JP2020037863A - 小便器装置 - Google Patents
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Abstract
Description
また、給水バルブが閉弁されるとき、空気の流入とともに、残水が給水管内からスプレッダを通ってボウル部に徐々に流出し、スプレッダからの洗浄水の液垂れを生じさせるという問題も生じていた。
このように構成された本発明においては、ボウル部後方収納室にボウル部に洗浄水を供給する機能部材が収納される小便器装置において、給水バルブ部が吐水部への洗浄水の供給を停止した後に、第1給水管部の、吐水部の入口部から上流側に向かって下り傾斜を形成している接続部分において、洗浄水を溜めて、空気の流入を防ぐ残水面を形成でき、第1給水管部内に空気が溜まる量を低減することができる。
従って、第1給水管部内に空気が溜まることを抑制できるので、給水バルブ部が吐水部への洗浄水の供給を開始した場合に、第1給水管部内の洗浄水及び溜まっていた空気が吐水部から混じりあった状態で吐水されることによる吐水音の発生を抑制することができる。
また、給水バルブ部が吐水部への洗浄水の供給を停止した後に、第1給水管部内の洗浄水が吐水部に徐々に流れて、吐水部から液垂れを生じることを防止することができる。
このように構成された本発明においては、給水バルブ部が吐水部への洗浄水の供給を停止した後に、第1給水管部が、吐水部の入口部よりも低い位置に配置されている第1給水管部の全部において洗浄水を溜めて、第1給水管部内に空気が溜まる量をさらに低減することができる。
従って、第1給水管部内に空気が溜まる量をさらに抑制できるので、給水バルブ部が吐水部への洗浄水の供給を開始した場合に、第1給水管部内の洗浄水及び溜まっていた空気が吐水部から混じりあった状態で吐水されることによる吐水音の発生を抑制することができる。
また、給水バルブ部が吐水部への洗浄水の供給を停止した後に、第1給水管部内の洗浄水が吐水部に徐々に流れて、吐水部から液垂れを生じることを防止することができる。
このように構成された本発明においては、給水バルブ部が吐水部への洗浄水の供給を停止した後に、第2給水管部が、吐水部の入口部から上流側に向かって下り傾斜を形成している第2給水管接続部分において、洗浄水を溜めて、空気の流入を防ぐ残水面を形成でき、第2給水管部内に空気が溜まる量を低減することができる。
従って、第2給水管部内に空気が溜まることを抑制できるので、給水バルブ部が吐水部への洗浄水の供給を開始した場合に、第2給水管部内の洗浄水及び溜まっていた空気が吐水部から混じりあった状態で吐水されることによる吐水音の発生を抑制することができる。
また、給水バルブ部が吐水部への洗浄水の供給を停止した後に、第2給水管部内の洗浄水が吐水部に徐々に流れて、吐水部から液垂れを生じることを防止することができる。
このように構成された本発明においては、施工の際等に、第2給水管部を、吐水部の入口部及び給水バルブ部と接続することを容易に行うことができる。
このように構成された本発明においては、施工の際等に、第1給水管部を、吐水部の入口部及び給水バルブ部と接続することを容易に行うことができる。
なお、本実施形態の小便器装置1については、便器本体2の最下部が床面Fよりも上方に位置するように背後の壁面Wに取付けられる壁掛け式の小便器装置の例について説明するが、便器本体2の最下部が床面上に直接配置される床置き式の小便器装置であってもよい。以下、小便器装置1の正面側を前方側、その背面側を後方側(奥側)、小便器装置1の正面から見て左側を左側、小便器装置1の正面から見て右側を右側として説明する。
