JP2020042895A - 発光装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】消費電力が小さい発光装置を提供する。【解決手段】発光装置は、少なくとも一つの発光素子と、前記少なくとも一つの発光素子を駆動する駆動部と、少なくとも一つのセンサと、制御部と、を備える。前記制御部は、前記少なくとも一つのセンサの検知結果と発光パターンとの関係を記憶する記憶部を有し、前記少なくとも一つのセンサの検知結果に応じた前記発光パターンで前記少なくとも一つの発光素子が発光するように前記駆動部を制御する。【選択図】図1
Description
本発明は、発光装置に関する。
イベント会場の観客が携帯することで発光によってイベントの演出効果を高めることができる発光装置が種々開発されている。例えば、特許文献1は、イベント会場の観客席において任意の光の模様を表現できる発光装置を開示している。
特許文献1で開示されている発光装置は、発光状態制御装置から送信される無線信号に基づきLEDを発光させている。発光状態制御装置から無線信号がいつ送信されるか分からないため、特許文献1で開示されている発光装置は、装置内の受信機をイベント中ずっと無線信号が受信可能な状態にしておかなければならない。したがって、特許文献1で開示されている発光装置は、装置内の受信機の消費電力が大きいという問題を有している。
本発明は、消費電力が小さい発光装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る発光装置は、少なくとも一つの発光素子と、前記少なくとも一つの発光素子を駆動する駆動部と、少なくとも一つのセンサと、前記少なくとも一つのセンサの検知結果と発光パターンとの関係を記憶する記憶部を有し、前記少なくとも一つのセンサの検知結果に応じた前記発光パターンで前記少なくとも一つの発光素子が発光するように前記駆動部を制御する制御部と、を備える構成(第1の構成)とする。
また、上記第1の構成である発光装置において、無線信号を受信する受信部をさらに備え、前記制御部は、前記少なくとも一つのセンサの検知結果に基づき前記受信部を受信可能状態にする構成(第2の構成)であってもよい。
また、上記第2の構成である発光装置において、前記制御部は、前記受信部が前記無線信号を受信できた場合には前記無線信号に基づき前記駆動部を制御し、前記受信部が前記無線信号を受信できなかった場合には前記少なくとも一つのセンサの検知結果に基づき前記駆動部を制御する構成(第3の構成)であってもよい。
また、上記第2又は第3の構成である発光装置において、前記受信部は、受信した前記無線信号を他の発光装置に送信する送信機能を有する構成(第4の構成)であってもよい。
また、上記第2〜第4いずれかの構成である発光装置において、基板をさらに備え、前記駆動部、前記少なくとも一つのセンサ、及び前記制御部は、前記基板の第1面に実装され、前記受信部は、前記基板の前記第1面に対向する第2面に実装される構成(第5の構成)であってもよい。
また、上記第5の構成である発光装置において、電波を前記無線信号に変換するアンテナをさらに備え、前記アンテナは、前記基板の前記第2面に実装される構成(第6の構成)であってもよい。
また、上記第6の構成である発光装置において、前記基板の前記第2面において、前記アンテナの周囲にグランドパターンが形成される構成(第7の構成)であってもよい。
また、上記第7の構成である発光装置において、前記基板の前記第1面において、前記アンテナ及び前記グランドパターンに対向する領域には部品が実装されない構成(第8の構成)であってもよい。
また、上記第5〜第8いずれかの構成である発光装置において、前記少なくとも一つのセンサは加速度センサを含み、前記加速度センサは前記基板の前記第1面の略中央に実装される構成(第9の構成)であってもよい。
また、上記第6〜第9いずれかの構成である発光装置において、前記少なくとも一つのセンサは地磁気センサを含み、前記地磁気センサは前記基板の前記第1面の端部周辺に実装される構成(第10の構成)であってもよい。
また、上記第2〜第10いずれかの構成である発光装置において、前記制御部は、前記無線信号の強度に基づき前記駆動部を制御する構成(第11の構成)であってもよい。
また、上記第2〜第11いずれかの構成である発光装置において、前記少なくとも一つのセンサは加速度センサ及び地磁気センサを含み、前記受信部は、前記加速度センサの検知結果及び前記地磁気センサの検知結果を無線送信する送信機能を有する構成(第12の構成)であってもよい。
