JP2020037926A - 送風機 - Google Patents

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Abstract

【課題】空気の流入損失を改善することの可能な送風機を提供する。【解決手段】送風機7は、ファン70と、シュラウド73とを備える。ファン70は、複数のブレード700と、複数のブレードのそれぞれの先端部を連結する円環状のファンリングとを有する。シュラウド73は、円筒部730と、ガイド部731と、突出部732とを有する。シュラウド73のガイド部731は、外縁からファンリングまでの距離が所定距離に設定された長手部734と、外縁からファンリングまでの距離が所定距離よりも短い短手部735とを有する。突出部732において長手部734に対応する位置に設けられる部位を第1部位とし、突出部において短手部735に対応する位置に設けられる部位を第2部位とするとき、突出部732は、第1部位の長さよりも第2部位の長さの方が長くなるように形成されている。【選択図】図2

Description

本開示は、送風機に関する。
車両のエンジンルーム内には、グリル開口部から導入される空気と熱交換を行うコンデンサやラジエータ等の熱交換器と、熱交換器に空気を送風するための送風機とが設けられている。このような送風機は、回転することにより空気流を生成するファンと、ファンを回転させるためのモータと、ファンの外周を覆うように設けられるシュラウドとを備えている。ファンは、放射状に配置される複数のブレードと、各ブレードの先端部を連結する円環状のファンリングとを備えている。シュラウドは、ファンの外周を覆うように設けられる円筒部と、円筒部の空気流れ方向上流側の一端部に設けられるガイド部とを有している。ガイド部は、ファンにより生成される空気流をガイドする部分である。ファンリングとシュラウドの内周面との間には隙間が形成されている。これにより、ファンリングとシュラウドとが干渉しないようになっている。
このような送風機では、ファンが回転した際に、ファンリングとシュラウドとの間に形成される隙間に、ファンの回転により生成される空気の主流の流れ方向とは逆方向の流れ方向を有する空気流が発生する。この逆方向の空気流が、ファンの回転により生成される空気の主流と衝突すると、空気流に乱れが生じる。このようにして空気流に乱れが生じると、送風機から騒音が発せられる可能性がある。
そこで、下記の特許文献1に記載の送風機では、シュラウドの円筒部における空気流れ方向上流側の一端部の内壁面に、内側に向かって突出するように円環状の突出部が設けられている。この突出部が上記の逆方向の空気流を遮断することにより、騒音の発生が抑制されている。
米国特許第9334877号明細書
近年、ハイブリッド車両やターボエンジン車両では、従来のエンジンのみの車両に対して、補機部品が増大している。その一方で、居住性の向上のために車室内のスペースは維持又は拡大の傾向である。また、衝突安全性の確保のために、車両前方に余剰スペースを設けることも行われている。これらの複合的な要因により、エンジンルームにおける部品の搭載スペースは縮小傾向であるため、エンジンルーム内への部品の搭載が非常に困難になってきている。そのため、エンジンルームに搭載される送風機に関しても、その厚さを薄くしたり、アスペクト比を大きくしたりする等、シュラウドの形状に関する制限が厳しくなってきている。このような要求を満たすために、近年、上記の送風機のシュラウドとして、アスペクト比が大きく、且つ薄い形状からなる扁平状のシュラウドが用いられることがある。
ところで、扁平状のシュラウドを用いた場合、ガイド部の長さが一様でなくなる。具体的には、シュラウドの長手方向ではガイド部の長さが長くなる一方、その短手方向ではガイド部の長さが短くなる。ガイド部の長さが長い部分では、ガイド部に沿って空気が流れることにより、突出部に沿って滑らかに流れるような空気流を形成することが可能である。しかしながら、ガイド部の長さが短い部分では、突出部に沿って滑らかに流れるような空気流を形成することが難しくなる。このような部分では、空気の主流に対して突出部が障害物になることにより、空気の主流とは逆方向に流れる空気流が突出部に沿って形成され、空気の滞留が発生することが発明者により確認されている。このような空気の滞留は流入損失の要因となるため、結果的に送風機の風量の減少等の悪影響を招くおそれがある。
本開示は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、空気の流入損失を改善することの可能な送風機を提供することにある。
