JP2020047026A - 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】食物アレルギーを持つユーザのアレルゲンを、ユーザによる行動から推定可能とすること。【解決手段】本願に係る情報処理装置は、行動履歴記憶部と推定部とを有する。行動履歴記憶部は、食品を購入したことの履歴と食品の提供を受けたことの履歴との少なくとも一方を含むユーザごとの行動の履歴を表すデータである行動履歴データを記憶する。行動履歴データには、食品に含まれる原材料を示す原材料情報が含まれる。推定部は、行動履歴データに含まれる原材料情報を基に、ユーザが持つ食物アレルギーのアレルゲンを推定する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
従来、食物アレルギーを持つ顧客について、食物アレルギーの原因となる原材料であるアレルゲンの情報を販売店の情報処理装置が保持しておき、アレルゲンを含有する食品を当該顧客が誤って購入することへの注意喚起などを行う技術が提案されている。
特開2017−68792号公報 特開2006−302076号公報
電子商取引(Electronic Commerce:EC)サイトを運営する業者は、ECサイトを利用するユーザについて上記の従来技術と同様にアレルゲンの情報を情報処理装置が保持しておくことにより、食物アレルギーを持つユーザに対し、アレルゲンを含む食品を購買促進の対象から除外するなどしてサービスを提供することが可能となる。しかしながら、上記の従来技術では、情報処理装置は、ユーザごとのアレルゲンの情報を得るために、ユーザ情報の1つとしてアレルゲンの情報が入力される必要があり、ユーザごとのアレルゲンを推定することはできなかった。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、食物アレルギーを持つユーザのアレルゲンを、ユーザによる行動から推定可能とする情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る情報処理装置は、食品を購入したことの履歴と食品の提供を受けたことの履歴との少なくとも一方を含むユーザごとの行動の履歴を表すデータであって、食品に含まれる原材料を示す原材料情報が含まれた行動履歴データを記憶する行動履歴記憶部と、前記行動履歴データに含まれる原材料情報を基に、ユーザが持つ食物アレルギーのアレルゲンを推定する推定部と、を備えたことを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、食物アレルギーを持つユーザのアレルゲンを、ユーザによる行動から推定することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係るアレルゲン情報記憶部の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る第1の原材料情報記憶部の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る第2の原材料情報記憶部の一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る行動履歴記憶部の一例を示す図である。 図8は、実施形態に係るユーザ情報記憶部の一例を示す図である。 図9は、実施形態に係る情報処理の手法の一例を説明する図である。 図10は、実施形態に係る処理手順を示すフローチャートである。 図11は、情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムが限定されるものではない。また、各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.情報処理の一例〕
まず、図1を用いて、実施形態に係る情報処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。図1では、実施形態に係る情報処理装置100によって、実施形態に係る情報処理が実行される例について説明する。情報処理装置100には、実施形態に係る情報処理を実行するためのプログラムである情報処理プログラムがインストールされる。
情報処理装置100は、ユーザの行動履歴データを記憶する。行動履歴データは、食品を購入したことの履歴と食品の提供を受けたことの履歴とを含むユーザごとの行動の履歴を表すデータである。行動履歴データには、食品に含まれる原材料を示す原材料情報が含まれる。情報処理装置100は、行動履歴データに含まれる原材料情報を基に、ユーザが持つ食物アレルギーのアレルゲンを推定する。
図1に示す情報処理装置100は、ECサイトを運営する運営業者によって管理される装置である。情報処理装置100は、サーバ装置やクラウドシステム等、単数または複数の情報処理装置を用いて実現される。情報処理装置100は、ネットワークを介して、ユーザ端末10および店舗端末20との通信を行う。
運営業者は、ECサイトを通じてユーザへサービスを提供する。ユーザは、運営業者によって提供されるサービスを受ける個人である。情報処理装置100は、ECサイトに出店する販売業者の商品についての情報をユーザへ配信し、ユーザによる商品の注文を受け付ける。情報処理装置100は、ECサイトでの商品の売買における決済処理を行う。また、運営業者は、ECサイトの運営のみならず、ECサイト以外の各種サービスを提供する業者であっても良い。情報処理装置100は、決済処理の代行サービスを行うサーバであっても良い。情報処理装置100は、ECサイト以外の店舗等であってECサイトの運営業者との提携を有する店舗等の決済処理を代行しても良い。決済処理は、情報処理装置100が行う以外に、ECサイトの運営業者が管理する情報処理装置100以外の情報処理装置が行っても良い。
図1に示すユーザ端末10は、ユーザによって利用される端末であって、通信機能を有する情報処理端末である。ユーザ端末10は、例えば、スマートフォンやタブレット端末である。ユーザは、ユーザ端末10を操作することによって、ネットワーク上のサービスを利用する。ユーザは、ユーザ端末10によってECサイトへアクセスし、ECサイトを利用する。ユーザ端末10は、情報処理装置100によって配信される情報を表示する。ユーザは、ECサイトの商品検索機能を利用して商品を選び、商品の購入手続きを行う。また、ユーザ端末10は、電子決済機能を有する。ユーザ端末10は、NFC(Near Field Communication)などの近距離無線通信によって、実店舗における決済を行い得る。図1に示すユーザU01は、ECサイトを利用する複数のユーザの一人である。
図1に示す店舗端末20は、実店舗に設置された情報処理端末であって、例えば、店舗の会計処理を行うPOS(Point Of Sales)端末である。店舗端末20は、NFCなどの近距離無線通信を行う。図1に示す例において、店舗T01は食品を提供する飲食店であって、ECサイトと提携する複数の店舗の1つである。ユーザU01は、店舗T01での支払いの際に、ユーザ端末10の電子決済機能を利用し得る。食品の提供とは、店内での飲食のために利用者へ食品が供せられることを指すものとする。