本発明によれば、発光装置の消費電力を小さくすることができる。
<1.第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係る発光装置101(以下、発光装置101と称す)のブロック図である。発光装置101は、3つのLED1A〜1Cと、LED駆動回路2と、マイクロコンピュータ3(以下、マイコン3と称す)と、加速度センサ4Aと、ジャイロセンサ4Bと、音センサ3Cと、を備える。発光装置101は、装置内部に設けられる電池(不図示)から出力される電力を用いて動作する。
図1は、第1実施形態に係る発光装置101(以下、発光装置101と称す)のブロック図である。発光装置101は、3つのLED1A〜1Cと、LED駆動回路2と、マイクロコンピュータ3(以下、マイコン3と称す)と、加速度センサ4Aと、ジャイロセンサ4Bと、音センサ3Cと、を備える。発光装置101は、装置内部に設けられる電池(不図示)から出力される電力を用いて動作する。
LED1A〜1Cは、同一種類のLEDであってもよく、少なくとも一つが他と異なる種類のLEDであってもよい。本実施形態では、LEDを3個設けたが、LEDの個数は3個以外であってもよい。また、本実施形態では、発光素子としてLEDを用いたが、LED以外の発光素子を用いてもよい。
LED駆動回路2は、マイコン3の制御に基づきLED1A〜1Cを駆動する。
マイコン3は、加速度センサ4Aの検知結果、ジャイロセンサ4Bの検知結果、及び音センサ4Cの検知結果を取得する。マイコン3は、センサの検知結果と発光パターンとの関係を不揮発的に記憶する不揮発性メモリ31を有する。なお、本実施形態では不揮発性メモリを用いたが、発光装置101が製品出荷時から常時記憶部を動作させておくのであれば、不揮発性メモリの代わりに揮発性メモリを用いてもよい。
マイコン3は、加速度センサ4Aの検知結果、ジャイロセンサ4Bの検知結果、及び音センサ4Cの検知結果に応じた発光パターンでLED1A〜1Cが発光するようにLED駆動回路2を制御する。例えば、不揮発性メモリ31が図2に示す内容を記憶していれば、発光装置101は3つの発光パターンで発光する。
第1の発光パターンでは、加速度センサ4Aが所定値V1[g](1g=9.80665m/s2)以上の加速度を検知し同時にジャイロセンサ4Bが所定値V2[rad/s]以上の角速度を検知していないことを発光開始のトリガーとして、LED1Aが所定時間T1の間点灯する。
第2の発光パターンでは、加速度センサ4Aが所定値V1[g]以上の加速度を検知し同時にジャイロセンサ4Bが所定値V2[rad/s]以上の角速度を検知したことを発光開始のトリガーとして、LED1A及び1Bが所定時間T1の間点灯する。
第3の発光パターンでは、音センサ4Cが所定値V3[dB]以上の音圧レベルの音を検知したことを発光開始のトリガーとして、LED1Cが所定時間T2の間点滅する。所定時間T2は所定時間T1と同一であっても異なっていてもよい。
センサの種類、個数は本実施形態に限定されない。例えば、発光装置101をイベント会場の観客が携帯することで発光装置101の発光によってイベントの演出効果を高めるような利用形態においては、イベントの演出内容を考慮してセンサの種類、個数及び発光パターンを設計すればよい。
発光装置101は、特許文献1で開示されている発光装置とは異なり、無線信号を受信する受信部を備えていない構成であるため、特許文献1で開示されている発光装置よりも消費電力を小さくすることができる。
発光装置101の形状は特に限定されないが、ユーザーが携帯できる形状であることが望ましい。例えば、図3に示すように発光装置101をリストバンド型にすれば、ユーザーが発光装置101を容易に身につけることができる。
図3に示すリストバンド型の発光装置101は、筐体部C1と、第1のバンド部B1と、第2のバンド部B2と、を備える。LED1A〜1C、LED駆動回路2、マイコン3、加速度センサ4A、ジャイロセンサ4B、及び音センサ3Cは筐体部C1の内部に設けられる。第1のバンド部B1の筐体部C1側と反対側の端部と、第2のバンド部B2の筐体部C1側と反対側の端部とは、例えば面ファスナーによって互いに接続可能にすればよい。
