JP2020046982A - 提案装置、提案方法、提案プログラム - Google Patents

提案装置、提案方法、提案プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2020046982A
JP2020046982A JP2018175322A JP2018175322A JP2020046982A JP 2020046982 A JP2020046982 A JP 2020046982A JP 2018175322 A JP2018175322 A JP 2018175322A JP 2018175322 A JP2018175322 A JP 2018175322A JP 2020046982 A JP2020046982 A JP 2020046982A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
unit
destination
proposal
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018175322A
Other languages
English (en)
Inventor
晃輔 渡辺
Kosuke Watanabe
晃輔 渡辺
慎一郎 小田
Shinichiro Oda
慎一郎 小田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
LY Corp
Original Assignee
Z Holdings Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Z Holdings Corp filed Critical Z Holdings Corp
Priority to JP2018175322A priority Critical patent/JP2020046982A/ja
Publication of JP2020046982A publication Critical patent/JP2020046982A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】ユーザの行動に対して効果的な情報を提案すること。【解決手段】本願に係る提案装置は、取得部と、推定部と、提案部とを有する。取得部は、ユーザの行動を示す行動情報を取得する。推定部は、ユーザが移動を開始したと推定された場合に、取得部によって取得された行動情報に基づいて、ユーザの目的地を推定する。提案部は、推定部によって推定された目的地に対応する所定の施設に関する情報をユーザに提案する。【選択図】図2

