JP2020039595A5 - - Google Patents

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パンツ型使い捨ておむつは、一般的に、吸収を具備する吸収性本体と、該吸収性本体の非肌対向面側に配された外装体とを備え、前身頃に相当する部位である腹側部における該外装体の両側縁と後身頃に相当する部位である背側部における該外装体の両側縁とが接合されて一対のサイドシール部、ウエスト開口部及び一対のレッグ開口部が形成されている。近年、使い捨ておむつの着用感を向上させるために、ウエスト開口部の肌対向面における構成を改良することが種々検討されている。
更に本発明は、前記パンツ型使い捨ておむつの製造方法であって、それぞれ一方向に搬送される長尺帯状の外層不織布原反と長尺帯状内層不織布原反とを重ね合わせて外装体連続体を形成し、
前記外装体連続体における前記内層不織布原反側に、搬送方向に間隔を置いて、搬送方向と直交する方向に長手方向を有する吸収性本体を配し、
前記外装体連続体の幅方向両側部域を前記吸収性本体側に折り返し、
前記吸収性本体を含む前記外装体連続体を、幅方向中央域において二つ折りするとともに、二つ折りによって対向した該外装体連続体どうしを、搬送方向に隣り合う該吸収性本体の間で接合して接合部を形成しておむつ連続体を形成し、然る後に、
前記接合部を前記おむつ連続体の幅方向に沿って該おむつ連続体を切断する、パンツ型使い捨ておむつの製造方法であって、
前記外装体連続体の折り返しにおいては、該外装体連続体における一方の側部域の折り返し部が前記吸収性本体の一方の長手方向端部域を覆い且つ他方の側部域の折り返し部が該吸収性本体の他方の長手方向端部域を覆うとともに、一方の側部域の折り返し部のうち該吸収性本体の一方の長手方向端部域を覆う部分と、他方の側部域の折り返し部のうち該吸収性本体の他方の長手方向端部域を覆う部分とが、互いに物性が異なる不織布となるように折り返しを行う、パンツ型使い捨ておむつの製造方法を提供するものである。
更に本発明は、前記パンツ型使い捨ておむつの製造方法であって、それぞれ一方向に搬送される長尺帯状の外層不織布原反と長尺帯状内層不織布原反とを重ね合わせて外装体連続体を形成し、
前記外装体連続体をその幅方向中央域において搬送方向に沿って切断して、一対の外装体切断体を形成し、
前記各外装体切断体における前記内層不織布原反側に、搬送方向に間隔を置いて且つ両切断体を跨ぐように、搬送方向と直交する方向に長手方向を有する吸収性本体を配し、
前記各外装体切断体の幅方向における各外側部域を前記吸収性本体側に折り返し、
前記吸収性本体を含む前記各外装体切断体を、該吸収性本体の幅方向中央域において二つ折りするとともに、二つ折りによって対向した該外装体切断体どうしを、搬送方向に隣り合う該吸収性本体の間で接合して接合部を形成しておむつ連続体を形成し、然る後に、
前記接合部を前記おむつ連続体の幅方向に沿って該おむつ連続体を切断する、パンツ型使い捨ておむつの製造方法であって、
前記各外装体切断体の折り返しにおいては、一方の該外装体切断体における幅方向外側部域の折り返し部が前記吸収性本体の一方の長手方向端部域を覆い且つ他方の該外装体切断体における幅方向外側部域の折り返し部が該吸収性本体の他方の長手方向端部域を覆うとともに、一方の外側部域の折り返し部のうち該吸収性本体の一方の長手方向端部域を覆う部分と、他方の外側部域の折り返し部のうち該吸収性本体の他方の長手方向端部域を覆う部分とが、互いに物性が異なる不織布となるように折り返しを行う、パンツ型使い捨ておむつの製造方法を提供するものである。
に示すように、胴周り部Wにおける外装体3は、外層不織布31と内層不織布32との間に、横方向Yに伸長した状態で、縦方向Xに間欠的に配された複数の糸状又は帯状の胴周り部弾性部材33を備えている。弾性部材33は、ウエスト開口部WHの周縁部に配されており、横方向Yに伸縮性を発現可能となっている。また、一対のレッグ開口部LH,LH及びレッグ縁部LSには、糸状又は帯状の1本又は複数本のレッグ弾性部材が伸長状態で配されており(図示せず)、これによって一対のレッグ開口部LH,LHそれぞれの開口縁には、その全周にわたって実質的に連続した環状のレッグギャザーが形成される。これらの弾性部材は、いずれも外層不織布31と内層不織布32との間に、接着剤等の接合手段によって挟持固定されている。本実施形態においては、これらの弾性部材よりも非肌対向面側に位置するシートが外層不織布31であり、肌対向面側に位置するシートが内層不織布32であると定義する。