図3に示すリストバンド型の発光装置101は、第1のバンド部B1及び第2のバンド部B2を筐体部C1から取り外すことができる構造であってもよい。第1のバンド部B1及び第2のバンド部B2を取り外して筐体部C1を例えばキーホルダ等として利用してもよい。
また、第1のバンド部B1及び第2のバンド部B2を筐体部C1から取り外すことができない構造とし、LED1A〜1Cを筐体部C1内でなく第1のバンド部B1及び第2のバンド部B2の少なくとも一方に設けてよい。この場合、LED1A〜1Cに接続される配線が筐体部C1から引き出される。
<2.第2実施形態>
図4は、第2実施形態に係る発光装置102(以下、発光装置102と称す)のブロック図である。図4において図1と同様の部分には同一の符号を付す。
図4は、第2実施形態に係る発光装置102(以下、発光装置102と称す)のブロック図である。図4において図1と同様の部分には同一の符号を付す。
発光装置102は、3つのLED1A〜1C、LED駆動回路2、マイコン3、加速度センサ4A、ジャイロセンサ4B、及び音センサ3Cに加えて、受信回路5及びアンテナ6をさらに備える。発光装置102も発光装置101と同様に装置内部に設けられる電池(不図示)から出力される電力を用いて動作する。発光装置101の形状も発光装置101の形状と同様に特に限定されない。
アンテナ6は電波を無線信号に変換し、受信回路5はアンテナ6から受け取る無線信号を受信する。本実施形態では、受信回路5は無線信号送信システム201から送信される無線信号を受信する。
無線信号送信システム201は、イベント会場等に設けられるシステムであって、例えばパーソナルコンピュータ等によって構成される演出制御装置202と、演出制御装置202から出力される演出制御信号を無線信号に変換する複数の送信回路203と、送信回路203から出力される無線信号を電波に変換する複数のアンテナ204と、を備える。複数のアンテナ204はイベント会場等の各部に分散して配置される。
演出制御信号は発光装置102の発光タイミング及び発光パターンを制御するための信号である。演出制御装置202は、複数の送信回路203に同一の演出制御信号を出力してもよく、複数の送信回路203それぞれに応じた演出制御信号を出力してもよい。受信回路5と送信回路203とはペアリングを行うことによって通信を確立する。通信が確立されると、送信回路203から受信回路5への無線信号の伝送が可能になる。なお、本実施形態では電波による無線通信が用いられているが、電波による無線通信の代わりに光通信等の無線通信を用いてもよい。
図5は、マイコン3の動作例を示すフローチャートである。マイコン3は電池(不図示)から出力される電力を用いて動作を開始すると、図5に示すフローチャートの動作を実行する。図5に示すフローチャートの動作開始時には受信回路5は受信不可能状態になっている。
まずマイコン3は、加速度センサ4Aの検知結果、ジャイロセンサ4Bの検知結果、及び音センサ4Cの検知結果が所定の条件(発光開始のトリガーとなる条件)を満たすか否かを判定する(ステップS10)。
加速度センサ4Aの検知結果、ジャイロセンサ4Bの検知結果、及び音センサ4Cの検知結果が所定の条件を満たしていなければ(ステップS10のNO)、ステップS10に戻る。
一方、加速度センサ4Aの検知結果、ジャイロセンサ4Bの検知結果、及び音センサ4Cの検知結果が所定の条件を満たしていれば(ステップS10のYES)、マイコン3は、受信回路5を所定時間T3の間受信可能状態にする(ステップS20)。所定時間T3は、上述した所定時間T1及びT2よりも短い時間に設定することが望ましい。
ステップS20に続くステップS30において、マイコン3は、受信回路5が無線信号を受信できたか否かを判定する。
受信回路5が無線信号を受信できていれば(ステップS30のYES)、マイコン3は無線信号に基づきLED駆動回路2を制御し(ステップS40)、その後ステップS10に戻る。これにより、発光装置102は正確な発光タイミング及び発光パターンで発光する。
一方、受信回路5が無線信号を受信できていなければ(ステップS30のNO)、マイコン3は、加速度センサ4Aの検知結果、ジャイロセンサ4Bの検知結果、及び音センサ4Cの検知結果に基づき不揮発性メモリ31に記憶されている関係に従ってLED駆動回路2を制御し(ステップS50)、その後ステップS10に戻る。これにより、発光装置102は無線信号を受信できない状況下であっても発光する。
