JP2020031256A - 撮像装置、カメラ及び撮像方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】用途に応じてより適切な画像データを取得することができる撮像装置を提供する。【解決手段】撮像装置10は、非破壊読み出しが可能であり、行列状に配列された複数の画素210を有する固体撮像装置100と、露光中の非破壊読み出しにより取得した第1の画像データP3及び露光の終了後の読み出しにより取得した第2の画像データP2を格納する記憶部330と、を備える。【選択図】図1

Description

本開示は、撮像装置、当該撮像装置を備えるカメラ及びその撮像方法に関する。
従来、イメージセンサを用いて画像を撮像する撮像装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008―042180号公報
撮像装置としては、用途に応じて、適切な画像データ(画像)を容易に取得できることが望まれる。
そこで、本開示は、用途に応じてより適切な画像データを容易に取得することができる撮像装置、カメラ及び撮像方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本開示の一態様に係る撮像装置は、非破壊読み出しが可能であり、行列状に配列された複数の画素を有する固体撮像装置と、露光中の前記非破壊読み出しにより前記固体撮像装置から取得した第1の画像データ及び前記露光の終了後の読み出しにより前記固体撮像装置から取得した第2の画像データを格納する記憶部と、を備える。
また、本開示の一態様に係るカメラは、上記に記載の撮像装置を備える。
また、本開示の一態様に係る撮像方法は、露光中の非破壊読み出しが可能であり、複数の画素を有する固体撮像装置から非破壊読み出しにより第1の画像データを取得し、取得した前記第1の画像データを記憶部に格納し、露光の終了後に、前記固体撮像装置から読み出しにより第2の画像データを取得し、取得した前記第2の画像データを前記記憶部に格納する。
上記本開示に係る撮像装置、カメラ、及び撮像方法によれば、用途に応じてより適切な画像データを取得することができる。
図1は、実施の形態に係る撮像装置の全体構成を示すブロック図である。 図2は、実施の形態に係る画素の回路構成の一例を示す図である。 図3は、実施の形態に係る撮像装置が内蔵されたカメラの機能ブロック図である。 図4は、実施の形態に係る撮像装置の動作を示すフローチャートである。 図5Aは、実施の形態に係る画像処理の流れを説明するための図である。 図5Bは、従来例に係る画像処理の流れを説明するための図である。 図6は、実施の形態に係る撮像装置で生成される画像の使用例1を示す図である。 図7は、実施の形態に係る撮像装置で生成される画像の使用例2を示す図である。 図8は、実施の形態に係る撮像装置が内蔵されたカメラの外観図である。
以下では、本開示の撮像装置、カメラ及び撮像方法について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本開示の好ましい一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本開示を限定する主旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本開示の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。
(実施の形態)
以下、図1〜図8を用いて、実施の形態を説明する。
[1.撮像装置の全体構成]
まず、本実施の形態に係る撮像装置の全体構成について、図1を用いて説明する。図1は、本実施の形態に係る撮像装置10の全体構成を示すブロック図である。同図に示された撮像装置10は、固体撮像装置100と、信号処理部300とを備える。さらに、固体撮像装置100は、画素アレイ部110と、列AD変換部120と、行走査部130と、列走査部140と、駆動制御部150とを有する。また、画素アレイ部110及びその周辺領域には、画素列ごとに列信号線160が配置され、画素行ごとに走査線170が配置されている。
画素アレイ部110は、複数の画素210が行列状に配置された撮像部である。
列AD変換(アナログ/デジタルコンバータ)部120は、各列信号線160から入力された信号(アナログ信号)をデジタル変換することで、画素210の受光量に対応するデジタル値を取得、保持及び出力する変換部である。
行走査部130は、行単位で画素210のリセット動作、電荷の蓄積動作、及び読み出し動作を制御する機能を有する。
列走査部140は、列AD変換部120に保持された一行分のデジタル値を行信号線180へ順次出力させることで、信号処理部300に出力させる。
駆動制御部150は、行走査部130及び列走査部140に対して各種制御信号を供給することにより、各部を制御する。駆動制御部150は、例えば、信号処理部300からの制御信号に基づいて、行走査部130及び列走査部140に対して各種制御信号を供給する。
本実施の形態に係る撮像装置10は、例えば、動画を撮影するための撮像装置である。
[2.固体撮像装置の構成]
続いて、固体撮像装置100の構成について、図1を参照しながら、図2を用いて詳細に説明する。
[2−1.画素]
まずは、画素210について、図2を用いて説明する。図2は、本実施の形態に係る画素210の回路構成の一例を示す図である。
画素210は、光電変換素子211と、リセットトランジスタ212と、増幅トランジスタ213と、選択トランジスタ214と、電荷蓄積部215とを有する。
光電変換素子211は、受光した光を信号電荷(画素電荷)に光電変換する光電変換部である。具体的には、光電変換素子211は、上部電極211aと、下部電極211bと、両電極に挟まれた光電変換膜211cとで構成されている。光電変換膜211cは、受光した光に応じて電荷を発生する光電変換材料で構成された膜であり、本実施の形態では、高い光吸収機能を有する有機分子を含む有機光電変換膜で構成されている。言い換えると、本実施の形態に係る光電変換素子211は有機光電変換膜を有する有機光電変換素子であり、固体撮像装置100は有機光電変換素子を用いた有機センサである。なお、有機光電変換膜は、複数の画素210に跨って形成されている。複数の画素210のそれぞれは、有機光電変換膜を有する。