上記課題を解決する送風機(7)は、ファン(70)と、シュラウド(73)と、を備える。ファンは、所定の軸線を中心に放射状に設けられる複数のブレード(700)と、複数のブレードのそれぞれの先端部を連結する円環状のファンリング(701)とを有し、軸線を中心に回転することにより空気流を生成する。シュラウドは、ファンリングとの間に所定の隙間を有してファンの外周を覆うように配置される円筒部(730)と、円筒部の一端部の外周から軸線を中心とする径方向外側に広がるように形成されてファンの回転により生成される空気流をガイドするガイド部(731)と、円筒部の一端部の内周面から突出するように形成される円環状の突出部(732)とを有する。ガイド部は、軸線を中心とする径方向外側の外縁からファンリングまでの距離が所定距離に設定された長手部(734)と、軸線を中心とする径方向外側の外縁からファンリングまでの距離が所定距離よりも短い短手部(735)と、を有する。突出部において長手部に対応する位置に設けられる部位を第1部位(732a)とし、突出部において短手部に対応する位置に設けられる部位を第2部位(732b)とするとき、突出部は、空気流の流れ方向に沿った第1部位の長さよりも、空気流の流れ方向に沿った第2部位の長さの方が長くなるように形成されている。
この構成によれば、ガイド部の短手部に対応する位置に設けられる突出部の第2部位が、ガイド部の長手部に対応する位置に設けられる突出部の第1部位よりも長いため、突出部の第2部位では、突出部に沿って流れるような空気流が生成され易くなる。これにより、ファン70により生成される空気の主流に対して突出部が障害物になり難くなるため、空気の主流の流れ方向とは逆方向に流れる空気流が生成され難くなる。結果的に、空気の滞留が発生し難くなるため、流入損失を改善することができる。
なお、上記手段、特許請求の範囲に記載の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
本開示によれば、空気の流入損失を改善することの可能な送風機を提供できる。
図1は、車両の概略構成を模式的に示す図である。 図2は、実施形態の送風機の正面構造を示す正面図である。 図3は、実施形態のファンの正面構造を示す正面図である。 図4は、実施形態のシュラウドを2分割した場合の一方の斜視構造を示す斜視図である。 図5は、実施形態の送風機の概略構成を模式的に示す正面図である。 図6は、図5のVI−VI線に沿った断面構造、並びにその周辺の空気の流れを示す断面図である。 図7は、参考例のシュラウドの短手部周辺の断面構造、並びにその周辺の空気の流れを示す断面図である。 図8は、図5のVIII−VIII線に沿った断面構造を模式的に示す図である。 図9は、図5に示される回転位置θとシュラウドの突出部の長さLとの関係を示すグラフである。
以下、送風機の一実施形態について図面を参照しながら説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
はじめに、本実施形態の送風機が搭載される車両の概略構成について説明する。
図1に示される車両Cのボディ1の前方には、グリル開口部2が設けられている。グリル開口部2は、車両ボディ1の前方の空気をエンジンルーム3内に導入する部分である。グリル開口部2からエンジンルーム3内に導入される空気は、図中の矢印Yで示される方向に流れる。エンジンルーム3には、エンジン4の他、コンデンサ5、ラジエータ6、及び送風機7が配置されている。コンデンサ5、ラジエータ6、及び送風機7は、この順で、グリル開口部2からエンジン4に向かう方向に並べて配置されている。
コンデンサ5は、車両Cに搭載される空調装置の冷凍サイクルを構成する一要素であって、冷凍サイクル内を循環する冷媒と、グリル開口部2から導入される空気とを熱交換させることにより、冷媒の放熱を行う。ラジエータ6は、エンジン4を冷却する冷却水と、グリル開口部2から導入される空気とを熱交換させることにより、冷却水の放熱を行う。送風機7は、グリル開口部2から導入される空気をコンデンサ5及びラジエータ6に送風する。
次に、送風機7の具体的な構造について説明する。
図2に示されるように、送風機7は、ファン70と、モータ71と、ステー72と、シュラウド73とを備えている。
なお、以下では、互いに直交する3軸方向を、矢印Xで示される方向、矢印Yで示される方向、及び矢印Zで示される方向によりそれぞれ表す。本実施形態では、矢印Yで示される方向は、上述の通り、グリル開口部2から導入される空気流の流れ方向である。また、矢印Zで示される方向は鉛直方向である。矢印Xで示される方向は、矢印Yで示される方向、及び矢印Zで示される方向の両方に直交する方向である。