発光装置102は、受信回路5が受信可能状態である期間を限定しているので、特許文献1で開示されている発光装置よりも消費電力を小さくすることができる。
図6は、マイクロコンピュータの他の動作例を示すフローチャートである。図6に示すフローチャートは、ステップS35が追加されている点で図5に示すフローチャートと異なり、それ以外の点では図5に示すフローチャートと同様である。なお、マイコン3が図6に示すフローチャートの動作を実行する場合、受信した無線信号を他の発光装置に送信する送信機能を受信回路5が有する構成とする。
受信回路5が無線信号を受信できていれば(ステップS30のYES)、マイコン3は受信回路5に無線信号を送信させ(ステップS35)、その後ステップS40に移行する。
マイコン3が図6に示すフローチャートの動作を実行する場合、例えば正確な発光タイミング及び発光パターンで発光する発光装置102を増やすことができる。例えば図7に示すように、発光装置102_3が無線信号伝送システム201から送信される無線信号を受信できない位置に存在している場合でも、発光装置102_3の周囲に存在する発光装置102_2から送信される無線信号を発光装置102_3が受信できれば、発光装置102_3は正確な発光タイミング及び発光パターンで発光することができる。
マイコン3が図6に示すフローチャートの動作を実行する場合、例えば無線信号伝送システム201の通信量を少なくすることができるので、無線信号伝送システム201の処理負荷を軽減することができる。例えば図8に示すように、無線信号伝送システム201が一部の発光装置(発光装置102_1〜102_3)に無線信号を送信し、他の発光装置(発光装置102_4〜102_9)は一部の発光装置から送信される無線信号を受信するようにすればよい。各受信回路5のIDとイベント会場等の観客席とを関連づけておくことで、無線信号伝送システム201が無線信号を送信する一部の発光装置を分散して配置することが容易になる。
<3.基板上の部品配置>
上述した発光装置101及び102では各種部品を支持する支持部材が必要となる。支持部材としては、例えば基板が用いられる。以下、発光装置102が基板7を備える場合における基板上の部品配置例について説明する。ただし、発光装置102のジャイロセンサ4B及び音センサ4Cの代わりに地磁気センサ4Dを用いた場合を例に挙げて説明を行う。
上述した発光装置101及び102では各種部品を支持する支持部材が必要となる。支持部材としては、例えば基板が用いられる。以下、発光装置102が基板7を備える場合における基板上の部品配置例について説明する。ただし、発光装置102のジャイロセンサ4B及び音センサ4Cの代わりに地磁気センサ4Dを用いた場合を例に挙げて説明を行う。
図9に示すように、LED駆動回路2、マイコン3、加速度センサ4A、及び地磁気センサ4Dは基板7の第1面F1に実装され、受信回路5及びアンテナ6は基板7の第1面F1に対向する第2面に実装されることが望ましい。なお、図9では、LED駆動回路2及びマイコン3が基板7の長手方向に沿って並んで配置されているが、例えば図10に示すようにLED駆動回路2及びマイコン3が基板7の短手方向に沿って並んで配置されてもよい。
LED駆動回路2、マイコン3、加速度センサ4A、及び地磁気センサ4Dと受信回路5とが基板7の異なる面に実装されるので、LED駆動回路2、マイコン3、加速度センサ4A、及び地磁気センサ4Dが受信回路5から発せられる熱の影響を受け難くなる。また、LED駆動回路2、マイコン3、加速度センサ4A、及び地磁気センサ4Dとアンテナ6とが基板7の異なる面に実装されるので、LED駆動回路2、マイコン3、加速度センサ4A、及び地磁気センサ4Dがアンテナ6から放射される電磁波及び受信回路5の高周波動作により発生したノイズの影響を受け難くなる。
また図9に示すように、基板7の第2面F2において、アンテナ6の周囲にグランドパターンGPが形成されることが望ましい。これにより、アンテナ6の感度を向上させることができる。
また図9に示すように、加速度センサ4Aは基板7の第1面F1の略中央に実装されることが望ましい。これにより、基板7の変位と加速度センサ4Aの変位との一体化を図ることができるので、加速度センサ4Aの検知精度を高くすることができる。
基板7は、第1面F1及び第2面F2に垂直な方向から見ると、第1角部71〜第4角部74を有する矩形形状である。このため、矩形形状の第1角部71と第3角部73とを結ぶ第1対角線と、矩形形状の第2角部72と第4角部74とを結ぶ第2対角線との交点が、第1面F1及び第2面F2に垂直な方向から見て加速度センサ4A内に収まるようにすることで、加速度センサ4Aの検知精度を高くすることができる。