有機光電変換膜は、有機光電変換膜に印加する電圧を可変することで、透過率が変化する。つまり、有機光電変換膜に印加する電圧を調整することでシャッタ機能が実現できる。これにより、有機光電変換膜を有する複数の画素210の全てを略同時に遮光状態とすることができるので、記憶部などの素子を追加することなく、グローバルシャッタを実現することができる。よって、ローリングシャッタによる読み出しにより生じていた歪み(ローリング歪み)を低減することができる。
光電変換膜211cの厚さは、例えば、約500nmである。また、光電変換膜211cは、例えば、真空蒸着法を用いて形成される。上記有機分子は、波長約400nmから約700nmの可視光全域にわたって高い光吸収機能を有する。
なお、本実施の形態に係る画素210が備える光電変換素子211は、上述した有機光電変換膜で構成されていることに限定されず、例えば、無機材料で構成されたフォトダイオードであってもよい。
上部電極211aは、下部電極211bと対向する電極であり、光電変換膜211c上に光電変換膜211cを覆うように形成されている。つまり、上部電極211aは、複数の画素210に跨がって形成されている。上部電極211aは、光電変換膜211cに光を入射させるため、透明な導電性材料(例えば、ITO:インジウム・チタン・スズ)で構成されている。
下部電極211bは、対向する上部電極211aとの間にある光電変換膜211cで発生した電子又は正孔を取り出すための電極である。下部電極211bは、画素210ごとに形成されている。下部電極211bは、例えば、Ti、TiN、Ta、Moなどで構成されている。
電荷蓄積部215は、光電変換素子211に接続され、下部電極211bを介して取り出された信号電荷を蓄積する。
リセットトランジスタ212は、ドレインにリセット電圧VRSTが供給され、ソースが電荷蓄積部215に接続され、電荷蓄積部215の電位をリセット(初期化)する。具体的には、リセットトランジスタ212のゲートに、リセット用走査線170Aを介して行走査部130から所定の電圧が供給される(オンされる)ことで、リセットトランジスタ212は電荷蓄積部215の電位をリセットする。また、所定の電圧の供給を停止することで、電荷蓄積部215に信号電荷が蓄積される(露光が開始される)。
増幅トランジスタ213は、ゲートが電荷蓄積部215に接続され、ドレインに電源電圧VDDが供給され、電荷蓄積部215に蓄積された信号電荷の電荷量に応じた画素信号を出力する。
選択トランジスタ214は、ドレインが増幅トランジスタ213のソースに接続され、ソースに列信号線160に接続され、増幅トランジスタ213から画素信号を出力するタイミングを決定する。具体的には、選択トランジスタ214のゲートに、選択用走査線170Bを介して行走査部130から所定の電圧が供給されることで、増幅トランジスタ213から画素信号が出力される。
上記の構成を有する画素210は、非破壊読み出しが可能である。ここで、非破壊読み出しとは、露光中に、電荷蓄積部215に蓄積した電荷(信号電荷)を破壊せずに、その電荷量に応じた画素信号を読み出すことを意味する。なお、露光中とは、露光時間内の任意のタイミングを意味するものとして使用している。
[2−2.その他の構成]
列AD変換部は、列信号線160ごとに設けられたAD変換器121で構成されている。AD変換器121は、例えば、14bitのAD変換器である。AD変換器121は、例えば、画素210から出力されたアナログの画素信号をランプ方式でデジタル変換することで、画素210での受光量に対応するデジタル値を出力する。AD変換器121は、コンパレータ及びアップダウンカウンタ(図示しない)を有する。
ここで、ランプ方式によるAD変換とは、ランプ波を用いたAD変換であり、アナログの入力信号が入力されると、一定の傾斜で電圧が上昇するランプ波を立ち上げ、その立ち上げ時点から、両信号(入力信号とランプ波)の電圧が一致するまでの時間を計測し、その計測時間をデジタル値で出力する方式である。コンパレータは、列信号の電圧と、ランプ波として入力される参照信号の電圧とを比較し、参照信号の電圧が列信号の電圧と一致するタイミングを示す信号を出力する。
アップダウンカウンタは、コンパレータに参照信号が入力されてからその参照信号が基準成分を示す列信号の電圧に達するまでの期間においてダウンカウント(あるいは、アップカウント)し、続いて、コンパレータに参照電圧が入力されてからその参照信号が信号成分を示す列信号の電圧に達するまでの期間においてアップカウント(あるいは、ダウンカウント)することで、列信号の信号成分から基準成分を差し引いた差分に相当するデジタル値を最終的に保持する。
各アップダウンカウンタに保持されたデジタル値は、順次、行信号線180に出力され、出力回路(図示しないが、出力バッファなど)を介して、信号処理部300に出力される。
駆動制御部150は、行走査部130及び列走査部140を制御することにより、画素210におけるリセット動作、電荷の蓄積動作、及び読み出し動作、又はAD変換器121から信号処理部300へのデジタル信号の出力動作を制御する。
例えば、信号処理部300から読み出しの指示を受け付けると、駆動制御部150は、行走査部130を制御し、順次選択用走査線170Bに所定の電圧を印加させ、画素信号(アナログ)を出力させる。また、駆動制御部150は、列走査部140を制御し、AD変換器121に保持されている画素信号(デジタル値)を順次信号処理部300へ出力させる。
[3.信号処理部の構成]
続いて、信号処理部300について、図3を用いて説明する。図3は、本実施の形態に係る撮像装置10が内蔵されたカメラ1の機能ブロック図である。同図に示されたカメラ1は、固体撮像装置100と、信号処理部300と、レンズ400と、表示部500と、操作部600とを備える。そして、信号処理部300は、制御部310、画像処理部320及び記憶部330を有する。
レンズ400を通過した光は、固体撮像装置100に入射する。信号処理部300は、固体撮像装置100を駆動し、固体撮像装置100からの画素信号(デジタル値)を取り込む。例えば、制御部310が駆動制御部150を制御することで、画像処理部320は固体撮像装置100からの画素信号を取り込む。画像処理部320は、固体撮像装置100から取得した画素信号に所定の信号処理を行い、画像データを生成する。生成された画像データは、記憶部330に格納される。また、生成された画像データは表示部500に出力される。なお、画像処理部320は、固体撮像装置100から取得した画素信号に所定の信号処理を行うことに限定されない。例えば、固体撮像装置100から取得した画素信号を画像データとして記憶部330に格納してもよい。あるいは、固体撮像装置100から取得した画素信号は、画像処理部320を介さずに記憶部330に格納されてもよい。
