JP2020038261A - 眼鏡フレーム及び眼鏡 - Google Patents

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幸子 金川
Sachiko Kanagawa
幸子 金川
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Abstract

【課題】アンチエイジングの観点から頭部に好影響を積極的に与える眼鏡フレームを提供し、又その眼鏡フレームを有する眼鏡を提供する。【解決手段】眼鏡フレーム2では、テンプル16から延びており、装用者の頭部の側部に接触可能である第1リフトアップアーム30及び第2リフトアップアーム32が、双方のテンプル16において複数設けられている。又、眼鏡フレーム2では、第1リフトアップアーム30の先端部が、テンプル16の後部との角度が約150°となるように配置されており(中心線D1参照)、第2リフトアップアーム32の先端部が、テンプル16の後部との角度が約70°となるように配置されている(中心線D2参照)。加えて、この眼鏡フレーム2を用いて眼鏡1が形成される。【選択図】図2

Description

本発明は、眼鏡レンズ(度無しレンズ及びサングラスレンズを含む)を枠入れして眼鏡を作製するための眼鏡フレーム、及び当該眼鏡フレームを用いた眼鏡に関する。
眼鏡フレームとして、特開2004−77637号公報(特許文献1)に記載のものが知られている。
この眼鏡フレームでは、両側テンプル5,5の内面側に、頬骨の上部(目元)へ弾力的に当接するずり落ち防止部材8が取り付けられている。
特開2004−77637号公報
上記の眼鏡フレームでは、装用時に一対のずり落ち防止部材8が頬骨の上部を両側から弾力的に挟むことにより、眼鏡フレームの前方へのずり落ちが防止され、又鼻にかかる眼鏡フレームの重量負担が少なくなる。
しかし、上記の眼鏡フレームでは、テンプル5の後部と30°程度の角度をもって後斜め下に延びる一対のずり落ち防止部材8により、頬骨の後側にある側頭筋を外側から前斜め上に引っ張るような力がかかることとなり、側頭筋の緊張を発生させ得る等、顔ひいては頭部にアンチエイジングの観点から悪影響を及ぼす可能性がある。
又、アンチエイジングの観点から顔を中心とした頭部に好影響を積極的に与える眼鏡フレームの提案は、現状見受けられない。
そこで、本発明の主な目的は、アンチエイジングの観点から頭部に好影響を積極的に与える眼鏡フレームを提供し、又その眼鏡フレームを有する眼鏡を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、眼鏡フレームであって、テンプルから延びており、装用者の頭部の側部に接触可能であるアームが、少なくとも一方のテンプルにおいて複数設けられていることを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、テンプルから延びており、装用者の頭部の側部に接触可能であるアームが設けられており、前記アームの先端部が、前記テンプルより上方に配置され、あるいは前記テンプルの後部との角度が45°以上となるように配置されていることを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、上記発明において、前記アームは、螺旋状の部分を含んでいることを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、上記発明において、前記アームは、装用者の側頭筋の外側に接触可能であることを特徴とするものである。
上記目的を達成するために、請求項5に記載の発明は、眼鏡であって、上記発明の眼鏡フレームが用いられていることを特徴とするものである。
本発明の主な効果は、アンチエイジングの観点から頭部に好影響を与える眼鏡フレームが提供され、又その眼鏡フレームを有する眼鏡が提供されることである。
本発明の第1形態に係る眼鏡の(a)上面図,(b)前面図である。 図1(a)の左面図である。 本発明の第2形態に係る眼鏡の(a)上面図,(b)前面図である。 (a)は図2(a)の左面図であり、(b)は装用時における(a)同様図である。 本発明の第3形態に係る眼鏡の(a)上面図,(b)前面図である。 図5(a)の左面図である。
