JP2020048548A - 収穫装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、従来の収穫装置に比べて効率良く収穫可能な収穫装置を提供することを課題とする。【解決手段】収穫物が栽培された栽培トレイから収穫物の被収穫部を収穫するものであり、収穫物の一部を切断する切断部と、持ち上げ部を有し、持ち上げ部は、切断部で切断された収穫物を持ち上げて、被収穫部を外部に搬送する外部搬送部に送る構成とする。このような構成とすることによって、従来に比べて効率良く収穫が可能である。【選択図】図16

Description

本発明は、植物や茸等の収穫物を収穫する収穫装置に関するものである。
従来から、レタス等の野菜や果物等の植物を水耕栽培で栽培する植物栽培装置が知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1に記載の植物栽培装置は、地下トンネルや地下街等の限られたスペースに設置できるとともに、害虫が付かず、無農薬で野菜や果物等の植物を栽培できるとされている。
特開2018−023336号公報
ところで、水耕栽培で栽培された葉野菜を収穫する場合、従来と同様、葉野菜の茎を切断し、葉等の被収穫部を収穫することになる。葉野菜を収穫する際には、従来から人の目や感覚により、一つ一つ手作業で野菜を切断して収穫していた。そのため、収穫に時間がかかる上に、収穫量が多くなると、多くの人手が必要となり、収穫の効率も悪いという問題があった。
そこで、本発明は、従来に比べて効率良く収穫可能な収穫装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明の一つの様相は、収穫物が栽培された栽培トレイから前記収穫物の被収穫部を収穫する収穫装置であって、前記収穫物の一部を切断する切断部と、持ち上げ部を有し、前記持ち上げ部は、前記切断部で切断された収穫物を持ち上げて、前記被収穫部を外部に搬送する外部搬送部に送る収穫装置である。
本様相によれば、収穫物の一部を切断した後の収穫物を持ち上げ部で持ち上げて被収穫部を外部搬送部に送るので、自動で収穫及び外部への搬送が可能となる。
好ましい様相は、前記持ち上げ部は、板状であって、切り欠き部を有し、前記切り欠き部が前記切断部で切断された収穫物と係合して持ち上げることである。
本様相によれば、持ち上げ部の切り欠き部で切断された収穫物を持ち上げる。そのため、例えば、被収穫部の外形に合った切り欠き部とすることで、持ち上げ時に被収穫部が傷つきにくく、見栄えのよい被収穫部を収穫できる。
好ましい様相は、前記持ち上げ部は、軸部と、前記軸部を中心に回動する回動部を有し、前記回動部の回動に伴って前記切断部で切断された収穫物を持ち上げることである。
本様相によれば、回動部の回転動作に伴って切断部で切断された収穫物を持ち上げるので、収穫物を持ち上げる機構を簡潔にできる。
好ましい様相は、前記持ち上げ部は、前記被収穫部を天地が逆転した姿勢で前記外部搬送部に送ることである。
本様相によれば、天地が逆転した姿勢で被収穫部を外部搬送部に送るため、外部搬送部で搬送された被収穫部に対して剪定作業や梱包作業を行う場合に作業が行いやすい。
好ましい様相は、前記栽培トレイを前記切断部に向かって搬送するトレイ搬送部を有し、前記切断部は、刃部を有し、前記刃部は、前記トレイ搬送部で前記栽培トレイが搬送されることによって、前記収穫物の一部と接触して切断することである。
本様相によれば、トレイ搬送部の搬送動作に伴って刃部が収穫物に接触し、自動で収穫物の一部を切断できるので、さらに効率良く収穫が可能である。
好ましい様相は、前記栽培トレイを前記切断部に向かって第1搬送方向に搬送するトレイ搬送部を有し、前記持ち上げ部は、前記第1搬送方向の上流側端部が湾曲しており、前記栽培トレイは、上面が前記持ち上げ部の湾曲面と接触又は近接しながら、前記切断部に搬送されることである。
ここでいう「近接」とは、最短距離が1cm以内にあることをいう。
本様相によれば、栽培トレイの上面が持ち上げ部の湾曲面に接触又は近接しながら、切断部に搬送されるため、持ち上げ部の上流側端面が栽培トレイに当接せず、栽培トレイが持ち上げ部でつかえることを防止できる。
より好ましい様相は、前記栽培トレイは、上面が前記持ち上げ部の湾曲面と接触又は近接しながら、前記収穫物の一部が前記切断部で切断されることである。
本様相によれば、仮に切断部での収穫物の一部の切断に伴って栽培トレイが浮き上がろうとしても、上面が湾曲面で押さえつけられるので、栽培トレイが上方に浮くことを防止できる。
好ましい様相は、前記栽培トレイは、トレイ本体部と、保持部を有し、前記トレイ本体部は、取付孔を有し、前記保持部は、前記収穫物の一部の周囲を囲繞するものであって、かつ、一部又は全部を前記取付孔に挿入して前記収穫物を前記トレイ本体部に取り付けることである。
本様相によれば、切断部による収穫物の一部の切断に伴って取付孔から保持部が抜けにくく、必要な部分のみを切断できる。
より好ましい様相は、前記被収穫部から離反した前記保持部を前記取付孔から前記トレイ本体部の内部側に押し込む押込部を備えていることである。
本様相によれば、保持部がトレイ本体部の内部側に向かって押し込まれるので、保持部の回収が容易となる。
好ましい様相は、トレイ搬送部と、吸引部を有し、前記トレイ搬送部は、前記栽培トレイを前記切断部に向かって第1搬送方向に搬送するものであり、前記吸引部は、前記外部搬送部に送った前記切断部で切断された収穫物の前記栽培トレイ上の残滓物を吸引可能であって、前記第1搬送方向に対して交差する方向に移動可能であることである。
ここでいう「収穫物の残滓物」とは、持ち上げ部で収穫物を持ち上げる際や切断部で切断される際等に収穫物から栽培トレイ等に落下した収穫に不要な残りかすをいう。
本様相によれば、吸引部がトレイ搬送部の栽培トレイの第1搬送方向に対して交差する方向に移動可能であるため、栽培トレイ上の掃除が容易であり、収穫物の残滓物の存在による動作の不具合を防止できる。
好ましい様相は、前記栽培トレイは、少なくとも2つの収穫物が間隔を空けて栽培されており、少なくとも2つの切断部を有し、前記2つの切断部は、それぞれが前記2つの収穫物の一部を略同時に切断可能であり、前記持ち上げ部は、前記2つの切断部によって切断された前記2つの収穫物を同時に持ち上げて前記外部搬送部に送ることが可能であることである。
ここでいう「略同時」とは、一方の切断部による収穫物の切断と、他方の切断部による収穫物の切断の時間差が1秒以内であることをいう。
本様相によれば、複数の収穫物から被収穫部を同時に収穫可能である。
