JP2020039297A - 剪定鋏 - Google Patents

剪定鋏 Download PDF

Info

Publication number
JP2020039297A
JP2020039297A JP2018169310A JP2018169310A JP2020039297A JP 2020039297 A JP2020039297 A JP 2020039297A JP 2018169310 A JP2018169310 A JP 2018169310A JP 2018169310 A JP2018169310 A JP 2018169310A JP 2020039297 A JP2020039297 A JP 2020039297A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lock
component
lock plate
blade
main
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018169310A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7161183B2 (ja
Inventor
良一 森岡
Ryoichi Morioka
良一 森岡
英竜 新居
Hidetatsu Arai
英竜 新居
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ars Corp
Original Assignee
Ars Corp
Ars Edge Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ars Corp, Ars Edge Co Ltd filed Critical Ars Corp
Priority to JP2018169310A priority Critical patent/JP7161183B2/ja
Publication of JP2020039297A publication Critical patent/JP2020039297A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7161183B2 publication Critical patent/JP7161183B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Scissors And Nippers (AREA)

Abstract

【課題】ロック手段の不用意なロック及びロック解除を防止し、片手での操作が容易である剪定鋏の提供。【解決手段】上刃部と第一操作部とを有する第一構成部と、下刃部と第二操作部とを有する第二構成部と、第一構成部と第二構成部とを軸着する主軸部と、上下刃部を開刃付勢する主弾性部と、上下刃部を閉刃状態で固定するロック手段を有し、ロック手段は、第一構成部又は第二構成部に設けられた主係合部と、該主係合部に係脱可能なロック板とを有し、第一構成部又は第二構成部は少なくとも一つの構成部側係合部を備え、ロック手段が前記主係合部から離脱した状態でロック板をロックする第一の補助ロック部と、ロック手段が前記主係合部に係止した状態でロック板をロック可能とする第二の補助ロック部とを有する剪定鋏。【選択図】図1