以下、本発明に係る実施の形態の例が、適宜図面を用いて説明される。尚、本発明の実施の形態は、以下のものに限定されない。
[第1形態]
図1(a)は、本発明の第1形態に係る眼鏡1の上面図である。図1(b)は、眼鏡1の前面図である。図2は、眼鏡1の左面図である。
眼鏡1の前後上下左右は、ここでは装用者を基準とする。
眼鏡1は、眼鏡フレーム2に、一対の眼鏡レンズ4が枠入れされて形成される。
尚、眼鏡レンズ4は、度付きであっても度無しであっても良く、色付き(有色透明)であっても色無し(無色透明)であっても良い。眼鏡レンズ4は、各種のコーディングが施されていても良いし、施されていなくても良い。
眼鏡フレーム2は、一対の眼鏡レンズ4を嵌めるフレーム本体10と、フレーム本体10の左右に対して取り付けられており外側及び後方に延びる一対の爪12と、各爪12の後端部に設けられた蝶番14を介して装用時に後方に延びるテンプル16と、を備えている。
フレーム本体10は、後面中央部において、後面視でハの字状に配置されておりそれぞれ後方に突出した一対の鼻ガード20を有している。
各テンプル16は全体として前後方向に延びており、その後部は耳当て22で覆われている。各テンプル16は、蝶番14により、非装用時にフレーム本体10へ折り畳み可能である。尚、各テンプル16は、その後端部(耳当て22の後部)が斜め下向きとなるように曲げられていても良い。
各テンプル16の前端部の内側には、第1リフトアップアーム30が配置されており、その後方であって耳当て22より前方には、第2リフトアップアーム32が配置されている。右の第1リフトアップアーム30及び第2リフトアップアーム32は、左のものと左右対称であり、以下主に左のものが説明される。
尚、テンプル16の一方のみに第1リフトアップアーム30及び第2リフトアップアーム32が設けられても良いし、テンプル16の一方に第1リフトアップアーム30又は第2リフトアップアーム32が設けられ、他方に第1リフトアップアーム30及び第2リフトアップアーム32が設けられても良い。又、第3,第4・・のリフトアップアームが設けられても良い。
第1リフトアップアーム30は、金属製で螺旋状の第1スプリング40と、樹脂製の第1パッド42と、を有している。尚、これらの材質は、他のものに変更可能であり、他の部材についても同様である。
第1スプリング40の基端部は、後方に延びる状態でテンプル16前端部の内側に固定される。この固定は、溶接、接着若しくはカシメ、又はこれらの組合せによりなされ、以下同様である。
第1スプリング40の中央部は、徐々に左右方向の内側へ向かうと共に、左方から見て時計回りで楕円形状に巻かれている。
第1スプリング40の先端部は、後上側から前下方へ前下がりになっており、即ち左方から見て右上から左下に向かっている(図2の中心線D1参照)。第1スプリング40の中央部における楕円形状の長軸は、中心線D1と同様な方向となっている。中心線D1は、テンプル16の後部に対して、150°程度の角度をもっている。
そして、第1スプリング40の先端部には、第1パッド42が差し込みにより取り付けられている。第1パッド42は、第1スプリング40より厚い板状であり、左方から見て、第1スプリング40の先端部と同様な方向を向いた、前方へ広がる水滴形状を呈している。尚、第1パッド42は、円形など、他の形状とされても良く、他の部材についても同様である。又、第1パッド42は、軸受等を介して取り付けられても良く、他の部材についても同様である。
第1パッド42は、装用時、フレーム本体10の左下部の後方に位置し、装用者の目元の側方であって、頬骨の側面部の外側であり、側頭筋の前端部の外側に接触する。
第2リフトアップアーム32は、螺旋状の第2スプリング50と、第2パッド52と、を有している。
第2スプリング50の基端部は、後方に延びる状態で、テンプル16の内側であって第1スプリング40の基端部の後側に固定される。第1スプリング40の基端部及び第2スプリング50の基端部は、共に後方に延びているため、テンプル16の前端部から耳当て22までの間において配置し易い。
第2スプリング50の中央部は、楕円形状の長軸が後ろ下がりの中心線D2と同様な方向となっていることを除き、第1スプリング40の中央部と同様に形成されている。
