JP2020041882A - 駐車場案内装置、駐車場案内方法及び駐車場案内プログラム - Google Patents

駐車場案内装置、駐車場案内方法及び駐車場案内プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】目的地に関連付けられた駐車場に案内できる駐車場案内装置等を提供する。【解決手段】駐車場案内装置は、特定部と、選択部と、生成部と、提示部とを有する。特定部は、駐車場からの利用者の移動軌跡情報を用いて利用者の滞在地を特定する。選択部は、特定部にて特定された滞在地から駐車場を選択する。生成部は、選択部にて選択された駐車場と特定部にて特定された滞在地とに基づいて、目的地と駐車場との組合せの関連表を生成する。提示部は、利用者から目的地が指定された場合に、関連表から目的地に対応する駐車場を提示する。【選択図】図3

Description

本発明は、駐車場案内装置、駐車場案内方法及び駐車場案内プログラムに関する。
車両のナビゲーション装置(以下、単にナビ装置と称する)は、運転者が目的地を設定し、設定した目的地までの経路を案内する。運転者は、目的地までの経路が分からない場合でも、その案内で目的地に到着できる。
特開2014−238289号公報 特開2002−243471号公報 特開2017−157036号公報
しかしながら、運転者がナビ装置に設定する目的地は、運転者本人の最終目的地であり、車両の目的地でない場合が多々ある。そもそも、車両の目的地は車両を駐車することができる駐車場であり、運転者の目的地と駐車場とが離れている場合が多々ある。例えば、駐車場がない場所を目的地に設定した場合、運転者は、目的地周辺で駐車場を探索しなければならず、正しいナビゲーションとは言えない。
一つの側面では、目的地に関連付けられた駐車場に案内できる駐車場案内装置等を提供することにある。
一つの態様では、駐車場案内装置として、特定部と、選択部と、生成部と、提示部とを有する。特定部は、駐車場からの利用者の移動軌跡情報を用いて利用者の滞在地を特定する。選択部は、特定部にて特定された滞在地から駐車場を選択する。生成部は、選択部にて選択された駐車場と特定部にて特定された滞在地とに基づいて、目的地と駐車場との組合せの関連表を生成する。提示部は、利用者から目的地が指定された場合に、関連表から目的地に対応する駐車場を提示する。
一つの側面として、目的地に関連付けられた駐車場に案内できる。
図1は、実施例1の駐車場案内装置の一例を示す説明図である。 図2は、ナビ装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図3は、ナビ装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 図4は、サーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図5は、サーバの機能構成の一例を示すブロック図である。 図6は、メイン目的地とサブ目的地との関係の一例を示す説明図である。 図7は、優先度テーブルの一例を示す説明図である。 図8は、駐車場テーブルの一例を示す説明図である。 図9は、閾値テーブルの一例を示す説明図である。 図10は、施設単位関連表テーブルの一例を示す説明図である。 図11は、関連表一覧テーブルの一例を示す説明図である。 図12は、関連表テーブルの一例を示す説明図である。 図13は、ナビ使用時の駐車場案内装置に関わる処理動作の一例を示すシーケンス図である。 図14は、利用者の移動軌跡情報によるメイン目的地とサブ目的地との関係の一例を示す説明図である。 図15は、ナビ装置のサブ目的地設定処理に関わる処理動作の一例を示すフロー図である。 図16は、ナビ装置の駐車場選択処理に関わる処理動作の一例を示すフロー図である。 図17は、ナビ装置の滞在地特定処理に関わる処理動作の一例を示すフロー図である。 図18は、ナビ装置の関連表更新処理に関わる処理動作の一例を示すフロー図である。 図19は、目的地未設定時の駐車場案内装置に関わる処理動作の一例を示すシーケンス図である。 図20は、実施例2の駐車場案内装置の一例を示す説明図である。 図21は、携帯端末のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図22は、携帯端末の機能構成の一例を示すブロック図である。 図23は、サーバの機能構成の一例を示すブロック図である。 図24は、ナビ使用時の駐車場案内装置に関わる処理動作の一例を示すシーケンス図である。 図25は、ナビ使用時の駐車場案内装置に関わる処理動作の一例を示すシーケンス図である。 図26は、駐車場案内プログラムを実行する情報処理装置の一例を示すブロック図である。
以下、図面に基づいて、本願の開示する駐車場案内装置等の実施例を詳細に説明する。尚、本実施例により、開示技術が限定されるものではない。また、以下に示す各実施例は、矛盾を起こさない範囲で適宜組み合わせても良い。
図1は、実施例1の駐車場案内装置1の一例を示す説明図である。図1に示す駐車場案内装置1は、車両2内に配置したナビ装置3と、例えば、運転者が携帯するスマートフォンやタブレット端末等の携帯端末4と、データセンタ内のサーバ5とを有する。車両2は、通信部2Aと、状態管理部2Bとを有する。通信部2Aは、例えば、ナビ装置3と通信する。状態管理部2Bは、センサが検出した車速や舵角等の各種の状態情報を取得し、管理する、例えば、ECU(Electronic Control Unit)等である。携帯端末4は、ナビ装置3及び通信網6と接続する通信部91と、後述する移動軌跡情報を取得するGPS(Global Positioning System)92とを有する。
図2は、ナビ装置3のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図2に示すナビ装置3は、第1の通信装置11と、第2の通信装置12と、表示装置13と、音響装置14と、入力装置15とを有する。ナビ装置3は、ROM(Read Only Memory)16と、RAM(Random Access Memory)17と、CPU(Central Processing Unit)18と、バス19とを有する。第1の通信装置11は、例えば、車両2内のECU等と通信接続する通信IF(Interface)である。第2の通信装置12は、例えば、携帯端末4と通信接続する通信IFである。表示装置13は、各種情報、特に地図情報等を表示する出力IFである。音響装置14は、各種情報、例えば、音声案内等を出力又は音声でコマンドを入力する入出力IFである。入力装置15は、各種情報、例えば、目的地入力等のコマンドを入力する入力IFである。ROM16は、各種情報、例えば、プログラム等を格納する領域である。RAM17は、各種情報を記憶する領域である。CPU18は、ナビ装置3全体を制御する。バス19は、第1の通信装置11、第2の通信装置12、表示装置13、音響装置14、入力装置15、ROM16、RAM17及びCPU18と接続するバスラインである。