Description

本発明は、提案装置、提案方法、提案プログラムに関する。
従来、ユーザの移動先である目的地を予測する技術が知られている。例えば、ユーザの目的地設定履歴と駐車位置履歴を取得し、抽出された目的地と駐車位置の対応情報を参照して、どの目的地に行った可能性が高いかを推定する技術が知られている。
特開2011−163904号公報
しかしながら、上記の従来技術では、ユーザの行動に対して効果的な情報を提案することができるとは限らない。例えば、上記の従来技術では、ユーザの目的地設定履歴と駐車位置履歴を取得し、抽出された目的地と駐車位置の対応情報を参照して、どの目的地に行った可能性が高いかを推定しているに過ぎず、ユーザの行動に対して効果的な情報を提案することができるとは限らない。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザの行動に対して効果的な情報を提案することができる提案装置、提案方法、提案プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る提案装置は、ユーザの行動を示す行動情報を取得する取得部と、前記ユーザが移動を開始したと推定された場合に、前記取得部によって取得された行動情報に基づいて、前記ユーザの目的地を推定する推定部と、前記推定部によって推定された目的地に対応する所定の施設に関する情報を前記ユーザに提案する提案部と、を備えたことを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、ユーザの行動に対して効果的な情報を提案することができるという効果を奏する。
図1は、第1の実施形態に係る提案装置が実行する提案処理の一例を示す図である。 図2は、第1の実施形態に係る提案装置の構成例を示す図である。 図3は、第1の実施形態に係る検索履歴記憶部の一例を示す図である。 図4は、第1の実施形態に係る位置履歴記憶部の一例を示す図である。 図5は、第1の実施形態に係る行動履歴記憶部の一例を示す図である。 図6は、第1の実施形態に係る提案装置が実行する提案処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図7は、第2の実施形態に係る提案装置が実行する提案処理の一例を示す図である。 図8は、第2の実施形態に係る提案装置の構成例を示す図である。 図9は、第2の実施形態に係る提案装置が実行する提案処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図10は、提案装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る提案装置、提案方法、提案プログラムの実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る提案装置、提案方法、提案プログラムが限定されるものではない。また、各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.第1の実施形態〕
〔1−1.提案装置が示す判定処理の一例〕
図1を用いて、第1の実施形態に係る提案装置が実行する提案処理の一例について説明する。図1は、第1の実施形態に係る提案装置が実行する提案処理の一例を示す図である。具体的には、図1の例では、提案装置100は、推定された目的地に対応する所定の施設に関する情報をユーザに提案する。ここで、ユーザは、移動体を利用して移動するものとする。また、ここでいう、移動体は、移動に関するサービスを提供する事業者によって提供されるものであれば、自転車や、自動車等の種々の移動体が含まれてもよい。また、図1では、ユーザが、移動体として、自動車を利用する例を示す。
図1に示すように、提案システム1は、端末装置10と、ログサーバ50と、提案装置100とを含む。端末装置10、ログサーバ50及び提案装置100は、図示しない所定の通信網を介して、有線又は無線により通信可能に接続される。なお、図1に示す提案システム1には、複数台の端末装置10や、複数台のログサーバ50や、複数台の提案装置100が含まれてもよい。
第1の実施形態に係る端末装置10は、ブラウザに表示されるウェブページやアプリケーション用のコンテンツ等のコンテンツにアクセスするユーザによって利用される情報処理装置である。例えば、端末装置10は、デスクトップ型PC(Personal Computer)や、ノート型PCや、タブレット端末や、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等である。図1の例では、端末装置10がユーザによって利用されるスマートフォンである場合を示す。なお、以下では、端末装置10をユーザと表記する場合がある。すなわち、以下では、ユーザを端末装置10と読み替えることもできる。
また、端末装置10は、GPS(Global Positioning System)センサ等の機能を有し、ユーザの位置情報(センサ情報)を検知し、取得するものとする。また、端末装置10は、通信を行っている基地局の位置情報や、WiFi(登録商標)(Wireless Fidelity)の電波を用いてユーザの位置情報を推定し、取得してもよい。
また、端末装置10は、GPSセンサ等に限らず種々のセンサにより、各種センサ情報を検知してもよい。また、端末装置10は、加速度センサの機能を有し、ユーザの移動における加速度情報(センサ情報)を検知し、かかる加速度情報を取得する。また、端末装置10は、温度センサや気圧センサ等の種々の機能を有し、温度や気圧等のユーザの置かれている環境情報を検知し、取得可能であってもよい。また、端末装置10は、心拍センサ等の種々の機能を有し、ユーザの生体情報を検知し、取得可能であってもよい。例えば、端末装置10を利用するユーザは、端末装置10と通信可能なウェアラブルデバイスを身に付けることにより、端末装置10によりユーザ自身のコンテキスト情報を取得可能としてもよい。例えば、端末装置10を利用するユーザは、端末装置10と通信可能なリストバンド型のウェアラブルデバイスを身に付けることにより、端末装置10によりユーザ自身の心拍(脈拍)に関する情報を端末装置10が取得可能としてもよい。
第1の実施形態に係るログサーバ50は、各種のログを収集する情報処理装置であり、サーバ装置やクラウドシステム等により実現される。例えば、ログサーバ50は、端末装置10から所定の時間間隔で位置情報を受信し、受信した位置情報を位置履歴として保持する。また、ログサーバ50は、ネットワークを介した各種のサービスを提供するサーバ装置から、ユーザによってネットワーク上で行われた行動の履歴である行動履歴を収集する。
例えば、ログサーバ50は、ウェブ検索や地図検索においてユーザが入力した検索クエリや検索日時、取引対象の検索クエリや検索日時、ユーザが購入、入札もしくは落札した取引対象の情報、メールやメッセージの履歴、投稿を行った日時や投稿内容、位置を検索した施設の情報、ユーザが予約したホテルやレストラン等の施設、予約日時等、ネットワークを介したサービスでのユーザが行った各種の行動の履歴を示す行動履歴を収集する。また、ログサーバ50は、例えば、店舗や公共交通機関の予約の履歴を示す行動履歴を収集する。なお、上述した行動履歴は、あくまで一例であり、ログサーバ50は、任意の内容の行動履歴を収集するものとする。
第1の実施形態に係る提案装置100は、例えば、サーバ装置等により実現される。具体的には、提案装置100は、ユーザが移動を開始したと推定された場合に、ユーザの行動を示す行動情報に基づいて、ユーザの目的地を推定する。そして、提案装置100は、かかる目的地に対応する所定の施設に関する情報をユーザに提案する。
ここで、ユーザの行動情報とは、ユーザによってネットワーク上で行われた行動履歴、ユーザによって検索された検索履歴、ユーザが位置した位置履歴である。
以下、図1を用いて、提案装置100による提案処理の一例を流れに沿って説明する。
まず、図1に示すように、ログサーバ50は、ユーザU1によって利用される端末装置10から行動情報を取得する(ステップS1)。例えば、ログサーバ50は、端末装置10から所定の時間間隔(例えば、1分間隔)で端末装置10がGPSを用いて測位した現在地を示す位置情報を、所定の時間間隔で取得する。また、ログサーバ50は、ネットワークを介してユーザU1に各種のサービスを提供するサーバ装置から、端末装置10を利用するユーザのネットワーク上の行動を示す行動履歴を取得する。
続いて、提案装置100は、ログサーバ50から行動情報を取得する(ステップS2)。そして、提案装置100は、ユーザの移動手段の種類を推定する。例えば、図1の例では、提案装置100は、ユーザの移動手段が自動車CA1であることを推定するものとする。続いて、提案装置100は、ユーザU1が自動車CA1を利用して移動を開始したか否かを判定する(ステップS3)。具体的には、提案装置100は、所定の期間内(例えば、最新の数分間)に取得された位置履歴から、ユーザU1が所定の拠点から自動車CA1を利用して移動を開始したか否かを判定する。例えば、提案装置100は、ユーザU1が拠点として登録された領域内から領域外へと移動している場合にどこかの目的地へと移動を開始したと判定する。なお、ユーザU1の拠点は、予め登録されたものであってもよく、ユーザU1の位置履歴のパターンから推定されたものであってもよい。また、このような拠点は、複数設定されていてもよい。
続いて、提案装置100は、行動情報に基づいて、ユーザU1の目的地を推定する(ステップS4)。例えば、提案装置100は、推定時と同じ過去の時間帯において、推定時と同じ拠点からユーザU1が出発した際の位置履歴を特定する。そして、提案装置100は、特定した位置履歴に基づいて、ユーザU1の目的地を推定する。例えば、図1に示す例では、提案装置100は、ユーザU1の目的地DE1と推定したものとする。また、かかる例では、目的地DE1は、デパートであるものとする。また、提案装置100は、目的地DE1までの経路も推定する。なお、このような位置履歴に基づく目的地の推定については、任意の公知技術が採用可能である。
続いて、提案装置100は、目的地DE1周辺に駐車場があるか否かを判定する(ステップS5)。例えば、提案装置100は、ユーザU1の目的地DE1が推定された場合に、地図情報やPOI(Point of Interest)情報に基づいて、目的地DE1周辺に駐車場があるか否かを判定する。
続いて、提案装置100は、目的地DE1に対応する駐車場PR1に関する情報をユーザU1に提案する(ステップS6)。例えば、ユーザU1が過去に利用したことがある駐車場PR1があるとする。この場合、提案装置100は、目的地DE1周辺に駐車場があると判定した場合に、複数の駐車場候補から一つの駐車場を決定する。このとき、提案装置100は、ユーザU1が過去に利用したことがある駐車場PR1がある場合に、ユーザU1に提案する駐車場として駐車場PR1を決定する。そして、提案装置100は、目的地DE1に対応する駐車場PR1に関する情報をユーザに提案する。