第2スプリング50の先端部は、前上側から後下方へ後下がりになっており、即ち左方から見て左上から右下に向かっている(図2の中心線D2参照)。中心線D2は、テンプル16の後部に対して、70°程度の角度をもっている。
そして、第2スプリング50の先端部には、第2パッド52が、第1パッド42と同様に取り付けられている。
第2パッド52は、装用時、第1パッド42の後方、より詳しくは第1パッド42の後で僅かに下方に位置し、装用者の頬骨弓の上側の外側であって、側頭筋の中央部の外側に接触する。
眼鏡1は、装用されると、左右の第1パッド42及び左右の第2パッド52が装用者に接触し、左右の第1リフトアップアーム30及び左右の第2リフトアップアーム32により、左右の眼鏡レンズ4が対応する眼の前方となる所定位置(装用位置)で支持される。眼鏡1では、鼻ガード20は、支持に寄与せず、フレーム本体10が装用位置から後方に移動した場合に、鼻及び眼の周りの少なくとも一方に当たることを防止するために設けられている。尚、鼻ガード20は省略されても良い。又、鼻ガード20においても眼鏡1が支持されても良いし、鼻ガード20に代えて鼻アーム、軸受及び鼻当てが配置されても良い。
眼鏡1の装用時、左右の第1パッド42及び左右の第2パッド52は、それぞれ第1スプリング40又は第2スプリング50の左右方向の弾性により、装用者の側頭筋を内側へ柔軟に押す。これにより、装用者の側頭筋がほぐされ、側頭筋の緊張状態が緩和されて、側頭筋の弾力が増し、側頭筋が頬及び顎をよりしっかりと支えるようになって、装用者の頭部における顔のリフトアップが図られる。
又、左右の第1パッド42は、第1スプリング40の先端部の方向の弾性により、第1パッド42から見て第1スプリング40の先端部の続く方向、即ち中心線D1に沿う後斜め上の方向に比較的弱く引っ張られて、側頭筋の前端部を当該方向に柔軟に引く。これにより、装用者の側頭筋の前端部が後上方に柔軟に押されて、装用者の頭部における顔のリフトアップが図られる。
更に、左右の第2パッド52は、第2スプリング50の先端部の方向の弾性により、第2パッド52から見て第2スプリング50の先端部の続く方向、即ち中心線D2に沿う前斜め上の方向に比較的弱く引っ張られて、側頭筋の中央部を当該方向に柔軟に引く。これにより、装用者の側頭筋の中央部が前上方に柔軟に押されて、装用者の頭部における顔のリフトアップが図られる。
以上の眼鏡フレーム2では、テンプル16から延びており、装用者の頭部の側部に接触可能である第1リフトアップアーム30及び第2リフトアップアーム32が、双方のテンプル16において複数設けられている。よって、第1リフトアップアーム30及び第2リフトアップアーム32が装用者の頭部の各側部の複数箇所をほぐして、アンチエイジングの観点から頭部に顔のリフトアップ等の好影響を積極的に与えることとなる。
又、眼鏡フレーム2では、テンプル16から延びており、装用者の頭部の側部に接触可能である第1リフトアップアーム30及び第2リフトアップアーム32が設けられており、第1リフトアップアーム30の先端部が、テンプル16の後部との角度が約150°となるように配置されており(中心線D1参照)、第2リフトアップアーム32の先端部が、テンプル16の後部との角度が約70°となるように配置されている(中心線D2参照)。よって、第1リフトアップアーム30及び第2リフトアップアーム32は、その延びる方向での弾性力により、頭部の接触部を持ち上げる作用を及ぼし、アンチエイジングの観点から頭部に顔のリフトアップ等の好影響を積極的に与えることとなる。尚、第1リフトアップアーム30及び第2リフトアップアーム32のように、先端部とテンプル16の後部との角度が45°以上あれば、あるいは先端部がテンプルより上方に配置されれば、先端部の延びる方向での伸縮により、頭部に持ち上げ作用を施すことができる。
更に、第1リフトアップアーム30及び第2リフトアップアーム32は、螺旋状の部分である第1スプリング40,第2スプリング50を含んでいる。よって、第1リフトアップアーム30及び第2リフトアップアーム32が、第1スプリング40,第2スプリング50の弾性力により柔軟に、装用者に適度に接触し、頭部に顔のリフトアップ等の好影響を積極的に与える。
