JP2020045142A - 開閉箱及び箱型包装食品 - Google Patents

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Abstract

【課題】低コストでありながら、内容物を取り出すための穴を簡単な操作で開閉することができる開閉箱及び箱型包装食品を提供する。【解決手段】開閉箱101は、個包装食品Fを収容するための収容空間Sと、収容空間Sから個包装食品Fを取り出すための穴Hと、を有し、穴Hが形成された天面板1と、穴Hに沿ったスライドにより穴Hの開閉を行うフラップ2と、フラップ2の端部と連結するとともにその連結部分L1での折り曲げが可能となるように形成された側面板3と、側面板3の端部と連結するとともにその連結部分L2での折り曲げが可能となるように形成された底面板7と、を有する。側面板3に対するフラップ2及び底面板7の各連結状態を変化させながら、フラップ2がスライドすることにより、穴Hの開閉を行う。【選択図】図1

Description

本発明は開閉箱及び箱型包装食品に関するものであり、例えば、厚紙製のブランク板からなる開閉箱と、その開閉箱に複数の個包装食品を収納してなる箱型包装食品に関するものである。
厚紙製の箱の中に、個包装された食品(例えば、チョコレート菓子,キャンディー等の菓子類)を複数入れておき、上面に形成されている丸い穴から手を入れて、箱内の個包装食品を取り出せるようにした箱型包装食品が従来より知られている。コンビニエンスストア等において商品を棚に並べる作業は煩雑で時間もかかるが、箱型包装食品であれば箱内の個包装食品を整列させる必要がないため、箱を置くだけで済み、人手不足の解消にもなる。また、種類の異なる複数の個包装食品を箱内に入れておけば、内容物への期待が高まるので、くじ引きのような楽しみも得られる。
上記のような箱は様々な用途に用いられている。例えば特許文献1には、合成樹脂製の透明箱内に紙箱を挿入して、その隙間に差し込んだ表記用紙で模様,柄等の外観を変更できる抽選箱が提案されている。
実用新案登録第3192388号公報
特許文献1に記載の抽選箱では、箱の内容物が三角くじ等の抽選券であるため、手を入れる穴を閉じる必要はない。しかし、くじ引きによっては箱の中が見えないように穴を閉じることも必要になる。その場合、目隠し用の弾性シート(例えば、ゴム,スポンジ等の異材質からなる切り込み付きシート)を穴に貼り付けることによって、中身を見えにくくすることも可能であるが、異材質の追加はコストアップの原因になる。
また、前述の箱型包装食品の場合には、流通等において移動させても個包装食品が箱外へ出てしまわないように、穴を閉じることが必要になる。それには、箱を2重にして穴を覆ったり、シュリンク包装で穴を覆ったりすることが必要になるため、やはりコストアップを招くことになる。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであって、その目的は、低コストでありながら、内容物を取り出すための穴を簡単な操作で開閉することができる開閉箱及び箱型包装食品を提供することにある。
上記目的を達成するために、第1の発明の開閉箱は、内容物を収容するための収容空間と、前記収容空間から前記内容物を取り出すための穴と、を有する箱であって、
前記穴に沿ったスライドにより前記穴の開閉を行うフラップを有することを特徴とする。
第2の発明の開閉箱は、上記第1の発明において、前記穴が形成された天面板と、前記フラップの端部と連結するとともにその連結部分での折り曲げが可能となるように形成された側面板と、前記側面板の端部と連結するとともにその連結部分での折り曲げが可能となるように形成された底面板と、を有し、
前記側面板に対する前記フラップ及び前記底面板の各連結状態を変化させながら、前記フラップがスライドすることにより、前記穴の開閉を行うことを特徴とする。
第3の発明の開閉箱は、上記第2の発明において、前記穴の開状態において前記天面板を係止するための切り込みが前記フラップに形成されていることを特徴とする。
第4の発明の開閉箱は、上記第3の発明において、前記天面板の係止状態が複数段階に変化するように、前記切り込みが複数形成されていることを特徴とする。
第5の発明の開閉箱は、上記第2〜第4のいずれか1つの発明において、前記フラップのスライドのためのガイドを構成するスリットが前記天面板に形成されていることを特徴とする。