好ましい様相は、前記栽培トレイを前記切断部に向かって第1搬送方向に搬送するトレイ搬送部を有し、前記栽培トレイは、少なくとも2つの収穫物が前記第1搬送方向に間隔を空けて栽培されており、前記トレイ搬送部は、前記切断部が前記2つの収穫物のうち前記第1搬送方向の下流側の収穫物の一部を切断した後に、前記栽培トレイを前記第1搬送方向とは逆方向に搬送することである。
本様相によれば、切断部が第1搬送方向の下流側の収穫物の一部を切断した後に栽培トレイを後退させるため、収穫済みの収穫物よりも第1搬送方向の上流側の収穫物に持ち上げ部が干渉することを防止できる。
本発明の一つの様相は、収穫物が栽培された栽培トレイから前記収穫物の被収穫部を収穫する収穫装置であって、持ち上げユニットと、前記栽培トレイを搬送するトレイ搬送部を有し、前記持ち上げユニットは、前記収穫物の一部を切断する切断部と、前記切断部で切断された収穫物を持ち上げる持ち上げ部を有するものであり、前記持ち上げ部は、板状であって、切り欠き部を有し、前記持ち上げ部は、前記切り欠き部が前記切断部で切断された収穫物と係合して持ち上げて前記被収穫部を外部に搬送する外部搬送部に送るものであり、前記切断部は、刃部を有し、前記刃部は、少なくとも一部が前記切り欠き部から露出し、前記トレイ搬送部で前記栽培トレイが搬送されることによって、前記切り欠き部内で前記収穫物の一部と接触して切断する収穫装置である。
本様相によれば、収穫物の一部を切断した後の収穫物を持ち上げ部で持ち上げて被収穫部を外部搬送部に送るので、自動で収穫及び外部への搬送が可能となる。
本様相によれば、トレイ搬送部の搬送動作に伴って刃部が収穫物の一部に接触し、自動で収穫物の一部を切断できるので、効率良く収穫が可能である。
本発明の一つの様相は、収穫物が栽培された栽培トレイから前記収穫物の被収穫部を収穫する収穫装置であって、制御部と、トレイ搬送部と、持ち上げ部と、切断部と、外部搬送部を有し、前記制御部は、少なくとも前記トレイ搬送部と前記持ち上げ部を制御可能であり、前記トレイ搬送部によって前記栽培トレイを前記切断部に向かって搬送し、前記切断部によって前記トレイ搬送部で搬送された前記収穫物の一部を切断し、さらに前記持ち上げ部によって前記被収穫部を前記外部搬送部に送る収穫動作を実行可能である収穫装置である。
本様相によれば、自動で収穫動作が行われるため、従来に比べて効率良く収穫可能である。
本発明の収穫装置によれば、従来に比べて効率良く収穫可能である。
本発明の第1実施形態の収穫装置の斜視図であり、植物を省略して示している。 図1の収穫装置の平面図であり、各部材の要部のみ表している。 図1の収穫装置の側面図であり、各部材の要部のみ表している。 図1の栽培トレイの断面斜視図である。 図1の栽培トレイの分解斜視図である。 図5の保持部の説明図であり、(a)は保持部の平面図であり、(b)は保持部の断面図であり、(c)は保持部の底面図である。 図1のトレイ搬送部の斜視図である。 図1の持ち上げ部の斜視図である。 図8の持ち上げ部のフラップ部を回転させた状態の斜視図である。 図1の吸引部の斜視図である。 図1の押込部の斜視図である。 図1の外部搬送部の断面斜視図である。 図1の支持フレームの斜視図である。 図1の収穫装置のブロック図である。 図1の収穫装置の収穫動作の説明図であり、(a),(b)は各工程を表す。 図1の収穫装置の収穫動作の説明図であり、(a),(b)は図15に続く各工程を表す。 図15(b)の状態を表す保持部である。 図1の収穫装置の収穫動作の説明図であり、(a),(b)は各工程を表す。 本発明の第2実施形態の収穫装置の説明図であり、持ち上げ部のフラップ部を回転させた状態の斜視図である。 図19の収穫装置の収穫動作の説明図であり、(a),(b)は各工程を表す。 図19の収穫装置の収穫動作の説明図であり、(a),(b)は図20に続く各工程を表す。 図19の収穫装置の収穫動作の説明図であり、(a),(b)は図21に続く各工程を表す。 図1の収穫装置の他の使用例を表す側面図である。 本発明の他の実施形態の収穫装置のブロック図であり、(a),(b)は各実施形態を表す。 本発明の他の実施形態の収穫装置の説明図であり、フラップ部と栽培トレイの斜視図である。 本発明の他の実施形態の収穫装置の説明図であり、持ち上げ部のフラップ部を回転させた状態の斜視図である。 本発明の他の実施形態の保持部の説明図であり、(a)は保持部の斜視図であり、(b)は保持部の断面斜視図であり、(c)は保持部で植物の茎を保持した状態の斜視図である。
以下、本発明の実施形態の収穫装置1について説明する。なお、各部材の位置関係については、図1を基準とし、縦横については、図2に示される平面視したときを基準とする。
本発明の第1実施形態の収穫装置1は、自動で植物200(収穫物)が栽培された栽培トレイ2から植物200の一部(以下、被収穫部201ともいう)を収穫し、収穫装置1の外部に搬送する収穫動作を実行可能な植物収穫装置である。特に本実施形態の収穫装置1は、植物200の中でも、レタス等の葉野菜を収穫する際に好適に使用できるものである。
収穫装置1は、図1,図2,図3のように、トレイ搬送部3と、持ち上げユニット4と、吸引部7と、押込部8と、外部搬送部10と、支持フレーム11と、制御部12(図14参照)を備えており、それぞれ着脱可能となっている。
栽培トレイ2は、図4,図5のように平面視四角形状の箱状のトレイであり、栽培トレイ2は、複数の植物200が横方向X及び縦方向Yに間隔を空けて栽培されている。
栽培トレイ2は、図4,図5のように、トレイ本体部20と、保持部21を備えている。
トレイ本体部20は、図5のように、主要構成部材として、トレイ容器22と、蓋部23で構成されている。
トレイ容器22は、養液を収容可能な容器であり、上方に向けて開口した容器である。
蓋部23は、本体部24と、複数の取付孔25を備えている。
本体部24は、トレイ容器22の上部を覆う板状体である。
取付孔25は、本体部24を厚み方向に貫通した貫通孔であって栽培トレイ2の内外を連通させる連通孔であり、保持部21を取り付け可能となっている。
保持部21は、図4のように、植物200の茎の周囲を囲繞し、植物200を保持する部位であり、具体的には、ウレタン樹脂等の弾性樹脂製の栓部材であり、弾性変形可能となっている。
保持部21は、図5,図6のように、四角柱状の部材であり、中央に保持穴27と、スリット部28を備えている。
保持穴27は、栽培時に植物200の種子を収納する収納穴である。
保持穴27は、図6(b)のように、天面(上面)から下方に向かって延び、底部29を有する有底穴である。
保持穴27は、開口面積が植物200の被収穫部201の断面積よりも小さい。