制御部310は、例えば、記憶部330からプログラムを読み出し、読み出しプログラムを実行する。上記では制御部310は駆動制御部150を制御することについて説明したが、その他の各部を制御してもよい。例えば、操作部600がユーザからの入力を受け付けると、制御部310は入力に応じた制御を行ってもよい。操作部600がユーザから撮像の指示を受け付けると、制御部310は、レンズ400(具体的には、レンズ400の位置を制御するモータ)を制御し、被写体のピントなどを調整してもよい。
画像処理部320は、固体撮像装置100から取得した画素信号に所定の補正(信号処理の一例)を行うことで画像データを生成する。例えば、露光中の非破壊読み出しにより取得した画素信号(以降、第1の画素信号とも呼ぶ)に所定の補正(以降、第1の補正とも呼ぶ)を行うことで、第1の画像データを生成してもよい。また、露光の終了後の読み出しにより取得した画素信号(以降、第2の画素信号とも呼ぶ)に所定の補正(以降、第2の補正とも呼ぶ)を行うことで、第2の画像データを生成してもよい。なお、所定の補正とは、階調の補正、手ぶれの補正、ホワイトバランスの補正などである。また、画素信号に補正を行う際、固体撮像装置100で発生するノイズ(例えば、画像としてスジが入るなど)に対する補正、及びレンズ400の周辺の画素210に対する光量調整などの補正を行ってもよい。
露光中の非破壊読み出しにより取得した画素信号で生成される第1の画像データは、露光の終了後の読み出しにより取得した画素信号で生成される第2の画像データに比べ露光時間が短いので、全体的に暗い画像となる。そのため、非破壊読み出しで取得する画素信号は、例えば、AD変換器121でゲインの補正を行った画素信号であってもよい。具体的には、明るさを高くするゲインの補正を行ってもよい。これにより、例えば、第1の画像データは、より明るい画像データとなる。また、露光後の読み出しで取得する画素信号には、ゲインの補正は行われなくてもよい。つまり、第1の補正と第2の補正とは、異なる補正が行われてもよい。第1の画像データ及び第2の画像データに適した補正が行われればよい。なお、非破壊読み出しにより生成された第1の画素データは、ピントは合っている画像である。
なお、本実施の形態では、画像処理部320は1つである例について説明したが、画像処理部320の数はこれに限定されない。例えば、画像処理部320は、第1の画素信号を処理する第1の画像処理部と、第2の画素信号を処理する第2の画像処理部とから構成されてもよい。これにより、画素信号の処理時間を短縮することができる。
記憶部330は、画像処理部320のワーク記憶部として機能する。記憶部330は、画像処理部320で処理された画像データを格納する。具体的には、記憶部330は、露光中の非破壊読み出しにより取得した第1の画像データ及び露光の終了後の読み出しにより取得した第2の画像データを格納する。
記憶部330は、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、又は、強誘電体メモリなどで実現できる。なお、記憶部330は、撮像装置10が有していればよく、信号処理部300が有していなくてもよい。
表示部500は、信号処理部300で生成した画像データを表示する表示デバイスであり、例えば、液晶モニタなどである。また、表示部500は、カメラにおける各種の設定情報が表示可能である。例えば、表示部500は、撮影時の撮影条件(絞りやISO感度など)を表示可能である。
操作部600は、ユーザからの入力を受け付ける入力部であり、例えば、レリーズボタン又はタッチパネルなどである。例えば、タッチパネルは液晶モニタに接着されている。ユーザからの撮像の指示や撮影条件の変更などを受け付ける。
なお、撮像装置10は、外部の回路と、固体撮像装置100又は信号処理部300との間で通信を行うためのインターフェース(図示しない)を備えていてもよい。インターフェースは、一例として、半導体集積回路からなる通信ポートなどである。
[4.撮像装置の処理]
次に、撮像装置10の処理について説明する。
[4−1.撮像装置の処理の流れ]
撮像装置10の処理の流れについて、図4を用いて説明する。図4は、本実施の形態に係る撮像装置10の動作を示すフローチャートである。
まず、固体撮像装置100は、例えば、制御部310の制御により露光を開始する(S1)。これにより、複数の画素210のそれぞれには、受光量に応じた電荷が蓄積される。具体的には、光電変換素子211の受光量に応じた電荷が、電荷蓄積部215に蓄積される。
そして、制御部310は、露光中にそれぞれの画素210の電荷蓄積部215に蓄積された電荷を破壊せずに読み出す非破壊読み出しを実行する制御を行う。より具体的には、制御部310が駆動制御部150を制御し、画素行ごとに列AD変換部120でAD変換を行うことで蓄積電荷を当該蓄積電荷に応じたデジタル値(画素信号)に変換し、変換されたデジタル値は列走査部140によって順次信号処理部300へ出力される。つまり、信号処理部300は、非破壊読み出しにより、第1の画像データを取得する(S2)。なお、非破壊読み出しを行った後、リセットトランジスタ212による電荷蓄積部215の電位のリセットは、行われない。
ここで、固体撮像装置100の画素数は、例えば、約2030万画素(例えば、6000×3376ピクセル)である。その場合、例えば、フルハイビジョン(1920×1080ピクセル、207万画素)表示が可能な表示装置(例えば、液晶テレビ)などで固体撮像装置100が撮像した画像を表示する場合、207万画素まで画素数を落とすことが行われる。制御部310は、固体撮像装置100が有する複数の画素210の中から、表示装置で表示するための所定の画素数(上記では、207万画素)の画像データを生成するため、固体撮像装置100から画素信号の読み出しを行う画素210を選定する。つまり、制御部310により読み出しを行う画素210の間引きが行われる。そのため、第1の画像データの画素数は、固体撮像装置100が有する画素数より少なくなる。例えば、使用者が、予め非破壊読み出しする画素領域を設定していてもよいし、非破壊読み出しを行う画素数を設定していてもよい。これにより、信号処理部300での画像処理に要する時間を短縮することができる。
