JP2020037827A - 車両のスライドドア構造 - Google Patents
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Abstract
Description
図1に示す車両2は、外形をなす車両ボディ4と、ドア開口部6と、スライドドア構造SDとを備えている。ドア開口部6は、車両ボディ4に設けられた略矩形の開口部分であり、車両2の後部座席に対応する位置に形成されている。またスライドドア構造SDは、スライドドア10と、複数のガイドレール16,17,18と、ストッパ部材40とを有している(各部材の詳細は後述)。ここでスライドドア10は、ドア開口部6を開閉する部材であり、車両ボディ4に固定された各ガイドレール16,17,18に沿って前後方向(ドア開口部の開閉方向)に移動することが可能である。例えばスライドドア10を、ドア開口部6を閉じている全閉位置(図示省略)から、各ガイドレール16,17,18に沿って後方(開き方向)に移動させる。そしてスライドドア10が、ドア開口部6の後方の全開位置に配置されることで、ドア開口部6を開き状態とすることができる(図1では、便宜上、全開位置のスライドドアを二点破線で図示している)。
図1に示すスライドドア10は、ドア開口部6に倣った略矩形をなしている板状の部材であり、複数のガイドローラユニット11,12,13を有している。各ガイドローラユニット11,12,13は、後述の各ガイドレール16,17,18に組付け可能な部位であり、スライドドア10の上端部、下端部及び中央部に分かれて設けられている。例えば上端部のガイドローラユニット11は、図1及び図2を参照して、上方視で右方に延びている板状の部材であり、スライドドア10の上部前端から右方に向けて概ね水平に張り出している。この上端部のガイドローラユニット11の上面右端側には転動ローラ14が設けられている。転動ローラ14は、上端部のガイドローラユニット11から起立する軸材15に軸支されているとともに、軸材15の軸線周りに回転可能な状態となっている。また図1に示す下端部のガイドローラユニット12と中央部のガイドローラユニット13もスライドドア10の適宜の位置で右方に延びている板状の部位である。これら各ガイドローラユニット12,13には、スライドドア10の自重を支える支持ローラRが転動ローラの代わりに設けられている(図1では、各支持ローラに共通の符号Rを付す)。
図1に示す複数のガイドレール(アッパーガイドレール16,ロアガイドレール17,センターガイドレール18)は、スライドドア10を前後方向にスライド移動可能な状態で組付ける金属製の部材である。アッパーガイドレール16(詳細後述)とロアガイドレール17とは、車両ボディ4のドア開口部6の上辺と下辺をなす車両ボディ4部分に固定されている。またセンターガイドレール18は、ドア開口部6の後側の車両ボディ4部分に固定されており、車両2の高さ方向中央位置に配置されている。これら各ガイドレール16,17,18は車両前後方向に延びており、各ガイドレール16,17,18の前部16w,17w,18wが車幅方向内側(右側)に湾曲している。
そして図1に示すアッパーガイドレール16は、ドア開口部6の上辺に沿って車両前後方向に延びる直線部16sと、前端湾曲部16wと、全開側端部16bとを備えている。前端湾曲部16wは、アッパーガイドレール16の前部をなして車幅方向内側(右側)に湾曲する部分であり、全閉位置の上端部のガイドローラユニット11が配置される。そして直線部16sと前端湾曲部16wとは、図3に示すように断面逆U字形の板状部材で構成されており、上面をなす天井板部160tと、左側面をなす外側板部160gと、右側面をなす内側板部160eとを有している。また図2に示す全開側端部16bは、アッパーガイドレール16の後端部をなす部分であり、全開位置の上端部のガイドローラユニット11が配置される。この全開側端部16bは、本発明のガイドレールの全開側端部に相当する部位であって、直線部16sの後端部と後述のガイドブラケット20で構成されているとともに、後述のストッパ部材40が設けられている。