スリット部28は、栽培時に保持穴27に収納された種子から根が下方側に伸びやすくするための誘導するものである。
スリット部28は、底部29から底面(下面)に向かって切り欠かれた切り欠きである。具体的には、スリット部28は、図6(c)のように底面視「十」字状のスリットである。
トレイ搬送部3は、栽培トレイ2を主に所定の方向(第1搬送方向A)に搬送する搬送装置である。トレイ搬送部3は、図7のように、少なくとも2つのローラ30a,30bと、各ローラ30a,30bを支持する一対のフレーム31,32と、栽培トレイ2を載置する載置ベルト33a,33bと、係合部34a,34bと、搬送支持部35a,35bを備えている。
トレイ搬送部3は、フレーム31,32が横方向Xに離間して設けられており、フレーム31,32の間にローラ30a,30bが設けられている。ローラ30a,30bは、縦方向Yに所定の間隔を空けて離間しており、載置ベルト33a,33bが懸架されている。
2つのローラ30a,30bのうち一方のローラ30aは、駆動源をもった駆動ローラであり、具体的には、モータと減速機を内蔵するモータ内蔵ローラである。他方のローラ30bは、一方のローラ30aに追従して回転する従動ローラである。すなわち、トレイ搬送部3は、駆動ローラ30aの回転に伴って載置ベルト33a,33bに懸架された従動ローラ30bが回転して載置ベルト33a,33bが移動し、栽培トレイ2をローラ30a,30bの並設方向に搬送することが可能となっている。
本実施形態のトレイ搬送部3は、載置ベルト33a,33bとして歯付きベルト(タイミングベルト)を使用したベルトコンベヤであり、栽培トレイ2の一部を載置して搬送可能となっている。
係合部34a,34bは、栽培トレイ2と係合可能な部位であり、栽培トレイ2の位置決めをする位置決め部であり、載置ベルト33a,33bの移動とともに栽培トレイ2を押圧する押圧部でもある。
係合部34a,34bは、具体的には載置ベルト33a,33bの搬送面から直立したリブであり、載置ベルト33a,33bの延び方向に所定の間隔を空けて配されている。
搬送支持部35a,35bは、フレーム31,32に取り付けられ、栽培トレイ2を載置ベルト33a,33bに載置したときに載置ベルト33a,33bが脱落しないように載置ベルト33a,33bを支持する部位である。
搬送支持部35a,35bは、上面が潤滑面となっており、載置ベルト33a,33bを支持したまま滑らすことが可能となっている。
持ち上げユニット4は、図8のように、持ち上げ部5と、切断部6と、軸支持部9a,9bを備えている。
持ち上げ部5は、栽培トレイ2から各植物200の一部を上方に向かって持ち上げ可能な部位であって、切断部6で切断した植物200の被収穫部201を外部搬送部10に送る部位である。
持ち上げ部5は、図8のように、駆動部40と、軸部41a,41bと、フラップ部42を備えている。
駆動部40は、モータと減速機を内蔵するギヤードモータであり、回転軸に傘歯車44が接続されている。
軸部41a,41bは、フラップ部42を支持する棒状の支持部であり、長手方向の端部がフラップ部42に接続されている。
一方の軸部41aには、長手方向のフラップ部42とは反対側の端部に傘歯車44と対をなす傘歯車47が設けられている。
フラップ部42は、植物200の栽培トレイ2からの露出部分と係合し、植物200を持ち上げる部位である。具体的には、フラップ部42は、軸部41a,41bの側面に取り付けられ、軸部41a,41b側からトレイ搬送部3に向かって湾曲して延びる板状体である。すなわち、フラップ部42は、一端が軸部41a,41bに接続され、軸部41a,41bを中心に回動する回動部である。
フラップ部42は、図8のように、本体部43と、複数の切り欠き部45を備えている。
本体部43は、栽培トレイ2の搬送方向(第1搬送方向A)の上流側端部と下流側端部(軸部41a,41b側の端部)との間で段差があり、上流側端部から下流側端部に向けて、湾曲部55と、接続部56と、傾斜部57を備えている。
湾曲部55は、板状体が上流側端部から接続部56まで延び、中間部が曲面状に湾曲した部位である。
湾曲部55は、湾曲面が下方側に位置しており、上流側端面が接続部56に対して交差する方向であって上方側を向いている。
湾曲部55は、トレイ本体部20がつかえることを防止し、トレイ本体部20の浮きを防止する部位である。
接続部56は、湾曲部55と傾斜部57を接続する板状部位である。
傾斜部57は、接続部56から軸部41a,41bに向かって上り傾斜した板状部位である。
切り欠き部45は、本体部43の第1搬送方向Aの上流側端部から下流側端部側に向けて延び、上流側端部から傾斜部57の一部まで至った切り欠きであり、植物200の一部と係合する係合部でもある。
持ち上げ部5は、駆動部40を駆動することにより、傘歯車44に連動して傘歯車47が設けられた軸部41a,41bが回転し、フラップ部42が軸部41a,41bを中心に回転可能となっている。
切断部6は、図8,図9のように、主に一対の回転刃部50,51(刃部)で構成されている。
回転刃部50,51は、円板状の円形刃であり、中心側から縁に向かって鋭利となっている。
回転刃部50,51は、図8のように、切り欠き部45から一部が露出し、中心部分が本体部43に対して軸支されており、本体部43と平行となる姿勢で回転可能となっている。また、回転刃部50,51の厚み方向は、本体部43の厚み方向と一致している。
回転刃部50,51は、本体部43に対して着脱可能に固定されている。
軸支持部9a,9bは、軸部41a,41bを支持するフレームであり、軸支持部9bは、駆動部40を斜め姿勢で保持する保持部でもある。
吸引部7は、図10のように、吸引ノズル70と、吸引タンク71と、ホース部材72と、移動機構73を備えており、横方向Xに移動しながら吸引ノズル70から吸引タンク71に栽培トレイ2上の植物200の残滓物202を吸引可能な部位である。
吸引ノズル70は、植物200の残滓物202を吸引する吸引口を有する部位である。吸引ノズル70の吸引口は、長方形状となっており、長辺が縦方向Yに延びており、短辺が横方向Xに延びている。
吸引タンク71は、吸引ノズル70から吸引した植物200の残滓物202を一時的に溜める貯留タンクである。
ホース部材72は、吸引ノズル70と吸引タンク71を繋ぐホースであり、屈曲可能となっている。
移動機構73は、吸引ノズル70又はホース部材72が固定され、吸引ノズル70の位置を横方向Xに移動させる部位であり、駆動モータ74と、プーリ75a〜75cと、移動ベルト76を備えている。