Description

本発明は、木の枝等の剪定に使用される剪定鋏に関し、特には、上刃と下刃の閉刃状態を保持するロック(メインロック)手段を有する剪定鋏に関する。
従来、木の枝等の剪定等を行う際に、切断操作を片手で行うことが容易な剪定鋏が多用されている。当該剪定鋏は、多くの場合、枝の切断を連続的に行い易くするために二本の柄の間にコイルスプリング等の弾性部を介在させ、通常状態において開刃状態が維持できるように構成されている。
一方で、当該開刃状態では刃先が剥き出しになり、安全性等に問題を生じやすいことから、当該安全性を確保すべく、閉刃状態を保持するためのロック機構を備える構成とすることが一般的である。
ロック機構は、種々の構成のものが公知であるが、例えば二本の柄のいずれか一方の後端に枠状等のロック手段を備え、当該一方の柄と他方の柄とを固定して閉刃状態のロックを実現するものがある(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら当該ロック機構は片手で操作することができず、剪定作業中にロック機構を使用したい場合等においては非常に不便となる欠点がある。
このような観点から、ロック手段が親指で容易に操作可能な範囲で且つ剪定鋏本体から突出した構成を有するものがある。例えば、アンビル刃を備える剪定鋏であって、二つの刃体をセンタービスで軸着する鋏において、一方の刃体には太径のストレート孔を、他方の刃体にはネジ孔を穿設し、ストレート軸部の先方に螺子部を形成したセンタービスを一方の刃体のストレート孔から貫通させて他方の刃体の螺子穴に螺合せしめ、該ネジ孔から突出するセンタービスの螺子部の先端部分に緩み止め手段を有するナットを螺着するとともに、刃体のストレート孔には刃体の厚みの範囲の長さを有しストレート孔には刃体の厚みの範囲の長さを有しストレート孔に密嵌されセンタービスのストレート軸部が回動自在に勧誘されるスリーブ部分と、刃体の表面に支受される鍔部と、皿状としたセンタービスの頭部を支受するテーパー状のビス受面を有する合成樹脂製のテーパースリーブワッシャーを装着し、二つの刃体をロック可能とした剪定鋏(例えば、特許文献2参照。)が公知である。
また、過去に出願人が意匠性に優れた創作物として開示した園芸鋏であって、バイパス刃を構成する上刃と下刃とを閉刃状態にてロックレバーでロック可能とした構成を有する園芸鋏(例えば、特許文献3参照。)が公知である。
特許第3712973号公報 実開昭63−48448 意匠登録第1111499号公報
ところで、農場等で日常的に連続使用されるような、いわゆるプロフェッショナルユースのように使用頻度の高い状況下においては、ロック機構を有する剪定鋏の使用の都度、そのロック操作及びロック解除操作をすることは煩雑であることから、当該ロック機構を使用することなく、両グリップを握持して閉刃状態としたまま専用の鞘体(ケース)に一時的に収納することがある。
この場合には、前記専用の鞘体によって剪定鋏は閉刃状態が維持されており、剪定鋏のロック機構自体は使用されていないから、剪定鋏は取り出した状態ですぐに使用可能な状態となり利便性がある。このような場合には、鞘体がロック手段として機能することになる。
しかし、鞘体から取り出した状態でロック機構がない場合には、上述したように開刃状態が維持されており、安全性の観点から問題が残る。
このため、鞘体を用いる場合であっても、ロック手段を備えた剪定鋏が用いられ、必要に応じて、鞘体から取り出した状態でもロックを行うことがされている。
ここで、例えば上記特許文献2、3のように、ロック手段が親指で操作可能な範囲で且つ剪定鋏本体から突出した構成を有するものは、ロック及び解除の操作自体は行いやすいものの、鞘体内に収納する際には、ロック手段が鞘体と接触することで自然にロックがかかることがある。
即ち、ロック機構を使用することなく閉刃状態として、前記鞘体に一時的に収納した後に、続けて速やかに使用すべく鞘体から当該剪定鋏を取り出したところ、意に反しロックがかかっていると、想定外のロック解除操作を行わなければならず、円滑な剪定作業が妨げられることとなり、不便である。
また、ロックした状態で前記鞘体に収納した後、取り出しの際にロック手段が鞘体に接触することで、不用意にロックが外れることがある。
即ち、安全性を考慮して剪定鋏をロックしていたにもかかわらず、ロックが解除されていることは安全上問題がある。このため、より安全性の高いロック機構を有する剪定鋏を提供することが求められている。
また、本出願人が先にした上記特許文献3は、上記事情に加え、バイパス刃を備える剪定鋏専用のロック手段であり、アンビル刃を備える剪定鋏には適用できない構成であった。即ち、バイパス刃の閉刃後のロック位置は、切断対象物の切断完了位置から更に閉刃操作を行った位置であり、当該構成は、切断対象物の切断完了位置でロックするアンビル刃とは異なり、そのままではアンビル刃への適用ができないものであった。このため、バイパス刃、アンビル刃を問わず、上記課題が解決できることが望ましい。
本発明は、閉刃状態のロック手段を有する剪定鋏において、不用意なロック、及び不用意なロック解除を防止でき、プロフェッショナルユースに対応でき、片手でのロック及びロック解除操作が容易であり、安全性にも優れた、剪定鋏の提供を、発明が解決しようとする課題とする。
また本発明は、上記課題に加え、バイパス刃に限らずアンビル刃であっても、適用可能な剪定鋏の提供を、発明が解決しようとする課題とする。
本発明は、以上の事情に鑑みてなされたものであり、上刃部と第一操作部とを有する第一構成部と、下刃部と第二操作部とを有する第二構成部と、前記第一構成部と前記第二構成部とを軸着するための主軸部と、前記上刃部と下刃部を開刃するように付勢する主弾性部と、前記上刃部と下刃部を閉刃状態で固定するためのロック手段を有し、当該ロック手段は、前記第一構成部若しくは第二構成部に設けられた主係合部と、該主係合部に係脱可能なロック板とを有するメインロック機構を備えた剪定鋏において、前記第一構成部又は第二構成部は少なくとも一つの構成部側係合部を備え、前記ロック手段が前記主係合部から離脱した状態で、前記第一構成部又は第二構成部と前記ロック板とが相互に係合する第一の補助ロック部と、前記ロック手段が前記主係合部に係止した状態で、第一構成部又は第二構成部における前記構成部側係合部と前記ロック板とが相互に係合可能である第二の補助ロック部と、を有することを特徴とする剪定鋏を、上記課題を解決するための手段とする。
