JP2020033857A - ボウルユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単に排水ソケットや水密部材を交換することができるボウルユニットを提供することを目的とする。【解決手段】上下方向に貫通する第1開口部を有するカウンターと、カウンターの上に載置され、第1開口部を介して下方に排水する排水部を有するボウルと、ボウルをカウンターに固定するボウル固定部材と、カウンターに取り付けられる取付部と、上下方向に貫通し上下方向において第1開口部と重なる位置に設けられる第2開口部と、を有するソケット支持材と、ソケット支持材の下面に取り付けられ、第2開口部を介して排水部と接続される排水ソケットと、排水ソケットをソケット支持材に固定するソケット固定部材と、排水部と排水ソケットとの間を塞ぐ水密部材と、を備えたことを特徴とするボウルユニット。【選択図】図2

Description

本発明の態様は、一般的に、ボウルユニットに関する。
手洗器に設けられるボウルユニットにおいて、水栓装置から吐出された水を受けるボウルの底には、ボウル内の水を下方に排出する排水部が設けられる。排水部と排水管とを接続する手段として、排水部の内部にフランジを有する排水ソケットを設け、この排水ソケットを排水管に接続することが知られている。しかし、この構造では、フランジがボウル内に露呈しているために、フランジとボウルとの間に隙間が生じ、その隙間に汚れが溜まるという問題がある。
そこで、特許文献1では、排水部(排水孔部)の下方に排水ソケット(排水器具)を設けることで、排水ソケットがボウル(手洗器)内に露呈しないようにすることが提案されている。
特許第5760467号公報
特許文献1では、排水部の下方に排水ソケットを設けるために、排水部の下方に排水ソケットを支持するソケット支持材(支持板)を設け、このソケット支持材に設けられた開口部(挿通部)に係合させるように排水ソケットを設けている。そして、排水ソケットの上方に排水部が位置するようにボウルを設け、排水部と排水ソケットとの間に水密部材(パッキン)を設けている。
しかし、この構造では、排水ソケットがボウルとソケット支持材との間に設けられているため、排水ソケットや水密部材を取り外す際には、ボウルやソケット支持材を取り外す必要がある。そのため、メンテナンス等で排水ソケットや水密部材等の部品を交換する際に手間がかかるという問題がある。
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、簡単に排水ソケットや水密部材を交換することができるボウルユニットを提供することを目的とする。
第1の発明は、上下方向に貫通する第1開口部を有するカウンターと、前記カウンターの上に載置され、前記第1開口部を介して下方に排水する排水部を有するボウルと、前記ボウルを前記カウンターに固定するボウル固定部材と、前記カウンターに取り付けられる取付部と、上下方向に貫通し上下方向において前記第1開口部と重なる位置に設けられる第2開口部と、を有するソケット支持材と、前記ソケット支持材の下面に取り付けられ、前記第2開口部を介して前記排水部と接続される排水ソケットと、前記排水ソケットを前記ソケット支持材に固定するソケット固定部材と、前記排水部と前記排水ソケットとの間を塞ぐ水密部材と、を備えたことを特徴とするボウルユニットである。
このボウルユニットによれば、排水ソケットをソケット支持材の下面に取り付けることで、ボウルやソケット支持材を取り外さなくても、排水ソケットを下方に取り外すことができる。これにより、簡単に排水ソケットや水密部材を交換することができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記取付部は、前記カウンターの上面に係合して取り付けられることを特徴とするボウルユニットである。
このボウルユニットによれば、取付部をカウンターの上面に係合させて取り付けることで、ソケット支持材がカウンターから落下しないため、ソケット支持材をカウンターに対して固定する必要がない。また、ボウルとソケット支持材との位置関係がカウンターの厚さによらず一定になるため、カウンターの厚さが変わっても、同じソケット支持材及び排水ソケットを使用することができる。
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記第2開口部は、前記取付部に対して上下方向に離間していることを特徴とするボウルユニットである。
