JP2020033076A - キャップチャック機構並びにキャッピング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 チャックアームで把持する部分がキャップの頂部から離間した位置にある特殊形状キャップであっても簡便な構成の機構で確実に把持すること。【解決手段】チャック本体51に形成された空間部70内において鉛直方向に摺動自在とされ、常には付勢部材73により空間部70内上方へ付勢される移動体73と、上端部にはチャック本体51のカム部54と摺接するカムフォロア82が配設され、下端部にはキャップ把持部83が配設されたチャックアーム本体が水平軸で移動体に軸支させることによりチャック本体51の外周に等間隔かつ径方向に回動自在に設けられ、常には付勢部材71によつて下端部を拡開させる方向に付勢される複数のチャックアーム80とを設け、チャック本体51内の空間部70内の上端側には、移動体73を下方へ摺動移動させるための圧力が供給される圧力室60を形成し、圧力室60には圧力供給通路61を連通させる。【選択図】 図1

Description

本発明は、キャップを容器の口頚部に装着するキャッピング装置と、そのキャッピング装置において前記キャップを把持するキャップチャック機構に関する。
従来より、ボトル等の容器の口頚部にキャップを装着する作業を行うキャッピング装置においては、3本あるいは4本といった複数本のアームを備え、この複数本のアームによりキャップを把持するキャップチャック機構が使用されている。
前記複数本のアームはキャップの周方向に等間隔で、かつ、各アームの開放先端に配設されたキャップ当接部をキャップの中心から径方向に回動可能に軸支されており、前記キャップ当接部を外側からキャップの外周面に圧接させることによりキャップを把持し、チャックの中心にキャップを保持するようになっている。
図5は、この従来の構成のキャップチャック機構140の具体的な構成を説明する断面図である。キャップチャック機構140は、モータや減速機等の駆動系が配設されたチャック回転機構(不図示)の前記駆動系により回転する回転軸(不図示)の下端に配設され、昇降可能に形成されている。そして、キャップチャック機構140は、チャック本体151内に複数のチャックアーム152が軸155によつて径方向に回動自在に設けられており、ガータスプリング156によつて開く方向に付勢されている。そして、各チャックアーム152の先端部にはゴム製の当接部材153が取付けられている。また、各チャックアーム152のチャック本体151の内部側の端部にはカムローラ157が設けられている。
チャック本体151の内部には、ピストン159が軸方向に摺動自在で、常には付勢部材165によりチャック本体151の内部上方へ付勢されるように設けられている。ピストン159の下端部には円錐形のカム部158が形成されている。また、ピストン159の上端側には圧力室160が形成され、圧力室160には圧力供給通路161が連通している。また、チャック本体151の先端面の中央部にはキヤツプ当接部材162が設けられている。そして、キャップチャック機構140は、圧力室160に空気圧等の圧力が供給されていない場合には、ガータスプリング156の付勢力によつてチャックアーム152が開いた状態となる。
このように構成された従来のキャップチャック機構140においてキャップKの受渡位置に供給されたキャップKを保持する場合、受渡位置において、チャックアーム151の先端部の下方にキャップKの高さ以上のスペースを確保しておき、供給されたキャップKをチャック本体151の中心に合わせて位置させた状態でキャップチャック機構140をチャック回転機構の駆動により下降させ、キヤツプKの上面にチャック当接部材162を当接させる。次に、圧力室160内に圧力を供給し、ピストン159を下降させる。このピストン159の下降によつて、カムローラ157をカム部158に沿つて径方向外側へ移動させる。これにより、チャックアーム152はガータスプリング156の付勢力に抗しつつ軸155で回動し、閉じることとなる。そして、各チャックアーム152の先端部の当接部材153をキャップKの外周面に当接させ、このキャップKを把持する。
特公平3−69795号公報
前述のように、キャップチャック機構140において、水平移動で搬送されるキャップKをチャック本体151の中心下に合わせて位置させた状態で、複数本のチャックアーム152に囲まれた空間に保持するためには、キャップチャック機構140はキャップKがチャックアーム152の下に入り込むだけの高さ寸法を開けて待機し、キャップKが所定の位置に配置されたところで下降することとなる。