また、図2に示すように、ボウル部6は、その上端から下部に亘って下方ほど内側且つ奥行側(後方側)に位置するボウル面6aを形成している。そして、このボウル面6aの上下方向の中央付近から下方に形成されるボウル面下部6bは、後方側に向かって緩やかに湾曲状に張り出すような湾曲面を形成し、その下方且つ前方側の排水口部8まで延びた後、この排水口部8から排水口8aに向かって緩やかな下り傾斜するように形成している。このようなボウル面下部6bにより、ボウル部6内の奥行空間が後方側に奥まっており、前後方向に広くなっている。そして、ボウル部6は、正面側壁部7の上端面7bからボウル面下部6bの上方のボウル面6aを経てボウル面下部6bに亘って連続した曲面形状となっている。すなわち、正面側壁部7の上端面7bが便器本体2の頂部まで形成されている。
さらに、便器本体2のボウル部6のボウル面6aを正面側に形成する正面側壁部7の背面側(裏側)且つ上方には、自動洗浄ユニット4が概ね収納されるボウル部後方収納室20が形成されている。このボウル部後方収納室20の上方には、上蓋10が便器本体2に対して上方から着脱可能に取り付けられている。ボウル部後方収納室20は、ボウル面6aと壁面Wとの間に形成される収納室である。
また、図2に示すように、排水トラップ部12は、上端に位置する排水口8aから下方に延びる下降管路12aと、この下降管路12aの下端から後方側に湾曲するように形成された後、その後上方に向かって湾曲するように形成される横引き管路12bと、この横引き管路12bの上端から後方側の斜め上方に延びるように形成された上昇管路12cを備えている。
さらに、図2に示すように、便器本体2は、排水トラップ部12の上昇管路12cの後方側(下流側)に設けられ且つその後端(下流側端部)が排水ソケット14を介して便器本体2の外部の排水配管16に接続される接続部18を備えている。
なお、本実施形態では、排水ソケット14については省略し、接続部18の後端と排水配管16とを直接的に接続するようにしてもよい。
図3は、本発明の第1実施形態による小便器装置の便器本体に内蔵されている自動洗浄ユニットについて上蓋を取り外した状態で斜め前方から見た斜視図であり、図4は本発明の第1実施形態による小便器装置の便器本体に内蔵されている自動洗浄ユニットの正面図であり、図5は図4のV−V線に沿って見た本発明の第1実施形態による小便器装置の自動洗浄ユニットのスプレッダの側面断面図である。
給水バルブユニット26は、ボウル部後方収納室20の比較的小さく限られた空間の中で、スプレッダ28の後方側且つ右側にずれた位置に配置されている。電磁弁29は、スプレッダ28の高さとほぼ同様の高さに配置されている。二次側流路31は、電磁弁29から下方に延び、給水バルブユニット26の二次側流路31と第1給水管部32との接続部が入口部30の高さより低い位置に配置されている。電磁弁29は、スプレッダ28と比較的近い位置に配置されているが、二次側流路31は電磁弁29と、スプレッダ28とを結ぶ最短距離の方向に延びておらず、下方に向かって延びている。
なお、本実施形態においては、給水バルブユニット26の電磁弁29は、スプレッダ28の高さとほぼ同様の高さに配置されているが、スプレッダ28の高さより低い高さに配置されていてもよく、また、スプレッダ28の高さより高い高さに配置されていてもよい。
また、スプレッダ28には、ボウル部6の前面に向けられ、使用者の有無を検知する人体検知センサ36が取付けられている。
制御ユニット38は、人体検知センサ36からの検知信号及び所定の制御プログラム等に基づいて、給水バルブユニット26を開閉制御し、洗浄水をスプレッダ28からボウル部6に吐水させるようになっている。制御ユニット38も、ボウル部後方収納室20の比較的小さく限られた空間内に収納されている。
これに対し、本発明においては、下方向きに傾斜されている正面側壁部7に沿って吐水できるように配置されているスプレッダ28に対し、第1給水管部32を、下方から上昇させながら接続し、スプレッダ28の入口部30から上流側に向かって下降する流路を形成している。従って、本発明においては、スプレッダ28の入口部30の近傍まで、上述するように残水を溜めることができるようになっている。
待機状態において、通常、使用者が放尿するために便器本体2の前に立つとき、人体検知センサ36が使用者の存在を検出して検出情報を制御ユニット38に送り、制御ユニット38は使用者の存在を認識する。図4に示すように、使用者が放尿する前の待機状態においては第1給水管部32内には洗浄水がスプレッダ28の入口部30の高さまで残水w1として存在している状態になっている。