なお、画素数の調整は制御部310が行うことに限定されない。例えば、約2030万画素の全ての画素信号を画像処理部320が取得し、画像処理部320の画像処理により所定の画素数(上記では、207万画素)の画像データを生成してもよい。また、所定の画素数の画像データを生成する画像処理の方法は、特に限定されない。例えば、画像処理部320は、複数の画素信号を演算して1つの画素信号とすることで画像データを生成してもよいし、所定の間隔で画素信号を間引くことで画像データを生成してもよい。また、その他の方法であってもよい。あるいは、固体撮像装置100の全画素の非破壊読み出しによる画素信号を記憶部330に格納し、使用者が当該画素信号から生成した画像データから第1の画像データとして格納する領域を指示してもよい。
画像処理部320は、取得した第1の画素信号により生成される第1の画像データに上記で説明した所定の補正を行い(S3)、補正を行った第1の画像データを記憶部330に格納する(S4)。制御部310により画像処理部320に画素信号を読み出す画素210が選定されている場合、固体撮像装置100から画素信号を読み出す時間及び画像処理部320で行われる補正に要する時間を短縮することができる。そのため、処理時間を短縮する観点から、制御部310により読み出しを行う画素210が選定されるとよい。なお、画像処理部320による補正が行われない場合、ステップS3は省略されてもよい。
そして、固体撮像装置100における露光が終了する(S5)。つまり、本実施の形態に係る撮像装置10は、固体撮像装置100の露光が終了する前に、画像処理部320の第1の画像データの格納が完了する。言い換えると、制御部310は、露光時間と、第1の画像データの取得から補正した第1の画像データを記憶部330に格納する(S2〜S4)までに要する時間(第1の時間)とから、非破壊読み出しを実行するタイミングを制御してもよい。例えば、制御部310は、露光が終了する時刻から、第1の時間遡った時刻に、固体撮像装置100に非破壊読み出しを実行させてもよい。これにより、非破壊読み出しにより取得される第1の画像データの明るさをより明るくし、かつ露光の終了までに補正した第1の画像データを記憶部330に格納することができる。また、画像処理部320は、露光が終了した時点で第2の画像データを取得し、所定の補正を行うことができる。第1の画像データの明るさが明るいことで、第1の画像データにゲイン補正をかける際のノイズの影響を低減することができる。なお、第1の時間は、信号処理部300の処理能力及び画素アレイ部110の画素210の数などから、露光を開始する前に特定可能である。
露光の終了後に、制御部310は駆動制御部150を制御することで、画素行ごとに列AD変換部120でAD変換を行い、蓄積電荷を当該蓄積電荷に応じたデジタル値に変換させる。そして、変換されたデジタル値は列走査部140によって順次信号処理部300へ出力される。つまり、信号処理部300は、第2の画像データを取得する(S6)。より具体的には、信号処理部300は、複数の画素210ごとの第2の画素信号を、順次取得する。なお、第2の画像データは、通常読み出しにより取得される。通常読み出しとは、破壊読み出しのことであり、画素信号を読み出した後、蓄積した電荷を破壊する(リセットトランジスタ212がオンされることで電荷蓄積部215の電位をリセットする)読み出しである。
ここで、ステップS2と同様、制御部310は、固体撮像装置100の画素数と、表示装置の画素数とから、読み出しを行う画素210を選定してもよい。信号処理部300は、複数の画素210のうちの制御部310が選定した画素210の第2の画素信号を、順次取得する。
なお、制御部310が行う読み出しを行う画素210の選定は、ステップS2(露光中の非破壊読み出し)及びステップS6(露光後の読み出し)の少なくとも一方で行われてもよい。第1の画像データ及び第2の画像データの用途に応じて、適宜決定されればよい。
画像処理部320は、取得した第2の画素信号により生成される第2の画像データに上記で説明した所定の補正を行い(S7)、補正を行った第2画像データを記憶部330に格納する(S8)。
そして、画像処理部320は、例えば、カメラ1が備える表示部500又は外部の表示装置(図示しない)に第1の画像データ及び第2の画像データを表示させる、若しくはカメラ1が備える記憶部(図示しない)又はインターフェース(図示しない)を介して外部の記憶媒体に第1の画像データ及び第2の画像データを格納する。
これにより、1回の露光(撮像)において、2枚の画像データ(本実施の形態では、第1の画像データ及び第2の画像データ)を生成することができる。第1の画像データは、露光中の非破壊読み出しにより生成される画像データである。つまり、第1の画像データは、第2の画像データより露光時間が短い画像データである。そのため、被写体が動いている場合などに生じる被写体の動きボケは、第2の画像データより第1の画像データの方が小さい。一方、第2の画像データは、第1の画像データに比べ露光時間が長いので、第1の画像データより明るい画像データとなる。つまり、1回の撮像で露光時間の異なる2枚の異なる画像データを取得できる。よって、本実施の形態に係る撮像装置10は、動きボケが少なく鮮明な画像を取得する場合には第1の画像データを用い、明るい画像を取得する場合には第2の画像データを用いるなど、用途に応じてより適切な画像データを容易に取得することができる。
[4−2.生成される画像データ]
続いて、本実施の形態に係る撮像装置10で生成される画像データについて、図5A〜図7を用いてさらに詳細に説明する。
まず、生成される画像データについて、図5A及び図5Bを用いて説明する。図5Aは、本実施の形態に係る撮像装置10で生成される画像データを示す図である。図5Bは、従来例に係る撮像装置で生成される画像データを示す図である。なお、説明の便宜上、図5Aの(a)及び図5Bの(a)は、100万画素(1000×1000ピクセル)の画像データであり、図5Aの(b)、図5Aの(c)及び図5Bの(b)は、25万画素(500×500ピクセル)の画像データとする。なお、画素数は、これに限定されない。例えば、図5Aの(b)及び図5Aの(c)は、画素数が異なる画像データであってもよい。
図5Aの(a)は、固体撮像装置100で撮像される撮像画像データP1である。固体撮像装置100では、100万画素で撮像が行われる。
図5Aの(b)は、露光の終了後の読み出しにより生成された画像データ(第2の画像データP2)を示している。具体的には、第2の画像データP2は、25万画素の画像データであり、撮像画像データP1の画素信号を間引いて取得し、取得した画素信号(第2の画素信号)から生成された画像データである。より具体的には、図5Aの(b)は、固体撮像装置100から1画素置きに画素信号を取得している(1画素置きに間引きしている)場合の画像データである。そのため、撮像画像データP1と第2の画像データP2とは、画角は同じで、画素数が異なり、第2の画像データP2の画素数は撮像画像データP1より少ない。つまり、第2の画像データP2は、撮像画像データP1に比べ粗い(分解能が低い)。なお、間引きの方法は、特に限定されない。