図3は、ナビ装置3の機能構成の一例を示すブロック図である。図3に示すナビ装置3は、記憶部30と、制御部20とを有する。記憶部30は、例えば、RAM17、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、HDD、光ディスク等の記憶装置に対応する。記憶部30は、地図メモリ31と、ユーザメモリ32とを有する。地図メモリ31は、地図情報と、駐車場や施設地等の施設情報とを格納している。ユーザメモリ32は、例えば、優先度テーブル33、駐車場テーブル34及び関連表テーブル35等を格納している。制御部20は、例えば、CPU18等の電子回路に対応する。そして、制御部20は、各種の処理手順を規定したプログラムや制御データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する。CPU18は、例えば、ROM16に格納されたプログラムをRAM17上に展開する。CPU18は、RAM17上に展開されたプログラムをプロセスとして実行することで、例えば、端末通信制御部21、CAN(Controller Area Network)通信制御部22及びナビ制御部23として機能する。ナビ制御部23は、経路探索部23Aと、特定部23Bと、選択部23Cと、生成部23Dと、提示部23Eとを有する。
経路探索部23Aは、地図情報を参照して目的地までの経路を探索する経路探索機能を司る部位である。特定部23Bは、駐車場からの利用者の移動軌跡情報を用いて利用者の滞在地を特定する。選択部23Cは、特定部23Bにて特定された滞在地から駐車場を選択する。生成部23Dは、選択部23Cにて選択された駐車場と特定部23Bにて特定された滞在地とで目的地組合せの関連表を生成する。提示部23Eは、利用者から目的地が指定された場合に、関連表から目的地に対応する駐車場を利用者に提示する。すなわち、提示部23Eは、メイン目的地に対応したサブ目的地である駐車場の経路を表示装置13に表示出力する。メイン目的地は、運転者が設定した本来訪問する目的地である。サブ目的地は、運転者がメイン目的地に訪問する際に車両2を駐車する、例えば、駐車場等の車両の終点である。
図4は、サーバ5のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図4に示すサーバ5は、通信装置41と、入力装置42と、出力装置43と、ROM44と、RAM45と、HDD(Hard Disk Drive)46と、CPU47と、バス48とを有する。通信装置41は、例えば、携帯端末4と接続する通信網6と通信接続する通信IFである。入力装置42は、各種情報を入力する入力IFである。出力装置43は、各種情報を出力する出力IFである。ROM44は、プログラム等の各種情報を記憶する領域である。RAM45は、各種情報を記憶する領域である。HDD46は、各種情報を記憶する領域である。CPU47は、サーバ5全体を制御する。バス48は、例えば、通信装置41、入力装置42、出力装置43、ROM44、RAM45、HDD46及びCPU47と接続するバスラインである。
図5は、サーバ5の機能構成の一例を示すブロック図である。図5に示すサーバ5は、記憶部60と、制御部50とを有する。記憶部60は、地図DB(Database)61と、共通DB62とを有する。地図DB61は、例えば、地図や施設等の最新の各データを格納したDBである。共通DB62は、例えば、閾値テーブル36、施設単位関連表テーブル37及び関連表一覧テーブル38等を格納したDBである。閾値テーブル36は、関連度を判定するための判定閾値を格納した領域である。関連度とは、メイン目的地とサブ目的地との関連性、例えば、メイン目的地である施設とサブ目的地である駐車場との関連性の高さ度合である。施設単位関連表テーブル37は、施設単位の優先項目毎に関連表を管理する領域である。関連表一覧テーブル38は、各施設の関連表を管理する領域である。CPU47は、例えば、ROM44に格納されたプログラムをRAM45上に展開する。CPU47は、RAM45上に展開されたプログラムをプロセスとして実行することで、例えば、通信制御部51及びサーバ制御部52として機能する。通信制御部51は、通信装置41を制御する。サーバ制御部52は、サーバ5全体を制御する。
図6は、メイン目的地とサブ目的地との関係の一例を示す説明図である。メイン目的地は、運転者が設定した本来訪問する、例えば、施設1等の目的地である。尚、メイン目的地は、運転者自身が設定し、その設定を消去しない限り保持するものである。サブ目的地は、運転者がメイン目的地に訪問する際に車両2を駐車する、例えば、駐車場A等の車両の終点である。
図7は、優先度テーブル33の一例を示す説明図である。優先度テーブル33は、駐車場を選択する際の優先項目33A毎の優先度33Bを管理するテーブルである。優先度テーブル33は、例えば、駐車場を選択する際に使用するテーブルである。優先項目33Aは、例えば、形状と、距離と、料金と、提携と、天気と、バリアフリーと、充電等の項目がある。形状は、例えば、車高や車幅等で車両の形状に合致しない駐車場を除外する条件である。距離は、例えば、メイン目的地への距離が近い駐車場を優先項目とする優先条件である。料金は、例えば、駐車料金を安い駐車場を優先項目とする優先条件である。提携は、例えば、メイン目的地が提携して割引サービスを実施する駐車場を優先項目とする優先条件である。天気は、例えば、雨天時での屋内駐車場を優先項目とする優先条件である。バリアフリーは、例えば、バリアフリーの駐車場を優先項目とする優先条件である。充電は、駐車場で充電したい時にEV充電設備のある駐車場を優先項目とする優先条件である。優先度は、「1」を最優先とし、「1」、「2」、「3」…の順に優先順位を付与しているものとする。図7の例では、3種類の優先度テーブル33を例示している。「例1」では車両がEVコンパクトカーの運転者の優先度テーブル33を例示している。形状は「○」であるため、車両の形状による駐車場の除外はなく、充電は「○」であるため、充電設備のある駐車場を駐車条件とする。尚、形状としては、例えば、車両の車高や車幅等の実数値を定義しても良く、適宜変更可能である。更に、優先度として第1位を「提携」、第2位を「料金」、第3位を「距離」、第4位を「天気」、第5位を「バリアフリー」としている。また、「例2」では、乳児連れワンボックスミニバンの運転者の優先度テーブルを例示している。形状は「×」であるため、例えば、車両の形状による駐車場の除外があり、充電は「×」であるため、充電設備のある駐車場を駐車条件としない。更に、優先度として第1位を「バリアフリー」、第2位を「提携」、第3位を「天気」、第4位を「料金」、第5位を「距離」としている。優先度テーブル33は、運転者等の利用者の操作に応じて設定可能である。形状は絶対的条件であるのに対し、距離、料金、提携、天気、バリアフリー及び充電は満足的条件である。優先度テーブル33には、優先度項目の他に、利用者固有の嗜好、事情や行動を加味しても良く、適宜変更可能である。
図8は、駐車場テーブル34の一例を示す説明図である。図8に示す駐車場テーブル34には、例えば、インターネットや看板等で公開している収集可能な駐車場情報を管理している。駐車場テーブル34は、例えば、駐車場を特定する際に使用するテーブルである。駐車場テーブル34は、駐車場名34Aと、構造34Bと、バリアフリー34Cと、充電34Dと、基本料金34Eと、特典料金34Fと、所有34Gと、提携34Hとを有する。駐車場名34Aは、駐車場を識別する名称である。構造34Bは、駐車場の構造、例えば、地上露天、立体屋上、立体屋内、立体機械や路上等である。バリアフリー34Cは、バリアフリー設備の有無を識別する項目である。充電34Dは、EV充電設備の有無を識別する項目である。基本料金34Eは、駐車料金の基本料金である。特典料金34Fは、特典の駐車料金である。所有34Gは、駐車場の所有者を識別する名称である。提携34Hは、駐車場の提携者を識別する名称である。