駆動モータ74は、モータと減速機を内蔵するギヤードモータであり、回転軸にギヤが接続され、当該ギヤが移動ベルト76と噛合している。
プーリ75a,75bは、歯付きプーリであり、プーリ75cはテンションプーリである。
移動ベルト76は、歯付ベルトであり、駆動モータ74の回転軸に設けられたギヤおよびプーリ75a,75bと噛合可能となっている。
押込部8は、図11のように、本体部80と、押圧部81a〜81eと、昇降機構82を備えており、昇降機構82を駆動することによって押圧部81a〜81eで保持部21を栽培トレイ2内に向かって押し込む部位である。
本体部80は、横方向Xに延びた長尺状の部位であり、その長手方向の両端部に昇降機構82の昇降ベルト88a,88bが取り付けられている。
押圧部81a〜81eは、保持部21を栽培トレイ2内に向かって押圧する部位であり、本体部80の下面から下方に向けて突出した突出片である。押圧部81a〜81eは、横方向Xに所定の間隔を空けて並んでいる。
昇降機構82は、図11のように、駆動モータ85と、連動ベルト86と、連結部材87と、昇降ベルト88a,88bと、昇降用歯車部89a,89bを備えており、駆動モータ85を駆動することで、本体部80及び押圧部81a〜81eを昇降させることが可能となっている。
駆動モータ85は、モータと減速機を内蔵するギヤードモータであり、回転軸にギヤが接続されており、当該ギヤが連動ベルト86と噛合している。
連動ベルト86は、駆動モータ85の回転力を連結部材87のモータ側歯車部94に伝達する動力伝達部材であり、具体的には、歯付ベルトである。
連結部材87は、連動ベルト86の回転力を昇降ベルト88a,88bに伝達する動力伝達部材であり、連結本体93と、モータ側歯車部94と、昇降側歯車部95a,95bを備えている。
連結本体93は、横方向Xに延びた棒状部位である。
モータ側歯車部94は、連結本体93の長手方向の中間部に設けられ、連動ベルト86と噛合可能な部位である。
昇降側歯車部95a,95bは、連結本体93の長手方向の両端部に設けられ、昇降ベルト88a,88bと噛合可能な部位である。
昇降ベルト88a,88bは、連結部材87の昇降側歯車部95a,95bと連結され、連結部材87の回転力を本体部80に伝達し、本体部80を昇降させるベルトである。
昇降ベルト88a,88bは、昇降側歯車部95a,95bと昇降用歯車部89a,89bの間に懸架され、本体部80と一体的に取り付けられている。
外部搬送部10は、切断部6によって切断された植物200の被収穫部201を外部に搬送する搬送装置である。
外部搬送部10は、具体的には、ベルトコンベヤであり、図12のように、複数のローラ90a〜90dと、各ローラ90a〜90dを支持する一対のフレーム91a,91bと、各ローラ90a〜90dに懸架される搬送ベルト92と、外部搬送部10の角度を調節する角度調節手段96a,96bを備えている。
一のローラ90aは、駆動源をもった駆動ローラであり、具体的には、モータと減速機を内蔵するモータ内蔵ローラである。残りのローラ90b〜90dは、ローラ90aに追従して回転する従動ローラである。すなわち、外部搬送部10は、駆動ローラ90aの回転に伴って搬送ベルト92が懸架された従動ローラ90b〜90dが回転して搬送ベルト92が移動し、植物200の被収穫部201をローラ90a〜90dの並設方向に搬送可能となっている。
角度調節手段96a,96bは、搬送ベルト92の載置面の角度を調節する部材であり、角度調節溝97a〜97dを備えている。すなわち、外部搬送部10は、角度調節溝97a〜97dによってフレーム31,32に対して相対的に角度を変更可能となっている。
支持フレーム11は、図1のように、トレイ搬送部3のフレーム31,32に載置されて接続され、持ち上げユニット4、吸引部7、及び押込部8を支持するフレームである。
支持フレーム11は、図13のように、第1搬送方向Aから視たときに、下方に向かって開放した「コ」字状の部位であり、天面形成部100と、側面形成部101,102で構成されている。
天面形成部100は、横方向Xに延びた板状体であり、厚み方向に貫通した吸引用移動溝103を備えている。
吸引用移動溝103は、横方向Xに延びた溝であり、溝内にホース部材72を通過させることでホース部材72の移動方向を横方向Xに規制するものである。
側面形成部101,102は、天面形成部100の横方向Xの端部からフレーム31,32に向かって延びた壁部である。
側面形成部101,102は、天面形成部100の両端部から垂下した板状体である。側面形成部101,102は、吸引用支持部105a,105bと、吸引用貫通孔106a,106bと、フラップ用貫通孔107a,107bと、押込用規制溝108a,108bを備えている。
吸引用支持部105a,105bは、外側に向かって切り起こされた切り起こし部であり、吸引部7のプーリ75a,75bを回転可能に支持する部位である。
吸引用貫通孔106a,106bは、厚み方向に貫通した貫通孔であり、移動機構73の一部を挿通する挿通孔である。
フラップ用貫通孔107a,107bは、厚み方向に貫通した貫通孔であり、持ち上げ部5の軸部41a,41bの一部を挿通する挿通孔である。
押込用規制溝108a,108bは、厚み方向に貫通し、上下方向に延びる貫通溝であり、本体部80の端部近傍を挿通し、押込部8の移動方向を上下方向に規制する溝である。
制御部12は、図14のように、トレイ搬送部3の駆動ローラ30a、持ち上げ部5の駆動部40、吸引部7の駆動モータ74、押込部8の駆動モータ85、及び外部搬送部10の駆動ローラ90aなどの駆動機構や栽培トレイ2の位置等を検出する各種センサー(図示しない)を制御可能な部位である。
制御部12は、主要構成部材として、CPU等の演算部、ROM、RAM、ハードディスク等の記憶部、及び入出力部を備えている。
続いて、第1実施形態の収穫装置1の動作及び各部材の位置関係について説明する。なお、理解を容易にするために、収穫装置1の第1搬送方向Aのトレイ搬送部3の上流側に栽培トレイ2を載置し、収穫を開始する前の状態から説明する。
栽培トレイ2は、図4のように、植物200の茎の周囲に保持部21が設けられており、保持部21の一部又は全部が取付孔25に挿入されている。すなわち、植物200は、保持部21のスリット部28を介して栽培トレイ2の内部に根が張っており、被収穫部201が保持穴27から栽培トレイ2の外部に露出している。
栽培トレイ2は、図1のように、トレイ搬送部3の載置ベルト33a,33bに載置されて固定されており、第1搬送方向Aの両端面が上流側の係合部34a,34b及び下流側の係合部34a,34bと係合している。すなわち、栽培トレイ2は、第1搬送方向Aの上流側の係合部34a,34bと下流側の係合部34a,34bによって挟まれている。