図5Aの(c)は、露光中の非破壊読み出しにより生成された画像データ(第1の画像データP3)を示している。具体的には、第1の画像データP3は、25万画素の画像データであり、撮像画像データP1が示す被写体の一部の領域(の画素信号を取得し、取得した画素信号(第1の画素信号)から生成された画像データである。つまり、第1の画像データP3は、撮像画像データP1が示す領域の一部を切り出した画像データである。そのため、撮像画像データP1と第1の画像データP3とは、同じ粗さの(分解能が同じ)画像データであり、画角が異なる。第1の画像データP3は、撮像画像データP1又は第2の画像データP2に比べ画角が狭い。上記によれば、分解能が異なる2枚の画像データを1回の撮像で取得することができる。
ここで、間引き率について説明する。間引き率とは、第1の画像データP3又は第2の画像データP2が示す領域において、固体撮像装置100が有する画素数からどれだけ間引きを行ったかを示す指標である。例えば、第1の画像データP3が示す領域(自動車のフロントガラス周辺)は、固体撮像装置100の画素210のうちの当該領域に対応する全ての画素210の画素信号から生成されている(第1の画像データP3は、撮像画像データP1を切り出した画像データである)。つまり、第1の画像データP3は、第1の画像データP3が示す領域において、撮像画像データP1から間引きが行われていないので、間引き率は0%(分解能が高い)である。例えば、第2の画像データP2は、撮像画像データP1と同じ画角であるが、解像度が低い。具体的には、撮像画像データP1は、100万画素に対し、第2の画像データP2は25万画素である。つまり、第2の画像データP2の間引き率は、75%(分解能が低い)である。なお、本実施の形態では、第2の画像データP2の間引き率が第1の画像データP3の間引き率より大きい例を示しているが、間引き率は第2の画像データが第1の画像データより大きいことに限定されない。例えば、非破壊読み出しにより生成された第1の画像データの間引き率は、露光後の読み出しにより生成された第2の画像データの間引き率より高くてもよいし、同じであってもよい。また、第1の画像データP3は他方の画像データの一例であり、第2の画像データP2は一方の画像データの一例である。
図5Aでは、非破壊読み出しにより生成される第1の画像データP3は、露光後の読み出しにより生成される第2の画像データP2が示す被写体の一部(本実施の形態では、自動車のフロントガラス周辺)を拡大した画像データである例を示している。
また、第2の画像データP2は、第1の画像データP3に比べ露光時間が長い画像データである。図5Aでは、移動している被写体(自動車)を撮像した画像データを示している。そのため、第2の画像データP2は、第1の画像データP3に比べ露光時間が長いので、自動車が動きボケしている画像データとなる。一方、第1の画像データP3は、第2の画像データP2に比べ露光時間が短いので、動きボケが少ない画像データとなる。
続いて、図5Bを用いて、従来例に係る撮像装置において、図5Aの(b)及び図5Aの(c)と同様の画像データを作成する場合について説明する。
図5Bの(b)は、露光の終了後の読み出しにより生成された画像データ(第2の画像データP2)であり、図5Aの(b)と同一の画像データである。
図5Bの(c)は、第2の画像データP2が示す被写体の一部(図5Bの(b)の破領域)を拡大した画像データである。図5Aの(c)では、非破壊読み出しにより画像データを生成している。一方、従来例では、非破壊読み出しを行わないので、露光の後に取得した第2の画像データP2を用いて、第2の画像データP2が示す被写体の一部を生成している。具体的には、第2の画像データP2から被写体の一部を切り出し拡大して第3の画像データP13を生成する。つまり、第3の画像データP13は、第2の画像データP2が示す被写体の一部を引き延ばした画像データである。そのため、第3の画像データP13は、第1の画像データP3に比べ分解能が低い画像データとなる。さらに、第1の画像データP3より動きボケしている第2の画像データP2を用いているので、第3の画像データP13は第1の画像データP3より動きボケしている画像データとなる。つまり、従来では、分解能が高く、かつ鮮明な(動きボケの少ない)画像データを得ることが困難であった。
上記に示すように、非破壊読み出しを行うことにより、露光時間が短い画像データを取得できるので、被写体が動いている場合でも動きボケの少ない画像データを容易に生成することができる。また、非破壊読み出しにより被写体の一部を切り出した画像データを生成することにより、分解能の高い画像データを容易に生成することができる。
上記では、第1の画像データP3は、第2の画像データP2より分解能が高い画像データである例について説明したが、これに限定されない。例えば、第1の画像データP3は、第2の画像データP2より分解能が低くてもよい。例えば、非破壊読み出しにより画角が広く分解能が低い画像データ(第1の画像データ)を取得し、露光後の読み出しにより画角が狭く分解能が高い画像データ(第2の画像データ)を取得してもよい。
また、上記では、第1の画像データP3は、第2の画像データP2が示す被写体の一部を示す画像データ(撮像画像データP1の一部を切り出した画像データ)である例について説明したが、これに限定されない。例えば、露光後の読み出しにより生成される第2の画像データP2が、非破壊読み出しにより生成される第1の画像データP3が示す被写体の一部を示す画像データであってもよいし、第1の画像データP3と第2の画像データP2とは、被写体における異なる領域を示す画像データであってもよい。
また、第1の画像データP3及び第2の画像データP2が示す被写体における領域又は画像データの分解能などは、それぞれの画像データが用いられる用途に応じて適宜決定されればよい。例えば、被写体全体を撮像した画像データが必要である場合には、図5Aの(b)に示すように画角が広い(間引き率が大きく分解能が低い)画像データを用いることができる。また、解像度が高い画像データが必要である場合には、図5Aの(c)に示すように、画角が狭い(間引き率が小さい)画像データを用いることができる。さらに、動きボケが少ない画像データが必要である場合には、非破壊読み出しにより取得した画像データを用いることができる。