また本発明は、上記発明の構成を前提として、前記第一の補助ロック部は、ロック板と前記構成部側係合部との係合が、ロック板の側方への傾斜若しくは移動によって解除されることを特徴とする剪定鋏を、上記課題を解決するための手段とする。
また本発明は、上記いずれかの発明の構成を前提として、前記第二の補助ロック部は、ロック板と前記構成部側係合部との係合が、ロック板の側方への傾斜若しくは移動によって解除されることを特徴とする剪定鋏を、上記課題を解決するための手段とする。
また本発明は、上記いずれかの発明の構成を前提として、前記ロック手段は、前記ロック板を回動させるロック軸部と、該ロック軸部の軸方向に弾性力を有する弾性体を備え、前記ロック板には、前記ロック軸部による回動方向の移動を停止させるためのロック板係合部を備え、前記ロック板は前記弾性体による弾性力に抗する軸方向への移動が許容されており、前記上刃部と下刃部との開刃状態では、前記第一の補助ロック部として、ロック板係合部と前記構成部側係合部が係合しており、前記上刃部と下刃部との閉刃状態では、前記第二の補助ロック部として、ロック板と主係合部が係合しており、且つ、ロック板係合部と前記構成部側係合部が係合可能であることを特徴とする剪定鋏を、上記課題を解決するための手段とする。
また本発明は、上記のロック手段に弾性体を有する発明の構成を前提として、当該弾性体がコイルスプリングであり、コイルスプリングの軸を前記軸部の軸と一致させて配置したことを特徴とする剪定鋏を、上記課題を解決するための手段とする。
また本発明は、上記弾性体をコイルスプリングとした発明について、前記コイルスプリングと軸部との間に筒体を介装させたことを特徴とする剪定鋏を、上記課題を解決するための手段とする。
また本発明は、上記いずれかの発明の構成を前提として、前記ロック板の軸方向への移動量を、第一の補助ロック部の係脱が可能な移動量を確保しつつ当該ロック板の回動方向への移動を案内する規制ガイド部を備えることを特徴とする剪定鋏を、上記課題を解決するための手段とする。
本発明によれば、上刃部と第一操作部とを有する第一構成部と、下刃部と第二操作部とを有する第二構成部と、前記第一構成部と前記第二構成部とを軸着するための主軸部と、前記上刃部と下刃部を開刃するように付勢する主弾性部と、前記上刃部と下刃部を閉刃状態で固定するためのロック手段を有し、当該ロック手段は、前記第一構成部若しくは第二構成部に設けられた主係合部と、該主係合部に係脱可能なロック板とを有するメインロック機構を備えた剪定鋏において、前記第一構成部又は第二構成部は少なくとも一つの構成部側係合部を備え、前記ロック手段が前記主係合部から離脱した状態で、前記第一構成部又は第二構成部と前記ロック板とが相互に係合する第一の補助ロック部と、前記ロック手段が前記主係合部に係止した状態で、第一構成部又は第二構成部における前記構成部側係合部と前記ロック板とが相互に係合可能である第二の補助ロック部と、を有することから、前記メインロックを行うことなく、閉刃状態として鞘体に収納する場合には、前記第一の補助ロック部によって前記ロック板がロックされているから、収納の際及び取り出しの際に、ロック手段とが鞘体に接触しても、意に反するメインロックが生じることがなく、鞘体から当該剪定鋏を取り出した後、メインロックの解除を行うことなく、剪定鋏を使用することができる。
また、鞘体に剪定鋏を収納する際に、メインロックを行ってから当該剪定鋏を収納する場合には、ロック手段が鞘体に接触しても意に反するメインロックの解除が生じることがないから、鞘体から剪定鋏を取り出した後、安全にメインロックを解除して、剪定鋏を使用することができる。
また本発明は、上記発明の構成を前提として、前記第一の補助ロック部は、ロック板と前記構成部側係合部との係合が、ロック板の側方への傾斜若しくは移動によって解除される剪定鋏とすることによって、上記発明の作用効果を奏する上に、メインロックを行いたい場合に、指でロック板を側方へ傾斜若しくは移動させつつ前方へ回動させることによって、簡単な一連の操作により前記第一の補助ロックを解除しつつメインロックを行うことができ、第一の補助ロックの解除に手間をかけることなく簡単にメインロックを行うことができる利点を有する。
また本発明は、上記いずれかの発明の構成を前提として、前記第二の補助ロック部は、ロック板と前記構成部側係合部との係合が、ロック板の側方への傾斜若しくは移動によって解除される剪定鋏としたことから、上記いずれかの発明の作用効果を奏する上に、メインロックの解除を行いたい場合に、指でロック板を側方へ傾斜若しくは移動させつつ後方へ回動させることによって、簡単な一連の操作により前記第二の補助ロックを解除しつつメインロックを解除することができ、第二の補助ロックの解除に手間をかけることなく簡単にメインロックの解除をおこなうことができる。
また請求項4に係る発明は、上記発明の構成を前提として、前記ロック手段は、前記ロック板を回動させるロック軸部と、該ロック軸部の軸方向に弾性力を有する弾性体を備え、前記ロック板には、前記ロック軸部による回動方向の移動を停止させるためのロック板係合部を備え、前記ロック板は前記弾性体による弾性力に抗する軸方向への移動が許容されており、前記上刃部と下刃部との開刃状態では、前記第一の補助ロック部として、ロック板係合部と前記構成部側係合部が係合しており、前記上刃部と下刃部との閉刃状態では、前記第二の補助ロック部として、ロック板と主係合部が係合しており、且つ、ロック板係合部と前記構成部側係合部が係合可能であることとした場合には、第一の補助ロック部として、ロック板係合部と構成部側係合部を用い、第二の補助ロック部として、ロック板係合部と構成部側係合部を用いることで、上記発明と共通する作用効果を得ることができる。
また本発明は、上記弾性体を有する発明の構成を前提として、前記ロック手段における弾性体がコイルスプリングであり、コイルスプリングの軸を前記軸部の軸と一致させて配置したこと剪定鋏とした場合には、上記いずれかの発明の作用効果を奏する上に、構成をコンパクト且つ低廉に実現することができる利点を有する。
また本発明は、上記弾性体としてコイルスプリングを用いた構成について、前記コイルスプリングと軸部との間に筒体を介装させたことによって、コイルスプリングが筒体に沿って安定的に伸縮動作できることから、ロック及びロック解除に伴うロック板の動きをより円滑かつ安定させることが可能である。
また請求項7に係る発明は、上記いずれかの発明の構成を備えた上で、前記ロック板の軸方向への移動量を、第一の補助ロック部の係脱が可能な移動量を確保しつつ当該ロック板の回動方向への移動を案内する規制ガイド部を備えた構成としたことから、上記いずれかの発明の作用効果を奏する上に、規制ガイド部に沿うようにロック板を移動させることができるため、回動方向への円滑な移動を図ることができる。