情報処理装置100は、食物アレルギーを持つユーザがECサイトを利用する際に、当該ユーザのアレルゲンを含む食品を購買促進の対象から除外するなどの処理により、食物アレルギーを持つユーザに対し、当該ユーザに提供することが適切ではない情報を除外してサービスを提供することが可能となる。そこで、実施の形態に係る情報処理装置100は、ユーザの行動履歴データを基に、ユーザが持つ食物アレルギーのアレルゲンを推定する。情報処理装置100は、アレルゲンを推定することによって、食物アレルギーを持つユーザについてのアレルゲンの情報があらかじめ入力されなくても、ユーザのアレルゲンを把握して、ユーザに対する適切なサービス提供が可能となる。以下、図1を用いて、情報処理装置100によって行われる情報処理の一例を流れに沿って説明する。
図1に示す例において、ユーザU01がユーザ端末10の操作によってECサイトから食品を購入した場合に、情報処理装置100は、ユーザU01による注文の内容に基づいて、ユーザU01が食品を購入したことの履歴を示す行動履歴データを取得する。行動履歴データは、食品が購入された日時と、食品の品名と、原材料情報である原材料名との各情報を含む。なお、食品には、家庭での調理によりあるいは調理を経ずに食用とされる生鮮品、材料の加工によって製造された加工食品、材料の調理によって作られた調理品などが含まれ得る。
ユーザU01が店舗T01を利用した場合に、店舗端末20は、ユーザ端末10の決済機能による支払の際に、明細情報を生成する。店舗端末20は、ユーザU01の識別のための情報であるユーザIDをユーザ端末10から取得する。明細情報には、ユーザIDと、ユーザU01に提供された料理品目を示す品名と、店舗T01の識別のための情報である店舗IDとが含まれる。店舗端末20は、生成された明細情報を情報処理装置100へ送信する。情報処理装置100は、店舗端末20からの明細情報に基づいて、ユーザU01が料理の提供を受けたことの履歴を示す行動履歴データを取得する。行動履歴データは、飲食店が利用された日時と、ユーザへ提供された食品である料理品目の名称と、原材料情報である原材料名との各情報を含む。原材料名は、料理に含まれる原材料を示す原材料情報である。
このように、ユーザ端末10は、ユーザU01がECサイトにて食品を購入したときに、ユーザU01が食品を購入した行動についての情報を情報処理装置100へ送信する。店舗端末20は、ユーザU01が店舗T01にて支払いを行った際に、ユーザU01が食品の提供を受けた行動についての情報を情報処理装置100へ送信する。情報処理装置100は、ユーザ端末10または店舗端末20からの情報を受信する(ステップS1)。情報処理装置100は、ステップS1にて情報を受信すると、ユーザU01について、食品を購入したことの履歴または食品の提供を受けたことの履歴である行動履歴データを記憶する(ステップS2)。行動履歴データには、食品に含まれる原材料の情報として、原材料の名称が含まれている。
情報処理装置100は、ユーザU01が食品を購入するごとに、またユーザU01が食品の提供を受けるごとに、行動履歴データを記憶していくことによって、行動履歴データを蓄積する。情報処理装置100は、ある程度の行動履歴データが蓄積されてから、行動履歴データに含まれる原材料の情報を基に、ユーザU01が持つ食物アレルギーのアレルゲンを推定する(ステップS3)。情報処理装置100は、アレルゲンの推定結果を記憶する。
ユーザU01が食物アレルギーを持つ場合、ユーザU01は、アレルゲンを含む食品を避けて、アレルゲンを含む食品以外の食品を購入する。また、ユーザU01は、飲食店においても、アレルゲンである原材料を含む品目を避けて、アレルゲンを含む品目以外の品目を選択する。情報処理装置100は、行動履歴データに含まれている原材料情報からアレルゲンとなり得る原材料を識別して、アレルゲンとなり得る各原材料の中で顕著に頻度が低いものを、ユーザU01が意図的に摂取を避けているものと推定する。情報処理装置100は、かかる判断によって、ユーザU01のアレルゲンを推定することができる。
情報処理装置100は、ECサイトによって扱われる商品である食品に関する情報をユーザへ提示する際に、アレルゲンが推定されたユーザに対しては、推定されたアレルゲンを含む食品についての情報が除外された情報を提示する。例を挙げると、ECサイトの検索機能によってユーザが食品の検索を行った場合に、情報処理装置100は、検索結果である食品の情報をユーザ端末10へ送る。検索結果をユーザ端末10において表示させることによって、情報処理装置100は、食品に関する情報をユーザへ提示する。この場合において、情報処理装置100は、アレルゲンが推定されたユーザに対しては、推定されたアレルゲンを含む食品を検索結果から除外する。情報処理装置100は、アレルゲンが推定されたユーザに対し、推定されたアレルゲンを含む食品についての情報が除外された検索結果を提示する。情報処理装置100は、ユーザにとって摂取を控えるべき食品について、購買促進となるような情報の提示を控えることができる。これにより、情報処理装置100は、食物アレルギーを持つユーザに対して、当該ユーザにとって適切ではない情報を除外して、適切な情報提供を行うことが可能となる。
〔2.情報処理システムの構成〕
次に、図2を用いて、実施形態に係る情報処理装置100が含まれる情報処理システム1の構成について説明する。図2は、実施形態に係る情報処理システム1の構成例を示す図である。図2に例示するように、実施形態に係る情報処理システム1には、ユーザ端末10と、店舗端末20と、情報処理装置100とが含まれる。これらの各種装置は、ネットワークNを介して、有線又は無線により通信可能に接続される。ネットワークNは、インターネット、LAN(Local Area Network)および移動体通信網などの通信ネットワークである。
ユーザ端末10は、例えば、スマートフォンや、デスクトップ型PC(Personal Computer)、ノート型PC、タブレット型端末、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)またはウェアラブルデバイス(Wearable Device)等の情報処理装置である。ユーザ端末10は、ユーザによる操作に従って、情報処理装置100との間における情報の送受信を行う。また、ユーザ端末10は、店舗端末20との間の近距離無線通信によって、店舗端末20へ決済要求を送る。
店舗端末20は、デスクトップ型PC、タブレット型PC、ノート型PCまたはタブレット型端末などの情報処理装置である。店舗端末20は、店舗の従業員などによる操作にしたがって、情報処理装置100との間における情報の送受信を行う。また、店舗端末20は、ユーザ端末10との間の近距離無線通信によって、ユーザ端末10からの決済要求を受け付ける。
情報処理装置100は、ユーザ端末10および店舗端末20によって送信されるユーザの行動に関する情報を収集してユーザのアレルゲンの推定を行うサーバ装置である。また、情報処理装置100は、商品に関する情報をユーザへ提示する。なお、図2に示した情報処理システム1には、複数のユーザ端末10や、複数の店舗端末20が含まれてもよい。