トレイ搬送部3は、図1,図2のように、縦方向Yに延びており、その中間に支持フレーム11が設けられている。具体的には、支持フレーム11は、側面形成部101,102がトレイ搬送部3のフレーム31,32上に固定されており、天面形成部100が天面を構成している。
外部搬送部10は、トレイ搬送部3の第1搬送方向Aに対する交差方向(本実施形態では、直交方向)に延びており、トレイ搬送部3を横切っている。すなわち、外部搬送部10とトレイ搬送部3の第1搬送方向Aは、平面視したときに交差(本実施形態では直交)している。
外部搬送部10は、トレイ搬送部3よりも高い位置にあり、トレイ搬送部3の栽培トレイ2の載置部分に対して段差を構成している。
持ち上げ部5は、図8のように、軸部41a,41bが横方向Xに向いて延びており、傘歯車47が支持フレーム11の外側に配されている。傘歯車47は、駆動部40の傘歯車44と噛み合っている。
持ち上げ部5のフラップ部42は、切断部6の回転刃部50,51を覆っており、図3のようにフラップ部42の下端部が栽培トレイ2の蓋部23の天面との間に僅かに隙間を空けて近接している。
切断部6は、図2のように、回転刃部50,51が第1搬送方向Aに対する交差方向(本実施形態では、直交方向)に並んでおり、平面視したときに回転刃部50,51の一部が重なっている。すなわち、回転刃部50,51は、厚み方向において一部が重なっている。
また、回転刃部50,51は、平面視したときに、フラップ部42の切り欠き部45から露出している。
押込部8は、図3のように、切断部6の回転刃部50,51及び持ち上げ部5のフラップ部42よりも高い位置に配されており、各押圧部81a〜81eは、フラップ部42の切り欠き部45の上方に位置している。すなわち、各押圧部81a〜81eは、図2のように、切り欠き部45の内側にあり、保持部21の投影面上に位置している。
押込部8は、図1,図11のように、本体部80の中間部(本実施形態では端部近傍)が押込用規制溝108a,108bを通過しており、本体部80の両端部が側面形成部101,102から張り出している。そのため、本体部80は、押込用規制溝108a,108bにより移動方向が上下方向に規制されている。
吸引部7は、図3のように、切断部6の回転刃部50,51及び持ち上げ部5のフラップ部42よりも高い位置に配されている。
吸引部7は、図1,図10のように、プーリ75a,75bが吸引用支持部105a,105bに回転可能に支持されており、プーリ75a,75b間を移動ベルト76が懸架している。また、移動ベルト76の中間部が吸引用貫通孔106a,106b(図13参照)を通過している。吸引部7のホース部材72は、中間部が天面形成部100の吸引用移動溝103を通過しており、吸引用移動溝103により移動方向が横方向Xに規制されている。すなわち、ホース部材72の端部に設けられた吸引ノズル70は、側面形成部101,102間を横方向Xに直線的に移動可能となっている。
続いて、収穫装置1の植物200から被収穫部201を収穫する際の収穫動作について説明する。なお、本実施形態の収穫動作は、制御部12により制御され、自動で行われる。また、収穫対象となる栽培トレイ2は、複数の植物200が第1搬送方向Aに間隔を空けて栽培されており、複数の植物200が横方向X(第1搬送方向Aに対して直交する方向)にも間隔を空けて栽培されているものとする。
収穫装置1は、図15(a),図15(b)のように、トレイ搬送部3により栽培トレイ2を第1搬送方向Aに搬送し、栽培トレイ2がフラップ部42の湾曲部55の底部58が栽培トレイ2と接触又は近接しながら移動する。
栽培トレイ2上の植物200の露出部分がフラップ部42の切り欠き部45に位置し、図17のように、保持部21が回転刃部50,51に接触すると、フラップ部42の湾曲部55の底部58が栽培トレイ2と接触又は近接した状態で、回転刃部50,51が互いに反対方向に回転し、栽培トレイ2上の植物200の茎が回転刃部50,51で切断され、被収穫部201が切り離される。
そして、さらにトレイ搬送部3によって搬送され、図16(a),図16(b)のように、被収穫部201が傾斜部57に至り、切り欠き部45と係合すると、持ち上げ部5の駆動部40を駆動してフラップ部42を軸部41a,41bを中心に回転させ、外部搬送部10に植物200の被収穫部201を送る。
このとき、保持部21から切断部6によって切り取られた植物200の被収穫部201のみが離反し、植物200の被収穫部201は、図16(b)のように、フラップ部42によって天地が逆転した姿勢で外部搬送部10に送られる。
さらに、必要に応じて、図18(a)のように、押込部8の昇降機構82を駆動し、栽培トレイ2の内部に取付孔25に残った保持部21を栽培トレイ2の内部側に、押込部8の押圧部81a〜81eで押し込む。
このとき、各保持部21は、押込部8の押圧部81a〜81eによって押圧されて栽培トレイ2の内部に落下することが好ましい。
また、必要に応じて、図18(b)のように、吸引部7の移動機構73を駆動し、吸引部7の吸引ノズル70を横方向Xに移動させ、栽培トレイ2上の残滓物202を吸引タンク71に吸引し、栽培トレイ2上を清掃する。
このとき、吸引ノズル70は、吸引しながら横方向Xに往復することが好ましい。
栽培トレイ2上の第1搬送方向Aの下流側の植物200の被収穫部201が切り離され、被収穫部201が外部搬送部10に送られると、第1搬送方向Aの上流側の植物200(収穫済みの植物200よりも上流側の植物200)がフラップ部42に当たらないように、栽培トレイ2が第1搬送方向Aとは逆の方向に僅かに搬送される。そして、持ち上げ部5の駆動部40が駆動し、フラップ部42が逆回転して、再びフラップ部42の湾曲部55の底部58が栽培トレイ2と接触又は近接した状態となる。
そして、上記と同様、トレイ搬送部3により栽培トレイ2を第1搬送方向Aに搬送し、植物200を切断部6で切断し、被収穫部201を持ち上げて外部搬送部10に送っていく。
第1実施形態の収穫装置1によれば、複数の植物200が複数の切断部6によって略同時に切断可能であり、複数の植物200を同時に収穫できるので、収穫量が増えた場合でも人手を増やさずに収穫作業ができ、従来に比べて収穫作業時間の短縮による効率化やコストの低減が可能である。
第1実施形態の収穫装置1によれば、外部搬送部10により、植物200の被収穫部201が裏返された姿勢、すなわち、茎側が天面となる姿勢で外部に搬送できる。そのため、例えば、外部搬送部10の下流側で剪定作業や梱包作業を行う場合に、植物200の被収穫部201をつかみやすく、作業を行いやすい。