本実施例に係る剪定鋏の(a)正面図(説明上の右側面を表示)、(b)は(a)における囲み枠部分の拡大図である。 本実施例に係る剪定鋏の(a)開刃状態を示す斜視図、(b)閉刃状態を示す斜視図である。 本実施例に係る剪定鋏の補助ロック部の組立前の状態を示す一部断面とした説明図である。 本実施例に係る剪定鋏の(a)閉刃状態における平面図(説明上の上面を表示)、(b)は(a)における囲み枠部分の拡大図である。 (a)は図4(b)に対応する開刃状態における拡大図、(b)は(a)に対応するロック板を側方へ移動させた状態を示す拡大図である。 図5(b)に示した状態からロック板を前方へ移動させた状態を示す拡大図である。 (a)は図1(b)に対応して一部断面とした開刃状態のロック部を示す一部断面とした拡大図、(b)閉刃状態のロック部を示す一部断面とした拡大図である。 開刃状態のロック部を、閉刃状態においてロック状態とする順序を示した説明図であり、(a)開刃状態におけるロック板の係合穴と突起とが係合した状態を示す説明部分断面図、(b)閉刃後メインロックをかけるためにロック片を側方へ移動させて(矢印a1)前記係合穴を突起から離脱させ、前方へ回動させる状態(矢印a2)を示す説明部分断面図である。 開刃状態のロック部を、閉刃状態においてロック状態とする順序を示した説明図であり、閉刃状態においてロック板の係合後縁部と前記突起が当接し、ロックがされた状態における説明部分断面図、 構成部側係合部(突起)の変形例(a)〜(d)を例示する斜視図である。 本発明の他の実施例に係る剪定鋏の補助ロック部の組立前の状態を示す説明図である。 (a)本発明の更に他の実施例に係る剪定鋏の補助ロック部の組立前の状態を示す説明図,(b)同実施例における下刃体40を示す平面図である。
以下に本発明の実施例に係る剪定鋏Sについて説明する。尚、本発明の範囲は、以下の実施例に限定されるものではなく、種々の変形、設計変更等、本発明の開示する技術的思想の範囲内に及ぶ。
本発明の実施例に係る剪定鋏Sは、図1、図2に示すように、上刃部3を有する第一構成部S1と、下刃部4を有する第二構成部S2と、当該第一構成部S1と前記第二構成部S2とを軸着するための主軸部5と、前記上刃部3と下刃部4とを開刃方向に付勢する主弾性部7と、前記上刃部3と下刃部4とを閉刃状態で保持するためのロック部(ロック手段)6を備えている。
前記第一構成部S1は、前記上刃部3と第一操作部1を連結して構成したものである。前記上刃部3は、第一の刃まち部33とその先端側に連続する上刃体30と、前記第一の刃まち部33の後端側に連続する第一の中子部32とを備えている。
第一の刃まち部33は、前記主軸部5を通すための軸穴部と、ロック部6を構成するための主係合部31を有する。当該主係合部31は、切欠として構成されている。尚、前記第一の中子部32には取付穴320を有している。
第一操作部1は、第一グリップ部10とその前方に連続する第一接続部11とを有する。
第一接続部11の前端側には、前記第一の中子部32を嵌入するための第一間隙部110と、当該第一の中子部32の取付穴320を通して連結するための螺子固定用穴111を有している。
第一の中子部32は第一接続部11の前端側の第一間隙部110から差し込まれ、前記取付穴320、螺子固定用穴111が一致した状態で、取付螺子80及びナット81により固定されている。
また第一接続部11の上部には、主弾性部7であるコイルスプリングの一端を固定するための接続用弾性体112を備えている。
前記第二構成部S2は、下刃部4と第二操作部2を備えている。
前記下刃部4は、第二の刃まち部44とその先端側に連続する下刃体40と、前記第二の刃まち部44の後端側に連続する第二の中子部43とを有する。尚、前記第第二の中子部43には取付穴430を有している。
第二操作部2は、第二グリップ20とその前方に連続する第二接続部21とを有する。第二接続部21の前端側には、前記第二の中子部43を嵌入するための第二間隙部22と、当該第二の中子部43の取付穴430を通して連結するための螺子固定用穴23とを有している。
第二間隙部22には、図4(b)に示すように、下刃部4と規制ガイド部24との間(幅寸法w1で示されるロック板可動空間220)にロック板60が、回動操作を可能として設けられている。当該第二間隙部22のうち、前記下刃部4と規制ガイド部24との間の前記幅寸法w1は、ロック板60の厚み寸法w2に加え、当該ロック板60の幅方向への移動量を確保するために前記第二間隙部22への幅方向寸法を拡大したクリアランスt2を有している。前記規制ガイド部24は、前記ロック板60の回動操作を案内可能とする。
前記第二の中子部43は第二接続部21の前端側の第二間隙部22から差し込まれ、前記取付穴430、螺子固定用穴23が一致した状態で、取付螺子80及びナット81により固定されている。
また第二接続部21の下部には、主弾性部7である前記コイルスプリングの他端を固定するための接続用弾性体210を備えている。
前記接続用弾性体112、210の間には、主弾性部7であるコイルスプリングが取着されている。当該コイルスプリングはばね弾性によって、上刃部3と下刃部の開刃方向に付勢する。
前記ロック部6は、基本的には、閉刃状態とした第一構成部S1及び第二構成部S2のロック(以下、「メインロック」Lという。)とその解除を行うものである。当該ロック部6は、ロック軸部61を中心として一定範囲で揺動可能なロック板60と、上記第一の刃まち部33において切欠として構成される主係合部31とを有しており、当該ロック板60と主係合版31との係合により、上記メインロックLを可能とする。
そして、本願発明においては、上記メインロックLとは別に、前記ロック板60自体のロックを係合手段によって補助ロック部L1、L2を有する。補助ロック部L1、L2は、ロック板60がメインロックLを行っていない後退位置にある際に当該ロック板60を係合手段によってロックする第一の補助ロック部L1と、ロック板60がメインロックLを行っている前方位置にある際に当該ロック板60を係合手段によってロックする第二の補助ロック部L2とを有する。
ロック板60はメインロックLを行うためのものであるとともに、ロック板60自体が意図しない動作をしないように、本発明の補助ロック部L1、L2を有するものである。
ロック板60は、ロック板本体60cの一端に設けられるロック板軸穴60eと、貫通孔(係合穴)として構成されるロック板係合部60aと、当該ロック板60を手動で操作するための指掛部60dと、上記主係合部31と係合する(即ちメインロックLを行う)ための係合縁部60fとを備える。