使用者が便器本体2のボウル部6に放尿を行うとき、尿がボウル部6から排水トラップ部12内に流れ込む。
従って、各回の小便器洗浄動作のために、給水バルブユニット26が閉止状態から開かれるときには、入口部30につながる第1給水管部32に空気が溜まっていない又は溜まっている量が低減された状態となる。よって、各回(毎回)に、給水バルブユニット26がスプレッダ28への洗浄水の供給を開始した場合に、第1給水管部32内において空気が圧縮されて洗浄水と混合され、スプレッダ28から洗浄水及び空気とが混じりあった状態で吐水されることによる吐水音(例えば、ゴボゴボ等の異音)の発生を抑制することができる。
上述した本発明の第1実施形態による小便器装置1によれば、ボウル部後方収納室20にボウル部6に洗浄水を供給する自動洗浄ユニット4が収納される小便器装置1において、給水バルブユニット26がスプレッダ28への洗浄水の供給を停止した後に、第1給水管部32の、スプレッダ28の入口部30から上流側に向かって下り傾斜を形成している第1給水管接続部分40において、洗浄水を溜めて、空気の流入を防ぐ残水w1の残水面を形成でき、第1給水管部32内に空気が溜まる量を低減することができる。
従って、第1給水管部32内に空気が溜まることを抑制できるので、給水バルブユニット26がスプレッダ28への洗浄水の供給を開始した場合に、第1給水管部32内の洗浄水及び溜まっていた空気がスプレッダ28から混じりあった状態で吐水されることによる吐水音の発生を抑制することができる。
また、給水バルブユニット26がスプレッダ28への洗浄水の供給を停止した後に、第1給水管部32内の洗浄水がスプレッダ28に徐々に流れて、スプレッダ28から液垂れを生じることを防止することができる。
従って、第1給水管部32内に空気が溜まる量をさらに抑制できるので、給水バルブユニット26がスプレッダ28への洗浄水の供給を開始した場合に、第1給水管部32内の洗浄水及び溜まっていた空気がスプレッダ28から混じりあった状態で吐水されることによる吐水音の発生を抑制することができる。
また、給水バルブユニット26がスプレッダ28への洗浄水の供給を停止した後に、第1給水管部32内の洗浄水がスプレッダ28に徐々に流れて、スプレッダ28から液垂れを生じることを防止することができる。
このとき、電磁弁29が開かれる前の状態において、すでに、洗浄水が、第1給水管部32内の第1給水管接続部分40において、スプレッダ28の入口部130の高さまで溜まった状態となり貯水部44を形成している状態となっている。また、洗浄水が、第2給水管部148内の第2給水管接続部分150において、スプレッダ28の入口部130の高さまで溜まった状態となり貯水部44を形成している状態となっている。従って、入口部130につながる第1給水管部32及び第2給水管部148のいずれにも空気が溜まっていない又は溜まっている量が低減された状態となっている。
よって、給水バルブユニット126がスプレッダ28への洗浄水の供給を開始した場合に、スプレッダ28から洗浄水及び第1給水管部32内及び第2給水管部148内に溜まっていた空気が混じりあった状態で吐水されることによる吐水音(例えば、ゴボゴボ等の異音)の発生を抑制することができる。
また、第2給水管部148内における洗浄水は、スプレッダ28の入口部130よりも低い位置に溜まった状態(残水w2に示すような、残水の存在している状態)となる。すなわち、洗浄水が、第2給水管部148内の第2給水管接続部分150に、スプレッダ28の入口部130の高さまで溜まった状態となり貯水部154を形成している状態となる。従って、第2給水管部148内が大気開放されて第2給水管部148内に空気が多く溜まった状態となることを防ぐことができる。第2給水管部148内においては、入口部130につながる第2給水管部148に空気が溜まっていない又は溜まっている量が低減された状態となっており、第2給水管部148内に溜まる空気の量が低減されている。