第6の発明の開閉箱は、上記第5の発明において、前記穴の開状態において前記スリットで前記ガイドに係止される係止部が前記フラップに形成されていることを特徴とする。
第7の発明の開閉箱は、上記第2〜第6のいずれか1つの発明において、前記天面板に切り取り可能な蓋が形成されており、前記蓋の切り取りにより前記穴が形成されることを特徴とする。
第8の発明の開閉箱は、上記第1〜第7のいずれか1つの発明において、1枚のブランク板の折り曲げにより形成されたものであることを特徴とする。
第9の発明の箱型包装食品は、上記第1〜第8のいずれか1つの発明に係る開閉箱の収容空間に、前記内容物として複数の個包装食品が収容されていることを特徴とする。
本発明によれば、フラップが穴に沿ったスライドにより穴の開閉を行う構成になっているため、低コストでありながら、内容物を取り出すための穴を簡単な操作で開閉することができる。
第1の実施の形態の開閉箱及び箱型包装食品を示す斜視図。 第1の実施の形態の開閉箱の開閉状態及び斜めスタンド状態を示す平面図。 第1の実施の形態において斜めスタンド状態にある箱型包装食品からの個包装食品の取り出しを示す側面図。 第1の実施の形態の開閉箱を示す展開図。 第2の実施の形態の開閉箱の開閉状態及び斜めスタンド状態を示す平面図。 第2の実施の形態において斜めスタンド状態にある箱型包装食品からの個包装食品の取り出しを示す側面図。 第2の実施の形態の開閉箱を示す展開図。 斜めスタンド状態を多段階に構成する場合の天面板のスリットとフラップの切り込みとの位置関係を示す平面図。
以下、本発明の実施の形態に係る開閉箱,箱型包装食品等を、図面を参照しつつ説明する。なお、各実施の形態や具体例等の相互で同一の部分や相当する部分には同一の符号を付して重複説明を適宜省略する。
図1の斜視図に、第1の実施の形態に係る開閉箱101からなる箱型包装食品201の外観を示す。また、図2の平面図に開閉箱101の開閉状態及び斜めスタンド状態を示し、図3の側面図に斜めスタンド状態にある箱型包装食品201から個包装食品Fを取り出している様子を示し、図4の展開図に開閉箱101を構成しているブランク板301を示す。第1の実施の形態を示す図2〜図4と同様に、図5の平面図に第2の実施の形態に係る開閉箱102の開閉状態及び斜めスタンド状態を示し、図6の側面図に斜めスタンド状態にある箱型包装食品202から個包装食品Fを取り出している様子を示し、図7の展開図に開閉箱102を構成しているブランク板302を示す。
これらの開閉箱101,102(図1〜図3;図5,図6)は、個包装食品Fを内容物として収容するための収容空間Sと、収容空間Sから個包装食品Fを取り出すための穴Hと、を有する箱であり、開閉箱101,102内の収容空間Sには、複数の個包装食品F(例えば、チョコレート菓子,キャンディー等の菓子類)が収容可能になっている。箱型包装食品201,202は、開閉箱101,102の収容空間Sに複数の個包装食品Fが収容されたものであり、その開封は販売後に家庭で行われる場合もあれば、個包装食品Fとして販売するために店頭で開封される場合もある。なお、開閉箱101,102は包装箱としての使用を想定したものであるが、他の用途での使用(例えば、抽選箱,くじ引き箱等としての使用)も可能である。
収容空間Sはブランク板301,302の折り曲げにより形成されており、穴Hはブランク板301,302のミシン目M1,M2(図4,図7)に沿った切断により形成されている。ブランク板301,302は、板状のシート材料を展開図(図4,図7)のように打ち抜くことにより形成されるが、ブランク板301,302の材質は特に限定されるものではない。例えば、厚紙(ボール紙等)や樹脂板(ポリエチレンテレフタレート,ポリプロピレン等の樹脂から成る透明な樹脂板)を、シート材料として用いることができる。なお、開閉箱101,102の内容物を容易に視認可能とする場合には、透明な樹脂板をシート材料として用いることが好ましい。
開閉箱101の組み立ては、以下のようにブランク板301(図4)を境界線に沿って略垂直に折り曲げること等によって行われる。まず、天面板1と側面板4,6との各境界線に沿ってブランク板301を折り曲げ、側面板6と底面板7との境界線に沿ってブランク板301を折り曲げる。そして、底面板7とフラップ14との境界線に沿ってブランク板301を折り曲げて、そのフラップ14を糊代として側面板4の内側に貼り付ける。