図3に示されるように、ファン70は、軸線m1を中心に回転する軸流式のファンである。ファン70は、複数のブレード700と、ファンリング701とを有している。複数のブレード700は、ファン70の中央部から放射状に延びるように設けられている。ファンリング701は、各ブレード700の先端部を互いに連結する円環状の部材からなる。
図2に示されるように、ファン70の中央部には、モータ71が組み付けられている。モータ71は、電力の供給に基づきファン70にトルクを付与することにより、軸線m1を中心にファン70を回転させる。送風機7は、ファン70の回転により、矢印Yで示される方向の空気流、すなわちコンデンサ5及びラジエータ6から送風機7に向かう方向の空気流を形成する、いわゆる吸い込み式の送風機である。
モータ71の外周部分には、軸線m1を中心に放射状に延びる複数のステー72が組み付けられている。ステー72は、ファン70に対して空気流の流れ方向Yの上流側に配置されている。各ステー72の先端部は、シュラウド73に固定されている。各ステー72はファン70及びモータ71を支持している。
シュラウド73は、ファン70の外周に配置されている。シュラウド73は、樹脂材料等により形成されている。図4に示されるように、シュラウド73は、円筒部730と、ガイド部731と、突出部732とを有している。
円筒部730は、軸線m1を中心に円筒状に形成されている。円筒部730は、ファンリング701との間に所定の隙間を有してファン70の周囲を覆うように配置されている。
ガイド部731は、空気流の流れ方向Yの上流側における円筒部730の一端部の外周から軸線m1を中心とする径方向外側に広がるように形成されている。ガイド部731は、ファン70の回転により生成される空気流をガイドする機能を有している。図2に示されるように、ガイド部731は、空気流の流れ方向Yに直交する断面形状が長方形をなし、且つ空気流の流れ方向Yの厚さが薄くなるように形成されている。すなわち、シュラウド73は扁平状に形成されている。図4に示されるように、ガイド部731の外縁731aには、空気流の流れ方向Yの上流側に向かって折り曲げられるように屈曲部733が形成されている。この屈曲部733の先端部が、図1に示されるラジエータ6に取り付けられることにより、シュラウド73がラジエータ6に対して固定されている。
この送風機7では、ファン70が回転した際に、ファンリング701と円筒部730との間に形成される隙間に、矢印Yで示される方向とは逆方向の流れ方向を有する空気流が形成される。この逆方向の空気流を遮断するために、図4に示されるように、空気流の流れ方向Yの上流側における円筒部730の一端部の内周面には、内側に向かって突出するように突出部732が形成されている。突出部732は、円筒部730の一端部の内周面に沿って円環状に形成されている。
なお、以下では、ファン70の回転により生成される矢印Yで示される方向に流れる空気流と、ファンリング701と円筒部730との間の隙間に形成される逆方向の空気流とを区別するために、前者の空気流を空気の主流と称する。
ところで、シュラウド73が扁平状に形成されている場合、図5に示されるように、ガイド部731には、外縁731aからファンリング701までの距離が第1の所定距離L11に設定された長手部734と、外縁731aからファンリング701までの距離が第1の所定距離L11よりも短い第2の所定距離L12に設定された短手部735とが存在する。なお、図5では、ファン70及びシュライド73のみが模式的に図示され、且つシュラウド73の突出部732の図示が省略されている。このような構造からなるシュラウド73では、短手部735においてガイド部731の長さを十分に確保することができない。そのため、この部分では、矢印Yで示される方向に流れる空気の主流に対して突出部732が障害物となることにより、空気の主流とは逆方向に流れる空気流が突出部732に沿って形成されることが発明者により確認されている。
具体的には、図6に示されるように、長手部734では、ガイド部731の長さが十分に確保されているため、空気の主流が長手部734に沿って矢印A1で示されるように滑らかに流れる。この長手部734に沿って流れる空気の主流がそのまま突出部732に沿って流れるため、空気の主流に対して突出部732が障害物になり難い。