また、第2給水管接続部分150が入口部130から上流側に向かって下降する流路を形成しているので、給水バルブユニット126が閉弁されたとき、第2給水管部148内に存在する洗浄水が、入口部130から上流側において貯水された状態となる。従って、洗浄水が、スプレッダ28の入口部130から徐々に流出して吐水口部34からの液垂れを生じさせることを防ぐことができる。
上述した本発明の第2実施形態による小便器装置101によれば、ボウル部後方収納室20にボウル部6に洗浄水を供給する自動洗浄ユニット104が収納される小便器装置101において、給水バルブユニット126がスプレッダ28への洗浄水の供給を停止した後に、第2給水管部148が、スプレッダ28の入口部130から上流側に向かって下り傾斜を形成している第2給水管接続部分150において、洗浄水を溜めて、空気の流入を防ぐ残水面を形成でき、第2給水管部148内に空気が溜まる量を低減することができる。
従って、第2給水管部148内に空気が溜まることを抑制できるので、給水バルブユニット126がスプレッダ28への洗浄水の供給を開始した場合に、第2給水管部148内の洗浄水及び溜まっていた空気がスプレッダ28から混じりあった状態で吐水されることによる吐水音の発生を抑制することができる。
また、給水バルブユニット126が吐水部への洗浄水の供給を停止した後に、第2給水管部148内の洗浄水がスプレッダ28に徐々に流れて、スプレッダ28から液垂れを生じることを防止することができる。
2 便器本体
4 自動洗浄ユニット
6 ボウル部
6a ボウル面
6b ボウル面下部
7 正面側壁部
7b 上端面
8 排水口部
8a 排水口
10 上蓋
12 排水トラップ部
12a 下降管路
12b 管路
12c 上昇管路
13 目皿
14 排水ソケット
16 排水配管
18 接続部
20 ボウル部後方収納室
22 一次側給水管
24 止水栓
26 給水バルブユニット
28 スプレッダ
29 電磁弁
30 入口部
31 二次側流路
32 第1給水管部
33 供給通路
34 吐水口部
36 人体検知センサ
38 制御ユニット
40 給水管接続部分
42 最下端部分
44 貯水部
101 小便器装置
104 自動洗浄ユニット
126 給水バルブユニット
130 入口部
131 二次側流路
133 分岐部
146 発電機ユニット
148 給水管部
150 給水管接続部分
152 最下端部分
154 貯水部
F 床面
W 壁面
w0 溜水
w1 残水
w2 残水
なお、本実施形態の小便器装置1については、便器本体2の最下部が床面Fよりも上方に位置するように背後の壁面Wに取付けられる壁掛け式の小便器装置の例について説明するが、便器本体2の最下部が床面上に直接配置される床置き式の小便器装置であってもよい。以下、小便器装置1の正面側を前方側、その背面側を後方側(奥側)、小便器装置1の正面から見て左側を左側、小便器装置1の正面から見て右側を右側として説明する。
また、図2に示すように、ボウル部6は、その上端から下部に亘って下方ほど内側且つ奥行側(後方側)に位置するボウル面6aを形成している。そして、このボウル面6aの上下方向の中央付近から下方に形成されるボウル面下部6bは、後方側に向かって緩やかに湾曲状に張り出すような湾曲面を形成し、その下方且つ前方側の排水口部8まで延びた後、この排水口部8から排水口8aに向かって緩やかな下り傾斜するように形成している。このようなボウル面下部6bにより、ボウル部6内の奥行空間が後方側に奥まっており、前後方向に広くなっている。そして、ボウル部6は、正面側壁部7の上端面7bからボウル面下部6bの上方のボウル面6aを経てボウル面下部6bに亘って連続した曲面形状となっている。すなわち、正面側壁部7の上端面7bが便器本体2の頂部まで形成されている。
さらに、便器本体2のボウル部6のボウル面6aを正面側に形成する正面側壁部7の背面側(裏側)且つ上方には、自動洗浄ユニット4が概ね収納されるボウル部後方収納室20が形成されている。このボウル部後方収納室20の上方には、上蓋10が便器本体2に対して上方から着脱可能に取り付けられている。ボウル部後方収納室20は、ボウル面6aと壁面Wとの間に形成される収納室である。
