の人差し指用と薬指用の指穴31、33よりも上スコアS12、S14から若干離隔する下方に位置するようにレイアウトされている。
なお、この手掛け穴30は、人差し指用、中指用、薬指用の指穴31〜33に限らず、2本以上の指先を差込可能に複数箇所に指穴を開口させる形態(1組)としてもよい。しかしながら、ある程度の重量のある飲料ボトルBを収納する包装箱10を吊り下げて安定して運搬可能にするには、少なくとも本実施形態のように、人差し指用、中指用、薬指用の指穴31〜33を形成するのが好ましい。すなわち、手掛け穴30としては、3箇所の指穴31〜33に限らず、4箇所以上の複数個所に指穴を形成して、差込箇所を適宜に選択するようにしてもよく、小指も差込可能に形成してもよい。また、手掛け穴30は、幅面12、14の側壁に形成する場合を一例として説明するが、これに限るものではなく、例えば、長さ面が天面や底面に位置するように使用される場合には、側壁となる外フラップに形成するようにしてもよい。
さらに、指穴31〜33は、それぞれ幅面12、14の上スコアS12、S14側がヒンジ部31h〜33hとして機能するように破断されることなく残されて、その両端側から不完全な円形となるように連続するスリット31s〜33sが破断状態に延長形成されて開口可能に作製されている。なお、スリット31s〜33sは破断可能にミシン目としてもよい。
このため、指穴31〜33は、利用前にはスリット31s〜33s内が蓋部31c〜33cとして機能して閉止状態にされており、利用時にはヒンジ部31h〜33hにより連結されている状態のまま蓋部31c〜33cが内方に折れ曲がって指先に吊下げられる状態にすることができる。
これにより、包装箱10は、運搬前(手掛け穴30の利用前)には指穴31〜33を蓋部31c〜33cにより閉止されている状態のまま飲料ボトルBを収納することができ、外光や塵埃などが内部に侵入してしまうことを回避して品質や清浄状態を保持することができる。
そして、運搬時には、飲料ボトルBの荷重による負荷を指穴31〜33のヒンジ部31h〜33hのそれぞれで概略均等にして指先毎に分散して掛けることができ、その荷重の偏りを少なくすることができる。また、荷重が指穴31〜33毎に概略均等に分散されて複数個所に掛けられるので、その荷重の掛かる端部を指穴31〜33毎の複数個所にすることができ、荷重による裂け目が入ることを効果的に抑制することができる。
この結果、包装箱10は、手掛け穴30(指穴31〜33)の強度を向上させることができており、例えば、特許文献1に記載のような、所謂、俵型の手持ち穴よりも損傷の発生を抑制することができ、重量のある飲料ボトルBを収納しても快適に運搬することができる。
詳細には、手掛け穴30(指穴31〜33)を形成した包装箱10と、一般的な上記俵型の手掛け穴を形成した包装箱とで、その手掛け穴周りに裂け目の発生する破損強度を比較したところ、吊り下げる際の鉛直方向の強度で1.5倍、引っ張られる際の水平方向の強度で1.7倍に向上していることが確認された。
このように、本実施形態の包装箱10においては、手掛け穴30として指穴31〜33を備えることにより、収納する飲料ボトルBの荷重を分散して、運搬時に生じる損傷を効果的に抑制することができ、快適に所望の位置に運ぶことができる。
ここで、本実施形態の手掛け穴30の他の態様としては、ヒンジ部31h〜33hを備えるように不完全円形のスリット31s〜33sを形成するのに代えて、図4に示すように、完全円形となるように連続するスリット41s〜43sを破断状態に延長形成して、利用前には蓋部41c〜43cを嵌め込まれて閉止されている指穴41〜43を備えるようにしてもよい。なお、この指穴41〜43は、蓋部41c〜43cを備えることなく、打ち抜き形成して開口状態に形成してもよい。
この他の態様の場合には、上述実施形態と同様の作用効果を得ることができるのに加えて、ヒンジ部31h〜33hを備えていないことから、運搬時の荷重が決まった箇所に集中して掛かることを回避して、荷重によって裂け目が入ることをより効果的に抑制することができる。
本発明の範囲は、図示され記載された例示的な実施形態に限定されるものではなく、本発明が目的とするものと均等な効果をもたらすすべての実施形態をも含む。さらに、本発明の範囲は、各請求項により画される発明の特徴の組み合わせに限定されるものではなく、すべての開示されたそれぞれの特徴のうち特定の特徴のあらゆる所望する組み合わせによって画されうる。
10……包装箱
10S……ブランクシート
11、13……長さ面
12、14……幅面
21u、21d、23u、23d……外フラップ
22u、22d、24u、24d……内フラップ
30……手掛け穴
31〜33、41〜43……指穴
31c〜33c、41c〜43c……蓋部
31h〜33h……ヒンジ部
31s〜33s、41s〜43s……スリット
B……飲料ボトル