〔3.情報処理装置の構成〕
次に、図3を用いて、実施形態に係る情報処理装置100の構成について説明する。図3は、実施形態に係る情報処理装置100の構成例を示す図である。情報処理装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、情報処理装置100は、情報処理装置100を利用する管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
(通信部110について)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。通信部110は、有線または無線によりネットワークNと接続される。通信部110は、ネットワークNを介して、ユーザ端末10との間における情報の送受信と、店舗端末20との間における情報の送受信とを行う。
(記憶部120について)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図3に示すように、記憶部120は、商品情報記憶部121と、アレルゲン情報記憶部122と、第1の原材料情報記憶部123と、第2の原材料情報記憶部124と、行動履歴記憶部125と、ユーザ情報記憶部126とを有する。
(商品情報記憶部121について)
商品情報記憶部121は、ECサイトにて扱われる商品についてのマスタデータを記憶する。商品情報記憶部121は、商品の基本情報である商品情報を記憶する。商品情報には、商品自体に関する情報と、商品の販売元(ストア)に関する情報とが含まれる。商品自体に関する情報には、「商品コード」、「商品名」および「品名」などが含まれる。「商品コード」は、商品を一意に識別するための情報であって、例えばJANコード(Japanese Article Number)である。「商品名」は、商品の名称である。「品名」は、商品の内容を一般的に表す名称である。ストアに関する情報には、ストアの名称である「ストア名」、ストアの識別のために付与された情報である「ストアID」などが含まれる。
(アレルゲン情報記憶部122について)
アレルゲン情報記憶部122は、アレルゲンとなり得る原材料を示すアレルゲン情報であるマスタデータを記憶する。図4に、実施形態に係るアレルゲン情報記憶部122の一例を示す。図4は、実施形態に係るアレルゲン情報記憶部122の一例を示す図である。
アレルゲン情報記憶部122は、食品表示基準に掲げられた表示義務のある「特定原材料」と、表示が推奨される「特定原材料に準ずるもの」との全品目についての原材料名を記憶する。図4に示す例では、「小麦」、「そば」、「卵」、「乳」、「落花生」、「えび」および「かに」の7個が「特定原材料」に該当し、それ以外の20個が「特定原材料に準ずるもの」に該当する。アレルゲン情報記憶部122に記憶されるアレルゲン情報は、アレルゲンとなり得る原材料の識別のために付与された情報である「アレルゲンID」と、原材料の「名称」とを含む。なお、アレルゲン情報記憶部122に記憶されるアレルゲン情報は、「特定原材料」と「特定原材料に準ずるもの」との全てについての情報である場合に限られず、少なくとも「特定原材料」についての情報が含まれていれば良い。
(第1の原材料情報記憶部123について)
第1の原材料情報記憶部123は、ECサイトでの販売の対象とされる食品の原材料を示す原材料情報であるマスタデータを記憶する。図5に、実施形態に係る第1の原材料情報記憶部123の一例を示す。図5は、実施形態に係る第1の原材料情報記憶部123の一例を示す図である。第1の原材料情報記憶部123は、販売の対象とされる食品の原材料情報を記憶する原材料情報記憶部である。
図5に示す例では、第1の原材料情報記憶部123は、「商品コード」、「ストアID」および「品名」といった商品情報と、原材料情報である「原材料名」とを記憶する。「商品コード」、「ストアID」および「品名」の各情報は、商品情報記憶部121に記憶される「商品コード」、「ストアID」および「品名」の各情報と共通の情報である。
図5に示す具体例では、第1の原材料情報記憶部123には、商品コード「xxxxx01」の食品の原材料名である「落花生」、「カシューナッツ」、「くるみ」および「食塩」などが記憶されている。第1の原材料情報記憶部123には、当該食品の販売元を示すストアID「A001」と当該食品の品名である「ミックスナッツ」との各情報が、各原材料名に対応付けられて記憶されている。このように、第1の原材料情報記憶部123には、各食品の原材料名が記憶される。各食品の原材料名は、例えば、食品の販売元によってECサイトの運営業者へ提供される。運営業者は、食品の包装などに印字されている食品表示を基に、各食品の原材料名を取得しても良い。
第1の原材料情報記憶部123は、食品に含まれる全ての原材料について原材料名を記憶する以外に、食品に含まれる全ての原材料のうちの一部について原材料名を記憶しても良い。第1の原材料情報記憶部123は、食品に含まれる全ての原材料のうち「特定原材料」および「特定原材料に準ずるもの」に該当する原材料のみについて原材料名を記憶しても良く、あるいは「特定原材料」に該当する原材料のみについて原材料名を記憶しても良い。第1の原材料情報記憶部123に記憶される情報は、食品に含まれる原材料の変更、ストアが扱う食品の変更、ECサイトへの新たなストアの出店、ECサイトからのストアの撤退などに応じて適宜更新される。
(第2の原材料情報記憶部124について)
第2の原材料情報記憶部124は、ECサイトと提携する店舗にて扱われる食品の原材料を示す原材料情報を記憶する。図6に、実施形態に係る第2の原材料情報記憶部124の一例を示す。図6は、実施形態に係る第2の原材料情報記憶部124の一例を示す図である。第2の原材料情報記憶部124は、提供の対象とされる食品の原材料情報を記憶する原材料情報記憶部である。
図6に示す例では、第2の原材料情報記憶部124は、ECサイトと提携する飲食店にて提供される食品である料理についての原材料情報を記憶する。第2の原材料情報記憶部124は、「店舗ID」、「品目ID」および「品名」といった料理品目に関する情報と、料理の原材料情報である「原材料名」とを記憶する。「店舗ID」は、店舗を識別するために付与された情報である。「品目ID」は、店舗にて提供される料理を識別するために付与された情報である。「品名」は料理の内容を一般的に表す名称である。
図6に示す具体例において、店舗ID「T001」は、図1に示す店舗T01の店舗IDとする。第2の原材料情報記憶部124には、店舗T01が提供する料理であって品目ID「023」が付与されているかけそばについて、原材料名である「小麦」、「そば」および「つゆ」などが記憶されている。第2の原材料情報記憶部124において、店舗ID「T001」と、品目ID「023」と、品名である「かけそば」との各情報が、原材料名ごとに付与されている。このように、第2の原材料情報記憶部124には、各料理品目の原材料名が記憶される。各料理品目の原材料名は、例えば、店舗によってECサイトの運営業者へ提供される。運営業者は、店舗のウェブサイトに公表されている情報などを基に、各料理品目の原材料名を取得しても良い。