また、図2に示すように、排水トラップ部12は、上端に位置する排水口8aから下方に延びる下降管路12aと、この下降管路12aの下端から後方側に湾曲するように形成された後、その後上方に向かって湾曲するように形成される横引き管路12bと、この横引き管路12bの上端から後方側の斜め上方に延びるように形成された上昇管路12cを備えている。
さらに、図2に示すように、便器本体2は、排水トラップ部12の上昇管路12cの後方側(下流側)に設けられ且つその後端(下流側端部)が排水ソケット14を介して便器本体2の外部の排水配管16に接続される接続部18を備えている。
なお、本実施形態では、排水ソケット14については省略し、接続部18の後端と排水配管16とを直接的に接続するようにしてもよい。
図3は、本発明の第1実施形態による小便器装置の便器本体に内蔵されている自動洗浄ユニットについて上蓋を取り外した状態で斜め前方から見た斜視図であり、図4は本発明の第1実施形態による小便器装置の便器本体に内蔵されている自動洗浄ユニットの正面図であり、図5は図4のV−V線に沿って見た本発明の第1実施形態による小便器装置の自動洗浄ユニットのスプレッダの側面断面図である。
給水バルブユニット26は、ボウル部後方収納室20の比較的小さく限られた空間の中で、スプレッダ28の後方側且つ右側にずれた位置に配置されている。電磁弁29は、スプレッダ28の高さとほぼ同様の高さに配置されている。二次側流路31は、電磁弁29から下方に延び、給水バルブユニット26の二次側流路31と第1給水管部32との接続部が入口部30の高さより低い位置に配置されている。電磁弁29は、スプレッダ28と比較的近い位置に配置されているが、二次側流路31は電磁弁29と、スプレッダ28とを結ぶ最短距離の方向に延びておらず、下方に向かって延びている。
なお、本実施形態においては、給水バルブユニット26の電磁弁29は、スプレッダ28の高さとほぼ同様の高さに配置されているが、スプレッダ28の高さより低い高さに配置されていてもよく、また、スプレッダ28の高さより高い高さに配置されていてもよい。
また、スプレッダ28には、ボウル部6の前面に向けられ、使用者の有無を検知する人体検知センサ36が取付けられている。
制御ユニット38は、人体検知センサ36からの検知信号及び所定の制御プログラム等に基づいて、給水バルブユニット26を開閉制御し、洗浄水をスプレッダ28からボウル部6に吐水させるようになっている。制御ユニット38も、ボウル部後方収納室20の比較的小さく限られた空間内に収納されている。
これに対し、本発明においては、下方向きに傾斜されている正面側壁部7に沿って吐水できるように配置されているスプレッダ28に対し、第1給水管部32を、下方から上昇させながら接続し、スプレッダ28の入口部30から上流側に向かって下降する流路を形成している。従って、本発明においては、スプレッダ28の入口部30の近傍まで、上述するように残水を溜めることができるようになっている。
待機状態において、通常、使用者が放尿するために便器本体2の前に立つとき、人体検知センサ36が使用者の存在を検出して検出情報を制御ユニット38に送り、制御ユニット38は使用者の存在を認識する。図4に示すように、使用者が放尿する前の待機状態においては第1給水管部32内には洗浄水がスプレッダ28の入口部30の高さまで残水w1として存在している状態になっている。
使用者が便器本体2のボウル部6に放尿を行うとき、尿がボウル部6から排水トラップ部12内に流れ込む。
従って、各回の小便器洗浄動作のために、給水バルブユニット26が閉止状態から開かれるときには、入口部30につながる第1給水管部32に空気が溜まっていない又は溜まっている量が低減された状態となる。よって、各回(毎回)に、給水バルブユニット26がスプレッダ28への洗浄水の供給を開始した場合に、第1給水管部32内において空気が圧縮されて洗浄水と混合され、スプレッダ28から洗浄水及び空気とが混じりあった状態で吐水されることによる吐水音(例えば、ゴボゴボ等の異音)の発生を抑制することができる。