図9は、閾値テーブル36の一例を示す説明図である。図9に示す閾値テーブル36は、サーバ5内に管理し、関連表に使用する関連度を設定する際の判定閾値を管理している。閾値テーブル36は、例えば、関連度を設定する際に使用するテーブルである。判定閾値は、例えば、高中低の3種類である。関連度「高」の判定閾値は、例えば、利用率≧60%とする。尚、利用率とは、メイン目的地の使用駐車場として利用した駐車場の利用率である。関連度「中」の判定閾値は、例えば、30%≦利用率<60%とする。関連度「低」の判定閾値は、例えば、利用率<30%とする。サーバ5は、不特定対数の利用者のメイン目的地に対するサブ目的地の利用回数から利用率を算出する。サーバ5は、閾値テーブル36を参照し、サブ目的地の利用率からサブ目的地の関連度を算出する。
図10は、施設単位関連表テーブル37の一例を示す説明図である。図10に示す施設単位関連表テーブル37は、施設単位の優先項目37A毎の各駐車場の利用回数及び関連度を管理している。施設単位関連表テーブル37は、第三者の利用実績の観点から、例えば、施設単位で各駐車場の利用回数及び関連度を特定するのに使用するテーブルである。施設単位関連表テーブル37は、優先項目37A毎に、所有駐車場37B、提携駐車場37C及び関連駐車場37Dを対応付けて管理している。優先項目37Aは、例えば、距離、料金、提携、天気やバリアフリー等である。所有駐車場37Bは、メイン目的地である施設が所有する駐車場の利用回数及び関連度を管理する。提携駐車場37Cは、メイン目的地である施設が提携する駐車場の利用回数及び関連度を管理する。関連駐車場37Dは、メイン目的地である施設が関連する駐車場の利用回数及び関連度を管理する。施設が関連する駐車場とは、所定駐車場及び提携駐車場以外の駐車場であって、施設をメイン目的地とした際に運転者が利用した駐車場である。
サーバ5は、ナビ装置3から携帯端末4経由で関連表更新要求を検出した場合、施設単位関連表テーブル37を更新する。サーバ5は、各ナビ装置3からメイン目的地毎の駐車場の使用に応じて施設単位関連表テーブル37内の優先項目毎の各駐車場の利用回数を+1インクリメントし、当該施設の各駐車場の利用回数から各駐車場の利用率を算出する。更に、サーバ5は、施設内の各駐車場の利用回数から利用率を算出する。更に、サーバ5は、閾値テーブル36を参照し、算出した利用率から該当施設の該当駐車場の関連度を算出し、施設単位関連表テーブル37内の該当駐車場の関連度を更新する。
施設単位関連表テーブル37は、複数の利用者の優先項目毎のサブ目的地の関連表を収集し、施設単位で優先項目毎のサブ目的地の関連表を管理している。サーバ5は、施設の優先項目毎の各駐車場の関連度を第三者に提示できる。
図11は、関連表一覧テーブル38の一例を示す説明図である。図11に示す関連表一覧テーブル38は、各施設の関連表を一覧管理している。関連表一覧テーブル38は、例えば、運転者個人の利用実績の観点から、各施設の関連表を管理するテーブルである。関連表一覧テーブル38は、施設名38Aと、所有駐車場38Bと、提携駐車場38Cと、関連駐車場38Dとを対応付けて管理する。施設名38Aは、メイン目的地の施設名称である。所有駐車場38Bは、施設が所有する駐車場であって、駐車場名及び関連度を管理している。提携駐車場38Cは、施設が提携する駐車場であって、駐車場名及び関連度を管理している。関連駐車場38Dは、所有駐車場及び提携駐車場以外でメイン目的地への訪問者が利用する駐車場であって、駐車場名及び関連度を管理している。サーバ5は、ナビ装置3から携帯端末4経由の関連表更新要求を検出すると、施設名毎の関連表を更新する。関連度は、例えば、低→中→高の3段階であって、「高」がメイン目的地との関連度が最も高いことを示している。
尚、施設毎の駐車場の利用率に応じて関連度を更新する。しかしながら、これに限定されるものではなく、例えば、メイン目的地の直近で駐車場を利用した場合、当該駐車場の関連度を1UPしても良い。また、メイン目的地を最後に訪問してから所定期間、例えば、2年経過した場合にメイン目的地の全駐車場の関連度を「低」若しくはリセットしても良い。また、メイン目的地を最後に訪問してから所定期間、例えば、1年経過した場合、メイン目的地の全駐車場の関連度を1DOWNしても良く、適宜変更可能である。
図12は、関連表テーブル35の一例を示す説明図である。ナビ装置3は、メイン目的地に関する施設の行項目を関連表一覧テーブル38から抽出し、その施設の行項目を関連表テーブル35としている。ナビ装置3は、関連表テーブル35を使用して関連度に応じた駐車場を選択する駐車場選択処理を実行する。関連表テーブル35は、施設名35Aと、所有駐車場35Bと、提携駐車場35Cと、関連駐車場35Dとを対応付けて管理する。施設名35Aは、メイン目的地の施設名称である。所有駐車場35Bは、メイン目的地が所有する駐車場であって、駐車場名及び関連度を管理している。関連度は、例えば、低→中→高の3段階であって、「高」がメイン目的地との関連度が最も高いことを示している。提携駐車場35Cは、メイン目的地が提携する駐車場であって、駐車場名及び関連度を管理する。関連駐車場35Dは、所有駐車場及び提携駐車場以外でメイン目的地への訪問者が利用する駐車場であって、駐車場名及び関連度を管理している。
次に実施例1の駐車場案内装置1の動作について説明する。図13は、ナビ使用時の駐車場案内装置1に関わる処理動作の一例を示すシーケンス図である。ナビ装置3は、運転者によるメイン目的地の入力操作を検出すると(ステップS11)、メイン目的地の関連表要求を携帯端末4経由でサーバ5に送信する(ステップS12)。尚、メイン目的地は、利用者が訪問しようとする施設名等である。関連表要求には、メイン目的地の名称を含む。サーバ5は、関連表要求を受信した場合(ステップS13)、関連表要求内のメイン目的地に対応する関連表を関連表一覧テーブル38から取得する(ステップS14)。サーバ5は、メイン目的地に対応する関連表、すなわちメイン目的地の関連表を取得した場合、メイン目的地の関連表を携帯端末4経由でナビ装置3に通知する(ステップS15)。
ナビ装置3は、メイン目的地の関連表を受信した場合(ステップS16)、メイン目的地の関連表に基づき、サブ目的地設定処理を実行する(ステップS17)。尚、ナビ装置3は、図12に示すようにメイン目的地の関連表を関連表テーブル35に格納する。ナビ装置3は、サブ目的地設定処理で得たサブ目的地へのナビを開始する(ステップS18)。尚、サブ目的地設定処理は、優先度テーブル33及び関連表テーブル35を参照してメイン目的地に対応するサブ目的地である駐車場を選択する。運転者は、ナビ装置3からのナビに応じてサブ目的地へ移動し、サブ目的地(駐車場)に到着した場合(ステップS19)、車両2のエンジンをOFFする。
ナビ装置3は、車両2のエンジンOFFを検出した場合(ステップS20)、エンジンのOFF時刻を記憶する(ステップS21)。そして、運転者は、駐車場からメイン目的地へ携帯端末4を持参しながら移動し(ステップS22)、再び、サブ目的地に帰着することになる(ステップS23)。尚、携帯端末4は、GPS92が動作中の状態である。そして、運転者は、車両2に乗車してエンジンをONしたとする。
ナビ装置3は、車両2のエンジンONを検出した場合(ステップS24)、移動軌跡情報要求を携帯端末4に送信する(ステップS25)。携帯端末4は、移動軌跡情報要求を受信した場合(ステップS26)、GPS情報から、エンジンOFF時刻から現在までの運転者の移動軌跡情報を取得する(ステップS27)。携帯端末4は、運転者の移動軌跡情報を取得した場合、取得した移動軌跡情報をナビ装置3に送信する(ステップS28)。