また図9に示すように、地磁気センサ4Dは基板7の端部周辺に実装されることが望ましい。言い換えると、地磁気センサ4Dは基板7の第1面F1の略中央周辺に実装されないことが望ましい。これにより、地磁気センサ4Dとアンテナ6との距離を長くすることが可能となる。例えば、地磁気センサ4Dは第1角部71〜第4角部74のうちアンテナ6から離れている2つの角部である第1角部71及び第2角部72のいずれか(図9では第1角部71)の近傍に配置するとよい。
また図9に示すように、基板7の第1面F1において、アンテナ6及びアンテナ6の周囲に形成されるグランドパターンGPに対向する領域R1には部品が実装されないことが望ましい。領域R1に部品が実装されると、アンテナ6の特性が悪化するからである。
<4.その他>
上記実施形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきであり、本発明の技術的範囲は、上記実施形態の説明ではなく、特許請求の範囲によって示されるものであり、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内に属する全ての変更が含まれると理解されるべきである。
上記実施形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきであり、本発明の技術的範囲は、上記実施形態の説明ではなく、特許請求の範囲によって示されるものであり、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内に属する全ての変更が含まれると理解されるべきである。
例えば、発光開始のトリガーとなるセンサの検知結果が得られる予兆があった場合に、所定時間の間センサのサンプリング周波数を高くしてもよい。これにより、センサの消費電力を抑えながら、発光開始のトリガーとなるセンサの検知結果を高精度に取得することができる。例えば、音センサ4Cが所定値V3[dB]以上の音圧レベルの音を検知したことが発光開始のトリガーになる場合、音センサ4Cが所定値V4(<V3)[dB]の音圧レベルの音を検知した時点で、マイコン3が音センサ4Cのみのサンプリング周波数又は音センサ4Cを含む全てのセンサの各サンプリング周波数を高くすればよい。
例えば、発光装置102のマイコン3が、受信回路5によって受信される無線信号の強度に基づきLED駆動回路2を制御してもよい。この場合、マイコン3が所定の周期で受信回路5を所定時間の間受信可能状態にすることが望ましい。例えば、無線信号の強度が閾値以下になった場合、無線信号送信システム201との通信が可能なエリア内から発光装置102が当該エリアの外に移動する可能性が高い。
無線信号送信システム201との通信が可能なエリア内から発光装置102が当該エリアの外に移動することを防止することで、当該エリア外への無断持ち出しを防止することができるので、例えば盗難防止に応用することができる。例えば、無線信号の強度が閾値以下になった場合に、LED1A〜1Cを強く発光させて異常が発生していることを発光装置102の周囲にいる人に報知するようにすればよい。
また、無線信号送信システム201の方でもペアリングの際に受信回路5から送られてくる無線信号の強度を受信回路5のID毎にモニターすることで、無線信号送信システム201との通信が可能なエリア内から当該エリアの外に移動する可能性が高い発光装置102を検知することができる。
例えば、発光装置102を位置検出システムの一部として利用してもよい。この場合、発光装置102はジャイロセンサ4B及び音センサ4Cの代わりに又は加速度センサ4A、ジャイロセンサ4B、及び音センサ4Cに加えて地磁気センサ4Dを備える構成とする。また、加速度センサ4Aの検知結果及び地磁気センサ4Dの検知結果を無線信号送信システム201に送信する送信機能を受信回路5が有する構成とする。さらに、マイコン3が所定の周期で受信回路5を所定時間の間受信可能状態にすることが望ましい。