本実施の形態に係る固体撮像装置は有機センサであり、素子などを追加することなくグローバルシャッタを実現することができるので、グローバルシャッタにより読み出しを行う場合、ローリング歪みが低減された画像データ(第1の画像データP3及び第2の画像データP2)を取得することができる。
次に、非破壊読み出しにより生成される第1の画像データP3を用いる使用例について、図6及び図7を用いて説明する。図6は、本実施の形態に係る撮像装置10で生成される画像の使用例1を示す図である。図7は、本実施の形態に係る撮像装置10で生成される画像の使用例2を示す図である。
図6は、図5Aで説明した移動する被写体(自動車)を撮像した画像データを用いる使用例を示している。具体的には、テレビ700に第1の画像データP3及び第2の画像データP2を映している例を示している。例えば、著名人が自動車で移動している映像である。第2の画像データP2では、自動車の全体及びその周囲を示している。第2の画像データP2は、画角が広く、かつ第1の画像データP3に比べ動きボケしているので、自動車の中の著名人の様子まではわかりにくい。一方、第1の画像データP3は非破壊読み出しにより生成した画像データであり、さらに、上記でも説明したように本実施の形態では、第2の画像データP2より分解能が高い画像データである。そのため、第1の画像データP3は、動きボケが少なく、かつ分解能が高いので、自動車の中の著名人の様子がよくわかる。
なお、第1の画像データP3及び第2の画像データP2は、画素数が同じである例について説明したが、これに限定されない。第1の画像データP3の画素数及び第2の画像データP2の画素数は、特に限定されない。
また、画像処理部320は、例えば、動画の1フレームごとに非破壊読み出しを行い、第1の画像データP3を生成する。テレビ700を用いて映し出す際、第2の画像データP2は滑らかな動画となり、第1の画像データP3はコマ送りのような動画となる。そのため、第1の画像データP3をより滑らかな動画とする観点から、制御部310は非破壊読み出しを行うタイミングを遅らせてもよい。例えば、露光時間の後半(露光の開始及び露光の終了のうち、露光の終了に時間的に近いタイミング)において、非破壊読み出しを行ってもよい。これにより、非破壊読み出しを行ってから、次のフレームの露光を開始するまでの時間が短くなるので、第1の画像データP3をより滑らかな動画とすることができる。
続いて、図7を用いて使用例2について説明する。使用例2では、夜空を撮像する場合を示している。なお、図7では、一例として、静止画を撮像している場合について説明する。
図7の(a)は、撮像する夜空を示している。図中の二点鎖線の領域は、撮像する領域(以下、撮像領域R)である。このような場合、従来では、例えば、カメラを固定し、カメラの向きを振る(パンする)ことで撮像が行われている。図7の(b)は、従来例に係る撮像装置によりパンして撮像した画像データ(以降、パン画像データP20とも呼ぶ)である。パンしているため、星が流れているように撮像される。つまり、パンして撮像する場合、夜空の鮮明な画像データが得られない。
これに対し、図7の(c)は、本実施の形態に係る撮像装置10を用いて撮像した画像データを示しており、1回の露光で2枚の画像データを取得することができる。具体的には、露光の終了後の読み出しにより生成される第2の画像データP2、及び、露光中の非破壊読み出しにより生成される第1の画像データP3である。
第2の画像データP2は、例えば、第1の画像データP3より画角が広い画像データであり、カメラを固定して撮像した画像データである。第2の画像データP2は、撮像領域Rを含む領域を撮像している画像データであり、一例として4K画像である。
第1の画像データP3は、露光中の非破壊読み出しにより生成された画像データであり露光時間が短いので、第2の画像データP2及びパン画像データP20より動きボケが少なく、夜空の星が鮮明に示された画像データである。図7の(c)では、非破壊読み出しにより生成される画像データ(一例として、2K画像)を2枚用いて、第1の画像データP3を生成している。例えば、静止画を2回撮像し、それぞれの撮像において非破壊読み出しにより異なる領域の画像データを取得し、それらを合わせることで第1の画像データP3を生成してもよいし、その他の方法でもよい。非破壊読み出しにより取得した画像データを用いて、第1の画像データP3が生成されていればよい。
上記に示すように、パンによる撮像など鮮明な画像データが得られない場合であっても、本実施の形態に係る撮像装置10を用いることで、カメラを動かさずに撮像が行えるので、従来よりも鮮明な画像データを得ることができる。さらに、露光時間が短い、非破壊読み出しにより取得した画像データを用いることで、より動きボケの少ない鮮明な画像データを取得することができる。
なお、パンによる撮像中に、非破壊読み出しを行ってもよい。これにより、カメラを動かしている場合であっても、従来よりも露光時間の短い画像データが取得できる。つまり、従来よりも動きボケの少ない画像データを得ることができる。そして、パンの終了後に取得された画像データ(より動きボケが多い)と非破壊読み出しにより取得された画像データ(より動きボケ少ない)とから、ユーザは用途に応じて使用する画像データを選択することができる。
また、夜景などを長時間露光し撮像する場合において、従来であれば、露光の終了後にしか撮像した画像を確認することができなかった。そのため、例えば、撮像に失敗している場合などであっても、露光の終了後にしかそのことがわからなかった。しかし、本実施の形態に係る撮像装置10は、非破壊読み出しが可能であるので、長時間露光の露光中に画像データを確認することができる。そのため、露光中であっても撮像の失敗などを確認することができる。
[5.カメラ]
上記の撮像装置10が内蔵されたカメラ1の例として、例えば、図8の(a)に示されるデジタルビデオカメラ1Aや図8の(b)に示されるデジタルスチルカメラ1Bなどが挙げられる。例えば、図8の(a)又は図8の(b)などのカメラに本実施の形態に係る撮像装置10が内蔵されることで、上記に説明したように1回の撮像で露光時間の異なる2枚の画像データを生成することができる。これにより、用途に応じてより適切な画像データを容易に取得することができる。
[6.効果等]