前記ロック軸部61は、メインロックLを行うにあたりロック板60を回動させるために必要であると共に、ロック板60と同様に、本発明の補助ロック部L1、L2のための構成を兼ね備えた構成を有する。
前記ロック軸部61は、第二構成部S2の下刃部4における第二の中子部43と第二の刃まち部44との間に形成される位置において、当該第二構成部S2に穿設された雌螺子穴45に対して設置してある。
より具体的には、図3に示すように、ロック軸部61は、拡径頭部63aを有する円筒部65(かしめ脚)を軸として用いたものである。当該金属製筒体64の外側に前記金属製筒体64より長寸法の高さ(自然長)を有する弾性体62(コイルスプリング)をその上端が前記ロック軸部61の拡径頭部の下面に当接するように設け、更にロック軸部61の下端側からロック板61の前記ロック板軸穴60eを通したうえで、前記円筒部65の下端をロック板61のロック板軸穴へ挿通し、かしめ固定することで設置できる。
このようにして実現された構造によって、弾性体62(コイルスプリング)によりロック板へ向けて押圧力が保持される。
ロック板軸穴60eの内径は、ロック軸部61の外径より一定のクリアランスt1(図8参照。)を確保して大きく形成されている。ロック部6の操作の際に、ロック板60を傾斜させるために当該クリアランスt1が必要となるためである。
本実施例において、構成部側係合部42(突起)は第二構成部S2のうちロック軸部61の近傍に設けてある。当該構成部側係合部42の設置位置は、ロック板60が閉刃状態でロックしている状態にあっては当該ロック板60に当接する位置であり、かつ、ロック板60がロック軸部61を基準に回動した場合には、ロック板係合部60a(係合穴)と係止可能となる位置である。
本実施例1においては、当該構成部側係合部42はリベットによって構成されている。当該構成部側係合部42の基端側裏面において加締め固定され、第二構成部S2と固着一体としている。また本実施例において、構成部側係合部42の先端は全体に略半球面状としている。
本実施例においては、押し側の上刃部3と受け側の下刃部4によって押し切り構造となるアンビル刃を有している。当該上刃部3と下刃部4との開刃状態(例えば、図2(a)、図7(a)参照。)においては、構成部材係合部42(突起)とロック板係合部60a(係合穴)は係合した状態にある。
この状態においては、一方で、主係合部31とロック板60の係合縁部60fとは係合しておらず、メインロックLがされていないことから、上刃と下刃の開閉は制限されることがなく、切断作業を行うことができる。
本実施例においてロック板60は、メインロックLを行う構成の一部であるとともに第一の補助ロック部L1の構成の一部であるため、メインロックL(即ち、主係合部31とロック板60の係合縁部60fとの係合)を行うためには、第一の補助ロック部L1を解除する必要がある。この第一の補助ロック部L1の解除は、メインロックL行う指でメインロックLの操作とともに連続的に行える。
メインロックLを行うための前提として、先ず、第一操作部1及び第二操作部2を片手で握持し、閉刃させる。この段階においては、ロック板60を前方へ回動させようとしても、第一の補助ロック部L1によるロック(ロック板係合部60aである係合穴と構成部側係合部42である突起が係合すること)がされている。
次いで、親指でロック板60の指掛部60dを側方へ押すと、(図5(a)、(b)、図8(a)、(b)参照。)、ロック板係合部60aである係合穴と構成部側係合部42である突起とが離脱する。これによって第一の補助ロックが解除される。この状態でロック板60を前方へ回動させることができる(図6、図9参照。)。この際にロック板60は規制ガイド20に沿って移動できる。
ロック板60の前方への回動によって、主係合部31とロック板60の係合縁部60fとの係合によるメインロックLがされ、併せて、第二の補助ロック部L2として、構成部側係合部42(突起)とロック板60の係合後縁部60bとが当接、係合する。即ち、メインロックLが第一構成部S1と第二構成部S2の相対的な位置を固定し、第二の補助ロックは、メインロックLを行うロック板60自体が不用意に解除されないように固定する(図1(b)、図2(b)、図6(b)、図7(b)参照。)。
本実施例における第二の補助ロック部L2における係合とは、突起の球面に対して係合後縁部が押し込まれるように作用して係合している状態である。
この状態においては、メインロックLによって閉刃状態が維持されることは勿論、第二の補助ロック部L2によってロック板60が不用意に後方へ回動しないようになっている。
そして、ロックを解除して剪定鋏Sを使用するには、上記と逆手順を行うことで可能である。即ち、ロック板60の指掛部60dを側方へ移動させ、構成部側係合部42(突起)からロック板60の係合後縁部60b(ロック板係合部)を離脱させて第二の補助ロック部L2を解除し、後方へロック板60を回動させることで、メインロックLを解除する。そして、後方へ回動させたロック板60の係合穴60a(ロック板係合部)と、構成部側係合部42(突起)とが係合されることで、第一の補助ロック部L1によるロックがかかることとなる。
また、剪定鋏Sを使用後に閉刃状態を保持し、メインロックLを行うことなく鞘体へ収納した場合には、第一の補助ロック部L1によってロック板60が係合固定されているため、鞘体から剪定鋏Sを取り出す際等には、鞘体に指掛部60dが接触した程度では意に反するメインロックLがされることがなく、鞘体から取り出した剪定鋏Sを即座に使用することができ、利便性を確保できる。
また、剪定鋏Sを使用後に閉刃状態として、メインロックLをかけた状態としてから鞘体へ収納した場合には、第二の補助ロック部L2によってロック板60が係合固定されているため、鞘体に収納する際等には、鞘体に指掛部60dが接触した程度では意に反してロックが解除されることがなく、鞘体から取り出した剪定鋏Sは安全な閉刃状態が保持される。
そしてメインロックLをかけ、若しくは解除するいずれの際においても、第二の補助ロック部L2はこれらの切換の一時のみ解除されるだけであり、ほぼ常にメインロックLと補助ロックの二重のロック機構が発揮されることから、高い安全性が確保できる。
そして第二の補助ロック部L2の操作はメインロックLの操作に併せて側方へ指掛部60dを移動させるだけで足り、利便性を損なうこともない。
