JP2020032373A - グラビア塗工装置、及び塗料の塗工方法 - Google Patents

グラビア塗工装置、及び塗料の塗工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】帯状電極に転写される塗料の厚みを安定させることができるグラビア塗工装置、及び塗料の塗工方法を提供すること。【解決手段】帯状電極50を蛇行させた状態で挟み込む一対のグラビアロール21を有し、帯状電極50の両面に塗料Fを転写する転写部20と、帯状電極50の幅方向Yに対して一対のグラビアロールの軸線m1,m2を傾斜させた状態にすることが可能な移動体を有する傾斜部30と、帯状電極50の凹凸を確認する計測部40と、計測部40により確認された凹凸に基づき移動体を動作させる制御部70と、を備え、制御部70は、帯状電極50の凹部52bが形成されている裏面50bに対向する第2グラビアロール21bを凹部52bに向けて近接させるように移動体を動作させ、帯状電極50の凸部52aが形成されている表面50aに対向する第1グラビアロール21aを凸部52aから離間させるように移動体を動作させる。【選択図】図1

Description

本発明は、グラビア塗工装置、及び塗料の塗工方法に関する。
従来、搬送方向の上流から下流に向かって搬送される帯状電極の片面に塗料としてのセラミックスラリーを塗工するグラビア塗工装置が知られている(特許文献1参照)。グラビア塗工装置は、グラビアロールと、一対のニアロールとを備えている。一対のニアロールは、帯状電極をグラビアロールに向かって押圧することにより帯状電極に張力を作用させている。この状態で、グラビアロールが回転することによりグラビアロールの表面には貯留部の内部のセラミックスラリーが転写され、グラビアロールの表面に転写されたセラミックスラリーは、帯状電極の片面に塗工される。なお、帯状電極は、電極の一部をなす活物質合剤で形成される活物質層を備えている。活物質層は、帯状電極の片面に設けられている。セラミックスラリーは、活物質層上に転写されている。帯状電極の活物質層は、ロールプレス機に通されることで所定の密度及び厚さになっている。
特開2017−212172号公報
上記のグラビア塗工装置において、帯状電極の両面にセラミックスラリーを塗工することが考えられる。この場合、上記のグラビア塗工装置では、一対のグラビアロールを使用する。一対のグラビアロールは、帯状電極の両面にそれぞれ対向するように設けられる。一対のグラビアロールは、帯状電極を蛇行させた状態で挟み込むように設けられる。この状態で一対のグラビアロールをそれぞれ回転させることで帯状電極の両面にセラミックスラリーが塗工される。
ところで、帯状電極はロールプレス機に通されることで帯状電極の活物質層の表面には凹凸が形成され、帯状電極の厚みが厚い部分と薄い部分とが形成されることがある。また、帯状電極に形成される凹凸は、搬送方向に直交する帯状電極の幅方向における一端部又は他端部に形成される。凹凸が形成された帯状電極の両面にセラミックスラリーを塗工した場合、帯状電極の凸部では、グラビアロールが必要以上に押し付けられてしまい、セラミックスラリーの厚さが厚くなり過ぎる。また、帯状電極の凹部では、グラビアロールを押し付けることができず、セラミックスラリーの厚さが薄くなる。よって、帯状電極におけるセラミックスラリーの厚さにばらつきが生じる。
本発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものであり、その目的は、帯状電極に転写される塗料の厚みを安定させることができるグラビア塗工装置、及び塗料の塗工方法を提供することにある。
上記課題を解決するためのグラビア塗工装置は、搬送方向の上流から下流に向かって搬送される帯状電極の両面に塗料を転写するグラビア塗工装置であって、前記帯状電極の両面にそれぞれ対向するように設けられることで前記帯状電極を蛇行させた状態で挟み込む一対のグラビアロールを有し、前記帯状電極の両面に前記塗料を転写する転写部と、前記一対のグラビアロールの両端に設けられ、前記搬送方向に直交する前記帯状電極の幅方向に対して前記一対のグラビアロールの軸線を傾斜させた状態にすることが可能な移動体を有する傾斜部と、前記一対のグラビアロールよりも前記搬送方向の上流に設けられ、前記帯状電極の凹凸を確認する計測部と、前記計測部により確認された前記凹凸に基づき前記移動体を動作させる制御部と、を備え、前記制御部は、前記帯状電極に前記凹凸の凹部が確認される場合、前記帯状電極の前記凹部が形成されている面に対向する前記グラビアロールを前記凹部に向けて近接させるように前記移動体を動作させ、前記帯状電極に前記凹凸の凸部が確認される場合、前記帯状電極の前記凸部が形成されている面に対向する前記グラビアロールを前記凸部から離間させるように前記移動体を動作させる。
これによれば、帯状電極に凹部が形成されているときグラビアロールは凹部に向けて近接するためグラビアロールを凹部に向けて押し付けることができる。帯状電極に凸部が形成されているときグラビアロールを凸部から離間させるためグラビアロールが必要以上に凸部に押し付けられることが抑制される。したがって、帯状電極に転写される塗料の厚みを安定させることができる。