又更に、第1リフトアップアーム30及び第2リフトアップアーム32は、装用者の側頭筋の外側に接触可能であるから、頭部における顔のリフトアップのために重要な側頭筋に好影響が積極的に与えられる。
加えて、眼鏡フレーム2が用いられて形成された眼鏡1は、眼鏡フレーム2と同様の特徴を備えており、同様の作用効果を奏する。
[第2形態]
図3(a)は、本発明の第2形態に係る眼鏡101の上面図である。図3(b)は、眼鏡101の前面図である。図4(a)は、眼鏡1の左面図である。図4(b)は、装用時における図4(a)同様図である。
眼鏡101は、第1形態の眼鏡1と、各テンプルないし各リフトアップアームを除き、同様に成る。眼鏡1と同様に成る部分については、適宜同じ符号が付され、説明が省略される。
眼鏡101における眼鏡フレーム102の各蝶番14には、後方へ延びる金属製のビーム116が接続されている。
各ビーム116の前端部には、後方に延びており後部に耳当て22を有するテンプル後部117が固定されている。ビーム116の前端部及びテンプル後部117が、第1形態のテンプル16の役目を担う。尚、耳当て22の後部は、前部に対して下方となるように曲げられている。
各ビーム116の中央部には、後方に延びる第3リフトアップアーム130が固定されている。各第3リフトアップアーム130は、後部が上方へカーブしている針金状の第3リフトアップアーム本体131と、第3リフトアップアーム本体131の後端部に取り付けられた第3パッド132と、を有する。
各第3リフトアップアーム本体131の先端部(後端部)は、後ろ上がりとなっており、即ち左方から見て左下から右上に向かっている(図4(a)の中心線D3参照)。第3リフトアップアーム130の先端部における第3パッド132は、テンプル後部117(耳当て22)より上方に位置している。第3リフトアップアーム本体131の先端部(中心線D3)と、テンプル後部117(屈曲部より前方の部分)とがなす角度は、70°程度である。
各第3パッド132は、装用者の頭部Hの耳Eの上方に接触し、側頭筋後端部の外側に配置される。
各ビーム116の後部は、装用時に耳Eまで達し、耳Eの外形と同様に形成された第4リフトアップアーム140とされている。各第4リフトアップアーム140は、針金状の第4リフトアップアーム本体141と、第4リフトアップアーム本体141の先端部に取り付けられた第4パッド142と、を有する。
第4リフトアップアーム本体141の先端部は、上方を向いており、左方から見て真上から僅かに左に向かっている(図4(a)の中心線D4参照)。第4リフトアップアーム本体141の先端部(中心線D4)と、テンプル後部117(屈曲部より前方の部分)とがなす角度は、80°程度である。
第4パッド142は、頭部Hの耳Eの下部の前方に接触し、顎関節の外側に配置される。
眼鏡101は、装用されると、左右の第3パッド132及び左右の第4パッド142が装用者の頭部Hに接触し、左右の第3リフトアップアーム130及び左右の第4リフトアップアーム140により、左右の眼鏡レンズ4が対応する眼の前方となる所定位置(装用位置)で支持される。
眼鏡101の装用時、左右の第3パッド132は、第3リフトアップアーム本体131の左右方向の弾性により、装用者の頭部Hの側頭筋の後端部を内側へ柔軟に押す。これにより、頭部Hの側頭筋がほぐされ、側頭筋の緊張状態が緩和されて、側頭筋の弾力が増し、側頭筋が頬及び顎をよりしっかりと支えるようになって、装用者の頭部Hにおける顔のリフトアップが図られる。
更に、左右の第3パッド132は、第3リフトアップアーム本体131の先端部の方向の弾性により、第3パッド132から見て第3リフトアップアーム本体131の先端部の続く方向、即ち中心線D3に沿う方向に伸縮し(図4(b)の両矢印参照)、伸張した場合には、側頭筋の後端部を当該方向に柔軟に押し上げる(同図の矢印参照)。これにより、装用者の頭部Hにおける顔のリフトアップが図られる。
又、左右の第4パッド142は、第4リフトアップアーム本体141の左右方向の弾性により、装用者の頭部Hの顎関節を内側へ柔軟に押す。これにより、装用者の顎関節がほぐされ、顎関節の緊張状態が緩和されて、装用者の頭部Hにおける顔のリフトアップが図られる。