ナビ装置3内の特定部23Bは、移動軌跡情報を受信した場合(ステップS29)、受信した移動軌跡情報に基づき、運転者の滞在地を特定する滞在地特定処理を実行する(ステップS30)。尚、滞在地特定処理は、運転者の移動軌跡情報から運転者の行動軌跡で、例えば、メイン目的地等を含む滞在地を特定する。更に、ナビ装置3は、滞在地特定処理の処理結果に応じて関連表を更新する関連表更新処理を実行する(ステップS31)。尚、関連表更新処理は、滞在地特定処理にて特定された滞在地に応じて関連表テーブルの内容を更新する。ナビ装置3は、関連表更新処理を実行した後、関連表更新要求を携帯端末4経由でサーバ5に送信する(ステップS32)。尚、関連表更新要求は、メイン目的地訪問に際して使用した駐車場名と、メイン目的地等を含む滞在地の施設名とを含む情報である。そして、サーバ5は、関連表更新要求に応じて関連表の内容を更新し(ステップS33)、図13に示す処理動作を終了する。サーバ5は、関連表更新要求に応じて施設単位関連表テーブル37及び関連表一覧テーブル38の内容を更新する。
ナビ装置3は、運転者のメイン目的地の設定操作に応じてメイン目的地に対応する駐車場を優先項目及び関連度に応じて選択し、メイン目的地の駐車場を自動設定し、当該駐車場へのナビを開始する。その結果、運転者は、メイン目的地を設定するだけで、メイン目的地の駐車場への案内を受けることができる。
ナビ装置3は、携帯端末4から移動軌跡情報を取得し、取得した移動軌跡情報から滞在地を特定する。更に、ナビ装置3は、メイン目的地を含む滞在地を特定し、滞在地及び駐車場名を含む関連表更新要求をサーバ5に送信する。その結果、サーバ5は、駐車場と滞在地とで施設単位関連表テーブル37及び関連表一覧テーブル38の内容を更新できる。
図14は、新規滞在地発生時のメイン目的地とサブ目的地との関係の一例を示す説明図である。ナビ装置3は、移動軌跡情報に基づき、例えば、駐車場A(サブ目的地)→施設1(メイン目的地)→施設2(新規滞在地)→駐車場A(サブ目的地)の経路で移動した運転者の行動を認識する。ナビ装置3は、駐車場テーブル34及び地図情報を参照し、施設1と施設2との間の中間地点にある駐車場Bを選択する。ナビ装置3は、施設2をメイン目的地、駐車場Bをサブ目的地とする関連表を新規生成する。この際、ナビ装置3は、施設1をメイン目的地とする関連表についても、駐車場Bをサブ目的地として追加する。そして、ナビ装置3は、新規の関連表を含む関連表更新要求をサーバ5に送信する。
ナビ装置3では、移動軌跡情報から、例えば、10分以上継続して滞在した施設1及び施設2の滞在地を特定し、メイン目的地(施設1)から滞在地(施設2)までの中間地点にある駐車場を選択する場合を例示した。しかしながら、ナビ装置3は、滞在地を特定し、施設1の滞在時間と施設2の滞在時間とを比較し、滞在時間が長い方の施設に近い駐車場を選択しても良く、適宜変更可能である。また、ナビ装置3は、滞在地を特定し、特定した施設1及び施設2の内、先に訪問した滞在地に近い方の駐車場を選択しても良く、適宜変更可能である。また、ナビ装置3は、滞在地を特定し、特定した施設の内、施設の特徴を比較して何方かの施設に近い方が便利だと判断した駐車場を選択しても良く、適宜変更可能である。また、ナビ装置3は、移動軌跡情報から、時間閾値として、例えば、10分以上継続して滞在した施設の滞在地として特定する場合を例示したが、時間閾値として10分以上に限定されるものではなく、利用者の設定操作に応じて適宜設定変更可能である。
尚、自分の利用実績を使用してメイン目的地対応の関連表を取得する場合には、関連表一覧テーブル38を使用する場合を例示した。しかしながら、第三者の利用実績を使用してメイン目的地対応の関連表を取得する場合には、施設単位関連表テーブル37を使用する。この場合、サーバ5は、関連表要求を受信した場合、関連表要求内のメイン目的地に対応する関連表を施設単位関連表テーブル37から取得する。更に、サーバ5は、メイン目的地に対応する関連表、すなわちメイン目的地の関連表を取得した場合、メイン目的地の関連表を携帯端末4経由でナビ装置3に通知する。そして、ナビ装置3は、メイン目的地の関連表を受信した場合、メイン目的地の関連表に基づき、サブ目的地設定処理を実行する。ナビ装置3は、メイン目的地の関連表を関連表テーブル35に格納する。ナビ装置3は、サブ目的地設定処理で得たサブ目的地へのナビを開始する。尚、サブ目的地設定処理は、優先度テーブル33及び関連表テーブル35を参照してメイン目的地に対応するサブ目的地である駐車場を選択する。
また、自分の利用実績がない場合には、第三者の利用実績を使用してメイン目的地に対応する関連表を施設単位関連表テーブル37から取得するようにしても良く、適宜変更可能である。また、利用者の設定操作に応じて、メイン目的地に対応する関連表を関連表一覧テーブル38又は施設単位関連表テーブル37を取得しても良く、適宜変更可能である。
図15は、ナビ装置3のサブ目的地設定処理に関わる処理動作の一例を示すフロー図である。ナビ装置3内のナビ制御部23内の選択部23Cは、関連表テーブル35を参照し、メイン目的地の関連表を取得したか否かを判定する(ステップS41)。選択部23Cは、メイン目的地の関連表を取得した場合(ステップS41肯定)、関連表からメイン目的地の所有駐車場及び提携駐車場を選択候補として抽出する(ステップS42)。
選択部23Cは、関連表からメイン目的地の関連駐車場の内、上限数までの関連駐車場を選択候補として抽出する(ステップS43)。尚、上限数とは、例えば、都市部の場合は狭範囲、郊外の場合は広範囲、例えば、500m以内とし、その範囲内での選択候補として抽出可能な駐車場の数の上限である。また、上限数も利用者の設定操作に応じて適宜変更可能である。選択部23Cは、メイン目的地の到着予想時刻を算出し(ステップS44)、メイン目的地の到着予想時刻の天気情報を取得する(ステップS45)。
選択部23Cは、優先度テーブル33を参照し、車両の形状の駐車条件があるか否かを判定する(ステップS46)。選択部23Cは、車両の形状の駐車条件がある場合(ステップS46肯定)、選択候補から当該車両が駐車不可の駐車場を除外する(ステップS47)。更に、選択部23Cは、優先度テーブル33を参照し、充電の駐車条件があるか否かを判定する(ステップS48)。
選択部23Cは、充電の駐車条件がある場合(ステップS48肯定)、選択候補から充電設備のある駐車場のみを抽出する(ステップS49)。そして、ナビ制御部23内の提示部23Eは、図16に示す駐車場選択処理を実行し(ステップS50)、選択した駐車場をサブ目的地に設定し(ステップS51)、図15に示す処理動作を終了する。その結果、提示部23Eは、メイン目的地に対応した駐車場をサブ目的地として自動設定し、当該駐車場のナビを開始できる。
ナビ装置3は、メイン目的地の関連表から所有駐車場、提携駐車場及び関連駐車場を選択候補として抽出し、優先度テーブル33内の優先項目に対応するメイン目的地の駐車場を選択候補から選択する。その結果、ナビ装置3は、メイン目的地の設定に応じてメイン目的地の駐車場を自動設定できる。つまり、ナビ装置3は、メイン目的地に関連付けられた車両の終点である駐車場のナビを運転者に提供できる。