第一の補助ロックと第二の補助ロックはいずれも構成部側係合部42として同一符号を付しているが、共通する一つの構成部側係合部であることを要しない。例えば、上記実施例においては、構成部側係合部42である突起を一つ、係合穴を一つ設けるとともに、ロック板60の係合後縁部60bを利用する構成としたが、構成部側係合部42である突起を二つ設け、突起に係合する部分が、開刃位置、閉刃位置の双方で異なる構成部側係合部42である突起と係合させる構成とすることもできる。
また、例えば、係合穴60a(ロック板係合部)を二つ設け、一つの突起に対して、開刃位置、閉刃位置の双方で異なる係合穴60aと係合させる構成とすることもできる。
一方で、上記実施例においては、構成部側係合部42である突起を一つ、係合穴を一つ設けるとともに、ロック板60の係合後縁部60bを利用することにより、より部品点数、組立工数を低減させることでより低廉化を図ることができる点で優れたものとしている。
また上記実施例においては、上刃と第二構成部S2との間にロック機構を設けた構成とし、主として親指でロック板60を操作する構成として開示したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例えば、下刃と第一構成部S1との間に同様のロック機構を設けた構成とし、例えば主として人差し指でロック板60を操作する構成とすることもできる。
また上記実施例においては、ロック軸部61は、拡径頭部63aを有する円筒部65(かしめ脚)を軸として用いたものとしているが、本発明は、当該構成に限定されるものではない。
例えば、他の実施例として図11に示すように、ロック軸部61は、拡径頭部63aを有する雄螺子63を軸として用いたものであり、当該ロック軸部61の雄螺子63の径(拡径頭部63aを除く)よりも若干大きい内径を有し,且つ、当該雄螺子63よりも短い金属製筒体64に、当該ロック軸部61を通し、更に当該金属製筒体64の外側に前記金属製筒体64より長寸法の高さ(自然長)を有する弾性体62(コイルスプリング)をその上端が前記ロック軸部61の拡径頭部の下面に当接するように設け、更にロック軸部61の下端側からロック板60の前記ロック板軸穴60eを通したうえで、前記第二構成部S2に穿設された雌螺子に当該ロック軸部61の先端を螺合させることで設置することが可能である。
ここで、上記金属製筒体64はコイルばねと雄螺子との接触を避けることで双方の摩耗を低減するものである。また弾性体62(コイルスプリング)の高さが金属製筒体64より長寸法とするのは金属製筒体64が当該弾性体62の圧縮変形の妨げとなることを防止するためである。
またロック軸部61は、図11における雄螺子63を、拡径頭部63aを有し且つ軸の下端部にのみ雄螺子63を備え、軸の中央部から拡径頭部63aに至る部分にかけては雄螺子を形成しない構成とすることができる。この場合には、前記図11に示した金属製筒体64を省略することが可能である。
当該構成によれば、上記実施例と比較して部品点数が増加する反面、雄螺子63の締め込み下限によって、前記弾性体62による押圧力を変更することができ、また、ロック軸部61は螺合による取付としてあるので、部品の清掃、交換等が容易であり、メンテナンス性に優れたものとすることができる。
また上記実施例における構成部側係合部42(突起)は、リベットの先端を加工して略半球面状(球冠形状)とし、更にその一部を研削し平面形状42aとしているが、本発明は当該形状に限定されるものではない。例えば、図11に示すように、リベットの先端を略半球面状とすることも可能であるし、図10に示すように、円柱状、球帯状等の定形的なものであってもよいし、その一部を変形させた構成等とすることも可能であり、設計事項の範囲で、種々の形状とすることが可能である。
また、構成部側係合部(突起)の他の実施例として、リベット42及び取付穴420を用いずに、第二構成部S2を直接変形させて構成部側係合部47を構成することもできる。例えば、図12に示すように、下刃部4に対してプレス加工を行うことにより、突起を形成することもできる。当該構成によれば、部品点数、組立工数の低減を図ることができる利点がある。
また上記実施例においては、構成部側係合部42を突起とし、ロック板係合部60aは係合穴として例示したが、本発明は当該構成に限定されるものではなく、いずれの一方を凸、他方を凹としてもよい。例えば、構成部側係合部42に係合穴を形成し、ロック板係合部に突起を設けることもできる。
また上記実施例においてはアンビル刃の剪定鋏Sについて示したが、バイパス刃の剪定鋏Sの場合には、例えば、当該バイパス刃の最終的な閉刃位置において、メインロックLを行う構成とし、当該メインロックLを構成するロック板60について同様に、第一の補助ロック及び第二の補助ロックを設けることによって、本発明の構成を実現することが可能である。
また本発明において、ロック板60の側方向への傾斜若しくは移動について、「側方向」とは前後方向に対して厳密な垂直方向のみをいうのではなく、操作前の通常位置から側方向に向かう分力のベクトルが生じればよい趣旨である。このため本発明における当該「側方向」は、前後方向を加味して、側方より斜め前方、斜め後方、側方より斜め上方、側方より斜め下方等であってもよい。
a1 矢印(側方向)
a2 矢印(回動方向)
L メインロック
L1 第一の補助ロック部
L2 第二の補助ロック部
S 剪定鋏
S1 第一構成部
S2 第二構成部
t1 クリアランス
t2 クリアランス
w1 幅寸法
w2 厚み寸法
1 第一操作部
10 第一グリップ部
11 第一接続部
110 第一間隙部
111 螺子固定用穴
112 接続用弾性体
2 第二操作部
20 第二グリップ
21 第二接続部
210 接続用弾性体
22 第二間隙部
220 ロック板可動空間
23 螺子固定用穴
24 規制ガイド部
3 上刃部
30 上刃体
31 主係合部
32 第一の中子部
320 取付穴
33 第一の刃まち部
4 下刃部
40 下刃体
42 構成部側係合部(突起:リベット)
420 取付穴
43 第二の中子部
44 第二の刃まち部
45 雌螺子穴(ロック軸部取付穴)
46 ロック軸部取付穴
47 構成部側係合部(プレス加工でロック手段と一体型とした突起)
5 主軸部
6 ロック部
60 ロック板
60a 係合穴(ロック板係合部)
60b 係合後縁部(ロック板係合部)
60c ロック板本体
60d 指掛部
60e ロック板軸穴
60f 係合縁部(メインロックに使用)
61 ロック軸部
61a 拡径頭部
61b 雄螺子
62 弾性体(コイルスプリング)
63 雄螺子
63a 拡径頭部
64 金属製筒体
65 円筒部
7 主弾性部
80 取付螺子
81 ナット