第2の原材料情報記憶部124は、食品に含まれる全ての原材料について原材料名を記憶する以外に、食品に含まれる全ての原材料のうちの一部について原材料名を記憶しても良い。第2の原材料情報記憶部124は、食品に含まれる全ての原材料のうち「特定原材料」および「特定原材料に準ずるもの」に該当する原材料のみについて原材料名を記憶しても良く、あるいは「特定原材料」に該当する原材料のみについて原材料名を記憶しても良い。第2の原材料情報記憶部124に記憶される情報は、食品に含まれる原材料の変更、店舗によって提供される食品の変更、ECサイトと提携する店舗の入れ換わりなどに応じて適宜更新される。
(行動履歴記憶部125について)
行動履歴記憶部125は、食品を購入したことの履歴と食品の提供を受けたことの履歴との少なくとも一方を含むユーザごとの行動履歴データを記憶する。行動履歴データには、食品に含まれる原材料を示す原材料情報が含まれる。図7に、実施形態に係る行動履歴記憶部125の一例を示す。図7は、実施形態に係る行動履歴記憶部125の一例を示す図である。
図7に示す例では、行動履歴記憶部125は、ユーザを識別するために付与された情報である「ユーザID」と、ユーザの行動に関する「行動履歴ID」および「日時」の各情報と、食品に関する「商品コード」、「品目ID」、「ストア/店舗ID」、「品名」、「原材料名」および「アレルゲンID」の各情報とが含まれる。
「履歴ID」は、ユーザが食品を購入したこと、およびユーザが食品の提供を受けたことの各行動を識別するために付与された情報である。「日時」は、ユーザが食品を購入した日時、またはユーザが食品の提供を受けた日時を表す。ユーザが食品を購入した日時とは、例えば、ECサイトにてユーザが食品の購入のための支払いをした日時とする。ユーザが食品の提供を受けた日時とは、例えば、飲食店にてユーザが支払いをした日時とする。
「ストア/店舗ID」は、購入された食品のストアIDまたは食品の提供を受けた店舗の店舗IDを表す。購入された食品について、「商品コード」、「ストアID」および「品名」の各情報は、商品情報記憶部121に記憶される「商品コード」、「ストアID」および「品名」の各情報と共通の情報である。また、購入された食品について、「原材料名」の情報は、第1の原材料情報記憶部123に記憶される「原材料名」の情報と共通の情報である。提供を受けた食品について、「品目ID」、「店舗ID」、「品名」および「原材料名」の各情報は、第2の原材料情報記憶部124に記憶される「品目ID」、「店舗ID」、「品名」および「原材料名」の各情報と共通の情報である。「アレルゲンID」の情報は、アレルゲン情報記憶部122の「アレルゲンID」の情報と共通の情報である。
図7に示す具体例において、ユーザID「U00001」は、図1に示すユーザU01のユーザIDとする。行動履歴記憶部125に記憶されている行動履歴データには、ユーザU01について、ミックスナッツを購入した履歴と、かけそばの提供を受けた履歴とが含まれている。ミックスナッツを購入したことを示すデータには、履歴ID「00211」が付与されている。履歴IDは、ユーザの行動の通し番号を表す。行動とは、食品を購入する行動と、食品の提供を受ける行動とを指す。すなわち、図7において、履歴ID「00211」が付与されているデータは、ユーザU01について、行動履歴データの記録が開始されてから211回目の行動についてのデータを表す。日時「20xx/08/01 14:05」は、購入の日時が20xx年8月1日14時5分であったことを示すデータである。行動履歴記憶部125には、ミックスナッツの原材料名である「落花生」、「カシューナッツ」、「くるみ」および「食塩」などの各原材料名に、ユーザID「U00001」、履歴ID「00211」、日時「20xx/08/01 14:05」、商品コード「xxxxx01」、ストアID「A001」および品名「ミックスナッツ」の各情報が対応付けられて記憶される。また、「落花生」、「カシューナッツ」および「くるみ」の各原材料名には、アレルゲンID「005」、「012」および「015」がそれぞれ付与される。
かけそばの提供を受けたことを示すデータには、履歴ID「00215」が付与されている。日時「20xx/08/07 12:11」は、提供を受けた日時が20xx年8月7日12時11分であったことを示すデータである。行動履歴記憶部125には、かけそばの原材料名である「小麦」、「そば」および「つゆ」などの各原材料名に、ユーザID「U00001」、履歴ID「00215」、日時「20xx/08/07 12:11」、品目ID「023」、店舗ID「T001」および品名「かけそば」の各情報が対応付けられて記憶される。また、「小麦」および「そば」の各原材料名には、アレルゲンID「001」および「002」がそれぞれ付与される。
(ユーザ情報記憶部126について)
ユーザ情報記憶部126は、ECサイトを利用するユーザについての情報であるユーザ情報を記憶する。図8に、実施形態に係るユーザ情報記憶部126の一例を示す。図8は、実施形態に係るユーザ情報記憶部126の一例を示す図である。
ユーザ情報記憶部126は、氏名および住所などといったユーザの個人情報を記憶する。個人情報には、ユーザごとに割り当てられた「ユーザID」が付与されている。図7に示す行動履歴記憶部125に記憶されている「ユーザID」の情報は、ユーザ情報記憶部126の「ユーザID」の情報と共通の情報である。また、ユーザ情報記憶部126は、ユーザごとのアレルゲンの推定結果を示す情報である「推定アレルゲン」を記憶する。
図8に示す具体例は、推定部133が、ユーザU01のアレルゲンが卵であると推定した場合について示している。ユーザ情報記憶部126には、ユーザU01についての個人情報が記憶されている。また、ユーザ情報記憶部126には、ユーザID「U00001」の「推定アレルゲン」として、アレルゲンである「卵」の原材料名と、卵のアレルゲンID「003」との各情報が記憶されている。
(制御部130について)
制御部130は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、情報処理装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(情報処理プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、コントローラであり、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図3に示すように、制御部130は、受付部131と、取得部132と、推定部133と、提示部134とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図3に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部130が有する各処理部の接続関係は、図3に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(受付部131について)
