JP2020031099A - 電子部品及び表示装置 - Google Patents
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Abstract
Description
ウェアラブル端末としては、特に、直接肌に貼りつける等の手法により、体に直に装着するものにおいては、体の動きに追従するために伸縮性能が要求されることがある。このため、ウェアラブル端末を実現する基板や配線においても、伸縮性能が求められている。
導電性エラストマーは、導電性が低いうえに伸縮時の抵抗変化が大きいため、端末の安定した動作を保障するのが容易ではない。
特許文献1の湾曲配線においては、伸長や繰り返し変形による破損を生じる可能性がある。
プレストレッチ構造においても、配線の原材料として金属を用いる以上、応力解消には限界があるため、伸長や繰り返し変形により破損が生じる可能性がある。
導体配線と、それを支持する支持材との間の歪を低減して破損する可能性を低減可能な、伸縮配線が望まれている。
上記のような構成によれば、伸縮配線は、伸縮性を備える絶縁体により形成された支持材と、螺旋状に巻回された導体配線を備えているため、軸線方向に引張力が作用した場合に容易に伸長し、引張力から開放された場合に原形へと収縮する。導体配線は螺旋状に巻回されているため、二次元平面内で配線を伸縮させる構造よりも破断伸びが大きくなり、三次元曲面に対する追従性も優れている。
上記のような伸縮配線が、伸縮性を備える基板に埋設されて電子部品が形成されており、導体配線の周囲が基板や支持材に広く接触するように、電子部品を実現可能であるため、電子部品全体が良好な伸縮性を備えつつも、伸長収縮の際に導体配線と周囲の物質の間に生じる応力が広く分散され、クラックが生じる可能性を低減することができる。
上記のような構成によれば、導体配線の周囲が、同じ材質の物質、すなわち基板と支持材に接触するように、伸縮配線を実現可能である。このため、支持材や基板が伸長し、また伸長後に原形へと収縮した際においても、異なる材質を用いた場合に生じ得る、異なる材質の接触界面への応力の集中等が抑制される。すなわち、支持材や基板における特定の部分への応力の集中が抑制されるため、支持材や基板と導体配線の界面における剥離や、導体配線の破断の発生を低減可能である。
上記のような構成によれば、上記のような伸縮配線を適切に実現可能である。
上記のような構成によれば、上記のような伸縮配線を適切に実現可能である。
上記のような構成によれば、導体配線の電気抵抗をいっそう低減可能である。
また、複数の導体配線の中の一本が破断した際においても、他の導体配線による導通が保障される。
上記のような構成によれば、伸縮配線が、芯材と、その周りに巻回された導体配線を備えている。すなわち、導体配線単体であると柔らかすぎるために取り扱いが難しいところ、芯材が導体配線をその中心位置で支持する構造となっているために取り扱いが容易であり、これを使用した電子部品、装置の製造が容易となる。
また、導体配線の内側に位置する支持材の断面形状が円状、楕円状、または角丸長方形であるため、導体配線と支持材との接触面を広くすることができる。したがって、支持材により導体配線を効果的に支持できる。
上記のような構成によれば、上記のような電子部品を適切に実現可能である。
上記のような構成によれば、例えば、ウェアラブルな表示装置を適切に実現可能である。
上記のような構成によれば、上記のような表示装置を適切に実現可能である。
本実施形態における電子部品は、伸縮性を備える絶縁体により形成された支持材と、一の方向に延びる軸線の周りに螺旋状に巻回され、少なくとも内側が前記支持材に支持された導体配線と、を備えた伸縮配線と、当該伸縮配線が埋設された、伸縮性を備える基板と、を備える。
図1(a)は、第1実施形態における伸縮配線、電子部品を用いた表示装置の模式的な平面図である。図1(b)は、図1(a)のA−A部分の断面図である。
表示装置1は、電子部品2と表示素子6を備えている。電子部品2は、基板3と伸縮配線10を備えている。