更に、左右の第4パッド142は、第4リフトアップアーム本体141の先端部の方向の弾性により、第4パッド142から見て第4リフトアップアーム本体141の先端部の続く方向、即ち中心線D4に沿う方向に伸縮し(図4(b)の両矢印参照)、伸張した場合には、顎関節上の皮膚を当該方向に柔軟に押し上げる。これにより、装用者の頭部Hの頬の皮膚及び筋肉が上方に柔軟に押されて、装用者の頭部Hにおける顔のリフトアップが図られる。
以上の眼鏡フレーム102では、各ビーム116の前端部(テンプル)から延びており、装用者の頭部Hの側部に接触可能である第3リフトアップアーム130及び第4リフトアップアーム140が、双方のビーム116前端部において複数設けられている。よって、第3リフトアップアーム130及び第4リフトアップアーム140が装用者の頭部Hの各側部の複数箇所をほぐして、アンチエイジングの観点から頭部Hに顔のリフトアップ等の好影響を積極的に与えることとなる。
又、眼鏡フレーム102では、各ビーム116の前端部から延びており、装用者の頭部Hの側部に接触可能である第3リフトアップアーム130及び第4リフトアップアーム140が設けられており、各第3リフトアップアーム130の先端部が、各ビーム116の前端部ないしテンプル後部117より上方に配置されており、各第4リフトアップアーム140の先端部が、各テンプル後部117との角度が約80°となるように配置されている。(中心線D4参照)よって、第3リフトアップアーム130及び第4リフトアップアーム140は、その延びる方向での弾性力により、頭部Hの接触部を持ち上げる作用を及ぼし、アンチエイジングの観点から頭部Hに顔のリフトアップ等の好影響を積極的に与えることとなる。
又更に、第3リフトアップアーム130は、装用者の頭部Hの側頭筋の外側に接触可能であるから、頭部Hにおける顔のリフトアップのために重要な側頭筋に好影響が積極的に与えられる。
加えて、眼鏡フレーム102が用いられて形成された眼鏡101は、眼鏡フレーム102と同様の特徴を備えており、同様の作用効果を奏する。
[第3形態]
図5(a)は、本発明の第3形態に係る眼鏡201の上面図である。図5(b)は、眼鏡201の前面図である。図6は、眼鏡1の左面図である。
眼鏡201は、第2形態の眼鏡101と、各テンプルないし各リフトアップアームを除き、同様に成る。眼鏡101と同様に成る部分については、適宜同じ符号が付され、説明が省略される。
眼鏡201における眼鏡フレーム202の各蝶番14には、後方へ延びる金属製のテンプル216が接続されている。テンプル216の後部には、耳当て22が固定されている。尚、耳当て22は、後方にまっすぐ延びている。
各テンプル216の前部には、上方から見て“U”字状である第5リフトアップアーム220が形成されている。
各第5リフトアップアーム220は、針金状の第5リフトアップアーム本体221と、第5リフトアップアーム本体221の先端部に取り付けられた第5パッド222と、を有する。
各第5リフトアップアーム本体221の基端部は、テンプル216と一体とされている。各第5リフトアップアーム本体221の中央部は、基端部から後斜め下方に延び、左右方向内方に延びて、前斜め上方に延びる。各第5リフトアップアーム本体221の先端部は、前斜め上方に向かっており、即ち左方から見て右下から左上に向かっている(図6の中心線D5参照)。第5リフトアップアーム本体221の先端部(中心線D5)と、テンプル216とがなす角度は、155°程度である。
第5パッド222は、装用者の頭部Hにおける頬骨の側面部の外側であり、側頭筋の前部の外側に接触する。
又、各テンプル216の前部には、第2形態の第3リフトアップアーム130と同様に形成される第6リフトアップアーム230が形成されている。
各第6リフトアップアーム230は、針金状の第6リフトアップアーム本体231と、第6リフトアップアーム本体231の先端部に取り付けられた第6パッド232と、を有する。
各第6リフトアップアーム本体231の基端部は、テンプル216の前部と一体である。各第6リフトアップアーム本体231の先端部は、後ろ上がりとなっており、即ち左方から見て左下から右上に向かっている(図6の中心線D6参照)。第6リフトアップアーム230の先端部における第6パッド232は、テンプル216より上方に位置している。第6リフトアップアーム本体231の先端部(中心線D6)と、テンプル216後部とがなす角度は、110°程度である。