位置検出システムは、例えば図11に示すように、発光装置102、無線信号送信システム201、及びスマートフォン301によって構成される。スマートフォン301は、GPSによる位置検出機能を有しているが、屋内などではGPSによる位置検出ができない。そこで、無線信号送信システム201は、ペアリングの際に受信回路5から送られてくる無線信号に対応する電波を受信するアンテナ204の位置と、ペアリングの際に受信回路5から送られてくる無線信号の強度とによって、発光装置102の概略位置を把握する。さらに、無線信号送信システム201は、発光装置102から送られている加速度センサ4Aの検知結果から発光装置102の移動量を推測し、発光装置102から送られている地磁気センサ4dの検知結果から発光装置102の移動方位を推測し、発光装置102の概略位置と推測した発光装置102の移動量及び移動方向とを用いて発光装置102の位置を検出し、その検出結果をスマートフォン301からの問合せに応じてスマートフォン301に送信する。
例えば、本明細書中に示される複数の実施形態及び変形例は可能な範囲で組み合わせて実施されてよい。
1A〜1C LED
2 LED駆動回路
3 マイクロコンピュータ
4A 加速度センサ
4B ジャイロセンサ
4C 音センサ
4D 地磁気センサ
5 受信回路
6 アンテナ
7 基板
31 不揮発性メモリ
101 第1実施形態に係る発光装置
102 第2実施形態に係る発光装置
2 LED駆動回路
3 マイクロコンピュータ
4A 加速度センサ
4B ジャイロセンサ
4C 音センサ
4D 地磁気センサ
5 受信回路
6 アンテナ
7 基板
31 不揮発性メモリ
101 第1実施形態に係る発光装置
102 第2実施形態に係る発光装置
Claims (12)
- 少なくとも一つの発光素子と、
前記少なくとも一つの発光素子を駆動する駆動部と、
少なくとも一つのセンサと、
前記少なくとも一つのセンサの検知結果と発光パターンとの関係を記憶する記憶部を有し、前記少なくとも一つのセンサの検知結果に応じた前記発光パターンで前記少なくとも一つの発光素子が発光するように前記駆動部を制御する制御部と、
を備える、発光装置。 - 無線信号を受信する受信部をさらに備え、
前記制御部は、前記少なくとも一つのセンサの検知結果に基づき前記受信部を受信可能状態にする、請求項1に記載の発光装置。 - 前記制御部は、前記受信部が前記無線信号を受信できた場合には前記無線信号に基づき前記駆動部を制御し、前記受信部が前記無線信号を受信できなかった場合には前記少なくとも一つのセンサの検知結果に基づき前記駆動部を制御する、請求項2に記載の発光装置。
- 前記受信部は、受信した前記無線信号を他の発光装置に送信する送信機能を有する、請求項2又は請求項3に記載の発光装置。
- 基板をさらに備え、
前記駆動部、前記少なくとも一つのセンサ、及び前記制御部は、前記基板の第1面に実装され、
前記受信部は、前記基板の前記第1面に対向する第2面に実装される、請求項2〜4のいずれか一項に記載の発光装置。 - 電波を前記無線信号に変換するアンテナをさらに備え、
前記アンテナは、前記基板の前記第2面に実装される、請求項5に記載の発光装置。 - 前記基板の前記第2面において、前記アンテナの周囲にグランドパターンが形成される、請求項6に記載の発光装置。
- 前記基板の前記第1面において、前記アンテナ及び前記グランドパターンに対向する領域には部品が実装されない、請求項7に記載の発光装置。
- 前記少なくとも一つのセンサは加速度センサを含み、
前記加速度センサは前記基板の前記第1面の略中央に実装される、請求項5〜8のいずれか一項に記載の発光装置。 - 前記少なくとも一つのセンサは地磁気センサを含み、
前記地磁気センサは前記基板の前記第1面の端部周辺に実装される、請求項6〜9のいずれか一項に記載の発光装置。 - 前記制御部は、前記無線信号の強度に基づき前記駆動部を制御する、請求項2〜10のいずれか一項に記載の発光装置。
- 前記少なくとも一つのセンサは加速度センサ及び地磁気センサを含み、
前記受信部は、前記加速度センサの検知結果及び前記地磁気センサの検知結果を無線送信する送信機能を有する、請求項2〜11のいずれか一項に記載の発光装置。
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2018
- 2018-09-06 JP JP2018166653A patent/JP2020042895A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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