次に、側面板4とフラップ12との境界線に沿ってブランク板301を折り曲げ、側面板6とフラップ10との境界線に沿ってブランク板301を折り曲げ、側面板5とフラップ11との境界線に沿ってブランク板301を折り曲げ、天面板1と側面板5との境界線に沿ってブランク板301を折り曲げる。フラップ10,12と底面板7との間にフラップ11を差し込み、切り込み5aにタブ7aを差し込む。このとき、側面板5が下方に位置する向きに開閉箱101を配置すると、開閉箱101は上方に開口した状態になるので、その開口から収容空間S内に個包装食品Fを投入する。
側面板4と係合板15との境界線に沿ってブランク板301を折り曲げ、側面板6と係合板16との境界線に沿ってブランク板301を折り曲げ、係合板15の切り込み15aに係合板16の切り込み16aを差し込む。内面板8とフラップ13との境界線に沿ってブランク板301を折り曲げ、天面板1と内面板8との境界線に沿ってブランク板301を折り曲げ、係合板15,16と底面板7との間にフラップ13を差し込む。
側面板3とフラップ2との境界線に沿ってブランク板301を折り曲げ、底面板7と側面板3との境界線に沿ってブランク板301を折り曲げ、先端の係止部K1側からフラップ2を天面板1のスリットS1に差し込む。このとき、フラップ2はガイドG1で差し込み及びスライドがガイドされるとともに、収容空間S側への落ち込みが抑制された状態に支持される。
フラップ2と側面板3との境界線が天面板1と内面板8との境界線に到達するまで、係止部K1をスリットS1に差し込むと、開閉箱101は全体として略立方体形状を成すとともに、フラップ2の先端が図1中の二点鎖線の位置に到達する。ただし、天面板1には未だ穴Hが形成されていないため、天面板1とその下のフラップ2とが重なった状態で収容空間S上に位置することになる(図2(A))。
天面板1の中央には(図4)、円形状で波形のミシン目M1と、互いに平行な2本の直線状でへの字形状のミシン目M2と、が形成されており、2本のミシン目M2間の中央には切り込みM0が形成されている。ミシン目M1内の領域はミシン目M2と切り込みM0とで4分割されており、その4つの領域が穴Hを塞いでおくための蓋1hを構成している。したがって、個包装食品Fが収容されている収容空間Sは密封された状態にあり、その密封状態で箱型包装食品201の保管,輸送等が行われる。
開閉箱101を開封する場合、ミシン目M1,M2に沿ってブランク板301を切断する。穴Hを形成するためのブランク板301の切断は、ミシン目M1,M2によってガイドされるため、ミシン目M1,M2に沿ってブランク板301を切断すると、穴Hが形成されて開閉箱101は開封状態となる。例えば、2本のミシン目M2の間の領域を切り取った後、残りの2つの略半円部分を切り取ることにより、ブランク板301から蓋1hを取り去ると、天面板1に穴Hが形成された状態となる(図1等)。蓋1hを切り取っても、穴Hは全体がフラップ2で覆われているため、シャッターとしてのフラップ2により開閉箱101は図2(A)に示す閉状態となっている。
側面板3は、フラップ2の端部と連結するとともにその連結部分L1での折り曲げが可能となるように形成されており、底面板7は、側面板3の端部と連結するとともにその連結部分L2での折り曲げが可能となるように形成されている。したがって、開閉箱101を開状態とする場合には、側面板3に対するフラップ2及び底面板7の各連結状態(つまり、部材間の成す角度であって、ここではブランク板301の折り曲げ角度に相当する。)を変化させながら、図1中の白抜き矢印m1の方向にフラップ2をスライドさせる。
フラップ2のスライドに伴って穴Hが開き、開閉箱101は図2(C)に示す穴Hの開状態となる。この開状態においては、フラップ2に形成されている係止部K1がスリットS1でガイドG1に係止されるため、スリットS1からのフラップ2の抜けが防止される。逆に、開閉箱101を閉状態とする場合には、側面板3に対するフラップ2及び底面板7の各連結状態を変化させながら、図1中の白抜き矢印m1の逆方向にフラップ2をスライドさせる。フラップ2のスライドに伴って穴Hが閉じ、穴Hの全体がフラップ2で覆われて、開閉箱101は図2(A)に示す穴Hの閉状態へと復帰する。