上述した本発明の第1実施形態による小便器装置1によれば、ボウル部後方収納室20にボウル部6に洗浄水を供給する自動洗浄ユニット4が収納される小便器装置1において、給水バルブユニット26がスプレッダ28への洗浄水の供給を停止した後に、第1給水管部32の、スプレッダ28の入口部30から上流側に向かって下り傾斜を形成している第1給水管接続部分40において、洗浄水を溜めて、空気の流入を防ぐ残水w1の残水面を形成でき、第1給水管部32内に空気が溜まる量を低減することができる。
従って、第1給水管部32内に空気が溜まることを抑制できるので、給水バルブユニット26がスプレッダ28への洗浄水の供給を開始した場合に、第1給水管部32内の洗浄水及び溜まっていた空気がスプレッダ28から混じりあった状態で吐水されることによる吐水音の発生を抑制することができる。
また、給水バルブユニット26がスプレッダ28への洗浄水の供給を停止した後に、第1給水管部32内の洗浄水がスプレッダ28に徐々に流れて、スプレッダ28から液垂れを生じることを防止することができる。
従って、第1給水管部32内に空気が溜まる量をさらに抑制できるので、給水バルブユニット26がスプレッダ28への洗浄水の供給を開始した場合に、第1給水管部32内の洗浄水及び溜まっていた空気がスプレッダ28から混じりあった状態で吐水されることによる吐水音の発生を抑制することができる。
また、給水バルブユニット26がスプレッダ28への洗浄水の供給を停止した後に、第1給水管部32内の洗浄水がスプレッダ28に徐々に流れて、スプレッダ28から液垂れを生じることを防止することができる。
このとき、電磁弁29が開かれる前の状態において、すでに、洗浄水が、第1給水管部32内の第1給水管接続部分40において、スプレッダ28の入口部130の高さまで溜まった状態となり貯水部44を形成している状態となっている。また、洗浄水が、第2給水管部148内の第2給水管接続部分150において、スプレッダ28の入口部130の高さまで溜まった状態となり貯水部44を形成している状態となっている。従って、入口部130につながる第1給水管部32及び第2給水管部148のいずれにも空気が溜まっていない又は溜まっている量が低減された状態となっている。
よって、給水バルブユニット126がスプレッダ28への洗浄水の供給を開始した場合に、スプレッダ28から洗浄水及び第1給水管部32内及び第2給水管部148内に溜まっていた空気が混じりあった状態で吐水されることによる吐水音(例えば、ゴボゴボ等の異音)の発生を抑制することができる。
また、第2給水管部148内における洗浄水は、スプレッダ28の入口部130よりも低い位置に溜まった状態(残水w2に示すような、残水の存在している状態)となる。すなわち、洗浄水が、第2給水管部148内の第2給水管接続部分150に、スプレッダ28の入口部130の高さまで溜まった状態となり貯水部154を形成している状態となる。従って、第2給水管部148内が大気開放されて第2給水管部148内に空気が多く溜まった状態となることを防ぐことができる。第2給水管部148内においては、入口部130につながる第2給水管部148に空気が溜まっていない又は溜まっている量が低減された状態となっており、第2給水管部148内に溜まる空気の量が低減されている。
また、第2給水管接続部分150が入口部130から上流側に向かって下降する流路を形成しているので、給水バルブユニット126が閉弁されたとき、第2給水管部148内に存在する洗浄水が、入口部130から上流側において貯水された状態となる。従って、洗浄水が、スプレッダ28の入口部130から徐々に流出して吐水口部34からの液垂れを生じさせることを防ぐことができる。