受付部131は、各種要求などを受け付ける。例えば、受付部131は、ECサイトにおける商品検索の要求および商品の注文などの、ユーザによる要求を受け付ける。受付部131は、商品検索の要求を受け付けた場合、当該要求を提示部134へ送る。また、受付部131は、商品の注文を受け付けた場合、注文に応じた処理を行う。受付部131は、食品である商品の注文を受け付けた場合に、注文の内容を取得部132へ通知する。
また、図1に示す店舗端末20は、店舗を利用したユーザによる支払の際に、情報処理装置100へ明細情報を送信する。明細情報には、ユーザIDと、当該ユーザに提供された料理品目を示す品名および品目IDと、食品が提供された日時との各情報が含まれている。受付部131は、店舗端末20からの明細情報を受け付ける。受付部131は、明細情報を受け付けた場合、明細情報の内容を取得部132へ通知する。
(取得部132について)
取得部132は、各種情報を取得する。取得部132は、ECサイトにおける注文の内容が受付部131から通知された場合に、注文者であるユーザの氏名を基に、ユーザ情報記憶部126からユーザIDを読み出す。取得部132は、注文の内容を基に、食品が購入された日時と、購入された食品の商品コードと、当該食品を販売するストアのストアIDとの各情報を取得する。取得部132は、商品コードを基に、商品情報記憶部121から当該食品の品名を読み出す。取得部132は、商品コードを基に、第1の原材料情報記憶部123から当該食品の原材料名を読み出す。取得部132は、読み出された原材料名の中から、アレルゲン情報記憶部122に記憶されているアレルゲン情報と一致する原材料名を抽出する。取得部132は、抽出された原材料名についてのアレルゲンIDを、アレルゲン情報記憶部122から取得する。これにより、取得部132は、購入された食品について、ユーザID、日時、商品コード、ストアID、品名、原材料名およびアレルゲンIDの各情報を取得する。また、取得部132は、当該食品の購入についての履歴IDを生成する。取得部132は、ユーザID、履歴ID、日時、商品コード、ストアID、品名、原材料名およびアレルゲンIDの各情報を、行動履歴記憶部125に書き込む。
取得部132は、店舗端末20からの明細情報の内容が受付部131から通知された場合に、通知された内容を基に、ユーザIDと、品名と、品目IDと、食品が提供された日時と、店舗IDとの各情報を取得する。取得部132は、店舗IDと品目IDとを基に、第2の原材料情報記憶部124から当該食品の原材料名とを読み出す。取得部132は、読み出された原材料名の中から、アレルゲン情報記憶部122に記憶されているアレルゲン情報と一致する原材料名を抽出する。取得部132は、抽出された原材料名についてのアレルゲンIDを、アレルゲン情報記憶部122から取得する。これにより、取得部132は、ユーザへ提供された食品について、ユーザID、日時、品目ID、店舗ID、品名、原材料名およびアレルゲンIDの各情報を取得する。また、取得部132は、当該食品の提供をユーザが受けたことについての履歴IDを生成する。取得部132は、ユーザID、履歴ID、日時、品目ID、店舗ID、品名、原材料名およびアレルゲンIDの各情報を、行動履歴記憶部125に書き込む。
(推定部133について)
推定部133は、行動履歴データを基に、ユーザが持つ食物アレルギーのアレルゲンを推定するための処理を行う。推定部133は、行動履歴記憶部125に記憶されている行動履歴データから、アレルゲン情報記憶部122に含まれているアレルゲン情報と一致する原材料情報を有する行動の回数を原材料ごとに求める。推定部133は、原材料ごとの回数の分布に基づいて、アレルゲンを推定する。
推定部133は、図4に示される27個の原材料の各々について、当該原材料を含む食品を購入した回数と当該原材料を含む食品の提供を受けた回数と合わせてカウントする。推定部133は、27個の原材料の各々についての行動の回数のカウントを、ユーザ別に行う。
図7に示す行動履歴記憶部125に記憶されている行動履歴データを例とすると、推定部133は、ユーザU01について記憶されている全ての行動について、アレルゲン情報と一致する原材料名を有する行動の回数を原材料ごとにカウントする。例えば、推定部133は、履歴ID「00211」のデータを基に、「落花生」、「カシューナッツ」および「くるみ」の各原材料について行動の回数に1を加算する。推定部133は、履歴ID「00215」のデータを基に、「小麦」および「そば」の各原材料について行動の回数に1を加算する。推定部133は、全ての履歴IDのデータについて行動の回数を加算する。これにより、推定部133は、ユーザU01について、アレルゲン情報と一致する原材料情報を有する行動の回数を原材料ごとに求める。
図9は、実施形態に係る情報処理の手法の一例を説明する図である。図9には、ユーザU01について、27個の原材料の各々についての行動の回数を求めた結果をレーダーチャートによって表したものである。レーダーチャートでは、原材料を表す各項目の軸が中心から放射状に配置されており、各項目について回数を表す値が結ばれることによって、原材料ごとの回数の分布を表している。レーダーチャートの中心は回数がゼロであることを表し、中心から離れるほど回数が多いことを表している。
推定部133は、行動履歴データが記憶されている全てのユーザについての分布の平均をとることによって、標準とする分布をあらかじめ求めておく。推定部133は、アレルゲンの推定の対象である特定ユーザについての分布を標準の分布と比較することにより、特定ユーザについての分布に標準の分布との有意差があるか否かを判断する。推定部133は、特定ユーザについて作成されたレーダーチャートと標準の分布を表すレーダーチャートとの比較によって有意差の有無を判断しても良く、その他の手法によって有意差の有無を判断しても良い。特定ユーザについての分布に標準の分布との有意差があり、かつ特定ユーザについての分布に標準の分布と比べて行動の回数が著しく少ない原材料があった場合、推定部133は、当該原材料を、当該特定ユーザのアレルゲンと推定する。推定部133は、ユーザごとの分布と標準の分布との比較のための手法には、任意の手法を用いることができる。このようにして、推定部133は、行動履歴データから求めた原材料ごとの回数の分布に基づいて、ユーザのアレルゲンを推定する。推定部133は、アレルゲンの推定結果をユーザ情報記憶部126に書き込む。なお、推定部133は、ユーザのアレルゲンと推定される原材料が無い場合には、アレルゲンと推定される原材料が無い旨の推定結果をユーザ情報記憶部126に書き込む。
ユーザU01がアレルゲンの推定の対象である場合において、図9に示すユーザU01についての分布と標準の分布とを比較することによって、推定部133が、ユーザU01についての分布と標準の分布とには有意差があり、かつ「卵」についての回数が標準の分布と比較して著しく低いと判断したとする。この場合、推定部133は、「卵」をユーザU01のアレルゲンと推定する。推定部133は、ユーザ情報記憶部126のうちユーザID「U00001」の「推定アレルゲン」として、アレルゲンである「卵」の原材料名と、卵のアレルゲンID「003」との各情報を書き込む。