上記のグラビア塗工装置において、前記制御部は、前記計測部により前記帯状電極に前記凹凸の凹部が確認された場合、前記凹部に転写される前記塗料の厚さが規定範囲の下限値となる深さ規定値よりも前記凹部の深さが大きければ、前記帯状電極の前記凹部が形成されている面に対向する前記グラビアロールを前記帯状電極に近接させるように、且つ前記帯状電極に転写される前記塗料の厚さが前記規定範囲に収まるように前記移動体を動作させ、前記計測部により前記帯状電極に前記凹凸の凸部が確認された場合、前記凸部に転写される前記塗料の厚さが規定範囲の上限値となる高さ規定値よりも前記凸部の高さが大きければ、前記帯状電極の前記凸部が形成されている面に対向する前記グラビアロールを前記帯状電極から離間させるように、且つ前記帯状電極に転写される前記塗料の厚さが前記規定範囲に収まるように前記移動体を動作させるとよい。
これによれば、帯状電極の凹部に塗料が転写されたときの塗料の厚さが規定範囲内に収まらないとき、又は帯状電極の凸部に塗料が転写されたときの塗料の厚さが規定範囲内に収まらないとき、移動体によりグラビアロールを傾斜させる。よって、帯状電極へのグラビアロールの押し付け度合いを変化させることで帯状電極に形成される凹凸により塗料の厚さを規定範囲内に収めることができる。したがって、帯状電極に転写される塗料の厚さをより安定させることができる。
上記課題を解決するための塗料の塗工方法は、搬送方向の上流から下流に向かって搬送される帯状電極の両面に対する塗料の塗工方法であって、前記帯状電極の両面にそれぞれ対向するように設けられることで前記帯状電極を蛇行させた状態で挟み込む一対のグラビアロールを有し、前記帯状電極の両面に前記塗料を転写する転写部と、前記一対のグラビアロールの両端に設けられ、前記搬送方向に直交する前記帯状電極の幅方向に対して前記一対のグラビアロールの軸線を傾斜させた状態にすることが可能な移動体を有する傾斜部と、前記一対のグラビアロールよりも前記搬送方向の上流に設けられ、前記帯状電極の凹凸を確認する計測部と、前記計測部により確認された前記凹凸に基づき前記移動体を動作させる制御部と、を備えたグラビア塗工装置を用い、前記帯状電極に前記凹凸の凹部が確認される場合、前記帯状電極の前記凹部が形成されている面に対向する前記グラビアロールを前記凹部に向けて近接させるように前記移動体を前記制御部により動作させ、且つ前記一対のグラビアロールを回転させ、前記帯状電極に前記凹凸の凸部が確認される場合、前記帯状電極の前記凸部が形成されている面に対向する前記グラビアロールを前記凸部から離間させるように前記移動体を前記制御部により動作させ、且つ前記一対のグラビアロールを回転させる。
これによれば、帯状電極に凹部が形成されているときグラビアロールは凹部に向けて近接するためグラビアロールを凹部に向けて押し付けた状態で帯状電極に塗料を塗工することができる。帯状電極に凸部が形成されているときグラビアロールを凸部から離間させるためグラビアロールが必要以上に凸部に押し付けられることで塗料が塗工され過ぎることが抑制される。したがって、帯状電極に転写される塗料の厚みを安定させることができる。
この発明によれば、帯状電極に転写される塗料の厚みを安定させることができる。
グラビア塗工装置の概略図。 第1グラビアロールに設けられる傾斜部の概略図。 第2グラビアロールに設けられる傾斜部の概略図。 計測部による帯状電極の凹凸の確認方法を示す概略図。 帯状電極の塗料の厚さの規定範囲を示した概略図。 第1グラビアロールの傾斜状態を示した概略図。 第2グラビアロールの傾斜状態を示した概略図。 第1グラビアロールに設けられる傾斜部の変更例を示した概略図。 第2グラビアロールに設けられる傾斜部の変更例を示した概略図。
以下、グラビア塗工装置及び塗料の塗工方法を具体化した実施形態を図1〜図7にしたがって説明する。本実施形態のグラビア塗工装置は、蓄電装置の電極となる電極部材を製造する過程で用いられる。
図1に示すように、グラビア塗工装置1は、搬送方向Xの上流から下流に向かって搬送される帯状電極50の両面に塗料Fを転写する装置である。帯状電極50は、長尺金属箔51の両面に活物質層52を形成することで構成されている。帯状電極50は、長尺金属箔51の両面に活物質ペーストを塗工した後、乾燥させることで活物質層前駆体を形成し、当該活物質層前駆体をロールプレス機に通すことにより所定の密度と厚さを有する活物質層52を形成することで構成される。
グラビア塗工装置1は、搬送部10と、転写部20と、乾燥部60とを備えている。搬送部10は、帯状電極50を搬送方向Xの上流から下流に向かって搬送する。転写部20は、帯状電極50の両面に塗料Fを転写する。乾燥部60は、帯状電極50の両面に転写された塗料Fを乾燥させる。
搬送部10は、供給リール11と、第1搬送ローラ12と、巻取リール13と、第2搬送ローラ14とを備えている。供給リール11は、搬送方向Xの上流に設けられる。供給リール11は、帯状電極50が巻回されている。供給リール11は、巻回された帯状電極50を搬送方向Xの上流から下流に向けて供給する機能を有している。第1搬送ローラ12は、供給リール11から供給される帯状電極50を転写部20に搬送する。巻取リール13は、転写部20により帯状電極50に転写された塗料Fを乾燥部60により乾燥させることにより形成される保護層53を備えた電極部材55を巻き取る。第2搬送ローラ14は、乾燥部60を通過した電極部材55を巻取リール13に供給する。