上述した本発明の第2実施形態による小便器装置101によれば、ボウル部後方収納室20にボウル部6に洗浄水を供給する自動洗浄ユニット104が収納される小便器装置101において、給水バルブユニット126がスプレッダ28への洗浄水の供給を停止した後に、第2給水管部148が、スプレッダ28の入口部130から上流側に向かって下り傾斜を形成している第2給水管接続部分150において、洗浄水を溜めて、空気の流入を防ぐ残水面を形成でき、第2給水管部148内に空気が溜まる量を低減することができる。
従って、第2給水管部148内に空気が溜まることを抑制できるので、給水バルブユニット126がスプレッダ28への洗浄水の供給を開始した場合に、第2給水管部148内の洗浄水及び溜まっていた空気がスプレッダ28から混じりあった状態で吐水されることによる吐水音の発生を抑制することができる。
また、給水バルブユニット126が吐水部への洗浄水の供給を停止した後に、第2給水管部148内の洗浄水がスプレッダ28に徐々に流れて、スプレッダ28から液垂れを生じることを防止することができる。
2 便器本体
4 自動洗浄ユニット
6 ボウル部
6a ボウル面
6b ボウル面下部
7 正面側壁部
7b 上端面
8 排水口部
8a 排水口
10 上蓋
12 排水トラップ部
12a 下降管路
12b 管路
12c 上昇管路
13 目皿
14 排水ソケット
16 排水配管
18 接続部
20 ボウル部後方収納室
22 一次側給水管
24 止水栓
26 給水バルブユニット
28 スプレッダ
29 電磁弁
30 入口部
31 二次側流路
32 第1給水管部
33 供給通路
34 吐水口部
36 人体検知センサ
38 制御ユニット
40 給水管接続部分
42 最下端部分
44 貯水部
101 小便器装置
104 自動洗浄ユニット
126 給水バルブユニット
130 入口部
131 二次側流路
133 分岐部
146 発電機ユニット
148 給水管部
150 給水管接続部分
152 最下端部分
154 貯水部
F 床面
W 壁面
w0 溜水
w1 残水
w2 残水
Claims (5)
- 使用者の尿を受けるボウル部の上部且つ後方側において、前記ボウル部に洗浄水を供給する機能部材を収納するボウル部後方収納室をボウル部と一体に形成している小便器装置であって、
前記ボウル部の上部において、前記ボウル部後方収納室内から前記ボウル部の表側まで前向きに延び、洗浄水を吐水するための吐水部と、
給水源からの給水路が接続され、前記吐水部への洗浄水の供給及び停止を行う給水バルブ部と、
前記吐水部の入口部と、前記給水バルブ部とを接続する第1給水管部と、を有し、
前記給水バルブ部と、前記第1給水管部と、前記吐水部の入口部とが、前記ボウル部後方収納室内に収納され、前記第1給水管部は、前記吐水部の入口部との接続部分が、上流側に向かって下り傾斜を形成し、さらに、前記第1給水管部の最下端部分が、前記吐水部の入口部よりも低い位置に配置されていることを特徴とする小便器装置。 - 前記第1給水管部は、その全部が前記吐水部の入口部よりも低い位置に配置されている、請求項1に記載の小便器装置。
- さらに、前記ボウル部後方収納室内に配置され、前記給水バルブ部の下流側部分から分岐した前記第1給水管部側の流路とは別の流路に接続される発電機ユニットと、
前記吐水部の入口部と、前記発電機ユニットとを接続する第2給水管部と、を有し、
前記第2給水管部は、前記吐水部の入口部との第2給水管接続部分が、上流側に向かって下り傾斜を形成し、前記第2給水管部の最下端部分が、前記吐水部の入口部よりも低い位置に配置されている、請求項1又は2に記載の小便器装置。 - 前記第2給水管部は可撓性を有するように形成されている、請求項3に記載の小便器装置。
- 前記第1給水管部は可撓性を有するように形成されている、請求項1乃至4の何れか1項に記載の小便器装置。
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-
2019
- 2019-11-22 JP JP2019211468A patent/JP6919821B2/ja active Active
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