このように、第1の実施形態に係る提案装置100は、ユーザが移動を開始したと推定された場合に、ユーザの行動を示す行動情報に基づいて、ユーザの目的地を推定する。そして、提案装置100は、かかる目的地DE1に対応する駐車場PR1に関する情報をユーザに提案する。これにより、第1の実施形態に係る提案装置100は、ユーザの行動情報に含まれる検索履歴と、位置履歴と、行動履歴とに基づいて、ユーザに対して適切な目的地を推定することができる。この点について説明する。図1の例を用いて説明すると、提案装置100は、ユーザU1の検索履歴と、位置履歴と、行動履歴とを含む行動情報を取得する。これにより、提案装置100は、ユーザの行動情報に基づいて、ユーザの目的地DE1を推定することができる。このように、提案装置100は、ユーザの行動情報から適切にユーザの目的地を推定することができるため、目的地に訪問するために利用する所定の施設の利用を促すことができる。このことから、ユーザは、目的地に訪問するために利用する所定の施設を検索する必要がなくなり、簡便に目的地に訪問することができる。したがって、第1の実施形態に係る提案装置100は、目的地に訪問するために利用する所定の施設の利用を促すことができるため、ユーザの行動に対して効果的な情報を提案することができる。
〔1−2.提案装置の構成〕
次に、図2を用いて、第1の実施形態に係る提案装置100の構成について説明する。図2は、第1の実施形態に係る提案装置100の構成例を示す図である。図2に示すように、提案装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。
(通信部110について)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークと有線又は無線で接続され、端末装置10と、ログサーバ50との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120について)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部120は、検索履歴記憶部121と、位置履歴記憶部122と、行動履歴記憶部123とを有する。
(検索履歴記憶部121について)
第1の実施形態に係る検索履歴記憶部121は、ユーザによって入力されたクエリの履歴に関する情報を記憶する。ここで、図3に、第1の実施形態に係る検索履歴記憶部121の一例を示す。図3に示した例では、検索履歴記憶部121は、「ユーザID」、「クエリID」、「日時」、「クエリ」といった項目を有する。
「ユーザID(Identifier)」は、ユーザを識別する識別子である。「クエリID」は、ユーザIDと対応付けられたユーザによって入力されたクエリを識別する識別子である。「日時」は、「クエリID」と対応付けられたユーザによって入力されたクエリを取得した日時である。「クエリ」は、「クエリID」と対応付けられたユーザによって入力されたクエリの内容に関する情報である。例えば、図4では、ユーザIDによって識別される「U1」によって入力されたクエリであるクエリIDによって識別される「Q1」は、日時が「DT1」であり、クエリが「デパートA」である。
なお、図3に示した例では、日時を「DT1」等の抽象的な符号で表現したが、日時は、具体的な日や時間を示す情報等であってもよい。
(位置履歴記憶部122について)
第1の実施形態に係る位置履歴記憶部122は、ユーザの位置情報の履歴に関する情報を記憶する。ここで、図4に、実施形態に係る位置履歴記憶部122の一例を示す。図4に示した例では、位置履歴記憶部122は、「ユーザID」、「位置履歴ID」、「日時」、「位置情報」といった項目を有する。
「ユーザID」は、ユーザを識別する識別子である。「位置履歴ID」は、ユーザIDと対応付けられたユーザの位置履歴を識別する識別子である。「日時」は、「位置履歴ID」と対応付けられたユーザの位置情報を取得した日時である。「位置情報」は、「位置履歴ID」と対応付けられたユーザの位置情報である。例えば、図4では、ユーザIDによって識別される「U1」の位置履歴IDによって識別される「P1」は、日時が「DT1」であり、位置情報が「LC1」である。
なお、図4に示した例では、日時を「DT1」等の抽象的な符号で表現したが、日時は、具体的な日や時間を示す情報等であってもよい。また、図4に示した例では、位置情報を「LC1」等の抽象的な符号で表現したが、位置情報は、具体的な緯度や経度を示す情報(緯度経度情報)等であってもよい。
(行動履歴記憶部123について)
第1の実施形態に係る行動履歴記憶部123は、ユーザの行動を示す行動履歴に関する情報を記憶する。ここで、図5に、第1の実施形態に係る行動履歴記憶部123の一例を示す。図5に示した例では、行動履歴記憶部123は、「ユーザID」、「属性情報」、「行動履歴ID」、「日時」、「行動履歴」といった項目を有する。
「ユーザID」は、ユーザを識別する識別子である。「属性情報」は、ユーザIDと対応付けられたユーザの属性に関する属性情報である。「行動履歴ID」は、ユーザIDと対応付けられたユーザの行動を示す行動履歴を識別する識別子である。「日時」は、「行動履歴ID」と対応付けられたユーザの行動履歴を取得した日時である。「行動履歴」は、「行動履歴ID」と対応付けられたユーザの行動履歴の内容に関する情報である。例えば、図5では、ユーザIDによって識別される「U1」の属性情報が「30代 男性」であり、ユーザIDによって識別される「U1」の行動履歴IDによって識別される「A1」が、日時が「DT1」であり、行動履歴が「BE1」である。
なお、図5に示した例では、日時を「DT1」等の抽象的な符号で表現したが、日時は、具体的な日や時間を示す情報等であってもよい。また、図5に示した例では、行動履歴を「BE1」等の抽象的な符号で表現したが、行動履歴は、具体的な行動内容等であってもよい。
(制御部130について)
制御部130は、コントローラ(Controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、提案装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(提案プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、コントローラであり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図2に示すように、制御部130は、取得部131と、移動判定部132と、推定部133と、駐車判定部134と、提案部135とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図2に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部130が有する各処理部の接続関係は、図2に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(取得部131について)
取得部131は、各種情報を取得する。具体的には、取得部131は、ユーザの行動を示す行動情報を取得する。例えば、取得部131は、行動情報として、ユーザによってネットワーク上で行われた行動履歴、ユーザによって検索された検索履歴、ユーザが位置した位置履歴を取得する。そして、取得部131は、検索履歴を検索履歴記憶部121に格納する。また、取得部131は、位置履歴を位置履歴記憶部122に格納する。また、取得部131は、行動履歴を行動履歴記憶部123に格納する。
(移動判定部132について)
移動判定部132は、ユーザが移動体を利用して移動を開始したか否かを判定する。具体的には、移動判定部132は、所定の期間内(例えば、最新の数分間)に取得された位置履歴から、ユーザが所定の拠点から移動体を利用して移動を開始したか否かを判定する。例えば、移動判定部132は、ユーザが拠点として登録された領域内から領域外へと移動している場合にどこかの目的地へと移動を開始したと判定する。
(推定部133について)
推定部133は、移動判定部132によってユーザが移動を開始したと判定された場合に、取得部131によって取得された行動情報に基づいて、ユーザの目的地を推定する。例えば、推定部133は、推定時と同じ過去の時間帯において、推定時と同じ拠点からユーザが出発した際の位置履歴を特定する。そして、推定部133は、特定した位置履歴に基づいて、ユーザの目的地を推定する。例えば、図1に示す例では、推定部133は、ユーザの目的地DE1として、デパートを推定する。また、提案装置100は、目的地DE1までの経路も推定する。なお、このような位置履歴に基づく目的地の推定については、任意の公知技術が採用可能である。
(駐車判定部134について)
駐車判定部134は、推定部133によって推定された目的地に対応する駐車場が目的地周辺に位置するか否かを判定する。また、駐車判定部134は、推定部133によって推定された目的地に対応する駐車可能場所が目的地周辺に位置するか否かを判定する。例えば、図1に示す例では、駐車判定部134は、ユーザの目的地DE1が推定された場合に、地図情報やPOI情報に基づいて、目的地DE1周辺に駐車場があるか否かを判定する。
(提案部135について)
提案部135は、推定部133によって推定された目的地に対応する所定の施設に関する情報をユーザに提案する。例えば、ユーザが過去に利用したことがある駐車場PR1があるとする。この場合、図1の例では、提案部135は、目的地DE1周辺に駐車場があると判定した場合に、複数の駐車場候補から一つの駐車場を決定する。このとき、提案部135は、ユーザが過去に利用したことがある駐車場PR1がある場合に、ユーザに提案する駐車場として駐車場PR1を決定する。そして、提案装置100は、目的地DE1に対応する駐車場PR1に関する情報をユーザに提案する。
〔1−3.提案処理のフローチャート〕
次に、図6を用いて、第1の実施形態に係る提案装置100が実行する提案処理の手順について説明する。図6は、第1の実施形態に係る提案装置が実行する提案処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図6に示すように、取得部131は、ユーザの行動情報を取得する(ステップS101)。そして、移動判定部132は、ユーザが移動体を利用して移動を開始したか否かを判定する(ステップS102)。そして、推定部133は、移動判定部132によってユーザが移動を開始していないと判定された場合(ステップS102;No)、ユーザが移動体を利用して移動を開始するまで待機する。