ここで、キャップチャック機構140の把持対象のキャップKの形状は様々である。例えば、プラスチックキャップの場合でも、清涼飲料などの容器に多く使用されている、キャップ本体KHが略短円筒の外形状に形成されたキャップK(図6(A))、調味料などの容器に多く使用され、キャップ本体KHと蓋部FがヒンジHを介して一体に形成されたキャップK(図6(B))、トイレタリーの容器に多く使用され、キャップ本体KHにその注出口を開閉させるつまみTが移動可能に凸設されたプッシュプルと称されるキャップK(図6(C))や、キャップ本体KHの頂部にノズル部Nが連接され、ガスを用いること無く泡状を吐出することができるポンプフォーマーと称されるキャップK(図6(D))等がある。
キャップチャック機構140は、前述の様にチャックアーム152でそのキャップ本体KHの外周面(多くの場合、ローレットと称される溝が形成されている。)を把持する。そのため、図6(A)や図6(B)のようにキャップ本体KHが短円筒状のキャップKであって、高さ方向の多くの領域が把持可能な面として形成されていれば、チャックアーム152は特別の長さを要することなく、キャップKの上面にキヤツプ当接部材162を当接させた状態で、当接部材153を保持目的のキャップKの外周面に当接させて保持することができる。
しかしながら、図6(C)や図6(D)に示すように、当接部材153を当接させる外周面がキャップKの頂部から離間して設けられているような、高さのあるキャップK3(以下、特殊形状キャップTKという)の場合は、それなりの長さのチャックアーム152が必要となる。そして、その場合には、当然にキャップKを把持する際のキャップチャック機構140の大きな昇降量が必要となり、キャップKの把持に昇降に要する時間が余計にかかったり、キャップチャック機構140を昇降させるための装置なども大がかりなものとなってしまう。
本発明は、チャックアームで把持する部分がキャップの頂部から離間した位置にある特殊形状キャップが多く使用されている実状に着目してなされたもので、このような特殊形状キャップであっても迅速かつ確実に把持することができる簡便な構成のキャップチャック機構と、これを備えたキャッピング装置を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するため、本発明のキャップチャック機構は、鉛直方向に昇降可能とされたチャック本体にキャップを保持する複数のチャックアームが配設されたキャップチャック機構であって、チャック本体に形成された空間部内において鉛直方向に摺動自在とされた移動体本体と、前記移動体本体に連接され、チャック本体に開口させたチャックアーム用開口部を鉛直方向に移動自在に配置される移動体袖部とを有し、常には付勢部材により前記空間部内上方へ付勢される移動体と、上端部にはチャック本体の外周壁に形成されたカムに摺動するカムフォロアが配設され、チャック本体の下方に延出させる下端部にはキャップを把持するキャップ把持部が配設されたチャックアーム本体を有し、チャックアーム本体の中間部に形成したアーム袖部を水平軸で前記移動体袖部に軸支させることにより、前記チャック本体の外周に等間隔、かつ、チャック本体の中心から径方向に回動自在に設けられるとともに、常には、付勢部材によつて下端部を拡げる方向に付勢される複数本のチャックアームと、を備え、チャック本体内の前記空間部内の上端側には、移動体を下方へ摺動移動させるための圧力が供給される圧力室が形成され、前記圧力室には圧力供給通路が連通されていることを特徴とする。
本発明のキャップチャック機構は、チャックアームの回動支点をチャック本体内で昇降移動する移動体に設けることで、前記チャックアームに設けられたカムフォロアを前記移動体の昇降移動に伴いチャック本体の外周壁に形成されたカムと摺接させて動作させ、前記チャックアームを回動させてキャップを把持する構成であり、前述した従来のキャップチャック機構のように、チャック本体内で昇降移動するピストンに形成されたカムによりチャックアームに配設されたカムローラを動作させ、チャックアームを回動させてキャップを把持する構成とは大きく異なる機構となっている。
すなわち、従来のキャップチャック機構は、カムが移動し、カムローラが配設されたチャックアームが回動支点を介してチャック本体に対して固定されているのに対し、本発明のキャップチャック機構は、カムが固定され、カムフォロアが配設されたチャックアームが回動支点を介してチャック本体に対して相対的に移動可能に配設されている。