これに対し、図7に示されるように、短手部735では、ガイド部731の長さを確保することができない。なお、図7に示される参考例では、短手部735においてガイド部731の長さを確保できておらず、円筒部730と屈曲部733とが連続している構造について例示している。このようにガイド部731の長さを確保できていない短手部735では、ガイド部731に沿うような空気の流れを形成することができない。そのため、この部分では、矢印Yで示される方向に流れる空気の主流に対して突出部732が障害物になることにより、図7に矢印A2で示されるように、矢印Yで示される方向とは逆方向の空気流が形成され、空気の滞留が発生することが発明者により確認されている。このような空気の滞留は流入損失の要因となるため、結果的に送風機7の風量の減少等を招くおそれがある。
そこで、本実施形態の送風機7では、突出部732においてシュラウド73の長手部734に対応する位置に設けられる第1部位と、突出部732においてシュラウド73の短手部735に対応する位置に設けられる第2部位とで、突出部732の長さを変化させるようにしている。
具体的には、図6に示されるように、突出部732においてシュラウド73の長手部734に対応する位置に設けられる第1部位732aでは、その空気流の流れ方向Yに沿った長さが「L21」に設定されている。長さL21は、空気流の流れ方向Yにおける第1部位732aの基端部B11から先端部T11までの長さである。なお、図6では、空気流の流れ方向Yにおける第1部位732aの基端部B11の位置を「Y11」で示し、その先端部T11の位置を「Y12」で示している。
これに対し、図8に示されるように、突出部732においてシュラウド73の短手部735に対応する位置に設けられる第2部位732bでは、その基端部B12の位置Y21が第1部位732aの基端部B11の位置Y11よりも空気流の流れ方向Yの上流側にずれている。第2部位732bの先端部T12の位置は「Y12」に、すなわち第1部位732aの先端部T11と同一の位置に設定されている。これにより、空気流の流れ方向Yに沿った第2部位732bの長さL22は、第1部位732aの長さL21よりも長くなっている。
また、突出部732は、その空気流の流れ方向Yに沿った長さが第1部位732aから第2部位732bに向かって徐々に長くなるように形成されている。具体的には、図5に示されるように、軸線m1を中心とする回転方向の位置を「θ」で表したとき、長手部734が回転位置θ1に位置し、短手部735が回転位置θ2に位置しているとする。このとき、突出部732の第1部位732aは回転位置θ1に位置し、突出部732の第2部位732bは回転位置θ2に位置することになる。このように突出部732の第1部位732a及び第2部位732bのそれぞれの位置を定義したとき、突出部732の長さは図9に示されるように設定されている。すなわち、回転位置θ1と回転位置θ2との間の中間の位置を「θ3」とすると、突出部732の長さLは、回転位置θ1から回転位置θ3までの区間では一定値L21に設定されている。また、突出部732の長さLは、回転位置θ3から回転位置θ2までの区間では、「L21」から「L22」に向かって徐々に長くなるように形成されている。
以上説明した本実施形態の送風機7によれば、以下の(1)〜(4)に示される作用及び効果を得ることができる。
(1)ガイド部731の短手部735に対応する位置に設けられる突出部732の第2部位732bが、ガイド部731の長手部734に対応する位置に設けられる突出部732の第1部位732aよりも長くなっているため、図8に矢印A3で示されるように、突出部732の第2部位732bでは、突出部732に沿って矢印Yで示される方向に流れるような空気流が生成され易くなる。これにより、矢印Yで示される方向に流れる空気の主流に対して突出部732が障害物になり難くなるため、図7に示されるような矢印Yで示される方向とは逆方向に流れるような空気流が生成され難くなる。結果的に、空気の滞留が発生し難くなるため、流入損失を改善することができる。また、空気流の乱れを抑制することも可能となるため、騒音を低減することもできる。
(2)図9に示されるように、突出部732は、その空気流の流れ方向Yに沿った方向の長さが第1部位732aと第2部位732bの途中部分から第2部位732bに向かって徐々に長くなるように形成されている。これにより、突出部732の形状を滑らかに変化させることができるため、突出部732の長さを変化させつつも、ファン70により生成される空気の流れが突出部732により阻害され難くなる。結果的に、空気流の乱れが生じ難くなるため、騒音を低減することができる。
(3)ステー72がファン70に対して空気流の流れ方向Yの上流側に配置されている。このような構成によれば、金型によりシュラウド73及びステー72を一体成型することができるため、送風機7の製造が容易になる。