一方、推定部133は、移動判定部132によってユーザが移動を開始したと判定された場合(ステップS102;Yes)、ユーザの行動情報に基づいて、目的地DE1を推定する(ステップS103)。そして、駐車判定部134は、目的地DE1周辺に駐車場が位置するか否かを判定する(ステップS104)。そして、提案部135は、駐車判定部134によって目的地DE1周辺に駐車場が位置しないと判定された場合(ステップS104;No)、目的地DE1周辺に駐車場を検索するまで待機する。
一方、提案部135は、駐車判定部134によって目的地DE1周辺に駐車場が位置したと判定された場合(ステップS104;Yes)、目的地DE1に対応する駐車場PR1をユーザU1に提案する(ステップS105)。
〔2.第2の実施形態〕
〔2−1.提案装置が示す提案処理の一例〕
次に、第2の実施形態について説明する。上述してきた第1の実施形態では、提案装置100は、推定された目的地に対応する所定の施設に関する情報をユーザに提案する処理の一例を説明した。第2の実施形態では、提案装置200は、推定された目的地に対応する所定の施設の費用を算出し、かかる費用が小さい所定の施設に関する情報をユーザに提案する処理の例を示す。
まず、図7を用いて、第2の実施形態に係る提案処理の一例について説明する。図7は、第2の実施形態に係る提案処理の一例を示す図である。図7では、提案装置200により提案処理が実行される例を示す。具体的には、図7の例では、提案装置200は、推定された目的地に対応する所定の施設の費用を算出し、費用が小さい所定の施設に関する情報をユーザに提案する。ここで、ユーザは、移動体を利用して移動するものとする。また、ここでいう、移動体は、移動に関するサービスを提供する事業者によって提供されるものであれば、自転車や、自動車等の種々の移動体が含まれてもよい。また、図7では、ユーザが、移動体として、自動車を利用する例を示す。
図7に示すように、提案システム2は、端末装置10と、ログサーバ50と、提案装置200とを含む。端末装置10、ログサーバ50、提案装置200は、図示しない所定の通信網を介して、有線又は無線により通信可能に接続される。なお、図7に示す提案システム2には、複数台の端末装置10や、複数台のログサーバ50や、複数台の提案装置200が含まれてもよい。
第2の実施形態に係る端末装置10は、第1の実施形態に係る端末装置10と同様の構成であるため、説明を省略する。
第2の実施形態に係るログサーバ50は、第1の実施形態に係るログサーバ50と同様の構成であるため、説明を省略する。
第2の実施形態に係る提案装置200は、例えば、サーバ装置等により実現される。具体的には、提案装置200は、ユーザが移動を開始したと推定された場合に、ユーザの行動を示す行動情報に基づいて、ユーザの目的地を推定する。そして、提案装置200は、かかる目的地に対応する所定の施設をユーザが利用するために費やす費用を算出する。そして、提案装置200は、かかる費用の大小関係に基づいて、所定の施設に関する情報をユーザに提案する。
ここで、ユーザの行動情報とは、ユーザによってネットワーク上で行われた行動履歴、ユーザによって検索された検索履歴、ユーザが位置した位置履歴である。
以下、図7を用いて、提案装置200による提案処理の一例を流れに沿って説明する。
まず、図7に示すように、ログサーバ50は、ユーザU1によって利用される端末装置10から行動情報を取得する(ステップS21)。例えば、ログサーバ50は、端末装置10から所定の時間間隔(例えば、1分間隔)で端末装置10がGPSを用いて測位した現在地を示す位置情報を、所定の時間間隔で取得する。また、ログサーバ50は、ネットワークを介してユーザU1に各種のサービスを提供するサーバ装置から、端末装置10を利用するユーザのネットワーク上の行動を示す行動履歴を取得する。
続いて、提案装置200は、ログサーバ50から行動情報を取得する(ステップS22)。そして、提案装置200は、ユーザの移動手段の種類を推定する。例えば、図7の例では、提案装置100は、ユーザの移動手段が自動車CA1であることを推定するものとする。続いて、提案装置200は、ユーザU1が自動車CA1を利用して移動を開始したか否かを判定する(ステップS23)。具体的には、提案装置200は、所定の期間内(例えば、最新の数分間)に取得された位置履歴から、ユーザU1が所定の拠点から自動車CA1を利用して移動を開始したか否かを判定する。例えば、提案装置200は、ユーザU1が拠点として登録された領域内から領域外へと移動している場合にどこかの目的地へと移動を開始したと判定する。なお、ユーザU1の拠点は、予め登録されたものであってもよく、ユーザU1の位置履歴のパターンから推定されたものであってもよい。また、このような拠点は、複数設定されていてもよい。
続いて、提案装置200は、行動情報に基づいて、ユーザU1の目的地を推定する(ステップS24)。例えば、提案装置200は、推定時と同じ過去の時間帯において、推定時と同じ拠点からユーザU1が出発した際の位置履歴を特定する。そして、提案装置200は、特定した位置履歴に基づいて、ユーザU1の目的地を推定する。例えば、図7に示す例では、提案装置200は、ユーザU1の目的地DE1と推定したものとする。また、かかる例では、目的地DE1は、デパートであるものとする。また、提案装置200は、目的地DE1までの経路も推定する。なお、このような位置履歴に基づく目的地の推定については、任意の公知技術が採用可能である。
続いて、提案装置200は、目的地DE1周辺に駐車場があるか否かを判定する(ステップS25)。例えば、提案装置200は、ユーザU1の目的地DE1が推定された場合に、地図情報やPOI情報に基づいて、目的地DE1周辺に駐車場があるか否かを判定する。
続いて、提案装置200は、目的地DE1周辺の駐車場PR1〜PR2の費用を算出する(ステップS26)。例えば、ユーザU1が過去に利用したことがある駐車場PR1及びPR2があるとする。この場合、提案装置200は、目的地DE1周辺に駐車場があると判定した場合に、複数の駐車場候補を決定する。このとき、提案装置200は、ユーザU1が過去に利用したことがある駐車場PR1及びPR2がある場合に、駐車場PR1と駐車場PR2との費用を算出する。
続いて、提案装置200は、目的地DE1に対応する駐車場のうち、費用が小さい駐車場PR2に関する情報をユーザU1に提案する(ステップS27)。例えば、駐車場PR1の費用が「1時間当たり200円」であり、駐車場PR2の費用が「1時間当たり100円」であるとする。この場合、提案装置200は、駐車場PR1と駐車場PR2との費用を比較して、駐車場PR2の費用の方が小さいと判定する。そして、提案装置200は、目的地DE1に対応する駐車場PR2に関する情報をユーザに提案する。
このように、第2の実施形態に係る提案装置200は、ユーザが移動を開始したと推定された場合に、ユーザの行動を示す行動情報に基づいて、ユーザの目的地を推定する。そして、提案装置200は、かかる目的地に対応する所定の施設をユーザが利用するために費やす費用を算出する。そして、提案装置200は、かかる費用の大小関係に基づいて、所定の施設に関する情報をユーザに提案する。これにより、第2の実施形態に係る提案装置200は、ユーザの行動情報に含まれる検索履歴と、位置履歴と、行動履歴とに基づいて、ユーザに対して適切な目的地を推定することができる。この点について説明する。図7の例を用いて説明すると、提案装置200は、ユーザU1の検索履歴と、位置履歴と、行動履歴とを含む行動情報を取得する。これにより、提案装置200は、ユーザの行動情報に基づいて、ユーザの目的地DE1を推定することができる。このように、提案装置200は、ユーザの行動情報から適切にユーザの目的地を推定することができるため、目的地に訪問するために利用する所定の施設の利用を促すことができる。また、提案装置200は、目的地に訪問するために利用する所定の施設の費用を算出することができるため、ユーザにとって有益な情報を提供できる。このことから、ユーザは、目的地に訪問するために利用する所定の施設を検索する必要がなくなり、簡便に目的地に訪問することができる。したがって、第2の実施形態に係る提案装置200は、目的地に訪問するために利用する所定の施設の利用を促すことができるため、ユーザの行動に対して効果的な情報を提案することができる。
〔2−2.提案装置の構成〕
次に、図8を用いて、第2の実施形態に係る提案装置200の構成について説明する。図8は、第2の実施形態に係る提案装置200の構成例を示す図である。図8に示すように、提案装置200は、通信部110と、記憶部120と、制御部230とを有する。
(制御部230について)
制御部230は、コントローラであり、例えば、CPUやMPU等によって、提案装置200内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(提案プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部230は、コントローラであり、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図8に示すように、制御部230は、取得部131と、移動判定部132と、推定部133と、駐車判定部134と、算出部231と、提案部135とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部230の内部構成は、図8に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部230が有する各処理部の接続関係は、図8に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(算出部231について)
算出部231は、推定部133によって推定された目的地に対応する所定の施設をユーザが利用するために費やす費用を算出する。具体的には、算出部231は、推定部133によって推定された目的地に対応する第1の所定の施設をユーザが利用するために費やす第1の費用と、目的地に対応する第1の所定の施設とは異なる第2の所定の施設をユーザが利用するために費やす第2の費用とを算出する。例えば、ユーザU1が過去に利用したことがある駐車場PR1及びPR2があるとする。この場合、図7の例では、提案装置200は、目的地DE1周辺に駐車場があると判定した場合に、複数の駐車場候補を決定する。このとき、提案装置200は、ユーザU1が過去に利用したことがある駐車場PR1及びPR2がある場合に、駐車場PR1と駐車場PR2との費用を算出する。
〔2−3.提案処理のフローチャート〕