図2に示すガイドブラケット20は、直線部16sの後端部を保持する金属製の部材であり、アッパーガイドレール16の全開側端部16bを構成している。このガイドブラケット20は、図4及び図5を参照して、後述する各右壁部(23,25)を構成する部分で車両ボディ4に固定されており、車両ボディ4側の部材とみなすことができる。そしてガイドブラケット20は、レール保持部20aと、ストッパ配設部20bと、後述する連結部位30とを一体で有している。ここでレール保持部20aは、ガイドブラケット20の前部をなしている部位であり、直線部16sの後端部を保持できる。このレール保持部20aは、断面略逆U字形に形成された板状部位であり、上面をなす前天井壁部21と、左側面をなす前左壁部22と、右側面をなす前右壁部23を一体で有している。そしてレール保持部20aは、前天井壁部21を概ね水平な状態として、前右壁部23にて車両ボディ4に固定されている。またレール保持部20a内には、直線部16sの後端部が嵌込まれて保持されており、典型的に溶接や締結などの手法で互いに固定されている。
図4及び図5に示す連結部位30は、後述する図6のストッパ部材40の可動連結部50を連結する部位であり、車両ボディ4の一部であるレール保持部20aに設けられている。この連結部位30は、図4及び図5に示すようにレール保持部20aの前左壁部22の下縁後部に沿って設けられた板状部位であり、前左壁部22の下縁から左方に概ね水平な状態で張り出している。そして連結部位30は、上方視で概ね前後に長尺な矩形状をなしているとともに、連結部位30を厚み方向に貫通する凹状の連結凹部32を有している。この連結凹部32は、前後方向に延びている凹箇所であって、スライドドアを臨む連結部位30の前縁に開口33を有している。そして連結凹部32は、その左内面32a及び右内面32b及び後内面32cで囲まれた上方視で鍵穴形状の空間部となっており、後述する収容部位34と狭小部位35とに区分けできる。
図4及び図5に示す収容部位34は、連結凹部32の底側となる後部側を構成している箇所であり、連結凹部32の左内面32aと右内面32bと後内面32cとで囲まれた概ね矩形の空間部となっている。この収容部位34は、後述する図12の可動連結部50の連結突部56(係止部57)を収容可能な左右の開口寸法を有し、収容部位34の後内面32cは、本発明の連結凹部の底側の内面に相当する。また図4及び図5に示す狭小部位35は、収容部位34に比して左右の開口寸法が狭小となっている箇所であり、収容部位34よりも開口33側に設けられている。この狭小部位35は、左内面32aと右内面32bとが互いに近づく方向に突出することで形成されている。そして狭小部位35の直後の収容部位34部分で両内面32a,32bが末広がり状に離れており、狭小部位35から開口33に至る部分も両内面32a,32bが末広がり状に離れている。
図2に示すストッパ部材40は、全開位置のスライドドア10を受止める部材であり、本体部41と、可動連結部50とを一体で有している。本体部41は、弾性的に圧縮変形可能な樹脂(エラストマ)製又はゴム製の部材であり、図6〜図8を参照して、後述する各部位(受止凸部42,後嵌込突起43,嵌装部44,下嵌込突起45)と、埋設状に一体化された後述の骨格部46とを有している。この本体部41は、上方視で矩形状をなす立方体状の部材であり、本体部41の前後の寸法は、図13に示すようにストッパ配設部20b内に配設可能な寸法に設定されている。また本体部41の左右の寸法は、ストッパ配設部20bよりも長尺とされており、本体部41の右側部分はストッパ配設部20b内に収容されるが、本体部41の左側部分はストッパ配設部20bからはみ出すように設定されている。また本体部41の上下の高さ寸法は、ストッパ配設部20bの挿入部位28に挿入可能な高さ寸法に設定されている。
図2及び図6に示す可動連結部50は、本体部41に一体化されている部位であり、後述するように連結部位30に対して後方(スライドドアの開き方向)に移動可能に連結される。この可動連結部50は、図6及び図7を参照して、板状の連結アーム部51と、後述のキャップ部52とを有している。そして連結アーム部51は、前後方向に延びる金属製の板状部材であり、本体部41よりも前後の寸法を長尺とすることができる。この連結アーム部51は、前後方向途中で上下にクランク状に屈曲しており、本体部41の上面に沿わせるように配置される後アーム部位51aと、この後アーム部位51aよりも一段高い前アーム部位51bとを一つなぎで有している。そして後アーム部位51aには、図9に示すように前後一対の挿通ボルト孔H3,H4が設けられている。これら各挿通ボルト孔H3(H4)は、ボルト材BMを挿通可能な貫通孔であり、本体部41の上面に露出している各ボルト孔H1(H2)と概ね一致する位置に設けられている。