転写部20は、一対のグラビアロール21と、貯留部22と、ドクターブレード23とを備えている。一対のグラビアロール21は、帯状電極50の両面にそれぞれ対向するように設けられている。一対のグラビアロール21に挟み込まれることで帯状電極50は、蛇行させた状態となっている。貯留部22は、一対のグラビアロール21のそれぞれに接続されている。貯留部22には、塗料Fが貯留されている。ドクターブレード23は、一対のグラビアロール21のそれぞれの外周面21cに付着した余分な塗料Fを掻き取る機能を有している。なお、塗料Fとしてはセラミックスラリーが採用されている。一対のグラビアロール21のそれぞれは、回転軸24を備えている。一対のグラビアロール21のそれぞれの軸線m1,m2は、回転軸24の軸線と一致している。一対のグラビアロール21は、回転軸24の両端に設けられているモータ25(図2及び図3参照)によりそれぞれ搬送方向Xとは反対側に回転する。一対のグラビアロール21が回転することで貯留部22に貯留された塗料Fが、一対のグラビアロール21の外周面21cに転写される。一対のグラビアロール21のうち帯状電極50の表面50aに対向するものを第1グラビアロール21aとする。一対のグラビアロール21のうち帯状電極50の裏面50bに対向するものを第2グラビアロール21bとする。第2グラビアロール21bは、第1グラビアロール21aよりも搬送方向Xの下流側に位置している。なお、帯状電極50の表面50a及び裏面50bとは、本実施形態においては活物質層52上の表面のことを示している。
このように構成されたグラビア塗工装置1では、搬送方向Xの上流から下流に向かって供給リール11から供給される帯状電極50が第1搬送ローラ12により転写部20に向けて搬送される。転写部20に向けて搬送された帯状電極50の表面50aには、第1グラビアロール21aにより塗料Fが転写される。第1グラビアロール21aにより帯状電極50の表面50aに塗料Fが転写された後、第2グラビアロール21bにより帯状電極50の裏面50bに塗料Fが転写される。転写部20により塗料Fが転写された帯状電極50は、乾燥部60に搬送され、塗料Fを乾燥させる。塗料Fを乾燥させることにより保護層53が形成された電極部材55は、第2搬送ローラ14を通じて巻取リール13により巻き取られる。
また、本実施形態のグラビア塗工装置1は、一対のグラビアロール21の軸線m1,m2を搬送方向Xに直交する帯状電極50の幅方向Y(図1中の紙面奥行き方向、及び紙面手前方向)に対して傾斜させる機能を有している。当該機能を実現するためにグラビア塗工装置1は、傾斜部30と、計測部40と、制御部70とを備えている。
傾斜部30は、一対のグラビアロール21の軸線m1,m2を帯状電極50の幅方向Yに対して傾斜させる機構である。傾斜部30は、一対のグラビアロール21のそれぞれに設けられている。第1グラビアロール21aに設けられる傾斜部30は、第1グラビアロール21aと帯状電極50とが接触している領域R1における中央部P1と第1グラビアロール21aの回転軸24の軸線m1とを通り、帯状電極50の幅方向Yに対して直交する基準線L1が延びる方向Z1に向かって延びるように設けられている。第2グラビアロール21bに設けられる傾斜部30は、第2グラビアロール21bと帯状電極50とが接触している領域R2における中央部P2と第2グラビアロール21bの回転軸24の軸線m2とを通り、帯状電極50の幅方向Yに対して直交する基準線L2が延びる方向Z2に向かって延びるように設けられている。
計測部40は、帯状電極50の表面50a及び裏面50bの凹凸を確認するための撮像装置である。計測部40は、一対のグラビアロール21よりも搬送方向Xの上流に設けられている。計測部40は、搬送方向Xにおいて供給リール11と第1搬送ローラ12の間に設けられている。計測部40は、例えばステレオカメラが採用されている。
制御部70は、計測部40により確認された帯状電極50の凹凸に基づき傾斜部30を動作させることで一対のグラビアロール21の軸線m1,m2を帯状電極50の幅方向Yに対して傾斜させる機能を有している。制御部70は、帯状電極50の表面50aの凹凸の撮像データEを計測部40から取り込む。制御部70は、撮像データEに基づき傾斜部30を動作させることで一対のグラビアロール21の軸線m1,m2を帯状電極50の幅方向Yに対して傾斜させた状態にする。
傾斜部30についてより詳しく説明する。第1グラビアロール21a及び第2グラビアロール21bに設けられている傾斜部30の構成は同様であるため、一例として第1グラビアロール21aに設けられている傾斜部30の構成を説明し、第2グラビアロール21bに設けられている傾斜部30の構成については図示のみとする。