次に、図9を用いて、第2の実施形態に係る提案装置200が実行する提案処理の手順について説明する。図9は、第2の実施形態に係る提案装置が実行する提案処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図9に示すように、取得部131は、ユーザの行動情報を取得する(ステップS201)。そして、移動判定部132は、ユーザが移動体を利用して移動を開始したか否かを判定する(ステップS202)。そして、推定部133は、移動判定部132によってユーザが移動を開始していないと判定された場合(ステップS202;No)、ユーザが移動体を利用して移動を開始するまで待機する。
一方、推定部133は、移動判定部132によってユーザが移動を開始したと判定された場合(ステップS202;Yes)、ユーザの行動情報に基づいて、目的地DE1を推定する(ステップS203)。そして、駐車判定部134は、目的地DE1周辺に駐車場が位置するか否かを判定する(ステップS204)。そして、算出部231は、駐車判定部134によって目的地DE1周辺に駐車場が位置しないと判定された場合(ステップS204;No)、目的地DE1周辺に駐車場を検索するまで待機する。
一方、算出部231は、駐車判定部134によって目的地DE1周辺に駐車場が位置したと判定された場合(ステップS204;Yes)、各駐車場の費用を算出する(ステップS205)。そして、提案部135は、各駐車場の費用が所定の条件を満たさない場合(ステップS206;No)、ステップS204の前までもどる。
一方、提案部135は、各駐車場の費用が所定の条件を満たさない場合(ステップS206;Yes)、費用が所定の条件を満たす駐車場PR2に関する情報を目的地DE1に対応する駐車場としてユーザU1に提案する(ステップS207)。例えば、提案部135は、目的地DE1に対応する駐車場のうち、所定の条件として、費用が小さいことを満たす駐車場PR2に関する情報を目的地DE1に対応する駐車場としてユーザU1に提案する。
〔3.変形例〕
上述した提案装置100又は200は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、提案装置100又は200の他の実施形態について説明する。
〔3−1.所定の施設〕
上記実施形態では、提案装置100の提案部135が目的地に対応する駐車場に関する情報をユーザに提案する提案処理の一例を説明したが、所定の施設として、駐車場に限らず、目的地に対応する施設ならば、飲食店等であってもよい。例えば、ユーザが過去に利用したことがある飲食店があるとする。この場合、提案部135は、目的地周辺に飲食店があると判定した場合に、複数の飲食店候補から一つの飲食店を決定する。このとき、提案部135は、ユーザが過去に利用したことがある飲食店がある場合に、ユーザに提案する施設として飲食店を決定する。そして、提案部135は、目的地に対応する飲食店に関する情報をユーザに提案してもよい。
〔3−2.提案する情報(1)〕
上記実施形態では、提案装置100の提案部135が目的地に対応する駐車場に関する情報をユーザに提案する提案処理の一例を説明したが、ユーザに提案する情報は駐車場に関する情報に限らなくてもよい。例えば、提案部135は、目的地に対応する駐車場への仮予約に関する情報をユーザに提案してもよい。また、例えば、提案部135は、目的地に対応する駐車場への本予約に関する情報をユーザに提案してもよい。
〔3−3.提案する情報(2)ユーザの意図及び目的の推定〕
上記実施形態では、提案装置100の提案部135が目的地に対応する駐車場に関する情報をユーザに提案する提案処理の一例を説明したが、ユーザに提案する情報は駐車場に関する情報に限らなくてもよい。例えば、提案部135は、目的地でユーザが行うと予測されるイベントに関する情報をユーザに提案してもよい。
〔3−4.移動体の種類に応じて、所定の施設に関する情報を提案〕
上記実施形態では、提案装置100の提案部135が、ユーザが自動車を利用して移動することに応じて、目的地に対応する駐車場に関する情報をユーザに提案する提案処理の一例を説明したが、ユーザが利用する移動体は、自動車に限らなくてもよい。例えば、ユーザが移動体として自転車を利用するものとする。また、ユーザが過去に利用したことがある駐輪場があるとする。この場合、提案部135は、目的地周辺に駐輪場があると判定した場合に、複数の駐輪場候補から一つの駐輪場を決定する。このとき、提案部135は、ユーザが過去に利用したことがある駐輪場がある場合に、ユーザに提案する施設として駐輪場を決定する。そして、提案部135は、目的地に対応する駐輪場に関する情報をユーザに提案してもよい。
〔3−5.駐車場の空き具合に応じて他の駐車場に関する情報を提案〕
上記実施形態では、提案装置100の提案部135が目的地に対応する駐車場に関する情報をユーザに提案する提案処理の一例を説明したが、目的地に対応する第1の駐車場とは異なる第2の駐車場に関する情報を、第1の駐車場が満車であった場合に、ユーザに提案してもよい。例えば、ユーザが過去に利用したことがある駐車場PR1及びPR2があるとする。この場合、提案部135は、目的地周辺に駐車場PR1及びPR2があると判定した場合に、駐車場PR1及びPR2から一つの駐車場を決定する。このとき、提案部135は、駐車場の空車状況が所定の条件を満たすか否かを判定する。例えば、駐車場PR1が満車であるものとする。この場合に、提案部135は、駐車場PR1が満車であるため、ユーザに提案する駐車場として駐車場PR2を決定する。そして、提案部135は、目的地に対応する駐車場PR2に関する情報をユーザに提案してもよい。
これにより、第1の実施形態に係る提案装置100の提案部135は、駐車場が満車であった場合に、他の駐車場をユーザに柔軟に提案することができるため、ユーザの行動に対して効果的な情報を提案することができる。
〔3−6.駐車場と飲食店の費用の大小関係に基づいて、駐車場に関する情報を提案〕
上記実施形態では、提供装置200の提案部135が目的地DE1に対応する駐車場のうち、費用が小さい駐車場PR2に関する情報をユーザに提案する提案処理の一例を説明したが、目的地に対応する駐車場をユーザが利用するために費やす第1の費用と、目的地に対応する飲食店をユーザが利用するために費やす第2の費用との大小関係に基づいて、駐車場に関する情報又は飲食店に関する情報をユーザに提案してもよい。例えば、駐車場の費用が「1時間当たり200円」であり、飲食店の費用が「1時間当たり125円」であるとする。この場合、提案部135は、駐車場と飲食店との費用を比較して、飲食店の費用の方が小さいと判定する。そして、提案部135は、目的地に対応する飲食店に関する情報をユーザに提案する。
これにより、第2の実施形態に係る提案装置200の提案部135は、駐車場や飲食店のように異なる業種のサービス間でも、目的地に対応する施設をユーザに適切に提案することができるため、ユーザの行動に対して効果的な情報を提案することができる。
〔4.ハードウェア構成〕
また、上述してきた実施形態に係る端末装置10、ログサーバ50及び提案装置100又は200は、例えば図7に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。以下、提案装置100を例に挙げて説明する。図10は、提案装置100の機能を実現するコンピュータ1000の一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM(Read Only Memory)1300、HDD(Hard Disk Drive)1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300又はHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100がネットワークNを介して生成したデータを他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して生成したデータを出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラム又はデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る提案装置100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。また、HDD1400には、記憶部120内のデータが格納される。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置からネットワークNを介してこれらのプログラムを取得してもよい。
〔5.その他〕
また、上記実施形態及び変形例において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた実施形態及び変形例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、提案部は、提案手段や提案回路に読み替えることができる。
〔6.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る提案装置100は、取得部131と、推定部133と、提案部135とを有する。取得部131は、ユーザの行動を示す行動情報を取得する。推定部133は、ユーザが移動を開始したと推定された場合に、取得部131によって取得された行動情報に基づいて、ユーザの目的地を推定する。提案部135は、推定部133によって推定された目的地に対応する所定の施設に関する情報をユーザに提案する。
これにより、第1の実施形態に係る提案装置100は、ユーザの行動を示す行動情報に基づいて推定された目的地に対応する所定の施設に関する情報をユーザに提案することができるため、ユーザの行動に対して効果的な情報を提案することができる。
また、第1の実施形態に係る提案装置100において、提案部135は、推定部133によって推定された目的地に対応する第1の所定の施設とは異なる第2の所定の施設に関する情報を、所定の条件が満たされた場合に、ユーザに提案する。
これにより、第1の実施形態に係る提案装置100は、目的地に対応する第1の所定の施設とは異なる第2の所定の施設に関する情報を、所定の条件が満たされた場合に、ユーザに提案することができるため、ユーザの行動に対して効果的な情報を提案することができる。
また、第1の実施形態に係る提案装置100において、提案部135は、推定部133によって推定された目的地に対応する所定の施設への仮予約に関する情報をユーザに提案する。
これにより、第1の実施形態に係る提案装置100は、目的地に対応する所定の施設への仮予約に関する情報をユーザに提案することができるため、ユーザの行動に対して効果的な情報を提案することができる。
また、第1の実施形態に係る提案装置100において、提案部135は、推定部133によって推定された目的地に対応する所定の施設への本予約に関する情報をユーザに提案する。