以上のように、本実施の形態に係る撮像装置10は、非破壊読み出しが可能であり、行列状に配列された複数の画素を有する固体撮像装置100と、露光中の非破壊読み出しにより固体撮像装置100から取得した第1の画像データP3及び露光の終了後の読み出しにより固体撮像装置100から取得した第2の画像データP2を格納する記憶部330と、を備える。
本実施の形態に係る撮像装置10は、1回の撮像(露光)で、露光時間の異なる、第1の画像データP3及び第2の画像データP2の2枚の画像データを取得することができる。第1の画像データP3は、非破壊読み出しにより生成される画像データであり露光時間が短いので、被写体が動いている場合でも動きボケの小さい画像データである。第2の画像データP2は、露光の終了後の読み出しにより生成される画像データであり、第1の画像データP3に比べ動きボケは大きいが明るい画像データである。これにより、動きボケが少なく鮮明な画像を表示する(取得する)場合には第1の画像データP3を用い、明るい画像を表示する場合には第2の画像データP2を用いるなど、用途に応じてより適切な画像データを取得することができる。
また、さらに、制御部310を備える。制御部310は、固体撮像装置100が有する複数の画素210の中から、読み出しを行う画素210の選定を行う。そして、第1の画像データP3及び第2の画像データP2の少なくとも一方は、制御部310により固体撮像装置100から画素信号を読み出す際に間引きが行われた画像データである。
これにより、第1の画像データP3及び第2の画像データP2の少なくとも一方において、固体撮像装置100の複数の画素210の全てから画素信号を取得しないので、記憶部330に格納するデータ量を減らすことができる。つまり、記憶部330の容量を小さくすることができる。また、画像処理部320での処理量を減るので、処理時間を短縮することができる。
また、第1の画像データP3及び第2の画像データP2のうちの一方の画像データの間引き率は、他方の画像データの間引き率より大きい。
これにより、分解能の高い画像データと分解能の低い画像データの2種類の画像データを1回の撮像で取得することができる。これにより、用途に応じてより適切な画像データを、さらに容易に取得することができる。
また、他方の画像データは、一方の画像データが示す対象物の一部を示す画像データである。
これにより、一方の画像データが示す被写体の一部を、間引き率が小さい他方の画像データで示すことができる。つまり、一方の画像データが示す被写体の一部を分解能の高い画像データで示すことができる。例えば、著名人を乗せた自動車において、自動車を含む周囲の様子と著名人の表情とを撮像する場合、自動車を含む撮像領域を一方の画像データで取得し、フロントガラス周辺を他方の画像データで取得する。これにより、一方の画像データが示す被写体の一部であり、かつ鮮明に示したい部分を、分解能の高い画像データで示すことができる。
また、第1の画像データP3及び第2の画像データP2は、複数の画素210のうちの異なる画素領域の画像データである。
これにより、異なる画素領域の画像データを1回の撮像で取得することができる。第1の画像データP3と第2の画像データP2との間引き率が略等しい場合、画素領域が異なり略等しい解像度の画像データを1回の撮像で取得することができる。また、間引き率が異なる場合、より鮮明に撮像したい領域(被写体)に対応する画素領域を間引き率が小さい画像データにより取得することで、より鮮明な画像データを取得することができる。
また、他方の画像データは、第1の画像データP3である。
他方の画像データは、一方の画像データに比べ間引き率が小さい画像データである。つまり、他方の画像データは、一方の画像データに比べ解像度が高い画像データである。また、第1の画像データP3は、動きボケの少ない画像データである。これにより、解像度が高く、かつ動きボケの少ない画像データを取得することができる。被写体が動いており、当該被写体の一部を拡大して表示する際などに、本実施の形態に係る撮像装置10は有効である。
また、制御部310は、露光が終了する前に、第1の画像データP3の記憶部330への格納が終了するように、固体撮像装置100が非破壊読み出しを行うタイミングを制御する。
これにより、画像処理部320は、露光の終了後に第2の画像データP2を取得すると同時に所定の補正を行うことができる。第1の画像データP3を取得することにより、第2の画像データP2の補正が遅れることを抑制することができる。つまり、撮像装置10の処理速度の低下を抑制することができる。
また、複数の画素210のそれぞれは、有機光電変換膜を有する。
これにより、有機光電変換膜に印加する電圧を調整することでシャッタ機能が実現できるため、記憶部などの素子を追加することなく、グローバルシャッタを実現することができる。
また、本実施の形態に係るカメラ1は、上記の撮像装置10を備える。
これにより、ユーザが操作部600を介して撮像の指示を行うと、1回の撮像(露光)で、露光時間の異なる、第1の画像データP3及び第2の画像データP2の2枚の画像データを取得することができる。動きボケが少なく鮮明な画像を表示する(取得する)場合には第1の画像データP3を用い、明るい画像を表示する場合には第2の画像データP2を用いるなど、用途に応じてより適切な画像データを取得することができる。
また、本実施の形態に係る撮像方法は、露光中の非破壊読み出しが可能であり、複数の画素210を有する固体撮像装置100から非破壊読み出しにより第1の画像データP3を取得し、取得した第1の画像データP3を記憶部330に格納する。そして、露光の終了後に、固体撮像装置100から読み出しにより第2の画像データP2を取得し、取得した第2の画像データP2を記憶部330に格納する。
これにより、1回の撮像(露光)で、露光時間の異なる、第1の画像データP3及び第2の画像データP2の2枚の画像データを取得することができる。第1の画像データP3は、非破壊読み出しにより生成される画像データであり、被写体が動いている場合でも動きボケの小さい画像データである。第2の画像データP2は、露光の終了後の読み出しにより生成される画像データであり、第1の画像データP3に比べ動きボケは大きいが明るい画像データである。これにより、動きボケが少なく鮮明な画像を表示する(取得する)場合には第1の画像データP3を用い、明るい画像を表示する場合には第2の画像データP2を用いるなど、用途に応じてより適切な画像データを取得することができる。
(他の実施の形態)
以上のように、本開示における技術の例示として、実施の形態を説明した。そのために、添付図面および詳細な説明を提供した。
