JP2020044039A - 宅配ロッカー - Google Patents
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Abstract
Description
しかしながら、集荷に使用する場合、宅配業者は配達を依頼された荷物がいくつあって、どこに保管されているかを確認してから回収しなければならないため、端末等を使用して荷物の情報を確認する必要があったし、荷物を取り出すためには扉を開けるためのパスワードの入力等必要なため、集荷作業には手間がかかっているのが現状であり、宅配業者の負担が大きかった。
そのため、この作業負担の改善を図った宅配ロッカーが提案されている。例えば特許文献1では、荷物を収容する収容部のそれぞれに設けられている扉を大きな1枚の扉の中に形成し、この大きな扉を開けることで複数の荷物を一度に取り出すことを可能とした。
この構成によれば、配達を依頼する荷物を収容部に収容する際に宅配業者が選択されることで、依頼された宅配業者が荷物を集荷する際に、自身の宅配業者名を入力すれば自身が選択されている収容部を一斉に解錠することが可能となり、荷物の集荷がし易く集荷する際の宅配業者の業務負担を軽減できる。そして、宅配物の預け入れと配達依頼物の収容の双方に使用しても、使用する収容部のエリア設定等をする必要がないため、収容部の使用率を下げずに済む。
とする。
この構成によれば、集荷する荷物が複数であっても、同一の宅配業者には同一のパスワードが付与されるため、集荷する際にパスワードの入力が必要であっても1つのパスワードの入力で良く、簡易な操作で集荷できる。
この構成によれば、付与されたパスワードは集荷操作でリセットされるワンタイムパスワードであるため、宅配業者は集荷する度に異なるパスワードの入力を必要とする。よって、1つのパスワードで複数の収容部を解錠できても、開けられて荷物が盗難に遭うような事態を防止できる。
そして図2に示すように、宅配ロッカー1は、操作部12が一体に設けられた表示部14、利用者情報及び配達業者情報等を記憶する記憶部15、外部と通信する宅配ロッカー通信部16、収容部11に設けられている電気錠11aの制御、表示部14の制御、預かり証の発行、外部との通信等を制御する宅配ロッカー制御部17等を備えている。
また、2は宅配業者が携帯する携帯端末を示し、通信ネットワークNを介して宅配ロッカー1と通信を実施する。
操作部12を操作して表示部14を配達を依頼する画面に移行させると、表示部14に宅配業者の選択画面が表示され、この中から依頼する宅配業者を選択して入力(S1)する。宅配業者が選択されたら、表示部14には宅配ロッカー1の空いている収容部11の場所が表示され、その中から荷物を入れる収容部11を選択する(S2)。尚、この収容部11の選択は宅配ロッカー制御部17が行っても良く、その場合は指定した収容部11の場所が表示部14に表示される。
配達依頼情報は、宅配ロッカー1の場所情報と荷物の個数情報、そして解錠に必要なパスワードの情報等を含み、通信ネットワークNを介して宅配業者の携帯端末2に通知される(S4)。こうして、荷物の配達依頼操作は終了する。
尚、このとき、間違ったパスワードが入力されたら、宅配業者入力画面に戻る(S13でN)。
こうして、宅配業者は自身が集荷すべき全ての荷物の場所を確認して取り出し、集荷は終了する。そして、荷物が取り出されたら、パスワードはリセットされ、記憶部15に集荷操作した宅配業者に関連付けられて記憶していたパスワードは消去される。その後、この宅配業者に新たな配達依頼が発生したら、その時点で新たなパスワードが付与される。
この通知を受けた受取人により操作部12が所定の取り出し操作されると、収容部11が解錠され、荷物が取り出しが可能となる。
また、同一の宅配業者には同一のパスワードが付与されるため、集荷する際にパスワードの入力が必要であっても、1つのパスワードを入力するだけで複数の収容部11を開けることができ、簡易な操作で集荷できる。
加えて、付与されたパスワードは集荷操作でリセットされるワンタイムパスワードであるため、宅配業者は集荷する度に異なるパスワードの入力を必要とする。よって、1つのパスワードで複数の収容部11を解錠できても、開けられて荷物が盗難に遭うような事態を防止できる。
Claims (3)
- 荷物を収容するための施錠可能な複数の収容部と、荷物の預け入れ操作及び取り出し操作を行う操作部とを備えた宅配ロッカーであって、
複数の宅配業者情報を記憶する宅配業者記憶部と、
宅配業者と前記収容部との関連付けを記憶する収容部情報記憶部と、
宅配業者が荷物を預け入れる預け入れ操作と、受取人が荷物を取り出す取り出し操作と、宅配業者に配達を依頼する依頼操作と、宅配業者が依頼された荷物を集荷する集荷操作とを前記操作部を操作して実施する操作制御部とを有し、
前記操作制御部は、前記依頼操作では、記憶している複数の宅配業者のうち何れかを選択する操作を必要とし、選択された宅配業者と荷物を収容した前記収容部の情報とを関連付けて前記収容部情報記憶部に保存すると共に、
前記集荷操作においても宅配業者名の入力を必要とし、入力された宅配業者名に関連付けられている前記収容部を前記収容部情報記憶部から読み取り、読み取った収容部を一斉に解錠することを特徴とする宅配ロッカー。 - 前記収容部を解錠するには前記宅配業者名に加えてパスワードの入力を必要とし、
宅配業者の所持する業者端末にパスワードを通知するパスワード通知部と、
通知した前記パスワードを宅配業者情報と共に記憶するパスワード記憶部とを有する一方、
前記操作制御部は、選択された宅配業者がパスワード未付与であれば、パスワードを生成して前記業者端末に通知すると共に前記パスワード記憶部に記憶し、パスワードが既に付与されていれば当該パスワードを前記業者端末に通知し、
前記業者端末に通知されたパスワードを前記操作部に入力することで、解錠されることを特徴とする請求項1記載の宅配ロッカー。 - 前記操作制御部は、集荷のために前記パスワードが前記操作部に入力されたら、前記パスワード記憶部の集荷操作した宅配業者に付与されたパスワードを消去することを特徴とする請求項2記載の宅配ロッカー。
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2018
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