これにより、第1の実施形態に係る提案装置100は、目的地に対応する所定の施設への本予約に関する情報をユーザに提案することができるため、ユーザの行動に対して効果的な情報を提案することができる。
また、第1の実施形態に係る提案装置100において、推定部133は、ユーザが移動を開始したと推定された場合に、取得部133によって取得された行動情報に基づいて、目的地と、ユーザが移動時に利用する移動体の種類とを推定し、提案部135は、推定部133によって推定された移動体の種類に応じて、目的地に対応する所定の施設に関する情報をユーザに提案する。
これにより、第1の実施形態に係る提案装置100は、行動情報に基づいて推定された目的地と、ユーザが移動時に利用する移動体の種類に応じて、目的地に対応する所定の施設に関する情報をユーザに提案することができるため、ユーザの行動に対して効果的な情報を提案することができる。
また、第1の実施形態に係る提案装置100において、提案部135は、推定部133によって推定された目的地に対応する駐車場に関する情報をユーザに提案する。
これにより、第1の実施形態に係る提案装置100は、目的地に対応する駐車場に関する情報をユーザに提案することができるため、ユーザの行動に対して効果的な情報を提案することができる。
また、第1の実施形態に係る提案装置100において、提案部135は、推定部133によって推定された目的地に対応する第1の駐車場とは異なる第2の駐車場に関する情報を、第1の駐車場が満車であった場合に、ユーザに提案する。
これにより、第1の実施形態に係る提案装置100は、目的地に対応する第1の駐車場とは異なる第2の駐車場に関する情報を、第1の駐車場が満車であった場合に、ユーザに提案することができるため、ユーザの行動に対して効果的な情報を提案することができる。
また、第1の実施形態に係る提案装置100において、提案部135は、推定部133によって推定された目的地に対応する飲食店に関する情報をユーザに提案する。
これにより、第1の実施形態に係る提案装置100は、目的地に対応する飲食店に関する情報をユーザに提案することができるため、ユーザの行動に対して効果的な情報を提案することができる。
また、第2の実施形態に係る提案装置200において、推定部133によって推定された目的地に対応する所定の施設をユーザが利用するために費やす費用を算出する算出部231をさらに備え、提案部135は、算出部231によって算出された費用に基づいて、所定の施設に関する情報をユーザに提案する。
これにより、第2の実施形態に係る提案装置200は、目的地に対応する所定の施設をユーザが利用するために費やす費用に基づいて、所定の施設に関する情報をユーザに提案することができるため、ユーザの行動に対して効果的な情報を提案することができる。
また、第2の実施形態に係る提案装置200において、算出部231は、推定部133によって推定された目的地に対応する第1の所定の施設をユーザが利用するために費やす第1の費用と、目的地に対応する第1の所定の施設とは異なる第2の所定の施設をユーザが利用するために費やす第2の費用とを算出し、提案部135は、算出部231によって算出された第1の費用と第2の費用の大小関係に基づいて、第1の所定の施設に関する情報をユーザに提案する。
これにより、第2の実施形態に係る提案装置200は、目的地に対応する第1の所定の施設をユーザが利用するために費やす第1の費用と、目的地に対応する第1の所定の施設とは異なる第2の所定の施設をユーザが利用するために費やす第2の費用との大小関係に基づいて、第1の所定の施設に関する情報をユーザに提案することができるため、ユーザの行動に対して効果的な情報を提案することができる。
また、第2の実施形態に係る提案装置200において、算出部231は、推定部133によって推定された目的地に対応する第1の所定の施設をユーザが利用するために費やす第1の費用と、目的地に対応する第1の所定の施設とは異なる第2の所定の施設をユーザが利用するために費やす第2の費用とを算出し、提案部135は、算出部231によって算出された第1の費用と第2の費用の大小関係に基づいて、第2の所定の施設に関する情報をユーザに提案する。
これにより、第2の実施形態に係る提案装置200は、目的地に対応する第1の所定の施設をユーザが利用するために費やす第1の費用と、目的地に対応する第1の所定の施設とは異なる第2の所定の施設をユーザが利用するために費やす第2の費用との大小関係に基づいて、第2の所定の施設に関する情報をユーザに提案することができるため、ユーザの行動に対して効果的な情報を提案することができる。
また、第2の実施形態に係る提案装置200において、算出部231は、推定部133によって推定された目的地に対応する駐車場をユーザが利用するために費やす費用を算出し、提案部135は、算出部231によって算出された費用に基づいて、駐車場に関する情報をユーザに提案する。
これにより、第2の実施形態に係る提案装置200は、目的地に対応する駐車場をユーザが利用するために費やす費用に基づいて、駐車場に関する情報をユーザに提案することができるため、ユーザの行動に対して効果的な情報を提案することができる。
また、第2の実施形態に係る提案装置200において、算出部231は、推定部133によって推定された目的地に対応する第1の駐車場をユーザが利用するために費やす第1の費用と、目的地に対応する第1の駐車場とは異なる第2の駐車場をユーザが利用するために費やす第2の費用とを算出し、提案部135は、算出部231によって算出された第1の費用と第2の費用の大小関係に基づいて、第1の駐車場に関する情報をユーザに提案する。
これにより、第2の実施形態に係る提案装置200は、目的地に対応する第1の駐車場をユーザが利用するために費やす第1の費用と、目的地に対応する第1の駐車場とは異なる第2の駐車場をユーザが利用するために費やす第2の費用との大小関係に基づいて、第1の駐車場に関する情報をユーザに提案することができるため、ユーザの行動に対して効果的な情報を提案することができる。
また、第2の実施形態に係る提案装置200において、算出部231は、推定部133によって推定された目的地に対応する第1の駐車場をユーザが利用するために費やす第1の費用と、目的地に対応する第1の駐車場とは異なる第2の駐車場をユーザが利用するために費やす第2の費用とを算出し、提案部135は、算出部231によって算出された第1の費用と第2の費用の大小関係に基づいて、第2の駐車場に関する情報をユーザに提案する。
これにより、第2の実施形態に係る提案装置200は、目的地に対応する第1の駐車場をユーザが利用するために費やす第1の費用と、目的地に対応する第1の駐車場とは異なる第2の駐車場をユーザが利用するために費やす第2の費用との大小関係に基づいて、第2の駐車場に関する情報をユーザに提案することができるため、ユーザの行動に対して効果的な情報を提案することができる。
また、第2の実施形態に係る提案装置200において、算出部231は、推定部133によって推定された目的地に対応する駐車場をユーザが利用するために費やす第1の費用と、目的地に対応する飲食店をユーザが利用するために費やす第2の費用とを算出し、提案部135は、算出部231によって算出された第1の費用と第2の費用の大小関係に基づいて、駐車場に関する情報をユーザに提案する。
これにより、第2の実施形態に係る提案装置200は、目的地に対応する駐車場をユーザが利用するために費やす第1の費用と、目的地に対応する飲食店をユーザが利用するために費やす第2の費用との大小関係に基づいて、駐車場に関する情報をユーザに提案することができるため、ユーザの行動に対して効果的な情報を提案することができる。
また、第2の実施形態に係る提案装置200において、算出部231は、推定部133によって推定された目的地に対応する駐車場をユーザが利用するために費やす第1の費用と、目的地に対応する飲食店をユーザが利用するために費やす第2の費用とを算出し、提案部135は、算出部231によって算出された第1の費用と第2の費用の大小関係に基づいて、飲食店に関する情報をユーザに提案する。
これにより、第2の実施形態に係る提案装置200は、目的地に対応する駐車場をユーザが利用するために費やす第1の費用と、目的地に対応する飲食店をユーザが利用するために費やす第2の費用との大小関係に基づいて、飲食店に関する情報をユーザに提案することができるため、ユーザの行動に対して効果的な情報を提案することができる。
また、実施形態に係る提案装置100又は200において、推定部133によって推定された目的地に対応する駐車場が目的地周辺に位置するか否かを判定する駐車判定部134をさらに備え、提案部135は、駐車判定部134によって判定された結果に基づいて、駐車場に関する情報をユーザに提案する。
これにより、実施形態に係る提案装置100又は200は、目的地に対応する駐車場が目的地周辺に位置するか否かを判定する駐車判定部134をさらに備え、提案部135は、駐車判定部134によって判定された結果に基づいて、駐車場に関する情報をユーザに提案することができるため、ユーザの行動に対して効果的な情報を提案することができる。
また、実施形態に係る提案装置100又は200において、駐車判定部134は、推定部133によって推定された目的地に対応する駐車可能場所が目的地周辺に位置するか否かを判定し、提案部135は、駐車判定部134によって判定された結果に基づいて、目的地に対応する駐車可能場所に関する情報をユーザに提案する。
これにより、実施形態に係る提案装置100又は200は、目的地に対応する駐車可能場所が目的地周辺に位置するか否かを判定した結果に基づいて、目的地に対応する駐車可能場所に関する情報をユーザに提案することができるため、ユーザの行動に対して効果的な情報を提案することができる。
また、実施形態に係る提案装置100又は200において、取得部131は、行動情報として、ユーザによってネットワーク上で行われた行動履歴、ユーザによって検索された検索履歴、ユーザが位置した位置履歴を取得する。
これにより、実施形態に係る提案装置100又は200は、行動情報として、ユーザによってネットワーク上で行われた行動履歴、ユーザによって検索された検索履歴、ユーザが位置した位置履歴を取得することができるため、様々なユーザの行動情報に基づいて、ユーザの行動に対して効果的な情報を提案することができる。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
1 提供システム
10 端末装置
50 ログサーバ
100 提案装置
110 通信部
120 記憶部
121 検索履歴記憶部
122 位置履歴記憶部
123 行動履歴記憶部
130 制御部
131 取得部
132 移動判定部
133 推定部
134 駐車判定部
135 提案部
200 提案装置
230 制御部
231 算出部