図16は、ナビ装置3の駐車場選択処理に関わる処理動作の一例を示すフロー図である。図16において選択部23Cは、優先度テーブル33を参照し、選択候補から優先度1の駐車場があるか否かを判定する(ステップS61)。尚、選択候補は、ステップS41〜ステップS49までの処理で抽出した駐車場の選択候補である。優先度1とは、優先度テーブル33内の優先項目が第1位の項目である。選択部23Cは、選択候補から優先度1の駐車場がある場合(ステップS61肯定)、関連表テーブル35を参照し、該当駐車場の内、関連度が「高」の駐車場があるか否かを判定する(ステップS62)。関連表テーブル35の内容は、自分の利用実績の観点の場合、関連表一覧テーブル38から抽出したメイン目的地の関連表である。尚、説明の便宜上、関連表テーブル35の内容として、関連表一覧テーブル38から抽出したメイン目的地の関連表を例示したが、例えば、第三者の利用実績の観点の場合、施設単位関連表テーブル37から抽出したメイン目的地の関連表でも良い。選択部23Cは、該当駐車場の内、関連度が「高」の駐車場がある場合(ステップS62肯定)、該当駐車場が1箇所であるか否かを判定する(ステップS63)。選択部23Cは、該当駐車場が1箇所の場合(ステップS63肯定)、当該駐車場を選択し(ステップS64)、図16に示す処理動作を終了する。
選択部23Cは、該当駐車場の内、関連度が「高」の駐車場がない場合(ステップS62否定)、関連表テーブル35を参照し、該当駐車場の内、関連度が「中」の駐車場があるか否かを判定する(ステップS65)。選択部23Cは、該当駐車場の内、関連度が「中」の駐車場がある場合(ステップS65肯定)、該当駐車場が1箇所であるか否かを判定すべく、ステップS63に移行する。
選択部23Cは、該当駐車場の内、関連度が「中」の駐車場がない場合(ステップS65否定)、関連表テーブル35を参照し、該当駐車場の内、関連度が「低」の駐車場と判断し(ステップS66)、該当駐車場が1箇所であるか否かを判定すべく、ステップS63に移行する。
選択部23Cは、該当駐車場が1箇所でない場合(ステップS63否定)、すなわち2箇所以上の場合、複数の駐車場の内、優先度が高い方の駐車場を選択し(ステップS67)、選択した駐車場を選択すべく、ステップS64に移行する。尚、ステップS67の優先度が高い方の駐車場を選択する処理とは、例えば、優先度1の該当駐車場が複数ある場合、次位の優先度2で該当駐車場を比較し、全ての該当駐車場が優先度2を満たす場合、次位の優先度3で該当駐車場を比較する。そして、優先度が満たさなくなる該当駐車場が見つかるまで優先度を順次変えて、高優先度を満たした方の該当駐車場を駐車場として選択する。従って、優先度1の該当駐車場が2箇所ある場合、該当駐車場が優先度2を満たすか否かを比較し、一方の該当駐車場が優先度2を満たし、他方の該当駐車場が優先度2を満たさなかった場合は、優先度1及び2を満たした該当駐車場を駐車場として選択する。
また、選択部23Cは、選択候補から優先度1の駐車場がない場合(ステップS61否定)、優先度テーブル33を参照し、選択候補から優先度2の駐車場がるか否かを判定する(ステップS69)。尚、優先度2とは、優先度テーブル33内の優先項目が第2位の項目である。選択部23Cは、選択候補から優先度2の駐車場がある場合(ステップS69肯定)、該当駐車場の内、関連度が「高」の駐車場があるか否かを判定すべく、ステップS62に移行する。
また、選択部23Cは、選択候補から優先度2の駐車場がない場合(ステップS69否定)、優先度テーブル33を参照し、選択候補から優先度3の駐車場がるか否かを判定する(ステップS70)。尚、優先度3とは、優先度テーブル33内の優先項目が第3位の項目である。選択部23Cは、選択候補から優先度3の駐車場がある場合(ステップS70肯定)、該当駐車場の内、関連度が「高」の駐車場があるか否かを判定すべく、ステップS62に移行する。
また、選択部23Cは、選択候補から優先度3の駐車場がない場合(ステップS70否定)、優先度テーブル33を参照し、選択候補から優先度4の駐車場がるか否かを判定する(ステップS71)。尚、優先度4とは、優先度テーブル33内の優先項目が第4位の項目である。選択部23Cは、選択候補から優先度4の駐車場がある場合(ステップS71肯定)、該当駐車場の内、関連度が「高」の駐車場があるか否かを判定すべく、ステップS62に移行する。
また、選択部23Cは、選択候補から優先度4の駐車場がない場合(ステップS71否定)、優先度テーブル33を参照し、選択候補から優先度5の駐車場がるか否かを判定する(ステップS72)。尚、優先度5とは、優先度テーブル33内の優先項目が第5位の項目である。選択部23Cは、選択候補から優先度5の駐車場がある場合(ステップS72肯定)、該当駐車場の内、関連度が「高」の駐車場があるか否かを判定すべく、ステップS62に移行する。また、選択部23Cは、選択候補から優先度5の駐車場がない場合(ステップS72否定)、メイン目的地を駐車場として選択し(ステップS68)、図16に示す処理動作を終了する。
ナビ装置3は、選択候補から優先度に応じた駐車場がある場合、関連度が高い方の駐車情報を選択する。その結果、メイン目的地に対応する駐車場が複数ある場合でも優先度及び関連度に応じた最適な駐車場を選択できる。
図17は、ナビ装置3の滞在地特定処理に関わる処理動作の一例を示すフロー図である。図17においてナビ制御部23内の特定部23Bは、携帯端末4から移動軌跡情報を取得したか否かを判定する(ステップS81)。特定部23Bは、移動軌跡情報を取得した場合(ステップS81肯定)、移動軌跡情報から10分以上滞在している滞在地があるか否かを判定する(ステップS82)。
特定部23Bは、例えば、10分以上滞在している滞在地がある場合(ステップS82肯定)、地図情報を照合して滞在地の施設名を特定し(ステップS83)、図17に示す処理動作を終了する。尚、滞在地が自宅の場合は、ステップS83の施設名を特定することなく、図17に示す処理動作を終了する。特定部23Bは、移動軌跡情報を取得したのでない場合(ステップS81否定)、図17に示す処理動作を終了する。特定部23Bは、移動軌跡情報から10分以上滞在している滞在地がない場合(ステップS82否定)、図17に示す処理動作を終了する。
ナビ装置3は、携帯端末4からの移動軌跡情報を取得した場合、移動軌跡情報から10分以上滞在している滞在地がある場合、滞在地の施設名を特定する。その結果、サブ目的地の駐車場で下車後に再度エンジンONするまでの期間に運転者が滞在した滞在地を特定できる。
図18は、ナビ装置3の関連表更新処理に関わる処理動作の一例を示すフロー図である。図18においてナビ制御部23内の生成部23Dは、ナビ装置3に設定した目的地と図17に示す滞在地特定処理で特定した滞在地とが一致するか否かの判定結果に基づき、滞在地がメイン目的地であるか否かを判定する(ステップS91)。生成部23Dは、滞在地がメイン目的地の場合(ステップS91肯定)、関連表テーブル35内のメイン目的地とサブ目的地との関連度を1UPし(ステップS92)、図18に示す処理動作を終了する。例えば、関連度が「中」の状態で1UPした場合、関連度は「高」となる。また、関連度が「低」の状態で1UPした場合、関連度は「中」となる。
生成部23Dは、滞在地がメイン目的地でない場合(ステップS91否定)、ナビ装置3に設定した目的地と滞在地とが一致するか否かの判定結果に基づき、滞在地がメイン目的地以外であるか否かを判定する(ステップS93)。生成部23Dは、滞在地がメイン目的地以外の場合(ステップS93肯定)、関連表テーブル35にない新規の滞在地と判断し、関連表テーブル35内に新規の滞在地とサブ目的地との関連表を新規設定し(ステップS94)、図18に示す処理動作を終了する。