なお、推定部133は、行動履歴データに示される全ての行動の回数がアレルゲンの推定に十分な回数に達しているユーザを対象として、アレルゲンの推定を行うものとする。推定部133は、最新の行動を表すデータの履歴IDが所定の閾値より大きいか否かによって、全ての行動の回数が十分な数に達したか否かを判断しても良い。これにより、推定部133は、特定の原材料を含む食品をユーザが避けているか否かを正確に判断することが可能となる。
(提示部134について)
提示部134は、食品に関する情報を含む各種情報をユーザへ提示する。例えば、ユーザがユーザ端末10において食品の検索のための操作を行った場合に、提示部134は、推定部133によってアレルゲンが推定されたユーザへ、推定されたアレルゲンを含む食品についての情報が除外された情報を提示する。提示部134は、食品に関する情報をユーザへ提示する際に、ユーザ情報記憶部126に記憶されている「推定アレルゲン」の情報を読み出すことによって、当該ユーザのアレルゲンと推定された原材料の原材料名を取得する。
「卵」がアレルゲンと推定されたユーザU01については、ユーザU01が食品の検索を要求した場合に、提示部134は、原材料に卵が含まれる食品を検索結果から除外し、原材料に卵が含まれる食品以外の食品の情報を、検索結果としてユーザU01へ提示する。このようにして、情報処理装置100は、ユーザにとって摂取を控えるべき食品について、購買促進につながるような情報の提示を控えることができる。情報処理装置100は、食物アレルギーを持つユーザに対して、当該ユーザに提供することが適切ではない情報を除外してサービスを提供することが可能となる。また、情報処理装置100は、食物アレルギーを持つユーザが、アレルゲンを含有する食品を誤って購入することの抑制も可能となる。
提示部134は、アレルゲンを含む食品が除外された検索結果をユーザへ提示する以外に、アレルゲンを含む食品について注意を促すための表示を付与させるとともに、アレルゲンを含む食品を含めた検索結果をユーザへ提示しても良い。注意を促すための表示とは、例えばアレルゲンを含むことを示すマークなどとする。この場合、情報処理装置100は、食物アレルギーを持つユーザに対して、当該ユーザのアレルゲンと推定される原材料が含まれる食品であることの注意を促すことができる。
〔4.処理手順〕
次に、図10を用いて、実施形態に係る情報処理装置100による処理の手順について説明する。図10は、実施形態に係る処理手順を示すフローチャートである。
図10に示すように、情報処理装置100は、ユーザが食品を購入した行動についての情報、またはユーザが食品の提供を受けた行動についての情報を通信部110が受信したか否かを判断する(ステップS101)。これらの行動についての情報を受信していない場合(ステップS101;No)、情報処理装置100は、手順をステップS101に戻す。
ユーザが食品を購入した行動についての情報、またはユーザが食品の提供を受けた行動についての情報を受信した場合(ステップS101;Yes)、情報処理装置100は、ステップS101にて受信された情報に示されている行動について、食品の原材料情報を含む各種情報を取得部132において取得する(ステップS102)。情報処理装置100は、ステップS102において取得された情報を行動履歴記憶部125へ書き込むことによって、ステップS101の行動についての行動履歴データを記憶する(ステップS103)。
情報処理装置100は、ステップS103において行動履歴データが記憶されたユーザについて、行動履歴記憶部125に蓄積されている行動履歴データに示される行動の回数が閾値に達しているか否かを推定部133において判断する(ステップS104)。行動の回数が閾値に達していない場合(ステップS104;No)、情報処理装置100は、手順をステップS101に戻す。
行動の回数が閾値に達している場合(ステップS104;Yes)、情報処理装置100は、ステップS103において行動履歴データが記憶されたユーザのアレルゲンを推定部133において推定する(ステップS105)。情報処理装置100は、ステップS105での推定による推定結果をユーザ情報記憶部126に記憶する(ステップS106)。これにより、情報処理装置100は、アレルゲンの推定のための処理を終了する。
〔5.変形例〕
上述した情報処理装置100は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、情報処理装置100の他の実施形態について説明する。
〔5−1.行動履歴データの記憶〕
上記実施形態では、情報処理装置100が記憶する行動履歴データは、食品を購入したことの履歴と食品の提供を受けたことの履歴とを含むユーザごとの行動の履歴を表すデータとした。行動履歴データは、食品を購入したことの履歴と食品の提供を受けたことの履歴との双方を含むものに限られない。行動履歴データは、食品を購入したことの履歴と食品の提供を受けたことの履歴との少なくとも一方を含むものであれば良い。
例えば、行動履歴データは、ECサイトにおける食品の購入の履歴のみについてのデータであっても良く、飲食店において食品の提供を受けたことの履歴のみについてのデータであっても良い。この場合も、情報処理装置100は、上記実施形態と同様に、ユーザのアレルゲンを推定することができる。
食品を購入したことの履歴には、情報処理装置100を管理する運営業者によって運営されるECサイトにおける食品の購入の履歴のほかに、当該ECサイト以外の店舗における食品の購入の履歴が含まれても良い。食品を購入したことの履歴には、当該ECサイト以外のウェブサイト上のショップにて食品を購入したことの履歴、あるいは実店舗にて食品を購入したことの履歴が含まれても良い。実店舗である食品販売店には、上記実施形態と同様の店舗端末20が設置される。情報処理装置100は、食品販売店からも、飲食店の場合と同様の手法によって、行動履歴データを記憶するための各種情報を得ることができる。
〔5−2.提示部134による情報の提示〕
上記実施形態では、ユーザによる食品の検索において、推定されたアレルゲンを含む食品についての情報が除外された検索結果を提示部134が提示する例を示した。情報処理装置100は、検索結果以外の情報の提示において、推定されたアレルゲンを含む食品についての情報を除外することとしても良い。
例えば、情報処理装置100は、ECサイトにおいて扱われる食品についての広告を配信する場合に、アレルゲンが推定されたユーザに対しては、推定されたアレルゲンを含む食品についての情報を広告から除外することとしても良い。情報処理装置100は、ECサイトにおいて扱われる食品について、割引のためのクーポンを発行する場合に、アレルゲンが推定されたユーザに対しては、推定されたアレルゲンを含む食品についてのクーポンの発行を行わないこととしても良い。この場合、情報処理装置100は、食物アレルギーを持つユーザに対して、アレルゲンを含む食品の購買促進を控えることができる。