また図6及び図7に示すように前アーム部位51bは、本体部41から概ね水平に前方に突出している。この前アーム部位51bの前部側は、図11に示すように側面視で概ね横U字をなすように曲げ返されており、この曲げ返された部分にキャップ部52が設けられている。キャップ部52は、前アーム部位51bの曲げ返された部分を覆う樹脂製の部位であり、上被覆部位53と、下被覆部位54と、窓部位55と、連結突部56とを有している。各被覆部位53,54は、前アーム部位51bの曲げ返し部分を覆うように設けられている樹脂部分である。すなわち前アーム部位51bの前部側には、その前端に設けられたキャップ部52の曲げ基点BPを挟んで、上側に配置する上被覆部位53と、下側に配置する下被覆部位54とが設けられている。これら上被覆部位53と下被覆部位54は、上下に適宜の間隔をあけて配置されており、両被覆部位53,54の間隔寸法は、図13に示すように連結部位30を挿入可能な寸法に設定されている。そして上被覆部位53と下被覆部位54は、それぞれ上方視で前後に長尺な矩形状をなしており、連結部位30の連結凹部32を網羅可能な面積を有している。
また図11〜図13を参照して、上被覆部位53と下被覆部位54の間には、後述する連結突部56とともに、窓部位55が設けられている。ここで後述の連結突部56は、上被覆部位53及び下被覆部位54に比して左右の寸法が短寸とされている。このため上被覆部位53と下被覆部位54の左縁と右縁とには、前後方向に長尺な溝状の隙が形成されており、この溝状の隙が窓部位55となっている。そして左側の窓部位55からは、後述するように連結状態の連結部位30の左側面31を外部に露出させることができる。この連結部位30の左側面31は、連結凹部32の左側に配置されて前後方向に直線的に延びており、本発明の連結凹部の周囲に配置する連結部位の少なくとも一部に相当する。
図11〜図13に示す連結突部56は、連結部位30の連結凹部32に嵌込み状に連結される部位であり、上被覆部位53と下被覆部位54の間に設けられている。この連結突部56は、上被覆部位53と下被覆部位54の上下の隙を埋めるように設けられており、連結突部56の上側は上被覆部位53に一体化され、連結突部56の下側は下被覆部位54に一体化されている。そして連結突部56は、図12に示すように横断面(水平面)視において、所定の左右の幅寸法を持って前後方向に延びている部位であり、その後端側に係止部57が設けられている。係止部57は、上方視で概ね楕円形状の部位であり、この係止部57において連結突部56の左右の寸法が相対的に寸大とされている。そして係止部57の左右の寸法は、連結凹部32の収容部位34内に配置可能で且つ狭小部位35よりも寸大とされている。また係止部57の前後の寸法は、収容部位34の前後の寸法よりも短尺となるように設定されている。そして連結突部56は、後述するように係止部57側を後方に向けた状態で、連結凹部32の開口33から収容部位34に向けて挿入することが可能となっている。この連結凹部32への挿入の際には、係止部57が、自身の弾性力によって、狭小部位35を通過する際に縮小変形し且つ収容部位34内で寸大な状態に復帰することが可能である。そして元の寸大な状態に復帰した係止部57は、収容部位34内でその左内面32aと右内面32bに係止可能となっている。
ストッパ部材40の本体部41は、図2及び図13に示すようにアッパーガイドレール16の全開側端部16b(ガイドブラケット20内)に配設される。そして本体部41の配設の際には、この本体部41の右側をストッパ配設部20b内に収容しつつ、本体部41の後部側を挿入部位28に挿入しておく。このとき図14に示す本体部41の下面の下嵌込突起45を、下壁部26の下嵌込孔26aに挿通して下方に突出させておく。そして下嵌込突起45の左右の面を、下嵌込孔26aの対応する内面に係止しておくことで、本体部41の左右動が規制されることとなる。なお下嵌込突起45の前後の面と下嵌込孔26aの対応する内面の間には若干の隙が設けられており、この隙によって、後述する本体部41の移動を許容することが可能となっている。