フラップ2には、図1及び図4に示すように、天面板1を係止するための切り込みC1が形成されている。図2(A)に示す閉状態と図2(C)に示す開状態との間においても、穴Hが開状態となる範囲が存在しており、その開状態において、図2(B)に示すように、天面板1がスリットS1側の端部で切り込みC1に係止されることが可能となっている。フラップ2の切り込みC1に天面板1を係止させた状態で、側面板3が下方に位置する向きに開閉箱101を配置すると、開閉箱101は斜めスタンド状態になるので、図3に示すように、斜め上方に開口した穴Hから収容空間S内に手Tを入れて、個包装食品Fを取り出すことが可能となる。
上述した開閉箱101では1枚のフラップ2のみで穴Hの開閉動作を行う構成(片側フラップタイプ)になっているが、側面板3と対向する側面板5にもフラップを追加して開閉動作を行う構成(両側フラップタイプ)にすれば、フラップの小型化により穴Hの開閉をコンパクトに行うことができる。
両側フラップタイプの開閉箱102の組み立ては、以下のようにブランク板302(図7)を境界線に沿って略垂直に折り曲げること等によって行われる。まず、天面板1と側面板4,6との各境界線に沿ってブランク板302を折り曲げ、側面板4と底面板7との境界線に沿ってブランク板302を折り曲げる。そして、内面板9とガイドG0との境界線に沿ってブランク板302を折り曲げ、底面板7と内面板9との境界線に沿ってブランク板302を折り曲げて、その内面板9を糊代として側面板6の内側に貼り付ける。
次に、側面板6と係合板17との境界線に沿ってブランク板302を折り曲げ、側面板4と係合板18との境界線に沿ってブランク板302を折り曲げ、係合板17の切り込み17aに係合板18の切り込み18aを差し込む。側面板3とフラップ2Aとの境界線に沿ってブランク板302を折り曲げ、底面板7と側面板3との境界線に沿ってブランク板302を折り曲げ、先端の係止部K1側からフラップ2Aを天面板1のスリットS1に差し込む。このとき、フラップ2AはガイドG0,G1で差し込み及びスライドがガイドされるとともに、収容空間S側への落ち込みが抑制された状態に支持される。
フラップ2Aと側面板3との境界線が天面板1と係合板17,18との境界線に到達するまで、係止部K1をスリットS1に差し込む。このとき、側面板3が下方に位置する向きに開閉箱102を配置すると、開閉箱102は上方に開口した状態になるので、その開口から収容空間S内に個包装食品Fを投入する。
側面板6と係合板16との境界線に沿ってブランク板302を折り曲げ、側面板4と係合板15との境界線に沿ってブランク板302を折り曲げ、係合板16の切り込み16aに係合板15の切り込み15aを差し込む。側面板5とフラップ2Bとの境界線に沿ってブランク板302を折り曲げ、底面板7と側面板5との境界線に沿ってブランク板302を折り曲げ、先端の係止部K2側からフラップ2Bを天面板1のスリットS2に差し込む。このとき、フラップ2BはガイドG0,G2で差し込み及びスライドがガイドされるとともに、収容空間S側への落ち込みが抑制された状態に支持される。
フラップ2Bと側面板5との境界線が天面板1と係合板15,16との境界線に到達するまで、係止部K2をスリットS2に差し込むと、開閉箱102は全体として略立方体形状を成すとともに、フラップ2A,2Bの先端が重なり合った状態となる。ただし、天面板1には未だ穴Hが形成されていないため、天面板1とその下のフラップ2A,2Bとが重なった状態で収容空間S上に位置することになる(図5(A))。
天面板1の中央には(図7)、円形状で波形のミシン目M1と、互いに平行な2本の直線状でへの字形状のミシン目M2と、が形成されており、2本のミシン目M2間の中央には切り込みM0が形成されている。ミシン目M1内の領域はミシン目M2と切り込みM0とで4分割されており、その4つの領域が穴Hを塞いでおくための蓋1hを構成している。したがって、個包装食品Fが収容されている収容空間Sは密封された状態にあり、その密封状態で箱型包装食品202の保管,輸送等が行われる。
開閉箱102を開封する場合、ミシン目M1,M2に沿ってブランク板302を切断する。穴Hを形成するためのブランク板302の切断は、ミシン目M1,M2によってガイドされるため、ミシン目M1,M2に沿ってブランク板302を切断すると、穴Hが形成されて開閉箱102は開封状態となる。例えば、2本のミシン目M2の間の領域を切り取った後、残りの2つの略半円部分を切り取ることにより、ブランク板302から蓋1hを取り去ると、天面板1に穴Hが形成された状態となる。蓋1hを切り取っても、穴Hは全体がフラップ2A,2Bで覆われているため、シャッターとしてのフラップ2A,2Bにより開閉箱102は図5(A)に示す閉状態となっている。