第1実施形態の収穫装置1によれば、吸引部7により、植物200の残滓物202を吸引できるので、植物200の残滓物202の回収が容易であり、収穫後の清掃作業を短縮できる。
第1実施形態の収穫装置1によれば、押込部8により、保持部21を栽培トレイ2の内部に押し込めるので、保持部21の栽培トレイ2からの落下を抑制でき、保持部21の回収が容易となる。そのため、収穫後の清掃作業を短縮できる。
第1実施形態の収穫装置1によれば、フラップ部42の本体部43に湾曲部55を備えている。そのため、栽培トレイ2の搬送時に、トレイ本体部20が湾曲部48の湾曲面に接触するので、トレイ本体部20にフラップ部42の上流側端面が面接触せず、トレイ本体部20がつかえることを防止できる。
また、第1実施形態の収穫装置1によれば、トレイ本体部20は蓋部23がフラップ部42の湾曲部55の湾曲面と接触又は近接しながら搬送され、切断部6で切断されるため、切断時にトレイ本体部20が上方に浮くことを防止できる。
第1実施形態の収穫装置1によれば、回転刃部50,51がフラップ部42の本体部43に対して着脱可能に軸支されているため、例えば、栽培トレイ2で栽培された植物200のピッチ(横方向Xに隣接する植物200間の距離)が異なる場合に回転刃部50,51を付け替えることで、所望の植物200のピッチに対応できる。
第1実施形態の保持部21によれば、保持穴27の底部29にスリット部28が形成されているため、植物200の根が下方に伸びやすく、収穫しやすい。
第1実施形態の保持部21によれば、トレイ搬送部3と、持ち上げユニット4と、吸引部7と、押込部8と、外部搬送部10と、支持フレーム11と、制御部12が着脱可能となっている。そのため、必要な部位のみ組み立てることができる。例えば、吸引部7や押込部8を取り外して使用することもできる。
第1実施形態の収穫装置1によれば、切断部6が第1搬送方向Aの下流側の植物200の一部を切断した後に栽培トレイ2を第1搬送方向Aとは逆方向に後退させるため、第1搬送方向Aの上流側の植物200、すなわち、これから被収穫部201が収穫される植物200(未収穫物)に持ち上げ部5のフラップ部42が接触して干渉することを防止できる。
続いて、本発明の第2実施形態の収穫装置120について説明する。なお、上記した実施形態の収穫装置1と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。以下の各実施形態においても同様とする。
第2実施形態の収穫装置120は、持ち上げユニット121の形状が第1実施形態の持ち上げユニット4と異なる。
第2実施形態の持ち上げユニット121は、図19のように、持ち上げ部122と、切断部123と、軸支持部9a,9bを備えている。
持ち上げ部122は、第1実施形態の持ち上げ部5に比べてフラップ部124の切り欠き部125の切り欠き長さが短い。すなわち、第2実施形態の切り欠き部125は、湾曲部55と接続部56に亘って切り欠かれており、傾斜部57には至っていない。
切断部123は、図19のように、直線刃部130によって構成されている。
直線刃部130は、幅をもち直線状に延びた板状刃であり、幅方向において一方の縁に向かって鋭利となっている。すなわち、直線刃部130は、片刃となっている。
直線刃部130は、切り欠き部125から刃が露出した状態で本体部43に対して固定されている。
続いて、第2実施形態の収穫装置120の収穫を開始する前の状態の各部材の位置関係について説明する。
持ち上げ部122のフラップ部124は、切断部123の直線刃部130を覆っている。
切断部123の直線刃部130は、第1搬送方向Aに対する直交方向(幅方向)において切り欠き部125の片側の縁に設けられ、第1搬送方向Aに対して交差する方向に延びている。すなわち、直線刃部130は、第1搬送方向Aに対して傾斜している。また、直線刃部130の刃は、平面視したときに、フラップ部124の切り欠き部125から露出している。
続いて、第2実施形態の収穫装置120の植物200から被収穫部201を収穫する際の収穫動作について説明する。
第2実施形態の収穫装置120の収穫動作は、収穫途中に二段階で第1搬送方向Aに対して逆方向に搬送される工程を含むことが第1実施形態の収穫装置1の収穫動作と異なる。すなわち、収穫装置120の収穫動作は、栽培トレイ2が第1搬送方向Aに対して逆走する工程を少なくとも2回含む。
収穫装置120は、図20(a)のように、トレイ搬送部3により栽培トレイ2を第1搬送方向Aに搬送し、栽培トレイ2がフラップ部124の湾曲部55の底部58が栽培トレイ2と接触又は近接しながら移動する。
図20(a),図20(b)から読み取れるように、栽培トレイ2上の植物200の露出部分がフラップ部124の切り欠き部125に位置し、保持部21が直線刃部130に接触すると、栽培トレイ2上の植物200の茎が直線刃部130で切断され、被収穫部201が切り離される。
栽培トレイ2上の植物200の茎が直線刃部130で切断されると、図21(a)のように、栽培トレイ2がトレイ搬送部3によって第1搬送方向Aに対する逆方向(第2搬送方向B)に僅かに搬送される。
そして、図21(b)のように、持ち上げ部122の駆動部40を駆動してフラップ部124を軸部41a,41bを中心に回転させ、外部搬送部10に植物200の被収穫部201を送る。
栽培トレイ2上の第1搬送方向Aの下流側の植物200の被収穫部201が切り離され、被収穫部201が外部搬送部10に送られると、図22(a)のように、第1搬送方向Aの上流側の植物200(収穫済みの植物200よりも上流側の植物200)がフラップ部42に当たらないように、栽培トレイ2が第1搬送方向Aとは逆の方向(第2搬送方向B)に僅かに搬送される。そして、図22(b)のように持ち上げ部122の駆動部40が駆動し、フラップ部124が逆回転して、再びフラップ部124の湾曲部55の底部58が栽培トレイ2と接触又は近接した状態となる。
そして、上記と同様、トレイ搬送部3により栽培トレイ2を第1搬送方向Aに搬送し、植物200を切断部123で切断し、被収穫部201を持ち上げて外部搬送部10に送っていく。
第2実施形態の収穫装置120によれば、切断部123で被収穫部201を切断した後に栽培トレイ2を逆走させるため、慣性力が働き、栽培トレイ側に被収穫部201が転がることを防止できる。