図2及び図3に示すように、傾斜部30は、第1グラビアロール21aの両端を方向Z1に向かって移動させるリニアスライダである。傾斜部30は、方向Z1に向かって延びるリニアレール31と、リニアレール31上を方向Z1に向かって移動可能な移動体32と、移動体32を動作させる図示しない駆動源を備えている。リニアレール31には、基準線L1に沿って設けられる溝31aを備えている。移動体32は、リニアレール31上を移動可能となるように溝31aに取り付けられている。移動体32は、移動体32の内部で基準線L1及び軸線m1に直交する軸線m3を回転中心として回動自在(図2中のC方向)に設けられたリング部材33(図2中の破線で示す)を有している。リング部材33には、第1グラビアロール21aの両端に設けられているモータ25が固定されている。そのため、移動体32は、駆動源の動力によりリニアレール31上を方向Z1に向かって移動したときに第1グラビアロール21aの軸線m1を帯状電極50の幅方向Yに対して傾斜させた状態にすることが可能である。
次に、帯状電極50の両面に形成される可能性のある凹凸、及び塗料Fの厚さについて説明する。
図4及び図5に示すように、帯状電極50がロールプレス機に通されたとき、帯状電極50の活物質層52の一部が帯状電極50の一端部L(図4中の活物質層52の左端部)近傍又は他端部R(図4中の活物質層52の右端部)近傍に向けて押し込まれてしまい帯状電極50にうねりが生じることがある。帯状電極50のうねりとは、帯状電極50の活物質層52が波打つように皺が形成されることにより帯状電極50の表面50a及び裏面50bに凹凸が形成されることである。ここで、帯状電極50をロールプレス機に通したときに帯状電極50の一端部Lの表面50aに凸部52aが形成されると、裏面50bに凹部52bが形成され、凸部52a及び凹部52bが帯状電極50の幅方向Yにおいて互いに対応する位置に形成される。これは、表面50aに凹部52bが形成され、裏面50bに凸部52aが形成されているときも同様である。また、帯状電極50の幅方向Yにおいて、帯状電極50の一端部L又は他端部Rから帯状電極の中央部に向かって所定範囲R3内に凸部52a及び凹部52bが形成されうる。本実施形態のロールプレス機によって帯状電極50の活物質層52に所定の密度と厚さを与える工程は、ロールプレス機の製品仕様や活物質層52の製造条件を変更せずに実施される。よって、帯状電極50における凸部52a及び凹部52bが形成されうる所定範囲R3はほぼ決まった位置に形成され、その範囲は微小である。
ところで、塗料Fの厚さが薄すぎると蓄電装置の電極の抵抗が低下してしまい、塗料Fの厚さが厚すぎると蓄電装置の電極の抵抗が必要以上に増加してしまうことが考えられる。そのため、本実施形態では、塗料F(保護層53)の厚みには、蓄電装置の性能を安定的に発揮することができる規定範囲Trを設けている。規定範囲Trには、上限値Tmax及び下限値Tminが設定されている。帯状電極50の活物質層52に凹凸が形成されていない場合に帯状電極50に塗料Fを転写したとき、塗料Fの厚さは規定範囲Trに収まる厚さTaとなる。帯状電極50の活物質層52に凹凸の凸部52aが形成されている場合に帯状電極50に塗料Fを転写したとき、凸部52aに第1グラビアロール21aが押し付けられ過ぎてしまい、塗料Fの厚さは厚さTaよりも大きい厚さTbとなる。また、帯状電極50の活物質層52に凹凸の凹部52bが形成されている場合に帯状電極50に塗料Fを転写したとき、凹部52bに第2グラビアロール21bを押し付けることができず、塗料Fの厚さは厚さTaよりも小さい厚さTcとなる。厚さTb,Tcは、帯状電極50の活物質層52の上面からの凸部52aの高さh、凹部52bの深さdによって決まる。すなわち、凸部52aの高さh、凹部52bの深さdがある程度大きいと塗料Fの厚さは、規定範囲Trに収まらない。そこで本実施形態では、凹部52bの深さdが、深さ規定値dthより大きくなるとき、凹部52bに転写される塗料Fの厚さが規定範囲Trに収まらないと判断する。また、凸部52aの高さhが、高さ規定値hthより大きくなるとき、凸部52aに転写される塗料Fの厚さが規定範囲Trに収まらないと判断する。深さ規定値dthは、凹部52bに塗料Fを実験的に転写することにより塗料Fの厚さが規定範囲Trの下限値Tminとなる値である。高さ規定値hthは、凸部52aに塗料Fを実験的に転写することにより塗料Fの厚さが規定範囲Trの上限値Tmaxとなる値である。なお、図4及び図5に示す厚さTb,Tcは、塗料Fの厚さが規定範囲Trに収まらない場合を一例として記載している。
また、帯状電極50の表面50aに形成される凸部52aの高さhが高さ規定値hthより大きくなる状態になると、裏面50bに形成される凹部52bの深さdが深さ規定値dthより大きくなる状態になる。これは、表面50aに凹部52bが、裏面50bに凸部52aが形成されているときでも同様である。本実施形態では、帯状電極50の一端部Lの表面50aに凸部52aが、裏面50bに凹部52bが形成されていることを前提として説明する。