また上述の配設作業と同時に、図13及び図15を参照して、ストッパ部材40の可動連結部50を、レール保持部20aに設けられた連結部位30に連結する。この可動連結部50は、図13に示すストッパ配設部20bの左方に配置され、且つレール保持部20aから左方に張り出している連結部位30に連結可能な位置に配置されている。そこで可動連結部50のキャップ部52を、連結部位30の前側から後方に移動させていくことで、連結部位30を、上被覆部位53と下被覆部位54の間に差し込んでいく。こうすることで図12に示す連結突部56を、係止部57側から連結凹部32に挿入していくことができる。このとき係止部57は、狭小部位35を通過する際に縮小変形したのち、収容部位34内で寸大な状態に復帰することにより、連結凹部32に対して連結突部56を節度感良く連結することができる。そして係止部57が、収容部位34の左内面32aと右内面32bに係止されることで、連結凹部32に対して連結突部56が安定的に連結される。このとき本実施例では、連結突部56の係止部57を、収容部位34の前側(狭小部位35の直後)で盛り上がっている左内面32a部分と右内面32b部分に係止する。こうすることで係止部57が収容部位34の前側に係止された状態となり、係止部57と後内面32cとの間に、可動連結部50の後方への移動を許容する隙間部60を設けておくことができる。
図1に示すスライドドア10を、各ガイドレール16,17,18に沿って前方に移動させてドア開口部6を閉じ状態とする。このときスライドドア10が前端位置(全閉位置)に近づくと、各ガイドローラユニット11,12,13が各ガイドレール16,17,18の前端湾曲部16w,17w,18wに沿って移動する。例えば図1及び図3に示すアッパーガイドレール16では、スライドドア10が前端位置(全閉位置)に近づき、転動ローラ14が前端湾曲部16wのガイド面(図3の外側板部160gの内面)に沿って転動することで、スライドドア10はドア開口部6の内側に引き込まれるようになる。これにより、スライドドア10は、車両ボディ4の外側からドア開口部6の内側に引き込まれた状態となってドア開口部6を閉じることができる。
また図1に示すスライドドア10を、ドア開口部6を閉じている全閉位置(図示省略)から、各ガイドレール16,17,18に沿って全開位置にスライド移動させる。そして全開位置に達したスライドドア10を、図2及び図16に示すようにストッパ部材40で受止める。このときスライドドア10のガイドローラユニット11と転動ローラ14とが、図17に示すように本体部41の下側ストッパ面41aと上側ストッパ面42aにそれぞれ当接する。そして各ストッパ面41a,42aで受止めたスライドドア10の荷重を本体部41が弾性的に圧縮変形することで吸収する。この種の構成では、スライドドアオーバラン時などに、想定外に大きな荷重(大荷重)がストッパ部材40に入力された際に、この大荷重を本体部41の圧縮変形だけでは吸収できない場合が想定される。そして大荷重に耐えきれずにストッパ部材40が過度に変形して元に戻らないことは、スライドドア10とストッパ部材40の相対位置関係を適切に保持する観点等から極力回避すべきである。
ここでストッパ部材の構成は、上述の構成のほか、各種の構成を取り得る。例えばストッパ部材40は、図13に示す実施例1の可動連結部50と、図19及び図20に示す変形例の可動連結部50Aとを取換えて用いることが可能となっている。変形例の可動連結部50Aは、実施例1の可動連結部と同様の基本構成を有しているが、連結アーム部51に、スライドドア10を支持する上側支持部41Bが設けられている点が実施例1の可動連結部と異なっている。すなわち変形例の可動連結部50Aの連結アーム部51では、図20を参照して、後アーム部位51aに突出アーム部位51cが設けられている。この突出アーム部位51cは、後アーム部位51aから左方(スライドドア側)に突出しているとともに、左方に向かうにつれて次第に上方に傾斜している。そして突出アーム部位51cの左端には上側支持部41Bが一体化されている。この上側支持部41Bは、前後方向に長尺な立方体状で樹脂製の部材であり、スライドドア10の内面に干渉可能な位置に配置されている。そして上側支持部41Bは、その下方に配置する各支持部41bと同様に、スライドドア10の建付け安定性を向上させるための部位であり、全開位置のスライドドア10の内面側に干渉してそれを支持することができる。