第6パッド232は、装用者の頭部Hの耳の上方に接触し、側頭筋後端部の外側に配置される。
更に、各テンプル216の後部であって、耳当て22の前下部には、下方へ弧状に延びる二股針金状のアーム複合体233が固定されている。
各アーム複合体233における内側上方の一方の先端部は、第7リフトアップアーム240となっており、外側下方の他方の先端部は、第8リフトアップアーム250となっている。
各第7リフトアップアーム240は、第7リフトアップアーム本体241と、第7リフトアップアーム本体241の先端部に取り付けられた第7パッド242と、を有する。各第7リフトアップアーム240は、テンプル216より上方に位置している。各第7リフトアップアーム本体241の先端部は、上方に向かっている(図6の中心線D7参照)。第7リフトアップアーム本体241の先端部(中心線D7)と、テンプル216後部とがなす角度は、85°程度である。第7パッド242は、装用者の頭部Hにおける耳の前側であって、顎関節上部の外側に接触する。
各第8リフトアップアーム250は、第8リフトアップアーム本体251と、第8リフトアップアーム本体251の先端部に取り付けられた第8パッド252と、を有する。各第8リフトアップアーム本体251の先端部は、上方に向かっている(図6の中心線D8参照)。第8リフトアップアーム本体251の先端部(中心線D8)と、テンプル216後部とがなす角度は、92°程度である。第8パッド252は、装用者の頭部Hにおける胸鎖乳突筋の上端部の外側に接触する。
眼鏡201は、装用されると、左右の第5パッド222ないし左右の第8パッド252が装用者の頭部Hに接触し、左右の第5リフトアップアーム220及び左右の第8リフトアップアーム250により、左右の眼鏡レンズ4が対応する眼の前方となる所定位置(装用位置)で支持される。
眼鏡201の装用時、左右の第5パッド222は、第5リフトアップアーム本体221の左右方向の弾性により、装用者の頭部Hの側頭筋前部を内側へ柔軟に押す。これにより、頭部Hの側頭筋がほぐされ、側頭筋の緊張状態が緩和されて、側頭筋の弾力が増し、側頭筋が頬及び顎をよりしっかりと支えるようになって、装用者の頭部Hにおける顔のリフトアップが図られる。
又、左右の第5パッド222は、第5リフトアップアーム本体221の先端部の方向の弾性により、第5パッド222から見て第5リフトアップアーム本体221の先端部の続く方向、即ち中心線D5に沿う方向に伸縮し、伸張した場合には、側頭筋前部を当該方向に柔軟に押し上げる。これにより、装用者の頭部Hにおける顔のリフトアップが図られる。
更に、左右の第6パッド232は、第6リフトアップアーム本体231の左右方向の弾性により、装用者の頭部Hの側頭筋後端部を内側へ柔軟に押す。これにより、頭部Hの側頭筋がほぐされ、側頭筋の緊張状態が緩和されて、側頭筋の弾力が増し、側頭筋が頬及び顎をよりしっかりと支えるようになって、装用者の頭部Hにおける顔のリフトアップが図られる。
又、左右の第6パッド232は、第6リフトアップアーム本体231の先端部の方向の弾性により、第6パッド232から見て第6リフトアップアーム本体231の先端部の続く方向、即ち中心線D6に沿う方向に伸縮し、伸張した場合には、側頭筋後端部を当該方向に柔軟に押し上げる。これにより、装用者の頭部Hにおける顔のリフトアップが図られる。
更に、左右の第7パッド242は、第7リフトアップアーム本体241の左右方向の弾性により、装用者の頭部Hの顎関節上部を内側へ柔軟に押す。これにより、装用者の顎関節がほぐされ、顎関節の緊張状態が緩和されて、装用者の頭部Hのリフトアップが図られる。
又、左右の第7パッド242は、第7リフトアップアーム本体241の先端部の方向の弾性により、第7パッド242から見て第7リフトアップアーム本体241の先端部の続く方向、即ち中心線D7に沿う方向に伸縮し、伸張した場合には、顎関節上部上の皮膚を当該方向に柔軟に押し上げる。これにより、装用者の頭部Hの頬の皮膚及び筋肉が上方に柔軟に押されて、装用者の頭部Hにおける顔のリフトアップが図られる。