側面板3は、フラップ2Aの端部と連結するとともにその連結部分L1Aでの折り曲げが可能となるように形成されており、底面板7は、側面板3の端部と連結するとともにその連結部分L2Aでの折り曲げが可能となるように形成されている。また、側面板5は、フラップ2Bの端部と連結するとともにその連結部分L1Bでの折り曲げが可能となるように形成されており、底面板7は、側面板5の端部と連結するとともにその連結部分L2Bでの折り曲げが可能となるように形成されている。したがって、開閉箱102を開状態とする場合には、側面板3,5に対するフラップ2A,2B及び底面板7の各連結状態(つまり、部材間の成す角度であって、ここではブランク板302の折り曲げ角度に相当する。)を変化させながら、開閉箱101と同様、フラップ2A,2Bをスライドさせる。
フラップ2A,2Bのスライドは、タブTA,TBを持って行うことが好ましい。側面板3,5には、切り起こし可能なタブTA,TBがミシン目で形成されている(図7)。ミシン目に沿ってタブTA,TBを切り起こし、左右対称に位置するタブTA,TBを摘んでフラップ2A,2Bをスライドさせることにより、穴Hの開閉を行うことができる。また、開閉箱102を閉状態とした場合には、タブTA,TBを切り起こした位置から側面板3,5の元の位置に復帰させることもできる。
フラップ2A,2Bのスライドに伴って穴Hが開き、開閉箱102は図5(C)に示す穴Hの開状態となる。この開状態においては、フラップ2A,2Bに形成されている係止部K1,K2がスリットS1,S2でガイドG1,G2にそれぞれ係止されるため、スリットS1,S2からのフラップ2A,2Bの抜けが防止される。逆に、開閉箱102を閉状態とする場合には、側面板3,5に対するフラップ2A,2B及び底面板7の各連結状態を変化させながら、開閉箱101と同様、フラップ2A,2Bをスライドさせる。フラップ2A,2Bのスライドに伴って穴Hが閉じ、穴Hの全体がフラップ2A,2Bで覆われて、開閉箱102は図5(A)に示す穴Hの閉状態へと復帰する。
フラップ2A,2Bには、図7に示すように、天面板1を係止するための切り込みC1,C2が形成されている。図5(A)に示す閉状態と図5(C)に示す開状態との間においても、穴Hが開状態となる範囲が存在しており、その開状態において、図5(B)に示すように、天面板1がスリットS1,S2側の端部で切り込みC1,C2に係止されることが可能となっている。フラップ2A,2Bの切り込みC1,C2に天面板1を係止させた状態で、側面板3又は側面板5が下方に位置する向きに開閉箱102を配置すると、開閉箱102は斜めスタンド状態になるので、図6に示すように、斜め上方に開口した穴Hから収容空間S内に手Tを入れて、個包装食品Fを取り出すことが可能となる。
開閉箱101,102は、フラップ2,2A,2Bを穴Hに沿ってスライドさせることにより穴Hの開閉を行う簡単な構成になっているため、低コストでありながら、個包装食品Fを取り出すための穴Hを簡単な操作で開閉することができる。また、開閉箱101,102は1枚のブランク板301,302の折り曲げにより形成されるため、組み立てが非常に簡単であるとともに更なる低コスト化にも寄与することができる。さらに、両側フラップタイプの開閉箱102では、穴Hを中心として左右対称にフラップ2A,2Bをスライドさせることにより、穴Hの開閉を行うことができるため、フラップ2A,2Bの小型化と、それによる開閉動作のコンパクト化と、が可能になる。
開閉箱101,102は、側面板3,5に対するフラップ2,2A,2B及び底面板7の各連結状態を変化させながら、フラップ2,2A,2Bをスライドさせることにより、穴Hの開閉を行う構成になっているため、フラップ2,2A,2Bを情報表示のための表示スペース(例えば、販売促進用の宣伝・広告スペース,注意書きスペース等)として用いることができ、POP等の広告媒体を配置する必要が無くなる。フラップ2,2A,2Bのスライドにより、天面板1や穴Hに対する情報表示位置や情報スペースの変化による情報表示の見え隠れ(例えば、フラップ2を開くと天面板1に隠れていた文字,図柄等の情報表示が表れること)によって、多様な情報表示を伴った開閉動作が可能となる。つまり、趣向を凝らした開閉が可能な開閉箱101,102及び箱型包装食品201,202を実現することができる。なお、情報表示の例としては、「ここから取って下さい。」等の注意書き表示、「1個○○円」,「○○円以上買うと1個もらえる。」等の宣伝広告表示等が挙げられる。