そして、このような構成を備えた本発明のキャップチャック機構によれば、圧力供給通路から圧力室への流体の供給を制御し、圧力室内の圧を変化させることでチャックアームを開閉動作させながら前記昇降方向に進退移動させることが可能となる。このチャックアームの進退移動(大きなストローク)により、従来のキャップチャック機構の昇降移動量では把持できなかった、把持位置がキャップの上面から離間しているような特殊形状キャップもその把持位置を確実に把持することができるようになった。また、短円筒状のキャップの場合には、キャップチャック機構の昇降移動なしで、チャックアームの進退移動のストロークのみでも保持することも可能となる場合もある。
そして、このようにチャックアームの進退移動によって、キャップチャック機構の昇降移動による移動量を抑えることが可能となる。
また、本発明のキャッピング装置は、駆動源により回転する回転軸体を有する装置本体と、前記回転軸体と一体に回転可能に回転軸体の軸回りに保持された請求項1に記載のキャップチャック機構と、キャップチャック機構を昇降させるキャップチャック昇降機構と、キャップチャック機構を回転させるキャップチャック回転機構とを備え、前記キャップチャック機構の平面視における周回経路上のキャップ受取領域において把持したキャップを、前記周回経路上の巻締め領域において容器に巻締めるキャッピング装置であって、前記キャップチャック昇降機構は、前記回転軸体の軸回りに固定配設されたカム溝と、キャップチャック機構に設けられ、前記カム溝に沿って移動するカムフォロアとを備え、前記カム溝は、前記チャック本体を、前記キャップチャック機構の平面視における周回経路上に形成されたキャップ受取領域および巻締め領域におけるキャップチャック機構の駆動に応じた高さ位置へ案内するように形成されていることを特徴とする。
本発明のキャッピング装置によれば、カム溝とカムとの係合により、キャップチャック機構を昇降させることができるとともに、その昇降量をキャップチャック機構におけるチャックアームの昇降方向における進退量で補いつつ、特殊形状キャップであっても迅速かつ確実にキャッピングを行うことが可能となる。
このように、本発明のキャップチャック機構並びにキャッピング装置によれば、一般的なキャップはもとより、特殊形状キャップであっても迅速かつ確実に把持し、キャッピング等の作業に供することが可能となる。
本発明の一実施形態のキャップチャック機構の構成を示す概略断面図であり、左はチャックアームを閉じた状態、右はチャックアームを開いた状態を示す。 図1のキャップチャック機構を用いたキャップを把持する動作の説明図 図1のキャップチャック機構を用いたキャッピング装置の構成を示す概略図 図3のキャッピング装置の配置構成を示す概略図 従来のキャップチャック機構の構成を示す概略断面図であり、左はチャックアームを閉じた状態、右はチャックアームを開いた状態を示す。 キャップチャック機構が把持するキャップの形状例(A〜D)
図1に示すように、本実施形態のキャップチャック機構1は鉛直方向に昇降可能とされ、キャップKを把持する複数本のチャックアーム80を備えるチャック本体51を有しており、チャック本体51内に形成された空間部70には、常にはチャック本体51の内底部との間に配設された付勢部材71によって空間部70内を上方へ付勢されている移動体73が配設されている。
移動体73は、空間部70の内周面に摺接して鉛直方向に移動自在とされた移動体本体74と、この移動体本体74に連接され、チャック本体51の周壁に開口させたチャックアーム用開口53内を鉛直方向に移動自在に配置される移動体袖部75とを有している。移動体袖部75は移動体本体74の外周に等間隔にチャックアーム80の配設数に応じて設けられており、各移動体袖部75にはチャックアーム80が1本ずつ接続されている。
チャックアーム80はチャックアーム本体81を有しており、チャックアーム本体81の上端部にはローラ状のカムフォロア82が配設され、チャック本体51の下方に延出させる下端部にはキャップKを把持するキャップ把持部83が形成されている。そして、このチャックアーム本体81の中間部にはアーム袖部84が形成されており、チャックアーム80は移動体袖部75にアーム袖部84を水平軸85で軸支させることで、チャック本体51に外周の周方向に等間隔で、かつ、チャックアーム本体81をチャック本体51の中心から径方向(放射方向)に回動自在に配設されている。また、水平軸85により回動自在とされたチャックアーム本体81には、常には、その下端部を拡開させる方向に付勢する付勢部材としてのガータスプリング56が設けられている。
また、チャック本体51内に形成された空間部70内の上端側には移動体73を下方へ摺動移動させるための圧力が供給される圧力室60が形成されている。圧力室60には圧力供給通路61が連通されており、圧力室60への空気圧等の圧力の供給を制御することにより、チャックアーム80が接続された移動体73を空間部70内において鉛直方向に摺動可能に構成されている。