Claims (6)

  1. 互いに対向する対向面のそれぞれに手掛け穴が形成されている包装箱であって、
    前記手掛け穴は、1本の指を差込可能に開口する複数の指穴を1組として前記対向面毎に形成されていることを特徴とする包装箱。
  2. 前記手掛け穴の1組として、人差し指用、中指用、薬指用の3つの前記指穴がそれぞれの第2関節に応じた位置に開口されていることを特徴とする請求項1に記載の包装箱。
  3. 前記手掛け穴は、外フラップと内フラップとを接合することにより開口可能な天面を有する構造において、側面に位置する側壁の上部に形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の包装箱。
  4. 前記手掛け穴の前記指穴は、円形に開口される形状に形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の包装箱。
  5. 前記手掛け穴の前記指穴は、不完全な円形のスリットにより開口可能に形成されて、当該開口を閉止する蓋部を備えており、
    前記蓋部は、前記円形の前記スリット以外の周縁の一部に形成されている折り曲げ可能なヒンジ部を介して当該周縁に連結されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の包装箱。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の包装箱を組み立て可能に形成されているブランクシート。
JP2018181929A 2018-09-27 2018-09-27 包装箱およびブランクシート Pending JP2020050398A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018181929A JP2020050398A (ja) 2018-09-27 2018-09-27 包装箱およびブランクシート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018181929A JP2020050398A (ja) 2018-09-27 2018-09-27 包装箱およびブランクシート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020050398A true JP2020050398A (ja) 2020-04-02

Family

ID=69995639

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018181929A Pending JP2020050398A (ja) 2018-09-27 2018-09-27 包装箱およびブランクシート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020050398A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5140629U (ja) * 1974-09-13 1976-03-26
JPS6260568U (ja) * 1985-10-03 1987-04-15
JP2013230841A (ja) * 2012-04-27 2013-11-14 Suntory Holdings Ltd 包装箱
JP2013241216A (ja) * 2012-04-27 2013-12-05 Suntory Holdings Ltd 包装箱

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5140629U (ja) * 1974-09-13 1976-03-26
JPS6260568U (ja) * 1985-10-03 1987-04-15
JP2013230841A (ja) * 2012-04-27 2013-11-14 Suntory Holdings Ltd 包装箱
JP2013241216A (ja) * 2012-04-27 2013-12-05 Suntory Holdings Ltd 包装箱

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS60217963A (ja) 複数の包装体よりなるカ−トン
JP5099149B2 (ja) 梱包装容器
JP2012210960A (ja) ダンボール箱
JP7107098B2 (ja) 包装箱
JP4908004B2 (ja) 物品配送用箱
JP4679227B2 (ja) 段ボール製包装箱
JP2020050398A (ja) 包装箱およびブランクシート
JP5782470B2 (ja) 包装箱
US20030038171A1 (en) Box openable at a side thereof
JP6090677B1 (ja) 弁当箱
JP3204791U (ja) 包装箱
KR20090011014U (ko) 포장박스
JPH11105855A (ja) ダンボール箱
JP2006052018A (ja) 物品配送用箱
KR102286540B1 (ko) 이중 잠금 구조가 구비된 친환경 포장 박스
RU2681551C1 (ru) Упаковка
JP6214169B2 (ja) 梱包箱及び梱包体
JP5241291B2 (ja) 梱包箱
JP7369518B2 (ja) 包装箱およびブランクシート
JP5510224B2 (ja) 包装用キャリーケース
JP2005536405A (ja) カートン及びカートンブランク
JP7484545B2 (ja) 包装箱
JP4312040B2 (ja) 陳列時の視認性を改善した包装箱
JP2019094065A (ja) 持ち運び用包装箱のブランクシート及び持ち運び用包装箱
JP4254956B2 (ja) 容器のハンドル構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201224

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211207

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220607