図4に示すように、計測部40は、帯状電極50の表面50aを所定周期で撮影している。制御部70は、計測部40により撮影された帯状電極50の表面50aの撮像データEを取り込む。制御部70は、撮像データEに基づき帯状電極50の表面50aから計測部40までの距離Hthを演算する。距離Hthは、既存のステレオカメラの距離測定により演算される。また、制御部70は、帯状電極50の活物質層52に塗料Fが転写されるときに塗料Fの厚さが規定範囲Trに含まれるときの計測部40から帯状電極50の表面50aまでの距離Hを記憶している。制御部70は、記憶された距離Hから距離Hthを差し引いた差分を演算している。制御部70は、当該差分が「0」より大きいときには帯状電極50の表面50aに凸部52aが、当該差分が「0」より小さいときには帯状電極50の表面50aに凹部52bが形成されていることを判定する。また、制御部70は、当該差分が、「0」であるときには帯状電極50の表面50aに凸部52a又は凹部52bが形成されていないと判定する。ここで、当該差分が「0」より大きいとき、その差分は凸部52aの高さhとなり、当該差分が「0」より小さいとき、その差分は凹部52bの深さdとなる。そして、制御部70は、凸部52aの高さhが高さ規定値hthより大きいか否かを判定する。また、制御部70は、帯状電極50に凸部52aが形成されていると判定した場合、撮像データEに基づき凸部52aが帯状電極50の一端部L寄りに形成されているか、帯状電極50の他端部R寄りに形成されているかを判定する。
制御部70の傾斜部30の制御について図6及び図7を用いて説明する。図6では第1グラビアロール21aに接続される傾斜部30の制御について、図7では第2グラビアロール21bに接続される傾斜部30の制御について説明する。なお、傾斜部30において、帯状電極50の一端部L寄りに設けられている移動体32を第1移動体32a、帯状電極50の他端部R寄りに設けられている移動体32を第2移動体32bと区別して説明する。
図6に示すように、制御部70が帯状電極50の凸部52aが帯状電極50の一端部L寄りに形成され、凸部52aの高さhが高さ規定値hthより大きいと判定するときを考える。このとき、制御部70は、計測部40により帯状電極50の凸部52aが確認されてから所定時間後に第1グラビアロール21aの両端に接続された傾斜部30を動作させることで第1グラビアロール21aの軸線m1を帯状電極50の幅方向Yに対して傾斜させた状態にする。制御部70は、帯状電極50の凸部52aが形成されている表面50aに対向する第1グラビアロール21aを帯状電極50の凸部52aから離間させるように傾斜部30の駆動源を制御することで第1移動体32aを移動させる。制御部70は、第2移動体32bを第1移動体32aと反対側に移動させる。制御部70は、帯状電極50の凸部52aに塗料Fが転写された後、第1グラビアロール21aの軸線m1を帯状電極50の幅方向Yと平行となるように第1移動体32a及び第2移動体32bを動作させ、第1グラビアロール21aを傾斜させる制御を終了する。
ここで、例えば帯状電極50の所定範囲R3内における帯状電極50の中央部寄りに凸部52aが形成されているときを考える。このとき、第1グラビアロール21aを凸部52aから離間させるように傾斜部30を動作させると、凸部52aの高さhによっては帯状電極50の所定範囲R3内における帯状電極50の一端部L寄りと、第1グラビアロール21aとが離間し過ぎてしまい、帯状電極50の一端部L寄りに塗料Fが転写されないことが考えられる。その点、本実施形態の帯状電極50の凸部52aの高さhは微小である。よって、帯状電極50の凸部52aの高さhは、第1グラビアロール21aを凸部52aから離間させるように動作させたとしても、第1グラビアロール21aにより帯状電極50に表面50aに塗料Fを転写できる程度の高さである。
第1移動体32a及び第2移動体32bのリニアレール31上での移動量は、帯状電極50の所定範囲R3内に形成される凸部52aと、帯状電極50の所定範囲R3における帯状電極50の一端部L寄りの部分と、帯状電極50の他端部R寄りの部分とに転写される塗料Fの厚さが規定範囲Trに収まることを予め実験的に確認した上で設定されている。第1移動体32a及び第2移動体32bのリニアレール31上での移動量は、ロールプレス機の製品仕様や帯状電極50の搬送方向Xに向けての搬送速度等に変更がない状態を前提として設定されている。また、当該所定時間とは、計測部40により帯状電極50に凸部52aが確認されてから、帯状電極50の凸部52aが第1グラビアロール21aと帯状電極50とが接触している領域R1の中央部P1に至るまで(図1参照)の時間を示している。当該所定時間を設定する理由は、帯状電極50の凸部52aが形成されている部分から領域R1の中央部P1に至るまでの間には凹凸が形成されていない、もしくは塗料Fの厚さが規定範囲Trに収まる凹凸があることが考えられるためである。帯状電極50の凸部52aが領域R1の中央部P1に至るまでの間に凹凸が形成されていない、もしくは塗料Fの厚さが規定範囲Trに収まる凹凸が形成されている状態で、第1移動体32a及び第2移動体32bが動作してしまう場合を考える。その場合、帯状電極50に転写される塗料Fの厚さが規定範囲Trに収まる状態であっても、第1グラビアロール21aが必要以上に帯状電極50に押し付けられたり、第1グラビアロール21aが帯状電極50から離間したりすることで、塗料Fの厚さが規定範囲Trに収まらない可能性がある。よって、本実施形態では所定時間の設定が必要である。