更に、左右の第8パッド252は、第8リフトアップアーム本体251の左右方向の弾性により、装用者の頭部Hの胸鎖乳突筋の上端部を内側へ柔軟に押す。これにより、装用者の胸鎖乳突筋がほぐされ、胸鎖乳突筋の緊張状態が緩和されて、装用者の頭部Hのリフトアップが図られる。
又、左右の第8パッド252は、第8リフトアップアーム本体251の先端部の方向の弾性により、第8パッド252から見て第8リフトアップアーム本体251の先端部の続く方向、即ち中心線D8に沿う方向に伸縮し、伸張した場合には、胸鎖乳突筋の上端部を当該方向に柔軟に押し上げる。これにより、装用者の頭部Hにおける胸鎖乳突筋の上端部が上方に柔軟に押されて、装用者の頭部Hにおける顔のリフトアップが図られる。
以上の眼鏡フレーム202では、各テンプル216から延びており、装用者の頭部Hの側部に接触可能である第5リフトアップアーム220ないしは第8リフトアップアーム250が、双方のテンプル216において複数設けられている。よって、第5リフトアップアーム220ないしは第8リフトアップアーム250が装用者の頭部Hの各側部の複数箇所をほぐして、アンチエイジングの観点から頭部Hに顔のリフトアップ等の好影響を積極的に与えることとなる。
又、眼鏡フレーム202では、各テンプル216から延びており、装用者の頭部Hの側部に接触可能である第5リフトアップアーム220ないしは第8リフトアップアーム250が設けられており、各第5リフトアップアーム220の先端部が、各テンプル216後部との角度が約115°となるように配置されており(中心線D5参照)、各第6リフトアップアーム230の先端部が、各テンプル216より上方に配置されており、各第7リフトアップアーム240の先端部が、各テンプル216後部との角度が約85°となるように配置されており(中心線D7参照)、各第8リフトアップアーム250の先端部が、各テンプル216後部との角度が約92°となるように配置されている(中心線D8参照)。よって、第5リフトアップアーム220ないしは第8リフトアップアーム250は、その延びる方向での弾性力により、頭部Hの接触部を持ち上げる作用を及ぼし、アンチエイジングの観点から頭部Hに顔のリフトアップ等の好影響を積極的に与えることとなる。
又更に、第5リフトアップアーム220は、装用者の頭部Hの側頭筋の外側に接触可能であるから、頭部Hにおける顔のリフトアップのために重要な側頭筋に好影響が積極的に与えられる。
加えて、眼鏡フレーム202が用いられて形成された眼鏡201は、眼鏡フレーム202と同様の特徴を備えており、同様の作用効果を奏する。
1,101,201・・眼鏡、2,102,202・・眼鏡フレーム、16,216・・テンプル、30・・第1リフトアップアーム(アーム)、32・・第2リフトアップアーム(アーム)、40・・第1スプリング(螺旋状の部分)、50・・第2スプリング(螺旋状の部分)、116・・ビーム(前端部がテンプル前部に相当)、117・・テンプル後部、130・・第3リフトアップアーム(アーム)、140・・第4リフトアップアーム(アーム)、220・・第5リフトアップアーム(アーム)、230・・第6リフトアップアーム(アーム)、240・・第7リフトアップアーム(アーム)、250・・第8リフトアップアーム(アーム)、H・・頭部。

Claims (5)

  1. テンプルから延びており、装用者の頭部の側部に接触可能であるアームが、少なくとも一方のテンプルにおいて複数設けられている
    ことを特徴とする眼鏡フレーム。
  2. テンプルから延びており、装用者の頭部の側部に接触可能であるアームが設けられており、
    前記アームの先端部が、前記テンプルより上方に配置され、あるいは前記テンプルの後部との角度が45°以上となるように配置されている
    ことを特徴とする眼鏡フレーム。
  3. 前記アームは、螺旋状の部分を含んでいる
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の眼鏡フレーム。
  4. 前記アームは、装用者の側頭筋の外側に接触可能である
    ことを特徴とする請求項1ないしは請求項3の何れかに記載の眼鏡フレーム。
  5. 請求項1ないしは請求項4の何れかに記載の眼鏡フレームが用いられている
    ことを特徴とする眼鏡。
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