Claims (7)

  1. 上刃部(3)と第一操作部(1)とを有する第一構成部(S1)と、
    下刃部(4)と第二操作部(2)とを有する第二構成部(S2)と、
    前記第一構成部(S1)と前記第二構成部(S2)とを軸着するための主軸部(5)と、
    前記上刃部(3)と下刃部(4)を開刃するように付勢する主弾性部(7)と、
    前記上刃部(3)と下刃部(4)を閉刃状態で固定するためのロック手段(6)を有し、
    当該ロック手段(6)は、前記第一構成部(S1)若しくは第二構成部(S2)に設けられた主係合部(31)と、該主係合部(31)に係脱可能なロック板(60)とを有するメインロック機構を備えた剪定鋏(S)において、
    前記第一構成部(S1)又は第二構成部(S2)は少なくとも一つの構成部側係合部(42)を備え、
    前記ロック手段(6)が前記主係合部(31)から離脱した状態で、前記第一構成部(S1)又は第二構成部(S2)と前記ロック板(60)とが相互に係合する第一の補助ロック部と、
    前記ロック手段(6)が前記主係合部(31)に係止した状態で、第一構成部(S1)又は第二構成部(S2)における前記構成部側係合部(42)と前記ロック板(60)とが相互に係合可能である第二の補助ロック部と、を有することを特徴とする剪定鋏。
  2. 前記第一の補助ロック部は、ロック板(60)と前記構成部側係合部(42)との係合が、ロック板(60)の側方への傾斜若しくは移動によって解除されることを特徴とする請求項1に記載の剪定鋏。
  3. 前記第二の補助ロック部は、ロック板(60)と前記構成部側係合部(42)との係合が、ロック板(60)の側方への傾斜若しくは移動によって解除されることを特徴とする請求項1又は2記載の剪定鋏。
  4. 前記ロック手段(6)は、前記ロック板(60)を回動させるロック軸部(61)と、該ロック軸部(61)の軸方向に弾性力を有する弾性体(62)を備え、
    前記ロック板(60)には、前記ロック軸部(61)による回動方向の移動を停止させるためのロック板係合部を備え、
    前記ロック板(60)は前記弾性体(62)による弾性力に抗する軸方向への移動が許容されており、
    前記上刃部(3)と下刃部(4)との開刃状態では、前記第一の補助ロック部として、ロック板係合部(60a)と前記構成部側係合部(42)が係合しており、
    前記上刃部(3)と下刃部(4)との閉刃状態では、前記第二の補助ロック部として、ロック板(60)と主係合部(31)が係合しており、且つ、ロック板係合部(60b)と前記構成部側係合部(42)が係合可能であることを特徴とする請求項1、2又は3記載の剪定鋏。
  5. 前記ロック手段(6)における弾性体(62)がコイルスプリングであり、コイルスプリングの中心軸を前記軸部の中心軸と一致させて配置したことを特徴とする請求項4に記載の剪定鋏。
  6. 前記コイルスプリングと軸部との間に筒体を介装させたことを特徴とする請求項5に記載の剪定鋏。
  7. 前記ロック板(60)の軸方向への移動量を、第一の補助ロック部の係脱が可能な移動量を確保しつつ当該ロック板(60)の回動方向への移動を案内する規制ガイド部(20)を備えることを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6記載の剪定鋏。
JP2018169310A 2018-09-11 2018-09-11 剪定鋏 Active JP7161183B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018169310A JP7161183B2 (ja) 2018-09-11 2018-09-11 剪定鋏