図7に示すように、制御部70は、帯状電極50の一端部L寄りの表面50aに凸部52aが形成されていると判定したとき、帯状電極50の一端部L寄りの裏面50bに凹部52bが形成されていると判定する。制御部70は、凸部52aの高さhが高さ規定値hthより大きいとき、帯状電極50の裏面50bの凹部52bの深さdが深さ規定値dthより大きいと判定する。制御部70が帯状電極50の凹部52bが帯状電極50の一端部L寄りに形成され、凹部52bの深さdが深さ規定値dthより大きいときを考える。制御部70は、計測部40により帯状電極50の凹部52bが確認されてから所定時間後に第2グラビアロール21bの両端に接続された傾斜部30を動作させることで第2グラビアロール21bの軸線m2を帯状電極50の幅方向Yに対して傾斜させた状態にする。制御部70は、帯状電極50の凹部52bが形成されている裏面50bに対向する第2グラビアロール21bを帯状電極50の凹部52bに近接させるように傾斜部30の駆動源を制御することで第1移動体32aを移動させる。制御部70は、第2移動体32bを第1移動体32aと反対側に移動させる。制御部70は、帯状電極50の凹部52bに塗料Fが転写された後、第2グラビアロール21bの軸線m2を帯状電極50の幅方向Yと平行となるように第1移動体32a及び第2移動体32bを動作させ、第2グラビアロール21bを傾斜させる制御を終了する。
ここで、例えば帯状電極50の所定範囲R3内における帯状電極50の中央部寄りに凹部52bが形成されているときを考える。このとき、第2グラビアロール21bを凹部52bに近接させるように傾斜部30を動作させると、凹部52bの深さdによっては帯状電極50の所定範囲R3内における帯状電極50の一端部L寄りに第2グラビアロール21bが押し付けられ過ぎてしまう。ひいては、帯状電極50の所定範囲R3内における帯状電極50の一端部L寄りに塗料Fが転写され過ぎてしまうことが考えられる。その点、本実施形態の帯状電極50の凹部52bの深さdは微小である。よって、帯状電極50の凹部52bの深さdは、第2グラビアロール21bを凹部52bに近接させるように動作させたとしても、第2グラビアロール21bにより帯状電極50の所定範囲R3内における帯状電極50の一端部L寄りに塗料Fが転写され過ぎない程度の深さである。
第1移動体32a及び第2移動体32bのリニアレール31上での移動量は、帯状電極50の所定範囲R3内に形成される凹部52bと、帯状電極50の所定範囲R3における帯状電極50の一端部L寄りの部分と、帯状電極50の他端部R寄りの部分とに転写される塗料Fの厚さが規定範囲Trに収まることを予め実験的に確認した上で設定されている。第1移動体32a及び第2移動体32bのリニアレール31上での移動量は、ロールプレス機の製品仕様や帯状電極50の搬送方向Xに向けての搬送速度等に変更がない状態を前提として設定されている。また、当該所定時間は、計測部40により帯状電極50に凹部52b(凸部52a)が確認されてから、帯状電極50の凹部52bが第2グラビアロール21bと帯状電極50とが接触している領域R2の中央部P2に至るまで(図1参照)の時間を示している。当該所定時間を設定する理由は、上記した制御部70による第1グラビアロール21aに接続される傾斜部30の制御での説明で記載した理由と同じであるため説明は割愛する。
次に、本実施形態の作用について説明する。
計測部40により帯状電極50に凹凸が確認された場合、制御部70は、帯状電極50の凸部52aの高さh及び凹部52bの深さdを演算する。制御部70は、凸部52aの高さhに基づき帯状電極50の凹凸に塗料Fを転写したときに塗料Fの厚さが規定範囲Trに収まらないとき、第1グラビアロール21aを帯状電極50の凸部52aから離間するように移動体32を動作させる。また、制御部70は、凹部52bの深さdに基づき帯状電極50の凹凸に塗料Fを転写したときに塗料Fの厚さが規定範囲Trに収まらないとき、第2グラビアロール21bを帯状電極50の凹部52bに近接させるように移動体32を動作させる。これにより、制御部70は、一対のグラビアロール21の軸線m1,m2を帯状電極50の幅方向Yに対して傾斜させた状態にさせる。制御部70により一対のグラビアロール21の軸線m1,m2を帯状電極50の幅方向Yに対して傾斜させた状態で、一対のグラビアロール21をモータ25により回転させることで帯状電極50の凸部52a及び凹部52bに対して規定範囲Trに収まるような塗料Fの厚さで塗料Fを転写させる。
本実施形態では以下の効果を得ることができる。
(1)本実施形態では、帯状電極50に凹部52bが形成されているとき第2グラビアロール21bは凹部52bに向けて近接するため第2グラビアロール21bを凹部52bに向けて押し付けることができる。帯状電極50に凸部52aが形成されているとき第1グラビアロール21aを凸部52aから離間させるため第1グラビアロール21aが必要以上に凸部52aに押し付けられることが抑制される。したがって、帯状電極50に転写される塗料Fの厚みを安定させることができる。