本実施形態においては、伸縮配線10は、格子状に設けられている。
本実施形態においては、表示素子6は、LED、OLED、電子線や光によって励起される蛍光体を利用した素子等の発光素子である。上記の中でも例えばLEDが発光素子として好適であり、本実施形態においては発光素子はLEDである。LEDは、各々の画素に1以上の発光部を有している。LEDの寸法は特に限定されないが、発光面の一辺の長さは、精細度の点から上限は10mm以下であり、製造の容易さと出力の点から10μm以上であるのが望ましい。またLEDはパッケージ化されていてもよいが、されていなくても良く、反射材を備えていても良いが、備えていなくてもよい。表示素子6は、1つの発光素子に対し、複数のダイを備えることで多色化を実現していても良いし、1つの発光素子当たりのダイは1つであってもよい。表示素子の多色化を実現する方法として、複数種のダイを備えていてもよいし、単一色のダイに対して複数種の蛍光体と組み合わせてもよく、白色発光素子とカラーフィルターを組み合わせても良い。
支持材11は、例えばエラストマー等の、伸縮性を備える絶縁体により形成されている。特に本実施形態においては、支持材11は、基板3と同じ材質により形成されている。
支持材11は、断面形状が円状の、糸状に形成された芯材である。
導体配線12の材料は、例えば、銅、金、銀、アルミニウム、チタン、モリブデン、タングステン、ニッケル、鉄、及びこれらの合金のいずれかであるが、導電性の高い物質であればこれに限られない。導体配線12の断面形状は、どのような形状であってもよいが、具体的には、円形や楕円形、角丸長方形および長方形円形が挙げられる。
本実施形態においては、伸縮配線10の自然長は、支持材11の自然長と同一となっている。
既に説明したように、伸縮配線10が、すなわち導体配線12が、基板3に埋設されている。
より詳細には、引張力PFが作用すると、これに対応して応力が支持材11の内部で発生する。支持材11は、伸びが発生するとともに、応力に比例して断面が収縮する。図2(b)においては、支持材11は、長さがLからΔLだけ伸長してL+ΔLとなり、断面の直径がWからΔWだけ収縮してW−ΔWとなっている。
仮に、ピッチ長半径比P/rが過度に大きいと、支持材11の単位長さあたりの導体配線12の巻回量が少なくなるため、伸縮配線10が伸長した際の導体配線12の内径の収縮量が大きくなる。導体配線12の内径の収縮量が支持材11の断面の収縮量ΔWを超えると、導体配線12が支持材11を締め付ける力が作用し、支持材11と導体配線12の間に歪が生じる。
また、一般に、支持材11を形成するものとして想定されるエラストマーは、ポアソン比、すなわち図2におけるΔW/ΔLが0.4以上0.5以下であるものが多い。このため、本実施形態においては0.5であると仮定する。
また、Dは非伸長時の支持材11の円周長であり、導体配線12の、軸線Cに直交する円周方向における長さである。D’は伸長時の支持材11の円周長、D’ ’は伸長時の導体配線12の、軸線Cに直交する円周方向における長さである。
これらの長さD、D’、D’ ’は、次の数式1〜3により表わされる。
これらの長さQ、Q’は、次の数式4、5により表わされる。
また、支持材11は、伸縮の前後で体積が変化しないものとする。すなわち、非伸長時の支持材11の体積をV、伸長時の支持材11の体積をV’とすると、次の数式7〜9が成立する。
導体配線12の、非伸長状態におけるピッチ長半径比P/rは、好ましくは、次の方法で算出された値を上限とするのが望ましい。
変形量が微小な場合には、応力歪み曲線は、原点に対して対称であるとみなすことができ、かつ歪みの絶対値が小さい方が好ましい。即ち、原点を中心に歪みの最大値及び最小値が、正負同値であることが好ましい。変位量は、上記の数式1〜9を基にした次式から計算することができる。
上記の方法で算出したピッチ長半径比P/rを用いることにより、導体配線12と支持体11との間の歪みを低減することができ、導体配線12の伸縮性能の劣化と、導体配線12が破損する可能性を抑制可能である。
