JP2020036818A - 画像解析装置、画像解析方法、及び眼科装置 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、第1実施形態の眼科装置10の概略図である。図1に示すように、眼科装置10は、被検眼Eの眼特性として眼屈折力を測定可能なレフラクトメータ及びオートレフケラトメータ等であり、ベース12と、顔受け部13と、架台14と、測定ヘッド15と、を備える。
図3は、第1実施形態の画像解析回路38の機能ブロック図である。図3に示すように、画像解析回路38は、既述のプログラム42を実行することにより、画像取得部46、エッジ検出部48、第1位置検出部50、画質検出部52、増加決定部54、第2位置検出部56、楕円近似部58、及び眼特性演算部60として機能する。なお、本実施形態において「〜部」として説明するものは「〜回路」、「〜装置」、又は「〜機器」であってもよい。すなわち、「〜部」として説明するものは、ファームウェア、ソフトウェア、及びハードウェアまたはこれらの組み合わせのいずれで構成されても構わない。
図13は、上記構成の第1実施形態の眼科装置10による被検眼Eの眼屈折力の測定処理、特に撮影画像32の画像データの解析処理(本発明の画像解析方法)の流れを示すフローチャートである。なお、測定光学系30による撮影画像32の撮影までの処理の流れは公知技術であるので、ここでは説明を省略する。
以上のように本実施形態では、被検眼Eを撮影して得られたリング像34の画質に基づき、検出点P0の数を増加させるか否かを決定することができる。このため、被検眼Eに混濁が生じている場合には検出点P0の検出に加えて検出点P1の検出を行うことで、各検出点P0,P1の数を増加させた状態でリング像34の楕円近似を行うことができる。その結果、画質が低いリング像34であっても精度良く楕円近似を行うことができる。また、従来のように被検眼Eの混濁している部位を避けて検査を行う必要がないのでスムーズな検査を行うことができる。さらに、被検眼Eが正常眼である場合には、図13に示した一連の処理の中で演算時間の掛かる各検出点P1の検出が省略されるため、リング像34の解析に要する時間を短縮できる。その結果、リング像34の解析をスムーズ且つ精度良く行うことができる。
図14は、リング像34に劣化が生じている場合の楕円近似部58による近似楕円AEの設定の課題を説明するための説明図である。図15は、楕円近似部58による近似楕円AEの設定の変形例を説明するための説明図である。
図16は、第2実施形態の眼科装置10の画像解析回路38の機能ブロック図である。上記第1実施形態の眼科装置10では、増加決定部54が第2位置検出部56による検出点P1の検出実行を決定した場合に、第2位置検出部56による各検出点P1の検出を1回だけ行っているが、第2実施形態の眼科装置10では第2位置検出部56による各検出点P1の検出を複数回繰り返し行う。
上記各実施形態の第1位置検出部50及び第2位置検出部56は、リング像34の周方向に沿って略等間隔でリング位置を検出しているが、リング像34の周方向に沿って不等間隔でリング位置の検出を行ってもよい。また、楕円近似が可能であれば必ずしもリング像34の全周に亘ってリング位置の検出を行わなくてもよい。また、上記各実施形態では、経線方向dごとに、リング像34のエッジ強度の変曲点位置TPを検出点P0,P1の位置として決定しているが、例えば経線方向dにおける両エッジ(図6中の「Ed」参照)の中間位置を検出点P0,P1の位置として決定してもよく、検出点P0,P1の位置の決定方法は特に限定はされない。
20…制御装置,
30…測定光学系,
32…撮影画像,
34…リング像,
36…統括制御回路,
38…画像解析回路,
46…画像取得部,
48…エッジ検出部,
50…第1位置検出部,
50a…エッジ強度検出部,
50b…位置決定部,
52…画質検出部,
54…増加決定部,
56…第2位置検出部,
58…楕円近似部,
59…再増加決定部,
60…眼特性演算部
Claims (7)
- 被検眼の眼底に投影された測定用パターンの眼底反射光に基づくリング像を取得する画像取得部と、
前記リング像の周方向に沿った複数の第1位置で前記リング像の位置を検出して、前記第1位置ごとの検出点を得る第1位置検出部と、
前記リング像の画質を検出する画質検出部と、
前記画質検出部の検出結果に基づき、前記検出点の数を増加させるか否かを決定する増加決定部と、
前記増加決定部が前記検出点の数の増加を決定した場合に、前記リング像の周方向に沿った複数の第2位置であって且つ前記検出点が未検出の複数の第2位置で前記リング像の位置を検出して、前記第2位置ごとの前記検出点を得る第2位置検出部と、