このボウルユニットによれば、第2開口部と取付部との間の上下方向の距離(ソケット支持材の高さ)を変えることで、様々なデザインのボウルに対応できる。
本発明の態様によれば、簡単に排水ソケットや水密部材を交換することができるボウルユニットが提供される。
実施形態に係るボウルユニットを備えた手洗器を模式的に表す正面図である。 実施形態に係るボウルユニットを模式的に表す分解正面図である。 実施形態に係るボウルユニットを模式的に表す分解斜視図である。 実施形態に係るボウルユニットの一部を模式的に表す正面断面図である。 実施形態に係るボウルユニットを備えた手洗器の変形例を模式的に表す分解斜視図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、実施形態に係るボウルユニットを備えた手洗器を模式的に表す正面図である。 図2は、実施形態に係るボウルユニットを模式的に表す分解正面図である。
図3は、実施形態に係るボウルユニットを模式的に表す分解斜視図である。
図4は、実施形態に係るボウルユニットの一部を模式的に表す断面図である。
図1〜図4に表したように、手洗器500は、ボウルユニット100と、水栓装置200と、を備える。
手洗器500は、例えば、トイレ室の内部に設けられるトイレ用の手洗器である。手洗器500は、例えば、トイレ室に設置されるキャビネットに設けられる。手洗器500は、例えば、洗面所に設けられる洗面化粧台であってもよい。
ボウルユニット100は、カウンター10と、ボウル20と、ボウル固定部材30と、ソケット支持材40と、排水ソケット50と、ソケット固定部材60と、水密部材70と、排水管80と、を備える。
水栓装置200は、吐水口210を有しており、吐水口210の下方に設けられたボウル20に向かって水を吐出する。使用者は、水栓装置200からの吐水により、手などを洗うことができる。なお、本願明細書において「水」という場合には、冷水のみならず、加熱されたお湯も含むものとする。
また、本願明細書においては、ボウルユニット100と向き合う使用者からみて手前側を「前方」とし、奥側を「後方」とし、上側を「上方」とし、下側を「下方」とし、右側を「右側方」とし、左側を「左側方」とする。
この例では、水栓装置200は、カウンター10に取り付けられている。また、この例では、水栓装置200は、ボウル20の左側方に取り付けられている。水栓装置200は、例えば、ボウル20の右側方や後方に取り付けられてもよい。また、水栓装置200は、例えば、図5に表したようにボウル20に取り付けられてもよいし、ボウル20の後方の壁に取り付けられてもよい。
カウンター10は、ボウル20を支持する。カウンター10は、例えば、床または壁に支持される。カウンター10は、例えば、略水平方向に拡がる板状の部材である。カウンター10は、例えば、キャビネットの天板である。換言すれば、手洗器500は、例えば、キャビネットの上部に設けられる。カウンター10は、例えば、金属製の板状の部材であってもよい。
カウンター10は、上下方向に貫通する第1開口部11を有する。第1開口部11は、上下方向においてボウル20と重なる位置に設けられる。第1開口部11の上面視における形状は、例えば、ボウル20の上面視における形状に対応する。この例では、第1開口部11の上面視における形状は、ボウル20の上面視における形状に対応して略矩形状である。第1開口部11の上面視における形状は、例えば、ソケット支持材40や排水ソケット50の上面視における形状に対応していてもよい。なお、第1開口部11の上面視における形状は、これに限定されない。第1開口部11の上面視における形状は、ボウル20や、ソケット支持材40、排水ソケット50の上面視における形状に対応していなくてもよい。
ボウル20は、カウンター10の上に載置される。ボウル20は、吐水口210の下方に設けられる。ボウル20は、吐水口210から吐出された水を受け、下方に排出する。ボウル20は、吐水口210から吐出された水を受ける本体部21と、本体部21の下端から下方に延びる排水部22を有する。排水部22は、筒状の構造を有し、本体部21内の水をカウンター10の第1開口部11を介して下方に排出する。本体部21の内壁には、例えば、本体部21内の水を排水部22に導くための傾斜が設けられる。