Claims (21)

  1. ユーザの行動を示す行動情報を取得する取得部と、
    前記ユーザが移動を開始したと推定された場合に、前記取得部によって取得された行動情報に基づいて、前記ユーザの目的地を推定する推定部と、
    前記推定部によって推定された目的地に対応する所定の施設に関する情報を前記ユーザに提案する提案部と、
    を備えたことを特徴とする提案装置。
  2. 前記提案部は、
    前記推定部によって推定された目的地に対応する第1の所定の施設とは異なる第2の所定の施設に関する情報を、所定の条件が満たされた場合に、前記ユーザに提案する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の提案装置。
  3. 前記提案部は、
    前記推定部によって推定された目的地に対応する所定の施設への仮予約に関する情報を前記ユーザに提案する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の提案装置。
  4. 前記提案部は、
    前記推定部によって推定された目的地に対応する所定の施設への本予約に関する情報を前記ユーザに提案する、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の提案装置。
  5. 前記推定部は、
    前記ユーザが移動を開始したと推定された場合に、前記取得部によって取得された行動情報に基づいて、前記目的地と、前記ユーザが移動時に利用する移動体の種類とを推定し、
    前記提案部は、
    前記推定部によって推定された移動体の種類に応じて、前記目的地に対応する所定の施設に関する情報を前記ユーザに提案する、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の提案装置。
  6. 前記提案部は、
    前記推定部によって推定された目的地に対応する駐車場に関する情報を前記ユーザに提案する、
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の提案装置。
  7. 前記提案部は、
    前記推定部によって推定された目的地に対応する第1の駐車場とは異なる第2の駐車場に関する情報を、当該第1の駐車場が満車であった場合に、前記ユーザに提案する、
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の提案装置。
  8. 前記提案部は、
    前記推定部によって推定された目的地に対応する飲食店に関する情報を前記ユーザに提案する、
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の提案装置。
  9. 前記推定部によって推定された目的地に対応する所定の施設を前記ユーザが利用するために費やす費用を算出する算出部をさらに備え、
    前記提案部は、
    前記算出部によって算出された費用に基づいて、前記所定の施設に関する情報を前記ユーザに提案する、
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の提案装置。
  10. 前記算出部は、
    前記推定部によって推定された目的地に対応する第1の所定の施設を前記ユーザが利用するために費やす第1の費用と、前記目的地に対応する第1の所定の施設とは異なる第2の所定の施設を前記ユーザが利用するために費やす第2の費用とを算出し、
    前記提案部は、
    前記算出部によって算出された第1の費用と第2の費用の大小関係に基づいて、前記第1の所定の施設に関する情報を前記ユーザに提案する、
    ことを特徴とする請求項9に記載の提案装置。
  11. 前記算出部は、
    前記推定部によって推定された目的地に対応する第1の所定の施設を前記ユーザが利用するために費やす第1の費用と、前記目的地に対応する第1の所定の施設とは異なる第2の所定の施設を前記ユーザが利用するために費やす第2の費用とを算出し、
    前記提案部は、
    前記算出部によって算出された第1の費用と第2の費用の大小関係に基づいて、前記第2の所定の施設に関する情報を前記ユーザに提案する、
    ことを特徴とする請求項9又は請求項10に記載の提案装置。
  12. 前記算出部は、
    前記推定部によって推定された目的地に対応する駐車場を前記ユーザが利用するために費やす費用を算出し、
    前記提案部は、
    前記算出部によって算出された費用に基づいて、前記駐車場に関する情報を前記ユーザに提案する、
    ことを特徴とする請求項9〜11のいずれか1つに記載の提案装置。
  13. 前記算出部は、
    前記推定部によって推定された目的地に対応する第1の駐車場を前記ユーザが利用するために費やす第1の費用と、前記目的地に対応する第1の駐車場とは異なる第2の駐車場を前記ユーザが利用するために費やす第2の費用とを算出し、
    前記提案部は、
    前記算出部によって算出された第1の費用と第2の費用の大小関係に基づいて、前記第1の駐車場に関する情報を前記ユーザに提案する、
    ことを特徴とする請求項9〜12のいずれか1つに記載の提案装置。
  14. 前記算出部は、
    前記推定部によって推定された目的地に対応する第1の駐車場を前記ユーザが利用するために費やす第1の費用と、前記目的地に対応する第1の駐車場とは異なる第2の駐車場を前記ユーザが利用するために費やす第2の費用とを算出し、
    前記提案部は、
    前記算出部によって算出された第1の費用と第2の費用の大小関係に基づいて、前記第1の駐車場に関する情報を前記ユーザに提案する、
    ことを特徴とする請求項9〜13のいずれか1つに記載の提案装置。
  15. 前記算出部は、
    前記推定部によって推定された目的地に対応する駐車場を前記ユーザが利用するために費やす第1の費用と、前記目的地に対応する飲食店を前記ユーザが利用するために費やす第2の費用とを算出し、
    前記提案部は、
    前記算出部によって算出された第1の費用と第2の費用の大小関係に基づいて、前記駐車場に関する情報を前記ユーザに提案する、
    ことを特徴とする請求項9〜14のいずれか1つに記載の提案装置。
  16. 前記算出部は、
    前記推定部によって推定された目的地に対応する駐車場を前記ユーザが利用するために費やす第1の費用と、前記目的地に対応する飲食店を前記ユーザが利用するために費やす第2の費用とを算出し、
    前記提案部は、
    前記算出部によって算出された第1の費用と第2の費用の大小関係に基づいて、前記飲食店に関する情報を前記ユーザに提案する、
    ことを特徴とする請求項9〜15のいずれか1つに記載の提案装置。
  17. 前記推定部によって推定された目的地に対応する駐車場が前記目的地周辺に位置するか否かを判定する判定部をさらに備え、
    前記提案部は、
    前記判定部によって判定された結果に基づいて、前記駐車場に関する情報を前記ユーザに提案する、
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の提案装置。
  18. 前記判定部は、
    前記推定部によって推定された目的地に対応する駐車可能場所が前記目的地周辺に位置するか否かを判定し、
    前記提案部は、
    前記判定部によって判定された結果に基づいて、前記目的地に対応する駐車可能場所に関する情報を前記ユーザに提案する、
    ことを特徴とする請求項17に記載の提案装置。
  19. 前記取得部は、
    前記行動情報として、前記ユーザによってネットワーク上で行われた行動履歴、前記ユーザによって検索された検索履歴、前記ユーザが位置した位置履歴を取得する、
    ことを特徴とする請求項1〜18のいずれか1つに記載の提案装置。
  20. コンピュータが実行する提案方法であって、
    ユーザの行動を示す行動情報を取得する取得工程と、
    前記ユーザが移動を開始したと推定された場合に、前記取得工程によって取得された行動情報に基づいて、前記ユーザの目的地を推定する推定工程と、
    前記推定工程によって推定された目的地に対応する所定の施設に関する情報を前記ユーザに提案する提案工程と、
    を含むことを特徴とする提案方法。
  21. ユーザの行動を示す行動情報を取得する取得手順と、
    前記ユーザが移動を開始したと推定された場合に、前記取得手順によって取得された行動情報に基づいて、前記ユーザの目的地を推定する推定手順と、
    前記推定手順によって推定された目的地に対応する所定の施設に関する情報を前記ユーザに提案する提案手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする提案プログラム。
JP2018175322A 2018-09-19 2018-09-19 提案装置、提案方法、提案プログラム Pending JP2020046982A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018175322A JP2020046982A (ja) 2018-09-19 2018-09-19 提案装置、提案方法、提案プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018175322A JP2020046982A (ja) 2018-09-19 2018-09-19 提案装置、提案方法、提案プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020046982A true JP2020046982A (ja) 2020-03-26