前記増加決定部が前記検出点の数の増加を決定した場合に、前記第1位置検出部及び前記第2位置検出部の双方が検出した前記検出点に対して近似楕円を設定し、且つ前記増加決定部が前記増加を否と決定した場合に前記第1位置検出部が検出した前記検出点に対して近似楕円を設定する楕円近似部と、
を備える画像解析装置。 - 前記画像取得部により取得された前記リング像のエッジを検出するエッジ検出部と、
前記エッジ検出部の検出結果に基づき、前記リング像の仮中心を通る複数の経線方向ごとに、前記経線方向に沿った前記リング像のエッジ強度を検出するエッジ強度検出部と、
前記エッジ強度検出部の検出結果に基づき、前記経線方向ごとに、前記リング像のエッジ強度の変曲点の位置を前記検出点の位置として決定する位置決定部と、
を備え、
前記画質検出部が、前記リング像の画質として、前記エッジ強度検出部の検出結果に基づき前記リング像のエッジ強度及びリング幅を検出する請求項1に記載の画像解析装置。 - 前記画像取得部が、前記被検眼に前記測定用パターンを投影し且つ前記眼底反射光を受光して前記リング像を出力する眼科装置の光学系から前記リング像を取得し、
前記楕円近似部が、前記増加決定部により前記検出点の数の増加が決定された場合に、前記光学系の光軸に対応する前記リング像内の光軸対応位置を前記近似楕円の中心位置として、前記双方が検出した前記検出点に対して前記近似楕円の設定を行う請求項1又は2に記載の画像解析装置。 - 前記第2位置検出部が前記第2位置ごとの前記検出点を検出した場合に、前記双方が検出した前記検出点に基づき、前記検出点の数を再増加させるか否かを決定する再増加決定部と、
前記再増加決定部が前記検出点の再増加を決定した場合に前記第2位置検出部及び前記楕円近似部を繰り返し作動させる繰り返し制御を実行し、且つ前記再増加決定部が前記再増加を否と決定した場合に前記繰り返し制御部を停止させる繰り返し制御部と、
を備える請求項1から3のいずれか1項に記載の画像解析装置。 - 前記再増加決定部が、前記楕円近似部により新たに設定された前記近似楕円と新たな前記近似楕円の一つ前に設定された前記近似楕円とが一致しているか否かに基づき、前記再増加の可否を決定する請求項4に記載の画像解析装置。
- 被検眼の眼底に測定用パターンを投影する投影光学系と、
前記眼底に投影された前記測定用パターンの眼底反射光に基づくリング像を出力する測定光学系と、
請求項1から5のいずれか1項に記載の画像解析装置と、
を備える眼科装置。 - 被検眼の眼底に投影された測定用パターンの眼底反射光に基づくリング像を取得する画像取得ステップと、
前記リング像の周方向に沿った複数の第1位置で前記リング像の位置を検出して、前記第1位置ごとの検出点を得る第1位置検出ステップと、
前記リング像の画質を検出する画質検出ステップと、
前記画質検出ステップでの検出結果に基づき、前記検出点の数を増加させるか否かを決定する増加決定ステップと、
前記増加決定ステップで前記検出点の数の増加を決定した場合に、前記リング像の周方向に沿った複数の第2位置であって且つ前記検出点が未検出の複数の第2位置で前記リング像の位置を検出して、前記第2位置ごとの前記検出点を得る第2位置検出ステップと、
前記増加決定ステップで前記検出点の数の増加を決定した場合に、前記第1位置検出ステップ及び前記第2位置検出ステップの双方で検出した前記検出点に対して近似楕円を設定し、且つ前記増加決定ステップで前記増加を否と決定した場合に前記第1位置検出ステップで検出した前記検出点に対して近似楕円を設定する楕円近似ステップと、
を有する画像解析方法。
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JP2018166132A JP7128065B2 (ja) | 2018-09-05 | 2018-09-05 | 画像解析装置、画像解析方法、及び眼科装置 |
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Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08145644A (ja) * | 1994-11-28 | 1996-06-07 | Agency Of Ind Science & Technol | ノイズに強い楕円近似による計測システム |
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2018
- 2018-09-05 JP JP2018166132A patent/JP7128065B2/ja active Active
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