(2)本実施形態では、帯状電極50の凹部52bに塗料Fが転写されたときの塗料Fの厚さが規定範囲Tr内に収まらないとき、又は帯状電極50の凸部52aに塗料Fが転写されたときの塗料Fの厚さが規定範囲Tr内に収まらないとき、移動体32によりグラビアロール21を傾斜させる。よって、帯状電極50へのグラビアロール21の押し付け度合いを変化させることで、帯状電極50に形成される凹凸により塗料Fの厚さを規定範囲Tr内に収めることができる。したがって、帯状電極50に転写される塗料Fの厚さをより安定させることができる。
なお、本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
〇 本実施形態では、帯状電極50の一端部Lの表面50aに凸部52aが、裏面50bの凹部52bが形成されていることを前提としていたが、例えば、凸部52a及び凹部52bが帯状電極50の他端部Rに設けられていることを前提としてもよい。
〇 本実施形態では、例えば、帯状電極50の所定範囲R3内で形成される凸部52a及び凹部52bの位置に応じて一対のグラビアロール21の軸線m1,m2の帯状電極50の幅方向Yにおける傾斜度合いを変更してもよい。
〇 計測部40は、帯状電極50の表面50aの凹凸を確認していたが、裏面50bの凹凸を確認するように変更してもよい。また、帯状電極50の表面50a及び裏面50bの両者の凹凸を確認できるように計測部40を増やしてもよい。
〇 例えば、上記変更例のように帯状電極50の両面の凹凸を確認できるように計測部40を設けたとすると、第1グラビアロール21aは、帯状電極50の表面50aの凹凸に応じて、第2グラビアロール21bは、帯状電極50の裏面50bの凹凸に応じて帯状電極50の幅方向Yに対して傾斜させられるように変更してもよい。このようにすることで、例えば本願の発明者が発見した凹部52bの深さdが深さ規定値dthよりも大きくなっているとき、凸部52aの高さhが高さ規定値hthよりも大きくなっていることと異なる事象が生じたとしても、帯状電極50の両面の状態に応じて一対のグラビアロール21を傾斜させることができる。そのため、より適切に塗料Fの厚さを安定させることができる。
〇 制御部70は、凸部52aの高さh、及び凹部52bの深さdを演算していたが、これに限らない。例えば、計測部40に画像処理制御部を設け、撮像データEに基づき画像処理制御部が凸部52aの高さh、及び凹部52bの深さdを演算するようにしてもよい。このように変更したとき、制御部70は、画像処理制御部による演算結果である凸部52aの高さh、及び凹部52bの深さdのデータを取得し、取得したデータ、深さ規定値dth、及び高さ規定値hthに基づき一対のグラビアロール21を傾斜させてもよい。
〇 計測部40により凸部52a又は凹部52bが確認されてから、凸部52a又は凹部52bが帯状電極50と一対のグラビアロール21とが接触している領域R1,R2の中央部P1,P2まで至るまでの所定時間は、制御部70に予め記憶されていてもよいし、制御部70により適宜演算されるものであってもよい。
〇 計測部40は、ステレオカメラでなく単眼カメラでもよい。単眼カメラを採用する場合、制御部70の内部又は上述した画像処理制御部等にメモリを設ける。メモリには、帯状電極50の凸部52aの高さh毎の撮像データ、及び帯状電極50の凹部52bの深さd毎の撮像データを記憶する。計測部40により撮像された帯状電極50の凹凸の撮像データEをメモリの撮像データと比較して凸部52aの高さh、及び凹部52bの深さdを算出するようにしてもよい。
〇 計測部40は、レーザの反射を利用して帯状電極50の凹凸を確認する装置であってもよい。このように変更した場合、計測部40は、計測部40と帯状電極50との間をレーザが往復する時間を確認している。計測部40は、当該往復時間によって帯状電極50の凹凸を確認する。そして、制御部70は、計測部40により凹凸が確認された場合、計測部40により確認された往復時間を取得する。制御部70は、往復時間に応じた凸部52aの高さh、又は凹部52bの深さdを上記メモリに記憶しておき、往復時間に基づきメモリを参照することで凸部52aの高さh、凹部52bの深さdを演算してもよい。また、上記の変更例のように計測部40で凸部52aの高さh、又は凹部52bの深さdを演算するようにしてもよい。
〇 傾斜部30は、方向Z1,Z2に延びるように設けられるようにしていたが、これに限らない。例えば、一対のグラビアロール21と帯状電極50とが接触している領域R1,R2における任意の接触箇所と一対のグラビアロール21の軸線m1,m2とを通り、帯状電極50の幅方向Yに対して直交する基準線が延びる方向に延びるように設けられていてもよい。
〇 傾斜部30は、方向Z1,Z2に延びるリニアレール31を備えていたが、これに限らない。例えば、リニアレール31を湾曲するように設けてもよい。
図8及び図9に示すように、リニアレール31は、第1移動体32aを動作させない状態で第2移動体32bを動作させたとき、第2移動体32bを動作させない状態で第1移動体32aを動作させたときに一対のグラビアロール21の軸線m1,m2が帯状電極50の幅方向Yに対して傾斜させることができる程度に湾曲していればよい。また、このように変更することで移動体32のリング部材33を割愛し、移動体32にはモータ25が固定されるように変更される。