なお、導体配線12の半径は、いずれであってもよいが、電気抵抗による電圧降下を防ぐため、20nm以上が好ましく、200nm以上がより好ましい。
まず、図4(a)に示されるように、平板状の伸縮基板20の上に、第1の感光性ポリマー層21を形成し、更にグレイスケールマスク22を形成する。ここで、グレイスケールマスク22は、露光光23を透過する透過部22aと透過しない不透過部22bとが、互いに連続して繰り返されるようなパターンとなっている。
この状態において露光光23を照射し、透過部22a近傍の第1の感光性ポリマー層21を硬化させた後に洗浄すると、図4(b)に示されるような波型感光性ポリマー層24が形成される。
更に、波型感光性ポリマー層24の上に金属層25と第2の感光性ポリマー層26を形成した後に、露光光27を照射して露光し、現像することにより、図4(c)に示されるように、螺旋状の導体配線12が形成される。
図4(c)の導体配線12の形成において、これら図5、図6に示されるように、XY方向と、YZ方向の波長を、1/4波長分だけずらした露光光27により露光を行うことにより、螺旋状の導体配線12が形成される。
なお、使用する感光性材料は、ポジ型およびネガ型のいずれであってもよく、これらの組み合わせであっても良い。
伸縮配線10の、導体配線12の製造方法の第3の形態は、金属素線を円柱状もしくは円筒状の芯材に巻きつけることで作製する。
伸縮配線10の、導体配線12の製造方法の第4の形態は、露光光27をレーザー光の走査照射によって露光する。レーザー光の走査方法としては、例えば、ガルバノミラ―や、各種モーターなどが挙げられる。
伸縮配線10の、導体配線12の製造方法の第5の形態は、円柱状もしくは円筒状の芯材の外周に金属層を蒸着したのち、感光性ポリマーを金属層のさらに外周に塗布し、全体を長手方向を軸に回転させながら露光することで、作製する。
伸縮配線10は絶縁被覆を有していても良い。製造方法は特に限定されないが、エナメル配線の製造法と同様の方法をとることができる。例えば、絶縁被覆材料の塗布と硬化を繰り返し行う方法や、コーンの中を伸縮配線と絶縁被覆材料とを同時に流すことにより被覆する方法などが挙げられる。
上記のような構成によれば、伸縮配線10は、伸縮性を備える絶縁体により形成された支持材11と、螺旋状に巻回された導体配線12を備えているため、軸線C方向に引張力PFが作用した場合に容易に伸長し、引張力PFから開放された場合に原形へと収縮する。導体配線12は螺旋状に巻回されているため、二次元平面内で配線を伸縮させる構造よりも破断伸びが大きくなり、三次元曲面に対する追従性も優れている。
上記のような伸縮配線10が、伸縮性を備える基板3に埋設されて電子部品2が形成されており、導体配線12の周囲が基板3や支持材11に広く接触するように、電子部品2を実現可能であるため、電子部品2全体が良好な伸縮性を備えつつも、伸長収縮の際に導体配線12と周囲の物質の間に生じる応力が広く分散され、クラックが生じる可能性を低減することができる。
上記のような構成によれば、導体配線12の周囲が、同じ材質の物質、すなわち基板3と支持材11に接触するように、伸縮配線10を実現可能である。このため、支持材11や基板3が伸長し、また伸長後に原形へと収縮した際においても、異なる材質を用いた場合に生じ得る、異なる材質の接触界面への応力の集中等が抑制される。すなわち、支持材11や基板3における特定の部分への応力の集中が抑制されるため、支持材11や基板3と導体配線12の界面における剥離や、導体配線12の破断の発生を低減可能である。
また、支持材11はエラストマーである。
上記のような構成によれば、伸縮配線10を適切に実現可能である。
上記のような構成によれば、伸縮配線10が、芯材11と、その周りに巻回された導体配線12を備えている。すなわち、導体配線12単体であると柔らかすぎるために取り扱いが難しいところ、芯材11が導体配線12をその中心位置で支持する構造となっているために取り扱いが容易であり、これを使用した電子部品2、装置1の製造が容易となる。