上記した実施形態では、載置ベルト33a,33bの載置面が水平となる姿勢でトレイ搬送部3を設けていたが、本発明はこれに限定されるものではない。図23のように、載置ベルト33a,33bの載置面が第1搬送方向Aの上流側から下流側に向けて下り傾斜した姿勢でトレイ搬送部3を設けていてもよい。この場合、図23のように、外部搬送部10の搬送ベルト92の搬送面が水平となるように角度調節手段96a,96bによって角度を調整して設置することが好ましい。すなわち、外部搬送部10は、角度調節手段96a,96bによって搬送ベルト92の載置面が水平となるようにフレーム31,32に対して傾斜させることが好ましい。
載置ベルト33a,33bの載置面の傾斜角度θは、3度以上20度以下であることが好ましい。
上記した実施形態では、制御部12が直接駆動機構や各種センサーと接続されて制御していたが、本発明はこれに限定されるものではない。駆動機構や各種センサーは、図24(a)のように、イントラネットやインターネット等のネットワーク250を経由して制御部12から制御されてもよい。また、駆動機構や各種センサーは、図24(b)のように、イントラネットやインターネット等のネットワーク250により制御部12を経由して外部端末から制御されてもよい。
上記した実施形態では、栽培トレイ2の取付孔25が横方向Xに一列に間隔を空けて設けられ、植物200が横方向Xに一列に並んだ状態で収穫していたが、本発明はこれに限定されるものではない。各植物200は、第1搬送方向Aにずれた位置で保持部21に保持されていてもよい。
例えば、図25のように、栽培トレイ2の取付孔25が正三角形の頂点をなすように配置された千鳥状に配置させてもよい。すなわち、栽培トレイ2の取付孔25を結んだ形状が平面充填となるように、栽培トレイ2の取付孔25を設けてもよい。
この場合、横方向Xにおいて、各取付孔25に対応させてフラップ部124の切り欠き部125を設けることが好ましい。例えば、図25の場合、横方向Xに直線状に並んだ二列の各取付孔25a,25bに対応させて横方向Xにフラップ部124の切り欠き部125を設けることが好ましい。こうすることで、第1搬送方向Aにおいて、二列ずつ被収穫部201を収穫でき、栽培トレイ2一つの当たりの収穫動作を行う回数を減らすことができる。
上記した実施形態では、複数の植物200を同時に持ち上げて各植物200を同時に切断して収穫していたが、本発明はこれに限定されるものではない。各植物200を個別に持ち上げて個別に茎を切断して収穫していてもよい。
上記した実施形態では、フラップ部42は、傘歯車44,47間の係合により、駆動部40が駆動すると、連動して軸部41a,41bが周方向に回転していたが、本発明はこれに限定されるものではない。モータに軸部41a,41bを直結してフラップ部42を回転させてもよいし、ラックアンドピニオン機構や歯付きベルト(タイミングベルト)等によってフラップ部42を回転させてもよい。
上記した実施形態では、トレイ搬送部3は、載置ベルト33a,33bで栽培トレイ2の一部を支持していたが、本発明はこれに限定されるものではない。栽培トレイ2の幅以上の幅広の載置ベルトを使用して栽培トレイ2の全部を支持してもよい。
上記した実施形態では、保持部21は四角錘台状であったが、本発明はこれに限定されるものではない。取付孔25に挿入し、脱落しない形状であればよい。例えば、三角錘台や五角錐台、六角錘台などの他の多角錘台であってもよいし、円錐台形状であってもよい。これらの場合、取付孔25は開口形状を適宜保持部21の外郭形状に合わせることが好ましい。
上記した実施形態では、二本の軸部41a,41bによってフラップ部42が支持されていたが、本発明はこれに限定されるものではない。一本の軸部41や三本以上の軸部41によってフラップ部42が支持されていてもよい。
上記した実施形態では、制御部12により収穫動作が全自動で行われていたが、本発明はこれに限定されるものではない。一部が手動で行われてもよい。
上記した第1実施形態では、一対の回転刃部50,51を備え、一対の回転刃部50,51が回転することで植物200の一部を切断していたが、本発明はこれに限定されるものではない。図26のように、一対の直線刃部150,151を設け、一対の直線刃部150,151が植物200の一部を挟むことで切断してもよい。
上記した第1実施形態では、一対の回転刃部50,51によって挟むことによって植物200の茎を切断したが、本発明はこれに限定されるものではない。一つの回転刃部50を壁部等の不動部分(切り欠き部45を構成する内壁)に接触させて植物200の茎を切断してもよい。
上記した第1実施形態では、回転刃部50,51の形状は円形状であったが、植物200の搬送に伴って回転刃部50,51が互いに回転し、植物200の茎を切断できれば、回転刃部50,51の形状は特に限定されない。例えば、楕円形状であってもよいし、星形であってもよいし、正多角形状であってもよい。
上記した実施形態では、四角柱状の保持部21を使用していたが、本発明はこれに限定されるものではない。保持部21は、テーパー状となっていてもよい。例えば、四角錘台状の保持部21を使用してもよい。
また、上記した実施形態では、保持穴27は有底穴であったが、本発明はこれに限定されるものではない。保持穴27は貫通孔であってもよい。この場合、スリット部28を設けなくてもよい。
例えば、図27のように、保持穴27を貫通孔とし、さらに保持部21の内側面及び外側面がともにテーパー状とすることで、保持部21は、外側面の形状により取付孔25に対して楔状に挿入されて取付孔25から抜けにくくでき、内側面の形状により植物200の茎や根が保持穴27に挿入された状態において植物200の根が保持穴27内で束となってまとめることができる。
上記した実施形態では、切断部6によって植物200の茎を完全に切断していたが、本発明はこれに限定されるものではない。切断部6によって植物200の茎を部分的に切断し、持ち上げ部5で持ち上げることによって植物200から被収穫部201を切り離してもよい。
上記した実施形態では、植物200から被収穫部201を収穫する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。収穫装置1は、植物200以外の収穫物、例えば、茸等の菌類を収穫する場合に使用してもよい。収穫装置1は、特に椎茸等の傘部と柄部を持つ茸を収穫する場合に好適である。
上記した実施形態の応用例としては、フラップ部42,124に第1搬送方向Aに対して交差する方向に光線が通過する光電センサー等の検知手段を設け、外部搬送部10に被収穫部201を搬送した後に、フラップ部42,124上に被収穫部201が残っているかを検知手段によって検知してもよい。