〇 傾斜部30の移動体32は、リニアレール31上を移動可能に設けられていたが、例えば移動体32を有しており、一対のグラビアロール21の軸線m1,m2を帯状電極50の幅方向Yに対して傾斜させる状態にできるのであれば、リニアレール31上を移動するものに限らない。
〇 搬送部10は、供給リール11及び巻取リール13を備え、第1搬送ローラ12及び第2搬送ローラ14を割愛した構成を採用してもよい。
〇 転写部20は、一対のグラビアロール21及び貯留部22を備え、ドクターブレード23を割愛した構成としてもよい。
〇 帯状電極50は、長尺金属箔51に活物質層52が塗工されることで構成されているが、長尺金属箔51は、活物質層52を塗工できるのであれば、織物状や網状のシートで構成されていてもよい。
1…グラビア塗工装置、20…転写部、21…一対のグラビアロール、21a…第1グラビアロール、21b…第2グラビアロール、30…傾斜部、32…移動体、32a…第1移動体、32b…第2移動体、40…計測部、50…帯状電極、52a…凸部、52b…凹部、70…制御部、m1,m2…軸線、X…搬送方向、Y…帯状電極の幅方向、F…塗料、h…凸部の高さ、d…凹部の深さ、dth…深さ規定値、hth…高さ規定値、Tr…規定範囲、Tmax…規定範囲の上限値、Tmin…規定範囲の下限値、Ta,Tb,Tc…塗料の厚さ。

Claims (3)

  1. 搬送方向の上流から下流に向かって搬送される帯状電極の両面に塗料を転写するグラビア塗工装置であって、
    前記帯状電極の両面にそれぞれ対向するように設けられることで前記帯状電極を蛇行させた状態で挟み込む一対のグラビアロールを有し、前記帯状電極の両面に前記塗料を転写する転写部と、
    前記一対のグラビアロールの両端に設けられ、前記搬送方向に直交する前記帯状電極の幅方向に対して前記一対のグラビアロールの軸線を傾斜させた状態にすることが可能な移動体を有する傾斜部と、
    前記一対のグラビアロールよりも前記搬送方向の上流に設けられ、前記帯状電極の凹凸を確認する計測部と、
    前記計測部により確認された前記凹凸に基づき前記移動体を動作させる制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記帯状電極に前記凹凸の凹部が確認される場合、前記帯状電極の前記凹部が形成されている面に対向する前記グラビアロールを前記凹部に向けて近接させるように前記移動体を動作させ、前記帯状電極に前記凹凸の凸部が確認される場合、前記帯状電極の前記凸部が形成されている面に対向する前記グラビアロールを前記凸部から離間させるように前記移動体を動作させることを特徴とするグラビア塗工装置。
  2. 前記制御部は、
    前記計測部により前記帯状電極に前記凹凸の凹部が確認された場合、前記凹部に転写される前記塗料の厚さが規定範囲の下限値となる深さ規定値よりも前記凹部の深さが大きければ、前記帯状電極の前記凹部が形成されている面に対向する前記グラビアロールを前記帯状電極に近接させるように、且つ前記帯状電極に転写される前記塗料の厚さが前記規定範囲に収まるように前記移動体を動作させ、
    前記計測部により前記帯状電極に前記凹凸の凸部が確認された場合、前記凸部に転写される前記塗料の厚さが規定範囲の上限値となる高さ規定値よりも前記凸部の高さが大きければ、前記帯状電極の前記凸部が形成されている面に対向する前記グラビアロールを前記帯状電極から離間させるように、且つ前記帯状電極に転写される前記塗料の厚さが前記規定範囲に収まるように前記移動体を動作させることを特徴とする請求項1に記載のグラビア塗工装置。
  3. 搬送方向の上流から下流に向かって搬送される帯状電極の両面に対する塗料の塗工方法であって、
    前記帯状電極の両面にそれぞれ対向するように設けられることで前記帯状電極を蛇行させた状態で挟み込む一対のグラビアロールを有し、前記帯状電極の両面に前記塗料を転写する転写部と、前記一対のグラビアロールの両端に設けられ、前記搬送方向に直交する前記帯状電極の幅方向に対して前記一対のグラビアロールの軸線を傾斜させた状態にすることが可能な移動体を有する傾斜部と、前記一対のグラビアロールよりも前記搬送方向の上流に設けられ、前記帯状電極の凹凸を確認する計測部と、前記計測部により確認された前記凹凸に基づき前記移動体を動作させる制御部と、を備えたグラビア塗工装置を用い、
    前記帯状電極に前記凹凸の凹部が確認される場合、前記帯状電極の前記凹部が形成されている面に対向する前記グラビアロールを前記凹部に向けて近接させるように前記移動体を前記制御部により動作させ、且つ前記一対のグラビアロールを回転させ、
    前記帯状電極に前記凹凸の凸部が確認される場合、前記帯状電極の前記凸部が形成されている面に対向する前記グラビアロールを前記凸部から離間させるように前記移動体を前記制御部により動作させ、且つ前記一対のグラビアロールを回転させることを特徴とする塗料の塗工方法。
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