また、情報処理装置100は、料理のレシピ情報を提供するサービスを行う場合に、アレルゲンが推定されたユーザに対しては、推定されたアレルゲンを含む料理のレシピ情報を提供の対象から除外しても良い。例えば、情報処理装置100は、レシピの検索機能がユーザによって利用された際に、推定されたアレルゲンを含む料理のレシピ情報を検索結果から除外しても良い。また、情報処理装置100は、アレルゲンである材料が、アレルゲン以外の材料に置き換えられているレシピ情報を、ユーザに提供しても良い。この場合、情報処理装置100は、食物アレルギーを持つユーザに対して、当該ユーザに提供することが適切ではない情報を除外してサービスを提供することができる。
推定されたアレルゲンを含む食品についての情報を除外する処理は、情報処理装置100以外の情報処理装置が行うこととしても良い。例えば、ECサイトにおいて扱われる食品についての広告の配信が、情報処理装置100以外の情報処理装置によって行われる場合、情報処理装置100は、当該広告配信を行う情報処理装置へ推定アレルゲンの情報を提供しても良い。推定アレルゲンの情報が提供された情報処理装置は、アレルゲンが推定されたユーザに対しては、推定されたアレルゲンを含む食品についての情報を広告から除外することができる。広告配信を行う情報処理装置は、食物アレルギーを持つユーザに対して、アレルゲンを含む食品の購買促進を控えることができる。
〔5−3.推定部133による推定〕
上記実施形態では、ユーザが持つ食物アレルギーのアレルゲンを推定部133によって推定する例を示した。情報処理装置100は、アレルゲンの推定を、動物性食品の摂取を意図的に避けているユーザの推定、あるいは宗教上の理由によって特定の食品の摂取を意図的に避けているユーザの推定などに応用しても良い。この場合も、情報処理装置100は、ユーザごとの事情によって当該ユーザに提供することが適切ではない情報を除外して、サービスを提供することができる。
上記実施形態では、行動履歴データのうちアレルゲン情報と一致する原材料情報を有する行動の回数を原材料ごとに求めて、標準の分布と比べて特定ユーザについての分布において回数が著しく少ない原材料があった場合に、当該原材料を特定ユーザのアレルゲンと推定する例を示した。情報処理装置100は、かかる推定を、特定の原材料の過剰摂取による将来のアレルゲンの推定に応用しても良い。例えば、特定ユーザについての分布において、標準の分布と比べて特定の原材料情報を有する行動の回数が顕著に多い場合、推定部133は、当該原材料を、対象ユーザの将来のアレルゲンとなり得る原材料と推定しても良い。情報処理装置100は、かかる推定結果を提示部134によってユーザへ提示することによって、ユーザへの注意喚起を行っても良い。これにより、情報処理装置100は、ユーザに対して、将来の食物アレルギーの発症についての注意喚起を行うことができる。
〔6.ハードウェア構成〕
上述してきた実施形態に係る情報処理装置100やユーザ端末10や店舗端末20は、例えば図11に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。以下、情報処理装置100を例に挙げて説明する。図11は、情報処理装置100の機能を実現するコンピュータ1000の一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300又はHDD1400に記憶されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を記憶する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を記憶する。通信インターフェイス1500は、通信網500(図2に示したネットワークNに対応)を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータを、通信網500を介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して生成したデータを出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に記憶されたプログラム又はデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る情報処理装置100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。また、HDD1400には、記憶部120内のデータが記憶される。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から通信網500を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
〔7.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、図3に示す受付部131と取得部132とは、統合されていても良い。また、例えば提示部134は、ネットワークNを介して、情報処理装置100の外部に備えられた所定の情報処理装置に含まれるものであっても良い。
また、上記実施形態では、情報処理装置100が、例えば、食品に含まれる原材料を示す原材料情報が含まれた行動履歴データを記憶する記憶処理と、行動履歴データに含まれる原材料情報を基に、ユーザが持つ食物アレルギーのアレルゲンを推定する推定処理とを行う例を示した。しかし、上述した情報処理装置100は、記憶処理を行う記憶装置と、推定処理を行う推定装置とに分離されても良い。この場合、記憶装置は、少なくとも記憶部120を有する。推定装置は、少なくとも推定部133を有する。そして、上記の情報処理装置100による処理は、記憶装置と推定装置との各装置を有する情報処理システム1によって実現される。
また、上述してきた実施形態及び変形例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