ここで、チャック本体51の外周壁には、カムフォロア82が摺接するカム部54が形成されている。本実施形態のキャップチャック機構1において、カム部54は、移動体73が空間部70において付勢部材71に付勢されて上方へ位置しているときにはチャックアーム80がその下端部を拡開させ、圧力室60に圧力が供給されて移動体73が付勢部材71の付勢力に抗して下方へ移動するに従ってチャックアーム80が水平軸85を中心として回動してその下端部を閉じ、空間部70内の最下位へ移動体が到達した時には、キャップ把持部83をキャップKの外周の把持位置に圧設させる形状に設計されている。
また、このチャック本体51の下面の中央部には把持するキャップKの頂部に当接させてキャップKの位置決めに寄与するキャップ当接部材62が設けられている。
次に、このように構成された本実施形態のキャップチャック機構1においてキャップKの受渡位置に供給されたキャップKを保持する場合の動作を図2を用いて説明する。
本実施形態のキャップチャック機構1は、圧力室60に空気圧等の圧力が供給されていない場合には、ガータスプリング56の付勢力によってチャックアーム80は下端部を拡開した状態となっている(図2(ア)参照)。
この状態で、図示しないキャップチャック昇降機構によりキャップチャック機構1を鉛直方向に下降させ、拡開した複数本のチャックアーム80に囲まれたキャップ保持空間にキャップKを位置させ、その頂部にキヤツプ当接部材62を当接させるようにする。それとともに、圧力室60内に圧力を供給し、移動体73を空間部70内において下方向へ摺動させ、進出(下方へ移動)させる。この移動体73の進出によってチャック本体51の外周に形成されたカム部54に沿ってカムフォロア82が移動することにより、チャックアーム本体81はガータスプリング56の付勢力に抗して水平軸85を中心として回動してその下端部を閉じ、最終的には、キャップ把持部83をキャップKの外周の把持位置に圧設させ、キャップKを把持する(図2(イ)参照)。
続いて、移動体73を下方向へ突出させた状態を保持したまま、キャップチャック機構1を鉛直方向に上昇させ、所望の工程へ搬送する(図2(ウ)参照)。その後、把持したキャップKは、圧力室60への圧力を元に戻し、付勢部材71の付勢力により移動体73を空間部70内において上方向へ摺動させ、後退(上方へ移動)させることでチャックアーム80の下端部を拡開させて離せばよい。
このように、本実施形態のキャップチャック機構1によれば、チャックアーム80をチャック本体51から進退移動させること、換言すれば、チャックアーム本体80のストロークを伸ばすことが可能となる。チャックアーム80が進出することでキャップ保持空間は高さ方向に大きい空間となるので、特殊形状キャップTKであってもキャップ保持空間に収容することができ、特殊形状キャップTKの外周に形成された把持位置をキャップ把持部83で確実に把持することができるものとなる。
そして、このようにチャックアーム80が進退移動することで、水平移動で搬送される高さの高い特殊形状キャップTKをチャック本体51の中心下に合わせて位置させる際に必要となる、チャックアーム80の下の高さ寸法は、単に長いチャックアームを用いたキャップチャック機構を用いる場合に比較して格段に短くて済む。よって、キャップチャック機構1を昇降移動させるための機構も大きなものは必要とせず、その昇降のための時間もかからないので、作業効率の向上も叶うものとなる。
ここで、本実施形態のキャップチャック機構1はキャッピング装置90に組み込んで使用することができる。図3に示すキャッピング装置90は、駆動源(不図示)により回転する回転軸体91を基台93上に有する装置本体92と、回転軸体91と一体に回転可能に回転軸体91の軸回りに保持された前述の構成のキャップチャック機構1と、キャップチャック機構1を昇降させるキャップチャック昇降機構94、並びにキャップチャック機構1を回転させるキャップチャック回転機構95とを備えている。
基台93の上方には回転軸体91と同心とされた円環状の容器搬送経路96が、キャップチャック機構1の平面視における周回経路97と対向させて設けられている。
キャップチャック機構1の平面視における周回経路97上には、図4に示すように、キャップ供給手段98から搬送されてくるキャップKを1つずつキャップチャック機構1のチャックアーム80に受け渡すキャップ受取領域(位置)Aと、そのキャップKを容器搬送経路96を搬送される容器に巻締める巻締め領域Bが形成されており、キャップチャック機構1は、回転軸体91の回転に伴い、キャップ受取領域AでキャップKを把持し、巻締め領域Bで容器の口頚部にキャップKを嵌めて巻締める。その後、キャップKの把持を開放し、再びAのキャップ受取領域に戻り、次のキャップKを把持する。