また、支持フレーム11の側面形成部101,102に第1搬送方向Aに対して交差する方向に光線が通過する光電センサー等の検知手段を設け、栽培トレイ2側に被収穫部201が落下していないかを検知手段によって検知してもよい。栽培トレイ2側に被収穫部201がある場合には、フラップ部42,124が回転しないように制御することが好ましい。
上記した実施形態は、本発明の技術的範囲に含まれる限り、各実施形態間で各構成部材を自由に置換や付加できる。
1,120 植物収穫装置(収穫装置)
2 栽培トレイ
3 トレイ搬送部
4,121 持ち上げユニット
5,122 持ち上げ部
6,123 切断部
7 吸引部
8 押込部
10 外部搬送部
12 制御部
20 トレイ本体部
21 保持部
25 取付孔
27 保持穴
28 スリット部
41 軸部
42,124 フラップ部(回動部)
45,125 切り欠き部
50 第1回転刃部(刃部)
51 第2回転刃部(刃部)
55 湾曲部
130,150,151 直線刃部
200 植物(収穫物)
201 被収穫部

Claims (14)

  1. 収穫物が栽培された栽培トレイから前記収穫物の被収穫部を収穫する収穫装置であって、
    前記収穫物の一部を切断する切断部と、持ち上げ部を有し、
    前記持ち上げ部は、前記切断部で切断された収穫物を持ち上げて、前記被収穫部を外部に搬送する外部搬送部に送ることを特徴とする収穫装置。
  2. 前記持ち上げ部は、板状であって、切り欠き部を有し、前記切り欠き部が前記切断部で切断された収穫物と係合して持ち上げることを特徴とする請求項1に記載の収穫装置。
  3. 前記持ち上げ部は、軸部と、前記軸部を中心に回動する回動部を有し、前記回動部の回動に伴って前記切断部で切断された収穫物を持ち上げることを特徴とする請求項1又は2に記載の収穫装置。
  4. 前記持ち上げ部は、前記被収穫部を天地が逆転した姿勢で前記外部搬送部に送ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の収穫装置。
  5. 前記栽培トレイを前記切断部に向かって搬送するトレイ搬送部を有し、
    前記切断部は、刃部を有し、
    前記刃部は、前記トレイ搬送部で前記栽培トレイが搬送されることによって、前記収穫物の一部と接触して切断することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の収穫装置。
  6. 前記栽培トレイを前記切断部に向かって第1搬送方向に搬送するトレイ搬送部を有し、
    前記持ち上げ部は、前記第1搬送方向の上流側端部が湾曲しており、
    前記栽培トレイは、上面が前記持ち上げ部の湾曲面と接触又は近接しながら、前記切断部に搬送されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の収穫装置。
  7. 前記栽培トレイは、上面が前記持ち上げ部の湾曲面と接触又は近接しながら、前記収穫物の一部が前記切断部で切断されることを特徴とする請求項6に記載の収穫装置。
  8. 前記栽培トレイは、トレイ本体部と、保持部を有し、
    前記トレイ本体部は、取付孔を有し、
    前記保持部は、前記収穫物の一部の周囲を囲繞するものであって、かつ、一部又は全部を前記取付孔に挿入して前記収穫物を前記トレイ本体部に取り付けることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の収穫装置。
  9. 前記被収穫部から離反した前記保持部を前記取付孔から前記トレイ本体部の内部側に押し込む押込部を備えていることを特徴とする請求項8に記載の収穫装置。
  10. トレイ搬送部と、吸引部を有し、
    前記トレイ搬送部は、前記栽培トレイを前記切断部に向かって第1搬送方向に搬送するものであり、
    前記吸引部は、前記外部搬送部に送った前記切断部で切断された収穫物の前記栽培トレイ上の残滓物を吸引可能であって、前記第1搬送方向に対して交差する方向に移動可能であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の収穫装置。
  11. 前記栽培トレイは、少なくとも2つの収穫物が間隔を空けて栽培されており、
    少なくとも2つの切断部を有し、
    前記2つの切断部は、それぞれが前記2つの収穫物の一部を略同時に切断可能であり、
    前記持ち上げ部は、前記2つの切断部によって切断された前記2つの収穫物を同時に持ち上げて前記外部搬送部に送ることが可能であることを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の収穫装置。
  12. 前記栽培トレイを前記切断部に向かって第1搬送方向に搬送するトレイ搬送部を有し、
    前記栽培トレイは、少なくとも2つの収穫物が前記第1搬送方向に間隔を空けて栽培されており、
    前記トレイ搬送部は、前記切断部が前記2つの収穫物のうち前記第1搬送方向の下流側の収穫物の一部を切断した後に、前記栽培トレイを前記第1搬送方向とは逆方向に搬送する、請求項1乃至11のいずれかに記載の収穫装置。
  13. 収穫物が栽培された栽培トレイから前記収穫物の被収穫部を収穫する収穫装置であって、
    持ち上げユニットと、前記栽培トレイを搬送するトレイ搬送部を有し、
    前記持ち上げユニットは、前記収穫物の一部を切断する切断部と、前記切断部で切断された収穫物を持ち上げる持ち上げ部を有するものであり、
    前記持ち上げ部は、板状であって、切り欠き部を有し、
    前記持ち上げ部は、前記切り欠き部が前記切断部で切断された収穫物と係合して持ち上げて前記被収穫部を外部に搬送する外部搬送部に送るものであり、
    前記切断部は、刃部を有し、
    前記刃部は、少なくとも一部が前記切り欠き部から露出し、前記トレイ搬送部で前記栽培トレイが搬送されることによって、前記切り欠き部内で前記収穫物の一部と接触して切断することを特徴とする収穫装置。
  14. 収穫物が栽培された栽培トレイから前記収穫物の被収穫部を収穫する収穫装置であって、
    制御部と、トレイ搬送部と、持ち上げ部と、切断部と、外部搬送部を有し、
    前記制御部は、少なくとも前記トレイ搬送部と前記持ち上げ部を制御可能であり、
    前記トレイ搬送部によって前記栽培トレイを前記切断部に向かって搬送し、前記切断部によって前記トレイ搬送部で搬送された前記収穫物の一部を切断し、さらに前記持ち上げ部によって前記被収穫部を前記外部搬送部に送る収穫動作を実行可能であることを特徴とする収穫装置。
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