4 車両ボディ
6 ドア開口部
8 ルーフ部
8r ルーフサイド部
9 レール用凹部
SD スライドドア構造
10 スライドドア
11,12,13 ガイドローラユニット
14 転動ローラ
15 軸材
R 支持ローラ
16 アッパーガイドレール
160g 外側板部
160t 天井板部
160e 内側板部
16s 直線部
16w 前端湾曲部
16b 全開側端部(本発明のガイドレールの全開側端部)
17 ロアガイドレール
18 センターガイドレール
20 ガイドブラケット
20a レール保持部
20b ストッパ配設部
21 前天井壁部
22 前左壁部
23 前右壁部
24 後天井壁部
25 後右壁部
26 下壁部
26a 下嵌込孔
27b 傾斜面
27 後壁部
27a 後嵌込孔
28 挿入部位
30 連結部位
31 左側面(本発明の連結凹部の周囲に配置する連結部位の少なくとも一部)
32a 左内面
32b 右内面
32c 後内面(本発明の連結凹部の底側の内面)
32 連結凹部
33 開口
34 収容部位
35 狭小部位
40 ストッパ部材
41a 下側ストッパ面
41b 支持部
41 本体部
42 受止凸部
42a 上側ストッパ面
43 後嵌込突起
43a 頭部
44 嵌装部
45 下嵌込突起
46 骨格部
46a 締結用座部
H1,H2 ボルト孔
47 変形助長部材
47H 挿設孔
50 可動連結部
51 連結アーム部
51a 後アーム部位
H3,H4 挿通ボルト孔
51b 前アーム部位
52 キャップ部
BP 基点
53 上被覆部位
54 下被覆部位
55 窓部位
56 連結突部
57 係止部
60 隙間部
50A 変形例の可動連結部
41B 変形例の上側支持部
51c 変形例の突出アーム部位
BM ボルト材
M 見切り隙
WS ウエザーストリップ
Claims (5)
- 車両のボディに設けられたドア開口部を開閉するスライドドアと、前記スライドドアを開閉方向に移動可能な状態で組付け且つ前記ボディに固定されているガイドレールと、全開位置の前記スライドドアを受止め可能なストッパ部材とを備える車両のスライドドア構造において、
前記ストッパ部材は、全開位置の前記スライドドアが位置する前記ガイドレールの全開側端部に設けられているとともに、ボディ側に設定された連結部位に対して前記スライドドアの開き方向に移動可能な状態で連結されている車両のスライドドア構造。 - 前記ストッパ部材は、前記全開側端部に設けられ且つ前記スライドドアを弾性的に受止め可能な本体部と、前記連結部位に連結されている可動連結部とを一体で有し、
前記可動連結部は、前記スライドドアを受止めて弾性的に変形した前記本体部とともに前記スライドドアの開き方向に移動可能とされている請求項1に記載の車両のスライドドア構造。 - 前記連結部位は、前記スライドドアを臨む位置に開口する凹状の連結凹部を有するとともに、前記可動連結部は、前記連結凹部に嵌込まれて連結されている連結突部を有し、
前記連結凹部の底側の内面と前記連結突部との間に、前記可動連結部の前記スライドドアの開き方向への移動を許容する隙間部が設けられている請求項2に記載の車両のスライドドア構造。 - 前記連結凹部は、収容部位と、前記収容部位よりも開口寸法が狭小とされ且つ前記収容部位よりも開口側に設けられている狭小部位とを有し、
前記連結突部は、前記収容部位の内面に係止可能なように寸大とされた係止部を有するとともに、前記係止部は、前記狭小部位に挿入可能となるように縮小変形し且つ前記収容部位内で元の寸大な状態に復帰する請求項3に記載の車両のスライドドア構造。 - 前記可動連結部は、前記連結突部が連結された前記連結凹部を覆う被覆部位と、前記連結凹部の周囲に配置する前記連結部位の少なくとも一部を外部に露出させる窓部位とを有している請求項3又は4のいずれか一項に記載の車両のスライドドア構造。
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2018
- 2018-09-05 JP JP2018166050A patent/JP6961166B2/ja active Active
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