生成部23Dは、滞在地がメイン目的地以外でない場合(ステップS93否定)、滞在地がメイン目的地及び新規の滞在地と判断し(ステップS95)、関連表テーブル35内のメイン目的地とサブ目的地との関連度を1UPする(ステップS96)。生成部23Dは、地図情報及び駐車場テーブル34を参照し、新規の滞在地とメイン目的地との中間地点にある新規の駐車場を特定する(ステップS97)。更に、生成部23Dは、特定された新規の駐車場をメイン目的地及び新規の滞在地のサブ目的地とし、新規の滞在地のメイン目的地と新規の駐車場のサブ目的地との関連表を新規設定し(ステップS98)、図18に示す処理動作を終了する。
ナビ装置3は、例えば、メイン目的地が「施設1」、サブ目的地が「駐車場A」の場合、駐車場A→施設1→駐車場Aの移動軌跡情報を取得した場合、ステップS91の肯定の判定処理に移行する。そして、ナビ装置3は、メイン目的地「施設1」とサブ目的地「駐車場A」との関連度を1UPする。その結果、ナビ装置3は、メイン目的地「施設1」及びサブ目的地「駐車場A」の関連表を更新できる。
ナビ装置3は、例えば、メイン目的地が「施設1」、サブ目的地が「駐車場A」の場合、駐車場A→施設2→駐車場Aの移動軌跡情報を取得した場合、ステップS93の肯定の判定処理に移行する。そして、ナビ装置3は、メイン目的地「施設2」とサブ目的地「駐車場A」との関連表を新規設定する。その結果、ナビ装置3は、新規の滞在地「施設2」及びサブ目的地「駐車場A」の関連表を新規に設定できる。
ナビ装置3は、例えば、メイン目的地が「施設1」、サブ目的地が「駐車場A」の場合、駐車場A→施設1→施設2→駐車場Aの移動軌跡情報を取得した場合、ステップS93の否定の判定処理に移行する。ナビ装置3は、「施設1」と「施設2」との中間地点にある駐車場Bを選択する。ナビ装置3は、メイン目的地「施設1」と、サブ目的地「駐車場A」及び「駐車場B」との関連表を更新する。更に、ナビ装置3は、メイン目的地「施設2」と、サブ目的地「駐車場A」及び「駐車場B」との関連表を新規生成する。更に、メイン目的地に対応するサブ目的地の駐車場Aの関連度は「中」、駐車場Bの関連度は「高」に設定する。その結果、ナビ装置3は、新規の滞在地「施設2」と新規の駐車場「駐車場B」との関連表を新規設定できる。
図18に示す関連表更新処理を実行するナビ装置3は、関連表テーブル35内の関連度等を更新する場合を例示した。更に、ナビ装置3は、関連表テーブル35内の関連表を更新した後、更新後の関連表を含む関連表更新要求を携帯端末4経由でサーバ5に通知する。サーバ5は、更新後の関連表に応じて、関連表一覧テーブル38の内容を更新する。また、サーバ5は、更新後の関連表に応じて施設単位関連表テーブル37の内容を更新する。この場合、サーバ5は、更新後の関連表が関連度の更新の場合、利用回数を+1インクリメントすることで、利用回数の比率に応じて関連度を更新しても良く、適宜変更可能である。
関連表更新処理を実行するナビ装置3は、「施設1」と「施設2」との中間地点にある駐車場Bを選択する場合を例示したが、これに限定されるものではなく、適宜変更可能である。例えば、「施設1」及び「施設2」の滞在時間を考慮し、滞在時間の長い方の施設の駐車場を選択しても良い。また、例えば、「施設1」及び「施設2」の内、先に利用した方を考慮し、先に利用した施設の駐車場を選択しても良い。また、例えば、「施設1」及び「施設2」の施設内容を考慮し、施設内容として手荷物が多くなる小売店の場合、小売店に近い方の駐車場を選択しても良く、適宜変更可能である。
図19は、目的地未設定時の駐車場案内装置1に関わる処理動作の一例を示すシーケンス図である。ナビ装置3は、目的地未設定で運転者の運転中(ステップS101)に、運転中の現在地を地図表示する(ステップS102)。運転者は、目的地の駐車場に到着した場合(ステップS103)、車両2のエンジンをOFFすることになる。ナビ装置3は、エンジンOFFを検出した場合(ステップS104)、エンジンOFF時刻を記憶する(ステップS105)。
更に、運転者は、駐車場から目的地へ移動し(ステップS107)、その後、再び駐車場に帰着することになる(ステップS108)。そして、運転者は、車両2のエンジンをONすることになる。ナビ装置3は、エンジンONを検出した場合(ステップS109)、現在位置が自宅でなく、エンジンOFF時刻から現在時刻までの期間が、例えば、10分以上経過した場合(ステップS110)、移動軌跡情報要求を携帯端末4に送信する(ステップS111)。尚、携帯端末4は、GPS92が動作中の状態である。
携帯端末4は、移動軌跡情報要求を受信した場合(ステップS112)、移動軌跡情報を取得し(ステップS113)、取得した移動軌跡情報をナビ装置3に送信する(ステップS114)。ナビ装置3は、移動軌跡情報を受信した場合(ステップS115)、移動軌跡情報に基づき、運転者の滞在地を特定する、図15に示す滞在地特定処理を実行する(ステップS116)。
更に、ナビ装置3は、滞在地を特定した後、特定した滞在地をメイン目的地、現在位置の駐車場をサブ目的地として関連表を更新する(ステップS117)。ナビ装置3は、特定した滞在地と現在の駐車場との関連表を関連表テーブル35に更新し、関連表更新要求を生成する。そして、ナビ装置3は、関連表更新要求を携帯端末4経由でサーバ5に送信する(ステップS118)。サーバ5は、関連表更新要求に応じて関連表を更新し(ステップS119)、図19に示す処理動作を終了する。サーバ5は、関連表更新要求に応じて施設単位関連表テーブル37及び関連表一覧テーブル38の内容を更新する。
ナビ装置3は、目的地未設定の場合でも、到着した駐車場からの運転者の移動軌跡情報を取得し、移動軌跡情報から滞在地を特定した場合、滞在地と現在の駐車場との関連表を更新できる。その結果、ナビ装置3は、当該滞在地が次回にメイン目的地として指定された場合、当該メイン目的地に対応する駐車場を利用者に提示できる。
実施例1の駐車場案内装置1では、運転者が指定した目的地に応じて車両が行くべき駐車場を特定し、その駐車場を目的地として自動設定する。更に、駐車場案内装置1は、駐車場からメイン目的地までの運転者の移動軌跡からメイン目的地及びサブ目的地の関連表を自動更新する。その結果、実際に車両を駐車場に停めた実績と、運転者が車両を下車して向かった先の移動軌跡とを使用することでメイン目的地とサブ目的地との関連表を実際の運転者の行動軌跡で反映できる。
更に、実際に車両を停めた実績については、実装したナビ装置3を利用する不特定多数の利用者のものを収集する。これから目的地を設定する利用者と同じ嗜好・事情の人が利用した駐車場の実績に基づいて駐車場を選択することで、状況(天気、同乗者の事情)が変化しても最適な駐車場を利用できる。従って、ナビの利用機会を増やすことが可能となる。
ナビ使用時では、ナビ装置3に設定したメイン目的地と、実際に車両を停めたサブ目的地(駐車場)とを確認することで、サブ目的地の関連度を更新する。
目的地未設定時(単なる現在地表示の時)では、ナビ装置3が駐車場に停止したことを認識すると、駐車場から出発する前に運転者の携帯端末4から移動軌跡情報を取得し、移動軌跡情報から運転者の滞在地を特定する。そして、ナビ装置3は、特定した滞在地と、滞在地の駐車場との関連表を更新する。運転者の嗜好や事情を駐車場選択の優先度として使用することで、運転者に適した駐車場を選択することが可能となる。駐車場に到着してからどこへ向かったのかを携帯端末4の移動軌跡を取り込むことにより分析することで、目的地と駐車場の関連を最適な状態にカスタマイズすることが可能となる。その結果、目的地を入力するだけで運転者にとって最適な駐車場を自動設定することが可能となる。更に、データセンタでメイン目的地とサブ目的地との関連表を蓄積・共有することで、初めて訪れる場所においても最適な駐車場を利用することが可能となる。