上述した利点を一層顕著なものとする観点から、腹側被覆部分3Fにおける耐水圧(F2)と背側被覆部分3Rにおける耐水圧(R2)との差(F2−R2)は、F2>R2であることを条件として、10mm以上であることが好ましく、15mm以上であることが更に好ましく、また500mm以下であることが好ましく、400mm以下であることが更に好ましい。同様に、腹側被覆部分3Fにおける耐水圧(F2)は、10mm以上であることが好ましく、15mm以上であることが更に好ましく、また500mm以下であることが好ましく、400mm以下であることが更に好ましい。また同様に、背側被覆部分3Rにおける耐水圧(R2)は、0mm以上であることが好ましく、また50mm以下であることが好ましく、40mm以下であることが更に好ましい。
側被覆部分3Fと背側被覆部分3Rの両方が親水性不織布である場合には、各被覆部分における親水度は、その程度をクレム吸水高さで表わすことができる。クレム吸水高さは、JIS P 8141に準じて、以下の方法で測定できる。
〔クレム吸水高さの測定方法〕
測定用サンプルは、各被覆部分を構成する不織布を、(1)幅(おむつ1の縦方向(X方向)の長さ)30mm、長さ(おむつ1の横方向(Y方向)の長さ)150mmにカットしたものと、(2)幅(おむつ1の縦方向(X方向)の長さ)150mm、長さ(おむつ1の横方向(Y方向)の長さ)30mmにカットしたものとする。次に、JIS P 8141に規定する冶具にカット後のサンプルを長手方向が縦になるようにセットし、試験液に水を用いて、60秒後のクレム吸水高さを測定する。吸い上げ高さの判別を容易にするため、青色1号やメチレンブルー等の染料で試験液を適宜着色してもよい。前記(1)のサンプルと前記(2)のサンプルとのうち、クレム吸水高さの大きい方のサンプルについて、前記測定を5回行い、その算術平均値を、側被覆部分3F及び背側被覆部分3Rのクレム吸水高さ(mm)とする。クレム吸水高さの値が大きいほど、親水度が高くなることを意味する。測定環境温度は22℃とする。折り返し部が小さく所定の大きさのサンプルがとれない場合には、外装体から吸収性本体を取り外し、外装体を外層不織布と内層不織布とに分離する。熱融着又は接着剤により固定されている場合には、固定されていない部分において測定するか、その固定部分を除去してから取り出す。その際、構成部材に付与された親水化剤への影響を最小限に抑える観点から、固定部分の除去方法として、溶剤の塗布やドライヤーによる熱風吹き付けのような、剤の変質又は喪失を招くおそれのある方法は採用しないことが好ましい。
<38>
前記<1>ないし<37>のいずれか一に記載のパンツ型使い捨ておむつの製造方法であって、
それぞれ一方向に搬送される長尺帯状の外層不織布原反と長尺帯状内層不織布原反とを重ね合わせて外装体連続体を形成し、
前記外装体連続体における前記内層不織布原反側に、搬送方向に間隔を置いて、搬送方向と直交する方向に長手方向を有する吸収性本体を配し、
前記外装体連続体の幅方向両側部域を前記吸収性本体側に折り返し、
前記吸収性本体を含む前記外装体連続体を、幅方向中央域において二つ折りするとともに、二つ折りによって対向した該外装体連続体どうしを、搬送方向に隣り合う該吸収性本体の間で接合して接合部を形成しておむつ連続体を形成し、然る後に、
前記接合部を前記おむつ連続体の幅方向に沿って該おむつ連続体を切断する、パンツ型使い捨ておむつの製造方法であって、
前記外装体連続体の折り返しにおいては、該外装体連続体における一方の側部域の折り返し部が前記吸収性本体の一方の長手方向端部域を覆い且つ他方の側部域の折り返し部が該吸収性本体の他方の長手方向端部域を覆うとともに、一方の側部域の折り返し部のうち該吸収性本体の一方の長手方向端部域を覆う部分と、他方の側部域の折り返し部のうち該吸収性本体の他方の長手方向端部域を覆う部分とが、互いに物性が異なる不織布となるように折り返しを行う、パンツ型使い捨ておむつの製造方法。
<39>