開閉箱101,102では、天面板1に形成されている蓋1h(図4,図7)がミシン目M1,M2に沿った切断により切り取り可能となっており、蓋1hの切り取りにより穴Hが形成されて開封状態となる。したがって、蓋1hを切り取るまで収容空間Sを密封状態に保つことができ、その密封状態のまま箱型包装食品201,202の保管,輸送等を行うことによって一般流通に対応することができる。
開閉箱101,102では、穴Hの開状態において天面板1を係止するための切り込みC1,C2がフラップ2,2A,2Bに形成されているため、フラップ2,2A,2Bの切り込みC1,C2に天面板1を係止させることにより、開閉箱101,102を斜めスタンド状態(図3,図6)にすることができる。開閉箱101,102を斜めスタンド状態にすると、穴Hが斜め上方に向くため、子供でも手Tを穴Hに入れ易くなって個包装食品Fの取り出しが容易になるとともに、フラップ2,2A,2Bによる情報表示も見易くなる。しかも、開閉箱101,102の開状態への移行と開閉箱101,102の斜めスタンド状態への移行とを、1つの操作で行うことができるというメリットもある。
天面板1を係止するための切り込みを、フラップ2,2A,2Bに複数形成することにより、斜めスタンド状態を多段階に構成してもよい。つまり、天面板1の係止状態が複数段階に変化するように、切り込みを複数形成してもよい。図8に、斜めスタンド状態が多段階に構成された開閉箱101aを示す。この開閉箱101aは、フラップ2に3つの切り込みc1,c2,c3が形成されているほかは、開閉箱101と同様の構成になっている。
3つの切り込みc1,c2,c3のうちのどれに天面板1を係止させるかによって、天面板1の係止状態が3段階に変化し、天面板1のスリットS1とフラップ2の切り込みc1,c2,c3との位置関係の変化に伴って、穴Hの向きが変化するとともに、情報表示のための表示スペースも変化する。例えば、天面板1がスリットS1側の端部で切り込みc1に係止されると表示スペースはD1のみとなり、天面板1がスリットS1側の端部で切り込みc2に係止されると表示スペースはD1+D2となり、天面板1がスリットS1側の端部で切り込みc3に係止されると表示スペースはD1+D2+D3となる。このように天面板1に隠れていた部分が変化することによって表示スペースが変化するため、多様な情報表示を伴った開閉動作が可能となる。
開閉箱101,102では、フラップ2,2A,2BのスライドのためのガイドG1,G2を構成するスリットS1,S2が天面板1に形成されているため、天面板1の中央部分でのフラップ2,2A,2Bの落ち込みを防止することができる。また、穴Hの開状態においてスリットS1,S2でガイドG1,G2に係止される係止部K1,K2がフラップ2,2A,2Bに形成されているため、スリットS1,S2からのフラップ2,2A,2Bの抜けを防止することができる。
以上の説明から分かるように、上述した実施の形態には以下の特徴的な構成(#1)〜(#8)等が含まれている。
(#1):内容物を収容するための収容空間がブランク板の折り曲げにより形成された箱であって、
前記収容空間から前記内容物を取り出すための穴が形成されるように、前記ブランク板の切断をガイドするミシン目が形成された天面板と、
前記穴に沿ったスライドにより前記穴の開閉を行うフラップと、
前記フラップの端部と連結するとともにその連結部分での折り曲げが可能となるように形成された側面板と、
前記側面板の端部と連結するとともにその連結部分での折り曲げが可能となるように形成された底面板と、を有し、
前記側面板に対する前記フラップ及び前記底面板の各連結状態を変化させながら、前記フラップがスライドすることにより、前記穴の開閉を行うことを特徴とする開閉箱。
(#2):内容物を収容するための収容空間と、前記収容空間から前記内容物を取り出すための穴と、を有する箱であって、
前記穴が形成された天面板と、