本体部21の少なくとも一部は、例えば、カウンター10の上面10aよりも上方に位置する。換言すれば、本体部21の少なくとも一部は、例えば、カウンター10の上面10aから上方に突出する。
この例では、排水部22は、第1開口部11の内部に位置している。換言すれば、排水部22の下端22aは、カウンター10の上面10aよりも下方に位置している。排水部22は、例えば、第1開口部11の内部に位置していなくてもよい。換言すれば、排水部22の下端22aは、例えば、カウンター10の上面10aよりも上方に位置していてもよい。
また、この例では、排水部22の下端22aは、カウンター10の下面10bよりも下方に位置している。排水部22の下端22aは、例えば、カウンター10の下面10bよりも上方に位置していてもよい。
ボウル固定部材30は、ボウル20をカウンター10に固定する。ボウル固定部材30は、例えば、カウンター10の下面10bからカウンター10を上下方向に貫通する。カウンター10には、例えば、ボウル固定部材30を貫通させるための孔部が設けられる。ボウル固定部材30は、例えば、ネジであってもよいし、ボルト及びナットであってもよい。
ソケット支持材40は、排水ソケット50を支持する。ソケット支持材40は、例えば、金属製の板状の部材である。ソケット支持材40は、取付部41を有する。取付部41は、カウンター10に取り付けられる。取付部41は、例えば、ソケット支持材40をカウンター10に取り付ける際に、カウンター10と接する部分である。取付部41は、例えば、ソケット支持材40の前後方向の端部及び左右方向の端部の少なくともいずれかに設けられる。この例では、取付部41は、ソケット支持材40の左側方の端部及び右側方の端部に1つずつ設けられている。
ソケット支持材40は、例えば、カウンター10の上面10aまたは下面10bに取り付けられる。換言すれば、取付部41は、例えば、カウンター10の上面10aまたは下面10bと接する。例えば、取付部41がカウンター10の下面10bに取り付けられる場合には、取付部41は、カウンター10の下面10bの下面10bからネジ止めなどにより固定される。
この例では、取付部41は、カウンター10の上面10aに取り付けられ、カウンター10の上面10aに係合している。このように、取付部41をカウンター10の上面10aに係合させて取り付けることで、ソケット支持材40がカウンター10から落下しないため、ソケット支持材40をカウンター10に対して固定する必要がない。また、ボウル20とソケット支持材40との位置関係がカウンター10の厚さ(上面10aと下面10bとの間の距離)によらず一定になるため、カウンター10の厚さが変わっても、同じソケット支持材40及び排水ソケット50を使用することができる。
ソケット支持材40は、上下方向に貫通する第2開口部42を有する。第2開口部42は、上下方向において、第1開口部11と重なる位置に設けられる。第2開口部42の全体は、例えば、上下方向において、第1開口部11と重なる。換言すれば、上面視において、例えば、第2開口部42の周端(縁)は、第1開口部11の周端(縁)の内側に位置する。例えば、上面視において、第2開口部42の面積は、第1開口部11の面積よりも小さい。第2開口部42は、例えば、前後方向または左右方向において、取付部41の間に設けられる。
ボウル20の排水部22は、例えば、第2開口部42の内部に位置する。また、排水部22の下端22aは、例えば、ソケット支持材40の下面40aよりも下方に位置する。換言すれば、排水部22の下端22aは、例えば、ソケット支持材40の下面40aから下方に突出する。
第2開口部42の上面視における形状は、例えば、排水部22の上面視における形状に対応する。この例では、第2開口部42の上面視における形状は、排水部22の上面視における形状に対応して略円形である。なお、第2開口部42の上面視における形状は、これに限定されない。第2開口部42の上面視における形状は、排水部22の上面視における形状に対応していなくてもよい。例えば、排水部22の上面視における形状が略円形である場合に、第2開口部42の上面視における形状が略矩形状などであってもよい。
第2開口部42は、例えば、取付部41に対して上下方向に離間する。換言すれば、第2開口部42は、例えば、取付部41よりも上方または下方に位置する。この例では、第2開口部42は、取付部41よりも下方に位置している。このような構造であれば、第2開口部42と取付部41との間の上下方向の距離(ソケット支持材40の高さ)を変えることで、様々なデザインのボウル20に対応できる。