Family

ID=69901638

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018175322A Pending JP2020046982A (ja) 2018-09-19 2018-09-19 提案装置、提案方法、提案プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020046982A (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002340604A (ja) * 2001-03-16 2002-11-27 Alpine Electronics Inc ナビゲーション装置及び目的地入力方法
JP2010008142A (ja) * 2008-06-25 2010-01-14 Aisin Aw Co Ltd 車載ナビゲーション装置
JP2011003026A (ja) * 2009-06-18 2011-01-06 Pioneer Electronic Corp 予約管理装置、経路誘導装置、予約管理方法、経路誘導方法、予約管理プログラム、経路誘導プログラムおよび記録媒体
JP2012202750A (ja) * 2011-03-24 2012-10-22 Toyota Motor Corp ナビゲーション装置、ナビゲーションシステム
WO2013005299A1 (ja) * 2011-07-05 2013-01-10 トヨタ自動車 株式会社 推奨情報提供システム
JP2013134697A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Fujitsu Ltd 交通要所登録方法,交通要所登録プログラムおよび交通要所登録装置
US20130268187A1 (en) * 2012-04-10 2013-10-10 Inrix, Inc. Parking based route navigation

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002340604A (ja) * 2001-03-16 2002-11-27 Alpine Electronics Inc ナビゲーション装置及び目的地入力方法
JP2010008142A (ja) * 2008-06-25 2010-01-14 Aisin Aw Co Ltd 車載ナビゲーション装置
JP2011003026A (ja) * 2009-06-18 2011-01-06 Pioneer Electronic Corp 予約管理装置、経路誘導装置、予約管理方法、経路誘導方法、予約管理プログラム、経路誘導プログラムおよび記録媒体
JP2012202750A (ja) * 2011-03-24 2012-10-22 Toyota Motor Corp ナビゲーション装置、ナビゲーションシステム
WO2013005299A1 (ja) * 2011-07-05 2013-01-10 トヨタ自動車 株式会社 推奨情報提供システム
JP2013134697A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Fujitsu Ltd 交通要所登録方法,交通要所登録プログラムおよび交通要所登録装置
US20130268187A1 (en) * 2012-04-10 2013-10-10 Inrix, Inc. Parking based route navigation

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7212066B2 (ja) センサデータを使用した位置の特定に基づくコンテンツの提供
JP7117089B2 (ja) 決定装置、決定方法および決定プログラム
US20070005419A1 (en) Recommending location and services via geospatial collaborative filtering
JP6804505B2 (ja) 予測装置、予測方法、及び予測プログラム
JP6469465B2 (ja) 位置情報管理装置及び位置情報管理方法
JP6840095B2 (ja) 情報制御装置、情報制御方法及び情報制御プログラム
JP2011141130A (ja) 通信端末装置、プログラム、情報処理システム、および、メタデータ提供サーバ
JP6817120B2 (ja) 推定装置、推定方法、及び推定プログラム
JP2016148976A (ja) 来店予測システムおよび来店予測システムの制御方法
JP6576528B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
JP6692395B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
US20180027375A1 (en) System and method for facilitating social dining experiences using location information
JP6687648B2 (ja) 推定装置、推定方法及び推定プログラム
JP2020046982A (ja) 提案装置、提案方法、提案プログラム
JP2020008961A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム
US11272318B2 (en) Proximity measurement system
JP7071940B2 (ja) 提供装置、提供方法および提供プログラム
JP6998849B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム
JP6443967B2 (ja) エリア属性推定装置及びエリア属性推定方法
JP2019032771A (ja) 予測装置、予測方法、及び予測プログラム
JP6945613B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
JP6736619B2 (ja) 決定装置、決定方法、決定プログラム
JP7353799B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
JP6974114B2 (ja) 推定装置、推定方法、及び推定プログラム
JP7179679B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190307

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20190307

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20190308

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190726

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190806

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191003

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20191101

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20191108

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200414