尚、実施例1では、エンジンOFFの操作に応じてエンジンOFF時刻を記憶する場合を例示したが、シートベルト装着センサでシートベルトが外されたタイミングでエンジンOFF時刻として記憶しても良く、適宜変更可能である。
尚、実施例1の駐車場案内装置1は、ナビ装置3を使用する場合を例示したが、ナビ装置3の代わりに、携帯端末4のナビアプリを使用した場合にも適用可能であり、その場合の実施の形態につき、実施例2として以下に説明する。尚、実施例1と同一の構成には同一符号を付すことで、その重複する構成に及び動作の説明については省略する。
図20は、実施例2の駐車場案内装置1Aの一例を示す説明図である。図20に示す駐車場案内装置1Aは、ナビアプリを実装した携帯端末4Aと、サーバ5Aとを有する。車両の運転者は、携帯端末4のナビアプリを使用して目的地までのナビを享受できる。
図21は、携帯端末4Aのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図21に示す携帯端末4Aは、無線装置71と、入力装置72と、表示装置73と、GPS装置74と、充電装置75と、ROM76と、RAM77と、CPU78と、バス79とを有する。無線装置71は、例えば、無線通信網を通じてデータセンタ内のサーバ5Aと通信接続する通信IFである。入力装置72は、各種情報を入力する入力IFである。表示装置73は、各種情報を表示する出力IFである。GPS装置74は、携帯端末4Aの現在位置を取得する。充電装置75は、車両からの電力供給を受ける。ROM76は、プログラム等の各種情報を記憶する領域である。RAM77は、各種情報を記憶する領域である。CPU78は、携帯端末4A全体を制御する。バス79は、無線装置71、入力装置72、表示装置73、GPS装置74、充電装置75、ROM76、RAM77及びCPU78と接続するバスラインである。
図22は、携帯端末4Aの機能構成の一例を示すブロック図である。図22に示す携帯端末4Aは、記憶部90と、制御部80とを有する。記憶部90は、地図メモリ91と、ユーザメモリ92とを有する。地図メモリ91は、地図情報と、駐車場や施設地等の施設情報とを格納している。ユーザメモリ92は、例えば、優先度テーブル33、駐車場テーブル34及び関連表テーブル35等を格納している。制御部80は、例えば、CPU78等の電子回路に対応する。そして、制御部80は、各種の処理手順を規定したプログラムや制御データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する。CPU78は、例えば、ROM76に格納されたプログラムをRAM77上に展開する。CPU78は、RAM77上に展開されたプログラムをプロセスとして実行することで、例えば、通信制御部81及び端末制御部82として機能する。端末制御部82は、特定部82Aと、選択部82Bと、生成部82Cと、提示部82Dとを有する。
特定部82Aは、駐車場からの利用者の移動軌跡情報を用いて利用者の滞在地を特定する。特定部82Aは、図17に示す滞在地特定処理を実行する。選択部82Bは、特定部82Aにて特定された滞在地から駐車場を選択する。選択部82Bは、図15に示すサブ目的地設定処理及び図16に示す駐車場選択処理を実行する。生成部82Cは、選択部82Bにて選択された駐車場と特定部82Aにて特定された滞在地とで目的地組合せの関連表を生成する。生成部82Cは、図18に示す関連表更新処理を実行する。提示部82Dは、利用者から目的地が指定された場合に、関連表から目的地に対応する駐車場を提示する。
図23は、サーバ5Aの機能構成の一例を示すブロック図である。図23に示すサーバ5Aは、記憶部60と、制御部50とを有する。記憶部60は、地図DB61及び共通DB62の他に、個別DB63を有する。地図DB61は、例えば、地図や施設等の最新の各データを格納したDBである。共通DB62は、例えば、閾値テーブル36、施設単位関連表テーブル37及び関連表一覧テーブル38等を格納したDBである。個別DB63は、例えば、優先度テーブル33を有する。CPU47は、RAM45上に展開されたプログラムをプロセスとして実行することで、例えば、通信制御部51及びサーバ制御部52として機能する。
次に実施例2の駐車場案内装置1Aの動作について説明する。図24及び図25は、ナビ使用時の駐車場案内装置1Aに関わる処理動作の一例を示すシーケンス図である。図24に示す携帯端末4Aは、運転者のナビアプリの起動操作を検出した場合(ステップS121)、ナビアプリを起動する(ステップS122)。携帯端末4Aは、ナビアプリを起動した場合、現在位置の周辺情報を取得する周辺情報取得要求をサーバ5Aに送信する(ステップS123)。尚、周辺情報は、現在位置の地図情報である。
サーバ5Aは、周辺情報取得要求を受信した場合(ステップS124)、地図DB61から現在位置の周辺情報を取得し(ステップS125)、周辺情報を携帯端末4に送信する(ステップS126)。携帯端末4Aは、周辺情報を受信する(ステップS127)。
図25に示す携帯端末4Aは、運転者からメイン目的地の入力を検出した場合(ステップS131)、メイン目的地の関連表要求をサーバ5Aに送信する(ステップS132)。サーバ5Aは、関連表要求を受信した場合(ステップS133)、関連表一覧テーブル38を参照し、関連表要求内のメイン目的地に対応する関連表を取得する(ステップS134)。尚、メイン目的地に対応する関連表は、関連表一覧テーブル38から取得する関連表であるため、運転者の利用実績を考慮した関連表である。また、メイン目的地に対応する関連表は、施設単位関連表テーブル37から取得しても良く、この場合は、第三者の利用実績に考慮した関連表となる。サーバ5Aは、メイン目的地の関連表を取得した場合、メイン目的地の関連表を携帯端末4Aに通知する(ステップS135)。
携帯端末4Aは、メイン目的地の関連表を受信した場合(ステップS136)、メイン目的地の関連表を関連表テーブル35に格納する。そして、携帯端末4Aは、関連表テーブル35内のメイン目的地の関連表に基づき、図15に示すサブ目的地設定処理を実行する(ステップS137)。携帯端末4Aは、サブ目的地設定処理で得たサブ目的地へのナビを開始する(ステップS138)。携帯端末4Aは、ナビでサブ目的地(駐車場)に到着した場合(ステップS139)、ナビアプリを停止する(ステップS140)。そして、運転者は、駐車場からメイン目的地へ携帯端末4Aを持参しながら移動し(ステップS141)、再びサブ目的地に帰着することになる(ステップS142)。
携帯端末4Aは、運転者によるナビアプリの起動操作を検出した場合(ステップS143)、ナビアプリを起動する(ステップS144)。更に、携帯端末4Aは、現在位置が自宅でなく、ナビアプリ停止からナビアプリ起動までの停止期間が、例えば、10分以上の場合(ステップS145)、停止期間内の移動軌跡情報を取得する(ステップS146)。
携帯端末4Aは、取得した移動軌跡情報に基づき、滞在地を特定する、図17に示す滞在地特定処理を実行する(ステップS147)。携帯端末4Aは、特定された滞在地に基づき、図18に示す関連表更新処理を実行し(ステップS148)、関連表更新要求をサーバ5Aに通知する(ステップS149)。尚、関連表更新要求は、メイン目的地訪問に際して使用した駐車場名と、メイン目的地等を含む滞在地の施設名とを含む情報である。サーバ5Aは、関連表更新要求を受信した場合、関連表の内容を更新し(ステップS150)、図25に示す処理動作を終了する。サーバ5は、関連表更新要求に応じて施設単位関連表テーブル37及び関連表一覧テーブル38の内容を更新する。