なお、ソケット支持材40は、これに限定されず、平板状であってもよい。換言すれば、第2開口部42と取付部41とは、同一平面上に設けられていてもよい。
例えば、ソケット支持材40は、取付部41が設けられる第1部分401と、第2開口部が設けられる第2部分402と、第1部分401と第2部分402とを接続する第3部分403と、を有する。第1部分401及び第2部分402は、例えば、略水平方向に拡がる。第3部分403は、例えば、略鉛直方向に拡がる。
この例では、第2部分402は、左右方向において、2つの第1部分401の間に位置する。また、この例では、第1部分401は、カウンター10の上面10aと略同一平面上に位置し、第2部分402は、カウンター10の下面10bと略同一平面上に位置する。
第3部分403は、例えば、第1開口部11に沿うように設けられる。この例では、第3部分403の上下方向の長さは、カウンター10の厚さと略同じである。第3部分403の上下方向の長さを変えることで、第2開口部42と取付部41との間の上下方向の距離を変えることができる。
排水ソケット50は、ソケット支持材40の下面40aに取り付けられる。排水ソケット50は、例えば、ソケット支持材40の第2部分402の下面に取り付けられる。また、排水ソケット50は、第2開口部42を介して排水部22と接続される。
排水ソケット50は、例えば、取付部51と、ボウル接続部52と、排水管接続部53と、を有する。取付部51は、ソケット支持材40の下面40aに取り付けられる。取付部51は、例えば、ソケット支持材40の第2部分402の下面に取り付けられる。取付部51は、上下方向において、第2部分402と重なる位置に設けられる。取付部51は、例えば、略水平方向に拡がる平板状である。
ボウル接続部52は、ボウル20の排水部22と接続される。ボウル接続部52は、例えば、前後方向または左右方向において、取付部51の間に設けられる。ボウル接続部52は、上下方向において、ボウル20の排水部22及びソケット支持材40の第2開口部42と重なる位置に設けられる。
この例では、ボウル接続部52は、上方が開放されたカップ状であり、上方から排水部22がボウル接続部52の内部に挿入されている。なお、ボウル接続部52と排水部22との接続は、これに限定されない。例えば、下方からボウル接続部52がボウル20の排水部22の内部に挿入されてもよい。
排水管接続部53は、ボウル接続部52と排水管80とを接続する。換言すれば、ボウル20の排水部22は、排水ソケット50のボウル接続部52及び排水管接続部53を介して、排水管80と接続される。排水管接続部53は、例えば、ボウル接続部52の下端から下方に延びる筒状である。
ソケット固定部材60は、排水ソケット50をソケット支持材40に固定する。ソケット固定部材60は、例えば、排水ソケット50の下面から排水ソケット50を上下方向に貫通する。ソケット支持材40には、例えば、ソケット固定部材60を貫通させるための孔部が設けられる。ソケット固定部材60は、例えば、ネジであってもよいし、ボルト及びナットであってもよい。
水密部材70は、ボウル20の排水部22と排水ソケット50との間を塞ぐ。水密部材70は、例えば、排水部22と排水ソケット50のボウル接続部52との間を塞ぐ。この例では、ボウル接続部52の内部に排水部22が挿入されているため、水密部材70は、排水部22の外壁とボウル接続部52の内壁との間に設けられている。例えば、ボウル接続部52がボウル20の排水部22の内部に挿入される場合には、水密部材70は、排水部22の内壁とボウル接続部52の外壁との間に設けられる。
水密部材70は、ボウル20の排水部22と排水ソケット50との間の水の通過を防止し、いわゆる水密状態にする。水密部材70は、例えば、パッキンである。
排水管80は、排水ソケット50の排水管接続部53と、床または壁に設けられた排出部85と、を接続する。排水管80は、例えば、排水トラップを有する。排水トラップは、例えば、上方からの排水を2か所のU字構造を介して床に設けられた排出部85に流す、いわゆるSトラップであってもよいし、上方からの排水を1か所のU字構造を介して壁に設けられた排出部85に流すいわゆるPトラップであってもよい。この例では、排水管80は、Pトラップを有する。
吐水口210から吐出された水は、例えば、ボウル20の本体部21から排水部22を通り、排水ソケット50の排水管接続部53を通り、さらに排水管80を通って、排出部85から排出される。