前記外層不織布原反と前記内層不織布原反との重ね合わせにおいては、両不織布原反がそれらの幅方向において重ね合わせ部を生じるようにするとともに、該重ね合わせ部における幅方向の一方の側縁から前記内層不織布原反を幅方向外方に延出させ、
前記外装体連続体の折り返しにおいては、該外装体連続体における一方の側部域の折り返し部が前記吸収性本体の一方の長手方向端部域を覆い且つ他方の側部域の折り返し部が該吸収性本体の他方の長手方向端部域を覆うとともに、一方の側部域の折り返し部のうち該吸収性本体の一方の長手方向端部域を覆う部分が、前記内層不織布原反のみであり、他方の側部域の折り返し部のうち該吸収性本体の他方の長手方向端部域を覆う部分が、両不織布原反であるか又は前記外層不織布原反のみであるように折り返しを行う、前記<38>に記載のパンツ型使い捨ておむつの製造方法。
<40>
前記<1>ないし<37>のいずれか一に記載のパンツ型使い捨ておむつの製造方法であって、
それぞれ一方向に搬送される長尺帯状の外層不織布原反と長尺帯状内層不織布原反とを重ね合わせて外装体連続体を形成し、
前記外装体連続体をその幅方向中央域において搬送方向に沿って切断して、一対の外装体切断体を形成し、
前記各外装体切断体における前記内層不織布原反側に、搬送方向に間隔を置いて且つ両切断体を跨ぐように、搬送方向と直交する方向に長手方向を有する吸収性本体を配し、
前記各外装体切断体の幅方向における各外側部域を前記吸収性本体側に折り返し、
前記吸収性本体を含む前記各外装体切断体を、該吸収性本体の幅方向中央域において二つ折りするとともに、二つ折りによって対向した該外装体切断体どうしを、搬送方向に隣り合う該吸収性本体の間で接合して接合部を形成しておむつ連続体を形成し、然る後に、
前記接合部を前記おむつ連続体の幅方向に沿って該おむつ連続体を切断する、パンツ型使い捨ておむつの製造方法であって、
前記各外装体切断体の折り返しにおいては、一方の該外装体切断体における幅方向外側部域の折り返し部が前記吸収性本体の一方の長手方向端部域を覆い且つ他方の該外装体切断体における幅方向外側部域の折り返し部が該吸収性本体の他方の長手方向端部域を覆うとともに、一方の外側部域の折り返し部のうち該吸収性本体の一方の長手方向端部域を覆う部分と、他方の外側部域の折り返し部のうち該吸収性本体の他方の長手方向端部域を覆う部分とが、互いに物性が異なる不織布となるように折り返しを行う、パンツ型使い捨ておむつの製造方法。
<41>
前記外層不織布原反と前記内層不織布原反との重ね合わせにおいては、両不織布原反がそれらの幅方向において重ね合わせ部を生じるようにするとともに、該重ね合わせ部における幅方向の一方の側縁から両不織布原反のうちの一方を幅方向外方に延出させ且つ他方の側縁から前記内層不織布原反を幅方向外方に延出させ、
前記各外装体切断体の折り返しにおいては、一方の該外装体切断体における幅方向外側部域の折り返し部が前記吸収性本体の一方の長手方向端部域を覆い且つ他方の該外装体切断体における幅方向外側部域の折り返し部が該吸収性本体の他方の長手方向端部域を覆うとともに、一方の外側部域の折り返し部のうち該吸収性本体の一方の長手方向端部域を覆う部分が、前記内層不織布原反のみであり、他方の外側部域の折り返し部のうち該吸収性本体の他方の長手方向端部域を覆う部分が、両不織布原反であるか又は前記外層不織布原反のみであるように折り返しを行う、前記<40>に記載のパンツ型使い捨ておむつの製造方法。

Claims (17)

  1. 腹側領域及び背側領域と、それらの領域間に位置する股下領域とを備え、
    前記腹側領域から前記背側領域までの領域に配される吸収性本体と、該吸収性本体の非肌対向面側に配される外装体とを有するパンツ型使い捨ておむつであって、
    前記外装体は、該外装体の非肌対向面を形成する外層不織布及び該外装体の肌対向面を形成する内層不織布と、これらの不織布の間に配された弾性部材とを備え、
    前記腹側領域及び前記背側領域それぞれにおいて、前記外層不織布及び前記内層不織布の少なくとも一方がウエスト開口端から延出した延出部を有し、該延出部が肌対向面側に折り返されてなる折り返し部が、前記吸収性本体の腹側端部及び背側端部をそれぞれ覆っており、
    前記折り返し部のうち、前記腹側端部を覆う部分における最肌側面を構成する不織布と、前記背側端部を覆う部分における最肌側面を構成する不織布とは、互いに物性が異なる、パンツ型使い捨ておむつ。