前記穴に沿ったスライドにより前記穴の開閉を行うフラップと、
前記フラップの端部と連結するとともにその連結部分での折り曲げが可能となるように形成された側面板と、
前記側面板の端部と連結するとともにその連結部分での折り曲げが可能となるように形成された底面板と、を有し、
前記側面板に対する前記フラップ及び前記底面板の各連結状態を変化させながら、前記フラップがスライドすることにより、前記穴の開閉を行うことを特徴とする開閉箱。
(#3):前記穴の開状態において前記天面板を係止するための切り込みが前記フラップに形成されていることを特徴とする(#1)又は(#2)記載の開閉箱。
(#4):前記天面板の係止状態が複数段階に変化するように、前記切り込みが複数形成されていることを特徴とする(#3)記載の開閉箱。
(#5):前記フラップのスライドのためのガイドを構成するスリットが前記天面板に形成されていることを特徴とする(#1)〜(#4)のいずれか1項に記載の開閉箱。
(#6):前記穴の開状態において前記スリットで前記ガイドに係止される係止部が前記フラップに形成されていることを特徴とする(#5)記載の開閉箱。
(#7):1枚のブランク板の折り曲げにより形成されたものであることを特徴とする(#1)〜(#6)のいずれか1項に記載の開閉箱。
(#8):(#1)〜(#7)のいずれか1項に記載の開閉箱の収容空間に、前記内容物として複数の個包装食品が収容されていることを特徴とするとする箱型包装食品。
1 天面板
1h 蓋
2,2A,2B フラップ
3,4,5,6 側面板
5a 切り込み
7 底面板
7a タブ
8,9 内面板
10,11,12,13,14 フラップ
15,16,17,18 係合板
15a,16a,17a,18a 切り込み
101,102,101a 開閉箱
201,202 箱型包装食品
301,302 ブランク板
S1,S2 スリット
G0,G1,G2 ガイド
C1,C2,c1,c2,c3 切り込み
K1,K2 係止部
M0 切り込み
M1,M2 ミシン目
L1,L2,L1A,L1B,L2A,L2B 連結部分
D1,D2,D3 表示領域
TA,TB タブ
T 手
H 穴
S 収容空間
F 個包装食品(内容物)

Claims (9)

  1. 内容物を収容するための収容空間と、前記収容空間から前記内容物を取り出すための穴と、を有する箱であって、
    前記穴に沿ったスライドにより前記穴の開閉を行うフラップを有することを特徴とする開閉箱。
  2. 前記穴が形成された天面板と、前記フラップの端部と連結するとともにその連結部分での折り曲げが可能となるように形成された側面板と、前記側面板の端部と連結するとともにその連結部分での折り曲げが可能となるように形成された底面板と、を有し、
    前記側面板に対する前記フラップ及び前記底面板の各連結状態を変化させながら、前記フラップがスライドすることにより、前記穴の開閉を行うことを特徴とする請求項1記載の開閉箱。
  3. 前記穴の開状態において前記天面板を係止するための切り込みが前記フラップに形成されていることを特徴とする請求項2記載の開閉箱。
  4. 前記天面板の係止状態が複数段階に変化するように、前記切り込みが複数形成されていることを特徴とする請求項3記載の開閉箱。
  5. 前記フラップのスライドのためのガイドを構成するスリットが前記天面板に形成されていることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の開閉箱。
  6. 前記穴の開状態において前記スリットで前記ガイドに係止される係止部が前記フラップに形成されていることを特徴とする請求項5記載の開閉箱。
  7. 前記天面板に切り取り可能な蓋が形成されており、前記蓋の切り取りにより前記穴が形成されることを特徴とする請求項2〜6のいずれか1項に記載の開閉箱。
  8. 1枚のブランク板の折り曲げにより形成されたものであることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の開閉箱。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の開閉箱の収容空間に、前記内容物として複数の個包装食品が収容されていることを特徴とする箱型包装食品。
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