携帯端末4Aは、運転者のメイン目的地の設定操作に応じてメイン目的地に対応する駐車場を優先項目及び関連度に応じて選択し、メイン目的地の駐車場を自動設定し、当該駐車場へのナビを開始する。その結果、運転者は、メイン目的地を設定するだけで、メイン目的地の駐車場への案内を受けることができる。
携帯端末4Aは、ナビアプリ停止からナビアプリ起動までの移動軌跡情報を取得し、移動軌跡情報から滞在地を特定する。更に、携帯端末4Bは、メイン目的地を含む滞在地を特定し、滞在地及び駐車場名を含む関連表更新要求をサーバ5Aに送信する。その結果、サーバ5Aは、駐車場を使用してメイン目的地等含む滞在地で施設単位関連表テーブル37及び関連表一覧テーブル38の内容を更新できる。
尚、説明の便宜上、実施例1の駐車場案内装置はナビ装置3、実施例2の駐車場案内装置は携帯端末4Aで実行する場合を例示したが、クラウドに設けても良く、適宜変更可能である。サーバ5は、データセンタ内の情報処理装置を例示したが、クラウドに設けても良く、適宜変更可能である。
利用実績が駐車場選択の重要な要素であるから、駐車場の利用実績を上げるサービスが期待できる。例えば、カーナビの画面にカーナビ利用者限定の割引クーポンを表示する機能を設けることで、手数料ビジネスが可能となる。
また、図示した各部の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
更に、各装置で行われる各種処理機能は、CPU(Central Processing Unit)(又はMPU(Micro Processing Unit)、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしても良い。また、各種処理機能は、CPU(又はMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行するプログラム上、又はワイヤードロジックによるハードウェア上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしても良いことは言うまでもない。
ところで、本実施例で説明した各種の処理は、予め用意されたプログラムを情報処理装置で実行することで実現できる。そこで、以下では、上記実施例と同様の機能を有するプログラムを実行する情報処理装置の一例を説明する。図26は、駐車場案内プログラムを実行する情報処理装置100の一例を示すブロック図である。
図26に示す駐車場案内プログラムを実行する情報処理装置100では、入力装置110と、出力装置120と、ROM130と、RAM140と、CPU150と、バス160とを有する。
そして、ROM130には、上記実施例と同様の機能を発揮する駐車場案内プログラムが予め記憶されている。尚、ROM130ではなく、図示せぬドライブで読取可能な記録媒体に駐車場案内プログラムが記録されていても良い。また、記録媒体としては、例えば、CD−ROM、DVDディスク、USBメモリ、SDカード等の可搬型記録媒体、フラッシュメモリ等の半導体メモリ等でも良い。駐車場案内プログラムとしては、図26に示すように、特定プログラム130A、選択プログラム130B、生成プログラム130C及び提示プログラム130Dである。尚、プログラム130A〜130Dについては、適宜統合又は分散しても良い。
そして、CPU150は、これらのプログラム130A〜130DをROM130から読み出し、これら読み出された各プログラムをRAM140のワークエリア上に展開する。そして、CPU150は、図26に示すように、RAM140上に展開した各プログラム130A〜130Dを、特定プロセス140A、選択プロセス140B、生成プロセス140C及び提示プロセス140Dとして機能する。
CPU150は、駐車場からの利用者の移動軌跡情報を用いて利用者の滞在地を特定する。CPU150は、特定された滞在地から駐車場を選択する。CPU150は、選択された駐車場と特定された滞在地とで目的地組合せの関連表を生成する。CPU150は、利用者から目的地が指定された場合に、関連表から目的地に対応する駐車場を提示する。その結果、目的地に関連付けられた駐車場に案内できる。
1、1A 駐車場案内装置
3 ナビ装置
4、4A 携帯端末
23B、82A 特定部
23C,82B 選択部
23D,82C 生成部
23E,82D 提示部

Claims (8)

  1. 駐車場からの利用者の移動軌跡情報を用いて利用者の滞在地を特定する特定部と、
    前記特定部にて特定された前記滞在地から駐車場を選択する選択部と、
    前記選択部にて選択された前記駐車場と前記特定部にて特定された前記滞在地とに基づいて、目的地と前記駐車場との組合せの関連表を生成する生成部と、
    前記利用者から目的地が指定された場合に、前記関連表から前記目的地に対応する前記駐車場を提示する提示部と
    を有することを特徴とする駐車場案内装置。
  2. 前記特定部は、
    前記提示部にて提示された前記目的地に対応する前記駐車場からの前記利用者の移動軌跡情報を用いて前記利用者の滞在地を特定し、
    前記選択部は、
    前記目的地と前記特定された前記滞在地とを用いて前記駐車場を選択することを特徴とする請求項1に記載の駐車場案内装置。
  3. 前記生成部は、
    前記特定部にて特定された前記滞在地が前記指定された目的地以外の新たな滞在地の場合に、前記移動軌跡情報の開始地点となる前記駐車場と前記新たな滞在地とで前記関連表を生成することを特徴とする請求項1に記載の駐車場案内装置。
  4. 前記選択部は、
    前記特定部にて特定された前記滞在地が前記指定された目的地及び当該目的地以外の新たな滞在地の場合に、前記目的地と前記新たな滞在地とに基づき、新たな駐車場を選択することを特徴とする請求項1に記載の駐車場案内装置。
  5. 前記選択部は、
    優先条件に応じて当該滞在地に対応する前記駐車場を選択することを特徴とする請求項1に記載の駐車場案内装置。
  6. 前記選択部は、
    前記指定された目的地に対応する前記駐車場が提示された利用実績に応じた関連度に応じて当該滞在地に対応する前記駐車場を選択することを特徴とする請求項1に記載の駐車場案内装置。
  7. 情報処理装置が、
    駐車場からの利用者の移動軌跡情報を用いて利用者の滞在地を特定し、
    特定された前記滞在地から駐車場を選択し、
    選択された前記駐車場と特定された前記滞在地とに基づいて、目的地と前記駐車場との組合せの関連表を生成し、
    前記利用者から目的地が指定された場合に、前記関連表から前記目的地に対応する前記駐車場を提示する
    処理を実行することを特徴とする駐車場案内方法。
  8. 駐車場からの利用者の移動軌跡情報を用いて利用者の滞在地を特定し、
    特定された前記滞在地から駐車場を選択し、
    選択された前記駐車場と特定された前記滞在地とに基づいて、目的地と前記駐車場との組合せの関連表を生成し、
    前記利用者から目的地が指定された場合に、前記関連表から前記目的地に対応する前記駐車場を提示する
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする駐車場案内プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114550486A (zh) * 2020-11-26 2022-05-27 比亚迪股份有限公司 推荐停车区域的方法、导航装置和存储介质

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