なお、容器は容器供給手段99により、Bで示す巻締め領域の上流側において容器搬送経路96へ供給され、キャップKが施された後、容器回収手段100により回収される。
なお、図3に示すように、キャップKの受取位置Aは、容器の高さよりも高い位置とされており、各手段や部品の緩衝が回避されている。
そして、本実施形態のキャッピング装置90においては、キャップチャック昇降機構94は、回転軸体91の軸回りに固定配設されたカム溝101と、キャップチャック機構1に一体に設けられ、カム溝101に沿って移動するカムフォロア102とを有し、カム溝101は、キャップチャック機構1を周回経路上に形成されたキャップKの受取領域Aおよび巻締め領域Bにおけるキャップチャック機構1の駆動に応じた高さ位置へ案内するように形成されている。
このように、本実施形態のキャップチャック機構1を組み込んだキャッピング装置90においては、装置本体92に固定配置されたカム溝101と、回転軸体91の回転に伴って周回移動するキャップチャック機構1に配設されたカムフォロア102との係合により、キャップチャック機構1を昇降させることができるとともに、そのキャップチャック昇降機構94によるチャックアーム80の昇降量を、キャップチャック機構1のチャックアーム80の昇降方向における進退量(ストローク)を考慮して調整することができるので、カム溝の形状自体を、高さ方向の起伏変化の小さいものとすることができる(図2参照)。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施できる。
1 キャップチャック機構
51 チャック本体
53 チャックアーム用開口
54 カム部
56 ガータスプリング
60 圧力室
61 圧力供給通路
62 キャップ当接部材
70 空間部
71 付勢部材
73 移動体
74 移動体本体
75 移動体袖部
80 チャックアーム
81 チャックアーム本体
82 カムフォロア
83 キャップ把持部
85 水平軸
90 キャッピング装置
91 回転軸体
92 装置本体
93 基台
94 キャップチャック昇降機構
95 キャップチャック回転機構
96 容器搬送経路
97 キャップチャック機構の周回経路
98 キャップ供給手段
99 容器供給手段
100 容器回収手段
101 カム溝
102 カムフォロア
K キャップ
KH キャップ本体
F 蓋部
H ヒンジ
N ノズル部
TK 特殊形状キャップ

Claims (2)

  1. 鉛直方向に昇降可能とされたチャック本体にキャップを保持する複数のチャックアームが配設されたキャップチャック機構であって、
    チャック本体に形成された空間部内において鉛直方向に摺動自在とされた移動体本体と、前記移動体本体に連接され、チャック本体に開口させたチャックアーム用開口部を鉛直方向に移動自在に配置される移動体袖部とを有し、常には付勢部材により前記空間部内上方へ付勢される移動体と、
    上端部にはチャック本体の外周壁に形成されたカム部に摺動するカムフォロアが配設され、チャック本体の下方に延出させる下端部にはキャップを把持するキャップ把持部が配設されたチャックアーム本体を有し、チャックアーム本体の中間部に形成したアーム袖部を水平軸で前記移動体袖部に軸支させることにより、前記チャック本体の外周に等間隔、かつ、チャック本体の中心から径方向に回動自在に設けられるとともに、常には、付勢部材によつて下端部を拡開させる方向に付勢される複数本のチャックアームと、を備えており、
    チャック本体内の前記空間部内の上端側には移動体を下方へ摺動移動させるための圧力が供給される圧力室が形成され、前記圧力室には圧力供給通路が連通されていることを特徴とするキャップチャック機構。
  2. 駆動源により回転する回転軸体を有する装置本体と、前記回転軸体と一体に回転可能に回転軸体の軸回りに保持された請求項1に記載のキャップチャック機構と、キャップチャック機構を昇降させるキャップチャック昇降機構と、キャップチャック機構を回転させるキャップチャック回転機構とを備え、前記キャップチャック機構の平面視における周回経路上のキャップ受取領域において把持したキャップを、前記周回経路上の巻締め領域において容器に巻締めるキャッピング装置であって、
    前記キャップチャック昇降機構は、前記回転軸体の軸回りに固定配設されたカム溝と、前記キャップチャック機構に設けられ、前記カム溝に沿って移動するカムフォロアとを備え、前記カム溝は、前記チャック本体を、前記キャップチャック機構の平面視における周回経路上に形成されたキャップ受取領域および巻締め領域におけるキャップチャック機構の駆動に応じた高さ位置へ案内するように形成されていることを特徴とするキャッピング装置。
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