また、導体配線12の内側に位置する支持材11の断面形状が円状であるため、導体配線12と支持材11との接触面を広くすることができる。したがって、支持材11により導体配線12を効果的に支持できる。
上記のような構成によれば、上記のような電子部品2を適切に実現可能である。
また、表示素子6は発光素子である。
上記のような構成によれば、ウェアラブルな表示装置1を適切に実現可能である。
次に、図7を用いて、上記第1実施形態として示した伸縮配線10の第1変形例を説明する。図7は、本変形例における伸縮配線の側面図である。本変形例における伸縮配線30は、第1実施形態として示した伸縮配線10とは、ピッチ長半径比P/rが同じ導体配線12を複数備え、複数の導体配線12が一の方向すなわち軸線Cの延在する方向に間隔Gを開けた多重螺旋構造で設けられている点が異なっている。
特に、本変形例においては、伸縮配線30は2つの導体配線12A、12Bを備え、これら導体配線12A、12Bにより2重螺旋構造が形成されている。
特に、上記のような構成によれば、導体配線12の電気抵抗をいっそう低減可能である。
また、複数の導体配線12A、12Bの中の一本が破断した際においても、他の導体配線12A、12Bによる導通が保障される。
次に、図8を用いて、上記第1実施形態として示した表示装置1の第2変形例を説明する。図8は、本変形例における表示装置の模式的な断面図である。本変形例における表示装置40は、第1実施形態として示した表示装置1とは、基板43が第1実施形態のように第1支持部4と第2支持部5を備えておらず単体の部品として形成されており、表示装置40を形成する各部品が、この単体として形成されている基板43の内部に埋設されている点が異なっている。
本変形例の表示装置40は、上記のような電子部品42と、表示素子6を備え、基板43に表示素子6が埋設され、伸縮配線10は表示素子6に接続されている。
次に、第2実施形態を説明する。図9は、第2実施形態における電子部品52、伸縮配線60の説明図である。
本第2実施形態における伸縮配線60においては、第1実施形態において説明した導体配線12が、基板53内に埋設されている。基板53は、第1支持部54と第2支持部55を備え、第1及び第2の支持部54、55は、導体配線12を挟んで互いに対向して接合されている。
これにより、特に本実施形態においては、導体配線12の螺旋の内側にまで、基板53を形成する材質が充満されている。ここで、例えば、図9において、図3(a)と同様に、導体配線12の内側に、導体配線12の螺旋形状が巻回して沿うような円筒体53Cを想定することができる。この円筒体53Cは、図3(a)における、断面形状が円状の芯材すなわち支持材11に相当する。このように、導体配線12の少なくとも螺旋の内側は、基板(支持材)53により接触、支持されている。
上記のような構成によれば、伸縮配線60は、伸縮性を備える絶縁体により形成された支持材53Cと、螺旋状に巻回された導体配線12を備えているため、軸線方向に引張力が作用した場合に容易に伸長し、引張力から開放された場合に原形へと収縮する。導体配線60は螺旋状に巻回されているため、二次元平面内で配線を伸縮させる構造よりも破断伸びが大きくなり、三次元曲面に対する追従性も優れている。
上記のような伸縮配線60が、伸縮性を備える基板53に埋設されて電子部品52が形成されており、導体配線12の周囲が基板53や支持材53Cに広く接触するように、電子部品52を実現可能であるため、電子部品52全体が良好な伸縮性を備えつつも、伸長収縮の際に導体配線12と周囲の物質の間に生じる応力が広く分散され、クラックが生じる可能性を低減することができる。
上記のような構成によれば、導体配線12の周囲が、同じ材質の物質、すなわち基板53と支持材53Cに接触するように、伸縮配線60を実現可能である。このため、支持材53Cや基板53が伸長し、また伸長後に原形へと収縮した際においても、異なる材質を用いた場合に生じ得る、異なる材質の接触界面への応力の集中等が抑制される。すなわち、支持材53Cや基板53における特定の部分への応力の集中が抑制されるため、支持材53Cや基板53と導体配線12の界面における剥離や、導体配線12の破断の発生を低減可能である。