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018169310A JP7161183B2 (ja) 2018-09-11 2018-09-11 剪定鋏

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020039297A true JP2020039297A (ja) 2020-03-19
JP7161183B2 JP7161183B2 (ja) 2022-10-26

Family

ID=69796696

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018169310A Active JP7161183B2 (ja) 2018-09-11 2018-09-11 剪定鋏

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7161183B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7453100B2 (ja) 2020-09-02 2024-03-19 株式会社イチネンアクセス

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02148665U (ja) * 1989-05-20 1990-12-18
JPH09313752A (ja) * 1996-05-27 1997-12-09 Sunstar Bungu Kk

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02148665U (ja) * 1989-05-20 1990-12-18
JPH09313752A (ja) * 1996-05-27 1997-12-09 Sunstar Bungu Kk

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7453100B2 (ja) 2020-09-02 2024-03-19 株式会社イチネンアクセス

Also Published As

Publication number Publication date
JP7161183B2 (ja) 2022-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11185999B2 (en) Folding knife with locking mechanism
US9844857B2 (en) Locking pliers with handle locking mechanism
CA2871607C (en) Locking mechanism for telescoping members
CN105189055B (zh) 可折叠手持式工具
US8931575B2 (en) Power tool
JP4681429B2 (ja) プランジャ型固定装置
US20080034913A1 (en) Shift lever apparatus of automatic transmission and method of assembling the same
US9339904B2 (en) Power tool with a clamping mechanism for clamping a tool
US9878455B1 (en) Folding knife assembly
JP2020039297A (ja) 剪定鋏
US7124864B2 (en) Quick release socket connector
CN115515753A (zh) 具有工件锁紧机构的扳手
JP2020515370A (ja) ダンス練習ポール用の端部アセンブリ
JP6257358B2 (ja) 切断工具
JP2006255297A (ja) 安全帯用フック
JP4397992B2 (ja) ラチェットレンチ
JP6237946B1 (ja) 止め輪ホルダー
CN221076373U (zh) 一种折叠把手及具有其的舞台灯
JP2009154666A (ja) 取付部品角度調整機構及び二輪車
JP2007056916A (ja) シングルレバー式混合水栓およびそのレバーハンドル
JP5483998B2 (ja) 高枝切鋏の把手構造
JP2015085505A (ja) トルクレンチ
JP5579528B2 (ja) 遠隔操作棒と工具類との連結構造、これに用いるソケット
JP7339181B2 (ja) チャイルドシート用ハンドルバー
JP4129469B2 (ja) ガス栓

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210907

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220527

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220531

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220725

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221004

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221006

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7161183

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150