  2. 腹側領域及び背側領域と、それらの領域間に位置する股下領域とを備え、
    前記腹側領域から前記背側領域までの領域に配される吸収性本体と、該吸収性本体の非肌対向面側に配される外装体とを有するパンツ型使い捨ておむつであって、
    前記外装体は、該外装体の非肌対向面を形成する外層不織布及び該外装体の肌対向面を形成する内層不織布を備え、
    前記腹側領域及び前記背側領域それぞれにおいて、前記外層不織布及び前記内層不織布の少なくとも一方がウエスト開口端から延出した延出部を有し、該延出部が肌対向面側に折り返されてなる折り返し部が、前記吸収性本体の腹側端部及び背側端部をそれぞれ覆っており、
    前記折り返し部のうち、前記腹側端部を覆う部分における最肌側面を構成する不織布と、前記背側端部を覆う部分における最肌側面を構成する不織布のうちの一方が伸縮性不織布であり、他方が非伸縮性不織布である、パンツ型使い捨ておむつ。
  3. 前記折り返し部のうち、前記腹側端部を覆う部分及び前記背側端部を覆う部分の一方は前記内層不織布のみであり、他方は前記外層不織布及び前記内層不織布であるか又は前記外層不織布のみである、請求項1又は2に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
  4. 前記折り返し部のうち前記腹側端部を覆う部分における最肌側面を構成する不織布が、前記折り返し部のうち前記背側端部を覆う部分における最肌側面を構成する不織布よりも剛性が低い、請求項1ないし3のいずれか一項に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
  5. 前記折り返し部のうち前記腹側端部を覆う部分における最肌側面を構成する不織布が、前記折り返し部のうち前記背側端部を覆う部分における最肌側面を構成する不織布よりも親水度が低い、請求項1ないし4のいずれか一項に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
  6. 前記折り返し部のうち前記背側端部を覆う部分における最肌側面を構成する不織布が複数の開孔を有している、請求項1ないし5のいずれか一に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
  7. 前記折り返し部のうち前記腹側端部を覆う部分における最肌側面を構成する不織布が、前記内層不織布であり、
    前記折り返し部のうち前記背側端部を覆う部分における最肌側面を構成する不織布が、前記外層不織布である、請求項1ないし6のいずれか一項に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
  8. 前記折り返し部のうち少なくとも一方は、前記外層不織布及び前記内層不織布がともに折り返されている、請求項1ないし7のいずれか一項に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
  9. 前記折り返し部のうち、前記腹側端部を覆う部分及び前記背側端部を覆う部分の一方は前記内層不織布のみであり、他方は前記外層不織布のみである、請求項1ないし8のいずれか一項に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
  10. 前記折り返し部のうち前記腹側端部を覆う部分における最肌側面を構成する不織布が、前記折り返し部のうち前記背側端部を覆う部分における最肌側面を構成する不織布よりも坪量が低い、請求項1ないし9のいずれか一項に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
  11. 前記折り返し部のうち前記腹側端部を覆う部分における最肌側面を構成する不織布が、前記折り返し部のうち前記背側端部を覆う部分における最肌側面を構成する不織布よりも繊維径が細い、請求項1ないし10のいずれか一項に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
  12. 前記背側端部を覆う部分における剛性に対する前記腹側端部を覆う部分における剛性の比は、0.3以上0.8以下である、請求項1ないし11のいずれか一項に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