〔8.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る情報処理装置100は、行動履歴記憶部125と推定部133とを有する。行動履歴記憶部125は、食品を購入したことの履歴と食品の提供を受けたことの履歴との少なくとも一方を含むユーザごとの行動の履歴を表すデータである行動履歴データを記憶する。行動履歴データには、食品に含まれる原材料を示す原材料情報が含まれる。推定部133は、行動履歴データに含まれる原材料情報を基に、ユーザが持つ食物アレルギーのアレルゲンを推定する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、原材料情報が含まれている行動履歴データを記憶して、行動履歴データに含まれる原材料情報を基にアレルゲンを推定する。結果として、情報処理装置100は、食物アレルギーを持つユーザのアレルゲンを、ユーザによる行動から推定することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100は、アレルゲン情報記憶部122を有する。アレルゲン情報記憶部122は、アレルゲンとなり得る原材料を示すアレルゲン情報を記憶する。推定部133は、行動履歴記憶部125に記憶されている行動履歴データから、アレルゲン情報記憶部122に記憶されているアレルゲン情報と一致する原材料情報を有する行動の回数を原材料ごとに求め、原材料ごとの回数の分布に基づいてアレルゲンを推定する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、アレルゲン情報を記憶し、アレルゲン情報と一致する原材料情報を有する行動の回数を行動履歴データから原材料ごとに求めて原材料ごとの回数の分布に基づいてアレルゲンを推定することで、ユーザの行動の履歴からアレルゲンを推定することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100は、提示部134を有する。提示部134は、食品に関する情報をユーザへ提示する。提示部134は、推定部133によってアレルゲンが推定されたユーザへ、推定されたアレルゲンを含む食品についての情報が除外された情報を提示する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、アレルゲンが推定されたユーザに、推定されたアレルゲンを含む食品についての情報が除外された情報を提示することで、食物アレルギーを持つユーザに対して、当該ユーザに提供することが適切ではない情報を除外してサービスを提供することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100は、原材料情報記憶部である第1の原材料情報記憶部123を備える。第1の原材料情報記憶部123は、販売の対象とされる食品の原材料情報を記憶する。行動履歴記憶部125は、購入された食品について第1の原材料情報記憶部123から読み出された原材料情報を記憶する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、販売の対象とされる食品の原材料情報を記憶し、購入された食品について第1の原材料情報記憶部123から読み出された原材料情報を行動履歴記憶部125が記憶することで、ユーザが購入した食品について正確な原材料情報を含む行動履歴データを得ることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100は、原材料情報記憶部である第2の原材料情報記憶部124を備える。第2の原材料情報記憶部124は、提供の対象とされる食品の原材料情報を記憶する。行動履歴記憶部125は、ユーザへ提供された食品について第2の原材料情報記憶部124から読み出された原材料情報を記憶する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、提供の対象とされる食品の原材料情報を記憶し、ユーザへ提供された食品について第2の原材料情報記憶部124から読み出された原材料情報を行動履歴記憶部125が記憶することで、ユーザが提供を受けた食品について正確な原材料情報を含む行動履歴データを得ることができる。
以上、本願の実施形態を図面に基づいて詳細に説明したが、これは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
1 情報処理システム
10 ユーザ端末
20 店舗端末
100 情報処理装置
110 通信部
120 記憶部
121 商品情報記憶部
122 アレルゲン情報記憶部
123 第1の原材料情報記憶部
124 第2の原材料情報記憶部
125 行動履歴記憶部
126 ユーザ情報記憶部
130 制御部
131 受付部
132 取得部
133 推定部
134 提示部

Claims (7)

  1. 食品を購入したことの履歴と食品の提供を受けたことの履歴との少なくとも一方を含むユーザごとの行動の履歴を表すデータであって、食品に含まれる原材料を示す原材料情報が含まれた行動履歴データを記憶する行動履歴記憶部と、
    前記行動履歴データに含まれる原材料情報を基に、ユーザが持つ食物アレルギーのアレルゲンを推定する推定部と、
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. アレルゲンとなり得る原材料を示すアレルゲン情報を記憶するアレルゲン情報記憶部を備え、
    前記推定部は、前記行動履歴記憶部に記憶されている前記行動履歴データから、前記アレルゲン情報記憶部に記憶されている前記アレルゲン情報と一致する原材料情報を有する行動の回数を原材料ごとに求め、原材料ごとの前記回数の分布に基づいてアレルゲンを推定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 食品に関する情報を前記ユーザへ提示する提示部を備え、
    前記提示部は、前記推定部によってアレルゲンが推定された前記ユーザへ、推定されたアレルゲンを含む食品についての情報が除外された情報を提示することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 販売の対象とされる食品の原材料情報を記憶する原材料情報記憶部を備え、
    前記行動履歴記憶部は、購入された食品について前記原材料情報記憶部から読み出された原材料情報を記憶することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  5. 提供の対象とされる食品の原材料情報を記憶する原材料情報記憶部を備え、
    前記行動履歴記憶部は、ユーザへ提供された食品について前記原材料情報記憶部から読み出された原材料情報を記憶することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  6. コンピュータが実行する情報処理方法であって、
    食品を購入したことの履歴と食品の提供を受けたことの履歴との少なくとも一方を含むユーザごとの行動の履歴を表すデータであって、食品に含まれる原材料を示す原材料情報が含まれた行動履歴データを記憶する記憶工程と、
    前記行動履歴データに含まれる前記原材料情報を基に、ユーザが持つ食物アレルギーのアレルゲンを推定する推定工程と、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  7. 食品を購入したことの履歴と食品の提供を受けたことの履歴との少なくとも一方を含むユーザごとの行動の履歴を表すデータであって、食品に含まれる原材料を示す原材料情報が含まれた行動履歴データを記憶する記憶手順と、
    前記行動履歴データに含まれる前記原材料情報を基に、ユーザが持つ食物アレルギーのアレルゲンを推定する推定手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
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