例えば、排水ソケット50をボウル20とソケット支持材40との間に設ける構造では、排水ソケット50や水密部材70を取り外す際に、ボウル20やソケット支持材40を取り外す必要がある。したがって、このような構造では、メンテナンス等で排水ソケット50や水密部材70等の部品を交換する際に手間がかかるという問題がある。
これに対し、実施形態によれば、排水ソケット50をソケット支持材40の下面40aに取り付けることで、ボウル20やソケット支持材40を取り外さなくても、排水ソケット50を下方に取り外すことができる。これにより、簡単に排水ソケット50や水密部材70を交換することができる。
また、例えば、排水ソケット50をソケット支持材40の上に係合させる構造において、平板状のソケット支持材40を用いると、ボウル20を深くした場合に排水ソケット50の位置が下がり、ソケット支持材40の位置も下がることになる。ソケット支持材40の位置が下がると、例えば、ボウルユニット100をキャビネットに設けた場合に、キャビネット内の収納空間が小さくなってしまうという問題がある。
これに対し、実施形態によれば、排水ソケット50をソケット支持材40の下面40aに取り付ける構造において、第2開口部42を取付部41に対して上下方向に離間させた(すなわち、第3部分403を設けた)ソケット支持材40を用いることで、ボウル20を深くした場合にも、第3部分403によって、ソケット支持材40の位置が下がることを抑制できる。これにより、例えば、ボウルユニット100をキャビネットに設けた場合に、キャビネット内の収納空間が小さくなることを抑制できる。
図5は、実施形態に係るボウルユニットを備えた手洗器の変形例を模式的に表す分解斜視図である。
図5に表したように、この例では、水栓装置200は、ボウル20に取り付けられている。このように、手洗器500は、ボウルユニット100に水栓装置200が取り付けられたものであってもよい。
このような手洗器500においても、排水ソケット50をソケット支持材40の下面40aに取り付けることで、ボウル20やソケット支持材40を取り外さなくても、排水ソケット50を下方に取り外すことができ、簡単に排水ソケット50や水密部材70を交換することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、手洗器やボウルユニットなどが備える各要素の形状、寸法、材質、配置などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
10 カウンター、 10a 上面、 10b 下面、 11 第1開口部、 20 ボウル、 21 本体部、 22 排水部、 22a 下端、 30 ボウル固定部材、 40 ソケット支持材、 40a 下面、 41 取付部、 42 第2開口部、 50 排水ソケット、 51 取付部、 52 ボウル接続部、 53 排水管接続部、 60 ソケット固定部材、 70 水密部材、 80 排水管、 85 排出部、 100 ボウルユニット、 200 水栓装置、 210 吐水口、 401 第1部分、 402 第2部分、 403 第3部分、 500 手洗器

Claims (3)

  1. 上下方向に貫通する第1開口部を有するカウンターと、
    前記カウンターの上に載置され、前記第1開口部を介して下方に排水する排水部を有するボウルと、
    前記ボウルを前記カウンターに固定するボウル固定部材と、
    前記カウンターに取り付けられる取付部と、上下方向に貫通し上下方向において前記第1開口部と重なる位置に設けられる第2開口部と、を有するソケット支持材と、
    前記ソケット支持材の下面に取り付けられ、前記第2開口部を介して前記排水部と接続される排水ソケットと、
    前記排水ソケットを前記ソケット支持材に固定するソケット固定部材と、
    前記排水部と前記排水ソケットとの間を塞ぐ水密部材と、
    を備えたことを特徴とするボウルユニット。
  2. 前記取付部は、前記カウンターの上面に係合して取り付けられることを特徴とする請求項1記載のボウルユニット。
  3. 前記第2開口部は、前記取付部に対して上下方向に離間していることを特徴とする請求項1または2に記載のボウルユニット。
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