また、支持材53Cはエラストマーである。
上記のような構成によれば、伸縮配線60を適切に実現可能である。
上記のような構成によれば、上記のような電子部品52を適切に実現可能である。
また、表示素子は発光素子である。
上記のような構成によれば、ウェアラブルな表示装置50を適切に実現可能である。
次に、図10を用いて、上記第2実施形態として示した表示装置50、電子部品52の変形例を説明する。図10は、本変形例における表示装置70、電子部品72、伸縮配線80の説明図である。本変形例における表示装置70は、第2実施形態として示した表示装置50とは、基板73が第2実施形態のように第1支持部54と第2支持部55を備えておらず単体の部品として形成されており、表示装置70を形成する各部品が、この単体として形成されている基板73の内部に埋設されている点が異なっている。
本変形例においても、図3(a)と同様に、導体配線12の内側に、導体配線12の螺旋形状が巻回して沿うような円筒体73Cを想定することができる。この円筒体73Cは、図3(a)における、断面形状が円状の芯材すなわち支持材11に相当する。
また、第1実施形態の第1変形例においては、2つの導体配線12により二重螺旋構造が形成されていたが、多重螺旋構造を形成する導体配線12の数は、3以上であってもよい。
また、例えば第1実施形態において、伸縮配線10の自然長は、支持材11の自然長と同一であったが、これに限られない。すなわち、伸縮配線の自然長は、支持材の自然長と同一で無くてもよい。例えば、伸縮配線を自然長から圧縮した状態で、自然長の支持体に設置することで、伸縮配線の自然長を支持材の長さが自然長よりも長い点におくことができる。また、同様の構成は、伸縮配線を自然長に維持したまま、支持材を伸長させた状態で設置することでも可能である。このような構成にすることで、最大の歪み量の絶対値を低減することができ、支持材のより長大な伸長に対応できる。
例えば、第2実施形態として示した伸縮配線60が、第1実施形態の第1変形例として示したような、多重螺旋構造を備えていてもよい。
2、42、52、72 電子部品
3、43、53、73 基板
4、54 第1支持部
5、55 第2支持部
6 表示素子
10、30、60、80 伸縮配線
11、53C、73C 支持材
12、12A、12B 導体配線
C 軸線
Claims (9)
- 伸縮性を備える絶縁体により形成された支持材と、
一の方向に延びる軸線の周りに螺旋状に巻回され、少なくとも内側が前記支持材に支持された導体配線と、
を備えた伸縮配線と、
当該伸縮配線が埋設された、伸縮性を備える基板と、を備える、電子部品。 - 前記基板は、前記支持材と同じ材質により形成されている、請求項1に記載の電子部品。
- 前記導体配線の材料が、銅、金、銀、アルミニウム、チタン、モリブデン、タングステン、ニッケル、鉄、及びこれらの合金のいずれかである、請求項1または2に記載の電子部品。
- 前記支持材はエラストマーである、請求項1から3のいずれか一項に記載の電子部品。
- 前記伸縮配線が前記導体配線を複数備え、複数の前記導体配線が前記一の方向に間隔を開けた多重螺旋構造で設けられている、請求項1から4のいずれか一項に記載の電子部品。
- 前記支持材は、断面形状が円状、楕円状、または角丸長方形の芯材であり、前記導体配線は、前記芯材の周りに巻回されている、請求項1から5のいずれか一項に記載の電子部品。
- 前記基板は、第1支持部と第2支持部を備え、
当該第1及び第2の支持部は、前記伸縮配線を挟んで互いに対向して接合されている、請求項1から6のいずれか一項に記載の電子部品。 - 請求項1から6のいずれか一項に記載の電子部品と、
表示素子を備え、
前記基板に前記表示素子が埋設され、
前記伸縮配線は前記表示素子に接続されている、表示装置。 - 前記表示素子は発光素子である、請求項8に記載の表示装置。
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