  13. 前記背側端部を覆う部分における坪量に対する前記腹側端部を覆う部分における坪量の比は、0.65以上0.90以下である、請求項1ないし12のいずれか一項に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
  14. 前記背側端部を覆う部分における構成繊維の繊維径に対する前記腹側端部を覆う部分における構成繊維の繊維径の比は、0.4以上1.0以下である、請求項1ないし13のいずれか一項に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
  15. 前記内層不織布が伸縮性不織布であり、該内層不織布が前記腹側端部を覆う部分を形成しており、且つ前記外層不織布が非伸縮性不織布であり、該外層不織布が前記背側端部を覆う部分を形成している、請求項1ないし14のいずれか一項に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
  16. 請求項1ないし15のいずれか一項に記載のパンツ型使い捨ておむつの製造方法であって、
    それぞれ一方向に搬送される長尺帯状の外層不織布原反と長尺帯状内層不織布原反とを重ね合わせて外装体連続体を形成し、
    前記外装体連続体における前記内層不織布原反側に、搬送方向に間隔を置いて、搬送方向と直交する方向に長手方向を有する吸収性本体を配し、
    前記外装体連続体の幅方向両側部域を前記吸収性本体側に折り返し、
    前記吸収性本体を含む前記外装体連続体を、幅方向中央域において二つ折りするとともに、二つ折りによって対向した該外装体連続体どうしを、搬送方向に隣り合う該吸収性本体の間で接合して接合部を形成しておむつ連続体を形成し、然る後に、
    前記接合部を前記おむつ連続体の幅方向に沿って該おむつ連続体を切断する、パンツ型使い捨ておむつの製造方法であって、
    前記外装体連続体の折り返しにおいては、該外装体連続体における一方の側部域の折り返し部が前記吸収性本体の一方の長手方向端部域を覆い且つ他方の側部域の折り返し部が該吸収性本体の他方の長手方向端部域を覆うとともに、一方の側部域の折り返し部のうち該吸収性本体の一方の長手方向端部域を覆う部分と、他方の側部域の折り返し部のうち該吸収性本体の他方の長手方向端部域を覆う部分とが、互いに物性が異なる不織布となるように折り返しを行う、パンツ型使い捨ておむつの製造方法。
  17. 請求項1ないし15のいずれか一項に記載のパンツ型使い捨ておむつの製造方法であって、
    それぞれ一方向に搬送される長尺帯状の外層不織布原反と長尺帯状内層不織布原反とを重ね合わせて外装体連続体を形成し、
    前記外装体連続体をその幅方向中央域において搬送方向に沿って切断して、一対の外装体切断体を形成し、
    前記各外装体切断体における前記内層不織布原反側に、搬送方向に間隔を置いて且つ両切断体を跨ぐように、搬送方向と直交する方向に長手方向を有する吸収性本体を配し、
    前記各外装体切断体の幅方向における各外側部域を前記吸収性本体側に折り返し、
    前記吸収性本体を含む前記各外装体切断体を、該吸収性本体の幅方向中央域において二つ折りするとともに、二つ折りによって対向した該外装体切断体どうしを、搬送方向に隣り合う該吸収性本体の間で接合して接合部を形成しておむつ連続体を形成し、然る後に、
    前記接合部を前記おむつ連続体の幅方向に沿って該おむつ連続体を切断する、パンツ型使い捨ておむつの製造方法であって、
    前記各外装体切断体の折り返しにおいては、一方の該外装体切断体における幅方向外側部域の折り返し部が前記吸収性本体の一方の長手方向端部域を覆い且つ他方の該外装体切断体における幅方向外側部域の折り返し部が該吸収性本体の他方の長手方向端部域を覆うとともに、一方の外側部域の折り返し部のうち該吸収性本体の一方の長手方向端部域を覆う部分と、他方の外側部域の折り返し部のうち該吸収性本体の他方の長手方向端部域を覆う部分とが、互いに物性が異なる不織布となるように折り返しを行う、パンツ型使い捨ておむつの製造方法。
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