したがって、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
例えば、上記実施の形態では、第1の画像データP3及び第2の画像データP2は、制御部310により間引きが行われた画像データである例について説明したが、これに限定されない。例えば、非破壊読み出しによる読み出し及び露光後の読み出しの少なくとも一方では、間引きが行われずに全ての画素210の画素信号が記憶部330に格納されてもよい。
また、上記では、露光中に非破壊読み出しを1回行う例について説明したが、非破壊読み出しを行う回数はこれに限定されない。露光中に非破壊読み出しを複数回行ってもよい。そして、複数枚の非破壊読み出しにより生成された複数枚の画像データ(複数枚の第1の画像データ)を記憶部330に格納してもよい。
また、上記では、本実施の形態に係る撮像装置10が内蔵されたカメラ1について説明したが、用途はこれに限定されない。本実施の形態に係る撮像装置10が内蔵された電子機器も本開示に含まれる。例えば、ROI(Region Of Interest:関心領域)機能を有する監視カメラなどにも、本実施の形態に係る撮像装置10を利用できる。例えば、関心領域(監視対象として重要な個所)の画像は、非破壊読み出しにより高解像度で画角狭い画像データを取得し、他の領域の画像は、露光後の読み出しにおいて画角が広く間引きを行った画像データで取得する。これにより、動画の容量(ファイルサイズ)が膨大となってしまうことを抑制できる。
また、撮像装置10における各構成要素(機能ブロック)は、IC(Integrated Circuit)、LSI(Large Scale Integration)等の半導体装置により個別に1チップ化されてもよいし、一部又は全部を含むように1チップ化されてもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用してもよい。更には、半導体技術の進歩又は派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適用等が可能性としてあり得る。
また、上記各種処理の全部又は一部は、電子回路等のハードウェアにより実現されても、ソフトウェアを用いて実現されてもよい。なお、ソフトウェアによる処理は、撮像装置10に含まれるプロセッサがメモリに記憶されたプログラムを実行することにより実現されるものである。また、そのプログラムを記録媒体に記録して頒布や流通させてもよい。例えば、頒布されたプログラムを、他のプロセッサを有する装置にインストールして、そのプログラムをそのプロセッサに実行させることで、その装置に、上記各処理を行わせることが可能となる。
また、上述した実施の形態で示した構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本開示の範囲に含まれる。
本開示は、画像を撮像する撮像装置に広く利用可能である。
1 カメラ
1A デジタルビデオカメラ
1B デジタルスチルカメラ
10 撮像装置
100 固体撮像装置
110 画素アレイ部
120 列AD変換部
121 AD変換器
130 行走査部
140 列走査部
150 駆動制御部
160 列信号線
170 走査線
170A リセット用走査線
170B 選択用走査線
180 行信号線
210 画素
211 光電変換素子
211a 上部電極
211b 下部電極
211c 光電変換膜
212 リセットトランジスタ
213 増幅トランジスタ
214 選択トランジスタ
215 電荷蓄積部
300 信号処理部
310 制御部
320 画像処理部
330 記憶部
400 レンズ
500 表示部
600 操作部
700 テレビ
P1 撮像画像データ
P2 第2の画像データ
P3 第1の画像データ
P13 第3の画像データ
P20 パン画像データ
R 撮像領域

Claims (10)

  1. 非破壊読み出しが可能であり、行列状に配列された複数の画素を有する固体撮像装置と、
    露光中の前記非破壊読み出しにより前記固体撮像装置から取得した第1の画像データ及び前記露光の終了後の読み出しにより前記固体撮像装置から取得した第2の画像データを格納する記憶部と、を備える
    撮像装置。
  2. さらに、制御部を備え、
    前記制御部は、前記固体撮像装置が有する前記複数の画素の中から、読み出しを行う画素の選定を行い、
    前記第1の画像データ及び前記第2の画像データの少なくとも一方は、前記制御部により前記固体撮像装置から画素信号を読み出す際に間引きが行われた画像データである
    請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記第1の画像データ及び前記第2の画像データのうちの一方の画像データの間引き率は、他方の画像データの間引き率より大きい
    請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記他方の画像データは、前記一方の画像データが示す対象物の一部を示す画像データである
    請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記第1の画像データ及び前記第2の画像データは、前記複数の画素のうちの異なる画素領域の画像データである
    請求項2又は3に記載の撮像装置。
  6. 前記他方の画像データは、前記第1の画像データである
    請求項3又は4に記載の撮像装置。
  7. 前記制御部は、前記露光が終了する前に、前記第1の画像データの前記記憶部への格納が終了するように、前記固体撮像装置が前記非破壊読み出しを行うタイミングを制御する
    請求項2〜6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記複数の画素のそれぞれは、有機光電変換膜を有する
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の撮像装置を備える
    カメラ。
  10. 露光中の非破壊読み出しが可能であり、複数の画素を有する固体撮像装置から非破壊読み出しにより第1の画像データを取得し、
    取得した前記第1の画像データを記憶部に格納し、
    露光の終了後に、前記固体撮像装置から読み出しにより第2の画像データを取得し、
    取得した前記第2の画像データを前記記憶部に格納する
    撮像方法。
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