(4)シュラウド73は、空気流の流れ方向Yに直交する断面形状が長方形をなすとともに、扁平状に形成されている。このような扁平状のシュラウド73にあっては、ガイド部731に長手部734及び短手部735が設けられることになるため、本実施形態の突出部732のような構造を採用することは特に有効である。
なお、上記実施形態は、以下の形態にて実施することもできる。
・上記実施形態のシュラウド73は、短手部735にガイド部731が実質的に存在しない形状を有するものであったが、長手部734よりも短いガイド部731が短手部735に設けられるような形状を有するものであってもよい。
・突出部732は、その空気流の流れ方向Yに沿った方向の長さが第1部位732aから第2部位732bに向かって徐々に長くなるように形成されていてもよい。
・上記実施形態の送風機7では、ステー72がファン70に対して空気流の流れ方向Yの下流側に配置されていてもよい。
・本開示は上記の具体例に限定されるものではない。上記の具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本開示の特徴を備えている限り、本開示の範囲に包含される。前述した各具体例が備える各要素、及びその配置、条件、形状等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。前述した各具体例が備える各要素は、技術的な矛盾が生じない限り、適宜組み合わせを変えることができる。
7:送風機
70:ファン
71:モータ
72:ステー
73:シュラウド
700:ブレード
701:ファンリング
730:円筒部
731:ガイド部
732:突出部
732a:第1部位
732b:第2部位
734:長手部
735:短手部

Claims (5)

  1. 所定の軸線を中心に放射状に設けられる複数のブレード(700)と、複数の前記ブレードのそれぞれの先端部を連結する円環状のファンリング(701)とを有し、前記軸線を中心に回転することにより空気流を生成するファン(70)と、
    前記ファンリングとの間に所定の隙間を有して前記ファンの外周を覆うように配置される円筒部(730)と、前記円筒部の一端部の外周から前記軸線を中心とする径方向外側に広がるように形成されて前記ファンの回転により生成される空気流をガイドするガイド部(731)と、前記円筒部の一端部の内周面から突出するように形成される円環状の突出部(732)とを有するシュラウド(73)と、を備え、
    前記ガイド部は、
    前記軸線を中心とする径方向外側の外縁から前記ファンリングまでの距離が所定距離に設定された長手部(734)と、
    前記軸線を中心とする径方向外側の外縁から前記ファンリングまでの距離が前記所定距離よりも短い短手部(735)と、を有し、
    前記突出部において前記長手部に対応する位置に設けられる部位を第1部位(732a)とし、前記突出部において前記短手部に対応する位置に設けられる部位を第2部位(732b)とするとき、
    前記突出部は、前記空気流の流れ方向に沿った前記第1部位の長さよりも、前記空気流の流れ方向に沿った前記第2部位の長さの方が長くなるように形成されている
    送風機。
  2. 前記突出部は、前記空気流の流れ方向に沿った長さが前記第1部位から前記第2部位に向かって徐々に長くなるように形成されている
    請求項1に記載の送風機。
  3. 前記突出部は、前記空気流の流れ方向に沿った長さが前記第1部位と前記第2部位との途中部分から前記第2部位に向かって徐々に長くなるように形成されている
    請求項1に記載の送風機。
  4. 前記ファンの中央部に設けられ、前記ファンにトルクを付与するモータ(71)と、
    前記モータから前記軸線を中心とする径方向外側に放射状に延びるように形成されるとともに、先端部が前記シュラウドに固定され、前記ファン及び前記モータを支持するステー(72)と、を備え、
    前記ステーは、前記ファンに対して前記空気流の流れ方向の上流側に配置されている
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の送風機。
  5. 前記シュラウドは、前記空気流の流れ方向に直交する断面形状が長方形をなすとともに、扁平状に形成されている
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の送風機。
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